特許第6126189号(P6126189)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6126189表示制御方法、端末、情報処理装置、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6126189
(24)【登録日】2017年4月14日
(45)【発行日】2017年5月10日
(54)【発明の名称】表示制御方法、端末、情報処理装置、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20170424BHJP
   G06F 17/30 20060101ALI20170424BHJP
【FI】
   G06F13/00 550A
   G06F13/00 560C
   G06F17/30 340A
【請求項の数】5
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2015-223828(P2015-223828)
(22)【出願日】2015年11月16日
【審査請求日】2015年11月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】501333021
【氏名又は名称】LINE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】妹尾 忍
【審査官】 寺谷 大亮
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−226782(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/057062(WO,A1)
【文献】 特開2007−172173(JP,A)
【文献】 特表2014−530442(JP,A)
【文献】 特開2007−226782(JP,A)
【文献】 特開2012−216082(JP,A)
【文献】 澤田 大,LINE・Twitter Facebook便利すぎる!200のテクニック,日本,佐藤孔建,2013年11月15日,93
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 17/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のユーザ端末から他のユーザ端末と共有するコンテンツであって、前記第1のユーザ端末及び前記他のユーザ端末の各ユーザを含むグループを投稿先とするコンテンツを受信するステップと、
前記コンテンツに対する他のユーザ端末からの反応を取得するステップと、
前記反応の数、及び前記グループに応じた値に基づく表示態様で、前記コンテンツを第2のユーザ端末に表示させるステップと、を有する表示制御方法。
【請求項2】
前記表示させるステップは、前記反応の数が、前記グループ毎に設定された値を上回る場合に、表示態様を変化させる、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項3】
第1のユーザ端末から他のユーザ端末と共有するコンテンツであって、前記第1のユーザ端末及び前記他のユーザ端末の各ユーザを含むグループを投稿先とするコンテンツを受信する受信部と、
前記コンテンツに対する他のユーザ端末からの反応を取得する取得部と、
前記反応の数、及び前記グループに応じた値に基づく表示態様で、前記コンテンツを第2のユーザ端末に表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置。
【請求項4】
ユーザ端末であって、
他のユーザ端末と共有するコンテンツであって、前記ユーザ端末及び前記他のユーザ端末の各ユーザを含むグループを投稿先とするコンテンツを受信する受信部と、
前記コンテンツに対する他のユーザ端末からの反応の数、及び前記グループに応じた値に基づく表示態様で、前記コンテンツを表示する表示部と、を有するユーザ端末。
【請求項5】
ユーザ端末に、
他のユーザ端末と共有するコンテンツであって、前記ユーザ端末及び前記他のユーザ端末の各ユーザを含むグループを投稿先とするコンテンツを受信するステップと、
前記コンテンツに対する他のユーザ端末からの反応の数、及び前記グループに応じた値に基づく表示態様で、前記コンテンツを表示するステップと、を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御方法、端末、情報処理装置、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ソーシャルネットワークサービス(SNS)等において、SNSのユーザが投稿したコンテンツを、他のユーザの端末に配信し、コンテンツを共有することが広く行われている。ユーザの間で投稿されたコンテンツを共有させることにより、SNS上での、ユーザの間のコミュニケーションの活発化が図られている。
【0003】
ユーザの間でのコミュニケーションの活発化を図るために、共有されたコンテンツ(以下、共有コンテンツ)を、共有コンテンツに対するコメントと共に、他のユーザの端末に配信することにより共有コンテンツの付加価値を高めることが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013−251667号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、SNSの普及に伴い、多数の共有コンテンツがSNSに投稿されるため、共有コンテンツの中からユーザにとって価値のある重要な共有コンテンツをユーザが認識し難いという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の課題を鑑みてされたものであり、投稿されたコンテンツを、ユーザにとって適切な表示態様で表示させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一つの態様では、第1のユーザ端末から他のユーザ端末と共有するコンテンツであって、前記第1のユーザ端末及び前記他のユーザ端末の各ユーザを含むグループを投稿先とするコンテンツを受信するステップと、前記コンテンツに対する他のユーザ端末からの反応を取得するステップと、前記反応の数、及び前記グループに応じた値に基づく表示態様で、前記コンテンツを第2のユーザ端末に表示させるステップと、を有する表示制御方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
投稿されたコンテンツを、ユーザにとって適切な表示態様で表示させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1の実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図2】第1の実施形態に係る端末の画面表示の一例を示す図である。
図3】第1の実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図4】第1の実施形態における端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5】第1の実施形態に係る機能構成の一例を示す図である。
図6】第1の実施形態に係るコンテンツ情報管理テーブルの一例を示す図である。
図7】第1の実施形態に係るコンテンツ配信状態テーブルの一例を示す図である。
図8】第1の実施形態に係る表示形態管理テーブルの一例を示す図である。
図9】第1の実施形態に係る動作シーケンス(その1)の一例を示す図である。
図10】第1の実施形態に係る動作シーケンス(その2)の一例を示す図である。
図11】第1の実施形態に係る情報処理サーバの処理を示すフローチャートを示す図である。
図12】変形例1に係る端末の画面の表示の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施形態]
<概要>
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、情報処理サーバ10と、複数の端末20(端末20A、端末20B、端末20C)とを有する。情報処理サーバ10と端末20とはネットワーク2を介して接続される。ネットワーク2は、有線のネットワークと、無線のネットワークとを含む。
【0011】
端末20は、スマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)、携帯電話機、ゲーム用コンソール、タッチパッド、電子書籍リーダ、又はウェアラブル端末等である。
【0012】
情報処理サーバ10は、端末20のユーザにSNS(Social Network Service、ソーシャルネットワークサービス)を提供する。端末20のユーザは、端末20にSNSのアプリケーションをインストールし、情報処理サーバ10に接続することにより、情報処理サーバ10からSNSサービスの提供を受けることができる。
【0013】
なお、以下の実施形態については、SNSサービスにおける表示制御方法を中心に説明するが、SNSサービス以外のコンテンツの表示制御においても適用可能である。例えば、インターネット上の各種ホームページ等における、コンテンツの表示制御に適用することも可能である。
【0014】
端末20は、ウェブブラウザ等を用いて、情報処理サーバ10に接続し、SNSサービスの提供を受けてもよい。
【0015】
情報処理サーバ10は、例えばSNSサービスのタイムラインサービス等を提供する。
【0016】
タイムラインサービスとは、情報処理サーバ10が、ユーザや、該ユーザとSNS上で関係を持つユーザによりSNSに投稿されたテキスト、写真、及び動画等のコンテンツを時系列に沿って、ユーザの端末20に、表示させるサービスである。情報処理サーバ10は、SNSのユーザに投稿されたコンテンツや、広告主から提供された広告等をタイムラインメニューの画面に表示させる。
【0017】
なお、「関係を持つユーザ」とは、例えば、「友達」と設定されているユーザのことや、フォローまたはフォロワー(あるユーザの投稿を継続して受信する関係)と設定されているユーザのことである。
【0018】
ユーザによって投稿されたコンテンツや、広告主から提供された広告コンテンツは、SNS上で他のユーザと端末20上で共有されるため、共有コンテンツと呼ばれてもよい。
【0019】
情報処理サーバ10は、複数のユーザコンテンツを端末20に配信する。端末20は、情報処理サーバ10に指示された表示順で、コンテンツを端末20の画面に表示する。画面サイズの制約があるため、端末20は、配信された全てのコンテンツを同時に画面に表示させることはできない。端末20はユーザからのスクロール等の処理を受け付け、画面に表示させるコンテンツを変更する。
【0020】
図2を用いて、端末20におけるコンテンツの表示について説明する。図2は、第1の実施形態に係る端末20の画面表示の一例を示す図である。
【0021】
端末20は、情報処理サーバ10から配信されたコンテンツ40を画面に表示する。例えば、図2の(A)に示すように、端末20は、タイムラインのメニュー上に、コンテンツ40が投稿された順に表示する。コンテンツ40は、コンテンツを投稿したユーザのアイコン30、コンテンツ情報41、及び反応表示領域42を含む。コンテンツ40は、コンテンツが投稿された時刻、及びコンテンツを投稿したユーザによるコメントを含んでもよい。
【0022】
コンテンツ情報41には、コンテンツ40の内容を示す情報が表示される。例えば、インターネット上のニュース等の記事(以下、WEB記事)が投稿された場合、WEB記事の一部や、WEB記事へのリンクが表示される。また、写真や動画が投稿された場合、投稿された写真や動画が表示される。図2の(A)では、アイコン30Aで示されるユーザAと、アイコン30Cで示されるユーザCによりWEB記事(コンテンツ情報41A、41C)が投稿され、アイコン30Bで示されるユーザBにより写真(コンテンツ情報41B)が投稿される様子を示している。
【0023】
反応表示領域42には、コンテンツ40に対する他のユーザの反応が表示される。他のユーザの反応とは、コンテンツ40に対するコメント、及びコンテンツ40に対する意思表示(例えば、「いいね」の選択)等である。図2の(A)では、コンテンツ40Bに対して、「Yamada」、「Brown」、及びその他3名のユーザからコメントを受けていることを示している。また、コンテンツ40Cに対して、「Yamada」及びその他3名のユーザにより「いいね」の選択がされていることを示している。ユーザから反応表示領域42の選択を受けると、端末20は、反応表示領域42を拡大し、ユーザからの反応の詳細を表示する。
【0024】
図2の(A)の表示形態では、端末20のユーザに関係するユーザによるコンテンツの投稿を時系列に沿って表示できるものの、多数のコンテンツが投稿された場合、端末20のユーザは、重要なコンテンツを認識するのが難しくなるおそれがある。このため、第1の実施形態に係る情報処理サーバ10は、ユーザにとって適切な表示態様でコンテンツを端末20に表示させることを特徴としている。ここで適切な表示態様とは、通常の表示態様とは異なる表示態様で、端末20に表示させることである。例えば、ユーザにとって重要だと推測されるコンテンツを端末20に通常よりも拡大して表示したり、通常よりも強調して表示したりすることである。或いは、ユーザにとって重要でないと推測されるコンテンツを、端末20に通常より縮小して表示したり、表示しないことである。
【0025】
SNSに投稿されるコンテンツの重要度を図る指標の1つが、コンテンツに対する、他のユーザの反応である。他のユーザの反応が大きいコンテンツ程、ユーザにとって重要なコンテンツである可能性が高い。SNSに投稿されるコンテンツは他のユーザに共有され、反応を楽しむことを目的としているため、他のユーザからの反応が大きい程、目的に合致したコンテンツである可能性が高くなる。
【0026】
このため、第1の実施形態に係る情報処理サーバ10は、投稿されたコンテンツに対する他のユーザの反応を基に、端末20に表示させるコンテンツを決定する。
【0027】
図2の(B)は、第1の実施形態における端末20の画面表示の一例を示す図である。図2の(B)では、情報処理サーバ10により、投稿されたコンテンツに対する他のユーザの反応を基に、端末20に表示されるコンテンツが決定された場合の端末20の画面表示を示している。
【0028】
図2の(B)では、他のユーザからの反応がないコンテンツ40Aの代わりに他のユーザからの反応を受けたコンテンツ40Dが表示されている様子を示している。
【0029】
なお、図2の(B)では、他のユーザにより「いいね」の選択がされているものの、他のユーザからコメントを受けていないコンテンツ40Cが表示されているが、情報処理サーバ10はコンテンツ40Cを非表示にし、他のユーザからコメントの投稿を受けているコンテンツを表示するよう決定してもよい。単に「いいね」が選択されているコンテンツよりも、他のユーザから具体的なコメントが投稿されているコンテンツの方が、ユーザにとって重要なコンテンツである可能性が高いからである。
【0030】
情報処理サーバ10は、ユーザにとって重要なコンテンツである可能性が高いコンテンツの表示形態を通常のコンテンツと異なる表示形態で表示するように決定し、端末20に決定された表示形態でコンテンツを表示するように指示してもよい。例えば、ユーザにとって重要なコンテンツである可能性が高いコンテンツとは、他のユーザからコメントの投稿を受けているコンテンツである。情報処理サーバ10は、重要なコンテンツである可能性が高いコンテンツを強調して表示するように、端末20に指示する。強調して表示とは、例えばコンテンツの外枠を強調しての表示、コンテンツのハイライト表示、キャラクターとの表示、及びこれらの組み合わせによる表示等である。
【0031】
図2の(C)は、第1の実施形態における端末20の画面表示の一例を示す図である。図2の(C)では、他のユーザからコメントを受けているコンテンツ40Bが強調されて、ユーザの端末20に表示される様子を示している。
【0032】
情報処理サーバ10は、他のユーザからのコメントの投稿を受けていないコンテンツを、他のユーザからのコメントの投稿を受けているコンテンツと比較して、目立たないように表示するように端末20に指示してもよい。ここで、目立たないように表示するとは、例えば、投稿を受けているコンテンツよりも小さく表示することである。
【0033】
なお、他のユーザの範囲は、コンテンツの投稿先により異なる。コンテンツが、タイムラインに投稿された場合、投稿されたコンテンツは、コンテンツを投稿したユーザと関係のあるユーザに共有される。また、コンテンツが、チャットグループ(例えば、チャットグループA)に投稿された場合、チャットグループAに属するユーザに共有される。
【0034】
情報処理サーバ10は、所定の期間におけるコンテンツに対する反応を記憶し、記憶された反応を基に、コンテンツの表示形態を変更するように端末20に指示してもよい。例えば、所定の期間におけるコンテンツに対するコメントの数が、第1の所定の値(閾値)を上回る場合に、端末20の画面に表示させることを指示してもよい。例えば、所定の期間におけるコンテンツに対するコメントの数が、第2の所定の値(閾値)を上回る場合に、コンテンツを強調して端末20の画面に表示させることを指示してもよい。また、情報処理サーバ10は、所定の期間におけるコンテンツに対するコメントの数を基に、端末20の画面における、コンテンツの表示順を変更してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、コメントが上昇傾向にあるコンテンツを画面の上方に表示されるように、コンテンツの表示順を変更するように指示してもよい。これにより、情報処理サーバ10は、他のユーザの関心が高まっていると想定されるコンテンツを、ユーザの注意を惹きやすいように、端末20に表示させることができる。
【0035】
情報処理サーバ10は、コンテンツに対する他のユーザの反応のデータ量、例えば、コメントのデータ量を基に、コンテンツの表示形態を変更するように端末20に指示してもよい。情報処理サーバ10は、コメントのデータ量が大きい程、ユーザにとって重要なコンテンツである可能性が高いと判断し、表示形態を変更するように端末20に指示してもよい。コメントのデータ量が大きい程、他のユーザにより具体的なコメントが投稿されている可能性が高いと判断できるためである。なお、コメントのデータ量を基に判断する場合についても、情報処理サーバ10は、コメントの数を基に判断する場合と同様の判断を行うことができる。また、情報処理サーバ10は、コメントの数とコメントのデータ量の両方を用いて、コンテンツの表示形態について端末20に指示してもよい。
【0036】
共有コンテンツは、コンテンツを投稿する端末のユーザにより入力され、生成された投稿者コメントを含む場合がある。投稿者コメントを含むコンテンツは、投稿者コメントを含まないコンテンツと比較して、重要なコンテンツである可能性が高い。また、投稿者コメントのデータ量が大きい程、共有コンテンツに対する具体的なコメントを含んでいると推定することができ、他のユーザにとって重要なコンテンツである可能性が高くなる。
【0037】
このため、情報処理サーバ10は、投稿者コメントのデータ量に応じた表示態様で、端末20に共有コンテンツを表示させてもよい。情報処理サーバ10は、投稿者コメントのデータ量が大きい程、より強調された表示態様で、共有コンテンを表示させてもよい。
【0038】
情報処理サーバ10は、他のユーザからのコメントの数、及び/又はコメントのデータ量に加えて、投稿者コメントのデータ量に基づいて、共有コンテンツの表示態様を決定してもよい。
【0039】
<ハードウェア構成>
次に、情報処理システム1に含まれる各装置のハードウェア構成について説明する。
【0040】
(1)情報処理サーバ
情報処理サーバ10は、一般的なコンピュータの構成有している。
【0041】
図3は、第1の実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。図3において、コンピュータ300は、例えば、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303、ストレージ装置304、入力装置305、表示装置306、通信I/F(Interface)307、外部I/F308、及びバス309等を有する。
【0042】
CPU301は、ROM303やストレージ装置304等のメモリからプログラムやデータをRAM302上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ300の制御や機能を実現する演算装置である。ROM303は、コンピュータ300の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operating System)の設定、及び各種設定等のプログラムやデータが格納されている。RAM302は、プログラムやデータを一時保持する揮発性のメモリである。ストレージ装置304は、プログラムやデータを格納している大容量の記憶装置である。
【0043】
入力装置305は、例えばキーボードやマウス等であり、ユーザが各種操作信号を入力するのに用いられる。表示装置306は、例えばディスプレイ等であり、コンピュータ300による処理結果を表示する。なお、入力装置305又は/及び表示装置306は、必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
【0044】
通信I/F307は、コンピュータ300をネットワーク2に接続するためのインタフェースである。外部I/F308は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、外部記憶媒体308a等がある。これにより、コンピュータ300は外部I/F308を介して外部記憶媒体308aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。外部記憶媒体308aには例えば、各種の光学ディスクや、各種のメモリカード等が含まれる。
【0045】
CPU301が、ROM303等に格納されているプログラムを実行することにより、情報処理サーバ10の各機能を実現することができる。
【0046】
(2)端末
図4は、第1の実施形態における端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0047】
端末20は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、入出力装置205、通信I/F206及びディスプレイ207(表示装置)を備える。なお、端末20のハードウェアの各構成要素は、バス208を介して相互に接続される。
【0048】
記憶装置204は各種プログラムを記憶する。CPU201は、記憶装置204に記憶された各種プログラムを実行するコンピュータである。
【0049】
ROM202は不揮発性メモリである。ROM202は、記憶装置204に記憶された各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラムやデータ等を記憶する。
【0050】
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM203は、各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される作業領域として機能する。
【0051】
入出力装置205は、端末20に対する各種指示を入力する入力装置、及び端末20で処理された処理結果を出力する出力装置の機能を含む。入出力装置205は、ディスプレイ207に接続される。本実施形態において、ディスプレイ207は、タッチ反応型ディスプレイ(タッチパネル)とすることができる。通信I/F206は、ネットワーク2を介して端末20と情報処理サーバ10との通信を行う。
【0052】
CPU201が、記憶装置204等に格納されているプログラムを実行することにより、端末20の各機能を実現することができる。
【0053】
<機能構成>
図5を用いて、第1の実施形態に係る機能構成について説明する。図5は、第1の実施形態に係る機能構成の一例を示す図である。
【0054】
(1)情報処理サーバ
情報処理サーバ10は、通信部110、制御部120、情報記憶部130、及び入出力部140を有する。
【0055】
情報処理サーバ10の各機能は以下のように連携する。通信部110は、第1の端末20から他の端末と共有するコンテンツを受信する。また、通信部110は、該コンテンツに対する他の端末20からの反応を取得する。制御部120は、該反応に応じた表示態様で、第2の端末20に該コンテンツを表示させる。
【0056】
通信部110は、ユーザの端末20から投稿されたコンテンツを受信する。投稿されたコンテンツには投稿者コメントを含む場合がある。
【0057】
通信部110は、制御部120の指示に従って、端末20に投稿されたコンテンツの配信を行う。コンテンツの配信の際に、通信部110は、コンテンツの端末20における表示形態、及び各コンテンツの表示順等を通知する。また、通信部110は、端末20からコンテンツに対する反応を受信し、受信した内容を情報記憶部130に通知する。
【0058】
制御部120は、決定部121と、配信制御部125とを有する。
【0059】
決定部121は、情報記憶部130に記憶されているテーブルを参照し、端末20に配信するコンテンツ、配信するコンテンツの表示形態、及び各コンテンツの表示順を決定する処理を実行する。決定部121は、決定する処理を、所定の期間毎に実行する。また、決定部121は、通信部110がコンテンツに対する反応を受信したことに応じて、決定する処理を実行してもよい。決定部121は、情報記憶部130に記憶されているコンテンツに対する反応を基に、コンテンツの表示形態を決定する。なお、決定部121が、コンテンツの表示形態を非表示にすると決定した場合、該コンテンツは端末20に配信されない。また、決定部121は、コンテンツに対する投稿者コメントのデータ量を基に、コンテンツの表示形態を決定してもよい。決定部121は、反応、及び投稿者コメントのデータ量を基に、コンテンツの表示形態を決定してもよい。
【0060】
決定部121は、第1のコンテンツを端末20に表示することを決定した場合に、端末20に既に表示されている第2のコンテンツを非表示にすることを決定してもよい。
【0061】
決定部121は、所定期間におけるコンテンツに対するコメントの数が第1の所定の値を上回る場合に、コンテンツを表示させるように決定してもよい。また、決定部121は、所定期間におけるコンテンツに対するコメントの数が第2の所定の値を上回る場合に、コンテンツを現在設定されている表示形態とは異なる表示形態で、表示させるように決定してもよい。決定部121は、コンテンツに対するコメントのデータ量を基に、同様の決定をしてもよい。また、決定部121は、コンテンツに対するコメントの数とコメントのデータ量とを基に、同様の決定をしてもよい。
【0062】
なお、コメントのデータ量を基に決定を行う場合には、決定部121は、コメントのデータ量の合計値ではなく、投稿されたコメントのうちで最大のデータ量のコメントと、所定の値(閾値)とを比較し、コンテンツの配信と、配信する場合の表示形態とを決定してもよい。
【0063】
配信制御部125は、決定部121により配信すると決定されたコンテンツ、配信するコンテンツの表示形態、及び各コンテンツの表示順を、端末20に通知するように、通信部110に指示する。
【0064】
決定部121は、投稿者コメントのデータ量を基に、コンテンツの表示形態を決定してもよい。また、決定部121は、コンテンツに対するコメントの数、及び/又はコメントのデータ量に加えて、投稿者コメントのデータ量を基に、コンテンツの表示形態を決定してもよい。
【0065】
情報記憶部130は、端末20により投稿されたコンテンツを記憶すると共に、コンテンツの情報を管理するテーブルであるコンテンツ情報管理テーブル130A、端末20へのコンテンツの配信状態を管理するコンテンツ配信状態テーブル130B、及びコンテンツの表示形態を管理する表示形態管理テーブル130Cを有する。各テーブルで記憶する情報については後述する。
【0066】
情報記憶部130は、受信したコンテンツに対する反応を、通信部110を介して取得し、コンテンツ情報管理テーブル130Aを更新する。また、情報記憶部130は、配信したコンテンツの表示状態を、通信部110を介して取得し、コンテンツ配信状態テーブル130Bを更新する。
【0067】
入出力部140は、情報処理サーバ10の管理者から各種入力を受け付ける。また、情報処理サーバ10の状態を表示する。
【0068】
(2)情報記憶部で記憶するテーブル
図6乃至図8を用いて情報記憶部130で保持する各種テーブルについて説明する。
【0069】
図6は、第1の実施形態に係るコンテンツ情報管理テーブル130Aの一例を示す図である。
【0070】
コンテンツ情報管理テーブル130Aは、端末20により投稿されたコンテンツに関する各種情報を記憶する。具体的には、コンテンツ識別子、投稿ユーザ識別子、投稿先、配信対象ユーザ数、配信済みユーザ数、閲覧数(閲覧率)、及び反応が対応付けられて、コンテンツ情報管理テーブル130Aに記憶される。
【0071】
コンテンツ識別子は、投稿されたコンテンツを一意に特定するための識別子である。コンテンツ識別子は、情報処理サーバ10により投稿されたコンテンツに付与される。投稿ユーザ識別子は、コンテンツを投稿した端末20のユーザを一意に特定するための識別子である。
【0072】
投稿者コメント量は、コンテンツの投稿者によるコンテンツに対するコメントである投稿者コメントのデータ量を表す。コンテンツに投稿者コメントを含まない場合、投稿者コメント量には0(kbyte)が設定される。
【0073】
投稿者コメントの欄に記憶されている値が大きい程、ユーザが投稿したコンテンツに対して投稿者の具体的なコメントが含まれていると想定されるため、重要なコンテンツである可能性が高い。
【0074】
投稿先は、コンテンツが共有される他のユーザを特定するために用いる情報要素である。例えば、投稿先が、「Timeline(タイムライン)」の場合、コンテンツを投稿したユーザと関係するユーザに、投稿されたコンテンツが共有される。例えば、投稿先が、「Talk Room "XXX"」の場合、チャットグループである「Talk Room "XXX"」のメンバーとして登録されているユーザに、投稿されたコンテンツが共有される。
【0075】
配信対象ユーザ数は、投稿されたコンテンツが配信されるユーザ数である。具体的には、「Timeline」にコンテンツが投稿された場合、ユーザと関係するユーザとして登録されているユーザの数である。また、「Talk Room "XXX"」にコンテンツが投稿された場合、チャットグループ「Talk Room "XXX"」のメンバーとして登録されているユーザの数である。
【0076】
配信済みユーザ数は、投稿されたコンテンツが既に配信されたユーザの数を表す。
【0077】
閲覧数は、投稿されたコンテンツを閲覧したユーザの数を表す。なお、閲覧率は、閲覧数を、配信済みユーザ数で割ることにより算出される。
【0078】
反応の欄には、ユーザにより投稿されたコンテンツに対する、他のユーザの反応が記憶される。具体的には、コンテンツ毎に、意思表示数と、コメント数と、コメント量(コメントのデータ量)とが記憶される。意思表示数は、コンテンツに対して、「いいね」等の意思表示をしたユーザの数である。コメント数は、コンテンツに対して、投稿されたコメントの数である。コメント量は、コンテンツに対して、投稿されたコメントのデータ量の合計である。なお、コメント量の平均値は、コメント量をコメント数で割ることにより算出される。コンテンツ情報管理テーブル130Aは、各コメントのデータ量を記憶してもよい。
【0079】
反応の欄に記憶されている値が大きい程、ユーザが投稿したコンテンツに対する他のユーザの反応が大きいことを表しているため、重要なコンテンツである可能性が高い。
【0080】
図7は、第1の実施形態に係るコンテンツ配信状態テーブル130Bの一例を示す図である。コンテンツ配信状態テーブル130Bは、コンテンツの配信先の端末20のユーザ毎に生成される。図7はユーザAのコンテンツ配信状態テーブル130Bを表している。
【0081】
コンテンツ配信状態テーブル130Bには、配信するコンテンツ及び配信するコンテンツの表示形態等が記憶される。また、コンテンツ配信状態テーブル130Bには、コンテンツの配信状態と閲覧状態とが記憶される。
【0082】
コンテンツ配信状態テーブル130Bには、コンテンツ表示順、コンテンツ識別子、配信状態、閲覧状態、及び表示形態が記憶される。
【0083】
配信状態には、「配信済み」又は「未配信」が設定される。また、閲覧状態には「閲覧済み」又は「未閲覧」が設定される。閲覧状態は、端末20から取得した情報に基づいて更新される。
【0084】
表示形態には、サイズと、強調パターンとが設定される。サイズは、コンテンツが端末20上に表示されるサイズであり、強調パターンは、コンテンツが通常と異なるハイライト表示等をされる場合の表示パターンである。決定部121が、表示形態管理テーブル130Cを参照して、各コンテンツのサイズと、強調パターンとを決定する。
【0085】
図8は、第1の実施形態に係る表示形態管理テーブル130Cの一例を示す図である。
【0086】
表示形態管理テーブル130Cは、決定部121が、コンテンツの端末20での表示形態を設定するために用いられるテーブルである。
【0087】
表示形態管理テーブル130Cは、端末20上でのコンテンツの表示サイズの設定値に関する情報である「サイズ」と、コンテンツの強調パターンに関する情報である「強調パターン」とを記憶している。
【0088】
決定部121は、表示形態管理テーブル130Cを参照し、配信するコンテンツの表示サイズを「拡大」、「通常」、又は「縮小」のいずれかから選択する。また、コンテンツを強調して表示する場合、決定部121は、強調パターンを選択する。例えば、他のユーザのコンテンツに対する反応から、重要なコンテンツである可能性が高い場合に、決定部121は、コンテンツを強調して端末20に表示させることを判断し、表示形態管理テーブル130Cに管理されているパターンから、強調表示のパターンを選択する。
【0089】
(3)端末
端末20は、通信部210、表示部220、入力部230、制御部240、及び情報記憶部250を有する。
【0090】
端末20の各機能部は以下のように連携する。通信部210は、情報処理サーバ10から他のユーザ端末と共有するコンテンツを受信する。表示部220は、受信したコンテンツを、該コンテンツに対する他の端末20からの反応に応じて決定された表示態様で、表示する。以下、其々の機能部の機能について説明する。
【0091】
通信部210は、情報処理サーバ10から、コンテンツと、コンテンツの配置順と、該コンテンツの表示形態に関する指示とを受信する。また、通信部210は、制御部240の指示を受けて、配信されたコンテンツに対するユーザの反応を情報処理サーバ10に通知する。
【0092】
表示部220は、制御部240の指示を受けて、情報処理サーバ10から受信したコンテンツを、指示された表示形態で表示する。
【0093】
入力部230は、端末20のユーザから表示されているコンテンツに関する操作を受け付ける。例えば、表示されているコンテンツに対する、「いいね」等の意思表示、及びコメント等の反応を受け付ける。また、入力部230は、端末20のユーザから端末20に関する各種操作を受け付ける。
【0094】
制御部240は、通信部210が情報処理サーバ10から受信したコンテンツを、情報処理サーバ10から通知された表示順、及び各コンテンツの表示形態に基づいて表示するように表示部220に指示する。情報処理サーバ10から表示されているコンテンツを非表示にするように指示された場合、制御部240は、表示部220に表示されているコンテンツを非表示にすると共に、情報処理サーバ10から表示することを指示されたコンテンツを表示部220に表示させる。
【0095】
入力部230が、表示されているコンテンツに対する反応を受け付けた場合、制御部240は、通信部210に、受け付けた反応を情報処理サーバ10に報告するように指示する。制御部240は、表示部220に表示されているコンテンツの閲覧状態を、通信部210を介して情報処理サーバ10に通知する。また、端末20の各機能部に対して各種制御を行う。
【0096】
情報記憶部250は、情報処理サーバ10から受信したコンテンツと、コンテンツの表示形態と、コンテンツの配置順とを対応付けて記憶する。情報記憶部250は、表示形態管理テーブル130Cと同じテーブル(表示形態管理テーブル230C)を記憶する。表示形態管理テーブル230Cに記憶される情報要素は、情報処理サーバ10から端末20に通知される。制御部240は、表示形態管理テーブル230Cを参照して、情報処理サーバ10から通知されたコンテンツの表示形態を特定する。
【0097】
また、情報記憶部250は、端末20及び、端末20のユーザに関する各種情報を記憶する。
【0098】
<動作手順>
図9乃至図11を用いて、第1の実施形態に係る動作手順について説明する。
【0099】
図9は、第1の実施形態に係る動作シーケンス(その1)の一例を示す図である。
【0100】
図9の(A)は、端末20Aから情報処理サーバ10にコンテンツが投稿され、他の端末20(端末20B、端末20C)に配信されるときのシーケンスである。
【0101】
ステップS901で、端末20Aの通信部210は、情報処理サーバ10にコンテンツ(コンテンツ40A)を投稿する。
【0102】
ステップS902で、情報処理サーバ10の決定部121は、端末20B及び端末20Cにコンテンツ40Aを配信することを決定する。
【0103】
ステップS903で、情報処理サーバ10の通信部110は、配信制御部125の指示を受けて、コンテンツ40Aを、端末20B及び端末20Cに配信する。
【0104】
なお、配信するコンテンツの決定、及び配信の手順の詳細については後述する。
【0105】
図9の(B)は、情報処理サーバ10が、配信したコンテンツ40Aに対する反応を端末20から受信するときのシーケンスである。
【0106】
ステップS904で、情報処理サーバ10の通信部110は、端末20B及び端末20Cから、コンテンツ40Aに対する反応を受信する。
【0107】
ステップS905で、情報処理サーバ10の情報記憶部130は、端末20B及び端末20Cから受信した反応を記憶する。また、情報記憶部130は、受信した反応に基づいてコンテンツ情報管理テーブル130Aを更新する。例えば、受信した反応が「いいね」等の意思表示である場合、情報記憶部130は、受信した意思表示の数をコンテンツ40Aの「意思表示数」に加算する。例えば、受信した反応がコメントの場合、情報記憶部130は、受信したコメントの数を「コメント数」に追加し、受信したコメントのサイズを「コメント量」に追加する。
【0108】
図10は、第1の実施形態に係る動作シーケンス(その2)の一例を示す図である。
【0109】
ステップS1001で、端末20Dの通信部210は、情報処理サーバ10にコンテンツの配信要求を送信する。配信要求には、端末20DのユーザであるユーザDの識別子を含む。
【0110】
ステップS1002で、情報処理サーバ10の決定部121は、コンテンツ情報管理テーブル130Aを基に、端末20Dに配信するコンテンツを選択する。また、決定部121は、表示形態管理テーブル130Cを参照して配信されるコンテンツの表示形態を決定する。
【0111】
具体的には、決定部121は、コンテンツ情報管理テーブル130Aの「投稿先」を確認し、ユーザDに配信する対象のコンテンツを抽出する。ユーザが属しているチャットグループに投稿されたコンテンツ、及びユーザと関係のあるユーザのタイムライン(Timeline)に投稿されたコンテンツが抽出される。次に、決定部121は、「反応」の欄を参照し、配信するコンテンツと、配信するコンテンツの表示形態を決定する。他のユーザの端末20から「反応」を受信しているコンテンツは、他のユーザの注意を惹いている可能性が高いため、コンテンツ要求を送信した端末20DのユーザDにとって重要なコンテンツであることが推測できる。このため、決定部121は、「反応」の欄の各情報要素に大きな値が設定されているコンテンツを配信するコンテンツとして優先的に選択する。
【0112】
例えば、決定部121は、「意思表示数」の欄の値を基に配信するコンテンツを選択してもよい。例えば、コンテンツAの「意思表示数」の値が所定の値を上回る場合に、決定部121は、コンテンツAを配信するコンテンツとして選択してもよい。
【0113】
例えば、決定部121は、「コメント数」の欄の値を基に配信するコンテンツを選択してもよい。例えば、コンテンツAの「コメント数」の値が所定の値を上回る場合に、決定部121は、コンテンツAを配信するコンテンツとして選択してもよい。
【0114】
例えば、決定部121は、「コメント量」の欄の値を基に配信するコンテンツを選択してもよい。例えば、コンテンツAの「コメント量」の値が所定の値を上回る場合に、決定部121は、コンテンツAを配信するコンテンツとして選択してもよい。
【0115】
コンテンツの「意思表示数」、「コメント数」、及び「コメント数」の2つ以上から、決定部121は、配信するコンテンツを決定してもよい。
【0116】
決定部121は、配信すると決定したコンテンツについて表示形態を決定する。決定部121は、表示形態管理テーブル130Cを参照し、コンテンツの表示サイズと強調パターンとを決定する。「反応」の欄に設定されている値が、所定の値より大きい場合には、端末20D上でコンテンツが認識され易いように、大きいサイズでかつハイライト等で強調されて表示されることが好ましい。
【0117】
決定部121は、ユーザDに配信するコンテンツに関する情報を、コンテンツ配信状態テーブル130Bに記憶するように、情報記憶部130に指示する。情報記憶部130は、指示に基づいて、配信するコンテンツに関する情報を、コンテンツ配信状態テーブル130Bに記憶する。
【0118】
なお、決定部121は、「反応」に値が設定されていないコンテンツを配信することを決定してもよい。コンテンツが配信されないと、端末20からの「反応」を受信できないためである。この場合、配信対象の全ユーザの端末20ではなく、一部のユーザの端末20に絞って配信してもよい。
【0119】
「反応」に値が設定されていないコンテンツは、重要でないコンテンツの可能性が高い。このため、決定部121は、該コンテンツについて通常のコンテンツより目立たない表示形態で表示するように決定してもよい。この場合、決定部121は、該コンテンツの「表示形態」において、サイズを「縮小」と設定してもよい。
【0120】
決定部121は、配信するコンテンツの表示順を決定する。決定部121は、コンテンツが投稿された順番に表示されるように表示順を決定してもよいし、他のユーザからの「反応」を多く受けているコンテンツ、例えば、コメント数やコメント量に設定されている値が大きいコンテンツが、上位に表示されるように表示順を決定してもよい。
【0121】
ステップS1003で、配信制御部125は、通信部110にコンテンツを配信することを指示する。通信部110は、端末20Dにコンテンツを配信する。コンテンツは、コンテンツの表示順と表示形態と共に端末20Dに送信される。
【0122】
ステップS1004で、端末20Dの制御部240は、受信したコンテンツを、情報処理サーバ10に指示された表示順で表示することを表示部220に指示する。また、制御部240は、各コンテンツを指示された表示形態に従って表示することを表示部220に指示する。表示部220は、制御部240からの指示に従って、受信したコンテンツを表示する。
【0123】
ステップS1005で、決定部121は、ステップS1003のコンテンツの配信から所定の期間経過後に、端末20Dに表示させるコンテンツを更新する処理を行う。
【0124】
決定部121は、ステップS1002と同じ手順を用いて配信するコンテンツと、コンテンツの表示形態を決定してもよい。或いは、決定部121は、所定の期間(例えば、コンテンツ配信から1日、3時間)における、「反応」の変化の程度により、配信するコンテンツと、コンテンツの表示形態とを決定してもよい。例えば、コメント数や、コメント量の増加率が所定の値以上の場合に、配信するコンテンツとして決定してもよい。「反応」が増加傾向にあるコンテンツは、他のユーザの注意を惹いている可能性が高く、ユーザDにとって有用であると推測できるためである。
【0125】
なお、ステップS1005の処理は端末20Dから、新たなコンテンツの配信要求を受信したことに応じて実行されてもよい。
【0126】
ステップS1006で、ステップS1003と同様に、端末20Dにコンテンツを配信する。
【0127】
ステップS1007で、端末20Dの制御部240は、受信したコンテンツを表示することを表示部220に指示する。
【0128】
例えば、ステップS1007で、通常の表示形態で表示中のコンテンツに対して強調された表示形態で表示するように、情報処理サーバ10から指示を受けた場合、表示部220は、表示中のコンテンツの表示形態を強調された表示形態に変更する。閲覧中にコンテンツの表示が変更されるため、端末20DのユーザDから認識され易くなる。
【0129】
また、例えば、ステップS1007で、表示中のコンテンツと異なるコンテンツを表示することを指示された場合、表示部220は、表示中のコンテンツを非表示にし、指示されたコンテンツを表示する。
【0130】
図11は、第1の実施形態に係る情報処理サーバ10の処理を示すフローチャートを示す図である。
【0131】
ステップS1101で、情報処理サーバ10の通信部110は、端末20からコンテンツの配信要求を受信する。
【0132】
ステップS1102で、情報処理サーバ10の決定部121は、コンテンツ情報管理テーブル130Aから配信候補のコンテンツを抽出する。
【0133】
ステップS1103で、情報処理サーバ10の決定部121は、コンテンツ情報管理テーブル130Aの「反応」の欄を参照して、抽出されたコンテンツが他のユーザからの「反応」に関する条件を満たすか否かを判断する。条件を満たす場合(ステップS1103 YES)、ステップS1104に進む。一方、条件を満たさない場合(ステップS1103 NO)、ステップS1102に戻る。
【0134】
ステップS1104で、情報処理サーバ10の決定部121は、抽出されたコンテンツを端末20に配信するコンテンツとして選択し、該コンテンツの表示形態を決定する。
【0135】
ステップS1105で、情報処理サーバ10の決定部121は、所定の数のコンテンツが抽出されたか否かを判断する。ここで、所定の数とは、端末20に一度に配信するコンテンツの数である。所定の数のコンテンツが抽出された場合(ステップS1105 YES)、処理を終了する。一方、所定の数のコンテンツが抽出されていない場合(ステップS1105 No)、ステップS1102に戻る。
【0136】
ここで、ステップS1103における他のユーザからの「反応」に関する条件については、様々な設定が可能である。上述したように、所定の期間の「意思表示数」、「コメント数」、又は「コメント量」が所定の値を上回るかを、条件としてもよいし、これらの組み合わせを条件としてもよい。また、所定の期間における「意思表示数」、「コメント数」、又は「コメント量」の値の増加率が所定の値を上回るかを条件としてもよいし、これらの組み合わせを条件としてもよい。
【0137】
決定部121は、1つのコメントが所定のサイズを上回る場合に条件を満たすと判断してもよい。長いコメントは、コンテンツに対する確認すべき意見である可能性が高いためである。
【0138】
上述した動作手順では、他のユーザからの「反応」を基に、コンテンツの表示形態が決定される場合について説明したが、他のユーザからの「反応」に加えて、投稿者コメントのデータ量を基に、コンテンツの表示形態が決定されてもよい。この場合、端末20Aがコンテンツを情報処理サーバ10に投稿するときに、該コンテンツに対する投稿者コメントも投稿される。
【0139】
なお、上述した実施形態では、コンテンツはユーザから投稿されることを前提に説明したが、広告主等により投稿される広告コンテンツに対しても同様の処理が可能であることは勿論である。グループ内で注目度の高い広告コンテンツを表示させることで、広告効果を高めることが期待できる。
【0140】
<変形例1>
投稿されたコンテンツが、投稿後所定の期間経過後、例えば2〜3日経過後に、他のユーザからのコメントを受けることも想定される。この場合、情報処理サーバ10は、上述したように該コンテンツについて、端末20に強調して表示させてもよいし、投稿後所定期間経過したコンテンツがコメント等の反応を受けた旨を通知する表示をしてもよい。
【0141】
図12は、変形例1に係る端末20の画面の表示の一例を示す図である。
【0142】
図12の(A)のように、情報処理サーバ10は、端末20に、投稿から所定の期間経過したコンテンツを表示部220の上部に通常よりも縮小して、表示させてもよい。図12の(A)では、投稿されてから2日経過したコンテンツ40Eが、他のユーザからコメントを受けた旨が、表示される様子を示している。
【0143】
また、図12の(B)のように、情報処理サーバ10は、端末20に、投稿から所定の期間経過したコンテンツがコメントを受けた旨をアイコン30を用いて表示させてもよい。図12の(B)では、投稿されてから所定の期間経過したコンテンツがコメントを受けた場合、端末20の表示部220に設定された領域50(HOT Post Owners)に、コンテンツを投稿したユーザのアイコン30が表示される。端末20の入力部230がアイコン30Eの選択を受け付けると、表示部220にアイコン30Eで示されるユーザEにより投稿されたコンテンツが表示される。ここで、「HOT Post Owners」は、他のユーザから投稿したコンテンツに対するコメントを受けているユーザであることを示す標記である。
【0144】
変形例1のようにコンテンツを表示させることにより、コンテンツの投稿から所定の期間経過した場合でも、端末20のユーザにコンテンツに対する反応を認識させることができる。
【0145】
<変形例2>
情報処理サーバ10の決定部121は、特定の投稿先に投稿されたコンテンツに対しては、全て配信するように動作してもよい。情報処理サーバ10は、「特定の投稿先」の設定を、ユーザ単位、及びグループ単位で受け付け、情報記憶部130に記憶する。決定部121は、「特定の投稿先」の設定を参照し、「特定の投稿先」として設定されている投稿先に投稿された全てのコンテンツを配信する決定をする。配信されるコンテンツを受信するかは受信するユーザにより設定されてもよい。これにより、各ユーザが受信したいコンテンツを任意に受信することができる。
【0146】
グループの情報共有等の用途で用いられている「投稿先」等について、「特定の投稿先」として設定することにより、全てのコンテンツが配信されるため、情報の共有漏れ等のリスクがなくなる。なお、特定の投稿先について全てのコンテンツを配信する場合でも、決定部121は、コンテンツに対する反応から、コンテンツの表示形態を決定してもよい。
【0147】
「特定の投稿先」の設定により、端末20のユーザは配信されるコンテンツの量を調整することが可能となる。
【0148】
<変形例3>
上述した実施形態では、情報処理サーバ10の決定部121は、投稿されたコンテンツに対する反応の数(意思表示数、コメント数、コメント量)が所定の値を上回るか否かの判断を行い、所定の値を上回る場合に、配信コンテンツとして選択することや、コンテンツを強調された表示形態で表示することを決定していた。所定の値は、ユーザ毎、又は投稿先(グループ)毎に設定され、情報記憶部130に記憶されてもよい。決定部121は、情報記憶部130に設定された所定の値を参照し、配信するコンテンツの選択や、選択されたコンテンツの表示形態の決定を行う。これにより、投稿されたコンテンツをユーザの用途や好みに応じて表示させることが可能となる。
【0149】
例えば、重要なコンテンツのみを表示させたいユーザについては、情報記憶部130に記憶される、所定の値にある程度大きい値が設定される(例えば、コメント数=10等)。
【0150】
例えば、多くのコンテンツを表示させたユーザについては、情報記憶部130に記憶される、所定の値に小さい値が設定される。
【0151】
投稿先のグループについても同様に所定の値を調整することが可能である。
【0152】
[その他]
情報処理サーバ10は、情報処理装置の一例である。端末20は、ユーザ端末の一例である。情報処理サーバ10の各機能が別のハードウェア上に実装されてもよい。この場合、別のハードウェア上に実装された各機能が連携することにより情報処理サーバ10の機能を実現する。例えば、情報処理サーバ10は、他の装置に実装されている情報記憶部130から情報を取得して、上述した動作を実現してもよい。
【0153】
通信部110は、受信部、及び取得部の一例である。制御部120、決定部121、及び配信制御部125は、表示制御部の一例である。
【0154】
上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、情報処理サーバ10、及び端末20に供給してもよい。そして、情報処理サーバ10、及び端末20が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体には、上述したコンテンツの表示制御方法を、情報処理サーバ10、及び端末20に実行させるプログラムが記憶される。
【0155】
具体的には、他の端末20と共有するコンテンツを受信するステップと、受信した前記コンテンツを、前記コンテンツに対する他の端末20からの反応に応じて決定された表示態様で、表示するステップと、を端末20に実行させるプログラムが、記憶媒体に記憶される。
【0156】
また、第1の端末20から他の端末20と共有するコンテンツを受信するステップと、前記コンテンツに対する他の端末20からの反応を取得するステップと、前記反応に応じた表示態様で、第2の端末20に前記コンテンツを表示させるステップと、を情報処理サーバ10に実行させるプログラムが、記憶媒体に記憶される。
【0157】
そして、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。
【0158】
また、コンピュータ装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に従って、コンピュータ装置上で動作しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよいことは言うまでもない。
【0159】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
【符号の説明】
【0160】
1 情報処理システム
10 情報処理サーバ
20 端末
110 通信部
120 制御部
121 決定部
125 配信制御部
130 情報記憶部
130A コンテンツ情報管理テーブル
130B コンテンツ配信状態テーブル
130C 表示形態管理テーブル
140 入出力部
210 通信部
220 表示部
230 入力部
240 制御部
250 情報記憶部
【要約】
【課題】投稿されたコンテンツを、ユーザにとって適切な表示態様で表示させる。
【解決手段】第1のユーザ端末から他のユーザ端末と共有するコンテンツを受信するステップと、 前記コンテンツに対する他のユーザ端末からの反応を取得するステップと、 前記反応に応じた表示態様で、第2のユーザ端末に前記コンテンツを表示させるステップと、を有する表示制御方法が提供される。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12