(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記電圧の供給を制御する手段は、前記ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから前記タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリを充電することを制御する、
請求項1に記載のコンピューティングシステム。
前記電圧の供給を制御する手段は、前記ベース部にある前記1又はそれ以上の第1のバッテリからの及び、同時に、前記タブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリからの前記タブレット部の前記1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する、
請求項1に記載のコンピューティングシステム。
前記電圧の供給を制御する手段は、少なくとも前記タブレット部がターボモードにある場合に、前記ベース部にある前記1又はそれ以上の第1のバッテリからの及び前記タブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリからの前記電圧の供給を制御する、
請求項4に記載のコンピューティングシステム。
前記タブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリは、当該コンピューティングシステムが交流(AC)アダプタへ電気的に結合されていない場合に、前記ベース部にある前記1又はそれ以上の第1のバッテリを充電する、
請求項6に記載のコンピューティングシステム。
前記充電を制御する手段は、前記ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから前記タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリを充電することを制御する、
請求項6に記載のコンピューティングシステム。
前記回路は、前記ベース部にある前記1又はそれ以上の第1のバッテリからの及び、同時に、前記タブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリからの前記タブレット部の前記1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する、
請求項9に記載のコンピューティングシステム。
前記回路は、少なくとも前記タブレット部がターボモードにある場合に、前記ベース部にある前記1又はそれ以上の第1のバッテリからの及び前記タブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリからの前記電圧の供給を制御する、
請求項12に記載のコンピューティングシステム。
前記タブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリは、当該コンピューティングシステムが交流(AC)アダプタへ電気的に結合されていない場合に、前記ベース部にある前記1又はそれ以上の第1のバッテリを充電する、
請求項14に記載のコンピューティングシステム。
前記ロジックは、前記ベース部にある前記1又はそれ以上の第1のバッテリから及び、同時に、前記タブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリから前記タブレット部の前記1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する回路を制御する、
請求項17に記載の装置。
前記ロジックは、少なくとも前記タブレット部がターボモードにある場合に、前記ベース部にある前記1又はそれ以上の第1のバッテリから及び前記タブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリから前記タブレット部の前記1又はそれ以上の電子部品へ電圧を供給する回路を制御する、
請求項17に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0004】
以下の詳細な説明において、同じ数字及び文字は、異なる図面において同一の、対応する及び/又は類似した構成要素を示すために使用されてよい。更に、続く詳細な記載において、例となるサイズ/モデル/値/範囲が与えられることがあるが、実施形態はそれらに制限されない。具体的な詳細が例となる実施形態を記述するために説明される場合に、当業者には当然ながら、実施形態は、それらの具体的な詳細によらずに実施されてよい。
【0005】
着脱可能なコンピューティングシステムは、ベース部へ着脱可能に結合され得るディスプレイ又はタブレット部を有してよい。ディスプレイ又はタブレット部は、ベース部から切り離されて、ユーザがディスプレイ又はタブレット部をタブレット型のコンピューティングシステムとして操作することを可能にするよう構成されてよい。ベース部に取り付けられる場合に、ディスプレイ又はタブレット部は、ディスプレイ又はタッチ検知式ディスプレイ装置として使用されてよい。
【0006】
少なくとも1つの実施形態において、着脱可能なコンピューティングシステムは、ディスプレイ又はタブレット部がベース部に取り付けられる場合に、ノートブック又はラップトップ構成をとってよい。ベース部は、ユーザが情報を着脱可能なコンピューティングシステムに入力することを可能にするよう、キーボード、タッチパッド、及び/又はタッチ検知式ディスプレイ装置を有してよい。少なくとも1つの実施形態において、ベース部は、ドッキングステーションであってよい。ディスプレイ又はタブレット部は、あらゆる適切な様式において、例えば、1又はそれ以上の適切なドッキング接続を用いて、ベース部へ着脱可能に結合されてよい。
【0007】
ディスプレイ又はタブレット部は、以降、タブレットと呼ばれ得る。ベース部は、以降、ベースと呼ばれ得る。
【0008】
少なくとも1つの実施形態において、タブレットは、コンピューティング装置として作動するよう、あらゆる適切な1又はそれ以上の電子部品を含んでよい。少なくとも1つの実施形態において、タブレットは、例えば、不揮発性メモリ又は記憶装置のような、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読媒体からの命令を実行するよう、あらゆる適切な1又はそれ以上のプロセッサ、プロセッサコア又はコントローラを含んでよい。少なくとも1つの実施形態において、タブレットは、1又はそれ以上のプロセッサコアと、例えば、入力/出力ブロック、メモリコントローラ、1又はそれ以上のグラフィクスプロセッサ、埋込型コントローラ、充電器コントローラ、等のような、あらゆる適切な1又はそれ以上の他の機能ブロックとを備えるシステム・オン・チップ(SoC)を含んでよい。少なくとも1つの実施形態において、タブレットは、ネットワーク上で無線により通信するよう、あらゆる適切な通信装置を含んでよい。
【0009】
少なくとも1つの実施形態において、着脱可能なコンピューティングシステムは、性能引き上げモード(すなわち、ターボブーストモード)をサポートしてよい。性能引き上げモードは、ターボモードであってよい。少なくとも1つの実施形態において、着脱可能なコンピューティングシステムは、性能引き上げモードをサポートしながら、滑らかな、効率的な及び/又はユーザフレンドリーな様式において作動してよい。
【0010】
着脱可能なコンピューティングシステムは、2つのバッテリ、すなわち、タブレットにある第1のバッテリ(バッテリ1)と、ベースにある第2のバッテリ(バッテリ2)とを受け入れて(又は含んで)よい。着脱可能なコンピューティングシステムは、第2のバッテリ(ベースにある。)が第1のバッテリ(タブレットにある。)と比べて容量が著しく低い場合に作動してよい。着脱可能なコンピューティングシステムはまた、エンドユーザ・エクスペリエンスを高めるよう、第1のバッテリ(タブレットにある。)又は第2のバッテリ(ベースにある。)のいずれか一方が完全に放電されている(又は所定の最小値を下回る)場合に作動してよい。
【0011】
第1のバッテリは、タブレットのバッテリポートで受け入れられてよい。第2のバッテリは、ベースのバッテリポートで受け入れられてよい。
【0012】
第1のバッテリ及び第2のバッテリに関連して記載されているが、実施形態は、1よりも多いバッテリを(第1のバッテリの代わりに)タブレットにおいて、及び/又は1よりも多いバッテリを(第2のバッテリの代わりに)ベースにおいて利用してよい。
【0013】
実施形態は、少なくとも1つのバッテリを受け入れるベース(部)と、少なくとも1つの電子部品を有する、少なくとも1つのバッテリを受け入れるタブレット(部)とを含むコンピューティングシステムを提供してよい。タブレット(部)は、ベース(部)へ結合され且つ該ベース(部)から切り離されるよう構成されてよい。コンピューティングシステムは、ベースにある少なくとも1つのバッテリから及びタブレットにある少なくとも1つの第2のバッテリからタブレット部の少なくとも1つの電子部品への電圧の供給を制御する回路を更に含んでよい。タブレットは回路を含んでよく、ベースは回路を含んでよい。
【0014】
図1は、例となる実施形態に従って、2つのバッテリを備える着脱可能なコンピューティングシステムのための電源供給回路を示す。他の実施形態及び構成がまた提供されてよい。
【0015】
図1は、タブレット10及びベース100を含む着脱可能なコンピューティングシステムを示す。タブレット10は、ドッキングコネクタ(又はドッキング部材)によってベース100へ取り付けられ、結合され、及び/又はドッキングされてよい。議論の容易のために、タブレット10は、ベース100へ(ドッキングコネクタを介して)ドッキングされるか又はドッキングされないと見なされてよい。少なくとも1つの実施形態において、ドッキングコネクタは、タブレット10の部分と見なされてよい。少なくとも1つの実施形態において、ドッキングコネクタは、ベース100の部分と見なされてよい。
【0016】
図1は、
図1の右側にタブレット10の電源供給回路構成(又は回路)を示す。
図1は、
図1の左側にベース100の電源供給回路構成(又は回路)を示す。
【0017】
図1は、タブレット10がベース100にドッキングされていない(すなわち、ベース100から切り離されている)場合にタブレット10へ電気的に接続することができる交流(AC)アダプタ90を示す。ACアダプタ90は、タブレット10をベース100へ結合するためのドッキングコネクタの部分であるコネクタ部材へ電気的に接続され得る。
【0018】
ACアダプタ90は、電圧(又は電力)をタブレット10へ供給してよい。
【0019】
図1は、タブレット10がドッキングコネクタの部分を介してベース100にドッキングされている場合、又はタブレット10がベース100にドッキングされていない場合のいずれかにおいて、ベース100へ電気的に接続することができるACアダプタ190を更に示す。ACアダプタ190は、ベース10の入力ポートへ結合されてよい。
【0020】
タブレット10は、バッテリ50(すなわち、タブレットバッテリ)を充電するためのタブレットバッテリ充電器を含んでよい。バッテリ50は、タブレット10のバッテリポートに設けられてよい。タブレットバッテリ充電器は、スイッチ12,14、インダクタ16、及び充電器検知抵抗22,24を含んでよい。スイッチ12,14は夫々、例えば、並列結合された電界効果トランジスタ(FET)及びダイオードを含んでよい。タブレットバッテリ充電器の他の構成がまた提供されてよい。
【0021】
タブレット10は、タブレット10への入力を受けるよう直列結合されたスイッチ32及びスイッチ34を更に含んでよい。タブレット10への入力は、タブレット10がベース100にドッキングされていない場合に、ACアダプタ90からの入力電圧であってよい。タブレット10への入力は、タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされている場合に、ベース100からの入力電圧であってよい。
【0022】
直列結合されているスイッチ32及び34は、パスFETと見なされてよい。スイッチ32及び34は夫々、例えば、並列結合されたFET及びダイオードを含んでよい。
【0023】
タブレット10は、直列結合されたスイッチ36及びダイオード38を更に含んでよい。スイッチ36及びダイオード38は、タブレット10からベース100へ電力を導くために使用されてよい。少なくとも1つの実施形態において、スイッチ36は、設けられなくてよく、その機能は、スイッチ34によって実行されてよい。
【0024】
タブレット10は、電圧(又は電力)をタブレット10の電子部品へ供給するための少なくとも1つの電力レール40を含んでよい。電子部品は、タブレットシステムとも呼ばれ得る。スイッチ42は、電力レール40とタブレットバッテリ50との間に結合されてよい。スイッチ42は、タブレットバッテリ50(バッテリ1)のための保護FETと見なされてよい。スイッチ42は、例えば、並列結合されたFET及びダイオードを含んでよい。
【0025】
タブレット10は、充電器コントローラ60及び埋込型コントローラ70を更に含んでよい。少なくとも1つの実施形態において、充電器コントローラ60及び埋込型コントローラ70は、単一のコントローラとして構成されてよい。充電器コントローラ60及び/又は埋込型コントローラ70は、タブレット10の回路を制御するためのロジック、ハードウェア、及び/又はソフトウェアを収容してよい。
【0026】
充電器コントローラ60は、タブレットバッテリ50の充電を制御し且つACアダプタ90を過電流から保護するよう作動してよい。埋込型コントローラ70は、例えば、タブレットバッテリ50の充電電流及び電圧コマンド並びにACアダプタ90の最大電流(又は、タブレット10がドッキングされている場合に最大ベース電流)のような情報を充電器コントローラ60へ提供してよい。
【0027】
充電器コントローラ60及び/又は埋込型コントローラ70は、制御信号をタブレット10のスイッチ12,14,32,34,36,42の夫々へ供給してよい。制御信号は、夫々のスイッチをオン又はオフのいずれかに切り替えてよい。
【0028】
ベース100は、バッテリ150(すなわち、ベースバッテリ)を充電するためのベースバッテリ充電器を含んでよい。バッテリ150は、ベース100のバッテリポートに設けられてよい。ベースバッテリ充電器は、スイッチ112,114、インダクタ116及び充電器検知抵抗122,124を含んでよい。スイッチ112,114は夫々、例えば、並列結合されたFET及びダイオードを含んでよい。ベースバッテリ充電器の他の構成がまた提供されてよい。
【0029】
ベース100は、入力電力を、例えば、ACアダプタ190から、受け取るよう直列結合されたスイッチ132及びスイッチ134を更に含んでよい。直列結合されているスイッチ132及び134は、パスFETと見なされてよい。スイッチ132及び134は夫々、例えば、並列結合されたFET及びダイオードを含んでよい。
【0030】
ベース100は、電圧(又は電力)をベース100の電子部品へ供給するための、及び/又はタブレット10が(ドッキングコネクタを介して)ベース100にドッキングされている場合に電圧をタブレット10へ供給するための、少なくとも1つの電力レール140を含んでよい。電子部品は、ベースシステムとも呼ばれ得る。スイッチ142及びスイッチ144は、電力レール140とベースバッテリ150との間に直列に設けられてよい。スイッチ142は、ベースバッテリ150(バッテリ2)のための保護FETと見なされてよい。スイッチ142,144は夫々、例えば、並列結合されたFET及びダイオードを含んでよい。少なくとも1つの実施形態において、スイッチ144は、アイソレーションFETであってよく、ベースバッテリ150をベース100の電力レール140から分断することができる。
【0031】
ベース100は、充電器コントローラ160及び埋込型コントローラ170を更に含んでよい。少なくとも1つの実施形態において、充電器コントローラ160及び埋込型コントローラ170は、単一のコントローラとして構成されてよい。充電器コントローラ160及び/又は埋込型コントローラ170は、
ベース100の回路を制御するためのロジック、ハードウェア、及び/又はソフトウェアを収容してよい。
【0032】
充電器コントローラ160は、ベースバッテリ150の充電を制御し且つACアダプタ190を過電流から保護するよう作動してよい。埋込型コントローラ170(EC2)は、例えば、ベースバッテリ150の充電電流及び電圧コマンド並びにACアダプタ190の最大電流のような情報を充電器コントローラ160へ提供してよい。
【0033】
充電器コントローラ160及び/又は埋込型コントローラ170は、制御信号をベース100のスイッチ112,114,132,134,142,144の夫々へ供給してよい。制御信号は、夫々のスイッチをオン又オフのいずれかに切り替えてよい。
【0034】
タブレット10の埋込型コントローラ70は、ドッキングコネクタを介してベース100の埋込型コントローラ170と通信してよい。
【0035】
スイッチ32,34,42,132,134及び/又は142(すなわち、パスFET)は夫々、pチャネルFET又はnチャネルFETであってよい。
【0036】
充電器コントローラ60、埋込型コントローラ70、充電器コントローラ160、及び/又は埋込型コントローラ170は、示されているように機能するよう、少なくとも一部分がハードウェアにある何らかの適切なロジックを用いて実施されてよい。一実施形態に関し、充電器コントローラ60、埋込型コントローラ70、充電器コントローラ160、及び/又は埋込型コントローラ170のうちのいずれか1以上は、示されているように機能するよう、ハードウェアロジックにおいて実施されてよい。少なくとも1つの実施形態において、充電器コントローラ60、埋込型コントローラ70、充電器コントローラ160、及び/又は埋込型コントローラ170のうちのいずれか1以上は、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読媒体からのソフトウェア及び/又はファームウェアの命令を実行することができるハードウェアロジックにより実施されてよい。命令は、コンピュータ可読媒体から提供され得るコードの形をとってよい。
【0037】
少なくとも1つの実施形態において、ベースバッテリ150は、タブレットバッテリ50よりも高い出力電圧を有してよい。少なくとも1つの実施形態において、ベースバッテリ150は、直列に設けられた3又は4のセルを有してよく、一方、タブレットバッテリ50は、直列に設けられた、例えば、2つのセル又は3つのセルといった、より少ないセルを有してよい。
【0038】
少なくとも1つの実施形態において、ベースバッテリ150の電圧は、タブレットバッテリ50の電圧よりも十分に大きくてよい。これは、2バッテリ式の着脱可能なコンピューティングシステムのユーザフレンドリーな動作を可能にすることができる。
【0039】
タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされていない(すなわち、ベース
100から取り外されている)場合に、タブレット10はコンピュータとして作動してよい。ACアダプタ90は、ドッキングコネクタの少なくとも1つの接点と同じ電気点(又は同じ電気接続)でタブレット10に取り付けられてよい。
【0040】
タブレットバッテリ50のバックドライブを防ぐために、ACアダプタ90がタブレット10から電気的に切り離されている場合に、スイッチ34及び36は、埋込型コントローラ70及び/又は充電器コントローラ60によってオフされてよい。
【0041】
タブレット10が性能引き上げモードにある(且つ、ベース100にドッキングされていない)場合に、タブレットバッテリ50は、最大アダプタ電力がシステム電力要求よりも低いときはACアダプタ90を補ってよい。性能引き上げモードはターボモードとも呼ばれ得る。
【0042】
タブレット10が(ドッキングコネクタを介して)ベース100にドッキングされていない場合に、ベース100はまた、ベースバッテリ150を充電するよう、及び/又は電力をベース100の電子部品へ供給するよう、ACアダプタ190へ電気的に接続されてよい。
【0043】
タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされている(すなわち、ACアダプタ90がタブレット10へ結合されていない)場合に、ベースバッテリ150は、ACアダプタ190と同じようにコンピューティングシステムによって扱われてよく、ベースバッテリ150は、コンピューティングシステムをサポートし且つタブレットバッテリ50を充電するために使用されてよい。
【0044】
タブレット充電器の入力電流制限は、ベースバッテリ150の最大電流と等しいよう変更され、このようにして、ベースバッテリ150が、許容されるよりも大きい電力を供給することを防ぐことができる。この例において、着脱可能なコンピューティングシステムがベースバッテリ150の指定の最大出力電力よりも大きい電力を必要とする場合は、タブレットバッテリ50は、タブレット充電器を通じてベースバッテリ150を補ってよい。ベースバッテリ150の電圧はタブレットバッテリ50の電圧よりも大きいので、タブレット充電器は、ベースバッテリ150を、ACアダプタ190と同じであると見なしてよく(なお、それは、ACアダプタ190とは電力容量が異なってよい。)、タブレット充電器は、自動的にスイッチ42をオフし、スイッチ32及び34をオンしてよい。このことは、電力がベース100からタブレット10へ供給されることを可能にすることができる。コンピューティングシステムがベースバッテリ150の容量よりも大きい電力を消費する場合は、タブレットバッテリ50は、例えば、ターボモードにおいて、ベースバッテリ150を補うために使用されてよい。
【0045】
ベースバッテリ150が放電される(すなわち、所定の最小値以下に放電される)場合に、ベース100の埋込型コントローラ170はスイッチ144をオフしてよく、タブレット10はタブレットバッテリ50に基づき作動してよい。ダイオード38及びスイッチ36(オンされている。)は、ベースバッテリ150が放電されている(又は所定の最小値を下回る)場合に、ベース100がタブレットバッテリ50によって給電されることを可能にするよう作動してよい。より具体的に、スイッチ36は、タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされている場合にオンされてよい。ダイオード38は、幾つかの環境下で、例えば、ベースバッテリ150がベース100の電力レール140へ接続されているか、若しくは、タブレットバッテリ50がベース100及びタブレット10に給電するために使用されている場合に、及び/又は、ユーザが突然にACアダプタ190をベース100へ接続する場合に、保護を提供してよい。ダイオード38は、逆バイアスをかけられて、導通を停止してよく、ベース100は、スイッチ32及び34がタブレット充電器によってオンされ且つスイッチ42(すなわち、タブレットバッテリ50の保護スイッチ)がオフされるまで、タブレット10から分離されてよい。
【0046】
少なくとも1つの実施形態において、回路は、ベースバッテリ150から及びタブレットバッテリ50から同時にタブレット10の少なくとも1つの電子部品へ電圧を供給してよい。
【0047】
少なくとも1つの実施形態において、回路は、タブレットバッテリ50からのベースバッテリ150の充電を制御してよい。
【0048】
スイッチ32及び34がp−FETを含む実施形態において、タブレット構成は異なってよい。より具体的には、
図2は、ダイオード38及びスイッチ36が両方とも設けられていない実施形態を示す。
【0049】
図2は、例となる実施形態に従って、双方向の電力フローを可能にするタブレットのための電源供給回路を示す。他の実施形態及び構成がまた提供されてよい。
【0050】
図2は、スイッチ32及び34がp−FETであることを示す。p−FETはパスFETと見なされてよい。
図2は、
図1に示されているスイッチ36及びダイオード38を含まない。それは、それらがこの実施形態では必要とされ得ないからである。
【0051】
図2は、分圧器(抵抗82,84を含む。)と、コンパレータ86と、スイッチ92,94及び96とを示す。スイッチ92,94,96は夫々、例えば、並列結合されたFET及びダイオードを含んでよい。
【0052】
タブレット入力電圧は、(例えば、ACアダプタ90から)分圧器へ供給されてよい。入力電圧は、分圧器の抵抗82及び84によって分割されてよく、分割された電圧は、コンパレータ86の入力部へ供給されてよい。
【0053】
コンパレータ86は、(分圧器からの)分割された電圧をリファレンス電圧(Vref)と比較し、比較に基づき出力電圧を供給してよい。例えば、分割された電圧がリファレンス電圧よりも大きい場合に、(コンパレータ86からの)出力電圧はスイッチ92及び94の夫々へ供給されてよい。
【0054】
スイッチ96は、埋込型コントローラ70(又は独立した論理回路)から“DOCKED”論理信号を受信してよい。“DOCKED”論理信号は、タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされていることを表してよい。
【0055】
スイッチ34は、スイッチ92又はスイッチ96のいずれか一方から制御信号を受信してよい。
【0056】
スイッチ92は、スイッチ34をオン又はオフすることによってスイッチ34を制御するために使用されてよい。スイッチ94は、スイッチ32をオン又はオフすることによってスイッチ32を制御するために使用されてよい。時間遅延のための抵抗−キャパシタ(RC)回路は、スイッチ94及び32の高速なターンオフを可能にしながら、スイッチ94及び32のターンオンを遅らせるために、スイッチ94に使用されてよい。
【0057】
スイッチ34(すなわち、パスFET)は、埋込型コントローラ70(又は独立した論理回路)からの“DOCKED”論理信号に基づき、スイッチ96によって独立してオンされてよい。
【0058】
タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされる場合に、スイッチ34は、(埋込型コントローラ70が保護を理由にスイッチ34をオフしない限り)オンされてよい。ベースバッテリ150が放電されている(又は所定の最小値を下回る)とコンピューティングシステムが判断する場合に、スイッチ144はオフされてよく、タブレットバッテリ50は、(最初にスイッチ32のボディダイオードとして導通することができ、次いで、タブレット充電器又は埋込型コントローラ70のいずれかによってパスFETとしてオンされ得るスイッチ42を通じて)電圧をタブレット10へ供給してよい。
【0059】
タブレットバッテリ50はまた、スイッチ34(すなわち、パスFET)(ドッキングの間オンされ得る。)及びスイッチ32のボディダイオード(すなわち、スイッチ32自体はオフされ得る。)を通じてベース100をサポートしてよい。このように、タブレットバッテリ50は、ベースバッテリ150が放電されており且つコンピューティングシステムによってオフされている場合にベース100をシームレスにサポートする能力を有することができる。ショットキーダイオードがまた、電圧降下を減らし且つタブレット10からベース100へのより多くの電力伝送を可能にするために、スイッチ32と並列に(スイッチ32のボディダイオードと同じ方向において)設けられてよい。
【0060】
タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキング(又は接続)されており、且つ、ACアダプタ190がコンピューティングシステムに給電するために使用される場合に、タブレットバッテリ50は最初に充電されてよく、一方、ベース充電器電流は0に設定されてよい。タブレットバッテリ50が完全に充電される(又は、一定の電流レベル以上に充電される)場合に、ベース充電器はベースバッテリ150を充電してよく、一方、タブレット充電器は0充電電流に設定されてよい(あるいは、タブレット充電器は、低電圧モード又はトリクル充電モードにあってよい)。
【0061】
着脱可能なコンピューティングシステムの電力消費がACアダプタ190の電力容量よりも大きくなる場合は、ベースバッテリ150又はタブレットバッテリ50はアダプタ電力を補ってよい。これは、バッテリ電力容量に基づき行われてよい。ベースバッテリ150の電力容量が性能引き上げモード(又はターボモード)をサポートするのに十分である場合は、ベース充電器のハイブリッド電力ブーストモードが提供されてよい。ベースバッテリ150の電力容量が不十分である場合は、タブレットバッテリ50はACアダプタ190を補うために使用されてよい。
【0062】
ACアダプタ190がベース100へ電気的に結合されている間に、コンピューティングシステムがオフされるか、あるいは、使用されていない場合に、タブレットバッテリ50及びベースバッテリ150は両方とも、総電力がACアダプタ190の制限を超えない限り、同時に独立して充電されてよい。
【0063】
少なくとも1つの実施形態において、埋込型コントローラ70及び埋込型コントローラ170は、例えば、タブレットバッテリ50及び/又はベースバッテリ150のステータス、及び/又はACアダプタ190若しくはベースバッテリ150によって供給されるベース100からタブレット10への電力のソースといった情報に関して、互いと通信してよい。
【0064】
図3は、他の例となる実施形態に従って、着脱可能なコンピューティングシステムのための電源供給回路を示す。他の実施形態及び構成がまた提供されてよい。
【0065】
図3は、ベース100とタブレット10との間のドッキングコネクタにおいて設けられる2つの別個の電力経路を示す。
図3は、ベース100からタブレット10への第1の電力経路202を示す。第1の電力経路202において、電力は、ベース100からタブレット10へのみ流れることができる。
図3は、タブレット10からベース100への第2の電力経路204を更に示す。第2の電力経路204において、電力は、タブレット10からベース100へのみ流れることができる。
【0066】
タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされる場合に、ACアダプタ190又はベースバッテリ150のいずれかが、(ベース100からタブレット10への)第1の電力経路202を介して電力(又は電圧)をタブレット10へ供給してよい。
【0067】
電力(又は電圧)はまた、ベース100に給電するために、タブレット10からベース100へ第2の電力経路204に沿って供給されてよい。
【0068】
タブレット10は、直列結合されているスイッチ32及び34と、電力レール40とバッテリ50との間に結合されているスイッチ42とを含む。
図3は、
図1の実施形態と同様の構成要素を含むことができるバッテリ充電器210を更に示す。タブレットシステム310は、タブレット10の電子部品を含んでよい。
【0069】
ベース100は、直列結合されているスイッチ132及び134と、電力レール140とバッテリ150との間に結合されているスイッチ142とを含む。
図3は、
図1の実施形態と同様の構成要素を含むことができるベース充電器260を更に示す。ベースシステム320は、ベース100の電子部品を含んでよい。
【0070】
タブレット10は、電力経路204に沿ってスイッチ206を更に含んでよい。ベース100は、電力経路204に沿ってスイッチ252及びスイッチ254を更に含んでよい。スイッチ206,252及び254は夫々、例えば、並列結合されたFET及びダイオードを含んでよい。
【0071】
スイッチ206及び252の夫々は、埋込型コントローラ70,170(又は独立した論理回路)から供給されるドッキング信号(すなわち、“DOCKED”論理信号)によって制御されてよい。例えば、タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされる場合に、スイッチ206及び252は両方ともオンされてよい。タブレット10がベース100にドッキングされない場合に、スイッチ206及び252は両方とも、ドッキングコネクタにおける露出された接点上での潜在的な短絡を防ぐようオフであってよい。
【0072】
加えて、ベース100のスイッチ254は、タブレット10がドッキングコネクタを介してベース100にドッキングされる場合に、オフであってよく、スイッチ254は、タブレット10がベース100にドッキングされておらず、且つ、ACアダプタ190がベース100へ電気的に接続されている場合に、オンであってよい。このことは、タブレット10がベース100にドッキングされていない場合に、埋込型コントローラ170及びベース充電器260が給電されて、ベースバッテリ150を充電することを可能にすることができる。
【0073】
タブレット充電器210は、夫々のスイッチをオン又はオフするよう制御信号を供給することによって、タブレット10のスイッチ32,34,42を制御してよい。ベース充電器260は、夫々のスイッチをオン又はオフするよう制御信号を供給することによって、ベース100のスイッチ132,134,142を制御してよい。ベース100におけるベースバッテリ150が放電されており、ACアダプタ190がベース100へ電気的に結合(又はベース100にプラグイン)されていない場合に、埋込型コントローラ70は、スイッチ32をオフしてよく、コンピューティングシステム全体は、タブレットバッテリ50で作動してよい。
【0074】
少なくとも1つの実施形態において、コンピューティングシステムは、1又はそれ以上の第1のバッテリを受け入れるベース部(又はベース)と、1又はそれ以上の電子部品を有するタブレット部(又はタブレット)とを有してよい。タブレット部は、1又はそれ以上の第2のバッテリを受け入れ、タブレット部は、ベース部との間で着脱されるよう構成される。コンピューティングシステムは、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから及びタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからタブレット部の1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する手段を更に有してよい。
【0075】
電圧の供給を制御する手段は、交流(AC)アダプタからタブレット部の1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する。
【0076】
電圧の供給を制御する手段は、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリを充電することを制御する。
【0077】
電圧の供給を制御する手段は、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからの及び、同時に、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからのタブレット部の1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する。
【0078】
電圧の供給を制御する手段は、少なくともタブレット部がターボモードにある場合に、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからの及びタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからの電圧の供給を制御する。
【0079】
電圧の供給を制御する手段は、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリによってベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリを充電することを制御する。
【0080】
少なくとも1つの実施形態において、コンピューティングシステムは、1又はそれ以上の第1のバッテリを受け入れるベース部(又はベース)と、1又はそれ以上の電子部品を有するタブレット部(又はタブレット)とを有してよい。タブレット部は、1又はそれ以上の第2のバッテリを受け入れ、タブレット部は、ベース部との間で着脱されるよう構成される。コンピューティングシステムは、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからのベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリの充電を制御する手段を更に有してよい。
【0081】
タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリは、コンピューティングシステムが交流(AC)アダプタへ電気的に結合されていない場合に、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリを充電する。
【0082】
充電を制御する手段は、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリを充電することを制御する。
【0083】
少なくとも1つの実施形態において、コンピューティングシステムは、1又はそれ以上の第1のバッテリを受け入れるベース部(又はベース)と、1又はそれ以上の電子部品を有するタブレット部(又はタブレット)とを有してよい。タブレット部は、1又はそれ以上の第2のバッテリを受け入れ、タブレット部は、ベース部との間で着脱されるよう構成される。コンピューティングシステムは、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから及びタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからタブレット部の1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する回路を更に有してよい。
【0084】
回路は、交流(AC)アダプタからタブレット部の1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する。
【0085】
回路は、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリを充電することを制御する。
【0086】
回路は、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからの及び、同時に、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからのタブレット部の1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する。
【0087】
回路は、少なくともタブレット部がターボモードにある場合に、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからの及びタブレット部にある前記1又はそれ以上の第2のバッテリからの電圧の供給を制御する。
【0088】
回路は、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリによるベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリの充電を制御する。
【0089】
少なくとも1つの実施形態において、コンピューティングシステムは、1又はそれ以上の第1のバッテリを受け入れるベース部(又はベース)と、1又はそれ以上の電子部品を有するタブレット部(又はタブレット)とを有してよい。タブレット部は、1又はそれ以上の第2のバッテリを受け入れ、タブレット部は、ベース部との間で着脱されるよう構成される。コンピューティングシステムは、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからのベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリの充電を制御する回路を更に有してよい。
【0090】
タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリは、コンピューティングシステムが交流(AC)アダプタへ電気的に結合されていない場合に、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリを充電する。
【0091】
回路は、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリを充電することを制御する。
【0092】
少なくとも1つの実施形態において、装置は、少なくとも一部がハードウェアであるロジックを有し、ロジックは、着脱可能なコンピューティングシステムのタブレット部の1又はそれ以上の電子部品へベース部の1又はそれ以上の第1のバッテリから及びタブレット部の1又はそれ以上の第2のバッテリから電圧を供給する回路を制御する。
【0093】
ロジックは、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリへ電圧を供給する回路を制御する。
【0094】
ロジックは、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから及び、同時に、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからタブレット部の1又はそれ以上の電子部品への電圧の供給を制御する回路を制御する。
【0095】
ロジックは、少なくともタブレット部がターボモードにある場合に、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから及びタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからタブレット部の1又はそれ以上の電子部品へ電圧を供給する回路を制御する。
【0096】
ロジックは、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリによるベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリの充電を制御する回路を制御する。
【0097】
少なくとも1つの実施形態において、装置は、少なくとも一部がハードウェアであるロジックを有し、ロジックは、着脱可能なコンピューティングシステムのベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから着脱可能なコンピューティングシステムのタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリへ電圧を供給する回路を制御する。
【0098】
ロジックは、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリによるベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリの充電を制御する回路を制御する。
【0099】
少なくとも1つの実施形態において、コンピュータ可読媒体は、電圧を供給するための命令を記憶してよい。命令は、着脱可能なコンピューティングシステムのタブレット部の1又はそれ以上の電子部品へベース部の1又はそれ以上の第1のバッテリから及びタブレット部の1又はそれ以上の第2のバッテリから電圧を供給する第1のコードを含む。
【0100】
命令は、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリからタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリへ電圧を供給する第2のコードを含む。
【0101】
命令は、少なくともタブレット部がターボモードにある場合に、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから及びタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからタブレット部の1又はそれ以上の電子部品へ電圧を供給する第2のコードを含む。
【0102】
命令は、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリによるベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリの充電を制御する第2のコードを含む。
【0103】
少なくとも1つの実施形態において、コンピュータ可読媒体は、電圧を供給するための命令を記憶してよい。命令は、着脱可能なコンピューティングシステムのベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから着脱可能なコンピューティングシステムのタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリへ電圧を供給する第1のコードを含む。
【0104】
命令は、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから及びタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからタブレット部の1又はそれ以上の電子部品へ電圧を供給する第2のコードを含む。
【0105】
第2のコードは、少なくともタブレット部がターボモードにある場合に、ベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリから及びタブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリからタブレット部の少なくとも1又はそれ以上の電子部品へ電圧を供給する。
【0106】
命令は、タブレット部にある1又はそれ以上の第2のバッテリによるベース部にある1又はそれ以上の第1のバッテリの充電を制御する第2のコードを含む。
【0107】
「1つの実施形態」、「実施形態」、「例となる実施形態」、等への本明細書中の言及は、実施形態に関連して記載される特定の機能、構成、又は特徴が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書中の様々な箇所におけるそのようなフレーズの出現は、必ずしも全てが同じ実施形態に言及しているわけではない。更に、特定の機能、構成、又は特徴がいずれかの実施形態に関連して記載される場合に、そのような機能、構成、又は特徴を他の1つの実施形態に関連して達成することは、当業者の範囲内にあると考えられる。
【0108】
実施形態は、その多数の実例となる実施形態を参照して記載されてきたが、多数の他の変更及び実施形態は、本開示の原理の主旨及び適用範囲内で当業者に想到され得ることが理解されるべきである。特に、様々な変形及び改良は、本開示、図面及び添付の特許請求の範囲の適用範囲内にある対象組み合わせ配置のコンポーネント部分及び/又は配置において可能である。コンポーネント部分及び/又は配置における変形及び改良に加えて、代替の使用も当業者に明らかであろう。
【0109】
[関連出願の相互参照]
本願は、2013年1月8日付けで出願された米国特許仮出願第61/750353号に基づく優先権を主張する。なお、当該米国出願の対象は、参照により本願に援用される。