【文献】
Alcatel-Lucent Shanghai Bell, Alcatel-Lucent,Discussion of D2D discovery methods[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #73 R1-132068,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-132068.zip>,2013年 5月11日
【文献】
Renesas Mobile Europe Ltd,ProSe UE discovery design aspects[online],3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #73 R1-132173,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-132173.zip>,2013年 5月11日
【文献】
Intel Corporation,Discussion on design options for D2D discovery[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #73 R1-131924,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-131924.zip>,2013年 5月11日
【文献】
Qualcomm Incorporated,Techniques for D2D Discovery[online],3GPP TSG-RAN WG1 #73 R1-132503,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-132503.zip>,2013年 5月11日
【文献】
Qualcomm Inc., Huawei, HiSilicon, LG Electronics, LG Uplus, Intel, Samsung, NEC, RIM, ETRI,D2D Discovery Terminology Way Forward[online],3GPP TSG RAN WG1 #73 R1-132772,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_73/Docs/R1-132772.zip>,2013年 5月28日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
パケットベースデバイスツーデバイス(D2D)ディスカバリオペレーションのために構成されたユーザ装置(UE)であって、当該UEは、近接サービスに対応しており、当該UEは、
進化型ノードB(eNB)から、D2Dディスカバリのために割り当てられたリソースを示すシグナリングを受信し、
少なくともディスカバリペイロード及び巡回冗長チェックサム(CRC)を有するように、予め定められた構成に従ったディスカバリパケットを構成し、ここで、前記ディスカバリペイロードは、ディスカバリ関連コンテンツを含み、
前記ディスカバリペイロードのペイロードサイズ及び/又は変調・符号化方式(MCS)を示すために復調基準信号(DMRS)を選択し、
受信側UEによる受信のために、前記の示されたリソースのうちの少なくとも一部のリソース上で、前記ディスカバリパケットを送信する
よう構成されているUE。
当該UEは、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)技術に従って、ディスカバリゾーンの前記の示されたリソース上で、前記ディスカバリパケットを送信するよう構成されており、
ターボ符号化がチャネル符号化のために使用される場合、当該UEは、前記ディスカバリパケットにパリティチェックビットを付加するようさらに構成されており、
テールバイティング畳み込み符号化(TBCC)がターボ符号化の代わりに使用される場合、前記CRCを前記ディスカバリパケットに付加した後、当該UEは、TBCC技術に従って、前記ディスカバリパケットを符号化するようさらに構成されている、請求項1記載のUE。
チャネル符号化の後、当該UEは、前記ディスカバリパケットの送信のために使用されるリソースの量に基づいて、レートマッチングを実行するようさらに構成されており、
前記レートマッチング中、符号化されたビットが、前記ディスカバリパケットの前記送信のために使用される前記リソースの量を満たすために、レートマッチングされ、
前記レートマッチングの後、当該UEは、スクランブリングシーケンスに従って、前記符号化されたビットに対してビットスクランブリングを実行するよう構成されている、請求項11記載のUE。
前記eNBから受信される前記シグナリングは、ディスカバリゾーンが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて準静的にシグナリングされるか、あるいは、1以上のシステム情報ブロック(SIB)において提供されるかのいずれかを示し、
当該UEは、タイプ1 D2Dディスカバリ又はタイプ2 D2Dディスカバリのいずれかのために、前記eNBにより構成可能であり、
タイプ1 D2Dディスカバリのために構成される場合、前記ディスカバリパケットの送信のためのリソースが、UE固有にではなく、前記eNBにより割り当てられ、
タイプ2 D2Dディスカバリのために構成される場合、前記ディスカバリパケットの送信のための特定のリソースが、前記eNBにより、当該UEに割り当てられる、請求項1記載のUE。
近接サービスに対応しているユーザ装置(UE)により実行されるパケットベースデバイスツーデバイス(D2D)ディスカバリオペレーションのためのコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムは、前記UEのプロセッサに、
進化型ノードB(eNB)から、D2Dディスカバリのために割り当てられたリソースを示すシグナリングを受信させ、
少なくともディスカバリペイロード及び巡回冗長チェックサム(CRC)を有するように、予め定められた構成に従ったディスカバリパケットを構成させ、ここで、前記ディスカバリペイロードは、ディスカバリ関連コンテンツを含み、
前記ディスカバリペイロードのペイロードサイズ及び/又は変調・符号化方式(MCS)を示すために復調基準信号(DMRS)を選択させ、
受信側UEによる受信のために、前記の示されたリソースのうちの少なくとも一部のリソース上で、前記の構成されたディスカバリパケットを送信させる、コンピュータプログラム。
近接サービスに対応しており、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークにおけるパケットベースデバイスツーデバイス(D2D)ディスカバリオペレーションのために構成されたユーザ装置(UE)であって、
進化型ノードB(eNB)から、D2Dディスカバリのために割り当てられたリソースを示すシグナリングを受信し、
少なくともディスカバリペイロード及び巡回冗長チェックサム(CRC)を有するように、予め定められた構成に従ったディスカバリパケットを構成し、ここで、前記ディスカバリペイロードは、ディスカバリ関連コンテンツを含み、
前記予め定められた構成の前記ディスカバリパケットが、ディスカバリヘッダを含まない場合、前記ディスカバリペイロードのペイロードサイズ及び/又は変調・符号化方式(MCS)を示すために送信される復調基準信号(DMRS)を選択し、
前記予め定められた構成の前記ディスカバリパケットが、ディスカバリヘッダを含む場合、前記ディスカバリペイロードの予め定められたペイロードサイズとMCSとの複数の組合せのうちの1つを示すように、前記ディスカバリヘッダを構成し、
受信側UEによる受信のために、前記の示されたリソースのうちの少なくとも一部のリソース上で、前記ディスカバリパケットを送信する
よう構成されている物理レイヤ(PHY)及び媒体アクセス制御(MAC)レイヤ回路
を備えたUE。
前記予め定められた構成の前記ディスカバリパケットが、ディスカバリヘッダを含まず、予め定められたペイロードサイズとMCSとの組合せを有するディスカバリペイロードを含む場合、当該UEは、予め定められたペイロードサイズとMCSとの組合せを示すためにDMRSを選択するのをやめるよう構成されている、請求項22記載のUE。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下の説明及び図面は、当業者が具体的な実施形態を実施できるようにするために、そのような具体的な実施形態を十分に開示している。他の実施形態は、構造的変更、論理的変更、電気的変更、処理的変更、及び他の変更を組み込むことができる。いくつかの実施形態の部分及び特徴は、他の実施形態に含まれることもあるし、他の実施形態の部分及び特徴により代用されることもある。請求項に記載される実施形態は、請求項の全ての利用可能な均等物を包含する。
【0007】
図1は、いくつかの実施形態に従った、様々なネットワークコンポーネントとともに、LTEネットワークのエンドツーエンドネットワークアーキテクチャの一部を示している。ネットワークアーキテクチャは、無線アクセスネットワーク(RAN)(例えば、図示されるような、E−UTRANすなわち進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク)100と、S1インタフェース115を介して一緒に結合されているコアネットワーク120(例えば、進化型パケットコア(EPC)として図示されている)と、を含む。便宜及び簡潔さのために、RAN100に加えてコアネットワーク120の一部だけが図示されている。
【0008】
コアネットワーク120は、モビリティ管理エンティティ(MME)122、サービングゲートウェイ(サービングGW)124、及びパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN GW)126を含む。RANはまた、ユーザ装置(UE)102と通信するための複数の進化型ノードB(eNB)104(基地局として動作することができる)を含む。eNB104は、マクロeNB及び低電力(LP)eNBを含み得る。
【0009】
いくつかの実施形態に従うと、UE102は、直接デバイスツーデバイス(D2D)通信される他のUEのD2Dディスカバリを含むD2D通信のために構成され得る。いくつかの実施形態は、パケットベースD2Dディスカバリ(packet-based D2D discovery)のための物理レイヤ設計を提供する。いくつかの実施形態において、UE112等のUEは、D2Dディスカバリを実現するために、(例えば、ディスカバリシーケンスの代わりに)ディスカバリパケット101を構成して送信することができる。これにより、さらなるディスカバリ関連コンテンツをUE間で直接共用することが可能になる。これらの実施形態において、ディスカバリパケット101を送信するUE112は、ディスカバリする側のデバイスと呼ばれることがある。なぜならば、UE112は、別のUE(例えば、UE114)をディスカバリするからである。これらの実施形態について以下でより詳細に説明する。
【0010】
MMEは、レガシサービングGPRSサポートノード(SGSN)の制御プレーンと機能が類似している。MMEは、ゲートウェイ選択及び追跡エリアリスト管理等、アクセスにおけるモビリティの側面を管理する。サービングGW124は、RAN100に対するインタフェースを終端するものであり、RAN100とコアネットワーク120との間でデータパケットをルーティングする。加えて、サービングGW124は、eNB間ハンドオーバのためのローカルモビリティアンカポイントであり得、また、3GPP間モビリティのためのアンカを提供することができる。他の役割は、合法的傍受、課金、及び何らかのポリシ施行を含み得る。サービングGW124及びMME122は、1つの物理ノード内に実装されてもよいし、別々の物理ノード内に実装されてもよい。PDN GW126は、パケットデータネットワーク(PDN)に対するSGiインタフェースを終端する。PDN GW126は、EPC120と外部PDNとの間でデータパケットをルーティングし、ポリシ施行及びデータ収集管理のためのキーノードであり得る。PDN GW126はまた、非LTEアクセスに対する、モビリティのためのアンカポイントを提供することができる。外部PDNは、任意の種類のIPネットワーク、及びIPマルチメディアサブシステム(IMS)領域であり得る。PDN GW126及びサービングGW124は、1つの物理ノード内に実装されてもよいし、別々の物理ノード内に実装されてもよい。
【0011】
eNB104(マクロeNB及びマイクロeNB)は、無線インタフェースプロトコルを終端するものであり、UE102に対する最初のコンタクトポイントであり得る。いくつかの実施形態において、eNB104は、無線ベアラ管理、上りリンク及び下りリンクの動的無線リソース管理及びデータパケットスケジューリング、並びにモビリティ管理等のRNC(無線ネットワークコントローラ機能)を含むがこれらに限定されない、RAN100のための様々な論理機能を実行することができる。
【0012】
S1インタフェース115は、RAN100とEPC120とを分けるインタフェースである。S1インタフェース115は、2つの部分、すなわち、eNB104とサービングGW124との間でトラフィックデータを伝送するS1−U、及び、eNB104とMME122との間のシグナリングインタフェースであるS1−MMEに分けられる。X2インタフェースは、eNB104間のインタフェースである。X2インタフェースは、2つの部分、すなわち、X2−C及びX2−Uを含む。X2−Cは、eNB104間の制御プレーンインタフェースであるのに対し、X2−Uは、eNB104間のユーザプレーンインタフェースである。
【0013】
セルラネットワークに関して、LPセルは、屋外信号が十分に届かない屋内エリアに対するカバレッジを拡張するために、あるいは、駅等の、電話が非常に混み合って使用されるエリアにおけるネットワーク容量を追加するために、通常は使用される。本明細書で使用されるとき、用語LP eNBとは、フェムトセル、ピコセル、又はマイクロセル等のより狭いセル(マクロセルよりも狭いセル)を実装するための任意の適切な比較的低い電力のeNBを指す。フェムトセルeNBは、通常、モバイルネットワークオペレータにより、その居住顧客(residential customer)又はエンタープライズ顧客(enterprise customer)に対して提供される。フェムトセルは、通常、居住用ゲートウェイのサイズ又はこれより小さなサイズであり、一般に、ユーザのブロードバンド回線に接続する。つながれると、フェムトセルは、モバイルオペレータのモバイルネットワークに接続し、居住用フェムトセルのための通常30メートルから50メートルの範囲の追加のカバレッジを提供する。したがって、LP eNBは、フェムトセルeNBであり得る。なぜならば、これは、PDN GW126を介して接続されるからである。同様に、ピコセルは、ビルディング内(オフィス、ショッピングモール、駅等)や、より最近では航空機内等の小さなエリアを通常はカバーする無線通信システムである。ピコセルeNBは、一般に、X2リンクを介して、その基地局コントローラ(BSC)機能を介してマクロeNB等の別のeNBに接続することができる。LP eNBは、ピコセルeNBを用いて実装され得る。なぜならば、これは、X2インタフェースを介してマクロeNBに接続され得るからである。ピコセルeNB又は他のLP eNBは、マクロeNBの機能の一部又は全てを組み込むことができる。場合によっては、これは、アクセスポイント、基地局、又はエンタープライズフェムトセルと呼ばれることもある。
【0014】
いくつかのLTEの実施形態において、物理下りリンク共用チャネル(PDSCH)は、ユーザデータ及びより上位のレイヤのシグナリングをUE102に伝送する。物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)は、とりわけ、PDSCHチャネルに関連するトランスポートフォーマット及びリソース割り当てについての情報を伝送する。これはまた、上りリンク共用チャネルに関連するトランスポートフォーマット、リソース割り当て、及びH−ARQ情報についてUE102に通知する。通常、下りリンクスケジューリング(セル内のUEに対する制御チャネルリソースブロック及び共用チャネルリソースブロックの割り当て)は、UE102からeNB104にフィードバックされたチャネル品質情報に基づいて、eNB104において実行され、次いで、下りリンクリソース割り当て情報が、UE102のために使用される(且つ、UE102に対しておそらくは割り当てられる)物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して、UEに送信され得る。
【0015】
PDCCHは、CCE(制御チャネル要素;control channel element)を使用して、制御情報を伝送する。リソース要素にマッピングされる前に、PDCCH複素数値シンボルが、まず、四つ組(quadruplet)に編成され得、その四つ組が、レートマッチングのために、サブブロックインターリーバ(inter-leaver)を用いて順序が変えられ得る。各PDCCHは、CCEのうちの1以上を用いて伝送される。ここで、各CCEは、リソース要素グループ(REG)として知られている4つの物理リソース要素の9個のセットに対応し得る。4つのQPSKシンボルが、各REGにマッピングされる。PDCCHは、DCIのサイズ及びチャネル状態に応じて、1以上のCCEを用いて伝送され得る。異なる数のCCE(例えば、アグリゲーションレベルL=1、2、4、又は8)を伴う、LTEにおいて定義された4以上の異なるPDCCHフォーマットが存在し得る。
【0016】
図2は、いくつかの実施形態に従った、D2D通信のディスカバリゾーンを含むリソースグリッドの構造を示している。図示されるグリッドは、リソースグリッドと呼ばれる時間−周波数グリッドであり、各スロット内の下りリンク又は上りリンクにおける物理リソースである。リソースグリッドにおける最小時間−周波数ユニットが、リソース要素(RE)として表される。リソースグリッドは、複数のリソースブロック(RB)を含み、RBは、リソース要素に対する所定の物理チャネルのマッピングを表す。各リソースブロックは、リソース要素の集合を含み、周波数領域において、割り当てることができるリソースの最小量子(smallest quanta)を表すが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。そのようなリソースブロックを用いて伝送される複数の異なる物理チャネルが存在する。
図2に示されるリソースグリッドは、RAN100により使用される複数の物理RB(PRB)を含み得るLTEオペレーションゾーン202を含み得る。
【0017】
いくつかの実施形態に従うと、UE112(
図1)は、eNB104(
図1)から、LTEオペレーションゾーン202内のディスカバリゾーン204を示すシグナリングを受信することができる。ディスカバリゾーン204は、ディスカバリリソースの複数のPRB206を含み得る。UE112は、ディスカバリゾーン204のいくつかのPRB206内におけるD2Dディスカバリのために1以上の他のUE(例えば、UE114(
図1))により受信されるディスカバリパケット101(
図1)を送信することができる。いくつかの実施形態において、D2Dディスカバリのために割り当てられるリソースは、物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)のリソースであり得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。
【0018】
PRBは、時間次元におけるサブフレームの特定のスロットと、周波数次元における周波数サブキャリアの特定のグループと、に関連付けられ得る。各PRBは、例えば、RBインデックス及びサブフレームインデックスにより識別され得る。いくつかの実施形態において、ディスカバリパケット101は、N個のリソースブロックのM個のサブフレーム内で送信され得る。ここで、M及びNは、少なくとも1であり、2以上であってもよい。これらの実施形態については以下でより詳細に説明する。
【0019】
いくつかの実施形態において、PRBは、時間領域における0.5ms(すなわち1つのスロット)毎の、周波数領域における12個のサブキャリアを含み得る。PRBは、(時間領域において)ペアで割り当てられ得るが、これは必須ではない。いくつかの実施形態において、PRBは、複数のREを含み得る。REは、1つのシンボル毎に1つのサブキャリアを含み得る。通常CPが使用される場合、RBは7つのシンボルを含む。拡張CPが使用される場合、RBは6つのシンボルを含む。通常CP長を超える遅延拡散(delay spread)は、拡張CPの使用を示す。各サブフレームは、1ミリ秒(ms)であり得、1つのフレームは、10個のそのようなサブフレームを含み得る。
【0020】
D2Dディスカバリにおいて、2つの異なるアプローチ、すなわち、制限/クローズドD2Dディスカバリ及びオープンD2Dディスカバリが存在する。制限/クローズドD2Dディスカバリは、ディスカバリ可能なデバイスが、ディスカバリする側のProSe対応デバイスの選択セットによってのみディスカバリされ得るユースケースに適用され得る。クローズドデバイスディスカバリのさらなる暗示は、ディスカバリする側のデバイスが、1以上の特定のProSe対応デバイス(ProSe対応デバイスのセットからの1以上のデバイス)をディスカバリすることを試みるシナリオの考慮である。したがって、このユースケースでは、ディスカバリする側のデバイスは、そのデバイスがディスカバリしたいと望むその近接にあるProSe対応デバイスを認識していると想定される。
【0021】
クローズドD2Dディスカバリとは対照的に、オープンデバイスディスカバリは、ディスカバリ可能なデバイス自身が、その近接にある全てのProSe対応デバイスによりディスカバリされることを望み得るユースケースを考慮している。ディスカバリする側のデバイスの観点から、オープンデバイスディスカバリは、ディスカバリする側のデバイスが、ディスカバリの前に、他のProSe対応デバイスのアイデンティティ(存在)を認識していると想定され得ないことを暗示する。結果として、オープンディスカバリのためのデバイスディスカバリメカニズムは、その近接にあるできるだけ多くのProSe対応デバイスをディスカバリすることを目指すべきでる。
【0022】
オープンD2Dディスカバリに関して、eNB104は、UE102間のディスカバリプロセスに対して制限された制御を有し得る。詳細には、eNB104は、UE102がディスカバリ情報を送信するために、所定のディスカバリリソースを、D2Dディスカバリゾーン204の形態で、周期的に割り当てることができる。上述したように、ディスカバリ情報は、ペイロード情報を含むディスカバリパケットの形態であり得る。以下に記載の例は、ペイロード情報を含むディスカバリパケットに関連して説明される。UE102が互いと共有することを意図し得るディスカバリ関連情報は、デバイスアイデンティフィケーション(identification)、サービスアイデンティティ(identity)等のための一意なIDを、巡回冗長チェックサム(CRC)により保護され得るデータペイロードとして含み得る(例えば、48ビット以上)。オープンD2Dディスカバリ設計におけるディスカバリパケット送信のためのリソースブロックの数(
【数1】
と表記される)は、ペイロードサイズ及び全体的ディスカバリ性能の要件に応じて、1以上であり得る。
【0023】
以下に示される例において、ディスカバリゾーンは周期的であり得、各ディスカバリゾーンは、周波数領域におけるいくつかのRB及び時間領域におけるいくつかのサブフレームを含む。
図2において、各ディスカバリゾーンの割り当てられたRBの数、開始RBインデックス、サブフレームの数、及び開始サブフレームインデックスはそれぞれ、
【数2】
、
【数3】
、
【数4】
、及び
【数5】
と表記される。D2Dディスカバリゾーン(ディスカバリゾーン204等)の分割に関する情報は、ネットワークカバレッジ内のシナリオでは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いてeNBにより、あるいは、システム情報ブロック(SIB)により、準静的にシグナリングされ得る。部分的ネットワークカバレッジのシナリオでは、そのような情報は、ネットワーク内のコーディネータUE(coordinator UE)により、ネットワークカバレッジ外にあり得るUEに転送され得る。
【0024】
いくつかの実施形態において、オープンD2Dディスカバリに関して、D2D通信のために構成されたUE102は、ディスカバリパケット101を送信するために、ディスカバリゾーン204内のサブフレームインデックス及び開始RBインデックスをランダムに選択することができる。いくつかの実施形態において、UE102は、オープンD2Dディスカバリ又はクローズドD2Dディスカバリのいずれかのために構成され得る。クローズドD2Dディスカバリのために構成される場合、ディスカバリゾーン204内の初期サブフレームが、ディスカバリパケット101の送信のために、eNB102により割り当てられ得る。オープンD2Dディスカバリのために構成される場合、ディスカバリゾーン204内の初期サブフレームが、ディスカバリパケット101の送信のために、UE102により(例えば、ランダムに)選択され得る。いくつかの実施形態において、オープンD2Dディスカバリのために構成される場合、ディスカバリゾーン204内の初期サブフレームが、ディスカバリパケット101の送信のために、UE102によりランダムに選択され得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。
【0025】
ネットワークカバレッジ外のシナリオ及び部分的ネットワークカバレッジのシナリオでは、そのような情報は、コーディネータUEにより、ネットワークカバレッジ外にあるUEに転送され得る。これらの実施形態において、ネットワークカバレッジ領域外にあるUEに関して、D2Dディスカバリゾーンに関する構成詳細は、ネットワークカバレッジ内のUEにより、予め構成され得るか若しくはリレーされ得る、あるいは、ネットワークカバレッジ外にある別のUEにより構成され得る。いくつかの実施形態において、ディスカバリゾーン204を構成するリソースのプールが、同期ソース(synchronization source)又は任意の他のコーディネータUEに関連付けられ得るか、あるいは、同期ソース又は任意の他のコーディネータUEにより構成され得る。これらの実施形態において、UE102は、例えば、近くにネットワークが存在し、ネットワークカバレッジ内にある他のUEと通信することができる、且つ/あるいは、そのような他のUEをディスカバリすることができる場合、部分的ネットワークカバレッジのシナリオにあり得るか、あるいは、ネットワークカバレッジの完全に外部にあり得る。
【0026】
部分的ネットワークカバレッジのシナリオでは、ディスカバリリソースは、eNB104により構成され得、ネットワークカバレッジ内にある(したがって、ネットワークのオペレーションゾーン内にある)別のUE(例えば、コーディネータUE)によりリレーされ得る。ネットワークカバレッジ外の場合では、特定のスペクトルが割り当てられ得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。UEが、ネットワークカバレッジの下にないと判定すると、あるいは、ネットワークから生成された同期信号を検出できないと判定すると、そのUEは、他のUEにより送信され得る同期信号(すなわち、eNB104から生成されたものではない)のための所定の1以上の予め構成されているスペクトル帯域上で、同期信号を探すことができ、後者の場合、リソースが、同期信号の生成源に関連付けられ得るか、あるいは、予め構成され得る。
【0027】
図2に示されるように、ディスカバリゾーン204は、1以上の復調基準信号(DMRS)シンボル210を含み得る。いくつかの実施形態において、DMRSシンボル210に隣接するリソース要素211は、D2Dディスカバリのために使用され得る。これらの実施形態については以下でより詳細に説明する。
【0028】
図3A及び
図3Bは、様々な実施形態に従ったディスカバリパケットを示している。ディスカバリパケット300(
図3A)及びディスカバリパケット320(
図3A)は、ディスカバリパケット101(
図1)として使用するのに適したものであり得る。ディスカバリパケット300は、ディスカバリペイロード304及び巡回冗長チェックサム(CRC)306を含む。ディスカバリパケット320は、ディスカバリヘッダ322、ディスカバリペイロード324、及びCRC326を含む。ディスカバリパケット300は、ヘッダを含まない。
【0029】
実施形態に従うと、UE112(
図1)等の近接サービスに対応しているUE(ProSe対応UE)は、ネットワーク100(
図1)等のLTEネットワークにおけるパケットベースD2Dディスカバリオペレーションのために構成され得る。これらの実施形態において、UE112は、eNB104(
図1)から、D2Dディスカバリのために割り当てられたディスカバリゾーン204(
図2)のリソースを示すシグナリングを受信するよう構成され得る。UE112は、少なくともディスカバリペイロード304/324及びCRC306/326を有するように、予め定められた構成に従ったディスカバリパケット(すなわち、ディスカバリパケット300(
図3A)又はディスカバリパケット320(
図3B))を構成することができる。ディスカバリペイロード304/324は、ディスカバリ関連コンテンツを含み得る。UE112はまた、受信側UE114による受信のために、示されたディスカバリリソースのうちの少なくとも一部のディスカバリリソース(例えば、ディスカバリゾーン204のPRB206)上で、ディスカバリパケット101を送信するよう構成され得る。これらの実施形態において、ディスカバリシーケンスの代わりにディスカバリパケットを使用して、D2Dディスカバリを実現することができる。これにより、さらなるディスカバリ関連コンテンツをUE間で共用することが可能になる。これらの実施形態において、ディスカバリパケット101を送信するUE112は、ディスカバリする側のデバイスと呼ばれることがある。なぜならば、UE112は、別のUE(すなわち、UE114)をディスカバリするからである。UE114は、ディスカバリ可能なデバイスと呼ばれることがある。
【0030】
これらの実施形態においては、ディスカバリパケット300は、ヘッダを含まないよう構成され得るのに対し、他の実施形態においては、ディスカバリパケット320は、ヘッダ322を含むよう構成され得る。いくつかの実施形態において、ディスカバリパケット300が、ヘッダを含まないよう構成される場合、DMRSが、ディスカバリペイロード304のペイロードサイズ及び/又は変調・符号化方式(MCS)を示すために、選択され得る。いくつかの実施形態において、ディスカバリパケット320が、ヘッダ322を含むよう構成される場合、ディスカバリヘッダ322は、ディスカバリペイロード324のペイロードサイズ及び/又はMCSを示すことができる。いくつかの実施形態において、ディスカバリパケット300が、ヘッダを含まないよう構成される場合、ディスカバリペイロード304のペイロードサイズ及びMCSは、予め定められてもよい。これらの実施形態及び他の実施形態については以下でより詳細に説明する。
【0031】
図3Aを参照すると、UE112は、予め定められた構成に従った、ヘッダを含まないディスカバリパケット300(
図3A)を構成して送信することができる。これらの実施形態のいくつかにおいて、UE112は、上りリンクDMRSを送信することができる。DMRSは、ディスカバリペイロードのペイロードサイズ及び/又はMCSを示すために選択され得る。これらの実施形態において、ペイロードサイズ及びMCSは、特定のDMRSにマッピングされ得る。これらの実施形態において、DMRSのベースシーケンス、巡回シフト値、及び/又は直交カバーコードは、ディスカバリパケット300のペイロードサイズ及びMCSのうちの1以上を示すことができる。これらの実施形態のいくつかにおいて、DMRSのベースシーケンス、巡回シフト値、及び/又は直交カバーコードは、ペイロードサイズとMCSとの1以上の組合せを示すことができる。
【0032】
いくつかの実施形態において、ヘッダを含まないディスカバリパケット300が構成されて送信される場合、ディスカバリペイロード304は、予め定められたペイロードサイズとMCSとの複数の組合せのうちの1つを有するよう構成可能であり得る。予め定められたペイロードサイズとMCSとの複数の組合せの各々は、DMRSの複数のベースシーケンスのうちの1つにマッピングされ得る。UE112は、ディスカバリパケット300のペイロードサイズとMCSとの組合せに基づいて、ベースシーケンスのうちの1つを有するDMRSを選択することができる。これらの実施形態のいくつかにおいて、送信側UE112は、ディスカバリパケット300のペイロードサイズ、MCS、又はペイロードサイズとMCSとの組合せに基づいて、複数のベースシーケンスから、DMRSのためのベースシーケンスを選択することができる。受信側UE114は、複数のベースシーケンスを検索して、ディスカバリパケットの決定されたペイロードサイズ及び/又はMCSに対する特定のベースシーケンスを特定するために、DMRSに対してブラインド検出技術を実行することができる。これらの実施形態のいくつかにおいて、MCSは、予め定められていることがあり(すなわち、固定されていることがあり)、したがって、ペイロードサイズだけが、DMRSのベースシーケンスのうちの特定のベースシーケンスにマッピングされる。
【0033】
いくつかの実施形態において、ヘッダを含まないディスカバリパケット300が構成されて送信される場合、ディスカバリペイロード304は、予め定められたペイロードサイズとMCSとの複数の組合せのうちの1つを有するよう構成可能であり得る。予め定められたペイロードサイズとMCSとの複数の組合せの各々は、DMRSの複数の巡回シフト(CS)値及び/又は直交カバーコード(OCC)のうちの1つにマッピングされ得る。UE112は、ディスカバリパケット300のペイロードサイズとMCSとの組合せに基づいて、CS値及びOCCを有するDMRSを(例えば、DMRSのサブセットから)選択することができる。これらの実施形態において、受信側UE114は、DMRSのCS値及びOCCから、ディスカバリパケット300のペイロードサイズ及びMCSを判別することができる。これらの実施形態のいくつかにおいて、DMRSのベースシーケンスは、ディスカバリパケットのペイロードサイズ及びMCSのインジケーションを提供しないが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。なぜならば、ベースシーケンスを使用して、ペイロードサイズ及び/又はMCSを示してもよいからである。これらの実施形態において、UEは、ディスカバリパケット送信のための可能なDMRSのサブセット(例えば、n
CS∈{0,4,8}及びn
OC∈{0,1}、ここで、n
CSは巡回シフトインデックスであり、n
OCは直交カバーコードインデックスである)から、1つのDMRSを選択することができる。これらの実施形態において、例えば、n
CS∈{0,4,8}及びn
OC∈{0}である、DMRSシーケンスの1つのサブセットを使用して、Xビットのディスカバリペイロードサイズを示すことができるのに対し、n
CS∈{0,4,8}及びn
OC∈{1}である、DMRSシーケンスの別のサブセットを使用して、Yビットのディスカバリペイロードサイズを示すことができる。これらの実施形態は、送信側UE112が巡回シフトをランダムに選択する場合に関するブラインド検出の回数を増加させないが、これらの実施形態は、無線範囲内にある全ての送信側UEが同じペイロードサイズ及びMCSの構成を選択する場合、巡回シフト間の最小距離を効果的に低減させることができる。
【0034】
いくつかの実施形態において、ヘッダを含まないディスカバリパケット300が構成されて送信される場合、ディスカバリペイロード304は、予め定められたペイロードサイズと、予め定められた変調・符号化方式(MCS)と、を有するよう構成され得る。いくつかの例示的な実施形態において、予め定められたペイロードサイズは、192ビットとすることができるが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。いくつかの例示的な実施形態において、予め定められたMCSディスカバリペイロード304は、QPSKとすることができるが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。予め定められたペイロードサイズ及び予め定められたMCSの使用により、受信側UE114は、ペイロードサイズ及びMCSを判別するために、追加の処理(例えば、ブラインド検出)なく、ディスカバリパケットを受信して復号することが可能になる。これらの実施形態において、受信側UE114は、D2Dディスカバリのために示されているリソースにおいて、予め定められた構成のディスカバリパケット300を受信するよう構成され得る。
【0035】
図3Bを参照すると、いくつかの実施形態において、UE112は、予め定められた構成に従った、ディスカバリヘッダ322を含むディスカバリパケット320(
図3B)を構成して送信するよう構成される。これらの実施形態において、ディスカバリヘッダ322は、ディスカバリペイロード324の予め定められたペイロードサイズとMCSとの複数の組合せのうちの1つの組合せを示すよう構成され得る。ディスカバリヘッダ322を含むこれらの実施形態において、ディスカバリパケット320は、ディスカバリフレームとみなされ得る。これらの実施形態において、ディスカバリヘッダ322は、予め定められたペイロードサイズとMCSとの複数の組合せのうちの1つの組合せを示すために、予め定められた数のビット(例えば、2ビット)に制限され得る。これらの実施形態のいくつかにおいて、ディスカバリペイロード324のMCSは、予め定められていることがあり(すなわち、固定されていることがあり)、その場合、ディスカバリヘッダ322は、ペイロードサイズだけを示すことができる。
【0036】
UE112が、ディスカバリヘッダ322を含むディスカバリパケット320を構成して送信するよう構成されるこれらの実施形態のいくつかにおいて、ディスカバリヘッダ322は、ディスカバリペイロード324よりも低い符号化レートで構成され得る。ディスカバリヘッダ322は、予め定められたMCS(すなわち、確定的MCS(deterministic MCS))を有することができる。これらの実施形態において、ディスカバリヘッダ322の符号化レート及び変調(すなわち、MCS)は、予め定められて、受信側UE114に既知であり得、これにより、受信側UE114は、ディスカバリヘッダ322を容易且つ迅速に復号することが可能になる。ディスカバリヘッダ322のより低い符号化レートの使用は、ディスカバリヘッダ322のよりロバストな受信を確実にするのを助けることができる。これらの実施形態において、1/2というより低い符号化レート又は反復コードが、ディスカバリヘッダ322のために使用され得るのに対し、望まれるロバスト性のレベルに応じて、2/3、3/4、5/6、又は7/8というより高い符号化レートが、ディスカバリペイロード324のために使用され得る。これらの実施形態において、例えば、QPSK変調が、ディスカバリヘッダ322及びディスカバリペイロード324のために使用され得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。
【0037】
いくつかの実施形態において、ディスカバリペイロード304/324(
図3A/
図3B)の符号化レートは、ロバスト性の異なるレベルに対応し得る。UE112は、望まれるロバスト性のレベルに基づいて、ディスカバリペイロード304/324のための符号化を選択することができる。これらの実施形態において、ディスカバリパケットは、ヘッダを含まないよう構成されてもよいし、ヘッダを含むよう構成されてもよい。いくつかの実施形態において、ディスカバリパケット300/320を構成する前に、UE112は、受信側UE114(及びその近接にある他のProSe対応デバイス)を特定するために、近接検知プロセス(proximity sensing process)を実行することができる。UE112は、受信側UE114への距離(range)(すなわち、近接度)及び/又はチャネル状態に基づいて、ロバスト性のレベルのうちの1つのレベルを選択することができる。これらの実施形態において、より低い符号化レート(より多い符号化ビット)とより小さいペイロードサイズとの組合せが、より長い距離のために使用され得るのに対し(より高いロバスト性が必要とされ得る)、より高い符号化レートとより大きいペイロードサイズとの組合せが、より短い距離のために使用され得る(より低いロバスト性が必要とされ得る)。これらの実施形態において、受信側UE114への距離は、受信側UE114からの受信信号電力に基づき得るが、これは必須ではない。なぜならば、他の距離推定技術及び近接検出技術が使用されてもよいからである。これらの実施形態は、送信電力制御(TPC)を伴って使用されてもよいし、TPCを伴わずに使用されてもよい。
【0038】
UE112が、ディスカバリヘッダ322を含むディスカバリパケット320を構成して送信するよう構成されるこれらの実施形態のいくつかにおいて、ディスカバリヘッダ322は、最良の可能なチャネルの評価を利用するために、D2Dディスカバリのために割り当てられている1以上のRE211(
図2)であって、上りリンクPUSCH DMRSシンボル(例えば、DMRSシンボル210(
図2))に隣接する1以上のRE211にマッピングされ得る。なぜならば、DMRSは、チャネル評価のために、UEにより使用され得るからである。これらの実施形態において、ディスカバリペイロード324は、ディスカバリヘッダのために使用されるRE及び上りリンクPUSCH DMRSシンボルのために使用されるRE以外のD2Dディスカバリのために割り当てられたREにマッピングされ得る。これらの実施形態において、ディスカバリヘッダ322は、DMRSシンボル210に隣接するRE211において送信され得る一方、残りのRE(すなわち、ディスカバリヘッダ及びDMRSシンボルのために使用されるREを除いたディスカバリゾーン204のRE)の一部は、ディスカバリペイロード324の送信のために使用され得る。
【0039】
例えば、1つのリソースブロックが、1つのPRBペア(例えば、時間領域における14個のOFDMシンボル及び周波数領域における1つのPRB)を有する場合、DM−RSシンボルは、4番目のOFDMシンボル及び11番目のOFDMシンボルに配置され得る。ディスカバリヘッダ322は、3番目のOFDMシンボル及び12番目のOFDMシンボルにおいていくつかのREにマッピングされ得るのに対し、残りのREは、ディスカバリペイロードマッピングのために使用され得る。これらの実施形態において、ディスカバリヘッダ322及びディスカバリペイロードは、同じディスカバリリソース324に多重化される。
【0040】
いくつかの実施形態において、UE112は、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)技術に従って、ディスカバリゾーン204のディスカバリリソース上で、ディスカバリパケット300/320を送信することができるが、これは必須ではない。他の代替実施形態においては、UE112は、OFDMA技術に従って、ディスカバリパケット300/320を送信してもよい。
【0041】
いくつかの実施形態において、ターボ符号化がチャネル符号化のために使用される場合、UE112は、ディスカバリパケット300/320にパリティチェックビットを付加することができる。これらの実施形態において、3GPP TS36.212において示されているターボ符号化技術等のターボ符号化が、D2Dディスカバリのために再利用され得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。
【0042】
いくつかの実施形態において、テールバイティング畳み込み符号化(TBCC;tail-biting convolutional coding)が使用される(すなわち、ターボ符号化の代わりに使用される)場合、CRC306/326をディスカバリパケット300/320に付加した後、UE112は、TBCC技術に従って、ディスカバリパケット300/320を符号化することができる。TBCCを使用するこれらの実施形態において、ディスカバリパケット300/320には、さらなるパリティチェックビットが付加され得る。これらの実施形態において、3GPP TS36.212において示されているTBCC技術が、D2Dディスカバリのために再利用され得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。
【0043】
いくつかの実施形態において、チャネル符号化の後、UE112は、ディスカバリパケット300/320のD2D送信のために使用されるリソースの量に基づいて、レートマッチングを実行することができる。レートマッチング中、(チャネル符号化の後の)符号化されたビットが、ディスカバリパケット300/320のD2D送信のために使用されるリソース(例えば、PRB)の量を満たすために、レートマッチングされ得る。これらの実施形態において、3GPP TS36.212において示されているレートマッチング及びインターリーバが、D2Dディスカバリのために再利用され得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。これらの実施形態のいくつかに従うと、ペイロードサイズ及び性能要件に応じて、1以上のPRBペアが、ディスカバリパケット300/320の送信のために使用され得る。これらの実施形態において、レートマッチングは、固定レートのマザーコード(mother code)からの送信に割り当てられたPRBの数に基づいて、複数のビットを生成することを含み得る。これは、マザーコードワード(mother codeword)のビットを反復又はパンクチャリングすることにより、実現され得る。
【0044】
いくつかの実施形態において、レートマッチングの後、UE112は、スクランブリングシーケンスに従って、符号化されたビットに対してビットスクランブリングを実行することができる。スクランブリングアイデンティティを使用して、スクランブリングシーケンスを初期化することができる。スクランブリングアイデンティティは、セルアイデンティティ(ID)、共通スクランブリングアイデンティティ、ディスカバリパケット300/320の送信のために使用されるディスカバリリソースの関数、UE112により送信されるDMRSの巡回シフト値及び/又はOCCインデックスの関数、若しくは共通D2Dスクランブリングアイデンティティ、又はこれらのパラメータの組合せのいずれかであり得る。これらの実施形態において、ビットスクランブリングの使用は、干渉をランダム化するのを助け、ディスカバリパケット300/320を受信して復号する受信側UE114の能力を向上させるのを助けることができる。
【0045】
いくつかの実施形態において、eNB104から受信されるシグナリングは、ディスカバリゾーン204が、無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて準静的にシグナリングされるか、あるいは、1以上のシステム情報ブロック(SIB)において提供され得るかのいずれかを示すことができる。UE112は、タイプ1 D2Dディスカバリ又はタイプ2 D2Dディスカバリのいずれかのために、eNB104により構成可能であり得る。タイプ1 D2Dディスカバリのために構成される場合、ディスカバリパケット300/320の送信のためのリソースが、UE固有にではなく(on a non-UE specific basis)、eNB104により割り当てられる。タイプ2 D2Dディスカバリのために構成される場合、ディスカバリパケット300/320の送信のための特定のリソースが、eNB104により、UE112に割り当てられる。いくつかの実施形態において、タイプ1ディスカバリ(ディスカバリリソースのUEによる自律的選択を伴うD2Dディスカバリ又はコンテンションベースD2Dディスカバリ(contention based D2D discovery))に関して、ProSe対応デバイスは、ディスカバリパケットを送信するときに、DMRSシーケンスをランダムに選択することができる(例えば、ディスカバリヘッダが使用される場合、又は、ディスカバリペイロードサイズ及びMCSが予め定められている場合)。
【0046】
いくつかの実施形態において、ディスカバリペイロード304/324(
図3A/
図3B)に含まれるディスカバリ関連コンテンツは、デバイスアイデンティフィケーション、サービス識別子等のための一意なIDを含み得る。いくつかの実施形態において、ディスカバリペイロードのサイズは、48ビット以下から最大100ビット以上の範囲を取り得る。いくつかの実施形態において、非公衆安全サービスに関して、ディスカバリペイロード304/324は、ProSeアプリケーションコード、ProSeファンクションID、及びパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)IDを含み得る。公衆安全サービスに関して、ディスカバリペイロード304/324は、送信元/宛先ID、メッセージタイプ、ProSeアプリケーションID等を含み得る。いくつかの実施形態において、宛先IDは、ディスカバリパケットの意図される受信者である1つのUE又はUEのグループを識別することができる。いくつかの実施形態において、公衆安全ProSe UEが、UEからネットワークへのリレーとして動作しているか、UEからUEへのリレーとして動作しているか、若しくはその両方か、あるいは、リレーとして動作していないかを規定することができるUEモードのオペレーションが、示され得る。
【0047】
図4は、いくつかの実施形態に従ったD2Dディスカバリパケット処理400を示している。
図4に示される要素は、UE112(
図1)等のUEの物理レイヤ(PHY)回路等の物理レイヤにより実行され得る。
【0048】
物理レイヤ処理400は、CRC添付402において、CRCをディスカバリパケットに添付することを含み得る。CRC添付は、物理レイヤ又はMACレイヤにおいて処理され得る。CRC添付は任意的であり得る。加えて、8、16、又は24個のパリティチェックビットが、パケットベースD2Dディスカバリ設計のために使用され得る。
【0049】
物理レイヤ処理400は、チャネル符号化404を含み得る。PUSCH用に採用されているターボ符号化方式とは異なり、PDCCHにおいて使用されるテールバイティング畳み込み符号化(TBCC)が、パケットベースD2Dディスカバリのために実行され得、これは、性能の向上と復号の複雑さの低減とを提供することができる。さらに、TBCC符号化方式は、ディスカバリパケット等の、比較的小さなペイロードサイズのパケットについて、ターボ符号化よりも優れた性能を提供することができる。例えば、TBCCは、ペイロードサイズが48ビットである場合、ターボ符号化よりも優れたリンクレベルディスカバリ性能を実現することができる。ペイロードサイズが176ビットである場合、ターボ符号化は、様々なファクタに応じて、TBCCよりもわずかに優れた性能を提供し得る。さらに、QPSKは、それら両方のペイロードサイズについて、16QAMと比較して、かなりの性能利得を提供することができる。
【0050】
物理レイヤ処理400は、レートマッチング406を含み得る。チャネル符号化の後、符号化されたビットが、D2Dディスカバリ送信のために利用可能なリソースの量を満たすために、レートマッチングされ得る。パケットベースD2Dディスカバリのためのリソースブロックのその量は、ペイロードサイズ及び全体的ディスカバリ性能の要件に応じて、1以上のPRBペアであり得る。加えて、PRBサイズは、実装コストを低減させるために、SC−OFDM波形のPUSCH送信のために指定されているように、整数2、3、及び5の積に制限され得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。
【0051】
物理レイヤ処理400は、スクランブリング408を含み得る。干渉をランダム化するのを助けるために、ビットスクランブリングが、レートマッチングの後に適用され得る。スクランブリングシーケンスの初期化のためのスクランブリングアイデンティティが、適切且つ効率的な復号プロセスを確実にするために、ディスカバリする側のUE112において利用可能であり得る。オープンディスカバリ及び制限ディスカバリの両方に関して、共通スクランブリングアイデンティティが、ネットワーク100内の全てのProSe対応デバイスのために使用され得る。このスクランブリングアイデンティティは、共通D2Dスクランブリングアイデンティティとして設定され得るが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。例えば、セル内ディスカバリに関して、このスクランブリングアイデンティティは、セルIDとして設定され得る。セル間ディスカバリ又はPLMN間ディスカバリに関して、このスクランブリングアイデンティティは、仮想スクランブリングアイデンティティとして設定され得、eNB104によりブロードキャストされ得るか、あるいは、予め定められ得る。
【0052】
スクランブリングアイデンティティが、セルIDとして設定される場合、スクランブリングシーケンス生成器は、
【数6】
により初期化され得る。ここで、
【数7】
はセルIDである。1つの単純な方法は、スクランブリングアイデンティティを、
【数8】
として定めることである。
【0053】
上述したように、スクランブリングアイデンティティは、共通スクランブリングアイデンティティ
【数9】
として設定され得る。ここで、
【数10】
は仮想スクランブリングアイデンティティである。1つの方法は、スクランブリングアイデンティティを、
【数11】
として定めることである。
【0054】
いくつかの代替実施形態において、スクランブリングアイデンティティは、ディスカバリリソースインデックス(すなわち、ディスカバリゾーン内の時間インデックス及び周波数インデックス)、DMRSシーケンス送信のために使用される巡回シフトインデックス若しくはセルID、共通D2Dスクランブリングアイデンティティ、又は上記パラメータの任意の組合せの関数として設定され得る。いくつかの実施形態において、スクランブリングアイデンティティは、DMRSシーケンス送信のために使用される巡回シフトインデックス及び/又はOCCインデックスと、セルID又は共通スクランブリングアイデンティティと、の関数として、以下のように定められ得る。
【数12】
ここで、N
CSは、DMRSシーケンスインデックスであり、巡回シフトインデックス及び/又はOCCインデックスの関数であり得る。オープンディスカバリに関して、UE102は、DMRSシーケンス送信のための巡回シフトインデックスをランダムに選択することができる。1つのアプローチは、スクランブリングアイデンティティを、
【数13】
として定めることである。ここで、C
0は定数である。例えば、C
0は、計算の複雑さを省くために、2
14として選択され得る。
【0055】
いくつかの代替実施形態において、スクランブリングアイデンティティは、ディスカバリリソースインデックスと、DMRSシーケンス送信のために使用される巡回シフトインデックスと、セルID又は共通スクランブリングアイデンティティと、の関数として、以下のように定められ得る。
【数14】
ここで、n
sは、ディスカバリゾーン内のサブフレームインデックスであり、n
fは、ディスカバリゾーン内のPRBインデックスである。1つのアプローチは、スクランブリングアイデンティティを、
【数15】
として定めることである。ここで、C
0、C
1、及びC
2は定数である。いくつかの実施形態において、C
0、C
1、及びC
2は、計算の複雑さを省くために、2の累乗として選択され得る。
【0056】
物理レイヤ処理400は、変調410を含み得る。PUSCH送信のためにサポートされる変調方式は、QPSK、16QAM、及び64QAMを含み得る。ディスカバリペイロード304/324に関しては、異なる変調方式が使用されてもよいが、ディスカバリヘッダ322に関しては、QPSK変調方式が望ましい。しかしながら、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。
【0057】
物理レイヤ処理400は、離散フーリエ変換(DFT)事前符号化412を含み得る。PUSCH送信と同様、DFT事前符号化は、ピーク対平均電力比(PAPR;peak-to-average power ratio)を低減させるために、パケットベースD2Dディスカバリのために利用され得、これは、送信電力効率を向上させることができ、ProSe対応デバイスのディスカバリ範囲を潜在的に増大させることができる。
【0058】
物理レイヤ処理400は、リソースマッピング414を含み得る。パケット送信のためのディスカバリリソースは、コンテンションベースディスカバリにおいては、ProSe対応デバイスにより、構成されたディスカバリゾーン204内からランダムに選択され得るか、あるいは、ノンコンテンションベースディスカバリ(non-contention-based discovery)においては、eNB104により、明示的に割り当てられ得る。いくつかの実施形態において、マルチクラスタPUSCH送信が、周波数ダイバーシチの利点を利用するために、パケットベースD2Dディスカバリのために適用され得る。2つのクラスタ間の周波数ギャップが、ディスカバリ領域における同一チャネル干渉を低減させるために、適切に構成されて対処され得る。
【0059】
物理レイヤ処理400は、アンテナマッピング416を含み得る。ProSe対応デバイスが、複数の送信アンテナを備えている場合、マルチアンテナ送信方式を使用して、リンクレベル性能をさらに向上させることができる。電力効率の良いディスカバリを可能にするために、一般的な事前符号化器構造が、オープンD2Dディスカバリのために使用され得る。
【0060】
物理レイヤ処理400は、SC−FDMAシンボル生成418を含み得る。巡回プレフィックス(CP)挿入及び半サブキャリアシフト(half-subcarrier shift)を含む、PUSCHのためのSC−FDMAシンボル生成プロシージャが、パケットベースD2Dディスカバリ設計のために再利用され得る。
【0061】
上述したように、上りリンクPUSCH DMRSが、PUSCHのコヒーレント復調のためのチャネル評価のために、主として使用され得る。パケットベースD2Dディスカバリに関して、Zadoff−Chuシーケンスに基づく類似するDMRSシーケンス生成プロシージャが採用され得る。UE固有巡回シフトが、コンテンションベースディスカバリのシナリオにおいては、ProSe対応デバイスによりランダムに選択され得るか、あるいは、コンテンションフリーディスカバリ(contention free discovery)のシナリオにおいては、eNB104により明示的にシグナリングされ得る。DMRSベースシーケンスに関して、共通ベースシーケンスが、全てのProSe対応デバイスにより使用され得、これは、ディスカバリUEにおけるブラインド検出の量を著しく低減させることができる。代替的に、ベースシーケンスは、(ネットワークカバレッジ内のシナリオでは)RRC_IDLE D2Dデバイスがキャンプオンしている(camp on)、あるいは、RRC_CONNECTED D2Dデバイスが関連付けられているセルの関数、及び、(部分的ネットワークカバレッジのシナリオ又はネットワークカバレッジ外のシナリオでは)ピア無線ヘッド(PRH;peer radio head)又はクラスタヘッドのアイデンティティの関数として、選択されてもよい。これは、干渉平均化効果を介するチャネル評価のロバスト性を向上させるのを助けることができる。シーケンスグループホッピング(sequence-group hopping)が、ディスカバリパケット送信のために無効にされ得るが、巡回シフトホッピング(cyclic shift hopping)は、ベースシーケンスが、共通ではなく、上述したように、キャンピング(camping)セル−ID、PRH−ID等の関数である場合に有効にされ得ることに留意されたい。いくつかの実施形態において、ProSe対応UEは、PUSCH DMRSのための2つのOCCのうちの1つのOCCをランダムに選択することができるが、実施形態の範囲は、この点において限定されるものではない。
【0062】
周波数ダイバーシチの利点を利用するために、周波数ホッピングが、パケットベースD2Dディスカバリのために採用され得る。PUSCH送信のための周波数ホッピングと同様、ホッピングパターン設計の次の2つのオプションが使用され得る:タイプ−1 D2Dディスカバリホッピングは、明示的ホッピングパターンを使用する一方、タイプ−2 D2Dディスカバリホッピングは、サブ帯域ホッピング及びミラーメカニズムを使用する。加えて、ホッピングプロシージャは、サブフレーム内ベースのホッピングモード又はサブフレーム間ベースのホッピングモードのいずれかに続き得る。タイプ−1ディスカバリホッピングとタイプ−2ディスカバリホッピングとの間の選択、及び、サブフレーム内ホッピングとサブフレーム間ホッピングとの間の選択は、より上位のレイヤにより、セル固有で提供され得る。
【0063】
図5は、いくつかの実施形態に従ったUEの機能ブロック図を示している。UE500は、UE112及びUE114を含む、
図1に示されるUE102のうちの任意の1以上として使用するのに適したものであり得る。UE500は、1以上のアンテナ501を用いてeNB104(
図1)との間で信号を送受信するとともに、他のUEとD2D通信するための物理レイヤ(PHY)回路502を含み得る。UE500はまた、無線媒体へのアクセスを制御するための媒体アクセス制御レイヤ(MAC)回路504を含み得る。UE500はまた、本明細書で説明した様々なオペレーションを実行するようにUE500の様々な要素を構成するよう構成された処理回路506及びメモリ508を含み得る。
【0064】
いくつかの実施形態に従うと、RRCアイドルモード又はRRC接続モードのいずれかにあるUE500は、本明細書で説明したように、別のUEをディスカバリするためのディスカバリパケット101(
図1)を送信し、別のUEから、ディスカバリパケット101に対する応答を受信するよう構成され得る。UE500はまた、別のUEによるディスカバリのために別のUEによりディスカバリゾーン204(
図2)において送信された受信ディスカバリパケットをモニタリングして復号しようと試みるよう構成され得る。UE500はまた、別のUEをディスカバリした後又は別のUEによりディスカバリされた後、別のUEとのD2D接続を確立するよう構成され得る。D2Dディスカバリ及びD2D接続のためのチャネルリソースは、本明細書で説明したように、eNB104により割り当てられ得る。
【0065】
いくつかの実施形態に従うと、UE500は、eNB104から、D2Dディスカバリのために割り当てられたディスカバリゾーン204のリソースを示すシグナリングを受信するよう構成され得、少なくともディスカバリペイロード304/324及びCRC306/326を有するように、予め定められた構成に従ったディスカバリパケット300/320を構成することができる。ディスカバリペイロードは、ディスカバリ関連コンテンツを含むよう構成され得る。UE500はまた、受信側UEによる受信のために、示されたディスカバリリソースのうちの少なくとも一部のディスカバリリソース上で、ディスカバリパケット300/320を送信することができる。
【0066】
いくつかの実施形態において、UE500は、携帯情報端末(PDA)、無線通信能力を有するラップトップコンピュータ若しくはポータブルコンピュータ、ウェブタブレット、無線電話機、スマートフォン、無線ヘッドセット、ページャ、インスタントメッセージングデバイス、デジタルカメラ、アクセスポイント、テレビジョン、医用デバイス(例えば、心拍数モニタ、血圧モニタ等)、又は、情報を無線で送信及び/又は受信することができる他のデバイス等のポータブル無線通信デバイス又はモバイルデバイスであり得る。いくつかの実施形態において、モバイルデバイスは、キーボード、ディスプレイ、不揮発性メモリポート、複数のアンテナ、グラフィックスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、スピーカ、及び他のモバイルデバイス要素のうちの1以上を含み得る。ディスプレイは、タッチスクリーンを含むLCDスクリーンであってよい。
【0067】
アンテナ501は、例えば、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナ、マイクロストリップアンテナ、又はRF信号の送信に適した他のタイプのアンテナを含む1以上の指向性アンテナ又は全方向性アンテナを含み得る。いくつかの複数入力複数出力(MIMO)の実施形態において、アンテナは、空間ダイバーシチと、生じ得る様々なチャネル特性と、を利用するために、効果的に分離され得る。
【0068】
UE500が、複数の別々の機能要素を有するものとして図示されているが、それら機能要素のうちの1以上は、組み合わされてもよく、デジタル信号プロセッサ(DSP)を含む処理要素等のソフトウェア構成型要素及び/又は他のハードウェア要素の組合せにより実装されてもよい。例えば、いくつかの要素は、1以上のマイクロプロセッサ、DSP、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、無線周波数集積回路(RFIC)、及び、本明細書で説明した機能を少なくとも実行するための、様々なハードウェアと論理回路との組合せを含んでもよい。いくつかの実施形態において、これら機能要素は、1以上の処理要素上で動作する1以上のプロセスを指してもよい。
【0069】
実施形態は、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちの1つにより実装されてもよいし、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアの組合せにより実装されてもよい。実施形態はまた、コンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに記憶された命令として実装されてもよく、この命令は、少なくとも1つのプロセッサにより読み出されて実行されたときに、本明細書で説明したオペレーションを実行することができる。コンピュータ読み取り可能な記憶デバイスは、マシン(例えば、コンピュータ)により読み取り可能な形式で情報を記憶する任意の非一時的なメカニズムを含み得る。例えば、コンピュータ読み取り可能な記憶デバイスは、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、並びに、他の記憶デバイス及び記憶媒体を含み得る。いくつかの実施形態は、1以上のプロセッサを含んでもよく、コンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに記憶された命令を有するよう構成されてもよい。
【0070】
図6は、いくつかの実施形態に従った、パケットベースD2Dディスカバリのためのプロシージャである。ディスカバリプロシージャ600は、UE112(
図1)等の、パケットベースD2Dディスカバリのために構成されたProSe対応UEにより実行され得る。
【0071】
動作602は、eNB104から、D2Dディスカバリのために割り当てられたリソースを示すシグナリングを受信することを含み得る。
【0072】
動作604は、少なくともディスカバリペイロード304/324及びCRCを有するように、予め定められた構成に従ったディスカバリパケット300/320を構成することを含み得る。ディスカバリペイロードは、ディスカバリ関連コンテンツを含み得る。
【0073】
動作606は、UE114(
図1)等の受信側UEによる受信のために、示されたディスカバリリソースのうちの少なくとも一部のディスカバリリソース(例えば、ディスカバリゾーン204のPRB206)上で、構成されたディスカバリパケット300/320を送信することを含み得る。
【0074】
読者が技術的な開示内容の本質及び主旨を確認できるようにする要約を求める37C.F.Rセクション1.72(b)に従うよう要約が提供されている。請求項の範囲又は意味を限定又は解釈するためには使用されないという理解の下で、要約は提出されている。請求項は、発明を実施するための形態に組み込まれ、各請求項は、それ自身、別々の実施形態として独立している。