(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6130079
(24)【登録日】2017年4月21日
(45)【発行日】2017年5月17日
(54)【発明の名称】半導体活性区域及び隔離領域を形成するダブルパターン形成方法
(51)【国際特許分類】
H01L 21/76 20060101AFI20170508BHJP
H01L 21/3065 20060101ALI20170508BHJP
【FI】
H01L21/76 L
H01L21/302 105A
【請求項の数】10
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2016-548019(P2016-548019)
(86)(22)【出願日】2014年12月16日
(65)【公表番号】特表2017-505542(P2017-505542A)
(43)【公表日】2017年2月16日
(86)【国際出願番号】US2014070674
(87)【国際公開番号】WO2015112282
(87)【国際公開日】20150730
【審査請求日】2016年7月29日
(31)【優先権主張番号】14/162,309
(32)【優先日】2014年1月23日
(33)【優先権主張国】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500147506
【氏名又は名称】シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】SILICON STORAGE TECHNOLOGY, INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(72)【発明者】
【氏名】ヤン ジェン−ウェイ
(72)【発明者】
【氏名】スー チェン−シェン
【審査官】
柴山 将隆
(56)【参考文献】
【文献】
特開2012−134395(JP,A)
【文献】
特開2004−064083(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2011/0248382(US,A1)
【文献】
特開2003−234422(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/76
H01L 21/3065
H01L 27/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体基板を処理する方法であって、
基板表面上に第1の材料を形成することと、
前記第1の材料上に第2の材料を形成することと、
前記第2の材料中に複数の第1のトレンチであって、互いに平行である、複数の第1のトレンチを形成することと、
前記第2の材料中に第2のトレンチであって、前記基板の中心領域で前記複数の第1のトレンチと垂直であり、それらを横断する、第2のトレンチを形成することと、
前記第1及び第2のトレンチに第3の材料を充填することと、
前記第2の材料を除去することにより、互いに平行であり、前記基板の前記中心領域を通って延出しない第3のトレンチを前記第3の材料中に形成することと、
前記第3のトレンチを、前記第1の材料を通して前記基板内に延出させることと、を含む、方法。
【請求項2】
前記第1の材料が二酸化ケイ素であり、前記第2の材料がポリシリコンである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第3の材料が窒化ケイ素である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記複数の第1のトレンチの前記形成が、
前記第2の材料上にフォトレジスト材料を形成することと、
前記フォトレジスト材料を選択的に除去して、前記第2の材料の列を露出させることと、
前記第2の材料の前記露出した列をエッチングで除去することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のトレンチの前記形成が、
前記第2の材料上に第2のフォトレジスト材料を形成することと、
前記第2のフォトレジスト材料から細長い片を選択的に除去して、前記第2の材料の行を露出させることと、
前記第2の材料の前記露出した行をエッチングで除去することと、を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第2の材料を除去することが、前記第1の材料の部分を露出させる、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第3のトレンチの前記延出が、
前記基板の部分が露出したままであるように、前記第1の材料の前記露出した部分をエッチングで除去することと、
前記基板の前記露出した部分にエッチングを実施することと、を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記延出させた第3のトレンチに絶縁材料を充填することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第3のトレンチの前記延出後に、
前記第3の材料を除去することと、
前記第1の材料を除去することと、を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第3及び第1の材料の前記除去の後に、
前記基板内の前記第3のトレンチに絶縁材料を充填することを更に含む、請求項9に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関し、より具体的には、活性区域及び隔離領域を中に形成するための半導体ウエハのフロントエンド処理に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体基板上への活性区域及び隔離領域の形成は、周知である。活性区域とは、半導体装置が上及び/又は中に形成される半導体基板の領域である。隔離領域とは、活性区域間の半導体基板の絶縁領域である。
【0003】
基板上に隔離領域を形成するための2つの周知の技法は、LOCOS及びSTIである。両方の技法は、フォトレジストが基板の上に形成され、フォトマスクを使用して光に選択的に露光され、それにより、フォトレジストの選択部分のみが除去される(例えば、ポジ型フォトリソグラフィの場合、マスクを通る光に露光された部分)、単一のマスキング工程を含むフォトリソグラフィプロセスを伴う。絶縁材料が、フォトレジストが除去されたそれらの選択部分の基板の上及び/又は中に形成される。例えば、あらゆる目的において参照することにより本明細書に組み込まれる米国特許第7,315,056号を参照されたい。
【0004】
図1は、絶縁材料の隔離領域12が中に形成される半導体基板10の平面図を例示する。隔離領域12の間の区域は、活性区域14である。例えば、フラッシュメモリセル等の記憶装置のアレイの形成に、
図1の構成が使用され得る。
【0005】
図2は、
図1の活性区域及び隔離領域を形成するために好適なフォトマスク16を例示する。マスクは、不透明領域16a(光を遮断する)及び透明又は開口領域16b(そこを通して光が通過する)を含む。基板を通過し、その上に集束される光の形状及び寸法により、基板10上の活性区域及び隔離領域の形状及び寸法が決定される。
【0006】
回折及び/又は処理効果により、基板上に形成される活性区域及び隔離領域の形状は、マスクの不透明領域及び透明領域の形状と正確には一致しない。したがって、光近接効果補正(OPC)を実行し、それにより、マスクの形状を変更して、そのような誤差を補正することが知られている。OPCは、さもなければ、製造される装置(複数可)の電気特性に悪影響を及ぼし得た、線幅並びに丸い角の歪みを補正するために使用される。OPCは、フォトマスク上に書かれたパターンに対してエッヂを移動させる、又は余分に多角形を追加することを含む。
図3は、OPC補正マスク18の一例であり、不透明領域18a及び透明領域18bの寸法及び形状は、
図1のパターンをより正確に製造するために変更される。
【0007】
しかしながら、OPCを用いても、依然として、フォトパターン形成条件に起因する、有効な角の丸み付け及びパターンの臨界寸法における容認し得ないバラツキ(すなわち、フォトリソグラフィ設備、露光エネルギー、現像時間等のバラツキ)が存在し得る。
図4は、隔離領域12の端部20が領域間及びウエハ間で異なる、OPCの実行を伴うにもかかわらず、隔離領域12の製造におけるバラツキのタイプを例示する。OPC及びCD最適化は、装置の大きさが縮小するにつれて、より難しくなる。隔離領域12間の分離距離は、結果として生じる装置の重要な臨界寸法であるため、活性区域及び隔離領域の形成のより良好な制御が必要である。
【発明の概要】
【0008】
基板表面上に第1の材料を形成することと、第1の材料上に第2の材料を形成することと、第2の材料中に複数の第1のトレンチであって、互いに平行である、複数の第1のトレンチを形成することと、第2の材料中に第2のトレンチであって、基板の中心領域で複数の第1のトレンチと垂直であり、それらを横断する、第2のトレンチを形成することと、第1及び第2のトレンチに第3の材料を充填することと、第2の材料を除去して、互いに平行であり、基板の中心領域を通して延出しない第3のトレンチを第3の材料内に形成することと、第3のトレンチを、第1の材料を通して基板内に延出させることとによって、半導体基板内に活性区域及び隔離領域を形成する方法。
【0009】
本発明の他の目的及び特徴は、本明細書、特許請求の範囲、及び添付の図面の査読により明らかになるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】半導体基板上に形成される従来の隔離領域及び活性区域の平面図である。
【
図2】
図1の隔離領域及び活性区域を形成するために使用される従来のフォトリソグラフィフォトマスクの上面図である。
【
図3】
図1の隔離領域及び活性区域を形成するために使用されるOPC補正を伴う従来のフォトリソグラフィフォトマスクの上面図である。
【
図4】半導体基板上に形成される従来の隔離領域及び活性区域の上面図であり、製造時に生じ得る隔離領域におけるバラツキを例示する。
【
図5A】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図5B】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図5C】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図5D】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図5E】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図5F】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図5G】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図5H】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図5I】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す上面図である。
【
図6A】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図6B】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図6C】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図6D】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図6E】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図6F】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図6G】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図6H】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図6I】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線A−A’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7A】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7B】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7C】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7D】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7E】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7F】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7G】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7H】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【
図7I】半導体基板上に活性区域及び隔離領域を形成する工程を順に示す
図5A〜5Iの線B−B’に沿って切り取られた断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
半導体ウエハに活性区域及び隔離領域を形成する方法が、本明細書に開示される。本方法は、半導体ウエハ上に形成される区域及び領域のパターン及び臨界寸法をより良好に定義し、またそれらに対するより良好な制御を提供する。
図5A〜5I、6A〜6I、及び7A〜7Iは、半導体ウエハ基板上の活性区域及び隔離領域の製造方法を例示し、
図5A〜5Iは、上面図を例示し、
図6A〜6Iは、
図5A〜5Iの線A−A’に沿う断面図を例示し、
図7A〜7Iは、
図5A〜5Iの線B−B’に沿う断面図を例示する。
【0012】
本明細書で使用する場合、「の上に(over)」及び「の上に(on)」という用語は両方とも、「の上に直接」(中間材料、要素、又は空間がそれらの間に何ら配置されない)と、「の上に間接的に」(中間材料、要素、又は空間がそれらの間に配置される)とを包括的に含むことに留意されたい。同様に、「隣接する」という用語は、「直接隣接する」(中間材料、要素、又は空間がそれらの間に何ら配置されない)ことと、「間接的に隣接する」(中間材料、要素、又は空間がそれらの間に配置される)こととを含む。例えば、要素を「基板の上に」形成することは、その要素を基板の上に直接、中間材料/要素をそれらの間に何ら伴わずに、形成することと、その要素を基板の上に間接的に、1つ以上の中間材料/要素をそれらの間に伴って、形成することとを含み得る。
【0013】
本方法は、
図5A、6A、及び7Aに示されるように半導体基板22を提供することによって開始し、それは、好ましくはP型のものであり、当該技術分野において既知である。二酸化ケイ素(酸化物)等の絶縁材料の第1の層24を基板22上に形成する。層24は、例えば、酸化又は蒸着(例えば、化学気相蒸着CVD)によって形成することができる。ポリシリコン(ポリ)等のダミー材料の層26を、絶縁層24上に形成する。ポリ層26の形成は、低圧CVD又はLPCVD等の周知のプロセスによって行うことができる。好適な第1のフォトレジスト材料27をポリ層26上に形成し、マスキング工程を実施して、ある特定の領域(例えば、示されるように列方向に平行なストリップ)からフォトレジスト材料27を選択的に除去する。次いで、標準的エッチング技法(すなわち、異方性エッチングプロセス)を使用して、フォトレジスト材料27が除去された、ポリ層26の露出した部分をエッチングで除去し、ポリ層26に平行なトレンチ28を残す。結果として得られる構造が、
図5A、6A、及び7Aに示される。
図6A及び7Aに示されるように、この段階の構造は、断面A−A’及びB−B’の両方にわたって均一であり、平行な縦のトレンチ28がポリ層26に形成される。
【0014】
第1のフォトレジスト27を除去した後、第2の好適なフォトレジスト材料30を構造上に形成する。第2のマスキング工程を使用して、トレンチ28と垂直に(すなわち、断面線A−A’に沿って)延出する中心領域CR内のフォトレジスト30の水平のストリップを除去し、
図5B、6B、及び7Bに示されるようにフォトレジスト30内にトレンチ32をもたらす。水平のトレンチ32は、垂直なトレンチ28を横断し、それと垂直である。次いで、ポリエッチングを実施して、
図5C、6C、及び7Cに示されるように、トレンチ32内の露出したダミーポリ26の部分を除去する(すなわち、中心領域CR内で水平方向にトレンチ32をポリ層26の中に延出させる)。次に、フォトレジスト30を除去する。
図5D、6D、及び7Dに示されるように、窒化ケイ素(窒化物)等のマスキング材料34を構造の上に形成して、トレンチ28及び30を充填する。次いで、
図5E、6E、及び7Eに例示されるように、エッチバックプロセスを実施して、ダミーポリ26の列の頂部までマスキング材料34を除去する(すなわち、ポリ26をエッチングストップとして使用する)。
【0015】
次いで、ポリエッチングプロセスを使用してダミーポリ26を除去して、絶縁層24を露出させるように、マスキング材料中まで延出するトレンチ36を残す。これは、
図5F、6F、及び7Fに例示されるように、マスキング材料34で被覆された中心領域CRを除いて、トレンチ36によって分離されたマスキング材料34の列をもたらす。次いで、シリコンエッチングが続く酸化物エッチングを実施して、
図5G、6G、及び7Gに例示されるように、層24を通してトレンチ36を基板22の中まで延出させる。
【0016】
この時点で、トレンチ36を二酸化ケイ素等の絶縁材料38で充填することができ(例えば、マスキング材料34をエッチングストップとして使用して、二酸化ケイ素蒸着及びCMP(化学機械研磨)を用いる)、
図5H、6H、及び7Hに示される構造をもたらす(酸化物38の隔離領域が活性区域間に配置される)。あるいは、又は更に、
図5G、6G、及び7Gの構造上で窒化物及び酸化物エッチングを実施して、
図5I、6I、及び7Iに例示されるように、中心領域CRにおけるベアシリコンと、中心領域CRの両側上で基板22の部分中に形成されるトレンチ36と、をもたらす。その後、当該技術分野で既知のようにトレンチ36内に絶縁部を形成することができ、隔離領域を形成する。
【0017】
2つのフォトリソグラフィプロセスを伴う上述の技法は、任意の特別なOPCの使用を必ずしも必要とすることなく、活性区域を分離する隔離領域をより正確に形成する。活性区域のX方向の臨界寸法は、独立して制御することができる。更に、X及びY方向両方の臨界寸法は、均一に制御することができる。
【0018】
本発明は、本明細書に例示された上述の実施形態(複数可)に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲内にあるあらゆる全ての変形形態を包含することを理解されたい。例えば、本明細書における本発明への言及は、いかなる特許請求の範囲又は特許請求の範囲の用語も限定することを意図するものではなく、代わりに特許請求の範囲の1つ以上によって網羅され得る1つ以上の特徴に言及するにすぎない。上述の材料、プロセス、及び数値例は、単なる例示であり、特許請求の範囲を限定するものと見なされるべきではない。例えば、層24、26、及び34は、それぞれ、酸化物、ポリ、及び窒化物材料で上の実施形態に関連して記載されるが、十分に特徴的なエッチング特性を呈する任意の適切な材料を使用することができる。図に例示される隔離領域及び活性区域のパターンは、単一のウエハ上で異なってもよく、及び/又は繰り返し反復されてもよい。例えば、単一の中心領域CRが図に示されるが、単一のウエハ上に複数のそのような中心領域CRが存在してもよい。更に、特許請求の範囲及び明細書から明らかなように、全ての方法の工程は、例示される又は特許請求される正確な順序で実施される必要はなく、むしろ任意の順序であっても、基板上の隔離領域の適切な形成が可能である。最後に、単一層の材料をそのような又は同様の材料の複数層として形成することができ、逆もまた同様である。