特許第6131389号(P6131389)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6131389記号イメージを用いたデザイン設計装置及び設計方法と記号イメージが適用された設計対象物分析装置及び分析方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6131389
(24)【登録日】2017年4月21日
(45)【発行日】2017年5月17日
(54)【発明の名称】記号イメージを用いたデザイン設計装置及び設計方法と記号イメージが適用された設計対象物分析装置及び分析方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 17/50 20060101AFI20170508BHJP
   G06T 7/60 20170101ALI20170508BHJP
【FI】
   G06F17/50 680G
   G06T7/60 150S
【請求項の数】26
【全頁数】32
(21)【出願番号】特願2016-525277(P2016-525277)
(86)(22)【出願日】2014年7月9日
(65)【公表番号】特表2016-532937(P2016-532937A)
(43)【公表日】2016年10月20日
(86)【国際出願番号】KR2014006140
(87)【国際公開番号】WO2015005664
(87)【国際公開日】20150115
【審査請求日】2016年1月8日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0080573
(32)【優先日】2013年7月9日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2013-0080574
(32)【優先日】2013年7月9日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】514175025
【氏名又は名称】リュウ ジュンハ
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】リュウ ジュンハ
【審査官】 松浦 功
(56)【参考文献】
【文献】 特表2011−527038(JP,A)
【文献】 特開2006−134336(JP,A)
【文献】 特開平03−245191(JP,A)
【文献】 特開昭63−183490(JP,A)
【文献】 特表2015−510609(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0054002(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0241497(US,A1)
【文献】 藤尾桂子,現場が教えるIllustratorファーストステップ[エディトリアル編],DTP WORLD,株式会社ワークスコーポレーション,2008年 5月13日,第13巻,第5号,pp.108−111
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 17/50
G06T 7/60
G09G 5/22 − 5/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
記号イメージを用いたデザイン設計方法において、所定の文字に対応するイメージであって、前記文字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に生成されるイメージである記号イメージが表現されるように、設計対象物を設計するステップ(a)と、設計された前記設計対象物のイメージを出力するステップ(b)とを含む記号イメージを用いたデザイン設計方法。
【請求項2】
前記文字は、ハングル文字、英文字、数字のうち少なくとも1つを含む請求項1に記載の記号イメージを用いたデザイン設計方法。
【請求項3】
前記記号イメージは、当該文字または数字のイメージ上の余白の形に応じてその形状が決定される請求項1に記載の記号イメージを用いたデザイン設計方法。
【請求項4】
前記記号イメージは、三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有する請求項3に記載の記号イメージを用いたデザイン設計方法。
【請求項5】
前記ステップ(a)は、前記設計対象物の構造を前記記号イメージの形状に応じて設計する請求項1に記載の記号イメージを用いたデザイン設計方法。
【請求項6】
前記ステップ(a)は、前記設計対象物の外面を前記記号イメージの形状に応じて設計する請求項1に記載の記号イメージを用いたデザイン設計方法。
【請求項7】
記号イメージを用いたデザイン設計装置において、所定の文字に対応するイメージであって、前記文字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に生成されるイメージである記号イメージが表現されるように設計対象物を設計する設計処理部と、前記設計処理部によって設計された前記設計対象物のイメージを出力する出力部とを含む記号イメージを用いたデザイン設計装置。
【請求項8】
前記文字は、ハングル文字、英文字、数字のうち少なくとも1つを含む請求項7に記載の記号イメージを用いたデザイン設計装置。
【請求項9】
前記記号イメージは、当該文字または数字イメージ上の余白の形に応じてその形状が決定される請求項7に記載の記号イメージを用いたデザイン設計装置。
【請求項10】
前記記号イメージは、三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有する請求項9に記載の記号イメージを用いたデザイン設計装置。
【請求項11】
前記設計処理部は、前記設計対象物の構造を前記記号イメージの形状に応じて設計する請求項7に記載の記号イメージを用いたデザイン設計装置。
【請求項12】
前記設計処理部は、前記設計対象物の外面を前記記号イメージの形状に応じて設計する請求項7に記載の記号イメージを用いたデザイン設計装置。
【請求項13】
記号イメージが適用された設計対象物分析方法において、所定の文字に対応するイメージであって、前記文字のイメージ上余白の位置に対応する位置に生成されるイメージである記号イメージが表現されるように実現された設計対象物の外部情報が入力されるステップ(a)と、前記設計対象物の外部情報を分析して、前記設計対象物に実現された記号イメージを抽出するステップ(b)と、抽出された前記記号イメージを表示するステップ(c)とを含む記号イメージが適用された設計対象物分析方法。
【請求項14】
前記記号イメージは、複数の記号イメージがオーバーラップされた記号イメージであり、前記ステップ(b)で前記複数の記号イメージのそれぞれを抽出する請求項13に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析方法。
【請求項15】
前記記号イメージは、前記記号イメージの解釈基準座標が表示されているものである請求項13に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析方法。
【請求項16】
前記文字は、ハングル文字、英文字、数字のうち少なくとも1つを含む請求項13に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析方法。
【請求項17】
前記記号イメージは、当該文字または数字イメージ上の余白の形に応じてその形状が決定される請求項13に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析方法。
【請求項18】
前記記号イメージは、三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有する請求項17に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析方法。
【請求項19】
前記外部情報は、前記設計対象物の映像情報、光情報、温度情報、及び周波数情報のうちいずれか1つである請求項13に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析方法。
【請求項20】
記号イメージが適用された設計対象物分析装置において、所定の文字に対応するイメージであって、前記文字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に生成されるイメージである記号イメージが表現されるように実現された設計対象物の外部情報が入力される入力部と、前記入力部から入力された外部情報を分析して、前記設計対象物に実現された記号イメージを抽出する分析部と、前記分析部により抽出された記号イメージを表示する表示部とを含む記号イメージが適用された設計対象物分析装置。
【請求項21】
前記記号イメージは、複数の記号イメージがオーバーラップされた記号イメージであり、前記分析部は、前記複数の記号イメージのそれぞれを抽出する請求項20に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析装置。
【請求項22】
前記記号イメージは、前記記号イメージの解釈基準座標が表示されているものである請求項20に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析装置。
【請求項23】
前記文字は、ハングル文字、英文字、数字のうち少なくとも1つを含む請求項20に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析装置。
【請求項24】
前記記号イメージは、当該文字または数字イメージ上の余白の形に応じてその形状が決定される請求項20に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析装置。
【請求項25】
前記記号イメージは、三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有する請求項24に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析装置。
【請求項26】
前記外部情報は、前記設計対象物の映像情報、光情報、温度情報、及び周波数情報のうちいずれか1つである請求項20に記載の記号イメージが適用された設計対象物分析装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、記号イメージを用いたデザイン設計装置及び設計方法と記号イメージが適用された設計対象物分析装置と分析方法に関するものであり、より詳細には、ハングル、英語、数字などの文字をシンボル化した記号イメージを用いて、各種の産業生産物(製品、美術品、建築物、工芸品、建物など)のデザイン設計を可能にする記号イメージを用いたデザイン設計装置及び設計方法と、ハングル、英語、数字などの文字をシンボル化した記号イメージを用いて設計された各種の産業生産物(製品、美術品、建築物、工芸品、建物など)のデザインから当該デザインに実現されている記号イメージやそれに対応する文字情報を分析することができる記号イメージが適用された設計対象物分析装置及び分析方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現代の映像メディアの発達により、文字の他にもイメージに対する情報転送の重要性が高まっている。例えば、飢餓難民救済に関しても、文字や数字だけで示した冗長な訴え文より文字や数字にイメージを組み合わせた場合がより強く訴えかけるという特長があり、このような時代的特徴を反映して、言語を単なる情報転送媒体から一歩発展させて言語の意味を象徴的に含ませて、産業における活用を向上させる方法が研究されている。
【0003】
特に、産業、芸術、デザイン、建築、工芸、都市計画などの各種分野における産業生産物(製品、美術品、建築物、工芸品、建物など)に言語の文字や数字を象徴的に表現することにより、言語に対する認識を向上させて産業応用を可能にする方法が要求されるだけでなく、これらのハングル、英語、数字などの文字をシンボル化した記号イメージが適用された産業生産物のデザイン設計を容易にできるようにするデザイン設計ソリューションの提供が要求される。
【0004】
また、これらの記号イメージが実現されるように設計された産業生産物に具体的にどのような記号イメージが実現されているかを一般人に分かりやすく説明できるようにするデザイン分析及び解析ソリューションの提供も必要となった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の目的は、ハングル、英語、数字などの文字をシンボル化した記号イメージを用いて、各種の産業生産物(製品、美術品、建築物、工芸品、建物など)のデザイン設計を可能にする記号イメージを用いたデザイン設計装置及び設計方法と、ハングル、英語、数字などの文字をシンボル化した記号イメージを用いて設計された各種の産業生産物(製品、美術品、建築物、工芸品、建物など)のデザインから、当該デザインに実現されている記号イメージとそれに対応する文字情報を分析することができる記号イメージが適用された設計対象物分析装置及び分析方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法は、記号イメージを用いたデザイン設計方法において、所定の文字に対応するイメージであって、前記文字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に生成されるイメージである記号イメージが表現されるように、設計対象物を設計するステップ(a)と、設計された前記設計対象物のイメージを出力するステップ(b)とを含む。
【0007】
また、前記記号イメージは、当該文字または数字のイメージ上の余白の形に応じて、その形状が決定されることを特徴とする。
また、前記記号イメージは、三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有することを特徴とする。
【0008】
また、前記ステップ(a)は、前記設計対象物の構造を、前記記号イメージの形状に応じて設計することを特徴とする。
また、前記ステップ(a)は、前記設計対象物の外面を前記記号イメージの形状に応じて設計することを特徴とする。
【0009】
一方、本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計装置は、所定の文字に対応するイメージであって、前記文字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に生成されるイメージである記号イメージが表現されるように設計対象物を設計する設計処理部と、前記設計処理部により設計された前記設計対象物のイメージを出力する出力部とを含む。
【0010】
また、前記記号イメージは、当該文字または数字のイメージ上の余白の形に応じて、その形状が決定されることを特徴とする。
また、前記記号イメージは、三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有することを特徴とする。
【0011】
また、前記設計処理部は、前記設計対象物の構造を前記記号イメージの形状に応じて設計することを特徴とする。
また、前記設計処理部は、前記設計対象物の外面を前記記号イメージの形状に応じて設計することを特徴とする。
【0012】
一方、本発明に係る記号イメージが適用された設計対象物分析方法は、所定の文字に対応するイメージであって、前記文字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に生成されるイメージである記号イメージが表現されるように実現された設計対象物の外部情報が入力されるステップ(a)と、前記設計対象物の外部情報を分析して、前記設計対象物に実現された記号イメージを抽出するステップ(b)と、抽出された前記記号イメージを表示するステップ(c)とを含む。
【0013】
好ましくは、前記記号イメージは、複数の記号イメージがオーバーラップされた記号イメージであり、前記(b)ステップで前記複数の記号イメージのそれぞれを抽出することを特徴とする。
【0014】
また、前記記号イメージは、前記記号イメージの解釈基準座標が必要に応じて表示されていることを特徴とする。
また、前記文字は、ハングル文字、英文字、数字のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0015】
また、前記記号イメージは、当該文字または数字のイメージ上の余白の形に応じて、その形状が決定されることを特徴とする。
また、前記記号イメージは、イメージまたは文字で表現されることを特徴とする。
【0016】
また、前記記号イメージは、三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有することを特徴とする。
また、前記記号イメージは点、線、面で表現されることを特徴とする。
【0017】
また、前記外部情報は、前記設計対象物の映像情報、光情報、温度情報、及び周波数情報のうちいずれか1つであることを特徴とする。
一方、本発明に係る記号イメージが適用された設計対象物分析装置は、所定の文字に対応するイメージであって、前記文字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に生成されるイメージである記号イメージが表現されるように実現された設計対象物の外部情報が入力される入力部と、前記入力部により入力された外部情報を分析して、前記設計対象物に実現された記号イメージを抽出する分析部と、前記分析部により抽出された記号イメージを表示する表示部とを含む。
【0018】
好ましくは、前記記号イメージは、複数の記号イメージがオーバーラップされた記号イメージであり、前記分析部は、前記複数の記号イメージのそれぞれを抽出することを特徴とする。
【0019】
また、前記記号イメージは、前記記号イメージの解釈基準座標が必要に応じて表示されていることを特徴とする。
また、前記文字は、ハングル文字、英文字、数字のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0020】
また、前記記号イメージは、当該文字または数字のイメージ上の余白の形に応じて、その形状が決定されることを特徴とする。
また、前記記号イメージは、三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有するものである記号イメージが適用されたことを特徴とする。
【0021】
また、前記外部情報は、前記設計対象物の映像情報、光情報、温度情報、及び周波数情報のうちいずれか1つであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、ハングル、英語、数字などの文字をシンボル化した記号イメージを用いて、各種の産業生産物(製品、美術品、建築物、工芸品、建物など)のデザイン設計を可能にする記号イメージを用いたデザイン設計装置及び設計方法が提供される。
【0023】
また、本発明によれば、ハングル、英語、数字などの文字をシンボル化した記号イメージを用いて設計された各種の産業生産物(製品、美術品、建築物、工芸品、建物など)のデザインから当該デザインに実現されている記号イメージやそれに対応する文字情報を分析することができる記号イメージが適用された設計対象物分析装置及び分析方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明を適用することができる記号イメージ編集装置の構成を示す図。
図2】本発明の実施例に基づいて記号イメージを抽出する処理を示す図。
図3】本発明の実施例に基づいてハングルの初声に対応する記号イメージを生成する原理を示す図。
図4】本発明の実施例に基づいてハングルの中声に対応する記号イメージを生成する原理を示す図。
図5】本発明の実施例に基づいてハングルの終声に対応する記号イメージを生成する原理を示す図。
図6】本発明の実施例に基づいて記号イメージを変形生成する原理を説明する図。
図7】本発明の実施例に基づいてハングルの初声、中声、終声に対する記号イメージがそれぞれ生成される領域を説明する図。
図8】本発明の実施例に基づいてアラビア数字に対応する記号イメージを生成する原理を示す図。
図9】本発明の実施例に基づいて空間区画とシンボルによって表現される数字を活用した時計のデザインを例示した図。
図10】本発明の実施例に基づいて英語の大文字に対応する記号イメージを生成する原理を示す図。
図11】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計装置の構造を示す機能ブロック図。
図12】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法を説明するフローチャート。
図13】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図14A】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図14B】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図14C】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図15】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図16】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図17A】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図17B】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図18】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法に活用される記号イメージの変形例として、方形(四角形)記号イメージを示す図。
図19図18の方形(四角形)記号イメージの活用例を示す図。
図20】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された別の設計対象物を示す図。
図21】本発明に係る設計対象物分析装置の構造を示す機能ブロック図。
図22】本発明に係る設計対象物分析方法を説明するフローチャート。
図23図21の設計対象物分析装置の表示部の表示状態を示す図。
図24】本発明の実施例に基づいて文字がオーバーラップされた例を示す図。
図25】本発明の実施例に基づいてオーバーラップされた文字を読み出す例を示す図。
図26】本発明に係る記号イメージの空間区画線が表示されていない状態で文字情報を抽出する原理を説明する図。
図27】本発明に係る記号イメージの空間区画線が表示されていない状態で文字情報を抽出する原理を説明する図。
図28】本発明の実施例に基づいて記号イメージを抽出する処理を示す図。
図29】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図30】本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法によって設計された設計対象物を示す図。
図31】本発明の実施例に基づいてオーバーラップされた文字を読み出す例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面を参照して本発明をより詳細に説明する。図面の中で同じ構成要素は可能な限りどこにおいても同じ符号を付してある。また、本発明の要旨を不要にぼやかす公知の機能や構成についての詳細な説明は省略する。
【0026】
【表1】
また、英語の文字や数字に対応する英文字や数字を象徴的に表した記号イメージは、所定の区画された空間(例えば、四角形のイメージフレーム)から空間の一部分に少なくとも1つが配置されたシンボルである。ここで、シンボルは言語(ハングル、英語など)の文字や数字を一定の枠に入れて、空き空間(余白)から把握される形状を点、線、面などで単純化したものであり、点は三角形、四角形、円形などの様々な形状を有してもよい。
【0027】
図1は、本発明を適用することができる記号イメージ編集装置の構成を示す図である。図1を参照すると、記号イメージ編集装置100は、入力部110と制御部120と保存部130と出力部140とを含む。本発明の記号イメージ編集装置100は、独自で動作可能であるか(下記の第1の実施例を参照)、または通信端末に備えられてデータ通信網を介して外部の他の装置(本発明の記号イメージ編集装置100と同じ装置であって、他の通信端末に備えられるか、他の通信端末に連動される)と通信してもよい(下記の第2及び第3実施例を参照)。データ通信網は、有線または無線電話網とインターネット、ブルートゥースなどであってもよい。通信端末は、有線または無線電話、SIP端末、携帯電話、PDA、一般PC、ハンドヘルドPC、有線または無線モデムを搭載したノートパソコン、スマートグラス、スマートカメラ、スマートウォッチ、ブラックボックス、ナビゲーション、カメラ、映像記録装置などの有線または無線データ通信が可能なデジタル機器などであってもよい。
【0028】
第1の実施例として、記号イメージ編集装置100は、入力部110を介して入力された言語(ハングル、英語など)の文字(数字を含む)を記号イメージに変換して出力部140を介してリアルタイムで出力する。また、記号イメージ編集装置100は、入力部110を介して入力された記号イメージを解析して、当該言語の文字(数字を含む)を出力部140を介してリアルタイムで出力する。つまり、第1の実施例は、記号イメージ編集装置100内で入力/出力処理をすべて行う。
【0029】
第2の実施例として、記号イメージ編集装置100は、入力部110を介して入力された言語(ハングル、英語など)の文字(数字を含む)の情報を外部の他の装置に転送する。また、記号イメージ編集装置100は、入力部110を介して入力された記号イメージを解析して、その言語の文字(数字を含む)の情報を外部の他の装置に転送する。つまり、第2の実施例は、記号イメージ編集装置100内で入力処理を行い、外部の他の装置を介して出力処理を行う。
【0030】
第3の実施例として、記号イメージ編集装置100は、外部の他の装置から転送された言語(ハングル、英語など)の文字(数字を含む)を記号イメージに変換して出力部140を介してリアルタイムで出力する。この時、外部の他の装置は、入力部110を介して入力された言語(ハングル、英語など)の文字(数字を含む)の情報を記号イメージ編集装置100に転送するか、または入力部110を介して入力された記号イメージを解析して、その言語の文字(数字を含む)の情報を記号イメージ編集装置100に転送する。つまり、第3の実施例は、外部の他の装置を介して入力処理を行い、記号イメージ編集装置100内で出力処理を行う。
【0031】
一方、本発明を実施するにあたって、第4の実施例として、外部の他の装置を介して入力処理を行うが、記号イメージ編集装置100内の出力処理を行わず、また別の外部の他の装置を介して出力処理を行ってもよい。
【0032】
前記第2及び第3の実施例において、外部の他の装置は、本発明の記号イメージ編集装置100のような装置であって、他の通信端末に備えられるかまたは他の通信端末に連動されて駆動し、データ通信網を介して本発明の記号イメージ編集装置100と通信する装置である。
【0033】
記号イメージは、文字または数字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に生成され、当該文字または数字のイメージ上の余白の形に応じて決定される。
特に、ハングル文字に対応する記号イメージは、ハングル文字を象徴的に表したものであり、少なくとも1つのハングル文字を表す所定の区画された空間でハングルの初声、中声、終声を区分できるように空間を分割して、区画された空間の一部分にシンボルが配置される。また、英文字または数字に対応する記号イメージは、英文字または数字を象徴的に表したものであり、少なくとも1つの英文字または数字を表す所定の区画された空間で空間の一部分にシンボルが配置される。ここで、空間を分割するための線は視覚的に表現したり、実施者の意図に応じて省略したりしてもよく、空間区画線がないと記号イメージの解析が困難になる場合には基準座標を表示してもよい。
【0034】
前記第2及び第3の実施例では、外部の他の装置の入力/出力処理は、前記第1の実施例の記号イメージ編集装置100の入力/出力処理と同一であるので、以下、第1の実施例を中心に説明する。
【0035】
制御部120は、第1の実施例に基づいて入力部110から入力されたまたは第3の実施例に基づいて外部の他の装置から転送された言語(ハングル、英語など)の文字(数字を含む)の情報を記号イメージに変換して、出力部140を介して表示するか、送信するか、またはプリンタ出力する役割を果たす。制御部120は、生成部121と編集部122とを含む。
【0036】
一実施例において、生成部121は、入力部110を介して入力された言語の文字や数字の情報に対応する文字/数字のイメージ上の余白の位置に対応する位置に記号イメージを生成して出力部140の表示画面上に表示するか、プリンタ出力する。生成された記号イメージは、保存部130に保存される。
【0037】
また、本発明を実施するにあたって、保存部130には、文字/数字について後述する記号イメージの生成原理に基づいて、それぞれ生成された記号イメージが各文字/数字にマッピングされて保存されている状態で、生成部121は、ユーザが入力した文字/数字にマッピングされて保存部130に保存されている記号イメージをリアルタイムで抽出し、出力部140の表示画面上に表示するか、プリンタ出力してもよい。
【0038】
他の実施例において、生成部121は入力部110を介して入力された記号イメージを解析して、ユーザが入力した記号イメージにマッピングされて保存部130に保存されている文字/数字をリアルタイムで抽出して、当該言語の文字/数字を出力部140を介して出力する。
【0039】
編集部122は、出力部140の表示画面上に表示された記号イメージをユーザがその大きさ、色、形態、透明度や位置などを調整するか、または他のイメージや文字に変換させる編集コマンドを入力部110を介して入力する場合には、編集コマンドに応じて記号イメージを編集する機能を実行する(出力処理におけるイメージ編集機能)。また、編集部122は、記号イメージが表現される所定の区画された空間(例えば、四角形のイメージフレーム)と、その空間を区切った空間区画(例えば、ハングルの初声、中声、終声を区分するための空間分割)を自由に編集、構成してもよい(入力/出力処理における空間編集機能)。
【0040】
一実施例において、入力部110は、ユーザが記号イメージに出力(表示やプリンタ出力など)を希望する言語の文字や数字の情報を入力するために使用され、また、ユーザが生成された記号イメージに対する編集コマンドを入力するために使用される。
【0041】
他の実施例において、入力部110は、ユーザが言語の文字や数字で出力(表示や転送やプリンタ出力など)を希望する記号イメージを入力するために使用され、また、ユーザが入力した記号イメージに対する編集コマンドを入力するために使用される。
【0042】
さらに他の実施例において、入力部110は、ユーザが希望する記号イメージを表すことができる所定の区画された空間(例えば、四角形のイメージフレーム)と、その空間を区切った空間区画(例えば、ハングルの初声、中声、終声を区分するための空間分割)に対する編集コマンドを入力するために使用される。
【0043】
入力部110は、キーパッド、タッチスクリーン部、マウスパッド、マウス、光学ペンなどで構成される。もちろん、タッチスクリーン部でGUIを介して入力する文字/数字入力をキーパッドを用いて入力してもよく、キーパッドで入力する文字/数字入力をタッチスクリーン部を用いて入力してもよい。本発明の適用対象は、キーパッドのみを備えた装置、またはタッチスクリーン部のみを備えた装置、またはキーパッドとタッチスクリーン部の両方を備えた装置であってもよい。
【0044】
キーパッドは、数字と特殊文字または文字を入力するための多数のキーボタンで構成される。また、この他に入力された文字/数字を保存して修正や読み込みを行う機能ボタンと一般ボタンとをさらに備え、ユーザの指示を制御部120に送信する媒体としての機能を果たす。キーパッドは、ユーザが手などで文字(子音、母音)/数字キーに所定の圧力を加えると(または微電流を加えるか、センサによってユーザの動作を認識させると)、これに相当する文字/数字の認識に必要なデータ、即ち、キーデータを発生させて制御部120に転送し、制御部120は、印加されるキーデータに対応する文字/数字のコードデータを保存部130で確認して、文字/数字のコードデータにマッピングされた記号イメージを抽出して出力部140に表示するか、送信するか、プリンタ出力する。文字や数字を入力するためのキーパッドのハードキーの構成と、キーパッドによる文字/数字の認識及び組み合わせの方法は、公知の技術を準用して構成することができるので、これに対する詳細な説明は省略する。
【0045】
また、タッチスクリーン部は、オブジェクト指向の文字/数字の情報入力手段であって、ユーザが手やスタイラスペンのような筆記具などを用いて、パネル上面の文字(子音、母音)/数字に所定の圧力を加えると、これに相当する文字/数字の認識に必要なデータ、即ち、タッチスクリーンデータを発生させて制御部120に転送し、制御部120は、印加されるタッチスクリーンデータに対応する文字/数字のコードデータを保存部130で確認して文字/数字のコードデータにマッピングされた記号イメージを抽出して出力部140に表示するか、プリンタ出力する。文字や数字を入力するためのタッチスクリーン部のソフトキーの構成と、タッチスクリーン部による文字/数字の認識及び組み合わせの方法は、公知の技術を準用して構成することができるので、これに対する詳細な説明は省略する。
【0046】
保存部130は、制御部120によって処理された機能を駆動するためのプログラム、ユーザの利便性や基本的な種々の機能を実現するための所定のプログラムなどを保存する。例えば、ラムなどの揮発性メモリまたはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリで実現され、装置の全体的な動作を総括的に制御するプログラムや入力部110から入力されたデータを処理する動作プログラムなどが保存される。特に、保存部130は、本発明の実施によって入力処理されるキーデータまたはタッチスクリーンデータに対応する文字/数字のコードデータと、これにマッピングされた記号イメージとを有している。文字/数字のコードデータにマッピングされる記号イメージについては後述することにする。
【0047】
出力部140は、制御部120の制御下で表示またはプリンタ出力を行う。一実施例において、出力部140に出力される記号イメージ情報は、入力部110を介して入力された文字/数字情報に対応する情報である。つまり、ユーザが文字/数字を入力すると、これに対応する文字/数字のコードデータが抽出され、これにマッピングされた記号イメージが出力されて、出力部140の表示画面上に表示されるか、プリンタ出力される。他の実施例において、出力部140に出力される文字/数字情報は、入力部110を介して入力された記号イメージ情報に対応する情報である。つまり、ユーザが記号イメージを入力すると、これを解釈して対応する文字/数字のコードデータが抽出され、これにマッピングされた記号イメージが出力されて、出力部140の表示画面上に表示されるか、プリンタ出力される。
【0048】
【表2】
このように記号イメージ編集装置100は、言語(ハングル、英語など)の文字(数字を含む)を記号イメージで、または記号イメージを解析してその言語の文字(数字を含む)で出力する。前述したように、ハングルの文字に対応する記号イメージは言語の文字や数字を象徴的に表したものであり、少なくとも1つのハングル文字(少なくとも1つの音節)を表す所定の区画された空間(例えば、四角形のイメージフレーム)で空間を区切って(空間区画)区切られた空間の一部分に少なくとも1つが配置されたシンボルである。このシンボルは、言語(ハングル、英語など)の文字や数字を一定の枠に入れて空き空間から把握される形状を点、線、面などで単純化したものであり、点は、三角形、四角形、円形などの様々な形状を有してもよい。
【0049】
言語の文字や数字をシンボル化した記号イメージは、言語の文字や数字を印刷などに使用される平面的な対象ではなく体積と質量を持つ物体として規定し、これを一定の枠に入れて空き空間に溶金を注いて得られる鋳物を加工して、元の枠とともに文字や数字を簡単かつ象徴的に表す文字/数字の加工技術に基づいており、図2(ハングルの場合)及び図28(英語アルファベットの場合)に文字や数字の加工処理を平面的に例示した。つまり、言語の文字や数字の表現に空間の概念を付与して、これを単純化した空間で表し、言語の文字や数字を加工して、これを単純化して表すことができるシンボルである三角形、四角形、円形などを抽出した後、これらのシンボルを空間に配置して言語の数字や文字を象徴的に表す。
【0050】
したがって、出力部140の表示画面上に表示されるハングルの記号イメージは、少なくとも1つのハングル文字(少なくとも1つの音節)を表す所定の分割された第1の空間と、第1の空間を点、線、綿または他の表示によって区切って(第1の空間を空間区画して第2の空間に分割)、区切られた第2の空間で初声、中声、終声のうちいずれか1つの機能を実行して、ハングルを象徴的に表すことができる空間区画と、空間区画で区切られた第2の空間に配置される三角形、四角形、円形、直線のうちのシンボルとして表現される。ここで、空間区画で区切られた第2の空間のそれぞれは横方向または縦方向またはその組み合わせで構成されてもよく、それぞれの第1の空間は横方向または縦方向に離隔して配置されてもよい。また、シンボルは三角形、四角形、円形などの各図形の形状を有する事物や形状を有するように構成された事物、イメージ、及び各図形を連想させる文字のうち少なくとも1つであってもよい。
【0051】
一実施例として、ハングルの文字に対して記号イメージを生成する原理について説明する。
図3図5は、本発明の一実施例に基づいて、ハングルに対応する記号イメージを生成する原理を示す図であり、図6は、点、線、面を一緒に活用したハングルの初声、中声、終声を例示した図であり、図7は、空間区画でハングルの初声、中声、終声を例示した図である。前述したように、空間区画は、例えば、ハングルの初声、中声、終声を区分するための空間分割を意味する。
【0052】
【表3】
参考までに、本明細書では、各ハングルのイメージ上の余白の形が四角形、三角形、または円形である場合にのみ、当該余白の位置に対応する位置に余白の形と同じ形の記号イメージを生成しており、各ハングルのイメージ上の余白の位置に余白と異なる形を持つ記号イメージを生成してもよく、これは余白が文字の固有の特性を決定するからである。
【0053】
【表4】
初声イメージフレームに初声に対応する記号イメージを生成する原理は、図3で説明した原理と同一であり、本発明では、中声イメージフレームに中声に対応する記号イメージを生成することにおいても、中声のイメージ上の余白の位置に対応する位置に余白の形と同じ形である四角形の記号イメージを生成した。
【0054】
【表5】
一方、初声と中声と終声が組み合わされた文字に対応する記号イメージを生成することにおいて、まず、図3の四角形のイメージフレームを図7の(c)〜(f)に示すように、初声領域、中声領域、終声領域に区分し(これを「空間区画」という)、初声イメージフレーム、中声イメージフレーム、終声イメージフレームにそれぞれ個別に初声と中声と終声に対応する記号イメージを生成する。
【0055】
【表6】
ハングルの二重子音の中で初声には使用されず、終声にのみ使用される、いわゆる複子音の場合にも、ハングルの他の二重子音と同様に終声イメージフレームを二つの領域に分画した状態で、分離された2つのイメージフレームにそれぞれの子音に対応する記号イメージを生成する。
【0056】
【表7】
図1に戻って、一実施例として生成部121は、入力部110を介して入力されたハングルの文字に相当する文字イメージ上の余白の位置に対応する位置に記号イメージを生成し、つまり、四角形のイメージフレームを図7の(a)、(b)に示すように、初声領域と中声領域に区分して(空間区画)、初声イメージフレームと中声イメージフレームにそれぞれ個別に初声と中声に対応する記号イメージを生成するか、または四角形のイメージフレームを図7の(c)〜(e)に示すように初声領域、中声領域、終声領域に区分して(空間区画)、初声イメージフレーム、中声イメージフレーム、終声イメージフレームにそれぞれ個別に初声と中声と終声に対応する記号イメージを生成して、出力部140の表示画面上に表示するか、プリンタ出力する。
【0057】
また、生成部121は、ユーザが入力した文字にマッピングされて保存部130に保存されている記号イメージを抽出して、四角形のイメージフレームを図7の(a)、(b)に示すように、初声領域と中声領域に区分して(空間区画)初声イメージフレームと中声イメージフレームにそれぞれ個別に初声と中声に対応する記号イメージや、四角形のイメージフレームを図7の(c)〜(e)に示すように、初声領域、中声領域、終声領域に区分して(空間区画)、初声イメージフレーム、中声イメージフレーム、終声イメージフレームにそれぞれ個別に初声と中声と終声に対応する記号イメージを出力部140の表示画面上に表示するか、送信するか、プリンタ出力する。
【0058】
他の実施例として、入力部110を介してユーザは言語の文字に出力(表示、送信、またはプリンタ出力など)を希望する記号イメージを入力してもよいが、ハングルの初声と中声が組み合わされた文字については、図7の(a)、(b)のうちいずれか1つを選択して、ハングルの初声と中声と終声が組み合わされた文字については、図7の(c)〜(e)のうちいずれか1つを選択した後、シンボルを配置する部分を指定する。その後、シンボルの形状(点、線、面など)を選択するステップに進み、もしユーザが「点」を選択した場合には、再び点の形状(三角形、四角形、円形など)を選択するステップに進む。
【0059】
別の実施方法では、図形の形状を先に選択して、その表現方法において点、線、面のうちいずれか1つ以上を選択してもよい。
このように、所定の区画された空間(例えば、四角形のイメージフレーム)において空間区画で区切られた空間の一部分にシンボルを配置すると、生成部121は、入力部110を介して入力された記号イメージを解析して、ユーザが入力した記号イメージにマッピングされて保存部130に保存されている文字を抽出して、当該言語の文字を出力部140を介してリアルタイムで出力する。
【0060】
このように入力部110を介してユーザが記号イメージに出力(表示やプリンタ出力など)を希望する言語文字情報を入力してもよく、一方、ユーザが言語の文字に出力(表示やプリンタ出力など)を希望する記号イメージを入力してもよい。
【0061】
一方、数字入力モードでアラビア数字の数は合計10個であれば表現可能である。つまり、アラビア数字は「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」で構成される。
【0062】
アラビア数字に対する記号イメージは、所定の区画された空間(例えば、四角形のイメージフレーム)から空間の一部分にシンボルを配置して表現してもよい。但し、数値は初声/中声/終声で区分されないので、区画された空間を再区分(空間区画)する必要はない。ここで、シンボルはアラビア数字を一定の枠に入れて空き空間から把握された形状を点、線、面などで単純化したものであり、点は三角形、四角形、円形などの様々な形状を有してもよい。
【0063】
図8は、アラビア数字に対応する記号イメージを数字イメージフレームに生成する原理を説明している。図8において、(a)は数値「0」に対応する記号イメージであり、(b)は数値「1」に対応する記号イメージであり、(c)は数値「2」に対応する記号イメージであり、(d)は数字「3」に対応する記号イメージであり、(e)は数値「4」に対応する記号イメージであり、(f)は数値「5」に対応する記号イメージであり、(g)は数字「6」に対応する記号イメージであり、(h)は数字「7」に対応する記号イメージであり、(i)は数字の「8」に対応する記号イメージであり、(j)は数値「9」に対応する記号イメージである。上記のように数字に対応する記号イメージは、図9に示すように時計に適用して、空間区画とシンボルによって数字を表現することができる。
【0064】
一方、英単語の入力モードにおいて、英語のアルファベットの数は大文字と小文字がそれぞれ26個ずつ、合計52個であれば表現できる。大文字(/小文字)の英語アルファベット26個のうち母音アルファベットが5個、即ち「A(/a)」、「E(/e)」、「I(/i)」、「O(/o)」、「U(/u)」を除いた残りの21個のアルファベットを「子音アルファベット」と称する。つまり、大文字(/小文字)の英語アルファベットは、21個の子音の英文字(即ち、「B(/b)」、「C(/c)」、「D(/d)」、「F(/f)」、「G(/g)」、「H(/h)」、「J(/j)」、「K(/k)」、「L(/l)」、「M(/m)」、「N(/n)」、「P(/p)」、「Q(/q)」、「R(/r)」、「S(/s)」、「T(/t)」、「V(/v)」、「W(/w)」、「X(/x)」、「Y(/y)」、「Z(/z)」)と、5つの母音アルファベット(即ち、「A(/a)」、「E(/e)」、「I(/i)」、「O(/o)」、「U(/u)」)で構成される。
【0065】
一方、上述したように、本発明に係る記号イメージ編集装置100によって生成されたハングル、英語、数字などの文字をシンボル化した記号イメージを用いて、産業生産物(製品、美術品、建築物、工芸品、建物など)のデザイン設計を容易にできるようにする方法に技術的な需要が存在するものであり、したがって、本発明では図11のような記号イメージを用いたデザイン設計装置200をさらに提供する。
【0066】
具体的には、図11を参照すると、本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計装置200は、入力部210と保存部230と変換部250と操作部270と設計処理部290と出力部280とを含む。
【0067】
まず、デザイン設計装置200の入力部210を介してユーザが産業生産物のデザインを設計するにあたって、使用しようとする文字情報や文字情報に対応して生成された記号イメージが入力されて、ユーザがデザイン設計をしようとする設計対象物である製品、美術品、建築物、工芸品、建物などの産業生産物のファイル情報(イメージファイル、3DCADファイル、都市計画設計情報など)が入力され、これらは以降のデザイン設計作業のために保存部230に保存される。
【0068】
具体的には、ユーザがデザイン設計に使用しようとする記号イメージは、USBなどの外部記憶装置から入力部210を介して入力されるか、記号イメージが保存された外部D/Bから入力部210を介して保存部230にダウンロードされてもよい。
【0069】
また、設計対象物のファイル情報もまたUSBなどの外部記憶装置から入力部210を介して入力されるか、外部D/Bを介してキーワード検索で検出されたイメージファイルなどが入力部210を介して保存部230にダウンロードされてもよい。
【0070】
その他にも、入力部210を介して設計対象物の形状、構造、色、大きさ、位置、材質、質感、環境情報などが入力されてもよく、設計対象物に組み合わされて表現される記号イメージの大きさ情報、比率情報、形態情報、位置情報、材質情報などが設計者によって決定されて入力されてもよい。
【0071】
一方、デザイン設計装置200の変換部250は、入力部210を介して文字情報が入力された場合に、図2で説明した処理を用いて当該文字情報を対応する記号イメージに変換生成し、生成された記号イメージは以降のデザイン設計作業のために保存部230に保存される。
【0072】
なお、変換部250は、入力部210を介して外国語文字情報が入力された場合に、操作部270による設計者の選択に応じて外国語文字情報を国語文字情報に自動翻訳した後、翻訳された国語文字情報を対応する記号イメージに変換生成してもよい。
【0073】
また、変換部250は、入力部210を介して国語文字情報が入力された場合に、操作部270による設計者の選択に応じて、国語文字情報を外国語文字情報に自動翻訳した後、翻訳された外国語文字情報を対応する記号イメージに変換生成してもよい。
【0074】
また、デザイン設計装置200の操作部270は、設計者が縮小、拡大、比率調整、削除などの様々な操作や編集コマンドを入力するために使用されるだけでなく、ユーザはデザイン設計装置200の操作部270に備えられた文字キーボードを介してデザイン設計に使用しようとする特定文字情報を直接入力してもよい。
【0075】
また、デザイン設計装置200の設計処理部290は、操作部270を介して入力された操作及び編集コマンドに応じて、所定の記号イメージが設計対象物に表現されるように設計対象物のデータファイルを修正及び変形することにより、設計対象物を設計する機能を実行し、設計処理部290によって設計された設計対象物のイメージは、画面やプリンタなどの出力部280を介して外部に出力される。
【0076】
図12は、本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法を説明するフローチャートである。図11及び図12を参照して、本発明に係る記号イメージを用いたデザイン設計方法を説明すると、まず、設計者が産業生産物のデザインを設計するにあたって、使用しようとする文字情報と、ユーザがデザイン設計をしようとする設計対象物である製品、美術品、建築物、工芸品、建物などの産業生産物のファイル情報(イメージファイル、3DCADファイルなど)がデザイン設計装置200の入力部210を介して入力されて(ステップS310)、これらの情報は以降のデザイン設計作業のために保存部230に保存される。
【0077】
一方、デザイン設計装置200の変換部250は、前述したステップS310において、入力部210を介して入力された文字情報を対応する記号イメージに変換生成し、生成された記号イメージは以降のデザイン設計作業のために保存部230に保存される。
【0078】
一方、本発明を実施するにあたって、前述したステップS310において、入力部210を介して文字情報が入力されず、既に存在する記号イメージが入力されてもよく、この場合、変換部250は入力された記号イメージからそれに対応する文字情報を抽出して、抽出された文字情報は保存部230に保存されることが好ましい。
【0079】
一方、デザイン設計装置200の変換部250が入力部210を介して入力された記号イメージから対応する文字情報を抽出することにおいては、図2の各文字から記号イメージを生成する演算を逆に適用することにより、記号イメージから文字を変換抽出してもよい。
【0080】
一方、変換部250を介して抽出された文字情報と入力部210を介して直接入力された文字情報は、記号イメージが適用されて最終的に設計された設計対象物のイメージと一緒に表示されることにより、設計対象物に形象化された文字情報を表すことに使用されてもよい。
【0081】
一方、前述したステップS310の実行に応じて、設計に使用する記号イメージと設計対象物の情報が保存部230に保存された状態で、設計者は操作部270の操作を介して具体的な設計コマンドを入力する(ステップS330)。
【0082】
したがって、デザイン設計装置200の設計処理部290は、設計者の設計コマンドに応じて所定の記号イメージが設計対象物に表現されるように設計対象物のデータファイル(イメージファイルまたは3DCADファイルなど)を修正及び変形することにより、設計対象物に所定の記号イメージに対応する文字が形象化されるように設計を行う(ステップS350)。
【0083】
一方、設計処理部290によって設計された設計対象物のイメージは、保存部230に保存され、設計者の操作部270による操作コマンドに応じて設計対象物の最終的な設計イメージは、画面やプリンタなどの出力部280を介して外部に出力される(ステップS370)。
【0084】
前述したステップS350の設計処理部290の設計機能を具体的に説明すると、設計処理部290は、設計者の操作コマンドに応じて、設計対象物の構造自体を記号イメージの形状に応じて変形設計してもよい。
【0085】
例えば、設計処理部290は、特定のブロックに立てられる一連のビルディングを航空写真で上から撮影する場合、設計者が入力した所定の文字に対応して生成された記号イメージの形状が表現されるように、複数のビルディングのブロック内の施工位置と間隔、ブロックの色、形態、大きさ、材質を調整してもよい。
【0086】
また、前述したステップS350の設計処理部290は、設計者の操作コマンドに応じて設計対象物の外面を記号イメージの形状に応じて修正設計してもよい。具体的には、デザイン設計装置200の設計処理部290は、図13に示すように、複数のビルディングを正面から見たとき、それぞれのビルディングの正面に設計者が意図した記号イメージが順次に表示されるように、各ビルディングの正面の形状、模様、材質、大きさ、位置、及び色彩を修正設計してもよい。
【0087】
【表8】
また、デザイン設計装置200の設計処理部290は、図14Bで設計されたボックスに追加の文様を表示することにより、図14Cに示すようにボックス構造物の外形デザインの完成度をさらに高めることもできる。
【0088】
【表9】
また、この場合には脚部材の4方向における各色と上部面の4方向に応じてそれぞれ示される記号イメージの色を一致させることで、クッション部の上部面の四方設計によるユーザの混同を防止することもできる。
【0089】
図16は、本発明に係るデザイン設計装置200を用いた時計のイメージ設計処理を示す図である。図16の(a)に示すような設計対象物のイメージとして、時計イメージが入力されると、設計処理部290は、図9のような記号イメージの生成処理を介して生成された記号イメージが時計イメージに表現されるように、図16の(b)に示すように設計対象物を設計して、時計バンドのイメージをさらに生成及び結合することにより、図16の(c)に示すような最終の設計イメージを生成する。
【0090】
【表10】
したがって、本発明によれば、影、水面に投影されたイメージ、季節の変化に伴う降雪、積雪した雪の融雪、紅葉、風などの自然現象を記号イメージとして表現する設計対象物を設計することができる。つまり、設計処理部290は、上述したような自然現象を考慮した設計を実行することにより、設置が完了した設計対象物は自然現象に基づいて、特定の文字の形象化されたイメージを表すことができる。
【0091】
例えば、春、夏には同じ緑色を保持して、秋には別の色に紅葉する木を配置することによって、秋にのみ記号イメージが実現される設計が可能であり、冬には熱線を設置して雪が降った後、特定の部分だけ雪が溶けて記号イメージが表現されるようにしてもよい。
【0092】
また、夏には特定の温度以上に加熱されると記号イメージが表現されるように、歩道ブロックを設計して「熱中症注意」、「オゾン警報」などの警告メッセージを伝えることもでき、このように都市内のすべての建築物と空間を活用した文字表現が可能である。
【0093】
また、風が吹くと回転して停止状態とは異なる色を表示する風車と、風が吹いても回転しない静止状態の色だけを表示する風車とを一緒に設計対象物の外面に設置することにより、風が吹かない場合には記号イメージが表示されないが、風が吹くと回転する風車によって記号イメージが設計対象物の外面に実現されるように設計してもよい。
【0094】
上記のような自然現象による設計対象物への記号イメージの実現は、設計処理部290から提供されるシミュレーション機能により、出力部280を介してユーザに「プレビュー」として提供されるようにすることが好ましい。
【0095】
なお、設計処理部290は、設計対象物が有する形態、構造、材質、位置、大きさ、色、光沢、質感、設置環境などを分析して、記号イメージが設計対象物に組み合わせることができる様々な可能性を出力部280を介して設計者に自動的に提示し、よって設計者は出力部280を介して提示された様々な組み合わせの例に基づいて再び操作部270による編集作業を行い、設計対象物への記号イメージの実現を最適化できるようにすることが好ましい。
【0096】
一方、設計処理部290が提供する上述した自動設計機能は、小規模の設計対象物の設計に適用するのが好ましく、建築物のような大規模な設計対象物の設計においては、自動設計を適用するより設計者が操作部270を介して特定の特徴を設計対象物に付与する方法で設計することが好ましい。
【0097】
また、設計処理部290は、設計または修正設計が完了した設計対象物の荷重分布を分析して安定性を自動点検する機能を実行してもよく、このため、設計処理部290には、土木、建築工学で使用される荷重解析プログラムがインストールされることが好ましい。
【0098】
また、設計処理部290は、設計対象物の外面に肉眼で区別可能な形状に記号イメージが組み合わされるように設計してもよいが、紫外線、赤外線、微細電流、音波、化学反応試料などを用いて設計対象物に記号イメージが表示されるように設計することにより、肉眼では区別されないが、赤外線カメラなどの特殊な装置を介して記号イメージが認知されるように設計してもよい。
【0099】
また、上記のような肉眼で区分可能な記号イメージの設計反映と、肉眼で区分不可能な記号イメージの設計反映は、同一設計対象物に重ね合わせて適用してもよい。
また、デザイン設計装置200の設計処理部290は、記号イメージの背景色と同様に記号イメージの空間区画線を配色することで、記号イメージのシルエットが変形されるように設計してもよい。例えば、黒の空間区画線と記号イメージが白の背景上に表現された場合には、記号イメージと空間区画線を白に空いていた白い空間を黒に反転させる場合には、文字の形がシルエットで表現されるが、これは空間区画線が背景と同じ色に変更されて消えたように見えるからである。
【0100】
また、設計処理部290は、記号イメージを設計に適用するにあたって、設計対象物の外面に表示される記号イメージを暗号化した記号イメージになるように設計してもよい。具体的には、設計対象物の外面を電光機能によって装飾して、記号イメージを表示するために発光される複数の電球の発光を同時に実行せずに、時差を置いて順次に交代されて発光するようにして、電光掲示板を連続撮影する場合にのみ、記号イメージを外部から認識できるように実現してもよい。
【0101】
また、本発明を実施するにあたって、デザイン設計装置200の操作部270を介して入力された文字情報に対応する記号イメージを変換部250が生成し、生成された記号イメージが外部に設置された電光掲示板に送信されると、電光掲示板はデザイン設計装置200から受信された記号イメージが実現されるように電光掲示板の点灯を制御することにより、設計者がデザイン設計装置200を介して設計した設計対象物が電光掲示板を介して直ちに実現されるようにしてもよい。
【0102】
また、本発明を実施するにあたって、デザイン設計装置200の操作部270を介して入力された文字情報(KOREA)に対応する記号イメージを変換部250が図29の(a)に示すように生成して、設計処理部290は、記号イメージの生成処理を介して生成された記号イメージが図29の(b)、(c)、(d)に示すように様々な文化的イメージに表現されるように設計対象物を設計してもよい。
【0103】
また、本発明を実施するにあたって、デザイン設計装置200の操作部270を介して入力された文字情報(TOM)に対応する記号イメージを変換部250が図30の(a)に示すように生成し、設計処理部290は記号イメージの生成処理を介して生成された記号イメージを図30の(b)、(c)に示すように変形設計してもよい。
【0104】
この場合にデザイン設計装置200は、上述した各機能をサポートする所定のアプリケーションプログラムがインストールされているスマートフォンであってもよく、外国人観光客はこのようなスマートフォンを所持した状態で自分の名前と訪問国または都市名と訪問日付を入力して、その文字が形象化された記号イメージの前で記念撮影をすることもできる。
【0105】
一方、本発明に係るデザイン設計装置200が、前記ステップS350において設計対象物を設計するにあたって、図18及び図19に示すような記号イメージを用いてもよい。
【0106】
【表11】
一方、本発明に係るデザイン設計装置200において、前記ステップS350で設計した設計対象物は、図20に示すように携帯電話または電子時計の表示部であってもよく、具体的には、表示部の数値情報(07:09)を記号イメージに適用して設計してもよい。
【0107】
一方、本発明で使用される記号イメージ(いわゆるシンボル文字、ドット文字、識別文字)は、平面的には文字とイメージの組み合わせを促進し、3次元的には被写体と文字を組み合わせる結合と隠喩のための象徴的な文字である。幾何学的構成を通じて容易に読まれないながらも物事と空間とを容易に結合することができ、創作者が意図するメッセージを比喩的に含ませて、事物と空間の価値を高めることができる。
【0108】
また、今日大量生産による大量消費が行われ、これらの消費パターンは商品についている値段やブランドが商品の価値を強調するようになったが、本発明により、商品と文字との組み合わせが容易になり、誕生日、結婚など特別な購入の意味を商品に指定できるようになることで、ユーザは商品と組み合わされた文字が持つ意味を介して値段とブランドのほかに新たな価値を発見することができる。
【0109】
本発明は、工芸、芸術、建築、インテリア、ファッション、照明デザイン、都市計画の分野でさらに興味深いことに活用することができる。文字を隠喩的に表現することができるので作品の本質を損なわない文字表現が容易になり、作家の哲学、意図、信念、起源、好きな意味を込めた文字を容易に組み合わせることができ、新しい創作ジャンルとして発展させることもできる。
【0110】
特に、多くの発展途上国の建物が四角形の構造を成しており、これらの建物を若干の構造を変更したり、塗装などの低コストで記号イメージを表現したりして新しい特徴を付与する1つの効果的な方策として、本技術を提示することができる。
【0111】
本発明は、スマート機器と組み合わせて、より強力な力を発揮することができる。専門的なデザイン教育を受けていない人も、本技術を活用して空間で自分だけの特別な意味を込めた新しい創作を実現して共有することができ、その共有対象と方法を自由に選択することができる。
【0112】
スマート機器の発達により、向後人々は電子情報が結合された視覚的な反応を経験することができ、徐々に日常化されて芸術、建築、デザイン、広告の分野でもこれを活用した革新的な変化が予想される。本発明は、このような時代の文字活用に関するものであり、科学技術が融合された文字の表現と解釈に関するものと要約することができる。
【0113】
特に、科学技術を活用して、平面的または立体的に文字を表現したり、文字の表現手段を光や葉などの自然現象と結合させたりして、その表現範囲を拡張する意味を持つ。先史時代の人々が洞窟や岩に文字を表現したように、現代人も自分が生きていく空間と自然現象を文字表現の対象として活用できるという点が、本発明の最も興味深い特徴である。
【0114】
一方、図13図17に示すように、本発明に係るデザイン設計装置200によって設計された設計対象物が屋外空間に設置及び施工される場合、一般的なユーザは当該設計対象物に具体的にどのような記号イメージが実現されているかどうかを簡単に把握することは困難かもしれない。
【0115】
つまり、前述したように、記号イメージが実現されるように設計された産業生産物に具体的にどのような記号イメージが実現されているかを一般人に簡単に説明できるようにするデザイン分析及び解析ソリューションの提供も必要とされる。
【0116】
したがって、本願発明では、図21のような記号イメージが適用された設計対象物分析装置400をさらに考案した。
図21を参照すると、本発明に係る記号イメージが適用された設計対象物分析装置400は、入力部410と保存部430と分析部450と表示部470とを含む。
【0117】
まず、入力部410を介して記号イメージが表現されるように実現された設計対象物の外部情報が入力され、入力部410を介して入力された設計対象物の外部情報は、保存部430に保存される。具体的には、入力部410を介して入力される設計対象物の外部情報は、設計対象物の撮影イメージファイルなどであってもよく、このような設計対象物の外部情報は、USBなどの外部記憶装置から入力部410を介して入力されるか、設計対象物の外部情報が保存されている外部D/Bから入力部410を介して保存部430にダウンロードされてもよい。
【0118】
設計対象物分析装置400の分析部450は、外部情報を分析して、設計対象物に実現された記号イメージを抽出し、当該記号イメージに対応する文字情報を分析する機能を実行し、表示部470は分析部450によって抽出された記号イメージ及び文字情報を表示することで、ユーザに分析情報を提供する機能を実行する。
【0119】
一方、本発明を実施するにあたって、設計対象物分析装置400は、カメラモジュールを別途に備え、これで設計対象物を直接撮影することにより、イメージファイルを外部情報として取得してもよく、このようにカメラモジュールによって獲得されたイメージファイルも解析部450による分析のために保存部430に保存される。
【0120】
図22は、本発明に係る記号イメージが適用された設計対象物分析方法について説明するフローチャートである。図21及び図22を参照して、本発明に係る記号イメージが適用された設計対象物分析方法について説明すると、設計対象物分析装置400の入力部410を介して設計対象物の外部情報が入力され(ステップS510)、入力された設計対象物の外部情報は、分析のために保存部430に保存される。
【0121】
保存部430に保存された設計対象物の外部情報をもとに設計対象物分析装置400の分析部450は、設計対象物に実現された記号イメージを抽出し、当該記号イメージに対応する文字情報を分析する(ステップS530)。
【0122】
【表12】
分析部450が設計対象物の外部イメージ情報である映像情報から記号イメージを抽出することにおいては、保存部430に予め保存されている様々な記号イメージを入力部410に入力された設計対象物の映像情報と1:1で対比するパターン検索を介して、最も高い一致度を示す記号イメージを選択する方法を使用することが好ましい。
【0123】
また、分析部450が抽出された記号イメージから対応する文字情報を抽出及び分析することにおいては、図2における各文字から記号イメージを生成する演算を逆に適用することにより、記号イメージから文字情報を変換抽出してもよい。
【0124】
また、抽出された記号イメージ及び文字情報は、設計対象物分析装置400の表示部470を介して表示されることでユーザに提供される(ステップS550)。
【0125】
【表13】
また、設計対象物分析装置400に備えられたカメラモジュールで撮影して、表示部470に設計対象物が表示されている状態で、分析部450が前記分析を行い、分析の結果としての記号イメージまたは文字情報を表示部470に設計対象物の撮像イメージとオーバーラップして表示すれば、ユーザは現在撮影している設計対象物による拡張現実サービスの提供を受けることができる。
【0126】
また、このように記号イメージなどがオーバーラップして表示された設計対象物のイメージと、設計対象物の元イメージを保存部430に一緒に保存しておくことにより、以降ユーザは両方を容易に比較確認できる。
【0127】
一方、設計対象物分析装置400の表示部470には、その他の付加情報(f)とオプションの設定情報(g)がさらに表示されてもよい。
一方、本発明を実施するにあたって、設計対象物分析装置400の入力部410を介して入力される設計対象物の外部情報は、設計対象物の映像情報に加えて設計対象物の部位別温度の情報、設計対象物から発生する光の情報、設計対象物の部位別周波数の情報であってもよい。
【0128】
つまり、分析部450は、設計対象物の外部映像情報を分析することにより、記号イメージを抽出してもよいが、目に見えない温度分布や周波数分布として記号イメージが実現されている設計対象物であれば、分析部450は、このような設計対象物の外部温度分布情報または周波数分布情報の視覚的グラフィックス処理を行い、視覚的グラフィックス処理がされた温度分布イメージまたは周波数分布イメージを解析することにより、記号イメージを抽出してもよい。
【0129】
一方、本発明を実施するにあたって、外部情報として赤外線映像情報、紫外線映像情報、熱映像情報、音波分布情報、化学反応検出映像情報、電気信号検出映像情報などが、それぞれ個別的にまたは複合的に使用してもよく、分析部450は、これらの外部情報に対して視覚的に処理を行って確保したイメージから記号イメージを抽出することができる。
【0130】
また、入力部410を介して入力される外部情報は、設計対象物の上面、底面、正面、背面、左右側面に対する映像イメージがそれぞれ分離された状態で入力されてもよいが、ズーム機能を備えたカメラモジュールを介して外部情報の入力を受ける場合には、ズーム機能を活用して、広角で最大三面からのイメージ情報を入力部410を介して同時に入力されてもよく、このような場合には、分析部450は、三面からのイメージ情報を同時に分析して記号イメージを抽出することにより、より精度の高い分析を行うことができる。
【0131】
なお、分析部450は、入力部410を介して順次入力される外部情報に基づいて分析を行い、1次に入力された外部情報に基づいて分析を完了した後、分析された記号イメージと関連するイメージに対する、ユーザの追加検索により入力部410を介して2次入力された外部情報の分析を実行するなどの追加検索に応じた順番分析を実行してもよい。
【0132】
なお、劇場の舞台の上に「ご声援に感謝します」というそれぞれの文字情報に対応するそれぞれの記号イメージが実現された照明が順次に照射される場合のように、時間差を置いてそれぞれの記号イメージが実現された舞台照明で舞台を順次に装飾する場合、設計対象物分析装置400に備えられたカメラモジュールがその舞台を連続的に撮影することにより、分析部450は舞台の照明イメージを順次に分析するようになり、したがって、「ご声援に感謝します」という公演照明によるメッセージを表示部470を介して表示することができる。
【0133】
一方、本発明は、複数の記号イメージが重ね合わせ表示(オーバーラップ)されるように実現された設計対象物分析にも使用してもよい。つまり、図24に示すように、異なる空間区画とシンボルの配置をオーバーラップされるように表現した状態でも分析することができる。
【0134】
まず、複数の記号イメージのオーバーラップ生成の原理を説明すると、図24に示すように2つの記号イメージ(レイヤー1,2)をオーバーラップして、複雑な記号の配置と空間区画を達成することができる。
【0135】
文字をオーバーラップする前に、まず文字を重ねた後で容易に識別できるように文字ごとシンボルを異にして表示する必要があるが、ここでシンボルの形態、位置、大きさ、透明度を変えたり、文字、符号などを用いたりして区別することができ、最も簡単な方法は色で区別することである。
【0136】
【表14】
また、第2の記号イメージの図形が第1記号イメージの図形に隠されて、これを簡単に類推可能であれば、第2の記号イメージの図形表示を省略してもよい(d)。
【0137】
オーバーラップされた2つの記号イメージ(レイヤ1、2)は区分できるように固有の特性を付与し、これらの特性により各レイヤーを分離して個別の1つの文字で区別することができる。一実施例において、レイヤーに付与される特性としては、色、質感(厳密には、視覚)、明度、彩度、形状、明暗、パターン、透明度のほか、2次元と3次元による空間分離などの様々な方法が考えられる。
【0138】
例えば、図25に示すようにオーバーラップされたレイヤーの上部にそれぞれのレイヤーの特性と同じ特性を有する表示(識別子)をしてオーバーラップされたレイヤーの順序を表示する。識別子の目的は順番表示と装飾なので、レイヤーの数と同じ数にしても異にしてもよく、レイヤーの順序は識別子で把握し、レイヤーの数は重なった記号文字内の記号の種類の数で把握することができる。識別子の順序は、文字を読む方法に応じて垂直に表示された場合には「上」から「下」で、水平に表示された場合には「左」から「右」で決める。したがって、最も上側と左側に位置する識別子が最初のレイヤーを表示する。
【0139】
【表15】
なお、図25を介して説明したオーバーラップされたイメージの読み出しと分析の原理は、図31の英語文字である「TOM」にも同じ方法で適用されてもよい。
【0140】
一方、本発明における設計対象物に実現された記号イメージは、図26の(c)に示すように空間区画線がない状態で設計対象物に実現されている場合もあり、このような場合に分析部450を介して記号イメージから文字情報の分析を容易にするために、図26のように空間区画線の4側の角にそれぞれ「+」の形で基準座標を表示しておき、基準座標表示は、設計者の意図に応じて別の形で表現したり追加または省略したりしてもよい。
【0141】
図23の(c)のような入力について分析部450は、記号イメージの4側の角に表示された基準座標を認識し、当該基準座標を角とする空間区画線の種類を図7に示された6つの空間区画線として、図27に示すように順番に適用した状態で、6つの空間区画線に対してそれぞれ分析される文字情報を分析することができる。
【0142】
【表16】
したがって、分析部450は、図26の(c)に示すように記号イメージの空間区画線が表示されていない場合でも、基準座標(+)に基づいて、当該記号イメージから文字情報を分析することができる。
【0143】
ここで、基準座標がなくても、前記記号イメージから文字情報を分析することができる場合には、基準座標は省略されてもよく、複数の記号イメージが同時に羅列された場合には、空間区画線が表示されなくても記号イメージ間の配置や形状情報を組み合わせて文字情報を分析することができるので、この場合にも基準座標は省略してもよい。また、基準座標は最初の空間区画線に対する基準点として使用されるので、(+)の形態のほか様々な記号や方法によって表示されてもよい。
【0144】
以上では、本発明の好適な実施例と応用例について図示して説明したが、本発明は、上述した特定の実施例及び応用例に限定されず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって多様な変形実施が可能なのは言うまでもなく、これらの変形実施は、本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならならない。
【0145】
また、本発明で使用した用語は、単に特定の実施例を説明するために使用されたものであって、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明らかに異なるものを意味しない限り、複数の表現を含む。本明細書において、「含む(備える)」または「有する」等の用語は、説示された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはそれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、1つ若しくはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、またはそれらを組み合わせたものの存在または付加の可能性を予め排除するものではないと理解されるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0146】
本発明は、コンピュータを利用したデザイン関連産業分野における産業上の利用可能性が認められる。
図1
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