(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6126918
(24)【登録日】2017年4月14日
(45)【発行日】2017年5月10日
(54)【発明の名称】鶏卵トレイ
(51)【国際特許分類】
B65D 85/32 20060101AFI20170424BHJP
B65D 1/36 20060101ALI20170424BHJP
【FI】
B65D85/32 F
B65D1/36
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-139812(P2013-139812)
(22)【出願日】2013年7月3日
(65)【公開番号】特開2015-13654(P2015-13654A)
(43)【公開日】2015年1月22日
【審査請求日】2016年6月30日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 1.販売 1)販売日 平成25年4月1日 2)販売した場所 日本モウルド工業株式会社 愛知県安城市三河安城町2丁目20番地1
(73)【特許権者】
【識別番号】597047163
【氏名又は名称】日本モウルド工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】川村 俊彦
【審査官】
吉澤 秀明
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3041572(JP,U)
【文献】
特開2002−193368(JP,A)
【文献】
実開昭49−128687(JP,U)
【文献】
特開2003−104476(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 85/32
B65D 1/36
B65D 21/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部が椀状に形成される鶏卵収容部が縦横格子状に複数配設され、該複数の鶏卵収容部の四隅にはそれぞれ截頭錘状突出部が立設されるとともに、前記複数の鶏卵収容部と前記複数の截頭錘状突出部とを囲う周縁部が形成される略方形のパルプモウルド製の鶏卵トレイであって、
前記周縁部に沿って立設される前記截頭錘状突出部の下部から前記周縁部の外方へと突出して形成される係止片を有し、該係止片は、上面に前記周縁部よりも高さをもって形成される段部を備えることを特徴とする鶏卵トレイ。
【請求項2】
前記係止片は、その上面に、前記周縁部に沿って位置する前記截頭錘状突出部の稜線に連なって形成される突起部を備えることを特徴とする請求項1記載の鶏卵トレイ。
【請求項3】
前記係止片は、前記周縁部の対向する2辺にそれぞれ2つずつ形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鶏卵トレイ。
【請求項4】
前記係止片が形成されている前記周縁部に沿って位置する前記複数の截頭錘状突出部の間に凹部が形成され、該凹部の内部には、前記截頭錘状突出部の下部から前記周縁部に繋がるリブが形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の鶏卵トレイ。
【請求項5】
2以上の鶏卵トレイを積層したときに、下層に位置する鶏卵トレイの前記リブが、上層に位置する鶏卵トレイの前記凹部の外底面と当接することを特徴とする請求項4に記載の鶏卵トレイ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鶏卵選別装置によって選別された鶏卵を収容するための鶏卵トレイに関するものである。
【背景技術】
【0002】
以前においては、鶏舎で採取された鶏卵は、人の手でサイズの選別を行い鶏卵トレイに収容することが行われていた。しかし、近年ではオートメーション化が進み、サイズの選別から鶏卵の収容までの一連の工程をすべて鶏卵選別装置によって行うことが可能となっている。そして、鶏卵の収容に用いられる鶏卵トレイには、合成樹脂製ものが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図15には、鶏卵選別装置に適用可能な従来の鶏卵トレイの一例が示されている。この鶏卵トレイ10は全体が合成樹脂から形成されており、縦横5×6=30の鶏卵収容部11が形成されて30個の鶏卵を収容することができる。そして、各々の鶏卵収容部11は、その四隅に略円錐形状の突出部12が立設されており、これにより各々の鶏卵収容部11が区画されている。また、鶏卵が収容された鶏卵トレイを縦横互い違いにして積み上げたときに、突出部12の頂上が上層の鶏卵トレイの鶏卵収容部11の外底面と当接することにより、収容された鶏卵に荷重がかからないように積み上げられるようになっている。この鶏卵トレイ10は、
図16に示すように、複数枚を積層した状態で鶏卵選別装置にセットされる。こうして積層された鶏卵トレイ10、10間には隙間Yが形成される。この隙間Yに、鶏卵選別装置のロボットアームに設けられた爪が差し込まれて鶏卵トレイ10の周縁と引っかかることで、最下層に位置する鶏卵トレイ10から順に、下方のベルトコンベア等のライン上に一枚ずつ間欠的に落下させることができる。そして、次の工程にてサイズ選別された鶏卵が自動的に鶏卵収容部11に収容されることとなる。
【0004】
しかしながら、このように形成された合成樹脂製の30個用鶏卵トレイは、廃棄する際に焼却により有毒ガスが生じるといった難点を有していた。これに対して、廃棄が容易なパルプモウルド製の鶏卵トレイがある。ところが、従来のパルプモウルド製の30個用鶏卵トレイは、人手によって鶏卵が収容されるタイプのものしかなく、鶏卵選別装置に適用可能なものは提供されていなかった。そこで、本発明者は上記合成樹脂製の鶏卵トレイをパルプモウルド製に変更した30個用鶏卵トレイを作成し、鶏卵選別装置に適用することを試みたところ、積層状態においてロボットアームの爪がうまく引っかからず、その結果、例えば、装置内で鶏卵トレイが詰まったり、二以上の鶏卵トレイが同時に落下したりといった不具合が生じてしまい、合成樹脂製の鶏卵トレイのように最下層から一個ずつ確実に落下させることができないという問題が生じることが判明した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−127082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、上記問題を解決すべく、本発明は、鶏卵選別装置にセットした場合に、鶏卵トレイにロボットアームの爪をしっかりと引っかけることができ、これによりライン上に一枚ずつ確実に落下させることが可能なパルプモウルド製の鶏卵トレイを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために本発明が採った手段は、内部が椀状に形成される鶏卵収容部が縦横格子状に複数配設され、該複数の鶏卵収容部の四隅にはそれぞれ截頭錘状突出部が立設されるとともに、前記複数の鶏卵収容部と前記複数の截頭錘状突出部とを囲う周縁部が形成される略方形のパルプモウルド製の鶏卵トレイであって、前記周縁部に沿って立設される前記截頭錘状突出部の下部から前記周縁部の外方へと突出して形成される係止片を有し、該係止片は、上面に前記周縁部よりも高さをもって形成される段部を備えることを特徴とする鶏卵トレイ、である。
【0008】
このように、パルプモウルド製の鶏卵トレイの周縁部に沿って立設される前記截頭錘状突出部の下部から外方に突出する形で係止片を形成することで、ロボットアームの爪がこの係止片にしっかり引っかかるようになる。さらに係止片の上面に周縁部よりも高さを有して形成される段部を設けることによって、ロボットアームの爪が引っかかったときに撓みが生じにくいように係止片の強度が高められる。
【0009】
前記係止片は、その上面に、前記周縁部に沿って位置する前記截頭錘状突出部の稜線に連なって形成される突起部を備えてもよい。こうすることで、係止片と截頭錘状突出部とに一体性を持たせることができるので、係止片の強度をより高めることができる。また、鶏卵トレイに蓋を取り付ける場合には、突起部が形成された係止片を、蓋に形成された孔部に嵌入させて取り付けることが可能となる。
【0010】
前記係止片は、前記周縁部の対向する2辺にそれぞれ2つずつ形成されてもよい。こうすることで、鶏卵選別装置に設けられたロボットアームと対応する位置に係止片が形成されることとなるので、鶏卵トレイをより確実に一枚ずつ剥離し落下させることが可能となる。
【0011】
また、前記係止片が形成されている前記周縁部に沿って位置する前記複数の截頭錘状突出部の間に凹部が形成され、該凹部の内部には、前記截頭錘状突出部の下部から前記周縁部に繋がるリブが形成されていてもよい。こうすることで、係止片周囲における周縁部の剛性を高めることができるので、ロボットアームの爪の引っかかりによって周縁部が撓んだり、積層したときに係止片近傍の周縁部が変形したりすることを防止することができる。
【0012】
また、2以上の鶏卵トレイを積層したときに、下層に位置する鶏卵トレイの前記リブが、上層に位置する鶏卵トレイの前記凹部の外底面と当接するようにしてもよい。こうすることで、鶏卵トレイを積層したときに、上層に位置する鶏卵トレイと下層に位置する鶏卵トレイとが密着することを防止することができ、また、上層に位置する鶏卵トレイと下層に位置する鶏卵トレイとの間の隙間を一定に保つことができるようになる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、パルプモウルド製の鶏卵トレイの周縁部に沿って立設される截頭錘状突出部の下部から外方に向かって係止片を突出して形成することで、積層した鶏卵トレイを鶏卵選別装置にセットしたときに、ロボットアームの爪が鶏卵トレイの係止片にしっかり引っかかるようになる。さらに係止片の上面に周縁部よりも高さを有して形成される段部を設けることによって係止片の剛性が高められ、ロボットアームの爪の引っかかりにより係止片が撓んだり変形等することを防止することができる。これにより、ロボットアームの爪が鶏卵トレイを一枚ずつ確実に剥離し、下方のライン上に落下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】実施例1に係る鶏卵トレイを示す斜視図である。
【
図2】実施例1に係る鶏卵トレイを示す平面図である。
【
図3】実施例1に係る鶏卵トレイを示す正面図である。
【
図4】実施例1に係る鶏卵トレイを示す側面図である。
【
図5】(a)は実施例1に係る鶏卵トレイにおける係止片の部分拡大図、(b)は(a)のZ−Z端面図である。
【
図6】(a)は実施例1に係る鶏卵トレイにおける第二截頭錘状突出部の近傍に形成される凹部及びリブの部分拡大図、(b)は第一截頭錘状突出部の近傍に形成される凹部及びリブの部分拡大図である。
【
図7】実施例1に係る鶏卵トレイを積層した状態を示す図である。
【
図8】(a)は実施例1に係る鶏卵トレイを積層した状態を示す部分拡大図、(b)は凹部をリブが支持する状態を示す部分拡大図である。
【
図9】実施例1に係る鶏卵トレイに蓋を取り付けた状態を示す斜視図である。
【
図10】実施例1に係る鶏卵トレイに蓋を取り付けた状態を示す正面図である。
【
図11】実施例1に係る鶏卵トレイに蓋を取り付けた状態を示す側面図である。
【
図12】実施例1に係る鶏卵トレイに蓋を取り付けた状態における係止片の部分拡大図である。
【
図13】実施例2に係る鶏卵トレイを示す斜視図である。
【
図14】実施例2に係る鶏卵トレイにおける係止片の部分拡大図である。
【
図16】従来の鶏卵トレイを積層した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明に係る鶏卵トレイは、鶏卵収容部と、截頭錘状突出部と、周縁部と、係止片とを有する。本発明に係る鶏卵トレイはパルプモウルド製である。すなわち、鶏卵トレイの形状に対応する形状に作製された金網を貼った型を、古紙やパルプを水で溶かしたパルプモウルド溶液に浸し、背後から真空吸引して金網にパルプ等を付着させた後、溶液中から引き上げ、金網を貼った型から取り外して乾燥させて得られるものである。従って、鶏卵収容部、截頭錘状突出部、周縁部及び係止片は一体成形される。
【0016】
以下に、本発明に係る鶏卵トレイの実施例を図に基づいて説明する。
【実施例1】
【0017】
図1〜
図4には、それぞれ実施例1に係る鶏卵トレイ100が示されている。なお、
図1、
図2において、A、Bで示す側をそれぞれ正面側及び背面側(横方向)とし、C及びDで示す側をそれぞれ右側面及び左側面(縦方向)とする。また、背面は正面と対称であり、左側面は右側面と対称である。この鶏卵トレイ100は、
図1〜
図4に示すように、鶏卵収容部101と、截頭錘状突出部102と、周縁部103と、係止片110とを備え、これらはパルプモウルドによって一体に形成され、30個の鶏卵を収容可能としている。
【0018】
図1、
図3及び
図4に示すように、鶏卵収容部101は、鶏卵Eの下側略半分が収まるように内部形状が椀状に形成されており、全て同形同大である。また、
図2に示すように、鶏卵収容部101の開口形状は上面視略正方形に形成され、これが横方向に5列、縦方向に6列の5×6=30個の格子状に配設されている。
【0019】
截頭錘状突出部102は、第一截頭錘状突出部102aと、第二截頭錘状突出部102bと、第三截頭錘状突出部102cとからなる。第一截頭錘状突出部102aは、截頭四角錘状に形成され、各々の鶏卵収容部101を四隅で区切るように立設されている。第二截頭錘状突出部102bは、
図1及び
図2に示すように、第一截頭錘状突出部102aを略半切りにしたような截頭三角錘状に形成され、周縁部103の横方向に沿って一列に立設されている。第三截頭錘状突出部102cは、第一截頭錘状突出部102aとほぼ同形であり、周縁部103の縦方向に沿って第二截頭錘状突出部102bに隣接して立設され、その下部には後述する係止片110が形成される。そして、
図3及び
図4に示すように、各截頭錘状突出部102a、102b、102cの頂上は平坦面に形成されている。これにより、鶏卵が収容された状態で鶏卵トレイ100を縦横互い違いにして積み上げた際に、各截頭錘状突出部102a、102b、102cの頂上が上層の鶏卵トレイ100の鶏卵収容部101の外底面を支持し、安定して載置できるようになっている。これらの鶏卵収容部101及び截頭錘状突出部102を有する鶏卵トレイ100は、外周が周縁部103によって囲まれており、
図2に示すように、その平面形状は略正方形をなしている。
【0020】
係止片110は、周縁部103の縦方向C、Dに沿ってそれぞれ2ヶ所に設けられている。具体的には、係止片110は、周縁部103の縦方向C、Dに沿って立設される第三截頭錘状突出部102cの下部から周縁部103の外方に突出して形成されている。この係止片110が、鶏卵トレイ100を複数枚積層して鶏卵選別装置にセットしたときに、鶏卵選別装置のロボットアームの爪が引っ掛かる部分となる。
【0021】
そして、
図5(a)に示すように、係止片110の上面には、段部111と、突起部112とが形成されている。段部111は、係止片110の上面にあって、周縁部103よりも高さをもって形成されている。この段部111は、
図5(b)に示すように、周縁部103とほぼ同じ肉厚を有しながら、上面側が凸状に形成され、下面側が凹状に形成されている。これにより、係止片110を単なる一枚片に形成したときと較べて、係止片110の強度が格段に高められることとなる。こうすることで、係止片110にロボットアームの爪が引っ掛かった際に、係止片110が変形したり撓んだりすることが抑制される。また、突起部112は、係止片110の上面にあって段部111と連設されるとともに、係止片110に隣接する第三截頭錘状突出部102cの稜線に連なって形成されている。これにより、段部111と、突起部112と、第三截頭錘状突出部102cとが一体的に形成されるので、係止片110の強度をさらに高めることが可能となる。なお、突起部112もまた、段部111と同様に、上面側が凸状に形成され、下面側が凹状に形成されている。また、この突起部112は、後述する蓋200の取り付けにも供されることとなる。
【0022】
また、
図6(a)、(b)に示すように、周縁部103の縦方向に沿って立設されている各頭錘状突出部102a、102b、102cの間には、それぞれ凹部104が形成され、さらに、この凹部104の内部には、第一截頭錘状突出部102aと周縁部103及び第二截頭錘状突出部102bと周縁部103とを繋ぐようにしてリブ105が形成されている。この凹部104とリブ105とにより、鶏卵トレイ100の周縁部103の強度が高められる。また、
図7及び
図8(a)、(b)に示すように、鶏卵トレイ100を積層したときに、下層の鶏卵トレイ100のリブ105により、上層の鶏卵トレイ100の凹部104の外底部104aが支持されて、上層の鶏卵トレイ100と下層の鶏卵トレイ100との密着を防止することができる。これにより、上層の鶏卵トレイ100の周縁部103と下層の鶏卵トレイ100の周縁部103との間には一定の隙間Xが形成されるようになり、ロボットアームの爪を確実に受け入れることができるようになる。ここで、隙間Xの間隔は、3〜15mmの範囲となるように凹部104の深さ及びリブ105の高さを調整するとよい。3mm以下だと、ロボットアームの爪が入りにくくなり、15mm以上だと、積層したときに嵩高となるからである。
【0023】
図9〜
図11には、鶏卵トレイ100に蓋200を取り付けた状態が示されている。蓋200は、透明薄肉の合成樹脂を成形したものであり、鶏卵トレイ100の平面全体を覆うように形成されている。この蓋200の側面200aには、孔部201が、鶏卵トレイ100の係止片110と対応する位置に形成されている。そして、
図12に示すように、この孔部201に、突起部112を備えた係止片110を、その内面側から嵌め込むことによって蓋200の取り付けがなされる。このとき、突起部112が孔部201との嵌合を強固なものとし、容易にズレたり外れたりしないようにしている。
【0024】
このように、鶏卵トレイ100に、段部111及び突起部112を備える係止片を設けたことにより、鶏卵選別装置のロボットアームの爪が確実に引っ掛かるようになるので、従来適用することが不可能であった鶏卵選別装置への適用が可能となる。
【実施例2】
【0025】
図13には、実施例2に係る鶏卵トレイ100が示されている。実施例2に係る鶏卵トレイ100は、その基本構造において実施例1と同一であるが、
図13及び
図14に示すように、係止片110の上面に突起部を有していない点において実施例1と相違する。この実施例2の形態は、蓋の取付けを必要としない場合を想定したものである。従って、突起部を省略したことで、係止片の強度が低下することがないように、係止片の上面の略全体に段部111が形成されている。これによっても、鶏卵選別装置のロボットアームの爪が確実に引っ掛かるようになるという実施例1と同様の作用効果を得ることが可能である。
【符号の説明】
【0026】
100 鶏卵トレイ
101 鶏卵収容部
102 截頭錘状突出部
103 周縁部
104 凹部
105 リブ
110 係止片
111 段部
112 突起部
200 蓋
201 孔部