【実施例】
【0159】
用語「周囲温度」および「室温」は、交換可能に使用され、約20℃の温度を示す。
序文
原則として、調製した化合物について
1H−NMRおよび/または質量スペクトルを得た。R
f値は、Merckシリカゲル60F
254プレートおよび254nmのUV光を使用して求める。
【0160】
生成物の特徴を決定するために、分析的HPLCパラメータを用いた(TFAは、トリフルオロ酢酸を示す)。
【表4】
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【0161】
以下の例は、本発明をそれらに限定することなく例示するものとする。
【0162】
中間体1
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−メチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化40】
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【0163】
ステップ1:(S)−4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
ギ酸(3.2mL)を、氷浴中で冷却したトリエチルアミン(10.5mL)のジクロロメタン(50mL)溶液に添加する。4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(5g)を添加し、フラスコをアルゴンで5分間パージする。クロロ{[(1S,2S)−(−)−2−アミノ−1,2−ジフェニルエチル](4−トルエンスルホニル)アミド}−(メシチレン)ルテニウム(II)(700mg;あるいは、触媒をその場でN−[(1S,2S)−2−アミノ−1,2−ジフェニルエチル]−4−メチルベンゼンスルホンアミドおよびジクロロ(p−シメン)−ルテニウム(II)ダイマーから形成する)を添加し、混合物を室温で16時間撹拌する。水を添加し、得られた混合物をジクロロメタンで抽出する。混合抽出物を飽和NaHCO
3水溶液で洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:4.5g;LC(方法1):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=195[M+H−H
2O]
+。
ステップ2:メチル2−(6−ヒドロキシベンゾフラン−3−イル)アセタート
2−(6−ヒドロキシベンゾフラン−3−イル)酢酸(調製については、国際公開第2008001931号を参照;14.0g)、濃硫酸(5mL)およびメタノール(250mL)の混合物を、還流温度で4時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を濃縮する。酢酸エチルを残渣に添加し、得られた混合物を、水、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル2:1→1:2)、標題化合物を得る。収量:9.0g;質量スペクトル(ESI
+):m/z=207[M+H]
+。
【0164】
ステップ3:(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−(6−ヒドロキシベンゾフラン−3−イル)アセタート(5.00g)、10%パラジウム炭素(0.50g)およびメタノール(50mL)の混合物を、水素雰囲気(3バール)下で室温において3時間振とうする。触媒を濾過によって分離し、濾液を濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル4:1→1:1)、メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートを油として得る。それを静置すると固化した。収量:2.60g;質量スペクトル(ESI
+):m/z=209[M+H]
+。
エナンチオマーを、キラル相でSFCによって分離する(カラム:Daicel ADH、5μm、250mm×20mm;溶出剤:scCO
2/(イソプロパノール+0.2%ジエチルアミン)80:20、70mL/分):
(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート:t
R=2.33分。
(R)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート:t
R=2.75分。
あるいは、標題化合物は、国際公開第2008001931号に記載の通りにして得ることができる。
【0165】
ステップ4:3−(メチルスルホニル)プロピル4−メチルベンゼンスルホナート
3−(メチルスルホニル)プロパン−1−オール(1.0g)のジクロロメタン(10mL)およびピリジン(1.5mL)溶液に、0℃でp−トルエン−スルホニルクロリド(1.38g)を数回に分けて添加する。混合物を室温で12時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、1MのHCl水溶液およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:1.6g;LC(方法1):t
R=0.82分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=293[M+H]
+。
ステップ5:2−ブロモ−1−メチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)ベンゼン
3−ブロモ−4−メチルフェノール(200mg)およびK
2CO
3(193mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に、3−(メチルスルホニル)プロピル4−メチルベンゼンスルホナート(375mg)を添加する。混合物を90℃で12時間撹拌し、次に水と酢酸エチルに分ける。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル80:20→20:80)、標題化合物を得る。収量:268mg;LC(方法1):t
R=1.12分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=307[M+H]
+。
【0166】
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラート(7.5g)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液を、(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(4.4g)、(S)−4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(4.5g)およびトリフェニルホスフィン(8.3g)のテトラヒドロフラン(30mL)溶液に5〜10℃で滴加する。得られた溶液を12時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、次に水、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで逐次的に洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:5.5g;LC(方法1):t
R=1.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=403[M+H]
+。
【0167】
ステップ7:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(4.4g)、ビス−(ピナコラート)−ジボロン(3.7g)および酢酸カリウム(2.8g)を1,4−ジオキサンに懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(400mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で2時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和NH
4Cl水溶液およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→60:40)、標題化合物を得る。収量:2.3g;LC(方法1):t
R=1.48分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=451[M+H]
+。
【0168】
ステップ8:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−メチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(50mg)、2−ブロモ−1−メチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)ベンゼン(38mg)、K
2CO
3(46mg)およびテトラブチル−アンモニウムブロミド(9mg)を、トルエン(1mL)および水(1mL)に懸濁させ、アルゴンで5分間パージする。テトラキス−トリフェニルホスフィン−パラジウム(0)(26mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を120℃で2時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:34mg;LC(方法1):t
R=1.37分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+H]
+。
【0169】
中間体2
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化41】
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【0170】
ステップ1:4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
標題化合物を、中間体1のステップ7に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法1):t
R=1.26分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=259[M+H]
+。
ステップ2:4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
マイクロ波バイアル中、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(610mg)、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(475mg)、Na
2CO
3(1M水溶液8mL)、トルエン(8mL)およびエタノール(2.5mL)の混合物をアルゴンで5分間パージする。テトラキス−トリフェニルホスフィン−パラジウム(0)(140mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を110℃で12時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルで希釈し、飽和NH
4Cl水溶液およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→60:40)、標題化合物を得る。収量:210mg;LC(方法1):t
R=1.07分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=253[M+H]
+。
【0171】
ステップ3:4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。混合物を90℃で6日間加熱する。LC(方法1):t
R=1.12分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=373[M+H]
+。
ステップ4:(S)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法1):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=357[M+H−H
2O]
+。
【0172】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ6に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を1時間撹拌する。LC(方法1):t
R=1.38分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=582[M+NH
4]
+。
【0173】
中間体3
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(1−フェニル−1H−テトラゾル−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化42】
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マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(150mg)、5−クロロ−1−フェニル−1H−テトラゾール(66mg)およびBa(OH)
2(171mg)を、1,4−ジオキサン(1.3mL)に懸濁させ、アルゴンで5分間パージする。ビス−(ジベンジリデンアセトン)−パラジウム(0)(19mg)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル(27mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を、100℃で1時間、120℃で30分間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をテトラヒドロフランで希釈し、濾過し、次のステップで直接使用する(例3)。
【0174】
中間体4
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化43】
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【0175】
ステップ1:3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェノール
2,4−ジメチルベンゼン−1,3−ジオール(1.5g)およびトリエチルアミン(2.3mL)をジクロロメタン(15mL)に溶解させ、0℃に冷却し、tert−ブチルクロロジメチルシラン(1.7g)および4−ジメチルアミノピリジン(133mg)で処理する。混合物を室温で12時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、1M塩酸、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→60:40)、標題化合物を得る。収量:2.1g;LC(方法1):t
R=1.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=253[M+H]
+。
【0176】
ステップ2:3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニルトリフルオロメタン−スルホナート
3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェノール(2.1g)および2,6−ジメチルピリジン(ルチジン)(2mL)をジクロロメタン(20mL)に溶解させ、0℃に冷却し、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(1.6mL)で処理する。混合物を室温で3時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和NH
4Cl水溶液およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:2.6g;LC(方法1):t
R=1.60分。
ステップ3:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ8に記載の手順に類似の手順に従って、3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニルトリフルオロメタンスルホナートおよびメチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.66分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=559[M+H−H
2O]
+。
【0177】
ステップ4:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(95mg)のテトラヒドロフラン(3mL)溶液に、0℃でフッ化テトラブチルアンモニウム(テトラヒドロフラン中1M溶液700μL)を添加する。混合物を室温で3時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:33mg;LC(方法1):t
R=1.37分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=445[M+H]
+。
【0178】
ステップ5:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−(メチルスルホニル)プロピル4−メチルベンゼンスルホナートから調製する。LC(方法1):t
R=1.36分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=565[M+H−H
2O]
+。
【0179】
中間体5
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化44】
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【0180】
ステップ1:(S)−テトラヒドロフラン−3−イル4−メチルベンゼンスルホナート
標題化合物を、中間体1のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−テトラヒドロフラン−3−オールから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=243[M+H]
+。
ステップ2:(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロフラン
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−テトラヒドロフラン−3−イル4−メチルベンゼンスルホナートから調製する。LC(方法1):t
R=1.40分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=271[M+H]
+。
【0181】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(100mg)および(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロフラン(66mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)およびNa
2CO
3(2M水溶液390μL)に懸濁させる。混合物をアルゴンで5分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(10mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を90℃で2時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をメタノールで希釈し、逆相HPLCによって精製する。収量:35mg;LC(方法2):t
R=1.12分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
【0182】
中間体6
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化45】
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【0183】
ステップ1:(R)−テトラヒドロフラン−3−イル4−メチルベンゼンスルホナート
標題化合物を、中間体1のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、(R)−テトラヒドロフラン−3−オールから調製する。反応を、触媒量の4−ジメチルアミノピリジンの存在下で進行させる。質量スペクトル(ESI
+):m/z=243[M+H]
+。
ステップ2:(S)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロフラン
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、(R)−テトラヒドロフラン−3−イル4−メチルベンゼンスルホナートから調製する。LC(方法1):t
R=1.30分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=271[M+H]
+。
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ8に記載の手順に類似の手順に従って、2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび(S)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロフランから調製する。LC(方法1):t
R=1.46分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
【0184】
中間体7
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オール
【化46】
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【0185】
ステップ1:3−ヒドロキシ−3−メチルブチル4−メチルベンゼンスルホナート
標題化合物を、中間体1のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、3−メチルブタン−1,3−ジオールおよび4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリドから調製する。粗製生成物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製する(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→70:30)。質量スペクトル(ESI
+):m/z=276[M+NH
4]
+。
ステップ2:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オール
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールおよび3−ヒドロキシ−3−メチルブチル4−メチルベンゼンスルホナートから調製する。LC(方法1):t
R=1.35分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=269[M+H−H
2O]
+。
【0186】
中間体8
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−メトキシエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化47】
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【0187】
ステップ1:(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン
標題化合物を、中間体4のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールおよびtert−ブチルクロロジメチルシランから調製する。LC(方法1):t
R=1.62分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=315[M+H]
+。
【0188】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ8に記載の手順に類似の手順に従って、(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)(tert−ブチル)ジメチルシランおよびメチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.65分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=559[M+H−H
2O]
+。
【0189】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体4のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.36分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=445[M+H]
+。
【0190】
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−メトキシエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(37mg)およびK
2CO
3(24mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、1−ブロモ−2−メトキシエタン(10μL)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。1−ブロモ−2−メトキシエタン(10μL)を添加し、混合物を50℃で4時間撹拌する。1−ブロモ−2−メトキシエタン(10μL)を添加した後、混合物を50℃で12時間撹拌し、その後1−ブロモ−2−メトキシエタン(20μL)およびK
2CO
3(12mg)を添加する。混合物を50℃でさらに5時間撹拌し、次に酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:28mg;LC(方法1):t
R=1.47分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=503[M+H]
+。
【0191】
中間体9
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化48】
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メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(37mg)およびK
2CO
3(24mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、3−(ブロモメチル)−3−メチルオキセタン(17mg)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。1−ブロモ−2−メトキシエタン(10mg)を添加し、混合物を50℃で4時間撹拌する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル80:20→20:80)、標題化合物を得る。収量:33mg;LC(方法1):t
R=1.50分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=529[M+H]
+。
【0192】
中間体10
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化49】
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【0193】
ステップ1:3−ブロモ−2−メチルアニリン
1−ブロモ−2−メチル−3−ニトロベンゼン(4g)をエタノール(30mL)および酢酸(6mL)に溶解させ、穏やかに加熱還流させる。鉄粉末(4.1g)を少量ずつ添加し、混合物を2時間加熱する。3N塩酸(0.5mL)を添加した後、鉄粉末(1g)を注意しながら添加し、混合物を8時間加熱還流させる。室温に冷却した後、2N水酸化ナトリウム水溶液(50mL)を添加し、混合物をセライトで濾過し、濾過ケーキを酢酸エチルですすぐ。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させることによって、標題化合物を得る。収量:3.1g;TLC:r
f=0.34(シリカゲル、石油エーテル(petrole ether)/酢酸エチル5:1)。
ステップ2:3−ブロモ−2−メチルフェノール
−5℃で、3−ブロモ−2−メチルアニリンを1M硫酸(20mL)に溶解させる。亜硝酸ナトリウム(1.4g)の水(3mL)溶液を滴加し、混合物を15分間撹拌する。次に、濃硫酸(6.8mL)を滴加し、混合物を100℃にして1時間加熱する。混合物を0℃に冷却し、水で希釈し、ジエチルエーテルで2回抽出する。混合有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル83:17→50:50)、標題化合物を得る。収量:1.6g;質量スペクトル(ESI
-):m/z=185[M−H]
-。
【0194】
ステップ3:1−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルベンゼン
アルゴン下で、NaH(鉱物油中約60%;26mg)を、冷却した(0℃)3−ブロモ−2−メチルフェノール(100mg)のテトラヒドロフラン(3mL)溶液に添加する。混合物を10分間撹拌し、次に1−ブロモ−2−メトキシエタン(60μL)を添加する。次に混合物を、室温で12時間、50℃で6時間撹拌する。NaH(鉱物油中約60%;20mg)および1−ブロモ−2−メトキシエタン(50μL)を逐次的に添加し、混合物を8時間加熱還流させる。室温に冷却した後、混合物を水と酢酸エチルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル95:5)、標題化合物を得る。収量:74mg;LC(方法3):t
R=1.07分;TLC:r
f=0.40(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル9:1)。
【0195】
ステップ4:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(50mg)および1−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルベンゼン(33mg)およびK
3PO
4(100mg)を、テトラヒドロフラン(5mL)に懸濁させる。混合物をアルゴンで5分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(8mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で1.5時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→70:30)、標題化合物を得る。収量:34mg;LC(方法3):t
R=1.59分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=489[M+H]
+。
【0196】
中間体11
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化50】
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【0197】
ステップ1:2−(3−ブロモ−2−メチルフェノキシ)エタノール
3−ブロモ−2−メチルフェノール(145mg)およびK
2CO
3(200mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)溶液に、2−ブロモエタノール(60μL)を添加する。混合物を80℃で2時間撹拌する。2−ブロモエタノール(350μL)を添加し、混合物を、80℃で2時間、120℃で18時間加熱する。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→70:30)、標題化合物を得る。収量:87mg;TLC:r
f=0.30(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル2:1)。
ステップ2:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体10のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−(3−ブロモ−2−メチルフェノキシ)エタノールから調製する。LC(方法3):t
R=1.41分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=475[M+H]
+。
【0198】
中間体12
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化51】
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【0199】
ステップ1:3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)−3−メチルオキセタン
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(3.0g)およびK
2CO
3(5.5g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液に、3−(ブロモメチル)−3−メチルオキセタン(2.95g)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌し、次に飽和NaHCO
3水溶液と酢酸エチルに分ける。水相を酢酸エチルで抽出し、混合有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→70:30)、標題化合物を得る。収量:3.5g;LC(方法4):t
R=1.81分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=285[M+H]
+。
【0200】
ステップ2:(S)−4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法1):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=213[M+H−H
2O]
+。
【0201】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラート(18g)のテトラヒドロフラン(80mL)溶液を、45分間かけて(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(11g)、(S)−4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(11.95g)およびトリブチルホスフィン(19.3mL)のテトラヒドロフラン(320mL)溶液に−10℃で滴加する。得られた溶液を30分間撹拌し、次に飽和NaHCO
3水溶液とジクロロメタンに分ける。水相をジクロロメタンで抽出する。混合有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→70:30)、標題化合物を得る。収量:10.35g;LC(方法1):t
R=1.41分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=421[M+H]
+。
【0202】
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(7.0g)、ビス−(ピナコラート)−ジボロン(5.6g)および酢酸カリウム(4.2g)を、1,4−ジオキサンに懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(600mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で4時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:5.85g;LC(方法1):t
R=1.48分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=469[M+H]
+。
【0203】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(500mg)、3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)−3−メチルオキセタン(450mg)、K
3PO
4(450mg)を、トルエン(2.5mL)および水(250μL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(12mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(44mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で4時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→60:40)、標題化合物を得る。収量:420mg;LC(方法4):t
R=1.93分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=569[M+Na]
+。
【0204】
中間体13
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化52】
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【0205】
ステップ1:(テトラヒドロフラン−3−イル)メチルメタンスルホナート
冷却した(0℃)(テトラヒドロフラン−3−イル)メタノール(3.0mL)およびトリエチルアミン(5.7mL)のジクロロメタン(30mL)溶液に、塩化メタンスルホニル(3.1mL)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。0℃に冷却した後、トリエチルアミン(1.3mL)および塩化メタンスルホニル(0.7mL)を添加し、混合物を室温で12時間撹拌する。混合物をジクロロメタンと飽和NaHCO
3水溶液に分け、30分間激しく撹拌する。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:5.6g;TLC:r
f=0.35(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル1:1);質量スペクトル(ESI
+):m/z=181[M+H]
+。
ステップ2:3−(ブロモメチル)テトラヒドロフラン
(テトラヒドロフラン−3−イル)メチルメタンスルホナート(5.6g)のアセトン(80mL)溶液に、臭化リチウム(13.6g)を添加する。混合物を4時間加熱還流させる。次に、溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をジクロロメタンと水に分ける。有機相を分離し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させる。残渣をジクロロメタンに溶解させ、小型シリカゲルプラグで濾過する。濃縮して、標題化合物を得る。収量:3.9g;TLC:r
f=0.80(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル1:1)。
【0206】
ステップ3:3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロフラン
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールおよび3−(ブロモメチル)テトラヒドロフランから調製する。LC(方法1):t
R=1.37分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=285[M+H]
+。
【0207】
ステップ4:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(170mg)および3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロフラン(170mg)およびK
3PO
4(290mg)を、テトラヒドロフラン(10mL)に懸濁させる。混合物をアルゴンで5分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(27mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で12時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルで希釈し、飽和NH
4Cl水溶液で洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→50:50)、標題化合物を得る。収量:47mg;LC(方法1):t
R=1.48分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=569[M+Na]
+。
【0208】
中間体14
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(1−シアノシクロプロピル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化53】
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【0209】
ステップ1:1−(2−ブロモフェニル)シクロプロパンカルボニトリル
2−(2−ブロモフェニル)アセトニトリル(1.7mL)、1−ブロモ−2−クロロエタン(3.2mL)およびベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(60mg)の混合物に、NaOH(10.6g)の水(11mL)溶液を0℃で滴加する。混合物を、0℃で15分間、55℃で3時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、水、1N塩酸、水およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:2.9g;LC(方法6):t
R=1.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=222[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(1−シアノシクロプロピル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体13のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび1−(2−ブロモフェニル)シクロプロパンカルボニトリルから調製する。反応温度は120℃である。LC(方法4):t
R=1.78分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=466[M+H]
+。
【0210】
中間体15
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化54】
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【0211】
ステップ1:2−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロフラン
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールおよび2−(ブロモメチル)テトラヒドロフランから調製する。LC(方法1):t
R=1.37分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=285[M+H]
+。
【0212】
ステップ2:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)−テトラヒドロフランから調製する。LC(方法1):t
R=1.48分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=569[M+Na]
+。
【0213】
中間体16
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化55】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールから調製する。LC(方法4):t
R=1.90分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=571[M+Na]
+。
【0214】
中間体17
メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化56】
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【0215】
ステップ1:メチル3−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)プロパノアート
2−ブロモ−4−フルオロ−1−ヨードベンゼン(3.1g)および3,3−ジメトキシプロパ−1−エン(1.8mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(40mL)溶液に、塩化テトラブチルアンモニウム(2.9g)およびN−エチルジイソプロピルアミン(3.5mL)を添加し、混合物をアルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(118mg)を添加し、混合物を90℃にして2時間加熱する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルで希釈し、1N塩酸で洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル95:5→90:10)、標題化合物(1.4g)を得、それを次のステップで直接使用する。
ステップ2:3−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)プロパン酸
メチル3−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)プロパノアート(1.4g)のテトラヒドロフラン(10mL)およびメタノール(10mL)溶液に、4MのNaOH水溶液(10mL)を添加し、混合物を50℃にして3時間加熱する。有機溶媒を真空中で蒸発させ、残渣を水で希釈し、tert−ブチル−メチル−エーテルで洗浄する。水相を、4M塩酸(10mL)を添加することによって中和し、混合物を1時間撹拌する。形成した沈殿物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させて、標題化合物を得る。収量:1.2g;LC(方法3):t
R=0.71分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=245[M−H]
-。
【0216】
ステップ3:4−ブロモ−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
アルゴン下で、3−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)プロパン酸(1.2g)を、トリフルオロメタンスルホン酸(15mL)に室温で少量ずつ添加する。混合物を、60℃で2時間、80℃で16時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を氷水にゆっくり注ぐ。水相を酢酸エチルで2回抽出する。混合有機相を、飽和Na
2CO
3水溶液およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させる。残渣をジクロロメタン(40mL)と共に撹拌し、濾過し、ジクロロメタンで洗浄する。混合ジクロロメタン相を濃縮して、標題化合物を得る。収量:970mg;LC(方法3):t
R=0.60分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=229[M+H]
+。
ステップ4:(S)−4−ブロモ−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法3):t
R=0.72分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=229[M−H]
-。
【0217】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.60分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=421[M+H]
+。
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ7に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.70分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=469[M+H]
+。
【0218】
ステップ7:メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ8に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールから調製する。LC(方法3):t
R=1.68分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=549[M+H]
+。
【0219】
中間体18
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化57】
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標題化合物を、中間体1のステップ8に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)−3−メチルオキセタンから調製する。LC(方法3):t
R=1.68分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=547[M+H]
+。
【0220】
中間体19
メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化58】
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【0221】
ステップ1:4−(5−ブロモ−4,6−ジメチルピリミジン−2−イルオキシ)−2−メチルブタン−2−オール
アルゴン下で、3−メチルブタン−1,3−ジオール(650μL)を、NaH懸濁液(鉱物油中約60%;400mg)に0℃で添加する。混合物を1時間撹拌し、次に5−ブロモ−2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジン(1.2g)で処理する。室温で2時間撹拌した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、氷水およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル70:39→50:50)、標題化合物を得る。収量:1.1g;LC(方法3):t
R=0.79分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=289[M+H]
+。
【0222】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ8に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(5−ブロモ−4,6−ジメチルピリミジン−2−イルオキシ)−2−メチルブタン−2−オールから調製する。LC(方法3):t
R=1.43分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+H]
+。
【0223】
中間体20
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化59】
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標題化合物を、中間体10のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(5−ブロモ−4,6−ジメチルピリミジン−2−イルオキシ)−2−メチルブタン−2−オールから調製する。混合物を110℃で6時間加熱する。LC(方法3):t
R=1.38分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=533[M+H]
+。
【0224】
中間体21
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化60】
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【0225】
ステップ1:5−ブロモ−4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン
標題化合物を、中間体19のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、(3−メチルオキセタン−3−イル)メタノールおよび5−ブロモ−2−クロロ−4,6−ジメチルピリミジンから調製する。LC(方法3):t
R=0.74分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=287[M+H]
+。
【0226】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体10のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび5−ブロモ−4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジンから調製する。混合物を110℃で6時間加熱する。LC(方法3):t
R=1.41分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=531[M+H]
+。
【0227】
中間体22
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−5−イル)−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体10のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび5−ブロモ−4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジンから調製する。混合物を100℃で12時間加熱する。LC(方法3):t
R=1.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=549[M+H]
+。
【0228】
中間体23
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルフィニル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
ステップ1:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾ−フラン−3−イル)アセタートおよび(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)(tert−ブチル)ジメチルシランから調製する。LC(方法4):t
R=2.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=599[M+Na]
+。
【0230】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体4のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.79分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=485[M+Na]
+。
【0231】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルチオ)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(280mg)および2−(メチルチオ)−エタノール(54μL)のトルエン(8mL)溶液に、1,1’−(アゾジカルボニル)−ジピペリジン(240mg)およびトリブチルホスフィン(240μL)を逐次的に添加する。混合物を室温で12時間撹拌し、飽和NaHCO
3水溶液とジクロロメタンに分け、30分間撹拌する。各相を分離し、有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→70:30)、標題化合物を得る。収量:235mg;LC(方法4):t
R=1.97分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=537[M+H]
+。
【0232】
ステップ4:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルフィニル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルチオ)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(230mg)のメタノール(4mL)および水(2mL)溶液に、ペルオキソ一硫酸(peroxomonoslufate)カリウム(オキソン(登録商標))(490mg)を添加する。混合物を室温で1時間撹拌し、次にジクロロメタンと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して粗製生成物を得、それを次のステップで直接使用する。収量:220mg;LC(方法4):t
R=1.79分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=553[M+H]
+。
【0233】
中間体24
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化63】
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【0234】
ステップ1:テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメタンスルホナート
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(20g)のテトラヒドロフラン(150mL)およびトリエチルアミン(28.5mL)溶液に、塩化メタンスルホニル(15.5mL)をゆっくり添加すると同時に、温度を30℃未満に維持する。混合物を室温で12時間撹拌する。沈殿物を濾別し、テトラヒドロフランで2回洗浄する。混合有機相を濃縮し、酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:29.4g;TLC:r
f=0.36(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル1:1);質量スペクトル(ESI
+):m/z=198[M+NH
4]
+。
【0235】
ステップ2:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(3g)のN−メチル−ピロリドン(10mL)溶液に、Cs
2CO
3(9.7g)およびテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメタンスルホナート(5.4g)をゆっくり添加する。混合物を140℃で3時間加熱する。室温に冷却した後、混合物を飽和Na
2CO
3水溶液と酢酸エチルに分ける。水相を酢酸エチルで抽出し、混合有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:1.2g;LC(方法4):t
R=1.83分。
【0236】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロ−2H−ピランから調製する。LC(方法4):t
R=1.92分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=569[M+Na]
+。
【0237】
中間体25
メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化64】
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【0238】
ステップ1:2−ブロモ−4−クロロ−1−ヨードベンゼン
2−ブロモ−4−クロロアニリン(15g)の濃塩酸(85mL)溶液に、NaNO
2(5.5g)の水(10mL)溶液を−15℃で添加し、混合物を30分間撹拌する。次に、その混合物を、KI(109g)の水(200mL)溶液に室温で添加する。18時間撹拌した後、混合物をジクロロメタンと10%Na
2S
2O
3水溶液に分ける。有機相を10%Na
2S
2O
3水溶液およびブラインで洗浄し、濃縮して標題化合物を得る。収量:16.4g;質量スペクトル(EI):m/z=316[M]
+。
ステップ2:メチル3−(2−ブロモ−4−クロロフェニル)プロパノアート
標題化合物を、中間体17のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−4−クロロ−1−ヨードベンゼンから調製する。LC(方法1):t
R=1.31分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=277[M+H]
+。
【0239】
ステップ3:3−(2−ブロモ−4−クロロフェニル)プロパン酸
メチル3−(2−ブロモ−4−クロロフェニル)プロパノアート(5g)のテトラヒドロフラン(20mL)およびメタノール(20mL)溶液に、4MのNaOH水溶液(35mL)を添加し、混合物を50℃にして3時間加熱する。有機溶媒を真空中で蒸発させ、残渣を水で希釈し、酢酸エチルで3回洗浄する。水相を、4M塩酸(10mL)を添加することによって中和し、酢酸エチルで3回抽出する。混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(Na
2SO
4)。溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:4.7g;LC(方法1):t
R=1.21分。
ステップ4:4−ブロモ−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
塩化オキサリル(3.6mL)を3−(2−ブロモ−4−クロロフェニル)プロパン酸(4.4g)のジクロロメタン(40mL)溶液に滴加する。混合物を40℃で2時間撹拌し、次にAlCl
3(2.7g)で処理する。混合物を1時間加熱還流させ、室温に冷却し、酢酸エチルと飽和NaHCO
3水溶液に分ける。水相を酢酸エチルで2回抽出し、混合有機相をブラインで洗浄する。乾燥させた後(Na
2SO
4)、溶媒を蒸発させる。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル95:5→90:10)、標題化合物を得る。収量:3.7g;LC(方法1):t
R=1.20分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=245[M+H]
+。
【0240】
ステップ5:(S)−4−ブロモ−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法1):t
R=1.20分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=245[M−H]
-。
【0241】
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.52分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=437[M+H]
+。
ステップ7:メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ7に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=1.31分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=485[M+H]
+。
【0242】
ステップ8:メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(300mg)、4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(194mg)、K
3PO
4(394mg)を、トルエン(3mL)および水(0.5mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。ジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(41mg)およびトリス−(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)(26mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で12時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→70:30)、標題化合物を得る。収量:236mg;LC(方法8):t
R=1.00分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=563[M+Na]
+。
【0243】
中間体26
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化65】
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【0244】
ステップ1:メチル3−(2−ブロモ−4,5−ジフルオロフェニル)プロパノアート
標題化合物を、中間体17のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、1,2−ジブロモ−4,5−ジフルオロベンゼンから調製する。混合物を110℃にして12時間加熱する。LC(方法4):t
R=1.69分。
ステップ2:3−(2−ブロモ−4,5−ジフルオロフェニル)プロパン酸
標題化合物を、中間体17のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、メチル3−(2−ブロモ−4,5−ジフルオロフェニル)プロパノアートから調製する。混合物を室温で24時間撹拌する。LC(方法4):t
R=1.56分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=263[M−H]
-。
【0245】
ステップ3:4−ブロモ−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
標題化合物を、中間体25のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、3−(2−ブロモ−4,5−ジフルオロフェニル)プロパン酸から調製する。混合物を1時間加熱還流させ、室温で12時間撹拌する。LC(方法4):t
R=1.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=247[M+H]
+。
ステップ4:(S)−4−ブロモ−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法4):t
R=1.51分。
【0246】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.98分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=439[M+H]
+。
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−6,7−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体1のステップ7に記載の手順に類似の手順に従ってメチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.96分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=487[M+H]
+。
【0247】
ステップ7:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6,7−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロ−2H−ピランから調製する。LC(方法4):t
R=1.94分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=587[M+H]
+。
【0248】
中間体27
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化66】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6,7−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)−3−メチルオキセタンから調製する。LC(方法4):t
R=1.94分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=587[M+H]
+。
【0249】
中間体28
メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化67】
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標題化合物を、中間体25のステップ8に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)−3−メチルオキセタンから調製する。混合物を100℃にして4時間加熱する。LC(方法8):t
R=1.00分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=563[M+H]
+。
【0250】
中間体29
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化68】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび(S)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロフランから調製する。LC(方法4):t
R=1.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+Na]
+。
【0251】
中間体30
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロフランから調製する。LC(方法4):t
R=1.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+Na]
+。
【0252】
中間体31
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化70】
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【0253】
ステップ1:2−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
標題化合物を、中間体1のステップ7に記載の手順に類似の手順に従って、3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)−3−メチルオキセタンから調製する。混合物を100℃にして12時間加熱する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=333[M+H]
+。
【0254】
ステップ2:(S)−4−ブロモ−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法4):t
R=1.48分。
【0255】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=421[M+H]
+。
【0256】
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製する。反応を、水がない状態で100℃において12時間かけて進行させる。LC(方法7):t
R=1.22分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=547[M+H]
+。
【0257】
中間体32
メチル2−((S)−6−((R)−6−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化71】
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マイクロ波バイアル中、NaCN(16mg)を、メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(90mg)のN−メチル−2−ピロリジノン(NMP)(2mL)溶液に添加し、混合物をアルゴンで5分間パージする。NiBr
2(35mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を180℃にして30分間加熱する。混合物を水と酢酸エチルに分離する。水相を酢酸エチルで2回抽出する。混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→70:30)、標題化合物を得る。収量:34mg;LC(方法7):t
R=0.79分。
【0258】
中間体33
メチル2−((3S)−6−((1R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化72】
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【0259】
ステップ1:2−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
標題化合物を、中間体1のステップ7に記載の手順に類似の手順に従って、3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロフランから調製する。混合物を120℃にして48時間加熱する。LC(方法1):t
R=1.48分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=333[M+H]
+。
【0260】
ステップ2:4−ブロモ−5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
マイクロ波バイアル中、ナトリウムメタンチオラート(methanthiolate)(2g)を、4−ブロモ−5−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンのN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液に添加する。バイアルを封止し、混合物を130℃にして2時間加熱する。混合物を酢酸エチルと1NのHCl水溶液に分ける。水相を酢酸エチルで抽出し、混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をジエチルエーテルと研和する。沈殿物を濾別し、真空中で乾燥させて、標題化合物を得る。収量:1.15g;LC(方法1):t
R=0.84分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=227[M+H]
+。
【0261】
ステップ3:4−ブロモ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルトリフルオロメタンスルホナート
4−ブロモ−5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(5g)および2,6−ジメチルピリジン(5.1mL)を、ジクロロメタン(50mL)に溶解させ、0℃に冷却し、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(4mL)で滴下処理する。混合物を室温で2時間撹拌し、次に飽和NH
4Cl水溶液とジクロロメタンに分ける。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:5.9g;LC(方法7):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=359[M+H]
+。
【0262】
ステップ4:4−ブロモ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−カルボニトリル
Zn(CN)
2(600mg)および1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン(920mg)を、4−ブロモ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルトリフルオロメタンスルホナート(5.9g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)溶液に添加し、混合物をアルゴンで5分間パージする。トリス−(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)(760mg)を添加し、混合物を70℃にして1時間加熱する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:1.5g;LC(方法7):t
R=0.88分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=234[M−H]
-。
【0263】
ステップ5:(S)−4−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−カルボニトリル
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−カルボニトリルから調製する。LC(方法7):t
R=0.84分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=260[M+Na]
+。
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−シアノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−カルボニトリルおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=1.15分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=428[M+H]
+。
【0264】
ステップ7:メチル2−((3S)−6−((1R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体25のステップ8に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−シアノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製する。反応を、100℃で48時間かけて進行させる。LC(方法8):t
R=0.73分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0265】
中間体33a
((S)−6−{(R)−5−シアノ−4−[4−(3−メタンスルホニル−プロポキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化73】
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【0266】
ステップ1:{(S)−6−[(R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−シアノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(1.7g)、(4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2,6−ジメチルフェニル)ボロン酸(欧州特許第1726580号、2006年)(2.22g)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(85mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(36mg)および炭酸ナトリウム(120mg)を、トルエン(40mL)および水(5mL)中で110℃において12時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮し、得られた粗製生成物を、フラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100;0→50:50)、標題化合物を得る。収量:450mg。
【0267】
ステップ2:((S)−6−{(R)−5−シアノ−4−[4−(3−メタンスルホニル−プロポキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
{(S)−6−[(R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル(112mg)、メタンスルホン酸3−メタンスルホニル−プロピルエステル(Moltzen, Ejner K et al. Journal of Medicinal Chemistry, 1995, vol.38, #11 p. 2009-2017)(73.5mg)および炭酸セシウム(150mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド2mL中で3時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮し、得られた残渣をジクロロメタンに溶解させ、有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→70.30)、標題化合物を得る。収量:45mg。
【0268】
中間体33b
((S)−6−{(R)−5−シアノ−4−[4−(1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−イルメトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化74】
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標題化合物を、中間体33aのステップ2と同様にして、中間体49gaから出発して調製する。
【0269】
中間体33c
((S)−6−{(R)−5−シアノ−4−[4−((R)−1−メタンスルホニル−ピロリジン−3−イルオキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化75】
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標題化合物を、中間体33aのステップ2と同様にして、中間体49eaから出発して調製する。
【0270】
中間体34
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化76】
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【0271】
ステップ1:1−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパン−2−オール
マイクロ波バイアル中、2,2−ジメチルオキシラン(2.2g)を、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールおよびK
2CO
3(11g)のN,N−ジメチルホルムアミド(6mL)懸濁液に添加する。バイアルを封止し、混合物を120℃にして48時間加熱する。室温に冷却した後、混合物を飽和Na
2CO
3水溶液と酢酸エチルに分ける。水相を酢酸エチルで2回抽出し、混合有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:2.9g;LC(方法4):t
R=1.76分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=273[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび1−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパン−2−オールから調製する。LC(方法8):t
R=0.77分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=535[M+H]
+。
【0272】
中間体35
メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化77】
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【0273】
ステップ1:3−ヒドロキシシクロペンチル4−メチルベンゼンスルホナート
標題化合物を、中間体1のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、シクロペンタン−1,3−ジオールから調製する。生成物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル/酢酸エチル90:10→10:90)、標題化合物を得る。LC(方法7):t
R=0.86分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=257[M+H]
+。
ステップ2:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロペンタノール
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、3−ヒドロキシシクロペンチル4−メチルベンゼンスルホナートおよび4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールから調製する。LC(方法7):t
R=1.07分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=285[M+H]
+。
【0274】
ステップ3:メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロペンタノールから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=547[M+H]
+。
【0275】
中間体36
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化78】
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【0276】
ステップ1:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)アセトニトリル
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(500mg)およびCs
2CO
3(1.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に、2−ブロモアセトニトリル(290μL)を添加し、混合物を35℃で2時間撹拌する。混合物を水に注ぎ、15分間撹拌する。沈殿物を濾別し、乾燥させて、標題化合物を得る。収量:535mg;質量スペクトル(EI):m/z=239[M]
+。
【0277】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(シアノメトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)アセトニトリルから調製する。LC(方法8):t
R=0.71分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=502[M+H]
+。
【0278】
ステップ3:2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
1MのNaOH水溶液(400μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(シアノメトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(120mg)のメタノール(4mL)溶液に添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。メタノールを真空中で蒸発させ、残渣を水で希釈する。1M塩酸(400μL)を添加し、水相をジクロロメタンで2回抽出する。混合有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理する(石油エーテル/酢酸エチル60:40→0:100)。こうして得られた生成物を、n−ヘキサンから結晶化して、標題化合物を得る。収量:75mg;LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=521[M+H]
+。
【0279】
中間体37
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化79】
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【0280】
ステップ1:5,5−ジメチル−[1,3,2]ジオキサチアン2−オキシド
塩化チオニル(735mL)を、氷浴中で冷却した2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール(1g)のジクロロメタン(10mL)溶液に添加する。混合物を40℃にして3時間加熱し、飽和NaHCO
3水溶液とジクロロメタンに分ける。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:535mg;TLC:r
f=0.65(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル3:1)。
【0281】
ステップ2:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール
マイクロ波バイアル中、Cs
2CO
3(5.4g)を、5,5−ジメチル−[1,3,2]ジオキサチアン2−オキシド(500mg)および4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(670mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に添加する。バイアルを封止し、混合物を120℃にして12時間加熱する。混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相を2MのNaOH水溶液で3回洗浄し、ブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、濃縮し、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:372mg;LC(方法7):t
R=1.17分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=287[M+H]
+。
【0282】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(250mg)、3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール(226mg)、K
3PO
4(230mg)を、トルエン(2mL)および水(200μL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(12mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(44mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で12時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→60:40)、標題化合物を得る。収量:99mg;LC(方法8):t
R=0.87分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=549[M+H]
+。
【0283】
さらに、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,2−ジメチル−3−オキソプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートを単離する。収量:83mg;LC(方法8):t
R=0.95分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=547[M+H]
+。
【0284】
中間体38
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−メトキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化80】
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【0285】
ステップ1:3−メトキシ−2,2−ジメチルプロピルメタンスルホナート
塩化メタンスルホニル(330mL)を、氷浴中で冷却した3−メトキシ−2,2−ジメチルプロパン−1−オール(250mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.1mL)のジクロロメタン(3mL)溶液に滴加する。混合物を室温で12時間撹拌し、飽和NaHCO
3水溶液とジクロロメタンに分ける。有機相を1N塩酸、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで2回洗浄する。次に、有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:407mg;TLC:r
f=0.75(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル3:1)。
【0286】
ステップ2:2−ブロモ−5−(3−メトキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−1,3−ジメチルベンゼン
マイクロ波バイアル中、Cs
2CO
3(3.3g)およびKI(50mg)を、3−メトキシ−2,2−ジメチルプロピルメタンスルホナート(407mg)および4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(415mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に添加する。バイアルを封止し、混合物を120℃にして12時間加熱する。混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相を水およびブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理する(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→80:20)。こうして得られた生成物を、逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:171mg;LC(方法8):t
R=1.02分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=301[M+H]
+。
【0287】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−メトキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−ブロモ−5−(3−メトキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−1,3−ジメチルベンゼンから調製する。LC(方法8):t
R=1.12分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=563[M+H]
+。
【0288】
中間体39
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化81】
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【0289】
ステップ1:5−(ベンジルオキシ)−2−ブロモ−1,3−ジメチルベンゼン
K
2CO
3(1.75g)を、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(2g)およびベンジルブロミド(1.43mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)溶液に添加し、混合物を80℃にして12時間加熱する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル98:2→80:20)、標題化合物を得る。収量:2.38g;TLC:r
f=0.50(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル9:1);質量スペクトル(ESI
+):m/z=291[M+H]
+。
【0290】
ステップ2:4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニルボロン酸
アルゴン下で、5−(ベンジルオキシ)−2−ブロモ−1,3−ジメチルベンゼン(2.38g)をテトラヒドロフラン(30mL)に溶解させ、−78℃に冷却する。n−ブチルリチウム(テトラヒドロフラン中1.6M溶液6.2mL)を滴加し、混合物を4時間撹拌した後、ホウ酸トリイソプロピル(5.7mL)を滴加する。混合物を12時間撹拌すると同時に、室温に温める。次に、混合物を2N塩酸上に注ぎ、30分間激しく撹拌する。各相を分離し、水相を酢酸エチルで抽出する。混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をn−ヘキサンから結晶化する。沈殿物を濾別し、乾燥させて、標題化合物を得る。収量:1.38g;LC(方法7):t
R=0.94分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=255[M−H]
-。
【0291】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−5−シアノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−シアノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(130mg)、4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニルボロン酸(120mg)、ジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(18mg)およびK
3PO
4(200mg)を、トルエン(2mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(5mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で12時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→40:60)、標題化合物を得る。収量:125mg;LC(方法10):t
R=1.15分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=560[M+H]
+。
【0292】
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−5−シアノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(120mg)のメタノール(10mL)溶液に、10%パラジウム活性炭(20mg)を添加し、混合物を圧力2バールで2時間かけて水素化する。触媒を濾別し、メタノールで洗浄する。混合母液を濃縮して、標題化合物を得る。収量:84mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=470[M+H]
+。
【0293】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(80mg)およびCs
2CO
3(120mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、3−(ブロモメチル)−3−メチルオキセタン(30μL)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌し、次に飽和NH
4Cl水溶液とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→10:90)、標題化合物を得る。収量:50mg;LC(方法9):t
R=1.21分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0294】
中間体40
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0295】
ステップ1:5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)ピリミジン
マイクロ波バイアル中、2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチルベンゼン(1g)および5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリミジン(665mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド(15mL)およびNa
2CO
3(2M水溶液4mL)に懸濁させる。混合物をアルゴンで5分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(85mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を60℃で3時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を水と酢酸エチルに分離する。水相を酢酸エチルで抽出し、混合有機相をブラインで洗浄する。次に、有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル80:20→50:50)、標題化合物を得る。収量:446mg;LC(方法9):t
R=1.05分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=263[M+H]
+。
【0296】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(100mg)、5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)ピリミジン(85mg)、K
3PO
4(90mg)を、トルエン(1mL)および水(100μL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(2.4mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(8.8mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で12時間撹拌する。混合物をテトラヒドロフランで希釈し、逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:40mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=525[M+H]
+。
【0297】
中間体41
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(オキサゾル−2−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化83】
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【0298】
ステップ1:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)オキサゾール
マイクロ波バイアル中、4−ブロモ−3,5−ジメチルベンズアミド(200mg)を2−ブロモ−1,1−ジエトキシエタン(1mL)と混合し、バイアルを封止し、混合物を150℃にして30分間加熱する。混合物をアセトニトリル(2mL)で希釈し、逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:125mg;LC(方法7):t
R=1.13分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=252[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(オキサゾル−2−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体40のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)オキサゾールから調製する。LC(方法11):t
R=1.27分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=514[M+H]
+。
【0299】
中間体42
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化84】
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【0300】
ステップ1:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール
標題化合物を、中間体40のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチルベンゼンおよび1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから調製する。LC(方法9):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=265[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体40のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾールから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=527[M+H]
+。
【0301】
中間体43
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化85】
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【0302】
ステップ1:5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール
標題化合物を、中間体40のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチルベンゼンおよび1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから調製する。LC(方法9):t
R=1.11分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=265[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体40のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチル−1H−ピラゾールから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=527[M+H]
+。
【0303】
中間体44
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−シアノプロパン−2−イルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化86】
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【0304】
ステップ1:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン下で、ジイソプロピルアミン(diisopropylamin)(650μL)をテトラヒドロフラン(6mL)に溶解させ、−30℃に冷却し、n−ブチルリチウム(n−ヘキサン中1.6M溶液2.75mL)で滴下処理する。混合物を30分間撹拌し、−78℃に冷却し、次に2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)アセトニトリル(350mg)およびヨウ化メチル(549μL)のテトラヒドロフラン(6mL)溶液で滴下処理する。混合物を2時間撹拌し、0℃に温め、1時間撹拌する。反応を、飽和NH
4Cl水溶液を添加することによってクエンチし、水相をジエチルエーテルで抽出し、有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル95:5→60:40)、標題化合物を得る。収量:120mg;質量スペクトル(EI):m/z=267[M]
+。
【0305】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−シアノプロパン−2−イルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパンニトリルから調製する。LC(方法7):t
R=1.25分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=530[M+H]
+。
【0306】
中間体45
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(3−(ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化87】
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ジメチルアミン(テトラヒドロフラン中2M溶液95μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,2−ジメチル−3−オキソプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(83mg)および酢酸(13μL)の1,2−ジクロロエタン(2mL)溶液に添加する。混合物を20分間撹拌し、次にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(130mg)で処理する。12時間撹拌した後、混合物をジクロロメタンで希釈し、水およびブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:20mg;LC(方法13):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=576[M+H]
+。
【0307】
中間体46
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化88】
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【0308】
ステップ1:2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホナート
p−トルエンスルホニルクロリド(1g)を、氷浴中で冷却した1−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジン−2−オン(500μL)およびピリジン(1.5mL)のジクロロメタン(8mL)溶液に少しずつ添加する。混合物を室温で12時間撹拌し、1M塩酸とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(酢酸エチル)、標題化合物を得る。収量:390mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=284[M+H]
+。
【0309】
ステップ2:1−(2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチル)ピロリジン−2−オン
Cs
2CO
3(850mg)を、2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル4−メチルベンゼンスルホナート(390mg)および4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(200mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(4mL)溶液に添加する。混合物を50℃にして12時間加熱し、ジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(酢酸エチル)、標題化合物を得る。収量:210mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=312[M+H]
+。
【0310】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび1−(2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチル)ピロリジン−2−オンから調製する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法8):t
R=0.68分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=574[M+H]
+。
【0311】
中間体47
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化89】
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【0312】
ステップ1:(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)トリメチルシラン
2,5−ジブロモ−1,3−ジメチルベンゼン(500mg)のジエチルエーテル(3mL)およびテトラヒドロフラン(2.5mL)溶液を、−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(n−ヘキサン中10M溶液200μL)で滴下処理する。混合物を1時間撹拌し、クロロ−トリメチル−シラン(275μL)で滴下処理する。2時間撹拌した後、反応を、飽和NH
4Cl水溶液を添加することによってクエンチする。混合物をジエチルエーテルで抽出する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→90:10)、標題化合物を得る。収量:260mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=279[M+Na]
+。
【0313】
ステップ2:7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
標題化合物を、中間体12のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法8):t
R=0.36分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=277[M+H]
+。
【0314】
ステップ3:4−(2,6−ジメチル−4−(トリメチルシリル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンおよび(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)トリメチルシランから調製する。LC(方法8):t
R=0.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=327[M+H]
+。
【0315】
ステップ4:7−フルオロ−4−(4−ヨード−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
4−(2,6−ジメチル−4−(トリメチルシリル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(110mg)をジクロロメタン(2mL)に溶解させ、−30℃に冷却し、ICl(ジクロロメタン中1M溶液355μL)で滴下処理する。混合物を1時間撹拌し、次に飽和NaHCO
3水溶液とジクロロメタンに分ける。有機相を、10%Na
2S
2O
3水溶液およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:160mg;LC(方法8):t
R=0.66分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=381[M+H]
+。
【0316】
ステップ5:(S)−7−フルオロ−4−(4−ヨード−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、7−フルオロ−4−(4−ヨード−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法8):t
R=0.65分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=381[M−H]
-。
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヨード−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−7−フルオロ−4−(4−ヨード−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=595[M+Na]
+。
【0317】
ステップ7:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体13のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヨード−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから調製する。LC(方法8):t
R=0.92分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+Na]
+。
【0318】
中間体48
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化90】
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【0319】
ステップ1:4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジニウムクロリド
tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシラート(10g)を、ジクロロメタン(100mL)およびイソプロパノール中5MのHCl(120mL)に溶解させ、12時間撹拌する。溶媒を蒸発させ、残渣をトルエンに再び溶解させ、溶媒を再び蒸発させて、標題化合物を得る。収量:8g;LC(方法11):t
R=0.68分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=210[M+H]
+。
【0320】
ステップ2:1−(メチルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン
冷却した(0℃)4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジニウムクロリド(8g)およびN−エチルジイソプロピルアミン(12mL)のジクロロメタン(100mL)溶液に、塩化メタンスルホニル(3mL)を滴加する。混合物を室温で12時間撹拌する。混合物をジクロロメタンと0.1M塩酸に分ける。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をジエチルエーテルから結晶化させて、標題化合物を得る。収量:7.4g;LC(方法15):t
R=0.98分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=288[M+H]
+。
【0321】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体13のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヨード−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび1−(メチルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンから調製する。LC(方法8):t
R=0.79分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=628[M+Na]
+。
【0322】
中間体49a
(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)メタノール
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−カルボン酸(300mg)を、乾燥テトラヒドロフラン(10mL)に溶解させる。反応混合物を0℃に冷却し、ボランテトラヒドロフラン錯体(2mL)を滴加する。0℃で1時間撹拌した後、混合物を真空下で濃縮し、ジクロロメタンと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:250mg。
【0323】
中間体49b
(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)メタノール
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体49aと同様にして、1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−カルボン酸から出発して調製する。
中間体49c
tert−ブチル3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−カルボキシラート
【0324】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体49aと同様にして、1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−カルボン酸から出発して調製する。
【0325】
中間体49d
1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−イルメタンスルホナート
【化94】
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アゼチジン−3−オール(3.3g)およびDIPEA(20mL)を、乾燥テトラヒドロフラン(40mL)に溶解させる。30分後、反応混合物を0℃に冷却し、塩化メタンスルホニル(10.9g)を滴加する。周囲温度で2時間撹拌した後、混合物を真空下で濃縮し、酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル70:30)、標題化合物を得る。収量:5g。
【0326】
以下の表の中間体を、中間体49dに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【表5】
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【0327】
中間体49g
1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルメタンスルホナート
【化95】
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塩化メタンスルホニル(0.15mL)、(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)メタノール(150mg)およびトリエチルアミン(0.3mL)を、乾燥ジクロロメタン(2mL)中で0℃において撹拌する。30分後、反応混合物を周囲温度に温める。3時間撹拌した後、混合物をジクロロメタンで希釈し、10%KHSO
4水溶液で洗浄し、次に10%K
2CO
3水溶液で洗浄する。有機相を、相分離カートリッジに通過させることによって収集し、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(ジクロロメタン/メタノール100:0→95:5)、標題化合物を得る。収量:197mg。
【0328】
以下の中間体を、中間体49gと同様にして、対応するアルコールから出発して調製する。
【表6】
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【0329】
中間体49h
トランス−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロブチル4−メチルベンゼンスルホナート
【化96】
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トランス−tert−ブチル−3−ヒドロキシシクロブチルカルバマート(440mg)、p−トルエンスルホニルクロリド(498mg)およびピリジン(0.74mL)を、ジクロロメタン(7mL)に溶解させ、触媒量の4−(ジメチルアミノ)ピリジンを添加する。反応混合物を周囲温度で終夜撹拌し、濃縮し、酢酸エチルと水に分ける。有機相を20%クエン酸水溶液で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:806mg。
【0330】
以下の中間体を、中間体49hと同様にして、対応するアルコールから出発して調製する。
【表7】
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【0331】
中間体49i
メタンスルホン酸1−メタンスルホニル−3−メチル−アゼチジン−3−イルメチルエステル
【化97】
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【0332】
ステップ1:3−ヒドロキシメチル−3−メチル−アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
3−メチル−アゼチジン−1,3−ジカルボン酸1−tert−ブチルエステル3−メチルエステル(国際公開第2006/73361号、2006年)(1.1g)を、テトラヒドロフラン20mLに溶解させる。水素化ホウ素リチウム(テトラヒドロフラン中2M溶液16.8mL)を滴加し、反応混合物を終夜室温で撹拌する。反応混合物を水で希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(ヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:970mg。
ステップ2:3−ヒドロキシメチル−3−メチル−アゼチジンヒドロクロリド
3−ヒドロキシメチル−3−メチル−アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(1g)を、エチルエーテル5mLに溶解させる。2M塩酸水溶液(4mL)を添加し、反応混合物を終夜撹拌し、次に真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:600mg。
ステップ3:メタンスルホン酸1−メタンスルホニル−3−メチル−アゼチジン−3−イルメチルエステル
標題化合物を、中間体49dに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【0333】
中間体49j
メタンスルホン酸2−メタンスルホニル−2−メチル−プロピルエステル
【化98】
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標題化合物を、中間体49gに記載の手順に類似の手順に従って、2−メタンスルホニル−2−メチル−プロパン−1−オールから出発して調製する(Rouchard, Jean; Moons, Chantal; Meyer, Joseph Bulletin de la Societe Chimique de France, 1980, vol.2, #9-10 p.441-443)。
【0334】
中間体50a
1,1−ジオキソ−3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロチオフェン
【化99】
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中間体49a(235mg)、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(318mg)、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラート(396mg)およびトリフェニルホスフィン(451mg)を、ジクロロメタン(100mL)に溶解させる。混合物を周囲温度で2時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、水およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:260mg。
【0335】
中間体50aa
(S)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−チオフェン1,1−ジオキシド
【化100】
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標題化合物を、ラセミ体である1,1−ジオキソ−3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロチオフェンをキラルHPLCクロマトグラフィーによって分離して得る。キラルHPLC(方法1a):t
R=18.85分。絶対配置は未知である。
【0336】
中間体50ab
(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−チオフェン1,1−ジオキシド
【化101】
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さらに、キラルカラムから溶出させて、標題化合物を得る。キラルHPLC(方法1a):t
R=23.57分。絶対配置は未知である。
【0337】
中間体50b
1,1−ジオキソ−4−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロ−2H−チオピラン
【化102】
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標題化合物を、中間体50aと同様にして、中間体49bから出発して調製する。
【0338】
中間体50ba
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−チオピラン1,1−ジオキシド
【化103】
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3−(ブロモメチル)テトラヒドロ−2H−チオピラン1,1−ジオキシド(1g)を、N,N−ジメチルホルムアミド40mLに溶解させる。4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(885mg)および炭酸セシウム(2.85g)を添加し、反応混合物を130℃で終夜撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮する。水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:800mg。
【0339】
中間体50bb
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−ピラン−4−オール
【化104】
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4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(1g)および炭酸セシウム(5.7g)を、N,N−ジメチルアセトアミド30mLに懸濁させ、1,6−ジオキサ−スピロ[2.5]オクタン(米国特許出願公開第2012/46304号、2012年)(1.78g)を添加し、反応混合物を110℃で終夜撹拌する。水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル95:5)、標題化合物を得る。収量:400mg。
【0340】
中間体50bc
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−オール
【化105】
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【0341】
ステップ1:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−チオピラン−4−オール
標題化合物を、中間体50bbと同様にして、1−オキサ−6−チア−スピロ[2.5]オクタン(欧州特許第1726580号、2006年)から出発して調製する。
ステップ2:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−オール
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−チオピラン−4−オール(820mg)を、テトラヒドロフラン20mL中で撹拌する。ペルオキソ一硫酸カリウム(4.33g)の水5mL溶液を滴加し、反応混合物を室温で2時間撹拌する。水を添加し、反応混合物をジクロロメタンで抽出し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル80:20→0:100)、標題化合物を得る。収量:850mg。
【0342】
中間体50c
3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)アゼチジン
【化106】
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【0343】
ステップ1:tert−ブチル3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)アゼチジン−1−カルボキシラート
標題化合物を、中間体50aの調製に記載した通り、中間体49cおよび4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールから出発して調製する。
ステップ2:3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)アゼチジン
tert−ブチル3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)アゼチジン−1−カルボキシラート(900mg)およびトリフルオロ酢酸(0.3mL)を、ジクロロメタン(40mL)に溶解させる。反応混合物を0℃で6時間撹拌し、NaHCO3飽和水溶液で希釈し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:400mg。
【0344】
中間体50d
3−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)−1−(メチルスルホニル)アゼチジン
【化107】
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中間体50c(400mg)およびN−エチルジイソプロピルアミン(0.48mL)を、乾燥ジクロロメタン(26mL)に溶解させる。反応混合物を0℃に冷却し、塩化メタンスルホニル(0.1mL)を滴加する。周囲温度で0.5時間撹拌した後、混合物をジクロロメタンと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:330mg。
【0345】
以下の表のブロモ−アリール中間体を、中間体50dに記載の手順に類似の手順に従って、中間体50cおよび対応する塩化スルホニルから出発して調製する。
【表8】
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【0346】
中間体50g
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−1−(メチルスルホニル)アゼチジン
【化108】
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マイクロ波バイアル中、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(1g)および水素化ナトリウム(100mg)を、乾燥N,N−ジメチルアセトアミド(25mL)中で30分間撹拌する。中間体49d(1g)を添加し、バイアルを封止し、混合物を140℃で1.5時間撹拌する(100W)。周囲温度に冷却した後、混合物を濃縮し、酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→70:30)、標題化合物を得る。収量:500mg。
【0347】
中間体50ga
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−1−メタンスルホニル−ピペリジン
【化109】
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標題化合物を、中間体50gと同様にして、中間体49faから出発して調製する。
【0348】
中間体50gb
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシメチル)−1−メタンスルホニル−3−メチル−アゼチジン
【化110】
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標題化合物を、中間体50gと同様にして、中間体49iから出発して調製する。
【0349】
中間体50gc
(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−1−メタンスルホニル−ピロリジン
【化111】
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標題化合物を、中間体50gと同様にして、中間体49eaから出発して調製する。
【0350】
中間体50gd
(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−1−メタンスルホニル−ピペリジン
【化112】
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【0351】
ステップ1:(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
標題化合物を、中間体50gと同様にして、中間体49fbから出発して調製する。
ステップ2:(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−ピペリジンヒドロクロリド
標題化合物を、中間体49iの調製のステップ2と同様にして、(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルから出発して調製する。
ステップ3:(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−1−メタンスルホニル−ピペリジン
標題化合物を、中間体50dと同様にして、(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−ピペリジンヒドロクロリドから出発して調製する。
【0352】
中間体50ge
(S)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−1−メタンスルホニル−ピペリジン
【化113】
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標題化合物を、中間体50gdと同様にして、中間体49fcから出発して調製する。
【0353】
中間体50h
1,1−ジオキソ−4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)テトラヒドロ−2H−チオピラン
【化114】
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標題化合物を、中間体50gと同様にして、中間体49gから出発して調製する。
中間体50ha
2−ブロモ−5−(2−メタンスルホニル−2−メチル−プロポキシ)−1,3−ジメチル−ベンゼン
【化115】
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標題化合物を、中間体50gと同様にして、中間体49jから出発して調製する。
【0354】
中間体50i
N−((1s,3s)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロブチル)−N−メチルメタンスルホンアミド
【化116】
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【0355】
ステップ1:tert−ブチルcis−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロブチルカルバマート
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(450mg)および水素化ナトリウム(60mg)を、N,N−ジメチルアセトアミド(15mL)中で30分間撹拌する。中間体49h(300mg)を添加し、混合物を80℃で3時間撹拌する。周囲温度に冷却した後、混合物を濃縮し、酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→40:60)、標題化合物を得る。収量:200mg。
ステップ2:cis−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロブタンアミン
tert−ブチルcis−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロブチルカルバマート(200mg)およびトリフルオロ酢酸(0.13mL)を、ジクロロメタン(6mL)に溶解させる。反応混合物を0℃で5時間撹拌し、NaHCO
3飽和水溶液で希釈し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:400mg。
【0356】
ステップ3:N−(cis−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロブチル)メタンスルホンアミド
塩化メタンスルホニル(0.16mL)、cis−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロブタンアミン(300mg)およびトリエチルアミン(0.3mL)を、0℃において乾燥ジクロロメタン(25mL)中で撹拌する。10分後、反応混合物を周囲温度に温める。3時間撹拌した後、混合物をジクロロメタンで希釈し、10%KHSO
4水溶液で洗浄し、次に10%K
2CO
3水溶液で洗浄する。有機相を相分離器に通過させ、濃縮した。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→50:50)、標題化合物を得る。収量:200mg。
ステップ4:N−(cis−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロブチル)−N−メチルメタンスルホンアミド
N−(cis−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)シクロブチル)メタンスルホンアミド(130mg)および水素化ナトリウム(16mg)を、N,N−ジメチルアセトアミド(2mL)中で10分間撹拌する。ヨードメタン(0.1mL)を添加し、混合物を周囲温度で終夜撹拌する。周囲温度に冷却した後、混合物を濃縮し、酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(極性を漸増させたシクロヘキサン/酢酸エチル勾配)、標題化合物を得る。収量:110mg。
【0357】
中間体50j
(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン
【化117】
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4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(3.5g)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(212mg)およびトリエチルアミン(2.7mL)を、ジクロロメタン(25mL)中で0℃において撹拌し、次にtert−ブチルジメチルクロロシラン(19mL)を滴加する。反応混合物を周囲温度に温め、終夜撹拌する。反応混合物をジクロロメタン(dicloromethane)で希釈し、HCl水溶液(1M、25mL)で洗浄し、次に飽和NaHCO
3水溶液(25mL)で洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:5.4g。
【0358】
中間体50k
1−ブロモ−2−メチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)ベンゼン
【化118】
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【0359】
ステップ1:(3−(3−ブロモ−2−メチルフェノキシ)プロピル)(メチル)スルファン
3−ブロモ−2−メチルフェノール(0.10g)、3−(メチルチオ)プロパノール(0.055mL)、トリ−n−ブチルホスフィン(0.12g)および1,1’−(アゾジカルボニル)ジピペリジン(0.15g)を、テトラヒドロフラン(tetrahydofurane)中で16時間撹拌する。水を添加し、混合物をジエチルエーテルで抽出する。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、揮発物を減圧下で除去する。カラムクロマトグラフィー処理した後(シリカゲル、n−ヘキサン/酢酸エチル勾配100:0〜50:50)、生成物(80mg)を得る。
ステップ2:1−ブロモ−2−メチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)ベンゼン
(3−(3−ブロモ−2−メチルフェノキシ)プロピル)(メチル)スルファン(0.90g)および3−クロロ過安息香酸(1.7g)を、ジクロロメタン(15mL)中で16時間かけて反応させる。K
2CO
3飽和溶液を激しく撹拌しながら添加し、有機層を収集し、洗浄し(ブライン)、乾燥させ(Na
2SO
4)、揮発物を減圧下で除去する。カラムクロマトグラフィー処理した後(シリカゲル、n−ヘキサン/酢酸エチル勾配100:0〜70:30)、生成物(0.91g)を得る。
【0360】
中間体50ka
2−ブロモ−5−(4−メタンスルホニル−ブトキシ)−1,3−ジメチル−ベンゼン
【化119】
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標題化合物を、中間体50kと同様にして、4−メチルスルファニル−ブタン−1−オールおよび4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノールから調製する。
【0361】
中間体50l
4−(3−ブロモ−2−メチル−フェノキシ)−テトラヒドロ−チオピラン1,1−ジオキシド
【化120】
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標題化合物を、中間体50gと同様にして、中間体49gおよび3−ブロモ−2−メチル−フェノールから出発して調製する。
【0362】
中間体50m
2−ブロモ−5−((R)−3−メタンスルホニル−2−メチル−プロポキシ)−1,3−ジメチル−ベンゼン
【化121】
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【0363】
ステップ1:(S)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−1−オール
(S)−3−ブロモ−2−メチル−1−プロパノール(150mg)、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(98.5mg)および炭酸カリウムを、アセトニトリル5mL中で80℃において4時間撹拌する。反応混合物を室温に冷却し、水を添加し、反応混合物をジエチルエーテルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して固体を得、それを次のステップでさらなる精製なしに使用する。収量:130mg。
ステップ2:メタンスルホン酸(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロピルエステル
(S)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−1−オール(130mg)、塩化メタンスルホニル(0.073mL)およびトリエチルアミン(0.264mL)を、ジクロロメタン5mL中で室温において終夜撹拌する。反応混合物を、クエン酸飽和水溶液およびブラインで洗浄する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して標題化合物を得、それを次のステップでさらなる精製なしに使用する。収量:148mg。
【0364】
ステップ3:2−ブロモ−5−((R)−3−メタンスルホニル−2−メチル−プロポキシ)−1,3−ジメチル−ベンゼン
メタンスルホン酸(R)−3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロピルエステル(148mg)およびメタンスルフィン酸ナトリウム(215mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド3mL中で80℃において4時間撹拌する。反応混合物を室温に冷却し、水を添加し、反応混合物をジエチルエーテルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して標題化合物を得る。収量:118mg。
【0365】
中間体50n
2−ブロモ−5−((S)−3−メタンスルホニル−2−メチル−プロポキシ)−1,3−ジメチル−ベンゼン
【化122】
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標題化合物を、中間体50mと同様にして、(R)−3−ブロモ−2−メチル−1−プロパノールから出発して調製する。
【0366】
中間体50o
2−[2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−エチル]−イソチアゾリジン1,1−ジオキシド
【化123】
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標題化合物を、中間体50gと同様にして、メタンスルホン酸2−(1,1−ジオキソ−1−イソチアゾリジン−2−イル)−エチルエステル(欧州特許第1479684号、2004年)から出発して調製する。
【0367】
中間体50p
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−[1,2]チアジナン1,1−ジオキシド
【化124】
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2−チア−1−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン2,2−ジオキシド(Liang, Jiang-Lin et al., Organic Letters, 2002, vol.4, #25 p.4507-4510)(300mg)を、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(1.14g)および水素化ナトリウム(60%鉱物油懸濁液140mg)のN,N−ジメチルアセトアミド25mL懸濁液に添加する。反応混合物を130℃で5時間撹拌する。水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→30:70)、標題化合物を得る。収量:220mg。
【0368】
中間体50q
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−[1,2]チアジナン1,1−ジオキシド
【化125】
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4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−[1,2]チアジナン1,1−ジオキシド(110mg)および水素化ナトリウム(60%鉱物油懸濁液14.5mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド2mLに懸濁させる。ヨードメタン(0.02mL)を添加し、反応混合物を室温で3時間撹拌する。溶媒を除去し、水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→60:40)、標題化合物を得る。収量:110mg。
【0369】
中間体50r
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−1−オール
【化126】
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【0370】
ステップ1:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロピオン酸
−30℃で撹拌した4−3,5−ジメチルフェノール(5g)のアセトン100mL溶液に、水酸化ナトリウム(31g)を添加し、反応混合物を30分間で室温にし、次に3時間かけて温めて還流させる。反応混合物を真空下で濃縮し、氷冷水を添加し、酸性pHになるまで6MのHCl溶液を添加する。反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(ヘキサン/酢酸エチル:50/50)、標題化合物を得る。収量:8g。
【0371】
ステップ2:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−1−オール
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロピオン酸(4.45g)を、テトラヒドロフラン50mLに溶解させ、ボランメチルスルフィド錯体(2.6mL)を添加し、反応混合物を室温で5時間撹拌する。反応混合物を0℃に冷却し、10%HCl水溶液を滴加し、反応混合物をジクロロメタンで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(ヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:2.6g。
【0372】
中間体50s
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロピオンアミド
【化127】
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2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−プロピオン酸(500mg)を、テトラヒドロフラン10mLに懸濁させ、1,1’−カルボニルジイミダゾール(carbonyldimidazole)(217mg)および30%水酸化アンモニウム水溶液を添加し、反応混合物を室温で3時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮し、酢酸エチルを添加し、有機溶液を10%HCl水溶液で洗浄する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:300mg。
【0373】
中間体50ta
4−(4−ブロモ−3−メチル−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−ピラン−4−オール
【化128】
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標題化合物を、中間体50bbと同様にして、4−ブロモ−3−メチルフェノールから出発して調製する。
【0374】
中間体50tb
4−(4−ブロモ−3−メチル−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−チオピラン1,1−ジオキシド
【化129】
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中間体49ga(400mg)をN,N−ジメチルホルムアミド10mLに溶解させ、4−ブロモ−3−メチルフェノール(309mg)および炭酸セシウム(1.08g)を添加し、反応混合物を130℃で12時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮し、水を添加し、反応混合物をジクロロメタンで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣を酢酸エチルと研和して、標題化合物を得る。収量:250g。
【0375】
中間体50tc
4−(4−ブロモ−3−メチル−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
【化130】
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中間体7ステップ1(440mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド5mLに溶解させ、4−ブロモ−3−メチルフェノール(300mg)および炭酸セシウム(950g)を添加し、反応混合物を80℃で5時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮し、水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:250mg。
【0376】
中間体50td
4−(4−ブロモ−3−メチル−フェノキシメチル)−1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−オール
【化131】
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標題化合物を、中間体50bcと同様にして、4−ブロモ−3−メチルフェノールから出発して調製する。
【0377】
中間体50ua
4−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−フェノキシメチル)−テトラヒドロ−ピラン−4−オール
【化132】
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標題化合物を、中間体50bbと同様にして、4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェノールから出発して調製する。
【0378】
中間体50ub
1−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−フェノキシ)−2−メチル−プロパン−2−オール
【化133】
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標題化合物を、中間体50uaと同様にして、2,2−ジメチル−オキシランから出発して調製する。
【0379】
中間体50uc
4−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
【化134】
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中間体7ステップ1(1g)をN,N’−ジメチルアセトアミド10mLに溶解させ、4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェノール(1g)および炭酸セシウム(2.5g)を添加し、反応混合物を80℃で5時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮し、水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:640mg。
【0380】
以下の中間体を、中間体50ucと同様にして、対応するトシラート中間体から出発して調製する。
【表9】
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【0381】
中間体50uf
5−ブロモ−1,3−ジフルオロ−2−(3−メタンスルホニル−プロポキシ)−ベンゼン
【化135】
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標題化合物を、中間体50ucと同様にして、メタンスルホン酸3−メタンスルホニル−プロピルエステルから出発して調製する。
【0382】
中間体50ug
2−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−フェニル)−5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール
【化136】
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酢酸ヒドラジド(340mg)、N,N,N’,N’−テトラメチル−O−(ベンゾトリアゾル−1−イル)ウロニウムテトラフルオロボラート(1.63g)およびジ−イソプロピル−エチルアミン(1.64g)を、アセトニトリル20mL中で室温において5分間撹拌する。4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−安息香酸(国際公開第2005/12283号、2005年)(1g)を添加し、反応混合物を室温で24時間撹拌し、次に70℃で3時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→60:40)、標題化合物を得る。収量:300mg。
【0383】
中間体50uh
3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−フェニル)−5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール
【化137】
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【0384】
ステップ1:4−アミノ−2,6−ジフルオロ−N−ヒドロキシ−ベンズアミジン
マイクロ波バイアル中、4−アミノ−2,5−ジフルオロ−ベンゾニトリル(2g)を、エタノール10mLに溶解させる。ヒドロキシルアミン(1.71g)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で1時間撹拌する(100W)。溶媒を除去し、残渣を水で洗浄する。沈殿した固体を真空下で乾燥させ、次のステップでさらなる精製なしに使用する。収量:2.4g。
ステップ2:3,5−ジフルオロ−4−(5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニルアミン
4−アミノ−2,6−ジフルオロ−N−ヒドロキシ−ベンズアミジン(2.4g)、塩化アセチル(25.64mL)およびトリエチルアミン(5.35mL)を、1,4−ジオキサン10mL中で室温において30分間撹拌し、次に120℃で2時間撹拌する。溶媒を除去し、残渣を重炭酸塩飽和水溶液と酢酸エチルに分ける。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50.50)、標題化合物を得る。収量:620mg。
ステップ3:4−アミノ−2,6−ジフルオロ−N−ヒドロキシ−ベンズアミジン
臭化銅(790mg)およびtert−ブチルニトライト(870mL)を、アセトニトリル15mL中で65℃において20分間撹拌し、3,5−ジフルオロ−4−(5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニルアミン(620mg)を添加し、反応混合物を65℃で4時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:700mg。
【0385】
中間体50w
4−(4−ブロモ−2,6−ジメチル−フェノキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
【化138】
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標題化合物を、中間体7と同様にして、4−ブロモ−2,6−ジメチル−フェノールから出発して調製する。
【0386】
中間体50x
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−ベンゼンスルホニル)−プロパン−1−オール
【化139】
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【0387】
ステップ1:3−(3,5−ジメチル−4−ニトロ−ベンゼンスルホニル)−プロパン−1−オール
5−フルオロ−1,3−ジメチル−2−ニトロベンゼン(2g)、3−メルカプト−1−プロパノール(1.5mL)および炭酸カリウム(2.4g)を、N,N−ジメチルホルムアミド20mL中で60℃において4時間撹拌する。反応混合物を0℃に冷却し、3−クロロ過安息香酸(10g)を添加する。反応混合物を室温で1時間撹拌し、水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を、重炭酸塩飽和水溶液、5%亜硫酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄する。溶媒を除去して標題化合物を得、次のステップでさらなる精製なしに使用する。収量:2.8g。
ステップ2:3−(4−アミノ−3,5−ジメチル−ベンゼンスルホニル)−プロパン−1−オール
3−(3,5−ジメチル−4−ニトロ−ベンゼンスルホニル)−プロパン−1−オールをエタノール15mLに溶解させ、Pd/C(5%)(55mg)を添加し、反応混合物を水素雰囲気(3バール)下で3時間撹拌する。反応混合物をセライトパッドで濾過し、溶媒を真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:1g。
ステップ3:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−ベンゼンスルホニル)−プロパン−1−オール
標題化合物を、中間体50uhの調製のステップ3と類似の手順に従って、2:3−(4−アミノ−3,5−ジメチル−ベンゼンスルホニル)−プロパン−1−オールから出発して調製する。収量:740mg。
【0388】
中間体50y
2−ブロモ−5−(3−メトキシ−プロパン−1−スルホニル)−1,3−ジメチル−ベンゼン
【化140】
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【0389】
ステップ1:5−(3−メトキシ−プロパン−1−スルホニル)−1,3−ジメチル−2−ニトロ−ベンゼン
3−(3,5−ジメチル−4−ニトロ−ベンゼンスルホニル)−プロパン−1−オール(1.4g)をアセトニトリル20mLに溶解させ、炭酸セシウム(3.34g)およびヨードメタン(iodometane)(638mL)を添加し、反応混合物を終夜室温で撹拌する。水を添加し、反応混合物をエチルエーテルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(ヘキサン/酢酸エチル100:0→50.50)、標題化合物を得る。収量:1g。
ステップ2:4−(3−メトキシ−プロパン−1−スルホニル)−2,6−ジメチル−フェニルアミン
標題化合物を、中間体50xの調製のステップ2と類似の手順に従って、5−(3−メトキシ−プロパン−1−スルホニル)−1,3−ジメチル−2−ニトロ−ベンゼンから出発して調製する。
ステップ3:2−ブロモ−5−(3−メトキシ−プロパン−1−スルホニル)−1,3−ジメチル−ベンゼン
標題化合物を、中間体50uhの調製のステップ3と類似の手順に従って、4−(3−メトキシ−プロパン−1−スルホニル)−2,6−ジメチル−フェニルアミンから出発して調製する。
【0390】
中間体50z
4−(2−ブロモ−ピリミジン−5−イルオキシ)−2−メチル−ブタン−2−オール
【化141】
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3−メチル−1,3−ブタンジオール(180mgを、N,N−ジメチルホルムアミド5mL中で0℃において撹拌し、水素化ナトリウム(60%鉱物油懸濁液6mg)を添加し、反応混合物を2時間撹拌し、次にそれを2−ブロモ−4−フルオロ−ピリミジン(300mg)のN,N−ジメチルホルムアミド5mL溶液に滴加し、反応混合物を0℃で再び2時間撹拌する。溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(ヘキサン/酢酸エチル90:10→70:30)、標題化合物を得る。収量:20mg。
【0391】
中間体51a
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化142】
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マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(130mg)、中間体50g(104mg)、K
3PO
4(133mg)を、トルエン(2mL)および水(200μL)に懸濁させ、窒素で10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(5mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(8.5mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を120℃で1時間撹拌する(100W)。周囲温度に冷却した後、混合物を、ジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:55mg。
【0392】
以下の表の中間体を、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび対応する出発ブロモ−アリール中間体から、中間体51aに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【0393】
【表10】
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【0394】
中間体51i
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化143】
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【0395】
ステップ1:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(500mg)、中間体50j(500mg)、K
3PO
4(450mg)を、トルエン(2.5mL)および水(0.2mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(12mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(44mg)を添加し、混合物を100℃で終夜撹拌する。周囲温度に冷却した後、混合物を、ジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:440mg。
【0396】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(440mg)およびテトラヒドロフラン中フッ化テトラブチルアンモニウム(1M;3.1mL)を、テトラヒドロフラン(5mL)中で周囲温度において終夜撹拌する。反応混合物を、ジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→60:40)、標題化合物を得る。収量:280mg。
【0397】
中間体51j
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((S)−1−(メチルスルホニル)ピロリジン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化144】
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メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(60mg)、中間体49eおよびK
2CO
3(34mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に懸濁させ、95℃で72時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮し、酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→75:25)、標題化合物を得る。収量:29mg。
【0398】
中間体51k
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化145】
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標題化合物を、中間体51jと同様にして、中間体49fおよび中間体51iから出発して調製する。
【0399】
中間体51l
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)フェニル)−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化146】
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標題化合物を、中間体51aと同様にして、中間体50hおよび中間体52から出発して調製する。
【0400】
中間体51la
((S)−6−{(R)−5,7−ジフルオロ−4−[4−(1−メタンスルホニル−アゼチジン−3−イルメトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化147】
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標題化合物を、中間体51aと同様にして、中間体50dおよび中間体52から出発して調製する。
【0401】
中間体51m
メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(2−メチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化148】
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標題化合物を、中間体51aに記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび中間体50kから調製する。
LC(方法17):t
R=1.38分。
【0402】
中間体52
メチル2−((S)−6−((R)−5,7−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化149】
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【0403】
ステップ1:メチル3−(2−ブロモ−3,5−ジフルオロフェニル)プロパノアート
1,2−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(4.5g)、3,3−ジメトキシプロパ−1−エン(5.1mL)、塩化テトラブチルアンモニウム(4.6g)およびトリエチルアミン(3.5mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中混合物を、窒素で20分間パージする。酢酸パラジウム(II)(111mg)を添加し、混合物を90℃で16時間加熱する。冷却した後、混合物を、HCl水溶液(1M)とジエチルエーテルに分け、有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、揮発物を減圧下で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル;n−ヘキサン/酢酸エチル98:2→80:20)、標題化合物(3.6g)を得る。
GC(方法1):t
R=9.36分。
ステップ2:3−(2−ブロモ−3,5−ジフルオロフェニル)プロパン酸
NaOH水溶液(4M、13.5mL)および2−プロパノール(30mL)中、メチル3−(2−ブロモ−3,5−ジフルオロフェニル)プロパノアート(4.3g)を、50℃で2時間加熱する。水を添加し、混合物をジエチルエーテルで洗浄し、濃縮HCl水溶液を添加することによってpH約5の酸性にし、ジエチルエーテルで2回抽出する。酸性にした混合物の混合抽出物をブラインで洗浄し、揮発物を減圧下で蒸発させる。得られた材料(3.6g)を、次のステップでさらなる精製なしに使用する。
LC(方法16):t
R=0.99分。
【0404】
ステップ3:4−ブロモ−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
3−(2−ブロモ−3,5−ジフルオロフェニル)プロパン酸(3.0g)を、クロロスルホン酸(10mL)と共に周囲温度で2時間撹拌する。次に混合物を、激しく撹拌した水および氷混合物(200mL)に滴加し、さらに15分間撹拌する。ジエチルエーテルで抽出し、その後、有機層を水、NaOH(0.2M)およびブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、溶媒を減圧下で除去して、粗製生成物(2.7g)を得、それを、次のステップでさらなる精製なしに使用する。
LC(方法16):t
R=1.16分。
ステップ4:(S)−4−ブロモ−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
ジクロロメタン中、トリエチルアミン(3.7mL)に、氷浴中で冷却しながらギ酸(1.3mL)を滴加する。4−ブロモ−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(2.9g)を添加し、混合物をアルゴン流で脱気する。クロロ([(1S,2S)−(−)−2−アミノ−1,2−ジフェニルエチル](4−トルエンスルホニル)アミド)(メシチレン)ルテニウム(II)を添加し、混合物を周囲温度で16時間撹拌する。混合物を水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、溶媒を減圧下で除去する。カラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル;n−ヘキサン/酢酸エチル98:2→80:20)、標題化合物(2.5g)を得る。
GC(方法1):t
R=9.33分。キラルHPLC t
R=9.33分(Column Daicel Chiralcel OJ−H;250×4.6mm 5μm;n−ヘキサン/EtOH95:5;1mL/分;25℃)。
【0405】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
(S)−4−ブロモ−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール(1.5g)、(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(1.4g)、トリフェニルホスフィン(1.7g)およびジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラート(1.5g)を、テトラヒドロフラン(50mL)中で1時間撹拌する。揮発物を減圧下で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して(シリカゲル;n−ヘキサン/酢酸エチル98:2→80:20)、標題化合物(1.5g)を得る。
LC(方法16):t
R=2.82分。
【0406】
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−5,7−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(210mg)、ビス(ピナコラート)ジボロン(182mg)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(35mg)および酢酸カリウム(117mg)を、マイクロ波バイアル中、乾燥1,4−ジオキサン(3mL)に懸濁させ、アルゴン流で5分間脱気する。混合物を、マイクロ波照射の下で120℃において150分間加熱し、次に酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物(220mg)を得る。
LC(方法18):t
R=0.75分;質量スペクトル:m/z=487[M+H]
+。
【0407】
中間体52a
[(S)−6−((R)−4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル]−酢酸メチルエステル
【化150】
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【0408】
ステップ1:2−ブロモ−1−ヨード−3−トリフルオロメチル−ベンゼン
2−ブロモ−3−トリフルオロメチル−フェニルアミン(8g)を、水90mL中で0℃において撹拌し、硫酸(96%)(27mL)を添加し、反応混合物を30分間撹拌する。亜硝酸ナトリウム(2.40g)の水5mL溶液を滴加し、0℃で30分間が経過した後、ヨウ化カリウム(9.24g)およびヨウ素(9.31g)を添加する。窒素の発生が完了した後、反応混合物を40℃にして30分間温める。飽和亜硫酸ナトリウム水溶液を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン100%)、標題化合物を得る。収量:10g。
ステップ2:3−(2−ブロモ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸メチルエステル
標題化合物を、中間体17の調製のステップ1に類似の手順に従って、2−ブロモ−1−ヨード−3−トリフルオロメチル−ベンゼンから出発して調製する。
【0409】
ステップ3:3−(2−ブロモ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸
標題化合物を、中間体17の調製のステップ2と類似の手順に従って、3−(2−ブロモ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸メチルエステルから出発して調製する。
ステップ4:4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オン
3−(2−ブロモ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸(3g)、塩化オキサリル(1.8mL)および数滴のN,N−ジメチルホルムアミドを、ジクロロメタン30mL中、還流下で1時間撹拌する。溶媒を除去し、トリフルオロメタンスルホン酸(20mL)を添加し、反応混合物を60℃で3時間撹拌する。反応混合物を、氷冷水300mLにゆっくり滴加し、次に重炭酸塩飽和水溶液と酢酸エチルに分ける。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:2.5g。
【0410】
ステップ5:(S)−4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オール
標題化合物を、中間体1の調製のステップ1に類似の手順に従って、4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オンから出発して得る。
ステップ6:[(S)−6−((R)−4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル]−酢酸メチルエステル
標題化合物を、中間体1の調製のステップ6に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オールから出発して得る。
【0411】
中間体52b
(S)−6−((R)−4−ブロモ−7−フルオロ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル]−酢酸メチルエステル
【化151】
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標題化合物を、中間体52aの調製で記載した手順と類似の手順に従って、ステップ2において2,3−ジブロモ−5−フルオロ−ベンゾトリフルオリドを出発材料として用いて出発して調製する。
【0412】
中間体52c
[(S)−6−((R)−4−ブロモ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル]−酢酸メチルエステル
【化152】
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【0413】
ステップ1:4−ブロモ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−オン
3−(2−ブロモ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸(米国特許出願公開第2005/261310号、2005年)(1.45g)を、トリフルオロメタンスルホン酸15mLに懸濁させる。反応混合物を85℃で4時間撹拌する。氷水を添加し、次に重炭酸塩飽和水溶液を添加する。反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:600mg。
ステップ2:(S)−4−ブロモ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−オール
標題化合物を、中間体1の調製のステップ1に類似の手順に従って、4−ブロモ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−オンから出発して得る。
ステップ3:[(S)−6−((R)−4−ブロモ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル]−酢酸メチルエステル
標題化合物を、中間体1の調製のステップ6に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−オールから出発して得る。
【0414】
中間体52d
[(S)−6−((R)−4−ブロモ−7−フルオロ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル]−酢酸メチルエステル
【化153】
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【0415】
ステップ1:(E)−3−(2−アミノ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリル酸エチルエステル
2−ブロモ−4−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリン(15g)、エチルアクリラート(17.45g)、トリ−o−トリル−ホスフィン(phosphyne)(1.77g)、酢酸パラジウム(II)(650mg)およびN,N’−ジイソプロピルエチルアミン(15g)を、プロピオニトリル100mL中で100℃において12時間撹拌する。反応混合物を真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:10g。
ステップ2:(E)−3−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリル酸エチルエステル
標題化合物を、中間体50uhの調製のステップ3と類似の手順に従って、(E)−3−(2−アミノ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリル酸エチルエステルから出発して調製する。
【0416】
ステップ3:3−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸エチルエステル
(E)−3−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリル酸エチルエステル(10g)およびヒドラジン水和物(5mL)を、エタノール180mLに溶解させ、反応混合物を0℃に冷却し、過酸化水素(12mL)を滴加する。10分後、反応混合物を70℃にして2時間温める。反応混合物を真空下で濃縮し、残渣を水と酢酸エチルに分ける。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:10g。
ステップ4:3−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸
標題化合物を、中間体17の調製のステップ2と類似の手順に従って、3−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸エチルエステルから出発して調製する。
【0417】
ステップ5:4−ブロモ−7−フルオロ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−オン
標題化合物を、中間体52cの調製のステップ1に類似の手順に従って、3−(2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸から出発して調製する。
ステップ6:(S)−4−ブロモ−7−フルオロ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−オール
標題化合物を、中間体1の調製のステップ1に類似の手順に従って、4−ブロモ−7−フルオロ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−オンから出発して得る。
ステップ7:[(S)−6−((R)−4−ブロモ−7−フルオロ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル]−酢酸メチルエステル
標題化合物を、中間体1の調製のステップ6に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−7−フルオロ−6−トリフルオロメチル−インダン−1−オールから出発して得る。
【0418】
中間体52aa
{(S)−6−[(R)−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化154】
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【0419】
ステップ1:((S)−6−{(R)−4−[4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチルインダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
中間体52a(1g)、4−(tert−ブチル−ジメチルシリルオキシ)フェニルボロン酸(500mg)、炭酸カリウム(822mg)、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(218mg)およびトリシクロヘキシル−ホスフィン(44mg)を、1,4−ジオキサン15mLおよび水3mL中で撹拌し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(73mg)を添加し、反応混合物を110℃で2時間撹拌する。塩化アンモニウム飽和水溶液を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:1g。
【0420】
ステップ2:{(S)−6−[(R)−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
((S)−6−{(R)−4−[4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチルインダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル(570mg)を、テトラヒドロフラン50mLに溶解させる。フッ化テトラブチルアンモニウム(19mL)を添加し、反応混合物を終夜室温で撹拌する。反応混合物を、塩化アンモニウム飽和水溶液と酢酸エチルに分ける。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→30:70)、標題化合物を得る。収量:80mg。
【0421】
中間体52aa’
{(S)−6−[(R)−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化155】
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標題化合物を、中間体52aaの調製においてジクロロメタン/メタノール80:20でカラムからさらに溶出することによって得る。
【0422】
中間体52aa’’
{(S)−6−[(R)−4−(2−フルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化156】
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【0423】
ステップ1:{(S)−6−[(R)−4−(4−ベンジルオキシ−2−フルオロ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
標題化合物を、中間体52aaの調製のステップ1に類似の手順に従って、2−フルオロ−4−(ベンジルオキシ)フェニルボロン酸から出発して調製する。
【0424】
ステップ2:{(S)−6−[(R)−4−(2−フルオロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
{(S)−6−[(R)−4−(4−ベンジルオキシ−2−フルオロ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル(500mg)を、テトラヒドロフラン10mLおよびメタノール20mLに溶解させ、Pd/C(5%)(10mg)を添加し、反応混合物を水素雰囲気下(50psi)で2時間撹拌する。反応混合物をセライトパッドで濾過し、溶媒を真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→75:25)、標題化合物を得る。収量:300mg。
【0425】
中間体52aaa
((S)−6−{(R)−4−[4−(1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化157】
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標題化合物を、中間体50tbの調製に類似の手順に従って、中間体52aaおよびメシラート中間体49gaから出発して調製する。
【0426】
以下の中間体を、中間体52aaaと同様にして、中間体52aaおよび対応するメシラート中間体から出発して調製する。
【表11】
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【0427】
中間体52aai
((S)−6−{(R)−4−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルオキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダニルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化158】
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標題化合物を、中間体50tcの調製に類似の手順に従って、中間体52aaおよびトシラート中間体49haから出発して調製する。
【0428】
以下の中間体を、中間体52aaiと同様にして、中間体52aaおよび対応するトシラート中間体から出発して調製する。
【表12】
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【0429】
中間体52aan
((S)−6−{(R)−4−[4−(4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化159】
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標題化合物を、中間体50bbの調製に類似の手順に従って、中間体52aaおよびエポキシド中間体1,6−ジオキサ−スピロ[2.5]オクタン(米国特許出願公開第2012/46304号、2012年)から出発して調製する。
【0430】
以下の中間体を、中間体52aanと同様にして、中間体52aaおよび対応するエポキシド中間体から出発して調製する。
【表13】
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【0431】
中間体52aap
((S)−6−{(R)−4−[4−(1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−イルメトキシ)−2−フルオロ−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化160】
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標題化合物を、中間体52aaaと同様にして、中間体52aa’’から出発して調製する。
【0432】
中間体52ba
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化161】
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標題化合物を、中間体52aaと同様にして、中間体52bから出発して調製する。
【0433】
以下の中間体を、中間体52aaaまたは52aaiと同様にして、中間体52baおよび対応するメシラート中間体またはトシラート中間体から出発して調製する。
【表14】
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【0434】
以下の中間体を、中間体52aanと同様にして、中間体52baおよび対応するエポキシド中間体から出発して調製する。
【表15】
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【0435】
中間体52ca
{(S)−6−[(R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−6−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化162】
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標題化合物を、中間体52の調製のステップ6と同様にして、中間体52cから出発して調製する。
【0436】
中間体52caa
((S)−6−{(R)−4−[4−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ブトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−6−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化163】
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標題化合物を、中間体52caおよび中間体7から出発して、中間体51aに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【0437】
以下の表の中間体を、中間体52caおよび対応する出発ブロモ−アリール中間体から、中間体52caaに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【表16】
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【0438】
中間体52da
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−6−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化164】
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標題化合物を、中間体52の調製のステップ6と同様にして、中間体52dから出発して調製する。
【0439】
以下の表の中間体を、中間体52daおよび対応する出発ブロモ−アリール中間体から、中間体52caaに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【表17】
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【0440】
中間体52ea
{(S)−6−[(R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化165】
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【0441】
ステップ1:N−(4−ブロモ−1−オキソ−インダン−5−イル)−アセトアミド
N−(1−オキソ−インダン−5−イル)−アセトアミド(5.0g)を、アセトニトリル(40mL)、水(1mL)および酢酸(1mL)の混合物に懸濁させ、N−ブロモスクシンイミド(5.64g)を添加する。混合物を6時間加熱還流させ、次に室温に冷却する。標題化合物を濾過によって収集し、真空下で乾燥させる。収量3.14g。
【0442】
ステップ2:5−アミノ−4−ブロモ−インダン−1−オン
N−(4−ブロモ−1−オキソ−インダン−5−イル)−アセトアミド(1.81g)を2M塩酸水溶液に懸濁させ、100℃で2時間加熱し、次に室温に冷却する。標題化合物を濾過によって収集し、真空下で乾燥させる。収量1.37g。
【0443】
ステップ3:5−アミノ−4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−インダン−1−オン
トルエン(80mL)および水(40mL)を、窒素流で30分間脱気し、次に、窒素でフラッシュしたフラスコに入れた5−アミノ−4−ブロモ−インダン−1−オン(700mg)、4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル−ボロン酸(例39、ステップ2、3.3g)および炭酸ナトリウム(1.15g)に添加する。混合物を窒素雰囲気下で終夜加熱還流させ、次に室温に冷却し、酢酸エチル(100mL)で希釈し、各相を分離する。有機相を水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→70:30)、標題化合物を得る。収量985mg。
【0444】
ステップ4:4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−ヨード−インダン−1−オン
5−アミノ−4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−インダン−1−オン(985mg)をジヨードメタンに懸濁させ、100℃に加熱する。硝酸イソアミル(1.47mL)を添加し、混合物を100℃で30分間撹拌し、次に室温に冷却する。過剰の試薬を、真空下で蒸留することによって除去し(90℃、8ミリバール)、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量776mg。
【0445】
ステップ5:4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オン
4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−ヨード−インダン−1−オン(770mg)を、オーバーヘッド機械撹拌装置を備えたフラスコに入れたN−メチルピロリドン(20mL)に懸濁させ、ヨウ化銅(I)(9.39g)を添加し、その後メチル2,2−ジフルオロ−2−(フルオロスルホニル)アセタート(4mL)を添加する。混合物を110℃で30分間撹拌し、次に2,2−ジフルオロ−2−(フルオロスルホニル)アセタート(4mL)をさらに添加し、その混合物を100℃で90分間撹拌する。2,2−ジフルオロ−2−(フルオロスルホニル)アセタートのさらなる一部(4mL)を添加し、混合物を110℃で30分間撹拌し、次に室温に冷却する。混合物を水(150mL)および酢酸エチル(150mL)で希釈し、十分に振とうし、各相を分離する。有機相をブラインで洗浄し、溶媒を真空下で除去する。残渣をジエチルエーテルに懸濁させ、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る(収量452mg)。
【0446】
ステップ6:(S)−4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オール
トリエチルアミン0.46mL)をジクロロメタン(2mL)に懸濁させ、0℃に冷却する。ギ酸(0.15mL)を添加し、混合物を5分間撹拌する。4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オン(452mg)を添加し、その後クロロ([(1S,2S)−(−)−2−アミノ−1,2−ジフェニルエチル](4トルエンスルホニル)アミド)(メシチレン)ルテニウム(II)(14mg)を添加し、混合物を室温で終夜撹拌する。溶液をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量494mg。
【0447】
ステップ7:{(S)−6−[(R)−4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
(S)−4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オール(494mg)、(S)−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル(275mg)、トリフェニルホスフィン(345mg)およびジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラート(303mg)を、乾燥テトラヒドロフラン(10mL)中で0℃において組み合わせる。混合物を室温に温め、2時間撹拌する。溶媒を真空下で除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量573mg。
【0448】
ステップ8:{(S)−6−[(R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
{(S)−6−[(R)−4−(4−ベンジルオキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル(350mg)を、メタノール(20mL)に懸濁させ、10%パラジウム炭素(35mg)を添加する。混合物を水素雰囲気下で2バールにおいて1時間振とうし、次にセライトで濾過し、溶媒を除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→90:10)、標題化合物を得る。収量213mg。
【0449】
中間体52eaa
((S)−6−{(R)−4−[4−(4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化166】
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{(S)−6−[(R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル(中間体52ea、79mg)、1,6−ジオキサ−スピロ[2.5]オクタン(30mg)および炭酸セシウム(134mg)を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミドに懸濁させ、100℃で3時間撹拌する。1,6−ジオキサ−スピロ[2.5]オクタンの追加の一部(30mg)を添加し、混合物を100℃でさらに2時間撹拌する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→60:40)、標題化合物を得る(収量35mg)。
【0450】
中間体52eab
((S)−6−{(R)−4−[4−(4−ヒドロキシ−1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−イルメトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化167】
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標題化合物を、中間体50bcの調製に記載の手順に類似の手順に従って、中間体52eaから出発して調製する。
【0451】
中間体52eac
((S)−6−{(R)−4−[4−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ブトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化168】
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中間体52ea(78mg)、中間体7(67mg)および炭酸セシウム(133mg)を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミドに懸濁させ、100℃で1時間撹拌する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→60:40)、標題化合物を得る。収量64mg。
【0452】
中間体52ead
((S)−6−{(R)−4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化169】
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中間体52ea(78mg)、酸化イソブチレン(19mg)および炭酸セシウム(133mg)を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミドに懸濁させ、100℃で1時間撹拌する。酸化イソブチレンのさらなる一部(48mg)を添加し、混合物を100℃で2時間撹拌する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→60:40)、標題化合物を得る。収量28mg。
【0453】
中間体52eae
((S)−6−{(R)−4−[2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルオキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化170】
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中間体52ea(78mg)、中間体49ha(66mg)および炭酸セシウム(133mg)を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミドに懸濁させ、100℃で1時間撹拌する。トルエン−4−スルホン酸テトラヒドロ−ピラン−4−イルエステル(66mg)を添加し、混合物を100℃で2時間撹拌する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→70:30)、標題化合物を得る。収量50mg。
【0454】
中間体52eaf
((S)−6−{(R)−4−[2,6−ジメチル−4−(5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化171】
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【0455】
ステップ1:{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
中間体52ea(213mg)およびピリジン(74μL)をジクロロメタン(10mL)に懸濁させ、0℃に冷却する。塩化トリフルオロメタンスルホニル(0.127mL)を添加し、混合物を室温に温め、30分間撹拌する。混合物を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、1M塩酸水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去して、粗製標題化合物を得、それをさらなる精製なしに使用する。収量291mg。
【0456】
ステップ2:{(S)−6−[(R)−4−(4−シアノ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル(291mg)、シアン化亜鉛(80mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(21mg)および1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(25mg)を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に懸濁させ、アルゴン流で脱気し、70℃で1時間撹拌する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→90:10)、標題化合物を得る。収量66mg。
【0457】
ステップ3:((S)−6−{(R)−4−[4−(N−ヒドロキシカルバミミドイル)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチルインダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
{(S)−6−[(R)−4−(4−シアノ−2,6−ジメチル−フェニル)−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル(61mg)を無水エタノール(7mL)に懸濁させ、塩酸ヒドロキシルアミン(12mg)およびトリエチルアミン(24μL)を添加する。混合物を2時間還流させ、次に冷却し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去して、粗製標題化合物を得、それをさらなる精製なしに使用する。収量64mg。
【0458】
ステップ4:((S)−6−{(R)−4−[2,6−ジメチル−4−(5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
((S)−6−{(R)−4−[4−(N−ヒドロキシカルバミミドイル)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル(64mg)を無水エタノール(7mL)に懸濁させ、無水酢酸(20mg)およびトリエチルアミン(46μL)を添加する。混合物を3時間還流させ、次に冷却し、溶媒を真空下で除去する。残渣をジクロロメタンと水に分け、有機相を収集し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量41mg。
【0459】
中間体52fa
1−[4−(4−ブロモ−フェニル)−ピラゾル−1−イル]−2−メチル−プロパン−2−オール
【化172】
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1−ブロモ−4−ヨード−ブロモベンゼン(780mg)および2−メチル−1−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピラゾル−1−イル]−プロパン−2−オール(米国特許出願公開第2011/76291号、2011年)(832mg)を、1,4−ジオキサン6mLおよび水2mL中で撹拌し、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(100mg)および炭酸セシウム(1.8g)を添加し、反応混合物を、窒素雰囲気下で100℃において終夜撹拌する。水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を収集し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:670mg。
【0460】
中間体52fb
3−(4−ブロモ−フェニル)−5−トリフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール
【化173】
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4−ブロモベンズイミドエチルエーテルヒドロクロリド(国際公開第2010/62571号、2010年)(3g)、トリフルオロ酢酸ヒドラジド(2.53g)およびトリエチルアミン(2.55g)を、1,4−ジオキサン中で室温において終夜撹拌する。溶媒を真空下で濃縮する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:2.8g。
【0461】
中間体52fc
3−(4−ブロモ−フェニル)−5−シクロプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール
【化174】
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標題化合物を、3−(4−ブロモ−フェニル)−5−メチル−[1,2,4]−オキサジアゾール(国際公開第2006/40192号、2006年)と同様にして、塩化シクロプロパンカルボニルから出発して調製する。
【0462】
中間体52fca
3−(4−ブロモ−フェニル)−5−エチル−[1,2,4]オキサジアゾール
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、3−(4−ブロモ−フェニル)−5−メチル−[1,2,4]−オキサジアゾール(国際公開第2006/40192号、2006年)と同様にして、塩化プロピオニルから出発して調製する。
【0463】
中間体52fcb
3−(4−ブロモ−フェニル)−5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール
【化176】
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標題化合物を、3−(4−ブロモ−フェニル)−5−メチル−[1,2,4]−オキサジアゾール(国際公開第2006/40192号、2006年)と同様にして、塩化イソブチリルから出発して調製する。
【0464】
中間体52fda
5−(4−ブロモ−フェニル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール
【化177】
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中間体52fb(2.8g)および水酸化カリウム(132mg)を、アセトン30mL中で撹拌し、ヨードメタン(0.211mL)を添加し、反応混合物を終夜室温で撹拌する。溶媒を真空下で濃縮する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:220mg。
【0465】
中間体52fdb
3−(4−ブロモ−フェニル)−1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール
【化178】
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標題化合物を、中間体52fdaの調製で実施したフラッシュクロマトグラフィーによってさらに溶出することによって得る。
【0466】
中間体52fe
2−[3−(4−ブロモ−フェニル)−[1,2,4]オキサジアゾル−5−イル]−プロパン−2−オール
【化179】
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2−ヒドロキシイソ酪酸(970mg)、N,N,N’,N’−テトラメチル−O−(ベンゾトリアゾル−1−イル)ウロニウムテトラフルオロボラート(1.79g)およびトリエチルアミン(1.8g)を、アセトニトリル20mL中で室温において5分間撹拌し、4−ブロモ−N−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(国際公開第2004/101546号、2004年)(1g)を添加し、反応混合物を室温で24時間撹拌する。混合物を真空下で濃縮する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:530mg。
【0467】
中間体52fea
1−[3−(4−ブロモ−フェニル)−[1,2,4]オキサジアゾル−5−イル]−2−メチル−プロパン−2−オール
【化180】
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標題化合物を、中間体52feと同様にして、ベータ−ヒドロキシ−イソ吉草酸から出発して調製する。
中間体52ff
4−(4−ブロモ−フェニル)−1−メチル−1H−ピラゾール
【化181】
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標題化合物を、中間体52faと同様にして、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル(tetranethyl)−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから出発して調製する。
【0468】
中間体52fg
5−(4−ブロモ−フェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール
【化182】
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標題化合物を、中間体52faと同様にして、1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから出発して調製する。
【0469】
中間体52fha
1−(4−ブロモ−フェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール
【化183】
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1−ブロモ−4−ヨード−ブロモベンゼン(4g)、3−メチル−ピラゾール(2.85g)、N,N’−ジメチルエチレンジアミン(0.38mL)、ヨウ化銅(I)(673mg)および炭酸セシウム(3.45g)を、N,N−ジメチルホルムアミド20mL中で100℃において24時間撹拌する。水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を収集し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:650mg。
中間体52fhb
1−(4−ブロモ−フェニル)−5−メチル−1H−ピラゾール
【化184】
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標題化合物を、中間体52fhaの調製においてカラムからさらに溶出することによって得る。
【0470】
中間体52fi
1−(4−ブロモ−フェニル)−3−メチル−1H−[1,2,4]トリアゾール
【化185】
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標題化合物を、中間体52fhaと同様にして、3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾールから出発して調製する。
【0471】
中間体52fj
4−(4−ブロモ−フェニル)−ピリダジン
【化186】
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4−(トリブチルスタンニル)ピリダジン(pyridazyne)(1.1g)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(136mg)、トリ−o−トリルホスフィン(280mg)、トリエチルアミン(1.24g)および1−ブロモ−4−ヨード−ベンゼン(927mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド4mL中で80℃において3時間撹拌する。溶媒を除去し、残渣を塩化アンモニウム飽和水溶液とジクロロメタンに分ける。有機相を収集し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→70:30)、標題化合物を得る。収量:350mg。
【0472】
中間体52fk
5−(4−ブロモ−フェニル)−1−メチル−1H−ピリジン−2−オン
【化187】
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標題化合物を、中間体52faと同様にして、1−メチル−5−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)ピリジン−2(1H)−オン(国際公開第2010/47982号、2010年)から出発して調製する。
【0473】
中間体52fl
2−[1−(4−ブロモ−フェニル)−1H−[1,2,4]トリアゾル−3−イル]−プロパン−2−オール
【化188】
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【0474】
ステップ1:1−(4−ブロモ−フェニル)−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−カルボン酸メチルエステル
4−ブロモフェニルボロン酸(1.58g)、メチル−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキシラート(1g)、酢酸銅(I)およびピリジン(1.94mL)を、ジクロロメタン20mL中で酸素雰囲気下において72時間撹拌する。水酸化アンモニウム飽和水溶液を添加し、反応混合物をジクロロメタンで抽出する。有機相を収集し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→60:40)、標題化合物を得る。収量:1.6mg。
ステップ2:2−[1−(4−ブロモ−フェニル)−1H−[1,2,4]トリアゾル−3−イル]−プロパン−2−オール
1−(4−ブロモ−フェニル)−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−カルボン酸メチルエステル(400mg)を、乾燥テトラヒドロフラン10mLに溶解させ、臭化メチルマグネシウム(テトラヒドロフラン中3M溶液1mL)を添加し、反応混合物を室温で3時間撹拌する。水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を収集し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50.50)、標題化合物を得る。収量:390mg。
【0475】
中間体52fm
1−[4−(4−ブロモ−フェニル)−3,5−ジメチル−ピラゾル−1−イル]−2−メチル−プロパン−2−オール
【化189】
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【0476】
ステップ1:1−[3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピラゾル−1−イル]−2−メチル−プロパン−2−オール
マイクロ波バイアル中、3,5−ジメチルピラゾール−4−ボロン酸ピナコールエステル(500mg)を酸化イソブチレン(1mL)に溶解させ、炭酸セシウム(147mg)を添加し、反応混合物を、マイクロ波照射(100W)の下で120℃において30分間撹拌する。酢酸エチルを添加し、反応混合物を濾過する。有機相を真空下で濃縮して標題化合物を得、次のステップでさらなる精製なしに使用する。収量:630mg。
ステップ2:1−[4−(4−ブロモ−フェニル)−3,5−ジメチル−ピラゾル−1−イル]−2−メチル−プロパン−2−オール
標題化合物を、中間体52faと同様にして、1−[3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピラゾル−1−イル]−2−メチル−プロパン−2−オールから出発して調製する。
【0477】
中間体52fn
1−(4−ブロモ−フェニル)−3−イソプロピル−1H−ピラゾール
【化190】
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標題化合物を、中間体52fhaと同様にして、3−イソプロピルピラゾールから出発して調製する。
【0478】
中間体52fo
2−[5−(4−ブロモ−フェニル)−2−メチル−2H−[1,2,4]トリアゾル−3−イル]−プロパン−2−オール
【化191】
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2−ヒドロキシイソ酪酸(1.1g)、N,N,N’,N’−テトラメチル−O−(ベンゾトリアゾル−1−イル)ウロニウムテトラフルオロボラート(2.04g)およびトリエチルアミン(2g)を、アセトニトリル20mL中で室温において5分間撹拌し、4−ブロモ−N−(メチルアミノ)ベンゼンカルボキシイミドアミド(国際公開第2009/105500号、2009年)(2g)を添加し、反応混合物を室温で24時間撹拌し、次に80℃で2時間撹拌する。溶媒を真空下で濃縮する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:280mg。
【0479】
中間体52ga
2−メチル−1−{4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−ピラゾル−1−イル}−プロパン−2−オール
【化192】
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中間体52fa(452mg)を1,4−ジオキサン25mL中で撹拌し、ビス(ピナコラート)ジボロン(405mg)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(100mg)および酢酸カリウム(324mg)を添加し、反応混合物を、窒素雰囲気下で100℃において6時間撹拌する。溶媒を除去する。水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を収集し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:310mg。
【0480】
以下の表の中間体を、対応する出発ブロモ−アリール中間体から、中間体52gaに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【表18】
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【0481】
中間体52gzda
4−(3−イソプロピル−ピラゾル−1−イル)−ボロン酸
【化193】
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中間体52gzd(3.6g)、メタ過ヨウ素酸ナトリウム(24.7g)および酢酸アンモニウム(8.9g)を、アセトン40mLおよび水40mL中で室温において終夜撹拌する。反応混合物を濾過し、溶媒を濃縮する。残渣を0℃に冷却し、塩基性pHになるまで1M水酸化ナトリウム水溶液を添加する。有機相をジクロロメタンで抽出し、分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:390mg。
【0482】
中間体52gzg
4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルカルバモイル)−ベンゼンボロン酸
【化194】
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4−カルボキシフェニルボロン酸(500mg)および塩酸4−アミノテトラヒドロフラン(aminoetrahydrofurane)(413mg)のテトラヒドロフラン20mL中混合物に、N,N’−ジイソプロピルエチルアミン(1.55g)およびN,N,N’,N’−テトラメチル−O−(ベンゾトリアゾル−1−イル)ウロニウムテトラフルオロボラート(953mg)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌する。溶媒を除去し、残渣を1M塩酸水溶液と酢酸エチルに分ける。沈殿した固体を濾過し、真空下で乾燥させて、標題化合物を得る。収量:537mg。
【0483】
以下の表の中間体を、対応する出発ブロモ−アリール中間体から、中間体52gaに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【表19】
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【0484】
中間体52gzui
1−{4−[2,6−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−ピラゾル−1−イル}−2−メチル−プロパン−2−オール
【化195】
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【0485】
ステップ1:3,5−ジフルオロ−4−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−フェノール
標題化合物を、中間体52aaの調製のステップ1に記載のものに従って、1−[3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピラゾル−1−イル]−2−メチル−プロパン−2−オールおよび4−ブロモ−3,5−ジフルオロフェノールから調製する。
【0486】
ステップ2:トリフルオロ−メタンスルホン酸3,5−ジフルオロ−4−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−フェニルエステル
3,5−ジフルオロ−4−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−フェノール(900mg)を、ジクロロメタン10mL中で0℃において撹拌する。トリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.41mL)を滴加し、反応混合物を30分間撹拌する。反応混合物を重炭酸塩飽和水溶液とジクロロメタンに分け、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:900mg。
【0487】
ステップ3:1−{4−[2,6−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェニル]−ピラゾル−1−イル}−2−メチル−プロパン−2−オール
標題化合物を、中間体52gaと同様にして、トリフルオロ−メタンスルホン酸3,5−ジフルオロ−4−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−フェニルエステルから出発して調製する。
【0488】
中間体52ha
[(S)−6−((R)−4−{4−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−フェニル}−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル]−酢酸メチルエステル
【化196】
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中間体52a(89mg)、中間体52ga(86mg)、炭酸カリウム(78mg)、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(21mg)およびトリシクロヘキシル−ホスフィン(4mg)を、1,4−ジオキサン4mLおよび水1mL中で撹拌し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(7mg)を添加し、反応混合物を110℃で1時間撹拌する。水を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:34mg。
【0489】
以下の表の中間体を、中間体52aおよび対応する出発ボロン酸エステル中間体から、中間体52haについて記載した手順と類似の手順に従って調製する。
【表20】
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【0490】
中間体52hzp
((S)−6−{(R)−4−[5−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ブトキシ)−ピリミジン−2−イル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化197】
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【0491】
ステップ1:((S)−4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−tert−ブチル−ジメチル−シラン
(S)−4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オール(1g)、tert−ブチル−ジメチルクロロシラン(895mg)、イミダゾール(810mg)および4−ジメチルアミノピリジン(45mg)を、ジクロロメタン20mL中で室温において1時間撹拌する。反応混合物を水で洗浄し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→90:10)、標題化合物を得る。収量:1.32g。
【0492】
ステップ2:(S)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−5−トリフルオロメチル−インダン−4−ボロン酸
((S)−4−ブロモ−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ)−tert−ブチル−ジメチル−シラン(1.2g)を、テトラヒドロフラン20mL中で−78℃において撹拌し、2MのN−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液(1.82mL)を添加し、反応混合物を2時間撹拌する。ホウ酸トリイソプロピル(800mg)を添加し、反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次に室温に戻し、1時間撹拌する。飽和塩化アンモニウム水溶液を添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相をブラインで洗浄し、分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して標題化合物を得る。収量:1.14g。
【0493】
ステップ3:(S)−4−[5−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ブトキシ)−ピリミジン−2−イル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−オール
マイクロ波バイアル中、中間体50z(99mg)、(S)−1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−5−トリフルオロメチル−インダン−4−ボロン酸(10mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(46mg)および重炭酸塩飽和水溶液(450mL)を、1,2−ジメトキシエタン2mLに懸濁させる。反応混合物を、MWオーブンで120℃において1時間照射する(50W)。溶媒を除去し、飽和塩化アンモニウム水溶液を添加し、反応混合物をジクロロメタンで抽出する。有機相をブラインで洗浄し、層を分離し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→40:60)、標題化合物を得る。収量:55mg。
【0494】
ステップ4:((S)−6−{(R)−4−[5−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ブトキシ)−ピリミジン−2−イル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
標題化合物を、中間体1の調製のステップ6に見られる通り、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートと同様にして調製する。
【0495】
中間体52hzq
((S)−6−{(R)−4−[4−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルカルバモイル)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化198】
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中間体52a(70mg)、中間体52gzg(186mg)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N’−ジメチルアミノ)ビフェニル(6mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(14mg)および炭酸ナトリウム(56mg)を、トルエン10mLおよび水5mL中で90℃において4時間撹拌し、次に、室温で終夜撹拌する。反応混合物を水で洗浄し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル70:30→50:50)、標題化合物を得る。収量:31mg。
【0496】
以下の表の中間体を、中間体52bおよび対応する出発ボロン酸エステル中間体から、中間体52haに記載の手順に類似の手順に従って調製する。
【表21】
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【0497】
中間体53
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化199】
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【0498】
ステップ1:2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)ベンゼン
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(0.5g)、3−メチルチオプロパノール(0.25mL)、トリフェニルホスフィン(710mg)およびジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラート(624mg)を、ジクロロメタン(10mL)に溶解させ、2時間撹拌する。3−クロロ過安息香酸(1.3g)を添加し、混合物を終夜撹拌する。混合物を飽和炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、有機相を、相分離カートリッジを通過させることによって収集し、溶媒を真空下で除去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→0:100)、標題化合物(480mg)を得る。
【0499】
ステップ2:2−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)ベンゼン(100mg)、ビス(ピナコラート)ジボロン(158mg)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(23mg)および酢酸カリウム(92mg)を、マイクロ波バイアルに入れた乾燥1,4−ジオキサン(3mL)に懸濁させ、窒素流で5分間脱気する。混合物を、マイクロ波照射の下で110℃において60分間加熱する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→0:100)、標題化合物(110mg)を得る。
LC(方法19):t
R=1.24分;質量スペクトル:m/z=386[M+NH
4]
+。
【0500】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート[中間体13、ステップ3](32mg)、2−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(42mg)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(6mg)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン(4mg)および炭酸セシウム(50mg)を、トルエン(2mL)に懸濁させ、窒素流で5分間脱気する。混合物を、マイクロ波照射の下で120℃において90分間加熱する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物(9mg)を得る。LC(方法19):t
R=1.38分;質量スペクトル:m/z=583[M+H]
+。
【0501】
中間体54
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化200】
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【0502】
メチル2−((S)−6−((R)−5,7−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体52、220mg)、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)ベンゼン(中間体53、ステップ1;153mg)、酢酸パラジウム(II)(7mg)、ジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(13mg)およびK
3PO
4(202mg)を、トルエン(5mL)および水(0.5mL)に懸濁させ、アルゴン流で5分間脱気する。混合物を、マイクロ波照射の下で120℃において2.5時間加熱する。混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、有機相を乾燥させ、溶媒を真空下で除去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→0:100)、標題化合物(29mg)を得る。
LC(方法19):t
R=1.38分;質量スペクトル:m/z=601[M+H]
+。
【0503】
中間体55
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(オキサゾル−4−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル))アセタート
【化201】
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メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(45mg)および5−(2−ブロモフェニル)−1,3−オキサゾール(33.6mg)を、ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、アルゴンでパージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)のジクロロメタンとの錯体(1:1)](8.2mg)およびCs
2CO
3水溶液(0.1mL、2Mol/L)を添加し、反応混合物を、封止バイアル中で80℃において終夜振とうする。反応混合物をトリフルオロ酢酸水溶液で酸性にし、濾過し、逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:15.7mg;LC(方法22):t
R=1.67分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=490[M+Na]
+。
【0504】
中間体56
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(オキサゾル−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化202】
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【0505】
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(45mg)および5−(2−ブロモフェニル)−1,3−オキサゾール(33.6mg)を、ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、アルゴンでパージする。[1,1’−ビス(ジ−tertブチルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(6.5mg)およびCs
2CO
3水溶液(0.1mL、2Mol/L)を添加し、反応混合物を、封止バイアル中で80℃において終夜振とうする。反応混合物をトリフルオロ酢酸水溶液で酸性にし、濾過し、逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:25mg;LC(方法22):t
R=1.67分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=468[M+H]
+。
【0506】
中間体57
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(2−オキソピロリジン−1−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化203】
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メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(45mg)および1−(2−ブロモフェニル)ピロリジン−2−オン(36.0mg)を、ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、アルゴンでパージする。[1,1’−ビス(ジ−tertブチルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(6.5mg)およびCs
2CO
3水溶液(0.1mL、2Mol/L)を添加し、反応混合物を、封止バイアル中で80℃において終夜振とうする。反応混合物をトリフルオロ酢酸水溶液で酸性にし、濾過し、逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:16.4mg;LC(方法11):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=484[M+H]
+。
【0507】
中間体58
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(イソキサゾル−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化204】
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【0508】
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(45mg)および5−(2−ブロモフェニル)イソオキサゾール(33.6mg)をジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、アルゴンでパージする。[1,1’−ビス(ジ−tertブチルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(6.5mg)およびCs
2CO
3水溶液(0.1mL、2Mol/L)を添加し、反応混合物を、封止バイアル中で80℃において5時間振とうする。反応混合物をトリフルオロ酢酸水溶液で酸性にし、濾過し、逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:3mg;LC(方法11):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=490[M+Na]
+。
【0509】
中間体59
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−カルバモイル−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化205】
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メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(45mg)および4−ブロモ−3,5−ジメチル−ベンズアミド(34.2mg)を、ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、アルゴンでパージする。[1,1’−ビス(ジ−tertブチルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(6.5mg)およびCs
2CO
3水溶液(0.1mL、2Mol/L)を添加し、反応混合物を、封止バイアル中で80℃において5時間振とうする。反応混合物をトリフルオロ酢酸水溶液で酸性にし、濾過し、逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:21.9mg;LC(方法23):t
R=1.88分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=472[M+H]
+。
【0510】
中間体60
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−スルファモイルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化206】
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【0511】
メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(40.3mg)および4−スルファモイルフェニルボロン酸(40.2mg)をジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、アルゴンでパージする。[1,1’−ビス(ジ−tertブチルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(6.5mg)およびCs
2CO
3水溶液(0.1mL、2Mol/L)を添加し、反応混合物を、封止バイアル中で80℃において12時間振とうする。反応混合物をトリフルオロ酢酸水溶液で酸性にし、濾過し、逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:4.8mg。
【0512】
中間体61
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−アセチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化207】
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メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(40.3mg)および2−アセチルフェニルボロン酸(32.8mg)をジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、アルゴンでパージする。[1,1’−ビス(ジ−tertブチルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(6.5mg)およびCs
2CO
3水溶液(0.1mL、2Mol/L)を添加し、反応混合物を、封止バイアル中で80℃において12時間振とうする。反応混合物をトリフルオロ酢酸水溶液で酸性にし、濾過し、逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:5.9mg;LC(方法24):t
R=1.38分。
【0513】
中間体62
2−((3S)−6−((1R)−4−(3−シアノ−2−メチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化208】
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【0514】
ステップ1:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−シアノ−2−メチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(200mg)、3−ブロモ−2−メチルベンゾニトリル(169mg)、K
3PO
4(274mg)、酢酸パラジウム(II)(10mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(18mg)を、トルエン(10mL)および水(2mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。バイアルを封止し、混合物を100℃で4時間撹拌する。周囲温度に冷却した後、混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10)、標題化合物を得る。収量:124mg;LC(方法20):t
R=8.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=558[M+−H]
+。
【0515】
ステップ2:2−((3S)−6−((1R)−4−(3−シアノ−2−メチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
LiOHxH
2O(131mg)を、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−シアノ−2−メチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(119mg)のテトラヒドロフラン(1mL)、水(1mL)およびメタノール(1mL)溶液に室温で添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。混合物を濃縮し、0℃に冷却し、水で希釈し、4MのHCl水溶液で酸性にする。得られた混合物をジクロロメタンで抽出する。有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:103mg;LC(方法20):t
R=6.30分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=442[M−H]
-。
【0516】
中間体63
2−((S)−6−((R)−4−(4−シアノ−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化209】
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【0517】
ステップ1:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−シアノ−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(200mg)、4−ブロモ−3,5−ジメチルベンゾニトリル(90mg)、K
3PO
4(273mg)、酢酸パラジウム(II)(10mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(17mg)を、トルエン(10mL)および水(2mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。バイアルを封止し、混合物を100℃で4時間撹拌する。周囲温度に冷却した後、混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10)、標題化合物を得る。収量:85mg;LC(方法19):t
R=1.52分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=471[M+−H]
+。
【0518】
ステップ2:2−((S)−6−((R)−4−(4−シアノ−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
LiOHxH
2O(38mg)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−シアノ−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(85mg)のテトラヒドロフラン(1mL)、水(1mL)およびメタノール(1mL)溶液に室温で添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。混合物を濃縮し、0℃に冷却し、水で希釈し、4MのHCl水溶液で酸性にする。得られた混合物をジクロロメタンで抽出する。有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(ジクロロメタン(dichloroemthane)/メタノール/酢酸9:0.05:0.05)、標題化合物を得る。収量:41mg;LC(方法20):t
R=6.91分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=456[M−H]
-。
【0519】
中間体64
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ジメチルカルバモイル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化210】
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【0520】
ステップ1:N,N,3,5−テトラメチル−4−ニトロベンズアミド
1,1’−カルボニルジイミダゾール(914mg)を、3,5−ジメチル−4−ニトロ安息香酸(1g)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液に添加する。混合物を室温で3時間撹拌し、ジメチルアミン(7.7mL、テトラヒドロフラン中2M)を添加し、混合物をさらに30分間撹拌する。濃縮した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、塩酸(0.2M)、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:1g;LC(方法20):t
R=5.11分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=223[M+H]
+。
【0521】
ステップ2:4−アミノ−N,N,3,5−テトラメチルベンズアミド
10%パラジウム炭素(100mg)を、N,N,3,5−テトラメチル−4−ニトロベンズアミド(1g)のメタノール(10mL)溶液に添加し、混合物を2バールの水素圧の下で3時間かけて水素化する。次に触媒を濾別し、メタノールで洗浄する。混合母液を濃縮して、標題化合物を得る。収量:1g;LC(方法20):t
R=2.75分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=193[M+H]
+。
【0522】
ステップ3:4−ヨード−N,N,3,5−テトラメチルベンズアミド
4−アミノ−N,N,3,5−テトラメチルベンズアミド(500mg)を濃塩酸(2mL)に溶解させ、0℃に冷却し、NaNO
2(269mg)の水(0.5mL)溶液で滴下処理する。混合物を1時間撹拌し、KI(1.3g)の水(1.5mL)溶液を滴加する。混合物を15分間撹拌し、室温に温め、次にジクロロメタンと水に分ける。有機相を、10%Na
2S
2O
3水溶液で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:300mg;LC(方法20):t
R=6.32分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=304[M+H]
+。
【0523】
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ジメチルカルバモイル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(75mg)、4−ヨード−N,N,3,5−テトラメチルベンズアミド(97mg)、K
3PO
4(102mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(7mg)を、トルエン(2mL)および水(0.2mL)に懸濁し、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(4mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を120℃で5時間撹拌する。周囲温度に冷却した後、混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:70mg;LC(方法25):t
R=1.41分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=518[M+H]
+。
【0524】
中間体65
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(メチルカルバモイル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化211】
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【0525】
ステップ1:N,3,5−トリメチル−4−ニトロベンズアミド
1,1’−カルボニルジイミダゾール(914mg)を、3,5−ジメチル−4−ニトロ安息香酸(1g)のテトラヒドロフラン(10mL)懸濁液に添加する。混合物を室温で3時間撹拌し、メチルアミン(7.7mL、テトラヒドロフラン中2M)を添加し、混合物をさらに30分間撹拌する。濃縮した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、塩酸(0.2M)、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:1g;LC(方法20):t
R=4.82分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=209[M+H]
+。
ステップ2:4−アミノ−N,3,5−トリメチルベンズアミド
10%パラジウム炭素(100mg)を、N,3,5−トリメチル−4−ニトロベンズアミド(1g)のメタノール(10mL)溶液に添加し、混合物を3バールの水素圧の下で3時間かけて水素化させる。次に触媒を濾別し、メタノールで洗浄する。混合母液を濃縮して、標題化合物を得る。収量:850mg;LC(方法21):t
R=6.02;質量スペクトル(ESI
+):m/z=179[M+H]
+。
【0526】
ステップ3:4−ヨード−N,3,5−トリメチルベンズアミド
4−アミノ−N,3,5−トリメチルベンズアミド(850mg)を濃塩酸(2mL)に溶解させ、0℃に冷却し、NaNO
2(580mg)の水(0.5mL)溶液で滴下処理する。混合物を1時間撹拌し、KI(2.8g)の水(1.5mL)溶液を滴加する。混合物を15分間撹拌し、室温に温め、次にジクロロメタンと水に分ける。有機相を10%Na
2S
2O
3水溶液で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:850mg;LC(方法20):t
R=5.88分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=290[M+H]
+。
【0527】
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(メチルカルバモイル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(75mg)、4−ヨード−N,3,5−トリメチルベンズアミド(93mg)、K
3PO
4(102mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(7mg)を、トルエン(1.8mL)および水(0.2mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(4mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を120℃で5時間撹拌する。周囲温度に冷却した後、混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:16mg;LC(方法25):t
R=1.32分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=504[M+H]
+。
【0528】
中間体66
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化212】
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【0529】
ステップ1:(3,5−ジメチル−4−ニトロフェニル)(モルホリノ)メタノン
1,1’−カルボニルジイミダゾール(1.66g)を、3,5−ジメチル−4−ニトロ安息香酸(1g)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液に添加する。混合物を室温で3時間撹拌し、モルホリン(0.9mL)を添加し、混合物をさらに30分間撹拌する。濃縮した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、塩酸(0.2M)、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:1.3g;LC(方法20):t
R=5.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=265[M+H]
+。
【0530】
ステップ2:(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)(モルホリノ)メタノン
10%パラジウム炭素(100mg)を、(3,5−ジメチル−4−ニトロフェニル)(モルホリノ)メタノン(1.3g)のメタノール(10mL)溶液に添加し、混合物を、2バールの水素圧の下で3時間かけて水素化する。次に触媒を濾別し、メタノールで洗浄する。混合母液を濃縮して、標題化合物を得る。収量:1.1g;LC(方法20):t
R=1.94;質量スペクトル(ESI
+):m/z=235[M+H]
+。
【0531】
ステップ3:(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)(モルホリノ)メタノン
(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)(モルホリノ)メタノン(1.2g)を、濃塩酸(2mL)に溶解させ、0℃に冷却し、NaNO
2(530mg)の水(0.5mL)溶液で滴下処理する。混合物を1時間撹拌し、KI(2.6g)の水(1.5mL)溶液を滴加する。混合物を、0℃で15分間、室温で12時間撹拌し、次にジクロロメタンと水に分ける。有機相を10%Na
2S
2O
3水溶液で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→50:50)、標題化合物を得る。収量:1.1g;LC(方法20):t
R=6.13分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=346[M+H]
+。
【0532】
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(75mg)、(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)(モルホリノ)メタノン(110mg)、K
3PO
4(102mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(7mg)を、トルエン(2mL)および水(0.2mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(4mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を120℃で5時間撹拌する。周囲温度に冷却した後、混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→80:20)、標題化合物を得る。収量:55mg;LC(方法25):t
R=1.38分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=560[M+H]
+。
【0533】
中間体66a
((S)−6−{(R)−7−フルオロ−4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピルカルバモイル)−2,6−ジメチル−フェニル]−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化213】
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【0534】
ステップ1:N−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−3,5−ジメチル−4−ニトロ−ベンズアミド
標題化合物を、中間体66の調製のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、1−アミノ−2−メチル−プロパン−2−オールから出発して調製する(Kasai, Shizuo et al. Journal of Medicinal Chemistry, 2012, vol.55, #9 p.4336-4351)。
ステップ2:4−アミノ−N−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−3,5−ジメチル−ベンズアミド
標題化合物を、中間体50xの調製のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、N−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−3,5−ジメチル−4−ニトロ−ベンズアミドから出発して調製する。
【0535】
ステップ3:4−ブロモ−N−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−3,5−ジメチル−ベンズアミド
標題化合物を、中間体50xの調製のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、4−アミノ−N−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−3,5−ジメチル−ベンズアミドから出発して調製する。
ステップ4:((S)−6−{(R)−7−フルオロ−4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピルカルバモイル)−2,6−ジメチル−フェニル]−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
標題化合物を、中間体1の調製のステップ6に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−N−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−3,5−ジメチル−ベンズアミドから出発して調製する。
【0536】
中間体67
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−シアノ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化214】
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【0537】
ステップ1:2−シアノ−2−メチルプロピル4−メチルベンゼンスルホナート
3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリル(0.5g)のジクロロメタン(8mL)およびピリジン(1.5mL)溶液に、0℃でp−トルエン−スルホニルクロリド(1.0g)を数回に分けて添加する。混合物を室温で12時間撹拌し、ジエチルエーテルで希釈し、1MのHCl水溶液およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル90:10→50:50)、標題化合物を得る。収量:770mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=254[M+H]
+。
ステップ2:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパンニトリル
2−シアノ−2−メチルプロピル4−メチルベンゼンスルホナート(760mg)および4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(500mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(8mL)溶液に、Cs
2CO
3(2.0g)を添加する。混合物を80℃で12時間撹拌し、ジエチルエーテルで希釈し、水およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル90:10→60:40)、標題化合物を得る。収量:572mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=282[M+H]
+。
【0538】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−シアノ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパンニトリルから調製する。LC(方法8):t
R=0.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=544[M+H]
+。
【0539】
中間体68
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化215】
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標題化合物を、中間体39のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−ヒドロキシ−3−メチルブチル4−メチルベンゼンスルホナートから調製する。LC(方法7):t
R=1.17分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=578[M+Na]
+。
【0540】
中間体69
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化216】
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メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(136mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、4−ブロモテトラヒドロ−2H−ピラン(72mg)およびCs
2CO
3(200mg)を添加する。混合物を、室温で12時間、100℃で1時間撹拌する。4−ブロモテトラヒドロ−2H−ピラン(72mg)を添加し、混合物を100℃にしてさらに3時間加熱する。次に混合物を酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで逐次的に洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→40:60)、標題化合物を得る。収量:37mg;LC(方法7):t
R=1.19分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0541】
中間体70
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化217】
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【0542】
ステップ1:tert−ブチル2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチルカルバマート
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(200mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に、tert−ブチル2−ブロモエチルカルバマート(270mg)およびCs
2CO
3(810mg)を添加する。混合物を室温で20時間撹拌する。tert−ブチル2−ブロモエチルカルバマート(110mg)およびCs
2CO
3(325mg)を添加し、混合物を4時間撹拌する。再び、tert−ブチル2−ブロモエチルカルバマート(110mg)およびCs
2CO
3(325mg)を添加し、混合物を12時間撹拌する。混合物を水とジエチルエーテルに分ける。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→80:20)、標題化合物を得る。収量:320mg;LC(方法8):t
R=0.66分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=344[M+H]
+。
【0543】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよびtert−ブチル2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチルカルバマートから調製する。LC(方法8):t
R=0.92分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=606[M+H]
+。
【0544】
中間体71
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化218】
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メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(120mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、2,2−ジメチルオキシラン(30μL)およびCs
2CO
3(167mg)を添加する。混合物を100℃で12時間撹拌する。2,2−ジメチルオキシラン(30μL)およびCs
2CO
3(167mg)を添加し、混合物を100℃で5時間撹拌する。次に、混合物を飽和水と酢酸エチルに分ける。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:48mg;LC(方法7):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=542[M+H]
+。
【0545】
中間体72
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化219】
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【0546】
ステップ1:4−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール
標題化合物を、中間体1のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノールおよび1,6−ジオキサスピロ[2.5]オクタンから調製する。LC(方法7):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=313[M−H]
-。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチルメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オールから調製する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.17分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=577[M+H]
+。
【0547】
中間体73
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化220】
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【0548】
ステップ1:5−アリル−2−ブロモ−1,3−ジメチルベンゼン
イソプロピルマグネシウムクロリド(テトラヒドロフラン中2M溶液6.15mL)のテトラヒドロフラン(75mL)溶液に、0℃でn−ブチルリチウム(n−ヘキサン中1.6M溶液15.4mL)を滴加する。混合物を10分間撹拌し、2,5−ジブロモ−1,3−ジメチルベンゼン(5g)のテトラヒドロフラン(75mL)溶液を10分以内に添加する。混合物を2時間撹拌し、−40℃に冷却し、次にCuCNxLiCl(テトラヒドロフラン中1M溶液5.5mL)を滴加する。5分間撹拌した後、3−ブロモプロペン(6.6mL)を滴加し、混合物を1時間撹拌し、室温に温め、さらに12時間撹拌する。次に反応を、飽和NH
4Cl水溶液を添加することによってクエンチする。混合物をジエチルエーテルで抽出し、有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(ジクロロメタン)、標題化合物を得る。収量:3.76g;LC(方法8):t
R=0.83分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=225[M+H]
+。
【0549】
ステップ2:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン−1−オール
5−アリル−2−ブロモ−1,3−ジメチルベンゼン(1.0g)溶液を0℃に冷却し、9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(9−BBN、テトラヒドロフラン中0.5M溶液26mL)を滴加し、混合物を室温で2時間撹拌する。0℃に冷却した後、NaOH(6.7mL、4M)およびH
2O
2(6.7mL、35%)を滴加する。混合物を12時間撹拌すると同時に、室温に温める。次に、混合物をブラインとジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル95:5→70:30)、標題化合物を得る。収量:750mg;LC(方法8):t
R=0.28分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=260[M+NH
4]
+。
【0550】
ステップ3:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロパナール
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン−1−オール(250mg)のジクロロメタン(5mL)溶液に、0℃で1,1−ジヒドロ−1,1,1−トリアセトキシ−1,2−ベンズヨードキソル−3(1H)−オン(デス−マーチンペルヨージナン(periodinan)、ジクロロメタン中15%溶液2.7mL)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌し、0℃に冷却し、1,1−ジヒドロ−1,1,1−トリアセトキシ−1,2−ベンズヨードキソル−3(1H)−オン(デス−マーチンペルヨージナン、ジクロロメタン中15%溶液1.6mL)を添加する。4時間撹拌した後、イソプロパノール(5mL)を添加し、混合物を15分間撹拌し、溶媒を真空中で蒸発させる。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:120mg;LC(方法8):t
R=0.38分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=239[M−H]
-。
ステップ4:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)ブタン−2−オール
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロパナール(120mg)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液に、0℃で臭化メチルマグネシウム(テトラヒドロフラン/トルエン1:3中1.4M溶液800μL)を添加する。30分間撹拌した後、混合物を飽和NH
4Cl水溶液とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:130mg;LC(方法8):t
R=0.37分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=274[M+NH
4]
+。
【0551】
ステップ5:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)ブタン−2−オン
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)ブタン−2−オール(130mg)のジクロロメタン(8mL)溶液に、0℃で1,1−ジヒドロ−1,1,1−トリアセトキシ−1,2−ベンズヨードキソル−3(1H)−オン(デス−マーチンペルヨージナン、ジクロロメタン中15%溶液1.4mL)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。溶媒を真空中で蒸発させる。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:100mg;LC(方法8):t
R=0.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=255[M+H]
+。
ステップ6:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルブタン−2−オール
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)ブタン−2−オン(100mg)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液に、0℃で臭化メチルマグネシウム(テトラヒドロフラン/トルエン1:3中1.4M溶液840μL)を添加する。混合物を2時間撹拌すると同時に、室温に温め、次に飽和NH
4Cl水溶液とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:105mg;LC(方法8):t
R=0.47分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=271[M+H]
+。
【0552】
ステップ7:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルブタン−2−オールから調製する。LC(方法8):t
R=0.83分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=533[M+H]
+。
【0553】
中間体74
1−オキサ−6−チアスピロ[2.5]オクタン
【化221】
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トリメチルスルホキソニウムヨウ化物(2g)のジメチルスルホキシド(15mL)懸濁液に、NaH(鉱物油中60%分散液820mg)を少しずつ添加する。混合物を1時間撹拌し、ジヒドロ−2H−チオピラン−4(3H)−オン(2g)のジメチルスルホキシド(2mL)溶液を滴加する。混合物を12時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで2回洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:742mg;LC(方法7):t
R=0.64分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=131[M+H]
+。
【0554】
中間体75
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((1,1−ジオキソ−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化222】
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【0555】
ステップ1:4−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−オール
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(700mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(7mL)溶液に、Cs
2CO
3(1.7g)および1−オキサ−6−チアスピロ[2.5]オクタン(586mg)を添加する。混合物を100℃で12時間撹拌する。混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出する。混合有機相を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→60:40)、標題化合物を得る。収量:986mg;LC(方法7):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=348[M+NH
4]
+。
【0556】
ステップ2:1,1−ジオキソ−4−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−オール
4−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−オール(175mg)のジクロロメタン(3mL)溶液に、−10℃でメタ−クロロ−過安息香酸(MCPBA、270mg、70%)を添加する。混合物を12時間撹拌すると同時に、室温に温める。混合物をジクロロメタンで希釈し、1MのNaOH水溶液で洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル70:30→0:100)、標題化合物を得る。収量:152mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=380[M+NH
4]
+。
【0557】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((1,1−ジオキソ−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(190mg)、1,1−ジオキソ−4−((4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)メチル)テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−オール(150mg)、K
3PO
4(250mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(21mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)および水(100μL)に懸濁させる。混合物をアルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(6mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を110℃で3時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を、ジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル50:50→0:100)、標題化合物を得る。収量:90mg;LC(方法8):t
R=0.53分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=625[M+H]
+。
【0558】
中間体76
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロピル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化223】
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【0559】
ステップ1:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロピルメタンスルホナート
冷却した(0℃)3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン−1−オール(250mg)およびトリエチルアミン(160μL)のジクロロメタン(2mL)溶液に、塩化メタンスルホニル(850μL)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。混合物をジクロロメタンと飽和NaHCO
3水溶液に分け、30分間激しく撹拌する。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル80:20→50:50)、標題化合物を得る。収量:235mg;LC(方法8):t
R=0.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=343[M+Na]
+。
ステップ2:(3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロピル)(メチル)スルファン
NaSMe(65mg)を、3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロピルメタンスルホナート(230mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に添加する。混合物を12時間撹拌する。NaSMe(25mg)を添加し、混合物を1時間撹拌する。次に、混合物を水とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→80:20)、標題化合物を得る。収量:145mg;LC(方法8):t
R=0.88分。
【0560】
ステップ3:2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロピル)ベンゼン
標題化合物を、中間体75のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、(3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)プロピル)(メチル)スルファンから調製する。LC(方法7):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=305[M+H]
+。
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロピル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロピル)ベンゼンから調製する。LC(方法8):t
R=0.66分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=567[M+H]
+。
【0561】
中間体77
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホンアミド)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化224】
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【0562】
ステップ1:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エタンアミン
tert−ブチル2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチルカルバマート(310mg)のジクロロメタン(8mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(700μL)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。次に、飽和K
2CO
3水溶液を添加し、混合物を30分間撹拌し、各相を分離する。有機相を飽和K
2CO
3水溶液で洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:200mg;LC(方法7):t
R=0.83分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=244[M+H]
+。
【0563】
ステップ2:N−(2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチル)メタンスルホンアミド
冷却した(0℃)2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エタンアミン(100mg)およびトリエチルアミン(63μL)のジクロロメタン(2mL)溶液に、塩化メタンスルホニル(32μL)を添加する。混合物を0℃で2時間撹拌する。次に、混合物をジクロロメタンと水に分ける。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:90mg;LC(方法7):t
R=1.01分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=322[M+H]
+。
【0564】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホンアミド)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよびN−(2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチル)メタンスルホンアミドから調製する。LC(方法8):t
R=0.59分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=584[M+H]
+。
【0565】
中間体78
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アセトアミドエチル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化225】
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【0566】
ステップ1:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)エタノール
薄青色が観測されるまで、O
3を、冷却した(−78℃)5−アリル−2−ブロモ−1,3−ジメチルベンゼン(2g)のジクロロメタン(70mL)溶液中に発泡させる。次に、色が消失するまで、O
2を溶液中に発泡させる。その後、メタノール(70mL)およびNaBH
4(1.45g)を添加し、混合物を12時間撹拌すると同時に、室温に温める。次に、混合物を1MのHCl水溶液とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル95:5→70:30)、標題化合物を得る。収量:390mg;LC(方法8):t
R=0.22分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=211[M+H−H
2O]
+。
ステップ2:N,N−ジ−tert−ブトキシカルボニル−2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)エタンアミン
ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラート(2.85g)のジクロロメタン(10mL)溶液を、2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)エタノール(950mg)、ジ−tertブチル−イミノジカルボキシラート(3.75g)およびトリブチルホスフィン(4.4mL)のジクロロメタン(40mL)溶液に−10℃で15分間かけて滴加する。得られた溶液を2時間撹拌すると同時に、室温に温め、次に飽和NaHCO
3水溶液とジクロロメタンに分ける。水相をジクロロメタンで抽出する。混合有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:1.19g;LC(方法8):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=451[M+Na]
+。
【0567】
ステップ3:tert−ブチル4−ブロモ−3,5−ジメチルフェネチルカルバマート
N,N−ジ−tert−ブトキシカルボニル−2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)エタンアミン(1.19g)のジクロロメタン(25mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(320μL)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。次に、混合物を飽和NaHCO
3水溶液とジクロロメタンに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→70:30)、標題化合物を得る。収量:550mg;LC(方法8):t
R=0.68分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=328[M+H]
+。
【0568】
ステップ4:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)エタンアミン
標題化合物を、中間体77のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、tert−ブチル4−ブロモ−3,5−ジメチルフェネチルカルバマートから調製する。LC(方法7):t
R=0.83分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=228[M+H]
+。
【0569】
ステップ5:N−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェネチル)アセトアミド
冷却した(0℃)2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)エタンアミン(100mg)およびトリエチルアミン(68μL)のジクロロメタン(3mL)溶液に、塩化アセチル(31μL)を添加する。混合物を0℃で2時間撹拌する。次に、混合物をジクロロメタンと水に分ける。有機相を分離し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:25mg;LC(方法7):t
R=0.98分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=270[M+H]
+。
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アセトアミドエチル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよびN−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェネチル)アセトアミドから調製する。LC(方法8):t
R=0.53分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=532[M+H]
+。
【0570】
中間体79
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アセトアミドエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化226】
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【0571】
ステップ1:N−(2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチル)アセトアミド
標題化合物を、中間体78のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エタンアミンから調製する。LC(方法7):t
R=0.97分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=286[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アセトアミドエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよびN−(2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)エチル)アセトアミドから調製する。LC(方法8):t
R=0.50分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=548[M+H]
+。
【0572】
中間体80
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホンアミド)エチル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化227】
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【0573】
ステップ1:N−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェネチル)メタンスルホンアミド
標題化合物を、中間体77のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)エタンアミンから調製する。LC(方法7):t
R=1.02分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=306[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホンアミド)エチル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよびN−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェネチル)メタンスルホンアミドから調製する。LC(方法8):t
R=0.58分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=568[M+H]
+。
【0574】
中間体81
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化228】
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【0575】
ステップ1:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−1−メチルピロリジン−2−オン
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(100mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、3−ブロモ−1−メチルピロリジン−2−オン(100mg)およびK
2CO
3(105mg)を添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。次に、混合物を水とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル80:20→50:50)、標題化合物を得る。収量:65mg;LC(方法7):t
R=1.0分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=298[M+H]
+。
【0576】
ステップ2:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−1−メチルピロリジン−2−オンから調製する。LC(方法8):t
R=0.60分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=560[M+H]
+。
【0577】
中間体82
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化229】
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【0578】
ステップ1:5,5−ジメチル−[1,3,2]ジオキサチアン−2−オキシド
2,2−ジメチル−プロパン−1,3−ジオール(1g)のジクロロメタン(5mL)溶液に、0℃で塩化チオニル(735μL)を滴加する。混合物を40℃で3時間撹拌し、次に飽和NaHCO
3水溶液とジクロロメタンに分ける。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:1g;TLC:r
f=0.65(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル3:1)。
ステップ2:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(625mg)およびCs
2CO
3(5g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中混合物に、5,5−ジメチル−[1,3,2]ジオキサチアン−2−オキシド(467mg)を添加する。混合物を100℃で12時間撹拌し、次に水と酢酸エチルに分ける。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:251mg;LC(方法7):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=287[M+H]
+。
【0579】
ステップ3:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルプロピルメタンスルホナート
冷却した(0℃)3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール(251mg)およびトリエチルアミン(160μL)のジクロロメタン(3mL)溶液に、塩化メタンスルホニル(75μL)を添加する。混合物を2日間撹拌すると同時に、室温に温める。次に、混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO
3水溶液で洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→50:50)、標題化合物を得る。収量:271mg;LC(方法7):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=365[M+H]
+。
【0580】
ステップ4:2−ブロモ−5−(2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロポキシ)−1,3−ジメチルベンゼン
マイクロ波バイアル中、メタンスルフィン酸ナトリウム(720mg)を、3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2,2−ジメチルプロピルメタンスルホナート(271mg)のN−メチル−2−ピロリジノン(NMP)(8mL)溶液に添加する。混合物を180℃で30分間加熱する。次に、混合物をジエチルエーテルで希釈し、水およびブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:32mg;LC(方法8):t
R=0.47分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=349[M+H]
+。
【0581】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび2−ブロモ−5−(2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロポキシ)−1,3−ジメチルベンゼンから調製する。LC(方法8):t
R=0.81分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=611[M+H]
+。
【0582】
中間体83
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−1−メチルシクロペンタノール(エナンチオマー1およびエナンチオマー2)
【化230】
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【0583】
ステップ1:3−(ベンジルオキシ)シクロペンタノール
アルゴン下で、NaH(鉱物油中60%分散液;2.85g)を、冷却した(0℃)シクロペンタン−1,3−ジオール(3.6g)のN,N−ジメチルホルムアミド(40mL)溶液に添加する。混合物を12時間撹拌し、その後(4.2mL)を滴加し、室温で12時間撹拌する。その後、混合物を飽和NH
4Cl水溶液とジエチルエーテルに分ける。有機相を水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル50:50→20:80)、標題化合物を得る。収量:540mg;LC(方法7):t
R=0.85分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=193[M+H]
+。
ステップ2:3−(ベンジルオキシ)シクロペンタノン
3−(ベンジルオキシ)シクロペンタノール(530mg)のジクロロメタン(8mL)溶液に、0℃で1,1−ジヒドロ−1,1,1−トリアセトキシ−1,2−ベンズヨードキソル−3(1H)−オン(デス−マーチンペルヨージナン、ジクロロメタン中15%溶液8mL)を添加する。混合物を3時間撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、1MのNaOH水溶液で洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル90:10→40:60)、標題化合物を得る。収量:430mg;LC(方法7):t
R=0.90分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=191[M+H]
+。
【0584】
ステップ3:3−(ベンジルオキシ)−1−メチルシクロペンタノール
臭化メチルマグネシウム(4.8mL、トルエン/テトラヒドロフラン3:1中1.4M溶液)を、3−(ベンジルオキシ)シクロペンタノン(420mg)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液にアルゴン下で−78℃において滴加する。混合物を12時間撹拌すると同時に、室温に温め、1MのHCl水溶液と酢酸エチルに分ける。水相を酢酸エチルで抽出する。混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を真空中で蒸発させて、標題化合物を得る。収量:400mg;LC(方法7):t
R=0.93分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=229[M+Na]
+。
【0585】
ステップ4:1−メチルシクロペンタン−1,3−ジオール
標題化合物を、中間体39のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、3−(ベンジルオキシ)−1−メチルシクロペンタノールから調製する。混合物を12時間かけて水素化する。TLC:r
f=0.18(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル1:1)。
ステップ5:3−ヒドロキシ−3−メチルシクロペンチル4−メチルベンゼンスルホナート
標題化合物を、中間体46のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、1−メチルシクロペンタン−1,3−ジオールから調製する。TLC:r
f=0.48(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル1:1)。
【0586】
ステップ6:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−1−メチルシクロペンタノール(エナンチオマー1およびエナンチオマー2)
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(300mg)およびCs
2CO
3(600mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)中混合物に、3−ヒドロキシ−3−メチルシクロペンチル4−メチルベンゼンスルホナート(275mg)を添加する。混合物を50℃で12時間撹拌し、次に水とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理する(石油エーテル/酢酸エチル90:10→30:70)。エナンチオマーを、キラル相でSFCによって分離する(カラム:Daicel IA、5μm、250mm×10mm;溶出剤:scCO
2/(メタノール+0.2%ジエチルアミン)85:15、10mL/分)。
エナンチオマー1:t
R=4.7分;収量:31mg;LC(方法8):t
R=0.47分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=299[M+H]
+。
エナンチオマー2:t
R=5.7分;収量:42mg;LC(方法8):t
R=0.47分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=299[M+H]
+。
【0587】
中間体84
メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(ジアステレオマー1)
【化231】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−1−メチルシクロペンタノール(エナンチオマー1)から調製する。LC(方法8):t
R=0.81分。
【0588】
中間体85
メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(ジアステレオマー2)
【化232】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−1−メチルシクロペンタノール(エナンチオマー2)から調製する。LC(方法8):t
R=0.81分。
【0589】
中間体86
メチル2−((3S)−6−(7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化233】
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【0590】
ステップ1:4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
NaBH
4(60mg)を、4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(500mg)のメタノール(5mL)溶液にアルゴン下で0℃において少しずつ添加する。混合物を12時間撹拌すると同時に、室温に温め、氷水と酢酸エチルに分ける。1MのHCl水溶液を、激しく撹拌しながらゆっくり添加する。各相を分離し、有機相をブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル95:5→70:30)、標題化合物を得る。収量:425mg。
ステップ2:メチル2−((3S)−6−(4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=421[M+H]
+。
【0591】
ステップ3:メチル2−((3S)−6−(7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−(4−ブロモ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=469[M+H]
+。
【0592】
ステップ4:メチル2−((3S)−6−(7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−(7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オールから調製する。LC(方法8):t
R=0.74分/0.78分(ジアステレオマー混合物);質量スペクトル(ESI
+):m/z=571[M+Na]
+。
【0593】
中間体87
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化234】
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メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(40mg)およびK
2CO
3(15mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中混合物に、4−(クロロメチル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(15mg)を添加する。混合物を80℃で12時間撹拌し、次に水とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:44mg;LC(方法9):t
R=1.11分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=591[M+H]
+。
【0594】
中間体88
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化235】
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メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(40mg)およびK
2CO
3(15mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中混合物に、4−(ブロモメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン(17mg)を添加する。混合物を80℃で12時間撹拌する。K
2CO
3(15mg)および4−(ブロモメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン(17mg)を添加し、混合物を80℃で6時間撹拌する。再び、K
2CO
3(15mg)および4−(ブロモメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン(17mg)を添加し、混合物を80℃で12時間撹拌する。次に、混合物を水とジエチルエーテルに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:35mg;LC(方法9):t
R=1.23分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=568[M+H]
+。
【0595】
中間体89
4−(4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンおよび4−(4−(7−フルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−3,5−ジメチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−オン
【化236】
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【0596】
ステップ1:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン
マイクロ波バイアル中、2,5−ジブロモ−1,3−ジメチルベンゼン(800mg)、2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(640mg)およびK
3PO
4(1.3g)を、トルエン(12mL)および水(1.2mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(100mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を60℃で12時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルで希釈し、飽和NH
4Cl水溶液で洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル99:1→60:40)、標題化合物を得る。収量:404mg。
【0597】
ステップ2:4−(4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンおよび4−(4−(7−フルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−3,5−ジメチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−オン
マイクロ波バイアル中、7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(200mg)、4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン(200mg)、K
3PO
4(310mg)およびジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシビフェニル−2−イル)ホスフィン(S−Phos)(25mg)を、トルエン(2mL)、1,4−ジオキサン(2mL)および水(250μL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。酢酸パラジウム(II)(7mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を110℃で3時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルと飽和NH
4Cl水溶液に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル90:10→50:50)、標題化合物を得る。
4−(4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン:収量:100mg;LC(方法7):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=337[M+H]
+。
4−(4−(7−フルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−3,5−ジメチルフェニル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−オン:収量:48mg;LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=351[M+H]
+。
【0598】
中間体90
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化237】
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【0599】
ステップ1:7−フルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(100mg)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液に、10%パラジウム活性炭(30mg)を添加し、混合物を、2バールの圧力で12時間かけて水素化する。触媒を濾別し、メタノールで洗浄する。混合母液を濃縮し、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル80:20→50:50)、標題化合物を得る。収量:55mg;LC(方法8):t
R=0.36分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=339[M+H]
+。
【0600】
ステップ2:(S)−7−フルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、7−フルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=363[M+Na]
+。
【0601】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−7−フルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法26):t
R=0.95分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=531[M+H]
+。
【0602】
中間体91
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−オキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化238】
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【0603】
ステップ1:(S)−4−(7−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−オン
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−(7−フルオロ−1−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−オンから調製する。LC(方法7):t
R=0.97分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=353[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−オキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−(7−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン−2−オンおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=543[M+H]
+。
【0604】
中間体92
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化239】
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【0605】
ステップ1:メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(170mg)および2,6−ジメチルピリジン(ルチジン)(85μL)を、ジクロロメタン(2mL)に溶解させ、0℃に冷却し、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(80μL)で滴下処理する。混合物を室温で4時間撹拌し、0℃に冷却し、2,6−ジメチルピリジン(ルチジン)(85μL)およびトリフルオロメタンスルホン酸無水物(80μL)を添加し、混合物を12時間撹拌すると同時に、室温に温める。0℃に冷却した後、2,6−ジメチルピリジン(ルチジン)(85μL)およびトリフルオロメタンスルホン酸無水物(80μL)を添加し、混合物を4時間撹拌すると同時に、室温に温める。混合物をジエチルエーテルで希釈し、飽和NH
4Cl水溶液およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→60:40)、標題化合物を得る。収量:225mg;LC(方法9):t
R=1.25分、質量スペクトル(ESI
+):m/z=602[M+H]
+。
【0606】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(50mg)、5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリミジン(23mg)およびK
3PO
4(40mg)を、テトラヒドロフラン(2mL)に懸濁させる。混合物をアルゴンで10分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(3mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を70℃で12時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルで希釈し、飽和NH
4Cl水溶液で洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:27mg;LC(方法9):t
R=1.13分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=532[M+H]
+。
【0607】
中間体93
メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化240】
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【0608】
ステップ1:1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イルボロン酸
4−ブロモ−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(8g)のテトラヒドロフラン(100mL)溶液を、冷却した(−18℃)イソプロピルマグネシウムクロリドのテトラヒドロフラン溶液(2M溶液32mL)に滴加する。混合物を−10℃で1時間撹拌し、次にホウ酸トリメチル(8.1mL)を滴加する。その後、混合物を12時間撹拌すると同時に、室温に温める。混合物を0℃に冷却し、塩酸(19mL、4N)を添加し、混合物を酢酸エチルで希釈する。12時間撹拌した後、有機相をデカントする。酢酸エチル(50mL)および水(50mL)を残渣に添加し、その後ジクロロメタン(250mL)を添加する。混合物を5分間撹拌し、形成された沈殿物を濾過によって単離する。固体材料をジイソプロピルエーテルと研和し、濾過し、真空中で乾燥させる。収量:4.6g;質量スペクトル(ESI
+):m/z=154[M+H]
+。
【0609】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン(dihydroyridin)−4−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(50mg)、1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イルボロン酸(17mg)を、Na
2CO
3水溶液(125μL、2Mテトラヒドロフラン(2mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)と混合する。混合物をアルゴンで5分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(3mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を70℃で2時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物をジエチルエーテルで希釈し、飽和NH
4Cl水溶液で洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:32mg;LC(方法9):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=561[M+H]
+。
【0610】
中間体94
メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3イル)アセタート
【化241】
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【0611】
ステップ1:(S)−4−ブロモ−5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法7):t
R=0.96分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=244、246、248[M−H]
-。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.84分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=437、439、441[M+H]
+。
【0612】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体39のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニルボロン酸から調製する。LC(方法8):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=569[M+H]
+。
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、テトラヒドロフラン中ラネーニッケルの存在下で室温において水素化することによって、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.63分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=477、479[M−H]
-。
【0613】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体39のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−(ブロモメチル)−3−メチルオキセタンから調製する。LC(方法8):t
R=0.93分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=563、565[M+H]
+。
【0614】
中間体95
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ビス(メトキシメチル)−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化242】
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【0615】
ステップ1:ジメチル5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)イソフタラート
ジメチル5−ヒドロキシイソフタラート(500mg)、(3−メチルオキセタン−3−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホナート(915mg)および炭酸(carbonte)カリウム(850mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)中混合物を、50℃で5時間撹拌する。反応混合物を水で希釈し、沈殿物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させて、標題化合物を得る。LC(方法7):t
R=0.97分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=295[M+H]
+。
ステップ2:(5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)−1,3−フェニレン)ジメタノール
標題化合物を、テトラヒドロフラン中水素化リチウムアルミニウムで還元することによって、ジメチル5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)イソフタラートから調製する。LC(方法7):t
R=0.69分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=239[M+H]
+。
【0616】
ステップ3:(2−ブロモ−5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)−1,3−フェニレン)ジメタノール
NBS(212mg)を、アセトニトリル(5mL)中((5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)−1,3−フェニレン)ジメタノール(270mg)に添加し、得られた混合物を室温で3時間撹拌する。溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル50:50→0:100)、標題化合物を得る。LC(方法7):t
R=0.76分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=315[M−H]
-。
【0617】
ステップ4:3−((4−ブロモ−3,5−ビス(メトキシメチル)フェノキシ)メチル)−3−メチルオキセタン
水素化ナトリウム(鉱物油中50%;150mg)を、テトラヒドロフラン(10mL中(2−ブロモ−5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)−1,3−フェニレン)ジメタノール(370mg)にアルゴン雰囲気下で添加する。得られた混合物を室温で20分間撹拌した後、ヨウ化メチル(546mg)を添加する。反応混合物を室温で3時間撹拌する。さらなる水素化ナトリウム(鉱物油中50%;110mg)およびヨウ化メチル(200μL)を添加し、混合物を終夜室温で撹拌する。反応混合物を氷水でクエンチし、酢酸エチルで抽出する。混合抽出物を水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空中で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル90:10→60:40)、標題化合物を得る。LC(方法7):t
R=1.05分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=362[M+NH
4]
+。
【0618】
ステップ5:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ビス(メトキシメチル)−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−((4−ブロモ−3,5−ビス(メトキシメチル)フェノキシ)メチル)−3−メチルオキセタンから調製する。LC(方法8):t
R=0.72分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=607[M+H]
+。
【0619】
中間体96
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化243】
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ステップ1:1−(4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール
2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチルベンゼン(1.00g)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾル−1−イル)プロパン−2−オール(1.11g)、および2MのNa
2CO
3水溶液(4.0mL)のN,N−ジメチルホルムアミド中混合物を、アルゴンで3分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウムジクロロメタン錯体(85mg)を添加し、混合物を60℃で3時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を水および酢酸エチルで希釈する。有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空中で濃縮する。残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。LC(方法11):t
R=1.12分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=323、325[M+H]
+。
【0620】
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび1−(4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オールから調製する。LC(方法11):t
R=1.23分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=585[M+H]
+。
【0621】
中間体97
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化244】
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【0622】
ステップ1:4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチルベンゼンおよび1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イルボロン酸から調製する。LC(方法11):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=292、294[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オンから調製する。LC(方法11):t
R=1.19分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0623】
中間体98
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化245】
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【0624】
ステップ1:5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチルベンゼンおよび1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オンから調製する。LC(方法11):t
R=1.05分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=292、294[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オンから調製する。LC(方法11):t
R=1.19分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0625】
中間体99
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1H−1,2,4−トリアゾル−1−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化246】
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【0626】
ステップ1:1−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール
2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチルベンゼン(500mg)、1,2,4−トリアゾール(340mg)、炭酸カリウム(770mg)、およびヨウ化銅(I)(232mg)のN−メチル−2−ピロリジノン中混合物を、130℃で終夜撹拌する。さらなる炭酸カリウム(770mg)およびヨウ化銅(I)(232mg)を添加し、混合物を150℃にして4時間加熱する。室温に冷却した後、混合物をテトラヒドロフランで希釈し、濾過する。濾液を真空中で濃縮し、逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=252、254[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1H−1,2,4−トリアゾル−1−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび1−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾールから調製する。LC(方法7):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=514[M+H]
+。
【0627】
中間体100
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,5−ジヒドロフラン−3−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化247】
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【0628】
ステップ1:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)フラン
2,5−ジブロモ−1,3−ジメチルベンゼン(2.00g)、1−フラン−3−イルボロン酸(856mg)、および2MのNa
2CO
3水溶液(11mL)の1,4−ジオキサン(40mL)中混合物を、アルゴンで5分間パージする。テトラキス−トリフェニルホスフィン−パラジウム(0)(270mg)を添加し、混合物を100℃で終夜撹拌する。さらなるテトラキス−トリフェニルホスフィン−パラジウム(0)(50mg)を添加し、混合物を100℃でさらに5時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を、酢酸エチルおよびNH
4Cl水溶液で希釈する。水相を酢酸エチルで抽出し、混合抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空中で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→90:10)、標題化合物を得る。LC(方法7):t
R=1.22分;質量スペクトル(EI
+):m/z=250[M]
+。
【0629】
ステップ2:3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロフラン
トリエチルシラン(3.67mL)を、3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)フラン(580mg)のトリフルオロ酢酸溶液に滴加し、得られた混合物を室温で3時間撹拌する。飽和NaHCO
3水溶液を添加し、水相を分離し、酢酸エチルで抽出する。混合抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空中で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル95:5)、標題化合物を得る。LC(方法9):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=251、253[M+H]
+。
【0630】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,5−ジヒドロフラン−3−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロフランから調製する。LC(方法9):t
R=1.26分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
ステップ4:2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,5−ジヒドロフラン−3−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
標題化合物を、中間体62のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、LiOHxH
2Oの代わりにNaOHを使用して、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,5−ジヒドロフラン−3−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法9):t
R=0.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=501[M+H]
+。
【0631】
中間体101
【化248】
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【0632】
ステップ1:2−ブロモ−1−クロロ−5−フルオロ−3−ヨードベンゼン
tert−ブチルニトライト(4.00ml)を、臭化銅(II)のアセトニトリル(50mL)懸濁液に0℃で滴加する。混合物を65℃に加熱し、30分間撹拌する。2−クロロ−4−フルオロ−6−ヨード−フェニルアミン(6.30g)のアセトニトリル(15mL)溶液を滴加し、得られた混合物を65℃で1時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を、酢酸エチルおよび飽和NaHCO
3溶液で希釈する。水相を酢酸エチルで抽出し、混合抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、真空中で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→98:2)、標題化合物を得る。LC(方法7):t
R=1.18分;質量スペクトル(EI
+):m/z=334[M]
+。
ステップ2:メチル3−(2−ブロモ−3−クロロ−5−フルオロフェニル)プロパノアート
標題化合物を、中間体17のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1−クロロ−5−フルオロ−3−ヨードベンゼンから調製する。LC(方法7):t
R=1.11分。
【0633】
ステップ3:3−(2−ブロモ−3−クロロ−5−フルオロフェニル)プロパン酸
標題化合物を、中間体17のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、メチル3−(2−ブロモ−3−クロロ−5−フルオロフェニル)プロパノアートから調製する。LC(方法9):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=279[M−H]
-。
ステップ4:4−ブロモ−5−クロロ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン
標題化合物を、中間体25のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、3−(2−ブロモ−3−クロロ−5−フルオロフェニル)プロパン酸から調製する。LC(方法9):t
R=1.02分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=263[M+H]
+。
【0634】
ステップ5:(S)−4−ブロモ−5−クロロ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体1のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−5−クロロ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オンから調製する。LC(方法9):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=263[M−H]
-。
ステップ6:メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−クロロ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−4−ブロモ−5−クロロ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法9):t
R=1.23分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=455[M+H]
+。
【0635】
ステップ7:メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−5−クロロ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体39のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−ブロモ−5−クロロ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニルボロン酸から調製する。LC(方法9):t
R=1.32分。
ステップ8:メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体39のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−5−クロロ−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法9):t
R=1.17分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=497[M+H]
+。
【0636】
ステップ9:メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体39のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび3−ヒドロキシ−3−メチルブチル4−メチルベンゼンスルホナートから調製する。LC(方法9):t
R=1.25分。
【0637】
中間体102
メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化249】
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標題化合物を、中間体39のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートおよび(S)−テトラヒドロフラン−3−イル4−メチルベンゼンスルホナートから調製する。LC(方法9):t
R=1.26分。
【0638】
中間体103
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化250】
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【0639】
ステップ1:(S)−tert−ブチルジメチル(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)シラン
標題化合物を、中間体12のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−(4−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)(tert−ブチル)ジメチルシランから調製する。LC(方法8):t
R=1.26分。
ステップ2:3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−フルオロピリジン
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、(S)−tert−ブチルジメチル(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)シランおよび3−ブロモ−2−フルオロピリジンから調製する。LC(方法8):t
R=1.32分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=344[M+H]
+。
【0640】
ステップ3:3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−(ピロリジン−1−イル)ピリジン
3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−フルオロピリジン(230mg)のN−メチル−ピロリドン(pyrrolidon)(NMP、2mL)溶液に、ピロリジン(166μL)添加する。混合物を100℃で12時間撹拌し、水と酢酸エチルに分け、水相を酢酸エチルで2回抽出する。混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:260mg;LC(方法7):t
R=1.15分。
ステップ4:(1S)−4−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体4のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−(ピロリジン−1−イル)ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.70分。
【0641】
ステップ5:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(1S)−4−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=0.96分。
【0642】
中間体104
2,6−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン
【化251】
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標題化合物を、中間体12のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、4−ブロモ−2,6−ジメチルアニリンから調製する。LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=248[M+H]
+。
【0643】
中間体105
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化252】
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【0644】
ステップ1:6−クロロ−3−メチルピリミジン−4(3H)−オン
6−クロロピリミジン−4(3H)−オン(5g)、ヨウ化メチル(2.6mL)およびK
2CO
3(10.6g)のアセトン(100mL)中混合物を、終夜室温で撹拌する。混合物を水と酢酸エチルに分離する。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をジイソプロピルエーテルと研和して、標題化合物を得る。収量:5.1g;LC(方法11):t
R=0.25分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=145[M+H]
+。
ステップ2:6−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−3−メチルピリミジン−4(3H)−オン
標題化合物を、中間体5のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、6−クロロ−3−メチルピリミジン−4(3H)−オンおよび2,6−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンから調製する。混合物を65℃で12時間撹拌する。LC(方法11):t
R=0.71分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=230[M+H]
+。
【0645】
ステップ3:6−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−3−メチルピリミジン−4(3H)−オン
6−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−3−メチルピリミジン−4(3H)−オン(2.6g)およびp−トルエンスルホン酸一水和物(6.5g)のtert−ブタノール(30mL)溶液に、10〜15℃でNaNO
3(1.6g)およびKI(4.7g)の水(10mL)溶液を滴加する。混合物を15℃で20分間、室温で3時間撹拌する。その後、混合物を、水(50mL)、飽和NaHCO
3水溶液(20mL)および10%Na
2S
2O
3水溶液(20mL)で処理する。混合物を酢酸エチルで4回抽出する。混合有機相を10%Na
2S
2O
3水溶液およびブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させる。粗製生成物を次のステップで直接使用する。
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、6−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−3−メチルピリミジン−4(3H)−オンおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.19分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0646】
中間体106
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリミジン−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化253】
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【0647】
ステップ1:5−ブロモ−1−メチルピリミジン−2(1H)−オン
5−ブロモピリミジン−2(1H)−オン(3g)、ヨウ化メチル(1.1mL)およびK
2CO
3(2.4g)のN,N−ジメチルホルムアミド(60mL)中混合物を、室温で5時間撹拌する。混合物を濾過し、母液を濃縮する。残渣を水とジクロロメタンに分離する。有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:385mg;LC(方法9):t
R=0.25分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=189[M+H]
+。
ステップ2:5−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリミジン−2(1H)−オン
標題化合物を、中間体5のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、5−ブロモ−1−メチルピリミジン−2(1H)−オンおよび2,6−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンから調製する。混合物を70℃で12時間撹拌する。LC(方法9):t
R=0.63分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=230[M+H]
+。
【0648】
ステップ3:5−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリミジン−2(1H)−オン
標題化合物を、中間体105のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、5−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリミジン−2(1H)−オンから調製する。LC(方法9):t
R=0.96分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=341[M+H]
+。
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリミジン−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、5−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリミジン−2(1H)−オンおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法14):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0649】
中間体107
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリダジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化254】
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【0650】
ステップ1:2,6−ジメチル−4−(ピリダジン−4−イル)アニリン
標題化合物を、中間体5のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、臭化水素酸4−ブロモピリダジンおよび2,6−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンから調製する。混合物を70℃で12時間撹拌する。LC(方法9):t
R=0.66分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=200[M+H]
+。
ステップ2:4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)ピリダジン
標題化合物を、中間体105のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、2,6−ジメチル−4−(ピリダジン−4−イル)アニリンから調製する。LC(方法9):t
R=1.02分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=311[M+H]
+。
【0651】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリダジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)ピリダジンおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法15):t
R=1.20分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=525[M+H]
+。
【0652】
中間体108
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化255】
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【0653】
ステップ1:2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−4−イル)アニリン
標題化合物を、中間体5のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、塩酸4−ブロモピリミジンおよび2,6−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンから調製する。混合物を70℃で12時間撹拌する。LC(方法9):t
R=0.74分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=200[M+H]
+。
ステップ2:4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)ピリミジン
標題化合物を、中間体105のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−4−イル)アニリンから調製する。LC(方法9):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=311[M+H]
+。
【0654】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)ピリミジンおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法15):t
R=1.26分。
【0655】
中間体109
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
【0656】
ステップ1:5−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン
4,5−ジクロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン(1g)を、HI水溶液(57%、8.5mL)に溶解させ、混合物を12時間加熱還流させる。室温に冷却した後、混合物をNa
2S
2O
3水溶液(30%、100mL)で処理し、1時間撹拌する。次に、混合物をジクロロメタンで3回抽出する。混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をジイソプロピルエーテルと研和する。収量:414mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=145[M+H]
+。
ステップ2:5−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン
標題化合物を、中間体5のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、5−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンおよび2,6−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンから調製する。混合物を60℃で12時間撹拌する。LC(方法9):t
R=0.79分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=230[M+H]
+。
【0657】
ステップ3:5−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン
標題化合物を、中間体105のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、5−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンから調製する。LC(方法9):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=341[M+H]
+。
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、5−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法14):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0658】
中間体110
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシピリミジン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0659】
ステップ1:4−(2−メトキシピリミジン−4−イル)−2,6−ジメチルアニリン
標題化合物を、中間体5のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、4−クロロ−2−メトキシピリミジンおよび2,6−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンから調製する。混合物を60℃で12時間撹拌する。LC(方法14):t
R=0.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=230[M+H]
+。
ステップ2:4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−2−メトキシピリミジン
標題化合物を、中間体105のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、5−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンから調製する。LC(方法14):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=341[M+H]
+。
【0660】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシピリミジン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−2−メトキシピリミジンおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.82分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0661】
中間体111
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
【0662】
ステップ1:5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1H−テトラゾール
4−ブロモ−3,5−ジメチルベンゾニトリル(1g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液に、NH
4Cl(770mg)およびNaN
3(800mg)を添加し、混合物を100℃にして12時間加熱する。室温に冷却した後、混合物を水で希釈する。形成した沈殿物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させて、標題化合物を得る。収量:650mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=253[M+H]
+。
ステップ2:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1H−テトラゾールおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.05分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
【0663】
中間体112
5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチル−2H−テトラゾールおよび5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチル−1H−テトラゾール
【化259】
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5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1H−テトラゾール(780mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(12mL)溶液に、KOH(432mg)およびMeI(210μL)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌する。次に混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出する。混合有機相を水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル95:5→70:30)、標題化合物を得る。
5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチル−1H−テトラゾール:収量:135mg;LC(方法11):t
R=1.03分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=267[M+H]
+。
5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチル−2H−テトラゾール:収量:660mg;LC(方法11):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=267[M+H]
+。
【0664】
中間体113
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−メチル−2H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化260】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチル−2H−テトラゾールおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.26分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=529[M+H]
+。
【0665】
中間体114
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化261】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチル−1H−テトラゾールおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.20分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=529[M+H]
+。
【0666】
中間体115
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
【0667】
ステップ1:4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)ピリミジン−2(1H)−オン
4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−2−メトキシピリミジンを、33%HBrの酢酸溶液(7.7mL)に溶解させ、混合物を室温で12時間撹拌する。次に混合物を水で希釈する。形成した沈殿物を濾別し、アセトンで洗浄し、乾燥させる。収量:1g;LC(方法11):t
R=0.92分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=327[M+H]
+。
ステップ2:4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリミジン−2(1H)−オン
4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)ピリミジン−2(1H)−オン(500mg)、ヨウ化メチル(165μL)およびK
2CO
3(254mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中混合物を、室温で12時間撹拌する。次に、混合物を水とジクロロメタンに分ける。水相をジクロロメタンで2回抽出し、混合有機相をブラインで洗浄する。乾燥させた後(MgSO
4)、溶媒を蒸発させる。残渣をジエチルエーテルと研和する。固体を濾別し、乾燥させて、標題化合物を得る。収量:380mg;LC(方法11):t
R=0.96分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=341[M+H]
+。
【0668】
ステップ3:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、4−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−1−メチルピリミジン−2(1H)−オンおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法15):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0669】
中間体116
1−(5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2H−テトラゾル−2−イル)−2−メチルプロパン−2−オールおよび2−(5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2H−テトラゾル−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オール
【化263】
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【0670】
5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−1H−テトラゾール(500mg)のメタノール(5mL)溶液に、Cs
2CO
3(645mg)および1,1−ジメチルオキシラン(450μL)を添加する。バイアルを封止し、混合物を60℃にして3時間加熱する。Cs
2CO
3(400mg)および1,1−ジメチルオキシラン(300μL)を添加し、混合物を60℃にして12時間加熱する。1,1−ジメチルオキシラン(450μL)を添加した後、混合物を80℃にして6時間加熱する。次に溶媒を蒸発させ、残渣を水と酢酸エチルに分ける。水相を酢酸エチルで2回抽出し、混合有機相を乾燥させる(MgSO
4)。濃縮した後、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。
1−(5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2H−テトラゾル−2−イル)−2−メチルプロパン−2−オール:収量:310mg;LC(方法11):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=325[M+H]
+。
2−(5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2H−テトラゾル−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オール:収量:40mg;LC(方法11):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=325[M+H]
+。
【0671】
中間体117
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2H−テトラゾル−5−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化264】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、1−(5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2H−テトラゾル−2−イル)−2−メチルプロパン−2−オールおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法15):t
R=1.24分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=587[M+H]
+。
【0672】
中間体118
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−2H−テトラゾル−5−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化265】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、2−(5−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル)−2H−テトラゾル−2−イル)−2−メチルプロパン−1−オールおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法15):t
R=1.25分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=587[M+H]
+。
【0673】
中間体119
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化266】
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【0674】
ステップ1:3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン
標題化合物を、中間体103のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、ピペリジンおよび3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−フルオロピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.20分。
【0675】
ステップ2:(1S)−4−(2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体4のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−(ピペリジン−1−イル)ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.73分。
ステップ3:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(1S)−4−(2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=0.92分。
【0676】
中間体120
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−フェノキシピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
【0677】
ステップ1:3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−フェノキシピリジン
3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−フルオロピリジン(220mg)をN−メチルピロリドン(NMP、2.5mL)に溶解させ、LiOtBuのテトラヒドロフラン(1mL、1M)溶液およびフェノール(phenole)(180mg)で処理し、200℃にして2時間加熱する。こうして得られた混合物を、次のステップで直接使用する。
ステップ2:(1S)−4−(2−フェノキシピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体4のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−フェノキシピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.98分。
ステップ3:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−フェノキシピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、((1S)−4−(2−フェノキシピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法9):t
R=1.22分。
【0678】
中間体121
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ネオペンチルオキシ)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
【0679】
ステップ1:3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−(ネオペンチルオキシ)ピリジン
2,2−ジメチルプロパン−1−オール(59mg)を0℃でN−メチルピロリドン(NMP、2mL)に溶解させ、NaH(27mg、鉱物油中55%分散液)で処理し、15分間撹拌する。混合物を室温に温め、3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−フルオロピリジン(200mg)のN−メチルピロリドン(NMP、1mL)溶液で処理し、75℃で12時間撹拌する。2,2−ジメチルプロパン−1−オール(59mg)およびNaH(27mg、鉱物油中55%分散液)を添加し、混合物を80℃で4時間撹拌する。こうして得られた混合物を、次のステップで直接使用する。
【0680】
ステップ2:(1S)−4−(2−(ネオペンチルオキシ)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オール
標題化合物を、中間体4のステップ4に記載の手順に類似の手順に従って、3−((1S)−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−2−(ネオペンチルオキシ)ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.11分。
【0681】
ステップ3:メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ネオペンチルオキシ)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、(1S)−4−(2−(ネオペンチルオキシ)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オールおよび(S)−メチル2−(6−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法15):t
R=1.32分。
【0682】
中間体122
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
【0683】
ステップ1:6−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン
標題化合物を、中間体106のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、6−クロロピリダジン−3(2H)−オンから調製する。
ステップ2:6−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン
標題化合物を、中間体5のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、6−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンおよび2,6−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンから調製する。混合物を60℃で12時間撹拌する。LC(方法9):t
R=0.78分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=230[M+H]
+。
【0684】
ステップ3:6−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン
標題化合物を、中間体105のステップ3に記載の手順に類似の手順に従って、6−(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンから調製する。LC(方法7):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=341[M+H]
+。
ステップ4:メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、6−(4−ヨード−3,5−ジメチルフェニル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法9):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0685】
中間体123
メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ジメチルカルバモイル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−N,N−ジメチルベンズアミドおよびメチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法9):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=490[M+H]
+。
【0686】
中間体124
5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−1−メチル−1H−テトラゾールおよび5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−2−メチル−2H−テトラゾール
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
【0687】
ステップ1:5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−2H−テトラゾール
マイクロ波バイアル中、2−フルオロ−6−ヨードベンゾニトリル(1g)およびアジドトリブチルスズ(1.12mL)を、トルエン(8.4mL)に溶解させる。バイアルを封止し、混合物を125℃にして72時間加熱する。室温に冷却した後、溶媒を蒸発させ、残渣を逆相HPLCによって精製する。収量:494mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=291[M+H]
+。
ステップ2:5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−1−メチル−1H−テトラゾールおよび5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−2−メチル−2H−テトラゾール
5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−2H−テトラゾール(986mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3.4mL)溶液に、K
2CO
3(530mg)およびMeI(295μL)を添加し、混合物を室温で12時間撹拌する。次に溶媒を蒸発させ、残渣を水と酢酸エチルに分ける。水相を酢酸エチルで2回抽出し、混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(Na
2SO
4)。濃縮した後、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。
5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−1−メチル−1H−テトラゾール:収量:547mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=305[M+H]
+。
5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−2−メチル−2H−テトラゾール:収量:457mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=305[M+H]
+。
【0688】
中間体125
メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(3−フルオロ−2−(1−メチル−1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化272】
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【0689】
マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(100mg)、5−(2−フルオロ−6−ヨードフェニル)−1−メチル−1H−テトラゾール(78mg)、K
3PO
4(136mg)を、1,4−ジオキサン(3mL)に懸濁させ、アルゴンで10分間パージする。[1,3−ビス(2,6−ジ−3−ペンチルフェニル)イミダゾル(inidazol)−2−イリデン](3−クロロピリジル)パラジウム(II)ジクロリド(8.5mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を100℃で12時間撹拌する。室温に冷却した後、溶媒を蒸発させ、こうして得られた生成物を次のステップで直接使用する。
【0690】
中間体126
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−ピリジン
【化273】
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標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピリジンおよび2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法9):t
R=0.90分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=262/264(Br)[M+H]
+。
【0691】
中間体127
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−4−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化274】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−ピリジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0692】
中間体128
{(S)−6−[(R)−4−(2−ブロモ−ピリジン−3−イル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−ブロモ−3−ヨード−ピリジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.15分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=498/500(Br)[M+H]
+。
【0693】
中間体129
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−フラン−3−イル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2−ブロモ−ピリジン−3−イル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよびフラン−3−ボロン酸から調製する。LC(方法9):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=486[M+H]
+。
【0694】
中間体130
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−フェニル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2−ブロモ−ピリジン−3−イル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよびフェニルボロン酸から調製する。LC(方法9):t
R=1.15分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=496[M+H]
+。
【0695】
中間体131
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−メチル−ピリジン
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピリジンおよび2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法9):t
R=0.87分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=276/278(Br)[M+H]
+。
【0696】
中間体132
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−1,3,5−トリメチル−ピラゾール
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1,3,5−トリメチル−ピラゾールおよび2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法7):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=293/295(Br)[M+H]
+。
【0697】
中間体133
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1,3,5−トリメチル−ピラゾル−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化280】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−1,3,5−トリメチル−ピラゾールから調製する。LC(方法9):t
R=1.24分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0698】
中間体134
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−(3,6−ジヒドロピラン−4−イル)−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化281】
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標題化合物のメチルエステルを、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2−ブロモ−ピリジン−3−イル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−3,6−ジヒドロピランから調製する。メチルエステルである{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(3,6−ジヒドロピラン−4−イル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルをけん化することによって、例10に記載の手順に類似の手順に従って標題化合物を得る。LC(方法9):t
R=0.93分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=488[M+H]
+。
【0699】
中間体135
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピリジン
【化282】
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標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、5−メチル−ピリジン−3−ボロン酸および2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法9):t
R=0.93分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=276/278(Br)[M+H]
+。
【0700】
中間体136
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピリジンから調製する。
【0701】
中間体137
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−ピリジン
【化284】
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標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、ピリジン−3−ボロン酸および2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法9):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=262/264(Br)[M+H]
+。
【0702】
中間体138
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−3−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化285】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−ピリジンから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0703】
中間体139
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピリミジン
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−5−メチル−ピリミジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.20分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=277/279(Br)[M+H]
+。
【0704】
中間体140
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリミジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピリミジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.27分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=539[M+H]
+。
【0705】
中間体141
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピラジン
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
【0706】
ステップ1:2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼン
撹拌棒を備えたフラスコ中、2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼン(1.0g)、ビス−(ピナコラート)−ジボロン(1.0g)、酢酸カリウム(1.1g)およびジメチルスルホキシド(10mL)を、アルゴンで5分間パージする。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(0.26g)を室温で添加し、混合物を90℃で3時間撹拌する。室温に冷却した後、水を添加し、得られた混合物を酢酸エチルで抽出する。混合抽出物を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣を逆相クロマトグラフィーで処理して(HPLC;アセトニトリル/水)、標題化合物を得る。LC(方法9):t
R=1.30分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=311/313(Br)[M+H]
+。
ステップ2:2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピラジン
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−5−メチル−ピラジンから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=277/279(Br)[M+H]
+。
【0707】
中間体142
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピラジンから調製する。
【0708】
中間体143
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−2,6−ジメチル−ピリミジン
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび4−ブロモ−2,6−ジメチル−ピリミジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.01分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=291/293(Br)[M+H]
+。
【0709】
中間体144
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2,6−ジメチル−ピリミジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−2,6−ジメチル−ピリミジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.24分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=553[M+H]
+。
【0710】
中間体145
4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−メトキシ−ピリジン
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−メトキシ−ピリジン−4−ボロン酸および2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法9):t
R=1.24分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=293/295(Br)[M+H]
+。
【0711】
中間体146
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−メトキシ−ピリジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−メトキシ−ピリジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.30分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0712】
中間体147
5−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−メチル−ピリジン
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−メチル−ピリジン−5−ボロン酸および2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法9):t
R=0.93分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=276/278(Br)[M+H]
+。
【0713】
中間体148
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび5−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.12分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=538[M+H]
+。
【0714】
中間体149
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−6−メチル−ピラジン
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−6−メチル−ピラジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=277/279(Br)[M+H]
+。
【0715】
中間体150
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−6−メチル−ピラジンから調製する。LC(方法26):t
R=0.93分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=539[M+H]
+。
【0716】
中間体151
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−4−メチル−ピリミジン
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−4−メチル−ピリミジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=277/279(Br)[M+H]
+。
【0717】
中間体152
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4−メチル−ピリミジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−4−メチル−ピリミジンから調製する。LC(方法26):t
R=0.96分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=539[M+H]
+。
【0718】
中間体153
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−6−メチル−ピリダジン
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび3−ブロモ−6−メチル−ピリダジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.11分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=277/279(Br)[M+H]
+。
【0719】
中間体154
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−6−メチル−ピリダジンから調製する。LC(方法26):t
R=0.75分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=539[M+H]
+。
【0720】
中間体155
4−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−2,6−ジメチル−ピリジン
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
【0721】
ステップ1:2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼン
標題化合物を、中間体141のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、5−ブロモ−2−クロロ−1,3−ジメチル−ベンゼンおよびビス−(ピナコラート)−ジボロンから調製する。LC(方法7):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=552[M+H]
+。
ステップ2:4−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−2,6−ジメチル−ピリジン
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび4−ブロモ−2,6−ジメチル−ピリジンから調製する。質量スペクトル(ESI
+):m/z=246/248(Cl)[M+H]
+。
【0722】
中間体156
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2,6−ジメチル−ピリジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−2,6−ジメチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=552[M+H]
+。
【0723】
中間体157
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−ピラジン
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ヨード−ピラジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.12分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=263/265(Br)[M+H]
+。
【0724】
中間体158
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピラジン−2−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−ピラジンから調製する。LC(方法9):t
R=1.31分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=525[M+H]
+。
【0725】
中間体159
2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−シクロプロピル−ピラジン
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−5−シクロプロピル−ピラジンから調製する。LC(方法11):t
R=1.28分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=259/261(Cl)[M+H]
+。
【0726】
中間体160
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−シクロプロピル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−シクロプロピル−ピラジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.31分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=565[M+H]
+。
【0727】
中間体161
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−(2,6−ジメチル−フェニル)−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2−ブロモ−ピリジン−3−イル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2,6−ジメチル−フェニルボロン酸から調製する。
【0728】
中間体162
3−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−6−エチル−ピリダジン
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ(cloro)−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび3−ブロモ−6−エチル−ピリダジンから調製する。LC(方法11):t
R=1.00分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=247/249(Cl)[M+H]
+。
【0729】
中間体163
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−エチル−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび3−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−6−エチル−ピリダジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=553[M+H]
+。
【0730】
中間体164
5−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−メトキシ−ピリジン
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−メトキシ−ピリジン−5−ボロン酸および5−ブロモ−2−クロロ−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法7):t
R=1.21分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=248/250(Cl)[M+H]
+。
【0731】
中間体165
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび5−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−メトキシ−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.29分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0732】
中間体166
3−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メトキシ−ピリダジン
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび3−クロロ−5−メトキシ−ピリダジンから調製する。LC(方法11):t
R=0.93分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=249/251(Cl)[M+H]
+。
【0733】
中間体167
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メトキシ−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび3−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メトキシ−ピリダジンから調製する。LC(方法11):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0734】
中間体168
5−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−3−メチル−ピリダジン
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、3−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピリダジンおよび5−ブロモ−2−クロロ−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法11):t
R=0.91分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=233/235(Cl)[M+H]
+。
【0735】
中間体169
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリダジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび5−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−3−メチル−ピリダジンから調製する。LC(方法11):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=539[M+H]
+。
【0736】
中間体170
4−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−1,2−ジメチル−イミダゾール
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび4−ブロモ−1,2−ジメチル−イミダゾールから調製する。
【0737】
中間体171
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1,2−ジメチル−イミダゾル−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
【0738】
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−1,2−ジメチル−イミダゾールから調製する。LC(方法7):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0739】
中間体172
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−チアゾール
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼン(0.28g)、2−チアゾリル亜鉛ブロミド(テトラヒドロフラン中0.5mol/L;1.9mL)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(52mg)およびテトラヒドロフラン(5mL)の混合物を、アルゴン雰囲気下で100℃において3時間撹拌する。室温に冷却した後、水を添加し、得られた混合物を酢酸エチルで抽出する。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル)、標題化合物を得る。LC(方法9):t
R=1.19分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=268/270(Br)[M+H]
+。
【0740】
中間体173
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−チアゾル−2−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−チアゾールから調製する。LC(方法7):t
R=1.29分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=530[M+H]
+。
【0741】
中間体174
4−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−1−メチル−イミダゾール
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、5−ブロモ−2−クロロ−1,3−ジメチル−ベンゼンおよび1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−イミダゾールから調製する。
【0742】
中間体175
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−イミダゾル−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−1−メチル−イミダゾールから調製する。
【0743】
中間体176
4−ブロモ−N−ヒドロキシ−3,5−ジメチル−ベンズアミジン
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
4−ブロモ−3,5−ジメチル−ベンゾニトリル(1.50g)、塩酸ヒドロキシルアミン(0.90g)、トリエチルアミン(1.8mL)およびエタノール(30mL)の混合物を、還流温度で4時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を濃縮し、残渣を水に溶解させ、得られた混合物を酢酸エチルで抽出する。混合抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル7:3→3:7)、標題化合物を得る。LC(方法11):t
R=0.73分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=243/245(Br)[M+H]
+。
【0744】
中間体177
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
無水酢酸(0.35mL)を、4−ブロモ−N−ヒドロキシ−3,5−ジメチル−ベンズアミジン(0.30g)のコリジン(3mL)溶液に室温で添加する。溶液を室温で1時間、次に120℃で3時間撹拌する。室温に冷却した後、混合物を濃縮し、残渣を水およびアセトニトリルに溶解させ、得られた混合物を濾過する。濾液を逆相クロマトグラフィーで処理して(HPLC;アセトニトリル/水/トリフルオロ酢酸)、標題化合物を得る。LC(方法11):t
R=1.20分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=267/269(Br)[M+H]
+。
【0745】
中間体178
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾールから調製する。LC(方法11):t
R=1.28分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+Na]
+。
【0746】
中間体179
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メトキシ−ピリジン
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、カリウム5−メトキシ−ピリジン−2−トリフルオロボラートおよび2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメチル−ベンゼンから調製する。LC(方法8):t
R=0.72分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=292/294(Br)[M+H]
+。
【0747】
中間体180
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メトキシ−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メトキシ−ピリジンから調製する。LC(方法8):t
R=0.98分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0748】
中間体181
3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−(2−ヒドロキシ−プロパ−2−イル)−[1,2,4]オキサジアゾール
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
2−(ベンゾトリアゾル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボラート(TBTU;0.55g)を、2−ヒドロキシ−イソ酪酸(0.18g)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.4mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に室温で添加する。溶液を室温で10分間撹拌した後、4−ブロモ−N−ヒドロキシ−3,5−ジメチル−ベンズアミジン(0.40g)を添加する。溶液を室温でさらに10分間撹拌し、次に110℃で終夜撹拌する。室温に冷却した後、水を添加し、得られた混合物を酢酸エチルで抽出する。混合抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣を逆相クロマトグラフィーで処理して(HPLC;アセトニトリル/水/トリフルオロ酢酸)、標題化合物を得る。LC(方法11):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=313/315(Br)[M+H]
+。
【0749】
中間体182
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−[2−ヒドロキシ−プロパ−2−イル]−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび3−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−(2−ヒドロキシ−プロパ−2−イル)−[1,2,4]オキサジアゾールから調製する。LC(方法11):t
R=1.25分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=573[M+H]
+。
【0750】
中間体183
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−ピリジン
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.91分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=262/264(Br)[M+H]
+。
【0751】
中間体184
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−2−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0752】
中間体185
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−3−メチル−ピリジン
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−3−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.88分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=276/278(Br)[M+H]
+。
【0753】
中間体186
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−3−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.07分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=538[M+H]
+。
【0754】
中間体187
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−6−メチル−ピリジン
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−6−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.88分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=276/278(Br)[M+H]
+。
【0755】
中間体188
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化335】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−6−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.07分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=538[M+H]
+。
【0756】
中間体189
2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−4−メチル−ピリジン
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−ブロモ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−4−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.90分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=276/278(Br)[M+H]
+。
【0757】
中間体190
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−4−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.07分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=538[M+H]
+。
【0758】
中間体191
2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−4,6−ジメチル−ピリジン
【化338】
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標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−4,6−ジメチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=246/248(Cl)[M+H]
+。
【0759】
中間体192
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4,6−ジメチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−4,6−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.02分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=552[M+H]
+。
【0760】
中間体193
2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−1,4−ジメチル−イミダゾール
【化340】
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標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−1,4−ジメチル−イミダゾールから調製する。LC(方法7):t
R=0.82分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=235/237(Cl)[M+H]
+。
【0761】
中間体194
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1,4−ジメチル−イミダゾル−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化341】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−1,4−ジメチル−イミダゾールから調製する。LC(方法7):t
R=0.98分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0762】
中間体195
2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピリジン
【化342】
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標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ブロモ−5−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=0.90分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=232/234(Cl)[M+H]
+。
【0763】
中間体196
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化343】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−5−メチル−ピリジンから調製する。LC(方法7):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=538[M+H]
+。
【0764】
中間体197
2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−1−メチル−イミダゾール
【化344】
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標題化合物を、中間体96のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、2−クロロ−1,3−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ベンゼンおよび2−ヨード−1−メチル−イミダゾールから調製する。LC(方法7):t
R=0.80分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=221/223(Cl)[M+H]
+。
【0765】
中間体198
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−イミダゾル−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル
【化345】
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標題化合物を、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−フェニル)−1−メチル−イミダゾールから調製する。LC(方法7):t
R=1.02分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=527[M+H]
+。
【0766】
中間体199
メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(シクロプロピルメトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化346】
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メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(45mg)およびブロモメチルシクロプロパン(29.4μl)をジメチルホルムアミド(2mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(63mg)を添加した。反応混合物を60℃で24時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:17mg;LC(方法27):t
R=1.32分。
【0767】
中間体200
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−1H−ピラゾル−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化347】
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メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51i)(46.3mg)および3−(クロロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール(39.2mg)をジメチルホルムアミド(1.8mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(62mg)を添加した。反応混合物を60℃で24時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:44.5mg;LC(方法23):t
R=2.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=557[M+H]
+。
【0768】
中間体201
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化348】
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メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51i)(46.3mg)および4−(クロロメチル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(47.3mg)をジメチルホルムアミド(1.8mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(62mg)を添加した。反応混合物を60℃で24時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:49.6mg;LC(方法23):t
R=1.96分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=584[M+H]
+。
【0769】
中間体202
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((2−メトキシピリジン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
【0770】
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51i)(46.3mg)および4−(クロロメチル)−2−メトキシピリジンヒドロクロリド(58.2mg)をジメチルホルムアミド(1.8mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(62mg)を添加した。反応混合物を60℃で24時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:42mg;LC(方法23):t
R=2.21分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=584[M+H]
+。
【0771】
中間体203
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(オキサゾル−2−イルメトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化350】
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メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51i)(46.3mg)および2−(クロロメチル)オキサゾール(25.3mg)をジメチルホルムアミド(2.0mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(62mg)を添加した。反応混合物を60℃で24時間振とうした。別の一部の2−(クロロメチル)オキサゾール(25.3mg)および炭酸カリウム(62mg)を添加し、混合物を再び60℃で24時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:30.9mg;LC(方法23):t
R=2.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=544[M+H]
+。
【0772】
中間体204
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−1H−イミダゾル−2−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
【0773】
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51i)(46.3mg)および2−(クロロメチル)−1−メチル−1H−イミダゾール(39.2mg)をジメチルホルムアミド(1.8mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(62mg)を添加した。反応混合物を60℃で24時間振とうした。別の一部の2−(クロロメチル)−1−メチル−1H−イミダゾール(39.2mg)および炭酸カリウム(62mg)を添加し、混合物を再び60℃で24時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:31.5mg;LC(方法23):t
R=1.54分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=557[M+H]
+。
【0774】
中間体205
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51i)(138mg)および4−(ブロモメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン(160.3mg)をジメチルホルムアミド(5mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(185.7mg)を添加した。反応混合物を60℃で48時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:117mg;LC(方法23):t
R=2.26分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=561[M+H]
+。
【0775】
中間体206
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−1H−ピラゾル−5−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
【0776】
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51i)(46.3mg)および5−(クロロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾールヒドロクロリド(50.1mg)をジメチルホルムアミド(1.8mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(62mg)を添加した。反応混合物を60℃で24時間振とうした。別の一部の5−(クロロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾールヒドロクロリド(50.1mg)および炭酸カリウム(62mg)を添加し、混合物を再び60℃で24時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:27.8mg;LC(方法11):t
R=1.13分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=557[M+H]
+。
【0777】
中間体207
メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51i)(46.3mg)および4−(クロロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾールジヒドロクロリド(61.1mg)をジメチルホルムアミド(1.8mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(124.4mg)を添加した。反応混合物を60℃で24時間振とうし、70℃で72時間振とうした。別の一部の4−(クロロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾールジヒドロクロリド(124.4mg)および炭酸カリウム(124.4mg)を添加し、混合物を再び120℃で24時間振とうし、次に逆相HPLCによって直接的にクロマトグラフィー処理した。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:10.1mg;LC(方法23):t
R=2.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=557[M+H]
+。
【0778】
(例1)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−メチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【0779】
4MのNaOH水溶液(39μL)を、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−メチル−5−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(34mg)のテトラヒドロフラン(0.5mL)およびメタノール(0.5mL)溶液に室温で添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。混合物を水で希釈し、4MのHCl水溶液(41μL)で中和する。得られた混合物を酢酸(acatete)エチルで抽出し、混合抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理する(シクロヘキサン/酢酸エチル70:30→10:90)。こうして得られた生成物をアセトニトリル/水(1:1)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:25mg;LC(方法1):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=537[M+H]
+。
【0780】
(例2)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.31分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+H]
+。
【0781】
(例3)
2−((3S)−6−((1R)−4−(1−フェニル−1H−テトラゾル−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(1−メチル−1H−テトラゾル−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を35℃で1時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法1):t
R=1.62分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=455[M+H]
+。
【0782】
(例4)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.62分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+H]
+。
【0783】
(例5)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化359】
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標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.85分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=499[M−H]
-。
【0784】
(例6)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化360】
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標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法4):t
R=1.86分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=499[M−H]
-。
【0785】
(例7)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化361】
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マイクロ波バイアル中、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(100mg)、4−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルブタン−2−オール(70mg)、Na
2CO
3(2M水溶液1.2mL)、1,4−ジオキサン(3mL)およびエタノール(1mL)の混合物を、アルゴンで5分間パージする。テトラキス−トリフェニルホスフィン−パラジウム(0)(13mg)を添加し、バイアルを封止し、混合物を90℃で12時間撹拌する。混合物を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:23mg;LC(方法5):t
R=1.48分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=515[M−H]
-。
【0786】
(例8)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−メトキシエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化362】
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【0787】
1MのNaOH水溶液(80μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−メトキシエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(28mg)のイソプロパノール(2mL)溶液に添加する。混合物を40℃で12時間撹拌する。1N塩酸(80μL)を添加した後、混合物をジエチルエーテルで希釈し、水およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理する(シクロヘキサン/酢酸エチル80:20→0:100)。こうして得られた生成物をアセトニトリル/水(1:1)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:18mg;LC(方法1):t
R=1.40分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=489[M+H]
+。
【0788】
(例9)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化363】
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標題化合物を、例8に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
【0789】
(例10)
2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化364】
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1MのNaOH水溶液(340μL)を、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(33mg)のテトラヒドロフラン(2mL)およびメタノール(2mL)溶液に室温で添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。有機溶媒を真空中で蒸発させる。残渣を水で希釈し、1MのHCl水溶液(340μL)で中和する。混合物を1時間撹拌する。形成した沈殿物を濾別し、水で洗浄し、真空中で乾燥させて、標題化合物を得る。収量:32mg;LC(方法3):t
R=1.43分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=475[M+H]
+。
【0790】
(例11)
2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化365】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(3−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.26分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=461[M+H]
+。
【0791】
(例12)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化366】
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標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.87分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=533[M+H]
+。
【0792】
(例13)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例8に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.42分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=533[M+H]
+。
【0793】
(例14)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(1−シアノシクロプロピル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化368】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(1−シアノシクロプロピル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.84分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=452[M+H]
+。
【0794】
(例15)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例8に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法1):t
R=1.42分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=533[M+H]
+。
【0795】
(例16)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化370】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.85分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=535[M+H]
+。
【0796】
(例17)
2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.54分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=535[M+H]
+。
【0797】
(例18)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.56分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=533[M+H]
+。
【0798】
(例19)
2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−フルオロ−4−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.30分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=537[M+H]
+。
【0799】
(例20)
2−((S)−6−((R)−4−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.24分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=519[M+H]
+。
【0800】
(例21)
2−((S)−6−((R)−4−(4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−5−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.25分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=517[M+H]
+。
【0801】
(例22)
2−((S)−6−((R)−4−(4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−5−イル)−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4,6−ジメチル−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−5−イル)−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法3):t
R=1.29分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=535[M+H]
+。
【0802】
(例23)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルフィニル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
1MのNaOH水溶液(480μL)を、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルフィニル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(180mg)のメタノール(5mL)溶液に室温で添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。混合物を1MのHCl水溶液で中和し、ジエチルエーテルとブラインに分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル60:40→10:90)、標題化合物を得る。収量:80mg;LC(方法4):t
R=1.71分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=539[M+NH
4]
+。
【0803】
(例24)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホニル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルフィニル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸(70mg)のメタノール(1.5mL)および水(0.75mL)溶液に、ペルオキソ一硫酸カリウム(オキソン(登録商標))(150mg)を添加する。混合物を室温で3時間撹拌し、次にペルオキソ一硫酸カリウム(オキソン(登録商標))(80mg)を添加する。室温で12時間撹拌した後、混合物を酢酸エチルと水に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理する(シクロヘキサン/酢酸エチル50:50→0:100)。こうして得られた生成物をアセトニトリル/水(1:1)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:7mg;LC(方法4):t
R=1.71分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=555[M+H]
+。
【0804】
(例25)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.90分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=533[M+H]
+。
【0805】
(例26)
2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.78分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=549[M+H]
+。
【0806】
(例27)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+H]
+。
【0807】
(例28)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+H]
+。
【0808】
(例29)
2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−6−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.79分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=549[M+H]
+。
【0809】
(例30)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
1MのNaOH水溶液(585μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(125mg)のメタノール(3mL)溶液に添加する。混合物を40℃で12時間撹拌する。1N塩酸(585μL)を添加した後、混合物をジエチルエーテルで希釈し、水およびブラインで洗浄する。有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理する(シクロヘキサン/酢酸エチル70:30→20:80)。こうして得られた生成物をアセトニトリル/水(1:1)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:55mg;LC(方法4):t
R=1.82分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=519[M+H]
+。
【0810】
(例31)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化385】
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標題化合物を、例30に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法4):t
R=1.82分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=519[M+H]
+。
【0811】
(例32)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化386】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=1.15分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=531[M−H]
-。
【0812】
(例33)
2−((S)−6−((R)−6−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化387】
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4MのNaOH水溶液(200μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−6−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(34mg)のテトラヒドロフラン(1mL)およびメタノール(1mL)溶液に室温で添加する。混合物を室温で3時間撹拌する。有機溶媒を蒸発させ、残渣を水と酢酸エチルに分ける。4MのHCl水溶液を添加して、pHを3に調節する。各相を分離し、水相を酢酸エチルで2回抽出する。混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣を逆相HPLCによって精製する。生成物を含有している画分をプールし、アセトニトリルを蒸発させ、1MのHCl水溶液を添加することによって、残渣をpH3の酸性にする。沈殿物を濾別し、乾燥させて、標題化合物を得る。収量:9mg;LC(方法7):t
R=1.13分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=538[M−H]
-。
【0813】
(例34)
2−((3S)−6−((1R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化388】
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1MのNaOH水溶液(37μL)を、メチル2−((3S)−6−((1R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(10mg)のメタノール(2mL)溶液に室温で添加する。混合物を室温で12時間撹拌し、1MのNaOH水溶液(37μL)で処理し、50℃で12時間加熱する。1NのHCl水溶液を添加することによって混合物を中和し、逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:2mg;LC(方法8):t
R=0.44分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=540[M+H]
+。
【0814】
(例35)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化389】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.50分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=521[M+H]
+。
【0815】
(例36)
2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化390】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。生成物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製して(石油エーテル/酢酸エチル50:50→0:10)、標題化合物を得る。LC(方法8):t
R=0.41分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=533[M+H]
+。
【0816】
(例37)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルアミノ)−2−オキソエトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化391】
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マイクロ波バイアル中、2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸(15mg)を、2Mのメチルアミン(methylamin)のテトラヒドロフラン(1mL)溶液に溶解させる。バイアルを封止し、混合物を80℃にして12時間加熱する。混合物を濃縮し、残渣を逆相HPLCによって精製する。収量:8mg;LC(方法9):t
R=1.03分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=520[M+H]
+。
【0817】
(例38)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化392】
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標題化合物を、例37に記載の手順に類似の手順に従って、2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸および2Mのジメチルアミン(dimethylamin)のテトラヒドロフラン溶液から調製する。LC(方法9):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=534[M+H]
+。
【0818】
(例39)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アミノ−2−オキソエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化393】
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標題化合物を、例37に記載の手順に類似の手順に従って、2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸および0.5Mのアンモニアの1,4−ジオキサン溶液から調製する。LC(方法9):t
R=1.01分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=506[M+H]
+。
【0819】
(例40)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化394】
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標題化合物を、例30に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.67分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=535[M+H]
+。
【0820】
(例41)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−メトキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化395】
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1MのNaOH水溶液(450μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−メトキシ−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(82mg)のメタノール(2mL)溶液に添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。1N塩酸(450μL)を添加し、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:39mg;LC(方法8):t
R=0.97分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=549[M+H]
+。
【0821】
(例42)
2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化396】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.43分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=540[M+H]
+。
【0822】
(例43)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化397】
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1MのNaOH水溶液(167μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(35mg)のメタノール(3mL)溶液に添加する。混合物を40℃で1時間撹拌する。1N塩酸(167μL)を添加した後、混合物を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。こうして得られた生成物を1,4−ジオキサンに溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量:29mg;LC(方法11):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=511[M+H]
+。
【0823】
(例44)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(オキサゾル−2−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化398】
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標題化合物を、例43に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(オキサゾル−2−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.19分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=500[M+H]
+。
【0824】
(例45)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化399】
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標題化合物を、例43に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.15分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=513[M+H]
+。
【0825】
(例46)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例43に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=513[M+H]
+。
【0826】
(例47)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−シアノプロパン−2−イルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化401】
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1MのLiOH水溶液(500μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−シアノプロパン−2−イルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(130mg)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液に添加する。混合物を室温で48時間撹拌する。1N塩酸(500μL)を添加し、残渣を逆相HPLCによって精製する。こうして得られた生成物を、シリカゲルでクロマトグラフィー処理して(石油エーテル/酢酸エチル80:20→20:80)、標題化合物を得る。収量:23mg;LC(方法12):t
R=0.67分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=516[M+H]
+。
【0827】
(例48)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(3−(ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化402】
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1MのNaOH水溶液(70μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(3−(ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(20mg)のメタノール(2mL)溶液に室温で添加する。混合物を室温で48時間撹拌し、1MのNaOH水溶液(70μL)で処理し、50℃で4時間加熱する。1NのHCl水溶液を添加することによって混合物を中和し、逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:11mg;LC(方法14):t
R=0.95分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=562[M+H]
+。
【0828】
(例48a)
((S)−6−{(R)−5−シアノ−4−[4−(3−メタンスルホニル−プロポキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化403】
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中間体33a(45mg)および1MのNaOH水溶液(0.11mL)を、2−プロパノール2.5mL中で室温において12時間撹拌する。溶媒を除去し、10%クエン酸水溶液(10mL)を添加する。反応混合物をジクロロメタンで抽出し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、標題化合物を得る。収量:21mg。LC(方法20):t
R=6.29分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=576[M+H]
+。
【0829】
以下の例を、例48aと同様にして、対応するエステル中間体から出発して調製する。
【表22】
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【0830】
(例49)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化404】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.35分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=560[M+H]
+。
【0831】
(例50)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化405】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。室温で12時間、50℃で3時間かけて反応させる。LC(方法8):t
R=0.71分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
【0832】
(例51)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化406】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。室温で12時間、50℃で3時間かけて反応させる。LC(方法8):t
R=0.51分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=592[M+H]
+。
【0833】
(例52)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化407】
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NaOH水溶液(1M;39μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51a、50mg)の水(0.5mL)およびイソプロパノール(0.5mL)溶液に周囲温度で添加する。混合物を周囲温度で12時間撹拌する。混合物を濃縮し、10%クエン酸水溶液で酸性にする。得られた混合物をジクロロメタン(dochloromethane)で抽出し、抽出液を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル80:30→0:100)、標題化合物を得る。収量:35mg。
LC(方法20):t
R=6.19分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=580[M−H]
-。
【0834】
以下の表の例を、例52に記載の手順に類似の手順に従って、対応する出発エステル中間体から調製する。
【表23】
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【0835】
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【0836】
(例62aa)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化408】
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標題化合物を、中間体52caaから出発して、例52と同様にして調製する。
【0837】
以下の例を、対応するエステル中間体から出発して、例52と同様にして調製する。
【表24】
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【0838】
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【0839】
(例62eb)
((S)−6−{(R)−4−[4−(4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化409】
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標題化合物を、中間体50bcの調製のステップ1に記載の手順に類似の手順に従って、中間体52aa’から出発して調製する。
LC(方法20C):t
R=7.15分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=601[M+H]
+。
【0840】
(例62ec)
((S)−6−{(R)−4−[4−(4−ヒドロキシ−1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化410】
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標題化合物を、中間体50bcの調製のステップ2に記載の手順に類似の手順に従って、例62ebから出発して調製する。
LC(方法20B):t
R=2.33分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=633[M+H]
+。
【0841】
(例62ed)
((S)−6−{(R)−4−[2−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化411】
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【0842】
標題化合物を、中間体50bcの調製に記載の手順に類似の手順に従って、中間体52aa’’から出発して調製する。
LC(方法20B):t
R=2.71分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=651[M+H]
+。
【0843】
(例62ee)
((S)−6−{(R)−7−フルオロ−4−[4−(4−ヒドロキシ−1,1−ジオキソ−ヘキサヒドロ−1−チオピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化412】
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標題化合物を、中間体52baから出発して、例62edと同様にして調製する。LC(方法20B):t
R=2.71分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=651[M+H]
+。
【0844】
(例62ef)
((S)−6−{(R)−4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化413】
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中間52aa(90mg)および炭酸セシウム(120g)をN,N−ジメチルホルムアミド2mLに懸濁させ、酸化イソブチレン(20g)を添加し、反応混合物を100℃で3時間撹拌する。水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→60:40)、標題化合物を得る。収量:22mg。
LC(方法20B):t
R=3.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0845】
(例62eg)
((S)−6−{(R)−7−フルオロ−4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化414】
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標題化合物を、中間体52baから出発して、例62efと同様にして調製する。
LC(方法20D):t
R=4.00分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=561[M+H]
+。
【0846】
(例62eh)
((S)−6−{(R)−7−フルオロ−4−[4−(4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化415】
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標題化合物を、中間体52baおよび1,6−ジオキサ−スピロ[2.5]オクタン(米国特許出願公開第2012/46304号、2012年)から出発して、例62efと同様にして調製する。
LC(方法20B):t
R=2.76分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=603[M+H]
+。
【0847】
(例62ei)
((S)−6−{(R)−4−[4−(2,3−ジヒドロキシ−3−メチル−ブトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化416】
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【0848】
中間体52ea(128mg l)、2−オキシラニル−プロパン−2−オール(64mg)および炭酸セシウム(179mg)を、乾燥N,N−ジメチルホルムアミドに懸濁させ、100℃で5時間撹拌する。混合物を水で希釈し、1M塩酸水溶液で酸性にし、酢酸エチルで抽出する。有機相は硫酸マグネシウム(magensium)であり、溶媒を真空下で除去する。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して(ジクロロメタン/メタノール/酢酸90:1:1)、標題化合物を得る(収量45mg)。
LC(方法20B):t
R=2.97分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=599[M−H]
-。
【0849】
(例62ej)
((S)−6−{(R)−4−[4−((R)−2,3−ジヒドロキシ−3−メチル−ブトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル
【化417】
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例62eiを分取キラルHPLCによって分離して、標題化合物を得る。
キラルHPLC(方法1c):t
R=7.75分
LC(方法20B):t
R=2.82。質量スペクトル(ESI
-):m/z=599[M−H]
-。
絶対配置は未知である。
【0850】
(例62ek)
((S)−6−{(R)−4−[4−((S)−2,3−ジヒドロキシ−3−メチル−ブトキシ)−2,6−ジメチル−フェニル]−5−トリフルオロメチル−インダン−1−イルオキシ}−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸
【化418】
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標題化合物を、例62ejの調製でキラルHPLCクロマトグラフィーによりさらに溶出することによって得る。
キラルHPLC(方法1c):t
R=7.84分
LC(方法20B):t
R=2.83。質量スペクトル(ESI
-):m/z=599[M−H]
-。
絶対配置は未知である。
【0851】
(例63)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化419】
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メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体53;9mg)をエタノール(1mL)に懸濁させ、NaOH水溶液(1M;0.2mL)を添加する。混合物を1時間撹拌し、次に真空下で濃縮し、HCl水溶液(1M)で酸性にし、ジクロロメタンで2回抽出する。混合有機抽出物を乾燥させ、溶媒を除去して、標題化合物(8.5mg)を得る。LC(方法20):t
R=6.37分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=567[M−H]
-。
【0852】
(例64)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化420】
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標題化合物を、例63に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−5,7−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体54;29mg)から調製する。収量25mg。
LC(方法20):t
R=6.20分;質量スペクトル:m/z=587[M+H]
+。
【0853】
(例65)
2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(2−メチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化421】
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メタノール(3mL)およびNaOH水溶液(1M;0.5mL)中、メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(2−メチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(中間体51m;64mg)を16時間撹拌し、真空下で濃縮し、HCl水溶液(1M)で酸性にし、ジエチルエーテルで抽出する。形成した沈殿物を濾過によって収集し、いくらかのn−ヘキサンで洗浄し、乾燥させ、その後n−ヘキサンおよびジエチルエーテルの混合物と研和して、標題化合物(30mg)を得る。
LC(方法20):t
R=6.15分;質量スペクトル:m/z=555[M+H]
+。
【0854】
(例66)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(オキサゾル−4−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化422】
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中間体55(15.7mg)を、メタノール(1mL)およびテトラヒドロフラン(1mL)に溶解させ、水酸化ナトリウム水溶液(0.084mL、1Mol/L)を添加する。反応混合物を終夜室温で振とうし、溶媒の半分を減圧下で除去する。塩酸水溶液(0.084mL、1Mol/L)および水を添加する。沈殿した生成物を収集し、水で洗浄する。有機相を酢酸エチルで抽出し、蒸発させ、残渣を逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理して、さらなる生成物を得る。収量7mg、LC(方法22):t
R=1.6分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=454[M+H]
+。
【0855】
以下の表の例を、例66に記載の手順に類似の手順に従って、対応する出発エステル中間体から調製する。
【表25】
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【0856】
(例71)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−1H−イミダゾル−2−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化423】
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2−クロロメチル−1−メチル−1H−イミダゾール(39mg)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(45mg)のジメチルホルムアミド(2mL)溶液に懸濁させ、固体K
2CO
3(63mg)を添加する。反応混合物を60℃で加熱し、24時間振とうする。反応混合物をトリフルオロ酢酸水溶液で酸性にし、濾過し、逆相HPLCによってクロマトグラフィー処理する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物のメチルエステルを得る。
【0857】
エステルを、メタノール(1mL)およびテトラヒドロフラン(1mL)に溶解させ、NaOH水溶液(0.2mL、1Mol/L)を添加した。反応混合物を室温で72時間振とうする。塩酸水溶液(0.2mL、1Mol/L)およびジメチルホルムアミド(1mL)を添加し、生成物を逆相HPLCによって精製する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。LC(方法24):t
R=0.75分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=525[M+H]
+。
【0858】
以下の表の例を、例71と同様にして、2−((S)−6−((R)−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから、それぞれのハロゲン化アルキルでアルキル化し、その後エステルをけん化することによって調製する。
【表26】
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【0859】
(例88)
2−((S)−6−((R)−4−(4−スルファモイルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化424】
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メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−スルファモイルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(4.8mg)を、メタノール(1mL)およびテトラヒドロフラン(1mL)に溶解させ、水酸化ナトリウム水溶液(0.2mL、1Mol/L)を添加する。反応混合物を室温で36時間振とうし、溶媒の半分を減圧下で除去する。塩酸水溶液(0.2mL、1Mol/L)およびN,N−ジメチルホルムアミドを添加し、生成物を逆相HPLCによって精製する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量2.6mg、LC(方法14):t
R=0.54分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=464[M−H]
-。
【0860】
(例89)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−アセチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化425】
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メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−アセチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(5.9mg)を、メタノール(1mL)およびテトラヒドロフラン(1mL)に溶解させ、水酸化ナトリウム水溶液(0.2mL、1Mol/L)を添加する。反応混合物を室温で36時間振とうし、溶媒の半分を減圧下で除去する。塩酸水溶液(0.2mL、1Mol/L)およびN,N−ジメチルホルムアミドを添加し、生成物を逆相HPLCによって精製する。生成物画分を収集し、凍結乾燥させて、標題化合物を得る。収量5.4mg、LC(方法14):t
R=0.65分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=427[M−H]
-。
【0861】
(例90)
2−((3S)−6−((1R)−4−(3−カルバモイル−2−メチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化426】
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30%NH
3水溶液(4.2mL)および35%H
2O
2水溶液(1.4ml)を、2−((3S)−6−((1R)−4−(3−シアノ−2−メチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸(30mg)のエタノール(5mL)溶液に0℃で添加する。混合物を室温で12時間撹拌すると同時に、室温に温める。混合物を濃縮し、水で希釈し、4MのHCl水溶液で中和する。得られた混合物をジクロロメタンで抽出する。有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:29mg;LC(方法20):t
R=5.02分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=462[M+H]
+。
【0862】
(例91)
2−((S)−6−((R)−4−(4−カルバモイル−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化427】
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30%NH
3水溶液(250μL)および35%H
2O
2水溶液(83μl)を、2−((S)−6−((R)−4−(4−シアノ−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸(19mg)のエタノール(2mL)溶液に0℃で添加する。混合物を室温で12時間撹拌すると同時に、室温に温める。混合物を濃縮し、水で希釈し、4MのHCl水溶液で中和する。得られた混合物をジクロロメタンで抽出する。有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:19mg;LC(方法20):t
R=5.33分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=476[M+H]
+。
【0863】
(例92)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(ジメチルカルバモイル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化428】
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LiOHxH
2O(11mg)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(ジメチルカルバモイル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(70mg)のエタノール(2.6mL)および水(0.5mL)溶液に添加し、混合物を室温で24時間撹拌する。濃縮した後、混合物を水で希釈し、クエン酸水溶液で酸性にし、ジクロロメタンで抽出する。濃縮した後、混合物をジクロロメタンとクエン酸に分ける。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量21mg、LC(方法20):t
R=5.87分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=504[M+H]
+。
【0864】
(例93)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(メチルカルバモイル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化429】
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LiOHxH
2O(3mg)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(メチルカルバモイル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(20mg)のエタノール(0.77mL)および水(0.5mL)溶液に添加し、混合物を室温で24時間撹拌する。濃縮した後、混合物を水で希釈し、クエン酸水溶液で酸性にし、ジクロロメタンで抽出する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル100:0→60:40)、標題化合物を得る。収量11mg、LC(方法20):t
R=5.54分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=490[M+H]
+。
【0865】
(例94)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化430】
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LiOHxH
2O(4.1mg)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(モルホリン−4−カルボニル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(55mg)のエタノール(1.9mL)および水(0.5mL)溶液に添加し、混合物を室温で24時間撹拌する。濃縮した後、混合物を水で希釈し、クエン酸水溶液で酸性にし、ジクロロメタンで抽出する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル50:50)、標題化合物を得る。収量10mg、LC(方法20):t
R=5.73分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=546[M+H]
+。
【0866】
(例95)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−シアノ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化431】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−シアノ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.70分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=530[M+H]
+。
【0867】
(例96)
2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化432】
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標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、2日間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=559[M+NH
4]
+。
【0868】
(例97)
2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化433】
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標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、室温で2日間、50℃で2時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=540[M+H]
+。
【0869】
(例98)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化434】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で2日間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法8):t
R=0.73分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=592[M+H]
+。
【0870】
(例99)
2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化435】
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標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、2日間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.07分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=545[M+NH
4]
+。
【0871】
(例100)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化436】
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【0872】
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。TLC:r
f=0.2(シリカゲル、酢酸エチル);質量スペクトル(ESI
+):m/z=563[M+H]
+。
【0873】
(例101)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化437】
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1MのNaOH水溶液(310μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブチル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(110mg)のメタノール(4mL)溶液に添加する。混合物を、室温で12時間、50℃で2日間撹拌する。1MのNaOH水溶液(100μL)を添加し、混合物を50℃で1時間撹拌する。メタノールを真空中で蒸発させ、残渣を水で希釈し、1MのHCl水溶液で中和する。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し、混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させて、標題化合物を得る。収量:80mg;LC(方法8):t
R=0.59分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=519[M+H]
+。
【0874】
(例102)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化438】
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メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(100mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に、Cs
2CO
3(106mg)および1−オキサ−6−チアスピロ[2.5]オクタン(37mg)を添加する。混合物を100℃で12時間撹拌する。混合物を水で希釈し、1MのHCl水溶液で酸性にし、酢酸エチルで2回抽出する。混合有機相を、水およびブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮する。残渣をシリカゲルでクロマトグラフィー処理して(シクロヘキサン/酢酸エチル/メタノール80:20:0→0:80:20)、標題化合物を得る。収量:31mg;LC(方法7):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=579[M+H]
+。
【0875】
(例103)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((1,1−ジオキソ−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化439】
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1MのNaOH水溶液(250μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((1,1−ジオキソ−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(85mg)のテトラヒドロフラン(4mL)溶液に添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。次に、混合物を酢酸エチルで希釈し、1MのHCl水溶液で中和する。得られた混合物を飽和NaCl水溶液で希釈し、各相を分離する。有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して標題化合物を得る。収量:80mg;LC(方法7):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=611[M+H]
+。
【0876】
(例104)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロピル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化440】
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1MのNaOH水溶液(50μL)を、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−(メチルスルホニル)プロピル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(20mg)のメタノール(2mL)溶液に添加する。混合物を、室温で12時間、50℃で2日間撹拌する。1MのNaOH水溶液(18μL)を添加し、混合物を50℃で2時間撹拌する。メタノールを真空中で蒸発させ、残渣を水で希釈し、1MのHCl水溶液で中和する。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し、有機相を乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣を逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得る。収量:7mg;LC(方法8):t
R=0.34分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=553[M+H]
+。
【0877】
(例105)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホンアミド)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化441】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホンアミド)エトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で2日間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.05分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=570[M+H]
+。
【0878】
(例106)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アセトアミドエチル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化442】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アセトアミドエチル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で12時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=518[M+H]
+。
【0879】
(例107)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アセトアミドエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化443】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2−アセトアミドエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で5時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.03分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=534[M+H]
+。
【0880】
(例108)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホンアミド)エチル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化444】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−(メチルスルホンアミド)エチル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で20時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0881】
(例109)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−((1−ヒドロキシシクロプロピル)メトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化445】
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【0882】
塩化エチルマグネシウム(テトラヒドロフラン中1M溶液380μL)を、2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシ−2−オキソエトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸のテトラヒドロフラン(4mL)溶液にアルゴン下で滴加する。混合物を室温で30分間撹拌する。Ti(OiPr)
4(120μL)を滴加し、30分間撹拌した後、塩化エチルマグネシウム(テトラヒドロフラン中1M溶液1.15mL)を滴加する。混合物を2時間撹拌し、酢酸エチルと飽和NH
4Cl水溶液に分け、30分間激しく撹拌する。セライトで濾過した後、各相を分離し、水相をジエチルエーテルで抽出し、混合有機相をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させ、残渣を逆相HPLCによって精製する。収量:38mg;LC(方法8):t
R=0.38分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=519[M+H]
+。
【0883】
(例110)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化446】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で12時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=546[M+H]
+。
【0884】
(例111)
2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,2−ジメチル−3−(メチルスルホニル)プロポキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で3時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=597[M+H]
+。
【0885】
(例112)
2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸(ジアステレオマー1)
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(ジアステレオマー1)から調製する。LC(方法8):t
R=0.54分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=547[M+H]
+。
【0886】
(例113)
2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸(ジアステレオマー2)
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルシクロペンチルオキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(ジアステレオマー2)から調製する。LC(方法8):t
R=0.56分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=547[M+H]
+。
【0887】
(例114)
2−((S)−6−((S)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
1MのNaOH水溶液(39μL)を、メチル2−((3S)−6−(7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート(48mg)のテトラヒドロフラン(2mL)溶液に添加する。混合物を室温で12時間撹拌する。混合物を水で希釈し、4MのHCl水溶液(41μL)で中和する。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し、混合抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させる(MgSO
4)。溶媒を蒸発させた後、ジアステレオマーをSFCによってキラル相で分離する(カラム:Daicel ADH、5μm、250mm×10mm;溶出剤:scCO
2/(メタノール+0.2%ジエチルアミン)80:20、10mL/分):
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸(ジアステレオマー1):t
R=22.1分;収量:15mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=535[M+H]
+。
2−((S)−6−((S)−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸(ジアステレオマー2):t
R=31.1分;収量:10mg;質量スペクトル(ESI
+):m/z=535[M+H]
+。
【0888】
(例115)
2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、室温で2日間、50℃で2時間撹拌する。LC(方法9):t
R=1.01分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=577[M+H]
+。
【0889】
(例116)
2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、室温で2日間撹拌する。LC(方法9):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=554[M+H]
+。
【0890】
(例117)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法26):t
R=0.79分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=517[M+H]
+。
【0891】
(例118)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−オキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−オキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=0.96分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=529[M+H]
+。
【0892】
(例119)
2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化455】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で12時間撹拌する。LC(方法9):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=518[M+H]
+。
【0893】
(例120)
2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、50℃で4時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.00分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=547[M+H]
+。
【0894】
(例121)
2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.71分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=549[M+H]
+。
【0895】
(例122)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ビス(メトキシメチル)−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ビス(メトキシメチル)−4−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法8):t
R=0.43分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=593[M+H]
+。
【0896】
(例123)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.13分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=571[M+H]
+。
【0897】
(例124)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=540[M+H]
+。
【0898】
(例125)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法11):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=540[M+H]
+。
【0899】
(例126)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1H−1,2,4−トリアゾル−1−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化462】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1H−1,2,4−トリアゾル−1−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=500[M+H]
+。
【0900】
(例127)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2,6−ジメチル−4−(テトラヒドロフラン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化463】
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標題化合物を、2−((S)−6−((R)−4−(4−(2,5−ジヒドロフラン−3−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸から、パラジウムの存在下(炭素担持10%)、酢酸エチル中で室温において水素化することによって調製する。LC(方法9):t
R=1.17分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=503[M+H]
+。
【0901】
(例128)
2−((S)−6−((R)−5−クロロ−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化464】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−7−フルオロ−4−(4−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法9):t
R=1.17分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=567[M−H]
-。
【0902】
(例129)
2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−クロロ−4−(2,6−ジメチル−4−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法9):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=551[M−H]
-。
【0903】
(例130)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=0.87分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=457[M+H]
+。
【0904】
(例131)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−5−シアノ−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で1時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0905】
(例132)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリミジン−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリミジン−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で2時間撹拌する。LC(方法15):t
R=1.05分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0906】
(例133)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリダジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリダジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で4時間撹拌する。LC(方法15):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=511[M+H]
+。
【0907】
(例134)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(ピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で2時間撹拌する。LC(方法15):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=511[M+H]
+。
【0908】
(例135)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
【0909】
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、室温で2日間撹拌する。LC(方法14):t
R=0.82分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0910】
(例136)
メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシピリミジン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタート
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−メトキシピリミジン−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、室温で4時間撹拌する。LC(方法8):t
R=0.60分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0911】
(例137)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で2時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.05分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=501[M+H]
+。
【0912】
(例138)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−メチル−2H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−メチル−2H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で3時間撹拌する。LC(方法11):t
R=1.17分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
【0913】
(例139)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で2時間撹拌する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
【0914】
(例140)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリミジン−4−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、室温で6時間撹拌する。LC(方法11):t
R=1.01分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0915】
(例141)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2H−テトラゾル−5−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2H−テトラゾル−5−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で2時間撹拌する。LC(方法11):t
R=1.15分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=573[M+H]
+。
【0916】
(例142)
2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−2H−テトラゾル−5−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−7−フルオロ−4−(4−(2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−2H−テトラゾル−5−イル)−2,6−ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。混合物を、40℃で2時間撹拌する。LC(方法11):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=573[M+H]
+。
【0917】
(例143)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=0.90分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=471[M+H]
+。
【0918】
(例144)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−フェノキシピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−フェノキシピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=1.12分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=480[M+H]
+。
【0919】
(例145)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ネオペンチルオキシ)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ネオペンチルオキシ)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法15):t
R=1.26分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=492[M+H]
+。
【0920】
(例146)
2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化482】
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標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((S)−6−((R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。LC(方法7):t
R=1.09分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0921】
(例147)
2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ジメチルカルバモイル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1R)−4−(2−(ジメチルカルバモイル)フェニル)−7−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.01分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=476[M+H]
+。
【0922】
(例148)
2−((3S)−6−((1R)−7−フルオロ−4−(3−フルオロ−2−(1−メチル−1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)酢酸
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例1に記載の手順に類似の手順に従って、メチル2−((3S)−6−((1S)−7−フルオロ−4−(3−フルオロ−2−(1−メチル−1H−テトラゾル−5−イル)フェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)アセタートから調製する。生成物を逆相HPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.01分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=505[M+H]
+。
【0923】
(例149)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−4−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−4−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=0.98分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=510[M+H]
+。
【0924】
(例150)
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−フラン−3−イル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−フラン−3−イル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=472[M+H]
+。
【0925】
(例151)
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−フェニル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−フェニル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.04分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=482[M+H]
+。
【0926】
(例152)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−メチル−ピリジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化488】
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標題化合物のメチルエステルを、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび4−(4−ブロモ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−メチル−ピリジンから調製する。例10に記載の手順に類似の手順に従ってメチルエステルをけん化することによって、標題化合物を得る。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=0.95分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0927】
(例153)
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−[2−(1,3,5−トリメチル−ピラゾル−4−イル)−ピリジン−3−イル]−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
【0928】
標題化合物のメチルエステルを、中間体12のステップ5に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2−ブロモ−ピリジン−3−イル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび1,3,5−トリメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−ピラゾールから調製する。メチルエステルである{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−[2−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾル−4−イル)−ピリジン−3−イル]−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルを、例10に記載の手順に類似の手順に従ってけん化することによって、標題化合物を得る。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=0.88分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=514[M+H]
+。
【0929】
(例154)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1,3,5−トリメチル−ピラゾル−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化490】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2,6−ジメチル−4−(1,3,5−トリメチル−ピラゾル−4−イル)−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.13分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0930】
(例155)
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−テトラヒドロピラン−4−イル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化491】
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{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−(3,6−ジヒドロ−ピラン−4−イル)−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸(30mg)、10%パラジウム炭素(10mg)およびメタノール(3mL)の混合物を、水素雰囲気(3バール)下で室温において12時間振とうする。混合物をセライトで濾過し、濾液を濃縮して、標題化合物を得る。LC(方法9):t
R=0.96分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=490[M+H]
+。
【0931】
(例156)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化492】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0932】
(例157)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−3−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−3−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=510[M+H]
+。
【0933】
(例158)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリミジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
【0934】
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリミジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.19分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=523[M−H]
-。
【0935】
(例159)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化495】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.05分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=525[M+H]
+。
【0936】
(例160)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2,6−ジメチル−ピリミジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2,6−ジメチル−ピリミジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.15分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=537[M−H]
-。
【0937】
(例161)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−メトキシ−ピリジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2−メトキシ−ピリジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.23分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=540[M+H]
+。
【0938】
(例162)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.84分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0939】
(例163)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
【0940】
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.18分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=525[M+H]
+。
【0941】
(例164)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4−メチル−ピリミジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化500】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4−メチル−ピリミジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.20分;質量スペクトル(ESI
-):m/z=523[M−H]
-。
【0942】
(例165)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.08分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=525[M+H]
+。
【0943】
(例166)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2,6−ジメチル−ピリジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(2,6−ジメチル−ピリジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=538[M+H]
+。
【0944】
(例167)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピラジン−2−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピラジン−2−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=1.14分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=511[M+H]
+。
【0945】
(例168)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−シクロプロピル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−シクロプロピル−ピラジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.27分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=551[M+H]
+。
【0946】
(例169)
{(S)−6−[(R)−4−(2−(2,6−ジメチル−フェニル)−ピリジン−3−イル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化505】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2−(2,6−ジメチル−フェニル)−ピリジン−3−イル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.80分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=510[M+H]
+。
【0947】
(例170)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−エチル−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化506】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−エチル−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.06分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=539[M+H]
+。
【0948】
(例171)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化507】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.24分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=540[M+H]
+。
【0949】
(例172)
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−[1,4]オキサゼパン−4−イル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例173に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−フルオロ−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルおよび[1,4]オキサゼパンから調製する。LC(方法9):t
R=0.87分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=505[M+H]
+。
【0950】
(例173)
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−モルホリン−4−イル−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化509】
[この文献は図面を表示できません]
{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2−フルオロ−ピリジン−3−イル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステル(0.10g)、モルホリン(0.10g)およびN−メチル−ピロリドン(2mL)の混合物を、180℃で48時間撹拌する。室温に冷却した後、2NのNaOH水溶液(0.5mL)を添加し、得られた混合物を40℃で2時間撹拌する。混合物を1NのHCl水溶液で中和し、濃縮する。残渣を逆相クロマトグラフィーで処理して(HPLC;アセトニトリル/水)、標題化合物を得る。LC(方法7):t
R=0.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=491[M+H]
+。
【0951】
(例174)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メトキシ−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化510】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メトキシ−ピリダジン−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.10分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=541[M+H]
+。
【0952】
(例175)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリダジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化511】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリダジン−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。LC(方法11):t
R=1.00分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=525[M+H]
+。
【0953】
(例176)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1,2−ジメチル−イミダゾル−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化512】
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【0954】
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2,6−ジメチル−4−(1,2−ジメチル−イミダゾル−4−イル)−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=0.88分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=527[M+H]
+。
【0955】
(例177)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−チアゾル−2−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化513】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2,6−ジメチル−4−チアゾル−2−イル−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=1.21分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=516[M+H]
+。
【0956】
(例178)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−イミダゾル−4−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化514】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−イミダゾル−4−イル)−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法9):t
R=0.89分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=513[M+H]
+。
【0957】
(例179)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化515】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.20分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=515[M+H]
+。
【0958】
(例180)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メトキシ−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化516】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メトキシ−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法8):t
R=0.79分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=540[M+H]
+。
【0959】
(例181)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−[2−ヒドロキシ−プロパ−2−イル]−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化517】
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【0960】
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2,6−ジメチル−4−(5−[2−ヒドロキシ−プロパ−2−イル]−[1,2,4]オキサジアゾル−3−イル)−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法11):t
R=1.16分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=559[M+H]
+。
【0961】
(例182)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−2−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化518】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−ピリジン−2−イル−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=510[M+H]
+。
【0962】
(例183)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化519】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(3−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.97分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0963】
(例184)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化520】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(6−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0964】
(例185)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化521】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.98分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0965】
(例186)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4,6−ジメチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化522】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(4,6−ジメチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=538[M+H]
+。
【0966】
(例187)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1,4−ジメチル−イミダゾル−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化523】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2,6−ジメチル−4−(1,4−ジメチル−イミダゾル−2−イル)−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.95分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=527[M+H]
+。
【0967】
(例188)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化524】
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標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(5−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.99分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=524[M+H]
+。
【0968】
(例189)
{(S)−6−[(R)−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−イミダゾル−2−イル)−フェニル)−7−フルオロ−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸
【化525】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、例10に記載の手順に類似の手順に従って、{(S)−6−[(R)−7−フルオロ−4−(2,6−ジメチル−4−(1−メチル−イミダゾル−2−イル)−フェニル)−インダン−1−イルオキシ]−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル}−酢酸メチルエステルから調製する。標題化合物が水溶液から沈殿しない場合、粗製標題化合物をHPLCによって精製する。LC(方法7):t
R=0.94分;質量スペクトル(ESI
+):m/z=513[M+H]
+。
【0969】
【表27】
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【0970】
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