(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6134817
(24)【登録日】2017年4月28日
(45)【発行日】2017年5月24日
(54)【発明の名称】ユーザの移動端末と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法
(51)【国際特許分類】
H04M 1/00 20060101AFI20170515BHJP
H04M 11/00 20060101ALI20170515BHJP
H04W 4/02 20090101ALI20170515BHJP
【FI】
H04M1/00 R
H04M11/00 302
H04W4/02 150
【請求項の数】22
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2015-559183(P2015-559183)
(86)(22)【出願日】2014年2月20日
(65)【公表番号】特表2016-514396(P2016-514396A)
(43)【公表日】2016年5月19日
(86)【国際出願番号】KR2014001392
(87)【国際公開番号】WO2014129827
(87)【国際公開日】20140828
【審査請求日】2015年8月19日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0017902
(32)【優先日】2013年2月20日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2013-0074820
(32)【優先日】2013年6月27日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515227361
【氏名又は名称】ソ,ヨンチャン
(74)【代理人】
【識別番号】100106644
【弁理士】
【氏名又は名称】戸塚 清貴
(72)【発明者】
【氏名】ソ,ヨンチャン
【審査官】
山田 倍司
(56)【参考文献】
【文献】
特表2010−529745(JP,A)
【文献】
国際公開第2011/105322(WO,A1)
【文献】
特開2001−211256(JP,A)
【文献】
特開2011−199800(JP,A)
【文献】
特開2002−165009(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
3/048− 3/0489
13/00
19/00
G06Q 10/00 −10/10
30/00 −30/08
50/00 −50/20
50/26 −99/00
H04B 7/24 − 7/26
H04L 12/00 −12/26
12/50 −12/955
H04M 1/00
1/24 − 3/00
3/16 − 3/20
3/38 − 3/58
7/00 − 7/16
11/00 −11/10
99/00
H04N 5/222− 5/257
7/18
H04W 4/00 −99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基準ポーズデータ(前記ポーズデータは、置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含む)と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法であって、
検出サーバが同期端末の検出を要求する移動端末から基準ポーズデータを受信するステップと、
前記検出サーバが前記同期端末を検出する基準となる位置データを受信するステップと、
前記検出サーバが前記位置データに基づいて決定される基準位置から一定の半径内に存在する周辺端末からそれぞれ自分のポーズデータを受信するステップと、
前記検出サーバが前記周辺端末のうち前記基準ポーズデータと類似のポーズデータを有する端末を同期端末として検出するステップと、
前記検出サーバが前記同期端末を検出した結果を前記移動端末に送信するステップと、
を含む、同期端末検出方法。
【請求項2】
前記基準ポーズデータは、前記移動端末のポーズデータ又は前記同期端末の映像に基づいて算出された前記同期端末のポーズデータを含む、請求項1に記載の同期端末検出方法。
【請求項3】
前記検出するステップは、前記検出サーバが前記移動端末のポーズデータ値又は前記ポーズデータの対称値から閾値範囲内に属するポーズデータを有する端末を前記同期端末として検出する、請求項1に記載の同期端末検出方法
【請求項4】
前記検出サーバが前記移動端末から受信したメッセージを前記検出された同期端末に送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の同期端末検出方法
【請求項5】
前記検出するステップで複数の同期端末が検出された場合、前記検出サーバが前記複数の同期端末のいずれか1つの同期端末が選択されるまで前記移動端末のポーズデータを受信するステップ、前記周辺端末のポーズデータを受信するステップ、及び前記同期端末に検出するステップを繰り返すステップをさらに含む、請求項1に記載の同期端末検出方法。
【請求項6】
前記検出サーバが前記同期端末に前記移動端末が位置する方向情報、及び前記移動端末と前記同期端末との間の距離情報のうち少なくとも1つを送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の同期端末検出方法。
【請求項7】
移動端末が自分と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法であって、
前記移動端末が自分が置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータを収集するステップと、
前記移動端末が前記ポーズデータを検出サーバに送信するステップと、
前記移動端末が基準位置から一定の半径内で前記ポーズデータと類似のポーズデータを有する同期端末を検出した結果を前記検出サーバから受信するステップと、
を含む、同期端末検出方法。
【請求項8】
前記移動端末が前記基準位置として自分の位置データを収集し、前記位置データを前記検出サーバに送信するステップをさらに含む、請求項7に記載の同期端末検出方法。
【請求項9】
前記移動端末が検出された前記同期端末にメッセージを送信するステップをさらに含む、請求項7に記載の同期端末検出方法。
【請求項10】
前記移動端末が前記同期端末に向かうように置かれたときの方向情報、及び前記移動端末と前記同期端末との間の距離情報のうち少なくとも1つを送信するステップをさらに含む、請求項7に記載の同期端末検出方法。
【請求項11】
検出された前記同期端末は、前記移動端末のポーズデータ値又は前記ポーズデータの対称値の閾値範囲内にポーズデータ値が属する端末である、請求項7に記載の同期端末検出方法。
【請求項12】
前記移動端末は、1つの同期端末を検出するまで前記収集するステップ、前記送信するステップ及び前記受信するステップを繰り返して行うステップをさらに含む、請求項7に記載の同期端末検出方法。
【請求項13】
基準ポーズデータ(前記ポーズデータは、置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含む)と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法であって、
前記同期端末が検出サーバからポーズデータの要求を受けるステップと、
前記同期端末が自分が置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含む前記ポーズデータを収集するステップと、
前記ポーズデータを前記検出サーバに送信するステップと、
を含む、同期端末検出方法。
【請求項14】
前記同期端末が前記同期端末の検出を要求した移動端末からメッセージを受信するステップと、
前記同期端末が前記移動端末から前記移動端末が位置する方向情報、及び前記移動端末と前記同期端末との間の距離情報のうち少なくとも1つを受信するステップと、
前記同期端末が前記方向情報及び前記距離情報のうち少なくとも1つに基づいて、前記移動端末の位置をユーザインタフェースにより知らせるステップと、
をさらに含む、請求項13に記載の同期端末検出方法。
【請求項15】
前記知らせるステップは、前記方向情報に基づいて、前記同期端末が前記移動端末に向かうように配置された場合にアラームを生成するステップを含む、請求項14に記載の同期端末検出方法。
【請求項16】
前記知らせるステップは、
前記同期端末に装着されたカメラで撮影される映像を前記同期端末の画面に表示するステップと、
前記方向情報及び前記距離情報のうち少なくとも1つに基づいて前記映像で前記移動端末の位置を推定するステップと、
前記映像で前記推定された移動端末の位置に前記移動端末を表示するオブジェクトを増強するステップと、
を含む、請求項14に記載の同期端末検出方法。
【請求項17】
前記同期端末が移動端末からメッセージを受信するステップと、
前記同期端末が前記メッセージを選択すると、前記メッセージを送信した移動端末を振動させたり、前記移動端末のLEDランプ又は画面がちらつくようにする信号を前記移動端末に送信するステップと、
をさらに含む、請求項13に記載の同期端末検出方法。
【請求項18】
第1端末が周辺に位置する第2端末にメッセージを送信する方法であって、
前記第2端末を含む映像を撮影するステップと、
前記映像に基づいて算出される前記第2端末が置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータと類似のポーズデータを有する端末にメッセージを送信するステップと、
を含む、メッセージ送信方法。
【請求項19】
前記第2端末が置かれた方向は、前記第1端末が向かう方向に基づいて算出される、請求項18に記載のメッセージ送信方法。
【請求項20】
前記映像又は前記映像に基づいて算出されるポーズデータを検出サーバに送信するステップをさらに含み、前記検出サーバは、前記第1端末の周辺端末からポーズデータを受信して前記周辺端末のうち前記第2端末を検出する、請求項18に記載のメッセージ送信方法。
【請求項21】
前記第1端末が前記第2端末に向かうように置かれたときの方向情報、及び前記第1端末と前記第2端末との間の距離情報のうち少なくとも1つを前記第2端末に送信するステップをさらに含む、請求項18に記載のメッセージ送信方法。
【請求項22】
請求項1〜請求項21のいずれか一項に記載の方法を行うプログラムを記録したコンピュータで読出し可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
開示される技術は、ユーザの移動端末と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
移動端末の位置を測定するための技術として、GPS(Global Positioning System)を用いる方法と無線ネットワーク基地局の受信信号を用いる方法が主に用いられている。しかし、GPSを用いる方法は室内では使用できない短所があり、基地局の受信信号を用いる方法は正確度が多少落ちる短所がある。
【0003】
端末の位置を測定する先行技術として、大韓民国公開特許第2013−0002748号(位置測位方法とそのためのシステム及び装置)及び第2013−0002240号(無線LAN信号の強度を用いた位置基盤サービス用の測位システム)などに開示される技術がある。しかし、従来技術は移動端末の位置を測定することにおいて、数メートル内外の誤差範囲を有し、近距離に位置する各端末の位置を区別できるほどの正確な測位が不可能である短所がある。したがって、従来の測位技術では、移動端末のユーザが数メートル内に位置する任意の端末を特定し、特定された端末のユーザにメッセージを送信するなどのサービスを提供できない問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
開示される技術が達成しようとする技術的な課題は、移動端末が検出サーバと連動し、近距離に位置する任意の端末のいずれか1つを特定する方法を提供することにある。開示される技術によると、移動端末のユーザが周辺端末のうち自分が特定しようとする端末(Synchronized Terminal:以下、同期端末)と類似のポーズに移動端末を配置することによって、検出サーバが移動端末と類似のポーズを有する同期端末を検出する。近距離に位置する周辺端末のいずれか1つを特定可能であれば、ユーザが特定された同期端末にメッセージを送信したり、クーポン、商品引替券(例えば、プレゼント券)などを送信するなどの様々なサービスが提供されてもよい。一方、開示される技術は、移動端末と同期端末が全て予め約束された特定動作を同時に行うことにより相互を認識する技術とは異なり、移動端末が独自に特定しようとする同期端末と類似のポーズを取ることにより同期端末を認識できるという特徴がある。すなわち、開示される技術によると、移動端末が同期端末を認識するために同期端末の意図的な行為を必要としないため、分からない人の端末も移動端末が独自に認識することができる。
【0005】
例えば、従来には、周辺に気に入る異性を発見して文字メッセージを送信したい場合でも、当該の異性が参加することなく端末を特定できない問題があった。また、従来の測位技術は近距離に位置する端末のいずれか1つを特定するためには正確度が低下する限界があった。しかし、本発明の技術によると、ユーザは気に入る異性の端末と同様に移動端末を配置することにより、当該異性の端末(すなわち、同期端末)を特定することができ、当該異性に文字メッセージを送信することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の技術的な課題を解決するために開示される技術の第1側面は、基準ポーズデータ(前記ポーズデータは、置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含む)と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法であって、検出サーバが同期端末の検出を要求する移動端末から基準ポーズデータを受信するステップと、前記検出サーバが前記同期端末を検出する基準となる位置データを受信するステップと、前記検出サーバが前記位置データに基づいて決定される基準位置から一定の半径内に存在する周辺端末からそれぞれ自分のポーズデータを受信するステップと、前記検出サーバが前記周辺端末のうち前記基準ポーズデータと類似のポーズデータを有する端末を同期端末として検出するステップと、前記検出サーバが前記同期端末を検出した結果を前記移動端末に送信するステップとを含む同期端末検出方法を提供する。
【0007】
前述する技術的な課題を解決するために開示された技術の第2側面は、移動端末が自分と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法であって、前記移動端末が自分が置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータを収集するステップと、前記移動端末が前記ポーズデータを検出サーバに送信するステップと、前記移動端末が基準位置から一定の半径内で前記ポーズデータと類似のポーズデータを有する同期端末を検出した結果を前記検出サーバから受信するステップとを含む同期端末検出方法を提供する。
【0008】
前述する技術的な課題を解決するために開示された技術の第3側面は、基準ポーズデータ(前記ポーズデータは、置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含む)と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法であって、前記同期端末が検出サーバからポーズデータの要求を受けるステップと、前記同期端末が自分が置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含む前記ポーズデータを収集するステップと、前記ポーズデータを前記検出サーバに送信するステップとを含む同期端末検出方法を提供する。
【0009】
前述する技術的な課題を解決するために開示された技術の第4側面は、第1端末が周辺に位置する第2端末にメッセージを送信する方法であって、前記第2端末を含む映像を撮影するステップと、前記映像に基づいて算出される前記第2端末が置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータと類似のポーズデータを有する端末にメッセージを送信するステップとを含むメッセージ送信方法を提供する。
【0010】
前述する技術的な課題を解決するために開示された技術の第5側面は、前記方法を行うプログラムを記録したコンピュータで読出し可能な記録媒体を提供する。
【発明の効果】
【0011】
開示される技術の実施形態は次の長所を有する効果がある。ただし、開示される技術の実施形態がこれを全て含まなければならない意味ではないため、開示される技術の権利範囲はこれによって制限されるものと理解されることはない。
【0012】
開示される技術によると、ユーザは近距離に位置する相対端末を相手のいずれの作為的な行動なくても特定できる長所がある。従来の測位技術は、数メートル内の誤差範囲を有するか室内では使用できないため、近距離に位置する端末の特定のために使用することができない限界があった。しかし、本発明によると、所望する相対端末を容易に特定することができ、したがって、これを活用した様々なサービスを提供できるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】開示される技術が適用できる環境について説明するための図である。
【
図2】開示される技術により移動端末が同期端末を検出し、同期端末にメッセージを送信する過程を示したフローチャートである。
【
図3A】同期端末が画面を用いて移動端末の位置を知らせる方法を例にして説明するための図である。
【
図3B】同期端末が画面を用いて移動端末の位置を知らせる方法を例にして説明するための図である。
【
図4】開示される一実施形態に係る検出サーバが移動端末と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法を説明するためのフローチャートである。
【
図5】開示される技術の一実施形態によって、移動端末が自分と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法を説明するためのフローチャートである。
【
図6】開示される技術の一実施形態によって、同期端末の側面で移動端末と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法を説明するためのフローチャートである。
【
図7】開示される技術の一実施形態によって、第1端末が周辺に位置する第2端末にメッセージを送信する方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
開示される技術に関する説明は、構造的ないし機能的な説明のための実施形態に過ぎないため、開示される技術の権利範囲は本文に説明した実施形態によって制限されるものと解釈されることはない。すなわち、実施形態は様々な変更が可能であり、様々な形態を有し得るため、開示される技術の権利範囲は技術的な思想を実現することのできる均等物を含むものとして理解されなければならない。
【0015】
一方、本出願で叙述される用語の意味は、次のように理解されなければならない。
「第1」、「第2」などの用語は1つの構成要素を他の構成要素から区別するためのものとして、この用語によって権利範囲が限定されることはない。例えば、第1構成要素は第2構成要素に命名することができ、同様に第2構成要素も第1構成要素に命名してもよい。
【0016】
ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いると記載される場合、その他の構成要素に直接的に連結されてもよく、中間に他の構成要素が存在するものと理解されなければならない。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いると記載される場合、中間に他の構成要素が存在しないものと理解されなければならない。一方、構成要素間の関係を説明する他の表現、すなわち、「〜間に」と「直ちに〜間に」」又は「〜に隣接する」と「〜に直接隣接する」なども同様に解釈されなければならない。
【0017】
単数の表現は文脈上、明白に相異に意味しない限り複数の表現を含むものと理解されなければならず、「含む」又は「有する」などの用語は実施した特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部分品又はこれを組み合わせたものが存在することを指定するためのものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部分品又はこれを組み合わせたものの存在又は付加可能性を予め排除しないものと理解されなければならない。
【0018】
各ステップは、文脈上明白に特定の順序を記載しない限り明記した順序と相異に生じ得る。すなわち、各ステップは明記された順序と同一に生じてもよく、実質的に同時に行われてもよく、逆の順に行われてもよい。
【0019】
ここで用いられる全ての用語は相異に定義されない限り、開示される技術が属する分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有する。一般的に用いられる予め定義されているような用語は、関連技術の文脈上に有する意味と一致するものと解釈すべきであり、本出願で明白に定義しない限り、理想的であるとか過度に形式的な意味を有するものと解釈されることはない。
【0020】
図1は、開示される技術が適用され得る環境について説明するための図である。ユーザの移動端末110は基準位置、例えば、自分の位置から一定の半径内に位置する周辺端末122、124、126のうち自分と同一のポーズを有する同期端末124を検出することができる。
図2は、開示される技術により、移動端末110が同期端末124を検出し、同期端末124にメッセージを送信する過程を示したフローチャートである。移動端末110及び周辺端末122、124、126は移動通信網、無線LAN、または個人領域ネットワーク(ブルーツースなど)などを基盤に無線でデータのやり取りできるが、これに限定されることなく、いずれの通信方式を用いても構わない。
図1及び
図2を参照してユーザが気に入る異性を発見し、当該異性にメッセージを送信する過程について例を挙げて説明する。
【0021】
気に入る異性を発見したユーザは、まず、当該異性の端末、すなわち、自分が検出しようとする同期端末124と同一のポーズに移動端末を配置する(S200)。ここで、ポーズとは、端末が向かっている方向又は端末が傾斜角度を意味するが、これに限定されることはない。例えば、ポーズは端末の動き情報、端末が向かう方向又は角度が変化するシーケンス情報などをさらに含み得る。所定のポーズに配置された移動端末110は、自分のポーズデータを収集する(S205)。例えば、移動端末110は、地磁気センサ、加速度センサ、ジャイロスコープセンサなどから自分が向かっている方向、傾斜程度、回転角度、動き情報などを収集することができる。ポーズデータを収集した移動端末110は、検出サーバ200にポーズデータを送信する(S210)。これと共に、実現例に応じて、移動端末110は基準位置を決定するための位置情報を検出サーバ200に送信する。ポーズデータと位置データを受信した検出サーバ200は、これに基づいて基準位置から一定の半径内に存在する周辺端末122、124、125を検出する(S220)。ここで、
図1に示された端末122、124、126、132、134、136は、本実施形態に係るサービスに予め加入した端末として、ポーズデータ、位置データ提供、及びメッセージ受信に同意した端末である。検出サーバ200は、検出された周辺端末122、124、126にポーズデータを要求する信号を送信する(S225)。周辺端末122、124、126は、要求に応じてそれぞれのポーズデータを収集し(S230)、これを検出サーバ200に送信する(S235)。検出サーバは、受信されたポーズデータを比較して周辺端末122、124、126のうち移動端末110と類似のポーズを有する同期端末124を検出する。移動端末110が検出サーバ200から同期端末124の検出結果を受信すると(S245)、移動端末110は、同期端末124にメッセージを送信する(S250、S255)。メッセージは、例えば、ユーザの心を表現した文字メッセージ、ユーザのプロフィール情報メッセージなどであってもよい。ユーザのプロフィールは、ユーザの写真、年齢又は職業などユーザに対する一般的な情報を含み、または、現在の自分が着ている衣装、ヘアスタイルなど同期端末124のユーザが視覚的に確認できる情報を含んでもよい。ユーザプロフィールは、同期端末124のユーザが移動端末110のユーザが誰であるかを確認できるよう助ける。一実施形態に係る同期端末124のユーザがメッセージを送信した移動端末110のユーザをより容易に確認できるようにするため、移動端末110が位置する方向、距離などの付加情報を送信することができる。例えば、方向情報である場合、移動端末110のユーザは、移動端末110が同期端末124に向かうように配置した後(S260)移動端末110の方向情報を同期端末124に送信する(S265、S270)。また、移動端末110のユーザは、移動端末110と同期端末124との間の距離を入力して同期端末124に送信してもよい。同期端末124は、受信された情報に基づいて移動端末110がどの方向、どの距離に存在するかを把握し、これを同期端末124のユーザに知らせる(S280)。
図3は、同期端末が画面を用いて移動端末の位置を知らせる方法を例にして説明するための図である。一例として、同期端末124は、同期端末124が置かれた方向を基準として移動端末110が存在する方向を
図3Aに示すように画面に表示することができる。他の一例として、同期端末124を動いて同期端末124の方向が移動端末110に向かう方向に合わせられれば、アラーム(音、振動、ちらつきなど)を生成し得る。更なる一例として、
図3Bに示すように、同期端末に装着されたカメラが映像を撮影し、撮影された映像に移動端末110の位置を示すオブジェクト(例えば、ハート形状)を増強して画面に出力することができる。他の実施形態によると、同期端末124のユーザが受信されたメッセージを選択する場合、該当する移動端末110に信号を送信し、移動端末110が振動したり、移動端末124のLEDランプ又は画面がちらつくようにしてもよい。同期端末124のユーザは、周辺に振動が発生したり、LEDランプ又は画面がちらつく端末を探して移動端末110のユーザを確認できる。前述した実施形態のように、メッセージを送信した移動端末110のユーザを確認すると、同期端末124のユーザは、確認された移動端末110のユーザによりメッセージを受諾/拒否することができる。
【0022】
以下、
図4〜
図6に示すフローチャートを参照して同期端末を検出する過程をより具体的に説明する。
図4は、開示される技術の一実施形態は、検出サーバが移動端末と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法を説明するためのフローチャートである。検出サーバ200は、サービスに予め加入した端末からポーズデータを受信し、移動端末110の要求に応じて移動端末110と類似のポーズを有する周辺端末124を検出する。
【0023】
ステップS410において、検出サーバ200が移動端末110から移動端末110が置かれた方向及び傾斜程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータを受信する。ステップS420において、検出サーバ200が同期端末124を検出する基準となる位置データを受信する。一例として、基準となる位置が移動端末110の位置である場合、検出サーバ200は移動端末110又は移動端末110が属する無線ネットワークの基地局などから移動端末110の位置データを受信してもよい。他の一例として、移動端末110は、所定の位置を基準位置に指定して位置データを検出サーバに送信してもよい。所定の位置は、例えば、現在TVで放映されているプログラムで特定俳優が位置する場所であってもよい。ステップS430において、検出サーバ200が受信した位置データに基づいて決定される基準位置から一定の半径内に存在する周辺端末122、124、126を検出する。例えば、一定の半径は3メートル、5メートル、10メートルなどのように設定され、ユーザから入力された距離に決定され、検出結果に応じて一定の半径が調整される。端末122、124、126、132、134、136は、検出サーバ200が提供するサービスに予め加入した端末であって、周期的に自分の位置データを検出サーバ200に提供する。検出サーバ200は、検出された周辺端末122、124、126にポーズデータを要求し、周辺端末122、124、126はそれぞれ自分のポーズデータを収集した後、これを検出サーバ200に送信する(S440)。
【0024】
ステップS450において、検出サーバ200が周辺端末122、124、126のうち移動端末110のポーズデータと類似のポーズデータを有する端末を同期端末に検出する。一実施形態に係る検出サーバ200は、移動端末110のポーズデータ値又はポーズデータの対称値と周辺端末122、124、126のポーズデータ値を比較し、その差が閾値よりも小さい場合、同期端末124に検出する。すなわち、検出サーバ200は、移動端末110のポーズデータ値又はポーズデータの対称値から閾値範囲内に属するポーズデータを有する端末を同期端末に検出し得る。ここで、検出サーバ200はポーズデータの対称値とも比較し、移動端末110と同期端末124の左右、上下、及び前後が全て同一である場合だけではなく、左右、上下、または、前後がひっくり返した時(正面から観測したとき、上下又は前後の区分が難しいときなど)の場合も含んでポーズが類似するかを比較する。他の実施形態に係る検出サーバ200は、移動端末110のポーズデータ値又はポーズデータの対称値と周辺端末122、124、126のポーズデータ値とを比較し、その差が最も小さい端末を同期端末124に検出し得る。検出サーバ200は、同期端末124を検出した結果を移動端末110に送信する(S460)。一方、実施形態により、複数の同期端末が検出される場合、検出サーバ200が複数の同期端末が検出されたか否かを判断する(S470)。例えば、複数の同期端末が検出された場合、検出サーバ200が複数の同期端末のいずれか1つの同期端末を選択するまで移動端末110のポーズデータを受信するステップ(S410)、周辺端末のポーズデータを受信するステップ(S440)、及び同期端末で検出するステップ(S450)を繰り返すことができる。検出サーバ200は、ステップS410、S440、S450を繰り返して閾値を外れたポーズデータを有する周辺端末を同期端末から除外したり、または、移動端末110と最も類似のポーズデータを有する端末を最終の同期端末として決定してもよい。1つの同期端末が検出されれば、検出サーバ200は、移動端末110から受信したメッセージを検出された同期端末に送信する(S480)。一例として、移動端末110は、自分の心を表現する文字メッセージ、または、食べ物、飲み物の割引クーポンや無料クーポン、商品引替券などを同期端末に送信してもよい。他の一例として、移動端末110は自分のユーザプロフィールを同期端末に送信して自分が誰であるかを確認可能にする。
【0025】
一方、前述した実施形態では、気に入る異性にメッセージを送信する場合を例にして説明したが、開示される技術は、企業、デパート、マートの販促行事などにも適用されてもよい。例えば、ユーザがデパートの正門の前にある販促用端末(移動通信機能がない端末も含む)と同一のポーズに自分の移動端末を配置すると、デパートでユーザの端末にデパート割引クーポンを提供することができる。また、異なる例として、開示される技術は、放送会社のプログラム広報サービスに適用されてもよい。例えば、ユーザがテレビ番組を見ながら自分が好む芸能人の端末のポーズと同一ポーズに自分の移動端末を配置してプログラム情報又は基準位置を入力すれば、検出サーバが芸能人を特定することができる。ユーザは、放送会社のサービスによってプログラムに出演した人のうち自分が特定した芸能人にメッセージ又は商品引替券を送信することができる。
【0026】
また、実施形態により、メッセージを受信した同期端末124のユーザが移動端末120のユーザを確認できるよう、検出サーバ200が、同期端末124に移動端末110が位置する方向又は距離情報を送信する(S490)。
【0027】
図5は、開示される技術の一実施形態に係る移動端末が自分と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法を説明するためのフローチャートである。まず、移動端末110のユーザが自分が検出しようとする端末、すなわち同期端末124と類似のポーズに移動端末110を配置する。その後、ステップS510において、移動端末110が自分が置かれた方向及び傾斜程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータを収集し、収集されたポーズデータを検出サーバ200に送信する。実施形態に係る移動端末110は、ポーズデータと共に自分の位置データを収集し、収集された位置データを検出サーバに送信する(S520)。ここで、位置データは、GPS受信情報又は基地局から提供された位置情報に基づいて生成されてもよい。移動端末110からポーズデータを受信した検出サーバ200は、これに基づいて基準位置から一定の半径内で移動端末110のポーズデータと類似のポーズデータを有する同期端末124を検出する。その後、移動端末110は、検出サーバ200から同期端末124の検出結果を受信する(S530)。例えば、同期端末124は、移動端末110のポーズデータ値又はポーズデータの対称値の閾値範囲内にポーズデータ値が属する端末である。ステップS540において、移動端末110は、検出サーバ200から受信した同期端末の検出結果に基づいて複数の同期端末が検出されたか否かを判断する。複数の同期端末が検出された場合、移動端末110は、1つの同期端末が検出されるまで収集するステップS510、送信するステップS520、及び受信するステップS530を繰り返して行う。移動端末は、ステップS510〜S530を繰り返して閾値範囲から離れるポーズデータを有する端末を同期端末から除外したり、または、自分と最も類似のポーズデータを有する端末を最終の同期端末として決定する。1つの同期端末124が検出されれば、移動端末は検出された同期端末124にメッセージを送信する(S550)。一例として、移動端末110は、文字メッセージ、食べ物、飲み物の割引クーポンや無料クーポン、商品引替券などを同期端末124に送信してもよい。また、他の一例として、移動端末110は、自分のユーザプロフィールを同期端末124に送信して自分が誰であるかを確認できるようにしてもよい。また、実施形態により、同期端末124が移動端末110の位置を認識できるように、ユーザは移動端末110を同期端末124方向に配置し、移動端末110が置かれた方向情報を検出サーバ200又は同期端末124に送信する(S560)。正確度を高めるために、ユーザは方向情報だけでなく、移動端末110と同期端末124との間の距離情報も検出サーバ200又は同期端末124に提供することができる。距離情報は、例えば、ユーザから直接入力されたり、イメージ処理、無線信号処理などによって推定され得る。
【0028】
図6は、開示される技術の一実施形態に係る同期端末の側面で移動端末と類似のポーズを有する同期端末を検出する方法を説明するためのフローチャートである。ステップS610において、同期端末124を含む周辺端末122、124、126は、移動端末110の検出要求に応じて検出サーバ200からポーズデータが要求される。ポーズデータが要求された同期端末124は、自分が置かれた方向及び傾斜程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータを収集し(S620)、収集されたポーズデータを検出サーバ200に送信する(S630)。その後、検出サーバ200が同期端末124を検出し、検出情報を移動端末110に提供すると、同期端末124は、移動端末110からメッセージを受信する(S640)。
【0029】
また、一実施形態に係る移動端末110は、同期端末124が移動端末110のユーザを確認できるように移動端末110が向かう方向情報を提供する(S640)。ここで、方向情報は、移動端末110が同期端末124に向かうように置かれた場合、移動端末110が向かう方向の情報を意味する。移動端末110は、正確度を高めるために移動端末110と同期端末124間の距離情報もともに提供する。ステップS650において、同期端末110は、提供された方向、距離情報などに基づいてユーザインタフェースを介して移動端末110の位置をユーザに知らせることができる。一例として、同期端末110は
図3Aに示すように画面に移動端末110の方向を表示してもよい。他の一例として、同期端末110は、自分が移動端末110に向かうように配置された場合、音、振動、ちらつきなどのアラームを生成してもよい。一実施形態に係る同期端末124が移動端末110の位置(方向及び距離のうち少なくとも1つの情報)をユーザインタフェースを用いて知らせる方法は、ステップS652〜ステップS656の通りである。まず、ステップS652において、同期端末124は、装着されたカメラで撮影される映像を自分の画面に表示する。ステップS654において、移動端末110から提供された方向情報に基づいて映像で移動端末110の位置を推定する。例えば、同期端末124は、自分が置かれた方向と移動端末110の方向を比較し、その差に基づいて移動端末110の位置を推定し得る。ステップS656において、同期端末124は、画面に表示される映像のうち推定された移動端末124の位置に移動端末110を示すオブジェクトを増強する。自分にメッセージを送信した移動端末110のユーザを確認した同期端末124のユーザはメッセージを受諾したり拒否するなどの対応を行うことができる。
【0030】
他の実施形態により、同期端末124のユーザが受信されたメッセージを選択する場合、該当する移動端末110に信号を送信し、移動端末110が振動したり、移動端末124のLEDランプ又は画面がちらつくようにしてもよい。同期端末124のユーザは周辺に振動が発生したり、LEDランプ又は画面がちらつく端末を探して移動端末110のユーザを確認することもできる。
【0031】
図7は、開示された技術の他の一実施形態により移動端末が周辺に位置する同期端末にメッセージを送信する方法について説明するためのフローチャートである。
図2及び
図4〜
図6を参照して説明した方法は、検出サーバ200が同期端末124を検出するための基準となるポーズデータを取得するため、移動端末110を同期端末124と類似のポーズに配置し、移動端末110のポーズデータを検出サーバ200に送信するが、
図7に示す実施形態は、移動端末が同期端末を含む映像を撮影して映像を分析することで、同期端末検出の基準となるポーズデータを取得する。すなわち、
図2及び
図4〜
図6に示す実施形態では、同期端末検出のための基準ポーズデータに移動端末のポーズデータを用いる一方、
図7に示す実施形態では、同期端末を撮影したイメージから基準ポーズデータを算出して使用する。以下、
図7を参照して第2端末(同期端末に対応する)を検出し、第1端末(移動端末に対応する)が検出された第2端末にメッセージを送信する方法を説明する。
【0032】
ステップS705において、第1端末710が第2端末720を含む映像を撮影する。ここで、第1端末710は、静止画又は動画を撮影するためのカメラを内蔵する携帯電話、スマートフォン、PDA又はタブレット端末であってもよい。ステップS710において、第1端末710が撮影された映像に基づいて、第2端末720が置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータを算出する。一実施形態に係る第1端末710は、撮影された映像から第2端末720を抽出した後、第2端末720が置かれた方向又は傾斜した角度などを算出するイメージプロセシング過程を実行する。第2端末720が置かれた方向は、第1端末710が置かれた方向情報を用いてより正確に算出することができる。例えば、第1端末710に含まれた地磁気センサを用いて第1端末710が向かう方向情報を収集した後、第1端末710が向かう方向に、映像内で第2端末720が向かう方向を加えて実際に第2端末720が向かう方向を算出することができる。撮影された映像内に位置する第2端末720のポーズデータが算出されれば、ステップS715において、第1端末710が算出されたポーズデータを検出サーバ200に送信する。一方、実施形態により、
図7に図示されたステップS710〜S715とは異なって、第1端末710が撮影された映像及び地磁気センサ値を検出サーバ200に送信すれば、検出サーバ200が映像から第2端末720が置かれた方向及び傾斜した程度のうち少なくとも1つを含むポーズデータを算出することもできる。
【0033】
ステップS705〜S715を通じて検出サーバ200が第2端末720を検出するための基準となるポーズデータを取得すれば、第1端末710は、取得されたポーズデータと類似のポーズデータを有する端末を第2端末720に見なしてメッセージを送信することができる。すなわち、検出サーバ200は、基準位置(例えば、第1端末の位置)から一定の半径内に存在する端末からそれぞれのポーズデータを受信し、前記端末のうちステップS705〜S715を通じて取得したポーズデータと類似のポーズデータを有する端末を第2端末720に決定し(S720〜S740)、第1端末710が第2端末720にメッセージを送信可能にする(S745〜S755)。その後、第1端末710は、第2端末720のユーザが第1端末710を識別できるように、第1端末710が第2端末720に向かうよう置かれたときの方向情報及び第1端末710と第2端末720との間の距離情報のうち少なくとも1つを第2端末720に送信する(S760〜S770)。ステップS720〜S780は、
図2に示すS220〜S280及び
図4〜
図6を参照し、これに対応して説明された部分が類似するように適用され得るため、その説明は省略する。
【0034】
開示された技術は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータで読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうち1つまたはその組合せを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードが含まれる。前記したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同様である。
【0035】
以上、
図2〜
図7では、気に入る異性にメッセージを送信する場合を例にして説明したが、販促サービス、広報サービスなどの多様なサービスに開示の技術が適用され得る。すなわち、開示された技術であるシステム及び装置は、理解を助けるために図面に図示された実施形態を参考にし説明したが、これは例示的なものであり、当該の分野で通常的の知識を有する者であれば、これから多様な変形及び均等な他実施形態が可能である点を理解するのであろう。従って、開示された技術の技術的な保護範囲は添付された特許請求範囲によって定められるものである。