特許第6130564号(P6130564)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6130564-携帯折畳傘立て 図000002
  • 特許6130564-携帯折畳傘立て 図000003
  • 特許6130564-携帯折畳傘立て 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6130564
(24)【登録日】2017年4月21日
(45)【発行日】2017年5月17日
(54)【発明の名称】携帯折畳傘立て
(51)【国際特許分類】
   A47G 25/12 20060101AFI20170508BHJP
【FI】
   A47G25/12 C
【請求項の数】5
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2016-140819(P2016-140819)
(22)【出願日】2016年7月15日
【審査請求日】2016年7月21日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】594207872
【氏名又は名称】水谷 貞男
(72)【発明者】
【氏名】水谷 貞男
【審査官】 梶本 直樹
(56)【参考文献】
【文献】 実開平04−000272(JP,U)
【文献】 実開昭61−002119(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0257566(US,A1)
【文献】 米国特許第06125867(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 25/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
底から雨水が漏らない様にした軽い素材の筒と、前記筒の上に蓋することが出来る蓋と、前期筒に取付けられた数本の棒状の足と、前記筒に取付けられた補強が入れられた土台と、前記数本の足の上の部分に取付けられた丁番と、前記数本の棒状の足の下側に取付けられた足の開きを止める細くて強い引張物と、前記筒と前記数本の棒状の足を引っ張ることができる前期筒にはめられたリングと、前記筒と前記数本の棒状の足を引っ張ることが出来る細くて強い引張物と、前記数本の棒状の足の下に取付けられた滑り材とを備えた携帯折畳傘立てであって、傘を立てる時に、前記蓋をはずして床に立てると、自重と前記滑り材で前記数本の棒状の足が独りでに開くとともに、リュック、バッグ等にしまう時は、前記数本の棒状の足が開かない様にゴムバンドを掛ける様にして専用のビニール袋に入れられる様にしたこと、を特徴とする携帯折畳傘立て。
【請求項2】
前記筒と前記蓋とを備え、リュック又はバッグにしまう時に残りの雨水が漏らない様に前記蓋をすることが出来る事、を特徴とする請求項1に記載の携帯折畳傘立て。
【請求項3】
前記筒と前記数本の棒状の足を備え、前記土台は前記数本の棒状の足を取付ける取付け土台であり、前記取付け土台が破損しない様に筒状の補強が入れられているとともに、前記棒状の足の部分の上に丁番が取付けられており、前記取付け土台に、前記丁番を取付けた棒状の足を数本取り付けられたこと、を特徴とする請求項1に記載の携帯折畳傘立て。
【請求項4】
前記数本の棒状の足の下に、前記数本の棒状の足が開いた時に足の開きを止める細くて強い引張物を取付けるとともに、前記筒にはめられたリングに前記棒状の足の下側に細くて強い引張物が取付けられていること、を特徴とする請求項1に記載の携帯折畳傘立て。
【請求項5】
前記数本の棒状の足の下に滑り材が取付けられているとともに、傘を立てる時は、前記蓋をはずして床に立てると、自重と前記滑り材で前記数本の棒状の足が独りでに開くとともに、リュック、バック等にしまう時は、前記数本の棒状の足が開かない様にゴムバンドを掛ける様にして専用のビニール袋に入れられる様にしたこと、を特徴とする請求項1に記載の携帯折畳傘立て
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筒に雨水を溜め、数本の棒状の足を開き、閉じ、折畳みにした、棒状の足に滑り材を付け傘を立てた状態で移動が出来る、携帯折畳傘立てに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来傘立ては、玄関の傘立てに立てる、病院等の患者の多い傘立てには一杯で立てられない、間違えられやすい、忘れ易い、持って移動するがソファーに立て掛けられない、欠点が有った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−137018
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献2】特開2010−268901
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記特許文献1は、傘と傘立ての部材が一体化しており、病院等の待合室のソファーの近くに立てられるが、雨水が垂れ流す欠点が有った。非特許文献2は、傘立てであり足が固定化しており、雨水溜めはあるが短い、太くてリュック、バッグに入りにくい、持運びに欠点が有った、足が折畳めたとしても携帯には不向きである。
【0006】
本発明は、上記の欠点を克服する為に、細い携帯折畳傘立てをリュック又はバッグ等に入れて置き、自分のすぐ足の所に傘立てを置き、玄関で透明のビニール袋に入れてた傘を、先端のビニール袋を少し破り細い携帯傘立てを、床に立てると、自重と数本の棒状の足に取付けた、滑り材で数本の棒状の足が独りでに開く携帯傘立てに傘を立てる、雨水は筒に溜まる、大の傘、小の傘も立てられる。
【0007】
移動する時は、携帯折畳傘立てに傘を立てたままの状態で数本の棒状の足に滑り材が付いているので移動出来る、帰りは筒に溜まった雨水をトイレの洗面上で捨てて筒に蓋をして、携帯折畳傘立て専用のビニール袋に入れる、携帯折畳傘立てを提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
携帯折畳傘立ての1の筒の底が2が雨水の漏らないものにする、3蓋は、こぼした雨水の残りが漏れない物にする。
【0009】
4数本の棒状の足の取付け土台に補強を入れる、5数本の棒状の足の取付け土台に、引張と圧縮と曲げモーメントが働くので、土台の補強を入れる。6数本の棒状の足、7数本の丁番、8数本の棒状の足の開きを止める、細くて強い引張物を入れる、9筒と数本の棒状の足の引張リング、10筒と数本の棒状の足の細くて強い引張物、11数本の棒状の足に付ける滑り材、床に携帯折畳傘立てを立てると、自重と滑り材で数本の棒状の足が独りでに開く。
【0010】
3の蓋をはずして傘を立てる、立てたまま傘に手を置き移動が出来る、帰りにトイレの洗面場で雨水をこぼし筒に残った雨水が漏らない様な蓋をする、しまう時は、折畳んだ数本の棒状の足が開かない様にゴムバンドをする、専用のビニール袋に入れ、リュック、バッグ等にも入れられる、本発明は以上の構成により成る携帯折畳傘立てである。
【発明の効果】
【0011】
携帯折畳傘立ては、折畳みが出来るので、リュック、バッグ等に入れられる、携帯折畳傘立ての、足の開きを止めているゴムバンドをはずし、床に立てると自重と数本の棒状の足に付けた滑り材で数本の棒状の足が独りでに開く。
【0012】
携帯折畳傘立てに傘を立てる、筒に雨水を溜められる、傘立てに傘を立て、傘に手を置き立てたまま移動が出来る、移動する事によって、数本の棒状の引張物が有効に働く、傘立てに傘を立てた傘が何の影響もない場合、自然に倒れない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本発明の数本の棒状の足に、足が開かない様にゴムバンドをはめて立てている立面図
図2図2は、本発明の数本の棒状の足が開いて立っている立面図
図3図3は、本発明の床に立てた傘立てに大の傘を立てた立面図
【発明を実施するための形態】
【0014】
携帯折畳傘立ての1の筒の底が2が雨水の漏らないものにする、3蓋は、こぼした雨水の残りが漏れない物にする。
【0015】
4数本の棒状の足の取付け土台に補強を入れる、5数本の棒状の足の取付け土台に、引張と圧縮と曲げモーメントが働くので、土台の補強を入れる。6数本の棒状の足、7数本の丁番、8数本の棒状の足の開きを止める、細くて強い引張物を入れる、9筒と数本の棒状の足の引張リング、10筒と数本の棒状の足の細くて強い引張物、11数本の棒状の足に付ける滑り材、床に携帯折畳傘立てを立てると、自重と滑り材で数本の棒状の足が独りでに開く。
【0016】
3の蓋をはずして傘を立てる、立てたまま傘に手を置き移動が出来る、帰りにトイレの洗面場で雨水をこぼし筒に残った雨水が漏らない様な蓋をする、しまう時は、折畳んだ数本の棒状の足が開かない様にゴムバンドをする、専用のビニール袋に入れ、リュック、バッグ等にも入れられる、本発明は以上のような構造で成り立つ携帯折畳傘立てである。
【符号の説明】
【0017】
1 筒
2 雨水が漏らない物
3 蓋
4 数本の棒状の足の取付け土台
5 土台の補強
6 棒状の足
7 丁番
8 棒状の足の細くて強い引張物
9 筒と棒状の足の引張リング
10 筒と棒状の足の細くて強い引張物
11 滑り材
【要約】      (修正有)
【課題】従来の傘立ては、病院等の患者の多い所は、傘立てが一杯、忘れ易い、ソファーに傘を斜めに置くと傘が滑る、通る人の歩行妨害に成る、リュックから携帯折畳傘立てを出して床に立てると、自重と滑り材で数本の棒状の足が独りでに開く、携帯折畳傘立てを提供する。
【解決手段】傘立ての筒1に底の雨水が漏れない物2にして、筒の上にはこぼした雨水の残りが漏れない様に蓋3をする、数本の棒状の足の取付け土台4に土台の補強5を入れる、数本の棒状の足6、数本の丁番7、数本の棒状の足の細くて強い引張物8、筒と数本の棒状の足の引張リング9、筒と数本の棒状の足の細くて強い引張物10、数本の滑り材11、蓋を外して傘を立てる、傘を立てたまま移動出来る、数本の棒状の足にゴムバンドを掛けて、専用ビニール袋に入れリュックに入れる、携帯折畳傘立てを特徴とする。
【選択図】図2
図1
図2
図3