【0038】
本開示の実施形態は以下の項目を考慮して記述できる。
1.実行可能な命令により構成された1つ以上のコンピューターシステムの制御下で、
暗号化キーを含む1つ以上の認証情報を格納するために、ホストコンピューティングデバイスを再起動する前記暗号化キーを用いて解読することができる、暗号化されたリカバリイメージを含む前記ホストコンピューティングデバイス上のトラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)をプロビジョニングすること、
前記ホストコンピューティングデバイスを再起動すること、
再起動中に、1セットの状態に基づき、前記ホストコンピューティングデバイスを再起動する前に前記ホストコンピューティングデバイス上で起こり得た不具合を判断すること、
前記暗号化キーを用いることで前記ホストコンピューティングデバイス上の前記リカバリイメージを解読すること、
前記ホストコンピューティングデバイス上に前記リカバリイメージを読み込むこと、
前記ホストコンピューティングデバイス上で動作する前記リカバリイメージが、前記ホストコンピューティングデバイス上で1つ以上のサービスを開始するために使用される、前記TPMに格納された前記1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすること、
前記安全な記憶装置に格納された前記情報を用いてホストリカバリを実行すること、とを含むコンピューター実装された方法。
2.前記ホストコンピューティングデバイス上の前記TPMをプロビジョニングすることは、さらに、前記ホストコンピューティングデバイス上で動作するファームウェアによって、遠隔ホストコンピューティングデバイスから前記1つ以上の認証情報を受け取ること、
前記ホストコンピューティングデバイス上で動作する前記ファームウェアから前記TPM内へ前記1つ以上の認証情報を格納すること、
とを含む項1に記載の方法。
3.前記ホストコンピューティングデバイス上で動作する前記リカバリイメージがTPMに格納された前記1つ以上の認証情報へのアクセスを可能にすることは、
前記TPMによって読み込まれた前記リカバリイメージの起動ファームウェア測定を取得すること、
取得された前記起動ファームウェア測定に基づいて、前記リカバリイメージの正しいバージョンが読み込まれたことをTPMによって検証すること、
前記リカバリイメージの正しいバージョンが読み込まれたことの検証に応じて、前記リカバリイメージが前記1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすること、
とをさらに含む、項1に記載の方法。
4.実行可能な命令により構成された1つ以上のコンピューターシステムの制御下で、
安全な記憶装置に格納された1つ以上の認証情報を利用できるリカバリイメージを含有するホストコンピューティングデバイス上で、前記ホストコンピューティングデバイスの前記安全な記憶装置に前記1つ以上の認証情報を格納すること、
前記ホストコンピューティングデバイスを再起動すること、
再起動中に、前記ホストコンピューティングデバイスを再起動する前に前記ホストコンピューティングデバイス上で不具合が起こり得たかを判断すること、
前記ホストコンピューティングデバイス上に前記リカバリイメージを読み込むこと、
前記ホストコンピューティングデバイスで動作する前記リカバリイメージが、前記ホストコンピューティングデバイス上で1つ以上のサービスを開始するために使用される、前記安全な記憶装置に格納された前記1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすること、とを含むコンピューター実装された方法。
5.前記安全な記憶装置に格納された前記認証情報は、
第二暗号化キーを解読するために使用できる第一暗号化キー、
リカバリイメージを解読するために使用できる前記第二暗号化キー、
とをさらに含む、項4に記載の方法。
6.前記安全な記憶装置に格納された前記認証情報はさらに、前記リカバリイメージを解読するために使用される暗号化キーからなる、項4に記載の方法。
7.不具合が前記ホストコンピューティングデバイス上で起こり得たかを判断することは、1セットの状態を分析して、前記1セットの状態の少なくとも一部に基づき、前記ホストコンピューティングデバイスが異常終了したことを判断するために構成された、前記ホストコンピューティングデバイス上で動作する前記ファームウェアによって実行される、項4に記載の方法。
8.前記リカバリイメージを読み込むことは、
前記ホストコンピューティングデバイス上で動作する前記ファームウェアの起動ファームウェア測定を取得すること、
前記起動ファームウェア測定と前記安全な記憶装置に格納された参照ファームウェア測定を比較することで、ホストコンピューティングデバイス上で動作するファームウェアを検証すること、
前記暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読するよう構成された前記ファームウェアを、前記安全な記憶装置に格納された前記暗号化キーにアクセスできるようにすること、
解読した前記リカバリイメージを前記ホストコンピューティングデバイス上に読み込むこととをさらに含む、項7に記載の方法。
9.前記ホストコンピューティングデバイス上で動作する前記リカバリイメージを前記安全な記憶装置に格納された前記1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすることは、
読み込んだ前記リカバリイメージの起動ファームウェア測定を取得することと、
取得した前記起動ファームウェア測定に基づき、前記リカバリイメージの正しいバージョンが読み込まれたことを検証すること、
前記リカバリイメージの正しいバージョンが読み込まれたことの検証に応じて、前記リカバリイメージを前記1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすること、
とをさらに含む、項4に記載の方法。
10.前記ホストコンピューティングデバイスは、
遠隔ホストコンピューティングデバイスから前記1つ以上の認証情報を受け取ること、
受け取った前記1つ以上の認証情報を前記安全な記憶装置に格納すること、
とをさらに含む、項4に記載の方法。
11.前記安全な記憶装置は、前記ホストコンピューティングデバイス上のトラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)である、項4に記載の方法。
12.前記ホストコンピューティングデバイスは、ユーザーのためにプロビジョニングされた1つ以上の仮想マシンをホストし、前記1つ以上の仮想マシンは、ネットワーク上のユーザーがアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を用いることでアクセスが可能な少なくとも1つのアプリケーションを実行する、項4に記載の方法。
13.前記ホストコンピューティングデバイスは、前記ホストコンピューティングデバイスをネットワーク通信を通して、1つ以上の遠隔デバイスに認証するための前記1つ以上の認証情報を使用するように構成される、項4に記載の方法。
14.安全な記憶装置と、
少なくとも1つのプロセッサと、
メモリとを含むコンピューティングデバイスであって、前記メモリは命令を含有し、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される時に前記コンピューティングデバイスに、
前記安全な記憶装置内に1つ以上の認証情報を格納させ、
前記コンピューティングデバイスを起動させ、
起動中に、1セットの状態に基づき前記コンピューティングデバイスの再起動前にコンピューティングデバイスに不具合が起こり得たかを判断させ、
前記リカバリイメージを前記コンピューティングデバイスの前記メモリへ読み込ませ、
前記リカバリイメージを、前記コンピューティングデバイス上で1つ以上のサービスを開始するために使用する、前記安全な記憶装置に格納された1つ以上の認証情報にアクセスできるようにさせる、コンピューティングデバイス。
15.不具合が前記コンピューティングデバイス上で起こり得たかを判断することは、1セットの状態を分析して、前記1セットの状態の少なくとも一部に基づき、前記コンピューティングデバイスが異常終了したことを判断するために構成された、前記コンピューティングデバイス上で動作するファームウェアによって実行される、項14に記載のコンピューティングデバイス。
16.前記リカバリイメージを読み込むことは、
前記コンピューティングデバイス上で動作する前記ファームウェアの起動ファームウェア測定を取得すること、
前記起動ファームウェア測定と前記安全な記憶装置に格納された参照ファームウェア測定を比較することで、前記コンピューティングデバイス上で動作する前記ファームウェアを検証すること、
暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読するよう構成された前記ファームウェアを、前記安全な記憶装置に格納された前記暗号化キーにアクセスできるようにすること、
解読した前記リカバリイメージを前記コンピューティングデバイス上に読み込むこと、とを含む、15に記載のコンピューティングデバイス。
17.前記コンピューティングデバイス上で動作する前記リカバリイメージを前記安全な記憶装置に格納された前記1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすることは、
読み込んだ前記リカバリイメージの起動ファームウェア測定を取得すること、
取得した前記起動ファームウェア測定に基づき、前記リカバリイメージの正しいバージョンが読み込まれたことを検証すること、
前記リカバリイメージの正しいバージョンが読み込まれたことの検証に応じて、前記リカバリイメージを前記1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすること、
とをさらに含む、項14に記載のコンピューティングデバイス。
18.前記メモリは、少なくとも1つ以上のプロセッサによって実行されて、
前記コンピューティングデバイスに、遠隔ホストコンピューティングデバイスから前記1つ以上の認証情報を受け取らせ、
受け取った前記認証情報を前記安全な記憶装置に格納させる命令を、
さらに包含する、項14に記載のコンピューターデバイス。
19.前記安全な記憶装置は、コンピューティングデバイス上のトラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)である、項14に記載のコンピューターデバイス。
20.1つ以上のプロセッサが、
安全な記憶装置に格納された1つ以上の認証情報を利用できるリカバリイメージを含むホストコンピューティングデバイス上の安全な記憶装置内に1つ以上の認証情報を格納し、
ホストコンピューティングデバイスを再起動し、
起動中に、ホストコンピューティングデバイスの再起動前に不具合が起こり得るかを判断し、
リカバリイメージをホストコンピューティングデバイスに読み込み、かつ、
ホストコンピューティングデバイス上で動作するリカバリイメージをホストコンピューティングデバイス上で1つ以上のサービスを開始するために使用される、安全な記憶装置に格納された1つ以上の認証情報にアクセスできるようにするよう、1つ以上のプロセッサが実行する、1つ以上の命令シーケンスを格納する、非一時的なコンピューター可読メディア。
21.不具合が前記コンピューティングデバイス上で起こり得たかを判断することは、1セットの状態を分析して、前記1セットの状態の少なくとも一部に基づき、前記ホストコンピューティングデバイスが異常終了したことを判断するために構成された、前記ホストコンピューティングデバイス上で動作するファームウェアによって実行される、項20に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。
22.前記リカバリイメージを読み込むことは、
前記コンピューティングデバイス上で動作する前記ファームウェアの起動ファームウェア測定を取得すること、
前記起動ファームウェア測定と前記安全な記憶装置に格納された参照ファームウェア測定を比較することで、前記ホストコンピューティングデバイス上で動作する前記ファームウェアを検証すること、
暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読するよう構成された前記ファームウェアを、前記安全な記憶装置に格納された前記暗号化キーにアクセスできるようにすること、
解読した前記リカバリイメージを前記ホストコンピューティングデバイス上に読み込むこと、とをさらに含む、項19に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。
23.ホストコンピューティングデバイス上で動作するリカバリイメージを前記安全な記憶装置に格納された前記1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすることは、
読み込んだ前記リカバリイメージの起動ファームウェア測定を取得すること、
取得した前記起動ファームウェア測定に基づき、前記リカバリイメージの正しいバージョンが読み込まれたかを検証すること、
前記リカバリイメージの正しいバージョンが読み込まれたという判断に応じてリカバリイメージを1つ以上の認証情報にアクセスできるようにすること、とをさらに含む、項20に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。
24.1つ以上のプロセッサによって実行された時に、前記1つ以上のプロセッサによって、前記ホストコンピューティングデバイスが、遠隔ホストコンピューティングデバイスから前記1つ以上の認証情報を受け取り、受け取った前記1つ以上の認証情報を前記安全な記憶装置へ格納する命令をさらに含む、項20に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。
25.ホストコンピューティングデバイスを検証するために、実行可能な指示により構成された1つ以上のコンピューターシステムの制御下で、
起動時間より前に前記ホストコンピューティングデバイスに異常な不具合が起こり得たかを検知するために、ホストコンピューティングデバイスの起動時間中に1つ以上の状態を分析すること、
異常な不具合が起こり得たことの検知に応じて、ホストコンピューティングデバイス上の状態の少なくとも一部分を修復するために構成された前記リカバリイメージを前記ホストコンピューティングデバイス上に読み込むこと、
ホストコンピューティングデバイス上のトラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)によって、読み込まれた前記リカバリイメージの起動ファームウェア測定を取得すること、
ホストコンピューティングデバイス上のTPMに前記起動ファームウェア測定を記録すること、
ホストコンピューティングデバイス上に読み込まれた前記リカバリイメージの認証を実行する要求を、遠隔ホストコンピューティングデバイスからTPMへ受け取ること、
TPMに記録された前記起動ファームウェア測定の少なくとも一部分に基づき前記リカバリイメージを前記遠隔コンピューティングデバイスに認証すること、とを含むコンピューター実装された方法。
26.前記リカバリイメージの認証は、
少なくとも1つの暗号化キーを用いてTPMによって前記起動ファームウェア測定を暗号化すること、
前記暗号化した起動ファームウェア測定を前記遠隔コンピューティングデバイスに送信すること、とをさらに含み、
前記遠隔コンピューティングデバイスは、前記起動ファームウェア測定を解読し、前記起動ファームウェア測定を使用して、前記リカバリイメージの破損していないバージョンが前記ホストコンピューティングデバイスに読み込まれたことを検証するよう構成される、項25に記載の方法。
27.リカバリイメージの認証に応じて、前記リカバリイメージに埋め込まれた前記1つ以上の認証情報が、前記遠隔コンピューティングデバイスによって信頼される、項25に記載の方法。
28.実行可能な命令により構成された1つ以上のコンピューターシステムの制御下で、
コンピューティングデバイスの状態の少なくとも一部分を修復するよう構成されたリカバリイメージを、前記コンピューティングデバイスの起動時間中に前記コンピューティングデバイス上へ読み込むこと、
読み込んだ前記リカバリイメージの起動ファームウェア測定を取得すること、
前記コンピューティングデバイス上の安全な記憶装置に前記起動ファームウェア測定を記録すること、
前記コンピューティングデバイス上に読み込まれた前記リカバリイメージの認証を実行する要求を、遠隔コンピューティングデバイスから受け取ること、
前記起動ファームウェア測定の少なくとも一部分に基づき、読み込んだ前記リカバリイメージを前記遠隔コンピューティングデバイスに証明すること、とを含むコンピューター実装された方法。
29.前記コンピューティングデバイスに読み込まれた前記リカバリイメージの認証は、
公開鍵基盤(PKI)を使用して記録された前記起動ファームウェア測定を保護すること、
前記リカバリイメージの破損していないバージョンが前記コンピューティングデバイスに読み込まれたことを検証するため前記起動ファームウェア測定を調査する遠隔コンピューティングデバイスに、起動ファームウェア測定を送信すること、とをさらに含む、項28に記載の方法。
30.読み込んだ前記リカバリイメージの認証は、前記起動ファームウェア測定と格納された参照値とを比較して、前記起動ファームウェア測定が格納された参照値と一致するかを検証することにより実行される、項28に記載の方法。
31.前記コンピューティングデバイス上の前記リカバリイメージを読み込むことは、
前記コンピューティングデバイスの起動時間中に1つ以上の状態を分析すること、
前記1つ以上の状態の少なくとも一部分に基づき、前記コンピューティングデバイスを異常終了させる不具合が起きたことを検知すること、
前記コンピューティングデバイスに起きた不具合の検知に応じて、前記コンピューティングデバイス上の前記リカバリイメージを読み込むこと、とをさらに含む、項28に記載の方法。
32.前記リカバリイメージが暗号化され、前記コンピューティングデバイス上の前記リカバリイメージを読み込むことは、少なくとも、
前記コンピューティングデバイス上の前記安全な記憶装置に格納された第一暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読すること、または
前記安全な記憶装置に格納された前記第一暗号化キーを用いて第二暗号化キーを解読し、前記第二暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読すること、のどちらか1つをさらに含む、項28に記載のコンピューター実装された方法。
33.前記リカバリイメージの認証に応じて、前記リカバリイメージに埋め込まれた1つ以上の認証情報が、前記遠隔コンピューティングデバイスによって信頼される、項28に記載の方法。
34.前記安全な記憶装置とは、前記コンピューティングデバイス上のトラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)である、項28に記載の方法。
35.前記コンピューティングデバイスはさらに通常のオペレーティング・システム・イメージを含有し、前記リカバリイメージがコンピューティングデバイスの状態の少なくとも一部分を修復し終わった後、前記コンピューティングデバイスが再起動し、前記通常のオペレーティング・システム・イメージが前記コンピューティングデバイス上に読み込まれる、項28に記載の方法。
36.前記コンピューティングデバイスは、ユーザーにプロビジョニングされた1つ以上の仮想マシンをホストし、前記1つ以上の仮想マシンは、ユーザーがアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を用いることでネットワークを通してアクセスが可能な1つ以上のアプリケーションを実行する、項28に記載の方法。
37.安全な記憶装置、
少なくとも1つのプロセッサ、
命令を含むメモリとを含むコンピューティングデバイスであり、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行される時にコンピューティングデバイスに、
前記コンピューティングデバイスの状態の少なくとも一部分を修復するために構成されたリカバリイメージを、前記コンピューティングデバイスの起動時間中に前記コンピューティングデバイスの前記メモリへと読み込ませ、
読み込んだ前記リカバリイメージの起動ファームウェア測定を取得させ、
前記起動ファームウェア測定を前記安全な記憶装置へ記録させ、
前記コンピューティングデバイス上に読み込まれた前記リカバリイメージの認証を実行するための要求を、遠隔コンピューティングデバイスから受け取らせ、
前記安全な記憶装置に格納された前記起動ファームウェア測定の少なくとも一部分に基づき、読み込んだ前記リカバリイメージを前記遠隔コンピューティングデバイスに証明させる、コンピューティングデバイス。
38.前記コンピューティングデバイス上に読み込まれた前記リカバリイメージの証明は、
公開鍵基盤(PKI)を使用して前記安全な記憶装置に記録された前記起動ファームウェア測定を保護すること、かつ、
前記リカバリイメージの破損していないバージョンが前記コンピューティングデバイスに読み込まれたことを検証するために前記起動ファームウェア測定を調査する遠隔コンピューティングデバイスに、前記起動ファームウェア測定を送信すること、とをさらに含む、項37に記載のコンピューティングデバイス。
39.前記コンピューティングデバイス上の前記リカバリイメージを読み込むことは、
前記コンピューティングデバイスの起動時間中に1つ以上の状態を分析すること、
前記1つ以上の状態の少なくとも一部分に基づき、前記コンピューティングデバイスを異常終了させる不具合が起きたことを検知すること、
前記コンピューティングデバイスに起きた不具合の検知に応じて、前記リカバリイメージを前記コンピューティングデバイスに読み込むこと、とをさらに含む、項37に記載のコンピューティングデバイス。
40.前記リカバリイメージが暗号化され、前記リカバリイメージを前記コンピューティングデバイスに読み込むことは、少なくとも、
前記コンピューティングデバイス上の前記安全な記憶装置に格納された第一暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読すること、
前記安全な記憶装置に格納された第一暗号化キーを用いて第二暗号化キーを解読し、 前記第二暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読することのどちらか1つを実行することを含む、項37に記載のコンピューティングデバイス。
41.前記リカバリイメージの証明に応じて、前記リカバリイメージに埋め込まれた1つ以上の認証情報が、前記遠隔コンピューティングデバイスによって信頼される、項37に記載のコンピューティングデバイス。
42.前記安全な記憶装置とは、コンピューティングデバイス上のトラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)である、項37に記載のコンピューティングデバイス。
43.1つ以上のプロセッサが実行して、
コンピューティングデバイスの状態の少なくとも一部分を修復するために構成されたリカバリイメージを、前記コンピューティングデバイスの起動時間中に前記コンピューティングデバイスに読み込ませ、
読み込んだ前記リカバリイメージの起動ファームウェア測定を取得させ、
前記コンピューティングデバイス上の安全な記憶装置に前記起動ファームウェア測定を記録させ、
前記コンピューティングデバイス上の読み込まれた前記リカバリイメージの認証を実行するための要求を遠隔コンピューティングデバイスから受け取らせ、
前記起動ファームウェア測定の少なくとも一部分に基づき、読み込んだ前記リカバリイメージを前記遠隔コンピューティングデバイスに対して認証させる、命令の1つ以上のシーケンスを格納する、非一時的なコンピューター可読メディア。
44.コンピューティングデバイス上に読み込まれた前記リカバリイメージの認証は、
公開鍵基盤(PKI)を使用して前記安全な記憶装置に記録された前記起動ファームウェア測定を保護すること、
前記遠隔コンピューティングデバイスによって起動ファームウェア測定を調査して、前記リカバリイメージの破損していないバージョンが前記コンピューティングデバイスに読み込まれたことを検証するため、前記遠隔コンピューティングデバイスに前記起動ファームウェア測定を送信すること、とをさらに含む、項43に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。
45.前記コンピューティングデバイス上のリカバリイメージを読み込むことは、
前記コンピューティングデバイスの起動時間中に1つ以上の状態を分析すること、
前記1つ以上の状態の少なくとも一部分に基づき、前記コンピューティングデバイスを異常終了させる不具合が起きたことを検知すること、
前記コンピューティングデバイスに起きた不具合の検知に応じて、前記コンピューティングデバイス上の前記リカバリイメージを読み込むこととをさらに含む、項43に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。
46.前記リカバリイメージが暗号化され、前記コンピューティングデバイス上の前記リカバリイメージを読み込むことは、少なくとも、
前記コンピューティングデバイス上の前記安全な記憶装置に格納された第一暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読すること、
前記安全な記憶装置に格納された第一暗号化キーを用いて第二暗号化キーを解読するし、前記第二暗号化キーを用いて前記リカバリイメージを解読すること、どちらか1つを実行することを含む、項43に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。
47.前記リカバリイメージの証明に応じて、前記リカバリイメージに埋め込まれた1つ以上の認証情報は、前記遠隔コンピューティングデバイスによって信頼される、項43に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。
48.コンピューティングデバイスはさらに通常のオペレーティング・システム・イメージを含有し、前記リカバリイメージが前記コンピューティングデバイスの状態の少なくとも一部分を修復し終わった後、前記コンピューティングデバイスは再起動し、前記通常のオペレーティング・システム・イメージが前記コンピューティングデバイス上に読み込まれる、項43に記載の非一時的なコンピューター可読メディア。