(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−2−(2−メチルピリジン−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オンである、請求項16記載の式Iで表される化合物。
市販されている抗精神病薬が、オランザピン(Zyprexa)、クロザピン(Clozaril)、リスペリドン(Risperdal)、アリピプラゾール(Abilify)、又はジプラシドンである、請求項20記載の医薬組成物。
市販されている抗うつ薬が、シタロプラム(Celexa)、エスシタロプラム(Lexapro、Cipralex)、パロキセチン(Paxil、Seroxat)、フルオキセチン(Prozac)、セルトラリン(Zoloft、Lustral)、デュロキセチン(Cymbalta)、ミルナシプラン(Ixel、Savella)、ベンラファキシン(Effexor)、又はミルタザピン(Remeron)である、請求項20記載の医薬組成物。
市販されている抗不安薬が、アルプラゾラム(Helex、Xanax、Xanor、Onax、Alprox、Restyl、Tafil、Paxal)、クロルジアゼポキシド(Librium、Risolid、Elenium)、クロナゼパム(Rivotril、Klonopin、Iktorivil、Paxam)、ジアゼパム(Antenex、Apaurin、Apzepam、Apozepam、Hexalid、Pax、Stesolid、Stedon、Valium、Vival、Valaxona)、エスタゾラム(ProSom)、エスゾピクロン(Lunesta)、ザレプロン(Sonata、Starnoc)、ゾルピデム(Ambien、Nytamel、Stilnoct、Stilnox、Zoldem、Zolnod)、プレガバリン(Lyrica)、又はガバペンチン(Fanatrex、Gabarone、Gralise、Neurontin、Nupentin)である、請求項20記載の医薬組成物。
市販されている気分安定薬が、カルバマゼピン(Tegretol)、ラモトリジン(Lamictal)、リチウム(Eskalith、Lithane、Lithobid)、又はバルプロ酸(Depakote)である、請求項20記載の医薬組成物。
統合失調症の陽性(精神病)及び陰性症状、物質乱用、アルコール及び薬物の嗜癖、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、治療抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性人格障害、睡眠障害、慢性疲労症候群、凝り、関節炎における抗炎症作用、並びに平衡障害からなる群より選択される特定の中枢神経系障害の処置において使用するための、請求項1〜19のいずれか一項記載の化合物と治療活性担体とを含む医薬組成物。
統合失調症の陽性(精神病)及び陰性症状、物質乱用、アルコール及び薬物の嗜癖、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、治療抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性人格障害、睡眠障害、慢性疲労症候群、凝り、関節炎における抗炎症作用、並びに平衡障害からなる群より選択される特定の中枢神経系障害を処置する医薬を製造するための、請求項1〜19のいずれか一項記載の式Iで表される化合物の使用。
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般式I:
【化1】
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(式中、
Arは、N、S又はOから選択される1個、2個、又は3個のヘテロ原子を含有するヘテロアリール基であり;
R
1は、水素、低級アルキル、ハロゲン、アミノ、ジメチルアミノ、シアノ、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ヒドロキシによって置換されている低級アルキル、CH(OH)CF
3、(CH
2)
o−低級アルコキシ、場合によりCF
3によって置換されているシクロアルキル、又は場合により低級アルキルによって置換されているヘテロシクロアルキルであり;
R
2は、水素、低級アルキル、(CH
2)
o−シクロアルキル、(CH
2)
o−O−シクロアルキル、(CH
2)
o−低級アルコキシ、ハロゲンによって置換されているCH
2)
o−低級アルコキシ、場合により低級アルキルによって置換されている(CH
2)
o−ヘテロシクロアルキル、(CH
2)
o−S(O)
2−シクロアルキル、1個若しくは2個のヒドロキシによって置換されている低級アルキル、1個若しくは2個の低級アルコキシによって置換されている低級アルキル、(CH
2)
o−S(O)
2−低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、又はCH
2CH(OH)CF
3であり;
R
3は、ハロゲン又は低級アルキルであり;
Xは、CH又はNであり;
X
1は、CH又はNであり;
nは、1又は2であり;
oは、0、1、2又は3であり;
mは、0、1又は2であり;
そして、点線は、結合であるか又は存在しない)
で表されるインドリン−2−オン又はピロロ−ピリジン/ピリミジン−2−オン誘導体、並びにその薬学的に許容し得る塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくは立体異性体に関する。
【0002】
国際公開第9106545号には、赤血球及び血小板の両方の凝集を防ぐための、Arにおいてフェニル置換イミダゾール部分を含有する非常に類似の構造が記載されている。欧州特許第2108641号及び国際公開第2008046083号には、それぞれ、炎症性疾患及び良性前立腺肥大症を処置するための、p38窒素活性化タンパク質キナーゼの阻害剤である非常に広範な類似化合物が開示されている。
【0003】
現在、CNS疾患を処置するために式Iで表される化合物を使用できることが見出されている。記載されている化合物は、L−687,414((3R,4R)−3アミノ−1−ヒドロキシ−4−メチル−ピロリジン−2−オン、NMDAグリシン部位アンタゴニスト)誘導性の自発運動亢進を逆行させることが示されている(D. Alberati et al.によってPharmacology, Biochemistry and Behavior, 97(2010), 185-191に記載されている統合失調症の行動薬力学的マウスモデル)。著者らは、L−687,414によって誘導される自発運動亢進が、一連の公知の抗精神病薬によって阻害されると記載した。式Iで表される化合物は、このモデルにおいて顕著な活性を示す。これら知見から本化合物の抗精神病活性が予測されるので、本化合物は、統合失調症の陽性(精神病)及び陰性症状、物質乱用、アルコール及び薬物の嗜癖、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性人格障害、睡眠障害、慢性疲労症候群、凝り、関節炎における抗炎症作用、並びに平衡障害の処置に有用なものとなる。
【0004】
結果を表1に示す。
【0005】
上記L−687,414誘導性の自発運動亢進の逆行実験に加えて、複数の課題に応答する化合物で処置されたマウスの行動をデジタルビデオによって捕捉し、そして、コンピュータアルゴリズムで解析する自動化システムであるSmartCube(登録商標)において、本発明の幾つかの化合物を試験した(Roberds et al., Frontiers in Neuroscience, 2011, Vol. 5, Art. 103, 1-4)。この方法では、抗精神病薬、抗不安薬、及び抗うつ薬等の主な分類の化合物との類似性によって試験化合物の神経薬理学的効果を予測することができる。実施例13、54、58、71は、非定型抗精神病薬と類似性を示す。結果を表2に示す。
【0006】
統合失調症は、成人人口の約1%と世界中に蔓延している、典型的に青年期後期又は成人期早期に発症する複合精神障害であり、莫大な社会的及び経済的な影響を有する。統合失調症を診断するための欧州精神科医の連合(ICD)及び米国精神医学会(DSM)の基準は、2つ以上の特徴的な症状が存在することを必要とする:妄想、幻覚、解体した会話、ひどく解体した若しくは緊張病性の行動(陽性症状)、又は陰性症状(アロギー、感情の平板化、無気力、快感消失)。集団として、統合失調症の人々は、小児期に発症し、成人期全体を通して継続し得る機能障害を有するので、大部分の患者は、通常の雇用を維持することができなくなるか、又はそうでなければ通常の社会的機能を有することができなくなる。また、彼らは、一般集団と比べて寿命が短く、そして、抗精神病薬で処置する前に、物質乱用、強迫性症状、及び異常な不随意運動を含む広範な他の神経精神症状の高い有病率に苦しんでいる。また、統合失調症は、広範な認知障害、双極性障害、大うつ病、及び不安障害に関連しており、これらの重篤度は、精神病の症状が十分にコントロールされているときでさえも、患者の機能を制限する。統合失調症の一次処置は、抗精神病薬の投薬である。しかし、例えば、リスペリドン、オランザピン等の抗精神病薬は、陰性症状及び認知機能不全を著しく寛解させることはできない。
【0007】
抗精神病薬は、以下の疾患の処置について臨床効果が示されている:
線維筋痛:睡眠障害、疲労、凝り、平衡障害、肉体的及び精神的な環境刺激に対する過敏性、うつ病及び不安等の様々な身体症状に関連する慢性的な全身疼痛を特徴とする症候群である(CNS Drugs, 2012, 26(2): 135-53)。
統合失調感情障害:精神病的及び感情的な症状を含み、この障害は、双極性障害(うつ病及び躁病のエピソード、アルコール及び薬物嗜癖、物質乱用を伴う)と統合失調症との間の範囲に位置する。J. Clin. Psychiatry, 2010, 71, Suppl. 2, 14-9, Pediatr. Drugs 2011, 13(5), 291-302。
大うつ病:BMC Psychiatry 2011, 11, 86。
治療抵抗性うつ病:Journal of Psychopharmacology, 0(0) 1-16。
不安:European Neuropsychopharmacology, 2011, 21, 429-449。
双極性障害:Encephale, International J. of Neuropsychopharmacology, 2011, 14, 1029-104, International J. of Neuropsychopharmacology, 2012, pages 1-12, J. of Neuropsychopharmacology, 2011, 0(0), 1-15。
気分障害:J. Psychopharmacol. 2012, Jan 11, CNS Drugs, 2010, Feb. 24(2), 131-61。
自閉症:Current opinion in pediatrics, 2011, 23: 621-627; J. Clin. Psychiatry, 2011, 72(9), 1270-1276。
アルツハイマー病:J. Clin. Psychiatry, 2012, 73(1), 121-128。
パーキンソン病:Movement Disorders, Vol. 26, No. 6, 2011。
慢性疲労症候群:European Neuropsychopharmacology, 2011, 21, 282-286。
境界性人格障害:J. Clin. Psychiatry, 2011, 72(10), 1363-1365。
J. Clin. Psychiatry, 2011, 72(10), 1353-1362。
関節炎における抗炎症作用:European J. of Pharmacology, 678, 2012, 55-60。
【0008】
本発明の目的は、式Iで表される新規化合物、並びに統合失調症の陽性(精神病)及び陰性症状、物質乱用、アルコール及び薬物の嗜癖、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性人格障害、睡眠障害、慢性疲労症候群、凝り、関節炎における抗炎症作用、並びに平衡障害に関連するCNS疾患を処置するための式Iで表される化合物及びその薬学的に許容し得る塩の使用である。本発明の更なる目的は、このような新規化合物を含有する医薬、並びに式Iで表される化合物を調製する方法、式Iで表される化合物と市販の抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、又は気分安定薬との組み合わせ、及び上述のCNS障害を処置する方法である
。
【0009】
統合失調症を処置するための一般的な抗精神病薬は、オランザピンである。オランザピン(Zyprexa)は、非定型抗精神病薬として知られている薬物分類に属する。この分類の他のメンバーは、例えば、クロザピン(Clozaril)、リスペリドン(Risperdal)、アリピプラゾール(Abilify)、及びジプラシドン(Geodon)を含む。
【0010】
オランザピンは、精神障害の処置のため、双極性障害の長期処置のため、並びに双極性障害に関連するうつ病エピソードの処置及び抵抗性うつ病の処置のためのフルオキセチンとの組み合わせについて承認されている。
【0011】
本発明の化合物は、以下のような抗精神病薬と組み合わせてもよい:オランザピン(Zyprexa)、クロザピン(Clozaril)、リスペリドン(Risperdal)、アリピプラゾール(Abilify)、アミスルプリド(Solian)、アセナピン(Saphris)、ブロナンセリン(Lonasen)、クロチアピン(Entumine)、イロペリドン(Fanapt)、ルラシドン(Latuda)、モサプラミン(Cremin)、パリペリドン(Invega)、ペロスピロン(Lullan)、クエチアピン(Seroquel)、レモキシプリド(Roxiam)、セルチンドール(Serdolect)、スルピリド(Sulpirid、Eglonyl)、ジプラシドン(Geodon、Zeldox)、ゾテピン(Nipolept)、ハロペリドール(Haldol、Serenace)、ドロペリドール(Droleptan)、クロルプロマジン(Thorazine、Largactil)、フルフェナジン(Prolixin)、ペルフェナジン(Trilafon)、プロクロルペラジン(Compazine)、チオリダジン(Mellaril、Melleril)、トリフルオペラジン(Stelazine)、トリフルプロマジン(Vesprin)、レボメプロマジン(Nozinan)、プロメタジン(Phenergan)、ピモジド(Orap)、及びシアメマジン(Tercian)。
【0012】
本発明の1つの好ましい実施態様は、該市販の抗精神病薬が、オランザピン(Zyprexa)、クロザピン(Clozaril)、リスペリドン(Risperdal)、アリピプラゾール(Abilify)、又はジプラシドンである組み合わせである。
【0013】
更に、本発明の化合物は、以下のような抗うつ薬と組み合わせてもよい:選択的セロトニン再取り込み阻害剤[シタロプラム(Celexa)、エスシタロプラム(Lexapro、Cipralex)、パロキセチン(Paxil、Seroxat)、フルオキセチン(Prozac)、フルボキサミン(Luvox)、セルトラリン(Zoloft、Lustral)]、セロトニン−ノルエピネフリン再取り込み阻害剤[デュロキセチン(Cymbalta)、ミルナシプラン(Ixel、Savella)、ベンラファキシン(Effexor)、デスベンラファキシン(Pristiq)、トラマドール(Tramal、Ultram)、シブトラミン(Meridia、Reductil)]、セロトニンアンタゴニスト及び再取り込み阻害剤[エトペリドン(Axiomin、Etonin)、ルバゾドン(YM-992、YM-35,995)、ネファゾドン(Serzone、Nefadar)、トラゾドン(Desyrel)]、ノルエピネフリン再取り込み阻害剤[レボキセチン(Edronax)、ビロキサジン(Vivalan)、アトモキセチン(Strattera)]、ノルエピネフリン−ドーパミン再取り込み阻害剤[ブプロピオン(Wellbutrin、Zyban)、デクスメチルフェニデート(Focalin)、メチルフェニデート(Ritalin、Concerta)]、ノルエピネフリン−ドーパミン放出剤[アンフェタミン(Adderall)、デキストロアンフェタミン(Dexedrine)、デキストロメタンフェタミン(Desoxyn)、リスデキサンフェタミン(Vyvanse)]、三環系抗うつ薬[アミトリプチリン(Elavil、Endep)、クロミプラミン(Anafranil)、デシプラミン(Norpramin、Pertofrane)、ドスレピン[ドチエピン](Prothiaden)、ドキセピン(Adapin、Sinequan)、イミプラミン(Tofranil)、ロフェプラミン(Feprapax、Gamanil、Lomont)、ノルトリプチリン(Pamelor)、プロトリプチリン(Vivactil)、トリミプラミン(Surmontil)]、四環系抗うつ薬[アモキサピン(Asendin)、マプロチリン(Ludiomil)、ミアンセリン(Bolvidon、Norval、Tolvon)、ミルタザピン(Remeron)]、モノアミン酸化酵素阻害剤[イソカルボキサジド(Marplan)、モクロベミド(Aurorix、Manerix)、フェネルジン(Nardil)、セレギリン[L−デプレニル](Eldepryl、Zelapar、Emsam)、トラニルシプロミン(Parnate)、ピルリンドール(Pirazidol)]、5−HT1A受容体アゴニスト[ブスピロン(Buspar)、タンドスピロン(Sediel)、ビラゾドン(Viibryd)]、5−HT2受容体アンタゴニスト[アゴメラチン(Valdoxan)、ネファゾドン(Nefadar、Serzone)、選択的セロトニン再取り込み促進剤[チアネプチン]。
【0014】
本発明の好ましい実施態様は、該市販の抗うつ薬が、シタロプラム(Celexa)、エスシタロプラム(Lexapro、Cipralex)、パロキセチン(Paxil、Seroxat)、フルオキセチン(Prozac)、セルトラリン(Zoloft、Lustral)、デュロキセチン(Cymbalta)、ミルナシプラン(Ixel、Savella)、ベンラファキシン(Effexor)、又はミルタザピン(Remeron)である組み合わせである。
【0015】
また、化合物は、以下のような抗不安薬と組み合わせてもよい:アルプラゾラム(Helex、Xanax、Xanor、Onax、Alprox、Restyl、Tafil、Paxal)、ブレタゼニル、ブロマゼパム(Lectopam、Lexotanil、Lexotan、Bromam)、ブロチゾラム(Lendormin、Dormex、Sintonal、Noctilan)、クロルジアゼポキシド(Librium、Risolid、Elenium)、シノラゼパム(Gerodorm)、クロナゼパム(Rivotril、Klonopin、Iktorivil、Paxam)、クロラゼプ酸(Tranxene、Tranxilium)、クロチアゼパム(Veratran、Clozan、Rize)、クロキサゾラム(Sepazon、Olcadil)、デロラゼパム(Dadumir)、ジアゼパム(Antenex、Apaurin、Apzepam、Apozepam、Hexalid、Pax、Stesolid、Stedon、Valium、Vival、Valaxona)、エスタゾラム(ProSom)、エチゾラム(Etilaam、Pasaden、Depas)、フルニトラゼパム(Rohypnol、Fluscand、Flunipam、Ronal、Rohydorm)、フルラゼパム(Dalmadorm、Dalmane)、フルトプラゼパム(Restas)、ハラゼパム(Paxipam)、ケタゾラム(Anxon)、ロプラゾラム(Dormonoct)、ロラゼパム(Ativan、Temesta、Tavor、Lorabenz)、ロルメタゼパム(Loramet、Noctamid、Pronoctan)、メダゼパム(Nobrium)、ミダゾラム(Dormicum、Versed、Hypnovel、Dormonid)、ニメタゼパム(Erimin)、ニトラゼパム(Mogadon、Alodorm、Pacisyn、Dumolid、Nitrazadon)、ノルダゼパム(Madar、Stilny)、オキサゼパム(Seresta、Serax、Serenid、Serepax、Sobril、Oxabenz、Oxapax)、フェナゼパム(Phenazepam)、ピナゼパム(Domar) 、プラゼパム(Lysanxia、Centrax)、プレマゼパム、クアゼパム(Doral)、テマゼパム(Restoril、Normison、Euhypnos、Temaze、Tenox)、テトラゼパム(Mylostan)、トリアゾラム(Halcion、Rilamir)、クロバザム(Frisium、Urbanol)、エスゾピクロン(Lunesta)、ザレプロン(Sonata、Starnoc)、ゾルピデム(Ambien、Nytamel、Stilnoct、Stilnox、Zoldem、Zolnod)、ゾピクロン(Imovane、Rhovane、Ximovan;Zileze;Zimoclone;Zimovane;Zopitan;Zorclone)、プレガバリン(Lyrica)、及びガバペンチン(Fanatrex、Gabarone、Gralise、Neurontin、Nupentin)。
【0016】
本発明の1つの好ましい実施態様は、該市販の抗不安薬が、アルプラゾラム(Helex、Xanax、Xanor、Onax、Alprox、Restyl、Tafil、Paxal)、クロルジアゼポキシド(Librium、Risolid、Elenium)、クロナゼパム(Rivotril、Klonopin、Iktorivil、Paxam)、ジアゼパム(Antenex、Apaurin、Apzepam、Apozepam、Hexalid、Pax、Stesolid、Stedon、Valium、Vival、Valaxona)、エスタゾラム(ProSom)、エスゾピクロン(Lunesta)、ザレプロン(Sonata、Starnoc)、ゾルピデム(Ambien、Nytamel、Stilnoct、Stilnox、Zoldem、Zolnod)、プレガバリン(Lyrica)、又はガバペンチン(Fanatrex、Gabarone、Gralise、Neurontin、Nupentin)である組み合わせである。
【0017】
本発明の更なる目的は、カルバマゼピン(Tegretol)、ラモトリジン(Lamictal)、リチウム(Eskalith、Lithane、Lithobid)、及びバルプロ酸(Depakote)等の気分安定薬との組み合わせである。
【0018】
また、化合物は、ドネペジル(Aricept)、ガランタミン(Razadyne)、リバスチグミン(Exelon)、及びメマンチン(Namenda)等の認知機能改善(procognitive)化合物と組み合わせてもよい。
【0019】
本発明の化合物を用いる好ましい適応症は、統合失調症等の精神病である。
【0020】
本明細書で使用するとき、用語「低級アルキル」は、1〜7個の炭素原子を含有する飽和の直鎖又は分枝鎖の基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、i−ブチル、2−ブチル、t−ブチル等を意味する。好ましいアルキル基は、1〜4個の炭素原子を有する基である。
【0021】
本明細書で使用するとき、用語「低級アルコキシ」は、O原子を介して結合している、上に定義した通りのアルキル基を意味する。
【0022】
本明細書で使用するとき、用語「ハロゲンによって置換されている低級アルキル」は、アルキル残基が上に定義した通りであり、少なくとも1個の水素原子がハロゲン原子によって置換されている基を意味する。
【0023】
本明細書で使用するとき、用語「ハロゲンによって置換されている低級アルコキシ」は、アルコキシ残基が上に定義した通りであり、少なくとも1個の水素原子がハロゲン原子によって置換されている基を意味する。
【0024】
本明細書で使用するとき、用語「ヒドロキシによって置換されている低級アルキル」は、アルキル残基が上に定義した通りであり、少なくとも1個の水素原子がヒドロキシ基によって置換されている基を意味する。
【0025】
用語「シクロアルキル」は、3〜6個の炭素環原子を有するアルキル環を意味する。
【0026】
用語「ハロゲン」は、塩素、ヨウ素、フッ素、及び臭素を意味する。
【0027】
用語「N、S又はOから選択される1個、2個、又は3個のヘテロ原子を含有するヘテロアリール」は、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル基から選択される1個若しくは2個のN原子を含有する6員ヘテロアリール基、シクロペンタ[b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル、イミダゾール[1,2−a]ピリジニルの基から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する二環式環系、又はイミダゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、若しくはピラゾリルである、N、S若しくはOから選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロアリール基を意味する。
【0028】
用語「ヘテロシクロアルキル」は、少なくとも1個の炭素原子がN又はOによって置換されている飽和4、5又は6員炭素環、例えば、ピロリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、テトラヒドロ−ピラン−4−イル、テトラヒドロ−フラン−3−イル、又はオキセタニルを意味する。
【0029】
用語「薬学的に許容し得る酸付加塩」は、無機酸及び有機酸(例えば、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、マレイン酸、酢酸、コハク酸、酒石酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)との塩を包含する。
【0030】
本発明の1つの実施態様は、Arが1個又は2個のN原子を含有する6員ヘテロアリール基であり、そして、R
2が水素であり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される化合物、例えば、以下の化合物である:
3,3−ジメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
6−(2−アミノピリミジン−5−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(ピリダジン−4−イル)インドリン−2−オン
6−(6−アミノピリジン−3−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(3−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
5−(3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−イル)ニコチノニトリル
6−(2,4−ジメチル−ピリジン−3−イル)−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−4−イル)インドリン−2−オン
6−(2−シクロプロピルピリミジン−5−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(6−メチルピリミジン−4−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(3−メチルピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
3,3−ジメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(6−メチルピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
6−(4−フルオロピリジン−3−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(5−メチルピラジン−2−イル)インドリン−2−オン
6−(2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン、又は
3,3−ジメチル−6−(6−メチルピリダジン−3−イル)インドリン−2−オン。
【0031】
本発明の1つの実施態様は、Arが1個又は2個のN原子を含有する6員ヘテロアリール基であり、そして、R
2が低級アルキルであり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される更なる化合物、例えば、以下の化合物である:
1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−2−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
6−(2−アミノピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(2−(ジメチルアミノ)ピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(ピリダジン−3−イル)インドリン−2−オン
6−(4−エチルピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(6−アミノピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(6−メチルピリダジン−3−イル)インドリン−2−オン
6−(5−アミノピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(3,5−ジメチル−ピリジン−4−イル)−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
6−(4,6−ジメチル−ピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
6−(2,4−ジメチル−ピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
7−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
1,3,3,7−テトラメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
5−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
5−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
7−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−ピリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
5−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
1−イソプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
5,7−ジフルオロ−1,3,3−トリメチル−6−ピリジン−3−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
5,7−ジフルオロ−1,3,3−トリメチル−6−ピリミジン−5−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
1,3,3,5−テトラメチル−6−(2−メチル−ピリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
5,7−ジフルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
6−(2−シクロプロピルピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチル−インドリン−2−オン
6−(6−シクロプロピルピリダジン−3−イル)−1,3,3−トリメチル−インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(6−モルホリノピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1−エチル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(3−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
6−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1,3,3−トリメチル−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1’−メチル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
1’−メチル−6’−(ピリジン−3−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン、又は
1,3,3−トリメチル−6−ピリダジン−4−イル−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン。
【0032】
本発明の1つの実施態様は、Arが、1個又は2個のN原子を含有する6員ヘテロアリール基であり、そして、R
2が、(CH
2)
o−シクロアルキル、(CH
2)
o−O−シクロアルキル、(CH
2)
o−低級アルコキシ、ハロゲンによって置換されているCH
2)
o−低級アルコキシ、場合により低級アルキルによって置換されている(CH
2)
o−ヘテロシクロアルキル、(CH
2)
o−S(O)
2−シクロアルキル、1個若しくは2個のヒドロキシによって置換されている低級アルキル、1個若しくは2個の低級アルコキシによって置換されている低級アルキル、(CH
2)
o−S(O)
2−低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、又はCH
2CH(OH)CF
3であり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される化合物、例えば、以下の化合物である:
1−シクロプロピル−5−フルオロ−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(シクロプロピルメチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(シクロブチルメチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−1−オキセタン−3−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
1−(3−シクロプロポキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(6−メチル−ピリダジン−3−イル)−1−オキセタン−3−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
1−(3−(シクロプロピルスルホニル)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(2−ヒドロキシエチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(3−ヒドロキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(2−(メチルスルホニル)エチル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(2−シクロプロピルピリミジン−5−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(6−シクロプロピルピリダジン−3−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
6−(6−シクロプロピルピリダジン−3−イル)−3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−2−(2−メチルピリジン−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(3−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
1−(2−メトキシエチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(2−(トリフルオロメトキシ)エチル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(オキセタン−3−イルメチル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(3,3,3−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロピル)インドリン−2−オン
1−(3−フルオロプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(2−フルオロエチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1’−シクロプロピル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)オン
1’−シクロプロピル−6’−(ピリジン−3−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−((4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−エチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(2,3−ジメトキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン、又は
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(テトラヒドロフラン−3−イル)インドリン−2−オン。
【0033】
本発明の1つの実施態様は、Arが1〜3個のヘテロ原子を含有する二環式環系であり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される更なる化合物、例えば、以下の化合物である:
6−(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン、又は
6−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン。
【0034】
本発明の1つの実施態様は、R
1が、N、S又はOから選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロアリール基であり、そして、R
2が水素であり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される化合物、例えば、以下の化合物である:
6−イミダゾール−1−イル−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
3,3−ジメチル−6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オン
6−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−(4−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−(4−イソプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−[5−[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
6−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−[5−(オキセタン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
6−(4−エチルイミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
6−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリン−2−オン
6−(5−(ヒドロキシメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−[4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン、又は
6−[4−(1−ヒドロキシエチル)イミダゾール−1−イル]−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン。
【0035】
本発明の1つの実施態様は、Arが、N、S又はOから選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロアリール基であり、そして、R
2が低級アルキルであり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される化合物、例えば、以下の化合物である:
1,3,3−トリメチル−6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)インドリン−2−オン
6−(1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
6−(1,5−ジメチル−1H−イミダゾール−2−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリン−2−オン
6−(1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(オキサゾール−4−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
6−(2−シクロプロピルオキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルオキサゾール−4−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
6−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(4−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(5−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
6−(4−イソプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(1−エチル−1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
6−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−1,3,3−トリメチル−インドリン−2−オン
6−(3−シクロプロピルイソキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
6−(3−(メトキシメチル)イソキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−[5−(オキセタン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
6−(4−エチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(2−(ヒドロキシメチル)オキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン、又は
6−[4−(1−ヒドロキシエチル)イミダゾール−1−イル]−1,3,3−トリメチル−インドリン−2−オン。
【0036】
本発明の1つの実施態様は、Arが、N、S又はOから選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロアリール基であり、そして、R
2が、(CH
2)
o−シクロアルキル、(CH
2)
o−O−シクロアルキル、(CH
2)
o−低級アルコキシ、ハロゲンによって置換されているCH
2)
o−低級アルコキシ、場合により低級アルキルによって置換されている(CH
2)
o−ヘテロシクロアルキル、(CH
2)
o−S(O)
2−シクロアルキル、1個若しくは2個のヒドロキシによって置換されている低級アルキル、1個若しくは2個の低級アルコキシによって置換されている低級アルキル、(CH
2)
o−S(O)
2−低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、又はCH
2CH(OH)CF
3であり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される化合物、例えば、以下の化合物である:
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(5−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(4−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(5−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(1H−イミダゾール−4−イル)−3,3−ジメチル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[5−(オキセタン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−[4−(1−ヒドロキシエチル)イミダゾール−1−イル]−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン、又は
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン。
【0037】
本発明の1つの更なる実施態様は、XがNであり、そして、X
1がCHであり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される化合物、例えば、以下の化合物である:
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(1H−イミダゾール−4−イル)−3,3−ジメチル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
3,3−ジメチル−6−(3−メチルピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(3−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(3−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
6−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1,3,3−トリメチル−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
1’−メチル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
1’−メチル−6’−(ピリジン−3−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
1’−シクロプロピル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
1’−シクロプロピル−6’−(ピリジン−3−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン、又は
1,3,3−トリメチル−6−ピリダジン−4−イル−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン。
【0038】
本発明の1つの更なる実施態様は、XがNであり、そして、X
1がNであり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される化合物、例えば、以下の化合物である:
7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−2−(2−メチルピリジン−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オン。
【0039】
本発明の1つの更なる実施態様は、点線が結合であり、そして、他の置換基が上記の通りである式Iで表される化合物、例えば、以下の化合物である:
1’−メチル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
1’−メチル−6’−(ピリジン−3−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
1’−シクロプロピル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン、又は
1’−シクロプロピル−6’−(ピリジン−3−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン。
【0040】
式Iで表される本化合物及びその薬学的に許容し得る塩は、当技術分野において公知の方法、例えば、下記方法によって調製することができ、該方法は、以下を含む:
a)式2:
【化2】
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で表される化合物を、式3:
【化3】
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で表される化合物と反応させて、式I:
【化4】
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(式中、Yは、ハロゲン化物(例えば、臭素又はヨウ素)であり、R’は、水素又は低級アルキルであり、(−B(OR’)
2は、例えば、ボロン酸又はボロン酸ピナコールエステルを表す)、そして、更なる基は、上記の意味を有する)で表される化合物にし、そして、
必要に応じて、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換するか;
又は
b)式4:
【化5】
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で表される適切な前駆体を、ヘテロアリール置換基を形成するための標準的な反応シーケンスを適用することによって、式I:
【化6】
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(式中、PCは、−CO
2R’、−CO
2H、−CHO、−CH
2OH、又は−(CO)R’(式中、R’は、低級アルキルである)であり、そして、更なる基は、上記の意味を有する)で表される化合物に変換し、そして、
必要に応じて、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換する。
【0041】
本発明の式Iで表される化合物の調製は、逐次又は収束合成経路で実施することができる。本発明の化合物の合成を、下記のスキームに示す。この反応及び得られる生成物の精製を実施するのに必要な技能は、当業者に公知である。以下の方法の記載において使用される置換基及び指数は、特に指定のない限り、本明細書において先に示した意味を有する。
【0042】
より詳細には、式Iで表される化合物は、以下に示す方法によって、実施例に示す方法によって、又は類似の方法によって製造することができる。個々の反応工程についての適切な反応条件は、当業者に公知である。しかし、反応シーケンスは、スキームに表示するものに限定されず、出発物質及びそれらの各反応性に依存して、反応工程のシーケンスを自由に変えることができる。出発物質は、市販されているか、あるいは以下に示す方法に類似の方法によって、実施例に記載する方法によって、又は当技術分野において公知の方法によって調製することができる。
【0043】
【化7】
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【0044】
式中、Yは、ハロゲン化物(例えば、臭素又はヨウ素)であり、R’は、水素又は低級アルキルである(−B(OR’)
2は、例えば、ボロン酸又はボロン酸ピナコールエステルを表す)。
【0045】
式Iで表される本化合物及びその薬学的に許容し得る塩は、対応するヘテロアリールボロン酸若しくはエステル3とハロゲン化物2とのSuzukiカップリングによって、又はボロン酸若しくはエステル6とヘテロアリールハロゲン化物5とのSuzukiカップリングによって調製することができる(スキーム1を参照)。ヘテロアリールボロン酸及びエステル3は、市販されているか、又は一般的に知られている手順、例えば、パラジウム触媒の存在下でハロゲン化物5をビス(ピナコラト)ジボロンで処理する等によって、対応するハロゲン化物5から調製することができる。ボロン酸及びエステル6は、一般的に知られている手順、例えば、パラジウム触媒の存在下でビス(ピナコラト)ジボロンで処理する等によって、対応するハロゲン化物2から調製することができる。
【0046】
R
2=Hである場合、この位置は、適切な塩基の存在下で、例えば、アルキルハロゲン化物又はヘテロシクロアルキルハロゲン化物を用いて修飾してよい。R
2は、4−メチルモルホリンn−オキシド一水和物の存在下において四酸化オスミウムによりジヒドロキシ化し、そして、還元的後処理を行う等の適切な反応によって修飾し得、これは、NaH等の適切な塩基の存在下にてMeI等のアルキルハロゲン化物で更にアルキル化し得る。あるいは、R
2が、例えば、4−メトキシベンジル又は2−トリメチルシリルエトキシメチル等の保護基である場合、それを一般的に知られている手順によって除去し、R
2を水素にしてもよい。
【0047】
【化8】
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【0048】
式中、Yは、ハロゲン化物(例えば、臭素又はヨウ素)であり、R’は、低級アルキル(例えば、ブチル)である。
【0049】
あるいは、式Iで表される化合物及びその薬学的に許容し得る塩は、ヘテロアリールスタンナン7とハロゲン化物2とのパラジウム触媒Stilleカップリングによって調製することができる(スキーム2を参照)。
【0050】
【化9】
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【0051】
R
1=ピリミジルであり、そして、R’R''N(R’及びR''は、互いに独立して、水素又は低級アルキルを表す)によって置換されている、式Iaで表される化合物(スキーム3を参照)は、メチルチオエーテルを、例えば、mCPBAで酸化し、次いで、メチルスルホンをアミンR’R''NHで置換することによって、化合物8(スキーム1に従って調製)から得ることができる。
【0052】
【化10】
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【0053】
あるいは、式Iで表される本化合物及びその薬学的に許容し得る塩は、ヘテロアリール置換基を形成するための標準的な反応シーケンス(スキーム4を参照)を適用することによって、そして、以下のスキームに例示する通り、適切な前駆体4(PCは、−CO
2R’、−CO
2H、−CHO、−CH
2OH、又は−(CO)R’(R’=低級アルキル)である)から調製することができる。あるいは、式Iで表される化合物は、例えば、触媒条件(パラジウム又は銅触媒等)下における、ハロゲン化物2(Yは、例えば、臭素又はヨウ素等のハロゲン化物である)のヘテロアリール化合物10(例えば、1H−イミダゾール等)による置換反応によって調製することができる。
【0054】
【化11】
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【0055】
式Ibで表される1,2,4−オキサジアゾールは、例えば、CDIの存在下における、酸11とN−ヒドロキシアミジンR
1C(=NOH)NH
2との縮合によって調製することができる(スキーム5を参照)。
【0056】
【化12】
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【0057】
式Icで表されるイミダゾールは、グリオキサール、ホルムアルデヒド、及び酢酸アンモニウムとアニリン12との縮合によって調製することができる(スキーム6を参照)。
【0058】
【化13】
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【0059】
式Idで表されるイミダゾールは、パラジウム触媒の存在下における、ハロゲン化物2のシアン化物、例えば、シアン化亜鉛による置換で出発して調製することができる。LiHMDSをニトリルに添加し、続いて、酸性加水分解により、アミジン14を与え、これを塩基の存在下でα−ハロメチルケトンR
1’−C(=O)CH
2Y(Yは、臭素、塩素等のハロゲンであり、そして、R
1’は、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルである)と縮合させて、イミダゾールIdを与えることができる(スキーム7を参照)。
【0060】
【化14】
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【0061】
式Ieで表されるイミダゾールは、カルボン酸11から出発して調製することができる。Weinrebアミド15に変換し、そして、メチルグリニャール試薬と反応させて、メチルケトン16を与え、これを、例えば、テトラ−n−ブチルアンモニウムトリブロミドで臭素化させてよい。アミジンR
1C(=NH)NH
2と縮合させてイミダゾールIe(R
1は、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルである)を生成し、化合物17をホルムアミド等のアミドと縮合させてイミダゾール(式中、R
1は、水素又は低級アルキルである)を与えることもできる。Ieは、更に、例えば、Chan Lam条件下で、適切な塩基又はボロン酸及び銅(II)源の存在下にて、アルキルハロゲン化物を用いることによって、式Im(式中、R
1は、低級アルキルである)で表されるイミダゾールに転換することができる(スキーム8を参照)。
【0062】
【化15】
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【0063】
式Ifで表されるオキサゾールは、臭化物17をアジ化ナトリウムで置換し、続いて、トリフェニルホスフィンの存在下で酸塩化物R
1C(=O)Clと反応させることによって調製することができる(R
1は、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルである)。R
1がアセトキシによって置換されている低級アルキルである場合、それを、一般的に知られている方法を用いて本エステルを切断することによって更に修飾して、R
1がヒドロキシによって置換されている低級アルキルにしてもよい(スキーム9を参照)。
【0064】
【化16】
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【0065】
式Igで表されるオキサゾールは、還元(例えば、ボランテトラヒドロフラン錯体による)−酸化(例えば、二酸化マンガンによる)シーケンスにおいて、カルボン酸11をアルデヒド20に変換することによって調製することができる。アルデヒドをTOSMIC(トシルメチルイソシアニド)と反応させて、オキサゾールIgを生成する。この化合物は、ホルムアミド等のアミドと反応させることによって式Ieで表される化合物(式中、R
1は、水素又は低級アルキルである)に転換し、次いで、スキーム8に既に記載した通り式Imで表される化合物に転換することができる(スキーム10を参照)。
【0066】
【化17】
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【0067】
メチルケトン16と酢酸タリウム及びトリフルオロメタンスルホン酸とを反応させて、式Ihで表されるオキサゾールを与える(スキーム11を参照)。
【0068】
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
【0069】
Ar=R’R''N(R’及びR''は、互いに独立して、水素又は低級アルキルを表す)によって置換されているオキサゾリルである式Ikで表される化合物は、LiHMDS等の塩基で脱プロトン化した後に、オキサゾールIg(Y=ハロゲン)を、例えば、ヘキサクロロエタンでハロゲン化し、続いて、従来の条件又はマイクロ波条件下で加熱しながら、アミンR’R''NHで置換することによって調製することができる(スキーム12を参照)。
【0070】
【化19】
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【0071】
式Ilで表されるオキサゾールは、α−ブロモケトン17とアミドR
1C(=O)NH
2(R
1は、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルである)とを縮合させることによって調製することができる(スキーム13を参照)。
【0072】
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【0073】
R
2がメチルである場合、一般式2で表される化合物は、例えば、水素化ナトリウム等の塩基の存在下で、6−ハロ−オキシインドール21をMe−LG(LGは、ヨウ化物、臭化物、塩化物、トシル酸塩等の脱離基である)でトリメチル化することによって調製することができ(スキーム14を参照)、そして、式中、Yは、ハロゲンである。
【0074】
R
2がメチルではない場合、一般式2で表される化合物は、例えば、カリウムtert−ブトキシド等の塩基の存在下、及び、臭化銅(I)−ジメチルスルフィド錯体の存在下で、6−ハロ−オキシインドール21をMe−LG(LGは、ヨウ化物、臭化物、塩化物、トシル酸塩等の脱離基である)でジメチル化することによって調製することができる。次いで、水素化ナトリウム若しくは炭酸セシウム等の塩基の存在下にて、R
2−LGでアルキル化することによって、又は金属触媒(例えば、パラジウム(0)又は銅(II)触媒等)下で、ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド若しくは炭酸ナトリウム等の塩基の存在下で、ボロン酸R
2−B(OH)
2若しくはエステルR
2−B(OR’)
2(例えば、R
2−4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン)とカップリングさせることによって、ジアルキル化生成物2aを化合物2に変換することができる。
【0075】
R
2が3−(シクロプロピルチオ)プロピルであり、そして、LGが臭化物である場合、R
2−LGは、塩基の存在下で、3−メルカプトプロパン−1−オールとブロモシクロプロパンとを反応させ、続いて、例えば、テトラブロモ−メタン及びトリフェニルホスフィン等を用いてアルコールを臭化物に変換することによって調製することができる。
【0076】
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
【0077】
YがIであり、R
3’がH又はFであり、そして、R
3''がFである場合、一般式2bで表される化合物は、例えば、スキーム14と同様にオキシインドール22をアルキル化し、続いて、LDA及びトリメチルシリルクロリドで処理することによってオルトシリル化し、次いで、シリル基を一塩化ヨウ素のヨウ化物と交換することによって調製することができる(スキーム15を参照)。
【0078】
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
【0079】
一般式21で表される化合物は、例えば、イサチン誘導体25を、例えば、ヒドラジンで還元することによって調製することができ、式中、Yは、ハロゲンである(スキーム16を参照)。
【0080】
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
【0081】
あるいは、一般式21aで表される化合物(Y=Br)は、例えば、水素化ナトリウム等の塩基の存在下で、フッ素をマロン酸エステルで求核置換することによって、4−ブロモ−1−フルオロ−2−ニトロ−ベンゼン誘導体26から出発して調製することができる(スキーム17を参照)。例えば、塩酸の存在下で加熱することによってエステル加水分解及び脱炭酸を行って、酸28を与えることができる。例えば、酢酸中の鉄によるニトロ還元の後に、ラクタム21aへ環化させる。
【0082】
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【0083】
中間体ヒドラジド29は、エステル30から調製することができる。メタノール中においてヒドラジン水和物によりヒドラジド31に転換させ、次いで、TBTUカップリング等の方法によってR
1−COOHと反応させることによって、ヒドラジド29に転換することを介する。あるいは、化合物30を酸11に鹸化し、次いで、HOBt/EDCIカップリング等の方法によってR
1−ヒドラジドと反応させることによる。次いで、トリエチルアミン等の塩基の存在下で、例えば、p−トルエンスルホニルクロリドと反応させることによって、中間体29を式Inで表される化合物に転換することができる(スキーム18を参照)。
【0084】
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【0085】
式21bで表される化合物は、強塩基の存在下で、二臭化エチレンと反応させることによって、スピロ環中間体31に転換することができる。この化合物は、更に、スキーム14に記載の通り修飾して、中間体32を得ることができ、これは、式2で表される化合物のように使用することができる(スキーム19を参照)。Yは、例えば、臭素又はヨウ素等のハロゲン化物である。
【0086】
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
【0087】
式Io及びIpで表される化合物(式中、R
1は、低級アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、又はこれらの組み合わせである)は、Ullmann条件下で、式2で表される中間体を式33で表されるイミダゾールと反応させることによって調製することができ、この場合、例えば、TBMDS保護ヒドロキシ基を有する位置R
1を後で脱保護してR
1を与えてもよい。式33で表される化合物は、市販されているか、又は、例えば、トリフルオロアセトアルデヒドメチルヘミアセタールと反応させ、続いて、トリエチルアミン等の塩基の存在下で、ヒドロキシ官能基をTBDMS−Clで保護することによって、イミダゾールから調製することができる(スキーム20を参照)。
【0088】
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
【0089】
式Iqで表される化合物(式中、R
1=低級アルキル又はアルコキシアルキル)は、水素化ナトリウム等の強塩基の存在下でケトン16をR
1−エステルと反応させて1,3−ジケトン34を与えることによって調製することができ、これは、次いで、ヒドロキシルアミン塩酸塩を用いて環化させることができる(スキーム21を参照)。
【0090】
【化28】
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【0091】
式Igで表される化合物は、スキーム10に代えて、酢酸パラジウム(II)、2−ジ−t−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリ−i−プロピルビフェニル、ピバル酸、及び炭酸カリウムの存在下で、ハロゲン化物2をオキサゾールと反応させることによって調製することができる。これは、更に、ボランテトラヒドロフラン錯体及びn−ブチルリチウム等の強塩基の存在下で、アルキルハロゲン化物と反応させることによって、式Irで表される化合物(式中、R
1は、低級アルキルである)に転換することができる(スキーム22を参照)。
【0092】
【化29】
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【0093】
式Isで表される化合物は、以下の通り調製することができる。ジイソプロピルエチルアミン等の塩基の存在下でエチル2−(2,4,6−トリクロロピリミジン−5−イル)アセタートをR
2−NH
2と反応させて、構造35で表される中間体を与える。これは、炭酸セシウム等の塩基の存在下でヨウ化メチルと反応させることによって、ジメチル化及び環化して化合物36にすることができる。この化合物は、更に、スキーム1に既に記載した手段によって、化合物37に官能化することができる。最後に、パラジウム炭の存在下で水素化することによって式Isで表される化合物が得られる(スキーム23を参照)。
【0094】
実験部
以下の実施例は、本発明を説明するために提供される。これらは、本発明の範囲を限定するものではなく、単に、その代表例であるとみなすべきである。
【0095】
略称:
Brettphos、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’−4’−6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル;
CBr
4、テトラブロモメタン;
CDCl
3、重水素化クロロホルム;
CDI、1,1’−カルボニルジイミダゾール;
CH
2Cl
2、ジクロロメタン;
CO、一酸化炭素;
Cs
2CO
3、炭酸セシウム;
CuI、ヨウ化銅(I);
DIPEA、ジイソプロピルエチルアミン;
DMA、N,N−ジメチルアセトアミド;
DMAP、4−ジメチルアミノピリジン;
DMF、N,N−ジメチルホルムアミド;
DMSO、ジメチルスルホキシド;
EDCI、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩;
ESI、イオンスプレーイオン化;
EtOAc、酢酸エチル;
H
2O、水;
HATU、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファート;
HCl、塩酸;
HOBt、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール;
HPLC、高性能液体クロマトグラフィー;
KOH、水酸化カリウム;
LiBH
4、水素化ホウ素リチウム;
LiHMDS、リチウムヘキサメチルジシラジド;
mCPBA、3−クロロ過安息香酸;
MeI、ヨウ化メチル;
MeOH、メタノール;
MS、質量スペクトル;
Na
2CO
3、炭酸ナトリウム;
Na
2SO
4、硫酸ナトリウム;
NaH、水素化ナトリウム;
NaHCO
3、重炭酸ナトリウム;
NaOH、水酸化ナトリウム;
NaOtBu、ナトリウムtert.−ブトキシド;
NH
4Cl、塩化アンモニウム;
NMP、1−メチル−2−ピロリドン;
NMR、核磁気共鳴スペクトル;
Pd(dppf)Cl
2、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II);
Pd(PPh
3)
4、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0);
Pd
2dba
3.CHCl
3、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム錯体;
SFC、超臨界流体クロマトグラフィー;
TBAF、フッ化テトラブチルアンモニウム;
TBDMS−Cl、tert−ブチルジメチルクロロシラン;
TBME、tert.−ブチルメチルエーテル;
TBTU、2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボラート;
t−BuOH、tert−ブタノール;
TFA、トリフルオロ酢酸;
THF、テトラヒドロフラン;
TPPO、トリフェニルホスフィンオキシド;
キサントホス、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン。
【0096】
概要:シリカゲルクロマトグラフィーは、Teledyne Isco CombiFlash(登録商標)Rf 200等のシステムにおける、例えば、SiliCycle(登録商標)SiliaSep(商標)OT シリカゲル40〜63μm若しくはSiliCycle(登録商標)SiliaSep(商標)OT アミンシリカゲル40〜63μm等のプレパックカートリッジ、又はシリカゲル60 40〜63μmを含むセルフパックガラスカラムのいずれかを用いて実施した。MSは、Waters ACQUITY-SQD等の装置において測定した。NMRスペクトルは、Bruker Avance I 300等の装置において測定した。
【0097】
実施例1
1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化30】
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【0098】
a)6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
アルゴン雰囲気下で、NaH(鉱油中60%、7.32g、183mmol)を乾燥THF(45mL)に懸濁させた。温度を27℃未満に維持しながら、10分間かけて6−ブロモインドリン−2−オン(10g、45.7mmol)の乾燥THF(108mL)懸濁液を少しずつ添加した。反応混合物を25℃に加熱し、そして、内部温度を慎重に24〜27℃に維持しながら、1時間かけてMeI(11.4mL、183mmol)を滴下した。反応混合物を室温で18時間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液(20mL)を10〜15℃で慎重に添加した。混合物をEtOAc、H
2O、及び飽和NaHCO
3水溶液で希釈した。水相をEtOAcで抽出し、有機層を飽和NaHCO
3水溶液で洗浄し、合わせ、そして、Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い赤色の固体(7.0g)として標題化合物を得た。混合画分を分取HPLCによって再度精製し、更に標題化合物 3.1gを生成した。
MS ESI (m/z): 254.1, 256.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.19 (dd, J=1.5, 7.8 Hz, 1H), 7.06 (d, J=7.9 Hz, 1H), 6.99 (d, J=1.6 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 1.35 (s, 6H).
【0099】
b)1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(250mg、984μmol)及びピリジン−4−ボロン酸(121mg、984μmol)のジオキサン(3.17mL) 溶液に、2M Na
2CO
3水溶液(1.06mL)を添加した。反応容器を排気し、そして、アルゴンで4回フラッシングし、そして、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(36.0mg、49.2μmol)を添加した。次いで、反応混合物を24時間加熱還流した。反応混合物を水で希釈し、そして、水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を1M Na
2CO
3水溶液で洗浄し、そして、Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤としてEtOAc/ジクロロメタンを用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって残渣を精製した。黄色の固体(138mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.2 [(M+H)
+].
1H NMR (DMSO-d
6, 300 MHz) δ = 8.64 (d, J=6.1 Hz, 2H), 7.75 (d, J=5.9 Hz, 2H), 7.55 - 7.39 (m, 3H), 3.22 (s, 3H), 1.31 (s, 6H).
【0100】
実施例2
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化31】
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6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)及び2−メチルピリジン-4-ボロン酸から実施例1bと同様に調製した。茶色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 267.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.56 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.41 - 7.28 (m, 4H), 7.05 (s, 1H), 3.36 - 3.23 (m, 3H), 2.64 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0101】
実施例3
1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)及びピリジン−3−ボロン酸から実施例1bと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.86 (d, J=2.2 Hz, 1H), 8.62 (dd, J=1.4, 4.6 Hz, 1H), 7.88 (td, J=1.9, 7.9 Hz, 1H), 7.38 (dd, J=4.8, 7.9 Hz, 1H), 7.31 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.26 (dd, J=1.4, 7.5 Hz, 1H), 7.02 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0102】
実施例4
1,3,3−トリメチル−6−(ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化33】
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6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)及びピリミジン−5−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。薄い赤色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 9.23 (s, 1H), 8.96 (s, 2H), 7.35 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.26 (dd, J=1.4, 7.5 Hz, 1H), 7.00 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0103】
実施例5
1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−2−イル)インドリン−2−オン
【化34】
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6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a、150mg、590μmol)のTHF(3mL)溶液を3回排気し、そして、アルゴンでフラッシングした。2−(トリブチルスタンニル)ピリジン(266mg、231μL、649μmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(21.1mg、29.5μmol)、及びヨウ化銅(I)(5.62mg、29.5μmol)を添加し、そして、混合物を加熱還流した。3時間後、再度2−(トリブチルスタンニル)ピリジン(266mg、231μL、649μmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(21.1mg、29.5μmol)、及びヨウ化銅(I)(5.62mg、29.5μmol)を添加し、そして、混合物を還流させながら60時間撹拌した。該混合物をシリカゲルのパッドで濾過し、EtOAcで洗浄し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の固体(38mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.70 (d, J=4.6 Hz, 1H), 7.83 - 7.70 (m, 2H), 7.62 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.32 - 7.22 (m, 2H), 3.31 (s, 3H), 1.41 (s, 6H).
【0104】
実施例6
3,3−ジメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化35】
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6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例24a)及びピリジン−3−ボロン酸から実施例1bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 239.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.92 (br s, 1H), 8.84 (d, J=2.2 Hz, 1H), 8.61 (dd, J=1.4, 4.6 Hz, 1H), 7.86 (td, J=1.9, 7.9 Hz, 1H), 7.37 (dd, J=4.8, 7.9 Hz, 1H), 7.30 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.25 (dd, J=1.4, 8.1 Hz, 1H), 7.16 (d, J=1.2 Hz, 1H), 1.46 (s, 6H).
【0105】
実施例7
3,3−ジメチル−6−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化36】
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6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例24a)及びピリジン−4−ボロン酸から実施例1bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 239.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.72 - 8.63 (m, 2H), 8.41 (br. s., 1H), 7.53 - 7.44 (m, 2H), 7.36 - 7.28 (m, 2H), 7.18 (s, 1H), 1.46 (s, 6H).
【0106】
実施例8
3,3−ジメチル−6−(ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化37】
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6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例24a)及びピリミジン−5−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 240.3 [(M+H)+].
1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ = 9.22 (s, 1H), 8.94 (s, 2H), 8.61 (br. s, 1H), 7.35 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.25 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.14 (d, J=1.4 Hz, 1H), 1.51 - 1.40 (s, 6H).
【0107】
実施例9
1,3,3−トリメチル−6−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化38】
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【0108】
a)1,3,3−トリメチル−6−(2−(メチルチオ)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a、0.15g、590μmol)及び2−(メチルチオ)ピリミジン−5−ボロン酸(155mg、885μmol)のジオキサン(1.9mL)懸濁液に、2M Na
2CO
3水溶液(633μL)を添加した。反応容器を4回排気し、そして、アルゴンでパージした。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(21.6mg、29.5μmol)を添加し、排気及びパージを繰り返し、そして、混合物を15時間加熱還流した。反応混合物をEtOAc及びMeOHで希釈し、スプーン2杯分のシリカゲルを添加し、そして、懸濁液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の固体(158mg)として標題化合物を単離した。
MS ESI (m/z): 300.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.80 (s, 2H), 7.32 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.21 (dd, J=1.6, 7.5 Hz, 1H), 6.95 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.63 (s, 3H), 1.41 (s, 6H).
【0109】
b)1,3,3−トリメチル−6−(2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−(メチルチオ)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(0.09g、301μmol)のジクロロメタン(3.01mL)溶液に、mCPBA(168mg、752μmol)を添加し、そして、反応混合物を室温で4時間撹拌した。混合物をCH
2Cl
2、H
2O、及び1M Na
2CO
3水溶液で希釈した。混合物をCH
2Cl
2で抽出し、そして、有機層を1M Na
2CO
3水溶液で洗浄した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。黄色の固体(109mg、純度92%)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく次の工程で用いた。
MS ESI (m/z): 332.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 9.11 (s, 2H), 7.39 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.32 - 7.27 (m, 1H), 7.01 (d, J=1.0 Hz, 1H), 3.42 (s, 3H), 3.31 (s, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0110】
c)1,3,3−トリメチル−6−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(0.107g、297μmol、純度92%)のピロリジン(860mg、1mL、12.0mmol)懸濁液を加熱還流した。30分間後、混合物を酢酸エチル及び水で希釈した。水層をEtOAcで抽出し、そして、有機層を1M Na
2CO
3水溶液で洗浄した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。黄色の固体(81mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 323.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.56 (s, 2H), 7.26 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.15 (dd, J=1.5, 7.6 Hz, 1H), 6.90 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.69 - 3.58 (m, 4H), 3.26 (s, 3H), 2.09 - 1.98 (m, 4H), 1.40 (s, 6H).
【0111】
実施例10
6−(2−アミノピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化39】
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1,3,3−トリメチル−6−(2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例9b)及び水酸化アンモニウムから実施例9cと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 269.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.54 (s, 2H), 7.28 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.16 (dd, J=1.5, 7.6 Hz, 1H), 6.91 (d, J=1.4 Hz, 1H), 5.12 (br s, 2H), 3.27 (s, 3H), 1.40 (s, 6H).
【0112】
実施例11
6−(2−(ジメチルアミノ)ピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
1,3,3−トリメチル−6−(2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例9b)及びエタノール中ジメチルアミンから実施例9cと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 297.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.56 (s, 2H), 7.26 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.15 (dd, J=1.4, 7.3 Hz, 1H), 6.90 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.28 - 3.22 (m, 9H), 1.40 (s, 6H).
【0113】
実施例12
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化41】
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1,3,3−トリメチル−6−(2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例9b、0.15g、430μmol)の乾燥テトラヒドロフラン(2.2mL)懸濁液を0℃に冷却した。塩化メチルマグネシウムのTHF溶液(3M、287μL、860μmol)を滴下し、冷却浴を除去し、そして、反応混合物を室温で15時間撹拌した。混合物をCH
2Cl
2、H
2O及び1M Na
2CO
3水溶液で希釈し、そして、水層をCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層を1M Na
2CO
3水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてジクロロメタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。得られた物質を、溶離剤としてヘプタン/エタノールを用いるChiralpak ADカラムによる分取HPLCによって精製した。薄い赤色の固体(52mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.85 (s, 2H), 7.33 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.23 (dd, J=1.4, 7.5 Hz, 1H), 6.98 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.81 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0114】
実施例13
1,3,3−トリメチル−6−(ピリダジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化42】
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1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a、297mg、779μmol)、3−ブロモ−ピリダジン臭化水素酸塩(286mg、1.17mmol)のジオキサン(3.9mL)及び2M Na
2CO
3水溶液(1.3mL)懸濁液を3回排気し、そして、アルゴンでフラッシングした。次いで、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(28.5mg、39.0μmol)を添加し、混合物を15時間加熱還流した。反応混合物をMeOHで希釈し、シリカゲルを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。得られた物質を、溶離剤として水/ギ酸/メタノールを用いるGemini NX 3u C18 110Aカラムの分取HPLCによって再度精製した。白色の固体(136mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 9.18 (d, J=3.8 Hz, 1H), 7.89 (dd, J=1.4, 8.7 Hz, 1H), 7.79 (d, J=1.0 Hz, 1H), 7.63 (dd, J=1.3, 7.8 Hz, 1H), 7.56 (dd, J=4.8, 8.5 Hz, 1H), 7.34 (d, J=7.5 Hz, 1H), 3.32 (s, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0115】
実施例14
6−(4−エチルピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化43】
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1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び5−ブロモ−4−エチルピリミジンから実施例13と同様に調製した。無色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 9.14 (s, 1H), 8.54 (s, 1H), 7.29 (d, J=7.5 Hz, 1H), 6.99 (d, J=7.5 Hz, 1H), 6.76 (s, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.81 (q, J=7.5 Hz, 2H), 1.43 (s, 6H), 1.27 (t, J=7.5 Hz, 3H).
【0116】
実施例15
6−(6−アミノピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び2−アミノ−5−ブロモピリジンから実施例13と同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.32 (d, J=2.4 Hz, 1H), 7.68 (dd, J=2.3, 8.6 Hz, 1H), 7.25 (d, J=7.4 Hz, 1H), 7.18 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 6.94 (d, J=1.4 Hz, 1H), 6.60 (d, J=8.5 Hz, 1H), 4.55 (br s, 2H), 3.27 (s, 3H), 1.40 (s, 6H).
【0117】
実施例16
6−(2−アミノピリミジン−5−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例24a)及び2−アミノピリミジン−5−ボロン酸ピナコールエステルから実施例24bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 255.3 [(M+H)
+].
1H NMR (DMSO-d
6, 300 MHz) δ = 10.40 (s, 1H), 8.49 (s, 2H), 7.33 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.22 - 7.11 (m, 1H), 6.98 (s, 1H), 6.75 (s, 2H), 1.26 (s, 6H).
【0118】
実施例17
3,3−ジメチル−6−(ピリダジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0119】
a)3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例24a)から実施例29aと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 288.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.94 (br s, 1H), 7.53 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.21 (d, J=7.3 Hz, 1H), 1.40 (s, 6H), 1.34 (s, 12H)
【0120】
b)3,3−ジメチル−6−(ピリダジン−4−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン及び4−ブロモピリダジン臭化水素酸塩から実施例29bと同様に調製した。茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 240.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 9.46 (d, J=1.2 Hz, 1H), 9.25 (d, J=5.4 Hz, 1H), 8.52 (br s, 1H), 7.64 (dd, J=2.4, 5.4 Hz, 1H), 7.36 (s, 2H), 7.23 (s, 1H), 1.47 (s, 6H)
【0121】
実施例18
6−(6−アミノピリジン−3−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例17a)及び2−アミノ−5−ブロモピリジンから実施例29bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.2 [(M+H)
+].
1H NMR (DMSO-d
6, 300 MHz) δ = 10.35 (s, 1H), 8.16 (d, J=2.4 Hz, 1H), 7.62 (dd, J=2.5, 8.6 Hz, 1H), 7.30 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.12 (dd, J=1.2, 7.7 Hz, 1H), 6.94 (d, J=1.2 Hz, 1H), 6.51 (d, J=8.5 Hz, 1H), 6.05 (br. s, 2H), 1.26 (s, 6H)
【0122】
実施例19
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例24a)及び2−メチルピリジン−3−イルボロン酸から実施例24bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.51 (dd, J=1.7, 4.7 Hz, 1H), 7.94 (br s, 1H), 7.51 (dd, J=1.7, 7.6 Hz, 1H), 7.25 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.19 (dd, J=4.8, 7.7 Hz, 1H), 6.98 (dd, J=1.2, 7.7 Hz, 1H), 6.86 (d, J=1.2 Hz, 1H), 2.53 (s, 3H), 1.46 (s, 6H).
【0123】
実施例20
3,3−ジメチル−6−(3−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化49】
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6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例24a)及び3−メチルピリジン−4−イルボロン酸から実施例24bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.51 (s, 1H), 8.47 (d, J=5.0 Hz, 1H), 8.06 (br s, 1H), 7.26 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.14 (d, J=4.8 Hz, 1H), 6.99 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 6.86 (d, J=1.4 Hz, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.46 (s, 6H).
【0124】
実施例21
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化50】
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6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例24a)及び2−メチルピリミジン−5−イルボロン酸から実施例24bと同様に調製した。茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.83 (s, 2H), 8.27 (br s, 1H), 7.32 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.23 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.10 (d, J=1.2 Hz, 1H), 2.80 (s, 3H), 1.45 (s, 6H).
【0125】
実施例22
1,3,3−トリメチル−6−(6−メチルピリダジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化51】
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1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び3−ブロモ−6−メチルピリダジンから実施例29bと同様に調製した。茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.82 - 7.74 (m, 2H), 7.61 (dd, J=1.6, 7.9 Hz, 1H), 7.41 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.33 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.31 (s, 3H), 2.78 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0126】
実施例23
6−(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化52】
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1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び3−ブロモ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジンから実施例29bと同様に調製した。薄い赤色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 293.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.57 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.31 - 7.20 (m, 2H), 6.99 (s, 1H), 3.28 (s, 3H), 3.13 - 2.96 (m, 4H), 2.20 (quin, J=7.6 Hz, 2H), 1.41 (s, 6H).
【0127】
実施例24
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化53】
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【0128】
a)6−ブロモ−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
アルゴン雰囲気下における0℃のカリウムtert−ブチラート(12.8g、114mmol)の乾燥THF(80mL)懸濁液に、6−ブロモインドリン−2−オン(5.0g、22.9mmol)、続いて、臭化銅(I)−ジメチルスルフィド錯体(470mg、2.29mmol)を少しずつ添加した。内部温度を8℃未満に維持しながら、MeI(6.82g、3.00mL、48.0mmol)を45分間以内に滴下した。反応混合物を室温に温め、そして、この温度に16時間維持した。反応混合物を再度0℃に冷却し、そして、飽和塩化アンモニウム水溶液を慎重に添加した。混合物をtert−ブチルメチルエーテル及び水で希釈した。水相をtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤として酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い黄色の固体(5.17g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 240.0/ 242.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz): δ (ppm) = 8.12 (m, 1H), 7.20-7.16 (m, 1H), 7.09-7.08 (m, 1H), 7.06-7.04 (m, 1H), 1.39 (s, 6H).
【0129】
b)3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(120mg、500μmol)及び2−メチルピリジン−4−イルボロン酸(105mg、750μmol)のジオキサン(2mL)及び炭酸ナトリウム水溶液(2M、667μL)懸濁液に、アルゴン雰囲気下で[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(18.3mg、25.0μmol)を添加した。反応混合物を加熱還流し、そして、この温度で12時間アルゴン雰囲気下にて撹拌した。
【0130】
混合物を酢酸エチル及び2M 炭酸ナトリウム水溶液で希釈した。水相を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機相を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤として酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。オフホワイトの泡状物(60mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz): δ (ppm) = 8.55 (d, J=5.2 Hz, 1H), 8.33 (br s, 1H), 7.40 - 7.27 (m, 4H), 7.20 - 7.13 (m, 1H), 2.63 (s, 3H), 1.45 (s, 6H).
【0131】
実施例25
6−(2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化54】
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1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び7−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンから実施例29bと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 310.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.84 (d, J=2.0 Hz, 1H), 7.24 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.18 (dd, J=1.2, 7.7 Hz, 1H), 7.06 (d, J=2.2 Hz, 1H), 6.97 - 6.91 (m, 1H), 4.50 - 4.42 (m, 2H), 3.96 (br s, 1H), 3.52 - 3.42 (m, 2H), 3.26 (s, 3H), 1.40 (s, 6H).
【0132】
実施例26
6−(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化55】
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1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び3−ブロモ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジンから実施例29bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 294.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.65 (s, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.34 - 7.20 (m, 2H), 7.00 (d, J=1.2 Hz, 1H), 4.44 - 4.30 (m, 4H), 3.28 (s, 3H), 2.56 (br s, 1H), 1.42 (s, 6H).
【0133】
実施例27
6−(5−アミノピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化56】
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1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び5−ブロモピリジン−3−アミンから実施例29bと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.26 (d, J=1.8 Hz, 1H), 8.10 (d, J=2.6 Hz, 1H), 7.28 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.23 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.17 - 7.13 (m, 1H), 6.99 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.79 (br s, 2H), 3.27 (s, 3H), 1.41 (s, 6H).
【0134】
実施例28
6−(3,5−ジメチル−ピリジン−4−イル)−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン ギ酸塩
【化57】
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4−ブロモ−3,5−ジメチルピリジン(500mg、2.69mmol)の乾燥THF(20mL)溶液を排気し、そして、アルゴンでパージした。炭酸セシウム(1051mg、3.22mmol)、続いて、1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a、972mg、3.22mmol)を添加した。15分間アルゴンでパージした後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(249mg、0.21mmol)を添加した。再度、容器を15分間アルゴンでパージし、そして、反応混合物を15時間加熱還流した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、celiteの床で濾過し、更なる酢酸エチルで洗浄し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。最後に、得られた物質を分取HPLCによって精製して、オフホワイトの固体(344mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 281 [(M+H)
+].
【0135】
実施例29
6−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0136】
a)1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a、500mg、1.97mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(757mg、2.95mmol)、及び酢酸カリウム(390mg、3.94mmol)のDMSO(10mL)懸濁液に5分間アルゴンをバブリングした。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(72mg、98.4μmol)を添加し、そして、アルゴンを再度5分間バブリングした。反応混合物を5時間110℃に加熱した。水を添加し、そして、水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤として酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。白色の固体(607mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 302.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.57 (dd, J=0.8, 7.3 Hz, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.23 (d, J=7.3 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 1.37 (s, 6H), 1.36 (s, 12H)
【0137】
b)6−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(300mg、896μmol)、7−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン(F.P. Marmsater et al., 国際公開第2008/121687号;212mg、1.08mmol)及びNa
2CO
3(2M、896μL、1.79mmol)のジオキサン(4mL)懸濁液に5分間アルゴンをバブリングした。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(32.8mg、44.8μmol)を添加し、そして、アルゴンを再度5分間バブリングした。反応混合物を12時間110℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤として酢酸エチル/ヘプタン及びジクロロメタン/メタノール/アンモニアを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い赤色の固体(244mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 292.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.20 (dd, J=0.8, 7.1 Hz, 1H), 7.87 - 7.80 (m, 1H), 7.69 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.38 - 7.28 (m, 2H), 7.14 - 7.04 (m, 2H), 3.29 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0138】
実施例30
6−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化59】
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6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン(M. Yamanaka et al., Chem. Pharm. Bull. 1991, 39(6), 1556 - 1567)から実施例29と同様に調製した。薄い赤色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 292.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.33 (dd, J=1.0, 1.8 Hz, 1H), 7.74 - 7.62 (m, 3H), 7.43 (dd, J=1.8, 9.5 Hz, 1H), 7.33 - 7.28 (m, 1H), 7.26 - 7.21 (m, 1H), 7.00 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0139】
実施例31
6−(4,6−ジメチル−ピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び5−ブロモ−4,6−ジメチルピリミジンから実施例29bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282 [(M+H)
+].
【0140】
実施例32
6−(2,4−ジメチル−ピリジン−3−イル)−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a)及び3−ブロモ−2,4−ジメチルピリミジンから実施例29bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 281 [(M+H)
+].
【0141】
実施例33
5−(3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−イル)ニコチノニトリル
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例17a)及び5−ブロモニコチノニトリルから実施例29bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 264.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 9.02 (d, J=2.4 Hz, 1H), 8.87 (d, J=1.8 Hz, 1H), 8.53 (br. s, 1H), 8.11 (t, J=2.1 Hz, 1H), 7.35 (d, J=7.3 Hz, 1H), 7.24 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.13 (d, J=1.2 Hz, 1H), 1.46 (s, 6H).
【0142】
実施例34
7−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化63】
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【0143】
a)7−フルオロ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
NaH(8.79g、220mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)懸濁液に、7−フルオロインドリン−2−オン(8.30g、54.9mmol)を20分間以内に少しずつ添加した。反応混合物を30分間撹拌した。MeI(31.2g、13.7mL、220mmol)を1.5時間以内に24〜27℃で滴下した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を10〜15℃の飽和塩化アンモニウム水溶液 20mLで非常に慎重にクエンチし、次いで、tert−ブチルメチルエーテル及び水で希釈した。水相をtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、合わせた有機相を食塩水で洗浄し、そして、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤として酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。橙色の結晶(9.91g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 194.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz): δ (ppm) = 6.99-6.97 (m, 3H), 3.43 (d, J=2.62 Hz, 3H), 1.37 (s, 6H).
【0144】
b)7−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(トリメチルシリル)インドリン−2−オン
アルゴン雰囲気下におけるジイソプロピルアミン(5.4g、7.6mL、52.8mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(23mL)溶液を−40℃に冷却し、そして、n−BuLiの溶液(ヘキサン中1.6M、31.6mL、50.5mmol)を滴下した。混合物を−40℃で30分間撹拌し、次いで、−75℃の7−フルオロ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(8.875g、45.9mmol)及びトリメチルシリルクロリド(5.49g、6.46mL、50.5mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(69mL)溶液に添加した。反応混合物を16時間以内に室温に温めた。反応混合物を水(2mL)で慎重にクエンチし、そして、酢酸エチル及び水で希釈した。水相を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄し、そして、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を真空中で蒸発させ、そして、溶離剤として酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い黄色の油状物(8.55g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 266.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz): δ (ppm) = 7.06-7.02 (m, 1H), 6.99-6.96 (m, 1H), 3.44 (d, J=3.03 Hz, 3H), 1.36 (s, 6H), 0.33 (s, 9H).
【0145】
c)7−フルオロ−6−ヨード−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
0℃の7−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(トリメチルシリル)インドリン−2−オン(9.9g、37.3mmol)のジクロロメタン(500mL)溶液に、一塩化ヨウ素(CH
2Cl
2中1M、37.3mL、37.3mmol)を添加した。反応混合物を室温に温め、そして、16時間撹拌した。チオ硫酸ナトリウムの飽和水溶液を反応混合物に添加し、そして、水相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤として酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。オフホワイトの結晶(9.82g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 320.0 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz): δ (ppm) = 7.43-7.39 (m, 1H), 6.77-6.75 (m, 1H), 3.42 (d, J=3.23 Hz, 3H), 1.36 (s, 6H).
【0146】
d)7−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
7−フルオロ−6−ヨード−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン及びピリジン−3−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 271.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.81 - 8.74 (m, 1H), 8.63 (dd, J=1.6, 4.8 Hz, 1H), 7.85 (qd, J=2.0, 7.9 Hz, 1H), 7.39 (ddd, J=0.9, 4.9, 7.9 Hz, 1H), 7.12 - 7.03 (m, 2H), 3.48 (d, J=3.2 Hz, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0147】
実施例35
6−(2,4−ジメチル−ピリジン−3−イル)−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化64】
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3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例17a)及び3−ブロモ−2,4−ジメチルピリジンから実施例29bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 267 [(M+H)
+].
【0148】
実施例36
1,3,3,7−テトラメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化65】
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【0149】
a)6−ブロモ−7−メチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
6−ブロモ−7−メチルインドリン−2,3−ジオン(G.W. Rewcastle et al., J.Med.Chem. 1991, 34(1), 217-222;7.65g、31.9mmol)及びヒドラジン一水和物(35.9g、35mL、718mmol)の混合物を3時間130℃に加熱し、次いで、10℃に冷却した。37% HCl(72.2g、60.2mL、733mmol)をゆっくり添加した。沈殿を焼結ガラスで濾過し、過剰の水で洗浄し、次いで、少量のヘプタンで洗浄し、そして、高真空下で乾燥させた。黄色の結晶として標題化合物を得、そして、更に精製することなく次の反応で用いた。
【0150】
b)6−ブロモ−1,3,3,7−テトラメチルインドリン−2−オン
6−ブロモ−7−メチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オンから実施例1aと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.1, 270.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.29 (d, J=7.9 Hz, 1H), 6.89 (d, J=8.0 Hz, 1H), 3.51 (s, 3H), 2.67 (s, 3H), 1.33 (s, 6H).
【0151】
c)1,3,3,7−テトラメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1,3,3,7−テトラメチルインドリン−2−オンから実施例29aと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 316.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.49 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.04 (d, J=7.3 Hz, 1H), 3.53 (s, 3H), 2.78 (s, 3H), 1.35 (s, 12H), 1.33 (s, 6H).
【0152】
d)1,3,3,7−テトラメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
1,3,3,7−テトラメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン及び3−ブロモピリジンから実施例29bと同様に調製した。粘性の茶色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 267.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.61 (dd, J=1.6, 4.8 Hz, 1H), 8.57 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.66 - 7.59 (m, 1H), 7.36 (ddd, J=0.9, 4.8, 7.8 Hz, 1H), 7.11 (d, J=7.5 Hz, 1H), 6.92 (d, J=7.5 Hz, 1H), 3.56 (s, 3H), 2.44 (s, 3H), 1.40 (s, 6H)
【0153】
実施例37
5−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化66】
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【0154】
a)2−(4−ブロモ−5−フルオロ−2−ニトロ−フェニル)−マロン酸ジメチルエステル/2−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−フェニル)−マロン酸ジメチルエステル
NaH(鉱油中60%、20.2g、504mmol)のジオキサン(233mL)懸濁液を11℃に冷却した。1−ブロモ−2,4−ジフルオロ−5−ニトロベンゼン(50g、26.5mL、210mmol)及びマロン酸ジメチル(33.3g、28.9mL、242mmol)のジオキサン(467mL)溶液を45分間以内に11〜14℃で慎重に添加した(ガス発生)。添加の完了後、反応混合物を12℃で更に1時間維持し、次いで、室温に温めた。16時間後、反応混合物を10℃に冷却し、そして、飽和塩化アンモニウム水溶液 100mLを添加した。反応混合物をtert−ブチルメチルエーテル、水、及び飽和塩化アンモニウム水溶液で希釈した。水相をtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、合わせた有機相を飽和塩化アンモニウム水溶液及び食塩水で洗浄し、そして、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤として酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。2.6:1混合物として黄色の液体(53.7g)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく次の反応で用いた。
MS ESI (m/z): 348.1/ 350.3 [(M-H)
-].
2−(4−ブロモ−5−フルオロ−2−ニトロ−フェニル)−マロン酸ジメチルエステルの
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz): δ (ppm) = 8.37-8.35 (m, 1H), 7.36-7.33 (m, 1H), 5.36 (s, 1H), 3.82 (s, 6H).
2−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−フェニル)−マロン酸ジメチルエステルの
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz): δ (ppm) = 8.33-8.30 (m, 1H), 7.60-7.56 (m, 1H), 5.27 (s, 1H), 3.76 (s, 6H).
【0155】
b)(4−ブロモ−5−フルオロ−2−ニトロフェニル)−酢酸/(2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−フェニル)−酢酸
2−(4−ブロモ−5−フルオロ−2−ニトロ−フェニル)−マロン酸ジメチルエステル/2−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−フェニル)−マロン酸ジメチルエステル(2.6:1混合物、53.7g、153mmol)及び6M 塩酸水溶液(767mL)の混合物を7時間加熱還流し、次いで、5℃に冷却した。沈殿を濾過し、水及びn−ペンタンで洗浄し、次いで、トルエンと3回同時蒸発させて、白色の固体として標題化合物の混合物 25.9gを与えた。母液を酢酸エチルで抽出し、そして、合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を蒸発させ、残渣をn−ペンタンで粉砕し、次いで、トルエンと同時蒸発させて、オフホワイトの固体として標題化合物の混合物 11.42gを与えた。この物質を最初の生成物と合わせて、2.6:1混合物として標題化合物 合計37.32gを与え、これを更に精製することなく次の反応で用いた。
MS ESI (m/z): 232.0/ 233.9 [(M-CO
2-H)
-].
2−(4−ブロモ−5−フルオロ−2−ニトロフェニル)酢酸の
1H NMR (DMSO-D
6, 400 MHz): δ (ppm) = 8.50-8.47 (m, 1H), 7.70-7.67 (m, 1H), 4.00 (s, 2H).
(2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−フェニル)−酢酸の
1H NMR (DMSO-D
6, 400 MHz): δ (ppm) = 8.40-8.37 (m, 1H), 7.78-7.74 (m, 1H), 3.87 (s, 2H).
【0156】
c)6−ブロモ−5−フルオロインドリン−2−オン
(4−ブロモ−5−フルオロ−2−ニトロフェニル)−酢酸/(2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−フェニル)−酢酸(2.6:1混合物、37.3g、134mmol)及び鉄(30.0g、537mmol)の酢酸(671mL)懸濁液を7時間100℃に加熱し、次いで、室温に冷却した。残りの元素鉄を磁性ロッドで除去した。反応混合物に氷水(900mL)を添加した。沈殿を濾取し、水で4回洗浄し、次いで、25% HCl(300mL)及び濃HCl(50mL)の氷冷水溶液に懸濁させた。10分間撹拌した後、沈殿を濾取し、そして、水で4回洗浄した。
【0157】
沈殿を1M Na
2CO
3水溶液(400mL)及び0.1M NaOH(100mL)の混合物に懸濁させ、そして、40分間撹拌した。沈殿を濾取し、そして、0.1M NaOH水溶液で4回、水で3回、及びジイソプロピルエーテルで1回洗浄して、薄い灰色の固体(20.5g)として標題化合物を与えた。
MS ESI (m/z): 228.0/ 230.0 [(M-H)
-].
1H NMR (DMSO-D
6, 400 MHz): δ (ppm) = 10.47 (bs, 1H), 7.31-7.28 (m, 1H), 7.01-6.99 (m, 1H), 3.49 (s, 2H).
【0158】
d)6−ブロモ−5−フルオロ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
NaH(5.04g、126mmol)のテトラヒドロフラン(105mL)懸濁液に、アルゴン雰囲気下で6−ブロモ−5−フルオロインドリン−2−オン(7.24g、31.5mmol)を少しずつ添加した。ガス発生が停止した後、反応混合物の温度を24℃〜26℃に維持しながら、シリンジポンプを用いて50分間以内にヨウ化メチル(17.9g、7.88mL、126mmol)を滴下した(発熱反応)。反応混合物を室温に4時間維持し、次いで、塩化アンモニウム水溶液で慎重にクエンチした。反応混合物をtert−ブチルメチルエーテル、水、及び飽和塩化アンモニウム水溶液で希釈した。水相をtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、合わせた有機相を飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄し、そして、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、残渣をヘプタンで粉砕して、薄い茶色の固体(7.87g)として標題化合物を与えた。
MS ESI (m/z): 272.1, 274.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 400 MHz): δ (ppm) = 7.02-6.97 (m, 2H), 3.19 (s, 3H), 1.36 (s, 6H).
【0159】
e)5−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−5−フルオロ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン及びピリジン−3−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 271.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.80 (s, 1H), 8.63 (d, J=3.6 Hz, 1H), 7.88 (qd, J=1.8, 7.9 Hz, 1H), 7.40 (dd, J=4.8, 7.9 Hz, 1H), 7.08 (d, J=9.5 Hz, 1H), 6.83 (d, J=5.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0160】
実施例38
5−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化67】
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6−ブロモ−5−フルオロ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例37d)及びピリジン−4−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。薄い茶色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 271.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.71 (d, J=5.0 Hz, 2H), 7.49 (d, J=5.0 Hz, 2H), 7.08 (d, J=9.7 Hz, 1H), 6.85 (d, J=5.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0161】
実施例39
7−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−ピリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化68】
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7−フルオロ−6−ヨード−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例34c)及びピリジン−4−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 271 [(M+H)
+].
【0162】
実施例40
5−フルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化69】
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6−ブロモ−5−フルオロ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例37d)及び2−メチルピリジン−4−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 285.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.58 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.31 - 7.27 (m, 1H), 7.07 (d, J=9.5 Hz, 1H), 6.84 (d, J=5.9 Hz, 1H), 3.30 - 3.21 (m, 3H), 2.64 (s, 3H), 1.41 (s, 6H).
【0163】
実施例41
1−イソプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0164】
a)6−ブロモ−1−イソプロピル−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a、1.0g、4.16mmol)のDMF(18mL)懸濁液に、2−ブロモプロパン(1.28g、978μL、10.4mmol)及び炭酸セシウム(2.99g、9.16mmol)を添加した。反応混合物を18時間80℃に加熱した。反応混合物を1M HCl水溶液で処理し、そして、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤として酢酸エチル/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。橙色の固体(824mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 281.1/ 282.9 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.20 - 7.11 (m, 2H), 7.09 - 7.02 (m, 1H), 4.60 (spt, J=7.1 Hz, 1H), 1.47 (d, J=7.1 Hz, 6H), 1.33 (s, 6H)
【0165】
b)1−イソプロピル−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1−イソプロピル−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(400mg、1.42mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(720mg、2.84mmol)、及び酢酸カリウム(348mg、3.54mmol)のDMSO(6.5mL)懸濁液に5分間アルゴンをバブリングした。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)−ジクロロメタン錯体(1:1)(57.9mg、70.9μmol)を添加し、そして、再度5分間アルゴンをバブリングした。反応混合物を22時間110℃に加熱した。反応混合物を水で処理し、そして、水相をEtOAcで抽出した。有機層を合わせ、Na
2SO
4で乾燥させ、溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤としてEtOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い黄色の固体(660mg、純度65%)として標題化合物を得、これを、更に精製することなく次の工程で用いた。
MS ESI (m/z): 330.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.53 (dd, J=0.8, 7.3 Hz, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.23 (d, J=7.3 Hz, 1H), 4.61 (spt, J=7.0 Hz, 1H), 1.51 (d, J=7.1 Hz, 6H), 1.35 (s, 12H), 1.34 (s, 6H).
【0166】
c)1−イソプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−イソプロピル−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(220mg、668μmol)、5−ブロモ−2−メチルピリミジン(139mg、802μmol)、及び2M Na
2CO
3水溶液(668μL、1.34mmol)のジオキサン(3.0mL)懸濁液に5分間アルゴンをバブリングした。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)−ジクロロメタン錯体(1:1)(27.3mg、33.4μmol)を添加し、そして、再度5分間アルゴンをバブリングした。反応混合物を20時間110℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤としてEtOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィー、続いて、溶離剤としてEtOAc/ヘプタンを用いるアミノシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。オフホワイトの固体(115mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 296.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.83 (s, 2H), 7.32 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.23 - 7.15 (m, 1H), 7.12 (d, J=1.4 Hz, 1H), 4.69 (spt, J=7.1 Hz, 1H), 2.81 (s, 3H), 1.52 (d, J=7.1 Hz, 6H), 1.39 (s, 6H).
【0167】
実施例42
5,7−ジフルオロ−1,3,3−トリメチル−6−ピリジン−3−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0168】
a)5,7−ジフルオロ−6−ヨード−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
5,7−ジフルオロ−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オンから実施例34a〜cと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 338 [(M+H)
+].
【0169】
b)5,7−ジフルオロ−1,3,3−トリメチル−6−ピリジン−3−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
5,7−ジフルオロ−6−ヨード−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン及びピリジン−3−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 289.2 [(M+H)
+].
【0170】
実施例43
5,7−ジフルオロ−1,3,3−トリメチル−6−ピリミジン−5−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化72】
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5,7−ジフルオロ−6−ヨード−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン(実施例42a)及びピリミジン−5−イルボロン酸から実施例1bと同様に調製した。茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 290.0 [(M+H)
+].
【0171】
実施例44
1,3,3,5−テトラメチル−6−(2−メチル−ピリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化73】
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1−ブロモ−4−フルオロ−2−メチル−5−ニトロベンゼン及び2−メチルピリジン−4−イルボロン酸から実施例37a〜eと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 289 [(M+H)
+].
【0172】
実施例45
1−シクロプロピル−5−フルオロ−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化74】
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【0173】
a)6−ブロモ−5−フルオロ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−ブロモ−5−フルオロインドリン−2−オン(実施例37c)から実施例24aと同様に調製した。茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 258.0, 259.9 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.52 (br s, 1H), 7.11 (d, J=5.4 Hz, 1H), 6.99 (d, J=7.7 Hz, 1H), 1.40 (s, 6H).
【0174】
b)6−ブロモ−1−シクロプロピル−5−フルオロ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−ブロモ−5−フルオロ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(10.5g、40.7mmol)、シクロプロピルボロン酸(6.99g、81.4mmol)、DMAP(14.9g、122mmol)、及び酢酸銅(II)(11.1g、61.0mmol)のテトラヒドロフラン(810mL)懸濁液に、ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中40%、21.3mL、42.7mmol)を添加した。混合物に乾燥空気をバブリングしながら、反応物を15時間60℃に加熱した。反応混合物をTBME及び水で希釈し、次いで、1M HCl水溶液 400mLを添加した。水相をTBMEで抽出した。合わせた有機相を1M HCl水溶液及び食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。
黄色の固体(8.84g)として標題化合物を単離した。
MS ESI (m/z): 298.1, 300.0 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.23 (d, J=5.7 Hz, 1H), 6.97 (d, J=7.7 Hz, 1H), 2.67 - 2.57 (m, 1H), 1.32 (s, 6H), 1.13 - 1.02 (m, 2H), 0.94 - 0.84 (m, 2H).
【0175】
c)1−シクロプロピル−5−フルオロ−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1−シクロプロピル−5−フルオロ−3,3−ジメチルインドリン−2−オンから実施例29aと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.34 (d, J=4.4 Hz, 1H), 6.90 (d, J=8.3 Hz, 1H), 2.72 - 2.61 (m, 1H), 1.38 (s, 12H), 1.32 (s, 6H), 1.14 - 1.03 (m, 2H), 0.96 - 0.86 (m, 2H).
【0176】
d)1−シクロプロピル−5−フルオロ−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−5−フルオロ−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン及び5−ブロモ−2−メチルピリミジンから実施例29bと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.84 (d, J=1.4 Hz, 2H), 7.07 (d, J=1.8 Hz, 1H), 7.05 (d, J=1.0 Hz, 1H), 2.82 (s, 3H), 2.74 - 2.62 (m, 1H), 1.38 (s, 6H), 1.14 - 1.04 (m, 2H), 0.96 - 0.87 (m, 2H).
【0177】
実施例46
5,7−ジフルオロ−1,3,3−トリメチル−6−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化75】
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5−ブロモ−2−メチル−ピリミジン(247mg、1.42mmol)の乾燥DMSO(5mL)溶液に、ビス(ピナコラト)ジボラン(452mg、1.78mmol)及び酢酸カリウム(233mg、2.37mmol)を添加した。次いで、1時間アルゴンをバブリングしながら、反応混合物を超音波浴中で撹拌した。次いで、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(44mg、0.059mmol)を添加し、更に15分間アルゴンでパージし、次いで、5,7−ジフルオロ−6−ヨード−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン(実施例42a、400mg、1.18mmol)を添加し、そして、反応混合物を110℃で一晩撹拌した。混合物を酢酸エチル、0.1M 塩酸水溶液、及び水で希釈し、celiteの床で濾過し、そして、EtOAcで洗浄した。有機層を分離し、そして、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして、真空中で濃縮した。得られた物質を、アミノシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。黄色の固体(72mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 304.2 [(M+H)
+].
【0178】
実施例47
1−(シクロプロピルメチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化76】
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(ブロモメチル)シクロプロパンを使用して実施例48と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 308.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.85 (s, 2H), 7.33 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.22 (dd, J=1.5, 7.7 Hz, 1H), 7.06 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.67 (d, J=6.9 Hz, 2H), 2.81 (s, 3H), 1.42 (s, 6H), 1.23 - 1.07 (m, 1H), 0.61 - 0.32 (m, 4H).
【0179】
実施例48
1−(シクロブチルメチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化77】
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【0180】
a)6−ブロモ−1−(シクロブチルメチル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a、500mg、2.08mmol)のDMF(17mL)溶液に、(ブロモメチル)シクロブタン(621mg、468μL、4.16mmol)及び炭酸セシウム(1.36g、4.16mmol)を添加した。反応混合物を1時間80℃に加熱し、次いで、1M HCl水溶液で処理した。水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤としてEtOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって残渣を精製した。
MS ESI (m/z): 308.4/ 310.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.16 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.04 (d, J=7.7 Hz, 1H), 6.98 (d, J=1.6 Hz, 1H), 3.71 (d, J=7.3 Hz, 2H), 2.74 (quin, J=7.7 Hz, 1H), 2.10 - 1.71 (m, 6H), 1.34 (s, 6H).
【0181】
b)1−(シクロブチルメチル)−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1−(シクロブチルメチル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(145mg、470μmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(239mg、941μmol)、及び酢酸カリウム(115mg、1.18mmol)のDMSO(4mL)溶液に、5分間アルゴンをバブリングし、そして、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)−ジクロロメタン錯体(19.2mg、23.5μmol)を添加した。反応混合物を5時間120℃に加熱した。水を添加し、水相をEtOAcで抽出し、そして、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い黄色の固体(200mg、純度約80%)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく次の反応で用いた。
MS ESI (m/z): 356.6 [(M+H)
+].
【0182】
c)1−(シクロブチルメチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(シクロブチルメチル)−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(200mg、563μmol)、5−ブロモ−2−メチルピリミジン(146mg、844μmol)、2M Na
2CO
3水溶液(563μL、1.13mmol)、及びジオキサン(5mL)の混合物に、5分間アルゴンをバブリングし、そして、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)−ジクロロメタン錯体(1:1)(25.5mg、28.1μmol)を添加した。反応混合物を4時間120℃に加熱し、次いで、飽和NaHCO
3水溶液で処理した。水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィー、続いて、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるNH
2−シリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い黄色の固体(105mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 322.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.83 (s, 2H), 7.35 - 7.28 (m, 1H), 7.23 - 7.15 (m, 1H), 6.96 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.81 (d, J=7.3 Hz, 2H), 2.87 - 2.70 (m, 1H), 2.80 (s, 3H), 2.13 - 1.78 (m, 6H), 1.40 (s, 6H).
【0183】
実施例49
3,3−ジメチル−6−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−1−オキセタン−3−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化78】
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【0184】
a)6−ブロモ−3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オン
アルゴン雰囲気下における6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a、500mg、2.08mmol)のDMF(6.6mL)溶液に、3−ブロモオキセタン(535mg、298μL、3.75mmol)及び炭酸セシウム(1.36g、4.16mmol)を添加した。反応混合物を18時間60℃に加熱し、次いで、1M 塩化アンモニウム水溶液で処理した。水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤としてEtOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。橙色の油状物(545mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 296.5/ 298.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.71 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.27 (dd, J=1.8, 7.9 Hz, 2H), 7.12 (d, J=7.9 Hz, 1H), 5.56 (tt, J=6.0, 7.8 Hz, 1H), 5.12 - 5.03 (m, 4H), 1.36 (s, 6H).
【0185】
b)3,3−ジメチル−6−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−1−オキセタン−3−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オンから実施例48b〜cと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 310.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.87 (s, 2H), 7.75 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.39 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.30 (dd, J=1.4, 7.5 Hz, 1H), 5.63 (tt, J=5.8, 7.9 Hz, 1H), 5.20 - 5.03 (m, 4H), 2.81 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0186】
実施例50
1−(3−シクロプロポキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化79】
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【0187】
a)6−ブロモ−1−(3−シクロプロポキシプロピル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a、1.34g、5.58mmol)及びCs
2CO
3(3.64g、11.2mmol)のDMF(10mL)懸濁液に、(3−ブロモプロポキシ)シクロプロパン(2.00g、11.2mmol)のDMF(2.5mL)溶液を添加した。反応混合物を70℃に加熱し、そして、この温度で15時間撹拌した。反応混合物を濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。黄色の油状物(1.44g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 338.4, 340.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.17 (dd, J=1.8, 7.7 Hz, 1H), 7.08 - 7.02 (m, 2H), 3.75 (t, J=6.8 Hz, 2H), 3.49 (t, J=6.0 Hz, 2H), 3.29 - 3.20 (m, 1H), 1.92 (quin, J=6.4 Hz, 2H), 1.35 (s, 6H), 0.61 - 0.40 (m, 4H).
【0188】
b)1−(3−シクロプロポキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1−(3−シクロプロポキシプロピル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オンから実施例29aと同様に調製した。黄色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 386.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.54 (dd, J=0.8, 7.3 Hz, 1H), 7.31 (s, 1H), 7.22 (d, J=7.3 Hz, 1H), 3.81 (t, J=6.7 Hz, 2H), 3.50 (t, J=6.2 Hz, 2H), 3.30 - 3.22 (m, 1H), 1.96 (quin, J=6.5 Hz, 2H), 1.36 (s, 6H), 1.35 (s, 12H), 0.62 - 0.52 (m, 2H), 0.47 - 0.37 (m, 2H).
【0189】
c)1−(3−シクロプロポキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(3−シクロプロポキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン及び5−ブロモ−2−メチルピリミジンから実施例29bと同様に調製した。薄い黄色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 352.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.85 (s, 2H), 7.32 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.22 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.07 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.85 (t, J=6.9 Hz, 2H), 3.52 (t, J=6.0 Hz, 2H), 3.26 - 3.16 (m, 1H), 2.80 (s, 3H), 1.96 (quin, J=6.4 Hz, 2H), 1.41 (s, 6H), 0.58 - 0.36 (m, 4H).
【0190】
実施例51
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オン
【化80】
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6−ブロモ−3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オン(実施例49a、130mg、439μmol)及び2−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(118mg、527μmol)のジオキサン(3.8mL)及び2M 炭酸ナトリウム水溶液(219μL、439μmol)懸濁液に5分間アルゴンをバブリングした。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)−ジクロロメタン錯体(1:1)(17.9mg、21.9μmol)を添加し、そして、再度5分間アルゴンをバブリングした。反応混合物を2時間110℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤として1% アンモニアを含むジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィー、続いて、分取HPLCによって残渣を精製した。白色の固体(75mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 309.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.56 (d, J=5.0 Hz, 1H), 7.83 (d, J=0.8 Hz, 1H), 7.43 - 7.31 (m, 4H), 5.65 (tt, J=5.9, 8.0 Hz, 1H), 5.24 - 5.05 (m, 4H), 2.64 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0191】
実施例52
3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)−6−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンを使用して実施例51と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 295.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.88 (d, J=2.0 Hz, 1H), 8.63 (dd, J=1.4, 4.8 Hz, 1H), 7.96 - 7.85 (m, 1H), 7.81 - 7.73 (m, 1H), 7.45 - 7.29 (m, 3H), 5.64 (tt, J=5.8, 8.0 Hz, 1H), 5.25 - 5.03 (m, 4H), 1.43 (s, 6H).
【0192】
実施例53
3,3−ジメチル−6−(6−メチル−ピリダジン−3−イル)−1−オキセタン−3−イル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
3−クロロ−6−メチルピリダジンを使用して実施例49と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 310.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.16 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.82 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.78 (d, J=8.7 Hz, 1H), 7.44 - 7.37 (m, 2H), 5.60 (tt, J=6.1, 7.9 Hz, 1H), 5.28 - 5.02 (m, 4H), 2.78 (s, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0193】
実施例54
1−(3−(シクロプロピルスルホニル)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0194】
a)3−(シクロプロピルチオ)プロパン−1−オール
3−メルカプトプロパン−1−オール(1.15g、1.08mL、12.5mmol)、カリウムtert−ブトキシド(1.4g、12.5mmol)、及びブロモシクロプロパン(1.51g、1mL、12.5mmol)のDMSO(30mL)溶液を15時間80℃に加熱した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液 75mLに注ぎ、そして、ジエチルエーテルで抽出し、そして、水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。赤色の液体(1.24g)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく用いた。
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 3.78 (q, J=5.9 Hz, 2H), 2.70 (t, J=7.1 Hz, 2H), 2.00 - 1.81 (m, 3H), 0.95 - 0.75 (m, 2H), 0.61 - 0.47 (m, 2H).
【0195】
b)(3−ブロモプロピル)(シクロプロピル)スルファン
3−(シクロプロピルチオ)プロパン−1−オール(1.68g、12.7mmol)及びCBr
4(5.06g、15.2mmol)のペンタン(13mL)懸濁液に、氷冷下でトリフェニルホスフィン(4.00g、15.2mmol)を少しずつ添加した。非常に粘性の高い懸濁液にジクロロメタン(7mL)を添加し、そして、懸濁液を4時間撹拌した。反応混合物を濾過し、そして、ペンタンで洗浄した。得られた溶液を真空中で濃縮した。茶色の半固体(6.66g)として、TPPOとの混合物として標題化合物を得た。この物質を更に精製することなく用いた。
【0196】
c)6−ブロモ−1−(3−(シクロプロピルチオ)プロピル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a)及び(3−ブロモプロピル)(シクロプロピル)スルファンから実施例50aと同様に調製した。黄色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 354.4, 356.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.18 (dd, J=1.8, 7.9 Hz, 1H), 7.10 - 7.01 (m, 2H), 3.79 (t, J=7.2 Hz, 2H), 2.61 (t, J=7.3 Hz, 2H), 2.09 - 1.95 (m, 2H), 1.95 - 1.83 (m, 1H), 1.35 (s, 6H), 0.93 - 0.78 (m, 2H), 0.59 - 0.50 (m, 2H).
【0197】
d)1−(3−(シクロプロピルチオ)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1−(3−(シクロプロピルチオ)プロピル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オンから実施例29aと同様に調製した。薄い黄色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 402.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.55 (dd, J=0.9, 7.4 Hz, 1H), 7.30 (s, 1H), 7.23 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.85 (t, J=7.1 Hz, 2H), 2.62 (t, J=7.5 Hz, 2H), 2.05 (quin, J=7.3 Hz, 2H), 1.90 (tt, J=4.4, 7.4 Hz, 1H), 1.36 (s, 6H), 1.35 (s, 12H), 0.89 - 0.77 (m, 2H), 0.59 - 0.51 (m, 2H).
【0198】
e)1−(3−(シクロプロピルチオ)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(3−(シクロプロピルチオ)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン及び5−ブロモ−2−メチルピリミジンから実施例29bと同様に調製した。赤色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 368.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.85 (s, 2H), 7.33 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.23 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.09 (s, 1H), 3.90 (t, J=7.0 Hz, 2H), 2.81 (s, 3H), 2.63 (t, J=7.0 Hz, 2H), 2.13 - 2.00 (m, 2H), 1.95 - 1.81 (m, 1H), 1.41 (s, 6H), 0.91 - 0.75 (m, 2H), 0.61 - 0.43 (m, 2H).
【0199】
f)1−(3−(シクロプロピルスルホニル)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(3−(シクロプロピルチオ)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(147mg、340μmol)のメタノール(1.5mL)溶液に、オキソン(314mg、510μmol)の水(1.5mL)溶液を添加し、そして、混合物を2時間撹拌した。反応混合物を2M 炭酸ナトリウム水溶液 20mLに注ぎ、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤として酢酸エチル/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の固体(35mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 400.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.86 (s, 2H), 7.34 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.26 - 7.23 (m, 1H), 7.11 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.98 (t, J=7.0 Hz, 2H), 3.18 - 3.07 (m, 2H), 2.80 (s, 3H), 2.46 - 2.25 (m, 3H), 1.42 (s, 6H), 1.29 - 1.22 (m, 2H), 1.12 - 0.99 (m, 2H).
【0200】
実施例55
1−(2−ヒドロキシエチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化84】
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(2−ブロモエトキシ)(tert−ブチル)ジメチルシランを使用して実施例56と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 298.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.83 (s, 2H), 7.33 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.23 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.11 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.96 (s, 4H), 2.79 (s, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0201】
実施例56
1−(3−ヒドロキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0202】
a)1−(3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
アルゴン雰囲気下における3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例21、140mg、553μmol)のDMF(2.5mL)溶液に、(3−ブロモプロポキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン(280mg、256μL、1.11mmol)及び炭酸セシウム(360mg、1.11mmol)を添加した。反応混合物を3時間80℃に加熱した。反応混合物を水に注ぎ、そして、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤としてEtOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い茶色の液体(250mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 426.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.82 (s, 2H), 7.31 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.19 (dd, J=1.6, 7.5 Hz, 1H), 7.06 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.87 (t, J=7.2 Hz, 2H), 3.68 (t, J=5.9 Hz, 2H), 2.80 (s, 3H), 1.97 - 1.83 (m, 2H), 1.40 (s, 6H), 0.88 (s, 9H), 0.04 (s, 6H).
【0203】
b)1−(3−ヒドロキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
1−(3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)プロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(250mg、587μmol)のTHF(10mL)溶液を0℃に冷却し、そして、TBAFのTHF溶液(1M、587μL、587μmol)を添加した。反応混合物を室温に温め、そして、3時間撹拌した。反応混合物を水で処理し、そして、水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤として10% 濃縮アンモニア水溶液を含むジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって残渣を精製した。オフホワイトのワックス状の固体(140mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 312.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.84 (s, 2H), 7.35 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.26 - 7.23 (m, 1H), 7.04 (d, J=1.2 Hz, 1H), 4.00 - 3.90 (m, 2H), 3.62 - 3.51 (m, 2H), 3.02 (t, J=6.8 Hz, 1H), 2.80 (s, 3H), 1.96 - 1.85 (m, 2H), 1.44 (s, 6H).
【0204】
実施例57
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(2−(メチルスルホニル)エチル)インドリン−2−オン
【化86】
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3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例21、100mg、395μmol)のDMF(2mL)溶液に、メチルスルホニルエテン(50.3mg、44.9μL、474μmol)及び炭酸セシウム(154mg、474μmol)を添加し、そして、反応混合物を室温で12時間撹拌した。水を添加し、そして、水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤として10% アンモニアを含むジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって残渣を精製した。白色の固体(126mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 360.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.85 (s, 2H), 7.34 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.26 (dd, J=1.5, 7.6 Hz, 1H), 7.14 (d, J=1.2 Hz, 1H), 4.28 (t, J=6.8 Hz, 2H), 3.44 (t, J=6.7 Hz, 2H), 2.98 (s, 3H), 2.80 (s, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0205】
実施例58
6−イミダゾール−1−イル−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン
【化87】
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1H−イミダゾールを使用して実施例63と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 228.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 8.46 (br s, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.29-7.26 (m, 1H), 7.22 (s, 1H), 7.07 (dd, J=2.0, 7.9 Hz, 1H), 6.97 (d, J=1.8 Hz, 1H), 1.44 (s, 6H).
【0206】
実施例59
1,3,3−トリメチル−6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化88】
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【0207】
a)1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸
NaH(鉱油中60%、12.6g、314mmol)の乾燥THF(260mL)懸濁液に、メチル2−オキソインドリン−6−カルボキシラート(15g、78.5mmol)を30分間かけて少しずつ添加した。ガス発生が停止した後、温度を24℃〜28℃に慎重に維持しながら、80分間かけてシリンジポンプを用いてMeI(44.5g、19.6mL、314mmol)を滴下した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いで、水(5.65mL、314mmol)、次いで、32% NaOH水溶液(19.6g、14.5mL、157mmol)を非常に慎重に添加することによってクエンチした。得られた混合物をTBME 100mLに注ぎ、層を分離させ、そして、有機層を水で抽出した。合わせた水層を25% HCl水溶液(20mL)で酸性化した。得られた懸濁液を濾過した。水層をジクロロメタンで逆抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして、真空中で濃縮した。得られた固体を濾過した固体と合わせて、薄い赤色の固体(17.7g)として標題化合物を与えた。
MS ESI (m/z): 220.2 [(M+H)
+].
1H NMR (DMSO-d
6, 300 MHz) δ= 12.98 (br. s, 1H), 7.69 (dd, J=1.0, 7.7 Hz, 1H), 7.55 - 7.41 (m, 2H), 3.18 (s, 3H), 1.29 (s, 6H).
【0208】
b)1,3,3−トリメチル−6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(200mg、912μmol)及びCDI(229mg、1.37mmol)の乾燥THF(9.03mL)懸濁液をアルゴン下で2時間加熱還流した。次いで、混合物を室温に冷却し、(Z)−N’−ヒドロキシアセトイミドアミド(67.6mg、912μmol)を添加し、そして、反応物をアルゴン下にて室温で24時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮し、そして、得られた残渣を酢酸(13.4g、12.7mL、223mmol)に溶解させた。次いで、反応物を3時間加熱還流した。混合物を真空中で濃縮し、そして、得られた残渣を酢酸エチル及び1M 炭酸ナトリウム水溶液に溶解させた。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、1M 炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。得られた物質を、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。
MS ESI (m/z): 258.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.86 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.55 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.35 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.49 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0209】
実施例60
3,3−ジメチル−6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0210】
a)メチル3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシラート
MeI(7.42g、3.27mL、52.3mmol)のDMF(75.0mL)溶液に、メチル2−オキソインドリン−6−カルボキシラート(5g、26.2mmol)を添加した。全て溶解したら、NaH(鉱油中60%、1.05g、26.2mmol)を添加し、そして、反応混合物を室温で30分間撹拌した。次いで、再度NaH(鉱油中60%、523mg、13.1mmol)を添加し、そして、更に1時間撹拌を続けた。再度NaH(鉱油中60%、523mg、13.1mmol)を添加し、そして、15時間撹拌を続けた。反応物を1M HCl水溶液でクエンチし、混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。得られた固体をジイソプロピルエーテルで粉砕し、濾過し、そして、回収した固体を乾燥させた。赤色の固体(4.61g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 220.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.98 (br s, 1H), 7.78 (dd, J=1.3, 7.8 Hz, 1H), 7.58 (d, J=1.0 Hz, 1H), 7.26 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.92 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0211】
b)3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸
メチル3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシラート(2g、9.12mmol)の25% HCl水溶液(55.1mL、423mmol)懸濁液を18時間100℃に加熱した。混合物を室温に冷却し、そして、水で希釈した。得られた懸濁液を濾過し、水及びヘプタンで洗浄し、そして、回収した固体を乾燥させた。赤色の固体(1.51g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 204.1 [(M-H)
+].
1H NMR (DMSO-d
6, 300 MHz) δ = 12.90 (br s, 1H), 10.49 (s, 1H), 7.60 (dd, J=1.2, 7.7 Hz, 1H), 7.47 - 7.32 (m, 2H), 1.27 (s, 6H).
【0212】
c)3,3−ジメチル−6−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)インドリン−2−オン
3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸を用いて実施例59bと同様に調製した。紫色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 244.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.85 (d, J=7.9 Hz, 1H), 7.67 - 7.56 (m, 2H), 7.34 (d, J=7.7 Hz, 1H), 2.48 (s, 3H), 1.45 (s, 6H).
【0213】
実施例61
6−(1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化90】
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グリオキサール(水中40%、458mg、360μL、3.15mmol)及びホルムアルデヒド(水中36%、658mg、603μL、7.88mmol)のメタノール(1.58mL)溶液に、6−アミノ−1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン(300mg、1.58mmol)のメタノール(1.58mL)及び酢酸アンモニウム(248mg、3.15mmol)溶液を添加し、そして、反応混合物を加熱還流した。3時間後、混合物を飽和NaHCO
3水溶液 10mLでクエンチした。混合物をTBMEで抽出し、そして、有機層を飽和NaHCO
3水溶液で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。得られた物質を、溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。得られた物質を、Gemini C18 5μカラム及び溶離剤としてメタノール/水/トリエチルアミンを用いる分取逆相HPLCによって更に精製した。白色の固体(169mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 242.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.85 (s, 1H), 7.33 - 7.20 (m, 3H), 7.07 (dd, J=1.9, 7.8 Hz, 1H), 6.84 (d, J=1.8 Hz, 1H), 3.30 - 3.22 (m, 3H), 1.41 (s, 6H).
【0214】
実施例62
1,3,3−トリメチル−6−(3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化91】
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1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(実施例59a)及び2,2,2−トリフルオロ−N−ヒドロキシ−アセトアミジンを用いて実施例59bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 311 [M
+]
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.94 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.60 (d, J=1.4 Hz, 1H), 7.40 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.31 (s, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0215】
実施例63
3,3−ジメチル−6−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a、200mg、833μmol)、4−メチル−1H−イミダゾール(342mg、4.16mmol)、炭酸カリウム(121mg、875μmol)、及び2−アセチルシクロヘキサノン(29.2mg、27.1μL、208μmol)のNMP(1.6mL)懸濁液に、5分間アルゴンをバブリングし、塩化銅(I)(8.25mg、83.3μmol)を添加し、そして、該懸濁液に再度5分間アルゴンをバブリングした。反応混合物を16時間130℃に加熱した。反応混合物に、4−メチル−1H−イミダゾール(342mg、4.16mmol)、炭酸カリウム(121mg、875μmol)、2−アセチルシクロヘキサノン(29.2mg、27.1μL、208μmol)、及び塩化銅(I)(8.25mg、83.3μmol)を添加し、そして、更に24時間130℃に加熱した。混合物をEtOAc及び飽和NaHCO
3水溶液で希釈した。水相をEtOAcで抽出し、有機層を合わせ、そして、Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィー、続いて、分取HPLC、そして、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるNH
2−シリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。白色の固体(56mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 242.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.72 (d, J=1.4 Hz, 1H), 7.70 (bs, 1H), 7.26 - 7.23 (m, 1H), 7.03 (dd, J=1.9, 8.0 Hz, 1H), 6.97 (t, J=1.2 Hz, 1H), 6.90 (d, J=1.8 Hz, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0216】
実施例64
1,3,3−トリメチル−6−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
【化93】
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6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)を用いて実施例63と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 256.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.75 (d, J=1.4 Hz, 1H), 7.25 - 7.24 (m, 1H), 7.04 (dd, J=2.0, 7.9 Hz, 1H), 7.01 (t, J=1.2 Hz, 1H), 6.81 (d, J=1.8 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.31 (d, J=0.8 Hz, 3H), 1.40 (s, 6H).
【0217】
実施例65
1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
【化94】
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実施例64において副異性体として形成された。橙色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 256.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.59 (s, 1H), 7.29 (d, J=7.9 Hz, 1H), 6.96 (dd, J=1.9, 7.8 Hz, 1H), 6.92 (s, 1H), 6.75 (d, J=1.8 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.20 (d, J=1.0 Hz, 3H), 1.43 (s, 6H).
【0218】
実施例66
6−(1,5−ジメチル−1H−イミダゾール−2−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化95】
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【0219】
a)1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボニトリル
6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a、500mg、1.97mmol)、シアン化亜鉛(277mg、2.36mmol)、及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(227mg、197μmol)のDMF(13.0mL)懸濁液をアルゴン雰囲気下で17時間80℃に加熱した。反応混合物を水で処理し、そして、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の固体(371mg)として標題化合物を得た。
ESI (m/z): 201.2 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.40 (dd, J=1.4, 7.5 Hz, 1H), 7.29 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.07 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 1.39 (s, 6H).
【0220】
b)1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシイミドアミド
アルゴン雰囲気下における0℃のリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(3.21mL、3.21mmol)の乾燥ジエチルエーテル(6mL)溶液に、1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボニトリル(314mg、1.57mmol)を3回に分けて添加した。5分後、冷却浴を除去し、そして、室温で12時間撹拌を続けた。反応混合物を0℃に冷却し、そして、HCl水溶液(6M、1.57mL、9.41mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで、室温に温め、そして、12時間撹拌した。反応混合物をジエチルエーテル及び水で希釈し、そして、固体NaOHを用いて慎重にpH 14に塩基性化した。水相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。白色の固体(325mg)として標題化合物を得た。
ESI (m/z): 218.3 [(M+H)
+].
【0221】
c)1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシイミドアミド(550mg、2.53mmol)のTHF(10mL)溶液に、1M 重炭酸ナトリウム水溶液(5.06mL、5.06mmol)、続いて、クロロアセトン(234mg、202μL、2.53mmol)を添加した。反応混合物を加熱還流し、そして、5時間撹拌した。更に、クロロアセトン(20μL)及び重炭酸ナトリウム水溶液(500μL)を添加し、そして、更に3時間還流させながら撹拌を続けた。反応混合物を酢酸エチル及び水で抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。ジクロロメタン/メタノール(10% 濃縮アンモニア溶液を含む)を用いるシリカゲルクロマトグラフィー、続いて、分取HPLCによって粗物質を精製した。白色の固体(200mg)として標題化合物を得た。
ESI (m/z): 256.3 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.46 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.39 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.20 (d, J=7.5 Hz, 1H), 6.86 (d, J=1.0 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 2.33 (s, 3H), 1.37 (s, 6H).
【0222】
d)6−(1,5−ジメチル−1H−イミダゾール−2−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)インドリン−2−オン(195mg、764μmol)及び炭酸セシウム(249mg、764μmol)の乾燥DMF(4mL)懸濁液に、ヨードメタン(97.6mg、43.0μL、687μmol)の乾燥DMF(4mL)溶液をゆっくり添加し、そして、室温で16時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、そして、水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。SFC(CO
2を用いる超臨界流体クロマトグラフィー)によって粗物質を精製して、薄い黄色の固体として6−(1,4−ジメチル−1H−イミダゾール−2−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン 60mgを生成した。溶離剤としてジクロロメタン/メタノール(10% 濃縮アンモニア水溶液を含む)を用いるアミノシリカゲルクロマトグラフィーによって、混合画分を再度精製した。薄い黄色の固体(33mg)として標題化合物を得た。
ESI (m/z): 270.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.24 (d, J=0.8 Hz, 1H), 7.20 (d, J=1.4 Hz, 1H), 7.19 - 7.16 (m, 1H), 6.92 - 6.85 (m, J=1.0 Hz, 1H), 3.63 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.28 (d, J=1.0 Hz, 3H), 1.40 (s, 6H).
【0223】
実施例67
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化96】
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アセトイミドアミド塩酸塩(757mg、7.77mmol)のTHF(324mL)懸濁液に、1M 重炭酸ナトリウム水溶液(14.0mL、14.0mmol)を添加した。20分後、6−(2−ブロモアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例70c、460mg、1.55mmol)のTHF(23mL)溶液をゆっくり添加した。反応混合物を18時間80℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、そして、水を添加した。水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤としてジクロロメタン/メタノール(10% 濃縮アンモニア水溶液を含む)を用いるNH
2−シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー、続いて、分取逆相HPLCによって、粗物質を精製した。白色の泡状物(143mg)として標題化合物を得た。
ESI (m/z): 256.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.42 - 7.27 (m, 2H), 7.21 (s, 1H), 7.18 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.51 (s, 3H), 1.73 - 1.48 (m, 1H), 1.38 (s, 6H).
【0224】
実施例68
6−(1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化97】
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1,3,3−トリメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン(実施例69c、300mg、1.24mmol)のホルムアミド(11mL)溶液を密封管において180℃に加熱し、そして、この温度で3時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。茶色の粘性の油状物(268mg)として標題化合物を単離した。
MS ESI (m/z): 242.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.73 (d, J=0.8 Hz, 1H), 7.46 - 7.31 (m, 3H), 7.20 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 1.39 (s, 6H).
【0225】
実施例69
1,3,3−トリメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化98】
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【0226】
a)6−(ヒドロキシメチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(実施例59a、150mg、684μmol)のテトラヒドロフラン(1mL)懸濁液に、0℃のボランテトラヒドロフラン錯体(THF中1M、1mL、1.00mmol)を滴下した。冷却浴を除去し、そして、反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液 10mLに注ぎ、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。薄い黄色の泡状物(140mg)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 206.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.18 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.08 - 7.00 (m, 1H), 6.91 (d, J=0.8 Hz, 1H), 4.72 (s, 2H), 3.23 (s, 3H), 1.37 (s, 6H).
【0227】
b)1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルバルデヒド
6−(ヒドロキシメチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(140mg、682μmol)及び二酸化マンガン(296mg、3.41mmol)のジクロロメタン(2mL)懸濁液を30℃で15時間撹拌した。再度二酸化マンガン(296mg、3.41mmol)を添加し、そして、反応混合物を還流させながら2時間撹拌した。反応混合物をグラスファイバーフィルタで濾過し、ジクロロメタンで洗浄し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。薄い茶色の固体(110mg)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 204.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 9.99 (s, 1H), 7.63 - 7.55 (m, 1H), 7.41 - 7.34 (m, 2H), 3.31 - 3.24 (m, 3H), 1.41 (s, 6H).
【0228】
c)1,3,3−トリメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルバルデヒド(110mg、541μmol)及び炭酸カリウム(97.2mg、704μmol)のメタノール(2mL)懸濁液に、トシルメチルイソシアニド(106mg、541μmol)を添加し、そして、反応混合物を1.5時間80℃に加熱した。反応混合物を水に注ぎ、そして、ジクロロメタンで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。茶色の泡状物(123mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 243.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.93 (s, 1H), 7.42 - 7.34 (m, 2H), 7.26 - 7.23 (m, 1H), 7.10 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 1.40 (s, 6H)
【0229】
実施例70
1,3,3−トリメチル−6−(オキサゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化99】
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【0230】
a)N−メトキシ−N,1,3,3−テトラメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキサミド
1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(実施例59a、0.2g、912μmol)の乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(4.56mL)溶液に、DIPEA(650μL、3.65mmol)を添加し、そして、混合物を2分間撹拌した。次いで、HATU(347mg、912μmol)を添加し、そして、更に15分間撹拌を続けた。N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(182mg、1.82mmol)を添加し、そして、更に15時間撹拌を続けた。反応混合物を酢酸エチル、水、及び1M HCl水溶液で希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を1M HCl水溶液及び1M 炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。得られた物質を、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。薄い茶色の粘性の油状物(237mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 263.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.40 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.22 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.16 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.60 (s, 3H), 3.38 (s, 3H), 3.23 (s, 3H), 1.38 (s, 6H).
【0231】
b)6−アセチル−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
N−メトキシ−N,1,3,3−テトラメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキサミド(5.8g、21.0mmol)のテトラヒドロフラン(23.5mL)懸濁液を0℃に冷却した。温度を8℃未満に維持しながらメチルマグネシウムブロミド(2−メチルテトラヒドロフラン中3.2M、13.1mL、42.0mmol)を滴下した。反応混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物を1.25M HClエタノール溶液(47mL)で慎重にクエンチし、そして、酢酸エチル及び水で希釈した。水相を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。得られた固体を再度酢酸エチル及び1M HCl水溶液で処理し、酢酸エチルで抽出し、そして、1M HCl水溶液で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。赤色の固体(2.85g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 218.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.69 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.45 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.29 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.63 (s, 3H), 1.40 (s, 6H).
【0232】
c)6−(2−ブロモアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−アセチル−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(1g、4.6mmol)のTHF(33.3mL)及びメタノール(22.2mL)溶液に、THF(11.1mL)中テトラ−N−ブチルアンモニウムトリブロミド(2.26g、4.6mmol)を添加した。反応混合物を3時間50℃に加熱し、次いで、真空中で濃縮した。得られた物質を、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。オフホワイトの固体(1.08g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 296.4, 298.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.71 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.46 (d, J=1.4 Hz, 1H), 7.31 (d, J=7.7 Hz, 1H), 4.45 (s, 2H), 3.27 (s, 3H), 1.40 (s, 6H).
【0233】
d)1,3,3−トリメチル−6−(オキサゾール−4−イル)インドリン−2−オン
圧力管において、6−(2−ブロモアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(1.05g、3.55mmol)をホルムアミド(12.7mL、319mmol)で処理し、該管を密封し、そして、反応混合物を110℃に加熱した。2時間後、反応混合物を酢酸エチル、水、及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液で希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。得られた物質を、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。
MS ESI (m/z): 243.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.97 (d, J=1.0 Hz, 1H), 7.96 (d, J=0.8 Hz, 1H), 7.42 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.28 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.23 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 1.39 (s, 6H).
【0234】
実施例71
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化100】
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酢酸タリウム(263mg、690μmol)及びトリフルオロメタンスルホン酸(184μL、2.07mmol)のアセトニトリル(2mL)溶液を10分間撹拌した。次いで、6−アセチル−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例70b、100mg、460μmol)を添加し、そして、反応混合物を4時間90℃に加熱した。再度酢酸タリウム(263mg、690μmol)及びトリフルオロメタンスルホン酸(184μL、2.07mmol)を添加し、そして、90℃で15時間撹拌を続けた。反応混合物を2M 炭酸ナトリウム水溶液に注ぎ、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。得られた物質を、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。薄い茶色の固体(50mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 257.6 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.32 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.25 - 7.19 (m, 2H), 7.05 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.55 (s, 3H), 1.39 (s, 6H).
【0235】
実施例72
1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
【化101】
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圧力管において、1,3,3−トリメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン(実施例29a、0.1g、332μmol)及び2−ブロモ−5−メチル−1,3,4−チアジアゾール(71.3mg、398μmol)をジオキサン(2.66mL)に懸濁させ、そして、2M 炭酸ナトリウム水溶液(664μL)を添加した。混合物に5分間アルゴンをバブリングし、次いで、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(23.8mg、33.2μmol)を添加し、管を密封し、そして、反応混合物を2.5時間115℃に加熱した。反応混合物を酢酸エチル及びメタノールで希釈し、スプーン2杯分のシリカゲルを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって物質を精製した。薄い茶色の固体(87mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 247.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.56 (d, J=1.4 Hz, 1H), 7.50 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.29 - 7.26 (m, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.83 (s, 3H), 1.41 (s, 6H).
【0236】
実施例73
1,3,3−トリメチル−6−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
【化102】
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2−ブロモ−1,3,4−チアジアゾールを用いて実施例72と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 260.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 9.12 (s, 1H), 7.65 - 7.56 (m, 2H), 7.30 (d, J=7.5 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 1.42 (s, 6H).
【0237】
実施例74
6−(2−シクロプロピルオキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化103】
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【0238】
a)6−(2−アジドアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(2−ブロモアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例70c、200mg、675μmol)及びアジ化ナトリウム(87.8mg、1.35mmol)のアセトン(2mL)懸濁液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水 50mLに注ぎ、そして、ジクロロメタンで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして、真空中で濃縮した。薄い茶色の固体(169mg)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 259.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.58 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.42 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.30 (d, J=7.7 Hz, 1H), 4.56 (s, 2H), 3.27 (s, 3H), 1.40 (s, 6H).
【0239】
b)6−(2−シクロプロピルオキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(2−アジドアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(165mg、639μmol)及びシクロプロパンカルボニルクロリド(58.0μL、639μmol)のトルエン(2mL)懸濁液に、トリフェニルホスフィン(285mg、1.09mmol)を添加し、そして、混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物を濾過し、そして、トルエンで洗浄した。得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の固体(57mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 283.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.29 (dd, J=1.6, 7.9 Hz, 1H), 7.21 (d, J=7.7 Hz, 1H), 7.18 (s, 1H), 7.01 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.20 - 2.07 (m, 1H), 1.38 (s, 6H), 1.18 - 1.06 (m, 4H).
【0240】
実施例75
1,3,3−トリメチル−6−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化104】
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【0241】
a)6−(2−クロロオキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
−70℃〜−68℃の1,3,3−トリメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン(実施例69、310mg、1.28mmol)のテトラヒドロフラン(4.5mL)懸濁液に、LiHMDS(1.54mL、1.54mmol)を滴下した。10分間0℃に温めた後、反応混合物を−70℃〜−64℃に冷却し、そして、ヘキサクロロエタン(321mg、1.34mmol)を添加した。反応混合物を室温に温め、そして、この温度で5時間維持した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液 50mLに注いだ。水相をTBMEで抽出した。合わせた有機層をH
2Oで洗浄し、そして、Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を蒸発させ、そして、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の結晶(271mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 277.4/ 279.4 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.32 - 7.23 (m, 3H), 7.03 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 1.39 (s, 6H).
【0242】
b)1,3,3−トリメチル−6−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
6−(2−クロロオキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(0.062g、224μmol)のDMF(2.2mL)溶液に、1−メチルピペラジン(24.9mg、27.6μL、246μmol)及びDIPEA(57.9mg、78.3μL、448μmol)を添加した。反応混合物をマイクロ波照射下で30分間150℃に加熱した。反応混合物を濃縮し、次いで、EtOAc、H
2O、及び1M Na
2CO
3水溶液で希釈した。水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。オフホワイトの泡状物(67mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 341.5 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 300 MHz): δ = 7.21 - 7.15 (m, 2H), 7.07 (s, 1H), 6.90 (s, 1H), 3.64 - 3.61 (m, 4H), 3.25 (s, 3H), 2.55 - 2.52 (m, 4H), 2.36 (s, 3H), 1.37 (s, 6H).
【0243】
実施例76
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルオキサゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化105】
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6−(2−ブロモアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例70c、100mg、338μmol)及びアセトアミド(300mg、259μL、5.08mmol)の混合物を密封管において16時間174℃に加熱した。反応混合物をH
2O 20mLに注ぎ、そして、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をH
2Oで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして、溶媒を蒸発させた。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の結晶(26mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 257.1 [(M+H)
+].
1H NMR (CDCl
3, 600 MHz): δ = 7.83 (s, 1H), 7.37 (dd, J=1.5, 7.6 Hz, 1H), 7.24 (d, J=1.4 Hz, 1H), 7.21 (d, J=7.6 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.54 (s, 3H), 1.38 (s, 6H).
【0244】
実施例77
6−(2−シクロプロピルピリミジン−5−イル)−1,3,3−トリメチル−インドリン−2−オン
【化106】
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5−ブロモ−2−シクロプロピル−ピリミジン及び反応時間4時間を用いて、実施例29bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 294.2 [(M+H)
+].
【0245】
実施例78
1−シクロプロピル−6−(2−シクロプロピルピリミジン−5−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
【化107】
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【0246】
a)6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a、10g、41.6mmol)、シクロプロピルボロン酸(7.16g、83.3mmol)、DMAP(15.6g、125mmol)、及び酢酸銅(II)(7.94g、43.7mmol)の乾燥トルエン(555mL)懸濁液に、THF中2M ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド(21.9mL、43.7mmol)を添加した。反応混合物に乾燥空気をバブリングしながら、15時間95℃に加熱した。室温に冷却した後、混合物をTBMEで希釈し、水でクエンチし、そして、2M HCl水溶液(約150mL)で酸性化した。混合物をTBMEで抽出し、そして、有機層を1M HCl水溶液及び食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い茶色の固体(10.322g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 280.3, 282.3 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 7.24 (d, J=1.8 Hz, 1H), 7.19 (dd, J=1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.03 (d, J=7.9 Hz, 1H), 2.67 - 2.57 (m, 1H), 1.32 (s, 6H), 1.13 - 0.98 (m, 2H), 0.98 - 0.84 (m, 2H)
【0247】
b)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オンを用いて実施例29aと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 328.2 [(M+H)
+].
【0248】
c)1−シクロプロピル−6−(2−シクロプロピルピリミジン−5−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン及び5−ブロモ−2−シクロプロピル−ピリミジン、並びに反応時間4時間を用いて実施例29bと同様に調製した。無色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 320.3 [(M+H)
+].
【0249】
実施例79
6−(6−シクロプロピルピリダジン−3−イル)−1,3,3−トリメチル−インドリン−2−オン
【化108】
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3−ブロモ−6−シクロプロピル−ピリダジン及び反応時間4時間を用いて実施例29bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 294.0 [(M+H)
+].
【0250】
実施例80
1−シクロプロピル−6−(6−シクロプロピルピリダジン−3−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
【化109】
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3−ブロモ−6−シクロプロピル−ピリダジン及び反応時間4時間を用いて実施例78cと同様に調製した。薄い桃色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 320.0 [(M+H)
+].
【0251】
実施例81
6−(6−シクロプロピルピリダジン−3−イル)−3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オン
【化110】
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【0252】
a)6−ブロモ−3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オン
アルゴン下における6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a、1.5g、6.25mmol)のDMF(20.0mL)溶液に、3−ブロモオキセタン(1.6g、895μL、11.2mmol)及び炭酸セシウム(4.07g、12.5mmol)を添加し、そして、反応混合物を17.5時間60℃に加熱した。再度、3−ブロモオキセタン(250μL)及び炭酸セシウム(2g)を添加し、そして、60℃で3.5時間撹拌を続けた。反応混合物を1M HCl水溶液 50mLで処理し、そして、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の固体(1.49g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 296.3, 298.3 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 7.71 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.30 - 7.23 (m, 1H), 7.12 (d, J=7.9 Hz, 1H), 5.63 - 5.50 (m, 1H), 5.16 - 4.98 (m, 4H), 1.36 (s, 6H)
【0253】
b)3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オンを用いて実施例29aと同様に調製した。蒼白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 344.2 [(M+H)
+].
【0254】
c)6−(6−シクロプロピルピリダジン−3−イル)−3,3−ジメチル−1−(オキセタン−3−イル)インドリン−2−オン
3−ブロモ−6−シクロプロピル−ピリダジン及び反応時間4時間を用いて実施例29bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 335.8 [(M+H)
+].
【0255】
実施例82
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化111】
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3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリジン−4−イル)インドリン−2−オン(実施例24a)及び反応時間2.5時間を用いて実施例29bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.1 [(M+H)
+].
【0256】
実施例83
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化112】
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【0257】
a)6−クロロ−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
6−クロロ−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(2.0g、11.86mmol)のTHF(15mL)撹拌溶液に、NaH(60%、1.9g、47.45mmol)を0℃で少しずつ添加した。反応混合物をこの温度で10分間撹拌し、次いで、25℃で20分間撹拌した。次いで、MeI(3.0mL、47.45mmol)を0℃の反応混合物にゆっくり添加し、次いで、25℃で2時間撹拌した。0℃の飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)を添加することによって反応物をクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の固体(1.5g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 210.9 [(M+H)
+].
【0258】
b)1,3,3−トリメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
圧力管において、6−クロロ−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(0.12g、0.57mmol)及び2−メチルピリジン−4−ボロン酸(0.093g、0.68mmol)を2M 炭酸ナトリウム水溶液(0.5mL)及びジオキサン(4mL)に懸濁させた。反応混合物を15分間アルゴンでパージした。次いで、Pd(dppf)Cl
2(0.042g、0.057mmol)を添加し、そして、15分間パージを続けた。該管を密封し、そして、反応混合物を12時間110℃に加熱した。反応混合物を酢酸エチル及び水で希釈した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、水及び食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。オフホワイトの固体(55mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 267.8 [(M+H)
+].
【0259】
実施例84
3,3−ジメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化113】
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【0260】
a)6−クロロ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
6−クロロ−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オンから実施例24aと同様に調製した。黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 197.0 [(M+H)
+].
【0261】
b)3,3−ジメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
6−クロロ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オンから83bと同様にこの化合物を調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.8 [(M+H)
+].
【0262】
実施例85
1,3,3−トリメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化114】
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圧力管における6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a、75mg、295μmol)及び1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(95.0mg、443μmol)の1,2−ジメトキシエタン(3.4mL)溶液に、2M 炭酸ナトリウム水溶液(0.7mL)及びトリフェニルホスフィン(18.6mg、70.8μmol)を添加した。混合物に5分間アルゴンをバブリングした。次いで、酢酸パラジウム(II)(9.54mg、42.5μmol)を添加し、そして、再度反応混合物に5分間アルゴンをバブリングした。該管を密封し、そして、反応混合物を90℃で16時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで希釈し、シリカゲルを添加し、そして、混合物を再度真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。得られた物質を、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるアミンシリカゲルクロマトグラフィーによって再度精製した。白色の固体(43mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 256.5 [(M+H)
+].
【0263】
実施例86
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化115】
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6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例78a)を用いて実施例85と同様に調製した。薄い黄色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.6 [(M+H)
+].
【0264】
実施例87
3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
6−ブロモ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン(実施例24a)を用いて実施例85と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 242.6 [(M+H)
+].
【0265】
実施例88
6−(2−シクロプロピルピリミジン−5−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
反応時間4時間で5−ブロモ−2−シクロプロピル-ピリミジンを用いて実施例24bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 280.3 [(M+H)
+].
【0266】
実施例89
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0267】
a)6−クロロ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
6−クロロ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例84a)から実施例78aと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 237.1 [(M+H)
+].
【0268】
b)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
6−クロロ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オンから実施例83bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 294.6 [(M+H)
+].
【0269】
実施例90
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
【化119】
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6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例78a)から実施例63と同様に調製した。オフホワイトの泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.1 [(M+H)
+].
【0270】
実施例91
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(5−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
【化120】
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実施例90への反応においてオフホワイトの泡状物として標題化合物を単離した。
MS ESI (m/z): 282.1 [(M+H)
+].
【0271】
実施例92
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化121】
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2−メチル−ピリミジン−5−ボロン酸及び反応時間6時間を用いて実施例84bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 255.0 [(M+H)
+].
【0272】
実施例93
1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
【化122】
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【0273】
a)N’−アセチル−1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボヒドラジド
アルゴン下における1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(実施例59a、120mg、547μmol)のジクロロメタン(6mL)溶液に、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール(HOBt、118mg、876μmol)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(EDCI、168mg、876μmol)、トリエチルアミン(138mg、191μL、1.37mmol)、及びDMF(1mL)を添加した。次いで、アセトヒドラジド(40.5mg、547μmol)を添加した。反応混合物を密封管において室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで希釈し、シリカゲルを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。今もなおHOBtを含有する白色の泡状物(135mg)として標題化合物を得た。この物質を更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 276.1 [(M+H)
+].
【0274】
b)1,3,3−トリメチル−6−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
N’−アセチル−1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボヒドラジド(129.5mg、470μmol)のアセトニトリル(6mL)溶液に、トリエチルアミン(143mg、197μL、1.41mmol)及びp−トルエンスルホニルクロリド(137mg、706μmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液 15mLで処理し、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで希釈し、シリカゲルを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の固体(88mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 258.2 [(M+H)
+].
【0275】
実施例94
6−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化123】
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シクロプロパンカルボヒドラジドを用いて実施例93と同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 284.2 [(M+H)
+].
【0276】
実施例95
6−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化124】
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シクロプロパンカルボヒドラジドを用いて3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(実施例60b)から実施例93と同様に調製した。薄い赤色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 270.2 [(M+H)
+].
【0277】
実施例96
6−(4−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化125】
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4−シクロプロピル−1H−イミダゾールを用いて6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)から実施例63と同様に調製した。黄色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.2 [(M+H)
+].
【0278】
実施例97
6−(5−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
実施例96への反応において白色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.2 [(M+H)
+].
【0279】
実施例98
1−シクロプロピル−6−(4−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化127】
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6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例78a)から実施例96と同様に調製した。薄い黄色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 308.3 [(M+H)
+].
【0280】
実施例99
1−シクロプロピル−6−(5−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化128】
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実施例98への反応において薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 308.3 [(M+H)
+].
【0281】
実施例100
6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化129】
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【0282】
a)1,3,3−トリメチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オン
マイクロ波バイアルにおいて、6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a、200mg、787μmol)及びtert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシラート(232mg、787μmol)をジオキサン(4.5mL)及び2M 炭酸ナトリウム水溶液(787μL、1.57mmol)と合わせた。混合物を5分間アルゴンでスパージした。次いで、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(32.1mg、39.4μmol)を添加し、そして、更に5分間アルゴンによるスパージを続けた。次いで、バイアルを密封し、そして、マイクロ波照射下で30分間120℃に加熱した。反応混合物を酢酸エチル及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液で希釈した。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。茶色の粘性の油状物(115mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 242.5 [(M+H)
+].
【0283】
b)6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
1,3,3−トリメチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オンから実施例104と同様に調製した。薄い黄色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.2 [(M+H)
+].
【0284】
実施例101
6−(4−シクロプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化130】
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4−シクロプロピル−1H−イミダゾールを用いて実施例63と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.1 [(M+H)
+].
【0285】
実施例102
1−シクロプロピル−6−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化131】
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【0286】
a)メチル1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシラート
反応器に6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例78a、4g、14.3mmol)及びトリエチルアミン(4.00mL、28.6mmol)を入れ、次いで、酢酸エチル(50mL)及びメタノール(50mL)を添加し、そして、該反応器をアルゴン下に置いた。次いで、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン付加物(1.17g、1.43mmol)を添加し、そして、反応器をCOでフラッシングし、そして、圧力を50barに調整した。反応混合物を100℃に加熱し、そして、CO下にてこの温度で48時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、メタノールで希釈し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。オフホワイトの固体(3.6g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 260.5 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 7.79 (dd, J=1.5, 7.8 Hz, 1H), 7.73 (d, J=1.0 Hz, 1H), 7.24 (d, J=7.7 Hz, 1H), 3.94 (s, 3H), 2.74 - 2.64 (m, 1H), 1.35 (s, 6H), 1.17 - 1.02 (m, 2H), 1.00 - 0.88 (m, 2H)
【0287】
b)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸
メチル1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシラート(3.6g、13.9mmol)のメタノール(55.5mL)懸濁液に、1M NaOH水溶液(55.5mL、55.5mmol)を添加し、そして、反応混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物をTBME及び水で希釈した。層を分離させ、そして、有機層を0.1M NaOH水溶液で抽出し、そして、水層をTBMEで洗浄した。合わせた水層を25% HCl水溶液で酸性化した。混合物をジクロロメタンで抽出し、そして、有機層を食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。薄い黄色の固体(3.33g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 246.5 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 7.89 (dd, J=1.4, 7.7 Hz, 1H), 7.81 (d, J=1.2 Hz, 1H), 7.29 (d, J=7.7 Hz, 1H), 2.78 - 2.62 (m, 1H), 1.38 (s, 6H), 1.19 - 1.03 (m, 2H), 1.03 - 0.88 (m, 2H)
【0288】
c)1−シクロプロピル−6−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
シクロプロパンカルボヒドラジドを用いて1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸により実施例93と同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 310.1 [(M+H)
+].
【0289】
実施例103
1,3,3−トリメチル−6−(6−モルホリノピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化132】
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6−モルホリノピリジン−3−イルボロン酸及び反応時間3時間を用いて実施例1と同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 338.2 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 8.46 (d, J=2.6 Hz, 1H), 7.74 (dd, J=2.5, 8.8 Hz, 1H), 7.25 - 7.17 (m, 2H), 6.95 (s, 1H), 6.96 (s, 1H), 6.72 (d, J=8.7 Hz, 1H), 3.92 - 3.79 (m, 4H), 3.63 - 3.49 (m, 4H), 3.26 (s, 3H), 1.40 (s, 6H)
【0290】
実施例104
6−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化133】
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6−(1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例68、120mg、497μmol)、シクロプロピルボロン酸(107mg、1.24mmol)、及び炭酸ナトリウム(132mg、1.24mmol)の1,2−ジクロロエタン(6mL)懸濁液に、酢酸銅(II)(111mg、597μmol)及び2,2ジピリジル(94.2mg、597μmol)の1,2−ジクロロエタン(9mL)溶液(これは、70℃で調製した)を4分間かけて滴下した。反応混合物を70℃で2.5時間撹拌し、次いで、室温で16時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、そして、飽和塩化アンモニウム水溶液及び食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで希釈し、アミンシリカゲルを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるアミンシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の泡状物(97mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.2 [(M+H)
+].
【0291】
実施例105
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
【化134】
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1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(実施例102b)から実施例93と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 284.1 [(M+H)
+].
【0292】
実施例106
3,3−ジメチル−6−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)インドリン−2−オン
【化135】
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3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(実施例60b)から実施例93と同様に調製した。薄い赤色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 262.1 [(M+H)
+].
【0293】
実施例107
1−シクロプロピル−6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化136】
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6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例78a)から実施例100と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 308.6 [(M+H)
+].
【0294】
実施例108
1,3,3−トリメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化137】
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マイクロ波容器において、ジオキサン(2.0mL)中6−クロロ−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例83a)(0.1g、0.475mmol)、2−メチルピリミジン−5−ボロン酸(0.078g、0.57mmol)、及びNaOtBu(0.068g、0.712mmol)の混合物を、15分間アルゴンでスパージした。次いで、Brettphos(0.019、0.024mmol)を反応混合物に添加し、そして、スパージを15分間続けた。バイアルを密封し、そして、反応混合物を110℃に1時間照射した。反応混合物をceliteで濾過し、そして、濾液を真空中で濃縮した。溶離剤としてアセトニトリル/5mM 酢酸アンモニウム水溶液を用いるX Terra Prep RPC18 250×19 mm 10 μカラムの分取逆相HPLCによって粗物質を精製した。オフホワイトの固体(30mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.8 [(M+H)
+].
【0295】
実施例109
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化138】
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【0296】
a)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸(実施例102b)から実施例69と同様に調製した。茶色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 269.5 [(M+H)
+].
【0297】
b)1−シクロプロピル−6−(1H−イミダゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン及び反応時間15時間から実施例68と同様に調製した。薄い茶色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.5 [(M+H)
+].
【0298】
c)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−6−(1H−イミダゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オンから実施例110と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.16 [(M+H)
+].
【0299】
実施例110
1,3,3−トリメチル−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化139】
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0℃の6−(1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例68、100mg、414μmol)のDMF(5mL)溶液に、NaH(鉱油中60%、67.8mg、1.7mmol)を添加した。15分間撹拌した後、ヨードメタン(88.2mg、38.7μL、622μmol)を0℃で添加した。反応混合物を0℃で2時間撹拌した。0℃で水を滴下し、次いで、混合物を食塩水で希釈し、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、そして、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。得られた物質を、溶離剤として二酸化炭素/メタノール/ジエチルアミンを用いるAD-H 20×250 mm 5μmカラムの分取超臨界流体クロマトグラフィーによって精製した。オフホワイトの固体(47mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 256.2 [(M+H)
+].
【0300】
実施例111
1−シクロプロピル−6−(1H−イミダゾール−4−イル)−3,3−ジメチル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
【化140】
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N,N−ジメチル−4−(トリブチルスタンニル)−1H−イミダゾール−1−スルホンアミドを用いて6−クロロ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例89a)からJ. Med. Chem. 2008, vol 51, no 20, pp 6571-6580, supporting information page S24/25と同様に調製した。白色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 269.2 [(M+H)
+].
【0301】
実施例112
6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化141】
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【0302】
a)6−ブロモ−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
圧力管において、6−ブロモ−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例24a、250mg、1.04mmol)のDMF(8mL)溶液を5分間アルゴンでスパージした。次いで、1−(ブロモメチル)−4−メトキシベンゼン(209mg、1.04mmol)及び炭酸セシウム(679mg、2.08mmol)を添加し、そして、アルゴンによるスパージを5分間続けた。バイアルを密封し、そして、反応混合物を80℃に加熱した。1時間後、反応混合物を水で処理し、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。赤色の液体(340mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 360.5, 362.5 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 7.23 - 7.17 (m, 2H), 7.15 (dd, J=1.6, 7.9 Hz, 1H), 7.05 (d, J=7.9 Hz, 1H), 6.89 - 6.82 (m, 3H), 4.81 (s, 2H), 3.78 (s, 3H), 1.40 (s, 6H)
【0303】
b)1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オン
圧力管において、1,2−ジメトキシエタン(20mL)及び2M 炭酸ナトリウム水溶液(4mL)中6−ブロモ−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(750mg、2.08mmol)及びtert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシラート(947mg、3.12mmol)の混合物に、トリフェニルホスフィン(135mg、500μmol)を添加した。混合物を5分間アルゴンでスパージし、次いで、酢酸パラジウム(II)(67.3mg、300μmol)を添加し、そして、更に5分間アルゴンによるスパージを続けた。バイアルを密封し、そして、反応物を16時間100℃に加熱した。反応混合物にシリカゲルを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の泡状物(573mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 348.2 [(M+H)
+].
【0304】
c)6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)インドリン−2−オンから実施例104と同様に調製した。薄い黄色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 388.3 [(M+H)
+].
【0305】
d)6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
密封管において、6−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(117mg、302μmol)のTFA(2mL)溶液を110℃で17時間撹拌した。再度TFA(0.5mL)を添加し、そして、反応混合物を110℃で更に22時間撹拌した。反応混合物を2M 炭酸ナトリウム水溶液に注ぎ、そして、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで希釈し、アミンシリカゲルを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いる分取シリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の泡状物(75mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.2 [(M+H)
+].
【0306】
実施例113
6−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化142】
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【0307】
a)メチル1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシラート
6−ブロモ−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例112a)を用いて実施例102aと同様に調製した。黄色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 340.5 [(M+H)
+].
【0308】
b)1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸
50℃で16時間、メチル1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシラートを用いて実施例102bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 326.6 [(M+H)
+].
【0309】
c)N−メトキシ−1−(4−メトキシベンジル)−N,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキサミド
1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−カルボン酸を用いて実施例70aと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 369.5 [(M+H)
+].
【0310】
d)6−アセチル−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
N−メトキシ−1−(4−メトキシベンジル)−N,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキサミドを用いて実施例70bと同様に調製した。橙色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 324.5 [(M+H)+].
【0311】
e)6−(2−ブロモアセチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−アセチル−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オンを用いて実施例70cと同様に調製した。薄い黄色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 402.2, 404.2 [(M+H)+].
【0312】
f)6−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
密封圧力管において、6−(2−ブロモアセチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(718mg、1.78mmol)のホルムアミド(15mL)懸濁液を3.5時間180℃に加熱した。加熱を止め、そして、反応混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで希釈し、アミンシリカゲルを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。今もなおホルムアミドを含有する茶色の粘性の油状物(613mg)として標題化合物を得た。この物質を更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 348.2 [(M+H)+].
【0313】
g)6−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾール−4−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン及び反応時間4.5時間を用いて実施例104と同様に調製した。薄い赤色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 388.3 [(M+H)+].
【0314】
h)6−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾール−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−(1−シクロプロピル−1H−イミダゾール−4−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オンを用いて実施例112dと同様に調製した。橙色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.2 [(M+H)+].
【0315】
実施例114
7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−2−(2−メチルピリジン−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オン
【化143】
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【0316】
a)エチル2−(2,4−ジクロロ−6−(シクロプロピルアミノ)ピリミジン−5−イル)アセタート
圧力管において、エチル2−(2,4,6−トリクロロピリミジン−5−イル)アセタート(1.6g、5.94mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(39.6mL)に溶解させた。次いで、シクロプロピルアミン(380mg、462μL、6.53mmol)及びDIPEA(921mg、1.24mL、7.12mmol)を添加し、該管を密封し、そして、混合物を1.5時間50℃に加熱した。反応混合物を酢酸エチル、水、及び食塩水で希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を食塩水、1M HCl水溶液、及び食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い茶色の固体(1.363g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 290.0, 292.0, 294.0 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 6.14 (br. s., 1H), 4.18 (q, J=7.2 Hz, 2H), 3.58 (s, 2H), 3.01 - 2.88 (m, 1H), 1.27 (t, J=7.1 Hz, 3H), 0.97 - 0.83 (m, 2H), 0.62 - 0.50 (m, 2H)
【0317】
b)2,4−ジクロロ−7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オン
圧力管において、MeI(1.24g、548μL、8.76mmol)を、エチル2−(2,4−ジクロロ−6−(シクロプロピルアミノ)ピリミジン−5−イル)アセタート(1.24g、4.27mmol)及び炭酸セシウム(6.96g、21.4mmol)の乾燥DMF(42.7mL)懸濁液に添加した。該管を密封し、そして、反応混合物を2時間60℃に加熱した。再度MeI(121mg、53.4μL、855μmol)を添加し、そして、60℃で更に1.5時間撹拌を続けた。反応混合物を酢酸エチル、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、及び食塩水で希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を飽和炭酸ナトリウム水溶液及び食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の固体(725mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 272.1, 274.1, 276.1 [(M+H)
+]
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 2.90 - 2.77 (m, 1H), 1.48 (s, 6H), 1.13 - 1.02 (m, 4H)
【0318】
c)4−クロロ−7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−2−(2−メチルピリジン−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オン
2−メチルピリジン−4−ボロン酸及び反応時間2.5時間を用いて、2,4−ジクロロ−7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オンから実施例1bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 329.2, 331.2 [(M+H)
+]
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 8.66 (d, J=5.2 Hz, 1H), 8.12 (s, 1H), 8.07 (dd, J=1.1, 5.1 Hz, 1H), 3.03 - 2.91 (m, 1H), 2.68 (s, 3H), 1.53 (s, 6H), 1.21 - 1.10 (m, 4H)
【0319】
d)7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−2−(2−メチルピリジン−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オン
4−クロロ−7−シクロプロピル−5,5−ジメチル−2−(2−メチルピリジン−4−イル)−5H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6(7H)−オン(0.073g、222μmol)のメタノール(2.22mL)懸濁液を含有するフラスコを4回排気し(泡立ち)、そして、アルゴンでフラッシングした。次いで、10% Pd/C(23.6mg、22.2μmol)を添加し、そして、脱気を繰り返した。次いで、装置を再度4回排気し(泡立ち)、そして、水素でフラッシングした。反応混合物を水素雰囲気下にて室温で2時間撹拌した。再度メタノール(2.22mL)及び10% Pd/C(23.6mg、22.2μmol)を添加し、脱気及び水素によるフラッシングを繰り返し、そして、反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル、水、及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液で希釈した。混合物をdicaliteで濾過し、そして、水及び酢酸エチルで洗浄した。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の固体(41mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 295.2 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 8.66 (dd, J=0.6, 5.2 Hz, 1H), 8.37 (s, 1H), 8.13 (s, 1H), 8.08 (dd, J=1.1, 5.1 Hz, 1H), 3.02 - 2.92 (m, 1H), 2.68 (s, 3H), 1.45 (s, 6H), 1.23 - 1.11 (m, 4H)
【0320】
実施例115
3,3−ジメチル−6−(6−メチルピリミジン−4−イル)インドリン−2−オン
【化144】
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4−ブロモ−6−メチルピリミジンを用いて実施例17と同様に調製した。茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.2 [(M+H)
+].
【0321】
実施例116
3,3−ジメチル−6−(3−メチルピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
2−メチル−ピリジン−4−ボロン酸を用いて6−クロロ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例84a)から実施例83bと同様に調製した。無色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.2 [(M+H)
+].
1H NMR (300MHz, CHLOROFORM-d) δ = 8.55 (s, 1H), 8.53 (d, J=5.0 Hz, 1H), 8.44 (s, 1H), 7.60 (d, J=5.7 Hz, 1H), 7.29 (d, J=5.0 Hz, 1H), 6.97 (s, 1H), 2.39 (s, 3H), 1.52 (s, 6H)
【0322】
実施例117
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化146】
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圧力管において、6−クロロ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例89a、0.20g、0.845mmol)及び2−メチルピリジン−5−ボロン酸(0.139g、1.014mmol)及び炭酸セシウム(0.55g、1.69mmol)のジオキサン(4mL)懸濁液を15分間アルゴンでパージした。次いで、Pd
2(dba)
3.CHCl
3(0.085g、0.084mmol)及びキサントホス(0.098g、0.17mmol)を添加し、そして、15分間パージを続けた。該管を密封し、そして、反応混合物を12時間110℃に加熱した。反応混合物を酢酸エチル及び水で希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を、水、続いて、食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。黄色の固体(40mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 294.0 [(M+H)
+].
【0323】
実施例118
3,3−ジメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化147】
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6−クロロ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例84a)から実施例117と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.8 [(M+H)
+].
【0324】
実施例119
6−(4−イソプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化148】
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4−イソプロピル−1H−イミダゾールを用いて実施例63と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 270.3 [(M+H)
+].
【0325】
実施例120
6−(4−イソプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
4−イソプロピル−1H−イミダゾールを用いて6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)から実施例63と同様に調製した。薄い茶色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 284.2 [(M+H)
+].
【0326】
実施例121
1−エチル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化150】
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3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例21、100mg、395μmol)及び炭酸セシウム(257mg、790μmol)のDMF(1.5mL)懸濁液をブロモエタン(64.5mg、592μmol)で処理し、そして、該懸濁液を60℃で20分間加熱した。反応混合物を水及び酢酸エチルで希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。−20℃で酢酸エチル/ヘプタン 1:5から残渣を結晶化させた。オフホワイトの固体(88mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 282.2 [(M+H)
+].
【0327】
実施例122
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(3−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化151】
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3−メチルピリジン−4−ボロン酸を用いて6−クロロ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例89a)から実施例83bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 294.0 [(M+H)
+].
【0328】
実施例123
1,3,3−トリメチル−6−(3−メチル−4−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化152】
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3−メチルピリジン−4−ボロン酸を用いて実施例83と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 267.8 [(M+H)
+].
【0329】
実施例124
1,3,3−トリメチル−6−(6−メチル−3−ピリジル)ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化153】
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2−メチルピリジン−5−ボロン酸を用いて実施例83と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 267.8 [(M+H)
+].
【0330】
実施例125
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
【化154】
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【0331】
a)2−メチル−5−(トリメチルスタンニル)ピリミジン
圧力管において、5−ブロモ−2−メチルピリミジン(500mg、2.89mmol)及びヘキサメチル二スズ(2.9g、1.85mL、8.67mmol)をジオキサン(24mL)と合わせた。混合物を2分間アルゴンでスパージし、次いで、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(203mg、289μmol)を添加し、そして、該管を密封した。反応混合物を5時間90℃に加熱した。反応混合物を1M フッ化カリウム水溶液に注ぎ、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を1M フッ化カリウム水溶液で洗浄し、合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。黄色の粘性の油状物(590mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 259.0 [(M+H)
+](メインピーク、Sn特異的同位体パターン)
【0332】
b)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
圧力管において、6−クロロ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン(実施例89a、100mg、422μmol)及び2−メチル−5−(トリメチルスタンニル)ピリミジン(130mg、507μmol)を乾燥DMF(2mL)と合わせた。混合物を5分間アルゴンでスパージした。次いで、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(48.8mg、42.2μmol)を添加し、該管を密封し、そして、反応混合物を16時間80℃に加熱した。反応混合物を酢酸エチル、水、及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液で希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。得られた物質をジイソプロピルエーテルで粉砕した。黄色の固体(75mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 295.2 [(M+H)
+].
【0333】
実施例126
1−(2−メトキシエチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化155】
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3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例21、100mg、395μmol)のDMF(3mL)溶液に、0℃で水素化ナトリウム(鉱油中55%、20.7mg、474μmol)を添加した。反応物を0℃で5分間撹拌し、次いで、室温で撹拌した。室温で30分間後、1−ブロモ−2−メトキシエタン(71.3mg、48.2μL、513μmol)を滴下し、そして、反応物を室温で更に3時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルとの間で分配した。混合物を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。得られた物質を、−20℃でジエチルエーテル/ヘプタン 1:2から結晶化させた。白色の固体(58mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 312.2 [(M+H)
+].
【0334】
実施例127
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)インドリン−2−オン
【化156】
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2−ブロモ−1,1,1−トリフルオロエタン及び反応時間4時間を用いて実施例121と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 336.2 [(M+H)
+].
【0335】
実施例128
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(2−(トリフルオロメトキシ)エチル)インドリン−2−オン
【化157】
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室温にて反応時間3時間で、1−ブロモ−2−(トリフルオロメトキシ)エタンを用いて実施例121と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 366.2 [(M+H)
+].
【0336】
実施例129
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(オキセタン−3−イルメチル)インドリン−2−オン
【化158】
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3−(ブロモメチル)オキセタンを用いて実施例126と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 324.3 [(M+H)
+].
【0337】
実施例130
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(3,3,3−トリフルオロ−2−ヒドロキシプロピル)インドリン−2−オン
【化159】
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100℃にて反応時間2時間で、3−ブロモ−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−オールを用いて実施例121と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 366.2 [(M+H)
+].
【0338】
実施例131
1−(3−フルオロプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化160】
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1−ブロモ−3−フルオロプロパンを用いて実施例126と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 314.2 [(M+H)
+].
【0339】
実施例132
1−(2−フルオロエチル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化161】
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1−ブロモ−2−フルオロエタンを用いて実施例126と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 300.2 [(M+H)
+].
【0340】
実施例133
6−(1−エチル−1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化162】
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臭化エチル及び反応時間20時間を用いて、6−(1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例68)から実施例126と同様に調製した。薄い茶色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 270.2 [(M+H)+].
【0341】
実施例134
1,3,3−トリメチル−6−(1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化163】
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トリフルオロメタンスルホン酸2,2,2−トリフルオロエチルを用いて、6−(1H−イミダゾール−4−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例68)から実施例126と同様に調製した。薄い茶色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 324.2 [(M+H)+].
【0342】
実施例135
6−(2−フルオロ−4−ピリジル)−1,3,3−トリメチル−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化164】
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6−クロロ−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例83a、200mg,0.950mmol)のジオキサン(10mL)及び水(2.5mL)溶液に、炭酸ナトリウム(179.6mg、1.695mmol)及び2−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピリジン(318mg、1.429mmol)を添加した。装置を3回排気し、そして、窒素でフラッシングした。混合物を10分間窒素でスパージし、次いで、Pd(PPh
3)
4(11.1mg、0.01mmol)を添加し、そして、10分間窒素によるスパージを続けた。反応混合物を、激しく撹拌しながら16時間110℃に加熱した。反応混合物を氷水で希釈し、そして、酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。オフホワイトの固体(50mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 271.7 [(M+H)
+].
【0343】
実施例136
1’−メチル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
【化165】
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【0344】
a)6−クロロスピロ[1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−3,1’−シクロプロパン]−2−オン
6−クロロ−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(2.0g、11.905mmol)及びジイソプロピルアミン(3.553mL、25.0mmol)のTHF(60.0mL)撹拌溶液に、アルゴン下で−30℃にてn−BuLi(トルエン中2.1M、22.7mL、47.619mmol)を添加した。次いで、反応混合物を30分間撹拌し、ここで、温度は0℃に達した。この温度で、THF(5.0mL)中二臭化エチレン(3.092mL、35.714)を添加した。添加後、冷却浴を除去し、そして、反応混合物を25℃で16時間撹拌した。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液 30mLでクエンチし、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。粗物質をヘキサンで粉砕し、濾過し、そして、乾燥させた。茶色の固体(1.7g)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 195.6 [(M+H)
+].
【0345】
b)6’−クロロ−1’−メチル−スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’−オン
6−クロロスピロ[1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−3,1’−シクロプロパン]−2−オン(3.8g、19.522mmol)の乾燥THF(120mL)撹拌溶液に、NaH(60%、0.936g、23.427mmol)をアルゴン下で0℃にて少しずつ添加した。次いで、反応混合物を0℃で10分間撹拌し、次いで、20分間25℃に昇温した。次いで、MeI(1.465mL、23.427mmol)を0℃で反応混合物にゆっくり添加し、そして、25℃で更に4時間撹拌を続けた。次いで、反応物を0℃の飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の固体(1.85g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 209.6 [(M+H)
+].
【0346】
c)1’−メチル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
2−メチルピリジン−4−ボロン酸を用いて6’−クロロ−1’−メチル−スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’−オンから実施例1bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 266.2 [(M+H)
+].
【0347】
実施例137
6−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−1,3,3−トリメチル−インドリン−2−オン
【化166】
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プロパンヒドラジドを用いて実施例93と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 272.1 [(M+H)
+].
【0348】
実施例138
1’−メチル−6’−(ピリジン−3−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
【化167】
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ピリジン−3−ボロン酸を用いて6’−クロロ−1’−メチル−スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’−オン(実施例136b)から実施例1bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 252.1 [(M+H)
+].
【0349】
実施例139
1’−シクロプロピル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
【化168】
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【0350】
a)6’−クロロ−1’−シクロプロピル−スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’−オン
6−クロロスピロ[1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−3,1’−シクロプロパン]−2−オン(実施例136a)から実施例78aと同様に調製した。淡黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 234.7 [(M+H)
+].
【0351】
b)1’−シクロプロピル−6’−(2−メチルピリジン−4−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
2−メチルピリジン−4−ボロン酸を用いて6’−クロロ−1’−シクロプロピル−スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’−オンから実施例1bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 292.1 [(M+H)
+].
【0352】
実施例140
1’−シクロプロピル−6’−(ピリジン−3−イル)スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
【化169】
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ピリジン−3−ボロン酸を用いて6’−クロロ−1’−シクロプロピル−スピロ[シクロプロパン−1,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’−オン(実施例139a)から実施例1bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 278.1 [(M+H)
+].
【0353】
実施例141
3,3−ジメチル−6−[5−[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
【化170】
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【0354】
a)メチル3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボキシラート
化合物6−ブロモ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン(実施例24a、4g、16.66mmol)のMeOH(40mL)及びDMF(4mL)溶液を10分間アルゴンでスパージした。次いで、DIPEA(29.5mL、166.6mmol)及びPd(dppf)Cl
2(1.36g、1.67mmol)を添加し、そして、更に15分間スパージを続けた。次いで、反応混合物をCOガス下で10.3barにて100℃で16時間撹拌した。反応混合物を25℃に冷却し、そして、真空中で濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして、有機層を、水、続いて、食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。黄色の固体(2.8g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 220.2 [(M+H)
+].
【0355】
b)3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジド
メチル3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボキシラート(0.5g、2.28mmol)のメタノール(7mL)撹拌溶液に、ヒドラジン水和物(1.1mL、22.8mmol)を添加し、そして、反応混合物を16時間室温で撹拌した。次いで、混合物を真空中で濃縮した。3回トルエンを添加し、そして、混合物を真空中で濃縮した。茶色の固体(0.48g)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 220.2 [(M+H)
+].
【0356】
c)N’−[(3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−1−(トリフルオロメチル)シクロプロパン−1−カルボヒドラジド
1−(トリフルオロメチル)シクロプロパン−1−カルボン酸(0.07g、0.45mmol)のDMF(2mL)撹拌溶液に、TBTU(0.22g、0.68mmol)、続いて、N−メチルモルホリン(0.15mL、1.3mmol)を添加し、そして、反応混合物を25℃で15分間撹拌した。次いで、3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジド(0.1g、0.73mmol)を添加し、そして、反応混合物を25℃で16時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで希釈し、そして、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、続いて、水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、そして、真空中で濃縮した。溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。オフホワイトの固体(90mg)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 356.2 [(M+H)
+].
【0357】
d)3,3−ジメチル−6−[5−[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
N’−[(3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]−1−(トリフルオロメチル)シクロプロパン−1−カルボヒドラジドから実施例93bと同様に調製した。淡黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 337.8 [(M+H)
+].
【0358】
実施例142
6−(3−シクロプロピルイソキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化171】
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【0359】
a)1−シクロプロピル−3−(1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−イル)プロパン−1,3−ジオン
6−アセチル−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例70b、326mg、1.5mmol)及びメチルシクロプロパンカルボキシラート(150mg、153μL、1.5mmol)のTHF(8mL)溶液に、不活性雰囲気下で22℃にて、水素化ナトリウム(鉱油中55%、137mg、3.15mmol)を一度に添加した。懸濁液を22℃で39時間撹拌した。混合物を1M HCl水溶液と酢酸エチルとの間で分配し、そして、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。無色の固体(243mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 286.1 [(M+H)
+].
【0360】
b)6−(3−シクロプロピルイソキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
圧力管において、1−シクロプロピル−3−(1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−イル)プロパン−1,3−ジオン(220mg、771μmol)のエタノール(4.6mL)溶液に、アルゴン下で22℃にて、ヒドロキシルアミン塩酸塩(53.6mg、771μmol)を添加した。該管を密封し、そして、反応混合物を85℃に15時間加熱した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液及び酢酸エチルで希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。粗物質を、溶離剤として二酸化炭素/メタノールを用いるAD-H 20×250 mm 5μmカラムの分取超臨界流体クロマトグラフィーによって精製した。薄い赤色の油状物(65mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 283.1 [(M+H)
+].
【0361】
実施例143
1,3,3−トリメチル−6−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化172】
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酢酸メチルを用いて実施例142と同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 257.1 [(M+H)
+].
【0362】
実施例144
6−(3−(メトキシメチル)イソキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化173】
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メチル2−メトキシアセタートを用いて実施例142と同様に調製した。無色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 290.1 [(M+H)
+].
【0363】
実施例145
1,3,3−トリメチル−6−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0364】
a)6−(2−アジドアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
6−(2−ブロモアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例70c、1.75g、5.9mmol)のアセトン(17.5mL)溶液に、不活性雰囲気下で22℃にて、アジ化ナトリウム(767mg、11.8mmol)を添加し、そして、22℃で6時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、そして、ジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。薄い黄色の固体(1.51g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 259.1 [(M+H)
+].
【0365】
b)1,3,3−トリメチル−6−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
トリフェニルホスフィン(345mg、1.32mmol)のトルエン(2.5mL)無色溶液に、不活性雰囲気下で22℃にて、6−(2−アジドアセチル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(200mg、774μmol)を添加し、続いて、2分後、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボニルクロリド(115mg、774μmol)を添加した。反応混合物を22℃で18時間撹拌した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮し、そして、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。得られた物質を、溶離剤として水/アセトニトリル/ギ酸を用いるYMC Actus Triart C18 100×30 mm 5 μm 12nmカラムの分取逆相HPLCによって再度精製した。無色の油状物(45mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 327.2 [(M+H)
+].
【0366】
実施例146
1,3,3−トリメチル−6−ピリダジン−4−イル−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン
【化175】
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6−クロロ−1,3,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−オン(実施例83a、250mg、1.19mmol)のジオキサン(12.5mL)及び水(3.1mL)溶液に、炭酸カリウム(329mg、2.381mmol)及び4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピリダジン(367mg,1.786mmol)を添加した。装置を3回排気し、そして、窒素を再充填した。次いで、混合物を10分間窒素でスパージした。次いで、Pd(dppf)Cl
2を添加し、そして、混合物を再度10分間窒素でスパージした。反応混合物を、激しく撹拌しながら16時間110℃に加熱した。反応混合物を氷水で希釈し、酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を食塩水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。オフホワイトの固体(30mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.8 [(M+H)
+].
【0367】
実施例147
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
【化176】
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【0368】
a)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジド
6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例78a)から実施例141a〜bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 260.2 [(M+H)
+].
【0369】
b)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソ−N’−(トリフルオロアセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジド
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジド(0.2g、0.77mmol)のTHF(5mL)撹拌溶液に、0℃のトリフルオロ酢酸無水物(0.33mL、2.31mmol)を添加した。次いで、反応混合物を25℃で2時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮した。白色の泡状物(0.22g)として標題化合物を得、これを更に精製することなく用いた。LC-MS: 356.2 (M+H).
MS ESI (m/z): 356.2 [(M+H)
+].
【0370】
c)1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソ−N’−(トリフルオロアセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジドから実施例93bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 338.3 [(M+H)
+].
【0371】
実施例148
3,3−ジメチル−6−(6−メチルピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
6−メチルピリジン−3−ボロン酸を用いて6−ブロモ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン(実施例24a)から実施例1bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 253.3 [(M+H)
+].
【0372】
実施例149
6−(4−フルオロピリジン−3−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
4−フルオロピリジン−3−ボロン酸ピナコールエステルを用いて6−ブロモ−3,3−ジメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン(実施例24a)から実施例1bと同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 257.2 [(M+H)
+].
【0373】
実施例150
6−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0374】
a)N’−[(3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)カルボニル]プロパンヒドラジド
3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジド(実施例141b、0.3g、1.37mmol)のDMF/ジクロロメタン 1:3(4mL)撹拌溶液に、トリエチルアミン(0.47mL、3.42mmol)、続いて、塩化プロピオニル(0.15mL、1.64mmol)を添加した。反応混合物を25℃で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解させ、そして、有機層を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、続いて、水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。薄い茶色の固体(195mg)として標題化合物を得、そして、更に精製することなく用いた。
MS ESI (m/z): 276.2 [(M+H)
+].
【0375】
b)6−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
溶媒としてアセトニトリル/DMF 4:1を用いて実施例93bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 258.2 [(M+H)
+].
【0376】
実施例151
3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)インドリン−2−オン
【化180】
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4−ブロモ−1−メチル−1H−イミダゾールを用いて実施例17と同様に調製した。薄い茶色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 242.2 [(M+H)
+].
【0377】
実施例152
1,3,3−トリメチル−6−[5−(オキセタン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0378】
a)メチル1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシラート
6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)から実施例141aと同様に調製した。黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 234.1 [(M+H)
+].
【0379】
b)1,3,3−トリメチル−6−[5−(オキセタン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
オキセタン−3−カルボン酸を用いてメチル1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−カルボキシラートから実施例141と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 300.2 [(M+H)
+].
【0380】
実施例153
1,3,3−トリメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
【化182】
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マイクロ波管において、6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a、25.0mg、0.098mmol)、4−(トリフルオロメチル)−1H−イミダゾール(20.094mg、0.148mmol)、及び炭酸カリウム(40.8mg、0.295mmol)のアセトニトリル(2.0mL)懸濁液を5分間アルゴンでスパージした。次いで、CuI(3.749mg、0.02mmol)及びN,N’−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(0.0040mL、0.034mmol)を添加し、そして、脱気を繰り返した。該管を密封し、そして、反応混合物をマイクロ波照射下で90℃に加熱した。反応混合物を真空中で濃縮した。残渣を酢酸エチルで希釈し、そして、1M HCl水溶液で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。オフホワイトの固体(10mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 310.2 [(M+H)
+].
【0381】
実施例154
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例78a)から実施例153と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 336.0 [(M+H)
+].
【0382】
実施例155
3,3−ジメチル−6−(5−メチルピラジン−2−イル)インドリン−2−オン
【化184】
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2−ブロモ−5−メチルピラジンを用いて実施例17と同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.1 [(M+H)
+].
【0383】
実施例156
6−(2,6−ジメチルピリミジン−4−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
4−ブロモ−2,6−ジメチルピリミジンを用いて実施例17と同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 268.2 [(M+H)
+].
【0384】
実施例157
3,3−ジメチル−6−(6−メチルピリダジン−3−イル)インドリン−2−オン
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
3−ブロモ−6−メチルピリダジンを用いて実施例17と同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 254.1 [(M+H)
+].
【0385】
実施例158
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[5−(オキセタン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
【化187】
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オキセタン−3−カルボン酸を用いて1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジド(実施例147a)から実施例141と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 326.3 [(M+H)
+].
【0386】
実施例159
6−(4−エチル−1H−イミダゾール−1−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
4−エチル−1H−イミダゾールを用いて6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)から実施例63と同様に調製した。無色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 270.1 [(M+H)
+].
【0387】
実施例160
3,3−ジメチル−6−[5−(オキセタン−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]インドリン−2−オン
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
オキセタン−3−カルボン酸を用いて実施例141と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 286.2 [(M+H)
+].
【0388】
実施例161
3,3−ジメチル−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0389】
a)1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
反応管に、6−ブロモ−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例112a、144mg、400μmol)、酢酸パラジウム(II)(4.49mg、20.0μmol)、2−ジ−t−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリ−i−プロピルビフェニル(19.2mg、40.0μmol)、ピバル酸(16.3mg、18.6μL、160μmol)、及び炭酸カリウム(166mg、1.2mmol)を入れた。バイアルに蓋をし、3回排気し、そして、窒素を再充填した。乾燥DMA(1.5mL)をシリンジによって添加し、続いて、オキサゾール(55.2mg、800μmol)を添加し、そして、反応混合物を24時間110℃に加熱した。室温に冷却した後、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって反応混合物を直接精製した。得られた物質をジクロロメタンに溶解させ、そして、水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。薄い黄色の油状物(57mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 349.2 [(M+H)
+].
【0390】
b)1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−6−(オキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン(200mg、574μmol)のTHF(4mL)溶液に、22℃で、THF中1M ボランテトラヒドロフラン錯体(689μL、689μmol)を添加し、その間に若干のガス発生がみられた。30分間後、溶液を−78℃に冷却し、続いて、ヘキサン中1.6M n−ブチルリチウム(431μL、689μmol)を添加した。−78℃で15分後、ヨードメタン(97.8mg、43.0μL、689μmol)をシリンジによって添加し、そして、混合物を−20℃に温まるに任せ、そして、この温度で4時間撹拌した。混合物をエタノール中5% 酢酸(v/v)(10.3g、9.86mL、8.61mmol)でクエンチし、そして、22℃で16時間撹拌した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液に注ぎ、そして、エーテルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い黄色の油状物(36mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 363.2 [(M+H)
+].
【0391】
c)3,3−ジメチル−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン
管において、1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)インドリン−2−オン(35mg、96.6μmol)をトリフルオロ酢酸(661mg、446μL、5.79mmol)に溶解させた。該管をアルゴン下にセットし、密封し、そして、反応混合物をマイクロ波照射下で1時間140℃に加熱した。混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。薄い茶色の固体(15.9mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 243.1 [(M+H)
+].
【0392】
実施例162
6−(4−エチルイミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
【化191】
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【0393】
a)6−ブロモ−3,3−ジメチル−1−(2−トリメチルシリルエトキシメチル)インドリン−2−オン
NaH(60%、0.18g、4.58mmol)のTHF(5mL)懸濁液に、0℃で6−ブロモ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−2−オン(実施例24a、1.0g、4.16mmol)のTHF(5mL)溶液を添加し、そして、反応混合物をこの温度で30分間撹拌した。次いで、[2−(クロロメトキシ)エチル]トリメチルシラン(0.82mL、4.58mmol)をこの混合物に添加し、そして、25℃で16時間撹拌を続けた。反応混合物を真空中で濃縮した。残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解させ、そして、有機層を水で洗浄した。分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。赤色の液体(1.3g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 370.2 [(M+H)
+].
【0394】
b)6−(4−エチルイミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチル−1−(2−トリメチルシリルエトキシメチル)インドリン−2−オン
4−エチル−1H−イミダゾールを用いて6−ブロモ−3,3−ジメチル−1−(2−トリメチルシリルエトキシメチル)インドリン−2−オンから実施例63と同様に調製した。黄色のガム状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 385.9 [(M+H)
+].
【0395】
c)6−(4−エチルイミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
6−(4−エチル−1H−イミダゾール−1−イル)−3,3−ジメチル−1−{[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−2−オン(0.16g、0.42mmol)のジクロロメタン(5mL)撹拌溶液に、0℃のTFA(2.8mL、37.34mmol)を添加し、そして、反応混合物を25℃で4時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮し、そして、残渣をジクロロメタン/メタノールの4:1混合物(5mL)に溶解させた。次いで、エチレンジアミン(2.8mL、41.49mmol)を該混合物に添加し、そして、それを25℃で16時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮し、そして、残渣を酢酸エチルに溶解させた。有機層を水で洗浄し、分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。黄色の粘着性の固体(30mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 256.0 [(M+H)
+].
【0396】
実施例163
6−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化192】
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【0397】
a)1−(1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−イル)ブタン−1,3−ジオン
酢酸メチルを用いて6−アセチル−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例113d)から実施例142aと同様に調製した。黄色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 366.2 [(M+H)
+].
【0398】
b)6−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
反応管において、1−(1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチル−2−オキソインドリン−6−イル)ブタン−1,3−ジオン(135mg、369μmol)のTHF(1.4mL)溶液に、22℃で、メチルヒドラジン(85.1mg、97.3μL、1.85mmol)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(3.51mg、18.5μmol)を添加した。該管をアルゴンでフラッシングし、密封し、そして、反応混合物を80℃で2時間撹拌した。混合物をシリカゲルに吸着させ、蒸発させ、そして、溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。得られた物質を、Reprosil Chiral-NRカラム、及び溶離剤としてヘプタン/エタノール 60:40を用いる分取順相HPLCによって更に精製した。無色の油状物(73mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 376.2 [(M+H)
+].
【0399】
c)6−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
6−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オンから実施例161cと同様に調製した。無色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 256.1 [(M+H)
+].
【0400】
実施例164
3,3−ジメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)インドリン−2−オン
【化193】
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3−ヨード−1−メチル−1H−ピラゾールを用いて実施例17と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 242.1 [(M+H)
+].
【0401】
実施例165
6−(2−(ヒドロキシメチル)オキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
【化194】
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【0402】
a)(5−(1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−イル)オキサゾール−2−イル)メチルアセタート
2−クロロ−2−オキソエチルアセタートを用いて実施例145と同様に調製した。黄色の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 315.2 [(M+H)
+].
【0403】
b)6−(2−(ヒドロキシメチル)オキサゾール−5−イル)−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン
(5−(1,3,3−トリメチル−2−オキソインドリン−6−イル)オキサゾール−2−イル)メチルアセタート(34mg、108μmol)のMeOH(0.7mL)溶液に、炭酸カリウム(17.9mg、130μmol)を添加し、そして、混合物を22℃で2時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮し、そして、溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製した。得られた物質を、溶離剤として水/アセトニトリル/ギ酸を用いるYMC Actus Triart C18 100×30 mm 5 μm 12nmカラムの分取逆相HPLCによって更に精製した。無色の油状物(12mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 273.1 [(M+H)
+].
【0404】
実施例166
6−(5−(ヒドロキシメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
【化195】
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【0405】
a)エチル2−[2−(3,3−ジメチル−2−オキソ−インドリン−6−カルボニル)ヒドラジノ]−2−オキソ−アセタート
3,3−ジメチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−カルボヒドラジド(実施例141b、0.2g、0.91mmol)のDMF:ジクロロメタン 1:3(4mL)撹拌溶液に、トリエチルアミン(0.32mL、2.28mmol)、続いて、エチルオキサリルクロリド(0.12mL、1.09mmol)を添加した。反応混合物を25℃で12時間撹拌した。完了後、混合物を真空中で濃縮し、そして、残渣をEtOAcに溶解させた。有機層を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、続いて、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の固体(70mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 318.2 [(M+H)
+].
【0406】
b)エチル5−(3,3−ジメチル−2−オキソ−インドリン−6−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキシラート
溶媒としてアセトニトリル/DMF 4:1を用いて、エチル2−[2−(3,3−ジメチル−2−オキソ−インドリン−6−カルボニル)ヒドラジノ]−2−オキソ−アセタートから実施例93bと同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 302.0 [(M+H)
+].
【0407】
c)6−(5−(ヒドロキシメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン
エチル5−(3,3−ジメチル−2−オキソ−インドリン−6−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルボキシラート(0.35g、1.16mmol)のTHF(5mL)撹拌溶液に、25℃でLiBH
4(0.127g、5.81mmol)を添加し、そして、反応混合物をこの温度で30分間撹拌した。反応物を20% KOH水溶液でクエンチし、そして、残渣を濾取し、そして、ジクロロメタン/メタノール 9:1で洗浄した。濾液を真空中で濃縮し、そして、溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。得られた物質を、Synergi 4μ Max-RP 80A°カラム、及び溶離剤としてアセトニトリル/水/ギ酸を用いる分取逆相HPLCによって更に精製した。無色の固体(29mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 260.1 [(M+H)
+].
【0408】
実施例167
3,3−ジメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
【化196】
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【0409】
a)1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3,3−ジメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
4−トリフルオロメチル−1H−イミダゾールを用いて、6−ブロモ−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例112a)から実施例153と同様に調製した。白色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 416.3 [(M+H)
+].
【0410】
b)3,3−ジメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
密封管において、1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3,3−ジメチル−6−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン(0.15g、0.36mmol)及びTFA(5mL)の混合物を72時間120℃に加熱した。反応混合物を真空中で濃縮し、そして、残渣をEtOAcに溶解させた。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。茶色の固体(77mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 296.0 [(M+H)
+].
【0411】
実施例168
3,3−ジメチル−6−[4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
【化197】
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【0412】
a)2,2,2−トリフルオロ−1−(1H−イミダゾール−5−イル)エタノール
イミダゾール(4.0g、58.75mmol)及びトリフルオロアセトアルデヒドメチルヘミアセタール(3.82g、29.37mmol)の混合物を150℃で2時間アルゴン下にて加熱還流したところ、混合物は均質になり、そして、発生したメタノールを還流させた。反応混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の半固体(1.5g)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 166.8 [(M+H)
+].
【0413】
b)tert−ブチル−ジメチル−[2,2,2−トリフルオロ−1−(1H−イミダゾール−5−イル)エトキシ]シラン
2,2,2−トリフルオロ−1−(1H−イミダゾール−5−イル)エタノール(300.0mg、1.807mmol)のジクロロメタン(6mL)溶液に、0℃でトリエチルアミン(2.507mL、18.072mmol)を滴下した。反応混合物を0℃で15分間撹拌し、次いで、TBDMS−C(817.048mg、5.422mmol)を添加し、そして、16時間撹拌を続けた。反応混合物を水で希釈し、そして、混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の半固体(150.0mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 280.8 [(M+H)
+].
【0414】
c)6−[4−[1−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ−2,2,2−トリフルオロ−エチル]イミダゾール−1−イル]−1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
6−ブロモ−1−(4−メトキシベンジル)−3,3−ジメチルインドリン−2−オン(実施例112a)及びtert−ブチル−ジメチル−[2,2,2−トリフルオロ−1−(1H−イミダゾール−5−イル)エトキシ]シランから実施例153と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 559.6 [(M+H)
+].
【0415】
d)3,3−ジメチル−6−[4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
6−[4−[1−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ−2,2,2−トリフルオロ−エチル]イミダゾール−1−イル]−1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3,3−ジメチル−インドリン−2−オンから実施例167bと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 326.1 [(M+H)
+].
【0416】
実施例169
1−シクロプロピル−6−[4−(1−ヒドロキシエチル)イミダゾール−1−イル]−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
【化198】
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【0417】
a)tert−ブチル−[1−(1H−イミダゾール−5−イル)エトキシ]−ジメチル−シラン
1−(3H−イミダゾール−4−イル)−エタノールを用いて実施例168bと同様に調製した。無色の液体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 227.0 [(M+H)
+].
【0418】
b)6−[4−[1−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチル]イミダゾール−1−イル]−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
6−ブロモ−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(実施例78a)及びtert−ブチル−[1−(1H−イミダゾール−5−イル)エトキシ]−ジメチル−シランから実施例153と同様に調製した。薄い茶色の半固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 426.6 [(M+H)
+].
【0419】
c)1−シクロプロピル−6−[4−(1−ヒドロキシエチル)イミダゾール−1−イル]−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
6−[4−[1−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチル]イミダゾール−1−イル]−1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン(0.09g、0.212mmol)のメタノール(8mL)溶液に、0℃の12M HCl水溶液(0.5mL)を添加し、そして、混合物を25℃で24時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで希釈し、そして、10% 重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、真空中で濃縮した。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。オフホワイトの半固体(40mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 312.2 [(M+H)
+].
【0420】
実施例170
1−シクロプロピル−3,3−ジメチル−6−[4−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)イミダゾール−1−イル]インドリン−2−オン
【化199】
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tert−ブチル−ジメチル−[2,2,2−トリフルオロ−1−(1H−イミダゾール−5−イル)エトキシ]シラン(実施例168b)を用いて実施例169b〜cと同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 366.0 [(M+H)
+].
【0421】
実施例171
6−[4−(1−ヒドロキシエチル)イミダゾール−1−イル]−1,3,3−トリメチル−インドリン−2−オン
【化200】
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6−ブロモ−1,3,3−トリメチルインドリン−2−オン(実施例1a)から実施例169と同様に調製した。オフホワイトの固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 286.2 [(M+H)
+].
【0422】
実施例172
6−[4−(1−ヒドロキシエチル)イミダゾール−1−イル]−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0423】
a)6−[4−[1−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチル]イミダゾール−1−イル]−3,3−ジメチル−1−(2−トリメチルシリルエトキシメチル)インドリン−2−オン
6−ブロモ−3,3−ジメチル−1−(2−トリメチルシリルエトキシメチル)インドリン−2−オン(実施例162a)及びtert−ブチル−[1−(1H−イミダゾール−5−イル)エトキシ]−ジメチル−シラン(実施例169a)から実施例153と同様に調製した。黄色の粘着性の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 516.1 [(M+H)
+].
【0424】
b)6−[4−(1−ヒドロキシエチル)イミダゾール−1−イル]−3,3−ジメチル−インドリン−2−オン
6−[4−[1−[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシエチル]イミダゾール−1−イル]−3,3−ジメチル−1−(2−トリメチルシリルエトキシメチル)インドリン−2−オンから実施例162cと同様に調製した。薄い黄色の固体として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 272.0 [(M+H)
+].
【0425】
実施例173
1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化202】
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【0426】
a)1−アリル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
臭化アリルを用いて、3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例21)から実施例126と同様に調製した。無色の粘性の油状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 294.1 [(M+H)
+].
【0427】
b)1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
圧力管において、1−アリル−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(110mg、375μmol)、4−メチルモルホリンn−オキシド一水和物(76.0mg、562μmol)、及び四酸化オスミウム(596mg、596μL、93.7μmol)をTHF(2mL)及びt−BuOH(200μL)と合わせた。該管を密封し、そして、反応混合物を60℃で6時間撹拌した。反応混合物を飽和亜硫酸ナトリウム水溶液に注ぎ、そして、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるアミンシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。白色の泡状物(94mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 328.2 [(M+H)
+].
【0428】
実施例174
1−((4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化203】
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【0429】
a)(2R,3S)−5−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−2−((4−メチルベンゾイルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−3−イル4−メチルベンゾアート
アルゴン下における3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例21、0.1g、395μmol)のアセトニトリル(10.5mL)懸濁液に、鉱油中NaH(60%、19.7mg、493μmol)を添加し、そして、反応混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、3,5−ジ−o−(p−トルイル)−2−デオキシ−d−リボフラノシルクロリド(256mg、592μmol)の乾燥THF(2.63mL)懸濁液を添加し、そして、室温で16時間撹拌を続けた。次いで、スプーン2杯分のシリカゲルを反応物に添加し、そして、懸濁液を真空中で濃縮した。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。黄色の非晶質の固体(132mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 606.3 [(M+H)
+].
【0430】
b)1−((4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
(2R,3S)−5−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−2−((4−メチルベンゾイルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−3−イル4−メチルベンゾアート(0.13g、215μmol)に、メタノール中7M アンモニア(1.3mL、9.1mmol)を添加し、そして、反応混合物を室温で19時間撹拌した。再度メタノール中7M アンモニア(1.3mL、9.1mmol)を添加し、そして、室温で更に22時間撹拌を続けた。次いで、反応物を3時間40℃に加熱し、次いで、3時間50℃に加熱した。次いで、加熱を止め、そして、反応混合物を室温で72時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮した。溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。α及びβの2:1混合物である白色の泡状物として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 370.2 [(M+H)
+].
【0431】
実施例175
1−(2,3−ジメトキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
【化204】
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DMF(2.5mL)中1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例173、72mg、220μmol)の混合物に、NaH(鉱油中60%、19.4mg、484μmol)を添加し、そして、混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、MeI(78.0mg、34.4μL、550μmol)を添加し、そして、室温で16時間撹拌を続けた。次いで、再度NaH(鉱油中60%、19.4mg、484μmol)及びMeI(78.0mg、34.4μL、550μmol)を添加し、そして、1.5時間撹拌を続けた。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、そして、有機層を水で洗浄した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして、得られた溶液を真空中で濃縮した。溶離剤としてジクロロメタン/メタノールを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって粗物質を精製した。薄い黄色の粘性の油状物(52mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 356.2 [(M+H)
+].
【0432】
実施例176
3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(テトラヒドロフラン−3−イル)インドリン−2−オン
【化205】
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3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン(実施例21、50mg、197μmol)、3−クロロテトラヒドロフラン(42.1mg、37.1μL、395μmol)及び炭酸セシウム(129mg、395μmol)のDMF(800μL)懸濁液を室温で64時間撹拌した。次いで、反応混合物を0℃に冷却し、そして、NaH(鉱油中60%、9.47mg、237μmol)を添加し、冷却浴を除去し、そして、10分間撹拌した。次いで、室温で再度3−クロロテトラヒドロフラン(42.1mg、37.1μL、395μmol)を添加し、そして、2時間撹拌を続けた。次いで、反応物を85℃に加熱し、そして、この温度で16時間撹拌した。再度NaH(鉱油中60%、9.47mg、237μmol)及び3−クロロテトラヒドロフラン(42.1mg、37.1μL、395μmol)を添加し、そして、85℃で24時間撹拌を続けた。再度NaH(鉱油中60%、9.47mg、237μmol)及び3−クロロテトラヒドロフラン(42.1mg、37.1μL、395μmol)を添加し、そして、24時間撹拌を続けた。溶離剤としてヘプタン/酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーによって、反応混合物を直接精製した。得られた物質を、溶離剤としてアセトニトリル/水/ギ酸を用いるPhenomenex Gemini NX 5μ C18 110Aカラムの分取逆相HPLCによって更に精製した。白色の固体(22mg)として標題化合物を得た。
MS ESI (m/z): 324.2 [(M+H)
+].
【0433】
生物学的アッセイ及びデータ
現在、CNS疾患を処置するために式Iで表される化合物を使用できることが見出されている。
【0434】
記載した式Iで表される化合物は、L−687,414誘導性の自発運動亢進を低減する。これを、自発運動活性を定量するためのコンピュータ化されたDigiscan 16 Animal Activity Monitoring System(Omnitech Electronics, Columbus, Ohio)を用いることによって評価した。動物を12h明/暗サイクル下で維持し、そして、明期間中に実験を行った。各活性モニタリングチャンバは、目に見えない縦横の赤外線センサビームによって取り囲まれている、床におがくずが敷かれているPlexiglasボックス(41×41×28cm;W×L×H)からなっていた。試験ボックスをPlexiglasによって十字に分割して、20×20cmの移動スペースを各マウスに与えた。ビームステータス情報を絶えず収集するコンピュータに連結しているDigiscan Analyzerにケージを接続した。実験セッション期間中5分間毎に個々の動物についてフォトセルビームの遮断の記録をとり、そして、最初の6期間の合計を最終パラメータとして用いた。化合物は、50mg/kg L−687,414の皮下注射の15分前に経口投与したか、又は50mg/kg L−687,414の皮下注射と同時に腹腔内投与した。次いで、マウスをホームケージから記録チャンバに移し、15分間の馴化期間を設けて新しい環境を自由に探索させた。次いで、30分間水平活動を記録した。L−687,414誘導性の自発運動亢進の阻害率(%)を以下の式に従って計算した:
((ビヒクル+L−687,414水平活動−薬物+L−687,414水平活動)/ビヒクル+L−687,414水平活動)×100。
【0435】
Excelベースのコンピュータフィッティングプログラムを用いて用量応答データの線形回帰解析によって、L−687,414誘導性の自発運動亢進を50%阻害する各化合物の用量として定義されるID
50値を計算した。
【0436】
データが正規分布していると仮定しなかったので、試験化合物で処置した群を、片側Mann Whitney U検定を用いて対照(ビヒクル処置)群と統計的に比較した。統計学では、Mann-Whitney U検定(Mann-Whitney-Wilcoxon(MWW)又はWilcoxon順位和検定とも呼ばれる)は、独立観察の2つのサンプルのうちの一方が他方よりも大きな値を有する傾向があるかどうかを評価するためのノンパラメトリックな統計的仮説検定である。これは、最も周知のノンパラメトリックな有意性検定のうちの1つである。p値は、2つの群が互いに有意に異なる可能性を示し、<0.05という値が、一般的に、基準として許容されており、2つの群が真に互いに異なる可能性が>95%あることを示す。表1に記載するP値は、片側であるが、その理由は、自発運動の減少のみが予測され、それについて試験したためである(Mann, H. B., Whitney, D. R. (1947), "On a Test of Whether one of Two Random Variables is Stochastically Larger than the Other", Annals of Mathematical Statistics, 18(1), 50-60)。
【0437】
【表1】
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【0438】
上述の通り、PsychoGenics Inc.によって開発された解析システムであるSmartCube(登録商標)において幾つかの化合物が試験されている。
【0439】
SmartCube(登録商標)を用いて、適応症毎にグループ化された、臨床的に承認されている多数の関連作用薬から得られた行動サイン(behavioral signatures)のデータベースと試験化合物の行動サインとを比較した。この方法では、抗精神病薬、抗不安薬、及び抗うつ薬等の主な分類の化合物との類似性によって試験化合物の神経薬理学的効果を予測することができる。このアプローチは、これまでに知られていない神経薬理学を有する既存の薬物又は薬物候補のコレクションをスクリーニングするのに理想的に適しており、精神障害の新規な、そして、予期せぬ処置の開発を促進することができる。
【0440】
試験の15分前に、本発明の幾つかの化合物を様々な用量で腹腔内注射した。各処置群において少なくとも8頭のマウスを用いた。被験体のデジタルビデオをコンピュータビジョンアルゴリズムで処理して、多くの異なる行動状態の頻度及び期間を含む2000を超える従属測定値を抽出した。分類の結果を各化合物及び用量(mg/kg)について棒グラフとして表し、Y軸は、特定のCNS適応症において試験化合物が効果を示す相対的可能性を示す。
【0441】
25mg/kgの用量の実施例の化合物13、54、58、及び71の棒グラフを
図1に示す。比較のために、非定型抗精神病薬であるオランザピン及びリスペリドンの行動サインを
図2に示す。本発明の化合物は、非定型抗精神病薬と同様のサインを示す。分類されていないデータに対して独立解析を実施して、公知の非定型抗精神病薬の活性用量に対する実施例の化合物の類似性を判定した。この解析のために、本発明者らは、2つの薬物間の分離可能性、すなわち、ある薬物と別の薬物との「区別可能性」の尺度として識別率を用いる。50%(又は0.5)に等しい率は、区別可能性ゼロに相当する。経験的なデータは、信頼できる分離の閾値率が70%を超える、すなわち、70%以下の識別率を示す2つの薬物は、類似であるとみなされることを示しているが、一方、70%よりも高い識別率は、2つの薬物が異なることを示す。以下の表は、本発明の選択された化合物と幾つかの非定型抗精神病薬との類似性解析を示す。ほとんどの場合、実施例の化合物は、0.70以下の識別率でリスペリドン、クロザピン、及びオランザピンに対する類似性を示す。
【0442】
表2:SmartCube(登録商標)において効果を示す式Iで表される化合物(25mg/kg)の類似性解析
【表2】
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【0443】
したがって、本化合物は、公知の非定型抗精神病薬と類似の効果を有すると推測することができる。