【課題を解決するための手段】
【0006】
上記に鑑み、本発明の実施形態は、スモールセルにおける新技術により効果的に対応するようにHARQ機構を改善させるために使用される、フィードバック情報処理方法と、基地局と、ユーザ装置とを提供する。
【0007】
第1の態様は、
基地局が、HARQフィードバック情報のフィードバック方式を判断するステップであって、該フィードバック方式が、該HARQフィードバック情報をフィードバックすること、または該HARQフィードバック情報をフィードバックしないことを含む、フィードバック方式を判断するステップと、
該基地局が、該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を搬送する第1の信号をユーザ装置に送信するステップとを含む、フィードバック情報処理方法を提供する。
【0008】
第1の態様を参照すると、第1の態様の第1の可能な実装形態において、HARQフィードバック情報のフィードバック方式を判断する該ステップは、
該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式をサブフレーム固有方式またはキャリア固有方式で判断するステップを含む。
【0009】
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装形態を参照すると、第1の態様の第2の可能な実装形態において、この方法は、HARQフィードバック情報のフィードバック方式を判断する該ステップの前に、
該基地局が、該ユーザ装置によって報告される受信エラー情報を受信して、該受信エラー情報に従って該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断するステップ、または
該基地局が、該ユーザ装置によって送信されたHARQフィードバック情報要求コマンドを受信して、該HARQフィードバック情報要求コマンドに従って該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断するステップをさらに含む。
【0010】
第1の態様の第2の可能な実装形態を参照すると、第1の態様の第3の可能な実装形態において、該受信エラー情報に従って該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断する該ステップは、該受信エラー情報が、正常受信の割合が第1の事前設定閾値よりも大きいことを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないと判断するステップ、または、該受信エラー情報が、誤り受信の割合が第2の事前設定閾値未満であることを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないと判断するステップ、または、該受信エラー情報が、誤り受信に対する正常受信の比が第3の閾値よりも大きいことを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないと判断するステップと、該受信エラー情報が、該正常受信の該割合が該第1の事前設定閾値未満であることを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックすると判断するステップ、または、該受信エラー情報が、該誤り受信の該割合が該第2の事前設定閾値より大きいことを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックすると判断するステップ、または、該受信エラー情報が、該誤り受信に対する該正常受信の比が該第3の閾値未満であることを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックすると判断するステップとを含み、または、
該HARQフィードバック情報要求コマンドに従って該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断する該ステップは、該HARQフィードバック情報要求コマンドが、該HARQフィードバック情報をフィードバックするよう求める要求を示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックすると判断するステップと、該HARQフィードバック情報要求コマンドが、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないよう求める要求を示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないと判断するステップとを含む。
【0011】
第1の態様を参照すると、第1の態様の第4の可能な実装形態において、該基地局がユーザ装置に第1の信号を送信する該ステップの後、この方法は、
該基地局が物理ダウンリンク共用チャネルPDSCHを該ユーザ装置に送信するステップをさらに含み、該ユーザ装置が該PDSCHのHARQフィードバック情報のフィードバック方式が該HARQフィードバック情報をフィードバックすることであると判断するように、該PDSCHによって搬送される情報が個別制御チャネルDCCHを含み、該DCCHは、該HARQフィードバック情報が必要とするチャネル資源情報を含む。
【0012】
第1の態様または第1の態様の第1から第4の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第1の態様の第5の可能な実装形態において、該第1の信号は、無線リソース制御RRC信号、またはメディアアクセス制御MAC信号、または物理層信号である。
【0013】
第1の態様の第5の可能な実装形態を参照すると、第1の態様の第6の可能な実装形態において、該第1の信号は、具体的には該物理層信号におけるダウンリンク制御情報DCIであり、該DCIは該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を示すビットフィールドを含む。
【0014】
第1の態様の第6の可能な実装形態を参照すると、第1の態様の第7の可能な実装形態において、該ビットフィールドは1ビットを有し、該1ビットは該HARQフィードバック情報がフィードバックされることまたは該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを示すために使用され、または、
該ビットフィールドは2ビットを有し、該2ビットは該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを示すため、または該HARQフィードバック情報をフィードバックするために使用される特定のチャネル資源またはフィードバック方式を示すために使用される。
【0015】
第1の態様の第6の可能な実装形態を参照すると、第1の態様の第8の可能な実装形態において、該DCIの該ビットフィールドは、少なくとも2つのユーザ装置のHARQフィードバック情報のフィードバック方式を含む。
【0016】
第1の態様または第1の態様の第1から第8の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第1の態様の第9の可能な実装形態において、第1の信号を送信する該ステップは、
該第1の信号を動的通知方式で送信するステップ、または、
該第1の信号を周期的通知方式で送信するステップ、または、
該第1の信号を半永続的通知方式で送信するステップを含む。
【0017】
第1の態様または第1の態様の第1から第9の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第1の態様の第10の実装形態において、該基地局がユーザ装置に第1の信号を送信する該ステップの間または後に、この方法は、
該基地局が、該第1の信号が有効化される開始時点を示す該第1の信号の有効化時点を該ユーザ装置に送信して、該ユーザ装置が該第1の信号の該有効化時点に従って該第1の信号が有効化される該開始時点を判断し、該第1の信号に従って該開始時点から該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断し、該フィードバック方式に従って該HARQフィードバック情報を該基地局にフィードバックするかまたはフィードバックしないようにするステップ、および/または、
該基地局が、該第1の信号の有効期間を該ユーザ装置に送信して、該有効期間が終了すると該第1の信号が無効化されるようにするステップをさらに含む。
【0018】
第1の態様の第10の可能な実装形態を参照すると、第1の態様の第11の可能な実装形態において、該基地局が第1の信号をユーザ装置に送信する該ステップの後に、この方法は、
該基地局が、該第1の信号が無効化されることを示すために解放コマンドを該ユーザ装置に送信するステップをさらに含む。
【0019】
第1の態様または第1の態様の第1から第11の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第1の態様の第12の可能な実装形態において、該基地局が該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式が該HARQフィードバック情報をフィードバックしないことであると判断した場合、該基地局が第1の信号をユーザ装置に送信する該ステップの後に、この方法は、
該基地局が該ユーザ装置にスケジューリング情報を送信するステップをさらに含み、該スケジューリング情報は変調/符号化方式MCSと出力制御パラメータとを含み、該MCSおよび該出力制御パラメータはブロック誤り率BLERの目標値に従って決定され、該BLERの該目標値は0.1未満である。
【0020】
第2の態様は、
ユーザ装置が基地局によって送信された第1の信号を受信するステップであって、該第1の信号が、HARQフィードバック情報をフィードバックすることまたは該HARQフィードバック情報をフィードバックしないことを含む、該HARQフィードバック情報のフィードバック方式を搬送する、受信するステップと、
該ユーザ装置が該第1の信号に従って、該HARQフィードバック情報を該基地局にフィードバックするかまたはフィードバックしないステップとを含む、フィードバック情報処理方法を提供する。
【0021】
第2の態様を参照すると、第2の態様の第1の可能な実装形態において、ユーザ装置が基地局によって送信された第1の信号を受信する該ステップの前に、この方法は、
該基地局が受信エラー情報またはHARQフィードバック情報要求コマンドに従って該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断するように、該ユーザ装置が該受信エラー情報または該HARQフィードバック情報要求コマンドを該基地局に送信するステップをさらに含む。
【0022】
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装形態を参照すると、第2の態様の第2の可能な実装形態において、ユーザ装置が基地局によって送信された第1の信号を受信する該ステップの後に、この方法は、
該ユーザ装置が、該基地局によって送信された物理ダウンリンク共用チャネルPDSCHを受信し、該PDSCHが搬送する情報が個別制御チャネルDCCHを含む場合、該PDSCHのHARQフィードバック情報のフィードバック方式が該HARQフィードバック情報をフィードバックすることであると判断するステップをさらに含み、該DCCHは該HARQフィードバック情報が必要とするチャネル資源情報を含む。
【0023】
第2の態様または第2の態様の第1と第2の可能な実装形態のいずれか一方の実装形態を参照すると、第2の態様の第3の可能な実装形態において、該第1の信号は、無線リソース制御RRC信号、またはメディアアクセス制御MAC信号、または物理層信号である。
【0024】
第2の態様の第3の可能な実装形態を参照すると、第2の態様の第4の可能な実装形態において、該第1の信号は、具体的には該物理層信号におけるダウンリンク制御情報DCIであり、該DCIは該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を示すビットフィールドを含む。
【0025】
第2の態様の第4の可能な実装形態を参照すると、第2の態様の第4の可能な実装形態において、該ビットフィールドは1ビットを有し、該1ビットは該HARQフィードバック情報がフィードバックされることまたは該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを示すために使用され、または、
該ビットフィールドは2ビットを有し、該2ビットは該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを示すため、または該HARQフィードバック情報をフィードバックするために使用される特定のチャネル資源またはフィードバック方式を示すために使用される。
【0026】
第2の態様の第4の可能な実装形態を参照すると、第2の態様の第6の可能な実装形態において、該DCIの該ビットフィールドは、少なくとも2つのユーザ装置のHARQフィードバック情報のフィードバック方式を含む。
【0027】
第2の態様または第2の態様の第1から第6の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第2の態様の第7の可能な実装形態において、ユーザ装置が基地局によって送信された第1の信号を受信する該ステップの間または後に、この方法は、
該ユーザ装置が、該第1の信号が有効化される開始時点を示す該第1の信号の有効化時点を取得して、該ユーザ装置が該第1の信号の該有効化時点に従って該第1の信号が有効化される該開始時点を判断し、該第1の信号に従って該開始時点から該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断し、該フィードバック方式に従って該HARQフィードバック情報を該基地局にフィードバックするかまたはフィードバックしないようにするステップ、および/または、
該ユーザ装置が、該第1の信号の有効期間を取得し、該有効期間が終了すると、該第1の信号が無効化されていると判断するステップをさらに含む。
【0028】
第2の態様の第7の可能な実装形態を参照すると、第2の態様の第8の可能な実装形態において、該ユーザ装置が該第1の信号を
受信するステップの後に、この方法は、
該基地局によって送信された解放コマンドを受信し、該解放コマンドを受信した後に該第1の信号が無効化されていることを判断するステップをさらに含む。
【0029】
第2の態様または第2の態様の第1から第8の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第2の態様の第9の可能な実装形態において、ユーザ装置が基地局によって送信された第1の信号を受信する該ステップの後に、この方法は、
該ユーザ装置が、該基地局によって送信されたスケジューリング情報を受信するステップをさらに含み、該スケジューリング情報は変調/符号化方式MCSと出力制御パラメータとを含み、該MCSおよび該出力制御パラメータはブロック誤り率BLERの目標値に従って決定され、該BLERの該目標値は0.1未満である。
【0030】
第3の態様は、
HARQフィードバック情報をフィードバックすることまたは該HARQフィードバック情報をフィードバックしないことを含む、該HARQフィードバック情報のフィードバック方式を判断するように構成された判断モジュールと、
該判断モジュールによって判断された該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を搬送する第1の信号をユーザ装置に送信するように
構成された送信モジュールとを含む基地局を提供する。
【0031】
第3の態様を参照すると、第3の態様の第1の可能な実装形態において、該判断モジュールは、
サブフレーム固有方式またはキャリア固有方式で該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断するように特に構成されている。
【0032】
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装形態を参照すると、第3の態様の第2の可能な実装形態において、該
基地局は受信モジュールをさらに含み、
該受信モジュールは該ユーザ装置によって報告された受信エラー情報を受信するように構成され、該判断モジュールは、該受信モジュールによって受信された該受信エラー情報に従って該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断するように構成された第1のユニットを含み、または、
該受信モジュールは、該ユーザ装置によって送信されたHARQフィードバック情報要求コマンドを受信するように構成され、該判断モジュールは、該受信モジュールによって受信された該HARQフィードバック情報要求コマンドに従って該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断するように構成された第2のユニットを含む。
【0033】
第3の態様の第2の可能な実装形態を参照すると、第3の態様の第3の可能な実装形態において、該第1のユニットは、該受信エラー情報が、正常受信の割合が第1の事前設定閾値より大きいことを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないと判断し、または、該受信エラー情報が、誤り受信の割合が第2の事前設定閾値未満であることを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないと判断し、または、該受信エラー情報が、誤り受信に対する正常受信の比が第3の閾値より大きいことを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないと判断し、および、該受信エラー情報が、該正常受信の該割合が該第1の事前設定閾値未満であることを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックすると判断し、または、該受信エラー情報が該誤り受信の該割合が該第2の事前設定閾値より大きいことを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックすると判断し、または、該受信エラー情報が、該誤り受信に対する該正常受信の該比が該第3の閾値未満であることを示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックすると判断するように特に構成され、
または、
該第2のユニットは、該HARQフィードバック情報要求コマンドが、該HARQフィードバック情報がフィードバックされることを求める要求を示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックすると判断し、該HARQフィードバック情報要求コマンドが、該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを求める要求を示す場合、該HARQフィードバック情報をフィードバックしないと判断するように特に構成されている。
【0034】
第3の態様を参照すると、第3の態様の第4の可能な実装形態において、該送信モジュールは、
該ユーザ装置に物理ダウンリンク共用チャネルPDSCHを送信するようにさらに構成され、該PDSCHによって搬送される情報は、該ユーザ装置が該PDSCHのHARQフィードバック情報のフィードバック方式が該HARQフィードバック情報をフィードバックすることであると判断するように個別制御チャネルDCCHを含み、該DCCHは該HARQフィードバック情報が必要とするチャネル資源情報を含む。
【0035】
第3の態様または第3の態様の第1から第4の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第3の態様の第5の可能な実装形態において、該送信モジュールによって送信される該第1の信号は、無線リソース制御RRC信号、またはメディアアクセス制御MAC信号、または物理層信号である。
【0036】
第3の態様の第5の可能な実装形態を参照すると、第3の態様の第6の可能な実装形態において、該送信モジュールによって送信される該第1の信号は、具体的には該物理層信号におけるダウンリンク制御情報DCIであり、該DCIは該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を示すビットフィールドを含む。
【0037】
第3の態様の第6の可能な実装形態を参照すると、第3の態様の第7の可能な実装形態において、該送信モジュールによって送信され具体的には該DCIである該第1の信号に含まれる該ビットフィールドは1ビットを有し、該1ビットは該HARQフィードバック情報がフィードバックされること、または該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを示すために使用され、または、
該送信モジュールによって送信され具体的には該DCIである該第1の信号に含まれる該ビットフィールドは2ビットを有し、該2ビットは該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを示すため、または該HARQフィードバック情報をフィードバックするために使用される特定のチャネル資源またはフィードバック方式を示すために使用される。
【0038】
第3の態様の第6の可能な実装形態を参照すると、第3の態様の第8の可能な実装形態において、該送信モジュールによって送信され具体的には該DCIである該第1の信号に含まれる該ビットフィールドは、少なくとも2つのユーザ装置のHARQフィードバック情報のフィードバック方式を含む。
【0039】
第3の態様または第3の態様の第1から第8の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第3の態様の第9の可能な実装形態において、該送信モジュールは、
該第1の信号を動的通知方式で送信するか、または、
該第1の信号を周期的通知方式で送信するか、または、
該第1の信号を半永続的通知方式で送信するように特に構成されている。
【0040】
第3の態様または第3の態様の第1から第9の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第3の態様の第10の可能な実装形態において、該送信モジュールは、
該第1の信号が有効化される開始時点を示す該第1の信号の有効化時点を該ユーザ装置に送信して、該ユーザ装置が該第1の信号の該有効化時点に従って該第1の信号が有効化される該開始時点を判断し、該第1の信号に従って該開始時点から該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断し、該フィードバック方式に従って該HARQフィードバック情報を該基地局にフィードバックするかまたはフィードバックしないようにし、かつ/または、
該第1の信号の有効期間を該ユーザ装置に送信して、該有効期間が終了すると該第1の信号が無効化されるようにさらに構成されている。
【0041】
第3の態様の第10の可能な実装形態を参照すると、第3の態様の第11の可能な実装形態において、該送信モジュールは、
該第1の信号が無効化されることを示すために解放コマンドを該ユーザ装置に送信するようにさらに構成されている。
【0042】
第3の態様または第3の態様の第1から第11の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第3の態様の第12の可能な実装形態において、該基地局が該HARQフィードバック情報のフィードバック方式が該HARQフィードバック情報をフィードバックしないことであると判断した場合、該送信モジュールは、
該ユーザ装置にスケジューリング情報を送信するようにさらに構成され、該スケジューリング情報は変調/符号化方式MCSと出力制御パラメータとを含み、該MCSおよび該出力制御パラメータはブロック誤り率BLERの目標値に従って決定され、該BLERの該目標値は0.1未満である。
【0043】
第4の態様は、
基地局によって送信され、HARQフィードバック情報をフィードバックすることまたは該HARQフィードバック情報をフィードバックしないことを含む、該HARQフィードバック情報のフィードバック方式を搬送する第1の信号を受信するように構成された受信モジュールと、
該受信モジュールによって受信された該第1の信号に従って、該HARQフィードバック情報を該基地局にフィードバックするかまたはフィードバックしないように構成された処理モジュールとを含むユーザ装置を提供する。
【0044】
第4の態様を参照すると、第4の態様の第1の可能な実装形態において、ユーザ装置は、
該基地局が受信エラー情報またはHARQフィードバック情報要求コマンドに従って該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断するように、該受信エラー情報または該HARQフィードバック情報要求コマンドを該基地局に送信するように構成された送信モジュールをさらに含む。
【0045】
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実装形態を参照すると、第4の態様の第2の可能な実装形態において、該受信モジュールは、
該基地局によって送信された物理ダウンリンク共用チャネルPDSCHを受信するようにさらに構成され、
該処理モジュールは、該PDSCHによって搬送される情報が個別制御チャネルDCCHを含む場合に、該PDSCHのHARQフィードバック情報のフィードバック方式が該HARQフィードバック情報をフィードバックすることであると判断するように特に構成され、該DCCHは該HARQフィードバック情報が必要とするチャネル資源情報を含む。
【0046】
第4の態様または第4の態様の第1と第2の可能な実装形態のいずれか一方を参照すると、第4の態様の第3の可能な実装形態において、該受信モジュールによって受信される該第1の信号は、無線リソース制御RRC信号、またはメディアアクセス制御MAC信号、または物理層信号である。
【0047】
第4の態様の第3の可能な実装形態を参照すると、第4の態様の第4の可能な実装形態において、該受信モジュールによって受信される該第1の信号は、具体的には該物理層信号におけるダウンリンク制御情報DCIであり、該DCIは該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を示すビットフィールドを含む。
【0048】
第4の態様の第4の可能な実装形態を参照すると、第4の態様の第5の可能な実装形態では、該受信モジュールによって受信され具体的には該DCIである該第1の信号に含まれる該ビットフィールドは1ビットを有し、該1ビットは該HARQフィードバック情報がフィードバックされること、または該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを示すために使用され、または、
該受信モジュールによって受信され具体的には該DCIである該第1の信号に含まれる該ビットフィールドは2ビットを有し、該2ビットは該HARQフィードバック情報がフィードバックされないことを示すため、または該HARQフィードバック情報をフィードバックするために使用される特定のチャネル資源またはフィードバック方式を示すために使用される。
【0049】
第4の態様の第4の可能な実装形態を参照すると、第4の態様の第6の可能な実装形態において、該受信モジュールによって受信され具体的には該DCIである該第1の信号に含まれる該ビットフィールドは、少なくとも2つのユーザ装置のHARQフィードバック情報のフィードバック方式を含む。
【0050】
第4の態様または第4の態様の第1から第6の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第4の態様の第7の可能な実装形態では、ユーザ装置は、
該第1の信号が有効化される開始時点を示す該第1の信号の有効化時点を取得するように構成された取得モジュールをさらに含み、該処理モジュールは、該第1の信号の該有効化時点に従って、該第1の信号が有効化される該開始時点を判断し、該第1の信号に従って該開始時点から該HARQフィードバック情報の該フィードバック方式を判断し、該フィードバック方式に従って該HARQフィードバック情報を該基地局にフィードバックするかまたはフィードバックしないように特に構成され、および/または、
該取得モジュールは、該第1の信号の有効期間を取得するようにさらに構成され、該処理モジュールは、該有効期間が終了すると、該第1の信号が無効化されていると判断するようにさらに構成されている。
【0051】
第4の態様の第7の可能な実装形態を参照すると、第4の態様の第8の可能な実装形態では、該受信モジュールは該基地局によって送信された解放コマンドを受信するようにさらに構成され、該処理モジュールは、該解放コマンドが受信された後、該第1の信号が無効化されていると判断するようにさらに構成されている。
【0052】
第4の態様または第4の態様の第1から第8の可能な実装形態のいずれか1つの実装形態を参照すると、第4の態様の第9の可能な実装形態では、該受信モジュールは、
該基地局によって送信されたスケジューリング情報を受信するようにさらに構成され、該スケジューリング情報は変調/符号化方式MCSと出力制御パラメータとを含み、該MCSおよび該出力制御パラメータはブロック誤り率BLERの目標値に従って決定され、該BLERの該目標値は0.1未満である。
【0053】
本技術的解決法によると、基地局がUEに第1の信号を送信し、該第1の信号はHARQフィードバック情報のフィードバック方式を搬送する。該第1の信号は、UEに対してHARQフィードバック情報を送信する必要がないことを指示するために使用することができ、それによってHARQフィードバック情報の解除を実現する。HARQフィードバック情報の解除後は、HARQフィードバックに必要な固定時間系列関係に従う必要がない。したがって、固定した時間系列関係によって生じる制限が回避され、その結果、フレキシブルサブフレームおよびフェイクアップリンクフレームと、キャリアの高速切り換えとをより効果的に設定することができ、単一のアップリンク送信チェーン機能を有するUEによりよく対応することができ、それによってスモールセルにおける新技術への対応が実現される。