(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0020】
(1)概要
図1は、本発明の一実施形態に係る商品情報提示装置が採用されたPOPシステム10の概略を示す。POPシステム10は、商品の情報が印刷されたPOP(Point of Purchase)広告の作成を支援するシステムである。
【0021】
図1に示すように、POPシステム10は、本部20側に設置された複数の機器と、店舗60側に設置された複数の機器とが、ネットワーク11を介して互いに接続されることで構成されている。本部20側には、本部側サーバ30、本部側端末40及び本部側プリンタ50が設置されており、店舗60側には、店舗側サーバ70、店舗側端末80及び店舗側プリンタ90が設置されている。
【0022】
店舗60としては、様々な商品を販売するスーパーマーケット、ディスカウントショップ、コンビニエンスストア、百貨店等が挙げられる。本部20としては、商品の提供元(詳細には、販売元及び製造元)であるメーカー、店舗の本社等が挙げられる。店舗60が複数ある場合には、本部20側では、各店舗60にて販売される商品の統括した管理等が行われ、各店舗60側では、自身の店舗60にて販売される商品の管理が行われる。
【0023】
そして、本実施形態において、POPシステム10を用いてPOP広告が印刷される手順としては、以下の3パターンが挙げられる。
(I)本部20が商品の提供元であるメーカーの場合、POP広告の対象となる商品に関連する情報(即ち、後述する商品関連情報31aa)等は、本部20側から任意の店舗60側に送信される。送信された商品関連情報31aaが店舗60側にて用紙(印刷可能媒体に相当)に印刷されることで、POP広告が作成される。
(II)本部20が1または複数ある店舗60の本社である場合、商品関連情報31aaは、本部20の担当者によって本部側端末40を用いて入力され、本部側サーバ30にて記憶及び管理される。当該情報31aaが本部側プリンタ50にて用紙に印刷されることで、POP広告が作成される。POP広告は、本部20の担当者によって1または複数の店舗60それぞれに配布される。
(III)商品関連情報71aaは、店舗60側の担当者によって店舗側端末80を用いて入力され、店舗側サーバ70にて記憶及び管理される。当該情報71aaが店舗側プリンタ90にて用紙に印刷されることで、POP広告が作成される。POP広告は、店舗60側の担当者によってその店舗60の売場に取り付けられる。
【0024】
ところで、POP広告の対象となる商品には、食品が含まれている。食品の中には、人によっては摂取することでアレルギー疾患を惹き起こす材料が含まれているものもある。そのため、顧客が食品に含まれる材料を把握して当該食品を購入できるよう、原材料や添加物等を含む材料をできるだけ表示することが、推奨されている。
【0025】
そこで、本実施形態に係るPOPシステム10は、POP広告の対象となる商品が食品である場合、アレルギーを惹き起こす虞のある材料が含まれていることを表すアレルギー表記31ad,71adを(
図9参照)、POP広告に対して行う。特に、本実施形態に係るPOPシステム10では、アレルギー表記31ad,71adについて、入力ミス等による誤植なく確実な情報としてPOP広告に表記することができる。
【0026】
なお、
図1では、説明の便宜上、本部20及び店舗60がそれぞれ1つずつである場合を図示している。しかし、本部20及び店舗60の数は、いずれか一方もしくは両方ともが複数であってもよい。
【0027】
また、本実施形態では、本部20側から店舗60側への通信は行われるが、店舗60側から本部20側への通信が更に行われることはない。即ち、本実施形態に係るPOPシステム10は、店舗60側から本部20側への一方向通信のみが行われる。
【0028】
(2)POPシステムを構成する各種機器の構成
以下では、POPシステム10を構成する各種機器(詳細には、本部側サーバ30及び店舗側サーバ70、本部側端末40及び店舗側端末80、本部側プリンタ50及び店舗側プリンタ90)の構成について説明する。
【0029】
なお、本実施形態に係るPOP広告の作成にあたり必要となる構成に着目すると、本部側サーバ30と店舗側サーバ70、本部側端末40と店舗側端末80、本部側プリンタ50と店舗側プリンタ90は、それぞれ同様の構成を有している。そこで、以下では、本部20側及び店舗60側それぞれの特有の役割を意識して説明する場合を除き、本部側サーバ30及び店舗側サーバ70を「サーバ30,70」、本部側端末40と店舗側端末80を「端末40,80」、本部側プリンタ50と店舗側プリンタ90を「プリンタ50,90」と称呼する。そして、以下では、サーバ30,70、端末40,80、プリンタ50,90毎に、各構成を説明する。
【0030】
(2−1)サーバ
図2に示すように、各サーバ30,70は、主として、記憶部31,71、CPU32,72(判定部に相当)、及び入出力インターフェース33,73(送信部に相当)を有する。サーバ30,70は、商品の統括管理に必要な各種データベース31a〜31dの記憶及び管理等を行う。
【0031】
(2−1−1)記憶部
記憶部31,71は、ROM及びRAM等である半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体で構成されている。記憶部31,71は、CPU32,72が読み出して実行するための制御プログラムを記憶している。更に、記憶部31,71は、複数の記憶領域を有しており、記憶領域AA(第2記憶部に相当)内には商品マスタデータベース31a,71a(対象商品関連データに相当)、記憶領域AB内にはPOP用データベース31b,71b、記憶領域AC内にはPOS関連特売商品マスタデータベース31c,71c、記憶領域AD(第1記憶部に相当)内にはアレルギー基本データベース31d,71d(アレルギー基本データに相当)を記憶している。
【0032】
本実施形態に係る商品マスタデータベース31a,71aには、
図3に示すように、商品に関連する商品関連情報31aa,71aaのみならず、チェックパターン31ab,71ab、材料名31ac,71ac、アレルギー表記31ad,71ad(アレルギー情報に相当)、チェック結果31ae,71aeが含まれている。これらの各種情報は、互いに1レコードとなるように関連付けられており、チェック結果31ae,71aeを除き、本部20側や店舗60側の担当者によって手入力される。なお、チェック結果31ae,71aeは、原則自動的に入力がされるが、本部20側や店舗60側の担当者によって編集されることが可能となっている。
【0033】
商品関連情報31aa,71aaには、商品名毎に割り振られた商品コード、販売対象となっている商品の名称である商品名、メーカー及び産地、商品の規格、商品の価格(売価)が含まれている。チェックパターン31ab,71abは、商品の属性、つまりは商品がどのような種類に該当するのかを表している。例えば、商品名“ミルクケーキ”の場合、商品の属性としては、ミルクケーキや他のケーキを包含する“ケーキ”となる。故に、商品名“ミルクケーキ”のチェックパターン31ab,71abは、当該商品の属性“ケーキ”を示している。材料名31ac,71acは、商品の材料の名称を表しており、複数の材料によって商品が構成されている場合には、複数の材料の名称が含まれている。アレルギー表記31ad,71adは、材料名31ac,71ac内の材料のうち、どの材料がアレルギー疾患を惹き起こす虞のあるものであるのかを示す情報である。即ち、アレルギー表記31ad,71adは、材料がアレルギー源であるか否かを示すアレルギー情報と言える。チェック結果31ae,71aeは、アレルギー表記31ad,71adが正しい情報となっているか否かが後述するCPU32,72によって判定された際の、判定結果を表す。一例として、
図3のチェック結果31ae,71aeは、アレルギー表記31ad,71adが正しいことを示す“○”、アレルギー表記31ad,71adに誤りがある可能性を示す“×”、アレルギー表記31ad,71adが誤りでないという確認が済んでいることを示す“◎”を含む、3段階で表されている。
【0034】
POP用データベース31b,71bには、商品のPOP広告の作成にあたり必要となる情報が含まれている。具体的に、POP用データベース31b,71bには、
図4に示すように、レイアウト枠サイズ情報31ba,71ba及びレイアウト情報31bb,71bbが含まれている。レイアウト枠サイズ情報31ba,71baには、POP広告内において、商品をアピールする内容の文字列を配置できる範囲の枠幅L及び枠高さHが定義されている(
図8参照)。レイアウト情報31bb,71bbには、当該文字列を1行で表すことができる最大の文字数(最大改行文字数)、当該文字列における文字の高さの最大値(最大文字高さ)、当該文字列の行間の割付の有無(行割付)、当該文字列の内容(文字列)等が含まれている(
図8参照)。
【0035】
POS関連特売商品マスタデータベース31c,71cには、特売商品に関する情報が含まれている。図示はしていないが、特売商品に関する情報としては、商品を通常販売時よりも安く売る期間である特売期間や、特売期間の間の商品の価格等が含まれている。
【0036】
アレルギー基本データベース31d,71dには、商品の属性毎に、顧客に提示するべきアレルギー情報が、所定提示情報つまりは固定情報として定義されている。具体的に、アレルギー基本データベース31d,71dには、
図5に示すように、チェックパターン31da,71daと、原材料名31db,71dbと、表示レベル31dc,71dcとが含まれている。チェックパターン31da,71daは、
図3のチェックパターン31ab,71abと同様、該当するレコードの商品の属性を表す。原材料名31db,71dbは、該当するチェックパターン31da,71daが示す商品が原則材料として含んでいるはずの材料の名称を示す。表示レベル31dc,71dcは、該当する原材料のうち、アレルギー疾患を惹き起こす虞のある材料名を、表示が義務付けられているレベル及び表示が推奨されているレベル毎に、分けて表している。例えば、チェックパターン31da、71da“プリン”では、一般的には材料として“牛乳、卵、バター、砂糖、ゼラチン、乳化剤”等が含まれているはずである。このうち、“牛乳、卵、バター”は、アレルギー情報として表示を義務付けられている材料に該当し、“ゼラチン”は、アレルギー情報として表示を推奨されている材料に該当する。
【0037】
ここで、アレルギー基本データベース31d,71内の表示レベル31dc,71dcは、
図6に示すアレルギー物質データ31e,71eに基づいて決定される。
図6は、厚生労働省が現在規定している情報であって、アレルギー疾患を惹き起こす虞のある原材料等を、表示レベル別に表している。表示が義務化されている原材料等には、アレルギー疾患の症例数が現時点では比較的多いものや、症状が重篤であり生命に関わるものが含まれている。表示が推奨されている原材料等には、アレルギー疾患の症例数が現時点では比較的少ないものが含まれている。なお、現時点における
図6のアレルギー基本データベース31d,71dでは、原材料等として食物のみが記載されているが、今後、添加物等が更に含まれることも想定されうる。故に、本実施形態において、アレルギー源となる材料には、食物の他、添加物が含まれうることは、言うまでもない。
【0038】
(2−1−2)CPU
図2に示すように、CPU32,72は、バスラインBL1を介して記憶部31,71と接続されている。更に、CPU32,72は、バスラインBL1及び入出力インターフェース33,73を介して、サーバ30,70に対しては外部機器となる端末40,80及びプリンタ50,90とも接続されている。
【0039】
CPU32,72は、記憶部31,71内の制御プログラムに基づいて、入出力インターフェース33,73による外部機器との通信動作の制御、各種データベース31a〜31c,71a〜71cの管理制御等を行う。例えば、商品マスタデータベース31a,71aの編集開始の際に、商品マスタデータベース31a,71aの送信要求が端末40,80からなされた場合、CPU32,72は、商品マスタデータベース31a,71aの送信動作制御を行う。また、例えばPOP広告の作成開始の際に、POP用データベース31b,71b(具体的には、POP広告のレイアウト情報31bb,71bb等)の送信要求が端末40,80からなされた場合、CPU32,72は、POP用データベース31b,71b内のレイアウト枠サイズ情報31ba,71ba及びレイアウト情報31bb,71bbを、送信要求の送信元である端末40,80に返信する通信動作制御を行う。また、CPU32,72は、POS関連特売商品マスタデータベース31c,71c内の特売商品に関する情報を端末40,80に送信する通信動作制御も行うことができる。
【0040】
特に、本実施形態に係るCPU32,72は、アレルギー基本データベース31d,71dに基づいて、商品マスタデータベース31a,71aにおけるアレルギー表記31ad,71ad(つまり、アレルギー情報)が妥当か否かを判定する、いわゆる判定部としての役割を担う。具体的には、CPU32,72は、POP広告の対象となっている商品の属性を示すチェックパターン31ab,71abを、商品マスタデータベース31a,71aから確認する。CPU32,72は、確認したチェックパターン31ab,71abをアレルギー基本データベース31d,71dのチェックパターン31da、71daに当てはめ、該当するレコードを抽出する。CPU32,72は、抽出したレコード内の表示レベル31dc,71dcと商品マスタデータベース31a,71a内の該当レコードにおけるアレルギー表記31ad,71adとを照合し、アレルギー基本データベース31d,71dの表示レベル31dc,71dcにある材料全てが、アレルギー表記31ad,71ad内に過不足なく示されているか否かを確認する。
【0041】
表示レベル31dc,71dcにある材料全てと、アレルギー表記31ad,71adに示されている材料全てとが完全に一致する場合、CPU32,72は、商品マスタデータベース31a,71a内のアレルギー表記31ad,71adは正しいと判定する。この場合、CPU32,72は、商品マスタデータベース31a,71a内のチェック結果31ae,71aeを“○”と更新する。
【0042】
表示レベル31dc,71dcにある材料全てと、アレルギー表記31ad,71adに示されている材料全てとが完全に一致していない場合には、CPU32,72は、商品マスタデータベース31a,71a内のアレルギー表記31ad,71adは誤りを含んでいる可能性があると判定する。完全に一致しない場合としては、アレルギー表記31ad,71adに含まれる材料が、表示レベル31dc,71dcにある材料よりも多かったり、逆に少なかったりする場合が挙げられる。また、完全に一致しない場合としては、アレルギー表記31ad,71adに含まれる材料の数と、表示レベル31dc,71dcにある材料の数とがたとえ一致していたとしても、アレルギー基本データベース31d,71d内の表示レベル31dc,71dcには示されていない材料が商品マスタデータベース31a,71a内のアレルギー表記31ad,71adに含まれている場合、逆に表示レベル31dc,71dcには示されている材料がアレルギー表記31ad,71adには含まれてない場合が挙げられる。この場合、CPU32,72は、商品マスタデータベース31a,71a内のチェック結果31ae,71aeを“×”と更新する。例えば、
図3の2番目のレコードでは、チェックパターン31ab,71ab“ケーキ”のアレルギー表記31ad,71adが“卵、牛乳、バターを含む”となっているのに対し、
図5のチェックパターン31da,71da“ケーキ”の表示レベル31dc,71dcは“牛乳、卵、バター、小麦粉”となっている。従って、CPU32,72は、
図3の2番目のレコードでは、アレルギー表記31ad,71ad内には“小麦粉”が抜けていると判定できる。故に、チェック結果31ae,71aeは“×”となっている。
【0043】
なお、
図3のチェック結果“◎”のレコードは、チェック結果31ae,71aeが一旦は“×”となっていたが、その後、担当者により端末40,80を介して確認がなされ、手入力にてチェック結果31ae,71aeが“◎”へと編集された場合を表している。例えば、
図3の4番目のレコードでは、チェックパターン31ab,71ab“ケーキ”のアレルギー表記31ad,71adが“バター、小麦粉、アーモンドを含む”となっているのに対し、
図5のチェックパターン31da,71da“ケーキ”の表示レベル31dc,71dcは“牛乳、卵、バター、小麦粉”となっている。従って、CPU32,72は、
図3の商品マスタデータベース31a,71aのアレルギー表記31ad,71adでは、“牛乳”“卵”が抜けており且つアーモンド”が余分に追加されていると判断でき、チェック結果31ae,71aeは一旦“×”となる。しかし、その後、担当者により、後述する端末40,80の表示部44,84を介して商品マスタデータベース31a,71aのアレルギー表記31ad,71adの目視による確認がなされ、アレルギー表記31ad,71adが正しいと判定されたとする。この場合、担当者により、確認済みを示す“◎”にチェック結果31ae,71aeが編集されることで、
図3の4番目のレコードの状態に至る。
【0044】
次に、上述した判定動作を、CPU32,72がどのようなタイミングにて行うのかについて説明する。本実施形態では、CPU32,72が上記判定動作を行うタイミングとしては、以下のタイミングI〜IVが挙げられる。
(タイミングI)商品マスタデータベース31a,71aが、外部端末(つまり、端末40,80及びプリンタ50,90)に送信されるタイミング。
(タイミングII)商品マスタデータベース31a,71aが生成され、記憶部31の記憶領域AA内に記憶されるタイミング。
(タイミングIII)後述するPOP広告の印刷イメージ画像sc3a,sc3b(提示画に相当。
図9参照)を用紙に印刷すべき指示が端末40,80を介してなされたタイミング。
(タイミングIV)端末40,80によって、POP広告の印刷イメージ画像sc3a,sc3bの画像データが生成されたタイミング。
【0045】
これらのタイミングI〜IVによって上記判定動作が行われることにより、チェック結果31ae,71aeが比較的最新である商品マスタデータベース31a,71aが得られる。
【0046】
(2−1−3)入出力インターフェース
入出力インターフェース33,73は、上述したCPU32,72の通信制御に基づき、外部機器である端末40,80及びプリンタ50,90との間で、各種情報の送受信を行う。
【0047】
入出力インターフェース33,73が受信する情報としては、POP広告の印刷データの他、端末40,80を介して担当者によってなされた各種指示、プリンタ50,90からのPOP広告の印刷データの受信完了の旨、印刷完了の旨が挙げられる。
【0048】
入出力インターフェース33,73が送信する情報としては、例えばPOP広告の印刷データの他、各種データベース31a〜31d,71a〜71aのデータ等が挙げられる。
【0049】
なお、既に述べたように、本実施形態では、本部20側から店舗60側への一方向通信のみが行われる。従って、本部側サーバ30は、店舗60側の店舗側サーバ70、店舗側端末80及び店舗側プリンタ90のうちいずれかへと各種データ等を送信することはあるが、店舗側サーバ70が本部20側の本部側サーバ30、本部側端末40及び本部側プリンタ50のうちいずれか1つへと各種データ等を送信することはない。
【0050】
(2−2)端末
図7に示すように、端末40,80それぞれは、主として、記憶部41,81、CPU42,82(生成部に相当)、入出力インターフェース43,83、表示部44,84及び入力部45,85を有する。端末40,80は、主に、各種データベース31a〜31c,71a〜71dの更新やPOP広告作成にあたり、本部20側または店舗60側の担当者によって利用される機器である。
【0051】
(2−2−1)記憶部
記憶部41,81は、ROM及びRAM等である半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体で構成されている。記憶部41,81は、CPU42,82が読み出して実行するための制御プログラムを記憶している。
【0052】
他に、記憶部41,81は、端末40,80を用いて各種データベース31a〜31c,71a〜71dの更新が行われる際には、各種データベース31a〜31c,71a〜71dの更新前後におけるデータを一時的に記憶することができる。また、記憶部41,81は、POP広告の印刷データが作成される際、当該印刷データを一時的に記憶することもできる。
【0053】
(2−2−2)CPU
CPU42,82は、バスラインBL2を介して記憶部41,81と接続されている。更に、CPU42,82は、バスラインBL2及び入出力インターフェース43,83を介して、表示部44,84、入力部45,85、端末40,80に対しては外部機器となるサーバ30,70及びプリンタ50,90とも接続されている。
【0054】
CPU42,82は、記憶部41,81内の制御プログラムに基づいて、入出力インターフェース43,83による外部機器との通信動作の制御、端末40,80を構成する各種ハードウェアの動作制御等を行う。一例としては、入力部45,85を介して本部20側または店舗60側の担当者から商品マスタデータベース31a,71aを編集する旨の指示がなされた場合、CPU42,82は、商品マスタデータベース31a,71aの送信要求がサーバ30,70に出力されるように、通信制御を行う。入力部45,85を介して担当者からPOP広告の作成を行う旨の指示がなされた場合、CPU42,82は、POP用データベース31b,71bの送信要求がサーバ30,70に出力されるように、通信制御を行う。また、CPU42,82は、編集等された後の各種データベース31a〜31c,71a〜71cがサーバ30,70に出力されるように、入出力インターフェース43,83の通信制御を行う。
【0055】
更に、CPU42,82は、作成されたPOP広告の印刷データの作成動作、及びPOP広告の印刷イメージ画像sc3a,sc3bの画像データの生成動作を行う。ここで、印刷イメージ画像sc3a,sc3bとは、商品に関する情報である商品関連情報31aa,71aa等を顧客に提示するための提示画の画像であって、実際にはどのような感じでPOP広告が用紙に印刷されるかを表すための画像であると言える。印刷イメージ画像sc3a,sc3bの画像データは、商品マスタデータベース31a,71a内の各種情報等を基に生成される。
【0056】
(2−2−3)入出力インターフェース
入出力インターフェース43,83は、上述したCPU42,82の通信制御に基づき、端末40,80に対して外部機器となるサーバ30,70及びプリンタ50,90との間で、各種情報の送受信を行う。また、入出力インターフェース43,83は、端末40,80の表示部44,84及び入力部45,85との間で、各種情報の入出力を行う。
【0057】
入出力インターフェース43,83が外部機器に送信する情報としては、POP広告の印刷データの他、端末40,80を介して担当者によってなされた各種指示、プリンタ50,90からのPOP広告の印刷データの受信完了の旨、印刷完了の旨が挙げられる。
【0058】
入出力インターフェース43,83が外部機器から受信する情報としては、例えば各種データベース31a〜31c,71a〜71c等が挙げられる。特に、入出力インターフェース43,83は、アレルギー表記31ad,71adが妥当か否かの判定結果(即ち、チェック結果31ae,71ae)を含む商品マスタデータベース31a,71aを、受信することができる。
【0059】
なお、既に述べたように、本実施形態では、本部20側から店舗60側への一方向通信のみが行われる。従って、本部側端末40は、店舗60側の店舗側サーバ70、店舗側端末80及び店舗側プリンタ90のうちいずれかへと各種データ等を送信することはあるが、店舗側端末80が本部20側の本部側サーバ30、本部側端末40及び本部側プリンタ50のうちいずれか1つへと各種データ等を送信することはない。
【0060】
(2−2−4)表示部
表示部44,84は、例えば液晶ディスプレイで構成されている。表示部44,84は、POPシステム10に関する各種画面等を表示することができる。
【0061】
例えば、入力部45,85を介してPOP広告のレイアウトや文字の大きさ等を編集する旨の指示がなされた場合、表示部44,84は、
図8に示されように、POP用データベース31b,71bを編集可能に表示することができる。ここで、
図8は、POP広告のレイアウトに関する編集画面sc1を表している。
図8の編集画面sc1では、
図4におけるレイアウト枠サイズ情報31ba,71ba及びレイアウト情報31bb,71bbが編集可能に表示されている。
【0062】
図示はしていないが、入力部45,85を介して特売商品に関する情報を編集する旨の指示がなされた場合、表示部44,84は、特売商品の特売期間の更新及び特売商品自体の追加が可能なように、POS関連特売商品マスタデータベース31c,71cの編集画面を表示することもできる。
【0063】
また、入力部45,85を介して商品マスタデータベース31a,71aを編集する旨の指示がなされた場合、表示部44,84は、
図3に示される商品マスタデータベース31a,71aを編集可能に表示することができる。更に、表示部44,84は、POP広告の印刷イメージ画像sc3a,sc3bを表示することもできる。
【0064】
図9は、一例として、商品マスタデータベース31a,71aの編集画面sc2と、印刷イメージ画像sc3aとが、一画面上に表示された例を表している。具体的に、
図9の画面は、POP広告の作成動作が既に行われた後であって、商品マスタデータベース31a,71aの確認や編集が指示された場合に、表示部44,84に表示される。つまり、
図9の画面は、POP広告の印刷データがプリンタ50,90に送信される前に、表示部44,84に表示される。
【0065】
図9の編集画面sc2では、表示部44,84における一画面の上半分に位置しており、商品マスタデータベース31a,71aがテーブル状に表されている。編集画面sc2では、商品マスタデータベース31a,71a内の全項目が編集可能に表示されていてもよいし、特に売価、アレルギー表記31ad、71ad及びチェック結果31ae,71aeを含む一部分の項目が編集可能に表示されていてもよい。
【0066】
図9の印刷イメージ画像sc3aは、表示部44,84における一画面のうち、商品マスタデータベース31a,71aの編集画面sc2の下部分に位置しており、商品マスタデータベース31a,71aの編集画面sc2にて選択されているレコードに該当する商品に関するPOP広告を表している。
図9の印刷イメージ画像sc3aは、商品名「ミルクケーキ」に対するPOP広告が作成された際に用紙に印刷して出力されるであろうPOP広告を、イメージ画像として表している。印刷イメージ画像sc3aからは、商品名、価格、メーカー、商品をアピールするための文字列を含む商品関連情報31aa,71aaと、当該商品に係るアレルギー表記31ad,71adとが、視覚的に確認されうる状態となっている。そして、
図9では、印刷イメージ画像sc3aの右側部分には、保存ボタンb1及び戻るボタンb2が選択可能に表示されている。保存ボタンb1は、商品マスタデータベース31a,71aの編集内容を当該データベース31a,71aに実際に反映させるためのボタンであって、当該データベース31a,71aを更新するためのボタンであると言える。戻るボタンb2は、商品マスタデータベース31a、71aの編集内容を元に戻すためのボタンである。
【0067】
更に、表示部44,84は、アレルギー表記31ad,71adが妥当でない旨の判定結果であるチェック結果31ae,71aeを、印刷イメージ画像sc3a、sc3bと共に表示してもよい。この場合の一例を、
図10に示す。
図10では、
図9と同じく、一画面の上半分には商品マスタデータベース31a,71aが編集可能に表示されているが(編集画面sc2)、編集画面sc2の下部には、当該画面sc2にて選択されているレコードに該当する商品名“チョコケーキ”のPOP広告の印刷イメージ画像sc3bが表示されている。特に、印刷イメージ画像sc3bには、商品名及び価格などに重ねられるようにして、大きく“×”印が表示されている。これは、商品マスタデータベース31a,71aに含まれている商品名“チョコケーキ”のチェック結果31ae,71aeが“×”、つまりは商品名“チョコケーキ”のアレルギー表記31ad,71adが妥当でない可能性がある旨を表している。
【0068】
更に、表示部44、84が表示可能な画面の具体例としては、
図11に示すPOP画面sc4が挙げられる。
図11のPOP画面sc4は、印刷指示がなされた際、実際にPOP広告の印刷データがプリンタ50,90に送られる前に表示部44,84に表示される画面であって、特にチェック結果31ae,71aeが“×”の商品に関するPOP広告の印刷が指示された場合に、表示部44,84に表示される画面である。POP画面sc4には、POP広告の対象となっている商品の各種情報Inf1、当該商品のアレルギー表記31ad,71adに対するチェック結果31ae,71aeの詳細を示すメッセージInf2、選択可能な印刷ボタンb3及び戻るボタンb4が含まれている。端末40,80を利用している担当者は、各種情報Inf1から、印刷しようとしているPOP広告の対象の商品に関する情報を確認でき、メッセージInf2から、その商品のチェック結果31ae,71aeが何故“×”であるのかの理由を把握することができる。
【0069】
なお、
図11から、印刷ボタンb3が選択された場合には、商品マスタデータベース31a,71a内では、対応する商品のチェック結果31ae,71aeは未だに“×”ではあるが、既に担当者側にてアレルギー表記31ad,71adの内容の確認が済んでいるものと、CPU42,82は判断してもよい。この場合、端末40,80は、印刷ボタンb3が選択されたタイミングにてチェック結果31ae,71aeを“◎”に自動的に書き換えると共に、“×”のついていないPOP広告の印刷データをプリンタ50,90等に出力することができる。即ち、
図10の印刷イメージ画像sc3bから“×”のついていないPOP広告が、用紙に印刷されることとなる。
【0070】
図11から、戻るボタンb4が選択された場合、表示部44,84上からは、POP画面sc4が消えて、再び
図9及び
図10に示す商品マスタデータベース31a,71aの編集画面sc2が表示される。この画面sc2より、担当者は、端末40,80を介して、チェック結果31ae,71aeが“×”であるアレルギー表記31ad,71aeの内容の確認及び修正、更にはチェック結果31ae,71aeの修正を行うことができる。
【0071】
(2−2−5)入力部
入力部45,85は、文字キーやテンキー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスとで構成されている。入力部45,85は、表示部44,84に表示された各種画面に基づいて担当者が行う各種指示及び各種作業の際に用いられる。各種指示としては、POP広告の作成を行う旨の指示、POP広告の印刷を行う旨の指示、各種データベース31a〜31c,71a〜71cの編集を行う旨の指示等が挙げられる。各種作業としては、各種データベース31a〜31c,71a〜71cの編集作業、POP広告の作成作業等が挙げられる。
【0072】
なお、本実施形態では、表示部44,84及び入力部45,85が、それぞれ別々のハードウェアで構成されている場合を例に採っている。しかし、表示部44,84及び入力部45,85は、例えばタブレット端末のように、表示機能及び入力機能を兼ね備えたタッチパネルで構成されていてもよい。
【0073】
(2−3)プリンタ
プリンタ50,90(印刷部に相当)は、
図9,10の印刷イメージ画像sc3a,sc3bに示されるようなPOP広告を実際に用紙に印刷する。プリンタ50,90は、
図12及び
図13に示すように、主として、記憶部51,91、CPU52,92、画像形成部54,94、転写部55,95及び定着部56,96を有している。
【0074】
(2−3−1)記憶部
記憶部51,91は、ROM及びRAM等である半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体で構成されている。記憶部51,91は、CPU52,92が読み出して実行するための制御プログラムを記憶している。
【0075】
また、記憶部51,91は、POP広告の印刷動作を行う際、外部機器(具体的には、サーバ30,70または端末40,80)から送られてきたPOP広告の印刷データを、一時的に記憶しておくことができる。
【0076】
(2−3−2)CPU
CPU52,92は、バスラインBL3を介して記憶部51,91と接続されている。更に、CPU52,92は、バスラインBL3及び入出力インターフェース53,93を介して、画像形成部54,94、転写部55,95、定着部56,96、外部機器であるサーバ30,70及び端末40,80とも接続されている。
【0077】
CPU52,92は、記憶部51,91内の制御プログラムに基づいて、入出力インターフェース53,93による外部機器との通信動作の制御、プリンタ50,90を構成する各種ハードウェアの動作制御等を行う。一例としては、CPU52,92は、印刷データを外部機器から受信したり、印刷データの送信元である外部機器に受信完了の旨、印刷完了の旨を送ったりする通信制御を行う。また、CPU52,92は、印刷データの記憶部51,91への記憶制御、画像形成部54,94における画像形成動作の制御等を行う。
【0078】
(2−3−3)画像形成部
画像形成部54,94は、印刷データに基づいてトナー像を形成する機能部である。特にプリンタ50,90がカラー印刷対応タイプである場合には、画像形成部54,94は、例えばマゼンダ、イエロー、シアン、ブラック等の色毎に設けられる。
【0079】
図13に示すように、画像形成部54,94は、主として、感光体ドラム54a,94a及び現像器54b,94bを有している。感光体ドラム54a,94aは、像担持体としてのアモルファスシリコン等からなる感光層を有しており、その表面には印刷データに基づいて静電潜像が形成される。詳細には、感光体ドラム54a,94aの表面は、一様に帯電された後露光され、その後静電潜像が形成されることとなる。現像器54b,94bは、感光体ドラム54a,94aの表面に配置されており、現像器54b,94bの内部には、各色に応じたトナーが収容されている。現像器54b,94bは、感光体ドラム54a,94a上にトナーを供給して、感光体ドラム54a,94a表面上の静電潜像をトナー画像として現像する。
【0080】
(2−3−4)転写部
転写部55,95は、感光体ドラム54a,94a上のトナー画像を用紙に転写する機能部であって、
図13に示すように、主として転写ローラ55a,95aを有している。転写ローラ55a,95aは、用紙搬送方向に沿って延びる搬送ベルト55b,95bを介して感光体ドラム54a,94aと対向するようにして配置されている。転写ローラ55a,95aは、感光体ドラム54a,94aの回転方向とは反対方向に回転するが、転写ローラ55a,95a及び感光体ドラム54a,94aのいずれも、用紙搬送方向に沿う方向に回転する。
【0081】
このような転写部55,95により、搬送ベルト55b,95bに吸着されながら搬送されてきた用紙は、転写ローラ55a,95aによってトナー画像が転写されつつも、回転する感光体ドラム54a,94a及び転写ローラ55a,95aによって更に用紙搬送方向下流側へと導かれる。
【0082】
(2−3−5)定着部
定着部56,96は、用紙に転写されたトナー画像を、用紙に定着させる機能部であって、
図13に示すように、画像形成部54,94及び転写部55,95よりも用紙搬送方向下流側に位置している。定着部56,96は、加熱ローラ56a,96a及び加圧ローラ56b,96bを有している。
【0083】
加熱ローラ56a,96aの内部には、ヒータが含まれている。加圧ローラ56b,96bは、搬送ベルト55b,95bを介して加熱ローラ56a,96aと対向するようにして配置されている。加熱ローラ56a,96aの回転方向と加圧ローラ56b,96bの回転方向とは、互いに反対方向であるが、加熱ローラ56a,96a及び加圧ローラ56b,96bのいずれも、用紙搬送方向に沿う方向に回転する。
【0084】
このような定着部56,96により、搬送ベルト55b,95bに吸着されながら搬送されてきた用紙は、加熱ローラ56a,96aによって暖められつつも、回転する加熱ローラ56a,96a及び加圧ローラ56b,96bによって更に用紙搬送方向下流側へと導かれる。これにより、用紙上のトナー画像は比較的乾いて用紙に定着する。
【0085】
(3)動作
上記「(1)概要」でも述べたように、本実施形態に係るPOPシステム10では、POP広告の印刷手順の一例として、3つのパターン(I)〜(III)を挙げている。そこで、以下では、各パターン(I)〜(III)におけるPOPシステム10の動作を説明する。
【0086】
(3−1)印刷手順がパターン(I)の場合
図14は、本実施形態に係るPOPシステム10が行う一連の動作のうち、POP広告の印刷手順がパターン(I)である場合の動作の流れを表している。
図14に示すように、パターン(I)では、印刷データの作成までの動作は、本部20側である商品のメーカー側の各種機器(具体的には、本部側サーバ30及び本部側端末40)にて行われ、POP広告の実際の印刷動作等は、各店舗60側である各店舗A,B側の各種機器(具体的には、店舗側サーバ70、店舗側端末80、店舗側プリンタ90)にて行われる。
【0087】
なお、
図14では、説明の便宜上、店舗60の数が2つである場合を例示している。更に、ここでは、一例として、アレルギー表記31adの判定動作が、本部20側では行われずに店舗60側のみで行われる場合を説明する。
【0088】
先ずは、本部20側であるメーカーの担当者により、本部側端末40を用いて本部側サーバ30内の各データベース31a〜31cの作成動作、更新動作及び管理動作が行われる(#1)。
【0089】
POP広告の作成の際、メーカーの担当者は、本部側端末40を用いてPOP広告の作成指示を入力する。すると、本部側サーバ30は、商品マスタデータベース31a内から、POP広告の対象となる商品の該当レコードを抽出し、抽出したレコードを本部側端末40に送る。抽出したレコードの情報を基に、メーカーの担当者は、本部側端末40を用いて商品のPOP広告の作成を行う。これにより、本部側サーバ30及び本部側端末40によって、POP広告の印刷データの作成及び更新が行われる。印刷データは、本部側サーバ30または本部側端末40内にて管理される(#2)。
【0090】
次いで、本部側端末40を用いてPOP広告の印刷データの送信指示が入力されると、本部側サーバ30は、商品マスタデータベース31aの該当レコードと印刷データとを、店舗60側である各店舗A,Bに送信する(#3)。
【0091】
店舗60側である各店舗A,Bの店舗側サーバ70は、送られてきた商品マスタデータベース31aの該当レコード及び印刷データを受信すると(#4,#5)、先ずは該当レコード内のアレルギー表記31adが妥当か否かを、アレルギー基本データベース71dに基づき判定し、判定結果を該当レコード内のチェック結果31aeに上書きする(#6,#7)。このようにして更新された後のレコードと、送られてきた印刷データとは、店舗側端末80に送られ、例えば
図9,10に示される状態にて店舗側端末80の表示部84に表示される。但し、
図9,10に係る編集画面sc2の部分には、送られてきたレコードの分のみが表示されることとなる。この際、表示部84には、チェック結果31aeが“○”であれば
図9が、チェック結果31aeが“×”であれば
図10が、それぞれ表示されることとなる。
【0092】
図9のように、チェック結果31aeが“○”であるため、“×”が付加されていないPOP広告の印刷イメージ画像sc3aが表示部84に表示されている場合、店舗側端末80から印刷指示が行われることで、表示されている印刷イメージ画像sc3aの通りに、POP広告が用紙に店舗側プリンタ90によって印刷される。
【0093】
図10のように、チェック結果31aeが“×”であるため、POP広告に大きく“×”が付加された印刷イメージ画像sc3bが表示部84に表示されている場合、担当者は、印刷イメージ画像sc3bの上の編集画面sc2から、当該POP広告の対象となる商品のアレルギー表記31adの内容を確認することができる。確認後、アレルギー表記31adが、わざとアレルギー基本データベース31dと異ならしめたものであることが判明した場合、担当者は、編集画面sc2における該当レコード上のチェック結果31aeを、“×”から“◎”に修正することができる。この場合、印刷イメージ画像sc3b内の“×”は消され、
図9に示すように“×”の付加されていないPOP広告の印刷イメージ画像sc3aが表示部84に表示されることとなる。チェック結果31aeが“◎”に修正された後に、店舗側端末80を用いて印刷指示が行われた場合には、アレルギー表記31adの判定動作が再度行われ、その後“×”の付加されていないPOP広告が店舗側プリンタ90から印刷される。
【0094】
一方、
図10のように、POP広告に大きく“×”が付加された印刷イメージ画像sc3bが表示部84に表示されている状態にて、チェック結果31aeの修正が行われないまま店舗側端末80を介して印刷指示がなされた場合、表示部84には、
図11に示すPOP画面sc4が、他の画面sc2,sc3b上に重ねて表示される。POP画面sc4から印刷ボタンb3が選択された場合、店舗側端末80は、チェック結果31aeの修正は未だ行われていないが、既に担当者によってアレルギー表記31adの内容の確認が行われたものと判断する。この場合、“×”のチェック結果31aeは“◎”へと自動で変化し、“×”の付加されていないPOP広告の印刷データが店舗側プリンタ90へと送られる。店舗側プリンタ90からは、“×”の付加されていないPOP広告が印刷される(#8,#9)。
【0095】
また、
図11に示すPOP画面sc4から戻るボタンb4が選択された場合、表示部84においては、POP画面sc4は消えて、画面sc2,sc3bに戻される。これにより、担当者は、編集画面sc2から、当該POP広告の対象となる商品のアレルギー表記31adの内容を確認することができ、更には上述したようにアレルギー表記31ad等を編集した上でPOP広告の印刷指示を、あらためて行うこともできる。
【0096】
このようにして作成されたPOP広告は、各店舗A,Bの担当者によって、当該POP広告の対象となる商品が陳列されている売場エリア付近に取り付けられる。
【0097】
(3−2)印刷手順がパターン(II)の場合
図15は、本実施形態に係るPOPシステム10が行う一連の動作のうち、POP広告の印刷手順がパターン(II)である場合の動作の流れを表している。
図15に示すように、パターン(II)では、POP広告の実際の印刷動作までの動作が、本部20側である店舗A,Bの本社側の各種機器(具体的には、本部側サーバ30、本部側端末40、本部側プリンタ50)にて行われる。POP広告の売場への取り付け動作のみが、各店舗60側である各店舗A,Bで行われる。従って、ここでは、アレルギー表記31adの判定動作は、本部20側のみで行われることとなる。
【0098】
なお、上述した
図14と同様、
図15でも、店舗60の数が2つである場合を例示している。
【0099】
先ずは、本部20側である店舗A,Bの本社の担当者により、本部側端末40を用いて本部側サーバ30内の各データベース31a〜31cの作成動作、更新動作及び管理動作が行われる(#21)。
【0100】
商品マスタデータベース31aの記憶部31への記憶の際、本部側サーバ30は、商品マスタデータベース31aの各レコード内のアレルギー表記31adが妥当か否かを、アレルギー基本データベース31dに基づき判定する。そして、本部側サーバ30は、判定結果を、該当レコード内のチェック結果31aeの蘭に上書きする。
【0101】
POP広告の作成の際、本社の担当者は、本部側端末40を用いてPOP広告の作成指示を入力する。すると、本部側サーバ30は、商品マスタデータベース31a内から、POP広告の対象となる商品の該当レコードを抽出する。本社の担当者は、抽出したレコードに基づいて、本部側端末40を用いて商品のPOP広告の作成を行う。これにより、本部側サーバ30及び本部側端末40によって、POP広告の印刷データの作成及び更新が行われる。印刷データは、本部側サーバ30または本部側端末40内にて管理される(#22)。
【0102】
POP広告の印刷データの生成の際にも、本部側サーバ30は、商品マスタデータベース31aの各レコード内のアレルギー表記31adが妥当か否かを、アレルギー基本データベース31dに基づき判定する。そして、本部側サーバ30は、判定結果を、該当レコード内のチェック結果31aeの蘭に上書きする。
【0103】
次いで、本部側端末40を用いてPOP広告の印刷指示が入力されると、本部側サーバ30は、現時点の商品マスタデータベース31aにおけるアレルギー表記31adの判定動作を、再度行う。そして、本部側端末40の表示部44には、
図9または
図10に示すように、現時点の商品マスタデータベース31aが編集可能に表示されると共に(編集画面sc2)、上記印刷データに基づくPOP広告の印刷イメージ画像sc3a,sc3bが表示される。その後、本部側プリンタ50は、POP広告の印刷を行う(#23)。
【0104】
具体的には、
図9のように、チェック結果31aeが“○”であるため、“×”が付加されていないPOP広告の印刷イメージ画像sc3aが表示部44に表示されている場合、本部側端末40から印刷指示が行われることで、表示されている印刷イメージ画像sc3aの通りに、POP広告が用紙に本部側プリンタ50によって印刷される。
【0105】
図10のように、チェック結果31aeが“×”であるため、POP広告に大きく“×”が付加された印刷イメージ画像sc3bが表示部44に表示されている場合、担当者は、印刷イメージ画像sc3bの上の編集画面sc2から、当該POP広告の対象となる商品のアレルギー表記31adの内容を確認することができる。確認後、アレルギー表記31adが、わざとアレルギー基本データベース31dと異ならしめたものであることが判明した場合、担当者は、編集画面sc2における該当レコード上のチェック結果31aeを、“×”から“◎”に修正することができる。この場合、印刷イメージ画像sc3b内の“×”は消され、
図9に示すように“×”の付加されていないPOP広告の印刷イメージ画像sc3aが表示部44に表示されることとなる。チェック結果31aeが“◎”に修正された後に、本部側端末40を用いて印刷指示が行われた場合には、アレルギー表記31adの判定動作が再度行われ、その後“×”の付加されていないPOP広告が本部側プリンタ50から印刷される。
【0106】
一方、
図10のように、POP広告に大きく“×”が付加された印刷イメージ画像sc3bが表示部44に表示されている状態にて、チェック結果31aeの修正が行われないまま本部側端末40を介して印刷指示がなされた場合、表示部44には、
図11に示すPOP画面sc4が、他の画面sc2,sc3b上に重ねて表示される。POP画面sc4から印刷ボタンb3が選択された場合、本部側端末40は、チェック結果31aeの修正は未だ行われていないが、既に担当者によってアレルギー表記31adの内容の確認が行われたものと判断する。この場合、“×”のチェック結果31aeは“◎”へと自動で変化し、“×”の付加されていないPOP広告の印刷データが本部側プリンタ50へと送られる。本部側プリンタ50からは、“×”の付加されていないPOP広告が印刷される。
【0107】
また、
図11に示すPOP画面sc4から戻るボタンb4が選択された場合、表示部44においては、POP画面sc4は消えて、画面sc2,sc3bに戻される。これにより、担当者は、編集画面sc2から、当該POP広告の対象となる商品のアレルギー表記31adの内容を確認することができ、更には上述したようにアレルギー表記31ad等を編集した上でPOP広告の印刷指示を、あらためて行うこともできる。
【0108】
上記動作を経て、POP広告は、本部20側にて複数毎作成され、店舗60側である各店舗A,Bの担当者に配布される(#24)。
【0109】
各店舗A,Bの担当者は、配布されたPOP広告を受け取ると、当該POP広告の対象となる商品が陳列されている売場エリア付近に取り付ける(#25,#26)。
【0110】
(3−3)印刷手順がパターン(III)の場合
図16は、本実施形態に係るPOPシステム10が行う一連の動作のうち、POP広告の印刷手順がパターン(III)である場合の動作の流れを表している。
図16に示すように、パターン(III)では、各データベース31a〜31cの作成や管理、POP広告の作成を含む動作全てが、店舗60側の各種機器(具体的には、店舗側サーバ70、店舗側端末80、店舗側プリンタ90)にて行われる。故に、本部20側にて行われる動作はなく、アレルギー表記71adの判定動作は、店舗60側のみで行われることとなる。
【0111】
従って、パターン(III)では、各店舗A,B側の各種機器が行う一連の動作はほぼ同様である。そのため、
図16では、店舗A側での動作のみを例示している。
【0112】
先ずは、店舗Aの担当者により、店舗側端末80を用いて店舗側サーバ70内の各データベース31a〜31cの作成動作、更新動作及び管理動作が行われる(#31)。
【0113】
商品マスタデータベース71aの記憶部71への記憶の際、店舗側サーバ70は、商品マスタデータベース71aの各レコード内のアレルギー表記71adが妥当か否かを、アレルギー基本データベース71dに基づき判定する。そして、店舗側サーバ70は、判定結果を、該当レコード内のチェック結果71aeの蘭に上書きする。
【0114】
POP広告の作成の際、店舗Aの担当者は、店舗側端末80を用いてPOP広告の作成指示を入力する。すると、店舗側サーバ70は、商品マスタデータベース31a内から、POP広告の対象となる商品の該当レコードを抽出する。店舗Aの担当者は、抽出したレコードに基づいて、店舗側端末80を用いて商品のPOP広告の作成を行う。これにより、店舗側サーバ70及び店舗側端末80によって、POP広告の印刷データの作成及び更新が行われる。印刷データは、店舗側サーバ70または店舗側端末80内にて管理される(#32)。
【0115】
POP広告の印刷データの生成の際にも、店舗側サーバ70は、商品マスタデータベース71aの各レコード内のアレルギー表記71adが妥当か否かを、アレルギー基本データベース71dに基づき判定する。そして、店舗側サーバ70は、判定結果を、該当レコード内のチェック結果71aeの蘭に上書きする。
【0116】
次いで、店舗側端末80を用いてPOP広告の印刷指示が入力されると、店舗側サーバ70は、現時点の商品マスタデータベース71aにおけるアレルギー表記71adの判定動作を、再度行う。そして、店舗側端末80の表示部84には、
図9または
図10に示すように、現時点の商品マスタデータベース71aが編集可能に表示されると共に(編集画面sc2)、上記印刷データに基づくPOP広告の印刷イメージ画像sc3a,sc3bが表示される。その後、店舗側プリンタ90は、POP広告の印刷を行う(#33)。
【0117】
具体的には、
図9のように、チェック結果71aeが“○”であるため、“×”が付加されていないPOP広告の印刷イメージ画像sc3aが表示部84に表示されている場合、店舗側端末80から印刷指示が行われることで、表示されている印刷イメージ画像sc3aの通りに、POP広告が用紙に店舗側プリンタ90によって印刷される。
【0118】
図10のように、チェック結果71aeが“×”であるため、POP広告に大きく“×”が付加された印刷イメージ画像sc3bが表示部84に表示されている場合、担当者は、印刷イメージ画像sc3bの上の編集画面sc2から、当該POP広告の対象となる商品のアレルギー表記71adの内容を確認することができる。確認後、アレルギー表記71adが、わざとアレルギー基本データベース71dと異ならしめたものであることが判明した場合、担当者は、編集画面sc2における該当レコード上のチェック結果71aeを、“×”から“◎”に修正することができる。この場合、印刷イメージ画像sc3b内の“×”は消され、
図9に示すように“×”の付加されていないPOP広告の印刷イメージ画像sc3aが表示部84に表示されることとなる。チェック結果71aeが“◎”に修正された後に、店舗側端末80を用いて印刷指示が行われた場合には、アレルギー表記71adの判定動作が再度行われ、その後“×”の付加されていないPOP広告が店舗側プリンタ90から印刷される。
【0119】
一方、
図10のように、POP広告に大きく“×”が付加された印刷イメージ画像sc3bが表示部84に表示されている状態にて、チェック結果71aeの修正が行われないまま店舗側端末80を介して印刷指示がなされた場合、表示部84には、
図11に示すPOP画面sc4が、他の画面sc2,sc3b上に重ねて表示される。POP画面sc4から印刷ボタンb3が選択された場合、店舗側端末80は、チェック結果71aeの修正は未だ行われていないが、既に担当者によってアレルギー表記71adの内容の確認が行われたものと判断する。この場合、“×”のチェック結果71aeは“◎”へと自動で変化し、“×”の付加されていないPOP広告の印刷データが店舗側プリンタ90へと送られる。店舗側プリンタ90からは、“×”の付加されていないPOP広告が印刷される。
【0120】
また、
図11に示すPOP画面sc4から戻るボタンb4が選択された場合、表示部84においては、POP画面sc4は消えて、画面sc2,sc3bに戻される。これにより、担当者は、編集画面sc2から、当該POP広告の対象となる商品のアレルギー表記71adの内容を確認することができ、更には上述したようにアレルギー表記31ad等を編集した上でPOP広告の印刷指示を、あらためて行うこともできる。
【0121】
このようにして作例されたPOP広告は、店舗Aの担当者により、当該POP広告の対象となる商品が陳列されている売場エリア付近に取り付けられる(#34)。
【0122】
(4)特徴
(4−1)
本実施形態に係るPOPシステム10では、POP広告の作成に必要となる商品マスタデータベース31a,71a内のアレルギー表記31ad,71adを、所定提示情報として予め定義されているアレルギー基本データベース31d,71d内の情報と比較し、アレルギー表記31ad,71adの妥当性を判定する動作がなされる。判定結果により、本部20側や店舗60側の担当者は、POP広告に表示されるアレルギー表記31ad,71adが正確であるか否かを把握することができる。つまり、たとえアレルギー表記31ad,71adが手入力されたとしても、入力された後のアレルギー表記31ad,71adが正しいか否かが、自動で判断されることとなる。従って、印刷されたPOP広告が店舗60の売場エリアに取り付けられることで、POP画像が実際に顧客の目に触れる前に、店舗60側または本部20側の担当者は、アレルギー表記31ad,71adの入力ミスを把握し、売場エリアでのPOP広告の誤植を防ぐことができる。
【0123】
(4−2)
また、本実施形態では、上記パターン(I)にて示されたように、アレルギー表記31adの妥当性の判定動作は、商品マスタデータベース31aが本部20側から店舗60側に送られるタイミングで行われる。これにより、仮に本部20側にて商品マスタデータベース31aの入力ミスがあったとしても、店舗60側にて実際に印刷される前に当該ミスが発見されるようになる。
【0124】
特に、上記パターン(I)にて示されたように、アレルギー表記31ad,71adの提供元となる側と、POP広告を用紙に印刷し売場エリアに取り付ける側とが異なる場合、一般的には入力ミスに気づきにくい。しかし、本実施形態に係るPOPシステム10では、POP広告に印刷する側にて、上述した判定動作がPOP広告を実際に印刷する前に行われる。従って、上記パターン(I)の場合でも、入力ミスに確実に気づくことができる。
【0125】
(4−3)
また、本実施形態では、上記パターン(II)及び(III)にて示されたように、アレルギー表記31ad,71adの妥当性の判定動作は、商品マスタデータベース31a,71aが記憶部31,71に記憶されるタイミングでも行われる。これにより、POP広告を実際に用紙に印刷する前に、商品マスタデータベース31a,71aの入力ミスが発見されるようになる。
【0126】
(4−4)
また、本実施形態では、上記パターン(II)及び(III)にて示されたように、アレルギー表記31ad,71adの妥当性の判定動作は、POP広告を用紙に印刷するタイミングでも行われる。これにより、POP広告を実際に用紙に印刷する前に、商品マスタデータベース31a,71aの入力ミスが発見されるようになる。
【0127】
(4−5)
また、本実施形態では、上記パターン(II)及び(III)にて示されたように、アレルギー表記31ad,71adの妥当性の判定動作は、POP広告の印刷データが生成されるタイミングでも行われる。これにより、POP広告を実際に用紙に印刷する前に、商品マスタデータベース31a,71aの入力ミスが発見されるようになる。
【0128】
(4−6)
また、本実施形態では、
図10及び
図11に示されるように、アレルギー表記31ad,71adが妥当でない旨の判定結果が、POP広告と共に表示部44,84に表示される。これにより、本部20側または店舗60側の担当者は、表示部44,84を介して判定結果を視覚的に確実に把握することができる。
【0129】
(5)変形例
以上、本発明の一実施形態について説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0130】
(5−1)変形例A
上記実施形態のPOPシステム10では、印刷手順がパターン(I)の場合の動作において、
図11に示すPOP画面sc4から印刷ボタンb3が選択された際には、店舗側端末80は、既に担当者によってアレルギー表記31adの内容の確認が行われたと判断して、チェック結果31aeを“◎”に書き換えると説明した。
【0131】
しかし、パターン(I)の場合の動作はこれに限定されない。つまり、
図11に示すPOP画面sc4から印刷ボタンb3が選択された場合、店舗側端末80は、既に担当者によってアレルギー表記31adの内容が確認されたと判断してチェック結果31aeを“◎”に上書きすることなく、“×”が付加されたPOP広告の印刷データそのままを、店舗側プリンタ90に送ってもよい。この場合、店舗側プリンタ90は、
図17に示すように、“×”が付加されたPOP広告を用紙99に印刷する。言い換えると、店舗側プリンタ90は、POP広告の印刷イメージ画像99aと共に、更にアレルギー表記31adの内容が妥当ではない旨の判定結果99bを、用紙99に印刷する。
【0132】
これにより、担当者は、1つ1つのPOP広告について印刷イメージ画像sc3bの確認及び商品マスタデータベース31aの編集動作を行わずに、機械的にPOP広告の印刷作業を行っていたとしても、POP広告の印刷された用紙に基づき、アレルギー表記31adに問題がある虞を知ることができる。
【0133】
また、印刷手順がパターン(II)(III)の場合の動作においても、上記と同様、チェック結果31ae,71aeを自動的に“◎”に上書きすることなく、“×”が付加されたPOP広告が用紙99に印刷されてもよい。
【0134】
(5−2)変形例B
上記実施形態のPOPシステム10では、印刷手順がパターン(I)の場合の動作において、アレルギー表記31adの判定動作が、店舗60側にて行われると説明した。
【0135】
しかし、アレルギー表記31adの判定動作は、本部20側のみ、または本部20側と店舗60側との両方で行われても良い。アレルギー表記31adの判定動作が本部20側のみで行われる場合、アレルギー表記31adの判定動作は、ステップ#1〜#3の少なくとも1つのタイミングで行われる。アレルギー表記31adの判定動作が本部20側と店舗60側の両方で行われる場合、アレルギー表記31adの判定動作は、ステップ#1〜#3のうちの少なくとも1つのタイミング、及び#6〜#7のうちの少なくとも1つのタイミングで行われる。
【0136】
(5−3)変形例C
上記実施形態のPOPシステム10では、印刷手順がパターン(II)の場合の動作において、アレルギー表記31adの判定動作が、ステップ#21〜#23にわたって複数回行われると説明した。しかし、判定動作は、ステップ#21〜#23のうち少なくとも1回行われてもよい。
【0137】
また、印刷手順がパターン(III)の場合の動作においても、判定動作は、ステップ#31〜#33のうち少なくとも1回行われてもよい。
【0138】
(5−4)変形例D
上記実施形態では、
図9〜11に示されるように、商品マスタデータベース31a,71aの編集画面sc2と、POP広告の印刷イメージ画像sc3a,sc3bとが、一画面上に表示部44,84に表示されると説明した。しかし、商品マスタデータベース31a、71aの編集画面sc2と、POP広告の印刷イメージ画像sc3a,sc3bとは、別々の画面として表示部44,84に表示されてもよい。
【0139】
(5−5)変形例E
上記実施形態の商品マスタデータベース31a,71aには、
図3に示すように、商品名及び材料名が含まれており、更にこれらに関連してアレルギー表記31ad,71adが含まれていると説明した。しかし、商品マスタデータベース31a,71aには、アレルギー表記31ad,71adは含まれていなければならないが、商品名及び材料名の両方は必須ではない。つまり、商品マスタデータベース31a,71a内では、商品名及び材料名のうちいずれかが、アレルギー表記31ad,71adと関連付けられていてもよい。
【0140】
(5−6)変形例F
上記実施形態では、商品に関する情報を顧客に提示するためのPOP広告(即ち、提示画)が、用紙に印刷される場合について説明した。しかし、POP広告は、用紙に印刷されるのではなく、電子棚札や売場エリアに配置された液晶ディスプレイ等の表示装置に表示されてもよい。この場合、POP広告の印刷データは、画像データとして、表示装置に送られることとなる。
【0141】
なお、この場合も、上記変形例Aに示されるように、
図11に示すPOP画面sc4から印刷ボタンb3が選択された場合、表示装置は、
図17に示すように、“×”の付加されたままのPOP広告の印刷データそのままを、画像データとして表示してもよい。