特許第6130720号(P6130720)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6130720
(24)【登録日】2017年4月21日
(45)【発行日】2017年5月17日
(54)【発明の名称】ワイピングガス装置
(51)【国際特許分類】
   C23C 2/16 20060101AFI20170508BHJP
【FI】
   C23C2/16
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-93580(P2013-93580)
(22)【出願日】2013年4月26日
(65)【公開番号】特開2014-214354(P2014-214354A)
(43)【公開日】2014年11月17日
【審査請求日】2016年2月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】714003416
【氏名又は名称】日新製鋼株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治
(74)【代理人】
【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順
(74)【代理人】
【識別番号】100147500
【弁理士】
【氏名又は名称】田口 雅啓
(74)【代理人】
【識別番号】100166235
【弁理士】
【氏名又は名称】大井 一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100179914
【弁理士】
【氏名又は名称】光永 和宏
(72)【発明者】
【氏名】新宮 健太郎
【審査官】 池ノ谷 秀行
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−010987(JP,A)
【文献】 特開2000−265256(JP,A)
【文献】 特開平10−273766(JP,A)
【文献】 特開2001−049417(JP,A)
【文献】 特開平03−287752(JP,A)
【文献】 特開平05−051717(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C23C 2/00−2/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
溶融金属槽の上方に配置されたシールボックスの内部に設けられ、前記溶融金属槽から引上げられた金属帯を挟むように互いに対向して配置された第1及び第2ワイピングノズルと、
前記シールボックスの内部に設けられるとともに、前記第1ワイピングノズルに接続され、前記第1ワイピングノズルにワイピングガスを供給する第1ワイピングガスパイプと、
前記シールボックスの内部に設けられるとともに、前記第2ワイピングノズルに接続され、前記第2ワイピングノズルにワイピングガスを供給する第2ワイピングガスパイプと、
可撓性を有する部材により構成され、前記シールボックスに設けられた貫通孔を通して前記第1及び第2ワイピングガスパイプに前記シールボックス外のガス供給部を接続し、前記ガス供給部から前記第1及び第2ワイピングガスパイプに前記ワイピングガスを供給する複数のフレキシブルパイプと、
前記シールボックスに設けられた貫通孔を通して前記第1ワイピングガスパイプに前記シールボックス外の第1アクチュエータを接続し、前記第1アクチュエータの駆動力を前記第1ワイピングガスパイプに伝えて前記シールボックス内で前記第1ワイピングガスパイプ及び前記第1ワイピングノズルを変位させる第1接続部材と、
前記シールボックスに設けられた貫通孔を通して前記第2ワイピングガスパイプに前記シールボックス外の第2アクチュエータを接続し、前記第2アクチュエータの駆動力を前記第2ワイピングガスパイプに伝えて前記シールボックス内で前記第2ワイピングガスパイプ及び前記第2ワイピングノズルを変位させる第2接続部材と
を備え、
前記第1及び第2接続部材は、前記第1及び第2ワイピングガスパイプから前記金属帯の板幅方向に延びて前記シールボックス外に延出されており、前記シールボックス外における前記金属帯の板厚方向に関する前記第1及び第2接続部材間の離間距離が前記第1及び第2ワイピングガスパイプ間の離間距離よりも広くなるように、前記第1及び第2ワイピングガスパイプの反金属帯側端部に接続されている
ことを特徴とするワイピングガス装置。
【請求項2】
前記金属帯の板幅方向に沿う両端に配置された第1及び第2補助ノズルと、
前記シールボックスの内部又は外部において前記第1接続部材と前記第2接続部材との間に配置されるとともに、前記第1及び第2補助ノズルに接続された操作部材と
をさらに備え、
前記第1及び第2補助ノズルは、前記操作部材の操作に応じて前記板幅方向に沿って変位可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のワイピングガス装置。
【請求項3】
前記操作部材の操作による前記第1及び第2補助ノズルの変位量を示す表示部をさらに備えていることを特徴とする請求項2記載のワイピングガス装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、溶融金属槽から引上げられた金属帯に付着する溶融金属の量を調節するワイピングガス装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来用いられていたこの種のワイピングガス装置としては、例えば下記の特許文献1等に示されているワイピングガス装置が用いられている。すなわち、従来装置では、シールボックス内に、溶融金属槽から引上げられた金属帯を挟むように互いに対向して設けられた第1及び第2ワイピングノズルが配置されている。各ワイピングノズルの直上には、各ワイピングノズルにワイピングガスを供給する直管状のワイピングパイプ(ノズルヘッダ)が配置されている。
【0003】
ワイピングパイプは、シールボックスに設けられた貫通孔に挿通されており、シールボックスの外側においてガス供給部及びアクチュエータに接続されている。すなわち、ワイピングパイプは、ガス供給部からのワイピングガスを各ワイピングノズルに供給する供給管と、アクチュエータの駆動力を各ワイピングノズルに伝える接続部材とを兼ねている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−10987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような従来装置では、ワイピングパイプが供給管と接続部材とを兼ねているので、ガス供給量及び強度を確保するためにワイピングパイプを太くする必要がある。このような太いワイピングパイプがシールボックスの外側に延出されているので、シールボックスの外側においてワイピングパイプ間に作業員が入り込むスペースがなく、作業員がシールボックスに近づくことが難しい。このため、例えばワイピングノズルの清掃等のシールボックス内の作業をシールボックスの外側から行う場合に、大きな治具を用いる必要があり、多大な労力が必要となる。
【0006】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、作業員がシールボックスに容易に近づくことができ、作業員の作業負担を低減できるワイピングガス装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るワイピングガス装置は、溶融金属槽の上方に配置されたシールボックスの内部に設けられ、溶融金属槽から引上げられた金属帯を挟むように互いに対向して配置された第1及び第2ワイピングノズルと、シールボックスの内部に設けられるとともに、第1ワイピングノズルに接続され、第1ワイピングノズルにワイピングガスを供給する第1ワイピングガスパイプと、シールボックスの内部に設けられるとともに、第2ワイピングノズルに接続され、第2ワイピングノズルにワイピングガスを供給する第2ワイピングガスパイプと、可撓性を有する部材により構成され、シールボックスに設けられた貫通孔を通して第1及び第2ワイピングガスパイプにシールボックス外のガス供給部を接続し、ガス供給部から第1及び第2ワイピングガスパイプにワイピングガスを供給する複数のフレキシブルパイプと、シールボックスに設けられた貫通孔を通して第1ワイピングガスパイプにシールボックス外の第1アクチュエータを接続し、第1アクチュエータの駆動力を第1ワイピングガスパイプに伝えてシールボックス内で第1ワイピングガスパイプ及び第1ワイピングノズルを変位させる第1接続部材と、シールボックスに設けられた貫通孔を通して第2ワイピングガスパイプにシールボックス外の第2アクチュエータを接続し、第2アクチュエータの駆動力を第2ワイピングガスパイプに伝えてシールボックス内で第2ワイピングガスパイプ及び第2ワイピングノズルを変位させる第2接続部材とを備え、第1及び第2接続部材は、第1及び第2ワイピングガスパイプから金属帯の板幅方向に延びてシールボックス外に延出されており、シールボックス外における金属帯の板厚方向に関する第1及び第2接続部材間の離間距離が第1及び第2ワイピングガスパイプ間の離間距離よりも広くなるように、第1及び第2ワイピングガスパイプの反金属帯側端部に接続されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明のワイピングガス装置によれば、フレキシブルパイプによりガス供給部からのワイピングガスを第1及び第2ワイピングガスパイプに供給するとともに、第1及び第2接続部材により第1及び第2アクチュエータの駆動力を第1及び第2ワイピングガスパイプに伝え、第1及び第2接続部材間の離間距離が第1及び第2ワイピングガスパイプ間の離間距離よりも広くなるように、第1及び第2ワイピングガスパイプの反金属帯側端部に第1及び第2接続部材を接続しているので、シールボックスの外側において第1及び第2接続部材間に作業員が入り込むスペースを確保できる。これにより、作業員がシールボックスに容易に近づくことができ、作業員の作業負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施の形態1によるワイピングガス装置を示す平面図である。
図2図1のワイピングガス装置の変形例を示す平面図である。
図3図2の操作部材を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1によるワイピングガス装置を示す平面図であり、図2図1のワイピングガス装置の変形例を示す平面図である。図1において、ワイピングガス装置には、第1及び第2ワイピングノズル11,12、第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22、複数のフレキシブルパイプ30、第1及び第2接続部材41,42、第1及び第2アクチュエータ51,52、第1及び第2補助ノズル61,62、並びに操作部材70が設けられている。
【0011】
第1及び第2ワイピングノズル11,12は、溶融金属槽(図示せず)の上方に配置されたシールボックス80の内部に設けられており、溶融金属槽から引上げられた金属帯(図示せず)を挟むように互いに対向して配置されている。
【0012】
周知のように、溶融金属槽には、例えば溶融亜鉛めっきや合金化溶融亜鉛めっき等の溶融金属めっきを施すための溶融金属が溜められており、例えば鋼板等の金属帯が溶融金属に浸漬されることで、金属帯の表面が溶融金属によってコーティングされる。第1及び第2ワイピングノズル11,12から金属帯表面にワイピングガスが吹き付けられることによって、金属帯への溶融金属の付着量が調節される。シールボックス80は、溶融金属槽から引上げられた金属帯の周囲を囲う箱体であり、そのシールボックス80の内部には例えば窒素ガス等の不活性ガスが供給されている。溶融金属槽から引上げられた金属帯がシールボックス80の内部を通されることで、金属帯表面に付着した溶融金属の酸化が防止される。
【0013】
第1ワイピングガスパイプ21は、第1ワイピングノズル11の反鋼帯側端部に接続された管体であり、この第1ワイピングガスパイプ21に一時的に貯められたワイピングガスが第1ワイピングノズル11に供給される。同様に、第2ワイピングガスパイプ22は、第2ワイピングノズル12の反鋼帯側端部に接続された管体であり、この第2ワイピングガスパイプ22に一時的に貯められたワイピングガスが第2ワイピングノズル12に供給される。
【0014】
フレキシブルパイプ30は、シールボックス80に設けられた貫通孔80aを通して第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22にシールボックス80外のガス供給部(図示せず)を接続するパイプである。第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22には、フレキシブルパイプ30を通してガス供給部から供給されるワイピングガスが貯められる。フレキシブルパイプ30は、例えば波付加工したステンレスパイプ等の可撓性を有する部材により構成されており、後述のように第1ワイピングガスパイプ21及び第1ワイピングノズル11並びに第2ワイピングガスパイプ22及び第2ワイピングノズル12がシールボックス80内で変位された際には、撓むか又は直線に近づくように伸ばされる。貫通孔80aの内径は、フレキシブルパイプ30の外径と実質的に等しくされている。
【0015】
第1接続部材41は、例えば一般構造用角型鋼管等により構成されるものであり、シールボックス80に設けられた貫通孔80bを通して第1ワイピングガスパイプ21にシールボックス80外の第1アクチュエータ51を接続している。すなわち、第1接続部材41は、シールボックス80内からシールボックス80外に延出されている。この第1接続部材41によって、第1アクチュエータ51の駆動力が第1ワイピングガスパイプ21に伝えられて、第1ワイピングガスパイプ21及び第1ワイピングノズル11がシールボックス80内で変位される。
【0016】
同様に、第2接続部材42は、例えば一般構造用角型鋼管等により構成されるものであり、シールボックス80に設けられた貫通孔80cを通して第2ワイピングガスパイプ22にシールボックス80外の第2アクチュエータ52を接続している。すなわち、第2接続部材42は、シールボックス80内からシールボックス80外に延出されている。この第2接続部材42によって、第2アクチュエータ52の駆動力が第2ワイピングガスパイプ22に伝えられて、第2ワイピングガスパイプ22及び第2ワイピングノズル12がシールボックス80内で変位される。
【0017】
第1及び第2接続部材41,42が挿通された貫通孔80b,80cは、高さ方向に沿って延在された長孔であり、貫通孔80b,80cの短手方向に沿う幅は第1及び第2接続部材41,42の幅よりも大きくされている。第1及び第2接続部材41,42には、シールボックス80外から貫通孔80b,80c全体を塞ぐ蛇腹管41a,42aが取付けられている。これらの蛇腹管41a,42aによって、貫通孔80b,80c内で第1及び第2接続部材41,42が変位した場合でも貫通孔80b,80cからシールボックス80内に外気が進入することが防がれている。
【0018】
なお、従来装置では、上述のようにワイピングパイプが供給管と接続部材とを兼ねているので、ガス供給量及び強度を確保するためにワイピングパイプを太くする必要がある。これに対して、本実施の形態の構成では、フレキシブルパイプ30によって第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22にワイピングガスを供給しているので、第1及び第2接続部材41,42の選定条件からガス供給量を除外できる。これによって、第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22よりも細い第1及び第2接続部材41,42を採用できる。
【0019】
ここで、第1及び第2接続部材41,42は、これら第1及び第2接続部材41,42間の離間距離43が第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22間の離間距離23よりも広くなるように、第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22の反金属帯側端部に接続されている。これにより、シールボックス80の外側において第1及び第2接続部材41,42間に作業員が入り込むスペースを確保され、作業員がシールボックスに容易に近づくことができ、作業員の作業負担を低減できる。
【0020】
シールボックス80の内部には、金属帯の板幅方向の両端に配置された第1及び第2補助ノズル61,62が設けられている。図1及び図2に示すように、シールボックス80の内部又は外部には、図示しない接続機構を介して第1及び第2補助ノズル61,62に接続された操作部材70(ハンドル)が設けられている。操作部材70は、第1接続部材41と第2接続部材42との間に配置されている。図1に示すように操作部材70がシールボックス80の内部に設けられている場合は、作業員は、第1接続部材41と第2接続部材42との間に入り込むとともに、シールボックス80の側面に設けられた点検扉71を開くことで、操作部材70を操作できる。図2に示すように操作部材70がシールボックス80の外部に設けられている場合は、作業員は、第1接続部材41と第2接続部材42との間に入り込み操作部材70に近づくことで操作部材70を操作できる。第1及び第2補助ノズル61,62は、作業員による操作部材70の操作に応じて金属帯の板幅方向に沿って変位可能に設けられている。なお、第1及び第2補助ノズル61,62の位置は、図示しない制御手段により金属帯の板幅方向の端部の位置に応じて自動的に制御される。操作部材70の操作は、第1及び第2補助ノズル61,62の位置を微調整するために行われる。
【0021】
次に、図3は、図2の操作部材70を示す正面図である。図において、操作部材70の近傍には、指示体91と目盛り92とを有する表示部90が設けられている。指示体91は操作部材70の操作に連動して変位し、表示部90は操作部材70の操作による第1及び第2補助ノズル61,62の変位量を示す。
【0022】
ここで、操作部材70が第1及び第2接続部材41,42間に配置されているので、操作部材70を操作する作業員と金属帯の板幅方向に沿って第1及び第2補助ノズル61,62とが実質的に一直線上に並ぶことになる。このため、作業員は、第1及び第2補助ノズル61,62を直接見ても第1及び第2補助ノズル61,62がどの程度変位しているか把握しづらい。本実施の形態では、作業員が表示部90の表示を確認することで第1及び第2補助ノズル61,62の変位量を把握でき、第1及び第2補助ノズル61,62を所望の位置に位置させることができるようにしている。なお、図1のように操作部材70がシールボックス80の内部に設けられている場合は、表示部90は点検扉71の近傍に配置される。
【0023】
このようなワイピングガス装置では、フレキシブルパイプ30によりガス供給部からのワイピングガスを第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22に供給するとともに、第1及び第2接続部材41,42により第1及び第2アクチュエータ51,52の駆動力を第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22に伝え、第1及び第2接続部材41,42間の離間距離43が第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22間の離間距離23よりも広くなるように、第1及び第2ワイピングガスパイプ21,22の反金属帯側端部に第1及び第2接続部材41,42を接続しているので、シールボックス80の外側において第1及び第2接続部材41,42間に作業員が入り込むスペースを確保できる。これにより、作業員がシールボックス80に容易に近づくことができ、作業員の作業負担を低減できる。
【0024】
また、第1及び第2補助ノズル61,62は、操作部材70の操作に応じて板幅方向に沿って変位可能に設けられているので、シールボックス80外から第1及び第2補助ノズル61,62の位置の微調整を容易に行うことができる。
【0025】
さらに、操作部材70の操作による第1及び第2補助ノズル61,62の変位量を表示部90が示すので、作業員が第1及び第2補助ノズル61,62の変位量を把握でき、より確実に第1及び第2補助ノズル61,62を所望の位置に位置させることができる。
【符号の説明】
【0026】
11,12 第1及び第2ワイピングノズル
21,22 第1及び第2ワイピングガスパイプ
30 フレキシブルパイプ
41,42 第1及び第2接続部材
51,52 第1及び第2アクチュエータ
61,62 第1及び第2補助ノズル
70 操作部材
80 シールボックス
90 表示部
図1
図2
図3