特許第6135883号(P6135883)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6135883デスクトップウィジェットを生成する方法および装置、ならびに端末デバイス
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6135883
(24)【登録日】2017年5月12日
(45)【発行日】2017年5月31日
(54)【発明の名称】デスクトップウィジェットを生成する方法および装置、ならびに端末デバイス
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20130101AFI20170522BHJP
   G06F 3/0488 20130101ALI20170522BHJP
   G06F 3/0486 20130101ALI20170522BHJP
【FI】
   G06F3/0481 170
   G06F3/0488
   G06F3/0486
【請求項の数】10
【全頁数】25
(21)【出願番号】特願2015-555565(P2015-555565)
(86)(22)【出願日】2014年1月17日
(65)【公表番号】特表2016-506005(P2016-506005A)
(43)【公表日】2016年2月25日
(86)【国際出願番号】CN2014070803
(87)【国際公開番号】WO2014117654
(87)【国際公開日】20140807
【審査請求日】2015年9月10日
(31)【優先権主張番号】201310038921.2
(32)【優先日】2013年1月31日
(33)【優先権主張国】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】509296306
【氏名又は名称】▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100146835
【弁理士】
【氏名又は名称】佐伯 義文
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】王 守▲誠▼
(72)【発明者】
【氏名】柏 玉晶
【審査官】 間野 裕一
(56)【参考文献】
【文献】 中国特許出願公開第102436335(CN,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0099508(US,A1)
【文献】 特表2010−538394(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048 − 3/0489
G06F 3/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
デスクトップウィジェットを生成する方法であって、
前記デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップであって、前記デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つのデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、前記デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つのデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるステップと、
第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを前記第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第1の移動操作が前記第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられるステップと、
前記第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、前記第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、前記第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第1の移動操作が終了したとき前記第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、前記第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップと、
前記第1の移動操作が終了して、前記第1のデスクトップウィジェットユニットと、前記第1の移動操作の終了ポイントが配置されている前記デスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比未満であるとき、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを、第3の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、前記第3の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第1の移動操作が開始する前に前記第1のデスクトップウィジェットユニットが配置されているデスクトップウィジェット構成領域である、前記第1のデスクトップウィジェットユニットが前記第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップと、
を含み、
前記デスクトップウィジェットの、少なくとも2つのデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるデスクトップウィジェットフレームワークを取得する前記ステップが、
前記デスクトップウィジェットの少なくとも2つの表示するためのデスクトップウィジェットフレームワークを表示するステップと、
前記少なくとも2つの表示するためのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、前記第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップであって、前記第1のタッチスクリーン操作が、前記少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられるステップと、
を特に含む方法。
【請求項2】
前記デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得する前記ステップの後に、
第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを、前記第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第2の移動操作が、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられるステップと、
前記第2の移動操作が終了したとき、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、前記第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第2の移動操作が終了したとき前記第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、前記第2のデスクトップウィジェットユニットが、前記第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の移動操作が終了したとき、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置する前記ステップの後に、
前記デスクトップウィジェットフレームワークに配置された前記第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、前記第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存するステップと、
前記デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、前記デスクトップウィジェットにおける、各デスクトップウィジェットユニットの前記レイアウト情報に対応する位置に表示するステップであって、前記第2のタッチスクリーン操作が、前記デスクトップウィジェットを起動するのに用いられるステップと、
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
デスクトップウィジェットを生成する装置であって、
前記デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように構成されたフレームワーク取得モジュールであって、前記デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つのデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、前記デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つのデスクトップウィジェット構成領域を備えるフレームワーク取得モジュールと、
第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを前記第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するように構成された制御モジュールであって、前記第1の移動操作が前記第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられる制御モジュールと、
前記第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、前記第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するように構成された配置モジュールであって、前記第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第1の移動操作が終了したとき前記第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、前記第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる配置モジュールと、
を備え、
前記配置モジュールは、前記第1の移動操作が終了して、前記第1のデスクトップウィジェットユニットと、前記第1の移動操作の終了ポイントが配置されている前記デスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比未満であるとき、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを、第3の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成され、前記第3の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第1の移動操作が開始する前に前記第1のデスクトップウィジェットユニットが配置されているデスクトップウィジェット構成領域である、前記第1のデスクトップウィジェットユニットが前記第1のアプリケーションプログラムにマッピングされ
前記フレームワーク取得モジュールが、前記デスクトップウィジェットの少なくとも2つの表示するための前記デスクトップウィジェットフレームワークを表示して、前記少なくとも2つの表示するためのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、前記第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように特に構成されており、前記第1のタッチスクリーン操作が、前記少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられる、装置。
【請求項5】
前記制御モジュールが、第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを、前記第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、前記第2の移動操作が、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
前記配置モジュールが、前記第2の移動操作が終了したとき、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、前記第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第2の移動操作が終了したとき前記第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、前記第2のデスクトップウィジェットユニットが、前記第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされる請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記デスクトップウィジェットフレームワークに前記配置された第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、前記第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存するように構成された記憶モジュールと、
前記デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、前記デスクトップウィジェットにおける、前記各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示するように構成されたロードモジュールであって、前記第2のタッチスクリーン操作が、前記デスクトップウィジェットを起動するのに用いられるロードモジュールと、
をさらに備える請求項4に記載の装置。
【請求項7】
端末デバイスであって、
デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように構成されたプロセッサであって、前記デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つのデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、前記デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つのデスクトップウィジェット構成領域を備えるプロセッサを備え、
前記プロセッサが、第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを前記第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、前記第1の移動操作が前記第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
前記プロセッサが、前記第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、前記第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、前記第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第1の移動操作が終了したとき前記第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、前記第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされ、
前記プロセッサは、前記第1の移動操作が終了して、前記第1のデスクトップウィジェットユニットと、前記第1の移動操作の終了ポイントが配置されている前記デスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比未満であるとき、前記第1のデスクトップウィジェットユニットを、第3の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成され、前記第3の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第1の移動操作が開始する前に前記第1のデスクトップウィジェットユニットが配置されているデスクトップウィジェット構成領域である、前記第1のデスクトップウィジェットユニットが前記第1のアプリケーションプログラムにマッピングされ
前記プロセッサが、前記デスクトップウィジェットの少なくとも2つの表示するための前記デスクトップウィジェットフレームワークを表示して、前記少なくとも2つの表示するためのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、前記第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように構成されており、前記第1のタッチスクリーン操作が、前記少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられる、端末デバイス。
【請求項8】
前記プロセッサが、第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを、前記第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、前記第2の移動操作が、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
前記プロセッサが、前記第2の移動操作が終了したとき、前記第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、前記第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、前記第2の移動操作が終了したとき前記第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、前記第2のデスクトップウィジェットユニットが、前記第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされる請求項7に記載の端末デバイス。
【請求項9】
前記端末デバイスが、
前記デスクトップウィジェットフレームワークに前記配置された前記第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、前記第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存するように構成されたメモリをさらに備え、
前記プロセッサが、前記デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、前記デスクトップウィジェットにおける、前記各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示するように構成されており、前記第2のタッチスクリーン操作が、前記デスクトップウィジェットを起動するのに用いられる請求項7に記載の端末デバイス。
【請求項10】
請求項1からのいずれか一項に記載の方法を実行するように適応されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、中国特許庁に2013年1月31日に出願された、「METHOD AND APPARATUS FOR CREATING DESKTOP WIDGET, AND TERMINAL DEVICE」という名称の中国特許出願第201310038921.2号の優先権を主張するものであり、参照により、その全体を本明細書に組み込む。
【0002】
本発明は、端末デバイスの分野に関し、具体的にはデスクトップウィジェットを生成する方法および装置、ならびに端末デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
端末デバイスの活発な発達(smart development)とともに、端末デバイスのインターフェースは、もはやアプリケーションアイコン(icon)表示するためにのみ用いられるのではなく、天気Widget、メールWidget、およびカレンダWidgetなど、機能情報を表示するのに用いられるデスクトップウィジェット(Widget)を表示することができる。アプリケーションアイコンと比較して、Widgetは、アプリケーションへのエントリを提供するだけではなく、バスまたは対応する機能情報を表示することができ、ユーザにとって、より魅力的である。
【0004】
従来技術では、端末デバイスのインターフェースは、デスクトップWidgetに、機能の対応する情報またはウィジェットの1組の機能を表示することがあり、たとえば、天気Widgetで1つの市の天気情報を表示するか、または天気Widgetで複数の市の天気情報を表示する。
【0005】
本発明を実施する過程で、従来技術は少なくとも以下の問題を有している
1つのWidgetが実施することができるのは単一の機能のみであり、すなわち1つのWidgetが表示することができるのは同一タイプの情報だけであり、その結果、ユーザは、Widgetを用いて様々な情報を取得することができず、単一の実施態様のやり方は、ユーザの個人化の要求を満たすことができない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
確認された情報取得の問題を解決するために、本発明の実施形態は、デスクトップウィジェットを生成する方法および装置、ならびに端末デバイスを提供する。技術的解決策は以下の通りである。
【0007】
第1の態様によれば、本発明の一実施形態はデスクトップウィジェットを生成する方法を提供するものであり、この方法は、
デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップであって、デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるステップと、
第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、第1のデスクトップウィジェットユニットを第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するステップであって、第1の移動操作が第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられるステップと、
第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップとを含む。
【0008】
第1の態様を参照して、本発明の実施形態による第1の可能な実施態様のやり方では、デスクトップウィジェットの、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップが、
デスクトップウィジェットの少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示するステップと、
少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップであって、第1のタッチスクリーン操作が、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられるステップとを特に含む。
【0009】
第1の態様を参照して、本発明の実施形態による第2の可能な実施態様のやり方では、この方法は、デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得した後に、
第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するステップであって、第2の移動操作が第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられるステップと、
第2の移動操作が終了したとき、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第2の移動操作が終了したとき第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第2のデスクトップウィジェットユニットが、第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップとをさらに含む。
【0010】
第1の態様を参照して、本発明の実施形態による第3の可能な実施態様のやり方では、第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき、第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップが、
第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップを特に含む。
【0011】
第1の態様を参照して、本発明の実施形態による第4の可能な実施態様のやり方では、第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップの後に、この方法は、
デスクトップウィジェットフレームワークに配置された第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存するステップと、
デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットにおける、各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示するステップであって、第2のタッチスクリーン操作が、デスクトップウィジェットを起動するのに用いられるステップとをさらに含む。
【0012】
第2の態様によれば、本発明の一実施形態はデスクトップウィジェットを生成する装置を提供するものであり、この装置は、
デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように構成されたフレームワーク取得モジュールであって、デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるフレームワーク取得モジュールと、
第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、第1のデスクトップウィジェットユニットを第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するように構成された制御モジュールであって、第1の移動操作が第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられる制御モジュールと、
第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するように構成された配置モジュールであって、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる配置モジュールとを含む。
【0013】
第2の態様を参照して、本発明の実施形態による第1の可能な実施態様のやり方では、フレームワーク取得モジュールは、デスクトップウィジェットの少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示して、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように特に構成されており、第1のタッチスクリーン操作は、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられる。
【0014】
第2の態様を参照して、本発明の実施形態による第2の可能な実施態様のやり方では、制御モジュールは、第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、第2の移動操作が第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
配置モジュールは、第2の移動操作が終了したとき、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第2の移動操作が終了したとき第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第2のデスクトップウィジェットユニットが、第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0015】
第2の態様を参照して、本発明の実施形態による第3の可能な実施態様のやり方では、配置モジュールは、第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するように構成されており、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0016】
第2の態様を参照して、本発明の実施形態による第4の可能な実施態様のやり方では、この装置は、
デスクトップウィジェットフレームワークに配置された第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存するように構成された記憶モジュールと、
デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットにおける、各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示するように構成されたロードモジュールであって、第2のタッチスクリーン操作が、デスクトップウィジェットを起動するのに用いられるロードモジュールとをさらに含む。
【0017】
第3の態様によれば、本発明の一実施形態は端末デバイスを提供するものであり、端末デバイスが、
デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように構成されたプロセッサを含み、デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含み、
プロセッサが、第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、第1のデスクトップウィジェットユニットを第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、第1の移動操作が第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
プロセッサが、第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0018】
第3の態様を参照して、本発明の実施形態による第1の可能な実施態様のやり方では、プロセッサは、デスクトップウィジェットの少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示して、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように構成されており、第1のタッチスクリーン操作は、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられる。
【0019】
第3の態様を参照して、本発明の実施形態による第2の可能な実施態様のやり方では、プロセッサは、第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、第2の移動操作が第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
プロセッサは、第2の移動操作が終了したとき、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第2の移動操作が終了したとき第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第2のデスクトップウィジェットユニットが、第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0020】
第3の態様を参照して、本発明の実施形態による第3の可能な実施態様のやり方では、プロセッサは、第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するように構成されており、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0021】
第3の態様を参照して、本発明の実施形態による第4の可能な実施態様のやり方では、端末デバイスは、
デスクトップウィジェットフレームワークに配置された第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存するように構成されたメモリをさらに含み、
プロセッサは、デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットにおける、各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示するようにさらに構成されており、第2のタッチスクリーン操作が、デスクトップウィジェットを起動するのに用いられる。
【0022】
本発明の実施形態は、デスクトップウィジェットを生成する方法および装置、ならびに端末デバイスを提供する。この方法は、デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップであって、デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含むステップと、第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、第1のデスクトップウィジェットユニットを第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するステップであって、第1の移動操作が第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられるステップと、第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップとを含む。本発明の実施形態で提供される技術的解決策を用いることにより、2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を構成することによって、1つのデスクトップウィジェットフレームワークに複数のWidgetsを実現するという目的が達成され、これによって、様々なユーザの特有のカスタム化が満足され、端末デバイス構成の個人化が改善される。
【0023】
本発明の実施形態の技術的解決策をより明瞭に説明するために、以下は、本実施形態を説明するのに必要な添付図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すのみであり、当業者なら、創造的な努力をしなくてもこれらの添付図面から他の図面を導出し得る。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の一実施形態によってデスクトップウィジェットを生成する方法のフローチャートである。
図2a】1つのページに2つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示する概略図である。
図2b】本発明の一実施形態による、デスクトップウィジェット構成領域とデスクトップウィジェットユニット選択領域の間の位置関係の概略図である。
図2c】本発明の一実施形態による標準的Widgetアーキテクチャの概略構造図である。
図2d】本発明の一実施形態による拡張MeWidgetアーキテクチャの概略構造図である。
図3】本発明の一実施形態による、デスクトップウィジェットを生成する方法のフローチャートである。
図4】本発明の一実施形態によるデスクトップウィジェット表示の例示の図である。
図5】本発明の一実施形態による、デスクトップウィジェットを生成する装置の概略構造図である。
図6】本発明の一実施形態による端末デバイスの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより明瞭にするために、本発明の実施形態を、添付図面を参照しながら以下でさらに詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施形態による、デスクトップウィジェットを生成する方法のフローチャートである。図1を参照して、この方法は以下のステップを含む。
【0027】
ステップ101:デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得する。デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含んでいる。
【0028】
デスクトップウィジェットは、少なくとも2つのデスクトップウィジェットユニットをマッピングするのに用いられ得るデスクトップウィジェットの集合を指す。デスクトップウィジェットの集合を構成するやり方は、デスクトップウィジェットフレームワークによって実施され得る。デスクトップウィジェットフレームワークは、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、デスクトップウィジェットフレームワークは少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含む。各デスクトップウィジェット構成領域は、デスクトップウィジェットユニットを表示するのに用いられてよく、各デスクトップウィジェットユニットが、同一のアプリケーションプログラムにマッピングされてよく、様々なアプリケーションプログラムにマッピングされてもよく、様々なアプリケーションプログラムへのマッピングは、デスクトップウィジェットを拡張することによって実施され得る。
【0029】
生成するプロセスは、デスクトップウィジェットを編集するプロセスと見なされ得ることに留意されたい。このプロセスでは、デスクトップウィジェットユニットが加えられ、移動され、削除され得る。
【0030】
ステップ102:第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、第1のデスクトップウィジェットユニットを第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御する。第1の移動操作が第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられる。
【0031】
第1のデスクトップウィジェットユニットは、デスクトップウィジェットフレームワークのデスクトップウィジェット構成領域に既に配置されているデスクトップウィジェットユニットでよく、デスクトップウィジェット構成領域に配置されていないデスクトップウィジェットユニットでもよい。すなわち、第1の移動操作は、第1のデスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットフレームワークのデスクトップウィジェット構成領域に加える操作でよく、第1のデスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットフレームワークの1つのデスクトップウィジェット構成領域から別のデスクトップウィジェット構成領域に移動する操作でもよい。
【0032】
第1のデスクトップウィジェットユニットを移動するのに用いられる第1の移動操作は、第1のデスクトップウィジェットユニットを移動するドラッグ操作でよく、または別のタッチスクリーン操作でもよい。
【0033】
ステップ103:第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置する。第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0034】
第1のアプリケーションプログラムは、ユーザに情報を提供することができる携帯電話のアドレス帳、住所録、および時計などの任意のアプリケーションプログラムでよい。
【0035】
デスクトップウィジェット構成領域には2つの状態があり、一方は空白状態であって、すなわち、デスクトップウィジェット構成領域がデスクトップウィジェットユニットを保持しておらず、他方は占有状態であって、すなわち、デスクトップウィジェット構成領域が既にデスクトップウィジェットユニットを保持していることに留意されたい。
【0036】
第1の操作の終了は、ユーザの指がタッチスクリーンから離れることを示す。次いで、第1のデスクトップウィジェットユニットがデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかの空白のデスクトップウィジェット構成領域に移動されると、または、第1の移動操作の終了ポイントが、デスクトップウィジェットフレームワークのいずれかの空白のデスクトップウィジェット構成領域に配置されると、第1の操作は有効であると見なされる。この場合、第1のデスクトップウィジェットユニットは、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置されており、この配置は、第1のデスクトップウィジェットユニットがマッピングされる第1のアプリケーションプログラムを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するものと見なされ得て、第1のアプリケーションプログラムの対応する情報が、配置されたデスクトップウィジェットユニットに表示される。たとえば、第1のデスクトップウィジェットユニットが天気Widgetであると、天気Widgetに対応するすべての天気情報が、配置された第1のデスクトップウィジェットユニットに表示される。
【0037】
本発明のこの実施形態では、第1の移動操作は、複数のサブ操作を組み合わせた操作でよい。第1のデスクトップウィジェットユニットに対するタッピング操作などの第1の移動サブ操作が検出されたとき、選択される移動オブジェクトは、第1のデスクトップウィジェットユニットであり、デスクトップウィジェットフレームワークのデスクトップウィジェットユニットに対するタッピング操作などの第2の移動サブ操作が検出されたとき、第1の移動操作が終了したと見なされてよく、第1のデスクトップウィジェットユニットが、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置され、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第2の移動サブ操作のタッピングされた領域が、デスクトップウィジェット構成領域の所定領域であり得る。
【0038】
任意選択で、図1に示された実施形態の技術的解決策に基づいて、「デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップであって、デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含んでいる」ステップ101は、以下のステップ101aおよび101bを含む。
【0039】
ステップ101a:デスクトップウィジェットの少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示する。
【0040】
本発明のこの実施形態では、デスクトップウィジェットは、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークに対応し得る。少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークのデスクトップウィジェット構成領域の数、表示形状、および位置関係は、異なるものでよい。
【0041】
さらに、空白のデスクトップウィジェットフレームワークがユーザに表示されてよく、ユーザは、カスタマイズされたデスクトップウィジェットフレームワークを生成するように、デスクトップウィジェット構成領域の数、表示形状および位置関係を、用法の習慣に従ってカスタマイズしてよい。
【0042】
少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークが、同一のページに表示されてよく、様々なページに表示されてもよい。図2aを参照して、図2aは1つのページに2つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示している概略図である。本発明のこの実施形態が説明のための一例として用いるのは、2つのデスクトップウィジェットフレームワークが同一のページに1回表示される場合のみである。図2aの左側のデスクトップウィジェットフレームワークは4つのデスクトップウィジェット構成領域を含み、図2の右側のデスクトップウィジェットフレームワークは3つのデスクトップウィジェット構成領域を含む。
【0043】
ステップ101b:少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得する。第1のタッチスクリーン操作が、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられる。
【0044】
第1のタッチスクリーン操作は、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられ、第1のタッチスクリーン操作は、たとえばデスクトップウィジェットフレームワークに対するタッピング操作、ドラッグ操作といった、任意のタッチスクリーン操作でよい。ユーザは、自身の要求によって、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークの要件を満たすデスクトップウィジェットフレームワークを取得してよい。
【0045】
デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップは、複数の空白のデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップでよく、いくつかの空白のデスクトップウィジェット構成領域およびいくつかの占有されたデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるデスクトップウィジェットフレームワークを取得するステップでもよいことに留意されたい。占有されたデスクトップウィジェット構成領域に表示されるデスクトップウィジェットユニットは、デフォルトのデスクトップウィジェットユニットでよく、ユーザによって以前に構成されたデスクトップウィジェットユニットでもよい。
【0046】
任意選択で、図1に示された実施形態の技術的解決策に基づいて、「デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得する」ステップ101の後、この方法は、以下のステップをさらに含む。
【0047】
(1) 第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するステップであって、第2の移動操作が、第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられるステップ。
【0048】
第2のデスクトップウィジェットユニットは、デスクトップウィジェットフレームワークのデスクトップウィジェット構成領域に既に配置されているデスクトップウィジェットユニットでよく、デスクトップウィジェット構成領域に配置されていないデスクトップウィジェットユニットでもよい。すなわち、第2の移動操作は、第2のデスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットフレームワークのデスクトップウィジェット構成領域に加える操作でよく、第2のデスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットフレームワークの1つのデスクトップウィジェット構成領域から別のデスクトップウィジェット構成領域に移動する操作でもよい。
【0049】
第2の操作は、ドラッグ操作または第2のデスクトップウィジェットユニットを移動する別のタッチスクリーン操作でよい。
【0050】
(2) 第2の移動操作が終了したとき、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第2の移動操作が終了したとき第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第2のデスクトップウィジェットユニットが、第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップ。
【0051】
第2のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるとき、各アプリケーションプログラムは、少なくとも1つのデスクトップウィジェットユニットに対応するものでよく、各アプリケーションプログラムに対応するデスクトップウィジェットユニットの表示形状および表示される情報のタイプは、異なるものでよい。たとえば、第1のアプリケーションにマッピングされた第2のデスクトップウィジェットユニットが、説明のための一例として用いられる。この場合、第1のデスクトップウィジェットユニットが、第1の情報、第2の情報、および第3の情報を含み得、第1のウィジェットユニットの表示形状は2cm*2cmの正方形であって、第2のデスクトップウィジェットユニットが含んでいるのは第1の情報および第2の情報のみであり、第2のウィジェットユニットの表示形状は半径2cmの円である。
【0052】
第2のデスクトップウィジェットユニットが第2のアプリケーションプログラムにマッピングされるとき、1つのデスクトップウィジェットフレームワークに関して、デスクトップウィジェットフレームワークの各デスクトップウィジェット構成領域に保持されたデスクトップウィジェットユニットが、それぞれ異なるアプリケーションプログラムにマッピングされてよい。たとえば、1つのデスクトップウィジェット構成領域が天気のアプリケーションプログラムにマッピングされ、別の1つが時計のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0053】
本発明のこの実施形態で提供される技術的解決策を用いることにより、2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を構成することによって、1つのデスクトップウィジェットフレームワークで複数のWidgetを実施するという目的が達成され、これによって、様々なユーザの特有のカスタム化が満足され、端末デバイス構成の個人化が改善される。
【0054】
任意選択で、図1に示された実施形態の技術的解決策に基づいて、「第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる」ステップ103は、第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップを含む。
【0055】
誤操作を防止するために、事前設定の比が用いられてよく、移動操作が終了したとき、移動されたデスクトップウィジェットユニットと、デスクトップウィジェットユニットが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が配置条件を満たすかどうか判断するように、事前設定の比が設定されてよい。第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、配置条件が満たされ、第1のデスクトップウィジェットユニットが配置される。本明細書におけるこの配置は、第1のデスクトップウィジェットユニットの再配置を示してよく、すなわち、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報が、第1のデスクトップウィジェットユニットが現在位置するデスクトップウィジェット構成領域に関する情報に更新される。第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比未満であるとき、配置条件が満たされず、第1のデスクトップウィジェットユニットが配置されることはなく、すなわち、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報は更新されない。
【0056】
さらに、任意選択で、図1に示された実施形態の技術的解決策に基づいて、「第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、第1のデスクトップウィジェットユニットを第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御する」ステップ102の後に、この方法は、第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比未満であるとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第3の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するステップであって、第3の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が開始する前に第1のデスクトップウィジェットユニットが配置されているデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされるステップをさらに含む。
【0057】
第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比未満であるとき、配置条件が満たされず、第1のデスクトップウィジェットユニットが配置されることはなく、代わりに、第1のデスクトップウィジェットユニットは、第1の移動操作が開始する前に第1のデスクトップウィジェットユニットが配置されているデスクトップウィジェット構成領域に配置され、すなわち、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報は更新されない。
【0058】
事前設定の比は、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との事前設定の重なりかみ合い率である。第1のデスクトップウィジェットユニットのサイズは、デスクトップウィジェット構成領域よりも小さくてよいので、移動プロセスにおいて、第1のデスクトップウィジェットユニットがデスクトップウィジェット構成領域に完全に入ると、重なりかみ合い率は100%である。配置後に、第1のデスクトップウィジェットユニットは、デスクトップウィジェット構成領域を満たすように、デスクトップウィジェット構成領域のサイズに応じて調整されてよい。
【0059】
任意選択で、図1に示された実施形態の技術的解決策に基づいて、「第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置する」ステップ103の後に、この方法は、以下のステップをさらに含む。
【0060】
ステップ104:デスクトップウィジェットフレームワークに配置された第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存する。
【0061】
第1のデスクトップウィジェットユニットを移動することによって、第1のデスクトップウィジェットユニットの再配置の目的が達成され、デスクトップウィジェットが再び実行されるとき、デスクトップウィジェットが、保存されたレイアウト情報に従って第1のデスクトップウィジェットユニットを確実にロードするように、デスクトップウィジェットフレームワークに配置された第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報が、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存される。
【0062】
ステップ105:デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットにおける、各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示する。第2のタッチスクリーン操作が、デスクトップウィジェットを起動するのに用いられる。
【0063】
第2のタッチスクリーン操作は、デスクトップウィジェットを起動するのに用いられる。第2のタッチスクリーン操作は、たとえばデスクトップウィジェットに対するタッピング操作またはデスクトップウィジェットのアイコンに対する特定の方向のスライド操作といった、デスクトップウィジェットを起動することができる任意の種類のタッチスクリーン操作でよい。
【0064】
さらに、詳細には、ユーザがデスクトップウィジェット構成領域におけるいくつかまたはすべてのデスクトップウィジェットユニットを削除する必要があるとき、ユーザは、削除すべきオブジェクトを1つずつ削除してよく、全部を削除してもよい。すなわち、編集命令が受信されたとき、端末デバイスは、各デスクトップウィジェット構成領域に削除オプションを示すか、またはユーザによって選択されたデスクトップウィジェット構成領域に削除オプションを表示する。削除オプションが活性化されると、デスクトップウィジェット構成領域のデスクトップウィジェットユニットが削除され得る。削除オプションは、デスクトップウィジェットユニットをすべて削除するのにも用いられ得て、削除オプションが活性化されると、端末デバイスは、ユーザ用の1回のタッピングで削除する操作を実施するように、すべてのデスクトップウィジェット構成領域のデスクトップウィジェットユニットに対して削除操作を遂行し、それによって空白のデスクトップウィジェットフレームワークを表示する。編集命令は、ユーザがデスクトップウィジェット構成領域のペインをタッピングしたとき、または端末デバイスによって用意された編集オプションが活性化されたとき、起動されてよい。
【0065】
任意選択で、図1に示された実施形態の技術的解決策に基づいて、デスクトップウィジェットフレームワークは、少なくとも1つのデスクトップウィジェットユニットを含んでいるデスクトップウィジェットユニット選択領域をさらに含む。対応して、第1のデスクトップウィジェットユニットは、デスクトップウィジェットユニット選択領域、またはデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェット構成領域に配置される。
【0066】
端末デバイスの画面上に表示されるデスクトップウィジェットフレームワークは、デスクトップウィジェット構成領域およびデスクトップウィジェットユニット選択領域を含み得る。デスクトップウィジェットユニット選択領域は、デスクトップウィジェットユニットの選択される領域であって、ユーザは、ロードする必要のあるデスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットユニット選択領域から選択してよい。
【0067】
具体的には、デスクトップウィジェットユニット選択領域は、現行システムにインストールされたすべてのWidgetアプリケーションプログラムの基本的情報を取得することによって、デスクトップウィジェットユニットをロードしてよい。
【0068】
前記デスクトップウィジェットユニット選択領域の様々な表示方法があり得る。その領域は、タッチスクリーン操作によって起動される、少なくとも1つのデスクトップウィジェットユニットを含んでいるドロップダウン領域でよく、水平スライド動作のトリガにより表示され得る、デスクトップウィジェットユニットのストリップタイプ領域でもよい。デスクトップウィジェット構成領域とデスクトップウィジェットユニット選択領域の間には、垂直の位置関係、水平の位置関係などがあり得る。図2bは、デスクトップウィジェット構成領域とデスクトップウィジェットユニット選択領域の間の位置関係の概略図である。図2bでは、一例として、デスクトップウィジェット構成領域とデスクトップウィジェットユニット選択領域の間の垂直の関係のみが用いられている。
【0069】
本発明のこの実施形態のデスクトップウィジェットフレームワークは、標準的Widgetアーキテクチャを拡張することによって実施されるWidgetUnitProviderフレームワークである。一般的なWidgetの構成情報を変更することにより、MeWidgetアプリケーションを識別するタグ情報が付加され得る。Widget Unit Providerは、WidgetUnitProviderタイプから継承され、その結果、Widget Unit Providerは、Widget Unitの関連した特徴を有する。
【0070】
具体的には、図2cは、本発明の一実施形態による標準的Widgetアーキテクチャの概略構造図である。図2cを参照して、標準的Widgetアーキテクチャは、アプリケーションプログラムのグラフィックユーザインターフェース(Homeデスクトップ)、デスクトップウィジェットコントローラAppWidgetHost、複数のデスクトップウィジェットプロバイダProvider、およびデスクトップウィジェットサーバAppWidgetServiceを含む。Launcherが有するAppWidgetHostは、複数のウィジェットを管理するのに用いられ、各Widgetは1つのHostViewに表示される。Providerは、AppWidgetのWidget Providerの表示情報を供給するのに用いられる。AppWidgetServiceは、ProviderとデスクトップウィジェットHostViewの間のリンクとして用いられ、これによって、Widget Providerの表示情報がHostViewに対して確実に更新され得る。
【0071】
MeWidgetアーキテクチャは、標準的Widgetアーキテクチャを拡張することによって取得され得る。図2dは、本発明のこの実施形態による標準的Widgetアーキテクチャを拡張して得られたMeWidgetアーキテクチャの概略構造図である。図2dを参照して、拡張後のMeWidgetアーキテクチャは、アプリケーションプログラムのグラフィックユーザインターフェース(Homeデスクトップ)、デスクトップウィジェットユニットコントローラMeWidgetHost、複数のデスクトップウィジェットユニットWidgetUnitHostView、デスクトップウィジェットユニットサービスMeWidgetService、および複数のデスクトップウィジェットユニットプロバイダUnitProviderを含む。
【0072】
MeWidgetHostは、複数の(WidgetUnitHostViews)のレイアウト情報を管理するのに用いられる。MeWidgetにおける各WidgetUnitHostViewの表示位置は、MeWidgetHostにおいて各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報を用いることによって制御され得る。たとえば、時計UnitViewは、天気UnitViewの下、かつ連絡先UnitViewの上に表示される。各WidgetUnitHostViewは、WidgetUnitHostViewすなわちAPKのレイアウト情報に対応するアプリケーションプログラムをネスティングのやり方で表示してよい。前述の拡張の後、MeWidgetは、同一のアプリケーションプログラムのデスクトップウィジェットユニットを様々なデスクトップウィジェット構成領域に表示するのをサポートし得、すなわち、同一のAPKにマッピングされたデスクトップウィジェットユニットが様々なWidgetUnitHostViewに表示され、デスクトップウィジェットユニット(WidgetUnitHostView)が構成され得る。
【0073】
MeWidgetServiceは、UnitProviderとWidgetUnitHostViewの間のリンクとして用いられ、Widget ProviderのコンテンツがWidgetUnitHostViewに対して更新され得ることを保証するものである。
【0074】
UnitProviderは、UnitのWidget Providerのコンテンツプロバイダを表すのに用いられる。UnitProviderの実施のやり方は、標準的AppWidgetProviderの実施のやり方に似たものである。各デスクトップウィジェットユニットの更新(onupdate)および削除(ondelete)を含むすべて操作は、UnitProviderで実施される。
【0075】
図3は、本発明の一実施形態によってデスクトップウィジェットを生成する方法のフローチャートである。図3を参照して、この方法は以下のステップを含む。
【0076】
ステップ301:デスクトップウィジェットの生成の探求が受信されたとき、デスクトップウィジェットの少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示する。
【0077】
端末デバイスは、複数のデスクトップウィジェットユニットを収容することができるデスクトップウィジェットを生成するオプションと、1つのデスクトップウィジェットユニットを収容することができるデスクトップウィジェットを生成するオプションとを提供し得る。本発明のこの実施形態では、複数のデスクトップウィジェットユニットを収容することができるデスクトップウィジェットを生成するプロセスのみが、説明のための一例として用いられている。
【0078】
ステップ302:少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対するタッピング操作が受信されたとき、第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得する。デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域およびデスクトップウィジェットユニット選択領域を含んでおり、デスクトップウィジェットユニット選択領域が少なくとも1つのデスクトップウィジェットユニットを含んでいる。
【0079】
本発明のこの実施形態では、第1のタッチスクリーン操作がタッピング操作であることのみが、説明のための一例として用いられる。
【0080】
ステップ303:デスクトップウィジェットユニット選択領域に配置されたデスクトップウィジェットユニットAに対するドラッグ操作に従って、デスクトップウィジェットユニットAの、ドラッグの移動軌跡に沿った移動を制御する。デスクトップウィジェットユニットAがアプリケーションプログラムA'にマッピングされる。
【0081】
本発明のこの実施形態では、第1のデスクトップウィジェットユニットがデスクトップウィジェットユニットAであること、デスクトップウィジェットユニットAがマッピングされる第1のアプリケーションプログラムはアプリケーションプログラムA'であること、および第1の移動操作がドラッグ操作であることのみが、説明のための一例として用いられている。
【0082】
ステップ304:ドラッグ操作が終了して、デスクトップウィジェットユニットAと、ドラッグ操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、デスクトップウィジェットユニットAを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置する。第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、ドラッグ操作が終了したときデスクトップウィジェットユニットAが配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域である。
【0083】
前述のステップ302から304は、生成プロセスにおいてデスクトップウィジェットユニットを配置するプロセスでしかない。また、生成プロセスにおいて各デスクトップウィジェットユニットを配置するプロセスは、ステップ302から304に似たものであって、本明細書で再び説明することはない。
【0084】
ステップ305:デスクトップウィジェットフレームワークに配置されたデスクトップウィジェットユニットAの配置情報を、デスクトップウィジェットユニットAのレイアウト情報として保存する。
【0085】
配置するプロセスが終了すると、ユーザは、デスクトップウィジェットユニットAの配置情報を保存し、すなわち、デスクトップウィジェットユニットAが配置されているデスクトップウィジェット構成領域に関する情報が保存される。
【0086】
デスクトップウィジェットを生成するプロセスでは、ユーザは、デスクトップウィジェットユニットに対する追加、削除、移動などの操作をランダムに遂行してよい。デスクトップウィジェットは、ユーザに保存オプションを提供してよく、保存オプションが活性化されると、生成プロセスで生成されたすべてのレイアウト情報がデータベースに保存され、その結果、デスクトップウィジェットは、対応するローディングを次の実行で遂行し、今回生成された各デスクトップウィジェットユニットが、構成ページの表示効果の通りに確実に表示され得る。
【0087】
ステップ306:デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットにおける、各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示する。
【0088】
たとえば、生成プロセスでは、時計、天気、連絡先AおよびB、ならびにオーディオデバイスを含むデスクトップウィジェットユニットが、デスクトップウィジェットで生成され、デスクトップウィジェットが、各デスクトップウィジェットユニットに保存されたレイアウト情報の通りに動作すると、デスクトップウィジェットは図4に示されるようになるはずである。図4は、本発明のこの実施形態によるデスクトップウィジェットの表示の例示的図であって、デスクトップウィジェットの表示の単なる一例である。
【0089】
本発明のこの実施形態では、デスクトップウィジェットはHomeコンテナと見なされてよく、任意のデスクトップウィジェットユニットがデスクトップウィジェットにロードされ得る。デスクトップウィジェットユニットは、同一のアプリケーションプログラムにマッピングされた様々なデスクトップウィジェットユニットでよく、様々なアプリケーションプログラムにマッピングされたデスクトップウィジェットユニットでもよい。デスクトップウィジェットユニットが様々なアプリケーションプログラムにマッピングされるとき、これらのデスクトップウィジェットユニットは、様々なapkに別個に属し、これらのデスクトップウィジェットユニットのローディングは、クロスAPKのロード技術を用いることによって実施され得る。様々なアプリケーションプログラムのデスクトップウィジェットユニットをロードすることにより、デスクトップウィジェットは、実行中に、様々なアプリケーションプログラム(APK)のビューを、境界をつけるやり方で一緒にロードして、生成中に割り当てられたスペースおよび位置に従って表示してよい。デスクトップウィジェットと各デスクトップウィジェットユニットは疎結合(loose coupling)の関係にある。この種の構成のやり方は、デスクトップウィジェットユニットの後の拡張および保守整備のために、より好都合である。
【0090】
図5は、本発明の一実施形態による、デスクトップウィジェットを生成する装置の概略構造図である。図5を参照して、この装置は、
デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように構成されたフレームワーク取得モジュール501であって、デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるフレームワーク取得モジュール501と、
第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、第1のデスクトップウィジェットユニットを第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するように構成された制御モジュール502であって、第1の移動操作が第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられる制御モジュール502と、
第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するように構成された配置モジュール503であって、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる配置モジュール503とを含む。
【0091】
任意選択で、フレームワーク取得モジュール501は、デスクトップウィジェットの少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示して、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように特に構成されており、第1のタッチスクリーン操作が、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられる。
【0092】
任意選択で、制御モジュール502は、第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、第2の移動操作が第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
配置モジュール503は、第2の移動操作が終了したとき、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第2の移動操作が終了したとき第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第2のデスクトップウィジェットユニットが、第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0093】
任意選択で、配置モジュール503は、第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するように構成されており、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0094】
任意選択で、この装置は、
デスクトップウィジェットフレームワークに配置された第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存するように構成された記憶モジュールと、
デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットにおける、各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示するように構成されたロードモジュールであって、第2のタッチスクリーン操作が、デスクトップウィジェットを起動するのに用いられるロードモジュールとをさらに含む。
【0095】
本発明のこの実施形態で提供される技術的解決策を用いることにより、2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を構成することによって、1つのデスクトップウィジェットフレームワークで複数のWidgetを実施するという目的が達成され、これによって、様々なユーザの特有のカスタム化が満足され、端末デバイス構成の個人化が改善される。
【0096】
前述の実施形態による、デスクトップウィジェットを生成するためのこの装置がデスクトップウィジェットを生成するとき、前述の機能モジュールの分割は単なる例示であり、実際の実装形態では、前述の機能は様々なモジュールに割り当てられ得て必要に応じて実施され得、すなわち、装置の内部構造は、上記で説明された機能のすべてまたは一部分を実施するために別々の機能モジュールに分割されてよいことに留意されたい。それに加えて、前述の実施形態による、デスクトップウィジェットを生成するためのこの装置は、デスクトップのトップウィジェットを生成する方法の実施形態と同一の概念に関するものである。この装置の特定の実施プロセスに関する詳細については、方法の実施形態が参照されてよく、本明細書で再び説明することはない。
【0097】
当業者なら、ハードウェアまたは関連するハードウェアに指示するプログラムによって、前述の実施形態のステップのすべてまたは一部分が遂行され得ることを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。記憶媒体は、読取り専用メモリ、磁気ディスク(disk)、光ディスク(disc)などを含み得る。
【0098】
図6は、本発明の一実施形態による端末デバイスの概略構造図である。図6を参照して、端末デバイスは、
デスクトップウィジェットのデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように構成されたプロセッサ601であって、デスクトップウィジェットフレームワークが、少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェットユニットを保持するのに用いられ、デスクトップウィジェットフレームワークが少なくとも2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を含んでいるプロセッサ601を含み、
プロセッサ601が、第1のデスクトップウィジェットユニットに対する第1の移動操作に従って、第1のデスクトップウィジェットユニットを第1の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、第1の移動操作が第1のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
プロセッサが、第1の移動操作が終了したとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0099】
任意選択で、プロセッサ601は、デスクトップウィジェットの少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを表示して、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークのいずれかのデスクトップウィジェットフレームワークに対する第1のタッチスクリーン操作が受信されたとき、第1のタッチスクリーン操作に対応するデスクトップウィジェットフレームワークを取得するように特に構成されており、第1のタッチスクリーン操作が、少なくとも1つのデスクトップウィジェットフレームワークを選択するのに用いられる。
【0100】
任意選択で、プロセッサ601は、第2のデスクトップウィジェットユニットに対する第2の移動操作に従って、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の移動操作の移動軌跡に沿って移動させるように制御するようにさらに構成されており、第2の移動操作が第2のデスクトップウィジェットユニットを移動させるのに用いられ、
プロセッサ601は、第2の移動操作が終了したとき、第2のデスクトップウィジェットユニットを、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するようにさらに構成されており、第2の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第2の移動操作が終了したとき第2の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第2のデスクトップウィジェットユニットが、第1のアプリケーションプログラムまたは第2のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0101】
任意選択で、プロセッサ601は、第1の移動操作が終了して、第1のデスクトップウィジェットユニットと、第1の移動操作の終了ポイントが配置されているデスクトップウィジェット構成領域との重なりかみ合い率が、事前設定の比以上であるとき、第1のデスクトップウィジェットユニットを、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域に配置するように構成されており、第1の指定されたデスクトップウィジェット構成領域が、第1の移動操作が終了したとき第1の移動操作が配置される空白のデスクトップウィジェット構成領域であり、第1のデスクトップウィジェットユニットが第1のアプリケーションプログラムにマッピングされる。
【0102】
任意選択で、端末デバイスは、
デスクトップウィジェットフレームワークに配置された第1のデスクトップウィジェットユニットの配置情報を、第1のデスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報として保存するように構成されたメモリ602をさらに含み、
プロセッサ601は、デスクトップウィジェットに対する第2のタッチスクリーン操作が受信されたとき、保存されている各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に従って各デスクトップウィジェットユニットをロードして、各デスクトップウィジェットユニットを、デスクトップウィジェットにおける、各デスクトップウィジェットユニットのレイアウト情報に対応する位置に表示するようにさらに構成されており、第2のタッチスクリーン操作が、デスクトップウィジェットを起動するのに用いられる。
【0103】
本発明のこの実施形態で提供される技術的解決策を用いることにより、2つ以上のデスクトップウィジェット構成領域を構成することによって、1つのデスクトップウィジェットフレームワークで複数のWidgetを実施するという目的が達成され、これによって、様々なユーザの特有のカスタム化が満足され、端末デバイス構成の個人化が改善される。
【0104】
前述の説明は、本発明の例示的実施形態でしかないが、本発明を限定するように意図されたものではない。本発明の原理から逸脱することなくなされる、いかなる修正、等価な置換、および改善も、本発明の保護範囲内に入るものとする。
【符号の説明】
【0105】
501 フレームワーク取得モジュール
502 制御モジュール
503 配置モジュール
601 プロセッサ
602 メモリ
図1
図2a
図2b
図2c
図2d
図3
図4
図5
図6