(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記同じ時間領域内で撮影されたか否かを判断するステップは、前記撮影情報に基づいて前記第1写真と前記第2写真の両方が同じ日付の同じ時間領域内で撮影されたか否かを判断し、
前記判断の結果に従い写真共有推薦メッセージを生成するステップは、前記判断の結果、第1写真と前記第2写真の両方が同じ日付の同じ時間領域内で撮影された場合、前記第1写真の撮影位置と前記第2写真の撮影位置との間の関係を考慮して前記写真共有推薦メッセージを生成することである請求項2に記載の写真共有推薦方法。
前記判断の結果に従い前記写真共有推薦メッセージを生成するステップは、前記判断の結果、前記第1写真と前記第2写真とが同じ位置範囲内で撮影された場合、前記第1写真の撮影時間と前記第2写真の撮影時間との間の関係を考慮して前記写真共有推薦メッセージを生成することである、請求項4に記載の写真共有推薦方法。
前記同じ位置範囲内で撮影されたか否かを判断するステップは、複数の区域に区切られた地図を参照して前記第1写真の撮影位置が属した区域と前記第2写真の撮影位置が属した区域とを比較することで、前記第1写真と前記第2写真とが同じ位置範囲内で撮影されたか否かを判断し、
前記複数の区域の稠密な程度は、前記複数の区域を区切る格子のレベルに依存し、
前記格子のレベルは、前記地図に含まれた地域別の人口密度により決定される請求項4に記載の写真共有推薦方法。
前記写真共有推薦メッセージは、前記第1写真のイメージデータに対する識別子、前記第1写真の撮影日付、前記第1写真の撮影時間及び前記第1写真の撮影位置のうち少なくとも一つを含む請求項2に記載の写真共有推薦方法。
前記撮影情報は、前記少なくとも一つの写真の撮影日付、撮影時間及び撮影位置のうち少なくとも一つを含む請求項10に記載の写真共有インターフェイス領域表示方法。
前記写真共有推薦サーバから前記外部ユーザのデバイスに保存されている外部写真を共有することを要請する写真共有要請メッセージを受信する場合、前記少なくとも一つの写真及び前記外部写真を日付別に整列して表示するステップをさらに含む請求項10に記載の写真共有インターフェイス領域表示方法。
前記日付別に整列して表示するステップは、前記少なくとも一つの写真と前記外部写真とが同じ日付に撮影された写真の場合、前記日付を表示し、前記表示された日付に対応する領域に前記デバイスのユーザアイディ、前記外部ユーザのデバイスのユーザアイディ、前記少なくとも一つの写真及び前記外部写真を表示することである請求項13に記載の写真共有インターフェイス領域表示方法。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下では、添付した図面を参照して、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者が容易に実施することができるように本発明の実施例を詳しく説明する。しかし、本発明は、様々な異なった形態で具現でき、ここで説明する実施例に限らない。そして、図面で本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書全体を通じて類似した部分については、類似した図面符号を付けた。
【0012】
明細書の全体において、ある部分が他の部分と『連結』されているというと、これは、『直接的に連結』されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで『電気的に連結』されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を『含む』というと、これは、特に反対する記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0013】
図1は、本発明の一実施例に係る写真共有推薦システムの構成図である。
図1を参照すると、写真共有推薦システムは、写真共有推薦サーバ(10)及びデバイス(20)を含む。但し、このような
図1の写真共有推薦システムは本発明の一実施例に過ぎず、
図1により本発明が限定解釈されるのではない。即ち、本発明の様々な実施例によれば、写真共有推薦システムは、
図1とは異なるように構成されることもできる。
【0014】
図1の写真共有推薦システムの各構成要素は、一般的にネットワーク(network)を通じて連結される。ネットワークは、端末及びサーバのようなそれぞれのノード相互間に情報交換が可能な連結構造を意味するもので、このようなネットワーク(network)の一例には、3GPP(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、これに限らない。
【0015】
図1を参照すると、写真共有推薦サーバ(10)とデバイス(20)とを連結する第1ネットワークと、デバイス(22)とデバイス(23)とを連結する第2ネットワークとは、ネットワークの類型が異なり得る。例えば、第1ネットワークは、広帯域ネットワークであって、第2ネットワークは近距離ネットワークであってもよい。このとき、広帯域ネットワークの一例はLTEネットワークであり、近距離ネットワークの一例はWireless LANである。
【0016】
写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザの各々の友達関係を示す友達関係情報を格納させる。このために、写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザのデバイス(20)から複数ユーザの友達関係情報を受信し、受信された友達関係情報を複数ユーザの各々とマッチングして格納させることができる。例えば、写真共有推薦サーバ(10)は、第1ユーザのデバイス(21)から第1ユーザの友達関係情報を受信し、受信された友達関係情報と第1ユーザのアイディとをマッチングしてデータベース(未図示)に格納させることができる。本発明の他の実施例によると、写真共有推薦サーバ(10)は、外部連動サーバから複数ユーザの友達関係情報を受信することもできる。このとき、外部連動サーバの一例は、ソーシャルネットワーキングサービスを提供するフェイスブックサーバまたはツイッターサーバなどである。
【0017】
写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザの各々のデバイスに保存されている写真の撮影情報を格納させる。このために、写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザのデバイス(20)からデバイス(20)に保存されている写真の撮影情報を受信し、受信された撮影情報を複数ユーザの各々とマッチングして格納させることができる。例えば、写真共有推薦サーバ(10)は、第1ユーザのデバイス(21)からデバイス(21)に保存されている写真の撮影情報を受信し、受信された撮影情報と第1ユーザのアイディとをマッチングして格納させることができる。このとき、撮影情報には、写真の撮影日付、撮影時間及び撮影位置のうち少なくとも一つ以上に関する情報が含まれる。撮影位置に関する情報に係る一例は、写真が撮影された位置のGPS(Global Poisoning System)の座標情報、地名情報及び商号情報などであり得る。
【0018】
写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザの友達関係情報及び複数ユーザの撮影情報のうち少なくとも一つに基づいて写真共有推薦メッセージを生成する。このとき、写真共有推薦メッセージは、複数のユーザのうちいずれか一人のユーザのデバイスに保存されている写真を他のいずれかのユーザ(または、他のいずれかのユーザのデバイス)が共有することを推薦するメッセージである。例えば、写真共有推薦メッセージは、第1ユーザのデバイス(21)に保存されている写真を第2ユーザ(または、第2ユーザのデバイス(22))が共有することを推薦するメッセージである。
【0019】
写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザの友達関係情報に基づいて写真共有推薦メッセージを生成することができる。例えば、写真共有推薦サーバ(10)は、第1ユーザの友達関係情報に基づいて第1ユーザのデバイス(21)に保存されている写真を第1ユーザと友達関係である第2ユーザに共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを生成することができる。
【0020】
写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザの撮影情報に基づいて写真共有推薦メッセージを生成することができる。例えば、写真共有推薦サーバ(10)は、第1ユーザのデバイス(21)に保存されている写真の撮影情報に基づいて、第1ユーザのデバイス(21)に保存されている写真を第2ユーザに共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを生成することができ、このとき、第2ユーザのデバイスには、第1ユーザのデバイス(21)に保存されている写真と同一日付、同一時間及び同一場所で撮影された写真が保存されていることもある。
【0021】
写真共有推薦サーバ(10)は、生成された写真共有推薦メッセージをデバイス(20)に転送する。このとき、写真共有推薦メッセージは、共有する写真に対する識別子及び共有する写真のイメージデータを含むことができる。共有する写真に対する識別子は、共有する写真のイメージデータを獲得するとき、デバイス(20)により用いられ得る。即ち、デバイス(20)は、必要な場合、写真に対する識別子を用いて写真のイメージデータを写真共有推薦サーバに要請することができる。
【0022】
本発明の他の実施例によると、写真共有推薦サーバ(10)は、複数のデバイスのうちいずれかのデバイスから写真共有要請メッセージを受信し、受信された写真共有要請メッセージに基づいてデバイス間の写真共有を中継することができる。例えば、写真共有推薦サーバ(10)は、第1ユーザのデバイス(21)から共有する写真のイメージデータに関する情報、第2ユーザのアイディ、共有する写真の撮影情報を含む写真共有要請メッセージを受信し、受信された写真共有要請メッセージをそのまま、または編集した後、第2ユーザのデバイス(22)に伝達することができる。
【0023】
本発明のまた他の実施例によると、デバイス(20)のそれぞれが写真共有要請メッセージを生成し、生成された写真共有要請メッセージを他のデバイスに直接転送することもできる。例えば、デバイス(21)は、デバイス(21)に保存されている写真をデバイス(22)に共有することを要請する写真共有要請メッセージを生成し、生成された写真共有要請メッセージを第2ネットワークを通じてデバイス(22)に直接転送することができる。
【0024】
デバイス(20)のそれぞれは、デバイス(20)のそれぞれの友達関係情報を抽出し、抽出された友達関係情報を共有推薦サーバ(10)に転送することができる。このとき、友達関係情報は、デバイス(20)のそれぞれに格納されている連絡先、メール、ウェブアプリケーションなどから抽出されることができる。
【0025】
デバイス(20)のそれぞれは、デバイス(20)のそれぞれに保存されている少なくとも一つの写真の撮影情報を抽出し、抽出された撮影情報を写真共有推薦サーバ(10)に転送する。このとき、撮影情報は、少なくとも一つの写真のそれぞれの撮影日付、撮影時間及び撮影場所を含むことができる。
【0026】
デバイス(20)のそれぞれは、写真共有推薦サーバ(10)から外部デバイスに写真を共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを受信し、受信された写真共有推薦メッセージに基づいて写真共有インターフェイス領域を表示することができる。通常、写真共有インターフェイス領域は、ユーザから写真共有に対する選択またはテキストの入力を受けることを意味する。
【0027】
デバイス(20)のそれぞれは、表示された写真共有インターフェイス領域に対するユーザの入力に基づいて、外部デバイスに写真を共有することを要請する写真共有要請メッセージを生成し、生成された写真共有要請メッセージを写真共有推薦サーバ(10)に転送することができる。
【0028】
デバイス(20)のそれぞれは、写真共有推薦サーバ(10)または外部デバイスから受信された写真共有要請メッセージに基づいて、外部デバイスに保存されている外部写真を表示することができる。このとき、写真共有要請メッセージには、外部写真のイメージデータに対する識別子、外部写真の撮影日付、外部写真の撮影時間及び外部写真の撮影位置などが含まれることができる。デバイス(20)のそれぞれは、外部写真を表示するために、外部写真のイメージデータに対する識別子を用いて写真共有推薦サーバ(10)または外部デバイスから外部写真のイメージデータを受信することができる。
【0029】
デバイス(20)のそれぞれは、写真共有推薦メッセージまたは写真共有要請メッセージが受信されたことを知らせるお知らせメッセージをディスプレイに表示することができる。このとき、お知らせメッセージの一例は、ポップアップメッセージまたはプッシュメッセージである。
【0030】
デバイス(20)のそれぞれは、少なくとも一つの写真及び外部デバイスの写真を日付別に整列して表示することができる。例えば、デバイス(22)は、デバイス(22)に保存されている写真及びデバイス(21)の写真を日付別に整列して表示することができる。
【0031】
本発明の他の実施例によれば、デバイス(20)のそれぞれは、自動で写真共有推薦メッセージを生成し、生成された写真共有推薦メッセージを他のデバイスに直接転送することができる。このために、デバイス(20)のそれぞれは、他のデバイスまたは共有写真推薦サーバ(10)から他のデバイスの友達関係情報及び撮影情報を受信し、受信された友達関係情報及び撮影情報に基づいて写真共有推薦メッセージを生成することができる。
【0032】
本発明の様々な実施例によれば、デバイス(20)のそれぞれは、様々な形態のデバイスであり得る。例えば、デバイス(20)のそれぞれは、ネットワークを通じて遠隔地のサーバに接続できるテレビ装置、コンピュータまたは携帯用端末である。ここで、テレビ装置の一例としては、スマートテレビ、IPテレビセットトップボックスなどが含まれ、コンピュータの一例としては、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパンコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)などが含まれ、携帯用端末の一例としては、携帯性と移動性が保障される無線通信装置であって、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications:登録商標)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)−2000、CDMA(Code Division Multiple Access)−2000、W−CDMA(W−Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(smartphone)、タブレットPCなどのような全ての種類のハンドヘルド(Handheld)に基づいた無線通信装置が含まれ得る。
【0033】
以下では、
図1の写真共有推薦システムに含まれたそれぞれの構成要素の動作について、より具体的に説明する。
【0034】
図2は、本発明の一実施例に係る写真共有推薦サーバ(10)の構成図である。
図2を参照すると、写真共有推薦サーバ(10)は、格納部(11)、通信部(12)及び生成部(13)を含む。但し、
図2に示された写真共有推薦サーバ(10)は、本発明の一具現例に過ぎず、
図2に示された構成要素に基づいて様々な変形が可能である。例えば、写真共有推薦サーバ(10)は、データを格納するデータベース(未図示)をさらに含むことができる。
【0035】
図2を参照すると、写真共有推薦サーバ(10)は、第1デバイス(21)及び第2デバイス(22)とネットワークを通じて連結される。このとき、第1デバイス(21)は、第1ユーザのデバイスを意味し、第2デバイス(22)は第2ユーザのデバイスを意味する。
【0036】
格納部(11)は、複数ユーザの各々の友達関係を示す友達関係情報をデータベース(未図示)に格納する。通常、友達関係情報は、複数のユーザのいずれか一人のユーザと友達関係を結んだ他のユーザの情報を意味する。このような友達関係情報は、通信部(12)により複数ユーザの各々のデバイスに格納されている電子メール、連絡先情報などから抽出されることもでき、外部ソーシャルネットワーキングサービスサーバから受信されることもでき、写真共有推薦サーバ(10)で直接運用するソーシャルネットワーキングサービスサーバから受信されることもできる。
【0037】
友達関係は、複数のユーザのうちいずれか一人のユーザが友達関係を要請または推薦し、複数のユーザのうち他のユーザが友達関係を受諾することで、形成されることができる。例えば、第1ユーザは、第1デバイス(21)を通じて第2ユーザと友達関係を結ぶことを要請すると、第2ユーザの受諾により、第1ユーザと第2ユーザとの間に友達関係が形成されることができる。
【0038】
通信部(12)は、複数ユーザのデバイス(20)からデバイス(20)のそれぞれに保存されている写真の撮影情報を受信する。一般的に、撮影情報は、写真が撮影された日付、撮影された時間及び撮影された場所のうち少なくとも一つ以上の情報を含む。また、撮影情報は、写真のタイトル及び一連番号をさらに含むこともできる。例えば、撮影情報は、所定写真の撮影日付である2012年5月8日、写真の撮影時間である午後5時、写真が撮影された場所を示す座標情報、ユーザによって設定された写真のタイトル及びユーザのデバイス番号と写真の撮影番号で構成された一連番号を含むことができる。
【0039】
生成部(13)は、友達関係情報及び撮影情報に基づいて、複数のユーザのうちいずれか一人のユーザのデバイスに保存されている写真を他のいずれかのユーザに共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを生成することができる。このとき、写真共有推薦メッセージは、写真を共有することを推薦する旨のテキスト、写真のイメージデータに対する識別子、写真の撮影時間及び写真の撮影位置を含むことができる。
【0040】
生成部(13)により共有写真推薦メッセージが生成される一例を説明すると、生成部(13)は、友達関係情報に基づいて第1ユーザと友達関係である第2ユーザを選択する。その後、生成部(13)は、第1ユーザの第1デバイス(21)に保存されている写真の撮影日付と第2ユーザの第2デバイス(22)に保存されている写真の撮影日付とを比較し、同じ日付(例えば、2012年5月5日)に撮影された写真を識別する。このとき、撮影日付は、撮影情報に含まれる。生成部(13)は、識別の結果、第1デバイス(21)に保存されている第1写真と同じ日付に第2デバイスの第2写真が存在する場合、第1写真を第2ユーザ(または、第2デバイス(22))に共有することを推薦する共有写真推薦メッセージを生成する。例えば、生成部(13)は、識別の結果、第1写真と第2写真の両方が2012年5月5日に撮影された場合、第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する共有写真推薦メッセージを生成することができる。
【0041】
生成部(13)により共有写真推薦メッセージが生成される他の例を説明すると、生成部(13)は、第1ユーザと第2ユーザとが友達関係である場合、第1デバイス(21)に保存されている写真の撮影時間と第2デバイス(22)に保存されている写真の撮影時間とを比較することで、同じ時間領域(例えば、13時00分から14時00分までの1時間の時間領域、または、2時30分から4時30分までの2時間の時間領域)内で撮影された写真を識別する。このとき、撮影時間は、撮影情報に含まれる。生成部(13)は、識別の結果、第1デバイス(21)に保存されている第1写真と同じ時間領域内で撮影された第2デバイスの第2写真が存在する場合、第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する共有写真推薦メッセージを生成する。例えば、生成部(13)は、識別の結果、午後5時30分に撮影された第1写真と午後5時50分に撮影された第2写真の両方が、午後5時から午後6時までの時間領域に含まれる場合、第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する共有写真推薦メッセージを生成することができる。
【0042】
生成部(13)により共有写真推薦メッセージが生成される他の例によると、生成部(13)は、識別の結果、第1デバイス(21)に保存されている第1写真と第2デバイスの第2写真とが同じ日付の同じ時間領域内に撮影され、第1写真の撮影位置と第2写真の撮影位置が同一または隣接した場合、第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する共有写真推薦メッセージを生成することもできる。
【0043】
生成部(13)により共有写真推薦メッセージが生成されるまた他の例を説明すると、生成部(13)は、第1ユーザと第2ユーザとが友達関係である場合、第1デバイス(21)に保存されている写真の撮影位置と第2デバイス(22)に保存されている写真の撮影位置とを比較することで、同一または隣接した位置範囲で撮影された写真を識別する。このとき、撮影位置は、撮影情報に含まれる。
【0044】
生成部(13)は、識別の結果、第1デバイス(21)に保存されている第1写真と同じ位置範囲内で撮影された第2デバイス(22)の第2写真が存在する場合、第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する共有写真推薦メッセージを生成する。このとき、生成部(13)は、複数の区域に区切られた地図を参照し、第1写真の撮影位置が属した区域と第2写真の撮影位置が属した区域とを比較することで、第1写真と第2写真とが同じ位置範囲内で撮影されたか否かを判断することができる。
【0045】
図3a〜
図3dは、複数の区域に区切られた地図を参照し、複数の写真の区域を互いに比較する過程を説明するための図である。
図3aを参照すると、地図は複数の区域に区切られる。生成部(13)は、このような地図を参照し、複数の写真のそれぞれの撮影位置が属した区域を特定することができる。
【0046】
図3bを参照すると、生成部(13)は、地図を参照して第1デバイス(21)に保存されている第1写真の撮影位置が属した区域(31)を特定する。このような区域(31)は、特定の事件があった最初の区域に定義され、区域(31)の内部の白点が第1写真の撮影位置を示す。生成部(13)は、特定された区域(31)と同一または隣接した区域内で撮影された第2デバイス(22)の第2写真が存在する場合、第1写真と第2写真とが同じ位置範囲内で撮影されたと判断した後、第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する共有写真推薦メッセージを生成することができる。
【0047】
生成部(13)は、識別の結果、第1デバイス(21)に保存されている第1写真と同一または隣接した位置範囲内で撮影された第2デバイス(22)の第2写真が存在する場合、第1写真の撮影時間と第2写真の撮影時間との間の関係を考慮して写真共有推薦メッセージを生成することもできる。
図3cを通じて例示すれば、生成部(13)は、第1デバイス(21)に保存されている写真の撮影位置と第2デバイス(22)に保存されている写真の撮影位置とを比較することで、区域(32)、区域(33)及び区域(34)で撮影された写真を識別する。このとき、区域(32)、区域(33)及び区域(34)は、互いに隣接した区域であり得る。生成部(13)は、区域(32)で撮影された1つの写真、区域(33)で撮影された2つの写真、区域(34)で撮影された3つの写真の撮影時間とを互いに比較し、全体写真のうち同じ時間領域内で撮影された少なくとも一つの第1写真と少なくとも一つの第2写真とが存在する場合、第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する共有写真推薦メッセージを生成することができる。即ち、生成部(13)は、隣接した位置範囲内で特定の時間範囲内で撮影された少なくとも一つの第1写真と少なくとも一つの第2写真とは、互いに異なるデバイスにより撮影されたが、同じ事件範囲内で撮影されたと判断し、写真共有を推薦するのである。
図3dを通じて例示すれば、生成部(13)は、第1デバイス(21)に保存されている写真の撮影位置と第2デバイス(22)に保存されている写真の撮影位置とを比較することで、区域(35)、区域(36)、区域(37)、区域(38)及び区域(39)で撮影された写真を識別する。生成部(13)は、区域(35)、区域(36)、区域(37)、区域(38)及び区域(39)で撮影された写真が同じ時間領域内で撮影された写真である場合、撮影された写真が特定の事件範囲内で素早く移動しながら撮影された写真であると判断し、撮影された写真をデバイス間に共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを生成することができる。例えば、生成部(13)は、区域(35)、区域(36)、区域(37)、区域(38)及び区域(39)で撮影された写真のうち3つの第1写真と4つの第2写真とが2012年5月5日午後1時から午後3時までの時間領域の間に撮影された場合、3つの第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを生成することができる。
【0048】
このように生成部(13)が複数の区域間の位置比較と時間関係とを複合的に考慮するようになれば、単純に撮影位置の近所の写真のみを共有させる単純規則が有する限界が克服できる。即ち、広い地域で写真撮影する必要のある運動会、または、徒歩、自転車、自動車旅行などの事件において共有する写真を決定する場合、単純に半径1kmの範囲内で同じ時間領域で撮影された写真のみを共有するように決定する方式より予め区切られた区域間の位置比較と時間関係とを複合的に考慮する方式がより正確である。また、写真が撮影された位置を区域に単純化することは、処理速度を遥かに向上させることができる。
【0049】
複数区域の稠密な程度は、複数の区域を区切る格子のレベルに依存し、格子のレベルは、地図に含まれた地域別の人口密度により決定されることができる。
図4a及び
図4bは、格子のレベルが決定される一例を説明するための図である。
図4aに示されるように、人口密度の高い都心の場合、格子レベルは相対的に高く、これにより複数区域のそれぞれは相対的に狭く、複数の区域は相対的に稠密に区切られる。これに対し、
図4bに示されるように、人口密度の低い山岳地形の場合、格子レベルは相対的に低く、これにより複数区域のそれぞれは相対的に広く、複数の区域は相対的に広く区切られる。即ち、都心が山岳地形より複数区域がより稠密に区切られる。一般的に、格子のレベルが高いとは、格子がより密に構成されることを意味する。このように、同じ事件で発生した写真をより正確に判断するために、同じ事件が発生する位置範囲が相対的に狭い人口密集地域と同じ事件が発生する位置範囲が相対的に広い低密度地域とを区分する必要がある。
【0050】
生成部(13)は、GPS座標情報を利用して第1写真の撮影位置及び第2写真の撮影位置とを比較することもできる。例えば、生成部(13)は、第1写真のGPS座標内の緯度及び経度座標が第2写真のGPS座標内の緯度及び経度座標と同一または類似しているか否かを判断することで、利用して第1写真の撮影位置及び第2写真の撮影位置を比較することができる。
【0051】
通信部(12)は、生成された写真共有推薦メッセージを第1デバイス(21)に転送する。このとき、通信部(12)は、プッシュお知らせ、インスタントメッセージ、SMS、MMS、電子メール、または、ソーシャルネットワーキングサービスに写真共有推薦メッセージ登録のうちいずれかの方式により生成された写真共有推薦メッセージを第1デバイス(21)に転送することができる。
【0052】
生成部(13)は、第2デバイス(22)に保存されている写真を第1デバイス(21)に共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを生成することができる。例えば、第1デバイス(21)に保存されている写真が第1写真であり、第2デバイス(22)に保存されている写真は第2写真であるとすると、生成部(13)は、第1写真を第2ユーザに共有することを推薦する第1写真共有推薦メッセージを生成することとは別途に、第2写真を第1ユーザに共有することを推薦する第2写真共有推薦メッセージを生成することができる。この場合、通信部(12)は、第1写真共有推薦メッセージを第1デバイス(21)に転送し、第2写真共有推薦メッセージを第2デバイス(22)に転送することができる。
【0053】
生成部(13)は、第1デバイス(21)に保存されている写真と第2デバイス(22)に保存されている写真の両方を第1デバイス(21)と第2デバイス(22)の両方に共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを生成することもできる。この場合、写真共有推薦メッセージには、第1デバイス(21)に保存されている写真と第2デバイス(22)に保存されている写真の両方を共有することを推薦する旨のテキスト、第1デバイス(21)に保存されている写真の情報、第2デバイス(22)に保存されている写真の情報、写真の撮影時間、写真の撮影位置などが含まれることができる。通信部(12)は、生成された写真共有推薦メッセージを第1デバイス(21)及び第2デバイス(22)のそれぞれに転送する。
【0054】
生成部(13)は、第1デバイス(21)から受信された写真共有要請メッセージをそのまままたは編集した後、第2ユーザのデバイス(22)に伝達することができる。このとき、写真共有要請メッセージは、第1デバイス(21)から通信部(12)に転送され、このような写真共有要請メッセージには、第1デバイス(21)に保存されている写真のイメージデータに対する識別子、第2ユーザのアイディ、第1デバイス(21)に保存されている写真の撮影情報が含まれることができる。また、伝達される写真共有要請メッセージは、通信部(12)から第2デバイス(22)に転送され、このような写真共有要請メッセージには、写真を共有することを推薦する旨のテキスト、第1デバイス(21)に保存されている写真のイメージデータに対する識別子、写真の撮影時間及び写真の撮影位置が含まれることができる。
【0055】
図5は、本発明の一実施例に係るデバイス(50)の構成図である。
図5を参照すると、デバイス(50)は、抽出部(51)、通信部(52)、表示部(53)、及び、メッセージ生成部(54)を含む。但し、
図5に示されたデバイス(50)は、本発明の一具現例に過ぎず、
図5に示された構成要素に基づいて様々な変形が可能である。例えば、デバイス(50)は、イメージを表示するためのディスプレイをさらに含むこともできる。また、
図5のデバイス(50)は、
図1〜
図4において説明されたデバイス(20)、第1デバイス(21)または第2デバイス(22)のうちいずれかを意味する。従って、以下で、デバイス(50)について説明されていない事項は、上記の図 1及び2を通じてデバイス(20)、第1デバイス(21)及び第2デバイス(22)について説明されている内容に代わりにすることができる。また、以下で、デバイス(50)について説明されている内容は、上記で
図1〜
図4のデバイス(20)、第1デバイス(21)及び第2デバイス(22)に対しても当てはまる。
【0056】
抽出部(51)は、デバイス(50)に保存されている少なくとも一つの写真の撮影情報を抽出することができる。一般的に、撮影情報は、撮影日付及び撮影時間を含む。また、撮影情報は、デバイス(50)の種類及びデバイス(50)の設定により撮影位置をさらに含むこともできる。必要な場合、撮影情報は写真のタイトルまたは一連番号がさらに含まれることもできる。例えば、抽出部(51)は、デバイス(50)に取り付けられたカメラにより撮影して保存されている写真、または、外部のカメラにより撮影して保存されている複数の写真のそれぞれの撮影日付、撮影時間、撮影位置などを撮影情報として抽出することができる。撮影情報は、デバイス(50)のメモリ(未図示)に格納されることができる。
抽出部(51)は、デバイス(50)に保存されている複数の写真のそれぞれの撮影時間に基づいて複数の写真を日付別に整列して表示し、ユーザインターフェイスを通じて表示された写真のうち少なくとも一つの写真の選択を受け、選択された少なくとも一つの写真の撮影情報を抽出することもできる。例えば、抽出部(51)は、デバイス(50)に保存されている複数の写真を撮影時間に基づいて複数写真を現在の日付と近い順番に整列して表示し、タッチなどの入力を通じて少なくとも一つの写真の選択を受け、選択された少なくとも一つの写真の撮影情報を抽出することもできる。
【0057】
通信部(52)は、抽出された撮影情報を写真共有推薦サーバ(10)に転送する。このとき、撮影情報には、写真の撮影日付、撮影時間、撮影位置、タイトル及び一連番号などが含まれることができる。
【0058】
通信部(52)は、写真共有推薦サーバ(10)から複数写真のうち少なくとも一つの写真を外部ユーザに共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを受信する。このとき、写真共有推薦メッセージは、写真共有推薦サーバ(10)により複数写真の撮影情報に基づいて生成されることができる。また、写真共有推薦メッセージは、インスタントメッセージ、プッシュお知らせ、SMS、MMS、または、電子メールのうちいずれかを通じて受信されることができる。また、写真共有推薦メッセージは、少なくとも一つの写真を外部ユーザに推薦する旨のテキスト、少なくとも一つの写真のイメージデータに対する識別子、少なくとも一つの写真の撮影時間及び少なくとも一つの写真の撮影位置を含むことができる。
【0059】
表示部(53)は、写真共有推薦メッセージが受信される場合、これを知らせるお知らせメッセージを生成する。このとき、お知らせメッセージは、デバイス(50)のディスプレイにプッシュまたはポップアップの形態で表示されることができる。
【0060】
図6は、写真共有推薦メッセージの受信を知らせるお知らせメッセージの一例と写真共有インターフェイス領域の一例とを示す。
図6の図面符号61を通じて例示すれば、表示部(53)は、写真共有推薦サーバ(10)から写真共有推薦メッセージが受信される場合、『「9月15日ソウル」の写真をユーザB様と共有してみて下さい』(611)というお知らせメッセージをディスプレイを通じて表示することができる。
【0061】
表示部(53)は、写真共有インターフェイス領域を表示する。このとき、写真共有インターフェイス領域は、少なくとも一つの写真を含むことができる。
図6の図面符号62を通じて例示すれば、写真共有インターフェイス領域(62)は、少なくとも一つの写真の撮影日付である「9月15日」、少なくとも一つの写真の撮影位置である「ソウル」、自分と外部ユーザである第2ユーザのアイディを示す領域(621)、少なくとも一つの写真が表示される領域(622)、少なくとも一つの写真の全てを選択するアイコン(624)などを含む。仮に、ユーザインターフェイスを通じてアイコン(624)が選択された後、共有を要請するアイコン(623)が選択される場合、少なくとも一つの写真を第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージが写真共有推薦サーバ(10)に転送される。これと区別して、ユーザインターフェイスを通じて写真(625)のみが選択された後、共有を要請するアイコン(623)が選択される場合、写真(625)のみを第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージが写真共有推薦サーバ(10)に転送される。
【0062】
メッセージ生成部(54)は、表示された少なくとも一つの写真に対する選択が入力される場合、写真共有要請メッセージを生成する。
図6を通じて例示すれば、メッセージ生成部(54)は、ユーザインターフェイスを通じてアイコン(624)が選択された後、共有を要請するアイコン(623)が選択される場合、少なくとも一つの写真を第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージを生成する。生成された写真共有要請メッセージは、通信部(52)から写真共有推薦サーバ(10)に転送される。
【0063】
表示部(53)は、写真共有推薦サーバ(10)から外部ユーザのデバイスに保存されている外部写真を共有することを要請する写真共有要請メッセージが受信される場合、これを知らせるお知らせメッセージを生成する。このとき、お知らせメッセージは、デバイス(50)のディスプレイにプッシュまたはポップアップの形態で表示されることができる。
【0064】
図7は、写真共有要請メッセージの受信を知らせるお知らせメッセージの一例と写真共有インターフェイス領域の他の例とを示す。
図7の図面符号71を通じて例示すれば、表示部(53)は、写真共有推薦サーバ(10)から外部ユーザであるユーザBの写真共有要請メッセージが受信される場合、『ユーザB様が「8月27日」の写真を共有要請しました。』(711)というお知らせメッセージをディスプレイを通じて表示することができる。
【0065】
表示部(53)は、ユーザインターフェイスを通じて共有要請メッセージに対応する所定の選択が入力された場合、写真共有インターフェイス領域を表示することができる。このとき、所定の選択は、外部ユーザの共有要請を受諾することを意味することができる。また、写真共有インターフェイス領域は、デバイス(50)に保存されている複数の写真のうち外部写真と同じ日付に撮影された少なくとも一つの写真を含むことができる。
図7の図面符号72を通じて例示すれば、写真共有インターフェイス領域(72)は、外部写真と少なくとも一つの写真の撮影日付である「8月27日」、自分と外部ユーザである第2ユーザのアイディを示す領域(721)、少なくとも一つの写真が表示される領域(722)、少なくとも一つの写真の全てを選択するアイコン(724)などを含む。仮に、ユーザインターフェイスを通じてアイコン(724)が選択された後、共有を要請するアイコン(723)が選択される場合、少なくとも一つの写真を第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージが写真共有推薦サーバ(10)に転送される。これと区別してユーザインターフェイスを通じて写真(725)のみが選択された後、共有を要請するアイコン(723)が選択される場合、写真(725)のみを第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージが写真共有推薦サーバ(10)に転送される。
【0066】
メッセージ生成部(54)は、表示された少なくとも一つの写真に対する選択が入力される場合、写真共有要請メッセージを生成する。
図7を通じて例示すれば、メッセージ生成部(54)は、ユーザインターフェイスを通じてアイコン(724)が選択された後、共有を要請するアイコン(723)が選択される場合、少なくとも一つの写真を第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージを生成する。生成された写真共有要請メッセージは、通信部(52)から写真共有推薦サーバ(10)に転送される。これにより、ユーザは、外部ユーザから領域(622)の写真を共有されると同時に、外部ユーザに領域(722)の写真を共有することができるようになる。
【0067】
表示部(53)は、ユーザインターフェイスから要請された場合、デバイス(50)の写真と外部写真とを日付別に整列して表示することができる。このとき、表示部(53)は、デバイス(50)の写真と外部写真が同じ日付に撮影された写真が存在すれば、該当日付を表示し、表示された日付に対応する領域にデバイス(50)のユーザアイディ、外部デバイスのユーザアイディ、デバイス(50)の写真及び前記外部写真を表示することができる。例えば、表示部(53)は、デバイス(50)の写真のうち2012年5月5日に撮影された写真と外部デバイスの外部写真のうち2012年5月5日に撮影された写真は、該当日付と共に表示することができる。ここで、デバイス(50)の写真は、外部写真と区別される写真を意味し、例えば、デバイス(50)により撮影された写真、デバイス(50)に既に保存されている写真を意味することができる。
【0068】
図8は、表示部(53)により複数の写真が表示される一例を示す。
図8を参照すると、表示部(53)は、デバイス(50)の写真と外部写真が同じ日付に撮影された写真が存在すれば、領域(811または821)の該当日付である「8月27日」を表示し、表示された「8月27日」に対応する領域にデバイス(50)のユーザアイディである「私」を表示し、外部デバイスのユーザアイディである「キムソヒ」を表示し、デバイス(50)の写真(813または823)及び外部写真を表示することができる。その後、ユーザインターフェイスを通じて「8月27日」または「もっと見る」のアイコン(812または822)が選択される場合、該当日付に対応する追加の写真がさらに表示されることができる。
【0069】
表示部(53)は、ユーザインターフェイスを通じて写真共有要請メッセージを生成させる要請が入力された場合、写真共有インターフェイス領域をディスプレイに表示することができる。また、表示部(53)は、表示された写真共有インターフェイス領域にデバイス(50)に保存されている複数の写真を日付別に整列して表示することができる。その後、メッセージ生成部(54)は、表示された写真共有インターフェイス領域を通じて共有する写真が選択され、共有する外部ユーザが選択される場合、外部ユーザに選択された写真を共有することを要請する写真共有要請メッセージを生成することができる。
【0070】
図9a〜
図9cは、写真共有要請メッセージが生成される一例を説明するための図である。
【0071】
図9aに示されるように、表示部(53)は、ユーザインターフェイスを通じて写真共有要請メッセージを生成させる要請が入力された場合、第1写真共有インターフェイス領域(91)をディスプレイに表示する。また、
図9aに示されるように、表示部(53)は、デバイス(50)に保存されている複数の写真のそれぞれの撮影日付または撮影時間に基づいて8月27日に撮影された写真を領域(911)に整列し、8月24日に撮影された写真を領域(912)に整列し、8月20日に撮影された写真を領域(913)に整列して表示する。
図9a及び
図9bを参照すると、表示部(53)は、ユーザインターフェイスを通じて8月27日に対応するアイコンである「>」が選択される場合、第2写真共有インターフェイス領域(92)をディスプレイに表示する。
【0072】
図9bに示されるように、表示部(53)は、選択された日付である「8月27日」を表示し、領域(921)にデバイス(50)のユーザアイディである「私」、デバイス(50)のユーザアイコン(923)及び共有する対象を追加するアイコン(925)を表示し、領域(922)に8月27日に撮影された写真を表示する。
図9b及び9cを参照すると、表示部(53)は、ユーザインターフェイスを通じて8月27日に撮影された写真を全て選択するアイコン(927)が選択され、共有するユーザを追加するアイコン(925)が選択される場合、第3写真共有インターフェイス領域(93)をディスプレイに表示する。
図9cを参照すると、表示部(53)は、領域(931)に追加された共有ユーザである「第2ユーザ」をさらに表示する。その後、メッセージ生成部(54)は、ユーザインターフェイスを通じて共有を要請するアイコン(932)が選択される場合、8月27日に撮影された写真を第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージを生成する。仮に、第2写真共有インターフェイスの画面(92)で写真(924)のみが選択された後、共有を要請するアイコン(932)が選択された場合、メッセージ生成部(54)は、写真(924)のみを第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージを生成する。また、第2写真共有インターフェイスの画面(92)でアイコン(927)が選択された後、アイコン(926)が選択された場合、メッセージ生成部(54)は、8月27日に撮影された写真のうちアイコン(926)に対応する写真以外の写真のみを第2ユーザに共有することを要請する写真共有要請メッセージを生成する。
【0073】
図10は、本発明の一実施例に係る写真共有推薦方法の動作フローチャートである。
図10に示された実施例による写真共有推薦方法は、
図2に示された写真共有推薦サーバ(10)で時系列的に処理されるステップを含む。従って、以下で省略された内容であっても、
図1〜
図10を通じて写真共有推薦サーバ(10)について説明された内容は、
図10の写真共有推薦方法にも準用される。
【0074】
ステップ(S1001)において、写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザの各々の友達関係を示す友達関係情報を格納させる。ステップ(S1002)において、写真共有推薦サーバ(10)は、複数ユーザのデバイスからデバイスのそれぞれに保存されている写真の撮影情報を受信する。ステップ(S1003)において、写真共有推薦サーバ(10)は、友達関係情報及び撮影情報に基づいて、第1ユーザのデバイスに保存されている写真を第2ユーザに共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを生成する。ステップ(S1004)において、写真共有推薦サーバ(10)は、生成された写真共有推薦メッセージを第1ユーザのデバイスに転送する。
【0075】
図11は、本発明の一実施例に係る写真共有インターフェイス領域表示方法の動作フローチャートである。
図11に示された実施例による写真共有インターフェイス領域表示方法は、
図5に示されたデバイス(50)で時系列的に処理されるステップを含む。従って、以下で省略された内容であっても、
図1〜
図10を通じてデバイス(50)について説明された内容は、
図10の写真共有推薦方法にも準用される。
【0076】
ステップ(S1101)において、デバイス(50)は、デバイス(50)に保存されている複数写真の撮影情報を抽出する。ステップ(S1102)において、デバイス(50)は、抽出された撮影情報を写真共有推薦サーバ(10)に転送する。ステップ(S1103)において、デバイス(50)は、写真共有推薦サーバ(10)から複数写真のうち少なくとも一つの写真を外部ユーザに共有することを推薦する写真共有推薦メッセージを受信する。ステップ(S1104)において、デバイス(50)は、少なくとも一つの写真を含む写真共有インターフェイス領域を表示する。
【0077】
また、
図11には示されていないが、本発明の様々な実施例によると、写真共有インターフェイス領域表示方法は、表示された少なくとも一つの写真に対する選択が入力される場合、写真共有要請メッセージを生成するステップ(未図示)及び生成された写真共有要請メッセージを写真共有推薦サーバ(10)に転送するステップ(未図示)をさらに含むこともできる。
【0078】
なお、
図11には示されていないが、本発明の様々な実施例によると、写真共有インターフェイス領域表示方法は、写真共有推薦サーバ(10)から外部ユーザのデバイスに保存されている外部写真を共有することを要請する写真共有要請メッセージを受信する場合、少なくとも一つの写真及び外部写真を日付別に整列して表示するステップ(未図示)をさらに含むこともできる。
【0079】
図10または11のそれぞれを通じて説明された写真共有推薦方法または写真共有インターフェイス領域表示方法のそれぞれは、コンピュータにより実行されるプログラムモジュールのようなコンピュータにより実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現されることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の可用媒体であってもよく、揮発性及び非揮発性媒体、分離型及び非分離型媒体の全てを含む。また、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ保存媒体及び通信媒体の全てを含むことができる。コンピュータ保存媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュールまたはその他データのような情報の格納のための任意の方法または技術で具現された揮発性及び非揮発性、分離型及び非分離型媒体の全てを含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、または、搬送波のような変調されたデータ信号のその他データ、または、その他転送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0080】
本発明の一実施例は、
図10を通じて説明された写真共有インターフェイス領域表示方法を実行するデバイス(50)と連動して動作する所定のアプリケーションを提供する方法を提供することができる。このとき、デバイス(50)は、写真共有インターフェイス領域表示方法を実施することを特徴とする。また、アプリケーションは、写真共有推薦サーバ(10)によりデバイス(50)に提供されることもでき、写真共有推薦サーバ(10)と別途に構成された他のサーバによりデバイス(50)に提供されることもでき、写真共有推薦サーバ(10)と異なる主体により運用される他のサーバによってデバイス(50)に提供されることもできる。
【0081】
前述した本願の説明は例示のためのものであり、本願が属する技術分野の通常の知識を持った者は、本願の技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態に容易に変形が可能であるということが理解できるであろう。従って、以上で記述した実施例は全ての面で例示的なものであり、限定的ではないと理解するべきである。例えば、単一型で説明されている各構成要素は、分散して実施されることもでき、同様に分散したもので説明されている構成要素も、結合した形態で実施されることができる。
【0082】
本願の範囲は、前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導出される全ての変更または変形された形態が本願の範囲に含まれることと解釈されなければならない。