(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6136351
(24)【登録日】2017年5月12日
(45)【発行日】2017年5月31日
(54)【発明の名称】内燃機関の排気浄化装置
(51)【国際特許分類】
F01N 3/08 20060101AFI20170522BHJP
F01N 3/24 20060101ALI20170522BHJP
F01N 3/035 20060101ALI20170522BHJP
F01N 3/023 20060101ALI20170522BHJP
B01D 53/94 20060101ALI20170522BHJP
【FI】
F01N3/08 B
F01N3/24 R
F01N3/035 A
F01N3/023 A
F01N3/023 K
B01D53/94 222
B01D53/94 241
B01D53/94 400
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-33286(P2013-33286)
(22)【出願日】2013年2月22日
(65)【公開番号】特開2014-163253(P2014-163253A)
(43)【公開日】2014年9月8日
【審査請求日】2016年1月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000170
【氏名又は名称】いすゞ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100068021
【弁理士】
【氏名又は名称】絹谷 信雄
(72)【発明者】
【氏名】内山 正
(72)【発明者】
【氏名】阿曽 充宏
(72)【発明者】
【氏名】野田 正文
【審査官】
稲村 正義
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−231950(JP,A)
【文献】
特開2007−255345(JP,A)
【文献】
特開2012−052510(JP,A)
【文献】
特開2012−012983(JP,A)
【文献】
国際公開第2008/117853(WO,A1)
【文献】
特開2009−097410(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F01N 3/00−3/38
B01D 53/86−53/94
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関の排気通路に設けられて、排気中の粒子状物質を捕集するフィルタと、
前記フィルタの入口温度を検出する入口温度センサと、
前記フィルタの出口温度を検出する出口温度センサと、
前記フィルタよりも下流側の排気通路に設けられて、排気中に尿素水を噴射する尿素水噴射手段と、
前記尿素水噴射手段よりも下流側の排気通路に設けられて、尿素水から生成されるアンモニアを用いて排気中の窒素化合物を還元浄化する選択的還元触媒と、
前記フィルタの静電容量を検出する静電容量検出手段と、
検出される前記静電容量と、前記入口温度及び前記出口温度の平均値とに基づいて、前記フィルタに捕集された粒子状物質の堆積量を算出する堆積量算出手段と、
算出される前記堆積量に基づいて、前記フィルタに堆積した粒子状物質による二酸化窒素の消費量を推定する消費量推定手段と、
推定される前記消費量に基づいて、前記選択的還元触媒に流入する排気中の一酸化窒素と二酸化窒素との比率が1:1に近づくように、前記内燃機関の燃焼状態を制御する制御手段と、を備える
ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
【請求項2】
前記静電容量検出手段は、
前記フィルタ内の少なくとも一個以上のセルを挟んで対向する一対のセルにそれぞれ挿入される一対の電極を有する
請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
【請求項3】
内燃機関の排気通路に設けられて、排気中の粒子状物質を捕集する第1のフィルタと、
前記第1のフィルタよりも下流側の排気通路に設けられて、排気中に尿素水を噴射する尿素水噴射手段と、
前記尿素水噴射手段よりも下流側の排気通路に設けられて、尿素水から生成されるアンモニアを用いて排気中の窒素化合物を還元浄化する選択的還元触媒と、
前記第1のフィルタよりも上流側の排気通路から分岐して、当該第1のフィルタを迂回するバイパス通路と、
前記バイパス通路に設けられて、当該バイパス通路を流れる排気中の粒子状物質を捕集する第2のフィルタと、
前記バイパス通路における前記第2のフィルタより上流側の位置に設けられ、前記バイパス通路を流れる排気の流量を調整するオリフィスと、
前記第2のフィルタ内の少なくとも一個以上のセルを挟んで対向する一対のセルにそれぞれ挿入される一対の電極を有し、前記第2のフィルタの静電容量を検出する静電容量検出手段と、
検出される前記静電容量に基づいて、前記第2のフィルタに捕集された粒子状物質の堆積量を算出する堆積量算出手段と、
算出される前記堆積量に基づいて、前記第2のフィルタに堆積した粒子状物質による二酸化窒素の消費量を推定する消費量推定手段と、
推定される前記消費量に基づいて、前記選択的還元触媒に流入する排気中の一酸化窒素と二酸化窒素との比率が1:1に近づくように、前記内燃機関の燃焼状態を制御する制御手段と、を備える
ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
【請求項4】
前記第2のフィルタの強制再生を実行する際は、前記一対の電極をヒータとして機能させる
請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ディーゼルエンジンから排出される排気ガス中の粒子状物質(Particulate Matter、以下、PM)を捕集するフィルタとして、例えば、ディーゼル・パティキュレイト・フィルタ(Diesel Particulate Filter、以下、DPF)が知られている。
【0003】
また、排気ガス中の窒素化合物(以下、NOx)を浄化するNOx触媒として、尿素水から排気熱により加水分解されて生成されるアンモニア(NH
3)を用いて排気ガス中のNOxを選択的に還元浄化する選択的還元触媒(Selective Catalytic Reduction:以下、SCRという)も知られている。SCRにおいては、特に排気温度が低い時には排気ガス中のNOx(一酸化
窒素:NO,二酸化
窒素:NO
2)は、以下の反応式でアンモニア(NH
3)と反応して浄化される。
2NH
3+NO+NO
2→2N
2+3H
2O・・・式(1)
【0004】
そのため、SCRによるNOxの浄化率を向上するためには、NOとNO
2との比率を1:1に維持することが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2013−2283号公報
【特許文献2】特開2009−243316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、排気ガス中のNO
2は、DPFに捕集されたPMと反応して消費される傾向がある。そのため、下流側のSCRに流入する排気ガス中のNOとNO
2との比率を1:1に維持するためには、上流側のDPFに捕集されたPM堆積量を高精度に測定することによりSCRの浄化率を向上することができる。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、その目的は、SCRに流入する排気ガス中のNOとNO
2との比率を高精度に制御することで、NOxの浄化率を効果的に向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達成するため、本発明の内燃機関の排気浄化装置は、内燃機関の排気通路に設けられて、排気中の粒子状物質を捕集するフィルタと、前記フィルタよりも下流側の排気通路に設けられて、排気中に尿素水を噴射する尿素水噴射手段と、前記尿素水噴射手段よりも下流側の排気通路に設けられて、尿素水から生成されるアンモニアを用いて排気中の窒素化合物を還元浄化する選択的還元触媒と、前記フィルタの静電容量を検出する静電容量検出手段と、検出される前記静電容量に基づいて、前記フィルタに捕集された粒子状物質の堆積量を推定する堆積量推定手段と、推定される前記堆積量に基づいて、前記フィルタに堆積した粒子状物質による二酸化窒素の消費量を算出する消費量算出手段と、算出される前記消費量に基づいて、前記選択的還元触媒に流入する排気中の一酸化
窒素と二酸化窒素との比率が1:1に近づくように、前記内燃機関の燃焼状態を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、前記静電容量検出手段は、前記フィルタ内の少なくとも一個以上のセルを挟んで対向する一対のセルにそれぞれ挿入される一対の電極を有するものであってもよい。
【0010】
また、前記フィルタよりも上流側の排気通路から分岐して、当該フィルタを迂回するバイパス通路と、前記バイパス通路に設けられて、当該バイパス通路を流れる排気中の粒子状物質を捕集する第2のフィルタと、をさらに備え、前記一対の電極は、前記第2のフィルタ内の少なくとも一個以上のセルを挟んで対向する一対のセルにそれぞれ挿入されるものであってもよい。
【0011】
また、前記第2のフィルタの強制再生を実行する際は、前記一対の電極をヒータとして機能させてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明の内燃機関の排気浄化装置によれば、SCRに流入する排気ガス中のNOとNO
2との比率を高精度に制御することで、NOxの浄化率を効果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置を示す模式的な全体構成図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置において、PM堆積量からNO
2消費量を算出するマップの一例を示す図である。
【
図3】本発明の他の実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置を示す模式的な全体構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、
図1,2に基づいて、本発明の一実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
【0015】
図1に示すように、ディーゼルエンジン(以下、単にエンジン)10には、吸気マニホールド10aと排気マニホールド10bとが設けられている。吸気マニホールド10aには新気を導入する吸気通路11が接続され、排気マニホールド10bには排気ガスを大気に放出する排気通路12が接続されている。さらに、排気通路12には、排気上流側から順に、前段後処理装置14、後段後処理装置20が設けられている。
【0016】
前段後処理装置14は、ケース14a内に上流側から順に酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst:以下、DOCという)15と、DPF16とを配置して構成されている。また、DOC15の上流側には排気管内噴射装置13、DPF16の上流側にはDPF入口温度センサ18、DPF16の下流側にはDPF出口温度センサ19がそれぞれ設けられている。
【0017】
排気管内噴射装置13は、電子制御ユニット(以下、ECU)40から出力される指示信号に応じて、排気通路12内に未燃燃料(HC)を噴射する。なお、エンジン10の多段噴射によるポスト噴射を用いる場合は、この排気管内噴射装置13を省略してもよい。
【0018】
DOC15は、例えば、コーディエライトハニカム構造体等のセラミック製担体表面に触媒成分を担持して形成されている。DOC15は、排気管内噴射装置13又はポスト噴射によって未燃燃料(HC)が供給されると、これを酸化して排気ガスの温度を上昇させる。また、DOC15は、排気ガス中のNOを酸化してNO
2を生成することで、排気ガス中のNOに対するNO
2の比率を増加させる。
【0019】
DPF16は、例えば、多孔質性の隔壁で区画された多数のセルを排気ガスの流れ方向に沿って配置し、これらセルの上流側と下流側とを交互に目封止して形成されている。DPF16は、排気ガス中のPMを隔壁の細孔や表面に捕集すると共に、PMの堆積量が所定量に達すると、これを燃焼除去するいわゆる強制再生が実行される。強制再生は、排気管内噴射装置13又はポスト噴射によりDOC15に未燃燃料(HC)を供給し、DPF16をPM燃焼温度(例えば、約600℃)まで昇温することで行われる。
【0020】
また、本実施形態のDPF16には、少なくとも一個以上のセルを挟んで対向する一対のセルにそれぞれ挿入されてコンデンサを形成する一対の電極17a,17bが設けられている。これら一対の電極17a,17bは、ECU40と電気的に接続されている。
【0021】
DPF入口温度センサ18は、DPF16に流入する排気ガスの温度(以下、入口温度T
IN)を検出する。DPF出口温度センサ19は、DPF16から流出する排気ガスの温度(以下、出口温度T
OUT)を検出する。これら入口温度T
IN及び出口温度T
OUTは、電気的に接続されたECU40に出力される。
【0022】
後段後処理装置20は、上流側から順に尿素水噴射装置21と、ケース20a内に配置されたSCR22とを備え構成されている。
【0023】
尿素水噴射装置21は、ECU40から出力される指示信号に応じて、前段後処理装置14と後段後処理装置20との間の排気通路12内に、図示しない尿素水タンク内の尿素水を噴射する。噴射された尿素水は排気熱により加水分解されてアンモニア(NH
3)に生成され、下流側のSCR22に還元剤として供給される。
【0024】
SCR22は、例えば、ハニカム構造体等のセラミック製担体表面に銅ゼオライト又は鉄ゼオライトを担持して形成されている。SCR22は、還元剤として供給されるアンモニア(NH
3)を吸着すると共に、吸着したアンモニア(NH
3)で通過する排気ガス中からNOxを還元浄化する。
【0025】
ECU40は、エンジン10や排気管内噴射装置13、尿素水噴射装置21等の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。また、ECU40は、静電容量演算部41と、PM堆積量算出部42と、NO
2消費量推定部43と、NOx流入比率算出部44と、NOx流入比率調整部45とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、一体のハードウェアであるECU40に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。なお、本実施形態において、静電容量演算部41及び電極17a,17bは、本発明の静電容量検出手段を構成する。
【0026】
静電容量演算部41は、一対の電極17a,17bから入力される信号に基づいて、これら電極17a,17b間の静電容量Cを演算する。静電容量Cは、電極17a,17b間の媒体の誘電率ε、電極17a,17bの面積S、電極17a,17b間の距離dとする以下の数式1で演算される。
【0028】
PM堆積量算出部42は、DPF入口温度センサ18で検出される入口温度T
IN及びDPF出口温度センサ19で検出される出口温度T
OUTの平均値T
AVEと、静電容量演算部41で演算される静電容量Cとに基づいて、DPF16に捕集されたPM堆積量を算出する。PM堆積量の算出には、予め実験等により求めた近似式やマップ等を用いることができる。
【0029】
NO
2消費量推定部43は、PM堆積量算出部42で算出されるPM堆積量に基づいて、DPF16に堆積したPMによって消費されるNO
2消費量を推定する。より詳しくは、ECU40には、予め実験等により求めたPM堆積量とNO
2消費量との関係を規定する消費量マップ(
図2参照)が記憶されている。NO
2消費量推定部43は、この消費量マップからPM堆積量に対応する値を読み取ることで、NO
2消費量を推定する。
【0030】
NOx流入比率算出部44は、DPF16を通過してSCR22に流入する排気ガス中のNOとNO
2との比率を算出する。より詳しい算出方法を以下に説明する。まず、NOx流入比率算出部44は、エンジン10の運転状態に基づいて、エンジン10から排出される排気ガス中のNO量とNO
2量とを算出する。また、DOC15で酸化によりNOから生成されるNO
2生成量を算出する。そして、NOx流入比率算出部44は、これら算出したNO量、NO
2量、NO
2生成量から、DPF16に流入するNO
2量を算出し、さらにPMによるNO
2消費量を減算することで、SCR22に流入する排気ガス中のNOとNO
2との比率を算出するように構成されている。
【0031】
NOx流入比率調整部45は、NOx流入比率算出部44により算出されたNOとNO
2との比が1:1に近づくように、エンジン10の燃焼状態を制御する。これにより、SCR22に流入する排気ガス中のNOとNO
2との比は常時理想的な1:1に維持されて、SCR22によるNOxの浄化率が向上される。なお、NOとNO
2との比を1:1に近づける制御は、例えば、エンジン10の燃料噴射時期(着火時期)、排気再循環量、空燃比等のパラメータを調整することで行うことができる。
【0032】
次に、本実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置による作用効果を説明する。
【0033】
従来、上流側にDPF、下流側にSCRを配置した排気浄化システムでは、DPFに堆積したPMによってNO
2が消費されるため、SCRに流入するNOとNO
2との比率を1:1に維持することが困難であった。そのため、SCRにおいては、NO,NO
2とアンモニア(NH
3)との反応が低下して、NOxの浄化率を悪化させる課題がある。また、一般的にDPFのPM堆積量は、差圧センサで検出されるDPF差圧に基づいて推定されるが、排気ガス流量は運転状態に伴い変化するため、DPF差圧ではPM堆積量を正確に把握できない課題もある。
【0034】
これに対し、本実施形態の内燃機関の排気浄化装置は、排気ガス流量の影響を受けない電極17a,17b間の静電容量CからPM堆積量を算出すると共に、PMによるNO
2の消費量を考慮に入れて、SCR22に流入するNOとNO
2との比率を1:1に維持するように構成されている。
【0035】
したがって、本実施形態の内燃機関の排気浄化装置によれば、DPF16のPM堆積量を高精度に検出できると共に、SCR22に流入するNOとNO
2との比率を常時理想的な1:1に維持することが可能となり、NOxの浄化率を効果的に向上することができる。また、SCR22のNO,NO
2とアンモニア(NH
3)との反応が促進されることで、余剰のアンモニアを効果的に低減することが可能になる。
【0036】
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
【0037】
例えば、
図3に示すように、排気通路12にDPF16を迂回させるバイパス通路12aを接続し、このバイパス通路12aに容量の小さい計測用DPF16a(第2のフィルタ)を備えて構成してもよい。この場合、一対の電極17a,17bを計測用DPF16a内の少なくとも一個以上のセルを挟んで対向する一対のセルにそれぞれ挿入すると共に、バイパス通路12aには排気ガスの流量を調整するオリフィス12b(絞り)を設けることが好ましい。また、計測用DPF16aの強制再生を実行する場合は、一対の電極17a,17bに電圧を印加してヒータとして機能させてもよい。
【0038】
また、エンジン10はディーゼルエンジンに限定されず、ガソリンエンジン等の他の内燃機関にも広く適用することが可能である。
【符号の説明】
【0039】
10 エンジン
12 排気通路
13 排気管内噴射装置
14 前段後処理装置
16 DPF(フィルタ)
17a,17b 電極(静電容量検出手段)
20 後段後処理装置
21 尿素水噴射装置(尿素水噴射手段)
22 SCR(選択的還元触媒)
40 ECU
41 静電容量演算部(静電容量検出手段)
42 PM堆積量算出部(堆積量算出手段)
43 NO
2消費量推定部(消費量算出手段)
44 NOx流入比率算出部(制御手段)
45 NOx流入比率調整部(制御手段)