特許第6133497号(P6133497)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ グノイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングの特許一覧

特許6133497回転可能なスクリーンディスク用の駆動装置を備えるメルトフィルタ
<>
  • 特許6133497-回転可能なスクリーンディスク用の駆動装置を備えるメルトフィルタ 図000002
  • 特許6133497-回転可能なスクリーンディスク用の駆動装置を備えるメルトフィルタ 図000003
  • 特許6133497-回転可能なスクリーンディスク用の駆動装置を備えるメルトフィルタ 図000004
  • 特許6133497-回転可能なスクリーンディスク用の駆動装置を備えるメルトフィルタ 図000005
  • 特許6133497-回転可能なスクリーンディスク用の駆動装置を備えるメルトフィルタ 図000006
  • 特許6133497-回転可能なスクリーンディスク用の駆動装置を備えるメルトフィルタ 図000007
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6133497
(24)【登録日】2017年4月28日
(45)【発行日】2017年5月24日
(54)【発明の名称】回転可能なスクリーンディスク用の駆動装置を備えるメルトフィルタ
(51)【国際特許分類】
   B29C 47/68 20060101AFI20170515BHJP
   B29C 47/92 20060101ALI20170515BHJP
   B01D 35/02 20060101ALI20170515BHJP
   B01D 29/96 20060101ALI20170515BHJP
   B01D 29/01 20060101ALI20170515BHJP
   B01D 29/66 20060101ALI20170515BHJP
【FI】
   B29C47/68
   B29C47/92
   B01D35/02 L
   B01D29/02 G
   B01D29/04 510B
   B01D29/04 520B
   B01D29/04 530A
   B01D29/38 510A
   B01D29/38 520A
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-513317(P2016-513317)
(86)(22)【出願日】2014年5月12日
(65)【公表番号】特表2016-522762(P2016-522762A)
(43)【公表日】2016年8月4日
(86)【国際出願番号】EP2014059631
(87)【国際公開番号】WO2014184132
(87)【国際公開日】20141120
【審査請求日】2016年2月1日
(31)【優先権主張番号】102013209137.0
(32)【優先日】2013年5月16日
(33)【優先権主張国】DE
(31)【優先権主張番号】102013216973.6
(32)【優先日】2013年8月27日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】514054214
【氏名又は名称】グノイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】Gneuss GmbH
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100099483
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 琢也
(72)【発明者】
【氏名】デトレフ グノイス
(72)【発明者】
【氏名】シュテファン グノイス
(72)【発明者】
【氏名】ダニエル グノイス
【審査官】 辰己 雅夫
(56)【参考文献】
【文献】 特開平05−192986(JP,A)
【文献】 米国特許第05141631(US,A)
【文献】 米国特許第04486304(US,A)
【文献】 米国特許第06325922(US,B1)
【文献】 特表2006−527105(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C47/00−47/96
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
出機内で、若しくは押出機に続いて、プラスチック溶融液を濾過するためのメルトフィルタ(1)であって、
少なくとも1つのスクリーンインサート(3)を保持するスクリーンディスク(2)を回転駆動させるための駆動装置を備え、
前記スクリーンインサートのうちの少なくとも1つのスクリーンインサート(3)は、前記メルトフィルタ(1)の内部で、該スクリーンインサート(3)が溶融液供給開口(6)に向かい合って位置するように、溶融液の流内へ移動可能であり、
さらに、逆洗及び/又はドレン用のショットピストン(13)を備える、
メルトフィルタ(1)において、
前記ショットピストン(13)は、前記スクリーンディスク(2)を回転駆動させるための前記駆動装置と前記ショットピストン(13)との間に設けられた連結装置(12)によって、前記駆動装置に連結されていて、前記駆動装置を介して、逆洗及び/ドレンのために連結された状態で駆動可能である
ことを特徴とする、メルトフィルタ(1)。
【請求項2】
前記スクリーンディスク(2)を回転駆動させるための前記駆動装置は、前記スクリーンディスク(2)に設けられた歯付きクラウン(11)に係合するつめ(10)を備えるつめ駆動部(7)を有し、又は、前記スクリーンディスク(2)に設けられた歯付きクラウン(11’)に作用するフリーホイール(14)を有する、請求項1記載のメルトフィルタ(1)。
【請求項3】
逆洗及び/又はドレン用の前記ショットピストン(13)は、前記連結装置(12)を介して選択的にロック可能又は連結解除可能である、
請求項1又は2記載のメルトフィルタ(1)。
【請求項4】
開ループ式又は閉ループ式の制御装置が設けられており、
前記制御装置を介して、前記連結装置(12)の連結作用形式がプログラミング可能若しくは調節可能であり、これによって前記ショットピストン(13)は、強固に連結された状態と、ルーズに連結された状態との間で可変に調節可能に、前記スクリーンディスク(2)を回転駆動させるための前記駆動装置に連結されている、
請求項3記載のメルトフィルタ(1)。
【請求項5】
前記ショットピストン(13)の行程が調節可能である、
請求項3又は4記載のメルトフィルタ(1)。
【請求項6】
前記ショットピストン(13)の寸法及び/又は充填度が調節可能である、
請求項3から5のいずれか一項記載のメルトフィルタ(1)。
【請求項7】
前記ショットピストン(13)は、アウトレットブロック又はインレットブロック内に配置されている、
請求項1から6のいずれか一項記載のメルトフィルタ(1)。
【請求項8】
前記スクリーンディスク(2)を回転駆動させるための前記駆動装置は、複動ピストン(8)を有する、
請求項1から7のいずれか一項記載のメルトフィルタ(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に押出機内で、若しくは押出機に続いて、プラスチック溶融液を濾過するためのメルトフィルタであって、前記メルトフィルタは、少なくとも1つのスクリーンインサートを保持するスクリーンディスクをステップバイステップ式に回転駆動させるための駆動装置を備え、前記スクリーンインサートのうちの少なくとも1つのスクリーンインサートは、前記メルトフィルタ内部にて、該スクリーンインサートが溶融液供給開口に向かい合って位置するように、溶融液の流内へと移動可能であり、さらに、逆洗及び/又はドレン用のショットピストンを備える、メルトフィルタに関する。
【背景技術】
【0002】
独国特許出願公開第10326487号明細書からは、溶融液を供給するための装置が公知である。同明細書は既に、溶融液クリーニングステーションを備えるメルトフィルタを開示しており、この溶融液クリーニングステーションでは、溶融液ショットピストンが、浄化された溶融液を、溶融液の流れ方向とは逆向きの方向にメルトフィルタのスリット状部分領域に押し通すことができる。
【0003】
欧州特許出願公開第554237号明細書は、不純化された流体のためのフィルタ装置を開示しており、このフィルタ装置では、スクリーン支持体に配置されたスクリーンインサートを、濾過位置と、逆洗位置と、スクリーンインサート交換位置との間で移動させることができる。スクリーン支持体が回転可能となるのではなく、軸方向に往復移動可能となるので、スクリーンインサートを実際の交換のためにのみスクリーンインサート交換ステーションへと移動させるだけで済むことは、有利であると見なされる。このフィルタ装置は、貯蔵スペースを有し、この貯蔵スペースからピストンによって、既に浄化された溶融液が、一方ではフィルタ装置の出口の圧力を維持するために使用され、他方では、フィルタ装置における逆洗のためにも使用される。このピストンは、好ましくは、スクリーン支持体の移動とは別個の独立した専用の駆動部によって駆動される。
【0004】
国際公開第92/16351号も、浄化すべき流体のためのフィルタ装置を開示しており、このフィルタ装置は、軸方向に移動可能なスクリーン支持体を有し、このスクリーン支持体内には、貯蔵スペースが設けられており、この貯蔵スペースは、ピストンを介して浄化された溶融液で充填され、スクリーンインサートの逆洗のために排出されうる。このピストンは、スクリーン支持体用の駆動部とは別個の駆動部を有する。これに代わる別の構成では、スクリーン支持体の移動時に特別な連行体を介してピストンが固持されるように、軸方向に移動可能なスクリーン支持体の貯蔵スペース内にピストンが組み込まれており、これにより、スクリーン支持体の移動によって、貯蔵スペースを充填するか、若しくは排出することができる。しかしながら、ピストンとスクリーン支持体用の駆動部との間の直接の結合は存在しない。
【0005】
独国特許出願公開第3522050号明細書からは、特に押出機によって送り出されたプラスチック溶融液の浄化のための回転式スクリーンディスクを備えるメルトフィルタが公知であり、このメルトフィルタでは、ケーシング内に、所定の円軌道に沿って配置された複数のスクリーンセグメントを備えるスクリーンディスクが回転可能に支持されている。スクリーンディスクは、つめ駆動部によって回転させられ、これにより、これらのフィルタエレメントを順次整列して溶融液通路へともたらされるようになっている
【0006】
本発明の課題は、冒頭に述べた形式のメルトフィルタを改良して、逆洗及び/又はドレン用の駆動装置が単純になるようなメルトフィルタを提供することである。
【0007】
この課題は、本発明によれば、冒頭に述べた形式のメルトフィルタにおいて、請求項1に記載の特徴によって解決される。有利な実施形態は、従属請求項に示されている。
【0008】
この課題は、本発明によれば、前記ショットピストンが、前記駆動装置に連結されており、前記駆動装置を介して、逆洗及び/又はドレンのために駆動可能であることによって解決される。
【0009】
これによって駆動装置は、スクリーンディスクを回転させることができると同時に、逆洗及び/又はドレンを操作することも可能になるので、ショットピストン用の第2の駆動部を節約することができる。スクリーンインサートが溶融液通路又は逆洗通路のいずれか一方にしか配置されておらず、特に逆洗ピストンにおける圧力の過剰な増加に対する保護対策を講じなければならない、軸方向に移動可能なスクリーンインサートとは異なり、スクリーンディスクを使用することによって、溶融液通路にもクリーニングステーションにも同時にスクリーンインサートが配置されており、これらのスクリーンインサートは同時に通流され得るので、追加的な保護手段は必要なくなる。
【0010】
前記駆動装置が、前記スクリーンディスクに設けられた歯付きクラウンに係合するつめを備えるつめ駆動部、又は、前記スクリーンディスクに設けられた歯付きクラウンに作用する、レバーを介して駆動されるフリーホイールを有することが推奨される。
【0011】
両方の駆動装置において、並進運動が、スクリーンディスクの駆動のために必要とされる回転運動に変換される。この場合には、駆動装置の並進成分は、ショットピストンを駆動するためにも同時に利用可能である。
【0012】
前記駆動装置と前記ショットピストンとの間に連結装置が設けられており、該連結装置によって、逆洗及び/又はドレン用の前記ショットピストンが前記駆動装置に連結されているようにすることが有利であると判明している。
【0013】
これによって、駆動装置とショットピストンとの間の結合がフレキシブルになる。
【0014】
毎回転時又は毎サイクル時に洗浄する必要がない場合には、前記逆洗及び/又はドレン用のショットピストンが、前記連結装置を介して選択的にロック可能又は連結解除可能であると有利である。
【0015】
開ループ式又は閉ループ式の制御装置が設けられており、該制御装置を介して、前記連結装置の連結作用形式をプログラミング可能又は調節可能であり、これによって前記ショットピストンは、強固に連結された状態と、ルーズに連結された状態との間で可変に調節可能に、前記駆動装置に連結されており、しかしながら前記連結が、とりわけ前記ショットピストンの行程、寸法、及び/又は充填度も調整可能であることが、有利であると判明している。
【0016】
本発明によれば、前記ショットピストンは、アウトレットブロック又はインレットブロック内に配置することができる。
【0017】
有利には、前記駆動装置は、複動ピストンを有することができる。
【0018】
以下、本発明を、図面に図示した実施例に基づいてより詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】交換可能なスクリーンインサートを備えるスクリーンディスクと、逆洗及び/又はドレン用のショットピストンとを有する本発明によるメルトフィルタの、第1作業位置における平面図である。
図2図1に図示された本発明によるメルトフィルタの、第2作業位置における平面図である。
図3図1に図示された本発明によるメルトフィルタの、第3作業位置における平面図である。
図4図3に図示された本発明によるメルトフィルタの駆動装置の斜視図である。
図5】より簡単に構成された駆動装置を備える本発明によるメルトフィルタを示す図である。
図6】フリーホイール駆動部を備える本発明によるメルトフィルタを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1には、1つの実施形態による円形のスクリーンディスク2を備えるメルトフィルタ1が示されている。スクリーンディスク2には、場合によって交換可能な複数のリング形のスクリーンインサート3が嵌め込まれており、これらのスクリーンインサート3は、仕切りウェブ4によって互いに仕切られている。通常は、1つのスクリーンディスク2に約10から14個のスクリーンインサート3が設けられている。スクリーンディスク2は、該スクリーンディスク2の交換可能なスクリーンインサート3と協働してメルトフィルタとして機能し、該スクリーンディスク2の軸線5を中心に回転させることによって、それぞれ部分的に濾過位置と、洗浄位置及び/又はドレン位置とに移行させることができる。
【0021】
メルトフィルタ1は、2つのプレート本体からなり、見易くするためにこれらのうち一方のみが図示されている。濾過位置にあるスクリーンインサート3は、一方のプレート本体の溶融液供給開口6に向かい合っている。溶融液供給開口6は、この領域に濾過すべき溶融液を給流し、複数のインサート3を覆うように延在することができる。溶融液供給開口6には、溶融液通路(図示せず)から給流される。
【0022】
スクリーンディスク2は、溶融液供給開口6の前に常に新しいスクリーンインサート3が配置され、この新しいスクリーンインサート3によって溶融液の流れが濾過されるように、駆動装置によってスクリーンディスク2の軸線5を中心にして移動させることができる。濾過位置において一部の範囲が目詰まりしたスクリーンインサート3は、メルトフィルタ1の当該スクリーンインサート3の前における圧力上昇によって識別することができる。回転させることによって、常に一定して、目詰まりのないスクリーン面を使用することができる。
【0023】
中心軸線5を中心にしてスクリーンディスク2を回転させるための駆動装置として、つめ駆動部7が機能する。つめ駆動部7は、複動ピストン8によって駆動レバー9を介してつめ10を操作する。つめ10は、スクリーンディスク2の周囲に取り付けられた歯付きクラウン11の歯に係合し、移動によってスクリーンディスク2を既知の方法でさらに回転させる。
【0024】
洗及び/又はドレン用のショットピストン13は、連結用又はロック用の連結装置12を介してつめ駆動部7の駆動レバー9と協働して機能する。連結装置12は、駆動レバー9に段階的にロック又は連結させることができるか、又は、一段階若しくは多段階で又は完全に連続的に連結解除させることができる。これによって、連結解除時に駆動装置が操作された場合には、スクリーンインサート3を備えるスクリーンディスク2だけがさらに回転され、これにより、溶融液供給開口6の前には常に新しいスクリーンインサート3が配置されるが、逆洗又はドレンは実施されないままである。これに対し、連結装置12を介して駆動レバー9がショットピストン13に連結された状態では、このショットピストン13も操作され、対応する開口部の前に位置するスクリーンインサート3の逆洗又はドレンが実施され、その後、このスクリーンインサート3は、溶融液供給開口6の前の濾過位置へと回転される。
【0025】
図1の図示では、複動ピストン8が駆動レバー9を持ち上げており、つめ10を付勢している。ショットピストン13は、駆動レバー9が上方に移動しても静止位置に留まる。なぜならこのショットピストン13は、連結装置12を介して連結解除された状態にあるからである。
【0026】
連結装置12、ここではロックレバーは、例えば電気機械式又は液圧式のロック機構によって駆動レバー9に連結させることができる。この連結は、ショットピストンの行程、寸法、及び/又は充填度が調整可能な所定の設定又はプログラミングに基づいて実施することができる。
【0027】
図2には、図1によるメルトフィルタ1が示されており、このメルトフィルタ1は、この時には第2作業位置にある。これに関し、駆動レバー9は、複動ピストン8によって押し下げられており、つめ10は、歯付きクラウン11を介して、スクリーンインサート3を備えるスクリーンディスク2をさらに回転させたところである。ショットピストン13及びロックレバーは、複動ピストン8及び駆動レバー9が上述のように移動しても図1の位置に留まる。なぜなら、ロックレバーは依然として、連結装置12を介して駆動レバー9に連結されていないからである。
【0028】
図3は、図1によるメルトフィルタ1を示し、このメルトフィルタ1は、この時には第3作業位置にある。これに関し、駆動レバー9は、複動ピストン8によって押し上げられており、つめ10は、歯付きクラウン11を介して次の歯へと位置付けられたところである。スクリーンディスク2は、自身の位置で静止している。このときにはショットピストン13は、連結装置12を介して駆動レバー9に連結されており、これによってこのショットピストン13は持ち上げられ、逆洗又はドレンの準備が整えられた状態にある。
【0029】
ここで、複動ピストン8の次の操作によって駆動レバー9が下方位置へと移動され、つめ10が、スクリーンインサート3を備えるスクリーンディスク2をさらに回転させる。それと同時に、連結装置12を介して駆動レバー9がショットピストン13に連結されていることによってこのショットピストン13に駆動力が作用し、これにより、ショットピストン13の操作によって逆洗又はドレンが実施される。この方法ステップの後、再び図2の位置に戻される。このときに一方では、ショットピストン13を連結状態に維持することができ、このようにすると、ショットピストン13は繰り返し連続して操作され、逆洗工程又はドレン工程を複数回実施する。しかしながら、ショットピストン13を再び連結解除させることもでき、このようにすると、スクリーンディスク2が継続して駆動されている間に、洗浄工程又はドレン工程は、差し当たりこれ以上は繰り返されない。
【0030】
図4には、図3による第3作業位置におけるメルトフィルタ1の駆動装置の斜視図が、部分的に透視図で示されている。連結装置12を介した駆動レバー9とショットピストン13とのロック又は連結は、図2の作業位置において、電気機械式装置(図示せず)によって外側から、例えばロッキングピン(図示せず)がロック位置へと移行されるようにして実施することができる。このロック位置は、例えばショットピストン13の行程を変化させる複数の異なる位置に設けることができる。ロック手段が次に再びこの位置に来ると、電気機械式装置、例えば釣り上げ磁石によって、ロッキングピンを再びロック解除位置へと移行させることができる。
【0031】
図5は、概略的に図示された、ショットピストン13のための駆動装置を示す。ショットピストン13は、ここではつめ駆動部7の駆動レバー9に直接連結されている。図1から図4による中間接続された連結装置12は設けられていない。それでもなお、ショットピストンの経路及び/又はショットピストンの充填行程に影響を与えることができる。このために、駆動レバー9には長孔が設けられている。この長孔内に導かれたショットピストン13の接続部は、図示しない制御装置によって、長孔内の複数の異なる位置に定めることができる。
【0032】
図6は、つめ駆動部の代わりにフリーホイール14又はフリーホイールギアが設けられた駆動装置を示す。フリーホイール14は、メルトフィルタ1に固定されたケーシング15内に配置されている。駆動レバー9は、中央の駆動軸16に作用する。図示されていないクランプ要素又はロッキング要素によって、外側に位置する歯付きクラウンが設けられた、フリーホイール14の被駆動側の外側リング17を回転駆動させることができる。外側リング17は、スクリーンディスク2に設けられた歯付きクラウン11’に噛み合う。
【0033】
ここでも、逆洗工程用及び/又はドレン工程用のショットピストン13は、既に図5から見て分かるように駆動レバー9に連結されている。
【0034】
ドレン位置では、スクリーンディスク2は、平行に配置された各プレート本体の間において、溶融液ドレン通路の内部に保持されており、溶融液ドレンの流れ方向に、スクリーンディスク2のスクリーンインサート3に給流するためのドレン口が設けられている。中心軸線5を中心にしてスクリーンディスク2を回転させることによって、スクリーンインサート3は順次、ドレン口の上を覆う領域へと回転され、その後、溶融液供給開口6の前へと回転される。
【0035】
本発明は、逆洗及び/又はドレン用のショットピストン13が、スクリーンディスク2の駆動装置に連結されている、ピストン駆動部に関する。ピストン駆動部は、ショットピストン13が連結解除可能となるように構成されており、これにより、毎回転時又は毎サイクル時に洗浄又はドレンする必要がなくなる。ショットピストン13の充填度を設定することもできる。ショットピストン13は、アウトレットブロック又はインレットブロック内に配置することができる。
【符号の説明】
【0036】
1 メルトフィルタ
2 スクリーンディスク
3 スクリーンインサート
4 仕切りウェブ
5 軸線
6 溶融液供給開口
7 つめ駆動部
8 複動ピストン
9 駆動レバー
10 つめ
11 歯付きクラウン
12 連結装置
13 ショットピストン
14 フリーホイール
15 ケーシング
16 駆動軸
17 外側リング
図1
図2
図3
図4
図5
図6