(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記光源モジュールは、前記第2のリフレクタの第1の側板の上部に配置され、光源と外部との電気的接続のための少なくとも一つのコネクタを有し、第2の側板の溝に隣接して配置される、請求項1に記載の照明ユニット。
前記光源モジュールは、前記第1のリフレクタから第1の距離だけ離れており、前記第2のリフレクタから第2の距離だけ離れている、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の照明ユニット。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、添付の図面を参照して実施例を説明する。
【0027】
本実施例の説明において、ある構成要素の「上(上部)」または「下(下部)」に他の構成要素が形成されるという記載は、これらの両構成要素が互いに直接接触して形成される場合も、これら両構成要素の間に一つ以上のさらに他の構成要素が介在して形成される場合も含むことができる。
【0028】
また、「上(上部)」または「下(下部)」と表現された場合は、一つの構成要素を基準に上方を指す場合もあり、下方を指す場合もある。
【0029】
図1は、実施例に係る照明ユニットを説明するための斜視図である。
【0030】
図1に示すように、照明ユニットは、第1のリフレクタ(reflector)200、第2のリフレクタ300、及び第1のリフレクタ200と第2のリフレクタ300との間に配置される少なくとも一つの光源モジュール100を備えることができる。
【0031】
ここで、光源モジュール100は、第1のリフレクタ200と第2のリフレクタ300との間に配置され、かつ第1のリフレクタ200に隣接して配置される構成とすることができる。
【0032】
場合によって、光源モジュール100は、第1のリフレクタ200に接するとともに、第2のリフレクタ300から一定の間隔を置いて配置されてもよく、第2のリフレクタ300に接するとともに、第1のリフレクタ200から一定の間隔を置いて配置されてもよい。
【0033】
または、光源モジュール100は、第1のリフレクタ200及び第2のリフレクタ300の両方から一定の間隔を置いて配置されてもよく、第1のリフレクタ200及び第2のリフレクタ300の両方に接して配置されてもよい。
【0034】
そして、光源モジュール100は、電極パターンを有する基板100b、基板100b上に配置される少なくとも一つの光源100a、及び外部との電気的接続のための少なくとも一つのコネクタ100cを備えることができる。
【0035】
ここで、光源モジュール100における光源100aは、上面発光型(top view type)の発光ダイオードでよい。
【0036】
場合によって、光源100aは、側面発光型(side view type)の発光ダイオードでもよい。
【0037】
そして、基板100bは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ガラス、ポリカーボネート(PC)、シリコン(Si)から選ばれるいずれか一物質で構成されたPCB(Printed Circuit Board)基板でもよく、フィルム形態のものでもよい。
【0038】
また、基板100bとしては、単層PCB、多層PCB、セラミック基板、メタルコアPCBなどを選択的に使用することができる。
【0039】
ここで、基板100bは、反射コーティングフィルム及び反射コーティング物質層のいずれか一方が形成されてもよく、光源100aから生成された光をリフレクタ300の中央領域に反射させることができる。
【0040】
また、光源100aは、発光ダイオードチップ(LEDチップ)でよく、発光ダイオードチップは、ブルーLEDチップまたは紫外線LEDチップで構成されてもよく、またはレッドLEDチップ、グリーンLEDチップ、ブルーLEDチップ、イエローグリーンLEDチップ、ホワイトLEDチップの少なくとも一つまたは2以上を組み合わせたパッケージ形態で構成されてもよい。
【0041】
そして、ホワイトLEDは、ブルーLED上にイエロー燐光を結合して具現してもよく、ブルーLED上にレッド燐光とグリーン燐光を同時に結合して具現してもよく、ブルーLED上にイエロー燐光、レッド燐光及びグリーン燐光を同時に結合して具現してもよい。
【0042】
また、第1のリフレクタ200と第2のリフレクタ300との間の空間にエアーガイドが形成されるように、第1のリフレクタ200と第2のリフレクタ300とを一定の間隔を置いて向かい合うように構成することができる。
【0043】
ここで、第1のリフレクタ200はオープン領域を有し、光源モジュール100の一側に接してまたは一定の間隔を開けて配置される。
【0044】
すなわち、第1のリフレクタ200は中央領域がオープンされており、光源モジュール100は、第1のリフレクタ200の両側端部に向かい合って配置された第1の光源モジュール及び第2の光源モジュールを有することができる。
【0045】
そして、第1のリフレクタ200は、反射コーティングフィルム及び反射コーティング物質層のいずれか一つで形成され、光源モジュール100から生成された光を第2のリフレクタ300方向に反射させる役割を果たすことができる。
【0046】
また、第1のリフレクタ200の表面のうち、光源モジュール100に面する表面上には鋸歯状の反射パターンが形成され、反射パターンの表面は平面でも曲面でもよい。
【0047】
このように第1のリフレクタ200の表面に反射パターンを形成すると、光源モジュール100から生成された光を第2のリフレクタ300の中央領域に反射させることによって、照明ユニットの中央領域における輝度を増大させることができる。
【0048】
また、第2のリフレクタ300は、底板310、及び側板320を有することができる。
【0049】
ここで、側板320は、底板310の第1の方向(
図1のY軸方向)に向かい合って配置された第1の側板320aと、第1の方向に垂直な第2の方向(
図1のX軸方向)に向かい合って配置された第2の側板320bと、を有することができる。
【0050】
そして、第1の側板320aの上部には光源モジュール100及び第1のリフレクタ200が配置されるように構成することができる。
【0051】
また、第2の側板320bは、溝110を有することができる。
【0052】
すなわち、第2の側板320bの上面320b2には、光源モジュール100のコネクタ100cと駆動部とを電気的に接続させる配線の通路として機能する溝110を形成することができる。
【0053】
ここで、溝110中には少なくとも一つの孔を形成することができる。
【0054】
そのため、光源モジュール100を駆動する駆動部は、第2のリフレクタ300の底板310の下部に配置され、少なくとも一つの配線は溝110及び孔に沿って光源モジュール100と駆動部とを電気的に接続させることができる。
【0055】
このような配線接続方式から、光源モジュール100のコネクタ100cに隣接するように溝110を配置することが好ましい。
【0056】
また、第2の側板320bは、光学部材と締結される第1の締結部322、及びカバー部材と締結される第2の締結部334を有することができる。
【0057】
ここで、第1の締結部322は第2の側板320bの上面320b2に配置し、第2の締結部334は第2の側板320bの外側面320b3に配置することができる。
【0058】
ここで、第1の締結部322と第2の締結部334とを一対一で対応するように配置することができる。
【0059】
また、第1の締結部322は第2の側板320bの上面320b2から上方(
図1のZ方向)に突出し、第2の締結部334は第2の側板320bの外側面320b3から第2の方向(
図1のX軸方向)に突出するように構成することができる。
【0060】
また、第2の側板320bの内側面320b1及び底板310上には、フィルム形態に作製された反射コーティングフィルムが形成されてもよく、反射物質の蒸着された反射コーティング物質層が形成されてもよい。
【0061】
ここで、第2の側板320bの内側面320b1及び底板310上に形成される反射材質は、互いに同じ物質でもよく、場合によっては、異なる物質でもよい。
【0062】
一方、第2のリフレクタ300の底板310は、光源モジュール100から一定の間隔を置いて配置され、第1のリフレクタ200の表面に平行な水平面から一定の角度で傾斜している傾斜面を有することができる。
【0063】
ここで、第2のリフレクタ300の底板310の傾斜面は、光源モジュール100から生成された光、または第1のリフレクタ200から反射された光を、第1のリフレクタ200のオープン領域へ反射させる役割を果たすことができる。
【0064】
また、第2のリフレクタ300の底板310は、少なくとも一つの変曲点を有する少なくとも2つの傾斜面を有することができる。
【0065】
第2のリフレクタ300の底板310において、変曲点を中心に隣接する第1及び第2の傾斜面の曲率は互いに異なっていてもよい。
【0066】
そして、第1の傾斜面と第2の傾斜面との間の変曲点を、光源モジュール100に隣接している領域に配置することができる。
【0067】
これは、光源モジュール100に隣接している第1の傾斜面の曲率が、第2の傾斜面の曲率よりも大きいためである。
【0068】
また、第2のリフレクタ300の底板310は、上面にフィルム形態で作製された反射コーティングフィルムが形成されてもよく、反射物質の蒸着された反射コーティング物質層が形成されてもよい。
【0069】
そのため、第2のリフレクタ300の底板310は、金属及び金属酸化物の少なくとも一つを含んで構成され、例えば、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、金(Ag)または二酸化チタン(TiO2)のような高反射率を有する金属または金属酸化物を含むことができる。
【0070】
この場合、第2のリフレクタ300の底板310は、金属または金属酸化物を上面に蒸着またはコーティングして形成してもよく、金属インキを印刷して形成してもよい。
【0071】
ここで、蒸着する方法には、熱蒸着法、蒸発法またはスパッタリング法のような真空蒸着法を用いることができ、コーティングまたは印刷する方法には、プリンティング法、グラビアコーティング法またはシルクスクリーン法を用いることができる。
【0072】
場合によって、第2のリフレクタ300は、光を正反射する正反射シート及び光を乱反射する乱反射シートの少なくとも一つが形成されてもよい。
【0073】
そして、第2のリフレクタ300の底板310は、第1、第2の傾斜面に形成される物質が互いに異なっていてもよく、それらの表面粗さが互いに異なっていてもよい。
【0074】
例えば、第2のリフレクタ300の底板310は、第1、第2の傾斜面が互いに同じ物質で形成され、且つ表面粗さが互いに異なっていてよい。
【0075】
または、第2のリフレクタ300の底板310は、第1、第2の傾斜面が互いに異なる物質で形成され、且つ表面粗さが互いに異なっていてもよい。
【0076】
図2は、溝の位置を示す第1の実施例である。
【0077】
図2に示すように、第2のリフレクタ300は、底板310、及び側板320を有することができる。
【0078】
ここで、側板320は、底板310の第1の方向(
図1のY軸方向)に向かい合って配置された第1の側板320a、及び第1の方向に垂直な第2の方向(
図1のX軸方向)に向かい合って配置された第2の側板320bを有することができる。
【0079】
そして、第1の側板320aの上部には光源モジュール100及び第1のリフレクタ200を配置することができる。
【0080】
ここで、光源モジュール100は、電極パターンを有する基板100b、基板100b上に配置された少なくとも一つの光源100a、及び外部との電気的接続のための少なくとも一つのコネクタ100cを有することができる。
【0081】
なお、第2の側板320bは溝110を有することができる。
【0082】
すなわち、第2の側板320bの上面320b2には、光源モジュール100のコネクタ100cと駆動部とを電気的に接続させる配線の通路として機能する溝110を形成することができる。
【0083】
ここで、溝110内には少なくとも一つの孔112を形成することができる。
【0084】
そのため、光源モジュール100を駆動する駆動部が第2のリフレクタの底板310の下部に配置された場合に、光源モジュール100のコネクタ100cに電気的に接続している配線は、溝110及び孔112を通って、底板310の下部に配置された駆動部に電気的に接続することができる。
【0085】
また、第1の側板320aには、コネクタ100cを有する光源モジュール100を配置することができ、この場合、第2の側板320bにおける溝110とコネクタ100cの一部とが重なるようにして配置することができる。
【0086】
図3A及び
図3Bは、第1の実施例に係る光源モジュールと駆動部との電気的接続を示す図であり、
図3Aは溝の上部を示し、
図3Bは溝の下部を示している。
【0087】
図3Aに示すように、光源モジュール100は、電極パターンを有する基板100b、基板100b上に配置される少なくとも一つの光源100a、及び外部との電気的接続のための少なくとも一つのコネクタ100cを有することができる。
【0088】
また、第2の側板320bの上面320b2には、光源モジュール100のコネクタ100cと駆動部とを電気的に接続させる配線114の通路として機能する溝110が形成されている。
【0089】
ここで、溝110内には少なくとも一つの孔112を形成することができる。
【0090】
そして、
図3Bに示すように、光源モジュール100を駆動する駆動部370は第2のリフレクタ300の底板310の下部に配置されており、少なくとも一つの配線114は、溝110及び孔112を通って光源モジュール100と駆動部370とを電気的に接続させることがてきる。
【0091】
そのため、溝110は光源モジュール100のコネクタ100cに隣接して配置されるとよい。
【0092】
図4は、
図3AのII−II線に沿う断面図である。
【0093】
図4に示すように、第2の側板320bの上面320b2には、光源モジュールのコネクタと駆動部とを電気的に接続させる配線114の通路として機能する溝110が形成され、該溝110は、底面110a及び側面110bを有することができる。
【0094】
ここで、溝110の側面110bは、底面110aに対して垂直な平面でよい。
【0095】
場合によって、溝110の側面110bは、底面110aに対して傾斜している傾斜面でもよい。
【0096】
また、溝110は、幅w及び深さdが互いに異なっていてもよい。
【0097】
例えば、溝110は、幅wが深さdよりも小さくてもよい。
【0098】
場合によって、溝110は、幅wと深さdとか同一であってもよい。
【0099】
そして、溝110内には1つの配線114が配置されてもよいが、複数の配線114が積層して配置されてもよい。
【0100】
したがって、配線114の数に応じて、溝110の深さdを決定してもよい。
【0102】
図5A及び
図5Bに示すように、第2の側板320bに、光源モジュールのコネクタと駆動部とを電気的に接続させる配線の通路として機能する溝110及び孔112を形成することができる。
【0103】
ここで、
図5Aに示すように、溝110の幅w1と孔112の幅w2とは互いに異なっていてもよい。
【0104】
例えば、溝110の幅w1を孔112の幅w2よりも大きい構造にすることができる。
【0105】
これは、溝110には複数の配線が配置され、それらの一部の配線のみが孔112を通過することがあるからである。
【0106】
したがって、
図5Aの構造は、溝110に配置される複数の配線のうち、一部の配線のみが孔112を通過する実施例に適用すればよい。
【0107】
場合によって、
図5Bに示すように、溝110の幅w1と孔112の幅w2とを同一にしてもよい。
【0108】
このように、様々な配線の配置構造に応じて、溝110の幅w1及び孔112の幅w2の大きさを決定すればいい。
【0109】
他の実施例として、一つの溝110内に、異なった幅を有する複数の孔112を形成することもできる。
【0110】
図6A乃至
図6Dは、溝の形状を示す断面図である。
【0111】
図6A及び
図6Dに示すように、第2の側板320bには、光源モジュールのコネクタと駆動部とを電気的に接続させる配線の通路として機能する溝110が形成されており、該溝110は、互いに向かい合う第1の側面110b1及び第2の側面110b2、及び第1の側面110b1と第2の側面110b2との間に位置している底面110aを有することができる。
【0112】
ここで、
図6Aに示すように、第1の側面110b1と底面110a間の第1の角度θ1、第2の側面110b2と底面110a間の第2の角度θ2は、両方とも鋭角でよい。
【0113】
ここで、第1の角度θ1及び第2の角度θ2は、互いに異なっていてもよく、互いに同一であってもよい。
【0114】
また、
図6Bに示すように、第1の角度θ1は直角で、第2の角度θ2は鋭角であってもよく、または、
図6Cに示すように、第1の角度θ1は鋭角で、第2の角度θ2は直角であってもよい。
【0115】
場合によっては、
図6Dに示すように、第1の側面110b1は第1の曲率R1を有する曲面で、第2の側面110b2は第2の曲率R2を有する曲面であってもよい。
【0116】
ここで、第1の曲率R1及び第2の曲率R2は互いに異なっていてもよく、同一であってもよい。
【0117】
このように溝110の下部面を広くし、溝110の上部面を狭くすると、溝110内に配置される配線が外部に視覚的に露出されず、すっきりした外観を有する照明ユニットを作製できる他、外部の衝撃による配線の損傷も防ぐことができる。
【0118】
図7及び
図8は、溝の位置を示す第2の実施例であり、
図7は溝の上部を示し、
図8は溝の下部を示している。
【0119】
図2は、光源モジュール100のコネクタ100cが基板100bの一側に位置している構造において、溝110の配置される位置を示す実施例であるが、
図7及び
図8は、光源モジュール100のコネクタ100cが基板100bの両側にそれぞれ位置している構造において、溝110の配置される位置を示す実施例である。
【0120】
図7及び
図8に示すように、第2のリフレクタ300は、底板310、及び側板320を有することができる。
【0121】
ここで、側板320は、底板310の第1の方向(
図1のY軸方向)に向かい合って配置された第1の側板320a、及び第1の方向に垂直な第2の方向(
図1のX軸方向)に向かい合って配置された第2の側板320bを有することができる。
【0122】
そして、第1の側板320aの上部には光源モジュール100を配置することができる。
【0123】
この光源モジュール100は、電極パターンを有する基板100b、基板100b上に配置される少なくとも一つの光源100a、及び外部との電気的接続のための少なくとも一つのコネクタ100cを有することができる。
【0124】
ここで、光源モジュール100のコネクタ100cは基板100bの両側にそれぞれ配置される構造とすることができる。
【0125】
また、第2の側板320bの上面320b2には、光源モジュール100のコネクタ100cと駆動部とを電気的に接続させる配線の通路として機能する溝110を形成することができる。
【0126】
ここで、溝110内には少なくとも一つの孔112を形成することができる。
【0127】
そして、
図8に示すように、光源モジュール100を駆動する駆動部370は、第2のリフレクタ300の底板310の下部に配置され、少なくとも一つの配線114は、溝110及び孔112を通って光源モジュール100と駆動部370とを電気的に接続させることができる。
【0128】
そのため、溝110は、光源モジュール100のコネクタ100cに隣接して配置されるとよい。
【0129】
このように光源モジュール100のコネクタ100cが基板100bの両側にそれぞれ配置されている構造では、互いに向かい合って配置された第2の側板320bのそれぞれに溝110を配置することができる。
【0130】
図9及び
図10は、溝の位置を示す第3の実施例であり、
図9は溝の上部を示し、
図10は溝の下部を示している。
【0131】
図2は、光源モジュール100のコネクタ100cが基板100bの一側に配置されている構造において、溝110の配置される位置を示す実施例であり、
図7及び
図8は、光源モジュール100のコネクタ100cが基板100bの両側にそれぞれ配置されている構造において、溝110の配置される位置を示す実施例であり、
図9及び
図10は、光源モジュール100のコネクタ100cが基板100bの中央に配置されている構造において、溝110の配置される位置を示す実施例である。
【0132】
図9及び
図10に示すように、第2のリフレクタ300は、底板310、及び側板320を有することができる。
【0133】
ここで、側板320は、底板310の第1の方向(
図1のY軸方向)に向かい合って配置された第1の側板320a、及び第1の方向に垂直な第2の方向(
図1のX軸方向)に向かい合って配置された第2の側板320bを有することができる。
【0134】
そして、第1の側板320aの上部には光源モジュール100を配置することができる。
【0135】
ここで、光源モジュール100は、電極パターンを有する基板100b、基板100b上に配置された少なくとも一つの光源100a、及び外部との電気的接続のための少なくとも一つのコネクタ100cを有することができる。
【0136】
ここで、光源モジュール100は、コネクタ100cが基板100bの中央に配置される構造とすることができる。
【0137】
また、光源モジュール100のコネクタ100cに隣接する底板310には、光源モジュール100のコネクタ100cと駆動部とを電気的に接続させる配線の通路として機能する溝110を形成することができる。
【0138】
ここで、溝110内には少なくとも一つの孔112を形成することができる。
【0139】
そして、
図10に示すように、光源モジュール100を駆動する駆動部370は、第2のリフレクタ300の底板310の下部に配置され、少なくとも一つの配線114は、溝110及び孔112を通って光源モジュール100と駆動部370とを電気的に接続させることができる。
【0140】
そのため、溝110は光源モジュール100のコネクタ100cに隣接して配置されるとよい。
【0141】
このように、光源モジュール100のコネクタ100cが基板100bの中央に配置されている構造では、溝110を底板310に配置することができる。
【0142】
図11は、第2のリフレクタの傾斜面を示す第1の実施例である。
【0143】
図11に示すように、第1のリフレクタ200と第2のリフレクタ300との間には光源モジュール100が配置されており、第2のリフレクタ300は少なくとも一つの傾斜面及び少なくとも一つの平面を有することができる。ここで、第2のリフレクタ300の平面は、光源モジュール100に隣接して配置され、且つ第1のリフレクタ200と平行な面でよい。
【0144】
そして、第2のリフレクタ300の傾斜面は少なくとも一つの変曲点を有し、変曲点を中心に隣接する傾斜面の曲率は、互いに異なっていてもよい。
【0145】
例えば、第2のリフレクタ300は、第1、第2、第3の領域を有することができる。
【0146】
ここで、第1の領域は、光源モジュール100及び第1のリフレクタ200と整列(align)しており、第1のリフレクタ200と平行な平面でよい。
【0147】
そして、第2の領域は、第1の領域と第3の領域との間に位置しており、且つ第1の領域から下方に傾斜している第1の傾斜面でよく、第3の領域は、第2の領域に隣接しており、且つ第2の領域から上方に傾斜している第2の傾斜面でよい。
【0148】
ここで、第2の領域の第1の傾斜面と第3の領域の第2の傾斜面とは、変曲点Pを中心に隣接すればよい。
【0149】
この場合、第2の領域の第1の傾斜面は、第1の曲率R1を有する曲面でよく、第3の領域の第2の傾斜面は、第2の曲率R2を有する曲面でよい。
【0150】
そして、第1の曲率R1及び第2の曲率R2は互いに異なっていてもよく、第1の曲率R1が第2の曲率R2よりも大きいとよい。
【0151】
場合によって、第1の曲率R1及び第2の曲率R2は互いに同一であってもよい。
【0152】
また、第2の領域の第1の傾斜面及び第3の領域の第2の傾斜面の少なくとも一方は、凹んだ曲面または膨らんだ曲面であってもよい。
【0153】
場合によって、第2の領域の第1の傾斜面は第1の勾配を有する平面で、第3の領域の第2の傾斜面は第2の勾配を有する平面であってもよい。
【0154】
この場合、第1、第2の勾配は互いに異なっていてもよく、第1の勾配が第2の勾配よりも大きいとよい。
【0155】
なお、第2のリフレクタ300の第1の領域は、光を正反射する正反射シートが形成され、第2のリフレクタ300の第2の領域及び第3の領域は、光を正反射する正反射シートと光を乱反射する乱反射シートの少なくとも一つが形成されてもよい。
【0156】
このように第2のリフレクタ300の第1の領域に正反射シートを形成すると、輝度の弱い第2のリフレクタ300の中央領域へ光を多く反射させ、均一な輝度を提供することができる。
【0157】
そして、第2のリフレクタ300の第1の領域は、第1のリフレクタ200と平行な平面であるから、光源モジュールで生成された光を、輝度の弱い第2のリフレクタ300の中央領域へ多く集中させ、照明ユニットの中央領域における輝度を増大させることができる。
【0158】
また、第2のリフレクタ300は、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、金(Au)、二酸化チタン(TiO2)のような高反射率を有する金属または金属酸化物を含むことができるが、第2のリフレクタ300は、第1、第2、第3の領域に形成された物質が互いに異なっていてもよく、第1、第2、第3の領域の表面粗さが互いに異なっていてもよい。
【0159】
例えば、第2のリフレクタ300は、第1、第2、第3の領域が互いに同一の物質で形成され、且つ表面粗さは互いに異なっていてもよい。
【0160】
または、第2のリフレクタ300は、第1、第2、第3の領域が互いに異なる物質で形成され、且つ表面粗さが互いに異なっていてもよい。
【0161】
図12A乃至
図12Cは、光源モジュールと第1及び第2のリフレクタとの配置関係を説明するための図である。
【0162】
図12Aは、第1のリフレクタ200及び第2のリフレクタ300の両方から一定の間隔を置いて配置された光源モジュール100を示す図であり、
図12Bは、第1のリフレクタ200に接すると同時に、第2のリフレクタ300から一定の間隔を置いて配置された光源モジュール100を示す図であり、
図12Cは、第1のリフレクタ200及び第2のリフレクタ300の両方に接して配置された光源モジュール100を示す図である。
【0163】
図12Aに示すように、光源モジュール100は、第1のリフレクタ200から第1の距離d1だけ離れ、第2のリフレクタ300から第2の距離d2だけ離れて配置される構造とすることができる。
【0164】
ここで、第1の距離d1と第2の距離d2は互いに同一であってもよく、互いに異なってもよい。
【0165】
一例として、第1の距離d1は第2の距離d2よりも小さいとよい。
【0166】
これは、第1の距離d1が第2の距離d2よりも大きいと、ホットスポット(hotspot)現象が生じることがあるからである。
【0167】
また、
図12Bに示すように、光源モジュール100は、第1のリフレクタ200に接触し、第2のリフレクタ300から距離dだけ離れて配置される構造とすることもできる。
【0168】
このように光源モジュール100が第1のリフレクタ200に接して配置されると、ホットスポットを防止し、光源モジュール100から遠い領域へ光を送ることができる。
【0169】
また、
図12Cに示すように、光源モジュール100が第1のリフレクタ200及び第2のリフレクタ300の両方に接して配置される構造とすることもできる。
【0170】
このように光源モジュール100が第1及び第2のリフレクタ200,300に接して配置されると、ホットスポットを防止し、光源モジュール100から遠い領域へ光を送る他、照明ユニットの全体厚さも減らすことができる。
【0171】
図13A及び
図13Bは、第2のリフレクタの第1の領域の幅と第1のリフレクタの幅とを比較した図である。
【0172】
図13Aに示すように、第2のリフレクタ300の第1の領域は第1のリフレクタ200と重なり合っており、かつ第2のリフレクタ300における第1の領域の幅W2は、第1のリフレクタ200の幅W1より小さくてもよい。
【0173】
そうすると、第2のリフレクタ300の第1の領域から反射された光が第1のリフレクタ200に再び反射されて、輝度の弱い第2のリフレクタ300の中央領域に集中することができる。
【0174】
また、
図13Bに示すように、第2のリフレクタ300の第1の領域は第1のリフレクタ200と完全に重なり合っており、第2のリフレクタ300における第1の領域の幅は、第1のリフレクタ200の幅W1と同一であってもよい。
【0176】
図14Aに示すように、第2のリフレクタ300は、第1、第2、第3の領域を有することができ、第1の領域は光源モジュール100及び第1のリフレクタ200と整列(align)しており、第1のリフレクタ200と平行な平面であればよい。
【0177】
そして、第2の領域は、第1の領域と第3の領域との間に位置しており、第1の領域から下方に傾斜した第1の傾斜面でよく、第3の領域は第2の領域に隣接しており、第2の領域から上方に傾斜した第2の傾斜面でよい。
【0178】
ここで、第1の傾斜面は第1の曲率を有する曲面で、第2の傾斜面は第2の曲率を有する曲面でよく、第1、第2の曲率は互いに異なっていてもよい。
【0179】
場合によって、第1、第2の傾斜面の少なくとも一方は、凹んだ曲面または膨らんだ曲面であってもよい。
【0180】
また、
図14Bに示すように、第2のリフレクタ300は、第1、第2、第3の領域を有することができ、第1の領域は、光源モジュール100及び第1のリフレクタ200と整列しており、第1のリフレクタ200と平行な平面であればよい。
【0181】
そして、第2の領域は、第1の領域と第3の領域との間に位置しており、第1の領域から下方に傾斜した第1の傾斜面で、第3の領域は、第2の領域に隣接しており、第2の領域から上方に傾斜した第2の傾斜面であってもよい。
【0182】
ここで、第1の傾斜面は第1の勾配を有する平面で、第2の傾斜面は第2の勾配を有する平面でよく、第1、第2の勾配は互いに異なっていてもよい。
【0183】
また、
図14Cに示すように、第2のリフレクタ300は、第1、第2、第3の領域を有することができ、第1の領域は光源モジュール100及び第1のリフレクタ200と整列しており、第1のリフレクタ200と平行な平面であってもよい。
【0184】
そして、第2の領域は、第1の領域と第3の領域との間に位置しており、第1の領域から下方に傾斜した第1の傾斜面で、第3の領域は第2の領域に隣接しており、第2の領域から上方に傾斜した第2の傾斜面でよい。
【0185】
ここで、第1の傾斜面は所定の曲率を有する曲面で、第2の傾斜面は所定の勾配を有する平面でもよい。
【0186】
また、
図14Dに示すように、第2のリフレクタ300は第1、第2、第3の領域を有することができ、第1の領域は、光源モジュール100及び第1のリフレクタ200と整列しており、第1のリフレクタ200と平行な平面であればよい。
【0187】
そして、第2の領域は、第1の領域と第3の領域との間に位置しており、第1の領域から下方に傾斜した第1の傾斜面でよく、第3の領域は、第2の領域に隣接しており、第2の領域から上方に傾斜した第2の傾斜面でよい。
【0188】
ここで、第1の傾斜面は所定の勾配を有する平面で、第2の傾斜面は所定の曲率を有する曲面でもよい。
【0189】
図15は、第2のリフレクタの傾斜面を示す第2の実施例である。
【0190】
図15は、
図11と類似の構造を有するが、第2のリフレクタ300の第3の領域に隣接した第4の領域が追加される点で異なる。
【0191】
図15に示すように、第2のリフレクタ300は、第3の領域に隣接する中央領域に第4の領域が形成される構造としてもよい。
【0192】
ここで、第4の領域は、第1のリフレクタ100と平行な平面でもよく、第3の曲率を有する曲面でもよい。
【0193】
第2のリフレクタ300の中央領域に位置している第4の領域が鋭い形状を有すると、光が集中してホットスポット(hotspot)現象が現れることがあるため、第4の領域を緩やかな形状にすることによって、均一な輝度を提供することができる。
【0195】
図16Aに示すように、第2のリフレクタ300の第4の領域は、第1のリフレクタと平行な平面でもよい。
【0196】
そして、
図16Bに示すように、第2のリフレクタ300の第4の領域は、第3の曲率R3を有する凹んだ曲面でもよく、
図16Cに示すように、第2のリフレクタ300の第4の領域は、第3の曲率R3を有する膨らんだ曲面でもよい。
【0197】
このように第4の領域を突出領域のない緩やかな形状にすると、ホットスポット現象を減らし、均一な輝度を提供することができる。
【0198】
このように配置される光源モジュール100と第1、第2のリフレクタ200,300をカバーフレームで支持することができる。
【0200】
図17A乃至
図17Dに示すように、第2のリフレクタ300に面する第1のリフレクタ200の一側の表面は、第1のリフレクタ200の他側の表面に対して一定の角度で傾斜している傾斜面とすることができる。
【0201】
ここで、傾斜面の傾斜角度θは、第1のリフレクタ200の他側の表面に対して平行な水平面に対して1〜85°の角度とすることができる。
【0202】
そのため、第1のリフレクタ200の厚さは、光源モジュール100から遠ざかるにつれて順次減少することもあり、順次増加することもある。
【0203】
すなわち、第1のリフレクタ200は、光源モジュール100に隣接している領域の厚さt1と光源モジュール100から遠い領域の厚さt2とが異なっていてもよい。例えば、
図17A及び
図17Bに示すように、光源モジュール100に隣接している領域の厚さt1を、光源モジュール100から遠い領域の厚さt2よりも大きくすることができる。
【0204】
場合によっては、
図17C及び
図17Dに示すように、光源モジュール100に隣接している領域の厚さt1を、光源モジュール100から遠い領域の厚さt2よりも小さくしてもよい。
【0205】
また、
図17Dに示すように、第1のリフレクタ200が傾斜面及び平面の両方を有するようにしてもよい。
【0206】
すなわち、第1のリフレクタ200において、光源モジュール100に隣接している領域は傾斜面を有し、光源モジュール100から遠い領域は平面を有する構造にすることができる。
【0207】
ここで、傾斜面の長さL1と平面の長さL2とは同一であってもよく、場合によって異なってもよい。
【0208】
なお、第1のリフレクタ200の表面には所定の反射パターンが形成されてもよい。
【0209】
図18A乃至
図18Dは、反射パターンを有する第1のリフレクタを示す図である。
【0210】
図18Aは、反射パターン220が鋸歯状に形成され、且つ反射パターン220の表面は平面である例を示し、
図18B及び
図18Cは、反射パターン220が鋸歯状に形成され、且つ反射パターン220の表面は曲面である例を示している。
【0211】
図18Bでは、反射パターン220の表面が凹んだ曲面となっており、
図18Cでは反射パターン220の表面が膨らんだ曲面となっている。
【0212】
場合によって、
図18Dに示すように、反射パターン220の大きさが、第1のリフレクタ200の基端からオープン領域へと順次大きくなってもよい。
【0213】
このように第1のリフレクタ200上に反射パターン220を形成すると、光の反射率を高める他、光を均一に拡散させる効果も得ることができる。
【0214】
したがって、このような反射パターン220は、照明の全体の輝度分布に応じて、該当の領域に様々な大きさで形成すればよい。
【0215】
図19は、光学部材が配置された照明ユニットを示す断面図であり、
図20は、
図19の光学部材を示す断面図である。
【0216】
図19に示すように、第2のリフレクタ300から一定の空間を置いて光学部材600を配置することができる。
【0217】
そして、第2のリフレクタ300と光学部材600との間の空間にはエアーガイドを形成することができる。
【0218】
ここで、光学部材600は、
図21に示すように、上面に凹凸パターン620を有することができる。
【0219】
光学部材600は、光源モジュール100から発する光を拡散させる役割を担うもので、拡散効果を増大させるために上面に凹凸パターン620を有することができる。
【0220】
すなわち、光学部材600は複数の層で形成され、凹凸パターン620を最上層またはいずれか一層の表面に有することができる。
【0221】
なお、凹凸パターン620は、光源モジュール100に並んで配置されるストライプ(strip)状にすることができる。
【0222】
ここで、凹凸パターン620は光学部材600の表面に突出部を有し、突出部は、向かい合う第1の面と第2の面とで構成され、第1の面と第2の面間の角は、鈍角または鋭角でよい。
【0223】
場合によって、光学部材600は少なくとも一つのシートで構成してもよく、拡散シート、プリズムシート、輝度強化シートなどを選択的に含むことができる。
【0224】
ここで、拡散シートは、光源から発された光を拡散させ、プリズムシートは、拡散された光を発光領域にガイドし、輝度強化シートは輝度を強化させる。
【0225】
また、第2のリフレクタ300は、金属または金属酸化物の少なくとも一つを含んで構成され、例えば、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、金(Au)または二酸化チタン(TiO2)のような高反射率を有する金属または金属酸化物を含むことができる。
【0226】
また、第2のリフレクタ300は、反射コーティングフィルム及び反射コーティング物質層のいずれか一方で形成されるものでよく、光源モジュール100から生成された光を、光学部材600の方向に反射させる役割を果たすことができる。
【0227】
第2のリフレクタ300は、光学部材600に面する表面上に鋸歯状の反射パターンを有することができ、反射パターンの表面は、平面または曲面でよい。
【0228】
このように第2のリフレクタ300の表面に反射パターンを形成すると、光源モジュール100から生成された光を均一に拡散及び反射させることができる。
【0229】
このように、実施例は、導光板を使用せず、一部の傾斜面を有するエアーガイド用のリフレクタ及び溝を形成することによって、軽量、低作製コスト、及び均一な輝度を提供することができる。
【0230】
したがって、照明ユニットの経済性及び信頼性が向上するとともに、広い室内空間に適合する。
【0231】
また、以上の実施例に記載された溝、第1及び第2のリフレクタ、光源モジュールを有するバックライトユニット、表示装置、指示装置、照明システムを具現することができ、例えば、照明システムとしてはランプ、街灯を含むことができる。
【0232】
図21は、実施例に係る照明ユニットを有するディスプレイモジュールを示す図である。
【0233】
図21に示すように、ディスプレイモジュール20は、ディスプレイパネル800及び照明ユニット700を備えることができる。
【0234】
ディスプレイパネル800は、均一なセルギャップが維持されるように互いに相対して貼り合わせられたカラーフィルタ基板810とTFT(Thin Film Transistor)基板820とを有し、両基板810,820の間に液晶層(図示せず)が挟まる構成とすることができる。
【0235】
なお、ディスプレイパネル800の上側及び下側にはそれぞれ、上部偏光板830及び下部偏光板840を配置することができ、具体的には、カラーフィルタ基板810の上面に上部偏光板830を配置し、TFT基板820の下面に下部偏光板840を配置することができる。
【0236】
図示してはいないが、ディスプレイパネル800の側面には、パネル800を駆動するための駆動信号を生成するゲート及びデータ駆動部を設けることができる。
【0237】
図22及び
図23は、実施例に係るディスプレイ装置を示す図である。
【0238】
図22を参照すると、ディスプレイ装置1は、ディスプレイモジュール20、ディスプレイモジュール20を取り囲むフロントカバー30及びバックカバー35、バックカバー35に設けられた駆動部55、及び駆動部55を覆う駆動部カバー40で構成することができる。
【0239】
フロントカバー30は、光を透過させる透明な材質の前面パネル(図示せず)を有することができ、前面パネルは、一定の間隔を置いてディスプレイモジュール20を保護し、ディスプレイモジュール20から放出する光を透過させて、ディスプレイモジュール20で表示される映像が外部から見られるようにする。
【0240】
バックカバー35は、フロントカバー30と結合してディスプレイモジュール20を保護することができる。
【0241】
バックカバー35の一面には駆動部55を配置することができる。
【0242】
駆動部55は、駆動制御部55a、メインボード55b、及び電源ボード55cを有することができる。
【0243】
駆動制御部55aは、タイミングコントローラでよく、ディスプレイモジュール20の各ドライバーICの動作タイミングを調節する駆動部であり、メインボード55bは、タイミングコントローラにVシンク、Hシンク及びR,G,B解像度信号を伝達する駆動部であり、電源ボード55cは、ディスプレイモジュール20に電源を印加する駆動部である。
【0244】
駆動部55は、バックカバー35に設けられて駆動部カバー40で覆われる構造とすることができる。
【0245】
バックカバー35には複数の孔を開けてディスプレイモジュール20と駆動部55とが接続されるようにし、ディスプレイ装置1を支持するスタンド60を備えることができる。
【0246】
一方、
図23に示すように、駆動部55の駆動制御部55aはバックカバー35に配設され、メインボード55b及び電源ボード55cはスタンド60に配設される構成にしてもよい。
【0247】
ここで、駆動部カバー40は、バックカバー35に設けられた駆動部55のみを覆えばよい。
【0248】
実施例では、メインボード55bと電源ボード55cを別体として構成したが、一体の統合ボードにしてもよく、それに限定されない。
【0249】
他の実施例は、以上の実施例に記載された溝、第1及び第2のリフレクタ、光源モジュールを有するバックライトユニット、表示装置、指示装置、照明システムとすることができ、例えば、照明システムとしてはランプ、街灯を含むことができる。
【0250】
以上では種々の実施例を挙げて本発明を説明してきたが、本発明の精神及び範囲を逸脱しない限度内で、種々の他の変形及び態様が可能であるということは、当該技術の分野における通常の知識を有する当業者にとっては明らかである。特に、本発明の詳細な説明、図面及び添付の請求項の範囲内で構成要素及び/またはその組み合わせの様々な変形及び修正が可能である。これら構成要素及び/またはその組み合わせの様々な変形及び修正に加えて、その他の利用が当業者には明らかである。