特許6130708IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

新設、既設を問わず建築物の屋根等の外装面に施工される多種の縦葺き(縦張り)外装構造に適用でき、外装面を構成する外装材にて形成される突状部に容易に、特に上方からの作業にて容易に取り付けることができ、太陽電池モジュール等の各種外設部材を取り付けることができる取付部材、外設部材の取付構造、及びその施工法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、前記特許文献1の構造では、中駒部材2にもボルト2aの貫通孔を形成する必要があり、しかも中駒部材2にボルト2aを保持する作用が無いことは、ボルト2aの頭部が中空空間の上端に張り付いている、その図9〜12の断面図より明らかであった。
また、前記特許文献2には、縦片及びフランジに穴を形成して上向きボルト4を保持しているが、そもそも金属板等の穴だけでは保持能力が低く、この場合、上向きボルト4に応力が作用した場合に穴が拡開し易いという問題があった。
さらに、前記特許文献3には、ナット24bが固着された板状材が安定に固定されていないので、該ナット24bに取り付ける、太陽電池パネルPの外周フレームPfを押さえる部材(パネル上面保持板26)を固定する固定ボルト21も、安定に取り付けられるとは言えないものであった。 そこで、本発明は、新設、既設を問わず建築物の屋根等の外装面に施工される多種の縦葺き(縦張り)外装構造に適用でき、外装面を構成する外装材にて形成される突状部に容易に、特に上方からの作業にて容易に取り付けることができ、太陽電池モジュール等の各種外設部材を取り付けることができる取付部材、外設部材の取付構造、及びその施工法を提案することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、に鑑み提案されたものであって、外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に固定する取付部材であって、貫通孔を有して前記凸状部の左右の何れか一方に配する第一取付部材と、平面状又は凹部状の受支面を有して前記第一取付部材と回動自在に枢着されて前記凸状部の他方に配される第二取付部材と、前記凸状部の上方に起立状に配され、前記第一取付部材の貫通孔を貫通して前記第二取付部材の受支面にその先端・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の第1の態様の取付部材は、回動自在に枢着した第一取付部材と第二取付部材を、凸状部の上方に起立状に配した取付ボルトにて連結してなり、締着ナットを締め付けることにより、持出部材を取り付けて一体化させることで、第一取付部材及び第二取付部材を凸状部に係止させ、取付ボルトを凸状部の上方に起立させることができる。
また、本発明の取付部材を構成する第一取付部材及び第二取付部材は、それぞれ簡易な形状であるため、極めて実用的価値が高いものである。
さらに、この取付部材は、起立する取付ボルトに対して締着ボルトを締め付けることにより、一体化及び取付が実施されるので、従来の持出架台の取付作業のように略水平状に配されたボルトナットを締め付ける作業を必要としないため、作業が極めて容易である。
また、第一取付部材に取付ボルトの貫通孔が形成され、第二取付部材には、取付ボルトの先端が当接する受支面が形成されているので、第一取付部材や第二取付部材の作成を容易に行うことができる。 また、本発明の第2の態様の取付部材も、前記第1の態様の取付部材と同様の効果を奏するものである。
さらに、第一取付部材に取付ボルトの貫通孔が形成され、第二取付部材には、取付ボルトの頭部を配する収容部が設けられているので、第一取付部材や第二取付部材の作成を容易に行うことができる。 本発明の前記取付部材を用いた外設部材の取付構造は、各種の外設部材を、前記取付部材の第一取付部材の頂部又は該頂部に取り付けた支持材に取り付けた構成であり、外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に対し、太陽電池モジュール等を簡易な構造にて取り付けることができる。しかも、第一取付部材の頂部には、取付ボルトを起立状に取り付けているので、該取付ボルトに押さえ材等を配してナットで締め付け固定して太陽電池モジュール等を容易に取り付けることができる。 さらに、前記第1の態様の取付部材を用いた外設部材の取付構造は、持出架台と保持材とを一体化に組み合わせつつ、持出架台の取付部を外装面の突状部に沿わせる第1の工程も、左右の受けフランジが連続するように一体化させることで、前記保持材の係止部を受けフランジの裏面に係止することにより、保持部内の取付ボルトを受けフランジ上に起立させる第2の工程も、固定した取付部材の受けフランジに、直接的に外設部材を、或いは支持材を介して間接的に外設部材を取り付ける第3の工程も、それぞれに容易に実施できるので、全体的に施工性に優れ、実用的価値が高いものである。 さらに、前記第2の態様の取付部材を用いた外設部材の取付構造も、前記第1の態様の取付部材を用いた外装構造と同様の効果を奏するものである。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】(a)本発明の第1実施例の取付部材の組み付け状態を示す正面図、(b)この取付部材を構成する部材の分解正面図、(c)この取付部材を取り付けた外装構造を示す正面図である。

【図2】(a)本発明の第2実施例の取付部材を組み付けた状態を示す正面図、(b)この取付部材を構成する部材の分解正面図、(c)この取付部材を取り付けた外装構造を示す正面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,1' 取付部材   10,10' 空間   11,11' 軸部   16' 頭部   17' 雄ネジ部分   1B,1B' 取付ボルト   1C 締着ナット   2,2' 第一取付部材   24 支持腕部   241 貫通孔   242 収容部   25 枢支受部   26 当接部   3,3' 第二取付部材   31 受支面(横片)   37 傾斜片部   371 収容部   35 枢支部   36 当接部   5 外装面   5A 外装材   51,51' 凸状部   52 側縁部

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