(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
タッチ・ディスプレイ上に表示されたコンテンツの第1の部分で、ユーザによるタッチ・ジェスチャを検出することであって、前記第1の部分は、少なくとも第1の次元、第2の次元、および第3の次元を有するドリル可能データ要素を含む、検出すること、
前記タッチ・ジェスチャに関連付けられた情報を検出することであって、該情報は、前記表示されたコンテンツに対するタッチ・ジェスチャ方向を含む、検出すること、
前記検出された情報に少なくとも部分的に基づいて、要求されるドリル・アクションを決定することであって、前記タッチ・ジェスチャ方向が表示されている次元に対して斜めであることに応答して、表示するドリル次元の変更を決定することを含む、決定すること、
前記第1の部分の前記要求されるドリル・アクションをレポート・サーバに送信すること、および、
ドリルされる第1の部分を前記タッチ・ディスプレイ上に提示すること、
を含む、方法。
タッチ・ディスプレイ上に表示されたコンテンツの第1の部分で、ユーザによるタッチ・ジェスチャを検出することであって、前記表示されたコンテンツは、第1の次元および第2の次元に関して表示されたドリル可能データ要素を含む、検出すること、
前記タッチ・ジェスチャに関連付けられた情報を検出することであって、該情報は、前記表示されたコンテンツに対するタッチ・ジェスチャ方向を含む、検出すること、
前記検出された情報に少なくとも部分的に基づいて、要求されるドリル・アクションを決定することであって、前記タッチ・ジェスチャ方向が表示されている次元に対して斜めであることに応答して、表示するドリル次元の第3の次元への変更を決定することを含む、決定すること、
前記第1の部分の要求されるドリル・アクションをレポート・サーバに送信すること、および、
ドリルされる第1の部分を前記タッチ・ディスプレイ上に提示することであって、前記ドリルされる第1の部分は少なくとも前記第3の次元に関して表示される前記データ要素を含む、提示すること、
を含む、方法。
【発明を実施するための形態】
【0013】
当業者であれば理解されるように、本発明の態様は、システム、方法、またはコンピュータ・プログラム製品として具体化することができる。したがって本発明の態様は、完全にハードウェア実施形態、完全にソフトウェア実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、あるいは、本明細書ではすべてが全体として「回路」、「モジュール」、または「システム」と呼ばれることが可能なソフトウェアおよびハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形を取ることができる。さらに、本発明の態様は、その上に具体化されたコンピュータ読み取り可能プログラム・コードを有する1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能媒体内に具体化された、コンピュータ・プログラム製品の形を取ることができる。
【0014】
1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能媒体の任意の組み合わせが利用可能である。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ読み取り可能信号媒体またはコンピュータ読み取り可能記憶媒体とすることができる。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、たとえば、電子、磁気、光、電磁、赤外線、または半導体のシステム、装置、またはデバイス、あるいはそれらの任意の好適な組み合わせとすることが可能であるが、これらに限定されるものではない。コンピュータ読み取り可能記憶媒体のより具体的な例(非網羅的リスト)は、1本または複数本のワイヤを有する電気接続、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハード・ディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュ・メモリ)、光ファイバ、ポータブル・コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、またはそれらの任意の好適な組み合わせを含むものである。本書との関連において、コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、命令実行のシステム、装置、またはデバイスによって、あるいはそれらに関連して使用するためのプログラムを、含むかまたは格納することが可能な、任意の有形媒体とすることができる。
【0015】
コンピュータ読み取り可能信号媒体は、たとえばベースバンド内または搬送波の一部として、内部に具体化されたコンピュータ読み取り可能プログラム・コードを備える伝搬データ信号を含むことができる。こうした伝搬信号は、電磁、光、またはそれらの任意の好適な組み合わせを含むが、それらに限定されない、様々な形のうちのいずれかを取ることができる。コンピュータ読み取り可能信号媒体は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体ではなく、命令実行のシステム、装置、またはデバイスによって、あるいはそれらに関連して使用するためのプログラムを、通信、伝搬、または移送することが可能な、任意のコンピュータ読み取り可能媒体とすることができる。
【0016】
コンピュータ読み取り可能媒体上に具体化されたプログラム・コードは、無線、有線、光ファイバ・ケーブル、RFケーブルなど、またはそれらの任意の好適な組み合わせを含むが、それらに限定されない、任意の適切な媒体を使用して伝送可能である。
【0017】
本発明の態様に関する動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードは、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語と、「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語とを含む、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで作成可能である。プログラム・コードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロン型ソフトウェア・パッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上および部分的にリモート・コンピュータ上で、あるいは、完全にリモート・コンピュータまたはサーバ上で、実行可能である。後者のシナリオでは、リモート・コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介して、ユーザのコンピュータに接続することが可能であるか、あるいは、外部コンピュータに(たとえばインターネット・サービス・プロバイダを使用してインターネットを介して)接続することが可能である。
【0018】
本発明の態様は、本発明の実施形態に従った方法、装置(システム)、およびコンピュータ・プログラム製品の流れ図あるいはブロック図またはその両方を参照しながら、以下で説明される。流れ図あるいはブロック図またはその両方の各ブロック、および、流れ図あるいはブロック図またはその両方におけるブロックの組み合わせは、コンピュータ・プログラム命令によって実装可能であることを理解されよう。これらのコンピュータ・プログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブル・データ処理装置のプロセッサを介して実行する命令が、流れ図あるいはブロック図またはその両方のブロック内に指定された機能/動作を実装するための手段を作成するように、汎用コンピュータ、特定用途向けコンピュータ、または機械を製造するための他のプログラマブル・データ処理装置の、プロセッサに提供可能である。
【0019】
これらのコンピュータ・プログラム命令は、コンピュータ読み取り可能媒体内に格納された命令が、流れ図あるいはブロック図またはその両方のブロック内に指定された機能/動作を実装する命令を含む製品を製造するように、コンピュータ、他のプログラマブル・データ処理装置、または他のデバイスに特定の様式で機能するように命じることが可能な、コンピュータ読み取り可能媒体内に格納することも可能である。
【0020】
コンピュータ・プログラム命令をコンピュータ、他のプログラマブル・データ処理装置、または他のデバイス上にロードして、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行する命令が、流れ図あるいはブロック図またはその両方のブロック内に指定された機能/動作を実装するためのプロセスを提供するように、コンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上でコンピュータ実装プロセスを生成するための一連の動作ステップを実行させることも可能である。
【0021】
次に、図面、特に
図1〜
図2を参照すると、例示的実施形態が実装可能なデータ処理環境の例示図が提供されている。
図1〜
図2は単なる例であり、異なる実施形態が実装可能な環境に関していかなる制限をも主張または示唆する意図のないことを理解されたい。
【0022】
図1は、全体として100で示され、例示的実施形態が実装可能なコンピュータのネットワークを含む、コンピュータ・システムの図表現を示す。コンピュータ・システム100は、コンピュータ・システム100内で共に接続された様々なデバイスおよびコンピュータ間に通信リンクを提供するために使用される媒体である、ネットワーク102を含むことができる。ネットワーク102は、有線、無線の通信リンク、または光ファイバ・ケーブルなどの接続を含むことができる。
【0023】
図示された例では、サーバ104およびサーバ106をストレージ・ユニット108と共にネットワーク102に接続することができる。加えて、第1のクライアント・コンピュータ110、第2のクライアント・コンピュータ112、および第3のクライアント・コンピュータ114をネットワーク102に接続することができる。クライアント・コンピュータ110、112、および114は、たとえばパーソナル・コンピュータまたはネットワーク・コンピュータとすることができる。図示された例では、サーバ104は、ブート・ファイル、オペレーティング・システム・イメージ、あるいはソフトウェア・アプリケーションまたはそれらすべてなどのデータを、クライアント・コンピュータ110、112、および114に提供することができる。クライアント・コンピュータ110、112、および114は、この例ではサーバ104に対するクライアントである。コンピュータ・システム100は、図示されていない追加のサーバ、クライアント、および他のデバイスを含むことが可能であるか、または図示されたよりも少ないデバイスを含むことが可能である。
【0024】
図示された例では、ネットワーク102をインターネットとすること、またはインターネットを含むことができる。コンピュータ・システム100は、たとえばイントラネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)などの、いくつかの異なるタイプのネットワークを用いて実装することも可能である。
図1は例として意図されており、異なる例示的実施形態に関するアーキテクチャ上の制限としては意図されていない。
【0025】
次に
図2を参照すると、例示的実施形態が実装可能なデータ処理システムのブロック図が示されている。データ処理システム200は、例示的実施形態に関するプロセスを実装するコンピュータ使用可能プログラム・コードまたは命令を内部に配置可能な、サーバ、クライアント・コンピュータ、ゲーム・システム、携帯情報端末(PDA)、スマート・フォン、モバイル・デバイス、あるいは任意の他のコンピュータまたはコンピュータ同様に機能するデバイスなどの、コンピュータまたはコンピュータ・システムの例である。この例では、データ処理システム200は、プロセッサ・ユニット204、メモリ206、固定ストレージ208、通信ユニット210、入力/出力(I/O)ユニット212、およびディスプレイ214の間に通信を提供する、通信ファブリック202を含む。
【0026】
プロセッサ・ユニット204は、メモリ206内にロード可能なソフトウェアに対する命令を実行するように働くことができる。プロセッサ・ユニット204は、特定の実装に応じて、1つまたは複数のプロセッサのセットとするか、あるいはマルチプロセッサ・コアとすることが可能である。さらに、プロセッサ・ユニット204は、単一チップ上にメイン・プロセッサが2次プロセッサと共に存在する1つまたは複数の異種プロセッサ・システムを使用して実装可能である。他の例として、プロセッサ・ユニット204は、同じタイプの複数のプロセッサを含む対称型マルチプロセッサ・システムとすることができる。
【0027】
メモリ206および固定ストレージ208は、記憶デバイスの例である。記憶デバイスは、一時的あるいは永続的またはその両方で情報を格納することが可能な任意のハードウェアを含むことができる。メモリ206は、たとえばランダム・アクセス・メモリあるいは任意の他の好適な揮発性または不揮発性の記憶デバイスを含むことができる。固定ストレージ208は、特定の実装に応じて様々な形を取ることができる。たとえば固定ストレージ208は、1つまたは複数の構成要素またはデバイスを含むことができる。たとえば固定ストレージ208は、ハード・ドライブ、フラッシュ・メモリ、書き換え可能光ディスク、書き換え可能磁気テープ、またはそれらの何らかの組み合わせを含むことができる。固定ストレージ208によって使用される媒体は、取り外し可能とすることもできる。たとえば取り外し可能ハード・ドライブを固定ストレージ208に使用することができる。
【0028】
通信ユニット210は、他のデータ処理システムまたはデバイス、あるいは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、汎用ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、あるいは公衆ネットワーク(たとえばインターネット)またはそれらすべてなどの1つまたは複数のネットワーク、またはそれらすべてとの通信を提供することができる。通信ユニット210のいくつかの実施形態は、ネットワーク・インターフェース・カードを含むことができる。通信ユニット210は、物理および無線のいずれかまたは両方の通信リンクを使用して通信を提供することができる。
【0029】
入力/出力ユニット212は、データ処理システム200に接続可能な他のデバイスとのデータの入力および出力が可能である。たとえば入力/出力ユニット212は、キーボードおよびマウスを介したユーザ入力のための接続を提供することができる。さらに入力/出力ユニット212は、プリンタへ出力を送信することができる。ディスプレイ214は、ユーザに情報を表示するためのメカニズムを提供することができる。ディスプレイ214はタッチ・スクリーン215を含むことができる。
【0030】
オペレーティング・システムおよびアプリケーションまたはプログラムに関する命令を、固定ストレージ208上に配置することが可能である。これらの命令は、プロセッサ・ユニット204による実行のためにメモリ206内にロードすることができる。異なる実施形態のプロセスは、メモリ206などのメモリ内に配置可能なコンピュータ実装命令を使用して、プロセッサ・ユニット204によって実行することができる。これらの命令は、プロセッサ・ユニット204内のプロセッサによる読み取りおよび実行が可能な、プログラム・コード、コンピュータ使用可能プログラム・コード、またはコンピュータ読み取り可能プログラム・コードと呼ばれる。異なる実施形態におけるプログラム・コードは、メモリ206または固定ストレージ208などの、異なる物理または有形のコンピュータ読み取り可能媒体上で具体化することができる。
【0031】
プログラム・コード216は、選択的に取り外し可能なコンピュータ読み取り可能媒体218上に機能形態で配置すること、あるいは、プロセッサ・ユニット204による実行のためにデータ処理システム200上にロードまたは転送することができる。プログラム・コード216およびコンピュータ読み取り可能媒体218は、コンピュータ・プログラム製品220を形成することができる。一例では、コンピュータ読み取り可能媒体218は、たとえば、固定ストレージ208の一部であるハード・ドライブなどの記憶デバイス上に転送するために、固定ストレージ208の一部であるドライブまたは他のデバイス内に挿入または配置される光または磁気ディスクなどの、有形形式とすることができる。有形形式では、コンピュータ読み取り可能媒体218は、データ処理システム200に接続される、ハード・ドライブ、サム・ドライブ、またはフラッシュ・メモリなどの、固定ストレージの形を取ることもできる。有形形式のコンピュータ読み取り可能媒体218は、コンピュータ記録可能記憶媒体とも呼ばれる。いくつかの場合、コンピュータ記録可能媒体218は取り外し可能でない場合がある。
【0032】
別の方法として、プログラム・コード216は、通信ユニット210への通信リンクを介して、あるいは入力/出力ユニット212への接続を介して、またはその両方を介して、コンピュータ読み取り可能媒体218からデータ処理システム200へと転送することができる。通信リンクあるいは接続またはその両方は、例では物理的または無線とすることができる。コンピュータ読み取り可能媒体は、通信リンクまたはプログラム・コードを含む無線伝送などの、非有形媒体の形を取ることもできる。
【0033】
データ処理システム200に関して示された異なる構成要素は、異なる実施形態が実装可能な様式に対してアーキテクチャ上の制限を提供することを意味するものではない。異なる例示的実施形態は、データ処理システム200に関して図示された構成要素に加えるかまたはそれらの代わりの構成要素を含むデータ処理システム内に実装可能である。
図2に示された他の構成要素は、図示された例とは異なることが可能である。一例として、データ処理システム200内の記憶デバイスは、データを格納することが可能なハードウェア装置を含むことができる。メモリ206、固定ストレージ208、およびコンピュータ読み取り可能媒体218は、有形形式の記憶デバイスの例である。
【0034】
他の例では、バス・システムを使用して通信ファブリック202を実装すること、およびシステム・バスまたは入力/出力バスなどの1つまたは複数のバスからなることが可能である。バス・システムは、バス・システムに接続された異なる構成要素またはデバイス間にデータの転送を提供する、任意の好適なタイプのアーキテクチャを使用して実装可能である。加えて通信ユニットは、モデムまたはネットワーク・アダプタなどの、データの送信および受信に使用される1つまたは複数のデバイスを含むことができる。さらにメモリは、たとえば、メモリ206、または通信ファブリック202内に存在可能なインターフェースおよびメモリ・コントローラ・ハブ内に見られるようなキャッシュを含むことができる。
【0035】
図1および
図2に示されたようなコンピュータまたはコンピュータ・システムは、タッチ・スクリーン・デバイス内に表示されたコンテンツをドリルする方法あるいはシステムまたはその両方を提供することができる。たとえばデータ処理システム200あるいはコンピュータ・システム100またはその両方は、タッチ・スクリーン・システムを含むことができる。タッチ・スクリーン・システムは、ユーザがタッチ・スクリーンにタッチすることによって、タッチ・スクリーンを含むコンピューティング・デバイスの動作を制御できるようにすることが可能である。たとえばユーザは、タッチ・スクリーンの指定部分または指定部分の近くをタッチすることによって、デバイスにコマンドを入力することができる。タッチ・スクリーン・システムは直観的方法を提供することが可能であり、ユーザはこれを使用して、デバイスによって実行される様々な機能と対話すること、およびこれらを制御することが容易に実行できる。タッチ・スクリーンは、様々なタイプおよびサイズで製造可能であり、パーソナル・コンピュータ、携帯型家庭用電子機器(たとえば携帯電話、携帯情報端末、ハンドヘルド・コンピュータ、ビデオ・ゲーム・デバイスなど)、キオスク品(kiosk)、家庭用電気器具、車両情報システム(たとえばGPSロケータ)、ならびに、産業機器およびツールなどの、多種多様なコンピューティング・デバイスと共に、またはこれらの内部で使用可能である。
【0036】
たとえば表示デバイス214は、バス202を用いてプロセッサ・ユニット204に結合可能なタッチ・スクリーン215を組み込むことが可能である。タッチ・スクリーン215は、本開示の恩恵を有する当業者によって容易に理解されるような、抵抗性、容量性、表面弾性波(「SAW」)、赤外線(「IR」)、歪みゲージ、分散信号技術、音響パルス認識、感圧技術、および光学タッチ感知技術を含むことができる。
【0037】
タッチ・スクリーン215は、タッチ・スクリーン215上または付近でのタッチ・ジェスチャ(たとえば、ユーザの指、スタイラス、ペン、または他の物体を用いるタッチ・ジェスチャ)の検出を通信することができる。タッチ・ジェスチャは1つまたは複数のインパクト位置を含むことが可能であり、たとえばタッチ・ジェスチャはユーザの2本の指で行うことができる。
【0038】
加えてタッチ・スクリーン215は、タッチ・ジェスチャに関連付けられた情報を通信することができる。タッチ・ジェスチャに関連付けられた情報は、タッチ・スクリーン215上のタッチ・ジェスチャ位置A、位置Aに向かうかまたはこれから離れるタッチ・ジェスチャの移動方向、タッチ・ジェスチャによる移動距離(たとえば位置Aと位置Bとの間の距離)、タッチ・スクリーン215上に表示されたコンテンツに関するタッチ・ジェスチャの方向、あるいはタッチ・ジェスチャの圧力レベル、またはそれらすべてを含むことができる。タッチ・ジェスチャ情報は、バス202を介して通信可能である。
【0039】
タッチ・スクリーン215は、注目する1つまたは複数の属性、測定、または計量に関して収集されたデータなどの、表示されたコンテンツを含むことができる。本明細書で使用される場合、属性はアイテムの特徴を含むことが可能であり、測定は測定された値を含むことが可能であり、計量は1つまたは複数の属性あるいは測定またはその両方に基づく計算を含むことができる。
【0040】
収集されたデータは簡単なリストまたは表形式で表示可能であるが、アプリケーションの目的が収集されたデータからオペレータが結果を引き出せるようにすることである場合、オペレータがデータの傾向を視覚的に検出できるようにする何らかの種類のレポートまたは図表(たとえば線グラフ、パレート図など)の形でデータの集合を表示する方が、しばしば、より有用である。収集されたデータに関する追加の情報を表示すること、またはこれを他の視覚的に有用な形で提示することも、有用な場合がある。ビジネス・インテリジェンスの適用範囲では、これは問題を診断する、原因と結果を理解する、または傾向を見つけ出すために実行される場合がある。しばしばこうしたタスクは、ユーザが表あるいはグラフィクスまたはその両方の形式で提示可能なデータをドリルダウンおよび検査できるようにする、データ・ウェアハウスを探索するための照会および報告ツールを利用する。
【0041】
本明細書では、データ要素の所与のビューに関する追加の情報を表示するための機能は、ドリルダウン機能を有する、あるいはドリル可能である、またはその両方として言い表される。データ要素はリスト、表、図表、またはグラフィクス内に含めることができる。ドリルダウン機能を備えるデータ要素は、そのドリルダウン・データ要素の親データ要素とみなされ、各ドリルダウン・データ要素はその親データ要素の子とみなされる。加えて、各子データ要素はドリルダウンに使用可能である。本明細書では、最低の詳細レベル(時にはグレインと呼ばれる)は、データ要素の基準レベル・データまたは基礎となるデータと呼ばれる場合がある。言い換えれば、ドリルダウン・メカニズムが起動された場合、親データ要素に関する詳細情報を含む子データ要素を表示することができる。表示されるデータ要素は、親データ要素との関連に基づいて選択可能である。
【0042】
次元は、データ要素を識別および分類する固有値のセットを含む。データ要素は多次元とすることが可能であり、たとえばデータ要素は、少なくとも第1の次元、第2の次元、および第3の次元を含むことができる。例示的な次元は、ビジネス・インテリジェンスが含むものとの関連において、時間(発注日、請求日、発送日など)、顧客、製品、地理的位置、供給者、あるいは販路(すなわちインターネット、通信販売など)、またはそれらすべてを含むが、これらに限定されるものではない。
【0043】
前述のように、データの編成あるいは表示またはその両方は、異なる集約レベルでデータを編成するための階層を含むことができる。データを見る際、ビジネス・アナリストは次元階層を使用して、1つのレベルで傾向を理解し、より下位のレベルにドリルダウンしてこれらの傾向の理由を識別し、より高位のレベルにロールアップまたはドリルアップしてこれらの傾向がビジネスのより大きな部門に与える影響を知ることができる。各レベルは、階層内の位置を表すことができる。基準レベルより上の各レベルは、それより下のレベルに関する集約値を含む。異なるレベルのデータ要素は、1対多数の親対子の関係を含むことができる。階層およびレベルは多数対多数の関係を有することができる。通常、階層はいくつかのレベルを含み、単一のレベルを複数の階層に含めることができる。
【0044】
たとえば時間次元に関連して、データ・ウェアハウスが1日に3回、すなわち8時間ごとに取られるデータのスナップショットを含むものと想定する。通常、アナリストは、日、週、四半期、または年ごとに集約されたデータを見たい可能性がある。したがって時間次元は、少なくとも5つのレベルを備える階層を含むことができる。
【0045】
同様に、翌年に対する特定の目標を持つ販売部長は、自分の管轄区域内の販売担当者達に目標値を割り振りたい可能性があり、この割り振りには次元階層が必要であり、その中では個々の販売担当者が特定管轄区域の子値である。
【0046】
タッチ・スクリーン・デバイス内に表示されたコンテンツのドリルの非限定的な例は、
図3〜
図7を参照しながら説明することができる。最初に
図3を見ると、システム300はタッチ・スクリーン304を有する表示デバイス302を含むことができる。タッチ・スクリーン304は、表示されたコンテンツ306、ここではビジネス・インテリジェンス・レポートを含むことができる。システム300は、タッチ・ジェスチャあるいはタッチ・ジェスチャに関連付けられた情報、またはその両方を検出することができる。
【0047】
検出された情報は、タッチ・スクリーン304あるいは表示されたコンテンツ306またはその両方上のタッチ・ジェスチャの位置を含むことができる。要求されるドリル・アクションをどのデータ要素で実行するかの決定は、タッチ・ジェスチャの位置に部分的に基づくものとすることができる。図示された例では、タッチ・ジェスチャの位置は表示されたコンテンツ306の第1の部分308を含み、第1の部分308はドリル可能データ要素310を有する。
【0048】
ドリル可能データ要素310は、第1の次元、第2の次元、および第3の次元を含むことができる。ドリル可能データ要素310は、第1の次元および第2の次元に関して表示することができる。図示された実施形態では、第1の次元はX軸に沿った時間次元を含み、第2の次元はY軸に沿った売上高次元を含む。第3の次元の非限定的な例は、地理的領域、顧客、製品、供給業者、または販路(すなわちインターネット、通信販売など)を含むことができる。ドリル可能データ要素310は、第1、第2、および第3の次元のうちの1つに関し、階層の第1のレベルに関して表示することも可能である。たとえばドリル可能データ要素310は、年次レベルのX軸に沿った時間次元で表示することができる。
【0049】
検出された情報は、表示されたコンテンツ306に関したタッチ・ジェスチャの方向をさらに含むことができる。要求されるドリル・アクションの表示されるドリル次元の変更は、タッチ・ジェスチャの方向に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。いくつかの実施形態では、表示された次元に対して平行なタッチ・ジェスチャの方向は、ドリルアップまたはドリルダウン要求アクションを示すことができる。いくつかの実施形態では、表示された次元に対して斜めのタッチ・ジェスチャの方向は、クロスドリル要求アクションを示すことができる。図示された例では、表示されたコンテンツ306に対するタッチ・ジェスチャの方向はX軸に沿った時間次元に並行である。
【0050】
検出された情報は、データ要素310に向かうかまたはこれから離れるタッチ・ジェスチャの移動方向をさらに含むことができる。検出されたタッチ・ジェスチャの方向は、要求されるドリル・アクションが、データ要素310をドリルダウンすることまたはデータ要素310をドリルアップすることの、いずれを含むかを示すことができる。図示された例では、タッチ・ジェスチャの方向は、方向矢印によって示されるようにデータ要素310から離れる方向に移動している。
【0051】
検出された情報は、移動したタッチ・ジェスチャ距離をさらに含むことができる。要求されるドリル・アクションの表示されるドリル度合いの変更は、移動したタッチ・ジェスチャ距離に少なくとも部分的に基づいて決定される。言い換えれば、表示されるドリル度合の変更は、タッチ・ジェスチャ距離に少なくとも部分的に基づいて、表示された第1のレベルから表示された第2のレベルへの移動を含むことが可能であり、表示された第1のレベルから表示された第5のレベルへの移動を含むことが可能である。
【0052】
第1の部分308の要求されるドリル・アクションは、当業者に知られた任意の手段によってレポート・サーバ312に送信されることが可能である。レポート・サーバ312は、システム300からリモートであるものとすることができる。レポート・サーバ312は、表示されたコンテンツの基礎となるデータを格納することが可能である、あるいはデータベースおよび報告アプリケーションを構築/配設することが可能である、またはその両方が可能である。レポート・サーバ312は、要求されるドリル・アクションを受信すること、要求されるドリル・アクションをデータに適用すること、およびドリルされた第1の部分をシステム300に送信することが可能である。
【0053】
図4は、ディスプレイ302上の例示的なドリルされた第1の部分314を示す。前述のように、検出されたタッチ・ジェスチャの方向は時間次元X軸を含んでいた。タッチ・ジェスチャ方向は、データ要素310から離れる方向であった。したがってこの例では、データ要素310は時間次元でドリルダウンされる。要求されるドリル・アクションの表示されるドリル度合の変更は、第1のレベル、年次で表示されたデータ要素310から、表示される第2のレベル、時間次元階層内の四半期レベルの第2のデータ要素316への変更を含んでいた。示される例では、ドリルされた第1の部分314の例は、表示されたレポート306の部分的なドリルダウンを含む。言い換えれば、2009年に関するデータ要素310のみがドリルされた。他の実施形態では、ドリルされた第1の部分314は表示された次元の完全なドリルダウンを含むことができる。
【0054】
図5は、クロスドリル・アクションとも呼ばれる要求されるドリル・アクションの他の例を示す。ここで、検出されたタッチ・ジェスチャ情報は、表示された次元軸のうちの1つまたは複数に対して斜めの方向を含む。タッチ・ジェスチャ方向に少なくとも部分的に基づいた要求されるドリル・アクションは、表示される次元の変更を含むことができる。たとえば
図6に示されるように、ドリルされる第1の部分318は、位置次元などの表示される第3の次元を含むことができる。
【0055】
図6で方向矢印によって示されるように、ドリルされた第1の部分318をドリルすることもできる。ここで要求されるドリル・アクションは、内側方向の動きおよび表示された次元に対して平行な方向に少なくとも部分的に基づく2つの表示された次元での、ドリルアップ・アクションを含むことができる。ドリルされた第2の部分320が
図7に示される。
【0056】
加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、
図8および
図9に示されるように、いくつかの実施形態は、表示システムのタッチ・スクリーン上に表示されたデジタル・オブジェクトをサイズ変更するためのオプションを含むことができる。たとえばシステム400は、タッチ・スクリーン404およびモード変更オプション406を有する表示デバイス402を含むことができる。タッチ・スクリーン404は、表示デバイス402に対して第1のサイズを有するデジタル・オブジェクト410を含む、表示されたコンテンツ408を含むことができる(
図8)。たとえばモード変更オプション406を含むタッチ・スクリーン404の一部をタッチすることによって、モード変更オプション406を起動すると、システム400をドリル・モードからサイズ変更モードへと切り替えることができる。サイズ変更モードでは、表示されたコンテンツ410を表示デバイス402に対して第2のサイズにサイズ変更することができる(
図9)。
【0057】
次に
図10を参照すると、コンピュータ・システム内に実装される、タッチ・スクリーン・デバイス内に表示されたコンテンツをドリルする方法500の例が提供される。
図10は一実施形態に従った方法の例示的ステップを示すが、他の実施形態は、この図に示されたステップのいずれかの省略、追加、あるいは修正またはそれらすべてを実行することができる。ステップ502で、タッチ・ディスプレイ上に表示されたコンテンツの第1の部分でユーザによるタッチ・ジェスチャが検出可能である。第1の部分は、少なくとも第1の次元、第2の次元、および第3の次元を有するドリル可能データ要素を含むことができる。ステップ504で、タッチ・ジェスチャに関連付けられた情報を検出することができる。ステップ506で、検出された情報に少なくとも部分的に基づいて、要求されるドリル・アクションを決定することができる。要求されるドリル・アクションは、表示されるドリル次元の変更および表示されるドリル度合いの変更のうちの少なくとも1つを含むことができる。ステップ508で、第1の部分の要求されるドリル・アクションをレポート・サーバに送信することが可能であり、ステップ510で、ドリルされる第1の部分をタッチ・ディスプレイ上に表示することができる。
【0058】
方法500は他のステップを含むことができる。たとえば方法500は、表示されたコンテンツに関してタッチ・ジェスチャの方向を検出すること、および、タッチ・ジェスチャの方向に少なくとも部分的に基づいて、要求されるドリル・アクションの表示されるドリル次元の変更を決定することを、含むことができる。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、方法500は、移動したタッチ・ジェスチャ距離を検出すること、および、移動したタッチ・ジェスチャ距離に少なくとも部分的に基づいて、要求されるドリル・アクションの表示されるドリル度合いの変更を決定することを、含むことができる。
【0059】
方法500のいくつかの実施形態では、データ要素は、第1、第2、および第3の次元のうちの少なくとも1つに関して階層の第1のレベルに表示することが可能であり、ドリルされる第1の部分は、第1、第2、および第3の次元のうちの少なくとも1つに関して階層の第2のレベルに表示された第2のデータ要素を含むことができる。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、要求されるドリル・アクションは、データ要素の基礎となるデータを求める要求を含むことが可能であり、ドリルされる第1の部分をタッチ・ディスプレイ上に提示することは、データ要素の基礎となるデータを提示することを含むことができる。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、表示されたコンテンツはドリル可能ビジネス・インテリジェンス・レポートを含むことができる。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、タッチ・ジェスチャは2つの接点を含むことができる。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、タッチ・ジェスチャ情報は、データ要素に向かうかまたはデータ要素から離れるタッチ・ジェスチャ方向の動きを含むことができる。
【0060】
次に
図11を参照すると、コンピュータ・システム内に実装される、タッチ・スクリーン・デバイス内に表示されたコンテンツをドリルする方法600の他の例が提供される。
図5は一実施形態に従った方法の例示的ステップを示すが、他の実施形態は、この図に示されたステップのいずれかの省略、追加、あるいは修正またはそれらすべてを実行することができる。ステップ602で、タッチ・ディスプレイ上に表示されたコンテンツの第1の部分でユーザによるタッチ・ジェスチャが検出可能である。表示されたコンテンツは、第1の次元および第2の次元に関して表示されるドリル可能データ要素を含むことができる。ステップ604で、タッチ・ジェスチャに関連付けられた情報を検出することができる。ステップ606で、検出された情報に少なくとも部分的に基づいて、要求されるドリル・アクションを決定することができる。要求されるドリル・アクションは第3の次元を含むことができる。ステップ608で、第1の部分の要求されるドリル・アクションをレポート・サーバに送信することが可能であり、ステップ610で、ドリルされる第1の部分をタッチ・ディスプレイ上に提示することができる。ドリルされる第1の部分は、少なくとも第3の次元に関して表示されるデータ要素を含むことができる。
【0061】
方法600は他のステップを含むことができる。たとえば方法600は、検出された情報に少なくとも部分的に基づいて、第1の部分のドリルの要求される度合いを決定することを含むことができる。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、方法600のいくつかの実施形態では、要求されるドリル・アクションは、データ要素の基礎となるデータを求める要求を含むことが可能であり、ドリルされる第1の部分をタッチ・ディスプレイ上に提示することは、データ要素の基礎となるデータを提示することを含む。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、表示されたコンテンツはビジネス・インテリジェンス・レポートを含むことができる。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、タッチ・ジェスチャは2つの接点を含むことができる。加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、タッチ・ジェスチャ情報は、データ要素に向かうかまたはデータ要素から離れるタッチ・ジェスチャ方向の動きを含むことができる。
【0062】
図面内の流れ図およびブロック図は、本発明の様々な実施形態に従ったシステム、方法、およびコンピュータ・プログラム製品の可能な実装のアーキテクチャ、機能、および動作を示す。この点で、流れ図またはブロック図内の各ブロックは、コードのモジュール、セグメント、または部分を表すことが可能であり、これは指定された論理機能を実装するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。いくつかの代替の実装では、ブロック内に示された機能は図面内に示された順序とは異なる順序で実行可能であることに留意されたい。たとえば、関連する機能に応じて、連続して示された2つのブロックを実際にはほぼ同時に実行することが可能であるか、またはブロックを時には逆の順序で実行することが可能である。ブロック図あるいは流れ図またはその両方の各ブロック、および、ブロック図あるいは流れ図またはその両方におけるブロックの組み合わせは、指定された機能または動作を実行する特定用途向けハードウェアベース・システム、あるいは特定用途向けハードウェアおよびコンピュータ命令の組み合わせによって、実装可能であることにも留意されよう。
【0063】
加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、本発明のいくつかの実施形態は、ビジネス・インテリジェンス・レポートをナビゲートするために、マルチタッチ・スクリーン・デバイス上での指の動きを使用するものとして説明することができる。フィンガ・ジェスチャに基づいて、レポートをドリルダウン、ドリルアップ、またはドリルアクロスすることができる。ドリルのレベルは、タッチ・スクリーン上で指が移動する距離に依存することができる。フィンガ・ジェスチャ基づいて、レポート・ドリル・アクションはレポート・サーバ上のデータベースに送信される。本発明は、クロスドリルのためのフィンガ・ジェスチャもサポートしている。
【0064】
加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で、本発明のいくつかの実施形態は、マルチタッチ・スクリーン・デバイス上でのフィンガ・タッチを使用して、文書のコンテンツを動的に拡張または縮小するシステムまたは方法として、加えてあるいは別の方法としてまたはその両方で説明することができる。より具体的に言えば、フィンガ・タッチを使用して文書のコンテンツを動的に拡張または縮小するシステムまたは方法であって、拡張または縮小は、マルチタッチ・スクリーン・デバイス上で指が移動する距離に依存することが可能である、あるいは、ドリル・アクションは、修正されたデータを取得しコンテンツを変更するためにサーバに送信され、コンテンツの修正はサーバに送信されたドリル・アクションに基づく、またはその両方である。
【0065】
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのみのものであり、本発明を制限することは意図されていない。本明細書で使用される場合、単数形の「a」、「an」、および「the」は、文脈が特に明確に示していない限り、複数形も含むことが意図されている。「含む(comprises)」あるいは「含んでいる(comprising)」という用語は、本明細書で使用される場合、示された機能、整数、ステップ、動作、要素、あるいは構成要素、またはそれらすべての存在を指定するものであるが、1つまたは複数の他の機能、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、あるいはそれらのグループ、またはそれらすべての存在または追加を除外するものでないことをさらに理解されよう。
【0066】
以下の特許請求の範囲におけるすべての手段またはステップならびに機能要素の対応する構造、材料、動作、および等価物は、具体的に請求された他の請求要素と組み合わせて機能を実行するための任意の構造、材料、または動作を含むことが意図される。本発明の様々な実施形態の説明は例示の目的で提示されたものであるが、開示された実施形態を網羅するかまたは限定することは意図されていない。当業者であれば、説明された実施形態の範囲および趣旨を逸脱することなく、多くの修正および変形が明らかとなろう。本明細書で使用される用語は、実施形態の原理、実際の応用例、または市場に見られる技術を介した技術的改良を最も良く説明するため、あるいは、当業者が本明細書に開示された実施形態を理解できるようにするために選択された。