(54)【発明の名称】ユニファイドコミュニケーション支援方法、ユニファイドコミュニケーション支援装置、ユニファイドコミュニケーションシステム、情報端末、およびプログラム
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
【0016】
図1は、本実施の形態に係るユニファイドコミュニケーションシステムの概略構成図である。
【0017】
図示するように、本実施の形態に係るユニファイドコミュニケーションシステムは、ユニファイドコミュニケーション支援装置1と、複数の電話端末5−1〜5−n(以下、単に電話端末5とも称する)と、複数の情報端末6−1〜6−m(以下、単に情報端末6とも称する)と、を備えて構成される。
【0018】
ユニファイドコミュニケーション支援装置1は、電話端末5と情報端末6との連携によるユニファイドコミュニケーションを支援する。図示するように、ユニファイドコミュニケーション支援装置1は、電話端末5を収容し、電話端末5の発着信を制御する主装置機能部2と、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用する複数のユーザ各々の基本情報を管理する基本情報管理サーバ機能部3と、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用する複数のユーザ各々のプレゼンス情報を管理するプレゼンス情報管理サーバ機能部4と、を備えている。主装置機能部2は、公衆網8に接続されている。また、基本情報管理サーバ機能部3およびプレゼンス情報管理サーバ機能部4は、LAN7を介して情報端末6に接続されている。
【0019】
図2は、本実施の形態に係るユニファイドコミュニケーションシステムにおけるログイン処理を説明するためのシーケンス図である。ここでは、ユーザAが電話端末5−1および情報端末6−1を使用する場合を示している。なお、情報端末6−1およびプレゼンス情報管理サーバ機能部4間におけるメッセージの送受信はSIPシーケンスに従って実施され、説明の簡略化のために、200OKメッセージ等の一部のSIPメッセージを省略している。
【0020】
まず、情報端末6−1は、ユーザAからログイン操作を受け付けると(S100)、このログイン操作によって入力されたユーザAのアカウント名およびパスワード(ログイン情報)を含むログイン要求を、基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S101)。
【0021】
これを受けて、基本情報管理サーバ機能部3は、受信したログイン要求に含まれているログイン情報(アカウント名およびパスワード)を用いてユーザAのログイン処理を行う(S102)。そして、自身が管理しているユーザAのユーザID、ユーザ名等を含む基本情報に、ログイン要求送信元である情報端末6−1のIPアドレスを追加して、ユーザAの基本情報を更新する(S103)。それから、基本情報管理サーバ機能部3は、この更新されたユーザAの基本情報を情報端末6−1に送信する(S104)。
【0022】
情報端末6−1は、基本情報管理サーバ機能部3からユーザAの基本情報を受信すると、この基本情報およびユーザAのプレゼンス状態「在席」からユーザAのプレゼンス情報を生成する(S105)。つぎに、情報端末6−1は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に、ユーザAのプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを送信する(S106)。これを受けて、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、自身が管理しているユーザAのプレゼンス情報を、情報端末6−1から受信したユーザAのプレゼンス情報に更新する(S107)。これにより、プレゼンス情報管理サーバ機能部4で管理されているユーザAのプレゼンス情報において、ユーザAのプレゼンス状態が「在席」に更新されるとともに、ユーザAが使用中の情報端末6−1のIPアドレスが追加される。
【0023】
つぎに、情報端末6−1は、ユーザAからペアリング操作を受け付けると(S108)、基本情報管理サーバ機能部3から受信したユーザAの基本情報に含まれているユーザIDを含むペアリング要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S109)。これを受けて、基本情報管理サーバ機能部3は、このペアリング要求に含まれているユーザIDに基づいてユーザAの基本情報を特定するとともに、タイマを起動して(S110)、このタイマの計測時間が所定時間を経過することによりタイムアウトするまで、連携候補の電話端末5の電話番号を知らせるための連携候補通知が主装置機能部2から送られてくるのを待つ。
【0024】
つぎに、電話端末5−1は、電話端末5−1を情報端末6−1と連携させることを要求するボタン操作(連携要求ボタン操作)をユーザAから受け付けると(S111)、この連携要求ボタン操作に応じたPB信号を主装置機能部2に送信する(S112)。主装置機能部2は、電話端末5−1から受信したPB信号が連携要求ボタン操作によるものであることを確認し、基本情報管理サーバ機能部3に、電話端末5−1の電話番号を伴う連携候補通知を送信する(S113)。
【0025】
基本情報管理サーバ機能部3は、起動したタイマがタイムアウトする前に連携候補通知を受信したならば、タイマを再起動するとともに(S114)、電話端末5−1の電話番号およびユーザAの基本情報に含まれているユーザ名等を含むユーザ表示指示を主装置機能部2に通知する(S115)。そして、このタイマの計測時間が所定時間を経過することによりタイムアウトするまで、主装置機能部2から、情報端末6−1の連携対象として確定された電話端末5−1の電話番号を知らせるための連携対象通知が送られてくるのを待つ。
【0026】
主装置機能部2は、基本情報管理サーバ機能部3からユーザ表示指示を受け取ると、このユーザ表示指示に含まれている電話番号により特定される電話端末5−1に、このユーザ表示指示に含まれているユーザ名を含む表示データを送信して(S116)、電話端末5−1の表示パネルにユーザAのユーザ名を表示させる(S117)。
【0027】
つぎに、電話端末5−1は、ユーザAから電話端末5−1を情報端末6−1の連携対象として確定するボタン操作(連携確定ボタン操作)を受け付けると(S118)、この連携確定ボタン操作に応じたPB信号を主装置機能部2に送信する(S119)。主装置機能部2は、電話端末5−1から受信したPB信号が連携確定ボタン操作によるものであることを確認し、基本情報管理サーバ機能部3に、電話端末5−1の電話番号を伴う連携対象通知を送信する(S120)。
【0028】
基本情報管理サーバ機能部3は、再起動したタイマがタイムアウトする前に連携対象通知を受信したならば、自身が管理しているユーザAの基本情報に、連携対象通知で指定されている電話端末5−1の電話番号を追加して、ユーザAの基本情報を更新する(S121)。それから、基本情報管理サーバ機能部3は、ユーザAの基本情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6−1に、電話端末5−1の電話番号の指定を伴うペアリング確定通知を送信する(S122)。これを受けて、情報端末6−1は、電話端末5−1が情報端末6−1の連携対象に確定された旨のペアリング確定表示を行う(S123)。
【0029】
つぎに、基本情報管理サーバ機能部3は、電話端末5−1の電話番号を含むユーザAの更新情報を生成し、この更新情報を情報端末6−1に送信する(S124)。
【0030】
情報端末6−1は、基本情報管理サーバ機能部3からユーザAの更新情報を受信すると、この更新情報に含まれている電話端末5−1の電話番号をユーザAの基本情報に追加して、ユーザAの基本情報を更新するとともに、この更新された基本情報およびユーザAのプレゼンス状態「在席」からユーザAのプレゼンス情報を更新する(S125)。それから、情報端末6−1は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に、ユーザAのプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを送信する(S126)。これを受けて、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、自身が管理しているユーザAのプレゼンス情報を、情報端末6−1から受信したユーザAのプレゼンス情報に更新する(S127)。これにより、プレゼンス情報管理サーバ機能部4で管理されているユーザAのプレゼンス情報において、ユーザAが使用する電話端末5−1の電話番号が追加される。
【0031】
以上により、ユーザAが使用している情報端末6−1のIPアドレスと電話端末5−1の電話番号が、ユーザAのプレゼンス情報として、プレゼンス情報管理サーバ機能部4により公開される。
【0032】
図3は、本実施の形態に係るユニファイドコミュニケーションシステムにおけるログオフ処理を説明するためのシーケンス図である。ここでは、ユーザAが情報端末6−1を用いてログインし、情報端末6−1と連携する電話端末5として電話端末5−1を使用している場合を示している。なお、
図2と同様、情報端末6−1およびプレゼンス情報管理サーバ機能部4間におけるメッセージの送受信はSIPシーケンスに従って実施され、説明の簡略化のために、200OKメッセージ等の一部のSIPメッセージを省略している。
【0033】
まず、情報端末6−1は、ユーザAからログオフ操作を受け付けると(S140)、このログオフ操作により入力されたユーザAのアカウント名(ログオフ情報)を含むログオフ要求を、基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S141)。
【0034】
これを受けて、基本情報管理サーバ機能部3は、受信したログオフ要求に含まれているアカウント名により特定されるユーザAのログオフ処理を行う(S142)。そして、自身が管理しているユーザAの基本情報から、ユーザAが使用している情報端末6−1のIPアドレスおよび電話端末5−1の電話番号を削除して、ユーザAの基本情報を更新する(S143)。それから、基本情報管理サーバ機能部3は、この更新されたユーザAの基本情報を、情報端末6−1に送信する(S144)。
【0035】
情報端末6−1は、基本情報管理サーバ機能部3からユーザAの基本情報を受信すると、この基本情報およびユーザAのプレゼンス状態「不在」からユーザAのプレゼンス情報を生成する(S145)。それから、情報端末6−1は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に、ユーザAのプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを送信する(S146)。これを受けて、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、自身が管理しているユーザAのプレゼンス情報を、情報端末6−1から受信したユーザAのプレゼンス情報に更新する(S147)。なお、ユーザAがログオフ操作を実行することなく、情報端末6−1がシャットダウンあるいは情報端末6−1で稼働中のユニファイドコミュニケーションソフトウエアが終了した場合、基本情報管理サーバ機能部3がキープアライブ処理により自動的にログオフ処理を実行する。
【0036】
以上により、プレゼンス情報管理サーバ機能部4で管理されているユーザAのプレゼンス情報において、プレゼンス状態が「不在」に更新されるとともに、使用中の情報端末6−1のIPアドレスおよび電話端末5−1の電話番号が削除される。
【0037】
図4は、本実施の形態に係るユニファイドコミュニケーションシステムにおける発着信処理の第一の例を説明するためのシーケンス図である。ここでは、
図2に示すログイン処理を実行することにより、ユーザAが情報端末6−1を用いてログインし、情報端末6−1と連携する電話端末5として電話端末5−1を使用し、ユーザBが情報端末6−2を用いてログインし、情報端末6−2と連携する電話端末5として電話端末5−2を使用している場合を示している。そして、ユーザAが情報端末6−1を用いて発信操作を行った場合を示している。なお、
図2および
図3と同様、情報端末6およびプレゼンス情報管理サーバ機能部4間におけるメッセージの送受信はSIPシーケンスに従って実施され、説明の簡略化のために、200OKメッセージ等の一部のSIPメッセージを省略している。
【0038】
まず、情報端末6−1は、ユーザAから検索操作を受け付けると(S150)、この検索操作によって入力されたキーワード等の検索条件を含む基本情報検索要求を、基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S151)。これを受けて、基本情報管理サーバ機能部3は、自身が管理している各ユーザの基本情報のなかから、基本情報検索要求に含まれる検索条件に合致する基本情報を検索する(S152)。そして、検索条件に合致する基本情報各々について、ユーザID、ユーザ名、イメージデータ等を含むダイジェスト情報を生成し、これらのダイジェスト情報を含む検索結果を情報端末6−1に送信する(S153)。これを受けて、情報端末6−1は、基本情報管理サーバ機能部3から受信した検索結果に含まれているダイジェスト情報を一覧表示する(S154)。
【0039】
つぎに、情報端末6−1は、表示中のダイジェスト情報の一覧のなかからユーザBのダイジェスト情報がユーザAによって選択されると(S155)、この選択されたダイジェスト情報に含まれているユーザBのユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージを、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S156)。
【0040】
プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、情報端末6−1からSUBSCRIBEメッセージを受信すると、このSUBSCRIBEメッセージに含まれているユーザIDに基づいて、自身が管理しているユーザBのプレゼンス情報を特定する。そして、このユーザBのプレゼンス情報を含むNOTIFYメッセージを、情報端末6−1に送信する(S157)。これを受けて、情報端末6−1は、受信したNOTIFYメッセージに含まれているユーザBのプレゼンス情報を表示する(S158)。なお、ユーザBのプレゼンス情報には、ユーザBが使用する電話端末5−2の電話番号および情報端末6−2のIPアドレスが含まれている。
【0041】
つぎに、情報端末6−1は、表示中のユーザBのプレゼンス情報の指定を伴う発信操作をユーザAから受け付けると(S159)、ユーザAのユーザIDを発信元ユーザのユーザIDとし、指定されたプレゼンス情報に含まれているユーザBのユーザIDを着信先ユーザのユーザIDとする発信要求を生成し、この発信要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S160)。
【0042】
基本情報管理サーバ機能部3は、情報端末6−1から発信要求を受信すると、この発信要求に含まれている発信元ユーザのユーザIDに基づいて、自身が管理しているユーザAの基本情報を検索するとともに、着信先ユーザのユーザIDに基づいて、自身が管理しているユーザBの基本情報を検索する(S161)。そして、発信元ユーザであるユーザAの基本情報に含まれている電話端末5−1の電話番号を発信元番号とし、着信先ユーザであるユーザBの基本情報に含まれている電話端末5−2の電話番号を着信先番号とする発着信制御指示を生成し、この発着信制御指示を主装置機能部2に送信する(S162)。
【0043】
主装置機能部2は、基本情報管理サーバ機能部3から受信した発着信制御指示に従い発着信制御を行って(S163)、発着信制御指示で指定されている発信元番号により特定される電話端末5−1にRBT(Ring Back Tone)を送出して(S164)、電話端末5−1を発信中状態にするとともに、発着信制御指示で指定されている着信先番号により特定される電話端末5−2に呼出信号を送出する(S165)。これにより、電話端末5−2は、着信鳴動を開始する。
【0044】
つぎに、基本情報管理サーバ機能部3は、発信元ユーザであるユーザAの基本情報に含まれているユーザID、ユーザ名、イメージデータ等を含むダイジェスト情報を生成し、このダイジェスト情報を含むプレゼンス情報取得指示を、着信先ユーザであるユーザBの基本情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6−2に送信する(S166)。
【0045】
これを受けて、情報端末6−2は、基本情報管理サーバ機能部3から受信したプレゼンス情報取得指示に含まれているユーザAのダイジェスト情報を表示するとともに(S167)、このダイジェスト情報に含まれているユーザAのユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージを、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S168)。
【0046】
一方、情報端末6−1は、ユーザAから発信操作を受け付けたことに伴い、ユーザAのプレゼンス情報に含まれているプレゼンス状態を「在席」から「電話中」に変更して、ユーザAのプレゼンス情報を更新する(S169)。それから、情報端末6−1は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に、ユーザAの更新後のプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを送信する(S170)。これを受けて、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、自身が管理しているユーザAのプレゼンス情報を、このPUBLISHメッセージに含まれているユーザAのプレゼンス情報に更新する(S171)。
【0047】
また、情報端末6−2は、基本情報管理サーバ機能部3からプレゼンス情報取得指示を受信したことに伴い、ユーザBのプレゼンス情報に含まれているプレゼンス状態を「在席」から「電話中」に変更して、ユーザBのプレゼンス情報を更新する(S172)。それから、情報端末6−2は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に、ユーザBのプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを送信する(S173)。これを受けて、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、自身が管理しているユーザBのプレゼンス情報を、このPUBLISHメッセージに含まれているユーザBのプレゼンス情報に更新する(S174)。
【0048】
つぎに、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、ユーザBのユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージを情報端末6−1から受信しているので、ユーザBのプレゼンス情報を含むNOTIFYメッセージを情報端末6−1に送信する(S175)。これを受けて、情報端末6−1は、このNOTIFYメッセージに含まれているユーザBのプレゼンス情報を表示する(S176)。
【0049】
同様に、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、ユーザAのユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージを情報端末6−2から受信しているので、ユーザAのプレゼンス情報を含むNOTIFYメッセージを情報端末6−2に送信する(S177)。これを受けて、情報端末6−2は、このNOTIFYメッセージに含まれているユーザAのプレゼンス情報を表示する(S178)。なお、ユーザAのプレゼンス情報には、ユーザAが使用する電話端末5−1の電話番号および情報端末6−1のIPアドレスが含まれている。
【0050】
さて、電話端末5−2は、ユーザBから、着信鳴動に対する応答操作を受け付けると(S179)、主装置機能部2に応答信号を送信する(S180)。これを受けて、主装置機能部2は、応答信号を電話端末5−1に送信して(S181)、電話端末5−1および電話端末5−2間に通話路を確立する。そして、この確立された通話路を用いて電話端末5−1および電話端末5−2間の通話を中継する(S182)。
【0051】
以上により、電話中のユーザAおよびユーザBは、互いに、自身が使用中の情報端末6上に表示される相手のプレゼンス情報を参照することにより、相手の電話端末5と連携する情報端末6のIPアドレスを知ることができる。
【0052】
図5は、本実施の形態に係るユニファイドコミュニケーションシステムにおける発着信処理の第二の例を説明するためのシーケンス図である。ここでは、
図2に示すログイン処理を実行することにより、ユーザAが情報端末6−1を用いてログインし、情報端末6−1と連携する電話端末5として電話端末5−1を使用し、ユーザBが情報端末6−2を用いてログインし、情報端末6−2と連携する電話端末5として電話端末5−2を使用している場合を示している。そして、ユーザAが電話端末5−1を用いて発信操作を行った場合を示している。なお、
図2および
図3と同様、情報端末6およびプレゼンス情報管理サーバ機能部4間におけるメッセージの送受信はSIPシーケンスに従って実施され、説明の簡略化のために、200OKメッセージ等の一部のSIPメッセージを省略している。
【0053】
まず、電話端末5−1は、ユーザAから発信操作を受け付けると(S190)、この発信操作によって入力された電話端末5−2の電話番号を含む発信信号を主装置機能部2に送信する(S191)。
【0054】
主装置機能部2は、電話端末5−1から受信した発信信号に従い発着信制御を行って(S192)、電話端末5−1にRBTを送出し(S193)、電話端末5−1を発信中状態にするとともに、発信信号に含まれている電話番号により特定される電話端末5−2に呼出信号を送出する(S194)。これにより、電話端末5−2は、着信鳴動を開始する。それから、主装置機能部2は、基本情報管理サーバ機能部3に、発信元番号である電話端末5−1の電話番号および着信先番号である電話端末5−2の電話番号を含む発着信情報通知を送信する(S195)。
【0055】
これを受けて、基本情報管理サーバ機能部3は、主装置機能部2から受信した発着信情報通知に含まれている発信元番号に基づいて、自身が管理している、発信元ユーザであるユーザAの基本情報を検索するとともに、着信先番号に基づいて、自身が管理している、着信先ユーザであるユーザBの基本情報を検索する(S196)。
【0056】
つぎに、基本情報管理サーバ機能部3は、発信元ユーザであるユーザAの基本情報に含まれているユーザID、ユーザ名、イメージデータ等を含むダイジェスト情報を生成し、このダイジェスト情報を含むプレゼンス情報取得指示を、着信先ユーザであるユーザBの基本情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6−2に送信する(S197)。これにより、情報端末6−2に、このプレゼンス情報取得指示に含まれているユーザAのダイジェスト情報を表示させる(S198)。
【0057】
また、基本情報管理サーバ機能部3は、着信先ユーザであるユーザBの基本情報に含まれているユーザID、ユーザ名、イメージデータ等を含むダイジェスト情報を生成し、このダイジェスト情報を含むプレゼンス情報取得指示を、発信元ユーザであるユーザAの基本情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6−1に送信する(S199)。これにより、情報端末6−2に、このプレゼンス情報取得指示に含まれているユーザBのダイジェスト情報を表示させる(S200)。
【0058】
つぎに、情報端末6−2は、基本情報管理サーバ機能部3からプレゼンス情報取得指示を受信したことに伴い、ユーザBのプレゼンス情報に含まれているプレゼンス状態を「在席」から「電話中」に変更して、ユーザBのプレゼンス情報を更新する(S201)。それから、情報端末6−2は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に、ユーザBの更新後のプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを送信する(S202)。これを受けて、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、自身が管理しているユーザBのプレゼンス情報を、このPUBLISHメッセージに含まれているユーザBのプレゼンス情報に更新する(S203)。
【0059】
同様に、情報端末6−1は、基本情報管理サーバ機能部3からプレゼンス情報取得指示を受信したことに伴い、ユーザAのプレゼンス情報に含まれているプレゼンス状態を「在席」から「電話中」に変更して、ユーザAのプレゼンス情報を更新する(S204)。それから、情報端末6−1は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に、ユーザAの更新後のプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを送信する(S205)。これを受けて、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、自身が管理しているユーザAのプレゼンス情報を、このPUBLISHメッセージに含まれているユーザAのプレゼンス情報に更新する(S206)。
【0060】
また、情報端末6−2は、基本情報管理サーバ機能部3からプレゼンス情報取得指示を受信したことに伴い、このプレゼンス情報取得指示に含まれているダイジェスト情報に含まれるユーザAのユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージを、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S207)。
【0061】
同様に、情報端末6−1は、基本情報管理サーバ機能部3からプレゼンス情報取得指示を受信したことに伴い、このプレゼンス情報取得指示に含まれているダイジェスト情報に含まれるユーザBのユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージを、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S208)。
【0062】
プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、情報端末6−2からSUBSCRIBEメッセージを受信すると、このSUBSCRIBEメッセージに含まれているユーザIDに基づいて、自身が管理しているユーザAのプレゼンス情報を特定する。そして、このユーザAのプレゼンス情報を含むNOTIFYメッセージを情報端末6−2に送信する(S209)。これを受けて、情報端末6−2は、受信したNOTIFYメッセージに含まれているユーザAのプレゼンス情報を表示する(S210)。
【0063】
また、プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、情報端末6−1からSUBSCRIBEメッセージを受信すると、このSUBSCRIBEメッセージに含まれているユーザIDに基づいて、自身が管理しているユーザBのプレゼンス情報を特定する。そして、このユーザBのプレゼンス情報を含むNOTIFYメッセージを情報端末6−1に送信する(S211)。これを受けて、情報端末6−1は、受信したNOTIFYメッセージに含まれているユーザBのプレゼンス情報を表示する(S212)。
【0064】
さて、電話端末5−2は、ユーザBから着信鳴動に対する応答操作を受け付けると(S213)、主装置機能部2に応答信号を送信する(S214)。これを受けて、主装置機能部2は、応答信号を電話端末5−1に送信して(S215)、電話端末5−1および電話端末5−2間に通話路を確立する。そして、この確立された通話路を用いて電話端末5−1および電話端末5−2間の通話を中継する(S216)。
【0065】
以上により、電話中のユーザAおよびユーザBは、いずれか一方のユーザが直接電話端末5から電話発信を実行した場合でも、互いに、自身が使用中の情報端末6上に表示される相手のプレゼンス情報を参照することにより、相手の電話端末5と連携する情報端末6のIPアドレスを知ることができる。
【0066】
図6は、本実施の形態に係るユニファイドコミュニケーションシステムにおけるデスクトップ共有処理およびサーバ共有処理を説明するためのシーケンス図である。ここでは、ユーザAが情報端末6−1を用いてログインし、情報端末6−1と連携する電話端末5として電話端末5−1を使用し、ユーザBが情報端末6−2を用いてログインし、情報端末6−2と連携する電話端末5として電話端末5−2を使用している場合を示している。
【0067】
主装置機能部2は、電話端末5−1および電話端末5−2間に通話路を確立し、この通話路を用いて電話端末5−1および電話端末5−2間の通話を中継しており(S230)、情報端末6−1には、ユーザAが、情報端末6−1と連携する電話端末5−1を用いて通話中の相手(ユーザB)のプレゼンス情報が表示され(S231)、情報端末6−2には、ユーザBが、情報端末6−2と連携する電話端末5−2を用いて通話中の相手(ユーザA)のプレゼンス情報が表示されている(S232)。
【0068】
このような状態において、情報端末6−2は、ユーザBからデスクトップ共有操作を受け付けると(S233)、自身のデスクトップ画面情報を含むデスクトップ共有要求を、ユーザAのプレゼンス情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6−1に送信する(S234)。これを受けて情報端末6−1は、情報端末6−2から受信したデスクトップ共有要求に含まれているデスクトップ画面情報に従い情報端末6−2のデスクトップ画面を表示する(S235)。これにより、電話中のユーザAおよびユーザB間において、デスクトップ画面の共有が行われる。
【0069】
また、情報端末6−1は、ユーザAからサーバアクセス操作を受け付けると(S236)、このサーバアクセス操作により入力されたIPアドレスにより特定されるサーバにアクセスして(S237)、このサーバからWebページを取得して表示する(S238)。この状態において、情報端末6−1は、ユーザAからサーバ共有操作を受け付けると(S239)、表示中のWebページを取得するためのIPアドレスを含むサーバ共有要求を、ユーザBのプレゼンス情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6−2に送信する(S240)。これを受けて情報端末6−2は、情報端末6−1から受信したサーバ共有要求に含まれているIPアドレスにより特定されるサーバにアクセスして(S241)、このサーバからWebページを取得して表示する(S242)。これにより、ユーザAおよびユーザB間において、サーバが提供するWebページの共有が行われる。このように、ユーザAは、ユーザBが使用する情報端末6−2のIPアドレスを知らなくても、直ちに資料共有を開始することができる。
【0070】
つぎに、本実施の形態に係るユニファイドコミュニケーションシステムを構成するユニファイドコミュニケーション支援装置1および情報端末6の詳細を説明する。なお、電話端末5には、既存の内線電話機等を利用できるので、その詳細な説明を省略する。
【0071】
まず、ユニファイドコミュニケーション支援装置1の詳細を説明する。
【0072】
上述したように、ユニファイドコミュニケーション支援装置1は、電話端末5を収容し、電話端末5の発着信を制御する主装置機能部2と、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用する複数のユーザ各々の基本情報を管理する基本情報管理サーバ機能部3と、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用する複数のユーザ各々のプレゼンス情報を管理するプレゼンス情報管理サーバ機能部4と、を備えている。
【0073】
図7は、ユニファイドコミュニケーション支援装置1の概略機能構成図である。
【0074】
主装置機能部2は、図示するように、電話端末インターフェース部201と、公衆網インターフェース部202と、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203と、呼制御部204と、中継制御部205と、を有する。
【0075】
電話端末インターフェース部201は、電話端末5に接続するためのインターフェースであり、公衆網インターフェース部202は、公衆網8に接続するためのインターフェースである。また、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203は、基本情報管理サーバ機能部3に接続するためのインターフェースである。
【0076】
呼制御部204は、呼制御(発着信制御)を実施して、電話端末5間あるいは電話端末5と公衆網8との間の通話路を確立する。また、呼制御部204は、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203を介して基本情報管理サーバ機能部3に、上述の発着信情報通知、連携候補通知、および連携対象通知を送信する。また、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203を介して基本情報管理サーバ機能部3から上述のユーザ表示指示を受信し、このユーザ表示指示に含まれている電話番号により特定される電話端末5に、このユーザ表示指示に含まれているユーザ名を含む表示データを送信する。
【0077】
中継制御部205は、呼制御部204によって確立された通話路を用いて電話端末5間あるいは電話端末5と公衆網8との通話を中継する。
【0078】
基本情報管理サーバ機能部3は、図示するように、LANインターフェース部301と、主装置機能部インターフェース部302と、基本情報記憶部303と、認証部304と、番号取得部305と、発着信制御指示部306と、プレゼンス情報取得指示部307と、検索部308と、を有する。
【0079】
LANインターフェース部301は、LAN7に接続するためのインターフェースであり、主装置機能部インターフェース部302は、主装置機能部2に接続するためのインターフェースである。
【0080】
基本情報記憶部303には、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用する複数のユーザ各々の基本情報がアカウント情報とともに記憶される。
【0081】
図8は、基本情報記憶部303の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、基本情報記憶部303には、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用するユーザ毎にレコード3030が記憶される。
【0082】
レコード3030は、ログインおよびログオフに必要なアカウント情報を登録するフィールド3031と、ユーザのログイン状態(ログインまたはログオフ)を登録するフィールド3032と、ユーザの基本情報を登録するフィールド3033と、を有する。
【0083】
アカウント情報を登録するフィールド3031は、ユーザのアカウント名を登録するサブフィールド3034と、パスワードを登録するサブフィールド3035と、を有する。
【0084】
基本情報を登録するフィールド3033は、ユーザIDを登録するサブフィールド3036と、ユーザ名を登録するサブフィールド3037と、ユーザを表すイメージデータ(アイコン画像)を登録するサブフィールド3038と、電子メールアドレスを登録するサブフィールド3039と、電話端末5の電話番号を登録するサブフィールド3040と、情報端末6のIPアドレスを登録するサブフィールド3041と、を有する。
【0085】
ここで、情報端末6のIPアドレスを登録するサブフィールド3041には、フィールド3032に登録されているログイン状態が「ログイン」の場合に、ユーザがログイン操作を行った情報端末6のIPアドレスが登録される。また、電話端末5の電話番号を登録するサブフィールド3040には、サブフィールド3041に情報端末6のIPアドレスが登録され、かつ、この情報端末6と連携させる電話端末5が確定している場合に、この電話端末5の電話番号が登録される。
【0086】
なお、本実施の形態においては、基本情報に、ユーザID、ユーザ名、イメージデータ、電子メールアドレス、電話端末5の電話番号、情報端末6のIPアドレスを含めているが、ユーザID、電話端末5の電話番号、情報端末6のIPアドレス以外の情報については適宜省略可能である。また、基本情報に他の情報を追加してもよい。
【0087】
認証部304は、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用するユーザのログインおよびログアウトを処理する。
【0088】
番号取得部305は、ログイン中のユーザが使用している情報端末6と連携する電話端末5の電話番号を取得する。
【0089】
発着信制御指示部306は、LANインターフェース部301を介して情報端末6から受信した発信要求に従い主装置機能部2に発着信制御を指示する。
【0090】
プレゼンス情報取得指示部307は、LANインターフェース部301を介して情報端末6に、この情報端末6と連携する電話端末5の電話相手である他の電話端末5のユーザのプレゼンス情報の取得を指示するプレゼンス情報取得指示を送信する。
【0091】
検索部308は、LANインターフェース部301を介して情報端末6から受信した基本情報検索要求に従い基本情報記憶部303からレコード3030を検索する。そして、その検索結果を基本情報検索要求送信元の情報端末6に送信する。
【0092】
プレゼンス情報管理サーバ機能部4は、図示するように、LANインターフェース部401と、プレゼンス情報記憶部402と、プレゼンス情報管理部403と、を有する。
【0093】
LANインターフェース部401は、LAN7に接続するためのインターフェースである。なお、本実施の形態では、基本情報管理サーバ機能部3およびプレゼンス情報管理サーバ機能部4の双方にLANインターフェース部301、401を設けているが、基本情報管理サーバ機能部3とプレゼンス情報管理サーバ機能部4との共用のLANインターフェース部を設けてもよい。
【0094】
プレゼンス情報記憶部402には、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用する複数のユーザ各々のプレゼンス情報が記憶される。
【0095】
図9は、プレゼンス情報記憶部402の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、プレゼンス情報記憶部402には、ユニファイドコミュニケーションシステムを利用するユーザ毎にレコード4020が記憶される。
【0096】
レコード4020は、ユーザIDを登録するフィールド4021と、ユーザのプレゼンス状態を登録するフィールド4022と、ユーザ名を登録するフィールド4023と、電子メールアドレスを登録するフィールド4024と、情報端末6のIPアドレスを登録するフィールド4025と、電話端末5の電話番号を登録するフィールド4026と、を有する。
【0097】
ここで、情報端末6のIPアドレスを登録するフィールド4025には、ユーザが使用中の情報端末6のIPアドレスが登録される。また、電話端末5の電話番号を登録するフィールド4026には、フィールド4025に情報端末6のIPアドレスが登録され、かつ、この情報端末6と連携する電話端末5が確定している場合に、この電話端末5の電話番号が登録される。
【0098】
プレゼンス情報管理部403は、SIPに従いプレゼンス情報記憶部402に記憶されている各ユーザのプレゼンス情報の管理を行う。
【0099】
なお、
図7に示すユニファイドコミュニケーション支援装置1の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびモデム、NIC(Network Interface Card)等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等のコンピュータシステムにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。ここで、主装置機能部2、基本情報管理サーバ機能部3、およびプレゼンス情報管理サーバ機能部4は、同一のコンピュータシステム上に実現されてもよいし、別個のコンピュータシステム上に実現されてもよい。また、これらの機能部2〜4の少なくとも1つが電話端末5に搭載されていてもよい。
【0100】
図10は、基本情報管理サーバ機能部3の動作を説明するためのフロー図である。
【0101】
認証部304は、LANインターフェース部301を介して情報端末6からログイン要求を受信すると(S300でYES)、このログイン要求に含まれているログイン情報を用いて以下のログイン処理を行う(S301、S302、S303、S305)。
【0102】
ログイン情報に含まれるアカウント名およびパスワードがそれぞれサブフィールド3034、3035に登録されているレコード3030を基本情報記憶部303から検索することにより、ログインを要求するユーザ(ログイン要求ユーザと呼ぶ)の認証処理を行う(S301)。そして、認証が成立した場合、すなわち、ログイン要求に含まれているアカウント名およびパスワードがそれぞれサブフィールド3034、3035に登録されているレコード3030を基本情報記憶部303から検索できた場合は(S302でYES)、ログイン要求ユーザのログインを許可し、このログイン要求ユーザのレコード3030のフィールド3032のログイン状態を「ログイン」に更新する。一方、認証が失敗した場合、すなわち、ログイン要求に含まれているアカウント名およびパスワードがそれぞれサブフィールド3034、3035に登録されているレコード3030を基本情報記憶部303から検索できなかった場合は(S302でNO)、ログイン要求ユーザのログインを拒否し、LANインターフェース部301を介してログイン要求送信元の情報端末6にエラーメッセージを送信するなどの所定のエラー処理を行う(S305)。
【0103】
認証部304は、以上のログイン処理を実行してログインを許可したログイン要求ユーザのレコード3030のサブフィールド3041にログイン要求送信元の情報端末6のIPアドレスを登録して、ログイン要求ユーザの基本情報を更新する(S303)。それから、認証部304は、ログイン要求ユーザのレコード3030のフィールド3033に登録されている更新後の基本情報を、LANインターフェース部301を介してログイン要求送信元の情報端末6に送信する(S304)。
【0104】
また、認証部304は、LANインターフェース部301を介して情報端末6からログオフ要求を受信すると(S310でYES)、このログオフ要求に含まれているログオフ情報を用いて以下のログオフ処理を行う(S311、S312、S314)。
【0105】
ログオフ情報に含まれるアカウント名がサブフィールド3034に登録されている、ログオフを要求するユーザ(ログオフ要求ユーザと呼ぶ)のレコード3030を基本情報記憶部303から検索し、このログオフ要求ユーザのレコード3030のフィールド3032のログイン状態が「ログイン」であり、かつサブフィールド3041にログオフ要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されているか否かを調べる(S311)。ログイン状態が「ログイン」であり、かつログオフ要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されているならば(S311でYES)、このログオフ要求ユーザのレコード3030のフィールド3032のログイン状態を「ログオフ」に更新する。一方、ログイン状態が「ログオフ」であるか、あるいはログオフ要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されていないならば(S311でNO)、LANインターフェース部301を介してログオフ要求送信元の情報端末6にエラーメッセージを送信するなどの所定のエラー処理を行う(S314)。
【0106】
認証部304は、以上のログオフ処理を実行してログオフしたログオフ要求ユーザのレコード3030のサブフィールド3040、3041の登録内容をクリアし、ログオフ要求ユーザの基本情報を更新する(S312)。それから、認証部304は、ログオフ要求ユーザのレコード3030のフィールド3033に登録されている更新後の基本情報を、LANインターフェース部301を介してログオフ要求送信元の情報端末6に送信する(S313)。
【0107】
また、検索部308は、LANインターフェース部301を介して情報端末6から、基本情報検索を要求するユーザ(基本情報検索要求ユーザと呼ぶ)のユーザIDと検索条件とを含む基本情報検索要求を受信すると(S320でYES)、この基本情報検索要求に含まれているユーザIDがサブフィールド3036に登録されているレコード3030を基本情報記憶部303から検索し、このレコード3030のフィールド3032のログイン状態が「ログイン」であり、かつサブフィールド3041に基本情報検索要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されているか否かを調べる(S321)。ログイン状態が「ログイン」であり、かつ基本情報検索要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されているならば(S321でYES)、この基本情報検索要求に含まれている検索条件に合致するレコード3030(検索条件で指定されたフィールドに、検索条件で指定されたキーワードを含む単語が登録されているレコード3030)を基本情報記憶部303から検索する(S322)。そして、検索条件に合致するレコード3030各々について、サブフィールド3036〜3038に登録されているユーザID、ユーザ名およびイメージデータを含むダイジェスト情報を生成する。それから、これらのダイジェスト情報を含む検索結果を、LANインターフェース部301を介して基本情報検索要求送信元の情報端末6に送信する(S323)。一方、ログイン状態が「ログオフ」であるか、あるいは基本情報検索要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されていないならば(S321でNO)、LANインターフェース部301を介して基本情報検索要求送信元の情報端末6にエラーメッセージを送信するなどの所定のエラー処理を行う(S324)。
【0108】
また、番号取得部305は、LANインターフェース部301を介して情報端末6から、情報端末6と電話端末5とのペアリングを要求するユーザ(ペアリング要求ユーザと呼ぶ)のユーザIDを含むペアリング要求を受信すると(S330でYES)、後述のペアリング処理を実施する(S331)。
【0109】
また、発着信制御指示部306は、LANインターフェース部301を介して情報端末6から発信要求を受信すると(S340でYES)、後述の発着信支援処理を実施する(S341)。
【0110】
また、プレゼンス情報取得指示部307は、主装置機能部インターフェース部302を介して主装置機能部2から発着信情報通知を受信すると(S350でYES)、後述の着信支援処理を実施する(S351)。
【0111】
図11は、
図10のペアリング処理(S331)を説明するためのフロー図である。
【0112】
まず、番号取得部305は、LANインターフェース部301を介して情報端末6から受信したペアリング要求に含まれているユーザIDがサブフィールド3036に登録されているレコード(ペアリング要求ユーザのレコード)3030を基本情報記憶部303から検索して、このペアリング要求ユーザのレコード3030のフィールド3033のログイン状態が「ログイン」であり、かつサブフィールド3041にペアリング要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されているか否か調べる(S3310)。
【0113】
ここで、ログイン状態が「ログオフ」であるか、あるいはペアリング要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されていないならば(S3310でNO)、番号取得部305は、LANインターフェース部301を介してペアリング要求送信元の情報端末6にエラーメッセージを送信するなどの所定のエラー処理を行う(S3330)。その後、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。
【0114】
一方、ログイン状態が「ログイン」であり、かつペアリング要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されているならば(S3310でYES)、番号取得部305は、タイマを起動し(S3311)、主装置機能部インターフェース部302を介して主装置機能部2から連携候補通知が送られてくるのを待つ(S3313)。
【0115】
ここで、主装置機能部2から連携候補通知を受信することなく(S3313でNO)、起動したタイマの計測時間が所定時間を経過することによりタイムアウトしたならば(S3312でYES)、番号取得部305は、LANインターフェース部301を介してペアリング要求送信元の情報端末6にエラーメッセージを送信するなどの所定のエラー処理を行う(S3331)。その後、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。
【0116】
一方、起動したタイマの計測時間が所定時間を経過することによりタイムアウトする前に(S3312でNO)、主装置機能部2から連携候補通知を受信したならば(S3313でYES)、番号取得部305は、タイマを再起動するとともに(S3314)、ペアリング要求ユーザのレコード3030のサブフィールド3037、3038に登録されているユーザ名およびイメージデータを含む表示データを生成し、この表示データおよび連携候補通知に含まれている電話番号(連携番号と呼ぶ)を含むユーザ表示指示を、主装置機能部インターフェース部302を介して主装置機能部2に送信する(S3315)。その後、番号取得部305は、主装置機能部インターフェース部302を介して主装置機能部2から連携対象通知が送られてくるのを待つ(S3317)。
【0117】
ここで、主装置機能部2から連携対象通知を受信することなく(S3317でNO)、再起動したタイマの計測時間が所定時間を経過することによりタイムアウトしたならば(S3316でYES)、番号取得部305は、LANインターフェース部301を介してペアリング要求送信元の情報端末6にエラーメッセージを送信するなどの所定のエラー処理を行う(S3332)。その後、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。
【0118】
一方、再起動したタイマの計測時間が所定時間を経過することによりタイムアウトする前に(S3316でNO)、ペアリング要求送信元の情報端末6の連携対象として確定された電話端末5の電話番号を含む連携対象通知を主装置機能部2から受信したならば(S3317でYES)、番号取得部305は、この連携対象通知に含まれる電話番号を、ペアリング要求送信元の情報端末6に連携させる電話端末5の電話番号として、基本情報記憶部303に記憶されているペアリング要求ユーザのレコード3030のサブフィールド3040に登録して、ペアリング要求ユーザの基本情報を更新する(S3318)。これにより、ペアリング要求ユーザのユーザIDと、ペアリング要求送信元の情報端末6のIPアドレスと、この情報端末6に連携する電話端末5の電話番号とが関連付けられる。
【0119】
それから、番号取得部305は、LANインターフェース部301を介してペアリング要求送信元の情報端末6に、連携対象として確定された電話端末5の電話番号を含むペアリング確定通知を送信する(S3319)。さらに、番号取得部305は、ペアリング要求ユーザのレコード3030のサブフィールド3036、3040に登録されているユーザID、電話番号を含む更新情報を生成し、この更新情報を、LANインターフェース部301を介してペアリング要求送信元の情報端末6に送信する(S3320)。その後、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。
【0120】
図12は、
図10の発着信支援処理(S341)を説明するためのフロー図である。
【0121】
まず、発着信制御指示部306は、LANインターフェース部301を介して情報端末6から受信した発信要求に含まれている発信元ユーザ(発信要求送信元のユーザ)のユーザIDがサブフィールド3036に登録されているレコード3030、およびこの発信要求に含まれている着信先ユーザのユーザIDがサブフィールド3036に登録されているレコード3030を基本情報記憶部303から検索する(S3410)。
【0122】
つぎに、発着信制御指示部306は、発信元ユーザのレコード3030のフィールド3032のログイン状態が「ログイン」であり、かつサブフィールド3041に発信要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されているか否か調べる(S3411)。
【0123】
ここで、ログイン状態が「ログオフ」であるか、あるいは発信要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されていないならば(S3411でNO)、発着信制御指示部306は、LANインターフェース部301を介して発信要求送信元の情報端末6にエラーメッセージを送信するなどの所定のエラー処理を行う(S3420)。その後、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。
【0124】
一方、ログイン状態が「ログイン」であり、かつ発信要求送信元の情報端末6のIPアドレスが登録されているならば(S3411でYES)、発着信制御指示部306は、発信元ユーザおよび着信先ユーザの両レコード3030のサブフィールド3040に電話番号が登録されているか否かを調べる(S3412)。
【0125】
ここで、発信元ユーザあるいは着信先ユーザのレコード3030のサブフィールド3040に電話番号が登録されていない場合(S3412でNO)、発着信制御指示部306は、LANインターフェース部301を介して発信要求送信元の情報端末6にエラーメッセージを送信するなどの所定のエラー処理を行う(S3421)。その後、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。
【0126】
一方、発信元ユーザおよび着信先ユーザの両レコード3030のサブフィールド3040に電話番号が登録されているならば(S3412でYES)、発着信制御指示部306は、発信元ユーザのレコード3030のサブフィールド3040に登録されている電話番号を発信元番号として含み、かつ着信先ユーザのレコード3030のサブフィールド3040に登録されている電話番号を着信先番号として含む発着信制御指示を生成する。そして、主装置機能部インターフェース部302を介して主装置機能部2に、この発着信制御指示を送信する(S3413)。その後、発着信制御指示部306は、プレゼンス情報取得指示部307に、発信元ユーザおよび着信先ユーザの双方のレコード3030を渡し、着信先ユーザに対するプレゼンス情報取得指示の送信を指示する。
【0127】
これを受けて、プレゼンス情報取得指示部307は、発信元ユーザのレコード3030のサブフィールド3036〜3038に登録されているユーザID、ユーザ名、およびイメージデータを含むダイジェスト情報を生成し、このダイジェスト情報を含む発信元ユーザのプレゼンス情報取得指示を生成する(S3414)。それから、プレゼンス情報取得指示部307は、LANインターフェース部301を介して、着信先ユーザのレコード3030のサブフィールド3041に登録されているIPアドレスにより特定される着信先ユーザの情報端末6に発信元ユーザのプレゼンス情報取得指示を送信する(S3415)。その後、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。
【0128】
図13は、
図10の着信支援処理(S351)を説明するためのフロー図である。
【0129】
まず、プレゼンス情報取得指示部307は、主装置機能部インターフェース部302を介して主装置機能部2から受信した発着信情報通知に含まれている発信元番号がサブフィールド3040に登録されている発信元ユーザのレコード3030、およびこの発着信情報通知に含まれている着信先番号がサブフィールド3040に登録されている着信先ユーザのレコード3030を基本情報記憶部303から検索する(S3510)。
【0130】
ここで、発信元ユーザのレコード3030あるいは着信先ユーザのレコード3030を検索できなかった場合は(S3511でNO)、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。一方、発信元ユーザおよび着信先ユーザの両レコード3030を検索できた場合(S3511でYES)、プレゼンス情報取得指示部307は、発信元ユーザのレコード3030のサブフィールド3036〜3038に登録されているユーザID、ユーザ名、およびイメージデータを含むダイジェスト情報を生成し、このダイジェスト情報を含む発信元ユーザのプレゼンス情報取得指示を生成する。また、着信先ユーザのレコード3030のサブフィールド3036〜3038に登録されているユーザID、ユーザ名、およびイメージデータを含むダイジェスト情報を生成し、このダイジェスト情報を含む着信先ユーザのプレゼンス情報取得指示を生成する(S3512)。
【0131】
それから、プレゼンス情報取得指示部307は、LANインターフェース部301を介して、着信先ユーザのレコード3030のサブフィールド3041に登録されているIPアドレスにより特定される着信先ユーザの情報端末6に、発信元ユーザのプレゼンス情報取得指示を送信するとともに(S3513)、発信元ユーザのレコード3030のサブフィールド3041に登録されているIPアドレスにより特定される発信元ユーザの情報端末6に、着信先ユーザのプレゼンス情報取得指示を送信する(S3514)。その後、本フローを終了し、
図10のS300に戻る。
【0132】
図14は、主装置機能部2の動作を説明するためのフロー図である。
【0133】
まず、呼制御部204は、電話端末インターフェース部201を介していずれかの電話端末5から発信信号を受信すると(S360でYES)、その発信信号に含まれている着信先番号に基づいて、着信先が外線かそれとも内線かを確認する(S361)。着信先が外線ならば(S361で「外線」)、呼制御部204は、公衆網インターフェース部202を介して公衆網8に発信信号を送出して外線発信制御を行い(S362)、発信元の電話端末5と公衆網8との間に通話路を確立して、中継制御部205に、この通話路を中継させる。なお、呼制御部204は、この通話路に接続された発信元の電話端末5あるいは公衆網8から切断信号を受信した場合には、切断処理を行ってこの通話路を切断する。
【0134】
一方、着信先が内線ならば(S361で「内線」)、呼制御部204は、電話端末インターフェース部201を介して発信元の電話端末5にRBTを送出してこの電話端末5を発信中状態にするとともに、電話端末インターフェース部201を介して、発信信号に含まれる着信先番号により特定される着信先の電話端末5に呼出信号を送出して発着信制御を行い(S363)、発信元の電話端末5と着信先の電話端末5との間に通話路を確立し、中継制御部205に、この通話路を中継させる。なお、呼制御部204は、この通話路に接続された発信元あるいは着信先の電話端末5から切断信号を受信した場合には、切断処理を行ってこの通話路を切断する。また、呼制御部204は、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203を介して基本情報管理サーバ機能部3に、発信元番号および着信先番号を含む発着信情報通知を送信する(S364)。
【0135】
また、呼制御部204は、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203を介して基本情報管理サーバ機能部3から発着信制御指示を受信すると(S370でYES)、電話端末インターフェース部201を介して、発着信制御指示に含まれている発信元番号により特定される発信元の電話端末5にRBTを送出して、発信元の電話端末5を発信中状態に移行させるとともに、発着信制御指示に含まれている着信先番号により特定される着信先の電話端末5に呼出信号を送出して発着信制御を行い(S371)、発信元の電話端末5と着信先の電話端末5との間に通話路を確立し、中継制御部205に、この通話路を中継させる。なお、呼制御部204は、この通話路に接続された発信元あるいは着信先の電話端末5から切断信号を受信した場合には、切断処理を行ってこの通話路を切断する。
【0136】
また、呼制御部204は、公衆網インターフェース部202を介して公衆網8から着信信号を受信すると(S380でYES)、電話端末インターフェース部201を介して、所定のあるいはすべての電話端末5に呼出信号を送出して外線着信制御を行い(S381)、この呼出信号に応答した電話端末5と公衆網8との間に通話路を確立して、中継制御部205に、この通話路を中継させる。なお、呼制御部204は、この通話路に接続された電話端末5あるいは公衆網8から切断信号を受信した場合には、切断処理を行ってこの通話路を切断する。
【0137】
また、呼制御部204は、電話端末インターフェース部201を介していずれかの電話端末5から、連携要求ボタン操作を表すPB信号(連携要求PB信号)を受信すると(S390でYES)、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203を介して基本情報管理サーバ機能部3に、連携要求PB信号送信元の電話番号を含む連携候補通知を送信する(S391)。それから、呼制御部204は、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203を介して基本情報管理サーバ機能部3からユーザ表示指示を受信し、電話端末インターフェース部201を介して連携要求PB信号送信元の電話端末5に、このユーザ表示指示に含まれている表示データを送信する(S392)。これにより、この表示データを連携要求PB信号送信元の電話端末5に表示させる。
【0138】
その後、呼制御部204は、表示データ送信後所定時間内に、電話端末インターフェース部201を介して連携要求PB信号送信元の電話端末5から、連携確定ボタン操作を表すPB信号(連携確定PB信号)を受信したならば(S393でYES)、基本情報管理サーバ機能部インターフェース部203を介して基本情報管理サーバ機能部3に、連携確定PB信号送信元の電話番号を含む連携対象通知を送信する(S394)。
【0139】
図15は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4の動作を説明するためのフロー図である。
【0140】
プレゼンス情報管理部403は、LANインターフェース部401を介していずれかの情報端末6から、プレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを受信すると(S400でYES)、プレゼンス情報記憶部402から、PUBLISHメッセージの指定ユーザのレコード4020、すなわちこのPUBLISHメッセージに含まれているユーザIDがフィールド4021に登録されているレコード4020を検索する。そして、検索したレコード4020を、このPUBLISHメッセージに含まれているプレゼンス情報に基づき更新する。例えば、検索したレコード4020のフィールド4022、4025の登録内容を、PUBLISHメッセージに含まれているプレゼンス状態および情報端末6のIPアドレスに更新するとともに、このPUBLISHメッセージに電話端末5の電話番号が含まれているならば、フィールド4026の登録内容をこの電話番号に更新し、含まれてないならばフィールド4026の登録内容をクリアする(S401)。
【0141】
つぎに、プレゼンス情報管理部403は、PUBLISHメッセージの指定ユーザに対して有効なSUBSCRIBEメッセージ、すなわちPUBLISHメッセージに含まれているユーザIDと同じユーザIDを含み、かつ受信してから所定時間(有効期限)を経過していないSUBSCRIBEメッセージが存在するか否かを確認し(S402)、そのようなSUBSCRIBEメッセージが存在するならば(S402でYES)、PUBLISHメッセージの指定ユーザのレコード4020に登録されているプレゼンス情報を含むNOTIFYメッセージを生成し、このNOTIFYメッセージを、LANインターフェース部401を介してSUBSCRIBEメッセージ送信元の情報端末6に送信する(S403)。
【0142】
また、プレゼンス情報管理部403は、LANインターフェース部401を介していずれかの情報端末6から、ユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージを受信すると(S410でYES)、プレゼンス情報記憶部402から、SUBSCRIBEメッセージの指定ユーザのレコード4020、すなわちこのSUBSCRIBEメッセージに含まれているユーザIDがフィールド4021に登録されているレコード4020を検索する。そして、検索したレコード4020に登録されているプレゼンス情報を含むNOTIFYメッセージを生成して、LANインターフェース部401を介してSUBSCRIBEメッセージ送信元の情報端末6に、このNOTIFYメッセージを送信する(S411)。また、所定時間が経過するまで、このSUBSCRIBEメッセージを対象のユーザIDとともに記憶し、プレゼンスが更新される度に、このSUBSCRIBEメッセージに対するNOTIFYメッセージを配信する。
【0143】
つぎに、情報端末6の詳細を説明する。
【0144】
図16は、情報端末6の概略機能構成図である。
【0145】
図示するように、情報端末6は、LANインターフェース部601と、マンマシンインターフェース部602と、基本情報管理サーバ通信部603と、プレゼンス情報管理サーバ通信部604と、認証要求部605と、ペアリング要求部606と、検索要求部607と、発信要求部608と、プレゼンス情報管理部609と、プレゼンス情報要求部610と、デスクトップ共有部611と、サーバ共有部612と、を備えている。
【0146】
LANインターフェース部401は、LAN7に接続するためのインターフェースである。また、マンマシンインターフェース部602は、ユーザに情報を表示したり、ユーザから指示を受け付けたりするためのインターフェースであり、例えばタッチセンサ付き液晶パネルで構成される。
【0147】
基本情報管理サーバ通信部603は、LANインターフェース部601を介して基本情報管理サーバ機能部3と通信を行う。また、プレゼンス情報管理サーバ通信部604は、LANインターフェース部601を介してプレゼンス情報管理サーバ機能部4と通知を行う。
【0148】
認証要求部605は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから受け付けたログイン操作に従い、基本情報管理サーバ通信部603を介して基本情報管理サーバ機能部3にログイン要求を送信して、自情報端末6を使用するユーザの、ユニファイドコミュニケーションシステムへのログインを要求する。また、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから受け付けたログオフ操作に従い、基本情報管理サーバ通信部603を介して基本情報管理サーバ機能部3にログオフ要求を送信して、自情報端末6を使用するユーザの、ユニファイドコミュニケーションシステムからのログオフを要求する。
【0149】
ペアリング要求部606は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから受け付けたペアリング操作に従い、基本情報管理サーバ通信部603を介して基本情報管理サーバ機能部3にペアリング要求を送信して、所望の電話端末5を、自情報端末6のユーザが使用する電話端末5として、自情報端末6に連携させる。
【0150】
検索要求部607は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから受け付けた検索操作に従い、基本情報管理サーバ通信部603を介して基本情報管理サーバ機能部3に基本情報検索要求を送信する。そして、検索条件に合致するユーザの基本情報のダイジェスト情報を含む検索結果を受信し、マンマシンインターフェース部602に表示する。
【0151】
発信要求部608は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから受け付けた発信操作に従い、基本情報管理サーバ通信部603を介して基本情報管理サーバ機能部3に発信要求を送信する。
【0152】
プレゼンス情報管理部609は、自情報端末6のユーザ(自情報端末6を使用してユニファイドコミュニケーションシステムにログインしたユーザ)のプレゼンス情報を管理するとともに、このプレゼンス情報が更新される毎に、プレゼンス情報管理サーバ通信部604を介してプレゼンス情報管理サーバ機能部4に、自情報端末6のユーザの最新のプレゼンス情報を登録する。
【0153】
プレゼンス情報要求部610は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから受け付けたプレゼンス情報取得操作に従い、あるいは基本情報管理サーバ通信部603を介して基本情報管理サーバ機能部3から受信したプレゼンス情報取得指示に従い、プレゼンス取得情報操作あるいはプレゼンス情報取得指示で指定された電話相手のプレゼンス情報を、プレゼンス情報管理サーバ機能部4から取得してマンマシンインターフェース部602に表示する。
【0154】
デスクトップ共有部611は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから受け付けたデスクトップ共有操作に従い、マンマシンインターフェース部602にプレゼンス情報を表示中の電話相手の情報端末6と、自情報端末6のデスクトップ画面を共有する。
【0155】
サーバ共有部612は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから受け付けたサーバ共有操作に従い、マンマシンインターフェース部602にプレゼンス情報を表示中の電話相手の情報端末6とサーバへのアクセスを共有する。
【0156】
なお、
図16に示す情報端末6の機能構成は、ユニファイドコミュニケーション支援装置1と同様、ASIC、FPGAなどの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSPなどの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびモデム、NIC等の通信インターフェースを備えたPC等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
【0157】
図17は、情報端末6の動作を説明するためのフロー図である。
【0158】
まず、認証要求部605は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザからログイン操作を受け付けると(S500でYES)、後述のログイン要求処理を行って、自情報端末6のユーザをユニファイドコミュニケーションシステムにログインさせる(S501)。ペアリング要求部606は、自情報端末6のユーザがユニファイドコミュニケーションシステムにログインしたならば、マンマシンインターフェース部602を介してユーザからペアリング操作を受け付けるのを待つ(S510)。そして、ペアリング操作を受け付けたならば(S510でYES)、後述のペアリング要求処理を行って、自情報端末6に連携させる電話端末5を確定する(S511)。
【0159】
その後、検索要求部607は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザから検索操作を受け付けたならば(S520でYES)、この検索操作により入力された検索条件と、プレゼンス情報管理部609で管理されている自情報端末6のユーザのプレゼンス情報に含まれているユーザIDと、を含む基本情報検索要求を生成し、この基本情報検索要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S521)。そして、基本情報管理サーバ機能部3から検索結果を受信し、この検索結果に含まれている、検索条件に合致する基本情報から生成したダイジェスト情報(ユーザID、ユーザ名およびイメージデータ)をマンマシンインターフェース部602に表示する(S522)。
【0160】
また、プレゼンス情報要求部610は、ユーザから、例えばマンマシンインターフェース部602に表示中のダイジェスト情報のなかから任意のダイジェスト情報を選択してプレゼンス情報取得対象を指定するプレゼンス情報取得操作を受け付けると(S530でYES)、プレゼンス情報取得対象のユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージをプレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S531)。
【0161】
また、プレゼンス情報要求部610は、基本情報管理サーバ機能部3からプレゼンス情報取得指示を受信すると(S540でYES)、このプレゼンス情報取得指示に含まれているプレゼンス情報取得対象のユーザIDを含むSUBSCRIBEメッセージをプレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S541)。
【0162】
また、プレゼンス情報要求部610は、プレゼンス情報管理サーバ機能部4からNOTIFYメッセージを受信すると(S550でYES)、このNOTIFYメッセージに含まれているプレゼンス情報取得対象のプレゼンス情報をマンマシンインターフェース部602に表示する(S551)。
【0163】
また、発信要求部608は、ユーザから、例えばマンマシンインターフェース部602に表示中のプレゼンス情報を選択して着信先ユーザを指定する発信操作を受け付けたならば(S560でYES)、発信元ユーザ(自情報端末6のユーザ)のユーザIDと、指定された着信先ユーザのユーザIDと、を含む発信要求を生成し、この発信要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S561)。つぎに、プレゼンス情報管理部609は、自身が管理している自情報端末6のユーザのプレゼンス情報に含まれているプレゼンス状態を「電話中」に更新する(S562)。それから、プレゼンス情報管理部609は、更新された自情報端末6のユーザのプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージをプレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S563)。
【0164】
また、デスクトップ共有部611は、例えば、ユーザから、例えばマンマシンインターフェース部602に表示中のプレゼンス情報を選択してデスクトップ共有相手を指定するデスクトップ共有操作を受け付けたならば(S570でYES)、マンマシンインターフェース部602に表示中のデスクトップ画面、あるいはデスクトップ画面上に表示されているアプリケーション画面のうち、ユーザにより選択されたアプリケーション画面をキャプチャして、その画面データであるデスクトップ画面情報を取得する(S571)。そして、指定されたデスクトップ共有相手のプレゼンス情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6に、この取得したデスクトップ画面情報を含むデスクトップ共有要求を送信する(S572)。
【0165】
また、デスクトップ共有部611は、他の情報端末6からデスクトップ共有要求を受信すると(S580でYES)、マンマシンインターフェース部602に、このデスクトップ共有要求に含まれているデスクトップ画面情報を表示する(S581)。
【0166】
また、サーバ共有部612は、Webサーバ、ファイルサーバ等にアクセス中に、ユーザから、例えばマンマシンインターフェース部602に表示中のプレゼンス情報を選択してサーバ共有相手を指定するサーバ共有操作を受け付けたならば(S590でYES)、アクセス中のサーバのIPアドレスまたはURIを取得する(S591)。そして、指定されたサーバ共有相手のプレゼンス情報に含まれているIPアドレスまたはURIにより特定される情報端末6に、この取得したIPアドレスまたはURIを含むサーバ共有要求を送信する(S592)。
【0167】
また、サーバ共有部612は、他の情報端末6からサーバ共有要求を受信すると(S600でYES)、このサーバ共有要求に含まれているIPアドレスまたはURIにより特定されるサーバにアクセスし、Webページ等を取得してマンマシンインターフェース部602に表示する(S601)。
【0168】
さて、認証要求部605は、マンマシンインターフェース部602を介してユーザからログオフ操作を受け付けると(S610でYES)、後述のログオフ要求処理を行って、自情報端末6のユーザをユニファイドコミュニケーションシステムからログオフさせる(S611)。そして、S500に戻って、新たにログイン操作されるのを待つ。
【0169】
図18(A)は、
図17のログイン要求処理(S501)を説明するためのフロー図である。
【0170】
まず、認証要求部605は、ログイン操作により入力された自情報端末6のユーザのアカウント名およびパスワードをログイン情報として含むログイン要求を生成し、このログイン要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S5010)。そして、基本情報管理サーバ機能部3からの応答を待つ(S5011)。
【0171】
ここで、基本情報管理サーバ機能部3から応答として自情報端末6のユーザの基本情報を受信した場合(S5011でYES)、認証要求部605は、ログイン許可された旨のメッセージをマンマシンインターフェース部602に表示するとともに、この基本情報をプレゼンス情報管理部609に渡す。これを受けて、プレゼンス情報管理部609は、認証要求部605から受け取った基本情報と、プレゼンス状態「在席」とからプレゼンス情報を生成し、これを自情報端末6のユーザのプレゼンス情報として保持する(S5012)。なお、プレゼンス情報には基本情報のすべてが含まれる必要はない。例えば、プレゼンス情報には基本情報のイメージデータが含まれなくていなくてもよい。
【0172】
それから、プレゼンス情報管理部609は、自情報端末6のユーザのプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージをプレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S5013)。その後、本フローを終了し、
図17のS510に戻る。
【0173】
一方、基本情報管理サーバ機能部3から応答としてエラーメッセージを受信した場合(S5011でNO)、認証要求部605は、ログインが許可されなかった旨のメッセージをマンマシンインターフェース部602に表示する等の所定のエラー処理を行い(S5014)、本フローを終了し、
図17のS500に戻って、新たにログイン操作されるのを待つ。
【0174】
図18(B)は、
図17のログオフ要求処理(S611)を説明するためのフロー図である。
【0175】
まず、認証要求部605は、ログオフ操作により入力された自情報端末6のユーザのアカウント名をログオフ情報として含むログオフ要求を生成し、このログオフ要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S6110)。そして、基本情報管理サーバ機能部3からの応答を待つ(S6111)。
【0176】
ここで、基本情報管理サーバ機能部3から応答として自情報端末6のユーザの基本情報を受信した場合(S6111でYES)、認証要求部605は、ログオフされた旨のメッセージをマンマシンインターフェース部602に表示するとともに、この基本情報をプレゼンス情報管理部609に渡す。これを受けて、プレゼンス情報管理部609は、認証要求部605から受け取った基本情報と、プレゼンス状態「不在」と、を含むプレゼンス情報を生成する(S6112)。なお、プレゼンス情報には基本情報のすべてが含まれる必要はない。例えば、プレゼンス情報には基本情報のイメージデータが含まれていなくてもよい。それから、プレゼンス情報管理部609は、自情報端末6のユーザのプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信するとともに(S6113)、保持している自情報端末6のユーザのプレゼンス情報を破棄する。その後、本フローを終了し、
図17のS500に戻る。
【0177】
一方、基本情報管理サーバ機能部3から応答としてエラーメッセージを受信した場合(S6111でNO)、認証要求部605は、ユーザがユニファイドコミュニケーションシステムにログインしていない旨のメッセージをマンマシンインターフェース部602に表示する等の所定のエラー処理を行い(S6114)、その後、本フローを終了し、
図17のS520に戻る。
【0178】
図19は、
図17のペアリング要求処理(S511)を説明するためのフロー図である。
【0179】
まず、ペアリング要求部606は、自情報端末6のユーザのユーザIDを含むペアリング要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信する(S5110)。そして、基本情報管理サーバ機能部3からの応答を待つ(S5111)。この間に、自情報端末6のユーザは、所望の電話端末5を用いて連携要求ボタン操作および連携確定ボタン操作を行うことにより、自情報端末6と連携する電話端末5を確定させる(
図2のS111〜S121)。
【0180】
ここで、基本情報管理サーバ機能部3から応答としてペアリング確定通知を受信した場合(S5111でYES)、ペアリング要求部606は、このペアリング確定通知に含まれている電話端末5の電話番号をマンマシンインターフェース部602に表示して(S5112)、自情報端末6と連携する電話端末5をユーザに知らせる。
【0181】
その後、ペアリング要求部606は、基本情報管理サーバ機能部3から自情報端末6のユーザの更新情報を受信して、この更新情報をプレゼンス情報管理部609に渡す。これを受けて、プレゼンス情報管理部609は、保持している自情報端末6のユーザのプレゼンス情報に、この更新情報に含まれている電話端末5の電話番号を追加して、プレゼンス情報を更新する(S5113)。それから、プレゼンス情報管理部609は、自情報端末6のユーザの更新後のプレゼンス情報を含むPUBLISHメッセージを、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に送信する(S5114)。その後、本フローを終了し、
図17のS520に戻る。
【0182】
一方、基本情報管理サーバ機能部3から応答としてエラーメッセージを受信した場合(S5111でNO)、ペアリング要求部606は、ペアリングに失敗した旨のメッセージをマンマシンインターフェース部602に表示する等の所定のエラー処理を行い(S5115)、その後、
図17のS510に戻って、新たにペアリング操作されるのを待つ。
【0183】
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
【0184】
本実施の形態では、ユーザが使用中の電話端末5の電話番号および情報端末6のIPアドレスを、ユーザのプレゼンス情報としてプレゼンス情報管理サーバ機能部4に登録している。
【0185】
すなわち、基本情報管理サーバ機能部3は、情報端末6から受信したログイン要求に基づいてログイン処理を行い、ログインしたユーザの基本情報にログイン要求送信元の情報端末6のIPアドレスを登録するとともに、このログイン要求送信元の情報端末6に、ログインしたユーザの基本情報を送信する。また、ログイン中のユーザが使用する電話端末5の電話番号を取得したならば、このユーザの基本情報にこの電話番号を登録するとともに、このユーザが使用中の情報端末6に、このユーザの基本情報の更新情報を送信する。さらに、情報端末6から受信したログオフ要求に基づいてログオフ処理を行い、ログオフしたユーザの基本情報から情報端末6のIPアドレスを削除するとともに、電話端末5の電話番号が登録されているならば、この電話番号も削除して、ログオフ情報送信元の情報端末6に、ログオフしたユーザの基本情報を送信する。
【0186】
また、情報端末6は、ユーザからログイン操作を受けると、このログイン操作により入力されたアカウント名およびパスワードをログイン情報として含むログイン要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信して、基本情報管理サーバ機能部3から基本情報を受信し、この基本情報から生成されたユーザのプレゼンス情報を、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に登録する。また、基本情報管理サーバ機能部3から基本情報の更新情報を受信したならば、この更新情報により更新された基本情報から生成されたユーザのプレゼンス情報を、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に登録する。また、ユーザからログオフ操作を受けると、アカウント名をログオフ情報として含むログオフ要求を基本情報管理サーバ機能部3に送信して、基本情報管理サーバ機能部3から基本情報を受信し、この基本情報から生成されたユーザのプレゼンス情報を、プレゼンス情報管理サーバ機能部4に登録する。
【0187】
このため、本実施の形態によれば、電話相手が使用中の情報端末6を用いて、ユーザの電話端末5と連携する情報端末6を特定することができ、したがって、複数のユーザで複数の電話端末5あるいは複数の情報端末6を共有する場合などにおいて、各ユーザが使用する電話端末5および情報端末6の組み合わせが予め決定されていない場合でも、ユーザが使用する電話端末5と情報端末6とを連携できるように支援することが可能となる。
【0188】
また、本実施の形態において、基本情報管理サーバ機能部3は、情報端末6から発信元ユーザおよび着信先ユーザの指定を含む発信要求を受信した場合に、基本情報記憶部303に記憶されている発信元ユーザの基本情報に含まれている電話番号を発信元番号とし、基本情報記憶部303に記憶されている着信先ユーザの基本情報に含まれている電話番号を着信先番号とする発着信制御指示を、主装置機能部2に送信するとともに、発信元ユーザの基本情報に含まれているユーザIDを含むプレゼンス情報取得指示を、着信先ユーザの基本情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6に送信する。
【0189】
また、主装置機能部2は、基本情報管理サーバ機能部3から発着信制御指示を受信した場合に、この発着信制御指示に含まれている発信元番号により特定される電話端末5を発信中状態に移行させるとともに、この発着信制御指示に含まれている着信先番号により特定される電話端末5に呼出信号を送出して、これらの電話端末5間の発着信を制御する。
【0190】
したがって、本実施の形態において、ユーザは、情報端末6を操作することにより、この情報端末6と連携する電話端末5と電話相手の電話端末5との間に通話路を確立することができるとともに、電話相手の電話端末5と連携する情報端末6に、ユーザのプレゼンス情報を表示させることができるので、電話の使い勝手を向上させることができる。
【0191】
また、本実施の形態において、基本情報管理サーバ機能部3は、情報端末6から検索条件を含む基本情報検索要求を受信した場合に、この検索条件に基づいて基本情報記憶部303から基本情報を検索し、検索した基本情報各々について、基本情報に含まれているユーザID、ユーザ名、およびイメージデータを含むダイジェスト情報を生成する。そして、これらのダイジェスト情報を含む検索結果を、基本情報検索要求送信元の情報端末6に送信する。したがって、本実施の形態において、ユーザは、情報端末6を用いて、電話相手となる候補の概要を簡単に確認することが可能となる。
【0192】
また、本実施の形態において、主装置機能部2は、電話端末5から、着信先番号を含む発信信号を受信した場合に、この着信先番号により特定される電話端末5に呼出信号を送出して、発信元の電話端末5と着信先の電話端末5との間の発着信を制御するとともに、基本情報管理サーバ機能部3に、発信元番号および着信先番号を含む発着信情報通知を送信する。
【0193】
また、基本情報管理サーバ機能部3は、主装置機能部2から発着信情報通知を受信した場合に、この発着信情報通知に含まれている発信元番号を含む基本情報および着信先番号を含む基本情報を基本情報記憶部303から検索して、発信元番号を含む基本情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6に、着信先番号を含む基本情報に含まれているユーザIDを含むプレゼンス情報取得指示を送信するとともに、着信先番号を含む基本情報に含まれているIPアドレスにより特定される情報端末6に、発信元番号を含む基本情報に含まれているユーザIDを含むプレゼンス情報取得指示を送信する。
【0194】
したがって、本実施の形態によれば、電話端末5間で電話をすることにより、それぞれの電話端末5と連携する情報端末6に、電話相手のプレゼンス情報を表示させることが可能となる。このため、電話の使い勝手が向上する。
【0195】
また、本実施の形態において、基本情報管理サーバ機能部3は、情報端末6からペアリング要求を受信してから所定期間内に主装置機能部2から受信した電話番号を、このペアリング要求に含まれているユーザIDにより特定されるユーザが使用する電話端末5の電話番号として取得し、このユーザの基本情報に追加する。また、主装置機能部2は、所定のボタン操作がなされた電話端末5の電話番号を基本情報管理サーバ機能部3に送信する。したがって、本実施の形態において、ユーザは、ログインに用いた情報端末6に連携させる電話端末5を、簡単な操作で決定することができる。
【0196】
また、本実施の形態において、情報端末6は、表示中のプレゼンス情報の指定を伴う発信操作をユーザから受け付けた場合に、自情報端末6のユーザを発信元ユーザとし、指定されたプレゼンス情報により特定されるユーザを着信先ユーザとする発信要求を、基本情報管理サーバ機能部3に送信する。このため、ユーザは、情報端末6に対して簡単な操作を行うことにより、この情報端末6と連携する電話端末5による電話を行うことができる。
【0197】
また、本実施の形態において、情報端末6は、表示中のプレゼンス情報の指定を伴うデスクトップ共有操作を受け付けた場合に、このプレゼンス情報に含まれるIPアドレスにより特定される他の情報端末6に自情報端末6のデスクトップ画面情報を含むデスクトップ共有要求を送信するとともに、他の情報端末6からデスクトップ共有要求を受信した場合に、このデスクトップ共有要求に含まれているデスクトップ画面情報を表示する。したがって、本実施の形態によれば、ユーザは、自身の情報端末6あるいは電話相手の情報端末6のデスクトップ画面を電話相手と共有することができるので、電話の使い勝手をさらに向上させることができる。
【0198】
また、本実施の形態において、情報端末6は、任意のサーバにアクセス中において、表示中のプレゼンス情報の指定を伴うサーバ共有操作を受け付けた場合に、このプレゼンス情報に含まれるIPアドレスにより特定される他の情報端末6に、アクセス中のサーバのIPアドレスを含むサーバ共有要求を送信するとともに、他の情報端末6からサーバ共有要求を受信した場合に、このサーバ共有要求に含まれているIPアドレスにより特定されるサーバにアクセスする。したがって、本実施の形態において、ユーザは、自身の情報端末6あるいは電話相手の情報端末6がアクセス中のサーバの画面を、電話相手と共有することができるので、電話の使い勝手をさらに向上させることができる。
【0199】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0200】
例えば、上記の実施の形態において、基本情報管理サーバ機能部3は、基本情報記憶部303に記憶されている各レコード3030について、フィールド3032に登録されているログイン状態が「ログオフ」の場合、あるいは、フィールド3032に登録されているログイン状態は「ログイン」であるが、サブフィールド3041に登録されているIPアドレスにより特定される情報端末6と連携する電話端末5が確定していない場合、ユーザ毎に予め定められた不在連絡先の電話番号(例えば携帯番号)を、サブフィールド3040に登録するようにしてもよい。
【0201】
また、上記の実施の形態では、ユーザが情報端末6に対してペアリング操作を行い、それから所定期間内に電話端末5に対して連携要求ボタン操作を行うことにより、基本情報管理サーバ機能部3が、情報端末6からペアリング要求を受信した後、所定期間内に主装置機能部2から電話番号を受信し、この電話番号を、ペアリング要求に含まれているユーザIDにより特定されるユーザの基本情報に追加して、情報端末6を電話端末5に連携させている。しかし、本発明はこれに限定されない。
【0202】
例えば、ユーザが、情報端末6に対して、電話端末5の電話番号の指定を伴うペアリング操作を行うことにより、情報端末6から基本情報管理サーバ機能部3に、ユーザのユーザIDおよび指定された電話番号を含むペアリング要求が送信され、基本情報管理サーバ機能部3が、情報端末6から受信したペアリング要求に含まれている電話番号を、このペアリング要求に含まれているユーザIDにより特定されるユーザの基本情報に追加して、情報端末6を電話端末5に連携させてもよい。
【0203】
あるいは、電話端末5に、自電話端末5の電話番号を含むビーコン信号を、可聴域以外の周波数を用いた音声信号として、自電話端末5が備えるスピーカから定期的に送出させる。また、情報端末6にマイクを設け、各電話端末5から送出されるビーコン信号をこのマイクで受信させ、最も大きい音量のビーコン信号に含まれる電話番号を、自情報端末6に連携させる電話端末5の電話番号に決定する。そして、ユーザが、情報端末6に対してペアリング操作を行うことにより、ユーザのユーザIDおよび決定された電話番号を含むペアリング要求が情報端末6から送信され、基本情報管理サーバ機能部3が、情報端末6から受信したペアリング要求に含まれている電話番号を、このペアリング要求に含まれているユーザIDにより特定されるユーザの基本情報に追加して、情報端末6を電話端末5に連携させてもよい。