(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記聴覚障害が、聴覚神経障害、聴覚処理障害、突発性難聴を含む難聴、騒音性難聴、物質誘発性難聴、60歳を超える成人の難聴(老人性難聴)、及び耳鳴りからなる群から選択される、請求項2又は3記載の医薬組成物。
前記聴覚障害が、聴覚神経障害、聴覚処理障害、突発性難聴を含む難聴、騒音性難聴、物質誘発性難聴、60歳を超える成人の難聴(老人性難聴)、及び耳鳴りからなる群から選択される、請求項9又は10記載の使用。
【実施例】
【0129】
(実験)
本発明は下記に記載される化合物により説明される。下記の実施例は、本発明の具体的
な化合物の実験室の合成を説明し、化合物又はプロセスに関してどのようにも本発明の範
囲を限定しないものとする。具体的な試薬、溶媒、温度、及び期間が利用されるが、類似
の結果を生み出すのに利用できる多くの可能な等価な代替物があることが理解される。本
発明は、そのような等価物を含むものとする。
【0130】
(分析装置)
出発物質、試薬、及び溶媒は製造業者から入手し、特記されない限りさらに精製するこ
となく使用した。特記されない限り、キラル中心のある化合物は全てラセミ体である。反
応が、より完全に記載される先の反応に類似の方法で実施されたと記載される場合、利用
される全般的な反応条件は基本的に同じであった。利用された後処理条件は、当分野にお
いて標準的な種類のものであったが、反応によっては改変されたこともある。出発物質は
、必ずしも言及されたバッチから製造されたのではないことがある。合成された化合物は
、例えば85%〜98%の範囲の様々な純度を有し得る。いくつかの場合において、モル数及び
収率の計算をこれに対して調整する。
【0131】
プロトン磁気共鳴(NMR)スペクトルは、300、400、500、若しくは600MHzでVarian装置に
より、又は400MHzでBruker装置により記録した。ケミカルシフトは、残留溶媒の線を内部
標準として使用してppm(δ)で報告する。分裂パターンは、s(シングレット)、br.s(ブロ
ードシングレット)、d(ダブレット)、t(トリプレット)、q(カルテット)、dd(ダブレット
のダブレット)、dt(トリプレットのダブレット)、及びm(マルチプレット)を表す。NMRス
ペクトルは、25〜30℃の温度で記録した。
【0132】
HPLC(ウォークアップ):rt=x分と示されているHPLC分析は、Luna 3u C18(2) 100Aカラム
(50×2.0 mm、3μm粒径)を使用するAgilent 1100シリーズ装置で実施した[移動相、溶媒A
:(水+0.05% TFA)、溶媒B:(アセトニトリル+0.05% TFA)、勾配:8分で100%の(A)から95%の(
B)。カラムT=40℃。流速=1 ml/分。UV検出波長=220 nm]。記載される化合物の分析キャラ
クタリゼーションにおいて、この方法の利用を「HPLC」により示す。
【0133】
直接注入質量スペクトル(MS)は、ES(+)及びES(-)イオン化モードで運転する、Agilent
1100シリーズLC/MSD質量分析計で実施した[ES(+):質量範囲:100-1000amu。注入溶媒:水+0
.1% HCO
2H/CH
3CN 50/50。ES(-):質量範囲:100-1000amu。注入溶媒:水+0.05% NH
4OH/CH
3CN
50/50]。記載される化合物の分析キャラクタリゼーションにおいて、この方法の利用を
「MS_1(ESI)」により示す。
【0134】
或いは、質量スペクトル(MS)は、HPLC装置Agilent 1100シリーズに接続した、ES(+)及
びES(-)イオン化モードで運転する質量分析計で実施した[LC/MS-ESI(+)分析は、Supelcos
il ABZ+Plus(33×4.6mm、3μm)で行なった(移動相:2.2分で、10%[CH
3CN+0.05%TFA]から90
%[CH
3CN+0.05% TFA]及び10%[水]へ、これらの条件下で2.8分間。T=45℃、流量=0.9mL/分)
]。記載される化合物の分析キャラクタリゼーションにおいて、この方法の利用を「MS_2(
ESI)」により示す。
【0135】
HPLC-質量スペクトル(HPLC-MS)は、ポジティブ又はネガティブエレクトロスプレーイオ
ン化モードで酸性及び塩基性の両方の勾配条件において運転する、HPLC装置Agilent 1100
シリーズに接続したAgilent 1100シリーズLC/MSD質量分析計により測定した。(酸性勾配
):LC/MS-ES(+又は-)分析は、Supelcosil ABZ+Plusカラム(33×4.6mm、3μm)で実施した
。移動相:A:(水+0.1% HCO
2H)/B:CH
3CN。勾配(標準法):t=0分0%(B)、5分で0%(B)から95%
(B)へ、1.5分継続、0.1分で95%(B)から0%(B)へ、停止時間8.5分。カラムT=室温。流速=1m
l/分。記載される化合物の分析キャラクタリゼーションにおいて、この方法の利用を「LC
-MS_A」により示す。(塩基性勾配):LC/MS-ES(+又は-)分析は、XTerra MS C18カラム(30
×4.6 mm、2.5μm)で実施した。移動相:A:(5 mM NH
4HCO
3水溶液+アンモニア(pH 10))/B:C
H
3CN。勾配:t=0分0%(B)、0.4分で0%(B)から50%(B)へ、3.6分で50%(B)から95%(B)へ、1分
継続、0.1分で95%(B)から0%(B)へ、停止時間5.8分。カラムT=室温。流速=1.5mL/分]。質
量範囲ES(+又は-):100-1000 amu。UV検出範囲:220-350 nm。記載される化合物の分析キャ
ラクタリゼーションにおいて、この方法の利用を「LC-MS_B」により示す。
【0136】
(品質管理):酸性条件下でのLC/MS-ES+は、Zorbax SB C18カラム(1.8 μm 3×50 mm)
で実施した。移動相:A:(H
2O+0.05体積% TFA)/B:(CH
3CN+0.05体積% TFA)。勾配:t=0分0%(B
)、2.5分で0から95%(B)、0.2分間95%(B)、0.2分で95から100%(B)、0.4分間100%(B)、0.1
分で100%から0%(B)。停止時間4分。カラムT=60℃。流速:1.5 ml/分。質量範囲ES+:(100-1
000 amu、F=60)。UV検出波長:DAD 1A=220.8、DAD 1B=254.8。記載される化合物の分析キ
ャラクタリゼーションにおいて、この方法の利用を「LC/MS:QC_3_MIN」により示す。
【0137】
(酸性勾配による超高速液体クロマトグラフィー)
全イオン電流(TIC)及びDAD UVクロマトグラフィートレースは、ピークに関連するMS及
びUVスペクトルと共に、2996 PDA検出器を備え、ポジティブ又はネガティブエレクトロス
プレーイオン化モードで運転するWaters Micromass ZQ(商標)質量分析計に接続したUPLC/
MS Acquity(商標)システムで測定した[LC/MS-ES(+又は-):分析は、Acquity(商標)UPLC
BEH C18カラム(50×2.1mm、1.7μm粒径)を使用して実施した。(全般的方法):移動相:A
:(水+0.1% HCO
2H)/B:(CH
3CN+0.06% HCO
2H)。勾配:t=0分3%(B)、t=0.05分6%(B)、t=0.57分
70%(B)、t=1.06分99%(B)、0.389分継続、t=1.45分3%(B)、停止時間1.5分。カラムT=40℃
。流速=1.0mL/分。質量範囲:ES(+):100-1000 amu。ES(-):100-800 amu。UV検出範囲:210-
350 nm。記載される化合物の分析キャラクタリゼーションにおいて、この方法の利用を「
UPLC」により示す。(第1フォーカス法):移動相:A:(水+0.1% HCO
2H)/B:(CH
3CN+0.1% HCO
2H)。勾配:t=0分3%(B)、t=1.06分99%(B)、t=1.45分99%(B)、t=1.46分3%(B)、停止時間1.5
分。カラムT=40℃。流速=1.0 mL/分。質量範囲:ES(+):100-1000 amu。ES(-):100-800 amu
。UV検出範囲:210-350 nm。記載される化合物の分析キャラクタリゼーションにおいて、
この方法の利用を「UPLC_s」により示す。(第2フォーカス法):移動相:A:(水+0.1% HCO
2
H)/B:(CH
3CN+0.1% HCO
2H)。勾配:t=0分3%(B)、t=1.5分100%(B)、t=1.9分100%(B)、t=2分3
%(B)、停止時間2分。カラムT=40℃。流速=1.0 mL/分。質量範囲:ES(+):100-1000 amu。ES
(-):100-800 amu。UV検出範囲:210-350 nm。記載される化合物の分析キャラクタリゼーシ
ョンにおいて、この方法の利用を「UPLC_ipqc」により示す。
【0138】
(塩基性勾配による超高速液体クロマトグラフィー)
全イオン電流(TIC)及びDAD UVクロマトグラフィートレースはピークに関連するMS及びU
Vスペクトルと共に、PDA検出器を備え、ポジティブ及びネガティブ交互エレクトロスプレ
ーイオン化モードで運転するWaters SQD質量分析計に接続したUPLC/MS Acquity(商標)シ
ステムで測定した[LC/MS-ES+/-:分析は、Acquity(商標)UPLC BEH C18カラムを利用して
実施した(50×2.1mm、1.7μm粒径)。移動相:A:(10mM NH
4HCO
3水溶液(アンモニアによりpH
10に調整))/B:CH
3CN。勾配:t=0分3%(B)、t=1.06分99%(B)、0.39分継続、t=1.46分3%(B)
、停止時間1.5分。カラムT=40℃。流速=1.0 mL/分。質量範囲:ES(+):100-1000 amu。ES(-
):100-1000 amu。UV検出範囲:220-350 nm。記載される化合物の分析キャラクタリゼーシ
ョンにおいて、この方法の利用を「UPLC_B」により示す。
【0139】
マイクロ波照射を含む反応に関しては、Personal Chemistry Emrys(商標)Optimizer
又はBiotage Initiatorを使用した。
いくつかの調製物において、Biotageマニュアルフラッシュクロマトグラフィー(Flash+
)、Biotage自動フラッシュクロマトグラフィー(Horizon、SP1及びSP4)、Companion Combi
Flash (ISCO)自動フラッシュクロマトグラフィー、Flash Master Personal又はVac Maste
rシステムズを使用して精製を行った。
フラッシュクロマトグラフィーは、230-400メッシュのシリカゲル(Merck AG社、ダル
ムシュタット、ドイツにより供給)又は300-400メッシュのシリカゲル(Sinopharm Chemi
cal Reagent社により供給)、Varian Mega Be-Si充填済みカートリッジ、充填済みBiotag
eシリカカートリッジ(例えば、Biotage SNAPカートリッジ)、KP-NH充填済みフラッシュ
カートリッジ、ISOLUTE NH
2充填済みカートリッジ、又はISCO RediSepシリカカートリッ
ジで実施した。
【0140】
SPE-SCXカートリッジは、Varian社により供給されるイオン交換固相抽出カラムである
。SPE-SCXカートリッジと共に使用された溶離液は、DCM及びMeOH又はMeOHのみ、それに続
いてMeOH中のアンモニア溶液である。回収したフラクションは、特記されない限り、MeOH
中のアンモニア溶液により溶離されたものである。
SPE-Siカートリッジは、Varian社により供給されるシリカ固相抽出カラムである。
【0141】
いくつかの調製物において、Waters 2996 PDA検出器を備え、ポジティブ及びネガティ
ブエレクトロスプレーイオン化モードES+、ES-(質量範囲100-1000又は100-900)で運転す
るZQ(商標)質量分析計(Waters)に接続したMass-Directed Autopurification(MDAP)シス
テムFractionlynx(商標)で精製を実施した。
一組の半分取勾配を利用した。
【0142】
(方法A:クロマトグラフィー塩基性条件)
カラム:室温でのXTerra Prep MS C18 OBD(150mm×30mm 10μm粒径)
移動相:A:(水+10mM重炭酸アンモニウム水溶液(アンモニアによりpH 10に調整)、B:アセ
トニトリル
流速:40 ml/分
勾配:0.5分間10%(B)、12.5分で10%(B)から95%(B)へ、3分で95%(B)から100%(B)へ。
【0143】
(方法B:クロマトグラフィー塩基性条件)
カラム:室温でのXTerra Prep MS C18 OBD(150mm×30mm 10μm粒径)
移動相:A:水+10mM重炭酸アンモニウム水溶液(アンモニアによりpH 10に調整)、B:アセ
トニトリル
流速:40 ml/分
勾配:1分で20%から25%(B)へ、12分で25%(B)から65%(B)へ、0.5分で65%(B)から100%(B)へ
。
【0144】
(方法C:クロマトグラフィー塩基性条件)
カラム:室温でのWaters Xbridge C18 OBD(50mm×19mm 5μm粒径)
移動相:A:水+10mM重炭酸アンモニウム水溶液(アンモニアによりpH 10に調整)、B:アセ
トニトリル
流速:17 ml/分
勾配:1分で20%(B)から25%(B)へ、9分で25%(B)から55%(B)へ、2分で55%(B)から100%(B)へ
、0.1分で20%(B)に戻る。
【0145】
(方法D:クロマトグラフィー酸性条件)
カラム:室温でのWaters Xbridge C18 OBD(50mm×19mm 5μm粒径)
移動相:A:(水+水中0.1%ギ酸);B:アセトニトリル
流速:17 ml/分
勾配:1分で20%(B)から25%Bへ、9分で25%(B)から55%(B)へ、2分で55%(B)から100%(B)へ、0
.1分で20%(B)に戻る。
【0146】
(方法E:クロマトグラフィー塩基性条件)
カラム:室温でのWaters Xbridge C18 OBD(50mm×19mm 5μm粒径)
移動相:A:(水+10mM重炭酸アンモニウム水溶液(アンモニアによりpH 10に調整))、B:アセ
トニトリル
流速:17 ml/分
勾配:1分で10%(B)から15%(B)へ、7分で15%(B)から70%(B)へ、1分で70%(B)から100%(B)へ
、2分間100%(B)、0.1分で10%(B)に戻る。
【0147】
(方法F:クロマトグラフィー塩基性条件)
カラム:Phenomenex Gemini AXIA C18(50×21.2mm 5μm粒径)
移動相:A:水+10mM重炭酸アンモニウム水溶液(アンモニアによりpH 10に調整))、B:アセト
ニトリル
流速:17 ml/分
勾配:1分で10%(B)から15%(B)へ、8分で15%(B)から65%(B)へ、1分で65%(B)から100%(B)へ
、1分で10%(B)に戻る。
【0148】
(方法G:クロマトグラフィー塩基性条件)
カラム:Phenomenex Gemini AXIA C18(50×21.2mm 5μm粒径)
移動相:A:水+10mM重炭酸アンモニウム水溶液(アンモニアによりpH 10に調整))、B:アセト
ニトリル
流速:17 ml/分
勾配:1分で10%(B)から15%(B)へ、7分で15%(B)から70%(B)へ、1分で70%(B)から100%(B)へ
、2分間100%(B)、0.1分で10%(B)に戻る。
【0149】
(略語)
CDCl
3 重水素化クロロホルム
cHex シクロヘキサン
CV カラム体積
DCM ジクロロメタン
DIPEA N,N-ジイソプロピルエチルアミン
DMAP 4-ジメチルアミノピリジン
DMF N,N-ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
DMSO-d
6 重水素化ジメチルスルホキシド
EDC.HCl N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N'-エチルカルボジイミド塩酸塩
Et
2O ジエチルエーテル
EtOAc 酢酸エチル
h 時間
H
2 気体状水素
HATU (O-7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N',N'-テトラメチルウロニウムヘキサ
フルオロホスフェート)
HBTU O-ベンゾトリアゾール-1-イル-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェー
ト
HCO
2H ギ酸
HCl 塩化水素
HNO
3 硝酸
HOBt.H
2O 1-ヒドロキシベンジルトリアゾール水和物
H
2SO
4 硫酸
K
2CO
3 炭酸カリウム
KHDMS カリウムヘキサメチルジシラジド
KOH 水酸化カリウム
MeCN/CH
3CN アセトニトリル
MeOH メタノール
MeOD 重水素化メタノール
MDAP 質量分析計直結(mass-directed)自動精製
MOM メトキシメチル
N
2 気体状窒素
NaBH(OAc)
3 ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド
NaHCO
3 炭酸水素ナトリウム
NaNO
2 亜硝酸ナトリウム
Na
2CO
3 炭酸ナトリウム
NaOH 水酸化ナトリウム
NH
4OH 水酸化アンモニウム
NH
4HCO
3H 重炭酸アンモニウム
NMR 核磁気共鳴
Pd/C パラジウムカーボン
PE 石油エーテル
r.t. 室温
SCRC Sinopharm Chemical Reagent社
T3P プロピルホスホン酸無水物
tBuOK カリウムtert-ブトキシド
TBTU o-ベンゾトリアゾール-1-イル-n,n,n',n'-テトラメチルウロニウムテトラフルオロ
ボラート
TEA トリエチルアミン
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TsOH*H
2O 4-メチルベンゼンスルホン酸水和物、p-トルエンスルホン酸水和物
【0150】
(中間体1)
(2-[(2-プロピン-1-イルオキシ)メチル]フラン)
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
アルゴン下0℃で撹拌されている水素化ナトリウム(1.570 g、39.2 mmol)のDMF(46 ml)
中の懸濁液に、2-フラニルメタノール(3.5 g、35.7 mmol)のDMF(4 ml)溶液を20分で滴加
した。該反応混合物を0℃で15分間攪拌した。トルエン中の80%の3-ブロモ-1-プロピン(4.
24 g、35.7 mmol)を、0℃で10分間滴加し、次いで混合物を室温で一晩撹拌したままにし
た。水を加え、次いで、該混合物をエチルエーテルで3回抽出した。有機相を硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、シクロヘキサン/酢酸エチルの95/5から85/
15の勾配により溶離する、シリカのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP1装置)に
より精製した。蒸発させると標記化合物(1.63 g)を与えた。
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0151】
(中間体2〜3)
(1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オール及び1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-5-オール)
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
アルゴン下室温で撹拌されている[2-[(2-プロピン-1-イルオキシ)メチル]フラン](中間
体1、1.63 g)のアセトニトリル(60 ml)溶液に、ニートの三塩化金(0.182 g、0.599 mmol)
を加えた。該反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、三塩化金を加え(120 mg)、2
時間後、さらに三塩化金を加えた(226 mg)。1時間後、該混合物を濃縮し、粗製物を、90/
10のシクロヘキサン/酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP1)
により精製した。2つのフラクションを蒸発させると、それぞれ標記化合物を与えた:1,3-
ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オール(100mg)及び1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-5-オール(
356mg)。
(中間体2:1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オール)
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
(中間体3:1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-5-オール)
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0152】
(中間体4)
(4-[(4-ニトロフェニル)オキシ]-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン)
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
炭酸カリウム(670 mg、4.85 mmol)、1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オール(中間体2
、110 mg)、及び1-フルオロ-4-ニトロベンゼン(114 mg、0.808 mmol)のN,N-ジメチルホル
ムアミド(DMF)(5 ml)中の懸濁液を、マイクロ波照射下で、100℃で3×30分加熱した。該
混合物を濃縮した。2 mlの水を加え、次いでジクロロメタンを加えた。相を分離し、水相
をジクロロメタンで2回抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮す
ると、標記化合物を与え、それを次の工程に直接使用した。
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0153】
(中間体5)
(4-(1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イルオキシ)アニリン)
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
4-[(4-ニトロフェニル)オキシ]-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン(中間体4、208 mg)、ヒ
ドラジン水和物(0.051 ml、1.618 mmol)、及びPd/C(172 mg、0.162 mmol)のエタノール(6
ml)溶液を、アルゴン下90℃で撹拌した。1.5時間後、該混合物を室温に冷却し、次いで
セライトで濾過した。セライトをメタノールにより洗浄した。有機相を濃縮すると、標記
化合物(136 mg)を与えた。
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0154】
(中間体6)
(1,1-ジメチルエチル((1R)-2-{[4-(1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イルオキシ)フェニ
ル]アミノ}-1-メチル-2-オキソエチル)カルバマート)
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-D-アラニン(97 mg、0.515 mmol)、DIPE
A(0.138 ml、0.792 mmol)、及びTBTU(191 mg、0.594 mmol)の1,2-ジクロロエタン(3 ml)
中の懸濁液を、アルゴン下室温で45分間攪拌した。4-(1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-
イルオキシ)アニリン(中間体5、90 mg)を加え、該混合物を室温で一晩撹拌したままにし
た。ブラインを加え、該混合物を分離管(separator tube)中で分離した。水相をジクロロ
メタンで2回抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を
、100:0から85:15の勾配シクロヘキサン/酢酸エチルを溶離液として利用するクロマトグ
ラフィー(Biotage SP1)により精製すると、標記化合物(109 mg)を与えた。
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0155】
(中間体7)
(N
1-[4-(1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イルオキシ)フェニル]-D-アラニンアミド)
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
1,1-ジメチルエチル((1R)-2-{[4-(1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イルオキシ)フェニ
ル]アミノ}-1-メチル-2-オキソエチル)カルバマート(中間体6、108 mg)及びTFA(1 ml)の
ジクロロメタン(4 ml)溶液を、アルゴン下室温で撹拌した。該反応混合物を室温で1時間
攪拌した。該混合物を濃縮し、残渣をSCXにより精製すると、標記化合物(81 mg)を与えた
。
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0156】
(中間体8)
(1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)エタノンオキシム)
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドロキシルアミン塩酸塩(756 mg、10.9 mmol)及び酢酸ナトリウム三水和物(1.71 g、
12.6 mmol)を23 mlのEtOH/H
2O(7/3)の混合物に溶かした溶液を、2',6'-ジヒドロキシアセ
トフェノン(1.5 g、9.9 mmol)の12 mlの7/3 EtOH/H
2O混合物中の溶液に加えた。N
2下で2
時間還流及び撹拌をした後、7 mlの水に溶かした追加のヒドロキシルアミン塩酸塩(340 m
g、4.9 mmol)及び酢酸ナトリウム三水和物(570 mg、4.19 mmol)を加え、さらに30分間還
流を続けた。室温まで冷却した後、揮発物を除去した。次いで、水を加え、得られた固体
を濾過し、水で洗浄して、乾燥させた。これにより1.3 gの標記化合物を与えた。
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0157】
(中間体9)
(1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)エタノンO-アセチルオキシム)
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)エタノンオキシム(中間体8、588 mg)に、無水酢酸(1.97
ml、20.8 mmol)を加え、該反応混合物を室温で15分間攪拌した。揮発物を除去した後、
水を加え、得られた固体を濾過し、高真空下で乾燥させると、437 mgの標記化合物を与え
た。
【化64】
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【0158】
(中間体10)
(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オール)
【化65】
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1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)エタノンO-アセチルオキシム(中間体9、437 mg)に、ピ
リジン(4.0 ml)を加え、該反応混合物を還流状態で2時間攪拌した。HCl(4.0 mlの5M水溶
液)を加えた後、該混合物をEt
2Oで3回抽出し、集めた有機層をHCl(1M、水溶液)で洗浄し
た。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。蒸発させると標記化合物(137 mg)を
与えた。
【化66】
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【0159】
(中間体11)
(3-メチル-4-[(4-ニトロフェニル)オキシ]-1,2-ベンゾイソキサゾール)
【化67】
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3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オール(中間体10、137 mg)を、DMF(3.0 ml)中
の1-フルオロ-4-ニトロベンゼン(130 mg、0.92 mmol)と共に、炭酸カリウム(381 mg、2.8
mmol)と共に撹拌した。該反応混合物を、マイクロ波照射下で110℃で1時間加熱した。揮
発物を除去した後、残渣を、CyHex/EtOAc(100%/0%から0%/100%)により溶離するシリカゲ
ルクロマトグラフィーにより精製すると、標記化合物(100 mg)を与えた。
【化68】
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【0160】
(中間体12)
(4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]アニリン)
【化69】
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3-メチル-4-[(4-ニトロフェニル)オキシ]-1,2-ベンゾイソキサゾール(中間体11、100 m
g)を、窒素雰囲気下で5.0 mlのEtOHに溶解させた。塩化スズ(II)二水和物(417 mg、1.85
mmol)を加えた。次いで、該反応混合物を90℃で5時間攪拌した。揮発物を除去した後、水
を加え、該反応混合物を酢酸エチルで2回抽出した。集めた有機層を5%NaHCO
3水溶液で洗
浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。得られた粗製物をNHカラムによ
り精製し、DCM/MeOH(100/0、次いで、100/0から90/10への勾配、次いで90/10)で溶離する
と、30 mgの標記化合物を与えた。
UPLC-MS: 0.63分、241 [M+H]+。
【0161】
(中間体13)
(1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-メチル-2-({4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イ
ル)オキシ]フェニル}アミノ)-2-オキソエチル]カルバマート)
【化70】
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{4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}アミン(中間体12
、982 mg)を、12.0 mlのDMFに溶解させた。DIPEA(1.07 ml、6.1 mmol)及びHATU(1865 mg
、4.9 mmol)を加えた。15分間攪拌した後、N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル
}-D-アラニン(928 mg、4.9 mmol)を加え、該反応混合物を60℃で2時間撹拌した。揮発物
を除去した後、残渣を、100/0%から0/100%の勾配CyHex/EtOAcで溶離するシリカゲルクロ
マトグラフィーにより精製した。これにより、標記化合物(587 mg)を与えた。
UPLC-MS_B: 0.89分、412 [M+H]+。
【0162】
(中間体14)
(N
1-{4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}-D-アラニンア
ミド)
【化71】
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1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-メチル-2-({4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-
イル)オキシ]フェニル}アミノ)-2-オキソエチル]カルバマート(中間体13、587 mg)を10.0
mlのDCMに溶解させ、次いでTFA(5.0 ml)を加えた。該反応混合物を室温で1時間攪拌した
。揮発物を除去した後、残渣をSCXカートリッジにより精製し、DCM/MeOH/NH
3(2.0M MeOH
溶液)により溶離した。蒸発させると、337 mgの標記化合物を与えた。
UPLC-MS_B: 0.71分、312 [M+H]+。
【0163】
(中間体15)
(5-メチルベンゼン-1,3-ジイルジアセタート)
【化72】
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5-メチル-1,3-ベンゼンジオール(2.0 g、16.11 mmol)を20.0 mlのジクロロメタンに溶
解させ、TEA(11.23 ml、81.0 mmol)を加えた。次いで、0℃で、無水酢酸(4.56 ml、48.30
mmol)を加えて、該反応混合物を室温で50時間撹拌した。水(20.0 ml)を加えた後、該反
応混合物を3時間撹拌した。次いで、相を分離して、水相をジクロロメタンで抽出した(2
回)。集めた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ
ると、標記化合物(3.33 g)を与えた。
【化73】
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【0164】
(中間体16)
(1-(2,6-ジヒドロキシ-4-メチルフェニル)エタノン)
【化74】
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5-メチルベンゼン-1,3-ジイルジアセタート(中間体15、3.33 g)のクロロベンゼン(5.0
ml)溶液を、AlCl
3(6.40 g、48.0 mmol)のクロロベンゼン(15.0 ml)中の懸濁液に滴加した
。該反応混合物を90℃で1時間撹拌し、次いで室温に冷却して、氷と2M HCl水溶液(16 ml)
との混合物の上にピペットで移した。酢酸エチルを加え、2相を分離した。有機相をブラ
インで2回洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。得られた残
渣を、100/0から70/30の勾配Cy-Hex/EtOAc、次いで70/30の均一濃度、さらに70/30から50
/50の別な勾配、さらに50/50の均一濃度により溶離するシリカゲルクロマトグラフィーに
より精製した。これにより、標記化合物(940 mg)を与えた。
【化75】
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【0165】
(中間体17)
(1-(2,6-ジヒドロキシ-4-メチルフェニル)エタノンオキシム)
【化76】
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ヒドロキシルアミン塩酸塩(470 mg、6.76 mmol)及び酢酸ナトリウム三水和物(590 mg、
4.34 mmol)を20 mlのEtOH/H
2O(7/3)の混合物に溶かした溶液を、1-(2,6-ジヒドロキシ-4-
メチルフェニル)エタノン(中間体16、940 mg)の15 mlのEtOH/H
2O(7/3)混合物中の溶液に
加えた。N
2下で2時間還流及び撹拌をした後、5 mlの水に溶かした追加のヒドロキシルア
ミン塩酸塩(159 mg、2.29 mmol)及び酢酸ナトリウム三水和物(199 mg)を加えた。該反応
混合物を一晩還流加熱した。室温に冷却した後、揮発物を除去した。水を加え、生じた固
体を濾過し、水で洗浄し、乾燥させると、829 mgの標記化合物を与えた。
【化77】
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【0166】
(中間体18)
(1-(2,6-ジヒドロキシ-4-メチルフェニル)エタノンO-アセチルオキシム)
【化78】
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1-(2,6-ジヒドロキシ-4-メチルフェニル)エタノンオキシム(中間体17、829 mg)に、無
水酢酸(2.6 ml、27.5 mmol)を加え、該反応混合物を室温で1時間攪拌した。揮発物を除去
した後、残渣を水で洗浄し、濾過し、乾燥させた。これにより1.0 gの標記化合物を与え
た。
【化79】
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【0167】
(中間体19)
(3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オール)
【化80】
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1-(2,6-ジヒドロキシ-4-メチルフェニル)エタノンO-アセチルオキシム(中間体18、1.0
g)に、ピリジン(10 ml)を加え、該反応混合物を、N
2下、還流状態で2時間攪拌した。HCl(
10.0 mlの5M水溶液)を加えた後、該混合物をEt
2Oで3回抽出し、集めた有機相をHCl(1M)で
洗浄した。次いで、分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると
、345 mgの標記化合物を与えた。
【化81】
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【0168】
(中間体20)
(3,6-ジメチル-4-[(4-ニトロフェニル)オキシ]-1,2-ベンゾイソキサゾール)
【化82】
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3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オール(中間体19、345 mg)をアセトニトリ
ル(10.0 ml)に溶解させ、次いで1-フルオロ-4-ニトロベンゼン(298 mg、2.11 mmol)及び
炭酸カリウム(877 mg、6.34 mmol)を加えた。該反応混合物を一晩撹拌及び還流加熱した
。揮発物を除去した後、残渣を、100/0から50/50の勾配cHex/EtOAcで溶離するシリカゲル
クロマトグラフィーにより精製すると、標記化合物(208 mg)を与えた。
【化83】
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【0169】
(中間体21)
({4-[(3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}アミン)
【化84】
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3,6-ジメチル-4-[(4-ニトロフェニル)オキシ]-1,2-ベンゾイソキサゾール(中間体20、2
08 mg)をエタノール(10.0 ml)に溶解させ、塩化スズ二水和物(991 mg、4.39 mmol)を加え
た。次いで、該反応混合物を4時間攪拌及び還流加熱した。揮発物を除去した後、水を加
え、該反応混合物を酢酸エチルで2回抽出した。次いで、集めた有機物を硫酸ナトリウム
で乾燥させ、濾過し、蒸発させると、260 mgの標記化合物を与えた。
UPLC-MS: 0.60分、255 [M+H]+。
【0170】
(中間体22)
(1,1-ジメチルエチル[(1R)-2-({4-[(3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オ
キシ]フェニル}アミノ)-1-メチル-2-オキソエチル]カルバマート))
【化85】
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{4-[(3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}アミン(中間
体21、260 mg)を、8.0 mlのDMFに溶解させた。DIPEA(0.188 ml、1.074 mmol)及びHATU(32
7 mg、0.86 mmol)を加えた。15分間攪拌した後、N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カル
ボニル}-D-アラニン(163 mg、0.86 mmol)を加え、該反応混合物を60℃で2時間撹拌した。
揮発物を除去した後、残渣を、100/0から0/100の勾配cHex/EtOAcで溶離するシリカゲルク
ロマトグラフィーにより精製すると、標記化合物(74 mg)を与えた。
UPLC-MS_B: 0.93分、426 [M+H]+。
【0171】
(中間体23)
(N
1-{4-[(3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}-D-アラニ
ンアミド)
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
1,1-ジメチルエチル[(1R)-2-({4-[(3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)
オキシ]フェニル}アミノ)-1-メチル-2-オキソエチル]カルバマート)(中間体22、74 mg)を
3.0 mlのジクロロメタンに溶解させた。TFA(1.5 ml)を加えて、該反応混合物を室温で1時
間撹拌した。揮発物を除去した後、残渣をSCXカートリッジにより精製し、DCM/MeOH/NH
3(
2.0M MeOH溶液)により溶離した。揮発物を蒸発させると、54 mgの標記化合物を与えた。
UPLC-MS_B: 0.76分、326 [M+H]+。
【0172】
(中間体24)
(1,1-ジメチルエチル[1,1-ジメチル-2-({4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イ
ル)オキシ]フェニル}アミノ)-2-オキソエチル]カルバマート)
【化87】
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{4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}アミン(中間体23
、30 mg)を、5.0 mlのDMFに溶解させた。DIPEA(0.033 ml、0.19 mmol)及びHATU(57 mg、0
.15 mmol)を加えた。15分間攪拌した後、N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-
2-メチルアラニン(30.5 mg、0.15 mmol)を加え、該反応混合物を60℃で2時間撹拌した。
揮発物を除去した後、残渣を、勾配cHex/EtOAc(100/0から0/100)で溶離するシリカゲルク
ロマトグラフィーにより精製すると、標記化合物(34 mg)を与えた。
UPLC-MS_B: 0.91分、426 [M+H]+。
【0173】
(中間体25)
(2-メチル-N
1-{4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}アラ
ニンアミド)
【化88】
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1,1-ジメチルエチル[1,1-ジメチル-2-({4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イ
ル)オキシ]フェニル}アミノ)-2-オキソエチル]カルバマート(中間体24、34 mg)を4.0 ml
のジクロロメタンに溶解させ、次いでTFA(1.0 ml)を加えた。該反応混合物を室温で1時間
攪拌した。揮発物を除去した後、残渣をSCXカートリッジに入れ、ジクロロメタン、MeOH
、NH
3(2.0M MeOH溶液)で連続的に溶離した。蒸発させると、18 mgの標記化合物を与えた
。
【化89】
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【0174】
(中間体26)
(1,3-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン)
【化90】
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レゾルシノール(3.0 g、27.2 mmol)をDMF(50.0 ml)に溶解させ、0℃でNaH(4.36 g、109
mmol、60重量%)を加えた。その温度で30分間攪拌した後、クロロメチルメチルエーテル(
8.28 ml、109 mmol)を加え、該反応物を放置して室温にし、一晩撹拌した。該混合物をNa
HCO
3飽和水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。次いで、集めた有機層をブライン
で洗浄し、乾燥させ、濾過し、蒸発させた。得られた残渣をシリカゲルカラムに入れ、シ
クロヘキサン/EtOAc(100/0から50/50)により溶離すると、標記化合物(4.94 g)を与えた。
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0175】
(中間体27)
(1-(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)-1-プロパノン)
【化92】
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1,3-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン(中間体26、2.02 g)を、窒素下でTH
F(7.0 mL)に溶解させ、BuLiの溶液(1.6Mのヘキサン溶液7.64 ml、12.2 mmol)を加えた。
室温で1時間撹拌し、-78℃に冷却した後、無水プロパン酸(5.23 ml、40.8 mmol)を加え、
該混合物をその温度で15分間攪拌した。水でクエンチした後、該混合物を酢酸エチルで抽
出した。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。次いで、得ら
れた粗製物をシリカゲルカラムに入れ、シクロヘキサン/EtOAc(10/0から9/1、次いで9/1
、次いで9/1から8/2、次いで8/2)により溶離すると、標記化合物(1.706 g)を与えた。
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0176】
(中間体28)
(1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-1-プロパノン)
【化94】
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1-(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)-1-プロパノン(中間体27、1.7
g)をメタノール(50.0 ml)に溶解させ、HClの水溶液(2M水溶液26.7 ml、53.5 mmol)を加え
た。次いで、該反応混合物を2時間還流した。水でクエンチした後、該反応混合物を酢酸
エチルで抽出した。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、
標記化合物(1.11g)を与えた。
【化95】
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【0177】
(中間体29)
(1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-1-プロパノンオキシム)
【化96】
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ヒドロキシルアミン塩酸塩(510 mg、7.3 mmol)及び酢酸ナトリウム三水和物(629 mg、4
.6 mmol)を20 mlのEtOH/H
2O(7/3)の混合物に溶かした溶液を、1-(2,6-ジヒドロキシフェ
ニル)-1-プロパノン(中間体28、1.0 g)の15 mlのEtOH/H
2O(7/3)混合物中の溶液に加えた
。N
2下で一晩還流及び撹拌をした後、4.5 mlの水に溶かした追加のヒドロキシルアミン塩
酸塩(510 mg、7.3 mmol)及び酢酸ナトリウム三水和物(629 mg、4.6 mmol)を加えた。次い
で、該反応混合物をさらに3時間還流加熱した。室温に冷却した後、揮発物を除去した。
次いで、水を加え、該反応混合物を酢酸エチルで抽出した。集めた有機層を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記化合物(1.05g)を与えた。
UPLC: 0.41分、182 [M+H]+; 0.47分、182 [M+H]+。
【0178】
(中間体30)
(1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-1-プロパノンO-アセチルオキシム)
【化97】
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1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-1-プロパノンオキシム(中間体29、716 mg)を、室温の
無水酢酸(2.24 ml、23.7 mmol)中で1時間撹拌した。揮発物を除去した後、残渣を水で洗
浄し、濾過し、乾燥させた。粗製化合物をシリカゲルカラム(Biotage SP1システム)に入
れ、シクロヘキサン/EtOAc(100/0から全て0/100)により溶離すると、標記化合物(269 mg)
を与えた。
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0179】
(中間体31)
(3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オール及び2-エチル-1,3-ベンゾオキサゾール-4
-オール)
【化99】
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1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-1-プロパノンO-アセチルオキシム(中間体30、269 mg)
をピリジン(10.0 ml)に溶解させ、還流状態で2日間攪拌した。HClの水溶液(5M)を加えた
後、該反応混合物を酢酸エチルで3回抽出し、集めた有機層を、HClの水溶液(1M)で洗浄し
た。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。得られた残渣をシリカゲ
ルカラム(Biotage SP1システム)に入れ、シクロヘキサン/EtOAc(1/0から1/1、次いで1/1
、次いで1/1から0/1)により溶離すると、標記化合物を、3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾ
ール-4-オールと2-エチル-1,3-ベンゾオキサゾール-4-オールの混合物(38 mg)として与え
た。
UPLC: 0.59分、164 [M+H]+; 0.61分、164 [M+H]+。
【0180】
(中間体32)
(3-エチル-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]-1,2-ベンゾイソキサゾール)
【化100】
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3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オールと2-エチル-1,3-ベンゾオキサゾール-4-
オールの混合物(中間体31、38 mg)をDMF(3.0 mL)に溶解させ、2-クロロ-5-ニトロピリジ
ン(36.9 mg、0.23 mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(97 mg、0.70 mmol)を加えた。該反
応混合物を、マイクロ波照射下で、110℃で1時間加熱した。揮発物を除去した後、粗製物
をシリカゲルカラムに入れ、シクロヘキサン/EtOAc(1/0から1/1)により溶離すると、標記
化合物(9.5 mg)を与えた。
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0181】
(中間体33)
(6-[(3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]-3-ピリジンアミン)
【化102】
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3-エチル-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]-1,2-ベンゾイソキサゾール(中間体32、
9 mg)を3.0 mlのエタノールに溶解させた。次いで、塩化スズ(II)二水和物(21.4 mg、0.0
95 mmol)を加え、該反応混合物を80℃で3時間撹拌した。水でクエンチし酢酸エチルで抽
出した後、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記化合物を与
えた。
UPLC: 0.62分、256 [M+H]+。
【0182】
(中間体34)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキ
シ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化103】
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6-[(3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]-3-ピリジンアミン(中間体33
)をDMF(0.5 mL)に溶解させ、1 mlのDMF中の(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カル
ボニル}アミノ)ブタン酸(7.7 mg、0.038 mmol)、DIPEA(0.008 mL、0.047 mmol)、及びHAT
U(14.4 mg、0.038 mmol)の混合物に加えた。次いで、該反応混合物を50℃で2時間攪拌し
た。DMFを除去した後、水を加え、該混合物を酢酸エチルで抽出した。集めた有機層を硫
酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。次いで、残渣をシリカゲルカラム(Biota
ge SP1システム)に入れ、Cyhexane/EtOAc(全て10/0から7/3、次いで7/3)により溶離する
と、標記化合物(4.4 mg)を与えた。
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0183】
(中間体35)
((2R)-2-アミノ-N-{6-[(3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]-3-ピリジ
ニル}ブタンアミド)
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキ
シ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート(中間体34、4.4 mg)をジク
ロロメタン(1.0 ml)に溶解させ、0℃でTFA(0.100 ml、1.3 mmol)を加えた。該反応混合物
をその温度で2時間攪拌した。揮発物を除去した後、残渣をSCXカートリッジに入れ、DCM/
MeOH/NH
3(MeOH中2.0M)により溶離すると、標記化合物を与えた。
UPLC: 0.53分、341 [M+H]+。
【0184】
(中間体36)
(1-(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)-2-メチル-1-プロパノン)
【化106】
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1,3-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン(中間体35、2.2 g)を、窒素下でTHF
(8.0 mL)に溶解させ、BuLiの溶液(1.6Mのヘキサン溶液8.32 ml、13.3 mmol)を加えた。室
温で1時間撹拌し-78℃に冷却した後、2-メチルプロパノイルクロリド(4.65 ml、44.4 mmo
l)を加え、該反応混合物をその温度で1時間撹拌した。水でクエンチした後、該反応混合
物を酢酸エチルで抽出した。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発さ
せた。次いで、得られた残渣をシリカゲルカラム(Biotage SP1システム)に入れ、シクロ
ヘキサン/EtOAc(全て10/0から9/1、次いで9/1、次いで9/1から8/2、次いで8/2)により溶
離すると、標記化合物(825 mg)を与えた。
【化107】
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【0185】
該標記化合物を、また下記の代替法により製造した。1,3-ビス{[(メチルオキシ)メチル
]オキシ}ベンゼン(中間体35、1.099 g)を、窒素下でTHF(5.0 mL)に溶解させ、BuLiの溶液
(1.6 Mのヘキサン溶液4.16 ml、6.65 mmol)を加えた。室温で1時間撹拌し、-78℃に冷却
した後、無水イソ酪酸(3.68 ml、22.2 mmol)を加え、該反応混合物をその温度で15分間攪
拌した。水でクエンチした後、該混合物を酢酸エチルで抽出した。集めた有機層を硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。次いで、得られた残渣をシリカゲルカラムに
入れ、Cyhexane/酢酸エチル(全て10/0から9/1、次いで9/1)により溶離すると、759 mgの
標記化合物を与えた。
【0186】
(中間体37)
(1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-2-メチル-1-プロパノン)
【化108】
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1-(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)-2-メチル-1-プロパノン(中間
体36、1.58 g、5.89 mmol)をメタノール(40.0 ml)に溶解させ、HClの水溶液(2M水溶液23.
6 ml、47.1 mmol)を加えた。次いで、該反応混合物を1時間還流した。水でクエンチした
後、該反応混合物を酢酸エチルで抽出した。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
濾過し、蒸発させると、標記化合物(916 mg)を与えた。
【化109】
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【0187】
(中間体38)
(1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-2-メチル-1-プロパノンオキシム)
【化110】
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1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-2-メチル-1-プロパノン(中間体37、416 mg)をピリジン
(2.0 ml)に溶解させ、ヒドロキシルアミン塩酸塩(209 mg、3.0 mmol)を加えた。次いで、
該反応混合物を、室温で一晩撹拌した。夜の後、追加のヒドロキシルアミン塩酸塩(64 mg
、0.92 mmol)を加え、該混合物を100℃で3時間加熱した。揮発物を除去した後、粗製物を
水で処理し、酢酸エチルで抽出した。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、蒸発させると、標記化合物(370 mg)を与えた。
UPLC: 0.47分、196 [M+H]+; 0.50分、196 [M+H]+。
【0188】
(中間体39)
(1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-2-メチル-1-プロパノンO-アセチルオキシム)
【化111】
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1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-2-メチル-1-プロパノンオキシム(中間体38、320 mg)を
、室温の無水酢酸(0.928 ml、9.84 mmol)中で1時間撹拌した。揮発物を除去した後、粗製
物を水で洗浄し、濾過し、乾燥させた。得られた残渣をシリカゲルカラム(Biotage SP1シ
ステム)に入れ、Cyhexane/酢酸エチル(100/0から0/100)により溶離すると、標記化合物(
127 mg)を与えた。
【化112】
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【0189】
(中間体40)
(3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オール及び2-(1-メチルエチル)-1,3-
ベンゾオキサゾール-4-オール)
【化113】
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1-(2,6-ジヒドロキシフェニル)-2-メチル-1-プロパノンO-アセチルオキシム(中間体39
、100 mg)をピリジン(4.0 ml)に溶解させ、還流状態で5日間攪拌した。HClの水溶液(5M)
を加えた後、該反応混合物を酢酸エチルで3回抽出し、集めた有機層を、HClの水溶液(1M)
で洗浄した。次いで、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。得られ
た残渣をシリカゲルカラム(Biotage SP1システム)に入れ、Cyhexane/EtOAc(1/0から1/1、
次いで1/1、次いで1/1から0/1)により溶離すると、13 mgの標記化合物の混合物3-(1-メチ
ルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オール及び2-(1-メチルエチル)-1,3-ベンゾオキ
サゾール-4-オールを与えた。
UPLC: 0.64分、178 [M+H]+; 0.65分、178 [M+H]+。
【0190】
(中間体41)
(3-(1-メチルエチル)-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]-1,2-ベンゾイソキサゾール)
【化114】
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3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-オールと2-(1-メチルエチル)-1,3-
ベンゾオキサゾール-4-オール(中間体40、13 mg)の混合物をDMF(2.0 mL)に溶解させ、2-
クロロ-5-ニトロピリジン(11.6 mg、0.073 mmol)を加え、続いて炭酸カリウム(30 mg、0.
22 mmol)を加えた。該反応混合物を、マイクロ波照射下で、110℃で1時間加熱した。揮発
物を除去した後、得られた残渣をシリカゲルカラム(Biotage SP1システム)に入れ、Cyhex
ane/EtOAc(10/0から9/1、次いで9/1、次いで9/1から8/2)により溶離すると、標記化合物(
8.7 mg)を与えた。
【化115】
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【0191】
(中間体42)
(6-{[3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル]オキシ}-3-ピリジンアミン
)
【化116】
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3-(1-メチルエチル)-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]-1,2-ベンゾイソキサゾール(
中間体41、8.7 mg)を3.0 mlのエタノールに溶解させた。塩化スズ(II)二水和物(19.7 mg
、0.087 mmol)を加え、該反応混合物を80℃で3時間撹拌した。水でクエンチし酢酸エチル
で抽出した後、集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記
化合物を与えた。
UPLC: 0.67分、270 [M+H]+。
【0192】
(中間体43)
(1,1-ジメチルエチル((1R)-1-{[(6-{[3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-
イル]オキシ}-3-ピリジニル)アミノ]カルボニル}プロピル)カルバマート)
【化117】
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6-{[3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル]オキシ}-3-ピリジンアミ
ン(中間体42)をDMF(0.5 mL)に溶解させ、1 mlのDMF中の(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)
オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(7.09 mg、0.035 mmol)、DIPEA(7.6 μL、0.044 mmo
l)、及びHATU(13.26 mg、0.035 mmol)の混合物に加えた。次いで、該反応混合物を50℃で
1時間攪拌した。DMFを除去した後、水を加え、該混合物を酢酸エチルで抽出した。集めた
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をシリカゲルカラム(Bio
tage SP1システム)に入れ、Cyhexane/EtOAc(10/0から7/3、次いで7/3)により溶離すると
、標記化合物(2 mg)を与えた。
UPLC: 0.81分、455 [M+H]+。
【0193】
(中間体44)
((2R)-2-アミノ-N-(6-{[3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル]オキシ}
-3-ピリジニル)ブタンアミド)
【化118】
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1,1-ジメチルエチル((1R)-1-{[(6-{[3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4
-イル]オキシ}-3-ピリジニル)アミノ]カルボニル}プロピル)カルバマート(中間体43、2.0
mg)をジクロロメタン(1.0 mL)に溶解させ、0℃でTFA(0.05 mL、0.65 mmol)を加えた。該
反応混合物をその温度で2時間攪拌した。揮発物を除去した後、得られた残渣をSCXカート
リッジに入れ、DCM/MeOH/NH
3(MeOH中2.0M)により溶離すると、標記化合物を与えた。 UPL
C: 0.56分、355 [M+H]+。
【0194】
(中間体45)
(1-(メチルオキシ)-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン)
【化119】
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3-(メチルオキシ)フェノール(10.38 g、84 mmol)のテトラヒドロフラン(100 ml、SCRC
社製)溶液に、氷冷下で、NaH(60重量%、1.824 g、76 mmol、Aldrich社製)を少量ずつ加え
た。該反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、ブロモメチルメチルエーテル(9.5 g、7
6 mmol、SCRC社製)を加えた。生じた混合物を室温で2時間撹拌し、水(50 ml)を加えた。
該反応混合物を酢酸エチル(2回、50 ml、SCRC社製)で抽出し、合わせた有機層を硫酸ナト
リウムで乾燥させ、蒸発させた。残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(EtOAc:P
E=1:100)により精製すると、標記化合物(10.2 g)を無色の液体として与えた。
【0195】
(中間体46)
(2-ヨード-1-(メチルオキシ)-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン)
【化120】
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-78℃に事前冷却した1-(メチルオキシ)-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン(
中間体45、10 g、59.5 mmol)のテトラヒドロフラン(100 ml、SCRC社製)溶液に、内部温度
を-70℃より低く保ちながら、BuLi(THF中2.5 M、28.5 ml、71.3 mmol、SCRC社製)を滴加
した。添加が完了した後、混合物を-70℃で2時間撹拌し、ヨウ素(15.09 g、59.5 mmol、S
CRC社製)のTHF(50 ml、SCRC社製)溶液を滴加した。生じた混合物を室温で2時間撹拌し、
塩化アンモニウム飽和水溶液(100 ml)でクエンチした。該混合物を酢酸エチル(3回、300
ml、SCRC社製)で抽出し、合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させ、溶離液としてEtOAc:PE(
1:100)を使用してシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、標記化合物(16.2 g)
を黄色の液体として与えた。
【0196】
(中間体47)
(2-ヨード-3-(メチルオキシ)フェノール)
【化121】
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2-ヨード-1-(メチルオキシ)-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン(中間体46、1
6.2 g、55.1 mmol)のジクロロメタン(100 ml、SCRC社製)溶液に、HCl(g)を30分間バブリ
ングした。TLCにより、反応が完了したことが示された。該反応混合物を、NaHCO
3の飽和
水溶液(200 ml)に注ぎ、ジクロロメタン(3×200 ml、SCRC社製)で抽出した。合わせた有
機層を乾燥させ、蒸発させ、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(EtOAc:PE=1:50)に
より精製すると、標記化合物を黄色の液体として与えた(10.3 g)。
【0197】
(中間体48)
(2-ヨード-1-(メチルオキシ)-3-[(2-メチル-2-プロペン-1-イル)オキシ]ベンゼン)
【化122】
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2-ヨード-3-(メチルオキシ)フェノール(中間体47、10.3 g)のDMF(100 ml、SCRC社製)溶
液に、NaH(60重量%、1.977 g、49.4 mmol)を少量ずつ加えた。該反応混合物を室温で1時
間攪拌し、3-クロロ-2-メチル-1-プロペン(3.73 g、41.2 mmol、Aldrich社製)を加えた。
生じた混合物を室温で2時間撹拌し、水(50 ml)を加えた。該反応混合物を酢酸エチル(3回
、200 ml、SCRC社製)で抽出し、合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させ、溶離液としてEtO
Ac/PE(1/30)を使用してシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、標記化合物を
黄色の液体(11.6g)として与えた。
【化123】
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【0198】
(中間体49)
(3,3-ジメチル-4-(メチルオキシ)-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン)
【化124】
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2-ヨード-1-(メチルオキシ)-3-[(2-メチル-2-プロペン-1-イル)オキシ]ベンゼン(中間
体48、6.08 g)のトルエン(50 ml、SCRC社製)溶液に、AIBN(3.61 g、21.99 mmol、SCRC社
製)及びトリブチルスタンナン(11.60 g、40.0 mmol、Aldrich社製)を加えた。該反応混合
物を3時間還流加熱し、次いで室温に冷却した。水(100 ml)を加え、該混合物を酢酸エチ
ル(3回、200 ml、SCRC社製)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させ、溶離液
としてEtOAc/PE(1/50)を使用してシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、標記
化合物を黄色の液体(2.7g)として与えた。
【化125】
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【0199】
(中間体50)
(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オール)
【化126】
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3,3-ジメチル-4-(メチルオキシ)-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン(中間体49、4.0 g)のジ
クロロメタン(100 ml、SCRC社製)溶液に、氷冷下でBBr
3(6.37 ml、67.3 mmol、SCRC社製)
を滴加した。添加が完了した後、該反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いで水(20 ml)を
加えた。生じた混合物を酢酸エチル(3回、100 ml、SCRC社製)で抽出し、合わせた有機層
を乾燥させ、蒸発させ、溶離液としてEtOAc/PE(1/20)を使用してシリカゲルクロマトグラ
フィーにより精製すると、標記化合物(2.8 g)を与えた。
【化127】
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【0200】
(中間体51)
(2-ブロモ-3-ヒドロキシフェニルアセタート)
【化128】
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2-ブロモ-1,3-ベンゼンジオール(3.028 g、16.02 mmol)のジクロロメタン(70 ml)溶液
に、TEA(3.35 ml、24.03 mmol)及び無水酢酸(1.512 ml、16.02 mmol)を撹拌しながら加え
た。該反応混合物を、室温で一晩撹拌した。該反応物を塩化アンモニウム飽和溶液(100 m
l)でクエンチし、酢酸エチル(3回、70 ml)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム
で乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記化合物を黒色の油として与え、これを次の工程
に直接使用した(3.028g)。
UPLC_B: 0.41分、229 [M-H]-。
【0201】
(中間体52)
(2-ブロモ-3-[(2-メチル-2-プロペン-1-イル)オキシ]フェニルアセタート)
【化129】
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2-ブロモ-3-ヒドロキシフェニルアセタート(中間体51、3028 mg)のアセトニトリル(60
ml)溶液に、炭酸カリウム(3623 mg、26.2 mmol)及び3-ブロモ-2-メチル-1-プロペン(2123
mg、15.73 mmol)を加えた。該反応混合物を、室温で一晩撹拌した。該混合物を水で洗浄
した(3回、60 ml)。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。
100g-SNAPカラム及び溶離液として100/0から80/20のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用す
るシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより、残渣を精製すると、標記化合物を
無色の油(2.324 g)として与えた。
【化130】
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【0202】
(中間体53)
(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イルアセタート)
【化131】
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2-ブロモ-3-[(2-メチル-2-プロペン-1-イル)オキシ]フェニルアセタート(中間体52、2.
324 g)のトルエン(20 ml)溶液に、AIBN(1.606 g、9.78 mmol)及びトリブチルスタンナン(
4.73 g、16.30 mmol)を加えた。該反応混合物を100℃で2時間加熱撹拌し、次いで室温に4
時間放置した。該反応物を水(60 ml)でクエンチし、酢酸エチル(3回、50 ml)で抽出した
。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。100g-SNAPカラム
及び溶離液として100/0から70/30のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルの
フラッシュクロマトグラフィーにより、残渣を精製すると、標記化合物を無色の油(1.290
g)として与えた。
【化132】
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【0203】
(中間体50)
(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オール)
【化133】
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これは、中間体50に関して先に記載された経路の代替合成経路である。
3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イルアセタート(中間体53、1.290 g)の
メタノール(50 ml)溶液に、水酸化ナトリウム(0.375 g、9.38 mmol)の水(25.00 ml)溶液
を加えた。該反応混合物を室温で30分間攪拌した。次いで、該混合物を5% HClでpHが5に
なるまで酸性化し、酢酸エチル(3回、50 ml)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。25g-SNAPカラム及び溶離液として100/0から80/20の
シクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによ
り、残渣を精製すると、標記化合物を白色固体(855 mg)として与えた。
UPLC-MS: 0.65分、165 [M+H]+。
【0204】
(中間体54)
(3,3-ジメチル-4-[(4-ニトロフェニル)オキシ]-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン)
【化134】
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3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オール(中間体50、652 mg)及び1-フル
オロ-4-ニトロベンゼン(532 mg、3.77 mmol)のアセトニトリル(30 ml、SCRC社製)溶液に
、炭酸カリウム(552 mg、4 mmol、SCRC社製)を加えた。次いで、該混合物を3時間還流加
熱した。冷却後、該反応混合物を濾過し、濾液を蒸発させると、標記化合物を黄色の液体
として与え(0.95 g)、それを次の工程に直接使用した。
【0205】
(中間体55)
(4-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]アニリン)
【化135】
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3,3-ジメチル-4-[(4-ニトロフェニル)オキシ]-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン(中間体54
、0.9 g)のテトラヒドロフラン(20 ml、SCRC社製)及び水(10 ml)中の溶液に、塩化アンモ
ニウム(1.687 g、31.5 mmol、SCRC社製)及び亜鉛粉末(1.031 g、15.77 mmol、SCRC社製)
を加えた。該混合物を40℃で2時間加熱し、次いでセライトのパッドに通して濾過した。
濾液を、水(20 ml)と酢酸エチル(50 ml、SCRC社製)により分配した。有機層を乾燥させ、
蒸発させ、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(EtOAc/PE=1/50から1/30)により精製
すると、標記化合物を黄色の液体(0.625 g、76%)として与えた。
MS_2 (ESI): 256 [M+H]+。
【0206】
(中間体56)
(1,1-ジメチルエチル[(1R)-2-({4-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル
)オキシ]フェニル}アミノ)-1-メチル-2-オキソエチル]カルバマート)
【化136】
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4-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]アニリン(中間体55、
255 mg)及びN-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-D-アラニン(227 mg、1.199 m
mol、SCRC社製)のDMF(10 ml、SCRC社製)溶液に、HATU(570 mg、1.498 mmol、SCRC社製)及
びDIPEA(0.523 ml、3.00 mmol、SCRC社製)を加えた。該混合物を、マイクロ波中で100℃
で1時間加熱した。水(20 ml)を該混合物に加え、それを酢酸エチル(3回、50 ml、SCRC社
製)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させ、シリカゲルのカラムクロマトグ
ラフィー(EtOAc/PE=1/50から1/20)により精製すると、標記化合物を黄色の固体(328 mg)
として与えた。
MS_2 (ESI): 371 [M-55]+。
【0207】
(中間体57)
(N
1-{4-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]フェニル}-D-アラ
ニンアミド)
【化137】
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1,1-ジメチルエチル[(1R)-2-({4-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]フェニル}アミノ)-1-メチル-2-オキソエチル]カルバマート(中間体56、325 mg
)の酢酸エチル(20 ml、SCRC社製)溶液に、HCl(気体)を0.5時間バブリングした。該反応混
合物を、炭酸ナトリウムの飽和水溶液でpH7に中和し、酢酸エチル(3回、100 ml、SCRC社
製)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させると、標記化合物を黄色の液体と
して与えた(215 mg)。
MS_2 (ESI): 327 [M-H]+。
【0208】
(中間体58)
(2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ニトロピリジン)
【化138】
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大型のマイクロ波バイアル中で、2-クロロ-5-ニトロピリジン(386 mg、2.436 mmol)を
、4 mlのジメチルホルムアミドに溶解させた。3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラ
ン-4-オール(中間体57、400 mg)及び炭酸カリウム(2.02 g、14.62 mmol)を加えた。該反
応混合物を、マイクロ波照射下で、30分間110℃で加熱した(Biotage Initiator)。該反応
混合物を濾過した。濾過された固体をジクロロメタン(30 ml)で洗浄した。揮発物を真空
下で蒸発させた。シクロヘキサンを溶離液として使用するシリカゲルクロマトグラフィー
(Companion instrument、120 gカートリッジ)により残渣を精製すると、標記化合物(470
mg)を与えた。
【化139】
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【0209】
(中間体59)
(6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジンアミン)
【化140】
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2-{[3-(1-メチルエチル)フェニル]オキシ}-5-ニトロピリジン(中間体58、465 mg)をエ
タノール(8 ml)に溶解させた。ヒドラジン一水和物(156 mg、3.25 mmol、2当量)及びパラ
ジウムカーボン(121 mg、0.114 mmol)を加えた。該反応混合物をアルゴン下で3時間還流
加熱した。該反応物を冷却し、次いでセライトで濾過した。有機相を真空下で蒸発させた
。蒸発により、標記化合物を黄色の油として与えた(300 mg)。
【化141】
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【0210】
(中間体60)
(1,1-ジメチルエチル[(1R)-2-({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル
)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)-1-メチル-2-オキソエチル]カルバマート)
【化142】
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N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-D-アラニン(35.4 mg、0.156 mmol)の乾
燥N,N-ジメチルホルムアミド(3 ml)溶液に、DIPEA(0.041 ml、0.264 mmol)を加え、次い
でHATU(71 mg、0.187 mmol)を加え、該反応混合物を、アルゴン下室温で15分間攪拌した
。次いで、6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジン
アミン(中間体59、40 mg)を加え、該反応混合物をアルゴン下60℃で3時間撹拌した。該反
応混合物を蒸発させた。得られた残渣を、100/0から70/30へのシクロヘキサン/酢酸エチ
ルの勾配によるシリカゲルクロマトグラフィー(Companion system、2×12g=24gカートリ
ッジ)により精製した。これにより、標記化合物(43 mg)を与えた。
【化143】
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【0211】
(中間体61)
(N
1-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-D
-アラニンアミド)
【化144】
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1,1-ジメチルエチル[(1R)-2-({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)-1-メチル-2-オキソエチル]カルバマート(中間体60、3
5 mg)の乾燥ジクロロメタン(3 ml)溶液に、TFA(0.189 ml、2.456 mmol)を0℃でゆっくり
と加え、該反応混合物を室温で1.5時間撹拌した。溶媒及び過剰のTFAを蒸発させ、残渣を
SCXカートリッジにより精製した。該カートリッジを3CVのメタノールで洗浄し、次いで化
合物をカートリッジに吸着させ、5CVのメタノールで洗浄し、2CVのメタノール中のアンモ
ニア(1N)で脱着させた。これにより、標記化合物(32 mg)を与えた。
【化145】
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【0212】
(中間体62)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化146】
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標記化合物は、N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-D-アラニンを(2R)-2-({
[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(66.6 mg)に替えて、中間体6
0の製造に類似の方法で製造した。これにより78 mgの標記化合物を与えた。
【化147】
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【0213】
(中間体63)
((2R)-2-アミノ-N-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-
ピリジニル}ブタンアミド)
【化148】
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標記化合物は、1,1-ジメチルエチル[(1R)-2-({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベン
ゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)-1-メチル-2-オキソエチル]カルバマー
トを1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-
イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート(中間体62、74 m
g)に替えて、中間体61の製造に類似の方法で製造した。これにより60 mgの標記化合物を
与えた。
【化149】
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【0214】
(中間体64)
(2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ニトロピリミジン)
【化150】
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3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オール(中間体50、724 mg)の乾燥N,N-
ジメチルホルムアミド(40 mL)溶液に、炭酸カリウム及び2-クロロ-5-ニトロピリミジン(7
74 mg、4.85 mmol)を加えた。該反応混合物を、室温で一晩撹拌した。該反応物を水(40 m
l)でクエンチし、酢酸エチル(3×40 ml)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50 m
l)で洗浄し、分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。カラムSNAP 50g
及び溶離液として100/0から70/30のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルの
フラッシュクロマトグラフィーにより、残渣を精製すると、標記化合物(1.257 g)を黄色
の油として与えた。
【化151】
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【0215】
(中間体65)
(2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジンアミン)
【化152】
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2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ニトロピリミジン
(中間体64、1.257 g)のテトラヒドロフラン/水(30 ml/15.00 ml)の混合物中の溶液に、鉄
(1.222 g、21.88 mmol)及び塩化アンモニウム(1.170 g、21.88 mmol)を加えた。該反応混
合物を室温で48時間攪拌した。触媒を濾去し、濾液を酢酸エチル(3×50 ml)で抽出した。
合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣を酢酸エチルか
ら再結晶すると、標記化合物(768 mg)を白色の固体として与えた。
【化153】
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【0216】
(中間体66)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化154】
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(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(20.14 mg、0.09
9 mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(1.5 mL)溶液に、DIPEA(0.029 mL、0.165 mmol)及び
TBTU(33.9 mg、0.106 mmol)を加えた。該反応混合物を室温で15分間攪拌し、次いで2-[(3
,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジンアミン(中間体
65、17 mg)を加えた。該反応混合物を、室温で48時間撹拌した。該混合物を酢酸エチル(5
ml)で希釈し、ブライン(3×5 ml)で洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥
させ、濾過し、蒸発させた。10g-SNAPカラム及び溶離液として100/0から40/60のシクロヘ
キサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより、残渣を
精製すると、標記化合物を白色固体(4.4 mg)として与えた。
【化155】
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【0217】
(中間体67)
((2R)-2-アミノ-N-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-
ピリミジニル}ブタンアミド)
【化156】
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1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート(中間体66、4.4
mg)の0℃に冷却したジクロロメタン(1 ml)溶液に、TFA(0.019 ml、0.249 mmol)を滴加し
た。該反応混合物を0℃で1.5時間攪拌した。溶媒及びTFAを蒸発させた。該混合物をジク
ロロメタン(5 ml)で希釈し、NaHCO
3の飽和水溶液(5 ml)で中和した。有機層を分離し、硫
酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記化合物(3mg)を与え、それを次の
工程に直接使用した。
UPLC-MS: 0.98 分、343 [M+H]+。
【0218】
(中間体68)
(1-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)シクロブタンカルボン酸)
【化157】
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1-アミノシクロブタンカルボン酸(626 mg、5.44 mmol)の5.6 mlの1M水酸化ナトリウム
水溶液と4 mlのメタノール中の溶液に、Boc無水物(1.425 g、6.53 mmol)を0℃で加えた。
反応混合物を室温に温め、12時間撹拌した。メタノールのほとんどを蒸発させた後、溶液
を1M HClでpH 2に酸性化し、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインで洗
浄した。溶媒を蒸発させると、標記化合物(1.09 g)を与えた。
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0219】
(中間体69)
(1,1-ジメチルエチル{1-[({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オ
キシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]シクロブチル}カルバマート)
【化159】
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1-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)シクロブタンカルボン酸(中間
体68、20.16 mg)の乾燥N,Nジメチルホルムアミド(3 ml)溶液に、DIPEA(20.44 μl、0.117
mmol)を加え、次いでHATU(35.6 mg、0.094 mmol)を加え、該反応混合物を、アルゴン下
室温で15分間攪拌した。次いで、6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-3-ピリジンアミン(中間体59、20 mg)を加え、該反応混合物をアルゴン下60℃
で12時間撹拌した。該反応混合物を冷却し、事前撹拌した(15 分)1 mLの乾燥DMF中のHATU
(1当量)、1-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)シクロブタンカルボン
酸(1当量)及びDIPEA(1当量)の溶液を加えた。該反応混合物を、アルゴン下60℃でさらに1
2時間加熱した。該反応混合物を蒸発させた。得られた残渣を、100/0から70/30のシクロ
ヘキサン/酢酸エチルを溶離液として使用するシリカゲル(Companion instrument)により
精製した。これにより、標記化合物(14 mg)を与えた。
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0220】
(中間体70)
(1-アミノ-N-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジニル}シクロブタンカルボキサミド)
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
1,1-ジメチルエチル{1-[({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オ
キシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]シクロブチル}カルバマート(中間体69、23.5 mg
)の乾燥ジクロロメタン(3.5 ml)溶液に、TFA(159μl、2.07 mmol)を0℃でゆっくりと加え
、該反応混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒及び過剰のTFAを蒸発させ、残渣をSCXカー
トリッジにより精製した。該カートリッジを3CVのメタノールで洗浄し、次いで化合物を
カートリッジに吸着させ、5CVのメタノールで洗浄し、2CVのメタノール中のアンモニア(1
N)で脱着させた。これにより、標記化合物(18 mg)を与えた。
【化162】
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【0221】
(中間体71)
(1-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)シクロプロパンカルボン酸)
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
標記化合物(998 mg)を、1-アミノシクロブタンカルボン酸を1-アミノシクロプロパンカ
ルボン酸(550 mg)に替えて、中間体68の製造に類似の方法で製造した。
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0222】
(中間体72)
(1,1-ジメチルエチル{1-[({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オ
キシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]シクロプロピル}カルバマート)
【化165】
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標記化合物(14 mg)は、1-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)シクロ
ブタンカルボン酸を1-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)シクロプロパ
ンカルボン酸(中間体71、18.84 mg、0.094 mmol)に替えて、中間体69の製造に類似の方法
で製造した。
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0223】
(中間体73)
(1-アミノ-N-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジニル}シクロプロパンカルボキサミド)
【化167】
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標記化合物(10 mg)は、1,1-ジメチルエチル{1-[({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-
ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]シクロブチル}カルバマ
ートを1,1-ジメチルエチル{1-[({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]シクロプロピル}カルバマート(中間体72、
13 mg)に替えて、中間体70の製造に類似の方法で製造した。
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0224】
(中間体74)
(1,1-ジメチルエチル[2-({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキ
シ]-3-ピリジニル}アミノ)-1,1-ジメチル-2-オキソエチル]カルバマート)
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-2-メチルアラニン(39.0 mg、0.192 mmo
l)の乾燥N,Nジメチルホルムアミド(3 mL)溶液に、DIPEA(0.042 mL、0.240 mmol)を加え、
次いでHATU(73.0 mg、0.192 mmol)を加え、該反応混合物を、アルゴン下室温で15分間攪
拌した。次いで、6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピ
リジンアミン(中間体59、41 mg)を加え、該反応混合物をアルゴン下60℃で撹拌した。該
反応を4時間加熱したままとし、完了前に停止した。該反応混合物を蒸発させた。得られ
た残渣を、100/0から70/30の勾配シクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲル(Comp
anion instrument)により精製した。これにより、標記化合物(13 mg)を与えた。
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0225】
(中間体75)
(N
1-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-2
-メチルアラニンアミド)
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
1,1-ジメチルエチル[2-({6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オ
キシ]-3-ピリジニル}アミノ)-1,1-ジメチル-2-オキソエチル]カルバマート(中間体74、11
mg)の乾燥ジクロロメタン(2 ml)溶液に、TFA(0.077 ml、0.997 mmol)を0℃でゆっくりと
加え、該反応混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒及び過剰のTFAを蒸発させ、残渣をSCX
カートリッジにより精製した。該カートリッジを3CVのメタノールで洗浄し、次いで化合
物をカートリッジに吸着させ、5CVのメタノールで洗浄し、2CVのメタノール中のアンモニ
ア(1N)で脱着させた。これにより、標記化合物(8.5 mg)を与えた。
【化172】
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【0226】
(中間体76)
(N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-3-メチル-D-バリン)
【化173】
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3-メチル-D-バリン(900 mg、6.86 mmol)の7 mlの1M水酸化ナトリウム水溶液と7 mlのメ
タノール中の溶液に、Boc無水物(1.797 g、8.23 mmol)を0℃で加えた。該反応混合物を室
温に温め、一晩撹拌した。メタノールのほとんどを蒸発させた後、該溶液を、HCl水溶液(
1M)によりpH 2に酸性化し、酢酸エチルで3回(3×20 ml)抽出した。有機層を合わせ、ブラ
インで洗浄した(2×5ml)。溶媒を蒸発させると、標記化合物(1.36 g)を白色固体として与
えた。
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0227】
(中間体77)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]-2,2-ジメチルプロピル}カルバマート)
【化175】
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N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-3-メチル-D-バリン(中間体76、53.9 mg
)の乾燥N,Nジメチルホルムアミド(1 ml)溶液に、DIPEA(50.9 μl、0.292 mmol)を加え、
次いでHATU(102 mg、0.268 mmol)を加え、該反応混合物を、アルゴン下室温で15分間攪拌
した。次いで、2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリ
ミジンアミン(中間体65、30 mg)を加え、該反応混合物をアルゴン下60℃で12時間撹拌し
た。該反応物をブライン(1ml)でクエンチし、水(2ml)で希釈し、酢酸エチル(2×5ml)で抽
出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。得られた残渣を、100/0から7
0/30の勾配シクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲル(Companion instrument)に
より精製した。これにより、標記化合物(17mg)を与えた。
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0228】
(中間体78)
(N
1-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}
-3-メチル-D-バリンアミド)
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]-2,2-ジメチルプロピル}カルバマート(
中間体77、13 mg)の0℃に冷却した乾燥ジクロロメタン(0.5 ml)溶液に、TFA(85 μl、1.1
05 mmol)を滴加し、該溶液をその温度で3時間撹拌した。揮発物を蒸発させた。残渣をジ
クロロメタン(2 ml)に溶解させ、NaHCO
3の飽和水溶液(4 ml)を加えた。層を分離し、水層
をジクロロメタンで2回抽出した。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させ
ると、標記化合物(10.9 mg)を与えた。
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
(中間体79)
(1,3-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン)
【化179】
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0℃の1,3-ベンゼンジオール(1.5 g、13.62 mmol)の乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(13.
62 ml)溶液に、水素化ナトリウム(0.981 g、40.9 mmol)を加え、該反応混合物を同じ温度
で15分間攪拌した。MOM-Cl(3.10 ml、40.9 mmol)を手早く加え、温度が室温に達するよう
にしながら、該反応混合物を1時間撹拌した。該反応物をブライン(20ml)でクエンチし、
酢酸エチル(3×50 ml)で抽出した。有機層をブライン(2×30ml)で洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、50g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンから
シクロヘキサン/酢酸エチル8:2を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(B
iotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(1.59 g、8.02 mmol)を無色の油と
して与えた。
【化180】
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【0230】
(中間体80)
(エチル(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)(オキソ)アセタート)
【化181】
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室温の1,3-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゼン(中間体79、2.19 g)の乾燥テ
トラヒドロフラン(10 ml)溶液に、ヘキサン中1.6MのBuLi(8.29 ml、13.26 mmol)を加え、
該反応混合物を同じ温度で30分間攪拌した。該混合物を-78℃に冷却し、それを(挿管によ
り)、-78℃のエチルクロロ(オキソ)アセタート(2.263 g、16.57 mmol)の乾燥テトラヒド
ロフラン(10 ml)溶液に加えた。該反応混合物を-78℃で30分間攪拌した。該反応物を塩化
アンモニウム飽和水溶液(10ml)でクエンチし、酢酸エチル(2×30 ml)で抽出した。合わせ
た有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。100g SNAPカラム及び溶離
液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル8:2を使用するシリカゲルのフラ
ッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物を薄黄
色の油として与えた(1.75 g)。
【化182】
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【0231】
(中間体81)
エチル(2-(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)-2-プロペノアート)
【化183】
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0℃のメチルトリフェニルホスホニウムブロミド(3.13 g、8.75 mmol)の乾燥テトラヒド
ロフラン(30 ml)懸濁液に、KHMDS(1.745 g、8.75 mmol)をゆっくりと加え、該反応混合物
を、0℃で15分間、室温で45分間撹拌した。該反応混合物を0℃に冷却し、エチル(2,6-ビ
ス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)(オキソ)アセタート(中間体80、1.74 g)の
乾燥テトラヒドロフラン(10 mL)溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を0℃で2時間撹拌
した。該反応物を、塩化アンモニウムの飽和水溶液(10ml)でクエンチし、水(20ml)で希釈
し、酢酸エチル(2×50ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸
発させた。100g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エ
チル8:2を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により
残渣を精製すると、標記化合物を無色の油として与えた(1.37 g)。
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0232】
(中間体82)
(エチル1-(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)シクロプロパンカルボキ
シラート)
【化185】
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トリメチルスルホキソニウムヨージド(1.805 g、8.20 mmol)の乾燥ジメチルスルホキシ
ド(20 mL)溶液に、鉱油中の水素化ナトリウム60%分散液(0.310 g、7.75 mmol)を加え、該
反応混合物を室温で1時間撹拌した。エチル2-(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}
フェニル)-2-プロペノアート(中間体81、1.35 g)の乾燥ジメチルスルホキシド(10 mL)溶
液をゆっくりと加え、該反応混合物を室温で1時間撹拌した。該反応物を塩化アンモニウ
ム飽和水溶液(10ml)でクエンチし、水(20ml)で希釈し、酢酸エチル(2×50ml)で抽出した
。有機層を水(50ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。50g SN
APカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル8:2を使用する
シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、
標記化合物(title)を無色の油として与えた(1.14 g)。
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0233】
(中間体83)
(2-[1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェノー
ル)
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
エチル1-(2,6-ビス{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)シクロプロパンカルボキ
シラート(中間体82、490 mg)のエタノール(10ml)溶液に、水中2NのHCl(0.789 mL、1.579
mmol)を加え、該反応混合物を50℃で一晩撹拌した。トルエン(20 mL)を加え、合わせた溶
媒を減圧下で除去した。残渣をトルエン(20 ml)に再懸濁させ、溶媒を蒸発させた。得ら
れた残渣を乾燥テトラヒドロフラン(20 ml)に溶解させ、該混合物を0℃に冷却し、鉱油中
NaH 60%分散液(126 mg、3.16 mmol)を加え、該反応混合物を同じ温度で30分間攪拌した。
次いで、MOM-Cl(0.120 mL、1.579 mmol)を加え、該反応混合物を0℃で2時間撹拌した。Li
AlH
4(THF中1M、1.579 ml、1.579 mmol)を加え、該反応混合物を同じ温度で1時間さらに撹
拌した。該反応物を塩化アンモニウム飽和水溶液(10ml)でクエンチし、水(10ml)で希釈し
、酢酸エチル(2×50ml)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過
し、蒸発させ、25g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢
酸エチル7:3を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)に
より残渣を精製すると、標記化合物を無色の油として与えた(191mg)。
【化188】
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【0234】
(中間体84)
(4-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン])
【化189】
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2-[1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェノ
ール(中間体83、190 mg)の乾燥テトラヒドロフラン(10 ml)溶液に、トリフェニルホスフ
ィン(333 mg、1.271 mmol)を加え、該反応混合物を、PPh
3の完全な溶解まで撹拌した。次
いで、DIAD(0.198 ml、1.017 mmol)を滴加し、該反応混合物を室温で30分間撹拌した。溶
媒を減圧下で除去した。25g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキ
サン/酢酸エチル9:1を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage sys
tem)により残渣を精製すると、標記化合物を薄黄色の油として与えた(120mg)。
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0235】
(中間体85)
(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール)
【化191】
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4-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン](中
間体84、118 mg)のメタノール(5 ml)溶液に、水中2NのHCl(0.286 mL、0.572 mmol)を加え
、該反応混合物を50℃で一晩撹拌した。合わせた溶媒を減圧下で除去し、残渣をトルエン
(10ml)に再溶解させ、溶媒を除去した。10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン
からシクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィ
ー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物を白色の固体として与えた(70
mg)。
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0236】
(中間体86)
(5-ニトロ-2-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)ピリジン)
【化193】
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スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール(中間体85、70 mg)の乾燥N,N-
ジメチルホルムアミド(2 ml)溶液に、炭酸カリウム(89 mg、0.647 mmol)を加え、次いで2
-クロロ-5-ニトロピリジン(75 mg、0.475 mmol)を加え、該反応混合物を100℃で3時間撹
拌した。該反応物をブライン(1ml)でクエンチし、水(2ml)で希釈し、酢酸エチル(3×10ml
)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。10g SNAPカラ
ム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル9:1を使用するシリカ
ゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化
合物を白色の固体として与えた(100 mg)。
【化194】
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【0237】
(中間体87)
(6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジンアミン)
【化195】
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5-ニトロ-2-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)ピリジン(
中間体86、99 mg)のテトラヒドロフラン(5 ml)/水(2.5 ml)中の溶液に、鉄(97 mg、1.741
mmol)を加え、次いで塩化アンモニウム(93 mg、1.741 mmol)を加え、該反応混合物を室
温で4時間撹拌した。触媒を濾去し、残渣をNaHCO
3飽和水溶液(5ml)で希釈し、酢酸エチル
(3×10ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、10g SNA
Pカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル8:2からシクロヘキサン/酢酸エチル
1:1を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣
を精製すると、標記化合物を薄黄色の固体として与えた(85 mg)。
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0238】
(中間体88)
(1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-({[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イ
ルオキシ)-3-ピリジニル]アミノ}カルボニル)プロピル]カルバマート)
【化197】
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(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(94 mg、0.462 m
mol)の乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(2 mL)溶液に、DIPEA(0.115 mL、0.661 mmol)を加
え、次いでTBTU(159 mg、0.496 mmol)を加え、該反応混合物を室温で15分間攪拌した。6-
(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジンアミン(中間
体87、84 mg)を加え、該反応混合物を同じ温度で6時間撹拌した。該反応物をブライン(2m
l)でクエンチし、水(5ml)で希釈し、酢酸エチル(2×10ml)で抽出した。有機層を氷冷ブラ
イン(2×5ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。10g SNAPカラ
ム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用するシリカ
ゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化
合物を無色の油として与えた(130 mg)。
【化198】
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【0239】
(中間体89)
((2R)-2-アミノ-N-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-
ピリジニル]ブタンアミド)
【化199】
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0℃の1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-({[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン
]-4-イルオキシ)-3-ピリジニル]アミノ}カルボニル)プロピル]カルバマート(中間体88、1
28 mg)の乾燥ジクロロメタン(3 ml)溶液に、TFA(0.9 mL、11.68 mmol)をゆっくりと加え
、該反応混合物を同じ温度で2時間撹拌した。該反応物をジクロロメタン(10ml)で希釈し
、pHを約8に到達させながらNaHCO
3飽和水溶液を加えた。2相を分離し、水層をジクロロメ
タン(10ml)で再抽出した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発さ
せると、標記化合物を無色の油として与えた(92 mg)。
【化200】
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【0240】
(中間体90)
(1,1-ジメチルエチル(1,1-ジメチル-2-オキソ-2-{[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シク
ロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジニル]アミノ}エチル)カルバマート)
【化201】
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N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-2-メチルアラニン(80 mg、0.393 mmol)
の乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(1.5 mL)溶液に、DIPEA(0.096 mL、0.551 mmol)を加え
、次いでHATU(150 mg、0.393 mmol)を加え、該反応混合物を室温で15分間攪拌した。この
溶液を、6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジンア
ミン(中間体89、40 mg)の乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(0.5 ml)溶液に加え、該反応混
合物を室温で一晩撹拌した。該反応物を水(2ml)でクエンチし、ブライン(10ml)で希釈し
、酢酸エチル(2×20ml)で抽出した。有機層をシウムスルフクテ(sium sulphqte)で乾燥さ
せ、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル8:2
からシクロヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィ
ー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物を白色の固体として与えた(52
mg)。
【化202】
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【0241】
(中間体91)
(2-メチル-N
1-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリ
ジニル]アラニンアミド)
【化203】
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0℃の1,1-ジメチルエチル(1,1-ジメチル-2-オキソ-2-{[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1
'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジニル]アミノ}エチル)カルバマート(中間体90
、50 mg)の乾燥ジクロロメタン(4 mL)溶液に、TFA(1 ml、12.98 mmol)をゆっくりと加え
、該反応混合物を同じ温度で2時間撹拌した。該反応物をジクロロメタン(10ml)で希釈し
、pHを約8に到達させながらNaHCO
3飽和水溶液を加えた。2相を分離し、有機層を硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記化合物(35 mg)を無色の油として与えた
。
【化204】
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【0242】
(中間体92)
(1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-メチル-1-({[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロ
パン]-4-イルオキシ)-3-ピリジニル]アミノ}カルボニル)プロピル]カルバマート)
【化205】
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6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジンアミン(
中間体91、127 mg)、N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-D-イソバリン(Nagas
e & Co社製、109 mg、0.499 mmol)、DIPEA(0.131 mL、0.749 mmol)、及びHATU(247 mg、0
.649 mmol)を、乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(3 ml)に溶解させ、得られた混合物を室温
で2日間攪拌した。次いで、NaHCO
3飽和水溶液を加え、該混合物をジエチルエーテルで2回
抽出した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮すると
、300mgの粗製物を与えた。これを、フラッシュクロマトグラフィー(Biotage KP-Sil 25g
SNAPカラム、溶離液シクロヘキサン/酢酸エチル12CVで90/10から20/80)により精製する
と、106 mgの標記化合物を茶色の固体として与えた。
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
【0243】
(中間体93)
(N
1-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジニル]-D
-イソバリンアミド)
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
0℃の1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-メチル-1-({[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シク
ロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジニル]アミノ}カルボニル)プロピル]カルバマート(
中間体92、106 mg)の乾燥ジクロロメタン(2 ml)溶液に、TFA(0.360 mL、4.67 mmol)を加
えた。該混合物をこの温度で5分間攪拌し、次いで放置して室温まで温めた。2時間後、UP
LC/MSにより、出発物質が存在せず、望まれる化合物が存在することが示された。トルエ
ン(5ml)を加え、該混合物を真空下で濃縮した。残渣をSCXカートリッジ(1g)に入れ、メタ
ノール及びメタノール中1MのNH
3溶液により溶離した。塩基性の溶離液を真空下で濃縮す
ると、標記化合物を茶色の油として与え(68 mg)、それをさらに精製することなく以下の
実験に使用した。
【化208】
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【0244】
(中間体94)
(メチル3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}ベンゾアート)
【化209】
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500 ml丸底フラスコ中で、アルゴンを流しながら、メチル3-ヒドロキシベンゾアート(5
g、32.9 mmol)をジクロロメタン(100 ml)に溶解させると、白色の懸濁液を与えた。該反
応混合物を0℃に冷却した。その温度でクロロ(メチルオキシ)メタン(2.75 ml、36.1 mmol
)及びDIPEA(6.89 ml、39.4 mmol)を加えた。該反応混合物を一晩撹拌した。その時間の間
、反応温度をそのまま室温に達するようにした。次いで、該反応混合物を真空下で蒸発さ
せると、粗生成物を黄色の油として与え、それを、溶離液としてシクロヘキサン/EtOAc(1
0CVで10/0から3/1;次いで5 CVの間3/1)を使用するシリカゲルクロマトグラフィー(Biotag
e SP1システム、50g SNAPカラム)により精製した。集めたフラクションにより、標記化合
物(5.088 g)を与えた。
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0245】
(中間体95)
((3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)メタノール)
【化211】
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250 ml丸底フラスコ中で、アルゴンを流しながら、メチル3-{[(メチルオキシ)メチル]
オキシ}ベンゾアート(中間体94、5.0875 g)をテトラヒドロフラン(20 ml)に溶解させると
無色の溶液を与えた。該反応混合物を0℃に冷却した。これらの条件において、LiAlH
4の(
1M)溶液(25.9 ml、25.9 mmol)を滴加し、該反応混合物を0℃で撹拌した。45分後、該反応
混合物を2M塩化水素溶液でpH約2までクエンチし、100 mlのジクロロメタンで希釈した。
相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を真空下で蒸発させると、標記化合物(4
.348 g)を与えた。
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
【0246】
(中間体96)
(1-(2-(ヒドロキシメチル)-6-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)エタノール)
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
アルゴンを流しながら、還流冷却器を備えた二ツ口100 ml丸底フラスコ(真空下で5分間
、次いで3サイクルのAr/真空で炎に当てた)中で、(3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フ
ェニル)メタノール(中間体95、1 g)をヘキサン(20 ml)に溶解させると、無色の溶液を与
えた。N,N,N',N'-テトラメチル-1,2-エタンジアミン(1.872 mL、12.49 mmol)を加えた。
得られた反応混合物に、BuLiの溶液(1.6M/ヘキサン)(7.80 ml、12.49 mmol)を滴加した。
次いで、該反応混合物を60℃で加熱し、これらの状態で撹拌した。これらの状態で5時間
撹拌した後、6mlの乾燥ヘキサン中のアセトアルデヒド(1.090 ml、19.30 mmol)を-78℃で
滴加した。該反応混合物をその温度で1時間撹拌し、次いで室温に温めた。その温度で一
晩撹拌した後、該反応物を2M塩化水素水溶液でクエンチし、100 mlのジクロロメタンで希
釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を真空下で蒸発させると、粗生
成物を与え、それを、シクロヘキサン/EtOAcを溶離液として使用する(15 CVで5/1から1/1
;次いで5 CVの間1/1)シリカゲルクロマトグラフィー(Biotage SP1システム、25g-SNAPシ
リカカラム)により精製した。集めたフラクションにより、(3-{[(メチルオキシ)メチル]
オキシ}フェニル)メタノール(532.4 mg、回収された中間体95)及び標記化合物(184.7 mg)
を与えた。
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0247】
(中間体97)
(1-メチル-7-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン)
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
アルゴンを流しながら、8 mlのバイアル中で、1-(2-(ヒドロキシメチル)-6-{[(メチル
オキシ)メチル]オキシ}フェニル)エタノール(中間体96、50.3 mg)をテトラヒドロフラン(
1 ml)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。該反応混合物を0℃に冷却した。その状態
で、BuLiの溶液(1.6M/ヘキサン)(0.148 ml、0.237 mmol)を加えた。該反応混合物を0℃で
撹拌した。30分後、4-メチルベンゼンスルホニルクロリド(45.2 mg、0.237 mmol)を0℃で
加えた。該反応物をその温度で撹拌した。1時間後、追加量のBuLi溶液(1.6M/ヘキサン)(0
.148 ml、0.237 mmol)を0℃で加えた。該反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで室温で3
0分間攪拌した。次いで、該反応混合物を2 mlの2M塩化水素でクエンチし、5 mlのジクロ
ロメタンで希釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を真空下で蒸発さ
せると、粗生成物を与え、それを、シクロヘキサン/EtOAcを溶離液として使用する(10 CV
で1/0から3/1;次いで、5 CVの間3/1;次いで5CVで3/1から1/1;次いで5 CVの間1/1)シリカ
ゲルクロマトグラフィー(Biotage SP1システム、10g-SNAPシリカカラム)により精製した
。集めたフラクションにより、標記化合物(25.2 mg)を与えた。
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
【0248】
対応する脱保護されたフェノール(中間体98、11.1 mg)も。
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
【0249】
(中間体98)
(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オール)
【化218】
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8 mlのバイアル中で、1-メチル-7-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1,3-ジヒドロ-2-
ベンゾフラン(中間体97、25.2 mg)をメタノール(1 ml)に溶解させると、無色の溶液を与
えた。HClの溶液(2M/H
2O)(0.259 ml、0.519 mmol)を加えた。該反応混合物を80℃で振盪
した。30分後、該反応混合物を10 mlのジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジ
により相を分離した。有機相を、前に得られたフラクションと混合して、真空下で蒸発さ
せると残渣を与え、それを、シクロヘキサン/EtOAcを溶離液として使用する(10 CVで100/
0から3/1;次いで、5 CVの間3/1;次いで5CVで3/1から1:1;次いで5 CVの間1:1)シリカゲル
クロマトグラフィー(Biotage SP1システム、10g-SNAPシリカカラム)により精製した。集
めたフラクションにより、標記化合物(24 mg)を与えた。
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0250】
(中間体99)
(2-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ニトロピリジン)
【化220】
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マイクロ波バイアル中で、3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オール(中間体98
、24 mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(1.5 ml)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。
2-クロロ-5-ニトロピリジン(24.07 mg、0.152 mmol)及び炭酸カリウム(62.9 mg、0.455 m
mol)を加えた。反応容器を密封し、マイクロ波Biotage Initiator中で110℃で1時間加熱
した。冷却後、該反応混合物を5 mlの水でクエンチし、25 mlのEt
2Oで希釈した。有機相
を水(3×10 mL)で洗浄し、相を分離した。有機相を相分離カートリッジに通し、真空下で
蒸発させると、標記化合物(38.3 mg)を与えた。
【化221】
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【0251】
(中間体100)
(6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジンアミン)
【化222】
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50 ml丸底フラスコ中で、2-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]
-5-ニトロピリジン(中間体99、38.3 mg)をエタノール(10 ml)に溶解させると、薄黄色の
溶液を与えた。Pd/C(14.22 mg、0.013 mmol)及びヒドラジン水和物(0.026 ml、0.267 mmo
l)を加えた。該反応混合物を90℃で撹拌した。45分後、該反応混合物を濾過し、有機相を
真空下で蒸発させると、標記化合物(32 mg)を与えた。
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0252】
(中間体101)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オ
キシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
8 mlバイアル中で、(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタ
ン酸(32.2 mg、0.158 mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(0.5 ml)に溶解させると、無色
の溶液を与えた。DIPEA(0.035 ml、0.198 mmol)及びHATU(60.3 mg、0.158 mmol)を加えた
。該反応混合物を室温で30分間攪拌した。6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4
-イル)オキシ]-3-ピリジンアミン(中間体100、32 mg)を1.5 mlのDMFに溶解させ、得られ
た溶液を該反応混合物に加えた。それを60℃で振盪した。2時間後、反応は全く起こらな
かった。さらに0.5 mlの溶液[0.5 mlのDMFに、(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]
カルボニル}アミノ)ブタン酸(32.2 mg、0.158 mmol)、DIPEA(0.035 mL、0.198 mmol)、及
びHATU(60.3 mg、0.158 mmol)を溶解させて得られる]を、該反応混合物に加えた。それを
、60℃で週末の間振盪した。その時間の後、ごくわずかの標記化合物が中間体100と共に
検出された。該反応混合物を、Vaportec V10を使用して真空下で蒸発させると、粗生成物
を与え、それを、シクロヘキサン/EtOAcを溶離液として使用する(10 CVで3/1から1/1;次
いで10 CVの間1/1)シリカゲルクロマトグラフィー(Biotage SP1システム、10g-SNAPシリ
カカラム)により精製した。集めたフラクションにより、アミノ酸と混合した標記化合物4
.9 mg及び出発物質(中間体100)とアミノ酸の混合物61mgを与えた。
【0253】
これを10 mlのジクロロメタンに溶解させ、10 mlの重炭酸ナトリウム飽和水溶液で洗浄
した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を真空下で蒸発させると、64 mg
の同じ混合物を与えた。この後者を1.0 mlのDMFに溶解させ、(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエ
チル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(61.4 mg、0.302 mmol)、DIPEA(0.066 mL、0.3
78 mmol)、及びTBTU(97 mg、0.302 mmol)の撹拌されているDMF溶液(0.5 ml)に加えた。得
られた混合物を60℃に温めて、振盪した。1時間30分後、該反応混合物を、Vaportec V10
を使用して真空下で蒸発させると、粗生成物を黄色の油として与え、それを10 mlのEtOAc
に溶解させ、10 mlの重炭酸ナトリウム飽和水溶液でクエンチした。水相をEtOAc(3×10 m
l)で抽出した。集めた有機相を、疎水性フリットを使用して乾燥させ、先に得られた標記
化合物と混合し、シクロヘキサン/EtOAcを溶離液(10 CVで3/1から1/1;次いで10 CVの間1:
1)として使用するシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage SP1システム、10g-SNAPシリカ
カラム)により精製した。集めたフラクションにより、標記化合物を、ジアステレオ異性
体の1:1混合物として与えた(62.3 mg)。
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0254】
(中間体102)
((2R)-2-アミノ-N-{6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジニル}ブタンアミド)
【化226】
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25 ml丸底フラスコ中で、1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-
2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマー
ト(中間体101、62.3 mg)を、ジクロロメタン(3 ml)に溶解させると、薄黄色の溶液を与え
た。該反応混合物を0℃に冷却した。その温度で、TFA(0.5 ml、6.49 mmol)を該反応混合
物に滴加した。該反応混合物を0℃で撹拌した。1時間後、該反応混合物を真空下で蒸発さ
せると粗生成物を与え、それを2g SCXカートリッジに入れた。次いで、それに50 mlのMeO
Hを流し、次いで2MのアンモニアのMeOH溶液25 mlを流した。アンモニア溶離液を真空下で
蒸発させると、34.4mgの黄色の油を与えたが、それは標記化合物と脱保護されたアミノ酸
の混合物であった。この混合物を20 mlのEt
2Oに溶解させ、NaHCO
3の飽和水溶液(3×10ml)
で洗浄した。相分離カートリッジを使用して、有機相を乾燥させ、真空下で蒸発させると
、標記化合物をジアステレオ異性体の1:1混合物として与えた(24.4 mg)。
【化227】
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【0255】
(中間体103)
((1,1-ジメチルエチル)(ジメチル){[(3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)メチ
ル]オキシ}シラン)
【化228】
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100 mlの丸底フラスコ中で、(3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)メタノール
(中間体95、3.5 g)をジクロロメタン(20 ml)に溶解させると、無色の溶液を与えた。1H-
イミダゾール(1.700 g、24.97 mmol)及びクロロ(1,1-ジメチルエチル)ジメチルシラン(3.
64 g、24.14 mmol)を加えた。該反応混合物はすぐに白色懸濁液になり、それを室温で撹
拌した。一晩の撹拌の後、反応は完了した。次いで、該反応混合物を10 mlの水でクエン
チし、10 mlのジクロロメタンで希釈した。分液漏斗により、相を分離した。疎水性フリ
ットを使用して有機相を乾燥させ、真空下で蒸発させると、6.0082 gの粗生成物を無色の
油として与え、それを、Biotage SP1(溶離液として10 CVで1:0から5:1;次いで5 CVの間5:
1;次いで5 CVで5:1から1:1のシクロヘキサン/EtOAc及び100g SNAPシリカカラム使用)によ
り精製した。標記化合物の2つのフラクションを集めた:1.70 gの無色の油(純度:93%)及び
3.70 gの無色の油(純度:98%)。
【化229】
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【0256】
(中間体104)
(1-(2-({[(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)-6-{[(メチルオキシ)
メチル]オキシ}フェニル)-1-プロパノール)
【化230】
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アルゴンを流しながら、還流冷却器を備えた二ツ口100 ml丸底フラスコ(真空下で5分間
、次いで3サイクルのAr/真空で炎に当てた)中で、(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル){[(3-
{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)メチル]オキシ}シラン(中間体103、0.2 g)を
ヘキサン(2 ml)に溶解させると、無色の溶液を与えた。BuLiの1.6M/ヘキサン溶液(0.487
ml、0.779 mmol)を滴加した。該反応混合物を、室温で撹拌した。これらの状態で2時間撹
拌した後、薄黄色の反応混合物に、プロパナール(0.061 mL、0.850 mmol)を0℃で加えた
。1時間30分後、該反応物を2M塩化水素によりpH約2までクエンチし、25 mlのジクロロメ
タンにより希釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を真空下で蒸発さ
せると粗生成物を緑/灰色の油として与え、それを、Biotage SP1(溶離液として5 CVで1:0
から5:1;次いで5 CVの間5:1;次いで5 CVで5:1から3:1;次いで5 CVの間3:1のシクロヘキサ
ン/EtOAc;10g SNAP シリカカラム使用)により精製した。これにより、標記化合物を薄黄
色の油として与えた(132.1 mg)。
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【0257】
(中間体105)
(1-(2-(ヒドロキシメチル)-6-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)-1-プロパノー
ル)
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
50 ml丸底フラスコの中で、1-(2-({[(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}
メチル)-6-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)-1-プロパノール(中間体104、132.
1 mg)をテトラヒドロフラン(2 ml)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。TBAFの1M/TH
F溶液(0.388 ml、0.388 mmol)を加えた。該反応混合物を室温で撹拌した。一晩の撹拌の
後、反応は完了した。該反応混合物を真空下で蒸発させると粗生成物を薄黄色の油として
与え、それを、Biotage SP1(溶離液として10 CVで3:1から2:1;次いで5 CVの間2:1;次いで
5 CVで2:1から2:1;次いで5 CVの間1:1のシクロヘキサン/EtOAc;25g SNAPシリカカラム使
用)により精製した。集めたフラクションにより残渣を与え、それを同じ条件で再び精製
すると、標記化合物を薄黄色の油として与えた。
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0258】
(中間体106)
(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オール)
【化234】
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アルゴンを流しながら、8 mlのバイアル中で、1-(2-(ヒドロキシメチル)-6-{[(メチル
オキシ)メチル]オキシ}フェニル)-1-プロパノール(中間体105、99 mg)をテトラヒドロフ
ラン(2 ml)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。該反応混合物を0℃に冷却した。こ
れらの状態で、BuLiのヘキサン溶液(1.6M、0.246 ml、0.394 mmol)を加えた。該反応混合
物を0℃で撹拌した。30分後、4-メチルベンゼンスルホニルクロリド(75 mg、0.394 mmol)
を0℃で加えた。該反応物をその温度で撹拌した。1時間後、追加のBuLiのヘキサン溶液(1
.6M、0.246 ml、0.394 mmol)を0℃で加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで室
温で30分間攪拌した。その時間の後、該反応混合物を2 mlの2M塩化水素でクエンチし、5
mlのジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を真空
下で蒸発させると、粗生成物を薄黄色の油として与え、それをメタノール(3.00 ml)に溶
解させた。HCl(0.788 ml、1.575 mmol)をそれに加えた。得られた反応混合物を80℃に温
めて、振盪した。30分後、反応は完了した。該反応混合物を5 mlの水でクエンチし、25 m
lのジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を真空
下で蒸発させると粗生成物を薄黄色の油として与え、それを、Biotage SP1(溶離液として
10CVで1:0から3:1;次いで5 CVの間3:1;次いで5 CVで3:1から1:1;次いで5 CVの間1:1のシ
クロヘキサン/EtOAc;10g SNAPシリカカラム使用)により精製した。集めたフラクションに
より、標記化合物を無色の油として与えた(49.7 mg)。
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0259】
(中間体107)
(2-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ニトロピリジン)
【化236】
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0.5〜2.0mlマイクロ波バイアル中で、3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オー
ル(中間体106、49.7 mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(1.5 ml)に溶解させると、薄黄色の
溶液を与えた。2-クロロ-5-ニトロピリジン(48.0 mg、0.303 mmol)及び炭酸カリウム(125
mg、0.908 mmol)を加えた。反応容器を密封し、マイクロ波Biotage Initiator中で110℃
で1時間加熱した。冷却後、反応は完了した。次いで、該反応混合物を5 mlの水でクエン
チし、25 mlのEt
2Oで希釈した。水相を3×10 mlのEt
2Oで抽出した。集めた有機相を相分
離カートリッジに通し、真空下で蒸発させると、標記化合物(97.6 mg)を薄黄色の油とし
て与えた。
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0260】
(中間体108)
(6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジンアミン)
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
50 ml丸底フラスコ中で、2-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]
-5-ニトロピリジン(中間体107、97.6 mg)をエタノール(10 ml)に溶解させると、薄黄色の
溶液を与えた。Pd/C(26.1 mg、0.245 mmol)及びヒドラジン水和物(12.29mg、0.245 mmol)
を加えた。該反応混合物を90℃で撹拌した。45分後、反応は完了した。該反応混合物を濾
過し、有機相を真空下で蒸発させると粗生成物を与え、それを2g SCXカートリッジに入れ
た。次いで、それに15 mlのメタノールを流し、次いで2Mのアンモニアのメタノール溶液1
5 mlを流した。アンモニア溶離液を真空下で蒸発させると、何も与えなかった。次いで、
メタノール溶離液を真空下で蒸発させると、標記化合物を無色の油として与えた。
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0261】
(中間体109)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オ
キシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
8 mlのバイアル中で、6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-
ピリジンアミン(中間体108、10 mg)を、N,N-ジメチルホルムアミド(1 ml)に溶解させると
、無色の溶液を与えた。DIPEA(10.22 μl、0.059 mmol)、(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチ
ル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(9.52 mg、0.047 mmol)、及び、最後にTBTU(15.0
3 mg、0.047 mmol)を加えた。該反応混合物を60℃で振盪した。一晩の撹拌の後、反応は
完了した。該反応混合物を真空下で蒸発させると、粗生成物を黄色の油として与え、それ
をBiotage SP1(溶離液として、10 CVで2:1から1:1;次いで5 CVの間2:1のシクロヘキサン/
EtOAc;10g SNAPシリカカラムを使用)により精製した。集めたフラクションにより、標記
化合物を無色の油として与えた(12.7 mg)。
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0262】
(中間体110)
((2R)-2-アミノ-N-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジニル}ブタンアミド)
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
50 ml丸底フラスコ中で、1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-
2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマー
ト(中間体109、12.7 mg)を、ジクロロメタン(3 ml)に溶解させると、無色の溶液を与えた
。該反応混合物を0℃に冷却した。TFA(1.5 ml、19.47 mmol)をその温度で加えた。該反応
混合物を0℃で撹拌した。1時間後、反応は完了した。該反応混合物を真空下で蒸発させる
と粗生成物を与え、それを2g SCXカートリッジに入れた。次いで、それに15 mlのMeOHを
流し、次いでアンモニアのMeOH溶液(2M)15 mlを流した。アンモニア溶離液を真空下で蒸
発させると、標記化合物を無色の油(9.0mg)として与えた。
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
【0263】
(中間体111)
(3-メチル-5-(メチルオキシ)-2H-クロメン-2-オン)
【化244】
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2-ヒドロキシ-6-(メチルオキシ)ベンズアルデヒド(3 g、19.72 mmol)の乾燥N,N-ジメチ
ルホルムアミド(30 ml)溶液に、無水プロパン酸(12.98 ml、101 mmol)及びK
2CO
3(3.00 g
、21.69 mmol)を加え、該反応混合物を70℃に温めた。この温度で水(0.036 ml、1.972 mm
ol)を加え、該反応混合物を120℃に温め、窒素下で一晩撹拌した。次いで、該反応物を60
mlの水でクエンチした。沈殿物が形成し、粗製物質を濾過し、固体をDCM/水に溶解させ
、相分離カートリッジに通して2相を分離した。有機相を真空下で蒸発させると、標記化
合物を白色固体として与えた(3.25 g、収率85%)。
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0264】
(中間体112)
(5-ヒドロキシ-3-メチル-2H-クロメン-2-オン)
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
3-メチル-5-(メチルオキシ)-2H-クロメン-2-オン(中間体111、2.5 g)の0℃に冷却した
乾燥ジクロロメタン(45 ml)溶液に、BBr
3(39.4 ml、39.4 mmol)を加えた。該反応混合物
を室温に温め、窒素下室温で一晩撹拌した。次いで、該反応物を0℃に冷却し、氷でクエ
ンチした。得られた混合物をジエチルエーテルで希釈し、得られた2相を、分液漏斗によ
り分離した。水相をジエチルエーテルで逆抽出した。集めた有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥させ、濾過し、真空下で蒸発させると、標記化合物を薄茶色の固体として与えた(2.225
g)。
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
【0265】
(中間体113)
(3-メチル-5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-2H-クロメン-2-オン)
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
5-ヒドロキシ-3-メチル-2H-クロメン-2-オン(中間体112、2.225 g)の0℃に冷却した乾
燥N,N-ジメチルホルムアミド(60 ml)溶液に、水素化ナトリウム(60%、0.532 g、13.89 mm
ol)を加え、それに続いてクロロ(メチルオキシ)メタン(1.919 ml、25.3 mmol)を加えた。
該反応混合物を室温に温め、窒素下で30分間撹拌した。次いで、それをNH
4Clの飽和溶液
の添加によりクエンチし、生成物をジエチルエーテルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(Biotage system、純粋なシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル5/1
への勾配による)により精製すると、標記化合物を白色固体として与えた(2.15 g)。
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
【0266】
(中間体114)
(2-[3-ヒドロキシ-2-メチル-1-プロペン-1-イル]-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フ
ェノールと2-(3-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェ
ノールの3:1混合物)
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
50 ml丸底フラスコ中で、3-メチル-5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-2H-クロメン-2
-オン(中間体113、461.1 mg)をテトラヒドロフラン(3 ml)に溶解させると無色の溶液を与
えた。該反応混合物を0℃に冷却した。次いで、LiAlH
4の溶液(1M/THF、4.19 ml、4.19 mm
ol)を滴加した。該反応混合物を0℃で撹拌した。30分後、該反応混合物を、5 mlの塩化水
素(2M)でクエンチし、10 mlのジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジにより相
を分離した。有機相を真空下で蒸発させると、2-[3-ヒドロキシ-2-メチル-1-プロペン-1-
イル]-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェノールと2-(3-ヒドロキシ-2-メチルプロピ
ル)-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェノールの3:1混合物(548mg)を薄黄色の油とし
て与えた。
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
【0267】
(中間体115)
(2-(3-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェノール)
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
100 mlの丸底フラスコの中で、2-[3-ヒドロキシ-2-メチル-1-プロペン-1-イル]-3-{[(
メチルオキシ)メチル]オキシ}フェノールと2-(3-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-3-{[(メ
チルオキシ)メチル]オキシ}フェノールの3:1混合物(中間体114、548 mg)をメタノール(10
ml)に溶解させると、無色の溶液を与えた。3サイクルの真空/N
2を実施し、次いで、Pd/C
(129 mg、0.122 mmol)を該反応混合物に加えた。3サイクルの真空/H
2の前に、再び3サイ
クルの真空/N
2を実施した。最後に、該反応混合物を、H
2雰囲気中で(加圧なし)室温で
撹拌したままにした。該反応混合物を室温で撹拌した。1時間30分後、反応は完了した。
該反応混合物を、セライトのパッドで濾過した。濾液を真空下で蒸発させると粗生成物を
与え、それを、Biotage SP1システムで、溶離液として10 CVで1:0から5:1;次いで5 CVの
間5:1;次いで5 CVで5:1から3:1;次いで5 CVの間3:1;次いで5 CVで3:1から1:1;次いで5 CV
の間1:1のシクロヘキサン/EtOAc(25g SNAPシリカカラム)により精製した。集めたフラク
ションにより、標記化合物を無色の油として与えた。
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
【0268】
(中間体116)
(3-メチル-5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン)
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
アルゴン下の50 ml丸底フラスコの中で、2-(3-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-3-{[(メ
チルオキシ)メチル]オキシ}フェノール(中間体115、377.9 mg)をテトラヒドロフラン(5 m
l)に溶解させると、無色の溶液を与えた。TEA(0.409 ml、2.93 mmol)を加え、該反応混合
物を0℃に冷却した。その温度で、メタンスルホニルクロリド(0.124 ml、1.591 mmol)を
加えた。該反応混合物を0℃で撹拌した。45分後、追加のメタンスルホニルクロリド(0.12
4 ml、1.591 mmol)を加えた。さらに45分後、カリウム2-メチル-2-プロパノラート(422 m
g、3.76 mmol)を加えた。この後の添加からさらに15分後、追加のカリウム2-メチル-2-プ
ロパノラート(422 mg、3.76 mmol)を加えた。15分後、反応は完了した。次いで、該反応
物を10 mlのNH
4Cl飽和水溶液でクエンチし、2M塩化水素によりpH約2まで酸性化し、25 ml
のジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を真空下
で蒸発させると、標記化合物を与えた。
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
【0269】
(中間体117)
(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-オール)
【化256】
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8 mlのバイアル中で、3-メチル-5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-3,4-ジヒドロ-2H-
クロメン(中間体116、103.6 mg)をメタノール(3 ml)に溶解させると、無色の溶液を与え
た。HClの2M水溶液(0.224 ml、0.448 mmol)を加えた。該反応混合物を60℃で振盪した。2
時間30分後、該反応混合物を10 mlのジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジに
より相を分離した。有機相を真空下で蒸発させると粗生成物を与え、それを、Biotage SP
1(溶離液として10 CVで1:0から5:1;次いで5 CVの間5:1;次いで5 CVで5:1から3:1のシクロ
ヘキサン/EtOAc;10g SNAPシリカカラム使用)により精製した。集めたフラクションにより
、標記化合物を白色の固体として与えた(53.0 mg)。
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0270】
(中間体118)
(2-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-5-ニトロピリジン)
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
マイクロ波バイアル中で、3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-オール(中間体117、
53 mg)、炭酸カリウム(134 mg、0.968 mmol)、及び2-クロロ-5-ニトロピリジン(51.2 mg
、0.323 mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(2 ml)に溶解させると、薄茶色の溶液を与え
た。該反応容器を密封して、Biotage Initiator中で、110℃で1時間加熱した。冷却後、
該反応混合物を5 mlの水でクエンチし、10 mlのEt
2Oで希釈した。分液漏斗により、相を
分離した。水相を3×10 mlのEt
2Oで抽出した。集めた有機相を、疎水性フリットを使用し
て乾燥させ、真空下で蒸発させると、標記化合物を茶色の油として与えた(181 mg)。
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0271】
(中間体119)
(6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジンアミン)
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
50 ml丸底フラスコ中で、2-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-5-
ニトロピリジン(中間体118、181 mg)をエタノール(10 ml)に溶解させると、薄黄色の溶液
を与えた。Pd/C(33.0 mg、0.031 mmol)及びヒドラジン水和物(0.030 ml、0.310 mmol)を
加えた。該反応混合物を90℃で撹拌した。1時間後、該反応混合物を濾過し、真空下で蒸
発させると、標記化合物(131.4 mg)を与えた。
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
【0272】
(中間体120)
(1,1-ジメチルエチル[1,1-ジメチル-2-({6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イ
ル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)-2-オキソエチル]カルバマート)
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
8 mlのバイアル中で、6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピ
リジンアミン(中間体119、131.4 mg)を、N,N-ジメチルホルムアミド(2 ml)に溶解させる
と、薄黄色の溶液を与えた。DIPEA(0.215 ml、1.230 mmol)、N-{[(1,1-ジメチルエチル)
オキシ]カルボニル}-2-メチルアラニン(188 mg、0.923 mmol)、及びHATU(351 mg、0.923
mmol)を加えた。該反応混合物を60℃で振盪した。3時間後、該反応混合物を真空下で蒸発
させると粗生成物を与え、それを、Biotage SP1(溶離液として、15 CVで3:1から1:2;次い
で5 CVの間1:2のシクロヘキサン/EtOAc;25g SNAPシリカカラムによる)により精製した。
集めたフラクションにより、標記化合物を白色の固体として与えた(104.0 mg)。
【化263】
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【0273】
(中間体121)
(2-メチル-N1-{6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジニル}
アラニンアミド)
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
50 ml丸底フラスコ中で、1,1-ジメチルエチル[1,1-ジメチル-2-({6-[(3-メチル-3,4-ジ
ヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)-2-オキソエチル]カルバマー
ト(中間体120、104.0 mg)をジクロロメタン(6 ml)に溶解させると、薄黄色の溶液を与え
た。該反応混合物を0℃に冷却し、TFA(2 ml、26.0 mmol)を加えた。該反応混合物を0℃で
撹拌した。2時間30分後、該混合物を真空下で蒸発させると粗生成物を与え、それを5g SC
Xカートリッジに入れた。次いで、それに40 mlのメタノールを流し、次いで2Mのアンモニ
アのメタノール溶液40 mlを流した。アンモニア溶離液を真空下で蒸発させると、標記化
合物を無色の油(72.6 mg)として与えた。
【化265】
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【0274】
(中間体122)
(1a-メチル-7-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1a,7b-ジヒドロシクロプロパ[c]クロメ
ン-2(1H)-オン)
【化266】
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窒素下室温で撹拌されているトリメチルスルホキソニウムヨージド(4.52 g、20.55 mmo
l)の乾燥ジメチルスルホキシド(50 ml)溶液に、ニートの水素化ナトリウム(60%、0.822 g
、20.55 mmol)を加えた。15mlのDMSOに溶かした3-メチル-5-{[(メチルオキシ)メチル]オ
キシ}-2H-クロメン-2-オン(中間体113、1.81 g)を加える前に、該反応混合物を室温で1時
間攪拌した。該反応混合物は黄色くなり、それを加熱し、100℃で4時間撹拌した。次いで
、該反応物をNH
4Clの飽和溶液の添加により後処理し、ジエチルエーテルで抽出し、ブラ
インで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。得られた残渣を
シリカゲルクロマトグラフィー(Biotage system、純粋なシクロヘキサンからシクロヘキ
サン/酢酸エチル5/1への勾配による)により精製すると、標記化合物を白色固体として与
えた(360 mg)。
【化267】
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【0275】
(中間体123)
(2-[2-(ヒドロキシメチル)-2-メチルシクロプロピル]-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ
}フェノール)
【化268】
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窒素下0℃で撹拌されている1a-メチル-7-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1a,7b-ジヒ
ドロシクロプロパ[c]クロメン-2(1H)-オン(中間体122、360 mg)の乾燥テトラヒドロフラ
ン(15 ml)溶液に、水素化アルミニウムリチウム(THF中1.0M、1.537 ml、1.537 mmol)の溶
液を加え、該反応混合物をその温度で20分間攪拌した。次いで、該反応物をTHF(20ml)で
希釈し、Na
2SO
4.10H
2O(10当量)の添加によりクエンチし、該混合物を30分間撹拌したまま
にした。該反応物を酢酸エチルで希釈し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した
。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Companion system、シクロヘキサン/酢
酸エチル5/1からシクロヘキサン/酢酸エチル1/1への勾配による)により精製すると、標記
化合物を白色固体として与えた(307 mg)。
【化269】
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【0276】
(中間体124)
(1a-メチル-7-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c
]クロメン)
【化270】
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2-[2-(ヒドロキシメチル)-2-メチルシクロプロピル]-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキ
シ}フェノール(中間体123、307 mg)の乾燥テトラヒドロフラン(10 ml)溶液に、トリフェ
ニルホスフィン(338 mg、1.288 mmol)及びビス(1-メチルエチル)(E)-1,2-ジアゼンジカル
ボキシラート(261 mg、1.288 mmol)を加えた。該反応物は黄色くなり、それを、窒素下室
温で20分間攪拌した。次いで、溶媒を真空下で蒸発させると、粗生成物を薄黄色の油とし
て与えた。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Companion system、純粋なシ
クロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル10/1への勾配による)により精製すると、標
記化合物を白色固体として与えた(280 mg)。
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
【0277】
(中間体125)
(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-オール)
【化272】
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1a-メチル-7-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[
c]クロメン(中間体124、280 mg)のメタノール(16 ml)溶液に、HClの2.0M水溶液(1.271 ml
、2.54 mmol)を加えた。該反応混合物を50℃で2時間撹拌し、次いで室温で一晩撹拌した
が、その時点で、該反応物はいくらかの未反応の出発物質をまだ示したので、さらに2.0M
HClを加え(2当量)、撹拌を50℃で2時間続けた。次いで、該反応混合物を水でクエンチし
、希釈し、ジクロロメタンで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾
過し、真空下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Companion sys
tem、純粋なシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル5/1への勾配による)により精
製すると、標記化合物を白色固体として与えた(192 mg)。
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
【0278】
(中間体126)
(2-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イル)オキシ]-5-ニ
トロピリジン)
【化274】
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1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-オール(中間体125、19
0 mg)の乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(10 ml)溶液に、K
2CO
3(447 mg、3.23 mmol)及び2-
クロロ-5-ニトロピリジン(171 mg、1.078 mmol)を加えると、薄茶色の溶液を与えた。該
反応物を110℃で1時間加熱し、次いで水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。得られた残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(Companion system、純粋なシクロヘキサンからシクロヘキサン/
酢酸エチル5/1への勾配による)により精製すると、標記化合物を薄茶色の固体として与え
た(250 mg)。
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
【0279】
(中間体127)
(6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イル)オキシ]-3-ピ
リジンアミン)
【化276】
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2-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イル)オキシ]-5-
ニトロピリジン(中間体126、250 mg)のテトラヒドロフラン(6 ml)/水(3 ml)中の溶液に、
鉄(234 mg、4.19 mmol)及び塩化アンモニウム(224 mg、4.19 mmol)を加えた。該反応混合
物を室温で一晩撹拌すると、その時点で、UPLCはいくらかのヒドロキシルアミン中間体と
ともに目的化合物の部分的な形成を示し、そのため追加の3当量の塩化アンモニウム及び
鉄を加え、該反応物をさらに5時間撹拌したままにした。次いで、鉄をセライトのパッド
で濾去し、溶液をNaHCO
3の飽和水溶液(100ml)及び酢酸エチル(200ml)で希釈した。2相を
分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾
過し、蒸発させた。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Companion system、シクロヘ
キサン/酢酸エチル8:2からシクロヘキサン/酢酸エチル1:1への勾配による)により精製す
ると、標記化合物を薄茶色の固体として与えた(150 mg)。
【化277】
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【0280】
(中間体128)
(1,1-ジメチルエチル[1,1-ジメチル-2-({6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロ
プロパ[c]クロメン-7-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)-2-オキソエチル]カルバマー
ト)
【化278】
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6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イル)オキシ]-3-
ピリジンアミン(中間体127、150 mg)の乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(10 ml)溶液に、DI
PEA(0.352 ml、2.013 mmol)、N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-2-メチルア
ラニン(307 mg、1.509 mmol)、及びHATU(574 mg、1.509 mmol)を加えた。該反応混合物を
60℃で2.5時間加熱した。有機相を飽和ブラインで洗浄し、ジエチルエーテルで抽出し、
硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラ
フィー(Companion system、シクロヘキサン/酢酸エチル8:2からシクロヘキサン/酢酸エチ
ル1:1への勾配による)により精製すると、標記化合物を白色固体として与えた(135 mg)。
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
【0281】
(中間体129)
(2-メチル-N
1-{6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イル
)オキシ]-3-ピリジニル}アラニンアミド)
【化280】
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0℃の1,1-ジメチルエチル[1,1-ジメチル-2-({6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロ
シクロプロパ[c]クロメン-7-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)-2-オキソエチル]カル
バマート(中間体128、135 mg、0.298 mmol)の乾燥ジクロロメタン(10 ml)溶液に、TFA(5
ml、64.9 mmol)をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で2時間撹拌した。溶媒及び
過剰なTFAを蒸発させ、残渣をジクロロメタンに溶解させ、pHを8に到達させながら、NaHC
O
3の飽和溶液をゆっくりと加えた。2相を分離し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
濾過し、蒸発させると、標記化合物を無色の油として与え、それをさらに精製することな
く使用した(105 mg)。
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
(中間体130)
(エチル(2-({[(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)-6-{[(メチルオキ
シ)メチル]オキシ}フェニル)(オキソ)アセタート)
【化282】
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(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル){[(3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)メチ
ル]オキシ}シラン(中間体103、3 g)の乾燥n-ヘキサン(30 mL)溶液に、BuLiのヘキサン溶
液(1.6M、7.63 mL、12.21 mmol)を加え、該反応混合物を室温で2時間撹拌した。該反応混
合物を-78℃に冷却し、それを(挿管により)、-78℃のエチルクロロ(オキソ)アセタート(1
.780 mL、15.93 mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(20 mL)溶液に加えた。該反応物を水(20
ml)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した(2×30ml)。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ
、濾過し、蒸発させ、100g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキ
サン/酢酸エチル8:2を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage sys
tem)により、残渣を精製した。これにより、標記化合物を薄黄色の油として与えた(2.67
g)。
【化283】
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【0283】
(中間体131)
(ジメチルチタノセン)
【化284】
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-10℃のジクロロチタノセン(8.3 g、33.3 mmol)の乾燥トルエン(100 mL)中の懸濁液に
、メチルリチウムのEt
2O溶液(1.6M、47.3 mL、76 mmol)をゆっくりと加え(20分)、該反応
混合物を同じ温度で45分間攪拌した。該反応混合物を(挿管により)、-10℃に冷却した塩
化アンモニウム(1.2g)の水(24ml)溶液に加えた。2相を分離し、有機層を冷水(3×20ml)及
びブライン(1×20ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して
、トルエン中9%w/wのジメチルチタノセン(5.04 g、24 mmol)を含む60mlにした。
【化285】
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【0284】
(中間体132)
(エチル2-(2-({[(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)-6-{[(メチルオ
キシ)メチル]オキシ}フェニル)-2-プロペノアート)
【化286】
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エチル(2-({[(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)-6-{[(メチルオ
キシ)メチル]オキシ}フェニル)(オキソ)アセタート(中間体130、1.4 g)の乾燥トルエン(8
ml)溶液に、トルエン中9% w/wのジメチルチタノセン(中間体131、30 ml)を加え、該反応
混合物を90℃で1.5時間撹拌した。冷却後、該反応物を水(20ml)及び酢酸エチル(30ml)に
希釈した。2相を分離し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、100g
SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル9:1を使用す
るシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により、残渣を精製した
。これにより、標記化合物を薄黄色の油として与えた(865 mg)。
【化287】
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【0285】
(中間体133)
(エチル1-(2-({[(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)-6-{[(メチルオ
キシ)メチル]オキシ}フェニル)シクロプロパンカルボキシラート)
【化288】
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トリメチルスルホキソニウムヨージド(816 mg、3.71 mmol)の乾燥ジメチルスルホキシ
ド(10 mL)溶液に、鉱油中NaH 60%分散液(140 mg、3.49 mmol)を加え、該反応混合物を室
温で30分間攪拌した。エチル2-(2-({[(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}メ
チル)-6-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)-2-プロペノアート(中間体132、830
mg)の乾燥ジメチルスルホキシド(5 mL)溶液を加え、該反応混合物を室温で30分間攪拌し
た。該反応物を氷でクエンチし、ブライン(10ml)及び水(10ml)で希釈し、酢酸エチル(2×
30ml)で抽出した。有機層を水(3×15ml)及びブライン(1×20ml)で洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、50g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンから
シクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(B
iotage system)により、残渣を精製した。これにより、標記化合物を無色の油として与え
た(780 mg)。
【化289】
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【0286】
(中間体134)
((2-[1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニ
ル)メタノール)
【化290】
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0℃のエチル1-(2-({[(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル)シリル]オキシ}メチル)-6-{[(メ
チルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)シクロプロパンカルボキシラート(中間体133、780
mg)の乾燥テトラヒドロフラン(20 ml)溶液に、LiAlH
4のTHF溶液(1M、2.076 mL、2.076 mm
ol)をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で2時間撹拌した。該反応物を水(10ml)及
びブライン(10ml)でクエンチし、酢酸エチル(30ml)で希釈した。固体を濾去し、2相を分
離した。水層を酢酸エチル(30ml)で抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ
、濾過し、蒸発させると、アルコール中間体を無色の油として与えた。それを乾燥テトラ
ヒドロフラン(20.00 mL)に溶解させ、TBAFの1M THF溶液(2.076 mL、2.076 mmol)を0℃で
ゆっくりと加えた。該反応混合物を同じ温度で1時間撹拌した。該反応物を水(10ml)及び
ブライン(10ml)でクエンチし、酢酸エチル(2×30ml)で抽出した。有機層をスフェートナ
トリウム(sodium suphate)で乾燥させ、濾過し、蒸発させ、50g SNAPカラム及び溶離液と
して7:3から3:7のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマ
トグラフィー(Biotage system)により、残渣を精製した。これにより、標記化合物(450 m
g)を白色の結晶性固体として与えた。
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
【0287】
(中間体135)
(5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン])
【化292】
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0℃の(2-[1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]-3-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}
フェニル)メタノール(中間体134、450 mg)の乾燥テトラヒドロフラン(10 ml)溶液に、BuL
iのヘキサン溶液(1.6M、1.180 mL、1.889 mmol)をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ
温度で15分間攪拌した。トシルクロリド(360 mg、1.889 mmol)の乾燥テトラヒドロフラン
(5 ml)の溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を0℃で15分間攪拌した。第2の当量のBuLi
のヘキサン溶液(1.6M、1.180 mL、1.889 mmol)を加え、該反応混合物を同じ温度で30分間
攪拌した。該反応物をNaHCO
3飽和水溶液(10ml)でクエンチし、水(10ml)で希釈し、酢酸エ
チル(2×30ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、25g
SNAPカラム及び溶離液として100:0から8:2のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリ
カゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により、残渣を精製した。これ
により、標記化合物5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'
-シクロプロパン]を無色の油として与えた(385 mg)。
【化293】
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【0288】
(中間体136)
(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-オール)
【化294】
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5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]
(中間体135、380 mg)のメタノール(10 mL)溶液に、HCl 10%水溶液(1.048 mL、3.45 mmol)
を加え、該反応混合物を一晩50℃で撹拌した。合わせた溶媒を蒸発させ、25g SNAPカラム
及び溶離液として100:0から8:2のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフ
ラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により、残渣を精製した。これにより、標
記化合物を白色の固体として与えた(260 mg)。
【化295】
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【0289】
(中間体137)
(5-ニトロ-2-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)ピリジン
)
【化296】
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1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-オール(中間体136、150 mg)の乾
燥N,N-ジメチルホルムアミド(4 ml)溶液に、炭酸カリウム(176 mg、1.277 mmol)を加え、
次いで2-クロロ-5-ニトロピリジン(148 mg、0.936 mmol)を加え、該反応混合物を110℃で
1時間攪拌した。冷却後、該反応物をブライン(1ml)でクエンチし、水(5ml)で希釈し、酢
酸エチル(3×15ml)で抽出した。有機層を氷冷ブライン(2×10ml)で洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、25g SNAPカラム及び溶離液として100:0から7:3のシ
クロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotag
e system)により、残渣を精製した。これにより、標記化合物を無色のゴムとして与えた(
240 mg)。
【化297】
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【0290】
(中間体138)
(6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-3-ピリジンアミン
)
【化298】
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5-ニトロ-2-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)ピリジ
ン(中間体137、238 mg)のテトラヒドロフラン(10 mL)/水(5 ml)中の溶液に、鉄(223 mg、
3.99 mmol)を加え、次いで塩化アンモニウム(213 mg、3.99 mmol)を加え、該反応混合物
を室温で一晩撹拌した。触媒を濾去し、該溶液をNaHCO
3飽和水溶液で希釈し、酢酸エチル
(2×30ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、25g SNA
Pカラム及び溶離液として7:3から3:7のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲル
のフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により、残渣を精製した。これにより
、標記化合物(180 mg)を薄黄色の固体として与えた。
【化299】
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【0291】
(中間体139)
(S-2-ピリジニル(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)-2-メチル
ブタンチオアート)
【化300】
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N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-D-イソバリン(100 mg、0.460 mmol)の
乾燥テトラヒドロフラン(THF)(10 ml)溶液に、2,2'-ジチオジピリジン(254 mg、1.151 mm
ol)及びトリフェニルホスフィン(302 mg、1.151 mmol)を加えた。該混合物を室温で3時間
攪拌した。THFを真空下で蒸発させた。残渣を、25gを使用するシリカゲルのフラッシュク
ロマトグラフィーにより精製し、白色固体としての標記化合物(78 mg、0.251 mmol)。
【化301】
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【0292】
(中間体140)
(1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-メチル-1-({[6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプ
ロパン]-5-イルオキシ)-3-ピリジニル]アミノ}カルボニル)プロピル]カルバマート)
【化302】
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6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-3-ピリジンアミ
ン(中間体138、mg、0.242 mmol)の乾燥トルエン(4 mL)溶液に、S-2-ピリジニル(2R)-2-({
[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)-2-メチルブタンチオアート(中間体13
9、75 mg、0.242 mmol)を加え、該反応混合物を150℃で3時間撹拌した。冷却後、溶媒を
減圧下で除去し、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル9:1からシ
クロヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Bio
tage system)により残渣を精製すると、標記化合物を白色固体として与えた(64 mg)。
【化303】
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【0293】
(中間体141)
(N
1-[6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-3-ピリジニル
]-D-イソバリンアミド)
【化304】
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0℃の1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-メチル-1-({[6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シ
クロプロパン]-5-イルオキシ)-3-ピリジニル]アミノ}カルボニル)プロピル]カルバマート
(中間体140、62 mg)の乾燥ジクロロメタン(6 mL)溶液に、TFA(2 ml、26.0 mmol)をゆっく
りと加え、該反応混合物を同じ温度で3時間撹拌した。該反応混合物をジクロロメタン(15
ml)で希釈し、pHを約8に到達させながらNaHCO
3飽和水溶液を加えた。2相を分離し、有機
層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液として99
:1から95:5のジクロロメタン/メタノールを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグ
ラフィー(Biotage system)により、残渣を精製した。これにより、標記化合物を白色の固
体として与えた(42 mg、収率86%)。
【化305】
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【0294】
(中間体142)
(1,1-ジメチルエチル[2-({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキ
シ]-5-ピリミジニル}アミノ)-1,1-ジメチル-2-オキソエチル]カルバマート)
【化306】
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N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-2-メチルアラニン(59.2 mg、0.292 mmo
l)の溶液に、DIPEA(0.068 mL、0.389 mmol)を加え、次いでHATU(111 mg、0.292 mmol)を
加え、該反応混合物を室温で15分間攪拌した。次いで、2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-
1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジンアミン(中間体65、50 mg、0.194 mmol)を
加え、該反応混合物を50℃で18時間撹拌した。該反応物をブライン(1ml)でクエンチし、
水(2ml)で希釈し、酢酸エチル(2×5ml)で抽出した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し
、蒸発させ、カラムSNAP25g及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エ
チル7:3を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により
残渣を精製すると、標記化合物(31mg)を白色の固体として与えた。
UPLC: 0.75分、443 [M+H]+。
【0295】
(中間体143)
(N1-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}
-2-メチルアラニンアミド)
【化307】
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0℃の1,1-ジメチルエチル[2-({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)-1,1-ジメチル-2-オキソエチル]カルバマート(中間
体142、30 mg、0.068mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(1.6 mL)溶液に、TFA(0.4 ml、5.1
9 mmol)をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で1時間撹拌した。溶媒及び過剰なTF
Aを蒸発させ、残渣をDCM(5ml)に溶解させ、pHを8〜9に到達させながらNaHCO
3の飽和水溶
液を加えた。2相を分離し、有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させると、標記化
合物(20 mg)を白色の固体として与えた。
UPLC: 0.51分、343 [M+H]+。
【0296】
(中間体144)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]-2-メチルプロピル}カルバマート)
【化308】
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Boc-D-バリン(63.3 mg、0.292 mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(DMF)(2mL)溶液に、D
IPEA(0.068 mL、0.389 mmol)を加え、次いでHATU(111 mg、0.292 mmol)を加え、該反応混
合物を室温で15分間攪拌した。次いで、2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン
-4-イル)オキシ]-5-ピリミジンアミン(中間体65、50 mg、0.194 mmol)を加え、該反応混
合物を50℃で5時間撹拌した。該反応物をブライン(1ml)でクエンチし、水(2ml)で希釈し
、酢酸エチル(2×5ml)で抽出した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、カラ
ムSNAP 25g及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用す
るシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると
、標記化合物1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾ
フラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]-2-エチルプロピル}カルバ
マート(55 mg、0.120 mmol、収率62.0 %)を白色固体として与えた。
【0297】
(中間体145)
((2R)-2-アミノ-N-[2-[(3,3-ジメチル-2H-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]ピリミジン-5-イ
ル]-3-メチル-ブタンアミド)
【化309】
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0℃の1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン
-4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]-2-メチルプロピル}カルバマート(
中間体144、52 mg、0.114 mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(2 mL)溶液に、TFA(0.5 ml、
6.49 mmol)をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で1時間撹拌した。溶媒及び過剰
なTFAを蒸発させ、残渣をDCM(5ml)に溶解させ、pHを8〜9に到達させながらNaHCO
3の飽和
水溶液を加えた。2相を分離し、有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させると、標
記化合物(40 mg)を白色の固体として与えた。
UPLC: 0.53分、357 [M+H]+。
【0298】
(中間体146)
(tert-ブチルN-[(1R)-1-メチル-1-[[6-(3-メチルクロマン-5-イル)オキシ-3-ピリジル]カ
ルバモイル]プロピル]カルバマート)
【化310】
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8 mL中で、6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジンアミ
ン(中間体119、82.4 mg、0.0305 mmol)、(2R)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-メ
チル-ブタン酸(59.7 mg、0.275 mmol)、及びDIPEA(0.080 mL、0.458 mmol)を、N,N-ジメ
チルホルムアミド(DMF)(2 mL)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。HATU(151 mg、0.
397 mmol)を加えた。該反応混合物を、室温で週末の間撹拌した。該反応混合物を真空中
で蒸発させ、カラムSNAP 25g及び溶離液として3:1から1:2のシクロヘキサン/酢酸エチル
を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化
合物(55.8 mg)を白色の固体として与えた。
【化311】
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【0299】
(中間体147)
((2R)-2-アミノ-2-メチル-N-[6-(3-メチルクロマン-5-イル)オキシ-3-ピリジル]ブタンア
ミド)
【化312】
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50 mL丸底フラスコの中で、tert-ブチルN-[(1R)-1-メチル-1-[[6-(3-メチルクロマン-5
-イル)オキシ-3-ピリジル]カルバモイル]プロピル]カルバマート(中間体146、55.8 mg、0
.104 mmol)をジクロロメタン(3 mL)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。該反応混合
物を0℃に冷却し、TFA(2 ml、26.0 mmol)を加えた。該反応混合物を0℃で2時間撹拌した
。該反応混合物を真空中で蒸発させると、粗生成物を黄色の油として与えた。試料を2g S
CXカートリッジに入れた。次いで、それに36 mLのMeOHを流し、次いで2MのアンモニアのM
eOH溶液25 mLを流した。アンモニア溶離液を真空中で蒸発させると、標記化合物(32.9 mg
)を薄黄色の油として与えた。
【化313】
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【0300】
(中間体148)
(1,1-ジメチルエチル[2-({6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-
3-ピリジニル}アミノ)-1,1-ジメチル-2-オキソエチル]カルバマート)
【化314】
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8 mLのバイアル中で、6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-
ピリジンアミン(中間体108、55 mg、0.215mmol)を、N,N-ジメチルホルムアミド(2 mL)に
溶解させると、無色の溶液を与えた。DIPEA(0.056 mL、0.322 mmol)、N-{[(1,1-ジメチル
エチル)オキシ]カルボニル}-2-メチルアラニン(52.3 mg、0.258 mmol)、及びTBTU(83 mg
、0.258 mmol)を加えた。該反応混合物を60℃で一晩振盪した。追加のDIPEA(0.1 mL)、N-
{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-2-メチルアラニン(105 mg)、及びTBTU(170m
g)を加えた。該反応混合物を60℃でさらに10時間振盪した。該反応混合物を真空中で蒸発
させ、カラムSNAP 25g及び溶離液として2:1から1:1のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用
するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(3
6.5 mg)を無色の油固体として与えた。
【化315】
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【0301】
(中間体149)
(N1-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-2-メ
チルアラニンアミド)
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
50 mL丸底フラスコの中で、1,1-ジメチルエチル[2-({6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベ
ンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)-1,1-ジメチル-2-オキソエチル]カル
バマート(中間体148、36.5 mg、0.066 mmol)をジクロロメタン(3 mL)に溶解させると、無
色の溶液を与えた。該反応混合物を0℃に冷却し、TFA(1.5 mL、19.47 mmol)をその温度で
加えた。該反応混合物を0℃で1.5時間撹拌した。該反応混合物を真空中で蒸発させると残
渣を与え、残渣を2g SCXカートリッジに入れた。次いで、それに15 mLのMeOHを流し、次
いで2MのアンモニアのMeOH溶液15 mLを流した。アンモニア溶離液を真空中で蒸発させる
と、標記化合物(17.2mg)を無色の油として与えた。
【化317】
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【0302】
(中間体150)
(2,4-ビス(メトキシメトキシ)-1-メチル-ベンゼン)
【化318】
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0℃の4-メチルベンゼン-1,3-ジオール(4 g、32.26 mmol)の乾燥N,N-ジメチルホルムア
ミド(30 ml)溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液)(3.87 g、96.78 mmol)を加え
、該反応混合物を同じ温度で15分間攪拌した。MOM-Cl(7.35 ml、96.78 mmol)を手早く加
え、温度が室温に達するようにしながら、該反応混合物を1時間撹拌した。該反応物をブ
ライン(40ml)でクエンチし、酢酸エチル(3×80 ml)で抽出した。有機層を氷冷ブライン(2
×50ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、100g SNAPカラム及び
溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル8:2を使用するシリカゲルの
フラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(6
.1 g)を無色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.811分; 213 [M+H]+。
【0303】
(中間体151)
(エチル2-[2,6-ビス(メトキシメトキシ)-3-メチル-フェニル]-2-オキソ-アセタート)
【化319】
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室温の2,4-ビス(メトキシメトキシ)-1-メチル-ベンゼン(中間体150、5.5 g、25.94 mmo
l)の乾燥テトラヒドロフラン(50 ml)溶液に、ヘキサン中1.6MのBuLi(19.45 ml、31.13 mm
ol)を加え、該反応混合物を同じ温度で30分間攪拌した。該混合物を-78℃に冷却し、それ
を(挿管により)、-78℃のエチルクロロオキソアセタート(4.35ml、38.9 mmol)の乾燥テト
ラヒドロフラン(30 ml)溶液に加えた。該反応混合物を-78℃で30分間攪拌した。該反応物
を水(20ml)でクエンチし、ブライン(50ml)で希釈し、酢酸エチル(2×100ml)で抽出した。
合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。100g SNAPカラム及
び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル8:2を使用するシリカゲル
のフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物
(4.65g)を薄黄色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.865分。
【0304】
(中間体152)
(エチル2-[2,6-ビス(メトキシメトキシ)-3-メチル-フェニル]プロプ-2-エノアート)
【化320】
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0℃のメチルトリフェニルホスホニウムブロミド(8.78 g、24.6 mmol)の乾燥テトラヒド
ロフラン(50 ml)溶液に、KHMDS 0.5Mトルエン溶液(44.22ml、22.11 mmol)をゆっくりと加
え、該反応混合物を、0℃で15分間、室温で45分間撹拌した。該反応混合物を0℃に冷却し
、それを0℃のエチル2-[2,6-ビス(メトキシメトキシ)-3-メチル-フェニル]-2-オキソ-ア
セタート(中間体151、4.6g、14.74 mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(25 mL)溶液にゆっく
りと加え、該反応混合物を0℃で2時間撹拌した。該反応物を水(50ml)でクエンチし、ブラ
イン(50ml)で希釈し、酢酸エチル(2×100ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥
させ、濾過し、蒸発させた。100g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシク
ロヘキサン/酢酸エチル8:2を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biota
ge system)により残渣を精製すると、標記化合物(3.8 g)を無色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.930分。
【0305】
(中間体153)
(エチル1-[2,6-ビス(メトキシメトキシ)-3-メチル-フェニル]シクロプロパンカルボキシ
ラート)
【化321】
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トリメチルスルホキソニウムヨージド(4.4 g、20 mmol)の乾燥ジメチルスルホキシド(3
0 mL)溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中の60%分散液)(0.720 g、18 mmol)を加え、該反応
混合物を室温で1時間撹拌した。エチル2-[2,6-ビス(メトキシメトキシ)-3-メチル-フェニ
ル]プロプ-2-エノアート(中間体152、3.5 g、11.29 mmol)の乾燥ジメチルスルホキシド(1
5 mL)溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を室温で1時間撹拌した。該反応物を塩化アン
モニウム飽和水溶液(10ml)でクエンチし、水(40ml)で希釈し、酢酸エチル(2×100ml)で抽
出した。有機層を水(2×50ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ
た。100g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル8:
2を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を
精製すると、標記化合物(3.1g)を無色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.028分。
【0306】
(中間体154)
(2-[1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]-3-(メトキシメトキシ)-6-メチル-フェノール
)
【化322】
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エチル1-[2,6-ビス(メトキシメトキシ)-3-メチル-フェニル]シクロプロパンカルボキシ
ラート(中間体153、300 mg、0.93 mmol)のエタノール(10ml)溶液に、水中6NのHCl(0.4 mL
、2.4 mmol)を加え、該反応混合物を50℃で一晩撹拌した。合わせた溶媒を減圧下で除去
した。残渣を乾燥トルエン(10 mL)に懸濁させ、溶媒を蒸発させた。得られた残渣を乾燥
テトラヒドロフラン(10 ml)に溶解させ、該混合物を0℃に冷却し、NaH(鉱油中60%分散液)
(80 mg、2 mmol)を加え、該反応混合物を同じ温度で30分間攪拌した。次いで、MOM-Cl(0.
083 mL、1.1 mmol)を加え、該反応混合物を0℃で1時間撹拌した。LiAlH
4(THF中1M、1.2 m
l、1.2 mmol)を加え、該反応混合物を同じ温度で1時間さらに撹拌した。該反応物を塩化
アンモニウム飽和水溶液(10ml)でクエンチし、水(20ml)で希釈し、酢酸エチル(2×50ml)
で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、25g SNAP
カラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用するシ
リカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標
記化合物(70mg)を白色の固体として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.690分; 239 [M+H]+。
【0307】
(中間体155)
(4-(メトキシメトキシ)-7-メチル-スピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン])
【化323】
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2-[1-(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]-3-(メトキシメトキシ)-6-メチル-フェノー
ル(中間体154、65 mg、0.27 mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(5 ml)溶液に、トリフェニ
ルホスフィン(84 mg、0.32 mmol)を加え、該反応混合物を、PPh
3の完全な溶解まで撹拌し
た。次いで、DIAD(0.056 ml、0.285 mmol)を滴加し、該反応混合物を室温で30分撹拌した
。溶媒を減圧下で除去し、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘ
キサン/酢酸エチル8:2を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage s
ystem)により残渣を精製すると、標記化合物(40mg)を薄黄色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.024分; 221 [M+H]+。
【0308】
(中間体156)
(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール)
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
4-(メトキシメトキシ)-7-メチル-スピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン](中間
体155、38 mg、0.17 mmol)のエタノール(5 ml)溶液に、水中6NのHCl(0.1 mL、0.6 mmol)
を加え、該反応混合物を室温で4日間攪拌した。合わせた溶媒を減圧下で除去し、10g SNA
Pカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用する
シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、
標記化合物(24mg)を薄橙色の固体として与えた。
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
【0309】
(中間体157)
(2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)オキシ-5-ニトロ-
ピリジン)
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール(中間体156、176 mg
、1 mmol)の乾燥DMF(4ml)溶液に、炭酸カリウム(207 mg、1.5 mmol)を加え、次いで2-ク
ロロ-5-ニトロピリジン(158 mg、1 mmol)を加え、該反応混合物を80℃で2時間攪拌した。
冷却後、該反応混合物を水(2ml)でクエンチし、ブライン(10ml)で希釈し、酢酸エチル(2
×20ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記
化合物(270mg)を橙色の固体として与え、それをさらに精製することなく粗製物質として
次の工程で使用した。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.138分; 299 [M+H]+。
【0310】
(中間体158)
(6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)オキシピリジン-3-
アミン)
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)オキシ-5-ニトロ-
ピリジン(中間体157、265 mg)のテトラヒドロフラン(5 ml)/水(2.5 ml)中の溶液に、鉄(2
45 mg、4.45 mmol)を加え、次いで塩化アンモニウム(238 mg、4.45 mmol)を加え、該反応
混合物を室温で一晩撹拌した。触媒を濾去し、残渣をNaHCO
3飽和水溶液(5ml)で希釈し、
酢酸エチル(3×10ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発さ
せ、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル8:2からシクロヘキサン
/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)
により残渣を精製すると、標記化合物(203mg)を薄黄色の固体として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.740分; 269 [M+H]+。
【0311】
(中間体159)
(tert-ブチルN-[(1R)-1-[[6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4
-イル)オキシ-3-ピリジル]カルバモイル]プロピル]カルバマート)
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(36 mg、0.18mmo
l)の乾燥DMF(1 ml)溶液に、DIPEA(52μl、0.3mmol)を加え、次いでHATU(65mg、0.17mmol)
を加え、該反応混合物を室温で15分間攪拌した。次いで、6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾ
フラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)オキシピリジン-3-アミン(中間体158、40mg、0.15
mmol)を加え、該反応混合物を室温で4時間撹拌した。該反応物を水(2ml)でクエンチし、
ブライン(5ml)で希釈し、酢酸エチル(2×10ml)で抽出した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、
濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル90:10か
らシクロヘキサン/酢酸エチル60:40を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィ
ー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(57mg)を白色の固体として与え
た。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.190分; 454 [M+H]+。
【0312】
(中間体160)
((2R)-2-アミノ-N-[6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)
オキシ-3-ピリジル]ブタンアミド)
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のtert-ブチルN-[(1R)-1-[[6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロ
パン]-4-イル)オキシ-3-ピリジル]カルバモイル]プロピル]カルバマート(中間体159、55m
g)の乾燥DCM(3ml)溶液に、TFA(1ml)をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で3時間
撹拌した。溶媒及び過剰なTFAを減圧下で除去し、残渣をDCM(10ml)で希釈し、pHを約8に
到達させながらNaHCO
3の飽和水溶液を加えた。2相を分離し、有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)
、濾過し、蒸発させると、標記化合物(41mg)を白色の固体として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.792分; 354 [M+H]+。
【0313】
(中間体161)
(2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)オキシ-5-ニトロ-
ピリミジン)
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール(中間体156、176 mg
、1 mmol)の乾燥アセトニトリル(4ml)溶液に、炭酸カリウム(207 mg、1.5 mmol)を加え、
次いで2-クロロ-5-ニトロピリミジン(159 mg、1 mmol)を加え、該反応混合物を80℃で24
時間攪拌した。冷却後、該反応混合物を水(2ml)でクエンチし、ブライン(10ml)で希釈し
、酢酸エチル(2×20ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発
させると、標記化合物(258mg)を橙色の固体として与え、それをさらに精製することなく
粗製物質として次の工程で使用した。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.007分; 300 [M+H]+。
【0314】
(中間体162)
(2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)オキシピリミジン-
5-アミン)
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)オキシ-5-ニトロ-
ピリミジン(中間体161、255 mg)のテトラヒドロフラン(5 ml)/水(2.5 ml)中の溶液に、鉄
(234 mg、4.25 mmol)を加え、次いで塩化アンモニウム(227 mg、4.25 mmol)を加え、該反
応混合物を室温で48時間撹拌した。触媒を濾去し、残渣をNaHCO
3飽和水溶液(5ml)で希釈
し、酢酸エチル(3×10ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸
発させ、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル8:2からシクロヘキ
サン/酢酸エチル4:6を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage sys
tem)により残渣を精製すると、標記化合物(52 mg)を薄橙色の固体として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.746分; 270 [M+H]+。
【0315】
(中間体163)
(tert-ブチルN-[(1R)-1-[[2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4
-イル)オキシピリミジン-5-イル]カルバモイル]プロピル]カルバマート)
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(45 mg、0.222mm
ol)の乾燥DMF(1 ml)溶液に、DIPEA(87μl、0.5mmol)を加え、次いでHATU(80mg、0.21mmol
)を加え、該反応混合物を室温で15分間攪拌した。次いで、2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾ
フラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)オキシピリミジン-5-アミン(中間体162、50mg、0.
185 mmol)を加え、該反応混合物を室温で6時間撹拌した。該反応物を水(2ml)でクエンチ
し、ブライン(5ml)で希釈し、酢酸エチル(2×10ml)で抽出した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル90:
10からシクロヘキサン/酢酸エチル60:40を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラ
フィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(45mg)を白色の固体として
与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.109分; 455 [M+H]+。
【0316】
(中間体164)
((2R)-2-アミノ-N-[2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)
オキシピリミジン-5-イル]ブタンアミド)
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のtert-ブチルN-[(1R)-1-[[2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロ
パン]-4-イル)オキシピリミジン-5-イル]カルバモイル]プロピル]カルバマート(中間体16
3、42mg)の乾燥DCM(3ml)溶液に、TFA(1ml)をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で
3時間撹拌した。溶媒及び過剰なTFAを減圧下で除去し、残渣をDCM(10ml)で希釈し、pHを
約8に到達させながらNaHCO
3の飽和水溶液を加えた。2相を分離し、有機層を乾燥させ(Na
2
SO
4)、濾過し、蒸発させると、標記化合物(25mg)を薄黄色のゴムとして与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.688分; 355 [M+H]+。
【0317】
(中間体165)
((5R)-3-(2-クロロピリミジン-5-イル)-5-エチル-5-メチル-イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のトリホスゲン(1.38 g、4.65mmol)の酢酸エチル(20 ml)溶液に、2-クロロ-5-アミ
ノピリミジン(1 g、7.75 mmol)/DIPEA(8 ml、4.65 mmol)の酢酸エチル(40 ml)溶液をゆっ
くりと加え(20分)、該反応混合物を同じ温度で15分間攪拌した。該反応混合物を0℃に保
ちながら、過剰なホスゲンを除去するために真空を適用した(10分)。DMAP(0.945g、7.75m
mol)の酢酸エチル/ジクロロメタン1:1(8 ml)中の溶液を加え、該反応混合物を同じ温度で
5分間攪拌した。メチル(R)-2-アミノ-2-メチル-ブチラート塩酸塩(2.59 g、15.5 mmol)の
酢酸エチル(30 ml)溶液を0℃でゆっくりと加え(15分)、該反応混合物を同じ温度で30分間
攪拌した。pHを約5〜6に到達させながら該反応物を緩衝剤水溶液(pH3)によりクエンチし
、2相を分離した。有機層を緩衝剤水溶液(pH3)(2×20 ml)で、次いでブライン(20 ml)で
洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させると、尿素中間体を橙色の泡として与えた
。
【0318】
該尿素をMeOH(20 ml)に溶解させ、NaOMe(0.41 g、7.75 mmol)を加え、該反応混合物を
室温で15分間攪拌した。該混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液(25 ml)でクエンチし、
酢酸エチル(50 ml)で希釈した。2相を分離し、有機層をブライン(2×20 ml)で洗浄し、乾
燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させた。残渣をEt
2O(10 ml)でトリチュレートし、集めた
固体により標記化合物(1.22 g)を薄茶色の固体として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.341分; 255 [M+H]+。
【0319】
(中間体166)
(3-(2-クロロピリミジン-5-イル)-5,5-ジメチル-イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のトリホスゲン(1.38 g、4.65mmol)の酢酸エチル(20 ml)溶液に、2-クロロ-5-アミ
ノピリミジン(1 g、7.75 mmol)/DIPEA(8 ml、4.65 mmol)の酢酸エチル(40 ml)溶液をゆっ
くりと加え(20分)、該反応混合物を同じ温度で15分間攪拌した。該反応混合物を0℃に保
ちながら、過剰なホスゲンを除去するために真空を適用した(10分)。DMAP(0.945g、7.75m
mol)の酢酸エチル/ジクロロメタン1:1(8 ml)溶液を加え、該反応混合物を同じ温度で5分
間攪拌した。2,2-ジメチルグリシンメチルエステル塩酸塩(2.37 g、15.5 mmol)の酢酸エ
チル(30 ml)溶液を0℃でゆっくりと加え(15分)、該反応混合物を同じ温度で30分間攪拌し
た。pHを約5〜6に到達させながら該反応物を緩衝剤水溶液(pH3)によりクエンチし、2相を
分離した。有機層を緩衝剤水溶液(pH3)(2×20 ml)で、次いでブライン(20 ml)で洗浄し、
乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させると、尿素中間体を橙色の泡として与えた。
【0320】
該尿素をMeOH(20 ml)に溶解させ、NaOMe(0.41 g、7.75 mmol)を加え、該反応混合物を
室温で15分間攪拌した。該混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液(25 ml)でクエンチし、
酢酸エチル(50 ml)で希釈した。2相を分離し、有機層をブライン(2×20 ml)で洗浄し、乾
燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させた。残渣をEt
2O(10 ml)でトリチュレートし、集めた
固体により標記化合物(1.08 g)を橙色の固体として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.062分; 241 [M+H]+。
【0321】
(中間体167)
(メチル3-(2-メチルアリルオキシ)ベンゾアート)
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
メチル3-ヒドロキシベンゾアート(1 g、6.57 mmol)をDMF(10 ml)に溶解させると、無色
の溶液を与えた。該溶液に、炭酸カリウム(1.089 g、7.88 mmol)及び3-ブロモ-2-メチル
プロペン(0.729 ml、7.23 mmol)を加えた。該反応混合物を90℃に加熱し、1時間撹拌した
。冷却後、該反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機相を水で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で蒸発させると、標記化合物(1.180 mg)を与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.073分; 207 [M+H]+。
【0322】
(中間体168)
(メチル3-ヒドロキシ-2-(2-メチルアリル)ベンゾアート)
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
メチル3-(2-メチルアリルオキシ)ベンゾアート(中間体167、1.100 g、5.3 mmol)を、1-
メチル-2-ピロリジノン(12 ml)に溶解させ、200℃に加熱した。該溶液を同じ温度で30時
間撹拌した。冷却後、該混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機相をNa
2SO
4で
乾燥させ、真空中で蒸発させると粗生成物を与え、それを、シクロヘキサン/EtOAcを溶離
液とする(12 CVの間10/0から7/3、50g SNAPシリカカラム)Biotage SP1により精製した。
フラクションを集め、蒸発させると、標記化合物(507 mg)を与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.772分; 207 [M+H]+。
【0323】
(中間体169)
(3-(ヒドロキシメチル)-2-(2-メチルアリル)フェノール)
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
メチル3-ヒドロキシ-2-(2-メチルアリル)ベンゾアート(中間体168、410 mg、1.99 mmol
)をテトラヒドロフラン(5 ml)に溶解させると、無色の溶液を与えた。該反応混合物を0℃
で冷却した。LiAlH
4の2M THF溶液(1.09 ml、2.19 mmol)を滴加し、該反応混合物を0℃で3
0分間攪拌した。この時間の後、該反応混合物を氷に注ぎ、60 mlの酢酸エチルで希釈した
。相を分離し、有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、真空下で蒸発させると、標記化合物(360 mg)
を無色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.192分。
【0324】
(中間体170)
(3,3-ジメチルイソクロマン-5-オール)
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
3-(ヒドロキシメチル)-2-(2-メチルアリル)フェノール(中間体169、360 mg、2 mmol)を
酢酸エチル(20 ml)に溶解させ、2滴の硫酸を該溶液に加え、それを室温で4時間撹拌した
。この時間の後、該反応物を水(40 ml)及び酢酸エチル(40 ml)で希釈した。相を分離し、
有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、真空中で蒸発させると、無色の油を与えた。該油をシクロヘ
キサンによりトリチュレートすると白色の固体が得られ、それを濾過し、シクロヘキサン
(20 ml)で洗浄し、真空中で乾燥させると、標記化合物(130 mg)を与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.441分。
【0325】
(中間体171)
(2-(3,3-ジメチルイソクロマン-5-イル)オキシ-5-ニトロ-ピリジン)
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
3,3-ジメチルイソクロマン-5-オール(中間体170、65 mg、0.36 mmol)の乾燥DMF(3 ml)
溶液に、炭酸カリウム(207 mg、1.5 mmol)を加え、次いで2-クロロ-5-ニトロピリジン(50
.8 mg、0.32 mmol)を加え、該反応混合物を80℃で2時間攪拌した。冷却後、該反応混合物
を水(2ml)でクエンチし、ブライン(10ml)で希釈し、酢酸エチル(2×20ml)で抽出した。有
機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記化合物(80 mg)を橙色の
固体として与え、それをさらに精製することなく粗製物として次の工程で使用した。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.027分; 301 [M+H]+。
【0326】
(中間体172)
(6-(3,3-ジメチルイソクロマン-5-イル)オキシピリジン-3-アミン)
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
2-(3,3-ジメチルイソクロマン-5-イル)オキシ-5-ニトロ-ピリジン(中間体171、80 mg)
のテトラヒドロフラン(5 ml)/水(2.5 ml)中の溶液に、鉄(70mg、1.3 mmol)を加え、次い
で塩化アンモニウム(70 mg、1.3 mmol)を加え、該反応混合物を室温で一晩撹拌した。触
媒を濾去し、残渣をNaHCO
3飽和水溶液(5ml)で希釈し、酢酸エチル(3×10ml)で抽出した。
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液とし
てシクロヘキサン/酢酸エチル8:2からシクロヘキサン/酢酸エチル4:6を使用するシリカゲ
ルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合
物(25 mg)を白色の固体として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.586分; 271 [M+H]+。
【0327】
(中間体173)
([5-(メトキシメトキシ)-2-メチル-フェニル]メタノール)
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
5-ヒドロキシ-2-メチル-安息香酸(2 g、13.3 mmol)をテトラヒドロフラン(40 ml)に溶
解させた。該反応混合物を0℃に冷却し、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液)(1.8 g、39
.5 mmol)を少量ずつ加えた。クロロ(メチルオキシ)メタン(4 ml、52 mmol)を加えた。該
反応混合物を0℃で30分間攪拌した。該混合物を氷に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、2相を分
離し、有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、真空下で蒸発させると、粗生成物を黄色の油として与
えた。THF(20 ml)に溶解させ、0℃に冷却したこの物質に、THF中1MのLiAlH
4(15 ml、15 m
mol)を滴加し、該反応混合物を0℃で30分間攪拌した。この時間の後、該反応混合物を氷
に注ぎ、60 mlの酢酸エチルで希釈した。相を分離し、有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、真空
下で蒸発させると無色の油を与え、それを、100g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘ
キサンからシクロヘキサン/酢酸エチル75:25を使用するシリカゲルのフラッシュクロマト
グラフィー(Biotage system)により精製すると、標記化合物(1.9 g)を無色の油として与
えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.351分。
【0328】
(中間体174)
(tert-ブチル-[[5-(メトキシメトキシ)-2-メチル-フェニル]メトキシ]-ジメチル-シラン)
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
[5-(メトキシメトキシ)-2-メチル-フェニル]メタノール(中間体173、1.9g、10mmol)を
ジクロロメタン(10 ml)に溶解させると、無色の溶液を与えた。1H-イミダゾール(1.137 g
、16.7 mmol)及びクロロ(1,1-ジメチルエチル)ジメチルシラン(2.095 g、13.9 mmol)を加
えた。該反応混合物はすぐに白色懸濁液になり、それを室温で30分間撹拌した。該反応混
合物を10 mlの水でクエンチし、10 mlのジクロロメタンで希釈した。分液漏斗により、2
相を分離した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、真空下で蒸発させ、残渣を、100g SNAPカラ
ム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル50:50を使用するシリ
カゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により精製すると、標記化合物
(2.9g)を無色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.437分。
【0329】
(中間体175)
(1-[2-[[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシメチル]-6-(メトキシメトキシ)-3-メチル-
フェニル]シクロブタノール)
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
tert-ブチル-[[5-(メトキシメトキシ)-2-メチル-フェニル]メトキシ]-ジメチル-シラン
(中間体174、0.3 g、1 mmol)のヘキサン(5 ml)溶液に、BuLi(ヘキサン中1.6M、0.9 ml、1
.4mmol)を室温で加えた。該反応混合物を2時間撹拌し、次いで、-30℃で、事前に室温で
一晩撹拌させたCeCl
3(0.37g、1.5 mmol)の乾燥THF(5 ml)中の懸濁液に滴加した。-30℃で
45分後、THF(1ml)に溶解させたシクロブタノン(0.07g、1mmol)を加えた。該反応物を同じ
温度で撹拌し、次いで塩化アンモニウム(20 ml)でクエンチし、酢酸エチル(2×20ml)で抽
出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、真空下で蒸発させると無色の油を与え、そ
れを、25g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル7
5:25を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により精製
すると、標記化合物(0.05 g)を無色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.437分。
【0330】
(中間体176)
(7-メチルスピロ[1H-イソベンゾフラン-3,1'-シクロブタン]-4-オール)
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
1-[2-[[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシメチル]-6-(メトキシメトキシ)-3-メチル
-フェニル]シクロブタノール(中間体175、0.05g、0.136 mmol)の酢酸エチル(5 ml)溶液に
、硫酸(96%、2滴)を室温で加え、該反応混合物を2時間撹拌した。酢酸エチル(20ml)を加
え、有機相をブライン(2×50ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。10g
SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用
するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製する
と、標記化合物(0.02 g)を無色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.720分。
【0331】
(中間体177)
(エチル2-[[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシメチル]-6-(メトキシメトキシ)ベンゾ
アート)
【化346】
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窒素を流しながら、還流冷却器を備えた二ツ口100 ml丸底フラスコ(真空下で5分間、次
いで3サイクルのN
2/真空で炎に当てた)中で、(1,1-ジメチルエチル)(ジメチル){[(3-{[(
メチルオキシ)メチル]オキシ}フェニル)メチル]オキシ}シラン(中間体103、1.5 g、5.31
mmol)をヘキサン(20 ml)に溶解させると、無色の溶液を与えた。ヘキサン中1.6Nのブチル
リチウム(4.31 ml、6.9 mmol)を滴加し、該反応混合物を室温で撹拌した。これらの状態
で2時間撹拌した後、薄黄色の反応混合物を、エチルクロロホルマート(1.015 ml、10.62
mmol)の-78℃のテトラヒドロフラン溶液に加えた。30分後、pHを約2に到達させながら該
反応物を塩化水素の2M水溶液によりクエンチし、10 mlの酢酸エチルで希釈した。2相を分
離し、有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、真空下で蒸発させると、粗生成物を帯黄色の油として
与え、それを、溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル8:2を使用す
るシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により精製すると、標記
化合物(1.396 g)を薄黄色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.413分; 355 [M+H]+。
【0332】
(中間体178)
(エチル2-[[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシメチル]-6-ヒドロキシ-ベンゾアート)
【化347】
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エチル2-[[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシメチル]-6-(メトキシメトキシ)ベンゾ
アート(中間体177、950 mg、2.68 mmol)をジクロロメタン(30 ml)に溶解させ、該溶液を0
℃に冷却して、トリフルオロ酢酸(2 ml)を加えた。0℃で3時間撹拌した後、水(20 ml)を0
℃で加え、2相を分離した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、真空中で蒸発させると無色の油
を与え、それを、溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用
するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により精製すると、標
記化合物(0.345 g)を無色の油として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=2.463分; 311 [M+H]+。
【0333】
(中間体179)
(3,3-ジエチル-1H-イソベンゾフラン-4-オール)
【化348】
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0℃の乾燥THF(5 ml)中のエチルマグネシウムブロミド(10 ml、5 mmol)の1M THF溶液に
、エチル2-[[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシメチル]-6-ヒドロキシ-ベンゾアート(
中間体178、0.31g、1 mmol)のEt
2O(10ml)溶液を15分で加えた。該反応混合物を同じ温度
で1.5時間撹拌し、次いで温度を室温に達するようにしながらさらに2時間撹拌した。該反
応物を塩化アンモニウム飽和水溶液(40ml)でクエンチし、酢酸エチル(3×80 ml)で抽出し
た。有機層をブライン(2×50ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発さ
せた。残渣をTHF(5 ml)に溶解させ、テトラブチルアンモニウムフルオリド(THF中1M、1.5
ml、1.5mmol)を加え、該反応混合物を15分間攪拌した。酢酸エチル(50 ml)を加え、合わ
せた有機層を塩化アンモニウム(2×50ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し
た。得られた黄色の固体を酢酸エチル及びペンタン(1:1、5ml)でトリチュレートすると、
白色の固体を与えた。
【0334】
該固体を酢酸エチル(5 ml)に溶解させ、硫酸(96%、4滴)を室温で加えた。該反応物を2
時間攪拌し、次いで、酢酸エチル(20ml)を加え、有機相をブライン(2×50ml)で洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサ
ンからシクロヘキサン/酢酸エチル7:3を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフ
ィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(0.05 g)を無色の油として
与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt=1.683分。
【0335】
(中間体180)
(6-[(3,3-ジエチル-1H-イソベンゾフラン-4-イル)オキシ]ピリジン-3-アミン)
【化349】
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3,3-ジエチル-1H-イソベンゾフラン-4-オール(中間体179、0.03g、0.15mmol)の乾燥DMF
(3ml)溶液に、炭酸カリウム(0.08g、0.6 mmol)を加え、次いで2-クロロ-5-ニトロピリジ
ン(0.026g、0.17 mmol)を加え、該反応混合物を80℃で2時間攪拌した。冷却後、該反応混
合物を水(1ml)でクエンチし、ブライン(5ml)で希釈し、酢酸エチル(2×10ml)で抽出した
。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をテトラヒドロフラン
(5 ml)/水(2.5 ml)に溶解させ、鉄(0.04 g、0.75 mmol)を加え、次いで塩化アンモニウム
(0.4 g、0.75 mmol)を加え、該反応混合物を室温で一晩撹拌した。触媒を濾去し、残渣を
NaHCO
3飽和水溶液(5ml)で希釈し、酢酸エチル(3×10ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/
酢酸エチル8:2からシクロヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルのフラッシュク
ロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(0.025 g)を薄
黄色の固体として与えた。
LC/MS: QC_3_MIN: Rt 1.735分、285 [M+H]+。
【0336】
(中間体181)
([(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ][トリス(1-メチルエチル
)]シラン)
【化350】
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3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オール(中間体50、3.6g、21.91mmol)を
無水THF(20.0 mL)に溶解させ、その無色の溶液を窒素下で撹拌しながら0℃に冷却した。2
Mのn-BuLiのシクロヘキサン溶液(13.2mL、26.4 mmol)を滴加して、生じた黄色の溶液を0
℃で10分間攪拌した。トリイソプロピルシスリル(Triisopropylsislyl)トリフラート(7.7
mL、28.5 mmol)を滴加すると、溶液はほとんど完全に退色した。これを放置して室温まで
温め、一晩撹拌した。水(1.0 mL)を加え、揮発物を減圧下で蒸発させた。残渣を酢酸エチ
ルに溶解させ、ブラインで3回洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させ
ると、黄色の油を与え、それをTBMEに再溶解させ、水で2回洗浄した。該有機溶液をNa
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させると、標記化合物(7.4g)を黄色の油として与えた。
【化351】
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【0337】
(中間体182)
([(7-ブロモ-3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ][トリス(1-メ
チルエチル)]シラン)
【化352】
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[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ][トリス(1-メチルエチ
ル)]シラン(中間体181、7.4g、23.19 mmol)をTHF(70.0 mL)に溶解させた。N-ブロモスク
シンイミド(4.2g、23.88 mmol)を加え、数分で溶解させた。この混合物を室温で3時間攪
拌した。さらにNBS(0.64g、3.48 mmol)を加え、該反応混合物を室温でさらに1時間撹拌し
た。CCl
4(50mL)を該反応混合物に加え、該溶液を蒸発乾固させた。残渣をCCl
4に再懸濁さ
せ、室温で15分間攪拌した。白色の固体を濾過により除き、ウェットケークをさらなるCC
l
4で洗浄した。CCl
4を酢酸エチルと取り替え、該有機溶液を2.5% w/wNaHCO
3水溶液で3回
洗浄し、最後に水で洗浄した。有機溶液を無水Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させると、標
記化合物(8.6g)を茶色の油として与えた。
【化353】
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【0338】
(中間体183)
(トリス(1-メチルエチル)[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オ
キシ]シラン)
【化354】
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[(7-ブロモ-3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ][トリス(1-メ
チルエチル)]シラン(中間体182、7.1g、17.72mmol)を無水THF(72mL)に溶解させ、0℃に冷
却した。テトラメチルエチレンジアミン(8.0mL、53.16 mmol)を加え、黄色の溶液を0℃で
10分間攪拌した。1.6 Mブチルリチウムのヘキサン溶液(22.5mL、35.4 mmol)を10分かけて
滴加し、次いで0℃で15分間攪拌した。ヨウ化メチル(11 mL、177.2 mmol)を6分かけて滴
加した。白色の固体を濾過により除き、ウェットケークをTHFで洗浄した。合わせた有機
層を蒸発乾固させた。残渣を酢酸エチルに溶解させ、NaHCO
3水溶液で2回洗浄し、水で1回
洗浄した。有機溶液を無水Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させると茶色の油を与えた。溶離
液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルのフラ
ッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(3.6 g)を茶色の油とし
て与えた。
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【0339】
(中間体184)
(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オール)
【化356】
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トリス(1-メチルエチル)[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オ
キシ]シラン(中間体183、3.6g、10.84mmol)をTHF(36mL)に溶解させると、暗黄色の溶液を
得た。TBAF(8.5g、32.5 mmol)を加え、該反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧
下で除去した。残渣を酢酸エチルに溶解させ、HCl水溶液で、次いでNaHCO
3水溶液で、最
後にブラインで洗浄した。該有機溶液をNa
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させ、溶離液として
シクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル95:5を使用するシリカゲルのフラッシュ
クロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(1.69 g)を無色の油として与え
た。
【化357】
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【0340】
(中間体185)
(5-ニトロ-2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]ピリジ
ン)
【化358】
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3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オール(中間体184、0.9g、5.0mmol
)を、2-クロロ-5-ニトロピリジン(790 mg、5.0 mmol)及びK
2CO
3(1.72 g、12.5mmol)の存
在下でCH
3CN(5mL)に溶解させ、生じた懸濁液を1.5時間60℃に加熱した。次いで、該混合
物を室温に冷却し、水及び酢酸エチルで希釈した。2相を分離し、有機層をブラインで洗
浄し、次いでNa
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣を、溶離液としてシクロヘキサン
からシクロヘキサン/酢酸エチル90:10を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフ
ィーにより精製すると、標記化合物(0.92 g)を帯黄色の固体として与えた。
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【0341】
(中間体186)
(6-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジンアミ
ン)
【化360】
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5-ニトロ-2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]ピリジ
ン(中間体185、920 mg、3.0mmol)をEtOH(13.5mL)に溶解させ、水素雰囲気下(2バール)で
、Pd/C10% w/w(46 mg、5% w/w)の存在下で、室温で30分間攪拌した。触媒を濾去し、THF
で洗浄し、生じた溶液を蒸発乾固させると、橙色の固体を与えた。該粗生成物を、MeOHか
ら薄茶色の固体として標記化合物(565 mg)に結晶化した。
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
【0342】
(中間体187)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4
-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化362】
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6-{[3,3,7-トリメチル-6-(トリフルオロメトキシ)-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル]オキシ}ピリジン-3-アミン(中間体186、405 mg、1.27 mmol)を、酢酸エチル(4 mL)に
懸濁させた。トリエチルアミン(0.44ml、3.175 mmol)を加え、それに続いて(2R)-2-({[(1
,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(258 mg、1.27 mmol)を加えた。
生じた懸濁液を0℃に冷却し、T3P 50 % w/wの酢酸エチル溶液(1.4 mmol)を滴加した。該
反応混合物を0℃で1時間攪拌し、次いで室温まで温め、さらに1時間攪拌した。Na
2CO
3の
飽和水溶液を加え、該混合物を10分間攪拌した。2相を分離し、有機層を水及びブライン
で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させた。溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチ
ル80:20からシクロヘキサン/酢酸エチル70:30を使用するシリカゲルのフラッシュクロマ
トグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(0.50 g)を白色の泡として与えた。
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
【0343】
(中間体188)
((2R)-2-アミノ-N-{6-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ
]-3-ピリジニル}ブタンアミド)
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-
4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート(中間体187、4
80 mg、1.05 mmol)を、酢酸イソプロピル(5 mL)に溶解させ、イソプロパノール中の5-6N
のHCl(1ml、5.25 mmol)を加えた。該溶液を室温で1時間撹拌し、次いで、完全な転化まで
約50〜55℃に加熱した。該混合物を室温に冷却し、NaHCO
3飽和水溶液で処理した。2相を
分離し、有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させた。溶離液として
ジクロロメタン/メタノール95:5を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー
により残渣を精製すると、標記化合物(0.31 g)を帯黄色の泡として与えた。
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
【0344】
(中間体189)
(5-ニトロ-2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]ピリミ
ジン)
【化366】
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3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オール(中間体184、178 mg、1.0 m
mol)及び2-クロロ-5-ニトロピリミジン(191.5 mg、1.2 mmol)をCH
3CN(3.0 mL)に溶解させ
、K
2CO
3(345.5 mg、2.5 mmol)を加えた。生じた懸濁液を40℃に加熱し、1時間撹拌した。
次いで、該反応混合物を水(50 mL)及び酢酸エチル(50 mL)で希釈した。有機相を集め、ブ
ライン(50 mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル
97:3を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標
記化合物(243 mg)を与えた。
【0345】
(中間体190)
(2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジンア
ミン)
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
5-ニトロ-2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]ピリミ
ジン(中間体189、243 mg、0.81 mmol)をTHF(4 mL)に溶解させ、パラジウムカーボン(5 mo
l%、85mg)を加えた。該反応混合物を、水素雰囲気下(3バール)室温で1時間撹拌した。触
媒をセライトのパッドで濾過し、THFで洗浄し、生じた溶液を真空下で濃縮した。残渣を
酢酸エチル及び水で希釈し、有機相を回収し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発させると、標記化
合物(220 mg)を無色の油として与えた。該粗生成物を、さらに精製することなく次の工程
に使用した。
MS_2 (ESI): 272 [M+H]+。
【0346】
(中間体191)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4
-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジンア
ミン(中間体190、220 mg、0.81 mmol)を酢酸エチル(10 mL)に溶解させ、(2R)-2-({[(1,1-
ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(181.1 mg、0.89 mmol)を加え、次
いでEt
3N(0.35 mL、2.02 mmol)を加えた。生じた溶液を5℃に冷却し、T3Pの50% w/w酢酸
エチル溶液(0.53 mL、0.89 mmol)を15分で滴加した。該反応混合物を5℃で30分間撹拌し
た。該反応物を水(50 mL)及び酢酸エチル(50 mL)でクエンチし、2相を分離し、有機層をN
a
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル60:40を
使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合
物(213 mg)を与えた。
MS_2 (ESI):457 [M+H]+。
【0347】
(中間体192)
(7-(メトキシメトキシ)-3H-イソベンゾフラン-1-オン)
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
4-ヒドロキシ-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-1,3-ジオン(685mg、4 mmol)を、-78℃の
乾燥THF(30mL)に溶解させた。K-Selectrideの1MのTHF溶液(13 mL、13 mmol)を20分で滴加
し、次いで該混合物を3時間かけて-78℃から-30℃に温めた。最終混合物を、酢酸エチル(
100mL)、ブライン(25mL)及び3Mの塩化水素溶液(25mL)に注いだ。有機層を集め、ブライン
で洗浄し、蒸発乾固させた。生じた化合物をMeOH(20mL)に溶解させ、撹拌しながら3M塩化
水素溶液(10mL)で処理した。次いで、該混合物を酢酸エチル(100mL)及びブライン(25mL)
で希釈し、有機層を集め、真空下で蒸発させた。溶離液としてジクロロメタンを使用する
シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、フェノール中間体
(430 mg)を与えた。
【0348】
該フェノール中間体(430 mg、2.9 mmol)を0℃の乾燥ジクロロメタン(20mL)に溶解させ
、DIPEA(5mL、5.5 mmol)を加え、それに続いてクロロメチルメチルエーテル(0.44 mL、5.
7 mmol)を10分かけて滴加した。生じた溶液を、0℃で30分間、次いで室温で15分間攪拌し
た。ジクロロメタンを部分的に蒸発させ、得られた懸濁液を酢酸エチル(20mL)に溶解させ
、水とブラインの50/50混合物(2×10mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発させると、標
記化合物(549 mg)を薄黄色の固体として与えた。
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
【0349】
(中間体193)
(3,3-ジメチル-1H-イソベンゾフラン-4-オール)
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
7-(メトキシメトキシ)-3H-イソベンゾフラン-1-オン(中間体192、550mg、2.8 mmol)を-
70℃で乾燥THF(150 mL)に溶解させた。メチルマグネシウムブロミドの3Mジエチルエーテ
ル溶液(5.6mL、16.8 mmol)を30分で滴加し、得られた混合物を-70℃で30分間攪拌し、次
いで室温で30分間攪拌した。該反応混合物を、0℃の酢酸エチル(100mL)及び塩化アンモニ
ウム飽和水溶液(50mL)に注いだ。有機層を集め、塩化アンモニウム飽和水溶液(50mL)及び
ブライン(50mL)で洗浄し、蒸発させると黄色の油を与え、それをアセトニトリル(15mL)に
溶解させ、硫酸(0.15 mL)で処理した。アセトニトリルをメチルアルコール(15mL)に取り
替え、生じた溶液をp-トルエンスルホン酸(100 mg)で処理した。該溶液を60℃に加熱し、
2時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を酢酸エチル(30mL)に溶解させ、重炭酸ナトリウ
ムの飽和水溶液(10mL)で2回洗浄し、次いで塩化水素の希水溶液で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥
させ、蒸発乾固させた。溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル90:10を使用するシリカ
ゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(210 mg)を
白色の固体として与えた。
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
【0350】
(中間体194)
((5R)-3-(6-クロロ-3-ピリジニル)-5-エチル-5-メチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
6-クロロピリジン-3-アミン(3.0 g、23.3 mmol)を、CH
3CN/酢酸エチルの3:1 v/v混合物
(20 mL)に溶解させ、(2R)-2-アミノ-2-メチルブタン酸塩酸塩(3.97 g、25.63 mmol)を加
え、それに続いてT3Pの50% w/w酢酸エチル溶液(15.3 mL、25.63)を加えた。該混合物を60
℃に2時間加熱し、次いでpHを約10にしながら3NのNaOHでクエンチし、次いで酢酸エチル(
100 mL)で希釈した。有機相を集め、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で約15 mLの最終体積に濃
縮した。該溶液を0〜5℃に冷却し、Et
3N(11.4 ml、81.9 mmol)を加えた。トリホスゲン(2
.76 g、6.96 mmol)の10 mLの酢酸エチル中の溶液を、内部温度を5℃未満に保ちながら、1
5分で滴加した。該混合物を5℃で30分間攪拌し、次いで水(100 mL)でクエンチし、最後に
追加の酢酸エチル(100 mL)で希釈した。2相を分離し、有機層を水及びブラインで洗浄し
、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。該粗生成物を15 mLの酢酸エチルに懸濁させ、
それに続いて65 mLのn-ヘプタンを滴加した。生じた懸濁液を室温で2時間撹拌し、濾過し
、40℃で18時間乾燥させる前に、ケークを酢酸エチル/n-ヘプタンの2:8 v/v混合物(2×10
mL)で洗浄すると、標記化合物(3.5 g)を白色の固体として与えた。
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
【0351】
(中間体195)
((2,2-ジフルオロ-1,3-ベンゾジオキソール-4-イル)ボロン酸)
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
2,2-ジフルオロ-1,3-ベンゾジオキソール(960 mg、6.1 mmol)をTHF(8 mL)及びシクロヘ
キサン(4 mL)に溶解させ、生じた溶液を-78℃に冷却した。sec-BuLiの1.4Mシクロヘキサ
ン溶液(4.3 mL、6.1 mmol)を滴加し、該反応混合物を-78℃で1.5時間撹拌した。トリメチ
ルボラート(694 mg、6.75 mmol)を加え、該混合物を放置してゆっくりと-30℃まで温めた
。該反応混合物をHClの2N溶液でクエンチし、酢酸エチルで希釈した。2相を分離し、有機
層をブラインで2回洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させると、標記化合物を黄色の
油として与え、それをさらに精製することなく次の工程で使用した。
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
【0352】
(中間体196)
((2,2-ジフルオロ-7-メチル-1,3-ベンゾジオキソール-4-イル)ボロン酸)
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
(2,2-ジフルオロ-1,3-ベンゾジオキソール-4-イル)ボロン酸(中間体195、粗製物)をTHF
(20 mL)に溶解させ、生じた溶液を-78℃に冷却した。sec-BuLiの1.4Mシクロヘキサン溶液
(17.4 ml、24.36 mmol)を滴加し、該反応混合物を-78℃で1.5時間撹拌した。次いで、ヨ
ウ化メチル(4.6 ml、73 mmol)を加え、温度を室温に達するようにしながら該反応混合物
を2時間撹拌した。該反応物を、HClの2N水溶液の添加によりクエンチし、酢酸エチルで希
釈した。有機層を集め、次いでブラインで2回洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させ
た。n-ヘプタンからの結晶化により、標記化合物(150 mg)を白色の固体として与えた。
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
【0353】
(中間体197)
(2,2-ジフルオロ-7-メチル-1,3-ベンゾジオキソール-4-オール)
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
(2,2-ジフルオロ-7-メチル-1,3-ベンゾジオキソール-4-イル)ボロン酸(中間体196、150
mg、1.28 mmol)をTHF(1.5 mL)に溶解させ、H
2O
2の30% w/w水溶液(2.56 mmol)及びNaOH(51
mg、1.28 mmol)を加え、該反応混合物を室温で2日間攪拌した。該反応物をHClの2N水溶
液でクエンチし、酢酸エチルで希釈した。2相を分離し、該有機層をブラインで2回洗浄し
、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させると、標記化合物(140 mg)を黄色の油として与えた。
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
【0354】
(中間体198)
(2,2-ジフルオロ-1,3-ベンゾジオキソール-4-オール)
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
2,2-ジフルオロ-1,3-ベンゾジオキソール(320 mg、2.05 mmol)をTHF(2.5 mL)及びシク
ロヘキサン(1.2 mL)に溶解させ、生じた溶液を-78℃に冷却した。sec-BuLiの2Mシクロヘ
キサン溶液(1.025 ml、2.05 mmol)を滴加し、該反応混合物を-78℃で2時間撹拌した。ト
リメチルボラート(230mg、2.25 mmol)を加え、該混合物を放置してゆっくりと室温まで温
めた。H
2O
2の30% w/w水溶液(4.1 mmol)及びNaOH(82 mg、2.05 mmol)を加え、該反応混合
物を室温で18時間撹拌した。該反応物をHClの2N水溶液でクエンチし、酢酸エチルで希釈
した。2相を分離し、有機層をブラインで2回洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させる
と、標記化合物(340 mg)を与えた。
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
【0355】
(中間体199)
(2-[2-アミノ-6-(メチルオキシ)フェニル]-2-プロパノール)
【化383】
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1-(2-アミノ-6-メトキシフェニル)エタノン(500 mg、3.03 mmol)をTHF(7.5 mL)に溶解
させ、0℃に冷却した。温度を10℃未満に保ちながら、メチルマグネシウムブロミドの3M
のEt
2O溶液(2.12 ml、6.36 mmol)を滴加した。温度を15℃未満に保ちながら、該反応物を
NH
4Clの飽和水溶液(7.5 mL)でクエンチした。該混合物を水及び酢酸エチルで希釈し、2相
を分離し、有機層をブラインで2回洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させると、標記
化合物(500 mg)を薄橙色の固体として与えた。
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
【0356】
(中間体200)
(N-[2-(1-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-3-(メチルオキシ)フェニル]アセトアミド)
【化385】
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2-(2-アミノ-6-メトキシフェニル)プロパン-2-オール(中間体199、500 mg、2.76 mmol)
をDCM(10 mL)に溶解させ、トリエチルアミン(0.770 ml、5.52 mmol)を加えた。該溶液を0
℃に冷却し、滴下の方式でアセチルクロリド(0.2 ml、2.76 mmol)で処理した。添加の最
後に、完全な転化に達した。該混合物をNH
4Clの飽和水溶液で処理し、2相を分離し、有機
層をNaHCO
3の飽和水溶液及びブラインで洗浄し、次いでNa
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させ
た。粗製物を、tert-ブチルメチルエーテルへの再スラリー化により精製すると、490 mg
の標記化合物を白色固体として単離した。
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
【0357】
(中間体201)
(2,4,4-トリメチル-5-(メチルオキシ)-4H-3,1-ベンゾオキサジン)
【化387】
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N-[2-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-3-メトキシフェニル]アセトアミド(中間体200、
470 mg、2.10 mmol)を熱ポリリン酸に加え、110℃で1時間加熱した。該混合物を室温に冷
却し、水でクエンチした。pHを約8〜9に到達させながら、固体のNa
2CO
3を加えた。水及び
DCMを加え、2相を分離した。合わせた有機層をブラインで2回洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ
、蒸発乾固させると、標記化合物(342 mg)を油として得て、それをさらに精製することな
く次の工程で使用した。
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
【0358】
(中間体202)
(2,4,4-トリメチル-4H-3,1-ベンゾオキサジン-5-オール)
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
5-メトキシ-2,4,4-トリメチル-4H-3,1-ベンゾオキサジン(中間体201、342 mg、1.67 mm
ol)をDCM(7 mL)に溶解させ、BBr
3の1MのDCM溶液(1.67ml、1.67 mmol)を加えた。室温で1.
5時間後、該混合物を還流加熱し、還流状態で6時間後、いくらかのBBr
3の1MのDCM溶液(1.
67 ml、1.67 mmol)を加えて、該混合物を一晩還流状態のままにした。pHを塩基性にしな
がら、該反応混合物をNaHCO
3の飽和水溶液によりクエンチした。2相を分離し、有機層を
ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させると、標記化合物(330 mg)を泡とし
て得た。
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
【0359】
(中間体203)
(2,4,4-トリメチル-5-[(5-ニトロ-2-ピリジル)オキシ]-3,1-ベンゾオキサジン)
【化391】
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2,4,4-トリメチル-4H-3,1-ベンゾオキサジン-5-オール(中間体202、500 mg、2.61 mmol
)及び2-クロロ-5-ニトロピリジン(410 mg、2.58 mmol)の乾燥DMF(4 mL)中の懸濁液に、炭
酸カリウム(400 mg、2.89 mmol)を加え、生じた混合物をMW装置中で70℃で40分間加熱し
た。該混合物を水及び酢酸エチルで希釈し、相を分離し、水相を酢酸エチル(2×20 mL)で
逆抽出した。合わせた有機層をブライン(2×20 mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し
、濃縮し、溶離液として70:30から50:50のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカ
ゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(225 mg)を黄
色の泡として与えた。
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
【0360】
(中間体204)
(6-[(2,4,4-トリメチル-3,1-ベンゾオキサジン-5-イル)オキシ]ピリジン-3-アミン)
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
2,4,4-トリメチル-5-[(5-ニトロ-2-ピリジル)オキシ]-3,1-ベンゾオキサジン(中間体20
3、220 mg、0.70 mmol)のEtOH(3 mL)溶液に、パラジウムカーボン10% w/w(25 mg)を加え
、生じた混合物を、水素雰囲気下(2バール)室温で40分間攪拌した。触媒を濾去し、EtOH(
3×10 mL)で洗浄した。濾液を濃縮して、帯緑色の固体としての標記化合物(185 mg)にし
た。
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
【0361】
(中間体205)
((2R)-2-アミノ-2-メチル-N-[6-[(2,4,4-トリメチル-3,1-ベンゾオキサジン-5-イル)オキ
シ]-3-ピリジル]ブタンアミド)
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
6-[(2,4,4-トリメチル-3,1-ベンゾオキサジン-5-イル)オキシ]ピリジン-3-アミン(中間
体204、185 mg、0.65 mmol)及び(R)-2-アミノ-2-メチル-ブタン酸塩酸塩(100 mg、0.67 m
mol)の酢酸エチル/MeCN(2 mL、1:3 v/v混合物)中の懸濁液に、T3Pの50% w/w酢酸エチル溶
液(0.43 mL)を0℃で滴加した。次いで、該混合物を60℃で3時間加熱し、80℃で4.5時間加
熱した。該混合物を室温に冷却し、水(5 mL)及び酢酸エチル(10 mL)で希釈し、2相を分離
し、水相をNaHCO
3飽和溶液(pH=8)で処理し、酢酸エチル(2×10 mL)で逆抽出した。合わせ
た有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチ
ル20:80を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると
、標記化合物(143 mg)を黄色の泡として与えた。
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
【0362】
(中間体206)
(2-[(2,2-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ニトロピリジン)
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
マイクロ波バイアル中で、2-クロロ-5-ニトロピリジン(97 mg、0.609 mmol)を、3 mlの
ジメチルホルムアミドに溶解させた。2,2-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-オ
ール(100 mg、0.609 mmol)及び炭酸カリウム(253 mg、1.827 mmol)を加えた。該反応混合
物を、マイクロ波照射下で、1時間110℃で加熱した。該反応混合物を濾過した。濾過され
た固体をジクロロメタン(5 ml)で洗浄した。揮発物を真空下で蒸発させた。粗製化合物を
ジクロロメタン(8 ml)に溶解させ、ブラインを加えた(8 ml)。該化合物をジクロロメタン
で2回(2×8 ml)、酢酸エチルで2回(2×8 ml)抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム
で乾燥させ、蒸発させた。100:0から80:20のシクロヘキサン/酢酸エチルを溶離液として
使用するシリカゲルクロマトグラフィー(Companion system、12g Siカートリッジ)により
残渣を精製すると、標記化合物(120 mg)を与えた。
UPLC_ipqc: 1.20分、287 [M+H]+。
【0363】
(中間体207)
(6-[(2,2-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジンアミン)
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
鉄粉(112 mg、2.009 mmol)を、2-[(2,2-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イ
ル)オキシ]-5-ニトロピリジン(中間体206、115 mg 0.402 mmol)のTHF/水混合物(9 ml/3 m
l)中の溶液に加え、それに続いて塩化アンモニウム(107 mg 2.009 mmol)を加えた。該反
応混合物を、室温で一晩撹拌した。触媒を濾去し、溶液をNaHCO
3飽和水溶液(10 ml)及び
酢酸エチル(15ml)で希釈した。2相を分離し、水層を酢酸エチルで2回(2×15ml)抽出した
。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。80:20から50:50のシクロヘ
キサン/酢酸エチルを溶離液として使用するフラッシュクロマトグラフィー(Companion sy
stem、12gシリカゲルカートリッジ)により残渣を精製すると、標記化合物(95 mg)を与え
た。
UPLC_ipqc: 0.87分、257 [M+H]+。
【0364】
(中間体208)
(tert-ブチル N-[(1R)-1-[[6-[(2,2-ジメチル-3H-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジル]カルバモイル]プロピル]カルバマート)
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(17.84 mg、0.08
8 mmol)の乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)(1 mL)溶液に、DIPEA(25.6 μL、0.146 mm
ol)を加え、次いでHATU(37.8 mg、0.099 mmol)を加え、該反応混合物をアルゴン下室温で
15分間攪拌した。次いで、6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキ
シ]-3-ピリジンアミン(中間体207、15 mg、0.059mmol)を加え、該反応混合物をアルゴン
下35℃で一晩撹拌したままにした。該反応混合物を蒸発させた。ブライン(4 ml)を加え、
それを酢酸エチル(3×5 ml)で3回抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し
、蒸発させ、溶離液として100:0から70:30のシクロヘキサン/酢酸エチルによるフラッシ
ュクロマトグラフィー(Companion system、12gシリカカートリッジ)により残渣を精製す
ると、標記化合物(18 mg)を与えた。
UPLC_ipqc: 1.21分、442 [M+H]+。
【0365】
(中間体209)
(((2R)-2-アミノ-N-{6-[(2,2-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3
-ピリジニル}ブタンアミド))
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のtert-ブチルN-[(1R)-1-[[6-[(2,2-ジメチル-3H-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-
ピリジル]カルバモイル]プロピル]カルバマート(中間体208、14mg、0.032 mmol)の乾燥ジ
クロロメタン(1 ml)溶液に、TFA(98 μl、1.268 mmol)をゆっくりと加え、該反応混合物
を同じ温度で4時間撹拌した。いくらかのジクロロメタン(4 ml)を、該反応混合物に加え
た。次いで、pHを約8に到達させながら、NaHCO
3飽和水溶液を加えた。2相を分離して、水
相をさらにDCMで抽出した(3×3ml)。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発
させると、標記化合物(10mg)を与えた。
UPLC_ipqc: 0.73分、342 [M+H]+。
【0366】
(中間体210)
(5-(メトキシメトキシ)-4-メチル-クロマン)
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
50 mL丸底フラスコの中で、2-(3-ヒドロキシ-1-メチル-プロピル)-3-(メトキシメトキ
シ)フェノール(56.3 mg、0.249 mmol)をテトラヒドロフラン(THF)に溶解させると、無色
の溶液を与えた。トリフェニルホスフィン(59.4 mg、0.226 mmol)を加え、該反応混合物
を、トリフェニルホスフィンの完全な可溶化まで撹拌した。DIAD(45.8 mg、0.226 mmol)
を加え、該反応混合物を撹拌した。追加のトリフェニルホスフィン(59.4 mg、0.226 mmol
)及びDIAD(45.8 mg、0.226 mmol)を加えた。該反応混合物を真空中で蒸発させ、残渣を、
カラムとして10g SNAPシリカカートリッジ及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル1
0:1を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP1)により精製する
と、標記化合物(50.3 mg)を無色の油として与えた。
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
【0367】
(中間体211)
(4-メチルクロマン-5-オール)
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
50 mL丸底フラスコ中で、5-(メトキメトキシ)-4-メチル-クロマン(中間体210、50.3 mg
、0.229 mmol)をメタノール(4 mL)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。HCl 2M水溶
液(0.100 mL、0.200 mmol)を加えた。該反応混合物を50℃で撹拌した。2MのHCl水溶液(0.
100 mL、0.200 mmol)を、反応の完了まで連続的に添加した。該反応混合物を10 mlの水で
クエンチし、25 mLのDCMで希釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機層を
真空中で蒸発させると、標記化合物(38.7 mg)を橙色の油として与えた。
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
【0368】
(中間体212)
(2-(4-メチルクロマン-5-イル)オキシ-5-ニトロ-ピリジン)
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
0.5〜2mlマイクロ波バイアル中で、4-メチルクロマン-5-オール(中間体211、38.7 mg、
0.212 mmol)、K
2CO
3(88 mg、0.636 mmol)、及び2-クロロ-5-ニトロピリジン(33.6 mg、0.
212 mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(DMF)(2 mL)に溶解させると、薄茶色の溶液を与え
た。反応容器を密封し、マイクロ波照射下で、110℃で1時間加熱した。冷却後、該反応物
を5 mLの水でクエンチし、10 mLの酢酸エチルで希釈した。分液漏斗により、相を分離し
た。水相を3×10 mLの酢酸エチルで抽出した。集めた有機層を、疎水性フリットを使用し
て乾燥させ、真空中で蒸発させると、標記化合物(22.9 mg)を無色の油として与えた。
UPLC_B: 0.94分、287 [M+H]+。
【0369】
(中間体213)
(6-(4-メチルクロマン-5-イル)オキシピリジン-3-アミン)
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
50 mL丸底フラスコの中で、2-(4-メチルクロマン-5-イル)オキシ-5-ニトロ-ピリジン(
中間体212、22.9 mg、0.08 mmol)をエタノール(10 mL)に溶解させると、薄黄色の溶液を
与えた。Pd/C(17.88 mg、0.017 mmol)及びヒドラジン水和物(0.4 mL、4.15 mmol)を加え
た。該反応混合物を90℃で撹拌した。該反応混合物を濾過し、真空中で蒸発させると、標
記化合物(22.9 mg)を薄黄色の油として与えた。
UPLC_B: 0.65分、257 [M+H]+。
【0370】
(中間体214)
(tert-ブチルN-[1,1-ジメチル-2-[[6-(4-メチルクロマン-5-イル)オキシ-3-ピリジル]ア
ミノ]-2-オキソ-エチル]カルバマート)
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
8 mLバイアル中で、6-(4-メチルクロマン-5-イル)オキシピリジン-3-アミン(中間体213
、22.9 mg、0.089 mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(3 mL)に溶解させると、薄黄色の溶
液を与えた。DIPEA(0.069 mL、0.394 mmol)、N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニ
ル}-2-メチルアラニン(60.0 mg、0.295 mmol)、及びHATU(112 mg、0.295 mmol)を加えた
。該反応混合物を60℃で1時間振盪した。該反応混合物を真空中で蒸発させ、カラムSNAP
25g及び溶離液として3:1から1:2のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフ
ラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(63.3 mg)を無色の油
として与えた。
UPLC_B: 0.91分、442 [M+H]+。
【0371】
(中間体215)
(2-アミノ-2-メチル-N-[6-(4-メチルクロマン-5-イル)オキシ-3-ピリジル]プロパンアミ
ド)
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
50 mL丸底フラスコの中で、tert-ブチルN-[1,1-ジメチル-2-[[6-(4-メチルクロマン-5-
イル)オキシ-3-ピリジル]アミノ]-2-オキソ-エチル]カルバマート(中間体214、63.3 mg、
0.093 mmol)をジクロロメタン(DCM)(3 mL)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。該反
応混合物を0℃に冷却し、TFA(3 mL、38.9 mmol)を加えた。該反応混合物を0℃で2時間撹
拌した。該反応混合物を真空中で蒸発させると、粗生成物を薄黄色の油として与えた。残
渣を2g SCXカートリッジに入れた。次いで、それに40 mLのMeOHを流し、次いで2Mのアン
モニアのMeOH溶液40 mLを流した。アンモニア溶離液を真空中で蒸発させると、標記化合
物(22.9 mg)を無色の油として与えた。
UPLC_B: 0.77分、342 [M+H]+。
【0372】
(中間体216)
(2-(4-メチルクロマン-5-イル)オキシ-5-ニトロ-ピリミジン)
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
4-メチル-3,4-ジヒドロ-2Hクロメン-5-オール(中間体211、111 mg、0.676 mmol)を5.0
mLのDMFに溶解させた。K
2CO
3(140 mg、1.01 mmol)及び2-クロロ-5-ニトロピリミジン(162
mg、1.01 mmol)を加え、該反応混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、DMFを高真空下
で蒸発させ、溶離液として1:0から7:3のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲ
ルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(192 mg)を与え
た。
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
【0373】
(中間体217)
(2-[(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-5-ピリミジンアミン)
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
2-[(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2Hクロメン-5-イル)オキシ]-5-ニトロピリミジン(中間体2
16、192 mg、0.668 mmol)を9.0 mLの2/1 THF/水溶液に溶解させた。鉄(187 mg、3.34 mmo
l)及び塩化アンモニウム(179 mg、3.34 mmol)を加え、該反応混合物を室温で24時間撹拌
した。AcOEtで希釈し、セライトパッドで濾過した(AcOEtで洗浄した)後、有機相をNaHCO
3
の飽和水溶液で(2回)洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させ、溶離
液として1:0から0:1のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュク
ロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(144 mg)を与えた。
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
【0374】
(中間体218)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-メチル-1-[({2-[(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-
イル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
2-[(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-5-ピリミジンアミン(中間体
217、144 mg、0.56 mmol)をトルエン(8.0 mL)に溶解させ、S-2-ピリジニル(2R)-2-({[(1,
1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)-2-メチルブタンチオアート(中間体139、8
6 mg、0.28 mmol)を加えた。該反応混合物を140℃で20分間攪拌した。追加のS-2-ピリジ
ニル(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)-2-メチルブタンチオア
ート(中間体139、134 mg、0.43 mmol)を加え、該混合物を140℃で15分間攪拌した。追加
のS-2-ピリジニル(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)-2-メチル
ブタンチオアート(中間体139、100 mg、0.32 mmol)を加え、該反応混合物を、50℃で一晩
、80℃で4時間攪拌した。追加のS-2-ピリジニル(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]
カルボニル}アミノ)-2-メチルブタンチオアート(中間体139、100 mg、0.32 mmol)を加え
、該反応混合物を80℃で20時間攪拌した。追加のS-2-ピリジニル(2R)-2-({[(1,1-ジメチ
ルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)-2-メチルブタンチオアート(中間体139、50 mg、0.
16 mmol)を加え、該反応混合物を80℃でさらに30時間撹拌した。冷却後、揮発物を除去し
、カラムとして10g SNAPシリカカートリッジ及び溶離液として10:0から1:1のシクロヘキ
サン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP1)に
より残渣を精製すると、標記化合物(100 mg)を与えた。
UPLC_B: 1.13分、457 [M+H]+。
【0375】
(中間体219)
(N1-{2-[(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}-D-イソ
バリンアミド)
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-メチル-1-[({2-[(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-
イル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート(中間体218、1
00 mg、0.219 mmol)の0℃に冷却した乾燥ジクロロメタン(5 mL)溶液に、TFA(1 mL、12.98
mmol)を滴加した。該反応混合物をその温度で3時間撹拌し、次いで放置して室温にして
、その温度で2時間撹拌した。揮発物を蒸発させ、残渣をDCM(10 mL)で希釈し、NaHCO
3の
飽和水溶液(10 mL)で洗浄した。有機層を分離して、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発さ
せると、標記化合物(78 mg)を白色の固体として与え、それをさらに精製することなく次
の工程で使用した。
UPLC_B: 0.68分、357 [M+H]+。
【0376】
(中間体220)
(5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパ
ン])
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
-40℃の2,4,6-トリクロロフェノール(307 mg、1.557 mmol)の12.0 mLのDCM中の溶液に
、ジエチル亜鉛の1Mヘキサン溶液(1.557 mL、1.557 mmol)を加えた。その温度で15分間攪
拌した後、CH
2I
2(0.126 mL、1.557 mmol)を加えた。さらに15分間攪拌した後、3.0 mLのD
CMに溶解させた4-メチリデン-5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-3,4-ジヒドロ-2H-クロ
メン(169 mg、0.819 mmol)を加えた。冷浴を外し、該混合物を室温で2時間撹拌した。該
混合物をDCMで希釈し、HClの10%水溶液で2回、次いでNaHCO
3の飽和水溶液で2回、Na
2SO
3
の飽和水溶液で2回、及びブラインで(2回)洗浄した。次いで、有機層をNa
2OS
4で乾燥させ
、濾過し、蒸発させ、100:0から95:5のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲル
のフラッシュクロマトグラフィー(Biotage SP1)により、残渣を精製した。集めた残渣をD
CMに溶解させ、KOH(30%水溶液)で(2回)洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
濾過し、蒸発させると、標記化合物(145 mg)を与えた。
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
【0377】
(中間体221)
(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-オール)
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
5-{[(メチルオキシ)メチル]オキシ}-2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパ
ン](中間体220、145 mg、0.658 mmol)をMeOH(6.0 mL)に溶解させ、HClの2N水溶液(0.494
mL、0.99 mmol)を加え、該反応混合物を50℃で一晩撹拌した。水の添加の後、MeOHを真空
下で除去し、水相を酢酸エチルで抽出した(3回)。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、
濾過し、蒸発させた。溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル9:1を
使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精
製すると、標記化合物(64 mg)を与えた。
UPLC_B: 0.93分、177 [M+H]+。
【0378】
(中間体222)
(2-(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-5-ニトロピリ
ミジン)
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-オール(中間体221、63 mg、0.
358 mmol)のDMF(3 ml)溶液に、K
2CO
3(74.1 mg、0.536 mmol)及び2-クロロ-5-ニトロピリ
ミジン(86.0 mg、0.536 mmol)を加え、該反応混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、DM
Fを高真空下で蒸発させ、水を加え、該反応混合物をAcOEtで抽出した(3回)。集めた有機
層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘ
キサン/酢酸エチル9:1を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage s
ystem)により残渣を精製すると、標記化合物(91mg)を与えた。
UPLC_B: 1.10分、300 [M+H]+。
【0379】
(中間体223)
(2-(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-5-ピリミジン
アミン)
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
2-(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-5-ニトロピリ
ミジン(中間体222、91 mg、0.304 mmol)を9.0 mLの2/1 THF/水溶液に溶解させた。次いで
、鉄(85 mg、1.52 mmol)及び塩化アンモニウム(81 mg、1.52 mmol)を加え、該反応混合物
を室温で10時間撹拌した。AcOEtで希釈し、セライトパッドで濾過した(AcOEtで洗浄した)
後、有機相をNaHCO
3の飽和水溶液で(2回)洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過
し、蒸発させた。溶離液としてシクロヘキサンからシクロヘキサン/酢酸エチル1:1を使用
するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製す
ると、標記化合物(52mg)を与えた。
UPLC_B: 0.82分、270 [M+H]+。
【0380】
(中間体224)
(1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-({[2-(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン
]-5-イルオキシ)-5-ピリミジニル]アミノ}カルボニル)-1-メチルプロピル]カルバマート)
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-メチル-ブタン酸(105 mg、0.483 mmol)の
乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(2 mL)溶液に、DIPEA(0.101 mL、0.579 mmol)及びHATU(18
4 mg、0.483 mmol)を加えた。該反応混合物を室温で15分間攪拌し、次いでそれを2-(2,3-
ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-5-ピリミジンアミン(中
間体223、52 mg、0.193 mmol)の乾燥DMF(0.5 mL)溶液に加えた。該混合物を40℃で一晩加
熱し、次いで60℃に温め、その温度で4時間撹拌した。冷却後、該反応物を水(5 mL)でク
エンチし、酢酸エチル(3×5 mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×5 mL)で洗浄
し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させた。カラムSNAP 25g及び溶離液としてトルエン
からトルエン/酢酸エチル60:40を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーに
より残渣を精製すると、標記化合物(10 mg)を白色の固体として与えた。
UPLC_B: 1.15分、469 [M+H]+。
【0381】
(中間体225)
(N1-[2-(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-5-ピリミ
ジニル]-D-イソバリンアミド)
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
0℃に冷却した1,1-ジメチルエチル[(1R)-1-({[2-(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-
シクロプロパン]-5-イルオキシ)-5-ピリミジニル]アミノ}カルボニル)-1-メチルプロピル
]カルバマート(中間体224、5 mg、10.67 μmol)の乾燥ジクロロメタン(1 mL)溶液に、TFA
(0.822 μL、10.67 μmol)を滴加した。該反応混合物を、同じ温度で2時間撹拌した。該
反応物を放置して室温に達するようにし、次いで揮発物を蒸発させた。残渣をDCM(2 mL)
で希釈し、NaHCO
3飽和溶液で洗浄した(7 mL)。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発
させると、標記化合物(4 mg)を黄色の油として与え、それをさらに精製することなく次の
工程で使用した。
UPLC_B: 0.71分、369 [M+H]+。
【0382】
(中間体226)
(6-(1,1a,2,7bテトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イルオキシ)-3-ピリジンアミン)
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
8 mLのバイアル中で、5-ニトロ-2-(1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-
7-イルオキシ)ピリジン(94.6 mg、0.300 mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(3 mL)に溶解
させると、薄黄色の溶液を与えた。鉄(84 mg、1.498 mmol)及び塩化アンモニウム(80 mg
、1.498 mmol)を加え、それに続いて水(1.500 mL)を加えた。該反応混合物を、室温で一
晩撹拌した。追加の鉄(44 mg、0.75 mmol)及び塩化アンモニウム(40 mg、0.75 mmol)を加
え、該反応混合物を室温で6時間撹拌した。該反応混合物を、10 mLの重炭酸ナトリウム飽
和水溶液でクエンチし、25 mLのEtOAcで希釈した。該反応混合物を、セライトのパッドで
濾過した。分液漏斗により、相を分離した。水相をDCM(3×10 mL)で抽出した。合わせた
有機層を蒸発させ、カラムSNAP 25g及び溶離液として3:1から1:1のシクロヘキサン/酢酸
エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、
標記化合物(82.9 mg)を無色の油として与えた。
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
【0383】
(中間体227)
(tert-ブチルN-[(1R)-1-[[6-(1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イル
オキシ)-3-ピリジル]カルバモイル]-1-メチル-プロピル]カルバマート)
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
8 mLのバイアルチューブ中で、6-(1,1a,2,7bテトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-
イルオキシ)-3-ピリジンアミン(中間体226、84 mg、0.0305 mmol)、(2R)-2-(tert-ブトキ
シカルボニルアミノ)-2-メチル-ブタン酸(59.7 mg、0.275 mmol)、及びDIPEA(0.080 mL、
0.458 mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(DMF)(2 mL)に溶解させると、薄黄色の溶液を与
えた。HATU(151 mg、0.397 mmol)を加えた。該反応混合物を、室温で週末の間撹拌した。
該反応混合物を真空中で蒸発させ、カラムSNAP 25g及び溶離液として3:1から1:2のシクロ
ヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣
を精製すると、標記化合物(74 mg)を白色の固体として与えた。
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
【0384】
(中間体228)
((2R)-N-[6-(1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イルオキシ)-3-ピリジ
ル]-2-アミノ-2-メチル-ブタンアミド)
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
50 mL丸底フラスコの中で、tert-ブチルN-[(1R)-1-[[6-(1,1a,2,7b-テトラヒドロシク
ロプロパ[c]クロメン-7-イルオキシ)-3-ピリジル]カルバモイル]-1-メチル-プロピル]カ
ルバマート(中間体227、74 mg、0.139 mmol)をジクロロメタン(3 mL)に溶解させると、薄
黄色の溶液を与えた。該反応混合物を0℃に冷却し、TFA(2 mL、26.0 mmol)を加えた。該
反応混合物を0℃で2時間撹拌した。該反応混合物を真空中で蒸発させると、粗生成物を黄
色の油として与えた。試料を2g SCXカートリッジに入れた。次いで、それに36 mLのMeOH
を流し、次いで2MのアンモニアのMeOH溶液25 mLを流した。アンモニア溶離液を真空中で
蒸発させると、標記化合物(46.2 mg)を薄黄色の油として与えた。
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
【0385】
(実施例1)
((5R)-3-[4-(1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イルオキシ)フェニル]-5-メチル-2,4-イミ
ダゾリジンジオン)
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
N1-[4-(1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イルオキシ)フェニル]-D-アラニンアミド(中
間体7、80 mg)及びTEA(0.187 ml、1.341 mmol)のジクロロメタン(10 ml)溶液をアルゴン
下0℃で撹拌した。ジクロロメタン(4 ml)中のトリホスゲン(39.8 mg、0.134 mmol)を加え
、該混合物を、0℃で45分間攪拌したままにした。次いで、NaHCO
3飽和水溶液を加えた。
相を分離し、水相をジクロロメタンで3回抽出した。集めた有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥させ、真空下で濃縮した。溶離液として100:0から40:60の勾配シクロヘキサン/酢酸エ
チルを使用するフラッシュクロマトグラフィー(FlashMasterPersonal)により、粗製物を
精製した。これにより、標記化合物を白色の固体として与えた(58.5 mg)。
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
【0386】
(実施例2)
((5R)-5-メチル-3-{4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}-
2,4-イミダゾリジンジオン)
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
N
1-{4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}-D-アラニンア
ミド(中間体14、337 mg)を8.0 mlの酢酸エチルに溶解させた。トリエチルアミン(0.33 ml
、2.38 mmol)を加え、それに続いてトリホスゲン(161 mg、0.54 mmol)の2.0 mlの酢酸エ
チル中の溶液を加えた。5分撹拌した後、DMAP(66 mg、0.54 mmol)を加え、該反応混合物
を室温で10分間攪拌した。NaHCO
3の飽和水溶液でクエンチした後、該反応混合物を酢酸エ
チルで2回抽出した。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。
残渣を、Cy-Hex/EtOAcの100/0%から0/100%の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィ
ーにより精製した。これにより、標記化合物(160 mg)を与えた。
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
【0387】
(実施例3)
((5R)-3-{4-[(3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}-5-メ
チル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
N
1-{4-[(3,6-ジメチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}-D-アラニ
ンアミド(中間体23、54 mg)を7.0 mlの酢酸エチルに溶解させた。次いで、トリエチルア
ミン(0.051 ml、0.37 mmol)を加え、それに続いてトリホスゲン(24.6 mg、0.083 mmol)の
2.0 mlの酢酸エチル中の溶液を加えた。5分間撹拌した後、DMAP(10.1 mg、0.083 mmol)を
加え、該反応混合物を室温で10分間攪拌した。NaHCO
3の水溶液でクエンチした後、該混合
物を酢酸エチルで2回抽出し、集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発
させた。残渣を、c-Hex/EtOAcの100/0から0/100の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグ
ラフィーにより精製すると、標記化合物(11 mg)を与えた。
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
【0388】
(実施例4)
(5,5-ジメチル-3-{4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}-2
,4-イミダゾリジンジオン)
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
2-メチル-N
1-{4-[(3-メチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]フェニル}アラ
ニンアミド(中間体25、18 mg)を4 mlの酢酸エチルに溶解させた。次いで、トリエチルア
ミン(0.017 ml、0.12 mmol)を加え、それに続いてトリホスゲン(8.21 mg、0.028 mmol)の
1.0 mlの酢酸エチル中の溶液を加えた。5分間撹拌した後、DMAP(3.4 mg、0.028 mmol)を
加え、該反応混合物を室温で10分間攪拌した。NaHCO
3の飽和水溶液でクエンチした後、該
混合物を酢酸エチルで2回抽出し、集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、
蒸発させた。得られた粗製物をシリカゲルカラムに入れ、溶離液としてc-Hex/EtOAc(全て
100:0から0:100)により溶離した。これにより10 mgの標記化合物を与えた。
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
【0389】
(実施例5)
((5R)-5-エチル-3-{6-[(3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]-3-ピリジ
ニル}-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)-2-アミノ-N-{6-[(3-エチル-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル)オキシ]-3-ピリジ
ニル}ブタンアミド(中間体35)をジクロロメタン(1.0 ml)に溶解させ、TEA(0.004 ml、0.0
3 mmol)を加えた。該反応混合物を0℃に冷却し、0.1 mlのジクロロメタンに溶解させたト
リホスゲン(1.3 mg、4.49 μmol)を加えた。該反応混合物をその温度で30分間攪拌した。
該混合物を0.5 mlの水でクエンチし、硫酸ナトリウムを加えて水を除去した。有機相をピ
ペットで移して除き、蒸発させ、得られた粗製物をシリカゲルカラム(Biotage SP1システ
ム)に入れ、Cyhexane/EtOAv(1/0から7/3、次いで7/3、次いで7/3から1/1、1/1、次いで1/
1から0/1)により溶離すると、標記化合物(1.3 mg)を与えた。
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
【0390】
(実施例6)
((5R)-5-エチル-3-(6-{[3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル]オキシ}
-3-ピリジニル)-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化438】
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(2R)-2-アミノ-N-(6-{[3-(1-メチルエチル)-1,2-ベンゾイソキサゾール-4-イル]オキシ
}-3-ピリジニル)ブタンアミド(中間体44)をジクロロメタン(1.0 ml)に溶解させ、TEA(3
μL、0.022 mmol)を加えた。該反応混合物を0℃に冷却し、トリホスゲン(0.6 mg、1.98
μmol)を加え、該混合物をその温度で30分間攪拌した。該反応混合物を水でクエンチし、
硫酸ナトリウムを加えて水を除去した。有機相をピペットで移して除き、蒸発させ、得ら
れた残渣をシリカゲルカラム(Biotage SP1システム)に入れ、Cyhexane/EtOAc(全て1/0か
ら7/3、次いで7/3、次いで7/3から1/1、次いで1/1、次いで0/1)により溶離すると、標記
化合物(1mg)を与えた。
【化439】
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【0391】
(実施例7)
((5R)-3-{4-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]フェニル}-5-
メチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化440】
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N
1-{4-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]フェニル}-D-ア
ラニンアミド(中間体57、66 mg)のジクロロメタン(20 ml、SCRC社製)溶液に、トリエチル
アミン(0.085 ml、0.607 mmol、SCRC社製)を加えた。トリホスゲン(24.00 mg、0.081 mmo
l、SCRC社製)を0℃で滴加し、該反応混合物を室温で0.5時間撹拌した。該混合物を水(20
ml)でクエンチし、それをジクロロメタン(3回、50 ml、SCRC社製)で抽出した。合わせた
有機層を乾燥させ、蒸発させ、溶離液としてEtAc/PE(1/30)を使用するシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフィーにより精製すると、標記化合物を白色の固体(40 mg)として与えた
。
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
【0392】
(実施例8)
((5R)-3-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニ
ル}-5-メチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化442】
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N
1-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-
D-アラニンアミド(中間体61、28 mg)を乾燥ジクロロメタン(3 ml)に溶解させた。該反応
混合物を氷浴中で冷却した。トリエチルアミン(71.5 μl、0.513 mmol)を加えた。次いで
、トリホスゲンの乾燥ジクロロメタン溶液(11.42 mg、1 mlのジクロロメタンに溶解した0
.038 mmol)を滴加した。
【0393】
該反応混合物をアルゴン下0℃で15分間攪拌した。NaHCO
3の飽和水溶液を加え(4 ml)、
水層をジクロロメタンで4回抽出した(4×5 ml)。硫酸ナトリウムで乾燥させた後、溶媒を
真空下で除去した。得られた残渣を、100/0から50/50の勾配シクロヘキサン/酢酸エチル
によるシリカゲルクロマトグラフィー(Companion system、2×4gシリカカートリッジ)に
より精製した。これにより、標記化合物を膜として与えた(17.5 mg)。
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
【0394】
(実施例9)
((5R)-3-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニ
ル}-5-エチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化444】
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標記化合物は、N
1-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-
3-ピリジニル}-D-アラニンアミド(中間体61)を(2R)-2-アミノ-N-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-
ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}ブタンアミド(中間体63、57 mg
)に替えて、実施例8の製造に類似の方法で製造した。これにより、標記化合物を白色の固
体として与えた(40 mg)。
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
【0395】
(実施例10)
((5R)-3-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジ
ニル}-5-エチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化446】
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(2R)-2-アミノ-N-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5
-ピリミジニル}ブタンアミド(中間体67、3 mg)の乾燥ジクロロメタン(0.5 ml)溶液に、TE
A(6.11 μL、0.044 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。次いで、トリホスゲン
(1.170 mg、3.94 μmol)の乾燥ジクロロメタン(0.125 ml)溶液を滴加し、該反応混合物を
0℃で30分間攪拌した。該反応物を水(3 ml)でクエンチし、有機相を分離し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。カラムIsolute(1 g)及び溶離液として99.5:0.5か
ら9:10のジクロロメタン/メタノールを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフ
ィーにより残渣を精製すると、標記化合物(0.7 mg)を白色固体として与えた。
【化447】
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【0396】
(実施例11)
(7-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-5,
7-ジアザスピロ[3.4]オクタン-6,8-ジオン)
【化448】
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1-アミノ-N-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジニル}シクロブタンカルボキサミド(中間体70、17mg)を乾燥ジクロロメタン(1.8 ml)に
溶解させた。該反応混合物を氷浴中で冷却した。トリエチルアミン(39.48 μl、0.283 mm
ol)を0℃で加えた。次いで、0.89 mlのトリホスゲンの乾燥ジクロロメタン溶液を滴加し
た(0.0135 mg、4.00mg)。該反応混合物を、アルゴン下0℃で10分間、次いで室温で30分間
攪拌した。次いで、追加の0.25当量のジクロロメタン中のトリホスゲン(0.26 M溶液)を0
℃で加え、該反応混合物をアルゴン下室温でさらに30分間攪拌した。溶媒を真空下で除去
した。得られた残渣を、溶離液として100/0から55/45のシクロヘキサン/酢酸エチルを使
用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Companion system、4gシリカカート
リッジ)により精製した。これにより、標記化合物(12 mg)を与えた。
【化449】
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【0397】
(実施例12)
(6-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-4,
6-ジアザスピロ[2.4]ヘプタン-5,7-ジオン)
【化450】
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標記化合物(5 mg、収率49%)は、1-アミノ-N-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベン
ゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}シクロブタンカルボキサミド(中間体70)を1-ア
ミノ-N-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル
}シクロプロパンカルボキサミド(中間体73、9 mg)に替えて、実施例11の製造に類似の方
法で製造した。
【化451】
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【0398】
(実施例13)
(3-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-5,
5-ジメチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化452】
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N1-{6-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-
2-メチルアラニンアミド(中間体75、7.5 mg)を乾燥ジクロロメタン(1 ml)に溶解させた。
該反応混合物を氷浴中で冷却した。トリエチルアミン(18.37 μl、0.132 mmol)を0℃で加
えた。次いで、0.5 mlのトリホスゲンの乾燥ジクロロメタン溶液(0.012 mmol)を滴加した
。該溶液を、1 mlのジクロロメタンに溶解させた7.18 mgのトリホスゲンで製造した。該
反応混合物を、アルゴン下0℃で10分間、次いで室温で30分間攪拌した。NaHCO
3の飽和水
溶液を加え、水層をジクロロメタンで4回抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥させた後、溶
媒を真空下で除去した。
【0399】
得られた残渣を、100/0から55/45の勾配シクロヘキサン/酢酸エチルによるシリカゲル
のフラッシュクロマトグラフィー(Companion system、4gシリカカートリッジ)により精製
した。これにより、標記化合物(4.5 mg)を与えた。
【化453】
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【0400】
(実施例14)
((5R)-3-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジ
ニル}-5-(1,1-ジメチルエチル)-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化454】
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N1-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル
}-3-メチル-D-バリンアミド(中間体78、9.9 mg)を乾燥ジクロロメタン(1 ml)に溶解させ
た。該反応混合物を氷浴中で冷却した。トリエチルアミン(22.35 μl、0.160 mmol)を加
えた。該反応混合物を0℃に冷却した。次いで、0.5 mlのトリホスゲンの乾燥ジクロロメ
タン溶液(0.015 mmol)を滴加した。該反応混合物をアルゴン下0℃で20分間攪拌した。い
くらかの水(2 ml)を加え、水層をジクロロメタンで4回抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥
させた後、溶媒を真空下で除去した。得られた残渣を、溶離液として100/0から60/40のシ
クロヘキサン/酢酸エチルによるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Companion
system、4gシリカカートリッジ)により精製した。これにより、標記化合物(7.7 mg)を与
えた。
【化455】
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【0401】
(実施例15)
((5R)-5-エチル-3-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-
ピリジニル]-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化456】
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(2R)-2-アミノ-N-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3
-ピリジニル]ブタンアミド(中間体89、90 mg)の乾燥ジクロロメタン(15 ml)溶液に、TEA(
0.185 ml、1.326 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(35.4 mg、
0.119 mmol)の乾燥ジクロロメタン(5 mL)溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温
度で30分間攪拌した。該反応物を水(10ml)でクエンチし、2相を分離した。有機層をスフ
ェートナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。10g SNAPカラム及び溶離液としてシ
クロヘキサン/酢酸エチル8:2からシクロヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルの
フラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(6
5 mg、0.178 mmol)を白色の固体として与えた。
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
【0402】
(実施例16)
(5,5-ジメチル-3-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-
ピリジニル]-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化458】
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2-メチル-N1-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピ
リジニル]アラニンアミド(中間体91、34mg)の乾燥ジクロロメタン(6mL)溶液に、TEA(0.07
0 mL、0.501 mmol)を加え、該混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(13.38 mg、0.045 m
mol)の乾燥ジクロロメタン(2 mL)溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で1時
間撹拌した。該反応物を水(3ml)でクエンチし、2相を分離した。有機層を硫酸ソイウム(s
oium sulphate)で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。10g SNAPカラムSNAP及び溶離液として
シクロヘキサン/酢酸エチル7:3からシクロヘキサン/酢酸エチル3:7を使用するシリカゲル
のフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物
(title)を白色の固体として与えた(23 mg)。
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
【0403】
(実施例17)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル
オキシ)-3-ピリジニル]-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化460】
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0℃のN1-[6-(スピロ[1-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イルオキシ)-3-ピリジ
ニル]-D-イソバリンアミド(中間体93、68 mg)及びTEA(0.134 mL、0.962 mmol)の乾燥ジク
ロロメタン(11 ml)溶液に、トリホスゲン(25.7 mg、0.087 mmol)の乾燥ジクロロメタン(3
.14 m)溶液を滴加し、そのように得られた混合物を同じ温度で撹拌した。1時間後、トリ
ホスゲン(25.7 mg、0.087 mmol)の乾燥ジクロロメタン(3.14 ml)溶液を加えた。3時間後
、UPLC/MSにより、出発物質が存在せず、望まれる化合物が存在することが示された。次
いで、水を加え、有機相を分離し、水相を再びジクロロメタンで抽出した。有機相をブラ
インで洗浄し、硫酸ソイウムで乾燥させ、真空下で濃縮すると、87mgの粗製物を与えた。
これを、フラッシュクロマトグラフィー(Biotage KP-Sil 10g SNAPカラム、溶離液シクロ
ヘキサン/酢酸エチル10CVで88/12から0/100)により精製すると、47mgの標記化合物を白色
の泡として与えた。
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
【0404】
(実施例18)
((5R)-5-エチル-3-(6-{[(3S/R)-3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル]オキシ}
-3-ピリジニル)-2,4-イミダゾリジンジオン(ジアステレオ異性体混合物))
【化462】
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50 ml丸底フラスコの中で、(2R)-2-アミノ-N-{6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフ
ラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}ブタンアミド(中間体102、24.4 mg)をジクロロメタ
ン(3 ml)に溶解させると、薄黄色の溶液を与え、それを0℃に冷却した。TEA(0.049 ml、0
.354 mmol)を加えた。トリホスゲン(9.46 mg、0.032 mmol)の0.7mlのジクロロメタン中の
溶液を、該反応混合物に0℃で滴加した。20分後、該反応混合物を5 mlの水でクエンチし
、5 mlのジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機相を
真空下で蒸発させると、粗生成物を与え、それを、シクロヘキサン/EtOAcを溶離液として
使用する(15 CVで2/1から1/2;次いで10 CVの間1/2)シリカゲルクロマトグラフィー(Biota
ge SP1システム、10g SNAPシリカカラム)により精製した。集めたフラクションにより、
標記化合物を、ジアステレオ異性体の1:1混合物として与えた(20.2 mg)。
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
【0405】
(実施例19及び実施例20)
((5R)-5-エチル-3-{6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジニル}-2,4-イミダゾリジンジオン(ジアステレオ異性体1及び2))
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
実施例18の両ジアステレオ異性体を分取キラルクロマトグラフィーにより分離した。
キラル分取HPLC条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpak AS-H(25×2 cm)、5μ
;移動相:n-ヘキサン/エタノール70:30% v/v;流速:15 ml/分;UV:220 nm;試料調製:1 mlの
ヘキサン/エタノール 1:1 v/vに20mgを溶解;試料濃度:20 mg/ml;注入体積:1000 μL。
キラル分析クロマトグラフィー条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpak AS-H(
25×0.46 cm);移動相:n-ヘキサン/エタノール 70:30% v/v;流速:0.8 ml/分;DAD:210-340
nm;CD:240 nm。
【0406】
このキラル分取HPLCにより下記が得られた。
・(5R)-5-エチル-3-{6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピ
リジニル}-2,4-イミダゾリジンジオンのジアステレオ異性体1であった実施例19(7.1 mg)
。
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
【0407】
・(5R)-5-エチル-3-{6-[(3-メチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピ
リジニル}-2,4-イミダゾリジンジオンのジアステレオ異性体2であった実施例20(8.0 mg)
。
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
【0408】
(実施例21)
((5R)-5-エチル-3-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジニル}-2,4-イミダゾリジンジオン(ジアステレオ異性体混合物))
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
50 ml丸底フラスコの中で、(2R)-2-アミノ-N-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフ
ラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}ブタンアミド(中間体110、9 mg)をジクロロメタン(2
ml)に溶解させると、薄黄色の溶液を与え、それを0℃に冷却した。TEA(0.017 ml、0.119
mmol)を加えた。0.5 mlのトリホスゲンの溶液(2mlのジクロロメタン中14mg)を、該反応
混合物に0℃で滴加した。該反応混合物を0℃で撹拌した。20分後、該反応は完了した。該
反応混合物を真空下で蒸発させると、粗生成物を薄黄色の油として与え、それをBiotage
SP1(溶離液として、15 CVで2:1から1:2;次いで10 CVの間1:2のシクロヘキサン/EtOAc;10g
SNAPシリカカラムを使用)により精製した。集めたフラクションにより、標記化合物(5R)
-5-エチル-3-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニ
ル}-2,4-イミダゾリジンジオン(6.9 mg)を白色の固体として与えた。
【化468】
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【0409】
(実施例22及び実施例23)
((5R)-5-エチル-3-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリ
ジニル}-2,4-イミダゾリジンジオン(ジアステレオ異性体1及び2))
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
実施例21の両ジアステレオ異性体を分取キラルクロマトグラフィーにより分離すると、
2つのフラクションを与えた。
キラル分取HPLC条件は以下のとおりであった。カラムChiralpak AD-H(25×2cm)5μm;移
動相n-ヘキサン/2-プロパノール 85:15 % v/v;流速(ml/分)15;UV検出220 nm;試料調製 2
mlのメタノール/エタノール50:50 % v/vに4 mgを溶解;試料濃度2 mg/ml;注入体積2000 μ
l(4 mgに等しい)。
キラル分析クロマトグラフィー条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpak AD-H(
25×0.46 cm);移動相:n-ヘキサン/2-プロパノール85:15% v/v;流速:0.8 ml/分;DAD:210-3
40 nm; CD:-。
【0410】
このキラル分取HPLCにより下記が得られた。
・(5R)-5-エチル-3-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピ
リジニル}-2,4-イミダゾリジンジオンのジアステレオ異性体1であった実施例22(2.3 mg)
。
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
【0411】
・(5R)-5-エチル-3-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピ
リジニル}-2,4-イミダゾリジンジオンのジアステレオ異性体2であった実施例23(2.6 mg)
。
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
【0412】
(実施例24)
(5,5-ジメチル-3-{6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジニ
ル}-2,4-イミダゾリジンジオン(ラセミ混合物))
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
50 ml丸底フラスコの中で、2-メチル-N1-{6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-
イル)オキシ]-3-ピリジニル}アラニンアミド(中間体121、72.6 mg)をジクロロメタン(5 m
l)に溶解させると、薄黄色の溶液を与えた。TEA(0.142 ml、1.021 mmol)を加え、該反応
混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(27.3 mg、0.092 mmol)の1mlのジクロロメタン中
の溶液を該反応混合物に加え、それを0℃で撹拌した。15分後、トリホスゲン(27.3 mg、0
.092 mmol)の1mlのジクロロメタン中の追加溶液を該反応混合物に加えた。15分後、該反
応混合物を真空下で蒸発させると粗生成物を与え、それを、Biotage SP1(溶離液として、
10 CVで3:1から1:2;次いで5 CVの間1:2のシクロヘキサン/EtOAc;10g SNAPシリカカラムを
使用)により精製した。集めたフラクションにより、標記化合物5,5-ジメチル-3-{6-[(3-
メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-2,4-イミダゾリジン
ジオンを無色の油として与えた(41.6 mg)。
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
【0413】
(実施例25及び実施例26)
(5,5-ジメチル-3-{6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジニ
ル}-2,4-イミダゾリジンジオン(エナンチオマー1及びエナンチオマー2))
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
実施例24の両エナンチオマーを分取キラルクロマトグラフィーにより分離した。
キラル分取HPLC条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpak AD-H(25×2 cm)、5μ;
移動相:n-ヘキサン/エタノール40/60 v/v;流速:15 ml/分;UV:220 nm;試料調製:2 mlのエ
タノールに50 mgを溶解し、1 mlのn-ヘキサンを加える;試料濃度:16.7 mg/ml;注入体積:1
000 μL。
キラル分析クロマトグラフィー条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpak AD-H(
25×0.46 cm);移動相:n-ヘキサン/エタノール40:60 % v/v;流速:0.8 ml/分;DAD:210-340
nm。
【0414】
この分取キラルクロマトグラフィーは下記を与えた。
・5,5-ジメチル-3-{6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジ
ニル}-2,4-イミダゾリジンジオンのエナンチオマー1であった実施例25(16.6 mg)。
【化475】
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【0415】
・5,5-ジメチル-3-{6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジ
ニル}-2,4-イミダゾリジンジオンのエナンチオマー2であった実施例26(17.0 mg)。
【化476】
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【0416】
(実施例27)
(5,5-ジメチル-3-{6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-
イル)オキシ]-3-ピリジニル}-2,4-イミダゾリジンジオン(ラセミ混合物))
【化477】
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2-メチル-N1-{6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イ
ル)オキシ]-3-ピリジニル}アラニンアミド(中間体129、100 mg)の乾燥ジクロロメタン(10
ml)溶液に、TEA(0.177 ml、1.273 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。この時
点で、トリホスゲン(37.8 mg、0.127 mmol)の乾燥ジクロロメタン(2.5 ml)溶液をゆっく
りと(30分かけて)加え、該反応混合物を同じ温度で1時間撹拌した。次いで、該反応物を
水でクエンチし、2相を分離した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発さ
せ、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Companion system、シクロヘキサン/酢酸エチ
ル8:2からシクロヘキサン/酢酸エチル1:1への勾配による)により精製すると、標記化合物
を白色の固体として与えた(40 mg、0.103 mmol)。
【化478】
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【0417】
(実施例28及び実施例29)
(5,5-ジメチル-3-{6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-
イル)オキシ]-3-ピリジニル}-2,4-イミダゾリジンジオン(エナンチオマー1及びエナンチ
オマー2))
【化479】
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実施例27の両エナンチオマーを半分取キラルSFCクロマトグラフィーにより分離した。
キラルSFC条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpak IC(25×2.1 cm);移動相:エタ
ノール+0.1%I-プロピルアミン20%;流速:45 ml/分;圧力:120 バール;UV:220 nm。
30mgの実施例27に対する、この半分取キラルSFCクロマトグラフィーは下記を与えた。
・5,5-ジメチル-3-{6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-
イル)オキシ]-3-ピリジニル}-2,4-イミダゾリジンジオンのエナンチオマー1であった実施
例28(12mg)。
【化480】
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【0418】
・及び5,5-ジメチル-3-{6-[(1a-メチル-1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメ
ン-7-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-2,4-イミダゾリジンジオンのエナンチオマー2であっ
た実施例29(14mg)。
【化481】
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【0419】
(実施例30)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-[6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イ
ルオキシ)-3-ピリジニル]-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化482】
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N1-[6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-3-ピリジニ
ル]-D-イソバリンアミド(中間体141、40 mg)の乾燥ジクロロメタン(8 mL)溶液に、TEA(0.
076 mL、0.544 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(14.54 mg、0
.049 mmol)の乾燥ジクロロメタン(4 ml)溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度
で3時間撹拌した。該反応物を水(10ml)でクエンチし、2相を分離した。有機層を硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液として7:3から3:7のシ
クロヘキサン/酢酸エチルを溶離液として使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラ
フィー(Biotage system)により、残渣を精製した。これにより、標記化合物(25 mg)を白
色の固体として与えた。
【化483】
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【0420】
(実施例31)
(3-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}-
5,5-ジメチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化484】
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N1-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル
}-2-メチルアラニンアミド(中間体143、18 mg、0.053 mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(
3 mL)溶液に、TEA(0.037 ml、0.263 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。トリ
ホスゲン(7.02 mg、0.024 mmol)の乾燥ジクロロメタン(1 mL)溶液をゆっくりと加え、温
度が室温に達するようにしながら該反応混合物を2時間撹拌した。該反応物を水(3ml)でク
エンチし、2相を分離した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、カラムSNAP
10g及び溶離液として8:2から1:1のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフ
ラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(13
mg)を白色の固体として与えた。
【化485】
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【0421】
(実施例32)
((5R)-3-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジ
ニル}-5-(1-メチルエチル)-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化486】
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N1-{2-[(3,3-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル
}-D-バリンアミド(中間体145、38 mg、0.107 mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(5 mL)溶
液に、TEA(0.074 mL、0.533 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン
(14.24 mg、0.048 mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(1 mL)溶液をゆっくりと加え、該反
応混合物を同じ温度で30分間撹拌した。該反応物を水(3ml)でクエンチし、2相を分離した
。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、カラムSNAP 25g及び溶離液として8:2
から1:1のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフ
ィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(15 mg)を白色の固体として
与えた。
【化487】
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【0422】
(実施例33)
((5R)-3-{6-[(2,2-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニ
ル}-5-エチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化488】
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((2R)-2-アミノ-N-{6-[(2,2-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-
3-ピリジニル}ブタンアミド)(中間体209、10 mg、0.029 mmol)を乾燥ジクロロメタン(1 m
l)に溶解させた。該反応混合物を氷浴中で冷却した。トリエチルアミン(0.024 ml、0.176
mmol)を0℃で加えた。次いで、0.5 mlのトリホスゲンの乾燥ジクロロメタン溶液(4.78 m
g、0.5 ml中に0.016 mmol)を滴加した。該反応混合物をアルゴン下0℃で20分間攪拌した
。NaHCO
3の飽和水溶液を加えた(3 ml)。水層をジクロロメタンで4回抽出した(4×4 mL)。
合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、蒸発させた。4gシリカカートリッジ及び溶離液とし
て100:0から60:40のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロ
マトグラフィー(Companion system)により残渣を精製すると、標記化合物(7mg)を与えた
。
【化489】
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【0423】
(実施例34)
(5,5-ジメチル-3-[6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-
3-ピリジニル]-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化490】
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2-メチル-N1-[6-(1H-スピロ[2-ベンゾピラン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-3-
ピリジニル]アラニンアミド(34 mg、0.096 mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(5 mL)溶液
に、TEA (0.067 mL、0.481 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(
12.85 mg、0.043 mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(2 mL)溶液をゆっくりと加え、該反応
混合物を同じ温度で30分間撹拌した。該反応物を水(5ml)でクエンチし、2相を分離した。
有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、カラムSNAP 10g及び溶離液としてジクロ
ロメタン/メタノール99:1からジクロロメタン/メタノール95:5を使用するシリカゲルのフ
ラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(35
mg)を白色の固体として与えた。
【化491】
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【0424】
(実施例35)
((5R)-3-[2-(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-5-ピ
リミジニル]-5-エチル-5-メチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化492】
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N1-[2-(2,3-ジヒドロスピロ[クロメン-4,1'-シクロプロパン]-5-イルオキシ)-5-ピリミ
ジニル]-D-イソバリンアミド(中間体225、4 mg、10.86 μmol)の乾燥ジクロロメタン(1 m
L)溶液に、TEA(3.78 μL、0.027 mmol)を加えた。該反応物を氷浴中で冷却し、次いで、
トリホスゲン(1.450 mg、4.89 μmol)の乾燥ジクロロメタン(0.250 mL)溶液を1度加え、
次いで10分の間隔をおいてさらに2回加えた。該反応物を0℃で40分間攪拌し、次いで、該
反応物を氷浴中に保ちながら水(5 mL)でクエンチした。有機層を分離し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させた。カラムisolute 2g及び溶離液としてシクロヘキサンからシク
ロヘキサン/酢酸エチル1:1を使用するシリカゲルのクロマトグラフィーにより残渣を精製
すると、標記化合物(3 mg)を白色の固体として与えた。
【化493】
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【0425】
(実施例36、実施例37、及び実施例38)
(5,5-ジメチル-3-{6-[(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-3-ピリジニ
ル}-2,4-イミダゾリジンジオン(ラセミ体混合物、エナンチオマー1、エナンチオマー2))
【化494】
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50 mL丸底フラスコの中で、2-アミノ-2-メチル-N-[6-(4-メチルクロマン-5-イル)オキ
シ-3-ピリジル]プロパンアミド(中間体215、22.9 mg、0.064 mmol)をジクロロメタン(3 m
L)に溶解させると、無色の溶液を与えた。TEA(0.051 mL、0.369 mmol)を加え、得られた
混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(21.87 mg、0.074 mmol)を1mlのDCMに溶解させ、
得られた溶液を該反応混合物に加えた。該反応混合物を0℃で15分間撹拌した。1mlのDCM
に溶解させた追加のTEA(0.051 mL、0.369 mmol)及びトリホスゲン(21.87 mg、0.074 mmol
)を0℃で該反応混合物に加え、該反応混合物を15分間攪拌した。該反応混合物を5 mLの重
炭酸ナトリウムの飽和溶液でクエンチし、10 mLのDCMで希釈した。相分離カートリッジに
より相を分離した。有機相を真空中で蒸発させ、カラムSNAP 10g及び溶離液として2:1か
ら1:2のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィ
ー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物実施例36(19.1 mg)を無色の油
として与えた。
【化495】
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【0426】
実施例36の両エナンチオマーを分取キラルクロマトグラフィーにより分離した。
キラル分取HPLC条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralcel OD-H(25×2 cm)、5μ
;移動相:n-ヘキサン/2-プロパノール85:15 % v/v;流速:18 ml/分;UV:220 nm;試料調製:1.
2 mlのエタノールに18 mgを溶解。試料濃度15 mg/ml;注入体積:600 μL。
【0427】
この分取キラルクロマトグラフィーは下記を与えた。
実施例37:7.1 mgの白色固体(エナンチオマー1);Rt(キラル分取HPLC)=21.018分。
【化496】
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【0428】
実施例38:6.9 mgの白色固体(エナンチオマー2);Rt(キラル分取HPLC)=25.752 分。
【化497】
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【0429】
(実施例39、実施例40、及び実施例41)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-{6-[(3-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-
3-ピリジニル}-2,4-イミダゾリジンジオン(ジアステレオ異性体混合物、ジアステレオ異
性体1、ジアステレオ異性体2))
【化498】
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25 mL丸底フラスコの中で、(2R)-2-アミノ-2-メチル-N-[6-(3-メチルクロマン-5-イル)
オキシ-3-ピリジル]ブタンアミド(中間体147、33 mg、0.088 mmol)をジクロロメタン(5 m
L)に溶解させると、無色の溶液を与えた。該反応混合物を0℃に冷却した。TEA(0.061 mL
、0.441 mmol)及びトリホスゲン(26.2 mg、0.088 mmol)を加え、該反応混合物を0℃で15
分間攪拌した。該反応混合物を重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(5 mL)でクエンチし、10 m
Lのジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジにより相を分離した。有機層を真空
中で蒸発させ、カラムSNAP 10g及び溶離液として3:1から1:2のシクロヘキサン/酢酸エチ
ルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣
を精製すると、標記化合物実施例39(26.8 mg)を薄黄色の油として与えた。
【化499】
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【0430】
実施例39の両ジアステレオ異性体を半分取キラルSFCにより分離した。
半分取キラルSFC条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpack AD-H(25×3 cm)、5
μm;モディファイア(メタノール+0.1%イソプロピルアミン)20%;流速50 ml/分;圧力120バ
ール;温度38℃;UV検出220 nm;ループ750 μL;注入13 mg(メタノール中)。
【0431】
この分取キラルクロマトグラフィーは下記を与えた。
実施例40:5.9mg(ジアステレオ異性体1);Rt(半分取キラルSFC)=13.48分。
【化500】
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【0432】
実施例41:6.6 mg(ジアステレオ異性体1);Rt(半分取キラルSFC)=15.23分。
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
【0433】
(実施例42、実施例43、及び実施例44)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-[6-(1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロメン-7-イ
ルオキシ)-3-ピリジニル]-2,4-イミダゾリジンジオン(ジアステレオ異性体混合物、ジア
ステレオ異性体1、ジアステレオ異性体2))
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
25 mL丸底フラスコの中で、(2R)-N-[6-(1,1a,2,7b-テトラヒドロシクロプロパ[c]クロ
メン-7-イルオキシ)-3-ピリジル]-2-アミノ-2-メチル-ブタンアミド(中間体228、33 mg、
0.088 mmol)をジクロロメタン(5 mL)に溶解させると、無色の溶液を与えた。該反応混合
物を0℃に冷却した。TEA(0.091 mL、0.66 mmol)及びトリホスゲン(39 mg、0.131 mmol)を
加え、該反応混合物を0℃で15分間攪拌した。該反応混合物を重炭酸ナトリウムの飽和水
溶液(5 mL)でクエンチし、10 mLのジクロロメタンで希釈した。相分離カートリッジによ
り相を分離した。有機層を真空中で蒸発させ、カラムSNAP 10g及び溶離液として3:1から1
:2のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(
Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物実施例42(42.6 mg)を薄黄色の油
として与えた。
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
【0434】
実施例42の両ジアステレオ異性体を分取キラルクロマトグラフィーにより分離した。
分取HPLCキラルクロマトグラフィー条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpack
AD-H(25×3 cm)、5μm;移動相:n-ヘキサン/2-プロパノール90:10% v/v;流速:40 ml/分;UV
:220 nm;試料調製:4 mlのエタノールに41 mgを溶解。試料濃度:10.3 mg/ml;注入体積:200
0 μL。
【0435】
この分取キラルクロマトグラフィーは下記を与えた。
実施例43:白色固体として14.1mg(ジアステレオ異性体1);Rt(キラル分取HPLC)=17.95分
。
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
実施例44:白色固体として15 mg(ジアステレオ異性体2);Rt(キラル分取HPLC)=21.99分
。
【化505】
[この文献は図面を表示できません]
【0437】
(実施例45、実施例46、及び実施例47)
(3-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニル}-5,5-ジ
メチル-2,4-イミダゾリジンジオン(ラセミ体混合物、エナンチオマー1、エナンチオマー2
))
【化506】
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50 mL丸底フラスコの中で、N1-{6-[(3-エチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)
オキシ]-3-ピリジニル}-2-メチルアラニンアミド(中間体149、17.2 mg、0.050 mmol)をジ
クロロメタン(3 mL)に溶解させると薄黄色の溶液を与え、それを0℃に冷却した。TEA(0.0
35 mL、0.252 mmol)を加え、それに続いてトリホスゲン(6.43mg、0.023 mmol)のジクロロ
メタン(0.5 ml)溶液を滴加し、該反応混合物を0℃で20分間攪拌した。該反応混合物を真
空中で蒸発させ、カラムSNAP 10g及び溶離液として2:1から1:2のシクロヘキサン/酢酸エ
チルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残
渣を精製すると、標記化合物実施例45(15.3 mg)を白色の固体として与えた。
【化507】
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【0438】
実施例45の両エナンチオマーを分取キラルクロマトグラフィーにより分離した。
キラル分取HPLC条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpack AD-H(25×2 cm)、5
μ;移動相:n-ヘキサン/2-プロパノール85:15 % v/v;流速:18 ml/分;UV:220 nm;試料調製:
1.0 mlのエタノールに15 mgを溶解(完全な可溶化のために、試料には数滴のメタノールが
必要である)。試料濃度15 mg/ml;注入体積:1000 μL。
【0439】
この分取キラルクロマトグラフィーは下記を与えた。
実施例46:5.6 mg(エナンチオマー1);Rt(キラル分取HPLC)=9.877分。
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
【0440】
実施例47:5.5 mg(エナンチオマー2);Rt(キラル分取HPLC)=13.203分。
【化509】
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【0441】
(実施例48、実施例49、及び実施例50)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-[2-(4-メチルクロマン-5-イル)オキシピリミジン-5-イル]イ
ミダゾリジン-2,4-ジオン(ジアステレオ異性体混合物、ジアステレオ異性体1、ジアステ
レオ異性体2))
【化510】
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N1-{2-[(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-クロメン-5-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}-Dイソ
バリンアミド(中間体219、78 mg、0.219 mmol)の乾燥ジクロロメタン(4 mL)溶液に、TEA(
0.076 mL、0.547 mmol)を加えた。該混合物を0℃に冷却し、次いで、トリホスゲン(29.2
mg、0.098 mmol)の乾燥ジクロロメタン(1.0 mL)溶液を滴加した。該反応混合物を0℃で10
分間撹拌し、次いで氷浴中に保ち、水(10 mL)でクエンチした。有機層を集め、水相をDCM
で抽出した(2×5 mL)。合わせた有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させた。カラ
ムSNAP 25g及び溶離液として8:2から1:1のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカ
ゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(66 mg)を白
色の固体として与えた。
UPLC_IPQC: 0.99分、383 [M+H]+。
【0442】
実施例48の両ジアステレオ異性体を半分取キラルSFCにより分離した。
半分取キラルSFC条件は以下のとおりであった。カラム:Chiralpack AD-H(25×0.46cm)
、5μm;モディファイア(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)20%;流速2.5 ml/分;圧力12
0バール;温度38℃;UV検出210-340 nm。
【0443】
この分取キラルクロマトグラフィーは下記を与えた。
実施例49:白色固体として24 mg(ジアステレオ異性体1);Rt(キラル分取SFC)=7.583分。
【化511】
[この文献は図面を表示できません]
【0444】
実施例50:白色固体として25 mg(ジアステレオ異性体2);Rt(キラル分取SFC)=10.156分。
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
【0445】
(実施例51)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-[2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン
]-4-イル)オキシピリミジン-5-イル]イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化513】
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7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール(中間体156、18 mg
、0.1 mmol)の乾燥DMF(1ml)溶液に、炭酸カリウム(27.6 mg、0.2 mmol)を加え、次いで(5
R)-3-(2-クロロピリミジン-5-イル)-5-エチル-5-メチル-イミダゾリジン-2,4-ジオン(中
間体165、20 mg、0.08 mmol)を加え、該反応混合物を80℃で2時間攪拌した。冷却後、該
反応混合物を水(1ml)でクエンチし、ブライン(5ml)で希釈し、酢酸エチル(2×10ml)で抽
出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶
離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル7:3からシクロヘキサン/酢酸エチル3:7を使用する
シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、
標記化合物(21mg)を白色の固体として与えた。
【化514】
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【0446】
下記の化合物は、7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール(
中間体152)を適切なフェノールに替えて、上記の方法を利用して製造した。最終生成物を
、フラッシュ-クロマトグラフィー(シリカカートリッジ;シクロヘキサン/EtOAc、又は他
の適切な溶媒系)により精製した。
【表1】
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【0447】
(実施例58)
(5,5-ジメチル-3-[2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)
オキシピリミジン-5-イル]イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化515】
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7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール(中間体156、18 mg
、0.1 mmol)の乾燥DMF(1ml)溶液に、炭酸カリウム(27.6 mg、0.2 mmol)を加え、次いで3-
(2-クロロピリミジン-5-イル)-5,5-ジメチル-イミダゾリジン-2,4-ジオン(中間体166、20
mg、0.083 mmol)を加え、該反応混合物を80℃で2時間攪拌した。冷却後、該反応混合物
を水(1ml)でクエンチし、ブライン(5ml)で希釈し、酢酸エチル(2×10ml)で抽出した。有
機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液として
シクロヘキサン/酢酸エチル7:3からシクロヘキサン/酢酸エチル3:7を使用するシリカゲル
のフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物
(18mg)を薄茶色の固体として与えた。
【化516】
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【0448】
下記の化合物は、7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-オール(
中間体152)を適切なフェノールに替えて、上記の方法を利用して製造した。最終生成物を
、フラッシュ-クロマトグラフィー(シリカカートリッジ;シクロヘキサン/EtOAc、又は他
の適切な溶媒系)により精製した。
【表2】
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【0449】
(実施例61)
((5R)-5-エチル-3-[2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)
オキシピリミジン-5-イル]イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化517】
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(2R)-2-アミノ-N-[2-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル
)オキシピリミジン-5-イル]ブタンアミド(中間体164、24mg、0.068mmol)の乾燥DCM(3ml)
溶液に、TEA(0.028ml、0.2mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(1
5mg、0.05mmol)の乾燥DCM(1.5ml)溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で15分
間攪拌した。該反応物を水(10ml)でクエンチし、2相を分離した。有機層を乾燥させ(Na
2S
O
4)、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル75
:25からシクロヘキサン/酢酸エチル25:75を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグ
ラフィー(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(11mg)を白色の固体とし
て与えた。
【化518】
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【0450】
(実施例62)
((5R)-5-エチル-3-[6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)
オキシ-3-ピリジル]イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化519】
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(2R)-2-アミノ-N-[6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル
)オキシ-3-ピリジル]ブタンアミド(中間体160、40mg、0.11mmol)の乾燥DCM(5ml)溶液に、
TEA(0.042ml、0.3mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(23.7mg、0
.08mmol)の乾燥DCM(3ml)溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で15分間攪拌し
た。該反応物を水(10ml)でクエンチし、2相を分離した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾
過し、蒸発させ、10g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル75:25から
シクロヘキサン/酢酸エチル25:75を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー
(Biotage system)により残渣を精製すると、標記化合物(22mg)を白色の固体として与えた
。
【化520】
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【0451】
(実施例63)
((5R)-5-エチル-3-{6-[(3,3,7-トリエチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ
]-3-ピリジニル}-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化521】
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(2R)-2-アミノ-N-{6-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキ
シ]-3-ピリジニル}ブタンアミド(中間体188、300 mg、0.84 mmol)を酢酸エチル(6 mL)に
溶解させた。トリエチルアミン(0.47 ml、3.36 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却
した。トリホスゲン(100mg、0.34 mmol)の酢酸エチル(6 mL)溶液をゆっくりと加えた。添
加の最後に、該混合物をNaHCO
3の飽和水溶液で処理し、2相を分離した。有機層をブライ
ンで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発乾固させると、蝋状の固体を得た。溶離液としてシ
クロヘキサン/酢酸エチル70:30からシクロヘキサン/酢酸エチル50:50を使用するシリカゲ
ルのフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(166mg)を白色
の泡として与えた。
【化522】
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【0452】
(実施例64)
((5R)-5-エチル-3-{2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-4-イル)オキシ
]-5-ピリミジニル}-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化523】
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1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({2-[(3,3,7-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-
4-イル)オキシ]-5-ピリミジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート(中間体191
、213 mg、0.47 mmol)を、イソプロパノール中5〜6NのHCl(1 mL)に溶解させ、生じた溶液
を35℃で30分間加熱した。次いで、該反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(5
0 mL)及びK
2CO
3の5%水溶液(30 mL)で希釈した。2相を分離し、有機層を塩化アンモニウム
の飽和水溶液(30 mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。生じた粗製物を
酢酸エチル(10 mL)に溶解させ、トリエチルアミンを加えた(0.23 mL、1.64 mmol)。該反
応混合物を0〜5℃に冷却し、トリホスゲン(55 mg、0.185 mmol)の酢酸エチル(5 mL)溶液
を10分で滴加した。該反応物を水(50 mL)でクエンチし、酢酸エチル(50 mL)で抽出した。
有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。溶離液としてシクロ
ヘキサン/酢酸エチル50:50を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより
残渣を精製すると、標記化合物(161mg)を白色の固体として与えた。
【化524】
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【0453】
(実施例65)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-[6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン
]-4-イル)オキシ-3-ピリジル]イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化525】
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0℃のトリホスゲン(30 mg、0.1mmol)の乾燥DCM(1ml)溶液に、窒素雰囲気下で、DIPEA(0
.175 ml、1.0 mmol)を加え、それに続いて6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シ
クロプロパン]-4-イル)オキシピリジン-3-アミン(中間体158、27 mg、0.1 mmol)の乾燥DC
M(2ml)溶液を加え(ゆっくりと加え)、該反応混合物を同じ温度で15分間攪拌した。その
後、メチル(R)-2-アミノ-2-メチル-ブチラート塩酸塩(33mg、0.2mmol)の乾燥DCM(2ml)溶
液を加え、該反応混合物を0℃で30分間攪拌した。該反応物をHClの1M水溶液(5ml)でクエ
ンチし、DCM(10ml)で希釈し、2相を分離した。有機層をブライン(10 ml)で洗浄し、乾燥
させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させると、尿素中間体を黄色の泡として与えた。
【0454】
該尿素をMeOH(5ml)に溶解させ、NaOMe(10mg)を加え、該反応混合物を室温で15分間攪拌
した。該反応物を塩化アンモニウム飽和水溶液(20ml)でクエンチし、酢酸エチル(40ml)で
希釈した。2相を分離し、有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、10g SNAPカラ
ム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル75:25からシクロヘキサン/酢酸エチル25:
75を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により残渣を
精製すると、標記化合物(29mg)を白色の固体として与えた。
【化526】
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【0455】
下記の化合物は、6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4イル)
オキシピリジン-3-アミン(中間体154)を適切なアニリンに替えて、上記の方法を利用して
製造した。最終生成物を、フラッシュ-クロマトグラフィー(シリカカートリッジ;シクロ
ヘキサン/EtOAc、又は他の適切な溶媒系)により精製した。
【表3】
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【0456】
(実施例68)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-[6-[(2,4,4-トリメチル-3,1-ベンゾオキサジン-5-イル)オキ
シ]-3-ピリジル]イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化527】
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0℃の(2R)-2-アミノ-2-メチル-N-[6-[(2,4,4-トリメチル-3,1-ベンゾオキサジン-5-イ
ル)オキシ]-3-ピリジル]ブタンアミド(中間体205、143 mg、0.37 mmol)及びTEA(0.21 mL)
の酢酸エチル(2.5 mL)の溶液に、酢酸エチル(2.5 mL)に溶解させたトリホスゲン(44 mg、
0.15 mmol)を10分で滴加した。該反応混合物を0℃で40分間撹拌した。該反応混合物を水(
5 mL)及び酢酸エチル(10 mL)で希釈した。相を分離し、水相を酢酸エチル(2×10 mL)で逆
抽出した。合わせた有機層をブライン(15 mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃
縮し、溶離液として酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーに
より残渣を精製すると、標記化合物(115mg)を白色の固体として与えた。
【化528】
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【0457】
(実施例69)
((5R)-3-{6-[(3,3-ジメチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-イル)オキシ]-3-ピリジニ
ル}-5-エチル-5-メチル-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化529】
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3,3-ジメチル-1,3-ジヒドロ-2-ベンゾフラン-4-オール(中間体193、68 mg、0.4 mmol)
及び(5R)-3-(6-クロロピリジン-3-イル)-5-エチル-5-メチルイミダゾリジン-2,4-ジオン(
中間体194、126 mg、0.48 mmol)をDMF(1.0 mL)に溶解させ、K
2CO
3(143 mg、1.03 mmol)を
加えた。生じた懸濁液を、マイクロ波照射下で40分間130℃に加熱した。該反応混合物を
水(25 mL)及び酢酸エチル(25 mL)で希釈し、次いで2相を分離した。有機層を水及びブラ
インで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。溶離液としてシクロヘキサン/酢
酸エチル50:50を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)
により残渣を精製すると、標記化合物(70mg)を白色の固体として与えた。
【化530】
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【0458】
(実施例70)
(5,5-ジメチル-3-[6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シクロプロパン]-4-イル)
オキシ-3-ピリジル]イミダゾリジン-2,4-ジオン)
【化531】
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0℃のトリホスゲン(30 mg、0.1mmol)の乾燥DCM(1ml)溶液に、窒素雰囲気下で、DIPEA(0
.175 ml、1.0 mmol)を加え、それに続いて6-(7-メチルスピロ[2H-ベンゾフラン-3,1'-シ
クロプロパン]-4-イル)オキシピリジン-3-アミン(中間体158、27 mg、0.1 mmol)の乾燥DC
M(2ml)溶液を加え(ゆっくりと加え)、該反応混合物を同じ温度で15分間攪拌した。その
後、メチル2-アミノ-2-メチルプロパノアート塩酸塩(30mg、0.2mmol)の乾燥DCM(2ml)溶液
を加え、該反応混合物を0℃で30分間攪拌した。該反応物をHClの1M水溶液(5ml)でクエン
チし、DCM(10ml)で希釈し、2相を分離した。有機層をブライン(10 ml)で洗浄し、乾燥さ
せ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させると、尿素中間体を黄色の泡として与えた。
【0459】
該尿素をMeOH(5ml)に溶解させ、NaOMe(10mg、0.19 mmol)を加え、該反応混合物を室温
で15分間攪拌した。該反応物を塩化アンモニウム飽和水溶液(20ml)でクエンチし、酢酸エ
チル(40ml)で希釈した。2相を分離し、有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、1
0g SNAPカラム及び溶離液としてシクロヘキサン/酢酸エチル75:25からシクロヘキサン/酢
酸エチル25:75を使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)
により残渣を精製すると、標記化合物(23mg)を白色の固体として与えた。
【化532】
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【0460】
下記の参考中間体及び実施例は、アッセイに使用される化合物の製造を説明する。
(参考中間体R1)
(4-メチル-3-(メチルオキシ)アニリン)
【化533】
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1-メチル-2-(メチルオキシ)-4-ニトロベンゼン(2.5 g、14.96 mmol)のメタノール(50 m
L)溶液に、ラネーニッケル(約2 g)を加え、該反応混合物を、H
2雰囲気下(1気圧)室温で
一晩撹拌した。触媒を濾去し、残渣をSCXカートリッジ(50 g)により精製すると、標記化
合物(1.86 g)を無色の油として与えた。
【化534】
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【0461】
(参考中間体R2)
(4-メチル-3-(メチルオキシ)フェノール)
【化535】
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0℃の4-メチル-3-(メチルオキシ)アニリン(参考中間体R1、1.86 g)の水(100 mL)/H
2SO
4
(30 mL、563 mmol)中の懸濁液に、亜硝酸ナトリウム(1.029 g、14.91 mmol)の水(10 mL)
溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を0℃で30分間攪拌した。該反応混合物を、H
2SO
4 9
8%(20 mL)の90℃に予備加熱した水(80 mL)溶液にゆっくりと加え、この温度で1時間撹拌
した。冷却後、該混合物をEt
2O(2×200mL)で抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ
、濾過し、蒸発させると、標記化合物(1.86 g)を赤/茶色の油として与えた。
【化536】
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【0462】
(参考中間体R3)
(2-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-5-ニトロピリジン)
【化537】
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4-メチル-3-(メチルオキシ)フェノール(参考中間体R2、400 mg)の乾燥N,N-ジメチルホ
ルムアミド(15 mL)溶液に、炭酸カリウム(1200 mg、8.69 mmol)を加え、次いで2-クロロ-
5-ニトロピリジン(551 mg、3.47 mmol)を加え、該反応混合物を115℃で2時間撹拌した。
該反応物を水(10 mL)でクエンチし、ブライン(20 mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した(3
回、30 mL)。有機層を氷冷ブライン(2回、30ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、
濾過し、蒸発させた。残渣を、10/0から8/2の勾配シクロヘキサン/酢酸エチルによるシリ
カゲルクロマトグラフィー(Biotage system、100 g SNAPカラム)により精製した。蒸発に
より、標記化合物を薄黄色の油として与えた(570 mg)。
【化538】
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【0463】
(参考中間体R4)
(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリジンアミン)
【化539】
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2-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-5-ニトロピリジン(参考中間体R3、5
68 mg)のテトラヒドロフラン(25 mL)/水(12.50 mL)中の溶液に、鉄(609 mg、10.91 mmol)
を加え、次いで塩化アンモニウム(584 mg、10.91 mmol)を加え、該反応混合物を室温で8
時間撹拌した。触媒を濾去し、該溶液をNa
2CO
3飽和水溶液(5mL)で希釈し、酢酸エチル(2
回、40ml)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ
、8/2から1/1の勾配シクロヘキサン/酢酸エチルを溶離液として使用するシリカゲルクロ
マトグラフィー(50g SNAPカラムによるBiotage system)により残渣を精製した。蒸発によ
り、標記化合物を薄黄色の油として与えた(465 mg)。
【化540】
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【0464】
(参考中間体R5)
(1,1-ジメチルエチル((1R)-1-{[(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピ
リジニル)アミノ]カルボニル}プロピル)カルバマート)
【化541】
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(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(106 mg、0.521
mmol)の乾燥N,N-ジメチルホルムアミド(2 mL)溶液に、DIPEA(0.152 mL、0.869 mmol)を加
え、次いでTBTU(181 mg、0.565 mmol)を加え、該反応混合物を室温で15分間攪拌した。次
いで、6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリジンアミン(参考中間体R
4、100 mg)を加え、該反応混合物を同じ温度で一晩撹拌した。該反応物を水(1mL)でクエ
ンチし、ブライン(1mL)で希釈し、酢酸エチル(3回、5ml)で抽出した。有機層を硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、100/0から70/30の勾配シクロヘキサン/酢酸エチ
ルを溶離液として使用するシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage system、10g SNAPカ
ラム)により残渣を精製すると、標記化合物を白色の固体として与えた(180mg)。
【化542】
[この文献は図面を表示できません]
【0465】
(参考中間体R6)
((2R)-2-アミノ-N-(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリジニル)ブ
タンアミド)
【化543】
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1,1-ジメチルエチル((1R)-1-{[(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-
ピリジニル)アミノ]カルボニル}プロピル)カルバマート(参考中間体R5、175 mg)の乾燥ジ
クロロメタン(DCM)(6 mL)溶液に、TFA(2 mL、26.0 mmol)をゆっくりと加え、該反応混合
物を室温で1時間撹拌した。溶媒及び過剰のTFAを蒸発させ、残渣をSCXカートリッジ(5 g)
により精製すると、標記化合物を無色の固体として与えた(122 mg)。
【化544】
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【0466】
(参考中間体R7)
(1,1-ジメチルエチル((1R)-1-メチル-1-{[(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オ
キシ}-3-ピリジニル)アミノ]カルボニル}プロピル)カルバマート)
【化545】
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N-{[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}-D-イソバリン(94 mg、0.434 mmol)の乾
燥N,N-ジメチルホルムアミド(1 mL)溶液に、DIPEA(0.114 mL、0.651 mmol)及びHATU(165
mg、0.434 mmol)を加えた。該反応物を室温で15分間攪拌した。次いで、6-{[4-メチル-3-
(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリジンアミン(参考中間体R4、50 mg)を加えた。室
温で1時間撹拌した後、該混合物を50℃で加熱し、その温度で4時間撹拌し、次いでそれを
室温に冷却し、その温度で一晩撹拌した。該混合物をブライン(2 mL)でクエンチし、酢酸
エチル(3×2 mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸
発させた。10g SNAPカラム及び溶離液として100/0から60/40のシクロヘキサン/酢酸エチ
ルを使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により、残渣
を精製すると、標記化合物を白色固体(65 mg)として与えた。
【化546】
[この文献は図面を表示できません]
【0467】
(参考中間体R8)
(N
1-(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリジニル)-D-イソバリンア
ミド)
【化547】
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0℃に冷却した1,1-ジメチルエチル((1R)-1-メチル-1-{[(6-{[4-メチル-3-(メチルオキ
シ)フェニル]オキシ}-3-ピリジニル)アミノ]カルボニル}プロピル)カルバマート(参考中
間体R7、65 mg)の乾燥ジクロロメタン(3 mL)溶液に、TFA(0.700 mL、9.08 mmol)を滴加し
た。該反応物をその温度で2時間攪拌した。該反応物を、0℃で加えたNaHCO
3の飽和水溶液
(20 mL)でクエンチし、ジクロロメタン(3×7 mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させると、標記化合物を白色の固体として与えた(44 mg
)。
【0468】
(参考中間体R9)
(3-(1,1-ジメチルエチル)-4-ヒドロキシベンズアルデヒド)
【化548】
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2-(1,1-ジメチルエチル)フェノール(10 g、66.67 mmol)を40 mLのMeOHに溶解させ、40
mLの水に溶解させたNaOH(40 g、1 mol)を滴加した。次いで、40 mLのCHCl
3を60℃で(1時
間の間に)加えた。該反応混合物をその温度で3時間撹拌した。室温に冷却した後、該混
合物を0℃に冷却し、溶液がpH5〜6に達するまで4M HClを加えた。該混合物をDCMで抽出し
(3回)、集めた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗製物をシリカゲルカ
ラムに入れ、シクロヘキサン/EtOAc(100:0から80:20のシクロヘキサン/EtOAc、次いで80:
20で一定)により溶離すると、766 mgの標記化合物を与えた。
【化549】
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【0469】
(参考中間体R10)
(3-(1,1-ジメチルエチル)-4-ヒドロキシベンゾニトリル)
【化550】
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3-(1,1-ジメチルエチル)-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(参考中間体R9、550 mg)及び
ヒドロキシルアミン塩酸塩(322 mg、4.63 mmol)を、還流状態の8.0 mLの酢酸中で1時間撹
拌した。0℃に冷却した後、該混合物をEt
2Oに注ぎ、水で1度、NaOH(5%水溶液)で1度洗浄
した。集めた水相をEt
2Oで抽出し(2回)、合わせた有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、
蒸発させ、ペンタンでトリチュレートすると、540 mgの標記化合物を与えた。
【化551】
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【0470】
(参考中間体R11)
(4-ヒドロキシ-2-ヨードベンゾニトリル)
【化552】
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2-フルオロ-4-ヨードベンゾニトリル(5.0 g、20.24 mmol)の乾燥アセトニトリル(100 m
L)溶液に、カリウムトリメチルシラノラート(1.18 g)を加え、該反応混合物を50℃で一晩
撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチル(100 mL)に溶解させ、pH 3緩衝剤水
溶液をpH約5まで加えた。2相を分離し、有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させる
と、標記化合物(4.90 g)を茶色の固体として与えた。
【化553】
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【0471】
(参考中間体R12)
(4-ヒドロキシ-2-[(トリフルオロメチル)オキシ]ベンゾニトリル)
【化554】
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並行して2つの反応(A及びB)を実施し、次いで2つの反応混合物を合わせて後処理及び
精製を実施した。
反応A:4-メトキシ-2-(トリフルオロメトキシ)ベンゾニトリル(50 mg、0.23 mmol)の1,2
-ジクロロエタン(1 mL)溶液に、1M BBr
3のDCM溶液(0.69 mL、0.69 mmol)を滴加した。生
じた反応混合物を、各回さらに1M BBr
3のDCM溶液(1 mL)を加えながら、5回のマイクロ波
照射下で撹拌した(設定パラメーター:T=100℃、t=1時間)。使用した1M BBr
3のDCM溶液
の総量は4.69 mLであった。
【0472】
反応B:バイアル中に、4-メトキシ-2-(トリフルオロメトキシ)ベンゾニトリル(750 mg、
3.45 mmol)、1,2-ジクロロエタン(5 mL)を加え、次いで1M BBr
3のDCM溶液(10.36 mL、10.
36 mmol)を滴加した。生じた反応混合物を、マイクロ波照射下で1時間撹拌した(設定T=10
0℃)。該反応混合物に、さらに1M BBr
3のDCM溶液(1 mL)を加え、生じた反応混合物を、各
回さらに1M BBr
3のDCM溶液(0.8 mL)を加えながらさらに3回マイクロ波照射下で撹拌した(
設定パラメーター:T=100℃、t=1.5時間)。使用した1M BBr
3のDCM溶液の総量は13.76 mL
であった。
【0473】
2つの反応混合物A及びBを、NaHCO
3飽和水溶液に滴加し、固体のNaHCO
3の添加によりpH
を7に調整した。2相を分離し、水相をDCM(1×)及びEtOAC(2×)で抽出した。合わせた有
機相を乾燥させ、蒸発乾固させると、標記化合物を未反応の出発物質と混合して黒色の油
として与えた(1.48 g)。この混合物を、さらに精製することなく次の工程に使用した。
【化555】
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【0474】
(参考中間体R13)
(4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]-3-(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル)
【化556】
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2-クロロ-5-ニトロピリジン(70 mg、0.44 mmol)、4-ヒドロキシ-3-(トリフルオロメチ
ル)ベンゾニトリル(91 mg、0.49 mmol)、K
2CO
3(92 mg、0.66 mmol)のDMF(2 mL)中の混合
物を50℃で一晩撹拌した。水(4 mL)を加えると沈殿物が形成した。固体を濾去して、MeOH
でトリチュレートすると、標記化合物(85 mg)を茶色がかった固体として与えた。
【化557】
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【0475】
下記の化合物は、2-クロロ-5-ニトロピリジン、2-クロロ-5-ニトロピリミジン、1-フル
オロ-4-ニトロベンゼンなどの適切なハロニトロアリールを、適切に置換されたフェノー
ルと、好適な温度で、任意にマイクロ波照射下で反応させて、上記の方法を利用して製造
した。いくつかの最終生成物を、フラッシュ-クロマトグラフィー(シリカ;シクロヘキサ
ン/EtOAc、又は他の適切な溶媒系)により精製した。
【表4】
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【0476】
(参考中間体R18)
(2-シクロプロピル-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]ベンゾニトリル)
【化558】
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有機金属溶液の製造:0.5M ZnCl
2のTHF(9 mL)溶液に、0.5Mシクロプロピルマグネシウム
ブロミドのTHF(9 mL)溶液をゆっくりと室温で加え、該反応混合物を室温で20分間攪拌し
た。
2-ヨード-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]ベンゾニトリル(参考中間体R16、550 mg
)及びPd(tBu
3P)
2(76 mg、0.15 mmol)の60℃に温めた溶液に、6 mLの事前に形成した有機
金属溶液を加え、該反応混合物を60℃で1時間撹拌した。さらに6 mLの有機金属溶液を加
え、該反応混合物を60℃でさらに1時間撹拌した。さらに6 mLの有機金属溶液を加え、該
反応混合物を60℃でさらに1時間撹拌した。冷却後、該反応物を水(1 mL)でクエンチし、
塩化アンモニウムの飽和水溶液(20 mL)で希釈し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。有機
層をブライン(2×20 mL)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、100:0から80
:20のn-ヘキサン/酢酸エチルで溶離するシリカゲル(SNAP 50g)のフラッシュクロマトグラ
フィーにより残渣を精製すると、標記化合物(400 mg)を白色の固体として与えた。
【化559】
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【0477】
下記の化合物を、シクロプロピルマグネシウムブロミドを適切なグリニャール試薬に替
えて有機亜鉛試薬を形成して、上記の方法を利用して製造した。
【表5】
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【0478】
(参考中間体R20)
(3-シクロプロピル-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]ベンゾニトリル)
【化560】
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バイアル中で、3-ブロモ-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]ベンゾニトリル(参考中
間体R14、800 mg)を、16.0 mLのトルエンに溶解させた。シクロプロピルボロン酸(1073.8
mg、12.5 mmol)を加え、それに続いてPd(OAc)
2(56.1 mg、0.25 mmol)及び(Cy)
3P(70.0 m
g 0.25 mmol)を加えた。次いで、K
3PO
4(1855.0 mg、8.75 mmol)の水(8.0 mLの水)溶液を
加えた。該反応混合物を80℃で一晩加熱した。室温に冷却した後、該混合物をブラインと
EtOAcとの間で分配し、分離した水相をEtOAcで抽出した(3回)。集めた有機相をNa
2SO
4で
乾燥させ、濾過し、蒸発させた。得られた粗製物をシリカゲルカラムに入れ、シクロヘキ
サン/EtOAc(100:0から80:20のシクロヘキサン/EtOAc)により溶離すると、634 mgの標記化
合物を与えた。
【化561】
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【0479】
(参考中間体R21)
(2-(1-メチルエテニル)-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]ベンゾニトリル)
【化562】
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2-ヨード-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]ベンゾニトリル(参考中間体R16、5.0 g)
のDMF(50 mL)溶液に、K
3PO
4(5.77 g、27.24 mmol)、Pd(tBu
3)
2(696 mg、1.36 mmol)、及
び4,4,5,5-テトラメチル-2-(1-メチルエテニル)-1,3,2-ジオキサボロラン(3.84 mL、20.4
3 mmol)を加え、該反応混合物を110℃で4時間撹拌した。冷却後、該反応物を水(100 mL)
で希釈し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。有機層を氷冷ブライン(3×50 mL)で洗浄し
、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発させ、100:0から80:20のシクロヘキサン/酢酸エチル
で溶離するシリカゲル(SNAP 100g)のフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製す
ると、標記化合物(1.8 g)を白色の固体として与えた。
【化563】
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【0480】
(参考中間体R22)
(2-[(1-メチルエチル)オキシ]-4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]ベンゾニトリル)
【化564】
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バイアル中で、2,4-ジヒドロキシベンゾニトリル(300 mg、2.2 mmol)、2-クロロ-5-ニ
トロピリジン(351.96 mg、2.22 mmol)、及びK
2CO
3(920 mg、6.62 mmol)をDMF(5 mL)に溶
解させた。該反応物を、マイクロ波照射下で、1時間加熱した(設定温度:110℃)。該反
応混合物をEt
2O及び水で希釈し、1N HCl水溶液でpH 2まで酸性化し、相を分離し、有機相
をNa
2SO
4で乾燥させた。該固体を濾過し、溶媒を除去すると、粗製2-ヒドロキシ-4-[(5-
ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]ベンゾニトリル(664 mg)を茶色の固体として与えた。この
粗製物の乾燥DMF(5 mL)溶液に、炭酸カリウム(460 mg、3.33 mmol)及びイソプロピルブロ
ミド(313 μL、3.33 mmol)を加え、該反応混合物を50℃3fで一晩撹拌した。該反応物をブ
ライン(10 mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した(2×20mL)。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)
、濾過し、蒸発させ、100:0から75:25のシクロヘキサン/酢酸エチルで溶離するシリカゲ
ル(SNAP 25g)のフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製すると、標記化合物(260
mg)を白色の固体として与えた。
【化565】
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【0481】
(参考中間体R23)
(4-[(5-アミノ-2-ピリジニル)オキシ]-3-(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル)
【化566】
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4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]-3-(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(参考中
間体R13、83 mg)のTHF(3 mL)/水(1.5 mL)中の溶液に、室温で、鉄(75 mg、1.34 mmol)及
びNH
4Cl(72 mg、1.34 mmol)を加え、生じた反応混合物を一晩撹拌した。該混合物をセラ
イトの小さなパッドに通して濾過し、EtOAc及び水で洗浄した。濾過した混合物に、NaHCO
3飽和水溶液を加え、2相を分離した。水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機相を乾燥させ
、蒸発乾固させた。粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(Companion system、2×12
g Siカートリッジ、100:0から70:30のシクロヘキサン/EtOAc)により精製すると、標記化
合物(72 mg)を与えた。
【化567】
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【0482】
下記の化合物は、4-[(5-ニトロ-2-ピリジニル)オキシ]-3-(トリフルオロメチル)ベンゾ
ニトリル(参考中間体R13)を適切なニトロ誘導体に替えて、上記の方法を利用して製造し
た。いくつかの最終生成物を、フラッシュ-クロマトグラフィー(シリカ又はNHカートリッ
ジ;シクロヘキサン/EtOAc、又は他の適切な溶媒系)により精製した。いくつかの場合に
おいて、SCXによる精製(MeOH、次いで2MアンモニアのMeOH溶液)を、通常のフラッシュ-ク
ロマトグラフィーの前に実施した。
【表6】
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【0483】
(参考中間体R30)
(1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(4-シアノ-2-シクロプロピルフェニル)オキシ]-3-ピ
リジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート)
【化568】
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(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン酸(121.4 mg、0.60
mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(1 mL)に溶解させた。N,N-ジイソプロピルエチルアミ
ン(0.126 mL、0.72 mmol)及びO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N',N'-テトラ
メチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(227.2 mg、0.60 mmol)を加えた。該反応
混合物を室温で30分間撹拌した。4-[(5-アミノ-2-ピリジニル)オキシ]-3-シクロプロピル
ベンゾニトリル(参考中間体R24、100 mg)を1.0 mLのDMFに溶解させ、得られた溶液を該反
応混合物に加えた。該反応混合物を60℃で2時間撹拌及び加熱した。室温に冷却後、該反
応混合物を真空下で蒸発させ、得られた粗製物をシリカゲルカラムに入れ、シクロヘキサ
ン/EtOAc(100:0から50:50のシクロヘキサン/EtOAc、次いで50:50で一定)により溶離する
と、133 mgの標記化合物を与えた。
【化569】
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【0484】
下記の化合物は、(2R)-2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)ブタン
酸を適切なアミノ酸に替え、かつ4-[(5-アミノ-2-ピリジニル)オキシ]-3-シクロプロピル
ベンゾニトリル(中間体165)を適切なアニリンに替えて、上記の方法を利用して製造した
。該反応を、室温から高温の範囲の好適な温度で実施した。最終生成物を、フラッシュ-
クロマトグラフィー(シリカ;シクロヘキサン/EtOAc、又は他の適切な溶媒系)により精製
した。
【表7】
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【0485】
(参考中間体R36)
(1,1-ジメチルエチル((1R)-1-{[(6-{[4-シアノ-3-(1-メチルエチル)フェニル]オキシ}-3-
ピリジニル)アミノ]カルボニル}プロピル)カルバマート)
【化570】
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1,1-ジメチルエチル((1R)-1-{[(6-{[4-シアノ-3-(1-メチルエテニル)フェニル]オキシ}
-3-ピリジニル)アミノ]カルボニル}プロピル)カルバマート(参考中間体R32、73 mg)のMeO
H(10 mL)溶液に、活性炭上のPd 10% w/w(14 mg)を加え、該反応混合物をH
2雰囲気下(P=1
気圧)で30分間撹拌した。触媒を濾去し、溶媒を減圧下で除去した。75:25から40:60のシ
クロヘキサン/酢酸エチルで溶離するシリカゲル(SNAP 10g)のフラッシュクロマトグラフ
ィーにより残渣を精製すると、標記化合物(62 mg)を白色の固体として与えた。
【化571】
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【0486】
(参考中間体R37)
((2R)-2-アミノ-N-{6-[(4-シアノ-2-シクロプロピルフェニル)オキシ]-3-ピリジニル}ブ
タンアミド)
【化572】
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1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(4-シアノ-2-シクロプロピルフェニル)オキシ]-3-
ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート(参考中間体R30、133 mg)をDCM(6
mL)に溶解させ、0℃でTFA(3.0 mL)をゆっくりと加えた。該反応混合物をその温度で2時
間撹拌した。揮発物の除去後、得られた粗製物をSCXカートリッジに入れ、MeOH、次いで2
M NH
3のMeOH溶液により溶離すると、102 mgの標記化合物を与えた。
【化573】
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【0487】
下記の化合物は、1,1-ジメチルエチル{(1R)-1-[({6-[(4-シアノ-2-シクロプロピルフェ
ニル)オキシ]-3-ピリジニル}アミノ)カルボニル]プロピル}カルバマート(参考中間体R30)
を適切なN-BOC保護アミンに替えて、上記の方法を利用して製造した。最終生成物をSCX(M
eOH、次いで2M アンモニアのMeOH溶液)により精製し、アンモニアにより溶離した生成物
を含むフラクションを濃縮すると、遊離塩基を与えた。或いは、揮発物を除去した後に、
適切な有機溶媒により吸収された粗製物に、NaHCO
3飽和水溶液を加え、2相を分離し、有
機層を乾燥させ、濾過し、蒸発させると、最終化合物を遊離塩基として与えた。
【表8】
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【0488】
(参考実施例RE1)
((5R)-5-エチル-3-(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリジニル)-2,
4-イミダゾリジンジオン)
【化574】
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(方法A)
(2R)-2-アミノ-N-(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリジニル)ブ
タンアミド(参考中間体R6、120 mg)の乾燥ジクロロメタン(8 mL)溶液に、TEA(0.265 mL、
1.903 mmol)を加え、該反応混合物を0℃に冷却した。トリホスゲン(50.8 mg、0.171 mmol
)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(2 mL)溶液をゆっくりと加え、該反応混合物を同じ温度で30
分間攪拌した。該反応物を水(2mL)でクエンチし、2相を分離した。有機層を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、溶離液としての勾配シクロヘキサン/酢酸エチル80/20
からシクロヘキサン/酢酸エチル50/50によるシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage sys
tem、10g SNAPカラム)により残渣を精製すると、標記化合物を白色の固体として与えた(
108 mg)。
【化575】
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【0489】
(参考RE2)
((5R)-5-エチル-5-メチル-3-(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリ
ジニル)-2,4-イミダゾリジンジオン)
【化576】
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N1-(6-{[4-メチル-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}-3-ピリジニル)-D-イソバリンア
ミド(参考中間体R8 42 mg)の乾燥ジクロロメタン(6 mL)溶液に、TEA(0.089 mL、0.638 mm
ol)を加えた。該混合物を0℃に冷却し、トリホスゲン(17.03 mg、0.057 mmol)の乾燥ジク
ロロメタン(1.500 mL)溶液を滴加した。該混合物をその温度で1時間撹拌し、次いで、ト
リホスゲン(17.03 mg、0.057 mmol)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(1.500 mL)溶液を再び滴
加した。該反応物を30分間撹拌し、次いで氷浴中に保ち、水(10 mL)でクエンチした。該
混合物を放置して室温に達するようにし、次いでジクロロメタン(3×7 mL)で抽出した。
合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、蒸発させた。10g SNAPカラム及び
溶離液として80/20から50/50のシクロヘキサン/酢酸エチルを使用するシリカゲルのフラ
ッシュクロマトグラフィー(Biotage system)により、得られた残渣を精製した。これによ
り、標記化合物を白色の固体として与えた(24 mg)。
【化577】
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【0490】
(参考実施例RE3からRE8の方法)
(4-{[4-(4,4-ジメチル-2,5-ジオキソ-1-イミダゾリジニル)フェニル]オキシ}-2-(メチル
オキシ)ベンゾニトリル)
【化578】
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N
1-(4-{[4-シアノ-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}フェニル)-2-メチルアラニンア
ミド(77.0 mg)をDCM(10 mL)に溶解させた。トリエチルアミン(0.218 mL、1.57 mmol)を加
え、得られた混合物を0℃に冷却した。炭酸ビス(トリクロロメチル)(68.1 mg、0.22 mm
ol)を5mLのDCMに溶解させ、得られた溶液を該反応混合物に滴加した。該反応混合物を0℃
で撹拌した。15分後、該反応混合物を真空中で蒸発させると粗生成物を得たが、それをシ
リカゲルクロマトグラフィー(10 CVで100:0から50:50のシクロヘキサン/EtOAc;次いで10
CVの間50:50のシクロヘキサン/EtOAc)により精製すると、65.1 mgの標記化合物を白色固
体として得た。
【化579】
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【0491】
下記の化合物は、N
1-(4-{[4-シアノ-3-(メチルオキシ)フェニル]オキシ}フェニル)-2-
メチルアラニンアミドを適切なアミンに替えて、上記の方法を利用して製造した。最終生
成物を、フラッシュ-クロマトグラフィー(シリカカートリッジ;シクロヘキサン/EtOAc、
又は他の適切な溶媒系)により精製した。
【表9】
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【0492】
(生物学的実施例1)
本発明の化合物の電位開口型カリウムチャネルサブタイプKv3.2/3.1を調節する能力を
、以下のアッセイを利用して決定できる。
(細胞生物学)
ヒトKv3.2チャネル(hKv3.2)に対する化合物の効果を評価するために、hKv3.2を発現し
ている安定な細胞系を、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)-K1細胞をpCIH5-hKv3.2ベクタ
ーにより形質移入して作成した。細胞は、10%ウシ胎児血清、1×非必須アミノ酸(Invitro
gen社製)、及び500μg/mlのハイグロマイシン-B(Invitrogen社製)を補ったDMEM/F12培地
に培養した。空気中5%のCO
2を含む加湿環境中37℃で、細胞を増殖及び維持した。
【0493】
ヒトKv3.1チャネル(hKv3.1)に対する化合物の影響を評価するために、CHO/Gam/E1A-ク
ローン22別名CGE22細胞を、hKv3.1 BacMam試薬を使用して形質導入した。この細胞系は、
野生型CHO-K1に比べてリコンビナントタンパク質発現を増大させるために改善されたCHO-
K1-系宿主であるように設計された。該細胞系を、アデノウイルス-Gam1タンパク質を発現
するBacMamウイルスによるCHO-K1細胞の形質導入及びジェネティシン-G418による選択の
後に生成させ、安定な細胞系、CHO/Gam-A3が生じた。CHO/Gam-A3細胞を、pCDNA3-E1A-Hyg
roにより形質移入し、それに続いてハイグロマイシン-B選択、及びFACSソーティングして
、単細胞クローンを得た。次いで、BacMam-Luciferase及びBacMam-GFPウイルスを一過性
形質導入試験に使用して、最高のBacMam形質導入及びリコンビナントタンパク質発現に基
づいてクローンを選択した。300μg/mlのハイグロマイシン-B及び300μg/mlのG418を添加
した、hKv3.2 CHO-K1安定細胞系に使用したのと同じ培地に、CGE22細胞を培養した。他の
条件は全てhKv3.2 CHO-K1細胞のものと同じであった。実験の前日、1,000万のCGE22細胞
をT175培養フラスコに蒔き、hKv3.1 BacMam試薬(pFBM/ヒトKv3.1)を加えた(MOI50)。形質
導入された細胞を24時間後に使用した。
【0494】
(IonWorks Quattro(商標)実験のための細胞調製)
実験の日に、細胞をインキュベーターから除き、培地を除いた。細胞を、カルシウム及
びマグネシウムを含まない5 mlのDulbeccoのPBS(DPBS)により洗浄して、3 mlのVersene(I
nvitrogen社製、イタリア)の添加により脱着し、それに続いて37℃で5分間短時間のイン
キュベートをした。フラスコを軽くたたいて細胞を除去し、カルシウム及びマグネシウム
を含む10 mlのDPBSを加えて、細胞懸濁液を調製した。次いで、細胞懸濁液を15 mlの遠心
分離管に入れ、1200 rpmで2分間遠心分離した。遠心分離の後、上清を除き、細胞のペレ
ットを5mlのピペットを使用してカルシウム及びマグネシウムを含む4 mlのDPBSに再懸濁
させ、ペレットを粉砕した。次いで、細胞懸濁液体積を補正して、アッセイのためにmlあ
たりおよそ300万の細胞の細胞濃度を与えた。
細胞に加えた溶液は全て、事前に37℃に温めた。
【0495】
(電気生理学)
実験は、室温で、PatchPlate(商標)PPCを用いたIonWorks Quattro(商標)平面アレイ
電気生理学技術(Molecular Devices Corp.社製)を使用して実施した。刺激プロトコル及
びデータ取得は、マイクロコンピューター(Dell Pentium 4)を使用して実施した。平面電
極ホール抵抗(planar electrode hole resistances)(Rp)は、各ウエルの間に10mVの電圧
ステップを印加して決定した。これらの測定は、細胞添加前に実施した。細胞添加及びシ
ール形成の後、-80 mVから-70 mVの電圧ステップを160 ms印加することにより、シール試
験を実施した。この後、アムホテリシン-B溶液を、電極の細胞内面に加えて、細胞内への
アクセスを得た。細胞を-70mVに維持した。50 msの過分極(10 mV)プレパルスを印加して
リーク電流を誘発し、それに続いて試験パルスの前に保持電位での20 msの期間をおくこ
とにより、リーク減算を全ての実験において実施した。-70 mVの保持電位から、-15 mVへ
の第1の試験パルスを100 ms印加し、さらに-70 mVでさらに100 msの後、40 mVへの第2の
パルスを50 ms印加した。次いで、細胞を-100 mVでさらに100 ms維持し、次いで、-100 m
Vから40 mVへの電圧ランプを200 msにわたり印加した。全実験において、試験パルスプロ
コトルは、被験化合物の非存在下(先読み)及び存在下(後読み)で実施した。先読みと
後読みとは、化合物の添加とそれに続く3分のインキュベーションにより分けた。
【0496】
(溶液及び薬物)
細胞内液は下記を含んでいた(mM):グルコン酸カリウム100、KCl 54、MgCl
2 3.2、HEPE
S 5、KOHによりpH 7.3に調整。アムホテリシン-B溶液を、50 mg/mlのDMSO中のストック溶
液として調製し、細胞内液で0.1 mg/mlの最終使用濃度に希釈した。外液は、Dulbeccoの
リン酸緩衝食塩水(DPBS)であり、下記を含んでいた(mM):CaCl
2 0.90、KCl 2.67、KH
2PO
4
1.47、MgCl.6H
2O 0.493、NaCl 136.9、Na
3PO
4 8.06、pHは7.4。
【0497】
本発明の化合物(又はN-シクロヘキシル-N-[(7,8-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-3-
キノリニル)メチル]-N'-フェニルウレアなどの参考化合物)を、10 mMのストック濃度で
ジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解させた。これらの溶液を、Biomek FX (Beckman Coult
er社製)を使用し384化合物プレート中でさらにDMSOで希釈した。各希釈液(1 μL)を他の
化合物プレートに移し、0.05%プルロン酸(66 μL)を含む外液を加えた。本発明の化合物
を含む各プレートからの3.5 μLを加え、IonWorks Quattro(商標)実験の間、細胞と共
にインキュベートした。最終アッセイ希釈は200であり、最終化合物濃度は50μM〜50 nM
の範囲であった。
【0498】
(データ分析)
記録を、化合物の非存在下でのシール抵抗(>20MΩ)とピーク電流振幅(>500pA、40
mVの電圧ステップで)の両方を使用して分析及びフィルター処理し、不適切な細胞をさ
らなる分析から除いた。Kv3チャネルにより媒介される外向き電流を、-15mV電圧パルスの
最後の10msにわたる電流の平均強度から、-15mVステップの直前の10ms期間にわたる-70mV
での平均ベースライン電流を引いて決定して測定した。次いで、被験化合物を加えた後の
このKv3チャネル電流を、化合物を加える前に記録した電流と比較した。データは、参考
化合物(50マイクロMのN-シクロヘキシル-N-[(7,8-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-3-キ
ノリニル)メチル]-N'-フェニルウレア)の最大効果及びビヒクル対照(0.5% DMSO)の効果に
対して標準化した。標準化したデータを、ActivityBase又はExcelソフトウェアを使って
分析した。参考化合物により生み出される最大増加の50%電流を増やすのに要する化合物
の濃度(pEC50)は、4パラメータロジスティック関数を利用して濃度-反応データのフィッ
ティングにより決定した。
N-シクロヘキシル-N-[(7,8-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-3-キノリニル)メチル]-N
'-フェニルウレアは、ASINEX社から入手した(登録番号:552311-06-5)。
【0499】
実施例の化合物の全てを上記のアッセイで試験すると、50マイクロMのN-シクロヘキシ
ル-N-[(7,8-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-3-キノリニル)メチル]-N'-フェニルウレア
で見られるものの平均で少なくとも20%のKv3.1若しくはKv3.2又はKv3.1及びKv3.2(本明細
書において以下「Kv3.1及び/又はKv3.2」と称す)全細胞電流の増強を示した。そのため、
生物学的実施例1のリコンビナント細胞アッセイにおいて、全実施例化合物が正の調節物
質として作用した。本明細書では、Kv3.1及び/又はKv3.2の正の調節物質は、生物学的実
施例1(生物学的アッセイ)に記載されるアッセイを利用して決定されるとおり、哺乳動
物細胞において組換発現されるヒトKv3.1及び/又はヒトKv3.2チャネルにより媒介される
全細胞電流の少なくとも20%の増強を生みだすと示された化合物である。
【0500】
生物学的実施例1に記載されるアッセイからのデータの二次分析は、脱分極電圧パルス
の開始からの電流の立ち上がり速度に対する化合物の効果を調査する。化合物の効果の大
きさは、-15mVの脱分極電圧パルスの開始後のKv3.1又はKv3.2電流の立ち上がりの、以下
に示す式を利用する非線形フィットから得られる時定数(Tau
act)から決定できる。
Y=(Y0-Ymax)*exp(-K*X)+Ymax
式中、
Y0は、脱分極電圧パルスの開始時の電流値であり;
Ymaxはプラトー電流であり;
Kは速度定数であり、かつTau
actは、活性化時定数であり、Kの逆数である。
【0501】
同様に、-15mV脱分極電圧パルスの終了時のチャネルの閉口時にKv3.1及びKv3.2電流が
減衰するのにかかる時間に対する化合物の効果も調査できる。この後者の場合、チャネル
閉口に対する化合物の効果の大きさは、脱分極電圧パルスの終了直後、電流の減衰(「テ
ール電流」)の非線形フィットの時定数(Tau
deact)から決定できる。
活性化の時定数(Tau
act)を、実施例の化合物のいくつかについて決定した。
図1は、本
発明の2つの化合物のデータを示す。表1は、このように分析した実施例の全てのTau
actデ
ータを与える。
【0502】
図1aは、生物学的実施例1に記載されたアッセイを利用して記録したhKv3.2電流を示
す。示されたデータは、化合物(参考実施例RE1)の2つの濃度で4つの異なる細胞から記録
された-15mVへの脱分極電圧ステップの期間にわたる個々の電流である。データを、Prism
バージョン5(Graphpad Software社製)におけるフィッティング手順を利用して単一指数曲
線(実線)にフィッティングする。
【0503】
図1bは、生物学的実施例1に記載されたアッセイを利用して記録したhKv3.2電流を示
す。示されたデータは、参考実施例RE3の化合物の2つの濃度で2つの異なる細胞から記録
された-15mVへの脱分極電圧ステップの期間にわたる個々の電流である。データを、Prism
バージョン5(Graphpad Software社製)におけるフィッティング手順を利用して単一指数曲
線(実線)にフィッティングする。
【0504】
表1:活性化時間(Tau
act)の分析から得たhKv3.2データの概要。化合物間の比較を可能
にするために、選択された化合物濃度は、最大電流が0.1nA未満であるビヒクルを除き、
電圧パルスの最後で類似の電流(約0.3nA)を生じるものであった。
【表10】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
表1からわかるとおり、化合物がなくビヒクルが存在すると、Tau
actは7.1±1.7 msecで
あった。被験化合物それぞれを、Kv3.2電流を類似のレベル(約0.3nA)に増加させる濃度で
試験すると、被験化合物の存在下で、ある範囲のTau
act値(7.3〜50.1 msec)が観察された
。
【0506】
Kv3.1及びKv3.2チャネルは、ニューロンが高周波数で活動電位を発火することができる
ように、非常に速やかに活性化及び不活性化しなければならない(Rudy及びMcBainの文献
、2001, Trends in Neurosciences 24, 517-526)。活性化の緩徐化は、活動電位再分極の
始まりを遅らせそうである。不活性化の緩徐化は、ニューロンの興奮性を低下させニュー
ロンがさらなる活動電位を発火できるまでの時間を遅らせる過分極電流を生みだした可能
性がある。チャネル活性化及び不活性化に対するこれらの緩徐化の効果を合わせると、高
周波数で発火するニューロンの能力の促進よりはむしろ低下をもたらすようである。その
ため、Kv3.1及び/又はKv3.2チャネルに対するこの緩徐化効果を有する化合物は、ニュー
ロン発火を遅くし得る。本発明の化合物、特にTau
actを50.1±7.5msecに著しく増加させ
る(表1)実施例15によるニューロン発火のこの緩徐化は、インビトロで電気生理学的技術
を利用する、ラットの脳の皮質における「高速発火」介在ニューロンから作られる記録か
ら観察できる。
図2において観察できるように、実施例15の添加は、300Hzの脱分極パル
スのトレインに反応してニューロンが発火する能力を低下させる。
【0507】
図2は、マウスの体性感覚皮質における同定された「高速発火」介在ニューロンから作
られる記録を示す。ニューロンは、100、200、及び300Hzでの高周波数脱分極電流パルス
のトレインにより、高周波数で発火するように誘導される。各パルスでニューロンが活動
電位を発火する能力を決定する。グラフのy軸のスパイク確率1は、活動電位が、脱分極電
流パルスのそれぞれでニューロンにより生成されることを表す。薬物の非存在下で(黒丸
、n=9)、ニューロンは300Hzまでスパイク確率1を維持した。しかし、実施例15の存在下
で(1マイクロM;白丸、n=6)、ニューロンは、最高の周波数でトレインに追随することがで
きなかった。*p<0.05、反復測定のためのANOVA。
【0508】
したがって、本明細書に特定される全実施例が生物学的実施例1のリコンビナント細胞
アッセイにおいて正の調節物質として作用するが、実施例15などのTau
actの値を著しく増
加させる化合物は、ネイティブ組織のニューロンが高周波数で発火する能力を低減し得る
。
【0509】
本発明の一態様において、統合失調症、双極性障害、聴覚障害、睡眠障害、物質関連障
害、及びてんかんを含む、Kv3.1及び/又はKv3.2チャネル機能の正の調節が有益である疾
患の治療に使用するための、ビヒクル(DMSO 0.5%)の存在下で得られる平均値より2標準偏
差大きいもの以下である平均タウ値に関連する、Kv3増強化合物が提供される。
【0510】
本発明の一態様において、聴覚過敏、脆弱X症候群、及び自閉症を含む、Kv3.1及び/又
はKv3.2チャネル機能の阻害が有益である疾患の治療に使用するための、ビヒクル(DMSO 0
.5%)の存在下で得られる平均値より2標準偏差大きいものを超える平均タウ値に関連する
、Kv3増強化合物が提供される。
【0511】
(前臨床実験)
インビボ試験は全て、欧州指令86/609/EECを承認するイタリア国の法律(1992年1月27
日、立法令第116号第7条)に従って得たプロジェクトライセンス、並びに実験動物の管理
と使用に関するGlaxoSmithKline会社方針及び関連する行動基準に従って実施した。
以下の試験において、化合物48は参考実施例RE1の化合物である。
【0512】
(生物学的実施例2)
(インビトロの、マウスの体性感覚皮質中の介在ニューロンの発火に対する化合物の効果
の評価)
(動物)
遺伝子導入マウス[CB6-Tg(Gad1-EGFP) G42Zjh/J]をJackson Laboratory社(アメリカ合
衆国、メイン州)から購入した。これらのマウスは、バスケット介在ニューロンのカルシ
ウム結合タンパクパルブアルブミン(Pv)発現サブクラスにおいて高感度緑色蛍光タンパク
質(EGFP)を選択的に発現する。EGFP発現は、ソマトスタチン(SOM)、コレシストキニン(CC
K)、カルレチニン(CR)、及びVIPに対して陽性である他の介在ニューロンクラスにおいて
報告されていない。したがって、これらのマウスは、Kv3.1及びKv3.2チャネルを発現し高
周波数で発火できるGABA作動性ニューロンのPv発現サブセットの特定に有用である。
【0513】
(切片調製)
実験は、体性感覚皮質を含む厚さ250μmの脳の切片で実施した。簡単に言うと、深麻酔
(イソフルオラン)された25〜35日齢のGad1-EGFPマウスから脳を取り除いた。切片は、
下記の溶液(mM)中でDTK 1000マイクロスライサー(DSK社、日本)を使用して切り出した:K
Cl(2.5)、CaCl
2(0.1)、NaH
2PO
4(1.2)、MgCl
2(5)、NaHCO
3(26)、スクロース(189)、及びグ
ルコース(10)、2〜6℃に保ち、95% O
2-5% CO
2で通気されている。切り出しの後、切片を
、下記を含む(mM)人工髄液(ACSF)中で少なくとも1時間リカバリーチャンバー(recovery
chamber)中で平衡化させた:NaCl (120)、KCl (2.5)、CaCl
2 (2)、NaH
2PO
4 (2.5)、MgCl
2
(1.5)、NaHCO
3 (26)、及びグルコース(10)、室温で95% O
2-5% CO
2により飽和。
【0514】
(電気生理学的記録)
電気生理学的記録のため、切片を正立顕微鏡(Axioskop, Carl Zeiss社製, 独国)のステ
ージに載せた浸漬チャンバー(submersion chamber)に移し、酸素を供給したACSFで灌流し
た。切片中のニューロンの可視化は、赤外微分干渉(IR-DIC)ビデオ顕微鏡(Hamamatsu C59
85、日本、浜松市)を利用し、40倍の対物レンズにより達成した。パルブアルブミン陽性
介在ニューロンは、GFPフィルターをつけた蛍光ランプにより標本を照らし、蛍光とIR-DI
Cビデオ顕微鏡法とを切り替えることにより特定した。GFP陽性ニューロンのみを記録した
。全細胞記録は、Sutter P-97電極プラーを使用してひかれ、mMでグルコン酸カリウム(12
5)、EGTA(10)、HEPES(10)、MgCl
2(1)、KCl(10)、及びMgATP(2)を含み、KOHによりpH 7.3
に調整されている内液が充填されているホウケイ酸ガラスパッチピペットを利用して実施
した。この内液が充填されている場合、パッチ電極は尖端抵抗が4-7 MΩであった。記録
は、室温で(20-22℃)、Multiclamp 700B増幅器(Axon Instruments社製、フォスターシテ
ィ、カリフォルニア州、アメリカ合衆国)を使用して行った。電流コマンドプロトコル(
以下に示す)及びデータ取得は、pClamp 10.0ソフトウェア及びDigidata 1320Aインター
フェース(Axon Instruments社製、フォスターシティ、カリフォルニア州、アメリカ合衆
国)を使用して行った。容量性過渡電流(Capacitive transients)を打ち消し、直列抵抗
を実験の間絶えずモニターした。それが20%を超えて変化した場合、細胞を廃棄した。デ
ータに3 kHzでフィルターをかけ、10 kHzでサンプリングした。
【0515】
(薬物)
本発明の化合物をDMSO(100%)に溶解させ、テトラエチルアンモニウム(TEA)及びテトロ
ドトキシン(TTX)(両方ともイタリア国Sigma社から購入)を蒸留水に溶解させ、使用まで
-20℃で保存した。実験当日に薬物を最終濃度に希釈した。使用したDMSOの最高最終濃度
は0.1%であった。
【0516】
(実験手順)
記録された介在ニューロンの発火活性は、異なる強度で長い電流ステップを印加するこ
とにより評価した。そのため、ギガシールの形成後、増幅器を電流クランプモードに切り
替え、ニューロンがその静止膜電位に達するようにした。次いで、-80mVに近い静止電位
を得るために、負の電流を細胞に注入した。この状態から、ステップ電流注入(50 pA増分
、600 ms)を印加して、活動電位を惹起した。このプロトコルを各細胞に対して少なくと
も2回繰り返した。
オンラインブリッジバランス補償を実施し、R
m値を実験の間絶えずモニターした。
【0517】
(薬物適用)
ビヒクル(0.1% DMSO)、TEA(0.5mM)+0.1% DMSO、又はTEA(0.5mM)+参考実施例RE1(1又は1
0マイクロM)のいずれかの存在下で、リカバリーチャンバー中で少なくとも1時間切片をイ
ンキュベートした。切片を記録チャンバーに移した後、循環するACSF中の適切な薬物の潅
流により、同じ薬物状態を維持した。
【0518】
(データ取得及び分析)
Clampex 10.0(Molecular Devices社製、アメリカ合衆国)を使用して、生データを取得
した。Clampfit 10.0ソフトウェア(Molecular Devices社製、アメリカ合衆国)を使用して
データを分析した。ステップ電流注入に反応する活動電位発火の周波数(Hzで表示)を、
600msステップ電流にわたり検出された活動電位の数から計算した。同じ実験条件で同じ
細胞で各電流ステップに対して得られる周波数の値を平均化した。活動電位を誘発する閾
値は細胞によって異なるため、電流ステップ強度は、絶対値ではなく、活動電位発生の電
流閾値からのpAで表した。
【0519】
Clampfitを使用して各活動電位に対して活動電位半値幅を計算した。非飽和電流ステッ
プ(non-saturating current step)(典型的には閾値から100-150 pA)により誘発される
2番目〜5番目又は最後の10の活動電位の値を、分析される各細胞のそれぞれの実験条件に
対して平均化した。
【0520】
(統計分析)
活動発火周波数に対する治療の効果の間の統計的な差を、反復測定の二元配置ANOVA及
び、必要な場合、事後先験的比較(post hoc planned comparisons)(p<0.05の場合に差
が有意であると考えられる)を利用して評価した。活動電位半値幅及び一次導関数振幅(f
irst derivative amplitude)に対する薬物治療の効果を、ANOVAを利用して評価した。統
計分析は全てStatistica Software(StatSoftバージョン8)を利用して実施した。適切な場
合、結果を平均±SEMとして報告した。
【0521】
(データ算入/除外の基準)
算入又は分析からの細胞の除外に利用した基準は、正確な電流クランプ条件及び実験全
体にわたる記録の安定性に基づいていた。オンライン評価により、R
s及び/又はR
m値が20%
を超えて変化する場合、細胞を除外することを可能とした。
【0522】
(結果)
0.5mM TEAと共にインキュベートした切片から記録された介在ニューロンは、対照切片
から記録されたニューロンに比べて、ステップ電流に反応してより低い最大周波数で発火
した(
図3)。この効果は、TEA(0.5mM)と1μM又は10μMの参考実施例RE1と共にインキュ
ベートした切片において、有意に逆転した(反復測定の一元配置ANOVA、*TEAのみに関し
てp<0.05)。
【0523】
(
図3)
ビヒクル(0.1% DMSO;黒丸、n=6)、TEA(0.5mM)+0.1% DMSO(白丸、n=7)、TEA(0.5mM)+参
考実施例RE1(1μM;黒三角、n=9)、又はTEA(0.5mM)+参考実施例RE1(10μM;白三角、n=5)の
いずれかと共に少なくとも1時間後の、脱分極電流ステップ(600msの持続時間及び50pAの
Δ増分)により誘発された、マウスの体性感覚皮質中のパルブアルブミン陽性介在ニュー
ロンから記録された活動電位の周波数。*p<0.05;反復測定の一元配置ANOVA。
【0524】
さらに、活動電位半値幅は、対照切片(0.1% DMSO)に比べて、TEA(0.5mM)と共にインキ
ュベートした切片から記録される細胞において、有意に増加した(
図4)。TEA(0.5mM)の
みとインキュベートした切片に比べて、TEA(0.5mM)と1μM又は10μMの参考実施例RE1と共
にインキュベートした切片では、平均活動電位半値幅は、それぞれ24%及び36%有意に減少
した(ANOVA及びダネット検定、それぞれ*p<0.05、n=9;**p<0.01、n=5)。
【0525】
(
図4)
マウスの体性感覚皮質におけるパルブアルブミン陽性介在ニューロンから出た、誘発さ
れた活動電位の半値幅。記録の前に、切片を、ビヒクル(対照;0.1% DMSO、n=6)、TEA(0.5
mM)+0.1% DMSO(n=7)、TEA(0.5mM)+参考実施例RE1(1μM;n=9)、又はTEA(0.5mM)+参考実施
例RE1(10μM;n=5)のいずれかと共に少なくとも1時間インキュベートした。*p<0.05;**p
<0.01、***p<0.001、ANOVAと、それに続くダネット検定。
【0526】
これらの結果は、生物学的実施例1のアッセイにおいて活性を有する化合物が、Kv3.1及
び/又はKv3.2チャネルの正の調節に一致して、マウスの脳の高速発火介在ニューロンの挙
動を調節する能力を示している。皮質脳領域におけるKv3機能を高める能力は、これらの
化合物が、統合失調症、双極性障害、及びてんかんを含むある範囲の中枢神経系疾患を治
療する可能性とも一致する。
【0527】
(生物学的実施例3)
(インビトロの、マウスの台形体内側核中のニューロンから記録されたカリウム電流に対
する化合物の効果の評価)
(動物)
雄のCBA/Caマウス(12〜16日齢)を、(1986年の英国動物科学的処置法に従って)これらの
実験で使用した。台形体内側核(MNTB)を含む脳の切片を、既報のとおりに調製した(Brew
及びForsytheの文献、2005)。
【0528】
(薬物)
化学薬品及び試薬は、特記されない限りSigma社(プール、英国)から購入した。参考実
施例RE1をDMSOに溶解させ、要求される濃度までACSFで希釈した。
【0529】
(電気生理学的記録)
特定されたMNTBニューロンからの記録は、既報のとおり実施した(Brew及びForsytheの
文献、2005)。切片を、倒立顕微鏡ステージ上の灌流チャンバー中に置き、室温で1分あた
り1mlの速度で、通気した(95% O
2-5% CO
2)ACSFにより連続的に灌流した。全細胞記録は、
Axopatch 700B増幅器(Molecular Devices社製、ユニオンシティ、カリフォルニア州、ア
メリカ合衆国)を使用して視覚的に特定したMNTBニューロンから実施した。パッチ液は、(
mMで)グルコン酸カリウム(97.5)、KCl(32.5)、Hepes(40)、EGTA(5)、MgCl
2(1)、Na
2ホス
ホクレアチン(5)を含んでおり、KOHによりpH 7.2にされていた。ピペットの抵抗は3〜5 M
Ωであり、直列抵抗は6〜10MΩであった(70%補償、10μsのラグ)。アクセス抵抗を頻繁に
モニターし、増加が2MΩを超えた場合は記録を破棄した。
【0530】
全細胞構成が得られると、下記のとおり電圧プロトコルの適用前に細胞を-60mVに保っ
た:細胞を、保持電位から700msの間-90へステッピングし、25msの間-40mVにステッピン
グし、次いで保持電位に戻す前に、-100〜+40mV(10mV増分)の電圧範囲への電圧パルスを
220msの間加えた。このプロトコルの完了後、TEA(1mM)を灌流媒体に加えた。5分後、同じ
電圧プロトコルを利用する第2組の記録を実施した。これの後、参考実施例RE1(10マイク
ロM)を、TEA(1mM)は存在したままでACSFに加え、さらに5分後、前記電圧プロトコルによ
る最終組の記録を実施した。
【0531】
(統計分析)
+40mVへの電圧ステップにより誘発された電流を、独立t検定を利用して、各細胞に対し
て薬物治療にわたって比較した。
(結果)
TEA(1mM)は、+40mVへの電圧ステップにより誘発される外向きの高電圧活性化カリウム
電流の強度を著しく低減した(
図5)。この効果は、その後の参考実施例RE1(10マイクロ
M)の使用により逆転した。
【0532】
(
図5)
インビトロの、視覚的に特定したマウスのMNTBニューロンから記録された高電圧活性化
カリウム電流。示されているデータは、異なる薬物条件下での、+40mVへの電圧ステップ
により誘発された電流振幅の平均(±標準偏差)である。TEA(1mM)、TEA(1mM)+参考実施
例RE1(10マイクロM)。統計分析は、独立t検定を利用して実施した。
【0533】
これらのデータは、生物学的実施例1のアッセイにおいて活性を有する化合物が、聴覚
情報を処理する脳幹領域であるMNTBのニューロンにおいて高電圧活性化カリウム電流(Kv3
.1チャネルにより媒介されると仮定;Brew及びForsytheの文献、2005)を調節できることを
示している。この結果は、聴覚障害の治療のための、本発明の化合物の有用性を支持する
。
【0534】
(生物学的実施例4)
(ラットの電気ショック発作モデル)
(実験準備)
雄のCDラット(85〜130g)は、イタリアのCharles River社により供給された。動物を、1
2時間明暗周期(6時に照明をつける)で、飼料(標準的な齧歯類の飼料)及び水を自由に
食べさせて群飼育した。全ての場合で、GSKに到着してから試験まで少なくとも5日間が認
められた。
【0535】
(実験プロトコル)
動物に、適切な投与量、経路、及び前治療時間(pre-treatment time)で被験化合物を投
与し、ホームケージに戻した。試験は、住居に使用しているのとは別な部屋で行った。試
験は、1〜300mAで十分に調整可能な、50Hzの正弦波形の0.3秒持続する一定の電流をもた
らすHugo Sachs Electronik刺激装置を利用して強直性後肢伸筋発作の閾値を決定するこ
とを含む。刺激は、角膜電極により伝えた(Stean TO, Atkins AR, Heidbreder CA, Quinn
LP, Trail BK, Upton N.の文献 (2005) Br J Pharmacol.144(5):628-35)。発作閾値は、
Kimballらの「アップ・アンド・ダウン」法を利用して決定した(1957)(Kimball AW, Burn
ett WT Jr, Doherty DG.の文献 (1957) Radiat Res. 7(1):1-12)。各群において最初に試
験される動物を、発作の誘発の閾値に近いと予測される電流により刺激した。強直性発作
が誘発されない場合、その群の次の動物は5 mA高い刺激を受け取った。強直性発作が誘発
されると、次の動物は5 mA低い刺激を受け取った。これを、対照(ビヒクル)群内の全て
の動物に繰り返す。被験化合物により治療される群の場合、5〜10 mAのステップを利用し
た。試験の最後に、このコンパートメント(n=4/群)における薬物濃度の分析のために、
血液試料を採取した。
【0536】
(薬物及び物質)
全ての投与量は塩基として計算した。バルプロ酸ナトリウムをMethocell 1% (w/v)に懸
濁させ、経口(p.o.)経路で5 mL/kgで試験の1時間前に投薬した。参考実施例RE1をDMSOに
溶解させ、次いでMethocell 1% (w/v)に懸濁させ、最終DMSO濃度を5% (v/v)にした。次い
で、参考実施例RE1を試験の2時間前に5mL/kgで経口投薬した。
【0537】
(データ分析)
発作の誘発は、各動物に対して有り(+)又は無し(0)のいずれかとして採点されるオール
オアナッシング効果として測定する。各治療群のデータを、利用された各電流レベルでの
+及び0の数として記録し、次いで、この情報を利用して、Kimballら(1957)の方法に従っ
て、CC50値(50%の動物が発作挙動を示すのに要する電流)+平均の標準誤差を計算した。薬
物の効果は、CC50の変化の%として計算した。薬物治療動物と適切なビヒクル処理群との
間の有意な差は、Litchfield及びWilcoxon(1949)の方法に従って評価した。
【0538】
(結果)
参考実施例RE1による前治療は、試験された投与量の両方で発作閾値の有意な増加に関
連した。経口的な30mg/kgの投与量では、参考実施例RE1は発作閾値の91%増加をもたらし
、その一方で経口的な60mg/kgの投与量では、発作閾値の増加は+218%であった。参考実施
例RE1のより高い投与量によりもたらされた増加は、経口的な300mg/kgでの陽性対照であ
るバルプロ酸ナトリウムによりもたらされた増加に類似した(+258%)。
【0539】
投薬2時間後にサテライト動物で測定された参考実施例RE1の血中濃度は、それぞれ経口
で30及び60mg/kgの投与後に5.3及び9.1μg/mLであった。これらの濃度は、それぞれ1.3及
び2.2μMの血中非結合濃度に等しく、そのため、先に記載したインビトロのリコンビナン
トヒトKv3電気生理学的アッセイで観察されたKv3媒介電流の有意な増加をもたらす参考実
施例RE1の濃度に一致する。
(結論)
これらの結果は、参考実施例RE1が抗痙攣効力を有し、この効果はKv3カリウムチャネル
の正の調節により媒介される可能性があることを示唆している。したがって、生物学的実
施例1のアッセイにおいて活性を有する化合物は、抗痙攣性効力を有し得る。
【0540】
(生物学的実施例5)
(マウスの精神刺激薬誘発性多動性)
(実験準備)
雄のCD-1マウス(25〜35g)は、イタリアのCharles River社により供給された。動物を、
12時間明暗周期(6時に照明をつける)で、飼料(標準的な齧歯類の飼料)及び水を自由に
食べさせて群飼育した。全ての場合で、GSKに到着してから試験まで少なくとも5日間が認
められた。
(実験プロトコル)
動物に、適切な投与量、経路、及び前治療時間で被験化合物を投与し、ホームケージに
戻した。試験は、住居に使用しているのとは別な部屋で行った。マウスを経口で(p.o.)
被験化合物により処理し、穴の開いた蓋で覆ったPerspexボックス(長さ20.5 cm、幅20.5
cm、高さ34 cm)に個別に置いた。外回りの壁の周囲に、赤外線モニタリングセンサーを配
置した(水平センサー)。2つの追加のセンサーを、床から2.5cm上で対向する面に配置し
た(垂直センサー)。VersaMax System (Accuscan Instruments社製、オハイオ州、コロ
ンバス)を利用して、データを収集・分析し、前記システムは情報をコンピューターに送
った。30分の馴化後、マウスに、10mL/kgで、2mg/kgでアンフェタミンを腹腔内(i.p.)投
与して処理し、その後の試験場内の自発運動量をさらに60分にわたり評価した。自発運動
量を、60分間の試験期間にわたり試験場内で各マウスが移動した総距離(cm)として決定し
た。
【0541】
(薬物及び物質)
全ての投与量は塩基として計算した。クロザピンを蒸留水に溶解させ、10mL/kgで腹腔
内(i.p.)に3mg/kgで投薬した。参考実施例RE1(10、30、又は60mg/kg)又はビヒクル(水中H
PMC 0.5% w/v、Tween80 0.1% v/v)を、10mL/kgで経口投与した。クロザピン及び参考実施
例RE1の両方を、動物を試験場に入れる直前に投薬した(アンフェタミン投与の30分前)。
【0542】
(結果)
アンフェタミン単独では、総移動距離が大きく有意に増加した。参考実施例RE1の30mg/
kgでの経口投与は、アンフェタミンにより生じた総移動距離の増加を有意に低減した。参
考実施例RE1の60mg/kgのより高い経口投与量は、陽性対照であるクロザピン(3mg/kg 腹腔
内)に類似して、アンフェタミンにより誘発された自発運動量の増加をさらに低減した。
データを表1にまとめる。
表1:マウスのアンフェタミン誘発性自発運動量亢進に対する参考実施例RE1の効果。
参考実施例RE1を、アンフェタミン(2mg/kg 腹腔内)の30分前に経口投与した。クロザピン
を、アンフェタミンの(2mg/kg 腹腔内)30分前に腹腔内投与した。アンフェタミン投与の
直後に開始して60分間にわたり総距離を評価した。データを平均±semとして表す。デー
タを、一元分散分析(ANOVA)で処理し、それに続いてダネットの検定で処理した(**=p<0.
01アンフェタミン処理のみに対して)。
【表11】
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【0543】
(結論)
これらの結果は、参考実施例RE1が抗痙攣効力を示す投与量に類似の投与量で、精神刺
激薬アンフェタミンにより誘発される多動性を予防できることを示す。そのため、参考実
施例RE1並びにKv3.1及び/又はKv3.2チャネルを正に調節する他の化合物は、生物学的実施
例1に記載されたアッセイから観察できるとおり、双極性躁病などの多動性、又は薬物依
存、注意欠乏多動性障害(ADHD)、若しくは統合失調症に起こりうるドーパミン系の混乱
に関連する疾患の治療において有用になり得る。
【0544】
(生物学的実施例6)
(コモンマーモセットの薬理脳波検査(phEEG))
(動物及び手術)
2歳を過ぎ、体重が250〜500gである実験室育ちの雄(精管切除済み)及び雌のコモンマ
ーモセット(カリスリックス・ジャッカス(Callithrix jacchus))をこの試験に使用した
。25±1℃、湿度60%、12時間の明暗周期(6時に照明がつき、30分は夜明け及び黄昏を模
す)に維持された居住部屋に、動物をつがいで飼った。動物には、標準的な食餌及び飲料
水を適宜与えた。各組の一方の動物のみを試験に含め、動物がホームケージにいる状態で
行った。
【0545】
本発明の化合物の効果は、皮質EEG(ECoG)の遠隔操作記録により評価した。マルチチャ
ネル遠隔操作送信器(DSI社製、TL11M2-F40-EET型)を、標準的な外科技術を利用して、麻
酔をかけたマーモセットの腹腔内に埋め込んだ。記録電極を、前頭頭頂領域にあけた2つ
の穴を通して、硬膜に直接接触する頭蓋骨に歯科用セメントにより永久固定した。手術後
、動物を、ホームケージ中で、つがいで飼育し(一方は埋め込み、他方は手術をしていな
いパートナー)、食餌及び水を適宜与えた。動物は、手術からの回復直後に、通常の行動
レパートリーを示した。しかし、少なくとも3週間経てからphEEGを評価した。インビボ試
験は全てイタリア国の法律に従って実施し、GlaxoSmithkline倫理基準に準拠した。
【0546】
(実験手順)
動物をホームケージの巣箱に入れ、EEGトレースを、各時点で5分間Dataquest ARTソフ
トウェアを利用して記録し、Spike2ソフトウェア(CED社製、英国)を利用して分析した。
各周波数帯におけるスペクトルパワーは、前治療期間の間の各2秒エポックで決定し、平
均化した。同様に、各帯のスペクトルパワーは、ビヒクル又は薬物治療後の5分間の記録
の期間のそれぞれの連続する2秒エポックで決定した。異なる帯(デルタ、シータ、アル
ファ、及びベータ)のそれぞれに対して、絶対的なスペクトルパワーの変化を、オフライ
ンで計算した。
【0547】
薬物治療は、完全クロスオーバー法に従って割り付けた。全ての治療を、別々な実験セ
ッションにおいて、動物間で無作為に配置し、各動物に、適切な休薬期間の後にビヒクル
及び各投与量の薬物を与えた。
【0548】
6匹の動物を、0.3、1、及び3 mg/kg(1ml/kg)の投与量で参考実施例RE2により経口治療
し、EEGトレースを、治療後+15、30、60、90、120、及び180分に記録した。参考実施例RE
2を、0.1% (w/v)Tween80及び0.5 % (w/v)HPMCを含む12.5% (w/v)カプチゾル水溶液に懸濁
させた。
【0549】
(データ分析)
4つの異なる周波数帯を検討した:デルタ(1.50-6.00 Hz)、シータ(6.00-8.00 Hz)、ア
ルファ(8.00-12.00 Hz)、及びベータ(12.00-30.00 Hz)。各時点での各帯のスペクトルパ
ワーの値は、最初に対数変換し、次いで、時間を固定効果として、ベースラインレベルを
共変量として、動物を無作為項として混合効果モデルにより分析した。データを、ベース
ラインからの変化のパーセントの平均及び標準誤差としてまとめる。
【0550】
(結果)
これらの試験で観察された薬理-EEG変化は、ビヒクルに比べて、最高投与量(3 mg/kg)
での参考実施例RE2が、30〜120分でデルタ帯において絶対パワーの統計的に有意な増加(p
<0.05)を、60分でシータ帯パワーに統計的に有意な増加(p<0.05)を誘発したことを示す
。中程度の投与量(1 mg/kg)では、参考実施例RE2は、30分でデルタ帯において絶対パワー
の有意傾向の(p<0.10)増加及びベータ帯で付随する有意な低減(p<0.05)を誘発した。参
考実施例RE2のどの投与量でも、アルファ帯には有意な効果は全く観察されなかった。
【0551】
これらの結果は、生物学的実施例1のアッセイにおいて活性を有する化合物が、覚醒霊
長類のEEGを変更できることを示唆する。デルタ帯EEG活性の増加は、以前に、ヒトにおい
て抗精神病化合物により観察された。
【0552】
(生物学的実施例7)
(マウスの視交差上核におけるKv3.1及びKv3.2チャネルの発現の概日パターン)
(物質及び方法)
30匹の成体の雄C57BL/6Jマウス(年齢:到着時4〜5週齢;Charles River フランス)を、6
つの異なるケージに収容し(ケージあたり5匹のマウス)、12時間明-12時間暗条件で(概日
時間[CT]6と呼ばれる6時に照明が点灯し、CT18と呼ばれる18:00に照明が消される)専
用の部屋で4週間維持した。室温を21±2℃に保ち、飼料及び水を適宜食べさせた。
【0553】
この期間の後、24時間の期間にわたる異なる時点で、1時点あたり5匹ずつ、頸椎脱臼に
よりマウスを屠殺した。動物を収容室から手術室に移し、次いで直ちに屠殺した。暗相の
間、これらの行動全てを薄暗い赤色光の下で実施した。
【0554】
頭蓋骨から脳を除去し、直ちにおよそ-30℃に保ったイソペンタンに浸し、次いでイン
サイチュハイブリダイゼーション分析の前に-70℃で保存した。
脳は全てクライオスタットにより切除し、いくつかの14μm-厚さの頭頂の切片を、視交
差上核が存在するレベルで、ブレグマからおよそ-0.22 mmから-0.82 mmの間で集めた(Pax
inos及びFranklinの文献「定位座標におけるマウスの脳(The mouse brain in stereotaxi
c coordinates)」)。次いで、使用まで、切片を-80℃で保存した。各時点(CT12、16、20
、24、4、及び8)で、5匹のマウスを集め、各マウスの2つの非連続切片を選択し、室温で
乾燥させ、次いで、先の実験に記載したとおり、直ちにインサイチュハイブリダイゼーシ
ョンプロトコルに付した。
【0555】
(結果)
一元ANOVAは、マウスの視交差上核内のKv3.1 mRNA発現に対する時間の有意な効果を全
く見いださなかった(
図6a)。対照的に、一元ANOVAは、マウスの視交差上核内のKv3.2
mRNA発現に対する時間の高度に有意な効果があることを示し(p<0.001)、ZT10で著しい発
現のピークがあったが、この時点は明相から暗相への切り替えの2時間前に対応し、これ
はマウスの活動相である(
図6b)。
【0556】
図6:(a)24時間明暗周期にわたる異なる概日時間の間に屠殺されたマウスの視交差上核
内のKv3.1 mRNAの発現。Kv3.b1 mRNA発現は、1時点あたりn=5マウスから、nCi/g で、平
均±S.E.M.で表される。(b) 視交差上核内のKv3.2 mRNAの発現。Kv3.2 mRNA発現は、1時
点あたりn=5マウスから、平均±S.E.M.で表される。***p< 0.001: CT16でのKv3.2 mRNA
発現は、他の全時点と有意に異なる。*p<0.05:CT20でのKv3.2 mRNA発現は、CT24及び4で
測定された発現と有意に異なる。
【0557】
これらの結果は、視交差上核内のKv3.2チャネル発現が、24時間概日周期にわたって変
動することを示す。そのため、哺乳動物において概日時計を設定する際の視交差上核の中
心的な役割を仮定すると、Kv3.2チャネルは、この時計の機能にとって重要なようである
。したがって、Kv3.2チャネルを調節する化合物は、睡眠障害及び双極性障害を含む概日
機能不全に関連する疾患の治療において潜在能力を有し得る。
【0558】
(生物学的実施例9)
(ラットにおける生理的睡眠の評価)
(方法)
成体の雄のCDラット(C. River、イタリア)に遠隔測定プローブを埋め込み、制御された
条件下で (温度18〜20℃;相対湿度45〜50%;12時間明暗周期、概日時間(CT)0と呼ばれる午
後3時に照明を点灯)、飼料及び水を自由に食べさせ、個別に収容した。
参考実施例RE1をtween(0.1% v/v)及びHPMC(0.5% v/v)中に製剤化し、CT18(照明点灯6時
間前)に10、30、及び60 mg/kg (体積2ml/kg)の投与量で経口投与した。脳波図(EEG)及び
筋電図(EMG)を、遠隔測定装置(DSI dataquest(登録商標)A.R.T.システム)を使用して
、投与直後に始めて連続的に記録した。EEG及びEMG記録物を分析して、sleepSign(登録
商標)(Kissei Comtec社製)を使用して睡眠パターンを評価した。統計分析(一元Anova、
それに続くダネット検定)を、Statistica-8ソフトウェアを利用して実施した。
【0559】
(結果)
60mg/kgの参考実施例RE1は、全睡眠時間を有意に増加させ(p<0.05、n=8)、投薬直後の
5時間にわたってノンレム睡眠に使われた時間を有意に増加させたが(p<0.05、n=8)、レ
ム睡眠に使われた時間には影響を与えなかった。
これらの結果は、本発明の化合物が、動物の生理的睡眠を増加できることを示唆し、そ
れらがヒトの睡眠障害の治療に有用になり得ることを示唆する。