特許第6131341号(P6131341)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ バイオ−ファーム ソリューションズ カンパニー リミテッドの特許一覧

特許6131341フェニルカルバメート化合物及びこれを含む精神疾患の予防又は治療用組成物{PHENYLCARBAMATECOMPOUNDANDACOMPOSITIONFORPREVENTINGORTREATINGAPSYCHIATRICDISORDERCOMPRISINGTHESAME}
この文献は図面が300枚以上あるため,図面を表示できません.
<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6131341
(24)【登録日】2017年4月21日
(45)【発行日】2017年5月17日
(54)【発明の名称】フェニルカルバメート化合物及びこれを含む精神疾患の予防又は治療用組成物{PHENYLCARBAMATECOMPOUNDANDACOMPOSITIONFORPREVENTINGORTREATINGAPSYCHIATRICDISORDERCOMPRISINGTHESAME}
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/27 20060101AFI20170508BHJP
   A61P 25/24 20060101ALI20170508BHJP
   A61P 25/22 20060101ALI20170508BHJP
   A61P 25/18 20060101ALI20170508BHJP
【FI】
   A61K31/27
   A61P25/24
   A61P25/22
   A61P25/18
【請求項の数】6
【全頁数】98
(21)【出願番号】特願2015-562921(P2015-562921)
(86)(22)【出願日】2014年3月12日
(65)【公表番号】特表2016-522791(P2016-522791A)
(43)【公表日】2016年8月4日
(86)【国際出願番号】KR2014002062
(87)【国際公開番号】WO2014142550
(87)【国際公開日】20140918
【審査請求日】2015年11月10日
(31)【優先権主張番号】61/776,926
(32)【優先日】2013年3月12日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】10-2013-0065781
(32)【優先日】2013年6月10日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】513001916
【氏名又は名称】バイオ−ファーム ソリューションズ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チェ、ヨン ムン
【審査官】 石井 裕美子
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2012/002773(WO,A1)
【文献】 特表2010−506846(JP,A)
【文献】 特表2008−513466(JP,A)
【文献】 特表2004−523556(JP,A)
【文献】 特表2004−523554(JP,A)
【文献】 特表2010−508355(JP,A)
【文献】 米国特許第03313700(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 31/00−31/80
A61P 25/18
A61P 25/22
A61P 25/24
CAplus/REGISTRY/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学式1で表される化合物又はこの薬学的に許容可能な塩を有効成分として含む、うつ障害、双極性障害、不安障害、及び発作からなる群より選択される精神疾患の予防又は治療用組成物 :
[この文献は図面を表示できません]
ここで、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、水素及びハロゲンからなる群より選択され;
は水素、及びR
[この文献は図面を表示できません]
;又はR
[この文献は図面を表示できません]
及びRは水素
にあってここでAは水素、C‐Cアルキル、C‐Cシクロアルキル、C‐C10アリールC‐Cアルキル及び架橋型C‐Cバイサイクルアルカンからなる群より選択され;
はC‐Cアルキルである。
【請求項2】
、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、水素、塩素、フッ素、及びヨードからなる群より選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
上記の化合物は下記の化合物からなる群より選択される、請求項1に記載の組成物。
(1)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(2)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(3)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート;
(4)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート;
(5)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−メチルカルバメート;
(6)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−プロピルカルバメート;
(7)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−イソプロピルカルバメート;
(8)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−シクロプロピルカルバメート;
(9)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−シクロヘキシルカルバメート;
(10)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−ベンジルカルバメート;
(11)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−ビシクロ[2,2,1]ヘプタンカルバメート;
(12)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(13)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(14)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(15)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(16)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート;
(17)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート;
(18)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート;
(19)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート;
(20)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート;
(21)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−メチルカルバメート;
(22)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−プロピルカルバメート;
(23)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−イソプロピルカルバメート;
(24)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−シクロプロピルカルバメート;
(25)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−シクロヘキシルカルバメート;
(26)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−ベンジルカルバメート;
(27)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート;
(28)1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート;
(29)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシブチル−1−カルバメート;
(30)1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシブチル−1−カルバメート;
(31)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−1−カルバメート;
(32)1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−1−カルバメート;
(33)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシヘキシル−1−カルバメート;
(34)1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシヘキシル−1−カルバメート;
(35)1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(36)1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(37)1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(38)1−(2,3−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;及び
(39)1−(2,3−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート。
【請求項4】
上記の化合物は下記の化合物からなる群より選択される、請求項に記載の組成物。
(1)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(2)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(4)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート;
(6)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−プロピルカルバメート;
(8)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−シクロプロピルカルバメート;
(12)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(13)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(14)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(17)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート;
(35)1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(36)1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(37)1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;及び
(38)1−(2,3−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート。
【請求項5】
上記の化合物はラセミ体、光学異性質体、部分立体異性質体、光学異性質体の混合物、又は部分立体異性質体の混合物の形態である、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項6】
上記の薬学的に許容可能な塩は化合物と無機、有機酸、アミノ酸、スルホン酸、アルカリ金属又はアンモニウムイオンと反応させることによって製造される、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フェニルカルバメート化合物を含む、精神疾患の予防又は治療用組成物及びそれを用いた精神疾患の予防又は治療方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
精神医学は精神障害の研究、診断、治療及び予防に対する専門的な医学分野である。この精神障害は様々な感情、行動、認知及び認識異常を含む。多くの精神医学的症候群の主な症状で憂鬱な気分を特徴とする。うつ病は人の考え、行動、感情及び幸福感に影響を与えて活気がタウンし反感を持つ状態をいう。 うつ病を経験している人たちは悲しみ、不安、空虚、絶望感、心配、無力、無気力感、罪悪感、むかつく、心の傷又は散漫感を感じる。気分障害は、気分の原発性狂乱で起こる障害である。これらの障害は、少なくとも2週間憂鬱な気分又はほぼすべての活動での関心や興味を失う主要なうつ障害(MDD;通常的に主なうつ病又は臨床的うつ病という);及び気分変調、慢性的うつな状態、主なうつ病の段階の重症度を下回る症状を含む。
【0003】
他の気分障害、双極性障害は気分、認知、エネルギーの中で一つ以上が異常に高まる段階であることを特徴とするが、一つ以上のうつ病の段階を含むことができる。うつ病段階の過程が季節性の形態に従う場合、障害(主なうつ障害 、双極性障害など)は、季節性の情緒障害として説明することができる。気分障害意外に:境界性人格障害は通常的にうつな気分を特徴にして;うつな気分を伴う適応障害は、認識可能な事件又はストレス要因に対する心理的反応として現れる気分狂乱が表れ 、 気分狂乱からもたらされた感情又は行動症状が重要であるが、 主なうつ病の段階と外傷後ストレス障害に対する基準を満たしておらず、たまにトラウマを伴う不安障害は、通常的にうつな気分を伴う。双極性障害は高い再発率と、概ね無気力を伴う推定上の神経生物学的基質を有する慢性的な精神障害として数十年も知られている。最近の神経生物学の活発な研究で多く知られているが 、双極性障害は、実際の病理生理学的メカニズムについては知られている所が珍しい。双極性障害に適用されてきたモデルの一つは、てんかんモデルから用いた キンドルリング (kindling)であり、発作の繰り返しは、徐々に閾値減少をもたらすニューロンの敏感化過程を引き起こす可能性があり、てんかんの発作(躁病)の再発を増加させることができる。動物モデルの研究を通し、この過程は、遺伝子発現及び二次伝達者で一連の変化を含むことができることを示している。実際には、薬理学の研究は遺伝子発現及び細胞可塑性の調節を含むいくつかの細胞内メカニズムで抗憂鬱製と気分安定剤の作用を表す、これらの発見と一致してきた(Benicio Noronha Frey et al。、Rev Bras Pisquiatr 2004; 26(3 ):180−8)。
【0004】
不安は内的混乱の不快な状態であり、しばしば神経過敏性行動、例えば、うろつく、身体症状の訴え(somatic complaints)及び反芻を伴う。発生しないようないくつかのことについて心配の主観的な不快感、例えば、差し迫った死の感情のようなものがある。 ペンティルレンテトゥラジョル (PTZ)、GABA(A)受容体拮抗薬と一般的な不安誘発薬物が動物の不安モデルに広く利用されている。 PTZは、主にGABA(A)受容体によって媒介される確かに特徴的な刺激を生成する(Jung ME et al。、Neurosci Biobehav Rev.2002 Jun;26(4):429−39)。 不安は恐怖心とは異なり、現実的に恐怖を与えたり、危険を感知することについた感じであり、感知された脅威に適した反応である。不安は気分である。これらの不安が精神障害になる場合に、すなわち、心配の実際の根源と合わない日常について過度で制御不能であり、しばしば 理性を失う心配を特徴とする場合には、汎不安障害(GAD; generalized anxiety disorder)と診断される。 GADは認識可能な トゥリゴリン刺激なしに発生する。ますます激しくなる心配が任意の特定の脅威に集中されるものではなく;実際には、これらはしばしば誇張されて非合理的であるため、「汎(generalized)」という。不安障害の部分的な形では恐怖症、社会不安、強迫行動、及び外傷後ストレス障害を挙げられる。
【0005】
本明細書全体にわたって多数の論文及び特許文献が参照され、引用文献は、括弧内に提供される。これらの論文及び特許文献の開示内容は、その全体が本明細書に参照として取り込まれ、本発明及び本発明が属する技術分野の水準がより明確に説明される。
【0006】
本明細書全体にわたって多数の論文及び特許文献が参照され、引用文献は括弧内に提供される。これらの論文及び特許文献の開示内容は、その全体が本明細書に参照として取り込まれ、本発明及び本発明が属する技術分野の水準がより明確に説明される。
【発明の概要】
【0007】
本発明者は、気分障害だけでなく、生じた身体症状に関わる精神疾患に対する優れた治療活性を示す新規な製剤を開発しようと深く研究してきた。その結果、本発明者らは、上記化学式1で表されるフェニルカルバメート誘導体が抗 − 不安活性と発作と双極性障害に対する保護に優れた効果を提供することを発見した。
【0008】
したがって、本発明の目的は 精神疾患の予防又は治療用組成物を提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は 精神疾患の予防又は治療方法を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的と利点は請求範囲及び図面と一緒に下記の発明の詳細な説明によって明確になる。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の一つの態様では下記化学式1で表される化合物を含む、うつ障害、 双極性障害、不安障害、及び発作からなる群より選択される精神疾患の 予防又は治療用組成物又はこの薬学的に許容可能な塩を有効成分として提供することである:
[この文献は図面を表示できません]

ここで、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して、水素及びハロゲンからなる群より選択され; R及びRはそれぞれ独立して水素又は
[この文献は図面を表示できません]
(Aは水素、C‐Cアルキル、C‐Cシクロアルキル、C‐C10アリールC‐Cアルキル及び架橋型C‐Cバイサイクルアルカンからなる群より選択される)であり、 R及びRのいずれかは水素であり; RはC‐Cアルキルである。
【0012】
本発明者は気分障害だけでなく、 生じた身体症状にかかわる精神疾患について優れた治療活性を表す新しい製剤を開発しようと深度の深い研究を行った。その結果、本発明者は上記の化学式1で表されるフェニルカルバメート誘導体が抗 − 不安活性と発作及び双極性障害に対する保護に優れた効果を提供することを発見した。
【0013】
本明細書で使用される「精神疾患」は、 精神又は行動パターンを持った状態又は苦悩や身体障害を引き起こす奇形を言って、発育又は社会的標準ではない。本明細書で使用されているように、「精神疾患」は、「精神障害(mental disorder)」との互換可能に使用される。
【0014】
本明細書で使用される「うつ障害」は、全面的で持続的な低気圧の精神障害をいう。本発明に記載されているうつ障害は患者が少なくとも2週間のうつな気分であるか、ほとんどすべての活動に興味を失う主要うつ障害(MDD)と慢性的にうつな気分を見せて、徴候がMDDよりはあまり重度ではない気分変調を含む。
【0015】
本明細書で使用される「双極性障害」は、憂鬱のエピソードと交互に出てくる躁病で知られている、盛り上がりたり、動揺した感じのエピソードを含む精神障害をいう。
【0016】
本明細書で使用される「不安障害」は、現実又は想像の事件に基づいて、将来の不確実性について過度の反芻、心配、恐怖、不安、及び心配を特徴とする精神障害をいう。
【0017】
本明細書で使用される「発作」は、脳における非正常的に行過ぎたり、同時的ニューロン活性の短いエピソードをいう。本発明に記載された発作は、てんかん性発作、非てんかん性発作、焦点性発作と全身性発作を含んでいる。
【0018】
本明細書で使用される「アルキル」は飽和された直鎖型又は分枝型炭化水素基、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、3次ブチル及びペンチルをいう。
【0019】
本明細書で使用される「C‐Cアルキル基」は炭素数1〜5個のアルキル基をいう。
【0020】
本明細書で使用される「アリール」は方向性を有する全体又は部分的に不飽和された単環式又は多環式炭素環をいう。本発明のアリール基は望ましくはモノアリール又はバイアリールである。
【0021】
本明細書で使用される用語「架橋型バイサイクルアルカン」は分子内に識別可能なすべての3つのリングで共有されている2つのリングと2つの架橋型の炭素原子を含むシクロアルカンをいう。
【0022】
本発明の一つ具体例によれば、R、R、R、R及びRはそれぞれ独立して水素、塩素、フッ素、及びヨードからなる群より選択される。より具体的にはR、R、R、R及びRは同時に水素ではない。
【0023】
本発明の一つ具体例によれば、R及びRはそれぞれ独立して、水素又は
[この文献は図面を表示できません]
(Aは水素、C‐Cアルキル、シクロプロピル、シクロヘキシル、フェニルC1‐Cアルキル及びバイサイクルヘプタンからなる群より選択される)である。
【0024】
本発明の一つ具体例によれば、R及びRはそれぞれ独立して、水素又は
[この文献は図面を表示できません]
(Aは水素、C‐Cアルキル、シクロプロピル、シクロヘキシル、ベンジル、及びバイサイクル[2.2.1]ヘプタンからなる群より選択される)であり、ここでR及びRのいずれかは水素である。
【0025】
本発明のより具体的な例によれば、上記の化合物は下記の化合物からなる群より選択される:
(1)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(2)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(3)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−
カルバメート;
(4)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート;
(5)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−メチルカルバメート;
(6)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−プロピルカルバメート;
(7)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−イソプロピルカルバメート;
(8)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−シクロプロピルカルバメート;
(9)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−シクロヘキシルカルバメート;
(10)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−ベンジルカルバメート;
(11)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−ビシクロ[2,2,1]ヘプタンカルバメート;
(12)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(13)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(14)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(15)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(16)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート;
(17)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート;
(18)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート;
(19)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート;
(20)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート;
(21)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−メチルカルバメート;
(22)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−プロピルカルバメート;
(23)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−イソプロピルカルバメート;
(24)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−シクロプロピルカルバメート;
(25)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−シクロヘキシルカルバメート;
(26)1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−ベンジルカルバメート;
(27)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート;
(28)1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート;
(29)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシブチル−1−カルバメート;
(30)1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシブチル−1−カルバメート;
(31)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−1−カルバメート;
(32)1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−1−カルバメート;
(33)1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシヘキシル−1−カルバメート;
(34)1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシヘキシル−1−カルバメート;
(35)1−(2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(36)1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(37)1−(2−ヨードフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(38)1−(2,3−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;及び
(39)1−(2,3−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート。
本発明のより具体的な例によれば、上記の化合物は下記の化合物からなる群より選択される:
(1)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(2)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート;
(3)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−
カルバメート;
(5)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−メチルカルバメート;
(8)1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−シクロプロピルカルバメート;
(12)1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(13)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート;
(17)1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート; 及び
(38)1−(2,3−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート。
【0026】
本発明の望ましい例としては上記の化合物はラセミ体、光学異性質体、部分立体異性質体、光学異性質体の混合物、又は部分立体異性質体の混合物の形態である。
【0027】
これらの化合物で、2キラルソン炭素はフェニル基から1と2の位置に存在して;したがって、上記の化合物は 光学異性質体、部分立体異性質体、光学異性質体の混合物、又は部分立体異性質体の混合物だけではなく、ラセミ体の形で存在することができる。
【0028】
本発明の望ましい例としては上記のラセミ体、光学異性質体、部分立体異性質体、光学異性質体の混合物、又は部分立体異性質体の混合物は:
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート及び1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメートのラセミ体;
1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシブチル−(S)−2−カルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシブチル−(S)−2−カルバメート及び1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシブチル−(R)−2−カルバメートのラセミ体;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(S)−2−カルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(S)−2−カルバメート及び1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(R)−2−カルバメートのラセミ体;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−メチルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−プロピルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−イソプロピルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロプロピルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロヘキシルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−メチルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−プロピルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−イソプロピルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロプロピルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロヘキシルカルバメート;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−ジメチルカルバメート、及び1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−メチルカルバメートのラセミ体;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−プロピルカルバメート、及び1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−プロピルカルバメートのラセミ体;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−イソプロピルカルバメート、及び1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−イソプロピルカルバメートのラセミ体;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−シクロプロピルカルバメート、及び1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロプロピルカルバメートのラセミ体;
1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−シクロヘキシルカルバメート及び1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロヘキシルカルバメートのラセミ体;
1−(2−フルオロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート;
1−(2−フルオロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート;
1−(2−ヨードフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート;
1−(2−ヨードフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート、及び
1−(2−ヨードフェニル)−(S)−1−ヒドロキシブチル−(S)−2−カルバメートからなる群より選ばれる。
【0029】
実施例に示すように、本発明者らは様々な立体化学の化合物を合成し、多角的な実験によってこれらの神経保護活性度を研究した。
【0030】
本明細書で使用される「光学異性質体」は一つ以上のキラルソン炭素が存在するため、互いに重ねられない鏡像である立体異性質体2つのうち一つを意味する。具体的な実施形態によれば、本発明の光学異性質体はキラルソン炭素CとCが様々な立体 ‐ 構造(stereo‐configuration)である。
【0031】
本明細書で使用される「部分立体異性質体」は光学異性質体ではなく、立体異性質体を意味し、化合物の2つ以上の立体異性質体が等価のキラル中心のうち一つ以上(すべてではない)で、他の構造を有する場合に発生するので、互いに鏡像ではない。
【0032】
本明細書で使用される「ラセミ体」は他の立体 ‐ 構造である2つの光学異性質体が等量であり、光学活性が欠如していることを意味する。
【0033】
本発明の化合物が特定の立体化学を有するものに限定されないことは以下の実施例から、熟練した当業者には明らかである。
【0034】
具体的な実施形態によれば、上記の薬学的に許容可能な塩は化合物を無機酸、有機酸、アミノ酸、スルホン酸、アルカリ金属又はアンモニウムイオンと反応させることによって生成される。
【0035】
本発明の薬学的に許容可能な塩は本技術分野で公知された方法を使用することで製造することができるもの、例えば無機酸を有する塩々、例えば塩化水素酸、臭素酸、硫酸、硫酸水素ナトリウム、リン酸、ニットレート及びカーボネート;及び有機酸を有する塩々、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、コハク酸、安息香酸、クエン酸、マレイン酸、マロン酸、酒石酸、グルコン酸、乳酸、ゲンチ酸、フマル酸、ラクトバイ酸、サリチル酸、トリフルオロ酢酸及びアセチルサリチル酸(アスピリン);又はアミノ酸を有する塩々、例えばグリシン、アラニン、バリン、イソロイシン、セリン、システイン、シスチン、アスパラギン酸、グルタミン、リジン、アルギニン、チロシン、及びプロリン;サルホン酸を有する塩々、例えばメタンサルホネート、エタンサルホネート、ベンゼンサルホネート及びトルエンサルホネート;アルカリ金属との反応による金属塩々、例えばナトリウム、カリウム;又はアンモニウムイオンを有する塩々であるが、これらに限定されることではない。
【0036】
本発明の別の態様では、本発明の組成物を薬学的有効量で、これを必要とする固体に投与する段階を含む、うつ障害、双極性障害、不安障害、及び発作からなる群より選択される精神疾患の予防又は治療方法を提供する。
【0037】
議論されたように、本発明者は本発明の化合物が気分障害又は引き起こされた痙攣と関わる精神疾患を治療するための効果的な製剤に使用されれば、即刻的に化合物の投与が抗 − 不安活性や発作と双極性障害に対する保護を提供することを発見した。
【0038】
本発明の化合物及びこれにより予防又は治療された疾患に対する通常的な説明を述べたので、過度な重複を避けるために、本明細書ではその記載を省略する。
【0039】
本発明の組成物は薬学的有効量の化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含む薬学的組成物として提供することができる。
【0040】
本明細書で使用される「薬学的有効量」は、精神疾患を予防、軽減、治療するための効能と活性度を示して達成するのに十分な量をいう。
【0041】
本明細書で使用される「薬学的有効量」は神経保護のための効能及び作用を示し達成するに十分な量をいう。
【0042】
本発明の薬学的組成物は活性成分の混合物だけでなく、薬学的に許容可能な担体を含んでいる。本発明の薬学的組成物に含まれる薬学的に許容可能な担体は通常的には薬剤処方に使用されるものであってラクトース、デキストロース、スクロース、ソルビトール、マンニトール、デンプン、アカシアゴム、リン酸カリウム、アルギネート、ゼラチン、ケイ酸カリウム、微細結晶性セルロース、ポリビニルピロリドン、セルロース、水、シロップ、メチルセルロース、メチルヒドロキシロキシーベンゾエート、プロピルヒドロキシベンゾエート、タルク、ステアリン酸マグネシウム、及びミネラルオイルを含むが、これに限定されるものではない。本発明による従う薬学的組成物は潤滑剤、湿潤剤、甘味料、香味剤、乳化剤、懸濁剤及び保存剤をさらに含むことができる。適した薬学的に許容可能な担体と剤形の詳細はRemington’s Pharmaceutical Sciences(第19版、1995年)で見つけることができる。
【0043】
本発明による薬学的組成物は経口又は非経口投与することができ、具体的には非経口投与することができる。非経口投与としては静脈内注入、皮下注入、筋肉注入、腹腔注入、経皮投与、又は関節内注入で投与することができる。より具体的には筋肉注射又は腹腔注入で投与する。
【0044】
本発明の薬学的組成物の適切な投与量は薬剤処方方法、投与方法、患者の年齢、体重、性、病的状態、食品、投与時間、投与経路、排泄速度及び使用された薬学的組成物の敏感度に応じて多様化することができる。望ましくは本発明の薬学的組成物は1日投与量0.001‐10000 mg/ kg(体重)で投与することができる。
【0045】
本技術分野に熟練した者に知られている従来の技術によれば、本発明による薬学的組成物は上述したように薬学的に許容可能な担体と/又は賦形剤に剤形化して、最終的に単位容量形態及び多容量形態を含む様々な形態で提供する。剤形の非限定的な例として溶液、懸濁液又は油中乳液又は水性媒体、エリキシル型(elixir)、粉末、顆粒、錠剤(tablet)及びカプセルを含むが、これに限定されるものではなく、分散剤又は安定剤をさらに含むことができる。
【0046】
本発明を実施例によって、より詳細に説明する。これらの実施例はより具体的に説明されるように意図されたものであり、請求範囲に述べたように、本発明の範囲は実施例又は実施例に限定されてないことは本技術分野で熟練した者に自明である。
【実施例】
【0047】
[この文献は図面を表示できません]
カルバメート化合物の合成に使われたジオール化合物はトランス−オレフイン化合物の二重水酸化反応によって合成されることができる。光学活性のあるジオール化合物はシャープレス非対称二重水酸化(sharpless asymmetric dihydroxylation)触媒を用いて合成することができる。
【0048】
[この文献は図面を表示できません]
また、化学反応式IIに表されるように、ジオールのまた他の光学活性物質はハロロ−マンデル酸を使ってヒドロキシ−ケトン化合物を合成した後に還元剤を使って合成されることができる。化学反応式IIで、PG(保護基)はトリアルキルシリル基(例えば、トリメチルシリル(TMS)基、トリエチルシリル(TES)基、トリイソプロピルシリル(TIPS)基、t−ブチルジメチルシリル(TBDMS)基など)、トリアルキルアリールシリル基(ここで、アルキル及びアリール基の総数は3つである;例えば、t−ブチルジフェニルシリル(TBDPS)基など)、エステル基[Ac(アセテート)、Bz(ベンゾエート)、Pv(ピバロアート)、Cbz(ベンジルカーボネート)、BOC(t−ブチルカーボネート)、Fmoc((9−フルオレニルメチル)カーボネート)、Alloc(アリルカーボネート)、Troc(トリクロロエチルカーボネート)、p−メトキシベンゾエート、メチルカーボネートなど]などからなる群より選ばれ、ここでそれぞれのアルキル基は独立して直鎖状、分枝鎖状、又は環状のC−Cアルキル基からなる群より選ばれ、それぞれのアリール基は独立してC−Cアリール基、望ましくはフェニル基からなる群より選ばれてもよい。
【0049】
化学反応式III:カルバメーション反応−1
[この文献は図面を表示できません]

フェニル環にハロゲン置換基を持つジオールの単一カルバメートの位置異性質体の形態は上記反応を通じて高い選択性を有する。(実施例1〜4及び36〜67を化学反応式IIIによって合成する)
【0050】
化学反応式IV:カルバメーション反応−2
[この文献は図面を表示できません]

フェニル環にハロゲン置換基を持つジオールの単一カルバメートの位置異性質体形態である二つの物質はフラッシュカラムクロマトグラフィー(flash column chromatography)によって分離させて、2つの単一カルバメート化合物を得ることができる。(実施例15〜35及び68〜115は化学反応式IVによって合成される)
【0051】
化学反応式V:保護反応
[この文献は図面を表示できません]

化学反応式Vで、PG(保護基)はトリアルキルシリル基(例えば、トリメチルシリル(TMS)基、トリエチルシリル(TES)基、トリイソプロピルシリル(TIPS)基、t−ブチルジメチルシリル(TBDMS)基など)、トリアルキルアリールシリル基(ここで、アルキル及びアリール基の総数は3つである;例えば、t−ブチルジフェニルシリル(TBDPS)基など)、エステル基[Ac(アセテート)、Bz(ベンゾエート)、Pv(ピバロアート)、Cbz(ベンジルカーボネート)、BOC(t−ブチルカーボネート)、Fmoc((9−フルオレニルメチル)カーボネート)、Alloc(アリルカーボネート)、Troc(トリクロロエチルカーボネート)、p−メトキシベンゾエート、メチルカーボネートなど]などからなる群より選ばれ、ここでそれぞれのアルキル基は独立して直鎖状、分枝鎖状、又は環状のC−Cアルキル基からなる群より選ばれ、及びそれぞれのアリール基は独立してC−Cアリール基、望ましくはフェニル基からなる群より選ばれる。
【0052】
化学反応式IV及びVで、Aは水素、C−Cアルキル基、C−Cシクロアルキル基、C−C10アリールC−Cアルキル及び架橋型C6−C8バイサイクルアルカンからなる群より選択される。フェニル環にハロゲン置換基を持つジオールの単一カルバメートの位置異性質体形態である二つの物質はフラッシュカラムクロマトグラフィー(flash column chromatography)によって分離させて二つの単一カルバメート化合物を得ることができる。
【0053】
製造例1:1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペンの合成
[この文献は図面を表示できません]

フラスコで2−クロロベンゼンアルデヒド(0.42mol)48ml及び3−ペンタノン(0.47mol)49.7mlをヘキサン600Mlに溶解してから、撹拌して昇温させた。この反応物に還流条件下で三フッ化ホウ素エーテラート(BFOEt,0.42mol)53.6mlを添加した。反応終了後、水を添加した。層分離後、収得した有機層を1M水酸化ナトリウム溶液(1M NaOH)で2回洗滌してから、分離した有機層を水で洗滌した。分離した有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(38g、収率58%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.94(d, J=4.8Hz, 3H), 6.24(m, 1H), 6.78(d, J=14Hz, 1H), 7.11〜7.51(m, 4H)
【0054】
製造例2:1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−ブテンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに3−ヘプタノンを用いる以外は製造例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.9g、収率83%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.14(d, J=7.6Hz, 3H), 2.29〜2.33(m, 2H), 6.28(dt, J=16Hz, 6.4Hz, 1H), 6.78(d, J=15.6Hz, 1H), 7.13〜7.54(m, 4H)
【0055】
製造例3:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに、2,6−ジメチル−ヘプタン−4−オンを用いる以外は製造例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(8.0g、収率50〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.14(d, J=6.8Hz, 6H), 2.25〜2.57(m, 1H), 6.20(dd, J=16Hz, 7.2Hz, 1H), 7.64(d, J=16Hz, 1H), 7.12〜7.54(m, 4H)
【0056】
製造例4:1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−ヘキセンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに6−ウンデカノン(undecanone)を用いる以外は製造例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(10g、収率85%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.96(t, J=7.2Hz, 3H), 1.33〜1.56(m, 4H), 2.26〜2.32(m, 4H), 6.24(dt, J=15.6Hz, 7Hz, 1H), 6.78(d, J=16Hz, 1H), 7.13〜7.54(m, 4H)
【0057】
製造例5:1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペンの合成
[この文献は図面を表示できません]

2−クロロベンゼンアルデヒドの代わりに、2,4−ジクロロベンゼンアルデヒドを用いる以外は製造例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.4g、収率57%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.95(dd, J=6.8Hz, 1.6Hz, 3H), 6.24(m, 1H), 6.72(d, J=15.6Hz, 1H), 7.18〜7.44(m, 3H)
【0058】
製造例6:1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−ブテンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに3−ヘプタノンを用いる以外は製造例5と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.1g、収率90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.14(d, J=7.6Hz, 3H), 2.20〜2.33(m, 2H), 6.26(dt, J=16HZ, 6.8Hz, 1H), 6.70(d, J=15.6Hz, 1H), 7.18〜7.46(m, 3H)
【0059】
製造例7:1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに、2,6−ジメチル−ヘプタン−4−オンを用いる以外は製造例5と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.23g、収率10〜40%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.8Hz, 6H), 2.53〜2.58(m, 1H), 6.19(dd, J=16.4Hz, 6.8Hz, 1H), 6.31(d, J=16.4Hz, 1H), 7.18〜7.46(m, 3H)
【0060】
製造例8:1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに6−ウンデカノンを用いる以外は製造例5と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.2g、収率40〜80%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.96(t, J=7.2Hz, 3H), 1.38〜1.52(m, 4H), 2.25〜2.31(m, 2H), 6.22(dt, J=15.6Hz, 6.8Hz, 1H), 6.70(d, J=15.6Hz, 1H), 7.18〜7.46(m, 3H)
【0061】
製造例9:1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペンの合成
[この文献は図面を表示できません]

2−クロロベンゼンアルデヒドの代わりに、2,6−ジクロロベンゼンアルデヒドを用いる以外は製造例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.4g、収率10〜40%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.98(d, J=8Hz, 3H), 6.23‐6.31(m, 1H), J=16Hz, 1H), 7.05〜7.32(m, 3H)
【0062】
製造例10:1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ブテンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに3−ヘプタノンを用いる以外は製造例9と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.2g、収率10〜40%)を収得した。
H NMR(400MHz,CDCl) δ1.17(t, J=7.6Hz, 3H), 2.30〜2.37(m, 2H), 6.29(dt, J=
16.4Hz, 6Hz, 1H), 6.37(d, J=16.4Hz, 1H), 7.05〜7.32(m, 3H)
【0063】
製造例11:1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに2,6−ジメチル−ヘプタン−4−オンを用いる以外は製造例9と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.23g、収率10〜40%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.8Hz, 6H), 2.53〜2.58(m, 1H), 6.19(dd, J=
16.4Hz, 6.8Hz, 1H), 6.31(d, J=16.4Hz, 1H), 7.05〜7.32(m, 3H)
【0064】
製造例12:1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに6−ウンデカノンを用いる以外は製造例9と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.2g、収率10〜40%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.99(t, J=7.2Hz, 3H), 1.14〜1.59(m, 4H), 2.30〜2.36(m, 2H), 6.24(dt, J=16Hz, 6.6Hz, 1H), 6.38(d, J=16.4Hz, 1H), 7.05〜7.33(m, 3H)
【0065】
製造例13:1−(2,3−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペンの合成
[この文献は図面を表示できません]

2−クロロベンゼンアルデヒドの代わりに、2,3−ジクロロベンゼンアルデヒドを用いる以外は製造例1と実質的に同様の方法で標題化合物(0.2g、収率10〜40%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.94(d, J=4.8Hz, 3H), 6.24(m, 1H), 6.78(d, J=14Hz, 1H), 7.11〜7.51(m, 3H)
【0066】
製造例14:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(1.5g、製造例1)をt−BuOH/HO(1:1(V/V))の混合物30Mlに溶解した。0℃で、AD−mix−α(米国のAldrich)(13.7g)及びメタンスルホンアミド(CHSONH、0.76g、0.0080Mol)を添加して一晩中撹拌した。反応終了後、収得した生成物を亜硫酸ナトリウム(NASO)水溶液及びエチルアセテート(EA)で洗滌した。続いて、有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(1.65g、収率90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.20(d, J=6.4Hz, 3H), 2.48(d, J=4.0Hz 1H), 2.92(d, J=4.4Hz, 1H), 3.93〜3.97(m, 1H), 4.97(t, J=4.8Hz, 1H), 7.22〜7.51(m, 4H)
13CNMR(100MHz, CDCl) δ18.8, 71.5, 74.4, 127.1, 128.1, 128.9, 129.5, 132.6,
138.9
【0067】
製造例15:1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(2.5g、製造例1)をt−BuOH/HO(1:1(V/V))の混合物50mLに溶解した。0℃で、AD−mix−α(米国のAldrich)(23.5g)及びメタンスルホンアミド(CHSONH、1.27g、0.013mol)を添加して一晩中撹拌した。反応終了後、収得した生成物を亜硫酸ナトリウム(NASO)水溶液及びエチルアセテート(EA)で洗滌した。続いて、有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(2.96g、収率90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.20(d, J=6.4Hz, 3H), 2.48(d, J=4.0Hz, 1H), 2.92(d, J=4.4Hz, 1H), 3.93〜3.97(m, 1H), 4.97(t, J=4.8Hz, 1H), 7.22〜7.51(m, 4H)
【0068】
製造例16:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール及び1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(6.53g、製造例1)をアセトン/t−BuOH/HO(5:1:1V/V)の混合物45mLに溶解した。室温で、N−メチルモルホリン−N−オキシド(7.51g)及びOsO(0.54g)を添加して2〜3時間撹拌した。反応終了後、収得した生成物を水及びメチレンクロリド(MC)で洗滌した。続いて、有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(6.42g、収率80%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.20(d, J=6.4Hz, 3H), 2.48(d, J=4.0Hz, 1H), 2.92(d, J=4.4Hz, 1H), 3.93〜3.97(m, 1H), 4.97(t, J=4.8Hz, 1H), 7.22〜7.51(m, 4H)
【0069】
製造例17:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例2)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で標題化合物(0.36g、収率95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.01(t, J=7.4Hz, 3H), 1.52〜1.65(m, 2H), 2.01(d, J=4.4Hz, 1H), 2.74(d, J=5.2Hz, 1H), 3.69〜3.75(m, 1H), 5.05(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0070】
製造例18:1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例2)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.84g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.01(t, J=7.4Hz, 3H), 1.52〜1.65(m, 2H), 2.01(d, J=4.4Hz, 1H), 2.74(d, J=5.2Hz, 1H), 3.69〜3.75(m, 1H), 5.05(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0071】
製造例19:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール及び1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例2)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(5.1g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.01(t, J=7.4Hz, 3H), 1.52〜1.65(m, 2H), 2.01(d, J=4.4Hz, 1H), 2.74(d, J=5.2Hz, 1H), 3.69〜3.75(m, 1H), 5.05(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0072】
製造例20:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例3)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.96g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.07(t, J=7.2Hz, 6H), 1.83〜1.89(m, 1H), 1.92(d, J=5.6Hz, 1H), 2.69(d, J=6.4Hz, 1H), 3.53‐3.56(m, 1H), 5.22〜5.25(m, 1H), 7.23〜7.55(m, 4H)
【0073】
製造例21:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例3)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(4.2g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.07(t, J=7.2Hz, 6H), 1.82〜1.90(m, 1H), 1.93(d, J=5.6Hz, 1H), 2.79(d, J=6Hz, 1H), 3.53〜3.57(m, 1H), 5.23〜5.25(m, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0074】
製造例22:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオール及び1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例3)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.8g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.07(t, J=7.2Hz, 6H), 1.83〜1.90(m, 1H), 1.92(d, J=5.6Hz, 1H), 2.69(d, J=6.4Hz, 1H), 3.53〜3.56(m, 1H), 5.22〜5.25(m, 1H), 7.23〜7.55(m, 4H)
【0075】
製造例23:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例4)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.37g、収率90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.90(t, J=7.2Hz, 3H), 1.35〜1.65(m, 6H), 2.08(d, J=4.4Hz, 1H), 2.71(d, J=5.2Hz, 1H), 3.78〜3.83(m, 1H), 5.04(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.53(m, 4H)
【0076】
製造例24:1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例4)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(4.2g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.91(t, J=6.6Hz, 3H), 1.35〜1.65(m, 6H), 2.08(d, J=4.8Hz, 1H), 2.70(d, J=5.2Hz, 1H), 3.80〜3.83(m, 1H), 5.05(t, J=5.0Hz, 1H), 7.24〜7.56(m, 4H)
【0077】
製造例25:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオール及び1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例4)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(7.9g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.90(t, J=7.2Hz, 3H), 1.26〜1.55(m, 6H), 2.08(d, J=
4.4Hz, 1H), 2.71(d, J=5.6Hz, 1H), 3.78〜3.84(m, 1H), 5.04(t, J=3.2Hz, 1H),
7.24〜7.55(m, 4H)
【0078】
製造例26:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例5)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.33g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 2.10(d, J=4.4Hz, 1H), 2.71(d, J=4.8Hz, 1H), 3.90〜3.95(m, 1H), 4.94(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31(dd, J=2.0Hz, J=8.0Hz, 1H), 7.40(d, J=2.0Hz, 1H), 7.49(d, J=8.4Hz, 1H)
【0079】
製造例27:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例5)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.45g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 2.10(d, J=4.4Hz, 1H), 2.71(d, J=4.8Hz, 1H), 3.90〜3.95(m, 1H), 4.94(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31〜7.49(m, 3H)
【0080】
製造例28:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール及び1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例5)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.45g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 2.10(d, J=4.4Hz, 1H), 2.71(d, J=4.8Hz, 1H), 3.90〜3.95(m, 1H), 4.94(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31〜7.49(m, 3H)
【0081】
製造例29:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例6)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.32g、収率90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.02(t, J=7.4Hz, 3H), 1.54〜1.61(m, 2H), 2.07(d, J=
4.8Hz, 1H), 2.74(d, J=4.8Hz, 1H), 3.65〜3.68(m, 1H), 5.01(t, J=5.0Hz, 1H),
7.31〜7.49(m, 3H)
【0082】
製造例30:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例6)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.43g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.02(t, J=7.4Hz, 3H), 1.54〜1.61(m, 2H), 2.07(d, J=4.8HZ, 1H), 2.74(d, J=4.8Hz, 1H), 3.65〜3.68(m, 1H), 5.01(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31〜7.49(m, 3H)
【0083】
製造例31:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール及び1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例6)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.33g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.02(t, J=7.4Hz, 3H), 1.54〜1.61(m, 2H), 2.07(d, J=4.8Hz, 1H), 2.74(d, J=4.8Hz, 1H), 3.65〜3.68(m, 1H), 5.01(t, J=5.0Hz, 1H), 77.31〜7.49(m, 3H)
【0084】
製造例32:1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例7)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.25g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 2.35(d, J=4.0Hz, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.13‐4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0085】
製造例33:1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例7)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.36g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 2.35(d, J=4.0Hz, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0086】
製造例34:1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオール及び1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例7)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.26g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 2.35(d, J=4.0Hz, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0087】
製造例35:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例8)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.1g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.89〜0.93(m, 3H), 1.30〜1.39(m, 2H), 1.49〜1.52(m, 2H), 1.56〜1.62(m, 2H), 2.05(d, J=5.2Hz, 1H), 2.74(d, J=5.2Hz, 1H), 3.72〜3.77(m, 1H), 4.98(t, J=4.8Hz, 1H), 7.28〜7.50(m, 3H)
【0088】
製造例36:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例8)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.2g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.89〜0.93(m, 3H), 1.30〜1.39(m, 2H), 1.49〜1.52(m, 2H), 1.56〜1.62(m, 2H), 2.05(d, J=5.2Hz, 1H), 2.74(d, J=5.2Hz, 1H), 3.72〜3.77(m, 1H), 4.98(t, J=4.8Hz, 1H), 7.28‐7.50(m, 3H)
【0089】
製造例37:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオール及び1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例8)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.67g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.89〜0.93(m, 3H), 1.30〜1.39(m, 2H), 1.49〜1.52(m, 2H), 1.56〜1.62(m, 2H), 2.05(d, J=5.2Hz, 1H), 2.74(d, J=5.2Hz, 1H), 3.72〜3.77(m, 1H), 4.98(t, J=4.8Hz, 1H), 7.28〜7.50(m, 3H)
【0090】
製造例38:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例9)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.9g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 2.72(d, J=2.4Hz, 1H), 3.10
(d, J=8.4Hz, 1H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜7.36(m, 3H)
【0091】
製造例39:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例9)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.84g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 2.72(d, J=2.4Hz, 1H), 3.10(d, J=
8.4Hz, lH), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18‐7.36(m, 3H)
【0092】
製造例40:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール及び1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例9)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.91g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 2.72(d, J=2.4Hz, 1H), 3.10(d, J=8.4Hz, 1H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜7.36(m, 3H)
【0093】
製造例41:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例10)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.23g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.97(t, J=7.6Hz, 3H), 1.26〜1.53(m, 2H), 2.64(dd, J=0.8Hz, J=4.0Hz, 1H), 3.14(d, J=8.4Hz, 1H), 4.22〜4.26(m, 1H), 5.26(t, J=8.4Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0094】
製造例42:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例10)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.96g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.97(t, J=7.6Hz, 3H), 1.26〜1.53(m, 2H), 2.64(dd, J=0.8Hz, J=4.0Hz, 1H), 3.14(d, J=8.4Hz, 1H), 4.22〜4.26(m, 1H), 5.26(t, J=8.4Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0095】
製造例43:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール及び1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例10)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.86g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.97(t, J=7.6Hz, 3H), 1.26〜1.53(m, 2H), 2.64(dd, J=0.8Hz, J=4.0Hz, 1H), 3.14(d, J=8.4Hz, 1H), 4.22〜4.26(m, 1H), 5.26(t, J=8.4Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0096】
製造例44:1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例11)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.25g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 2.35(d, J=
4.0Hz, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H),
7.17〜7.35(m, 3H)
【0097】
製造例45:1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例11)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.37g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 2.35(d, J=4.0Hz, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0098】
製造例46:1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオール及び1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−トランス−1−ブテン(製造例11)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.47g、収率60〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 2.35(d, J=4.0Hz, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0099】
製造例47:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例12)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.36g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=6.8Hz, 3H), 1.20〜1.31(m, 4H), 1.45〜1.53(m, 2H), 2.61〜2.62(m, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.28〜4.33(m, 1H), 5.25(t, J=8.4Hz, 1H), 7.18〜7.35(m, 3H)
【0100】
製造例48:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例12)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.58g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=6.8Hz, 3H), 1.20〜1.31(m, 4H), 1.45〜1.53(m, 2H), 2.61‐2.62(m, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.28〜4.33(m, 1H), 5.25(t, J=8.4Hz, 1H), 7.18‐7.35(m, 3H)
【0101】
製造例49:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオール及び1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−トランス−1−ヘキセン(製造例12)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.62g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=6.8Hz, 3H), 1.20〜1.31(m, 4H), 1.45〜1.53(m, 2H), 2.61〜2.62(m, 1H), 3.12(d, J=8.4Hz, 1H), 4.28〜4.33(m, 1H), 5.25(t, J=8.4Hz, 1H), 7.18〜7.35(m, 3H)
【0102】
製造例50:メチル−2−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシアセテートの合成
[この文献は図面を表示できません]

フラスコで(R)−2−クロロマンデル酸15gをメタノール(CHOH、150ml)及びフォスフォラス(phosphorus)クロリドオキシド(POCl、0.76ml)と混合し、磁気撹拌機を使って室温で6時間撹拌した。反応終了後、収得した反応物を亜硫酸ナトリウム(NaSO)水溶液及びエチルアセテート(EA)で洗滌した。続いて、有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(15.64g、収率95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ3.59(d, J=5.2, 1H), 3.79(t, J=6.0, 3H), 5.59(d, J=5.2, 1H), 7.28〜7.43(m, 4H)
【0103】
製造例51:2−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシ−N−メトキシ−N−メチルアセトアミドの合成
[この文献は図面を表示できません]

N,O−ジメチルヒドロキシルアミンヒドロクロリド(N,O−ジメチルヒドロキシルアミン.HCl、15.2g)をジクロロメタン(DCM、150ml)に溶解し、氷浴で0℃に冷却した。続いて、ヘキサン中2.0Mトリメチルアルミニウム77.7mlを滴下法で30分間ゆっくり添加した。その後、氷浴を除去し、収得した生成物を室温で2時間撹拌した。ジクロロメタン(DCM、150ml)に溶解されたメチル−2−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシアセテート(15.64g)を滴下法で室温で30分間添加し、12時間還流を行った。反応終了後、収得した生成物を0℃に冷却させ、塩酸(HCl、200ml)をゆっくり滴下して洗滌した。収得した有機層を蒸溜水及び塩水で洗滌して、無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(14.68g、収率82%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ3.23(s, 3H), 3.28(s, 3H), 4.33(d, J=6.0Hz, 1H), 5.81(d, J=5.6Hz, 1H), 7.23〜7.42(m, 4H)
【0104】
製造例52:2−(2−クロロフェニル)−N−メトキシ−(R)−2−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−N−メチルアセトアミド
[この文献は図面を表示できません]

製造例51で収得した2−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシ−N−メトキシ−N−メチルアセトアミド(0.81g、3.52mmol)をジクロロメタン(DCM)に溶解し、0℃に冷却した。イミダゾール(0.36g、5.28mmol)をゆっくり添加して撹拌した。TBDMS−Cl(t−ブチルジメチルシリルクロリド、0.79g、5.28mmol)をゆっくり添加した。反応終了後、反応混合物をHOで反応終了させた。有機層を分離して回収した。水層をCHCl(300ml)で抽出し、MgSOで乾燥させた。減圧濃縮して標題化合物(0.97g、80〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.03(s, 3H), 0.14(s, 3H), 0.94(s, 9H), 2.97(s, 3H), 3.02(s, 3H), 5.83(s, 1H), 7.25〜7.60(m, 4H)
【0105】
製造例53:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−(t−ブチルジメチル−シリルオキシ)プロパン−2−オンの合成
[この文献は図面を表示できません]

製造例52で収得した2−(2−クロロフェニル)−N−メトキシ−(R)−2−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−N−メチルアセトアミド(0.9g)をテトラヒドロフラン(THF)で溶解して、0℃に冷却した。エーテル中の3.0M臭化メチルマグネシウム(MeMgBr、2.18ml)溶液を滴下法で30分間添加し、収得した生成物を0℃で撹拌した。反応終了後、ジエチルエーテルを添加した。収得した生成物を10%(w/v)硫酸水素カリウム(KHSO;100ml)で洗滌してから、塩水で再び洗滌した。収得した有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(0.69g、収率85〜95%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.3(s, 3H), 0.14(s, 3H), 0.94(s, 9H), 2.18(s, 3H), 5.50(s, 1H), 7.27〜7.56(m, 4H)
【0106】
製造例54:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−(t−ブチルジメチル−シリルオキシ)−(S)−2−プロパンオルの合成
[この文献は図面を表示できません]

製造例53で収得した1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−(t−ブチルジメチル−シリルオキシ)プロパン−2−オン(0.14g)をエーテルに溶解し、−78℃に冷却した。ヒドリドほう酸亜鉛((zinc borohydride)Zn(BH)をゆっくり添加し、収得した生成物を撹拌した。反応終了後、収得した生成物をHOで洗滌した。収得した有機層をHOで洗滌して、無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(0.04g、収率25〜33%、シス:トランス=2:1)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.11(s, 3H), 0.11(s, 3H), 0.93(S, 9H), 1.07(d, J=6.4 3H), 2.05(d, J=6.4 1H), 4.01〜4.05(m, 1H), 5.18(d, J=4.0, 1H), 7.20〜7.56(m, 4H))
【0107】
製造例55:1−(2−クロロフェニル)−(R,S)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

製造例54で収得した1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−(t−ブチルジメチル−シリルオキシ)−(S)−2−プロパノール(10.38g)をメタノール(CHOH、100ml)に溶解してから、0℃に冷却した。8M塩酸(HCl、56.2ml)を滴下法で収得した生成物にゆっくり添加してから、収得した生成物を室温に加温させて、15時間撹拌した。反応終了後、収得した生成物を0℃に冷却した。5N水酸化ナトリウム(NaOH、30ml)をゆっくり添加し、収得した生成物を真空濃縮した。収得した生成物をエチルアセテートで希釈した。収得した有機層を蒸溜水で洗滌して、無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して標題化合物(7.05g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.07(d, J=6.8, 3H), 2.01(d, J=5.6, 1H), 2.61(s, 1H),
4.21〜4.27(m, 1H), 5.24(d, J=3.6, 1H), 7.22〜7.64(m, 4H)
【0108】
製造例56:1−(2−クロロフェニル)−(S,R)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

(R)−2−クロロマンデル酸の代わりに、(S)−2−クロロマンデル酸を用いる以外は製造例50〜55と実質的に同様の方法で、標題化合物(5.04g、収率84%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.07(d, J=6.8, 3H), 2.00(d, J=5.6, 1H), 2.54(d, J=3.6, 1H), 4.22〜4.26(m, 1H), 5.25(t, J=3.2, 1H), 7.22〜7.65(m, 4H)
【0109】
製造例57:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例13)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.9g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 2.72(d, J=2.4Hz, 1H), 3.10(d, J=8.4Hz, 1H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜(m, 3H)
【0110】
製造例58:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例13)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.84g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 2.72(d, J=2.4Hz, 1H), 3.10(d, J=
8.4Hz, 1H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜(m, 3H)
【0111】
製造例59:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール及び1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの混合物の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例13)を用いる以外は製造例16と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.91g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 2.72(d, J=2.4Hz, 1H), 3.10(d, J=8.4Hz, 1H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜(m, 3H)
【0112】
製造例60:1−(2−フルオロフェニル)−トランス−1−プロペンの合成
[この文献は図面を表示できません]

2−クロロベンゼンアルデヒドの代わりに、2−フルオロベンゼンアルデヒドを用いる以外は製造例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(6.67g、収率61%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.94(d, J=6.8Hz, 3H), 6.30〜6.38(m, 1H), 6.57(d, J=16Hz, 1H), 7.00〜7.41(m, 4H)
【0113】
製造例61:1−(2−フルオロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−フルオロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例60)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(6.46g、収率78%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 2.43(d, J=3.6Hz, 1H), 2.69(d, J=4.8Hz, 1H), 3.90〜3.98(m, 1H), 4.78(dd, J=4.4, 7.2Hz, 1H), 7.04〜7.50(m, 4H)
【0114】
製造例62:1−(2−フルオロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−フルオロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例60)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.29g、収率79%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 2.43(d, J=3.6Hz, 1H), 2.69(d, J=4.8Hz, 1H), 3.90〜3.98(m, 1H), 4.78(dd, J=4.4, 7.2Hz, 1H), 7.04〜7.50(m, 4H)
【0115】
製造例63:2−ヨードベンゼンアルデヒドの合成
[この文献は図面を表示できません]

フラスコで、2−ヨードベンジルアルコール(4g、17.09mmol)をジクロロメタン(MC、85ml)で溶解させてから、酸化マンガン(MnO、14.86g、170.92mmol)を添加した。収得した反応生成物を還流条件下で撹拌した。反応終了後、収得した反応生成物を室温で冷却させてから、セライト(Celite)で濾過し濃縮して標題化合物(3.6g、収率91%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ7.30〜7.99(m, 4H), 10.10(s, 1H)
【0116】
製造例64:1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−プロペンの合成
[この文献は図面を表示できません]

2−クロロベンゼンアルデヒドの代わりに、2−ヨードベンゼンアルデヒド(製造例63)を用いる以外は製造例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.4g、収率65%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.95(dd, J=6.8Hz, 1.6Hz, 3H), 6.09〜6.18(m, 1H), 6.60(dd, J=15.66Hz, 1.8Hz, 1H), 6.89〜7.84(m, 4H)
【0117】
製造例65:1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−ブテンの合成
[この文献は図面を表示できません]

3−ペンタノンの代わりに3−ヘプタノンを用いる以外は製造例64と実質的に同様の方法で、標題化合物(8.5g、収率75%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.46(t, J=7.6Hz, 3H), 2.26〜2.34(m, 2H), 6.17(dt, J=15.6Hz, 6.6Hz, 1H), 6.57(d, J=15.6Hz, 1H), 6.89〜7.85(m, 4H)
【0118】
製造例66:1−(2−ヨードフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例64)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.4g、収率88%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.27(d, J=6.4Hz, 3H), 2.26(br s, 1H), 2.74(br s, 1H), 3.99(t, J=6.0Hz, 1H), 4.81(d, J=4.0Hz, 1H), 7.01〜7.87(m, 4H)
【0119】
製造例67:1−(2−ヨードフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例64)を用いる以外は製造例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(7.4g、収率84%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.26(d, J=6.4Hz, 3H), 2.35(br s, 1H), 2.85(br d, J=4.0Hz, 1H), 3.98(t, J=6.2Hz, 1H), 4.80(dd, J=5.0, 4.4Hz, 1H), 7.00〜7.87(m, 4H)
【0120】
製造例68:1−(2−ヨードフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオールの合成
[この文献は図面を表示できません]
1−(2−クロロフェニル)−トランス−1−プロペン(製造例1)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−トランス−1−ブテン(製造例65)を用いる以外は製造例14と実質的に同様の方法で、標題化合物(9.5g、収率84%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.04(t, J=7.6Hz, 3H), 1.60〜1.7 l(m, 2H), 2.07(br s,
1H), 2.74(br s, 1H), 3.71〜3.76(m, 1H), 4.87(d, J=4.8Hz, 1H), 7.01〜7.87(m, 4H)
【0121】
製造例69:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

CHCl(670ml)で溶かした1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14、67g、0.35mol)の撹拌された溶液に、EtN(200mL、1.43mol)及びTMSCl(113.9mL、0.89mol)を0℃でNの下で添加した。反応混合物を0℃で3時間撹拌させるようにした。反応混合物を0℃でHO(650mL)を注入して反応を終了させた。有機層を分離し回収した。水層をCHCl(300mL)で抽出し、MgSOで乾燥させた。有機層を減圧濃縮して未精製収得物104.18g(117.44%)を提供した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.15(d, J=5.6Hz, 3H), 3.977〜3.918(m, 1H), 4.973(d, J=6.4Hz, 1H), 7.207〜7.165(m, 1H), 7.321〜7.245(m, 2H), 7.566〜7.543(m, 1H)
【0122】
製造例70:1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例15)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(8.5g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.15(d, J=5.6Hz, 3H), 3.977‐3.918(m, 1H), 4.973(d, J=6.4Hz, 1H), 7.21〜7.54(m, 4H)
【0123】
製造例71:1−(2−クロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)プロパン−1,2−ジオール(製造例16)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(5.2g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.15(d, J=5.6Hz, 3H), 3.977〜3.918(m, 1H), 4.973(d, J=6.4Hz, 1H), 7.21〜7.54(m, 4H)
【0124】
製造例72:1−(2−クロロフェニル)−(S,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(S,R)−1,2−プロパンジオール(製造例56)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.4g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.15(d, J=5.6Hz, 3H), 3.977〜3.918(m, 1H), 4.973(d, J=6.4Hz, 1H), 7.21〜7.54(m, 4H)
【0125】
製造例73:1−(2−クロロフェニル)−(R,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,S)−1,2−プロパンジオール(製造例55)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.2g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.15(d, J=5.6Hz, 3H), 3.977〜3.918(m, 1H), 4.973(d, J=6.4Hz, 1H), 7.21〜7.54(m, 4H)
【0126】
製造例74:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例17)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.6g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.01(t, J=7.4Hz, 3H), 1.52〜1.65(m, 2H), 3.69〜3.75(m, 1H), 5.05(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0127】
製造例75:1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオール(製造例18)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.5g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.01(t, J=7.4Hz, 3H), 1.52〜1.65(m, 2H), 3.69〜3.75(m, 1H), 5.05(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0128】
製造例76:1−(2−クロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−1,2−ブタンジオール(製造例19)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.0g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.01(t, J=7.4Hz, 3H), 1.52〜1.65(m, 2H), 3.69〜3.75(m, 1H), 5.05(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0129】
製造例77:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例20)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.7g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.07(t, J=7.2Hz, 6H), 1.83〜1.89(m, 1H), 3.53〜3.56(m, 1H), 5.22〜5.25(m, 1H), 7.23〜7.55(m, 4H)
【0130】
製造例78:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオール(製造例21)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.4g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.07(t, J=7.2Hz, 6H), 1.83〜1.89(m, 1H), 3.53〜3.56(m, 1H), 5.22〜5.25(m, 1H), 7.23〜7.55(m, 4H)
【0131】
製造例79:1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−1,2−ブタンジオール(製造例22)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.8g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.07(t, J=7.2Hz, 6H), 1.83〜1.89(m, 1H), 3.53〜3.56(m, 1H), 5.22〜5.25(m, 1H), 7.23〜7.55(m, 4H)
【0132】
製造例80:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオール(製造例23)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.1g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.90(t, J=7.2Hz, 3H), 1.35〜1.65(m, 6H), 3.78〜3.83(m, 1H), 5.04(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.53(m, 4H)
【0133】
製造例81:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオール(製造例24)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.3g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.90(t, J=7.2Hz, 3H), 1.35〜1.65(m, 6H), 3.78〜3.83(m, 1H), 5.04(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.53(m, 4H)
【0134】
製造例82:1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−1,2−ヘキサンジオール(製造例25)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.2g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.90(t, J=7.2Hz, 3H), 1.35〜1.65(m, 6H), 3.78〜3.83(m, 1H), 5.04(t, J=5.0Hz, 1H), 7.23〜7.53(m, 4H)
【0135】
製造例83:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例26)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.4g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 3.90〜3.95(m, 1H), 4.94(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31(dd, J=2.0Hz, J=8.0Hz, 1H), 7.40(d, J=2.0Hz, 1H), 7.49(d, J=8.4Hz, 1H)
【0136】
製造例84:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例38)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.4g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.13〜7.36(m, 3H)
【0137】
製造例85:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例57)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.2g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.10(d, J=6.4Hz, 3H,), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0138】
製造例86:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例29)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.1g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.02(t, J=7.4Hz, 3H), 1.54〜1.61(m, 2H), 3.65〜3.68(m, 1H), 5.01(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31〜7.49(m, 3H)
【0139】
製造例87:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例41)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.8g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.97(t, J=7.6Hz, 3H), 1.26〜1.53(m, 2H), 4.22〜4.26(m, 1H), 5.26(t, J=8.4Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0140】
製造例88:1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例32)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.7g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.30〜7.53(m, 3H)
【0141】
製造例89:1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例44)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.3g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 4.13‐4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.17‐7.35(m, 3H)
【0142】
製造例90:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオール(製造例90)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.6g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.89〜0.93(m, 3H), 1.30〜1.39(m, 2H), 1.49〜1.52(m, 2H), 1.56〜1.6(m, 2H), 3.72〜3.77(m, 1H), 4.98(t, J=4.8Hz, 1H), 7.28〜7.50(m, 3H)
【0143】
製造例91:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオール(製造例47)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.8g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.85(t, J=6.7Hz, 3H), 1.20〜1.31(m, 4H), 1.45〜1.53(m, 2H), 4.28〜4.33(m, 1H), 5.25(t, J=8.4Hz, 1H), 7.18〜7.35(m, 3H)
【0144】
製造例92:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例27)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.2g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 3.90〜3.95(m, 1H), 4.94(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31〜7.49(m, 3H)
【0145】
製造例93:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例39)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.6g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜7.36(m, 3H)
【0146】
製造例94:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例58)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.9g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 4.47〜4.54(m 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0147】
製造例95:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオール(製造例30)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.6g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.02(t, J=7.4Hz, 3H), 1.54〜1.61(m, 2H), 3.65〜3.68(m, 1H), 5.01(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31〜7.49(m, 3H)
【0148】
製造例96:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオール(製造例42)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.3g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.97(t, J=7.6Hz, 3H), 1.26〜1.53(m, 2H), 4.22〜4.26(m, 1H), 5.26(t, J=8.4Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0149】
製造例97:1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオール(製造例33)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.5g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.30〜7.53(m, 3H)
【0150】
製造例98:1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−ブタンジオール(製造例45)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.4g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0151】
製造例99:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオール(製造例36)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.6g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.89〜0.93(m, 3H), 1.30〜1.39(m, 2H), 1.49〜1.52(m, 2H), 1.56〜1.62(m, 2H), 3.72〜3.77(m, 1H), 4.98(t, J=4.8Hz, 1H), 7.28〜7.50(m, 3H)
【0152】
製造例100:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオール(製造例48)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.3g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.85(t, J=6.7Hz, 3H), 1.20〜1.31(m, 4H), 1.45〜1.53(m, 2H), 4.28〜4.33(m, 1H), 5.25(t, J=8.4Hz, 1H), 7.18〜7.35(m, 3H)
【0153】
製造例101:1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−プロパンジオール(製造例28)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.6g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 3.90〜3.95(m, 1H), 4.94(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31〜7.49(m, 3H)
【0154】
製造例102:1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−プロパンジオール(製造例40)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.1g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜7.36(m, 3H)
【0155】
製造例103:1−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2−プロパンジオール(製造例59)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.7g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.10(d, J=6.4Hz, 3H), 4.47〜4.54(m, 1H), 5.24(t, J=8.8Hz, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0156】
製造例104:1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−ブタンジオール(製造例31)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.9g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.02(t, J=7.4Hz, 3H), 1.54〜1.61(m, 2H), 3.65〜3.68(m, 1H), 5.01(t, J=5.0Hz, 1H), 7.31〜7.49(m, 3H)
【0157】
製造例105:1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−ブタンジオール(製造例43)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.1g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.97(t, J=7.6Hz, 3H), 1.26〜1.53(m, 2H), 4.22〜4.26(m, 1H), 5.26(t, J=8.4Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0158】
製造例106:1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−1,2−ブタンジオール(製造例34)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.7g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.30〜7.53(m, 3H)
【0159】
製造例107:1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−1,2−ブタンジオール(製造例46)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.6g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.00(d, J=6.8Hz, 6H), 1.60〜1.65(m, 1H), 4.13〜4.18(m, 1H), 5.36(t, J=7.6Hz, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0160】
製造例108:1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−ヘキサンジオール(製造例37)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.7g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.89〜0.93(m, 3H), 1.30〜1.39(m, 2H), 1.49〜1.52(m, 2H), 1.56〜1.62(m, 2H), 3.72〜3.77(m, 1H), 4.98(t, J=4.8Hz, 1H), 7.28〜7.50(m, 3H)
【0161】
製造例109:1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ヘキサンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−ヘキサンジオール(製造例49)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.2g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 0.85(t, J=6.7Hz, 3H), 1.20〜1.31(m, 4H), 1.45〜1.53(m, 2H), 4.28〜4.33(m, 1H), 5.25(t, J=8.4Hz, 1H), 7.18〜7.35(m, 3H)
【0162】
製造例110:1−(2−フルオロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−フルオロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例61)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.8g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.90〜3.98(m, 1H), 4.78(dd, J=4.4, 7.2Hz, 1H), 7.04〜7.50(m, 4H)
【0163】
製造例111:1−(2−フルオロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−フルオロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例62)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.5g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.90〜3.98(m, 1H), 4.78(dd, J=4.4, 7.2Hz, 1H), 7.04〜7.50(m, 4H)
【0164】
製造例112:1−(2−ヨードフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例66)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.1g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.27(d, J=6.4Hz, 3H), 3.99(t, J=6.0Hz, 1H), 4.81(d, J=4.0Hz, 1H), 7.01〜7.87(m, 4H)
【0165】
製造例113:1−(2−ヨードフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−プロパンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例67)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.8g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.26(d, J=6.4Hz, 3H), 3.98(t, J=6.2Hz, 1H), 4.88(d, J=4.4Hz, 1H), 7.00〜7.87(m, 4H)
【0166】
製造例114:1−(2−ヨードフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)−ブタンの製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例68)を用いる以外は製造例69と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.3g、収率90〜120%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ‐0.053(s, 9H), 0.044(s, 9H), 1.04(t, J=7.6Hz, 3H), 1.60〜1.71(m, 2H), 3.71〜3.76(m, 1H), 4.87(d, J=4.8Hz, 1H), 7.01〜7.87(m, 4H)
【0167】
実施例1:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート(1)の製造
[この文献は図面を表示できません]

トルエン(670mL)に溶かした未精製1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69、104g、0.31mol)の撹拌された溶液に、クロロスルホニルイソシアネート(62.5mL、0.71mol)を0℃で添加した。反応混合物を2時間撹拌した。反応混合物を氷水で反応終了させてから、冷たいHO(500mL)を添加しながら2時間撹拌した。有機層分離後、水層を飽和NaHCO(400mL)によってpH2〜3に調整し、EtOAc(300mLx3)で抽出した。EtOAc層を飽和NaHCO(500mL)及びHO(500mL)で洗滌した。有機層をチャコール(Charcol)で1.5時間処理した。有機層をセライトで濾過し、MgSOで乾燥させた。濾過後減圧濃縮で、白色固形物の標題化合物(収率85%(71.1g)、ee=99.9%、MP=83〜84℃、[α]=+57.8(C=0.25、MeOH))を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.24(d, J=6.4, 3H), 2.91(d, J=4.8, 1H), 4.68(br s, 2H), 5.06〜5.09(m, 1H), 5.18〜5.21(m, 1H), 7.23〜7.39(m, 3H), 7.55(dd, J=1.6, J=7.8, 1H)
13C NMR(100MHz, CDCl) δ16.4, 73.1, 75.0, 127.0, 128.4, 129.1 , 129.5, 132.7, 138.0, 156.6
【0168】
実施例2:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート(2)の製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例70)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(5.7g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.24(d, J=6.4, 3H), 2.91(d, J=4.8, 1H), 4.68(br s, 2H), 5.06〜5.09(m, 1H), 5.18〜5.21(m, 1H), 7.23〜7.39(m, 3H), 7.55(dd, J=1.6, J=7.8, 1H)
【0169】
実施例3:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート(3)の製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例71)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.8g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.24(d, 3=6.4, 3H), 2.91(d, J=4.8, 1H), 4.68(br s, 2H), 5.06〜5.09(m, 1H), 5.18〜5.21(m, 1H), 7.23〜7.39(m, 3H), 7.55(dd, J=1.6, J=7.8, 1H)
【0170】
実施例4:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート(4)の製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(S,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例72)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.4g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.24(d, J=6.4, 3H), 2.91(d, J=4.8, 1H), 4.68(br s, 2H), 5.06〜5.09(m, 1H), 5.18〜5.21(m, 1H), 7.23〜7.39(m, 3H), 7.55(dd, J=1.6, J=7.8, 1H)
【0171】
実施例5:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート(5)の製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例73)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.3g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.24(d, J=6.4, 3H), 2.91(d, J=4.8, 1H), 4.68(br s,
2H), 5.06〜5.09(m, 1H), 5.18〜5.21(m, 1H), 7.23〜7.39(m, 3H), 7.55(dd, J=
1.6, J=7.8, 1H)
【0172】
実施例6:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシブチル−(S)−2−カルバメート(6)の製造
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例74)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.6g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.96(t, J=7.4Hz, 3H), 1.57〜1.73(m, 2H), 3.01(d, J=5.6Hz, 1H), 4.74(br s, 2H), 4.95(dt, J=7.2, 8.8Hz, 1H), 5.23(t, J=5.6Hz, 1H), 7.22〜7.54(m, 4H)
【0173】
実施例7:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシブチル−(R)−2−カルバメート(7)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例75)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.5g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.94(t, J=7.4Hz, 3H), 1.53〜1.73(m, 2H), 2.92(s, 1H), 4.78(br s, 2H), 4.91〜4.96(m, 1H), 5.22(d, J=5.5Hz, 1H), 7.20〜7.54(m, 4H)
【0174】
実施例8:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート(8)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例76)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.9g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.97(t, J=7Hz, 3H), 1.58〜1.74(m, 2H), 2.94(d, J=6Hz, 1H), 4.69(br s, 2H), 4.94〜4.99(m, 1H), 5.24(t, J=6Hz, 1H), 7.23〜7.56(m, 4H)
【0175】
実施例9:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(S)−2−カルバメート(9)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例77)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.01(d, J=6.4Hz, 3H), 1.09(d, J=6.8Hz, 3H), 2.06(m, 1H), 2.75(d, J=6.8Hz, 1H), 4.58(br s, 2H), 4.85〜4.88(m, 1H), 5.34〜5.37(m, 1H), 7.22〜7.33(m, 2H), 7.35〜7.37(m, 1H), 7.51〜7.53(m, 1H)
【0176】
実施例10:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(R)−2−カルバメート(10)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例78)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.6g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.01(d, J=6.8Hz, 3H), 1.09(d, J=6.8Hz, 3H), 2.06(m, 1H), 2.73(d, J=6.8Hz, 1H), 4.57(br s, 2H), 4.85〜4.88(m, 1H), 5.34〜5.37(m, 1H), 7.24〜7.30(m, 2H), 7.35〜7.37(m, 1H), 7.51〜7.53(m, 1H)
【0177】
実施例11:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート(11)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−3−メチル−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例79)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(d, J=6.4Hz, 3H), 1.09(d, J=6.4Hz, 3H), 2.08(m, 1H), 2.76(d, J=6.0Hz, 1H), 4.59(br s, 2H), 4.87(dd, J=7.2Hz, 4.4Hz, 1H), 5.36(t, J=4.6, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0178】
実施例12:1−(2−クロロフェニル)−(S)−ヒドロキシヘキシル−(S)−2−カルバメート(12)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例80)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.3g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.88(t, J=7Hz, 3H), 1.33〜1.42(m, 4H), 1.53〜1.71(m, 2H), 2.89(d, J=5.6Hz, 1H) 4.64(br s, 2H), 5.04(dt, J=5.0, 9.0Hz, 1H), 5.20(t, J=5.6Hz, 1H), 7.23〜7.55(m, 4H)
【0179】
実施例13:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシヘキシル−(R)−2−カルバメート(13)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例81)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.2g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.89(dd, J=5Hz, 3H), 1.28〜1.43(m, 4H), 1.52〜1.58(m, 1H), 1.65〜1.72(m, 1H), 2.90(d, J=6Hz, 1H), 4.64(br s, 2H), 5.01〜5.06(m, 1H), 5.22(t, J=6Hz, 1H), 7.22〜7.56(m, 4H)
【0180】
実施例14:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート(14)
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、実施例1と実質的に同様の方法を行って、except that 1−(2−クロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例82)を用いた以外は標題化合物(2.1g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.88(dd, J=5Hz, 3H), 1.31〜1.43(m, 4H), 1.63〜1.70(m, 1H), 1.52〜1.60(m, 1H), 3.06(d, J=6Hz, 1H), 4.75(br s, 2H), 5.00〜5.05(m, 1H), 5.21(t, J=6Hz, 1H), 7.22〜7.55(m, 4H)
【0181】
実施例15:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−メチルカルバメート(15)の合成
[この文献は図面を表示できません]

製造例14で収得した1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(2.4g)、テトラヒドロフラン(THF、12ml)、及びカルボニルジイミダゾール(CDI、3.12g)をフラスコ内に入れ、室温で撹拌した。約3時間後、メチルアミン溶液(CHNH,4ml(EtOH中33%))を添加した。反応終了後、収得した生成物を1MHCl溶液及びエチルアセテート(EA)で洗滌した。分離した有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(1.6g、収率51%)を収得した。
H NMR(400 Hz, CDCl) δ1.03〜1.25(m, 3H), 2.76(s, 3H), 3.34(s, 1H), 4.80(br s 1H), 5.04(t, J=12.5Hz, 1H), 5.14(s, 1H), 7.20〜7.53(m, 4H)
【0182】
実施例16:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−プロピルカルバメート(16)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにプロピルアミンを用いる以外は実施例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.79g、収率25%)を収得した。
H NMR(400 Hz, CDCl) δ0.90(t, J=6.8Hz, 3H), 1.20(d, J=5.96Hz, 3H), 1.49(dd, J=14.2Hz, 2H), 3.11(d, J=6.28Hz, 2H), 3.34(s, 1H), 4.84(br s, 1H), 5.05(t, J=5.88Hz, 1H), 5.14(s, 1H), 7.22〜7.53(m, 4H)
【0183】
実施例17:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−イソプロピルカルバメート(17)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにイソプロピルアミンを用いる以外は実施例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.5g、収率41%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.14(dd, J=6.5Hz, 6H), 1.19(d, J=6.4Hz, 3H), 3.21(s, 1H), 3.73〜3.82(m, 1H), 4.59(br s, 1H), 5.01〜5.07(m, 1H), 5.14(t, J=5.8Hz, 1H), 7.20〜7.53(m, 4H)
【0184】
実施例18:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロプロピルカルバメート(18)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにシクロプロピルアミンを用いる以外は実施例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.2g、収率43%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.50〜0.56(m, 2H), 0.74(d, J=7.21Hz, 2H), 1.25(s, 3H), 2.56〜2.61(m, 1H), 3.72(s, 1H), 4.98(br s, 1H), 5.05〜5.11(m, 1H), 7.16(s, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0185】
実施例19:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロヘキシルカルバメート(19)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにシクロヘキシルアミンを用いる以外は実施例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.1g、収率26%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.06〜1.40(m, 7H), 1.56〜1.61(m, 2H), 1.69〜1.71(m, 2H), 1.87〜1.94(m, 2H), 3.19(d, J=4.32Hz, 1H), 3.45(s, 1H), 4.64(br s 1H), 5.02〜5.07(m, 1H), 5.14(t, J=6.08Hz, 1H) 7.20〜7.53(m, 4H)
【0186】
実施例20:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−ベンジルカルバメート(20)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにベンジルアミンを用いる以外は実施例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.2g、収率18%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.27(d, J=10Hz, 3H), 3.12(d, J=5Hz, 1H), 4.37(d, J=6Hz, 2H), 5.12〜5.19(m, 3H), 7.15〜7.56(m, 9H)
【0187】
実施例21:1−(2−クロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−N−ビシクロ[2,2,1]ヘプタンカルバメート(21)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりに、2−アミノノルボルナン(norbornane)を用いる以外は実施例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率32%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.08〜1.35(m, 9H), 1.65(br s, 1H), 1.75〜1.71(m, 1H), 2.14〜2.24(m, 1H), 2.27〜2.30(m, 1H), 3.23〜3.29(m, 1H), 3.47〜3.52(m, 1H), 4.67(br s, 1H), 5.01〜5.09(m, 1H), 5.12〜5.18(m, 1H), 7.22〜7.55(m, 4H)
【0188】
実施例22:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−メチルカルバメート(22)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例15)を用いる以外は実施例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.36g、収率60%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.20(d, J=6.8Hz, 3H), 2.80(d, J=4.8Hz, 3H), 3.20(d, J=4.4Hz, 1H), 4.75(br s, 1H), 5.03〜5.09(m, 1H), 5.14〜5.17(m, 1H), 7.22〜7.55(m, 4H)
【0189】
実施例23:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−プロピルカルバメート(23)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにプロピルアミンを用いる以外は実施例22と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.1g、収率53%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.92(t, J=7.6Hz, 3H), 1.21(d, J=6.4Hz, 3H), 1.51(m, 2H), 3.09〜3.14(m, 2H), 3.28(d, J=4.4Hz, 1H), 4.82(br s, 1H), 5.03〜5.09(m, 1H), 5.14〜5.17(m, 1H), 7.22〜7.55(m. 4H)
【0190】
実施例24:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−イソプロピルカルバメート(24)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにイソプロピルアミンを用いる以外は実施例22と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.16g、収率27%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.88〜1.16(m, 6H), 1.19〜1.26(m, 3H), 3.34(s, 1H), 3.71〜3.78(m, 1H), 4.62(br s, 1H), 5.03(t, J=5.8Hz, 1H), 5.13(d, J=4.9Hz, 1H), 7.20〜7.53(m, 4H)
【0191】
実施例25:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロプロピルカルバメート(25)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにシクロプロピルアミンを用いる以外は実施例22と実質的に同様の方法で、標題化合物(3.7g、収率60%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.49〜0.54(m, 2H), 0.74(d, J=7.2Hz, 2H), 1.22(s, 3H), 2.55〜2.60(m, 1H), 3.16(s, 1H), 5.00(s, 1H), 5.04〜5.11(m, 1H), 5.16(s, 1H), 7.23〜7.54(m, 4H)
【0192】
実施例26:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−シクロヘキシルカルバメート(26)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにシクロヘキシルアミンを用いる以外は実施例22と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.9g、収率28%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.05〜1.38(m, 8H), 1.58〜1.70(m, 3H), 1.85〜1.95(m, 2H), 3.39〜3.47(m, 1H), 3.56(s, 1H), 4.79(br s, 1H), 5.01〜5.07(m, 1H), 5.14(t, J=5.2Hz, 1H), 7.20〜7.54(m, 4H)
【0193】
実施例27:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−ベンジルカルバメート(27)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにベンジルアミンを用いる以外は実施例22と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.52g、収率19%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.25(d, J=6Hz, 3H), 1.64(s, 1H), 3.13(d, J=4.4Hz, 1H), 4.37(d, J=5.6Hz, 2H), 5.12〜5.19(m, 2H), 7.23〜7.55(m, 9H)
【0194】
実施例28:1−(2−クロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−N−ビシクロ[2,2,1]ヘプタンカルバメート(28)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりに2−アミノノルボルナンを用いる以外は実施例22と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率20〜50%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.08〜1.35(m, 9H), 1.65(br s, 1H), 1.75〜1.71(m, 1H), 2.14〜2.24(m, 1H), 2.27〜2.30(m, 1H), 3.23〜3.29(m, 1H), 3.47〜3.52(m, 1H), 4.67(br s, 1H), 5.01〜5.09(m, 1H), 5.12〜5.18(m, 1H), 7.22〜7.55(m, 4H)
【0195】
実施例29:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−ジメチルカルバメート(29)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−1,2−プロパンジオール(製造例16)を用いる以外は実施例15と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.6g、収率45%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.21(d, J=6Hz, 3H), 2.81(d, J=5Hz, 3H), 3.14(d, J=4Hz, 1H), 4.72(br s, 1H), 5.07(dd, J=6Hz, 1H), 5.16(t, J=6Hz, 1H), 7.22〜7.56(m, 4H)
【0196】
実施例30:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−プロピルカルバメート(30)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにプロピルアミンを用いる以外は実施例29と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.0g、収率17%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.92(t, J=7Hz, 3H), 1.21(d, J=6Hz, 3H), 1.53(dd, J=7Hz, 2H), 3.13(dd, J=7Hz, 2H), 3.28(d, 1H), 4.82(S, 1H), 5.06(dd, J=7Hz, 1H), 5.16(t, J=5Hz, 1H), 7.21〜7.56(m, 4H)
【0197】
実施例31:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−イソプロピルカルバメート(31)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにイソプロピルアミンを用いる以外は実施例29と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.54g、収率16%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.16(dd, J=6Hz, 6H), 1.21(d, J=6Hz, 3H), 3.23(d, J=6Hz, 1H), 3.75〜3.84(m, 1H), 4.61(br s, 1H), 5.06(t, J=6Hz, 1H), 5.16(t, J=6Hz, 1H), 7.22〜7.56(m, 4H)
【0198】
実施例32:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−シクロプロピルカルバメート(32)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにシクロプロピルアミンを用いる以外は実施例29と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.0g、収率17%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.50(t, J=6Hz, 2H), 0.77(t, J=3Hz, 2H), 1.12(d, J=7Hz, 3H), 2.53〜2.59(m, 1H), 3.22(d, J=4Hz, 1H), 5.08(dd, J=6Hz, 1H), 5.15(S, 1H), 7.22〜7.55(m, 4H)
【0199】
実施例33:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−シクロヘキシルカルバメート(33)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにシクロヘキシルアミンを用いる以外は実施例29と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.2g、収率33%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.07‐1.17(m, 3H), 1.21(d, J=6Hz, 3H), 1.29〜1.42(m, 3H), 1.72(dd, J=6Hz, 2H), 1.92(dd, J=6Hz, 2H), 3.26(d, J=4Hz, 1H), 3.46(t, J=4Hz, 1H), 4.68(d, J=6Hz, 1H), 5.07(dd, J=6Hz, 1H), 5.16(t, J=6Hz, 1H), 7.22〜7.55(m, 4H)
【0200】
実施例34:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−ベンジルカルバメート(34)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりにベンジルアミンを用いる以外は実施例29と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.3g、収率19%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.25(d, J=6Hz, 3H), 3.16(d, J=4Hz, 1H), 4.36(d, J=6Hz, 2H), 5.14(dd, J=6Hz, 3H), 7.23〜7.56(m, 9H)、収率:10%(1.3g)
【0201】
実施例35:1−(2−クロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−N−ビシクロ[2,2,1]ヘプタンカルバメート(35)の合成
[この文献は図面を表示できません]

メチルアミン溶液(EtOH中CHNH)の代わりに2−アミノノルボルナンを用いる以外は実施例29と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率20〜50%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.08〜1.35(m, 9H), 1.65(br s, 1H), 1.75〜1.71(m, 1H), 2.14〜2.24(m, 1H), 2.27〜2.30(m, 1H), 3.23〜3.29(m, 1H), 3.47〜3.52(m, 1H), 4.67(br s, 1H), 5.01〜5.09(m, 1H), 5.12〜5.18(m, 1H), 7.22〜7.55(m, 4H)
【0202】
実施例36:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート(36)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例83)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.8g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 4.16(br t, 1H) 4.96(br t, 3H), 5.07(t, J=4.8Hz, 1H), 7.23〜7.52(m, 3H)
【0203】
実施例37:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート(37)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例84)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.6g、収率60〜90%)を収得した。
【0204】
実施例38:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート(38)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例85)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.4g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.66(d, J=9.2Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.43(t, J=9.0Hz, 1H), 5.62〜5.69(m, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H),
【0205】
実施例39:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシブチル−(S)−2−カルバメート(39)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例86)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.3g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.96(t, J=7.4Hz, 3H), 1.58〜1.74(m, 2H), 2.98(d, J=5.6Hz, 1H) 4.68(br s, 2H), 5.59(dt, J=5.2, 8.8Hz, 1H), 5.19(t, J=5.4Hz, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0206】
実施例40:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシブチル−(S)−2−カルバメート(40)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例87)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.92(t, J=7.4Hz, 3H), 1.30〜1.38(m, 1H), 1.57〜1.64(m, 1H), 3.74(d, J=9.2Hz, 1H), 4.80(br s, 2H), 5.40〜5.50(m, 2H), 7.17〜7.34(m, 3H)
【0207】
実施例41:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(S)−2−カルバメート(41)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例88)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.9g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.85(br s, 2H), 5.40〜5.43(m, 1H), 5.49〜5.54(m, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0208】
実施例42:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(S)−2−カルバメート(42)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例89)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.4g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.85(br s, 2H), 5.40〜5.43(m, 1H), 5.49‐5.54(m, 1H), 7.16〜7.33(m, 3H)
【0209】
実施例43:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシヘキシル−(S)−2−カルバメート(43)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例90)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.2g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.89(t, J=3.6Hz, 3H), 1.28〜1.42(m, 4H), 1.52〜1.59(m, 1H), 1.64〜1.71(m, 1H), 2.98(d, J=5.6Hz, 1H), 4.67(br s, 2H), 4.96‐5.00(m, 1H), 5.17(t, J=5.6Hz, 1H), 7.30〜7.49(m 3H)
【0210】
実施例44:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシヘキシル−(S)−2−カルバメート(44)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例91)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.1g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.84(t, J=7.0Hz, 3H), 1.20〜1.35(m, 4H), 1.36〜1.41(m, 1H), 1.59〜1.63(m, 1H), 3.71(d, J=10.0Hz, 1H), 4.74(br s, 2H), 5.40〜5.44(m, 1H), 5.52〜5.57(m, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0211】
実施例45:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート(45)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例92)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.2g、収率60〜90%)を収得した、
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 4.16(br t, 1H) 4.96(br t, 3H), 5.07(t, J=4.8Hz, 1H), 7.23〜7.52(m, 3H)
【0212】
実施例46:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート(46)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例93)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率60〜90%)を収得した、
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.66(d, J=9.2Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.43(t, J=9.0Hz, 1H), 5.62〜5.69(m, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0213】
実施例47:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート(47)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例94)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.0g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.66(d, J=9.2Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.43(t, J=9.0Hz, 1H), 5.62〜5.69(m, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0214】
実施例48:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシブチル−(R)−2−カルバメート(48)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例95)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.3g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.96(t, J=7.4Hz, 3H), 1.58〜1.74(m, 2H), 2.98(d, J=5.6Hz, 1H) 4.68(br s, 2H), 5.59(dt, J=5.2, 8.8Hz, 1H), 5.19(t, J=5.4Hz, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0215】
実施例49:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシブチル−(R)−2−カルバメート(49)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例96)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.5g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.92(t, J=7.4Hz, 3H), 1.30〜1.38(m, 1H), i:57〜1.64(m, 1H), 3.74(d, J=9.2Hz, 1H), 4.80(br s, 2H), 5.40〜5.50(m, 2H), 7.17〜7.34(m, 3H)
【0216】
実施例50:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(R)−2−カルバメート(50)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例97)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.8g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.85(br s, 2H), 5.40〜5.43(m, 1H), 5.49〜5.54(m, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0217】
実施例51:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(R)−2−カルバメート(51)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例98)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.6g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.85(br s, 2H), 5.40〜5.43(m, 1H), 5.49〜5.54(m, 1H), 7.16〜7.33(m, 3H)
【0218】
実施例52:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシヘキシル−(R)−2−カルバメート(52)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例99)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.5g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.89(t, J=3.6Hz, 3H), 1.28〜1.42(m, 4H), 1.52〜1.59(m, 1H), 1.64〜1.71(m, 1H), 2.98(d, J=5.6Hz, 1H), 4.67(br s, 2H), 4.96〜5.00(m, 1H), 5.17(t, J=5.6Hz, 1H), 7.30〜7.49(m, 3H)
【0219】
実施例53:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシヘキシル−(R)−2−カルバメート(53)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例100)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.4g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.84(t, J=7.0Hz, 3H), 1.20〜1.35(m, 4H), 1.36〜1.41(m, 1H), 1.59〜1.63(m, 1H), 3.71(d, J=10.0Hz, 1H), 4.74(br s, 2H), 5.40〜5.44(m, 1H), 5.52〜5.57(m, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0220】
実施例54:1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート(54)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例101)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.22(d, J=6.4Hz, 3H), 4.16(br t, 1H) 4.96(br t, 3H), 5.07(t, J=4.8Hz, 1H), 7.23〜7.52(m, 3H)
【0221】
実施例55:1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート(55)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例102)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.4g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.66(d, J=9.2Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.43(t, J=9.0Hz, 1H), 5.62〜5.69(m, 1H), 7.18‐7.22(m, 3H)
【0222】
実施例56:1−(2,3−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシプロピル−2−カルバメート(56)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例103)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.6g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.66(d, J=9.2Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.43(t, J=9.0Hz, 1H), 5.62〜5.69(m, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0223】
実施例57:1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート(57)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例104)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.96(t, J=7.4Hz, 3H), 1.58〜1.74(m, 2H), 2.98(d, J=5.6Hz, 1H) 4.68(br s, 2H), 5.59(dt, J=5.2, 8.8Hz, 1H), 5.19(t, J=5.4Hz, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0224】
実施例58:1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシブチル−2−カルバメート(58)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例105)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.4g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.92(t, J=7.4Hz, 3H), 1.30〜1.38(m, 1H), 1.57〜1.64(m, 1H), 3.74(d, J=9.2Hz, 1H), 4.80(br s, 2H), 5.40〜5.50(m, 2H), 7.17〜7.34(m, 3H)
【0225】
実施例59:1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート(59)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例106)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.9g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.85(br s, 2H), 5.40〜5.43(m, 1H), 5.49〜5.54(m, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0226】
実施例60:1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−2−カルバメート(60)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例107)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.85(br s, 2H), 5.40〜5.43(m, 1H), 5.49‐5.54(m, 1H), 7.16〜7.33(m, 3H)
【0227】
実施例61:1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート(61)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例108)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.6g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.89(t, J=3.6Hz, 3H), 1.28〜1.42(m, 4H), 1.52〜1.59(m, 1H), 1.64〜1.71(m, 1H), 2.98(d, J=5.6Hz, 1H), 4.67(br s, 2H), 4.96〜5.00(m, 1H), 5.17(t, J=5.6Hz, 1H), 7.30〜7.49(m, 3H)
【0228】
実施例62:1−(2,6−ジクロロフェニル)−1−ヒドロキシヘキシル−2−カルバメート(62)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ヘキサン(製造例109)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.5g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.84(t, J=7.0Hz, 3H), 1.20〜1.35(m, 4H), 1.36〜1.41(m, 1H), 1.59〜1.63(m, 1H), 3.71(d, J=10.0Hz, 1H), 4.74(br s, 2H), 5.40〜5.44(m, 1H), 5.52〜5.57(m, 1H), 7.17〜7.35(m, 3H)
【0229】
実施例63:1−(2−フルオロフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート(63)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−フルオロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例110)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.8g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.19(d, J=5.2Hz, 3H), 2.93(d, J=4.4Hz, 1H), 4.71(br s, 2H), 4.99〜5.06(m, H), 7.04〜7.48(m, 4H)
【0230】
実施例64:1−(2−フルオロフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート(64)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−フルオロフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例111)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.6g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.19(d, J=5.2Hz, 3H), 2.93(d, J=4.4Hz, 1H), 4.71(br s, 2H), 4.99〜5.06(m, H), 7.04〜7.48(m, 4H)
【0231】
実施例65:1−(2−ヨードフェニル)−(S)−1−ヒドロキシプロピル−(S)−2−カルバメート(65)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例112)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.2g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.27(d, J=6.4Hz, 3H), 3.09(br s, 1H), 4.83(br s, 2H), 5.00〜5.10(m, 2H), 7.00〜7.76(m, 4H)
【0232】
実施例66:1−(2−ヨードフェニル)−(R)−1−ヒドロキシプロピル−(R)−2−カルバメート(66)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−(R,R)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例113)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(1.7g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.27(d, J=6.4Hz, 3H), 2.95(d, J=3.6Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.01〜5.11(m, 2H), 7.01〜7.86(m, 4H)
【0233】
実施例67:1−(2−ヨードフェニル)−(S)−1−ヒドロキシブチル−(S)−2−カルバメート(67)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)プロパン(製造例69)の代わりに、1−(2−ヨードフェニル)−(S,S)−1,2−(ビス−トリメチルシラニルオキシ)ブタン(製造例114)を用いる以外は実施例1と実質的に同様の方法で、標題化合物(2.1g、収率60〜90%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.27(d, J=6.4Hz, 3H), 3.09(br s, 1H), 4.83(br s, 2H), 5.00〜5.10(m, 2H), 7.00〜7.76(m, 4H)
【0234】
実施例68:1−(2−クロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−カルバメート(68)の合成
[この文献は図面を表示できません]

製造例14で収得した1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(2.33g、製造例14)、テトラヒドロフラン(THF、12ml)、及びカルボニルジイミダゾール(CDI、3.04g)をフラスコに入れて、室温で撹拌した。約3時間後、ここにアンモニア溶液(NHOH、4ml)を添加した。反応終了後、収得した生成物を1M HCl溶液及びエチルアセテート(EA)で洗滌した。分離した有機層を無水硫酸マグネシウム(MgSO)で脱水し、濾過して減圧下で濃縮した。濃縮された残余物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物(0.28g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.24(d, J=6.8Hz, 3H), 2.13(d, J=4.4Hz, 1H), 4.12〜4.16(m, lH), 4.85(br s, 2H), 5.98(d, J=5.6Hz, 1H), 7.24〜7.43(m, 4H)
【0235】
実施例69:1−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−カルバメート(69)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例15)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.77g、収率16%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.24(d, J=6.4Hz, 3H), 2.04(d, J=4.8Hz, 1H), 4.11〜4.18(m, 1H), 4.74(br s, 2H), 6.00(d, J=5.6Hz, 1H), 7.24〜7.43(m, 4H)
【0236】
実施例70:1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート(70)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2−クロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例16)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.16g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.24(d, J=6.4Hz, 3H), 2.04(d, J=4.8Hz, 1H), 4.11〜4.18(m, 1H), 4.74(br s, 2H), 6.00(d, J=5.6Hz, 1H), 7.24〜7.43(m, 4H)
【0237】
実施例71:1−(2−クロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−N−メチルカルバメート(71)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例15で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.70g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.21(d, J=6.4Hz, 3H), 2.80(d, J=4.8Hz, 3H), 3.12(s, 1H), 4.09〜4.16(m, 1H), 4.86(br s, 1H), 5.99(d, J=6.0Hz, 1H), 7.23〜7.40(m, 4H)
【0238】
実施例72:1−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−N−メチルカルバメート(72)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例22で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.69g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.21(d, J=6.4Hz, 3H), 2.80(d, J=4.8Hz, 3H), 3.12(s, 1H), 4.09〜4.16(m, 1H), 4.86(br s, 1H), 5.99(d, J=6.0Hz, 1H), 7.23〜7.40(m, 4H)
【0239】
実施例73:1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−メチルカルバメート(73)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例29で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.73g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.22(d, J=6Hz, 3H), 2.15(d, J=4Hz, 1H), 2.81(d, J=5Hz, 3H), 4.12(dd, J=6Hz, 1H), 4.83(br s, 1H), 6.00(d, J=6Hz, 1H), 7.23〜7.41(m, 4H)
【0240】
実施例74:1−(2−クロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−N−プロピルカルバメート(74)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例16で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.15g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.91(t, J=7Hz, 3H), 1.22(d, J=6Hz, 3H), 1.52(dd, J=7Hz, 2H), 2.23(d, J=4Hz, 1H), 3.09〜3.21(m, 2H), 4.09〜4.17(m, 1H), 4.93(s, 1H), 5.99(d, J=6Hz, 1H), 7.23〜7.47(m, 4H)
【0241】
実施例75:1−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−N−プロピルカルバメート(75)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例23で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.04g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.91(t, J=7Hz, 3H), 1.22(d, J=6Hz, 3H), 1.52(dd, J=7Hz, 2H), 2.23(d, J=4Hz, 1H), 3.09〜3.21(m, 2H), 4.09〜4.17(m, 1H), 4.93(s, 1H), 5.99(d, J=6Hz, 1H), 7.23〜7.47(m, 4H)
【0242】
実施例76:1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−プロピルカルバメート(76)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例30で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.15g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.91(t, J=7Hz, 3H), 1.22(d, J=6Hz, 3H), 1.52(dd, J=7Hz, 2H), 2.23(d, J=4Hz, 1H), 3.09〜3.21(m, 2H), 4.09〜4.17(m, 1H), 4.93(s, 1H), 5.99(d, J=6Hz, 1H), 7.23〜7.47(m, 4H)
【0243】
実施例77:1−(2−クロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−N−イソプロピルカルバメート(77)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例17で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.42g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10(d, J=6.0Hz, 3H), 1.15〜1.19(m, 6H), 2.41(s, 1H), 3.76〜4.08(m, 1H), 4.34(s, 1H), 4.83(br s 1H), 5.95(d, J=5.3Hz, 1H), 7.19〜7.39(m, 4H)
【0244】
実施例78:1−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−N−イソプロピルカルバメート(78)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例24で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.5g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.13(d, J=6Hz, 3H), 1.20(dd, J=9.2Hz, 6H), 2.23(s, 1H), 3.77〜3.82(m, 1H), 4.10(s, 1H), 4.76(br s, 1H), 5.98(d, J=5.6Hz, 1H), 7.23〜7.41(m, 4H)
【0245】
実施例79:1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−イソプロピルカルバメート(79)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例31で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.09g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.14(d, J=6Hz, 3H), 1.21(dd, J=6Hz, 6H), 2.16(d, J=5Hz, 1H), 3.81(t, J=6Hz, 1H), 4.11(d, J=5Hz, 1H), 4.73(br s, 1H), 5.98(d, J=5Hz, 1H), 7.24〜7.41(m, 4H)
【0246】
実施例80:1−(2−クロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−N−シクロプロピルカルバメート(80)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例18で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.53g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.53〜0.60(m, 2H), 0.74(s, 2H), 1.21(d, J=6.0Hz, 3H), 2.19(s, 1H), 2.59(s, 1H), 4.11〜4.15(m, 1H), 5.13(br s, 1H), 5.99(d, J=5.20Hz, 1H), 7.23〜7.40(m, 4H)
【0247】
実施例81:1−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−N−シクロプロピルカルバメート(81)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例25で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.58g、収率10%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.53〜0.60(m, 2H), 0.74(s, 2H), 1.21(d, J=6.0Hz, 3H), 2.19(s, 1H), 2.59(s, 1H), 4.11〜4.15(m, 1H), 5.13(br s, 1H), 5.99(d, J=5.20Hz, 1H), 7.23〜7.40(m, 4H)
【0248】
実施例82:1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−シクロプロピルカルバメート(82)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例32で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.38g、収率14%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.71(s, 2H), 1.19(d, J=6Hz, 3H), 2.45(S, 1H), 2.57(S, 1H), 4.08〜4.12(m, 1H), 5.26(s, 1H), 5.97(d, J=4Hz, 1H), 7.22〜7.54(m, 4H)
【0249】
実施例83:1−(2−クロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−N−シクロヘキシルカルバメート(83)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例19で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.24g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10〜1.39(m, 7H), 1.61(s, 3H), 1.71〜1.74(m, 2H), 1.87(d, J=11.2Hz, 1H), 2.48(d, J=10.8Hz, 1H), 3.46(t, J=4Hz, 1H), 4.10〜4.11(m, 1H), 4.80(br s 1H), 5.97(d, J=5.6Hz, 1H), 7.23〜7.41(m, 4H)
【0250】
実施例84:1−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−N−シクロヘキシルカルバメート(84)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例26で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.35g、収率10%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.10〜1.39(m, 7H), 1.61(s, 3H), 1.71〜1.74(m, 2H), 1.87(d, J=11.2Hz, 1H), 2.48(d, J=10.8Hz, 1H), 3.46(t, J=4Hz, 1H), 4.10〜4.11(m, 1H), 4.80(br s 1H), 5.97(d, J=5.6Hz, 1H), 7.23〜7.41(m, 4H)
【0251】
実施例85:1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−シクロヘキシルカルバメート(85)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例33で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.26g、収率10%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.12‐1.19(m, 3H), 1.22(d, J=6Hz, 3H), 1.27〜1.37(m, 1H), 1.71(t, J=6Hz, 2H), 1.86〜1.88(m, 1H), 1.97〜2.00(m, 1H), 2.18(d, J=4Hz, 1H), 3.47(S, 1H), 4.12(t, J=6Hz, 1H), 4.78(S, 1H), 5.97(d, J=6Hz, 1H), 7.23〜7.40(m, 4H)
【0252】
実施例86:1−(2−クロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−N−ベンジルカルバメート(86)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例20で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.19g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.23(d, J=6Hz, 3H), 2.16(d, J=4Hz, 1H), 4.12(t, J=6Hz, 1H), 4.31〜4.44(m, 2H), 5.22(br S, 1H), 6.04(d, J=6Hz, 1H), 7.27〜7.42(m, 9H)
【0253】
実施例87:1−(2−クロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−N−ベンジルカルバメート(87)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例27で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.07g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.23(d, J=6Hz, 3H), 2.16(d, J=4Hz, 1H), 4.12(t, J=6Hz, 1H), 4.31〜4.44(m, 2H), 5.22(br S, 1H), 6.04(d, J=6Hz, 1H), 7.27〜7.42(m, 9H)
【0254】
実施例88:1−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−N−ベンジルカルバメート(88)の合成
[この文献は図面を表示できません]

モノカルバメートの位置異性質体を分離して実施例34で記載したようにシリカゲルカラムクロマトグラフィーを実施することで精製して、標題化合物(0.21g、収率14%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.23(d, J=6Hz, 3H), 2.16(d, J=4Hz, 1H), 4.12(t, J=6Hz, 1H), 4.31〜4.44(m, 2H), 5.22(br S, 1H), 6.04(d, J=6Hz, 1H), 7.27〜7.42(m, 9H)
【0255】
実施例89:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−カルバメート(89)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例26)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.05g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.13(d, J=6.8Hz, 3H), 2.49(d, J=4.0Hz, 1H), 4.66〜4.74(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.20(d, J=8.8Hz, 1H), 7.30(d, J=8.4Hz, 1H), 7.39(d, J=2.0Hz, 2H), 7.50(dd, J=8.4Hz, 2.0Hz, 1H)
【0256】
実施例90:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−カルバメート(90)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例38)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.07g、収率24%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.13(d, J=6.8Hz, 3H), 2.49(d, J=4.0Hz, 1H), 4.66〜4.74(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.20(d, J=8.8Hz, 1H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0257】
実施例91:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシプロピル−(S)−1−カルバメート(91)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例57)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.08g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.66(d, J=9.2Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.43(t, J=9.0Hz, 1H), 5.62〜5.69(m, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0258】
実施例92:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシブチル−(S)−1−カルバメート(92)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例29)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.07g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.77(t, J=7.4Hz, 3H), 0.92‐1.01(m, 1H), 1.18〜1.28(m, 1H), 4.06〜4.13(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.4(br s, 2H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0259】
実施例93:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシブチル−(S)−1−カルバメート(93)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例41)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.11g、収率29%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.77(t, J=7.4Hz, 3H), 0.92〜1.01(m, 1H), 1.18〜1.28(m, 1H), 4.06〜4.13(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.4(br s, 2H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0260】
実施例94:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(S)−1−カルバメート(94)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例32)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.01g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.42(br s, 2H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0261】
実施例95:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(S)−1−カルバメート(95)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(S,S)−1,2−ブタンジオール(製造例44)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.03g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.42(br s, 2H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0262】
実施例96:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシヘキシル−(S)−1−カルバメート(96)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオール(製造例35)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.21g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=7.2Hz, 3H), 1.18〜1.33(m, 4H), 1.48〜1.55(m, 2H), 2.35(d, J=4.4Hz, 1H), 4.45〜4.50(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.21(d, J=8.4Hz, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0263】
実施例97:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S)−2−ヒドロキシヘキシル−(S)−1−カルバメート(97)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(S,S)−1,2−ヘキサンジオール(製造例47)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.06g、収率29%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=7.2Hz, 3H), 1.18〜1.33(m, 4H), 1.48〜1.55(m, 2H), 2.35(d, J=4.4Hz, 1H), 4.45〜4.50(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.21(d, J=8.4Hz, 1H), 7.16〜7.34(m, 3H)
【0264】
実施例98:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−カルバメート(98)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例27)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.04g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.13(d, J=6.8Hz, 3H), 2.49(d, J=4.0Hz, 1H), 4.66〜4.74(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.20(d, J=8.8Hz, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0265】
実施例99:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−カルバメート(99)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例39)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.09g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.13(d, J=6.8Hz, 3H), 2.49(d, J=4.0Hz, 1H), 4.66〜4.74(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.20(d, J=8.8Hz, 1H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0266】
実施例100:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−カルバメート(100)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例58)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.25g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.66(d, J=9.2Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.43(t, J=9.0Hz, 1H), 5.62〜5.69(m, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0267】
実施例101:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシブチル−(R)−1−カルバメート(101)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオール(製造例30)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.08g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.77(t, J=7.4Hz, 3H), 0.92〜1.01(m, 1H), 1.18〜1.28(m, 1H), 4.06〜4.13(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.4(br s, 2H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0268】
実施例102:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシブチル−(R)−1−カルバメート(102)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ブタンジオール(製造例42)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.09g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.77(t, J=7.4Hz, 3H), 0.92〜1.01(m, 1H), 1.18〜1.28(m, 1H), 4.06〜4.13(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.4(br s, 2H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0269】
実施例103:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(R)−1−カルバメート(103)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例33)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.01g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.42(br s, 2H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0270】
実施例104:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−(R)−1−カルバメート(104)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−(R,R)−1,2−プロパンジオール(製造例45)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.01g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.42(br s, 2H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0271】
実施例105:1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシヘキシル−(R)−1−カルバメート(105)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオール(製造例36)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.21g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=7.2Hz, 3H), 1.18〜1.33(m, 4H), 1.48〜1.55(m, 2H), 2.35(d, J=4.4Hz, 1H), 4.45〜4.50(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.21(d, J=8.4Hz, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0272】
実施例106:1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシヘキシル−(R)−1−カルバメート(106)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−(R,R)−1,2−ヘキサンジオール(製造例48)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.12g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=7.2Hz, 3H), 1.18〜1.33(m, 4H), 1.48〜1.55(m, 2H), 2.35(d, J=4.4Hz, 1H), 4.45〜4.50(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.21(d, J=8.4Hz, 1H), 7.16〜7.34(m, 3H)
【0273】
実施例107:1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート(107)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−プロパンジオール(製造例28)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.05g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.13(d, J=6.8Hz, 3H), 2.49(d, J=4.0Hz, 1H), 4.66〜4.74(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.20(d, J=8.8Hz, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0274】
実施例108:1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル−1−カルバメート(108)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−プロパンジオール(製造例40)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.06g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.13(d, J=6.8Hz, 3H), 2.49(d, J=4.0Hz, 1H), 4.66〜4.74(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.20(d, J=8.8Hz, 1H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0275】
実施例109:1−(2,3−ジクロロフェニル)−(R)−2−ヒドロキシプロピル−(R)−1−カルバメート(109)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2−プロパンジオール(製造例59)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.02g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.15(d, J=6.4Hz, 3H), 3.66(d, J=9.2Hz, 1H), 4.73(br s, 2H), 5.43(t, J=9.0Hz, 1H), 5.62〜5.69(m, 1H), 7.18〜7.22(m, 3H)
【0276】
実施例110:1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシブチル−1−カルバメート(110)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−ブタンジオール(製造例31)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.07g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.77(t, J=7.4Hz, 3H), 0.92〜1.01(m, 1H), 1.18〜1.28(m, 1H), 4.06〜4.13(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.4(br s, 2H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0277】
実施例111:1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシブチル−1−カルバメート(111)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−ブタンジオール(製造例43)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.10g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.77(t, J=7.4Hz, 3H), 0.92〜1.01(m, 1H), 1.18〜1.28(m, 1H), 4.06〜4.13(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.4(br s, 2H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0278】
実施例112:1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−1−カルバメート(112)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−メチル−1,2−プロパンジオール(製造例34)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.04g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.42(br s, 2H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0279】
実施例113:1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシ−3−メチル−ブチル−1−カルバメート(113)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−メチル−1,2−プロパンジオール(製造例46)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.01g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ1.00(t, J=7.2Hz, 6H), 1.73〜1.79(m, 1H), 3.67〜3.69(m, 1H), 4.96(d, J=6.0Hz, 1H), 5.91(d, J=8.8Hz, 1H), 6.42(br s, 2H), 7.25〜7.40(m, 3H)
【0280】
実施例114:1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシヘキシル−1−カルバメート(114)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2−ヘキサンジオール(製造例37)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.21g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=7.2Hz, 3H), 1.18〜1.33(m, 4H), 1.48〜1.55(m, 2H), 2.35(d, J=4.4Hz, 1H), 4.45〜4.50(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.21(d, J=8.4Hz, 1H), 7.30〜7.50(m, 3H)
【0281】
実施例115:1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシヘキシル−1−カルバメート(115)の合成
[この文献は図面を表示できません]

1−(2−クロロフェニル)−(S,S)−1,2−プロパンジオール(製造例14)の代わりに、1−(2,6−ジクロロフェニル)−1,2−ヘキサンジオール(製造例49)を用いる以外は実施例68と実質的に同様の方法で、標題化合物(0.12g、収率10〜30%)を収得した。
H NMR(400MHz, CDCl) δ0.85(t, J=7.2Hz, 3H), 1.18〜1.33(m, 4H), 1.48〜1.55(m, 2H), 2.35(d, J=4.4Hz, 1H), 4.45〜4.50(m, 1H), 4.76(br s, 2H), 6.21(d, J=8.4Hz, 1H), 7.16〜7.34(m, 3H)
【0282】
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0283】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0284】
PTZを使用した抗 − 不安と憂鬱活性度
この実験では、試験動物(マウス;ICR、及びラット;SD)に 投与して;実験動物である雄SDラットは 韓国のOrient Bio又はNara biotech社から購入して、4〜5日間ケージ当たり4〜5匹のマウスを収容した。マウスは体重範囲19〜26グラムのものを用い、ラットは体重範囲100〜130グラムのものを用いた。投与からピークタイム(0.5、1、2及び4時間)後に、97%間欠的痙攣が誘導可能な濃度でPTZ(ペンチレンテトラゾール)を皮下投与した(マウス&ラット:90〜110mg/kg.bw、2ul/g)。間代発作がPTZ投与動物において少なくとも3秒間観察されなければ、試験化合物が 非痙攣発作性活性度を持つと見なすことができる。中間有効濃度(ED50)は濃度(総3つの相違した濃度)当たり6匹の動物を使用して決定し、用量−反応関係であるリッチフィールド・ウィルコクソン(Litchfield and Wilcoxon)のログ−プロビット方法によって算定された。収得した結果を下記の表3に示す。
【0285】
神経毒性
試験化合物の神経毒性の測定をドンハムとミヤ[Dunham、NW and Miya、T.S. 1957. A note on a simple apparatus for detecting neurological deficit in rats and mice。 J. Am。 Pharm。 Assoc。 (Baltimore)46:208‐209]の方法で行った。上記の方法で、試験動物の運動能は試験動物がロタロードから落下せずに歩くことができるかどうかを観察することによって決定することができ、これにより、各化合物の神経毒性値を決定することができる。 「TD50」は試験動物の50%が神経毒性を示すそれぞれの試験化合物の容量を意味する。これらは本試験の前にロタロード(ロタロード; Columbus instrument、rota‐max、USA)上で24時間前5分の間6rpmで先行訓練をさせた。 0.5、1、2、4時間の間試験物質を任意の容量を投与して、ピークタイムを決定した。化合物の最小神経毒性を測定するために、マウスを6rpmのロタロード(丸ロード、3Cm)上に置いて、試験動物が1分間1回以上歩くことが維持できない場合、試験動物が神経毒性を示すと考えられる。 得られた結果を下記の表3に示す。
【0286】
[統計 分析]
得られた結果を平均値±標準誤差(mean±sem)で示す。グループ間の差をANOVAで統計分析してから、ダンネットテスト( Dunnett’s test )又はボンペローニテスト( Bonferroni test )によって更に検証した。 pが0.05未満の場合、グループ間の差が統計的有意性があると判断した。
【0287】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0288】
角膜キンドルリングされた(CK)のラットモデル
体重が85〜100gであるオスのスープラグ ダウリラット(韓国のOrient Bio Inc.から購入)を、本研究に使用した。 MES試験はRodent Shockerによって考案されたType221(ドイツのHugo Sachs Elektronik社製)である電気刺激発作器具を使用した。キンドルリングされたラットモデルは、ラシーン尺度(Racine scale)(Racine、1972)によって点数化された発作の段階5が再現されるまで、21日間、1日に2回ずつ電気的に刺激した(8mA、60Hz、2秒、角膜電極)。キンドルリングされたラットは、試料の投与前の少なくとも1時間の間試験条件にすばやく適用させた。薬物は、体重当たり4μl/ gの容量に経口投与(p.o.)された。角膜キンドルリングされたラットモデル試験は、全身性欠神発作又は双極性障害のためのモデルであり、発作又は双極性障害の拡散を防止する化合物を確認する。刺激レベルを8mA、60Hzに設定して、持続は2秒に設定した。それぞれの目に0.9%生理食塩水を滴下するように配置して、刺激を目の上に配置し、刺激をすぐに実施した。試料の薬理効果を評価し、試験群(n = 6)と対照群(n = 6)を比較した。 対照群は、ビヒクルのみ投与した。ピークタイムは0.5、1、2、4時間の試験材料のランダム容量で投与することにより、決定された。最大保護されている時間をピークタイムで定義し、ED50は、ピークタイムでその他の容量投与によって決定された。対照群の50%に発作に対して保護する必要がある化合物の効果量(ED50)は、SPSSソフトウェアプログラム(SPSS Inc.)を使用して、ログのプロビット分析によって決定された。得られた結果を下記の表4に示す. (参照; Ewart A. William E. Bondinell(1991). Anticonvulsant profiles of the potent and orally active GABA uptake inhibitors SK&F 89976−A and SK&F 100330−A and four prototype antiepileptic drugs in mice and rats. Epilepsia, 32: 569−577./Hinko C.N., Crider A.M., Kliem M.A., Steinmiler C.L., Seo T.H., Bin Ho., Venkatarangan P., El−Assadi A.A., Chang H., Burns CM., Tietz E.I., Andersen P.H., Klitgaard H. (1996). Anticonvulsant activity of novel derivatives of 2− and 3−pieridinecarboxylix acid in mice and rats. Neuropharmacology, 35: 1721−1735)。
【0289】
海馬キンドルリングされた(HK)ラットモデル
海馬キンドルリングモデルは、焦点性発作又は双極性障害の発現と修得両方に影響を与えることができる化合物の能力を評価するために使用することができる。 LothmanとWilliamson(1994)によって説明された海馬キンドルリングパラダイムは、成体雄スープラグ - ダウリラットの腹部海馬に陽極電極を手術によって配置する必要がある。一日おきに30分ごとに6時間(1日当たり12刺激)で、総60刺激(5日間刺激)によって伝達された、50Hzの10秒の連続の1msの2相200μAパルスで構成されている刺激を利用することにより、段階5 (Racine、1972)の発作が生じる 。候補の抗痙攣活性を評価する前に、超極大(supramaximal)刺激で構成されている、薬物を使用していない対照期間を記録し、 段階 5の一般化された発作の安定性を検証する。続いて、候補化合物の単一投与量を最後の対照刺激後15分に腹腔内(i.p.)投与する。薬物の抗痙攣活性を試料投与後15分に開始して、30分ごとに3〜4時間の間に評価する。各刺激の後、それぞれのラシーン(Racine)発作スコア及び後放出(after discharge)持続時間を記録する。 キンドルリング獲得研究では、薬物は電極が移植されたラットでキンドルリングされた状態の展開を抑制するこれらの能力について試験される。候補化合物は、キンドルリング過程で投与される。これらの研究について、薬物は電気的刺激前の所定の時間に投与される。投与間隔及び薬物の投与量は、生理食塩水 − 処理されたラットの場合と比較して、処理した動物に基づいている。この処理を刺激日2日、3日、4日、及び5日に繰り返す。 1週間の無刺激間隔の後に、キンドルリング 獲得による薬物処理の効果は、 キンドルリング刺激プロトコルを持っている動物を試験することによって評価される。したがって、標準化されたキンドルリングプロトコルは、3日の試験日の間、各ラットに対して記録された行動発作スコア及び後放出持続時間を持って実施される。生理食塩水処理されたラットは、1週間の無刺激期間後に最初の刺激に完全にキンドルリングされる。活性化合物は生理食塩水対照ラットと比較して行動スコア及び後放出持続時間をより下げることが予想される。キンドルリング反応の獲得での遅延の抑制又は延長は候補candidate化合物が発作及び双極性障害の展開を抑制するように作用するということを表すことができる。得られた結果を下記の表4に示す(参照; Rotheman E.W. and Williamson J.M. (1994). Closely spaced recurrent hippocampal seizures elicit two types of heightened epileptogenesis: a rapidly developing, transient kindling and a slowly developing, enduring kindling. Brain Res. 649: 71−84./Racine RJ. (1972). Modification of seizure activity by electrical stimulation: II Motor seizure. Electroenceph. Clin. Neurophysiol. 32: 281−294)。
【0290】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0291】
明−暗選択試験
明−暗選択試験は、不安 − 類似の行動に対するモデルである。この試験は、明るく照らされた領域に対する齧齒類の先天的嫌悪と軽いストレス要因、すなわち新しい環境と光に対して彼らの自発的探索行動に基づいている。老いたICR雄マウス(30〜35g)をSamtako bio korea(韓国)社から購入し、制御された動物施設(温度22°C、湿度55%±5%)で試験される前に1週間順応するようにした。処理を開始するとき、動物の体重は30 gであった。
【0292】
試験化合物は、30%PEG400に溶解させ、使用直前に製造し、試験する60分前に10ml/ kgの体重あたりの容量で腹腔内(i.p.)投与した。対照群には相応するビヒクルを提供した。アクリルボックス(45cmx27cm、ウェルが27cmである)は、隔壁の中央の底面に位置する開口(7.5x7.5cm)に連結した 2つのチャンバー(白:ボックスの2/3、黒:ボックスの1/3)で行われた。それぞれのマウスは、ボックスの白い部分に配置され、5分間のセッションの間に、自由に歩き回るようにした。セッションの終わりに、マウスは彼らのケージに戻らせて、その領域は、70%のアルコール溶液で清潔に拭いた。すべての実験はビデオで録画した。試験後、すべてのビデオの記録を分析した。得られた結果を下記の表5に示す(参照; Bourin, M., Hascoet, M. 2003. The mouse light/dark box test. European Journal of Pharmacology, 463, 55−65. Bouwknecht, JA., Paylor, R. 2002. Behavioral and physiological mouse assays for anxiety: a survey in nine mouse strains. Behavioural Brain Research, 136, 489−501.)。
【0293】
[統計分析]
結果を平均値±平均値の標準誤差(SEM)で表す。両方独立t−検定(two−tailed unpaired t−test)によって行動データを分析した。統計的有意性のために<0.05の値をとった(*** p<0.001、** p=0.001−0.01、* p=0.01−0.05)。 Windows版4のPrismソフトウェアを使用してデータ管理と統計を行った(米国カリフォルニア州サンディエゴのGraphPad Software社)。
【0294】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【0295】
本発明の望ましい具体例を記載して、これらの変更及び変形が本発明の主旨内容であることを本技術分野に熟練した者に確実に理解され、本発明の範囲は請求範囲及びこの相当語句によって理解すべきである。