(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6126476
(24)【登録日】2017年4月14日
(45)【発行日】2017年5月10日
(54)【発明の名称】接着シートおよび接着シートの貼付方法ならびに接着シートの製造方法
(51)【国際特許分類】
C09J 7/02 20060101AFI20170424BHJP
H01L 21/683 20060101ALI20170424BHJP
H01L 21/02 20060101ALI20170424BHJP
【FI】
C09J7/02 Z
H01L21/68 N
H01L21/02 C
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-139559(P2013-139559)
(22)【出願日】2013年7月3日
(65)【公開番号】特開2015-13910(P2015-13910A)
(43)【公開日】2015年1月22日
【審査請求日】2016年5月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000102980
【氏名又は名称】リンテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000637
【氏名又は名称】特許業務法人樹之下知的財産事務所
(72)【発明者】
【氏名】杉下 芳昭
【審査官】
澤村 茂実
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−056715(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3134063(JP,U)
【文献】
特開2008−115259(JP,A)
【文献】
特開平05−343517(JP,A)
【文献】
特開2009−253081(JP,A)
【文献】
特開2011−171545(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C09J 7/00−7/04
H01L 21/02,21/301,21/304,21/683
G09F 3/00−3/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
方位を特定する基準部が所定の位置に設けられた半導体ウエハに貼付される接着シートであって、
基材シートと、
前記基材シートの一方の面に積層された接着剤層とを備え、
前記接着剤層は、同一面内で互いに隣接した状態で積層され、超音波反射特性の異なる第1接着剤層および第2接着剤層と、前記第1接着剤層および前記第2接着剤層間の境界とを備え、
前記基準部に対して前記境界が位置的に所定の法則性をもって当該接着シートが半導体ウエハに貼付されたときに、当該半導体ウエハの方位を前記境界によって特定することができることを特徴とする接着シート。
【請求項2】
方位を特定する基準部が所定の位置に設けられた半導体ウエハに貼付される接着シートの貼付方法であって、
基材シートと、
前記基材シートの一方の面に積層されるとともに、同一面内で互いに隣接し、超音波反射特性の異なる第1接着剤層および第2接着剤層と、前記第1接着剤層および前記第2接着剤層間の境界とを備えた接着シートを用い、
半導体ウエハの方位を前記境界によって特定することができるように、前記基準部に対して前記境界に位置的に所定の法則性をもたせて当該接着シートを半導体ウエハに貼付することを特徴とする接着シートの貼付方法。
【請求項3】
方位を特定する基準部が所定の位置に設けられた半導体ウエハに貼付される接着シートの製造方法であって、
基材シートの一方の面に第1接着剤層および当該第1接着剤層に対して超音波反射特性の異なる第2接着剤層を互いに隣接させて設けることで、前記第1接着剤層および前記第2接着剤層間に境界を形成する工程と、
前記境界を内側に収めた状態で少なくとも前記基材シートを貫通する閉ループ状の切込を形成する工程とを実施することを特徴とする接着シートの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、接着シートおよび接着シートの貼付方法ならびに接着シートの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、半導体製造工程において、半導体ウエハ(以下、単にウエハという場合がある)に貼付する接着シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の保護テープ(接着シート)は、外縁に結晶方位を示すノッチ(基準部)が形成されたウエハ(被着体)の一方の面に貼付される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−150177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載されたような接着シートが貼付された被着体は、例えば、研削装置や切断装置といった他の装置に搬送された後も、検出手段で基準部が検出され、当該基準部の位置に基づいて方位が特定され、各種の処理が行われる。
しかしながら、被着体に割れや損傷等が発生した場合、他の装置の検出手段がこの割れや損傷等を基準部と誤認識してしまい、被着体の方位を特定することができなくなり、被着体の処理に支障をきたすという不都合がある。
【0005】
本発明の目的は、被着体の方位を他の装置に認識させることができる接着シートおよび接着シートの貼付方法ならびに接着シートの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の接着シートは、
方位を特定する基準部が所定の位置に設けられた半導体ウエハに貼付される接着シートであって、基材シートと、前記基材シートの一方の面に積層された接着剤層とを備え、前記接着剤層は
、同一面内で
互いに隣接した状態で積層され
、超音波反射特性の異なる第1接着剤層および第2接着剤層と、前記第1接着剤層および前記第2接着剤層間の境界とを備え、
前記基準部に対して前記境界が位置的に所定の法則性をもって
当該接着シートが半導体ウエハに貼付されたときに、当該
半導体ウエハの方位を
前記境界によって特定することができ
ることを特徴とする。
【0007】
本発明の接着シートの貼付方法は、
方位を特定する基準部が所定の位置に設けられた半導体ウエハに貼付される接着シートの貼付方法であって、基材シートと、前記基材シートの一方の面に積層されるとともに、同一面内で
互いに隣接
し、超音波反射特性の異なる第1接着剤層および第2接着剤層と、前記第1接着剤層および前記第2接着剤層間の境界
とを備えた接着シートを用い、
半導体ウエハの方位を
前記境界によって特定することができるように、
前記基準部に対して前記境界
に位置的に所定の法則性を
もたせて当該接着シートを半導体ウエハに貼付することを特徴とする。
【0008】
本発明の接着シートの製造方法は、
方位を特定する基準部が所定の位置に設けられた半導体ウエハに貼付される接着シートの製造方法であって、基材シートの一方の面に第1接着剤層および当該第1接着剤層に対して超音波反射特性の異なる第2接着剤層を
互いに隣接させて設けることで
、前記第1接着剤層および前記第2接着剤層間に境界を形成する工程と、前記境界を内側に収めた状態で少なくとも前記基材シートを貫通する閉ループ状の切込を形成する工程とを実施することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
以上のような本発明によれば、第1接着剤層と第1接着剤層に対して超音波反射特性の異なる第2接着剤層との境界が設けられているため、接着シートが貼付された被着体の方位を他の装置に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】(A)は本発明の一実施形態に係る接着シートの使用例を示す斜視図。(B)は接着シートの断面図。
【
図3】(A)および(B)は変形例に係る接着シートの断面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、接着シートASは、基材シートBSと、基材シートBSの一方の面に積層された接着剤AD層とを備え、被着体としてのウエハWFの形状に合わせた円形形状に形成されている。なお、ウエハWFの外縁には、当該ウエハWFの結晶方位を示す基準部としてのノッチVNが形成されている。
【0012】
接着剤AD層は、第1接着剤AD1層と、第1接着剤AD1層に対して超音波反射特性の異なる第2接着剤AD2層とを備えている。また、第1接着剤AD1層と第2接着剤AD2層とが同一面内で隣接した状態で積層されることで、接着シートASの中心SCを通り、当該接着シートASの一端から他端にまで達する直線状の境界CLが形成されている。
【0013】
ここで、第1接着剤AD1層と第2接着剤AD2層との超音波反射特性を異ならせるには、例えば、一方の接着剤に対して他方の接着剤の硬度、粘度、組成等を変更してもよいし、同じ硬度、粘度、組成等からなる接着剤であっても、金属粉、樹脂粉、ガラス粉、陶器粉、木粉等の添加物を添加したりしてもよい。
【0014】
以上の接着シートASは、所定の法則性をもってウエハWFに貼付されたとき、すなわち、
図1(A)に示すように、ノッチVNの中心VCとウエハWFの中心WCとを通る直線WL上に境界CLが重なるように貼付されたとき、接着シートASに向けて発信された超音波の反射波を超音波センサ等の図示しない検知手段で検知することで、第1接着剤AD1層と第2接着剤AD2層との超音波反射特性が異なることで生じる反射波の違い(例えば波長や反射量の違い)により境界CLの位置を検知することができ、ノッチVNの位置やウエハWFの方位を特定することができる。これにより、例えば、ウエハWFの外縁に割れや損傷等が発生した場合でも、他の装置に境界CLとノッチVNとの位置的な所定の法則性を記憶させておけば、当該他の装置にウエハWFの方位を認識させることができる。なお、境界CLのいずれの一方にノッチVNが配置されているかは、第1接着剤AD1層と第2接着剤AD2層の超音波反射特性が解っているので、例えば、ウエハWFを回転させながら接着シートASに向けて超音波を発信する場合、図示しない検知手段が検出した反射波の変化パターンから判断することができる。
【0015】
次に、シート製造装置1による接着シートASの製造方法について説明する。
図2において、シート製造装置1は、帯状の基材シートBSを繰り出す基材シート繰出手段2と、基材シートBSの一方の面に第1接着剤AD1層を積層する第1接着剤層積層手段3と、基材シートBSの一方の面に第1接着剤AD1層に隣接した状態で第2接着剤AD2層を積層することで境界CLを形成する第2接着剤層積層手段4と、接着剤AD層を硬化させる硬化手段5と、帯状の剥離シートRLを繰り出す剥離シート繰出手段6と、境界CLに対する所定の位置であって、当該境界CLを内側に収めた状態で少なくとも基材シートBSを貫通する閉ループ状の切込CUを形成し、当該切込CUの内側に接着シートASを形成する切断手段7と、剥離シートRLに接着シートASが仮着された原反RSを回収する回収手段8とを備えている。
【0016】
基材シート繰出手段2は、駆動機器としての回動モータ21によって回転可能に設けられ、基材シートBSを支持する支持ローラ22と、基材シートBSを案内するガイドローラ23とを備えている。
【0017】
第1接着剤層積層手段3は、駆動機器としての回動モータ31により回転可能に設けられ、接着剤ストック部3Aから第1接着剤AD1をかき出して基材シートBSの一方の面に転写する転写ローラ32と、転写ローラ32に対向配置されたプラテンローラ33とを備えている。
【0018】
第2接着剤層積層手段4は、第1接着剤層積層手段3と同様の構成であり、第1接着剤層積層手段3における付番の先頭3の記号を4に置き換えることで説明ができるので、その説明を省略する。
【0019】
硬化手段5は、接着剤AD層の硬化特性に応じて、例えば、熱風、紫外線、赤外線、マイクロ波、冷風、自然風等の定着化エネルギーを発するものが採用されている。
【0020】
剥離シート繰出手段6は、駆動機器としての回動モータ61により回転可能に設けられ、剥離シートRLを支持する支持ローラ62と、剥離シートRLを基材シートBSの繰出方向に案内するガイドローラ63と、ガイドローラ63に対向配置されたピンチローラ64とを備えている。
【0021】
切断手段7は、駆動機器としての回動モータ71により回転可能に設けられ、外周に閉ループ状の切断刃72を有するカッターローラ73と、カッターローラ73に対向配置されたプラテンローラ74とを備えている。なお、切断手段7は、レーザカッタ等の他の切断手段を採用してもよい。
【0022】
回収手段8は、駆動機器としての回動モータ81によって回転可能に設けられ、原反RSを回収する回収ローラ82と、原反RSを案内するガイドローラ83とを備えている。
【0023】
以上のシート製造装置1において、接着シートASを製造する手順を説明する。
先ず、基材シートBSおよび剥離シートRLを
図2に示すようにセットする。 次に、基材シート繰出手段2、第1および第2接着剤層積層手段3、4、剥離シート繰出手段6、切断手段7、および回収手段8が各回動モータ21、31、41、61、71、81を同期させて駆動し、基材シートBSおよび剥離シートRLを繰り出す。次いで、第1接着剤層積層手段3が、基材シートBSの一方の面における短寸幅方向の一方側の領域に、当該基材シートBSの繰出方向に沿って溶融状態の第1接着剤AD1を積層する。そして、第2接着剤層積層手段4が、基材シートBSの一方の面における短寸幅方向の他方側の領域に溶融状態の第2接着剤AD2を積層し、原接着シートRASを形成する。これにより、原接着シートRASの接着剤AD層に、基材シートBSの繰出方向に延びる直線状の境界CLを形成することができる。
【0024】
そして、硬化手段5が接着剤AD層を硬化した後、剥離シート繰出手段6がガイドローラ63とピンチローラ64とで原接着シートRASおよび剥離シートRLを挟み込み、剥離シートRLに原接着シートRASを仮着する。その後、切断手段7が基材シートBS側から閉ループ状の切込CUを形成し、当該切込CUの内側に接着シートASを形成し、切込CUが形成された原反RSは、回収ローラ82で巻き取られる。なお、切断手段7は、図示しない検知手段によって検知された境界CLの位置に対し、当該境界CL上に中心を置く円形の切込CUを形成するようになっている。なお、切断手段7を設けることなく、回収ローラ82で巻き取った原接着シートRASを直線WL上に境界CLが重なるようにウエハWFに貼付した後、当該原接着シートRASをウエハWFの形状に合わせて切断してもよい。
【0025】
以上のような実施形態によれば、第1接着剤AD1層と第1接着剤AD1層に対して超音波反射特性の異なる第2接着剤AD2層との境界CLが設けられているため、接着シートASが貼付されたウエハWFの方位を他の装置に認識させることができる。
【0026】
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0027】
例えば、接着剤AD層は、
図3(A)または
図3(B)に示すように、第1接着剤AD1層および第2接着剤AD2層を所定の方向に複数隣接させた構成としてもよいし、第1接着剤AD1層および第2接着剤AD2層以外の層を隣接させてもよい。
また、接着剤AD層を構成する材料としては、第1接着剤AD1層と第2接着剤AD2層との超音波反射特性が異なるものであれば、特に限定されることはなく、感圧接着性や感熱接着性の材料で形成してもよい。
さらに、第1接着剤AD1層および第2接着剤AD2層は、同じ接着剤で異なる厚さに形成してもよい。この場合、第1接着剤AD1層を透過してウエハWFとの境界面で反射した反射波と、第2接着剤AD2層を透過してウエハWFとの境界面で反射した反射波との検出時間差を認識することでも境界CLの位置を特定することができ、ウエハWFの方位を認識することができる。
【0028】
また、第1接着剤AD1層および第2接着剤AD2層は、インクジェットプリンタ、凸版印刷、凹版印刷、スクリーン印刷等の印刷装置により印刷されてもよい。このように、印刷法を用いることで、第1接着剤AD1層および第2接着剤AD2層を容易に、しかも任意の形状に形成することができる。
さらに、例えば、矢印、V字、次第に狭幅する直線等の方位を示す狭幅部を有する平面形状、点、真円や楕円等の円、十字、多角形、文字、数字、図等の任意の平面形状の第1接着剤AD1を囲うように第2接着剤AD2を積層することで、境界を形成してもよい。
【0029】
また、所定の法則性をもって接着シートASをウエハWFに貼付するには、上記実施形態以外に、例えば、境界CLを直線WLに対し、ウエハWFの中心WCを中心として時計回転方向または反時計回転方向に、例えば10度、30度、45度、90度といった所定角度変移させてもよく、要は、他の装置にそのような所定の法則性を予め記憶させ、当該他の装置に境界CLを介してウエハWFの方位を認識させることができればよい。
【0030】
また、接着シートASおよび被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。接着シートASは、例えば、基材シートBSと接着剤AD層との間に中間層を有するもの、基材シートBSの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、接着剤AD層だけの単層のもの、このような接着剤AD層から基材シートBSを剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよい。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
また、基準部は、ウエハWFの場合、オリエンテーションフラット等の方位マーク、ウエハWFに刻印された製造番号、回路パターン、カーフ、またはストリート等としてもよいし、ウエハWF以外の場合でも、所定の法則性をもって被着体の位置を特定できる目印となるものであれば何ら限定されるものではない。
【0031】
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、接着剤層は、第1接着剤層および当該第1接着剤層に対して超音波反射特性の異なる第2接着剤層が同一面内で隣接した状態で積層されることで、所定の法則性をもって被着体に貼付されたときに、当該被着体の方位を特定することができる境界を有するものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
【符号の説明】
【0032】
AD 接着剤
AD1 第1接着剤
AD2 第2接着剤
AS 接着シート
BS 基材シート
CL 境界
CU 切込
WF ウエハ(被着体)