(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6132613
(24)【登録日】2017年4月28日
(45)【発行日】2017年5月24日
(54)【発明の名称】扇風機
(51)【国際特許分類】
F04D 25/08 20060101AFI20170515BHJP
【FI】
F04D25/08 305P
F04D25/08 307B
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-62662(P2013-62662)
(22)【出願日】2013年3月25日
(65)【公開番号】特開2014-185621(P2014-185621A)
(43)【公開日】2014年10月2日
【審査請求日】2016年1月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】000109325
【氏名又は名称】ツインバード工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080089
【弁理士】
【氏名又は名称】牛木 護
(74)【代理人】
【識別番号】100161665
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 知之
(72)【発明者】
【氏名】坂井 博栄
(72)【発明者】
【氏名】高山 和信
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 隆
(72)【発明者】
【氏名】舩山 秀樹
(72)【発明者】
【氏名】石上 大輔
【審査官】
所村 陽一
(56)【参考文献】
【文献】
特開平04−043895(JP,A)
【文献】
特開平11−280693(JP,A)
【文献】
特開昭60−088890(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 25/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動機が内蔵される頭部と、
前記電動機により回転駆動され、送風を行うファンと、
遠隔操作可能なリモコンと、を備えた扇風機において、
前記リモコンを設置する設置部を、前記頭部に設け、
前記リモコンが、前記頭部の外周面形状に合せて曲面状の外面を有し、
前記リモコンを前記設置部に設置した状態で、前記リモコンの外面と前記頭部の外周面が面一状に形成されることを特徴とする扇風機。
【請求項2】
前記設置部に、前記リモコンを前記頭部に保持する保持手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の扇風機。
【請求項3】
前記リモコンが、操作面と非操作面とを有すると共に、
前記非操作面が露出して前記設置部に設置されることを特徴とする請求項1記載の扇風機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔操作が可能なリモコンを搭載した扇風機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の扇風機として、例えば特許文献1には、基台に立設する支柱よりも上方にファンモータとしての頭部を取付け、支柱の前面にリモコンを保持する保持手段を設けたものが開示されている。また、頭部は電動機を内蔵し、その電動機によりファンを回転駆動して、送風を行う構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−138763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記扇風機では、ファンや頭部よりも下方に保持手段が位置しているため、ユーザーは腰を屈めないと、リモコンを保持手段に保持させたり保持手段から取り外したりすることができない。これは、リモコンの保持手段を支柱の前面にではなく、基台の上面に設けた場合でも同じことがいえる。更に、基台や支柱には各種の操作体や表示体等が配設されるため、基台や支柱にリモコンの保持手段を設けると、操作体や表示体などを配置するスペースが十分確保できない問題も発生する。
【0005】
本発明は以上の問題点を解決し、腰を屈めずにリモコンを設置部に対し着脱することができ、また支柱や基台に十分なスペースを確保できる扇風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に記載の扇風機は、電動機が内蔵される頭部と、前記電動機により回転駆動され、送風を行うファンと、遠隔操作可能なリモコンと、を備えた扇風機において、前記リモコンを設置する設置部を、前記頭部に設け
、前記リモコンが、前記頭部の外周面形状に合せて曲面状の外面を有し、前記リモコンを前記設置部に設置した状態で、前記リモコンの外面と前記頭部の外周面が面一状に形成されたものである。
【0007】
また、本発明の請求項2に記載の扇風機は、請求項1において、前記設置部に、前記リモコンを前記頭部に保持する保持手段を設けたものである。
【0008】
また、本発明の請求項3に記載の扇風機は、請求項1または2において、前記リモコンが、操作面と非操作面とを有すると共に、前記非操作面が露出して前記設置部に設置されるものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の請求項1に記載の扇風機は、以上のように構成することにより、リモコンの設置部を支柱や基台にではなく、電動機が内蔵される頭部に設けることで、ユーザーが腰をわざわざ屈めずに、リモコンを設置部に対し自然な姿勢で着脱することが可能になる。また、リモコンの設置部が支柱や基台に存在しない分、それらの支柱や基台に、操作体や表示体などを配置するための十分なスペースを確保することができる。
さらに、リモコンを開口部に設置した状態では、扇風機としての意匠性を高めることができる。
【0010】
なお、前記設置部に、前記リモコンを前記頭部に保持する保持手段を設けたことで、リモコンを設置部に設置した場合に、保持手段によりリモコンが頭部に保持されるので、例えば扇風機を持ち上げたり、揺動させたりしたときに、リモコンが設置部から脱落する虞を回避できる。
【0011】
また、前記リモコンが、操作面と非操作面とを有すると共に、前記非操作面が露出して前記設置部に設置されることで、リモコンの設置時に、操作面が外観に表れないようにして、頭部とリモコンの一体感を持たせることができるばかりでなく、可動部分を有するリモコンの操作面を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の第1実施例を示す扇風機の全体斜視図である。
【
図2】同、
図1とは別な方向から見た扇風機の全体斜視図である。
【
図6】本発明の第2実施例を示す扇風機の全体斜視図である。
【
図10】同、
図8とは別な方向から見たリモコンの斜視図である。
【
図11】本発明の第3実施例を示す、リモコンを設置した状態の扇風機の全体斜視図である。
【
図12】同、リモコンを取り外した状態の扇風機の全体斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
【実施例1】
【0014】
図1乃至
図5は、本発明の第1実施例における扇風機を示している。扇風機の全体構成を、
図1及び
図2に基づき説明する。1は送風機能を有する扇風機本体、2は扇風機本体1に着脱可能に設けられる遠隔操作体としてのリモコンである。これらの扇風機本体1とリモコン2により、本実施例の扇風機が構成される。扇風機本体1は、床面等に載置される平面視で円板状の基台4と、この基台4の略中央部から上方に向かって設けられる支柱5と、この支柱5に上下動自在に支持されるスライドパイプ6と、このスライドパイプ6の上端に俯仰自在に支持される回転継手7と、この回転継手7に対して左右方向に回動可能に支持される頭部8と、この頭部8の前側に設けられる回転自在な軸流ファン9と、この軸流ファン9を囲繞する前ガード10及び後ガード11とを備えて構成される。なお、変形例として、前記スライドパイプ6を無くして、前記支柱5の上端に回転継手7を連結する構成としてもよい。
【0015】
前記扇風機本体1の基台4には、その上面前側に回転ダイヤルや押釦キー等の操作体14が設けられると共に、前記基台4の内部には、前記操作体14からの操作信号を受けて、電動機15の動作を制御する制御基板16が設けられる。なお、本実施例では図示しないが、基台4や支柱5に、扇風機本体1の運転状態を視認させる表示体や、扇風機本体1の周辺温度を検知する検知体等を設けてもよい。
【0016】
前記頭部8は、樹脂製で略円筒形状のケース17により、その外郭が形成される。そして、このケース17内には、前記軸流ファン9の回転駆動源となる前記電動機15が収納される。また、前記ケース17の上部前側寄りには、扇風機を持ち運ぶために、コ字状のハンドル18が取付け固定される。前記軸流ファン9は、前記ケース17の前側から突出する前記電動機15の軸(図示せず)に着脱可能に装着される。そして、前記軸流ファン9は、前記軸を中心として、前記電動機15により回転駆動される。また、前記後ガード11は、前記頭部8の前面に着脱可能に装着される。更に、前記前ガード10は、前記後ガード11の開口した前面に着脱可能に装着される。なお、前記前ガード10及び後ガード11は、前記軸流ファン9の回転に伴う扇風機本体1の前方への風の流れを妨げないように、多数の開口を有して形成される。
【0017】
前記軸流ファン9による送風方向とは反対側となる前記頭部8の反送風側、即ち前記ケース17の後部には、前記リモコン2を設置するための設置部として、凹状の開口部21が設けられる。ここで、前記リモコン2とその収納構造について、
図3乃至
図5を参照しながら詳しく説明する。前記リモコン2は、その表面2Aに複数の押釦キーからなる操作体23を有する。また、この操作体23の前側には、凹部24が形成される。また、前記リモコン2の表面2Aは略平面状であるのに対し、前記リモコン2の裏面2Bは、前記頭部8の外周面形状に合せて湾曲状に形成される。そして、前記リモコン2の前面2C側には、前記操作体23の操作による信号を前記扇風機本体1に向けて無線で送出するために、発光素子等を含む発光部25が配設される。なお、前記リモコン2の表面2Aは、その中央部2Dに対し、外周部2Eが僅かに突出している。そして、前記中央部2Dに前記操作体23が設けられる。また、前記外周部2Eの前記中央部2Dに対する突出量は、前記操作体23のボタンの高さよりもやや大きい。
【0018】
一方、前記開口部21は有底状で、前記頭部8の後方から前記リモコン2をスライドして設置できるように、前方および側方に壁面を形成する一方で、後方及び上方を開口した形状を有する。そして、前記開口部21の底面前側には、前記リモコン2に形成された前記凹部24に係合可能な突起27が設けられている。この突起27は、前記リモコン2を前記頭部8に保持するための保持手段として機能する。また、前記頭部8の上方から指を差し入れて、前記開口部21に設置されたリモコン2の前面2Cに、その指を掛けることができるように、前記開口部21の前方上部には、U字状の切欠き28が形成される。なお、前記リモコン2の凹部24に代えて凸部を形成する一方で、この凸部に係合可能な凹部を、保持手段として前記突起27の代わりに設けてもよい。そして、前記リモコン2を前記開口部21に設置した状態では、扇風機としての意匠性を高めるために、前記リモコン2の裏面2Bと前記頭部8の外周面が、段差のない面一状に形成される。
【0019】
前記支柱5の上部前方には、前記リモコン2の発光部25からの無線操作信号を受信する受光部29が配設される。この受光部29は、前述の制御基板16と電気的に接続されている。そして、前記リモコン2からの無線操作信号を前記受光部29で受信すると、前記制御基板16により、前記電動機15の動作を制御する構成となっている。なお、前記受光部29は、本実施例のように前記支柱5にではなく、前記基台4に設けてもよい。
【0020】
次に、本実施例の扇風機について、その作用を説明する。
図1や
図2に示すように、前記リモコン2を前記頭部8の開口部21に設置した状態では、前記リモコン2の表面2Aが前記開口部21の底面に対向して、前記リモコン2の操作体23を操作することはできないが、前記基台4に設けた別の操作体14を操作して、前記電動機15ひいては前記軸流ファン9の運転を制御することができる。この場合、前記電動機15によって前記軸流ファン9が回転すると、前記電動機15の軸に沿って、前記軸流ファン9の後方から前方に向けて送風が行われる。
【0021】
一方、前記扇風機本体1から前記リモコン2を取り外して、このリモコン2により前記軸流ファン9の運転を制御する場合は、前記頭部8に設けた切欠き28に指を差し入れ、その指を前記リモコン2の前面2C側に掛けて、後方に移動させることで、前記リモコン2に設けた凹部24と前記開口部21に設けた突起27との係合を解除する。このように、前記リモコン2と頭部8との係合が解除されると、この頭部8の後方へ向けて、前記リモコン2を自由にスライド移動させることが可能になる。そして、
図3に示すように、前記リモコン2がスライド移動して前記頭部8から完全に離脱すると、前記リモコン2の表面2Aが露出する。そして、この表面2Aに設けられた前記操作体23を操作すれば、前記リモコン2の発光部25から送出される無線操作信号が、前記扇風機本体1の受光部29に到達する範囲内で、前記電動機15、ひいては前記軸流ファン9の運転を遠隔制御することができる。
【0022】
前記リモコン2を前記頭部8の開口部21に再び設置する場合は、前記リモコン2の裏面2Bを上に向けて、前記開口部21の略コ字状に切り欠かれた後面に、前記リモコン2の前面2Cを向かい合わせ、そこから前記頭部8の前方に向けて、前記開口部21に沿って前記リモコン2をスライド移動させる。そして、前記開口部21の突起27に前記リモコン2の凹部24が嵌り込む位置にまで前記リモコン2をスライド移動させると、そこから更に前記リモコン2を前記頭部8の前方に移動させることが不可能になる。この状態で、前記開口部21に前記リモコン2が保持される。このリモコン2の収納状態では、このリモコン2の非操作面である裏面2Bが外方に露出する一方、前記リモコン2の操作面である表面2Aは、開口部21の底面に対向して外方から露出しなくなり、操作体23を有する前記リモコン2の表面2Aを保護することができる。なお、前述した通り、前記リモコン2の表面2Aの中央部2Dに対し、外周部2Eが僅かに突出し、凹状の前記中央部2Dに前記操作体23が設けられ、前記外周部2Eの前記中央部2Dに対する突出量を前記操作体23のボタンの高さよりもやや大きくしたことで、前記開口部21に沿って前記リモコン2をスライド移動させる際に、前記操作体23のボタンが前記凹部21の底面に接触しないようにすることができる。
【0023】
本実施例では、前記支柱5の上部に位置する前記扇風機本体1の頭部8に、前記リモコン2を設置するための開口部21が設けられる。従って、ユーザーはわざわざ腰を屈めることなく、上述した手順で前記扇風機本体1から前記リモコン2を自然な姿勢で着脱することができる。また、前記軸流ファン9の回転中は、この軸流ファン9の前方から送風が行われるが、この送風方向とは反対側にある前記頭部8の後方に前記リモコン2を設置することで、風の吹き出し側で前記リモコン2が風を乱さないので、前記軸流ファン9による風に与える影響を最小限にすることが可能になる。
【0024】
前記扇風機本体1は、前記ハンドル18を手で掴んで持ち上げることで、任意の場所に移動させることができる。特に、本実施例では、前記開口部21に前記リモコン2を設置した状態で、前記ハンドル18を利用して前記扇風機本体1を持ち上げたり、左右に揺動させたりしても、前記リモコン2の凹部24に前記開口部21の突起27が嵌り込むことで、前記頭部8に前記リモコン2が保持されるため、前記開口部21から前記リモコン2が脱落する虞を回避できる。
【0025】
以上のように、本実施例における扇風機は、請求項1に対応して、電動機15を有する頭部8と、電動機15により回転駆動され、送風を行う軸流ファン9と、遠隔操作可能なリモコン2と、を備えた扇風機において、前記リモコン2を設置するための設置部としての開口部21を、前記扇風機本体1の上部に位置する頭部8に設け
、前記リモコン2が、前記頭部8の外周面形状に合せて曲面状の外面となる裏面2Bを有し、前記リモコン2を前記開口部21に設置した状態で、前記リモコン2の裏面2Bと前記頭部8の外周面が面一状に形成される。
【0026】
このように、前記リモコン2の設置部である開口部21を前記支柱5や基台4にではなく、電動機15を有する前記頭部8に設けることで、ユーザーはわざわざ腰を屈めずに、前記リモコン2を前記開口部21に対し自然な姿勢で着脱することが可能になる。また、前記開口部21が前記支柱5や基台4に存在しない分、これらの支柱5や基台4に、操作体14や表示体等を配置するための十分な配置スペースを確保することができる。
さらに、前記リモコン2を前記開口部21に設置した状態では、扇風機としての意匠性を高めることができる。
【0027】
また、請求項2に対応して、本実施例の前記開口部21は、前記リモコン2を前記頭部8に保持するための保持手段として、突起27を設ける。
【0028】
このように、前記リモコン2を前記開口部21に設置した場合に、前記開口部21に設けた前記突起27により前記リモコン2が前記頭部8に保持されるので、例えば扇風機を持ち上げたり、揺動させたりしたときに、前記リモコン2が前記開口部21から脱落する虞を回避できる。
【0029】
また、請求項3に対応して、本実施例の前記リモコン2は、操作体23を有する操作面である表面2Aと、前記操作体23を有しない非操作面である裏面2Bとを有し、前記リモコン2の裏面2Bが露出して前記開口部21に収納される。
【0030】
このように、前記リモコン2を前記開口部21に設置した場合に、前記リモコン2の裏面2Bを露出させることで、前記操作面23が外観に表れないようにして、前記頭部8とリモコン2の一体感を持たせることができるばかりでなく、前記操作体23等の可動部分を有する前記リモコン2の表面2Aを保護することができる。
【0031】
また、本実施例における設置部としての開口部21は、前記軸流ファン9による送風方向に対して反送風側にある前記頭部8の後部に設けられる。
【0032】
このように、前記軸流ファン9の回転に伴う送風方向とは反対の反送風側に、前記リモコン2を設置することで、風の吹き出し側で前記リモコン2が風を乱さないので、前記軸流ファン9による風に与える影響を最小限にすることができる。
【実施例2】
【0033】
図6乃至
図10は、本発明の第2実施例における扇風機を示している。なお、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0034】
本実施例で注目すべきは、頭部8の後面に押動操作可能なロック解除ボタン31を設けている、ということである。このロック解除ボタン31は、開口部21に設置されたリモコン2と前記頭部8とのロック状態を解除するものである。そして、前記ロック解除ボタン31を押すと、前記開口部21に設けた図示しない保持手段が、前記リモコン2の爪部32との係合を解除する方向に移動する。これによって、前記リモコン2をスライドさせながら前記開口部21から楽に取り外すことが可能になる。なお、前記頭部8の内部に付勢手段を設け、前記保持手段と爪部32の係合が解除された際に、前記リモコン2を後方に移動させるようにしてもよい。また、前記ロック解除ボタン31は、前記頭部8の後面以外の部位に設けてもよい。更に、前記ロック解除ボタン31は、本実施例のような押ボタンの代わりに、例えばスライド操作部等で構成しても構わない。その他の構成や、作用効果については、第1実施例で説明した通りである。
【実施例3】
【0035】
図11及び
図12は、本発明の第3実施例における扇風機を示している。なお、前記第1実施例や第2実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0036】
本実施例では、操作体23を有するリモコン2の
外面となる表面2Aが、頭部8の外周面形状に合せて湾曲状に形成されるのに対し、前記操作体23を有しない前記リモコン2の裏面2Bが略平面状に形成され、前記リモコン2を前記頭部8の開口部21に収納したときに、前記リモコンの表面2Aが前記頭部8の外周面と段差のない面一状に形成され、共に外方に露出する構成となっている。また、前記開口部21に前記リモコン2を設置した状態で、このリモコン2の発光部25に対向するように、前記開口部21に受光部29が設けられる。この場合、前記リモコン2を前記頭部8の開口部21に設置した状態でも、前記リモコン2の操作体23を押動操作することができ、電動機15、ひいては軸流ファン9の運転を制御できる。その他の構成や、作用効果については、第1実施例で説明した通りである。
【0037】
なお、本発明は以上の各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、リモコン2の設置部は、上記各実施例のような頭部8の上部にではなく、頭部8の側部や後部に設けてもよい。
【符号の説明】
【0038】
2 リモコン
2A 表面(操作面
、外面)
2B 裏面(非操作面
、外面)
8 頭部
9 軸流ファン(ファン)
15 電動機
21 開口部(設置部)
27 突起(保持手段)