特許第6131598号(P6131598)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 横浜ゴム株式会社の特許一覧

特許6131598航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造
<>
  • 特許6131598-航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造 図000002
  • 特許6131598-航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造 図000003
  • 特許6131598-航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造 図000004
  • 特許6131598-航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造 図000005
  • 特許6131598-航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造 図000006
  • 特許6131598-航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造 図000007
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6131598
(24)【登録日】2017年4月28日
(45)【発行日】2017年5月24日
(54)【発明の名称】航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造
(51)【国際特許分類】
   E05B 1/00 20060101AFI20170515BHJP
【FI】
   E05B1/00 311L
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-551010(P2012-551010)
(86)(22)【出願日】2012年8月30日
(86)【国際出願番号】JP2012005499
(87)【国際公開番号】WO2014033787
(87)【国際公開日】20140306
【審査請求日】2015年8月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006714
【氏名又は名称】横浜ゴム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089875
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 茂
(72)【発明者】
【氏名】神山 隆
(72)【発明者】
【氏名】伏見 雅之
【審査官】 多田 春奈
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭59−117759(JP,U)
【文献】 実開昭59−019869(JP,U)
【文献】 実開平04−100791(JP,U)
【文献】 特開平10−47842(JP,A)
【文献】 特開2009−137510(JP,A)
【文献】 米国特許第5553354(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 1/00
E06B 3/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉であって、前記二つ折り扉は、幅方向の両端にそれぞれ端面部を有する矩形板状の二つの扉体の一方の前記端面部どうしが折曲可能に結合され、前記一方の端面部において前記二つの扉体の厚さ方向の一方に位置する平坦な外面が前記航空機用化粧室ユニットの外側に山形に折れることで開口部を開放するように構成され、
前記二つ折り扉は把手構造を有し、
前記把手構造は、前記2つの扉体の前記一方の端面部側の前記外面の箇所にそれぞれ前記扉体と一体に設けられた把手と指挿入用凹部とを有し、
前記把手は、前記外面の前記一方の端面部の近傍から他方の端面部に向けて突出しつつ30cm〜40cm上下に延在する上下に縦長の指掛け用板片を備え、
前記指挿入用凹部は、前記指掛け用板片に対向するように前記扉体の外面に30cm〜40cm上下に延在する上下に縦長に設けられ、
前記指挿入用凹部に対向する前記指掛け用板片の内面と前記指挿入用凹部の底面との間隔は、前記指掛け用板片の内面に指を掛けられる寸法で形成され、
前記扉体の外面を正面視した場合に、前記指挿入用凹部の底面は、前記扉体の幅方向において、上下端を除いた前記指掛け用板片の輪郭の外側の箇所まで形成されると共に、前記扉体の外面になだらかに接続され、
前記指挿入用凹部の底面は、前記なだらかに接続された箇所から前記一方の端面部に向かうにつれて前記指挿入用凹部の深さを次第に深くする傾斜面を含んで形成され、
各扉体に設けられた前記把手と前記指挿入用凹部とは、前記一方の端面部を中心として左右対称の形状で形成されている、
ことを特徴とする航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造。
【請求項2】
前記指掛け用板片の上下端部を除いた中間部は、前記外面に対して一定の傾斜角を持って前記端面部から離れるに従い前記外面から離れ一定の幅で上下に延在する傾斜板部で形成され、前記指掛け用板片の上下端部は、前記外面と前記傾斜板部とを接続する接続板部で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造。
【請求項3】
前記指掛け用板片の上下端部を除いた中間部は、前記扉体の厚さ方向に前記端面部に沿って起立する起立板部と、前記起立板部の先端から屈曲し前記外面から離れた箇所において前記外面と平行して一定の幅で上下に延在する平行板部とで形成され、前記指掛け用板片の上下端部は、前記外面と前記起立板部、前記平行板部とを接続する接続板部で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、矩形板状の二つの扉体の幅方向の一方に位置する端面部が折曲可能に結合され、それら扉体の外面が山形に折れることで開口部を開放する二つ折り扉は、例えば、航空機用化粧室ユニットの出入口に用いられている。
そして、扉体には、扉体を開閉操作するための把手が、折曲可能に結合された端面部寄りの外面の箇所に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−137510
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の把手構造では、二つ折り扉の折曲可能に結合された部分を押すのか引くのかが、把手を見ただけでは直感的に分かりづらい不具合があった。
また、把手の形状によっては、把手があるのか否か把手を見つけづらく、また、右利きの人や左利きの人の何れかによっては、把手に対して指を挿入する方向が一見して分からない不具合もあった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、把手を簡単に見つけやすく、また、指を挿入する方向が一見して分かり、さらに、引くことが直感的にわかる航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉とその把手構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するため本発明は、航空機用化粧室ユニットの出入口開閉用の二つ折り扉であって、前記二つ折り扉は、幅方向の両端にそれぞれ端面部を有する矩形板状の二つの扉体の一方の前記端面部どうしが折曲可能に結合され、前記一方の端面部において前記二つの扉体の厚さ方向の一方に位置する平坦な外面が前記航空機用化粧室ユニットの外側に山形に折れることで開口部を開放するように構成され、前記二つ折り扉は把手構造を有し、前記把手構造は、前記2つの扉体の前記一方の端面部側の前記外面の箇所にそれぞれ前記扉体と一体に設けられた把手と指挿入用凹部とを有し、前記把手は、前記外面の前記一方の端面部の近傍から他方の端面部に向けて突出しつつ30cm〜40cm上下に延在する上下に縦長の指掛け用板片を備え、前記指挿入用凹部は、前記指掛け用板片に対向するように前記扉体の外面に30cm〜40cm上下に延在する上下に縦長に設けられ、前記指挿入用凹部に対向する前記指掛け用板片の内面と前記指挿入用凹部の底面との間隔は、前記指掛け用板片の内面に指を掛けられる寸法で形成され、前記扉体の外面を正面視した場合に、前記指挿入用凹部の底面は、前記扉体の幅方向において、上下端を除いた前記指掛け用板片の輪郭の外側の箇所まで形成されると共に、前記扉体の外面になだらかに接続され、前記指挿入用凹部の底面は、前記なだらかに接続された箇所から前記一方の端面部に向かうにつれて前記指挿入用凹部の深さを次第に深くする傾斜面を含んで形成され、各扉体に設けられた前記把手と前記指挿入用凹部とは、前記一方の端面部を中心として左右対称の形状で形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、二つ折り扉を構成する二つの扉体の双方に、把手と、把手の外側に拡がる指挿入用凹部とがそれぞれ設けられている。
したがって、把手を見つけやすいことは無論のこと、把手と指挿入用凹部とを一見しただけで、把手に指を掛けて引くことが直感的に判断することが可能となる。
また、各扉体に把手と指挿入用凹部とが左右対称に形成されていることから、右利きの人も左利きの人も、指を挿入する方向を一見して判断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1の実施の形態の二つ折り扉の把手構造が適用された航空機の化粧室ユニットの斜視図で、(A)は二つ折り扉により開口部が閉塞された状態を示す図、(B)は開口部が開放された状態を示す図である。
図2】(A)は把手および指挿入用凹部部分の拡大斜視図、(B)は把手および指挿入用凹部部分の正面図である。
図3】(A)は図2(B)のA―A線断面図、(B)は図2(B)のB―B線断面図である。
図4】第2の実施の形態の二つ折り扉の把手構造が適用された航空機の化粧室ユニットの斜視図で、(A)は二つ折り扉により開口部が閉塞された状態を示す図、(B)は開口部が開放された状態を示す図である。
図5】(A)は把手および指挿入用凹部部分の拡大斜視図、(B)は把手および指挿入用凹部部分の正面図である。
図6】(A)は図5(B)のA―A線断面図、(B)は図5(B)のB―B線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を、航空機の化粧室ユニットの出入口を構成する二つ折り扉に適用した場合について説明する。
まず、図1図3を参照して第1の実施の形態から説明する。
図1に示すように、化粧室ユニット10は躯体フレーム12を備え、躯体フレーム12の内部に便器や手洗い器が配置されることで化粧室ユニット10が形成されている。
躯体フレーム12には出入口14が設けられ、出入口14は、開口部16と、開口部16を開閉する二つ折り扉18とで構成されている。
二つ折り扉18は、上下に縦長の矩形板状の第1の扉体22と第2の扉体24とで構成され、第1、第2の扉体22、24は、開口部16を閉塞した状態で、化粧室ユニット10の外側に位置する外面26Aと、化粧室ユニット10の内側に位置する内面26Bとを有し、外面26Aと内面26Bは、第1、第2の扉体22、24の厚さ方向の両面を形成している。
【0009】
第1の扉体22と第2の扉体24とは、それぞれそれらの幅方向の両端に位置して上下に延在する端面部2202、2204、2402、2404を有している。
第1の扉体22の一方の端面部2202と、第2の扉体24の一方の端面部2402とは、ヒンジ28を介して折曲可能に結合され、第1、第2の扉体22、24の外面26Aが山形に折れることで開口部16を開放するように構成されている。
一方の端面部2202,2402は、図1(A)に示すように開口部16を閉塞した状態で互いに合わされ、図1(B)で示すように、開口部16を開放した状態で化粧室ユニット10の外側に向けられる。
第1の扉体22の他方の端面部2204は、開口部16の一側の躯体フレーム12部分にヒンジを介して折曲可能に結合され、第2の扉体24の上縁部の適宜箇所は、開口部16の上側の躯体フレーム12部分に設けられたガイドレールに移動可能に結合されている。
第2の扉体24の他方の端面部2404は、開口部16を閉塞した状態でフレーム12に合わされ、開口部16を開放した状態で化粧室ユニット10の内側に向けられる。
【0010】
第1の実施の形態の把手構造は、二つの扉体である第1、第2の扉体22、24にそれぞれ設けられた把手30と指挿入用凹部32とを備えている。
把手30は、一方の端面部2202、2402側の外面26Aの箇所にそれぞれ設けられている。
各把手30は、外面26Aの一方の端面部2202、2402の近傍から他方の端面部2204、2404に向けて突出しつつ上下に延在する指掛け用板片34を備えている。すなわち一方の端面部2202、2402の外面26A側の端部から外面26Aに対して斜め方向で他方の端面部2204、2404に向けて突出しつつ上下に延在する指掛け用板片34を備えている。
より詳細に説明すると、図3(B)に示すように、指掛け用板片34の上下端部を除いた中間部は、外面26Aに対して一定の傾斜角θを持ち端面部2202、2402から離れるに従い外面26Aから離れ一定の幅Wで上下に延在する傾斜板部3402で形成されている。
指掛け用板片34の上下端部は、図3(A)に示すように、外面26Aから次第に起立し傾斜板部3402に接続する接続板部3404で形成されている。なお、図1図2において符号3404Aは、接続板部3404が外面26Aから起立する始点の箇所を示している。
【0011】
一方、指挿入用凹部32は、第1、第2の扉体22、24の外面26Aに、指掛け用板片34に対向するように形成されている。
指挿入用凹部32の上下端部を除いた中間部において、指挿入用凹部32側に位置する傾斜板部3402の内面3402Aと指挿入用凹部32の底面3202との間隔は、図3(B)に示すように、傾斜板部3402の内面3402Aに指を挿入でき、傾斜板部3402の内面3402Aに指を掛けられる寸法で形成されている。この場合、指を掛けられるとは、少なくとも指の先端から第2関節までの指の部分である。
指挿入用凹部32の上下端部は、外面26Aから次第に窪み前記中間部に接続する形状で形成されている。なお、図中、符号32Aは、指挿入用凹部32が外面26Aから窪み始める始点の箇所を示している。
そして、第1、第2の扉体22、24の外面26Aを正面視した場合に、図2(B)に示すように、指挿入用凹部32は指掛け用板片34の輪郭の外側の箇所まで形成されている。
【0012】
把手30と指挿入用凹部32とは、一方の端面部2202、2402を中心として左右対称の形状で形成されている。
本実施の形態では、図1(A)、図2(B)に示すように、フロアから80cmから100cmの高さHに、30cmから40cmの長さLで把手30および指挿入用凹部32が形成されている。
【0013】
本実施の形態によれば、二つ折り扉18を構成する第1、第2の扉体22、24の双方に、把手30と、把手30の外側に拡がる指挿入用凹部32とがそれぞれ設けられ、しかも、把手30は傾斜板部3402を有している。
したがって、把手30を見つけやすいことは無論のこと、把手30と指挿入用凹部32とを一見しただけで、把手30に指を掛けて引くことが直感的に判断することが可能となる。
また、第1、第2の扉体22、24に把手30と指挿入用凹部32とが左右対称に形成されていることから、右利きの人も左利きの人も、指を挿入する方向を一見して判断することが可能となる。
【0014】
次に、図4図6を参照して第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様な箇所、部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態では、把手の形状が第1の実施の形態と異なっている。
【0015】
第2の実施の形態の把手構造も、第1、第2の扉体22、24にそれぞれ設けられた把手40と指挿入用凹部42とを備えている。
把手40は、一方の端面部2202、2402側の外面26Aの箇所にそれぞれ設けられている。
各把手40は、外面26Aの一方の端面部2202、2402の近傍から他方の端面部2204、2404に向けて突出しつつ上下に延在する指掛け用板片44を備えている。すなわち一方の端面部2202、2402の外面26A側の端部から他方の端面部2204、2404に向けて突出しつつ上下に延在する指掛け用板片44を備えている。
より詳細に説明すると、図6(B)に示すように、指掛け用板片44の上下端部を除いた中間部は、第1、第2の扉体22、24の厚さ方向に一方の端面部2202、2402に沿って起立する起立板部4402と、起立板部4402の先端から屈曲し外面26Aから離れた箇所において外面26Aと平行し一定の幅Wで上下に延在する平行板部4404とを有している。
指掛け用板片44の上下端部は、図6(A)に示すように、外面26Aから次第に起立し外面26Aと起立板部4402、平行板部4404とを接続する接続板部4406で形成されている。なお、図4図5において符号4406Aは、接続板部4406が外面26Aから起立する始点の箇所を示している。
【0016】
一方、指挿入用凹部42は、第1、第2の扉体22,24の外面26Aに、指掛け用板片44に対向するように形成されている。
指挿入用凹部42の上下端部を除いた中間部において、指挿入用凹部42側に位置する平行板部4404の内面4404Aと指挿入用凹部42の底面4202との間隔は、図6(B)に示すように、平行板部4404の内面4404Aに指を挿入でき、平行板部4404の内面4404Aに指を掛けられる寸法で形成されている。
指挿入用凹部42の上下端部は、前記外面26Aから次第に窪み前記中間部に接続する形状で形成されている。なお、図中、符号42Aは、指挿入用凹部42が外面26Aから窪み始める始点の箇所を示している。
そして、第1、第2の扉体22,24の外面26Aを正面視した場合に、指挿入用凹部42は指掛け用板片44の輪郭の外側の箇所まで形成されている。
【0017】
把手40と指挿入用凹部42とは、一方の端面部2202、2402を中心として左右対称の形状で形成されている。
本実施の形態でも、図4(A)、図5(B)に示すように、フロアから80cmから100cmの高さHに、30cmから40cmの長さLで把手40および指挿入用凹部42が形成されている。
【0018】
本実施の形態によれば、二つ折り扉18を構成する第1、第2の扉体22、24の双方に、把手40と、把手40の外側に拡がる指挿入用凹部42とがそれぞれ設けられている。
したがって、把手40を見つけやすいことは無論のこと、把手40と指挿入用凹部42とを見ただけで、把手40に指を掛けて引くことが直感的に判断することが可能となる。
また、第1、第2の扉体22,24に把手40と指挿入用凹部42とが左右対称に形成されていることから、右利きの人も左利きの人も、指を挿入する方向を一見して判断することが可能となる。
【0019】
なお、本実施の形態では、航空機の化粧室ユニット10の出入口14を開閉する二つ折り扉18に適用した場合について説明したが、本発明において開口部16は、出入口14を含むことは無論のこと、クロゼットや収納棚の開口部を含む広い概念であり、開口部を開閉する二つ折り扉に広く適用される。
【符号の説明】
【0020】
10……化粧室ユニット、12……躯体フレーム、14……出入口、18……二つ折り扉、22……第1の扉体、24……第2の扉体、2202、2204、2402、2404……端面部、26A……外面、30、40……把手、32、42……指挿入用凹部、34、44……指掛け用板片、3402……傾斜板部、3404……接続板部、4402……起立板部、4404……平行板部、4406……接続板部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6