【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様によれば、本発明は、少なくとも1つのワイヤをハウジング内に配線するためのデバイスを提供し、デバイスは、中央ハブと、前記中央ハブからハウジングに向かって延びる少なくとも1つのアームとを有し、少なくとも1つのアームは、少なくとも1つのワイヤを収容する。
【0005】
好ましくは、ハウジングは、中央ハブよりも大きい直径のチューブである。
【0006】
少なくとも1つのアームは、一対のアームを有することが好ましい。好ましくは、2つのワイヤを設け、一対のアームの各々1つが1つのワイヤを収容する。各ワイヤを収容するために1つのアームを設けること、例えば、4つのワイヤがあれば4つのアームを設けることが好ましい。
【0007】
好ましくは、少なくとも1つのアームは対称である。好ましくは、少なくとも1つのアームは、断面及び/又は外形或いは輪郭が対称である。1つ以上のアームを設ける場合、アームの各々は、中央ハブの周りに対称に離間される。一対のアームを設ける場合、好ましくは、一対のアームの各々1つは、直径方向に離間される。好ましくは、一対のアームは対称である。一対のアームはY字形をなすことが好ましい。
【0008】
好ましくは、少なくとも1つのアームは、少なくとも1つのワイヤを包囲して電気的に絶縁する。
【0009】
少なくとも1つのワイヤは、ケーブルによってハウジングに配線されることが好ましい。好ましくは、ケーブルは、ハウジングの遠位端で電源に接続可能である。代替的に、ワイヤは、例えばバッテリ又は燃料電池などの内部電源から延びる。
【0010】
好ましくは、中央ハブはケーブルを収容する。
【0011】
デバイスは、プラスチック材料から成形することが好ましい。
【0012】
好ましくは、デバイスは、第1の部分及び第2の部分から形成される。
【0013】
第1の部分及び第2の部分は両方とも、少なくとも1つのアームの一部を構成することが好ましい。これにより、デバイスを組立てる際に、ワイヤ及び選択的なケーブルを第1の部分及び第2の部分の一方に対して位置決めし、その後、他方の部分によってこの位置に保持できるので、組立てが単純になる。
【0014】
好ましくは、第1の部分及び第2の部分は両方とも、ハブの一部を構成する。これにより、デバイスを組立てる際に、ワイヤ及び選択的なケーブルを第1の部分及び第2の部分の一方に対して位置決めし、その後、他方の部分によってこの位置に保持できるので、組立てが単純になる。
【0015】
ハウジングは、電気器具のハンドルであることが好ましい。
【0016】
第2の態様によれば、本発明は手持ち式電気器具を提供し、かかる電気器具は、流体が流入する流体入口から流体が流出する流体出口までの流体通路を定めるチューブと、少なくとも1つのワイヤをチューブに配線するためのデバイスとを有し、デバイスは、中央ハブと、この中央ハブからチューブに向かって延びる少なくとも1つのアームとを有し、少なくとも1つのアームは、少なくとも1つのワイヤを収容する。
【0017】
好ましくは、少なくとも1つのアームは、流体通路を横切って延びる。好ましくは、少なくとも1つのアームは断面が対称である。好ましくは、少なくとも1つのアームは、流体通路に対して対称に延びる。好ましくは、2つのアームが設けられ、各アームは対称である。2つ以上のアームがある場合、各アームは、好ましくは中央ハブの周りに均等に離間する。2つ以上のアームがある場合、各アームは、実質的に断面、長さ、及び流体通路内に露出する占有面積が同じである。従って、各アームの外形又は輪郭は同じである。これらの特徴の各々は、流体通路内でアームが引き起こす乱流を低減するので、圧力損失及び発生する騒音が最小になる。
【0018】
好ましい実施形態では、2つのワイヤが存在し、少なくとも1つのアームは2つのアームを有し、1つのアームは各ワイヤを収容する。
【0019】
一対のアームを設ける場合、2つのアームは、直径方向に離間することが好ましい。
【0020】
少なくとも1つのアームは、好ましくは断面が対称である。従って、流体は、少なくとも1つのアームの各側面の周りを一様に流れる。これにより、乱流及び騒音を発生する可能性があるアームの周りの非対称な流れの形成が防止される。
【0021】
一対のアームはY字形をなすことが好ましい。この形状には2つの利点があり、中央ハブからチューブまでワイヤが辿る経路が湾曲しているので、ワイヤがよじれる可能性が低く、これはケーブルに加わる何らかの力に対する軸方向の補強を可能にする。
【0022】
中央ハブは、チューブのほぼ中央に配置されることが好ましい。
【0023】
好ましくは、少なくとも1つのアームは、中央ハブからチューブの流体出口に向かって延びる。この実施形態では、少なくとも1つのアームは、流体通路内の流体の流れをたどる。
【0024】
少なくとも1つのアームは、流体通路内に発生する流れ外乱及び乱流を最小にするように形作ることが好ましい。好ましくは、少なくとも1つのアームは、テーパする背面を有する。テーパする背面のテーパは、45°から0°であることが好ましい。代替的に、少なくとも1つのアームは、対称な翼形断面を有する。これにより、少なくとも1つのアームの下流端での流れの剥離及び乱流の発生が軽減される。
【0025】
好ましい実施形態では、デバイスは、中央ハブからチューブに向かって半径方向に延びる少なくとも1つの補強リブを有する。好ましくは、少なくとも1つの補強リブは、チューブの少なくとも一部に沿って軸方向に延びる。
【0026】
1つ又はそれ以上の補強リブは、好ましくは少なくとも1つのアームから流体入口に向かって延びる。
【0027】
少なくとも1つの補強リブは、チューブのフープ強度を向上させ、ケーブルがチューブに向かって曲がる際にチューブに伝達される応力を低減する。
【0028】
好ましくは、少なくとも1つの補強リブは、チューブの流体入口に向かって湾曲している。補強リブは、チューブを構造的に支持する利点を有するが、流体入口の一部を塞ぐという逆効果もある。流体が流体入口に流入するのを阻止又は制限することを最小限にするために、リブの厚さは、入口に向かって減少している。補強リブは、アームから延びる場合、ケーブルの周りで形が変わる。
【0029】
好ましくは、少なくとも1つのアームは、少なくとも1つのワイヤを包囲して電気的に絶縁する。
【0030】
少なくとも1つのワイヤは、ケーブルによってハウジング内に配線されることが好ましい。好ましくは、ケーブルは、ハウジングの遠位端部で電源に接続可能である。
【0031】
好ましくは、中央ハブはケーブルを収容する。
【0032】
デバイスは、プラスチック材料から成形することが好ましい。
【0033】
好ましくは、デバイスは、第1の部分及び第2の部分から形成される。第1の部分及び第2の部分は両方とも、少なくとも1つのアームの一部を構成することが好ましい。好ましくは、第1の部分及び第2の部分は両方とも、ハブの一部を構成する。
【0034】
チューブは、少なくとも部分的にチューブに沿ってチューブの流体出口に向かって延びるワイヤガイドを有することが好ましい。
【0035】
好ましくは、ワイヤガイドは、少なくとも1つのワイヤを流体通路から隔絶する。
【0036】
少なくとも1つのアームはワイヤガイドと整列して、ワイヤがケーブルからデバイスを通ってチューブに沿う通路をもたらすことが好ましい。
【0037】
好ましくは、チューブは電気器具のハンドルを有する。
【0038】
第3の態様によれば、本発明は整髪用電気器具を提供し、かかる電気器具は、流体は流入する流体入口から流体が流出する流体出口までの流体通路を定めるチューブと、ワイヤをチューブに配線するためのデバイスとを有し、デバイスは、中央ハブと、前記中央ハブからチューブに向かって延びる少なくとも1つのアームとを有し、少なくとも1つのアームはワイヤを収容する。
【0039】
好ましくは、電気器具はヘアドライヤである。好ましくは、チューブは電気器具のハンドルを有する。
【0040】
第4の態様によれば、本発明は手持ち式電気器具を提供し、かかる電気器具は、本体と、本体に連結された第1の端部、及び、流体入口を有する第2の端部を有するハンドルと、流体入口からハンドルの中を通って本体に向かう流体通路と、流体通路に沿って流体を引くファンユニットと、ファンユニットに電力を供給するためにハンドルの第2の端部から延びるケーブルと有し、ケーブルから延びる少なくとも1つのワイヤは、ハンドルの壁に沿う経路に配置される。
【0041】
好ましくは、ハンドルの壁は、ケーブルから延びる少なくとも1つのワイヤを収容するためにハンドルに沿って長手方向に延びる少なくとも1つの凹部を有する。この実施形態では、ケーブルは2つのワイヤを有するので、壁は、ハンドルに沿って長手方向に延びる2つの凹部を有し、1つの凹部は、ケーブルからの2つのワイヤの各々を収容することが好ましい。好ましくは、2つの凹部は、壁上でほぼ直径方向で反対側にある。
【0042】
好ましくは、壁は、第1の端部からハンドルに沿って延びる2つの半円筒部から形成される。2つの半円筒部は、壁を形成するように長手方向縁部に沿って当接することが好ましい。
【0043】
好ましくは、ケーブルからの少なくとも1つのワイヤは、長手方向縁部内に収容される。
【0044】
2つの半円筒部のうちの第1の半円筒部は、長手方向縁部内に形成された凹部を有し、少なくとも1つのワイヤを凹部に収容することが好ましい。好ましくは、2つの半円筒部のうちの第1の半円筒部は一対の凹部を有し、1つの凹部は、2つの半円筒部のうちの第1の半円筒部の各長手方向縁部に沿って配置される。代替的に又は追加的に、2つの半円筒部のうちの第2の半円筒部は、長手方向縁部内に形成された少なくとも1つの別の凹部を有する。好ましくは、少なくとも1つの別の凹部は、凹部から半径方向に離間して配置される。代替的に、少なくとも1つの別の凹部は、2つの半円筒部が互いに当接する際に凹部に隣接する。
【0045】
好ましくは、ハンドルは、端壁と、端壁から延びるケーブルとを有する。ケーブルは、端壁内のほぼ中心に配置されることが好ましい。
【0046】
好ましくは、ケーブルは、ケーブルガイド内に収容される。ケーブルガイドは、ワイヤをハンドル内の経路に配置するための追加的な器具である。好ましくは、ケーブルガイドは、ケーブルを取り囲んでケーブルを流体通路から隔絶する。
【0047】
ケーブルガイドは、ケーブルを収容するための中心円筒を有することが好ましい。好ましくは、ケーブルガイドは、ケーブルから延びる少なくとも1つのワイヤを壁へ案内するための少なくとも1つのアームをさらに有する。
【0048】
少なくとも1つのアームは、流体通路内の流れの外乱が最小となるよう形作られることが好ましい。
【0049】
好ましくは、少なくとも1つのアームは、テーパする背面を有する。代替的に、少なくとも1つのアームは、対称な翼形断面を有する。
【0050】
少なくとも1つのアームは、中心円筒から内壁まで流体通路に沿って本体に向かって延びることが好ましい。好ましくは、ケーブルガイドは、ケーブルガイドの周りで半径方向に離間した2つのアームを含み、一方のアームはライブワイヤ(活線)を収容し、他方のアームはニュートラルワイヤ(中性線)を収容する。好ましくは、ケーブルガイドはY字形である。ケーブルガイドは、2つの部分で形成することが好ましい。好ましくは、ケーブルガイドの第1の部分は、2つの半円筒部のうちの第1の半円筒部と一体に形成する。ケーブルガイドの第2の部分は、2つの半円筒部のうちの第2の半円筒部と一体に形成することが好ましい。
【0051】
好ましくは、ハンドルの壁は、プラスチック材料で成形される。
【0052】
ハンドルは、壁の周りに延びる外壁を有することが好ましい。従って、ハンドルの壁は内壁である。
【0053】
好ましくは、外壁のハンドル内にファンユニットが設けられる。
【0054】
ファンユニットは、モータ及びインペラを含むことが好ましい。
【0055】
少なくとも1つのワイヤは、ハンドルの少なくとも一部の長さにわたって凹部内に保持され、少なくとも1つのワイヤは、ハンドルの実質的に全長にわたって凹部内に保持されることができる。凹部、一対の凹部、及び少なくとも1つの別の凹部の何れかは、少なくとも部分的に壁に沿って延びる。
【0056】
代替的に、少なくとも1つのワイヤは、部分的に凹部で保持され、部分的にチャンネルで保持される。チャンネルは、2つの半円筒部の長手方向縁部から半径方向に離間することが好ましい。従って、凹部を長手方向縁部に形成した実施形態では、チャンネルは、凹部から半径方向に離間する。チャンネルは、好ましくはハンドルの壁が形成される2つの半円筒部の一方の中心に設けられ、それに沿って長手方向に延びることが好ましい。チャンネルは、好ましくは、ファンユニットを収容するハンドルの領域内に設けられる。チャンネルを設ける1つの理由は、電気器具の組立てを容易にするためである。従って、少なくとも1つのワイヤは、チャンネル内に配置され、ファンユニット及びハウジングは、半円筒部内で少なくとも1つのワイヤの上に配置され、ワイヤをファンユニットの周りで適切な位置に保持し、少なくとも1つのワイヤは、次に壁内の凹部に沿ってケーブルに向かう経路に配置される。
【0057】
第5の態様によれば、本発明は整髪用電気器具を提供し、かかる電気器具は、本体と、本体に連結された第1の端部、及び、流体入口を有する第2の端部を有するハンドルと、流体入口からハンドルを通って本体に向かう流体通路と、流体通路に沿って流体を引くファンユニットと、ファンユニットに電力を供給するためにハンドルの第2の端部から延びるケーブルとを有し、ケーブルから延びる少なくとも1つのワイヤは、ハンドルの壁に沿う経路に配置される。
【0058】
好ましくは、整髪用電気器具は、ヘアドライヤ又はホットスタイルブラシである。
【0059】
第6の態様によれば、本発明は手持ち式電気器具を提供し、かかる電気器具は、ダクト及びスイッチを有し、スイッチはユーザ操作可能なボタンと、電気接点と、プッシュロッドとを有し、ボタンはダクトの外面に収容され、電気接点はダクトの内面に収容され、プッシュロッドは物理的にボタンを電気接点に結合する。
【0060】
好ましくは、ダクトは略円形であり、電気接点は、ボタンのほぼ直径方向反対側に収容される。
【0061】
ダクトは、電気器具のハンドルであることが好ましい。
【0062】
好ましくは、ダクトは内壁を有し、電気接点は内壁上に収容される。内壁は、ハンドルを通る流体通路を規定することが好ましい。
【0063】
好ましくは、スイッチは、ダクトを横切り且つプッシュロッドを案内するための案内ロッドをさらに有する。案内ロッドは、ダクトの内壁の一部を形成し、少なくとも部分的にダクトを横切って延びることが好ましい。好ましくは、案内ロッドは、ダクトを横切って半径方向に延びる。案内ロッドは、少なくとも部分的に電気接点によって支持されることが好ましい。好ましくは、電気接点は、少なくとも部分的にダクトの内壁に組込まれる。
【0064】
案内ロッドは、ダクトを横切り且つプッシュロッドを支持することが好ましい。
【0065】
好ましくは、案内ロッドは、内壁から流体通路を横切って延びる。案内ロッドは、流体が流体通路に沿って流れる際に発生する乱流を軽減する形状とすることが好ましい。好ましくは、プッシュロッドは、略円筒形である。好ましくは、案内ロッドは開口を有し、プッシュロッドは開口を通って延びる。
【0066】
案内ロッドは下流端部及び上流端部を有し、上流端部は丸いことが好ましい。好ましくは、案内ロッドは、下流端及び上流端を有し、下流端は尖っている。案内ロッドの下流端は、翼形とすること又はテーパする背面を描くことができ、こうすれば流体通路内での流れの剥離、乱流、及び騒音の発生が最小になる。
【0067】
第7の態様によれば、本発明は整髪用電気器具を提供し、かかる電気器具は、ダクト及びスイッチを有し、スイッチはユーザ操作可能なボタンと、電気接点と、プッシュロッドとを有し、ボタンはダクトの外面に収容され、電気接点はダクトの内面に収容され、プッシュロッドは物理的にボタンを電気接点に結合する。
【0068】
好ましくは、整髪用電気器具はヘアドライヤである。
【0069】
第8の態様によれば、本発明は手持ち式電気器具を提供し、かかる電気器具は、本体と、ハンドルと、流体がハンドルに流入する流体入口から流体が本体から流出する流体出口に延びる流体通路と、バッフルとを有し、流体通路は非直線状であり、バッフルは流れを流体通路内に案内する。
【0070】
好ましくは、流体通路は、ハンドル内で第1の方向に延び、本体内で第2の方向に延びる。
【0071】
バッフルは、流れをハンドルと本体との間に案内するように設けることが好ましい。バッフルは、ハンドルから、本体内に規定された空間に延びることが好ましい。
【0072】
好ましくは、ハンドルは、その内部に流体通路を規定する壁を有する。
【0073】
好ましくは、バッフルは、壁の部分的な連続部を形成する。
【0074】
本体及びハンドルは、第1の部分及び第2の部分として成形することが好ましい。好ましくは、バッフルは、ハンドル部分及び本体部分で形成される。ハンドル部分及びバッフルは、第1の部分の一部として成形することが好ましい。バッフルの本体部分は、第2の部分として成形することが好ましい。
【0075】
好ましくは、バッフルの本体部分は本体内にハンドル壁の部分的な連続部を形成する。
【0076】
好ましくは、バッフルのハンドル部分は、第1の部分の一部として成形する。バッフルの本体部分は、第2の部分の一部として形成することが好ましい。
【0077】
好ましくは、本体は外壁を有し、ハンドルは壁を有し、各々は、少なくとも部分的に流体入口から流体出口への流体通路を規定する。電気器具の第1の部分は、ハンドルの壁の第1の部分を有することが好ましい。好ましくは、電気器具の第2の部分は、本体の外壁及びハンドルの壁の第2の部分を有する。好ましくは、第1の部分と第2の部分とを組み合わせると、完全な壁が完成する。ハンドルは、好ましくは流体入口の上流に位置付けられる。ハンドルは、壁を取り囲み流体入口を含む外壁を有することが好ましい。
【0078】
バッフルは弓形又は弧状であることが好ましい。好ましくは、バッフルは、半径方向に弓形又は弧状である。
【0079】
好ましくは、本体内の流体通路は、実質的にハンドル内の流体通路と直交する。
【0080】
本体は、上流端及び下流端を有し、流体出口は、下流端又はその近くに配置することが好ましい。
【0081】
好ましくは、ハンドルは、本体の上流端部に向かって配置される。
【0082】
本体内にはハンドルと本体の上流端部との間にPCB(プリント回路基板)を設けることが好ましい。好ましくは、バッフルは、ハンドルから流れる流体とPCBとの間の相互作用を低減する。
【0083】
バッフルはスロットを含むことが好ましい。
【0084】
好ましくは、PCBは、このPCBからハンドルに配置した制御ボタンに延びる可撓性の延長部を有する。
【0085】
可撓性の延長部は、バッフルのスロットを通って延びることが好ましい。
【0086】
第9の態様によれば、本発明は整髪用電気器具を提供し、かかる電気器具は、本体と、ハンドルと、流体がハンドルに流入する流体入口から流体が本体から流出する流体出口に延びる流体通路と、バッフルとを有し、流体通路は非直線状であり、バッフルは、流れを流体通路内に案内する。
【0087】
好ましくは、整髪用電気器具はヘアドライヤである。
【0088】
本発明は、添付図面を参照して以下に例示的に説明される。