(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群ならびに注意障害の治療又は予防のための、又は向知性薬として使用するための、請求項1〜17のいずれかに記載の化合物。
急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群ならびに注意障害の治療又は予防のための、又は向知性薬として使用するための請求項19に記載の医薬組成物。
急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群ならびに注意障害の治療もしくは予防のための医薬を調製するための、又は向知性薬として使用するための医薬を調製するための、請求項1〜17のいずれかに記載の化合物の使用。
【技術分野】
【0001】
本発明は、GABA A α5受容体に親和性及び選択性を有する1,2,3−トリアゾール−イミダゾール化合物、それらの製造、それらを含む医薬組成物及び医薬としてのそれらの使用に関する。
【0002】
本発明は、式(I):
【化1】
(式中、X、R
1、R
2及びR
3は、以下及び特許請求の範囲に記載のとおりである)
で表される化合物ならびにその薬学的に許容しうる塩及びエステルに関する。
【0003】
主要な抑制性神経伝達物質のγ−アミノ酪酸(GABA)に対する受容体は、(1)リガンド依存性イオンチャネルスーパーファミリーのメンバーであるGABA A受容体、及び(2)G−タンパク質結合受容体ファミリーのメンバーであるGABA B受容体の2つの主要なクラスに分類される。膜結合ヘテロ五量体タンパク質ポリマーであるGABA A受容体複合体は、主に、α、β及びγサブユニットからなる。現在、GABA A受容体の合計21個のサブユニットがクローニングされ、配列決定されている。3種類のサブユニット(α、β及びγ)は、哺乳動物の脳細胞から得られる天然GABA A受容体に生化学的、電気生理学的及び薬理学的機能が最もよく類似する組み換えGABA A受容体の構築に必要とされる。ベンゾジアゼピン結合部位が、αとγサブユニット間に位置していることが明らかになっている。組み換えGABA A受容体の中で、α1β2γ2は、古典的なI型ベンゾジアゼピン受容体(BzR)サブタイプと類似する多くの作用を示すが、一方で、α2β2γ2、α3β2γ2及びα5β2γ2イオンチャネルは、II型BzRと呼ばれる(R.M. McKernan, P.J. Whiting, in Recombinant Cell Surface Receptors: Focal Point for Therapeutic Intervention, M.J. Browne (Ed.) (1997) Chapter 8:155-173, R.G. Landes Co., Austin, TX)。
【0004】
ベンゾジアゼピン受容体インバースアゴニストのβ−CCMが、モリスウォーターメイズ(Morris watermaze)において空間学習を向上させることが、McNamara及びSkeltonにより明らかにされた(Psychobiology, 1993, 21:101-108)。しかしながら、β−CCM及び他の従来のベンゾジアゼピン受容体インバースアゴニストは、プロコンバルサント(proconvulsant)又は痙攣誘発薬であり、これらをヒトで向知性薬として使用することはできない。また、これらの化合物は、GABA A受容体サブユニット間では非選択的であるが、一方で、GABA A α5受容体の部分的又は完全なインバースアゴニストは、GABA A α1及び/又はα2及び/又はα3受容体結合部位での活性が相対的に低く、プロコンバルサント活性が低下した又はこれを伴わない認知向上に有用な医薬を提供するために使用することができる。また、GABA A α1及び/又はα2及び/又はα3受容体結合部位において活性を示さないことはないが、α5含有サブユニットに対して機能選択的なGABA A α5インバースアゴニストを使用することも可能である。しかしながら、GABA A α5サブユニットに対して選択的であり、且つ、GABA A α1、α2及びα3受容体結合部位での活性が相対的に低いインバースアゴニストが好ましい。
【0005】
GABA A α5サブユニット間の相互関係及び中枢神経系の様々な疾患の処置を確立する文献が発表された(Neuroscience Letts. (2005) 381:108-13, Neuropsychobiology (2001) 43(3):141-44, Amer. J. Med. Genetics (2004) 131B:51-9, Autism(2007) 11(2):135-47, Investigacion Clinica (2007) 48:529-41, Nature Neuroscience (2007) 10:411-13, Neuroscience Letts. (2008) 433: 22-7, Cell (2008) 135:549-60)。
【0006】
本発明の目的は、式(I)の化合物ならびにそれらの薬学的に許容しうる塩及びエステル、上記化合物の調製、それらを含有する医薬及びそれらの製造、ならびにGABA A α5に関連する疾患の治療又は予防における上記化合物の使用である。本発明の化合物は、好ましくは、GABA A α5のインバースアゴニストである。
【0007】
本発明の化合物ならびにそれらの薬学的に許容しうる塩及びエステルは、GABA A α5受容体に高い親和性及び選択性を有し、そして、単独で又は他の薬物と組み合わせて、向知性薬として、あるいは、急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群ならびに注意障害の治療又は予防のために使用することができる。
【0008】
特に規定しない限り、本明細書において使用される全ての技術及び科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者に一般的に理解されるものと同一の意味を有する。好適な方法及び材料を以下に記載しているが、本明細書に記載の方法及び材料と類似又は等価な方法及び材料を本発明の実施及び試験において使用することができる。
【0009】
本明細書において言及する出版物、特許出願、特許及び他の参考文献は全て、参照によりその全体が組み入れられる。
【0010】
特に指定しない限り、本願において使用される命名法は、IUPAC体系的命名法に基づいている。
【0011】
特に指定しない限り、本明細書において、構造中の炭素、酸素、硫黄又は窒素原子上に見られる任意の空の原子価は、水素の存在を示す。
【0012】
本明細書に記載の定義は、対象の用語が、単独又は組み合わせであることに関係なく適用される。本明細書に記載の定義に、化学的に関連する組み合わせ、例えば、「ヘテロシクロアルキル−アリール」、「ハロアルキル−ヘテロアリール」、「アリール−アルキル−ヘテロシクロアルキル」、又は「アルコキシ−アルキル」を形成することを追加してもよいことが意図される。組み合わせの最後のメンバーは、逆の順序で、組み合わせの他のメンバーにより置換されている基である。
【0013】
置換基の数を指す場合、用語「1つ又は複数」は、1個の置換基〜最大可能数の置換基、すなわち、置換基による水素1個の置換〜全ての水素の置換までを指す。
【0014】
用語「場合による」又は「場合により」は、その後に記載される事象又は状況が起こってもよいが起こらなくてもよいこと、そして、その記載が事象又は状況が起こる場合と事象又は状況が起こらない場合を含むことを表す。
【0015】
用語「置換基」は、親分子上の水素原子と置き換わる原子又は原子の基を表す。
【0016】
用語「置換されている」は、特定の基が1つ又は複数の置換基を有することを表す。任意の基が、複数の置換基を有することができ、そして、様々な可能な置換基が提供される場合、置換基は独立して選択され、そして、同じである必要はない。用語「置換されていない」は、特定の基が置換基を有さないことを意味する。用語「場合により置換されている」は、特定の基が置換されていないか、又は可能な置換基の群より独立して選択される1つ又は複数の置換基により置換されていることを意味する。置換基の数を指す場合、用語「1つ又は複数」は、1個の置換基〜最大可能数の置換基、すなわち、置換基による水素1個の置換〜全ての水素の置換までを意味する。
【0017】
用語「本発明の化合物」は、式(I)の化合物ならびにその立体異性体、互変異性体、溶媒和物及び塩(例えば、薬学的に許容しうる塩)を指す。
【0018】
本発明の化合物を官能基で誘導体化し、in vivoで再び親化合物に変換可能な誘導体を提供することができることは明らかであろう。in vivoで本発明の親化合物を生成することができる生理学的に許容しうる代謝に不安定な誘導体もまた本発明の範囲に包含される。
【0019】
用語「薬学的に許容しうるエステル」は、カルボキシ基(カルボキシ基は、−C(O)O−を意味する)がエステルに変換されている、本発明の化合物の誘導体を表す。メチル−、エチル−、メトキシメチル−、メチルチオメチル−及びピバロイルオキシメチルエステルが、そのような好適なエステルの例である。用語「薬学的に許容しうるエステル」は、さらに、ヒドロキシ基が、硝酸、硫酸、リン酸、クエン酸、ギ酸、マレイン酸、酢酸、コハク酸、酒石酸、メタンスルホン酸又はp−トルエンスルホン酸などの無機又は有機酸で対応するエステルに変換されており、且つ、生体に無毒である、本発明の化合物の誘導体を包含する。
【0020】
用語「薬学的に許容しうる塩」は、生物学的にも別の面でも望ましくないことはない塩を表す。薬学的に許容しうる塩は、酸付加塩と塩基付加塩の両方を含む。
【0021】
用語「薬学的に許容しうる酸付加塩」は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、炭酸、リン酸などの無機酸、ならびにギ酸、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、グルコン酸、乳酸、ピルビン酸、シュウ酸、リンゴ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、アスパラギン酸、アスコルビン酸、グルタミン酸、アントラニル酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、エンボン酸、フェニル酢酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸及びサリチル酸などの有機酸の脂肪族、脂環式、芳香族、芳香脂肪族、複素環、カルボン酸及びスルホン酸クラスから選択される有機酸と形成される薬学的に許容しうる塩を表す。
【0022】
用語「薬学的に許容しうる塩基付加塩」は、有機又は無機塩基と形成される薬学的に許容しうる塩を表す。許容しうる無機塩基の例としては、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン及びアルミニウム塩が挙げられる。薬学的に許容しうる非毒性の有機塩基から誘導される塩としては、第一級、第二級及び第三級アミン、天然の置換アミンを含む置換アミン、環状アミンならびに塩基性イオン交換樹脂、例えば、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、2−ジエチルアミノエタノール、トリメタミン、ジシクロへキシルアミン、リシン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テオブロミン、プリン類、ピペラジン、ピペリジン、N−エチルピペリジン及びポリアミン樹脂の塩が挙げられる。
【0023】
用語「溶媒和物」は、化学量論量又は非化学量論量の溶媒が結晶格子中に取り込まれた結晶形態を表す。取り込まれる溶媒が水である場合、生成する溶媒和物は、水和物である。取り込まれる溶媒がアルコールである場合、生成する溶媒和物は、アルコール和物である。
【0024】
用語「ハロ」、「ハロゲン」及び「ハロゲン化物」は、本明細書において互換的に使用され、そして、フルオロ、クロロ、ブロモ又はヨードを表す。ハロの具体例は、フルオロ及びクロロであり、最も具体的には、フルオロである。
【0025】
用語「アルキル」は、1〜12個の炭素原子、具体的には、1〜7個の炭素原子、より具体的には、1〜4個の炭素原子の直鎖又は分岐鎖の一価飽和炭化水素基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル又はtert−ブチルを表す。アルキルの具体例は、メチル、イソプロピル、イソ−ブチル及びtert−ブチルであり、最も具体的には、メチル及びイソプロピルである。
【0026】
用語「アルコキシ」は、式−O−R’(式中、R’は、アルキル基である)の基を表す。アルコキシ部分の例としては、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ及びtert−ブトキシが挙げられる。アルコキシの具体例は、メトキシである。
【0027】
用語「ハロアルキル」は、アルキル基の少なくとも1個の水素原子が、同じ又は異なるハロゲン原子、特に、フルオロ原子により置換されているアルキル基を表す。ハロアルキルの例としては、モノフルオロ−、ジフルオロ−又はトリフルオロ−メチル、−エチル又は−プロピル、例えば、3,3,3−トリフルオロプロピル、2−フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、フルオロメチル又はトリフルオロメチルが挙げられる。用語「ペルハロアルキル」は、アルキル基の全ての水素原子が、同じ又は異なるハロゲン原子により置換されているアルキル基を表す。ハロアルキルの具体例は、トリフルオロ−メチルである。
【0028】
用語「ヒドロキシアルキル」は、アルキル基の少なくとも1個の水素原子が、ヒドロキシ基により置換されているアルキル基を表す。ヒドロキシアルキルの例としては、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシブチル、3−ヒドロキシブチル、4−ヒドロキシブチル、2,3−ジヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチルエチル、2,3−ジヒドロキシブチル、3,4−ジヒドロキシブチル又は2−(ヒドロキシメチル)−3−ヒドロキシプロピルが挙げられる。ヒドロキシアルキルの具体例は、ヒドロキシイソ−ブチル及びヒドロキシtert−ブチルであり、より具体的には、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル及び1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イルであり、最も具体的には、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イルである。
【0029】
用語「シクロアルキル」は、3〜10個の環炭素原子の一価の飽和単環式又は二環式炭化水素基、特に、3〜8個の環炭素原子の一価の飽和単環式炭化水素基を表す。二環式は、1つ又は複数の炭素原子を共有する2つの飽和炭素環からなるものを意味する。具体的なシクロアルキル基は、単環式である。単環式シクロアルキルの例は、シクロプロピル、シクロブタニル、シクロペンチル、シクロヘキシル又はシクロヘプチルである。二環式シクロアルキルの例は、ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル又はビシクロ[2.2.2]オクタニルである。シクロアルキルの具体例は、シクロプロピルである。
【0030】
用語「シクロアルキルアルキル」は、アルキル基の少なくとも1個の水素原子が、シクロアルキル基により置換されているアルキル基を表す。シクロアルキルアルキルの例としては、シクロプロピルメチル、シクロプロピルエチル、シクロブチルプロピル及びシクロペンチルブチルが挙げられる。シクロアルキルアルキルの具体例は、シクロプロピルメチルである。
【0031】
用語「ヘテロシクロアルキル」は、N、O及びSから選択される1、2又は3個の環ヘテロ原子を含み、残りの環原子が炭素である、4〜9個の環原子の一価の飽和又は部分不飽和の単環又は二環系を表す。二環式は、2個の環原子を共有する2つの環からなるもの(すなわち、2つの環を区切る架橋が単結合又は1個もしくは2個の環原子の鎖である)を意味する。単環式飽和ヘテロシクロアルキルの例は、アゼチジニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロ−チエニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、チアゾリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル、アゼパニル、ジアゼパニル、ホモピペラジニル又はオキサゼパニルである。二環式飽和ヘテロシクロアルキルの例は、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクチル、キヌクリジニル、8−オキサ−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクチル、9−アザ−ビシクロ[3.3.1]ノニル、3−オキサ−9−アザ−ビシクロ[3.3.1]ノニル又は3−チア−9−アザ−ビシクロ[3.3.1]ノニルである。部分不飽和ヘテロシクロアルキルの例は、ジヒドロフリル、イミダゾリニル、ジヒドロ−オキサゾリル、テトラヒドロ−ピリジニル又はジヒドロピラニルである。ヘテロシクロアルキルは、本明細書に記載のように場合により置換されていてもよく、特に、1つ又は複数のアルキル又はオキソにより置換されていてもよい。ヘテロシクロアルキルの具体例は、モルホリニル、オキセタニル、テトラヒドロピラニル、チオモルホリニル及び2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イルであり、より具体的には、モルホリニル、3−メチル−オキセタン−3−イル、テトラヒドロ−ピラン−4−イル、1,1−ジオキソ−1,6−チオモルホリン−4−イル及び2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イルである。ヘテロシクロアルキルの最も具体的な例は、3−メチル−オキセタン−3−イル、テトラヒドロ−ピラン−4−イル及び2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イルである。
【0032】
用語「芳香族」は、文献、特に、IUPAC - Compendium of Chemical Terminology, 2nd, A. D. McNaught & A. Wilkinson (Eds). Blackwell Scientific Publications, Oxford (1997) において定義される、芳香族性の従来の概念を表す。
【0033】
用語「アリール」は、6〜10個の炭素環原子を含む、一価の芳香族炭素環式の単環又は二環系を表す。アリール部分の例としては、フェニル及びナフチルが挙げられる。アリールの具体例は、フェニルである。
【0034】
用語「アリールオキシ」は、式−O−R’(式中、R’は、アリールである)の基を表す。アリールオキシの例は、フェノキシである。
【0035】
用語「ヘテロアリール」は、N、O及びSから選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含み、残りの環原子が炭素である、5〜12個の環原子の一価の芳香族複素環式の単環又は二環系を表す。ヘテロアリール部分の例としては、ピロリル、フラニル、チエニル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリミジニル、トリアジニル、アゼピニル、ジアゼピニル、イソオキサゾリル、ベンゾフラニル、イソチアゾリル、ベンゾチエニル、インドリル、イソインドリル、イソベンゾフラニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾトリアゾリル、プリニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル又はキノキサリニルが挙げられる。
【0036】
用語「オキソ」は、二価の酸素原子=Oを表す。
【0037】
用語「医薬品有効成分」(又は「API」)は、特定の生物学的活性を有する医薬組成物中の化合物を表す。
【0038】
用語「薬学的に許容しうる」は、一般的に、安全で、非毒性の生物学的にも別の面でも望ましくないことはなく、且つ、動物用ならびにヒト用の製薬用途に許容しうる、医薬組成物の調製に有用な材料の特性を表す。
【0039】
用語「薬学的に許容しうる賦形剤」は、医薬品の製造において使用される、崩壊剤、結合剤、充填剤、溶媒、緩衝液、等張化剤、安定剤、抗酸化剤、界面活性剤又は潤滑剤などの、治療活性を有さず、且つ、非毒性である任意の成分を表す。
【0040】
用語「医薬組成物」(又は「組成物」)は、それを必要とする哺乳動物、例えば、ヒトに投与される、治療有効量の医薬品有効成分と薬学的に許容しうる賦形剤を共に含む混合物又は溶液を表す。
【0041】
用語「アゴニスト」は、例えば、Goodman and Gilman's「The Pharmacological Basis of Therapeutics, 7th ed.」in page 35, Macmillan Publ. Company, Canada, 1985 において定義されるような、別の化合物又は受容体部位の活性を増強する化合物を表す。「完全アゴニスト」は、完全な応答をもたらすが、「部分アゴニスト」は、全ての受容体集団を占有したときでさえ完全な活性よりも低い活性をもたらす。「インバースアゴニスト」は、同じ受容体結合部位に結合してもアゴニストとは反対の効果をもたらす。
【0042】
用語「阻害定数」(Ki)は、特定の阻害剤の受容体に対する絶対結合親和度を表す。これは、競合結合アッセイを使用して測定され、競合リガンド(例えば、放射性リガンド)が存在しない場合に、特定の阻害剤が受容体の50%を占める濃度に等しい。Ki値は、pKi値(−logKi)に対数変換することができ、より高い値は、指数関数的に大きい効力を指す。
【0043】
用語「治療有効量」は、被験体に投与したとき、(i)本明細書に記載の特定の疾患、状態又は障害を治療又は予防、(ii)本明細書に記載の特定の疾患、状態又は障害の1つ又は複数の症状を軽減、改善又は除去、あるいは、(iii)本明細書に記載の特定の疾患、状態又は障害の1つ又は複数の症状の発症を防止又は遅延させる、本発明の化合物の量を表す。治療有効量は、化合物、処置される疾患状態、処置される疾患の重症度、被験体の年齢及び相対的な健康、投与経路及び投与形態、主治医又は獣医の判断ならびに他の要因に応じて変更されるだろう。
【0044】
疾患状態の用語「処置する」又は「処置」としては、(1)疾患状態の予防、すなわち、疾患状態にさらされている又はかかりやすくなっているが、まだ疾患状態の症状を経験又は呈していない被験体において、疾患状態の臨床症状を進展させないこと、(2)疾患状態の抑制、すなわち、疾患状態又はその臨床症状の進展を阻止すること、又は(3)疾患状態の緩和、すなわち、疾患状態又はその臨床症状を一時的又は永久的に回復させることを含む。
【0045】
用語「被験体」は、脊椎動物を表す。ある実施態様においては、脊椎動物は、哺乳動物である。哺乳動物としては、ヒト、チンパンジー及び他の類人猿などの非ヒト霊長類ならびにサル種、ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ及びブタなどの家畜、ウサギ、イヌ及びネコなどの愛玩動物、ラット、マウス及びモルモットなどのげっ歯類を含む実験動物が挙げられる。ある実施態様においては、哺乳動物は、ヒトである。用語「被験体」は、特定の年齢又は性別を表すものではない。
【0046】
発明の詳細な説明
具体的に、本発明は、式(I):
【化2】
[式中、
Xは、N又はCHであり;
R
1、R
2は、アルキル、1個もしくは2個のハロにより場合により置換されているアリール、又は1個もしくは2個のハロにより場合により置換されているヘテロアリールであり、ここで、R
1及びR
2のうち一方は、アルキルであり;
R
3は、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、シアノ、ニトロ、−C(O)R
4、−C(O)NR
5R
6であり;
R
4は、水素、アルキル、アリール、ヒドロキシ、アルコキシ又はアリールオキシであり;
R
5は、水素、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−(CH
2)
n−シクロアルキル、−(CH
2)
n−ヘテロシクロアルキル、−(CH
2)
n−アリール、−(CH
2)
n−ヘテロアリール、−(CH
2)m−NR
7R
8、−(CH
2)m−OR
9であり、ここで、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、1つ又は複数のハロ、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ又はオキソにより場合により置換されており;
nは、0〜6の整数であり;
mは、2〜6の整数であり;
R
6、R
7、R
8、R
9は、独立して、水素、アルキル又はアリールであるか;
又はR
5及びR
6は、これらが結合している窒素と一緒になって、ヘテロシクロアルキル又はヘテロアリールを形成し、ここで、ヘテロシクロアルキル及びヘテロアリールは、1つ又は複数のハロ、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ又はオキソにより場合により置換されている]
で表される化合物ならびにその薬学的に許容しうる塩及びエステルに関する。
【0047】
本発明の特定の実施態様は、式(I)の化合物ならびにその薬学的に許容しうる塩及びエステルである。さらに、本明細書に開示される特定の残基X、R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、R
8、R
9、n又はmに関する全ての実施態様を、本明細書に開示される別の残基X、R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、R
8、R
9、n又はmに関する任意の他の実施態様と組み合わせてもよいことを理解されたい。
【0048】
本発明の特定の実施態様は、
Xが、N又はCHであり;
R
1、R
2が、アルキル、又は1個のハロにより場合により置換されているアリールであり、ここで、R
1及びR
2のうち一方が、アルキルであり;
R
3が、ハロアルキル、ニトロ、−C(O)R
4又は−C(O)NR
5R
6であり;
R
4が、アルキル、ヒドロキシ又はアルコキシであり;
R
5が、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、−(CH
2)
n−シクロアルキル又は−(CH
2)
n−ヘテロシクロアルキルであり、ここで、ヘテロシクロアルキルが、1個のアルキルにより場合により置換されており;
nが、0〜1の整数であり;
R
6が、水素であるか;
又はR
5及びR
6が、これらが結合している窒素と一緒になって、1つ又は複数のオキソにより場合により置換されているヘテロシクロアルキルを形成する、
式(I)の化合物ならびにその薬学的に許容しうる塩及びエステルに関する。
【0049】
本発明の特定の実施態様は、式(Ia):
【化3】
(式中、R
1、R
2及びR
3は、本明細書において記載されるとおりである)
で表される化合物に関する。
【0050】
本発明の特定の実施態様は、(Ib):
【化4】
(式中、R
1、R
2及びR
3は、本明細書において記載されるとおりである)
で表される化合物に関する。
【0051】
本発明の特定の実施態様においては、Xは、Nである。
【0052】
本発明の特定の実施態様においては、Xは、CHである。
【0053】
本発明の特定の実施態様においては、R
1及びR
2の一方は、アルキルであり、そして、もう一方は、1個のハロにより場合により置換されているアリールである。
【0054】
本発明の特定の実施態様においては、R
1及びR
2の一方は、メチルであり、そして、もう一方は、1個のフルオロ又はクロロにより場合により置換されているフェニルである。
【0055】
本発明の特定の実施態様においては、R
1及びR
2の一方は、メチルであり、そして、もう一方は、1個のフルオロにより置換されているフェニルである。
【0056】
本発明の特定の実施態様においては、R
1は、アルキルであり;そして、R
2は、1個のハロにより置換されているアリールである。
【0057】
本発明の特定の実施態様においては、R
1は、メチルであり、そして、R
2は、1個のフルオロにより置換されているフェニルである。
【0058】
本発明の特定の実施態様においては、R
2は、アルキルであり;そして、R
1は、1個のハロにより置換されているアリールである。
【0059】
本発明の特定の実施態様においては、R
2は、メチルであり、そして、R
1は、1個のフルオロにより置換されているフェニルである.
【0060】
本発明の特定の実施態様においては、R
3は、ハロアルキル、ニトロ、−C(O)R
4又は−C(O)NR
5R
6である。
【0061】
本発明の特定の実施態様においては、R
3は、トリフルオロメチル、ニトロ、−C(O)R
4又は−C(O)NR
5R
6である。
【0062】
本発明の特定の実施態様においては、R
3は、トリフルオロメチルである。
【0063】
本発明の特定の実施態様においては、R
3は、−C(O)NR
5R
6である。
【0064】
本発明の特定の実施態様においては、R
4は、アルキル、ヒドロキシ又はアルコキシである。
【0065】
本発明の特定の実施態様においては、R
4は、メチル、ヒドロキシ又はメトキシである。
【0066】
本発明の特定の実施態様においては、R
5は、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、−(CH
2)
n−シクロアルキル又は−(CH
2)
n−ヘテロシクロアルキルであり、ここで、ヘテロシクロアルキルは、1個のアルキルにより場合により置換されている。
【0067】
本発明の特定の実施態様においては、R
5は、水素、イソプロピル、ヒドロキシにより置換されているイソ−ブチル、ヒドロキシにより置換されているtert−ブチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、モルホリニル、テトラヒドロピラニル又はメチルにより置換されているオキセタニルである。
【0068】
本発明の特定の実施態様においては、R
5は、イソプロピル、ヒドロキシにより置換されているtert−ブチル、シクロプロピル、テトラヒドロピラニル又はメチルにより置換されているオキセタニルである。
【0069】
本発明の特定の実施態様においては、R
6は、水素である。
【0070】
本発明の特定の実施態様においては、R
5及びR
6は、これらが結合している窒素と一緒になって、1つ又は複数のオキソにより場合により置換されているヘテロシクロアルキルを形成する。
【0071】
本発明の特定の実施態様においては、R
5及びR
6は、これらが結合している窒素と一緒になって、1,1−ジオキソ−1,6−チオモルホリン−4−イル又は2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イルを形成する。
【0072】
本発明の特定の実施態様においては、R
5及びR
6は、これらが結合している窒素と一緒になって、2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イルを形成する。
【0073】
本発明の特定の実施態様は、実施例に記載の個々の化合物としての式(I)の化合物ならびにその薬学的に許容しうる塩及びエステルに関する。さらに、後述する特定の実施例に見出される置換基は、個別に、本発明の別々の特定の実施態様を構成する。
【0074】
本発明の特定の式(I)の化合物ならびにその薬学的に許容しうる塩及びエステルは、以下の化合物:
1−(4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−フェニル)−エタノン;
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸メチルエステル;
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−イソプロピル−ベンズアミド;
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−ベンズアミド;
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(3−メチル−オキセタン−3−イル)−ベンズアミド;
(4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−フェニル)−(2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イル)−メタノン;
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ベンズアミド;
4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(1−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール;
4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(1−(4−ニトロフェニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール;
1−(4−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)フェニル)エタノン;
6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−イソプロピル−ニコチンアミド;
6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−ニコチンアミド;
6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(3−メチル−オキセタン−3−イル)−ニコチンアミド;
(6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ピリジン−3−イル)−(2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イル)−メタノン;
2−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−ピリジン;
6−(4−(4−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル;
6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド;
6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル;
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸;
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド;
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)ニコチンアミド;
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド;
(6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)メタノン;
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(3−メチルオキセタン−3−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−モルホリノニコチンアミド;
N−シクロプロピル−6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド;
2−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン;
1−(4−フルオロ−フェニル)−4−メチル−5−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−イミダゾール−4−イル]−1H−[1,2,3]トリアゾール;
1−(4−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−フェニル)−エタノン;
4−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−安息香酸メチル;
2−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−ピリジン;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド;
6−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−ニコチンアミド;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(3−メチルオキセタン−3−イル)ニコチンアミド;
(6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)メタノン;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ニコチンアミド;
N−シクロプロピル−6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド;
(1,1−ジオキソ−1,6−チオモルホリン−4−イル)−(6−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ピリジン−3−イル)−メタノン;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−モルホリノニコチンアミド;
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド;
(6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)メタノン;
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(3−メチルオキセタン−3−イル)ニコチンアミド;
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−モルホリノニコチンアミド;
N−シクロプロピル−6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド;
N−(シクロプロピルメチル)−6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
からなる群より選択される。
【0075】
本発明の特定の式(I)の化合物ならびにその薬学的に許容しうる塩及びエステルは、以下の化合物:
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−イソプロピル−ベンズアミド;
6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−イソプロピル−ニコチンアミド;
6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(3−メチル−オキセタン−3−イル)−ニコチンアミド;
(6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ピリジン−3−イル)−(2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イル)−メタノン;
2−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−ピリジン;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド;
6−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−ニコチンアミド;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(3−メチルオキセタン−3−イル)ニコチンアミド;
(6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)メタノン;
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ニコチンアミド;
N−シクロプロピル−6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
からなる群より選択される。
【0076】
本発明は、さらに、本明細書において定義される式(I)の化合物の調製プロセスであって、式(II):
【化5】
で表される化合物と、式(III):
【化6】
(式中、X、R
1、R
2及びR
3は、本明細書において定義されるとおりであり、そして、Yは、フルオロ又はクロロである)
で表される化合物との反応を含む、プロセスに関する。
【0077】
本発明は、さらに、上述されるプロセスにより得ることができる、上記で定義される式(I)の化合物に関する。
【0078】
式(I)の化合物は、後述される標準的な方法に従って調製することができ、特に言及しない限り、式中のX、R
1、R
2及びR
3は、以下及び特許請求の範囲に記載のとおりである。
【0079】
【化7】
【0080】
スキーム1に従って、式(1)の化合物を、アスコルビン酸の存在下、Cu(I)I、アジ化ナトリウム及び式IR
2の化合物で処理して、式(2)の化合物を得ることができる。次に、式(2)の化合物を、DMEなどの好適な溶媒中、−75℃〜−35℃のような低温で、BuLiなどの強塩基で処理して、次に、LiClの存在下、THFなどの好適な溶媒中、−75℃で、CuCNと反応させて、次に、塩化アセチルと反応させて、式(3)の化合物を得ることができる。次に、式(3)の化合物を、クロロホルム及び酢酸などの好適な溶媒中、臭素で処理して、式(4)の化合物を得ることができる。式(4)の化合物を、水の存在下、加熱、例えば、140℃で従来の加熱又はマイクロ波加熱下で、ホルムアミドとさらに反応させると、式(5)の生成物が得られる。
【0081】
【化8】
【0082】
あるいは、スキーム2に従って、式(6)の化合物を、式(7)の化合物で処理して、式(8)の化合物を得ることができ、これを、メタノールなどの好適な溶媒中、水酸化カリウムなどの塩基で処理すると、式(2)の化合物が得られる。
【0083】
【化9】
【0084】
スキーム3に従って、式(5)の化合物を、炭酸カリウムの存在下、DMFなどの好適な溶媒中、+80℃〜+160℃のような高温で、式(9)の化合物と反応させて、式(I)(式中、Yは、フルオロ又はクロロである)の化合物を得ることができる。
【0085】
スキーム4に従って、式(I)(式中、R
3は、−C(O)NR
5R
6である)の化合物を、標準的な方法に従って、式(I)(式中、R
3は、−C(O)R
4である)の化合物から調製することができる。
【0086】
【化10】
【0087】
式(I)の化合物ならびに全ての中間生成物は、これらの調製が実施例において記載されない場合は、類似の方法又は上述の方法に従って調製することができる。出発物質は、市販品、当技術分野で公知のもの、あるいは当業者に公知の方法又はその類似の方法により調製することができる。
【0088】
本発明は、また、上述されるプロセスにより調製される、上記で定義される式(I)の化合物に関する。
【0089】
BuLi=n−ブチルリチウム
CDI=1,1’−カルボニルジイミダゾール
DCM=ジクロロメタン
DIPEA=N,N−ジイソプロピルエチルアミン(ヒューニッヒ塩基)
DMF=ジメチルホルムアミド
DME=ジメトキシエタン
EDAC=1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
HOBt=ヒドロキシベンゾトリアゾール
hv=高真空
on=一晩
r.t.=室温
TBD=1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン
TBTU=O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート
THF=テトラヒドロフラン
【0090】
別の実施態様は、本発明の化合物及び治療上不活性の担体、希釈剤又は賦形剤を含む医薬組成物又は医薬、ならびにそのような組成物及び医薬を調製するための本発明の化合物の使用方法を提供する。
【0091】
組成物は、医療実施基準(good medical practice)に合致するように、製剤化、調合、そして投与される。この状況において考慮される要因としては、処置される特定の障害、処置される特定の哺乳動物、個々の患者の臨床状態、障害の原因、薬剤の送達部位、投与方法、投与計画及び医師に公知の他の要因が挙げられる。
【0092】
本発明の化合物は、経口、局所(口腔及び舌下を含む)、直腸、膣内、経皮、非経口、皮下、腹腔内、肺内、皮内、髄腔内及び硬膜外及び鼻腔内、ならびに局所処置が望まれる場合、病巣内投与を含む、任意の好適な手段により投与してもよい。非経口注入としては、筋肉内、静脈内、動脈内、腹腔内又は皮下投与が挙げられる。
【0093】
本発明の化合物は、任意の簡便な投与形態、例えば、錠剤、粉剤、カプセル剤、液剤、分散剤、懸濁剤、シロップ剤、スプレー剤、坐剤、ゲル剤、乳剤、パッチ剤などで投与してもよい。そのような組成物は、医薬品で慣用の成分、例えば、希釈剤、担体、pH調整剤、防腐剤、溶解剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、甘味料、着色剤、香味剤、浸透圧を変更する塩、緩衝液、マスキング剤、抗酸化剤及びさらなる活性剤を含んでもよい。これらは、また、さらに他の治療上有益な物質を含むことができる。
【0094】
典型的な製剤は、本発明の化合物と担体又は賦形剤を混合することにより調製される。好適な担体及び賦形剤は、当業者によく知られており、例えば、Ansel H.C. et al., Ansel’s Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems (2004) Lippincott, Williams & Wilkins, Philadelphia; Gennaro A.R. et al., Remington: The Science and Practice of Pharmacy (2000) Lippincott, Williams & Wilkins, Philadelphia; and Rowe R.C, Handbook of Pharmaceutical Excipients (2005) Pharmaceutical Press, Chicago に詳述されている。本製剤は、また、薬物(すなわち、本発明の化合物又はその医薬組成物)の美しい体裁を提供するために、又は薬品(すなわち、医薬)の製造を補助するために、1つ又は複数の緩衝液、安定化剤、界面活性剤、湿潤剤、潤滑剤、乳化剤、懸濁剤、防腐剤、抗酸化剤、混濁剤(opaquing agent)、流動促進剤、加工助剤、着色剤、甘味料、芳香剤、香味料、希釈剤及び他の公知の添加物を含んでもよい。
【0095】
本発明の化合物を投与することができる投薬量は広範囲で変更可能であり、当然のことであるが、それぞれ特定の症例で個々の要件に合わせて調整される必要がある。一般的に、経口投与の場合、一般式(I)の化合物について、一人当たり約0.1mg〜1000mgの1日投薬量が適切であるが、必要であればその上限を超えてもよい。
【0096】
好適な経口投与形態の例は、約90〜30mgの無水ラクトース、約5〜40mgのクロスカルメロースナトリウム、約5〜30mgのポリビニルピロリドン(PVP)K30、及び約1〜10mgのステアリン酸マグネシウムを配合した、約100mg〜500mgの本発明の化合物を含む錠剤である。粉末状成分は、最初に互いに混合され、次に、PVP溶液と混合される。得られた組成物は、乾燥、顆粒化、ステアリン酸マグネシウムと混合、そして、従来の機器を使用して圧縮することにより錠剤形態にすることができる。
【0097】
エアロゾル製剤の例は、例えば、10〜100mgの本発明の化合物を、所望であれば、等張剤(tonicifier)、例えば、塩化ナトリウムのような塩を加えた好適な緩衝液、例えば、リン酸緩衝液に溶解させることにより調製することができる。その溶液は、例えば、0.2μmのフィルターを使用して濾過することにより、不純物及び混入物を除去してもよい。
【0098】
上述のように、本発明の新規化合物ならびにそれらの薬学的に許容しうる塩及びエステルは、有益な薬理学的特性を有し、そして、GABA A α5受容体に対するリガンドであることが見出された。従って、本発明の化合物は、単独で又は他の薬物と組み合わせて、α5サブユニットを含有するGABA A 受容体に対するリガンドにより調節される疾患の治療又は予防のために使用することができる。これらの疾患としては、認知機能向上が必要とされる、急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群、注意障害が挙げられるが、これらに限定されない。
【0099】
従って、本発明は、また、上記で定義される化合物及び薬学的に許容しうる賦形剤を含む医薬組成物に関する。
【0100】
同様に、本発明は、治療活性物質として使用するための上述される化合物を包含する。
【0101】
同様に、本発明は、GABA A α5受容体に関連する疾患の治療又は予防のための、治療活性物質として使用するための上述される化合物を包含する。
【0102】
同様に、本発明は、急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群ならびに注意障害の治療又は予防のための治療活性物質として使用するための、又は向知性薬として使用するための上述される化合物を包含する。
【0103】
同様に、本発明は、急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中ならびに注意障害の治療又は予防のための、又は向知性薬として使用するための上述される化合物を包含する。
【0104】
別の実施態様においては、本発明は、GABA A α5受容体に関連する疾患の治療又は予防のための方法に関する。
【0105】
別の実施態様においては、本発明は、急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群ならびに注意障害の治療又は予防のための、又は認知機能向上のための方法であって、上記で定義される化合物をヒト又は動物に投与することを含む、方法に関する。
【0106】
本発明は、また、GABA A α5受容体に関連する疾患の治療又は予防のための、上記で定義される化合物の使用を包含する。
【0107】
本発明は、また、急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群ならびに注意障害の治療又は予防のための、又は認知機能向上のための上記で定義される化合物の使用を包含する。
【0108】
本発明は、また、GABA A α5受容体に関連する疾患の治療又は予防のための、特に、急性及び/又は慢性神経障害、認知障害、アルツハイマー病、記憶障害、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、双極性障害、自閉症、ダウン症候群、神経線維腫症I型、睡眠障害、概日リズム障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、AIDSによる認知症、精神病性障害、物質誘発性精神病性障害、不安障害、全般性不安障害、パニック障害、妄想性障害、強迫性障害、急性ストレス障害、薬物中毒、運動障害、パーキンソン病、レストレスレッグ症候群、認知欠陥障害、多発脳梗塞性認知症、気分障害、鬱病、精神神経疾患状態、精神病、注意欠陥多動性障害、神経因性疼痛、卒中、多発性硬化症(MS)、急性髄膜炎、胎児性アルコール症候群ならびに注意障害の治療又は予防のための医薬を調製するための、又は向知性薬を調製するための上述される化合物の使用に関する。そのような医薬は、上述される化合物を含む。
【0109】
より具体的には、本発明は、皮質及び海馬において過剰なGABA作動性阻害をもたらす、神経発達異常により引き起こされるCNS疾患の治療、予防及び/又は進行の遅延のための上述される化合物の使用に関し、ここで、CNS疾患は、ダウン症候群、自閉症、神経線維腫症I型又は卒中後の認知障害から選択される。
【0110】
認知障害、アルツハイマー病、統合失調症、統合失調症に伴う陽性、陰性及び/又は認知症状、ダウン症候群及び神経線維腫症I型の治療又は予防は、本発明の特定の実施態様である。
【0111】
本発明の特定の実施態様は、アルツハイマー病の治療又は予防を包含する。
【0112】
本発明の特定の実施態様は、ダウン症候群の治療又は予防を包含する。
【0113】
本発明の特定の実施態様は、神経線維腫症I型の治療又は予防を包含する。
【0114】
本発明は、下記の実施例を参照することにより、より明確に理解されるだろう。しかしながら、これらは、本発明の範囲を限定するものとして解釈すべきではない。
【0115】
実施例1
1−(4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−フェニル)−エタノン
【化11】
【0116】
a)4−(4−フルオロ−フェニル)−1−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール
24個のチューブに、反応混合物をそれぞれ1.00g(8.32mmol)分割した。水(240mL)中の1−エチニル−4−フルオロベンゼン(24.0g、200mmol)、アジ化ナトリウム(14.41g、222mmol)、ヨードメタン(14.93mL、240mmol)、ヨウ化銅(I)(8.03g、42mmol)及びL−(+)−アスコルビン酸ナトリウム塩(7.84g、40mmol)の混合物を75℃で10時間加熱した。次に、混合物をジクロロメタン(25mL)で希釈し、濾別した。濾液の水層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機抽出物をブラインで洗浄して、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン中0〜5%メタノール)により精製して、酢酸エチル−ヘプタンで再結晶した後、標記化合物(20.3g、57%)を白色の固体として得た。MS:m/e=178.1[M+H]
+
【0117】
b)1−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノン
DME(52mL)中の4−(4−フルオロ−フェニル)−1−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(3.54g、20.0mmol)の懸濁液に、n−BuLi(ヘキサン中1.6M、15.0mL、24.0mmol)を−75℃で滴下した。混合物を−35℃に温めて、−35℃で1時間撹拌した。反応混合物を再び−78℃に冷却し、THF(26mL)中のCuCN(1.79g、20.0mmol)及びLiCl(1.70g、40.0mmol)の明緑色の懸濁液を−78℃で撹拌しながら素早く加えた。1時間後、混合物を−35℃に温めて、この温度で塩化アセチル(7.10mL、100.0mmol)を滴下した。次に、反応混合物を室温で2時間撹拌し、次に、飽和炭酸ナトリウム水溶液(150mL)に慎重に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(2.2g、50%)を黄色の油状物として得た。MS:m/e=220.3[M+H]
+
【0118】
c)2−ブロモ−1−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノン
クロロホルム(18mL)及び酢酸(0.36mL)に溶解した1−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノン(4.02g、18.34mmol)の溶液を加熱還流し、次に、クロロホルム(9mL)中の臭素(1.04mL、20.17mmol)の溶液を10分以内に滴下し、1時間後、臭素(0.10mL、2.02mmol)を加え、1時間加熱還流した。室温に冷ました後、混合物を氷水に注ぎ、混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(3.48g、63%)を明赤色の固体として得た。MS:m/e=298.1/300.1[M+H]
+
【0119】
d)4−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール
ホルムアミド(11.04mL、276.94mmol)及び水(1.25mL、69.24mmol)中の2−ブロモ−1−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノン(3.44g、11.54mmol)の懸濁液をマイクロ波中、140℃で3時間加熱した。室温に冷ました後、混合物をHCl(1N、150mL)に注ぎ、混合物を酢酸エチルで抽出した。水相をNaOH(6N)でアルカリ性にし、次に、酢酸エチルで2回抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。トリチュレート(酢酸エチル)することにより精製して、標記化合物(1.29g、46%)を明褐色の固体として得た。MS:m/e=244.2[M+H]
+
【0120】
e)1−(4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−フェニル)−エタノン
DMF(1.5mL)中の4−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(73mg、0.30mmol)、4−フルオロアセトフェノン(37μL、0.30mmol)及び炭酸カリウム(83mg、0.60mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で16時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、酢酸エチルで再結晶した後、標記化合物(51mg、47%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=362.2[M+H]
+
【0121】
実施例2
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸メチルエステル
【化12】
【0122】
DMF(10mL)中の4−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(486mg、2.00mmol)、4−フルオロ安息香酸メチル(308mg、2.00mmol)及び炭酸カリウム(553mg、4.00mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で16時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(399mg、53%)を白色の固体として得た。MS:m/e=378.4[M+H]
+
【0123】
実施例3
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−イソプロピル−ベンズアミド
【化13】
【0124】
a)4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸
水(2.5mL)中の水酸化リチウム一水和物(85mg、2.01mmol)の溶液を、THF(2.5mL)及びメタノール(0.5mL)中の4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸メチルエステル(380mg、1.01mmol)の懸濁液に滴下した。次に、反応混合物を室温で1時間撹拌し、次に、蒸発させて、残渣を水に溶解して、HCl(1N)で酸性化し、得られた沈殿物を濾別して、標記生成物(315mg、86%)を白色の固体として得た。MS:m/e=362.3[M−H]
−
【0125】
b)4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−イソプロピル−ベンズアミド
DMF(0.8mL)中の4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸(75mg、0.21mmol)及びTBTU(73mg、0.23mmol)の溶液に、DIPEA(177μL、1.03mmol)を加えた。次に、イソプロピルアミン(19μL、0.23mmol)を加え、混合物をAr下、室温で1時間撹拌した。次に、混合物を蒸発させて、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル、次に、ジクロロメタン中0〜10%メタノール)により精製して、標記化合物(57mg、68%)を白色の固体として得た。MS:m/e=405.4[M+H]
+
【0126】
実施例4
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−ベンズアミド
【化14】
【0127】
実施例3bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに4−アミノテトラヒドロピランを使用して、4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸(75mg、0.21mmol)を変換して、標記化合物(73mg、79%)を白色の固体として得た。MS:m/e=447.3[M+H]
+
【0128】
実施例5
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(3−メチル−オキセタン−3−イル)−ベンズアミド
【化15】
【0129】
実施例3bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに3−メチル−3−オキセタンアミンを使用して、4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸(75mg、0.21mmol)を変換して、酢酸エチルでトリチュレートした後、標記化合物(57mg、64%)を白色の固体として得た。MS:m/e=433.4[M+H]
+
【0130】
実施例6
(4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−フェニル)−(2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イル)−メタノン
【化16】
【0131】
実施例3bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに2−オキサ−6−アゾニア−スピロ[3.3]ヘプタンシュウ酸塩を使用して、4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸(75mg、0.21mmol)を変換して、酢酸エチルでトリチュレートした後、標記化合物(53mg、58%)を白色の固体として得た。MS:m/e=445.4[M+H]
+
【0132】
実施例7
4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ベンズアミド
【化17】
【0133】
DMF(2mL)中の4−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−安息香酸(76mg、0.209mmol)の溶液に、CDI(41mg、0.251mmol)を加え、得られた混合物を60℃で1時間撹拌した。室温に冷ました後、水酸化アンモニウム(330μL、2.09mmol)を加え、反応混合物を1時間撹拌し、次に、蒸発させた。結晶化により精製して、標記化合物(64mg、84%)を白色の固体として得た。MS:m/e=363.2[M+H]
+
【0134】
実施例8
4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(1−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール
【化18】
【0135】
a)4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール
溶液Aは、アセトニトリル(94mL)中の1−エチニル−2−フルオロベンゼン(4.2g、35mmol)及びヨードメタン(5.96g、42mmol)からなり、溶液Bは、水(100mL)中のアジ化ナトリウム(2.73g、42mmol)及びヨウ化銅(I)(1.33g、6.99mmol)からなる。反応は、溶液A及びBでそれぞれ、Uniqsis FlowSyn装置中、150℃、100psi、1.0mL/分の流速、1.5分の滞留時間で実行した。反応の流溶出液を水酸化アンモニウム水溶液(25%)に回収し、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(1.5g、24%)を明黄色の固体として得た。MS:m/e=178.3[M+H]
+
【0136】
b)1−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン
実施例1bに記載のようにして、4−(4−フルオロ−フェニル)−1−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾールの代わりに4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(5.0g、28.2mmol)を変換して、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜50%酢酸エチル)により精製した後、標記化合物(3.33g、54%)を無色の液体として得た。MS:m/e=220.2[M+H]
+
【0137】
c)2−ブロモ−1−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン
実施例1cに記載のようにして、1−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノンの代わりに1−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン(2.1g、9.58mmol)を変換して、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製した後、標記化合物(2.01g、70%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=378.0/380.0[M+H]
+
【0138】
d)4−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール
実施例1dに記載のようにして、2−ブロモ−1−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノンの代わりに2−ブロモ−1−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン(1.0g、3.35mmol)を変換して、クロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル)により精製した後、標記化合物(814mg、49%)を白色の固体として得た。MS:m/e=244.2[M+H]
+
【0139】
e)4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(1−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール
DMF(2.0mL)中の4−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(70mg、0.29mmol)、4−フルオロベンゾトリフルオリド(73μL、0.58mmol)及び炭酸カリウム(80mg、0.58mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で16時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン中0〜5%メタノール)により精製して、標記化合物(87mg、78%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=388.2[M+H]
+
【0140】
実施例9
4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(1−(4−ニトロフェニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール
【化19】
【0141】
実施例8eに記載のようにして、4−フルオロベンゾトリフルオリドの代わりに1−フルオロ−4−ニトロベンゼンを使用して、4−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(70mg、0.29mmol)を変換して、標記化合物(100mg、95%)を黄色の固体として得た。MS:m/e=365.1[M+H]
+
【0142】
実施例10
1−(4−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)フェニル)エタノン
【化20】
【0143】
実施例8eに記載のようにして、4−フルオロベンゾトリフルオリドの代わりに4’−フルオロ−アセトフェノンを使用して、4−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(70mg、0.29mmol)を変換して、標記化合物(85mg、82%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=362.2[M+H]
+
【0144】
実施例11
6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−イソプロピル−ニコチンアミド
【化21】
【0145】
a)6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ニコチン酸メチルエステル
DMF(1.7mL)中の4−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(82mg、0.34mmol)、6−クロロニコチン酸メチル(58mg、0.34mmol)及び炭酸カリウム(93mg、0.67mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で16時間加熱した。室温に冷ました後、混合物をHCl(1N)に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(70mg、55%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=379.2[M+H]
+
【0146】
b)6−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルメトキシ]−ニコチン酸
水(2.5mL)中の水酸化リチウム一水和物(85mg、2.01mmol)の溶液を、THF(2.5mL)中の6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ニコチン酸メチルエステル(381mg、1.01mmol)の懸濁液に滴下した。次に、反応混合物を室温で1時間撹拌し、次に、蒸発させて、残渣を水に溶解して、HCl(1N)で酸性化し、得られた沈殿物を濾別して、標記生成物(349mg、95%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=363.3[M−H]
−
【0147】
c)6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−イソプロピル−ニコチンアミド
DMF(0.2mL)中の6−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルメトキシ]−ニコチン酸(30mg、0.08mmol)及びTBTU(29mg、0.09mmol)の溶液に、DIPEA(70μL、0.41mmol)を加えた。次に、イソプロピルアミン(8μL、0.09mmol)を加え、混合物をAr下、室温で1時間撹拌した。次に、混合物を蒸発させて、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(19mg、97%)を白色の固体として得た。MS:m/e=406.4[M+H]
+
【0148】
実施例12
6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−ニコチンアミド
【化22】
【0149】
実施例11cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに4−アミノテトラヒドロピランを使用して、6−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルメトキシ]−ニコチン酸(109mg、0.30mmol)を変換して、メタノール水でトリチュレートした後、標記化合物(70mg、52%)を白色の固体として得た。MS:m/e=448.2[M+H]
+
【0150】
実施例13
6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(3−メチル−オキセタン−3−イル)−ニコチンアミド
【化23】
【0151】
実施例11cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに3−メチル−3−オキセタンアミンを使用して、6−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルメトキシ]−ニコチン酸(109mg、0.30mmol)を変換して、酢酸エチル−ヘプタンで再結晶した後、標記化合物(66mg、51%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=434.3[M+H]
+
【0152】
実施例14
(6−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ピリジン−3−イル)−(2−オキサ−6−アザ−スピロ[3.3]へプタ−6−イル)−メタノン
【化24】
【0153】
実施例11cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに2−オキサ−6−アゾニア−スピロ[3.3]ヘプタンシュウ酸塩を使用して、6−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルメトキシ]−ニコチン酸(109mg、0.30mmol)を変換して、標記化合物(55mg、41%)を明黄色の固体として得た。MS:m/e=446.2[M+H]
+
【0154】
実施例15
2−{4−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−ピリジン
【化25】
【0155】
DMF(0.6mL)中の4−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(36mg、0.15mmol)、2−クロロ−5(トリフルオロメチル)ピリジン(27mg、0.15mmol)及び炭酸カリウム(41mg、0.3mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で16時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(48mg、84%)を白色の固体として得た。MS:m/e=389.2[M+H]
+
【0156】
実施例16
6−(4−(4−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化26】
【0157】
DMF(3mL)中の6−[5−(4−フルオロ−フェニル)−3−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルメトキシ]−ニコチン酸(100mg、0.274mmol)の溶液に、CDI(54mg、0.329mmol)を加え、得られた混合物を60℃で1時間撹拌した。室温に冷ました後、水酸化アンモニウム(430μL、2.74mmol)を加え、反応混合物を1時間撹拌し、次に、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン中0〜5%メタノール)により精製して、標記化合物(64mg、64%)を白色の固体として得た。MS:m/e=364.1[M+H]
+
【0158】
実施例17
6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル
【化27】
【0159】
a)4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール
溶液Aは、アセトニトリル(40.4mL)中の1−クロロ−2−エチニルベンゼン(6.69g、49mmol)及びヨードメタン(8.35g、58.8mmol)からなり、溶液Bは、水(50mL)、水:アセトニトリル(1:1、100mL)中のL−(+)−アスコルビン酸ナトリウム塩(1.73g、9.8mmol)及びアジ化ナトリウム(3.5g、53.9mmol)からなる。ヨウ化銅(I)をモレキュラーシーブ及びダイカライト(decalite)フィルターのベット上に担持した。反応は、溶液A及びBでそれぞれ、Uniqsis FlowSyn装置中、120℃、100psi、0.25mL/分の流速、4分の滞留時間で実行した。反応の流溶出液を水酸化アンモニウム水溶液(25%)に回収し、混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(2.4g、25%)を明褐色の固体として得た。MS:m/e=194.1[M+H]
+
【0160】
b)1−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン
DME(30mL)中の4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(2.0g、10.3mmol)の懸濁液に、n−BuLi(ヘキサン中1.6M、7.75mL、12.4mmol)を−75℃で滴下した。混合物を−35℃に温めて、−35℃で1時間撹拌した。反応混合物を再び−78℃に冷却し、THF(15mL)中のCuCN(925mg、10.3mmol)及びLiCl(876mg、20.7mmol)の明緑色の懸濁液を−78℃で撹拌しながら素早く加えた。1時間後、混合物を−35℃に温めて、この温度で塩化アセチル(3.67mL、51.6mmol)を滴下した。次に、反応混合物を室温で3時間撹拌し、次に、飽和炭酸ナトリウム水溶液(75mL)に慎重に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(1.06g、44%)を黄色の油状物として得た。MS:m/e=236.1[M+H]
+
【0161】
c)2−ブロモ−1−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン
クロロホルム(7mL)及び酢酸(0.136mL)に溶解した1−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン(1.02g、4.33mmol)の溶液を加熱還流し、次に、クロロホルム(3mL)中の臭素(0.234mL、4.54mmol)の溶液を10分以内に滴下し、1時間後、クロロホルム(2mL)中の臭素(0.09mL、1.73mmol)を加え、1時間加熱還流した。室温に冷ました後、混合物を氷水に注ぎ、混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(988mg、73%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=313.9/315.9[M+H]
+
【0162】
d)4−(2−クロロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール
ホルムアミド(2.62mL、65.6mmol)及び水(0.296mL、16.4mmol)中の2−ブロモ−1−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン(0.86g、2.73mmol)の懸濁液をマイクロ波中、140℃で3時間加熱した。室温に冷ました後、混合物をHCl(1N、20mL)に注ぎ、混合物を酢酸エチルで抽出した。水相をNaOH(6N)でアルカリ性にし、次に、酢酸エチルで2回抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル)により精製して、標記化合物(360mg、51%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=260.0[M+H]
+
【0163】
e)6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル
DMF(7mL)中の4−(2−クロロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(322mg、1.24mmol)、6−クロロニコチン酸メチル(213mg、1.24mmol)及び炭酸カリウム(343mg、2.48mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で3時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中30〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(370mg、76%)を白色の固体として得た。MS:m/e=395.1[M+H]
+
【0164】
実施例18
6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド
【化28】
【0165】
a)6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸
水(3.5mL)中の水酸化リチウム一水和物(75mg、1.77mmol)の溶液を、THF(7mL)及びメタノール(1mL)中の6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル(349mg、0.884mmol)の懸濁液に滴下した。次に、反応混合物を室温で1時間撹拌し、次に、蒸発させて、残渣を水に溶解して、HCl(1N)で酸性化し、得られた沈殿物を濾別して、標記生成物(320mg、95%)を白色の固体として得た。MS:m/e=379.3[M−H]
−
【0166】
b)6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド
DMF(2.0mL)中の6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.194mmol)及びTBTU(69mg、0.214mmol)の溶液に、DIPEA(170μL、0.972mmol)を加えた。次に、イソプロピルアミン(19μL、0.214mmol)を加え、混合物をAr下、室温で2時間撹拌した。次に、混合物を蒸発させて、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中50〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(52mg、63%)を白色の固体として得た。MS:m/e=422.1[M+H]
+
【0167】
実施例19
6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化29】
【0168】
DMF(3mL)中の6−(4−(4−(2−クロロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.194mmol)の溶液に、CDI(38mg、0.233mmol)を加え、得られた混合物を60℃で1時間撹拌した。室温に冷ました後、水酸化アンモニウム(305μL、1.94mmol)を加え、反応混合物を1時間撹拌し、次に、蒸発させた。クロマトグラフィー(逆相HPLC)により精製して、標記化合物(54mg、73%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=380.1[M+H]
+
【0169】
実施例20
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル
【化30】
【0170】
DMF(5.0mL)中の4−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(233mg、0.958mmol)、6−クロロニコチン酸メチル(164mg、0.988mmol)及び炭酸カリウム(265mg、1.92mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で3時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中50〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(303mg、79%)を白色の固体として得た。MS:m/e=379.2[M+H]
+
【0171】
実施例21
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸
【化31】
【0172】
水(3.0mL)中の水酸化リチウム一水和物(63mg、1.49mmol)の溶液を、THF(6.0mL)及びメタノール(1mL)中の6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル(282mg、0.745mmol)の懸濁液に滴下した。次に、反応混合物を室温で1.5時間撹拌し、次に、蒸発させて、残渣を水に溶解して、HCl(1N)で酸性化し、得られた沈殿物を濾別して、標記生成物(244mg、90%)を白色の固体として得た。MS:m/e=363.3[M−H]
−
【0173】
実施例22
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ニコチンアミド
【化32】
【0174】
DMF(2.0mL)中の6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(75mg、0.194mmol)及びTBTU(73mg、0.226mmol)の溶液に、DIPEA(180μL、1.03mmol)を加えた。次に、4−アミノテトラヒドロピラン(24μL、0.226mmol)を加え、混合物をAr下、室温で30分間撹拌した。次に、混合物を蒸発させて、クロマトグラフィー(逆相HPLC)により精製して、標記化合物(71mg、77%)を白色の固体として得た。MS:m/e=448.2[M+H]
+
【0175】
実施例23
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド
【化33】
【0176】
実施例22に記載のようにして、4−アミノテトラヒドロピランの代わりにイソプロピルアミンを使用して、6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(75mg、0.194mmol)を変換して、標記化合物(51mg、61%)をオフホワイトの泡状物として得た。MS:m/e=406.3[M+H]
+
【0177】
実施例24
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)ニコチンアミド
【化34】
【0178】
実施例22に記載のようにして、4−アミノテトラヒドロピランの代わりに2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オールを使用して、6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(75mg、0.194mmol)を変換して、標記化合物(77mg、86%)をオフホワイトの泡状物として得た。MS:m/e=436.3[M+H]
+
【0179】
実施例25
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化35】
【0180】
DMF(3mL)中の6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(69mg、0.189mmol)の溶液に、CDI(37mg、0.227mmol)を加え、得られた混合物を60℃で1時間撹拌した。室温に冷ました後、水酸化アンモニウム(300μL、1.9mmol)を加え、反応混合物を1時間撹拌し、次に、蒸発させた。クロマトグラフィー(逆相HPLC)により精製して、標記化合物(56mg、81%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=364.1[M+H]
+
【0181】
実施例26
(6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)メタノン
【化36】
【0182】
実施例22に記載のようにして、4−アミノテトラヒドロピランの代わりに2−オキサ−6−アゾニア−スピロ[3.3]ヘプタンシュウ酸塩を使用して、6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(69mg、0.189mmol)を変換して、標記化合物(40mg、47%)をオフホワイトの泡状物として得た。MS:m/e=446.2[M+H]
+
【0183】
実施例27
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(3−メチルオキセタン−3−イル)ニコチンアミド
【化37】
【0184】
実施例22に記載のようにして、4−アミノテトラヒドロピランの代わりに3−メチル−3−オキセタンアミンを使用して、6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(69mg、0.189mmol)を変換して、クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン中0〜10%メタノール)により精製した後、標記化合物(61mg、74%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=434.3[M+H]
+
【0185】
実施例28
6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−モルホリノニコチンアミド
【化38】
【0186】
実施例22に記載のようにして、4−アミノテトラヒドロピランの代わりに4−アミノモルホリンを使用して、6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(69mg、0.189mmol)を変換して、クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン中0〜10%メタノール)により精製した後、標記化合物(59mg、70%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=449.2[M+H]
+
【0187】
実施例29
N−シクロプロピル−6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化39】
【0188】
実施例22に記載のようにして、4−アミノテトラヒドロピランの代わりにシクロプロピルアミンを使用して、6−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(69mg、0.189mmol)を変換して、標記化合物(43mg、56%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=404.4[M+H]
+
【0189】
実施例30
2−(4−(4−(2−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン
【化40】
【0190】
DMF(2.0mL)中の4−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(70mg、0.288mmol)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(53mg、0.288mmol)及び炭酸カリウム(80mg、0.576mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で3時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン中0〜5%メタノール)により精製して、標記化合物(85mg、76%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=389.2[M+H]
+
【0191】
実施例31
1−(4−フルオロ−フェニル)−4−メチル−5−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−イミダゾール−4−イル]−1H−[1,2,3]トリアゾール
【化41】
【0192】
a)1−アジド−4−フルオロ−ベンゼン
J. Org. Chem. (1989) 54:5938-5945と同様にして調製した。硫酸(40mL)及びトリフルオロ酢酸(200mL)の溶液に、4−フルオロアニリン(22.1mL、0.23mol)を滴下した。次に、氷冷下、水(200mL)中の亜硝酸ナトリウム(20.6g、0.3mol)の溶液を、15〜18℃で30分かけて加えた。次に、氷浴中で維持しながら溶液を30分間撹拌した。水(150mL)中のアジ化ナトリウム(25.42g、0.39mol)の溶液を30分かけて滴下した。混合物は発泡性であり、氷浴で冷却しながら温度を10℃にした。反応混合物を冷却せずに1時間撹拌し、次に、ジエチルエーテルで抽出した。合わせた有機層を水で2回洗浄した。次に、混合物が塩基性になるまで合わせた有機層を飽和炭酸ナトリウム水溶液(500mL)で希釈した。有機相を分離及びブラインで洗浄し、ジエチルエーテルで再度抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、最小50mbar、40℃で蒸発させて(すでに生成物が蒸留された)、標記生成物(30.42g、96%)を褐色の液体として得た。
【0193】
b)1−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−ピペリジン
EP 0 433 842 A2と同様にして調製した。1−アジド−4−フルオロ−ベンゼン(2.80g、20mmol)及び1−(1−プロペニル)−ピペリジン(18%、14.2g、20mmol)の混合物を、氷冷下で撹拌し(最初にゆっくり発熱)、暗所下、室温で144時間撹拌した。次に、ヘキサンを褐色の溶液に加え、生じた固体を濾別して、ヘキサンで洗浄し、hvで乾燥させて、標記生成物(1.1g)を明桃色の固体として得た。次に、濾液を蒸発させて、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜50%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(4.34g)を明黄色の固体として得た。全収量(5.44g、98%)。MS:m/e=263.1[M+H]
【0194】
c)1−(4−フルオロ−フェニル)−4−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール
EP 0 433 842 A2と同様にして調製した。1−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−ピペリジン(1.15g、0.004mol)及びMeOH中の水酸化カリウム(2N、29.2mL、58mmol)の混合物を6時間加熱還流し、次に、室温に冷ました。次に、混合物を水に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出し、合わせた有機抽出物をブラインで洗浄して、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させて、標記生成物(555mg)を白色の固体として得た。濾液を蒸発させて、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(41mg、79%)をオフホワイトの固体として得た。全収量(596mg、77%)。MS:m/e=178.1[M+H]
+
【0195】
d)1−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノン
DME(114mL)中の1−(4−フルオロ−フェニル)−4−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(4.0g、23mmol)の懸濁液に、n−BuLi(ヘキサン中1.6M、17.0mL、27mmol)を−75℃で滴下した。混合物を−35℃に温めて、−35℃で1時間撹拌した。反応混合物を再び−78℃に冷却し、THF(32mL)中のCuCN(2.03g、23mmol)及びLiCl(1.92g、45mmol)の明緑色の懸濁液を−78℃で撹拌しながら素早く加えた。1時間後、混合物を−35℃に温めて、この温度で塩化アセチル(8.02mL、113mmol)を滴下した。次に、反応混合物を室温で2時間撹拌し、次に、飽和炭酸ナトリウム水溶液(160mL)に慎重に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン)により精製して、標記化合物(3.63g、69%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=220.3[M+H]
+
【0196】
e)2−ブロモ−1−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノン
クロロホルム(28mL)及び酢酸(0.5mL)に溶解した1−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノン(3.62g、17mmol)の溶液を加熱還流し、次に、クロロホルム(9mL)中の臭素(0.89mL、17mmol)の溶液を加え、2時間加熱還流した。室温に冷ました後、混合物を氷水に注ぎ、混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(3.34g、68%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=298.3/300.2[M+H]
+
【0197】
f)1−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−4−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール
反応は3連で実施した。ホルムアミド(3.3mL、81mmol)及び水(0.37mL、20mmol)中の2−ブロモ−1−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−エタノン(1.03g、3.0mmol)の懸濁液をマイクロ波中、140℃で3時間加熱した。室温に冷ました後、3つの反応混合物をHCl(1N、150mL)に注ぎ、混合物を酢酸エチルで抽出した。水相をNaOH(6N)でアルカリ性にし、次に、酢酸エチルで2回抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させて、標記化合物(1.54g、62%)を明褐色の固体として得た。MS:m/e=244.3[M+H]
+
【0198】
g)1−(4−フルオロ−フェニル)−4−メチル−5−[1−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−イミダゾール−4−イル]−1H−[1,2,3]トリアゾール
DMF(2.0mL)中の1−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−4−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(100mg、0.411mmol)、4−フルオロベンゾトリフルオリド(105μL、0.822mmol)及び炭酸カリウム(114mg、0.82mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で48時間加熱した。室温に冷ました後、混合物をHCl(1N)に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(68mg、43%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=388.2[M+H]
+
【0199】
実施例32
1−(4−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−フェニル)−エタノン
【化42】
【0200】
DMF(2.0mL)中の1−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−4−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(100mg、0.411mmol)、4−フルオロアセトフェノン(51μL、0.411mmol)及び炭酸カリウム(114mg、0.82mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で48時間加熱した。室温に冷ました後、混合物をHCl(1N)に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(79mg、53%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=362.3[M+H]
+
【0201】
実施例33
4−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−安息香酸メチル
【化43】
【0202】
a)1−アジド−2−フルオロベンゼン
実施例31aに記載のようにして、4−フルオロアニリンの代わりに2−フルオロアニリン(5.0g、45mmol)を変換して、標記化合物(6.28g、99%)を褐色の液体として得た。
【0203】
b)1−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)ピペリジン
実施例31bに記載のようにして、1−アジド−4−フルオロ−ベンゼンの代わりに1−アジド−2−フルオロベンゼン(2.8g、20mmol)を変換して、標記化合物(4.87g、93%)を褐色の固体として得た。MS:m/e=263.2[M+H]
+
【0204】
c)1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール
実施例31cに記載のようにして、1−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−4,5−ジヒドロ−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−ピペリジンの代わりに1−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−4,5−ジヒドロ−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)ピペリジン(1.32g、5.32mmol)を変換して、標記化合物(616mg、65%)を無色の液体として得た。MS:m/e=178.1[M+H]
+
【0205】
d)1−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン
DME(40mL)中の1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(2.43g、13.7mmol)の懸濁液に、n−BuLi(ヘキサン中1.6M、10.3mL、16.5mmol)を−75℃で滴下した。混合物を−35℃に温めて、−35℃で1時間撹拌した。反応混合物を再び−78℃に冷却し、THF(20mL)中のCuCN(1.23g、13.7mmol)及びLiCl(1.16g、27.4mmol)の明緑色の懸濁液を−78℃で撹拌しながら素早く加えた。1時間後、混合物を−35℃に温めて、この温度で塩化アセチル(4.88mL、68.6mmol)を滴下した。次に、反応混合物を室温で2時間撹拌し、次に、飽和炭酸ナトリウム水溶液(100mL)に慎重に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(1.69g、56%)を明黄色の油状物として得た。MS:m/e=220.2[M+H]
+
【0206】
e)2−ブロモ−1−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン
クロロホルム(12mL)及び酢酸(0.24mL)に溶解した1−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン(1.66g、7.57mmol)の溶液を加熱還流し、次に、クロロホルム(5mL)中の臭素(0.41mL、7.95mmol)の溶液を加え、2時間加熱還流し、次に、クロロホルム(2mL)中の臭素(0.12mL、2.27mmol)を加えて、さらに30分間加熱還流した。室温に冷ました後、混合物を氷水に注ぎ、混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜60%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(1.54g、64%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=298.1/300.0[M+H]
+
【0207】
f)1−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール
反応は2連で実施した。ホルムアミド(2.3mL、57.6mmol)及び水(0.26mL、14.4mmol)中の2−ブロモ−1−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)エタノン(750mg、2.4mmol)の懸濁液をマイクロ波中、140℃で3時間加熱した。室温に冷ました後、2つの反応混合物をHCl(1N、150mL)に注ぎ、混合物を酢酸エチルで抽出した。水相をNaOH(6N)でアルカリ性にし、次に、酢酸エチルで2回抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル)により精製して、標記化合物(597mg、50%)を明黄色の固体として得た。MS:m/e=244.2[M+H]
+
【0208】
g)4−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−安息香酸メチル
DMF(6.0mL)中の1−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(290mg、1.19mmol)、4−フルオロ安息香酸メチル(184mg、1.19mmol)及び炭酸カリウム(330mg、2.38mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で2時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(8mg、2%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=378.3[M+H]
+
【0209】
実施例34
2−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−5−トリフルオロメチル−ピリジン
【化44】
【0210】
DMF(2.0mL)中の1−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−4−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(100mg、0.411mmol)、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(75mg、0.411mmol)及び炭酸カリウム(114mg、0.82mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で48時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、生じた固体を濾別し、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(98mg、60%)を白色の固体として得た。MS:m/e=389.2[M+H]
+
【0211】
実施例35
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル
【化45】
【0212】
DMF(10mL)中の1−(4−フルオロ−フェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−4−メチル−1H−[1,2,3]トリアゾール(500mg、2.06mmol)、6−クロロニコチン酸メチル(353mg、2.06mmol)及び炭酸カリウム(568mg、4.11mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で16時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水(150mL)に注ぎ、生じた固体を濾別し、乾燥させて、標記化合物(300mg、39%)を明褐色の固体として得た。MS:m/e=379.3[M+H]
+
【0213】
実施例36
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド
【化46】
【0214】
a)6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸
水(2.8mL)中の水酸化リチウム一水和物(62mg、1.46mmol)の溶液を、THF(4.8mL)及びメタノール(1mL)中の6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル(277mg、0.732mmol)の懸濁液に滴下した。次に、反応混合物を室温で1時間撹拌し、次に、蒸発させて、残渣を水に溶解して、HCl(1N)で酸性化し、得られた沈殿物を濾別して、標記生成物(245mg、92%)を明褐色の固体として得た。MS:m/e=363.2[M−H]
−
【0215】
b)6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド
DMF(2.0mL)中の6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(56mg、0.154mmol)及びTBTU(55mg、0.169mmol)の溶液に、DIPEA(131μL、0.769mmol)を加えた。次に、イソプロピルアミン(15μL、0.169mmol)を加え、混合物をAr下、室温で1時間撹拌した。次に、混合物を蒸発させて、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中50〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(47mg、75%)を白色の固体として得た。MS:m/e=406.4[M+H]
+
【0216】
実施例37
6−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−N−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−ニコチンアミド
【化47】
【0217】
実施例36bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに4−アミノテトラヒドロピランを使用して、6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(56mg、0.154mmol)を変換して、標記化合物(52mg、76%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=448.3[M+H]
+
【0218】
実施例38
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(3−メチルオキセタン−3−イル)ニコチンアミド
【化48】
【0219】
実施例36bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに3−メチルオキセタン−3−アミンを使用して、6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(56mg、0.154mmol)を変換して、標記化合物(57mg、86%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=434.3[M+H]
+
【0220】
実施例39
(6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)メタノン
【化49】
【0221】
実施例36bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに2−オキサ−6−アゾニア−スピロ[3.3]ヘプタンシュウ酸塩を使用して、6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(56mg、0.154mmol)を変換して、酢酸エチル−ヘキサンで再結晶した後、標記化合物(29mg、42%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=446.2[M+H]
+
【0222】
実施例40
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化50】
【0223】
DMF(2mL)中の6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(70mg、0.192mmol)の溶液に、CDI(38mg、0.231mmol)を加え、得られた混合物を60℃で1時間撹拌した。室温に冷ました後、水酸化アンモニウム(300μL、1.92mmol)を加え、反応混合物を16時間撹拌し、次に、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中50〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(61mg、87%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=364.3[M+H]
+
【0224】
実施例41
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ニコチンアミド
【化51】
【0225】
実施例36bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールを使用して、6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(65mg、0.178mmol)を変換して、標記化合物(61mg、79%)を白色の固体として得た。MS:m/e=436.2[M+H]
+
【0226】
実施例42
N−シクロプロピル−6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化52】
【0227】
実施例36bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりにシクロプロピルアミンを使用して、6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(65mg、0.178mmol)を変換して、標記化合物(27mg、38%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=404.2[M+H]
+
【0228】
実施例43
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド
【化53】
【0229】
a)6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル
DMF(6.0mL)中の1−(2−フルオロフェニル)−5−(1H−イミダゾール−4−イル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール(268mg、1.1mmol)、6−クロロニコチン酸メチル(190mg、1.1mmol)及び炭酸カリウム(305mg、2.2mmol)の混合物を密封フラスコ中、Ar下で撹拌し、120℃で2時間加熱した。室温に冷ました後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して、合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中10〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(120mg、29%)をオフホワイトの固体として得た。MS:m/e=379.2[M+H]
+
【0230】
b)6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸
水(1.3mL)中の水酸化リチウム一水和物(29mg、0.671mmol)の溶液を、THF(5mL)及びメタノール(1mL)中の6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸メチル(127mg、0.336mmol)の懸濁液に滴下した。次に、反応混合物を室温で1時間撹拌し、次に、蒸発させて、残渣を水に溶解して、HCl(1N)で酸性化し、得られた沈殿物を濾別して、標記生成物(108mg、88%)を白色の固体として得た。MS:m/e=363.3[M−H]
−
【0231】
c)6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−イソプロピルニコチンアミド
DMF(2.0mL)中の6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(46mg、0.126mmol)及びTBTU(45mg、0.139mmol)の溶液に、DIPEA(110μL、0.631mmol)を加えた。次に、イソプロピルアミン(12μL、0.139mmol)を加え、混合物をAr下、室温で2時間撹拌した。次に、混合物を蒸発させて、クロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン中50〜100%酢酸エチル)により精製して、標記化合物(34mg、66%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=406.3[M+H]
+
【0232】
実施例44
(1,1−ジオキソ−1,6−チオモルホリン−4−イル)−(6−{4−[3−(4−フルオロ−フェニル)−5−メチル−3H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−イミダゾール−1−イル}−ピリジン−3−イル)−メタノン
【化54】
【0233】
実施例36bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりにチオモルホリン1,1−ジオキシドを使用して、6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(65mg、0.178mmol)を変換して、クロマトグラフィー(逆相HPLC)により精製した後、標記化合物(32mg、37%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=482.3[M+H]
+
【0234】
実施例45
6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−モルホリノニコチンアミド
【化55】
【0235】
実施例36bに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに4−アミノモルホリンを使用して、6−(4−(1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(65mg、0.178mmol)を変換して、ヘキサン中の酢酸エチルで再結晶した後、標記化合物(49mg、61%)を白色の固体として得た。MS:m/e=449.2[M+H]
+
【0236】
実施例46
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ニコチンアミド
【化56】
【0237】
実施例43cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに4−アミノテトラヒドロピランを使用して、6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(46mg、0.126mmol)を変換して、クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン中0〜10%メタノール)により精製した後、標記化合物(41mg、73%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=448.2[M+H]
+
【0238】
実施例47
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ニコチンアミド
【化57】
【0239】
実施例43cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オールを使用して、6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.203mmol)を変換して、クロマトグラフィー(逆相HPLC、次に、シリカ、酢酸エチル)により精製した後、標記化合物(56mg、63%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=436.2[M+H]
+
【0240】
実施例48
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化58】
【0241】
DMF(3mL)中の6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.203mmol)の溶液に、CDI(40mg、0.244mmol)を加え、得られた混合物を60℃で1時間撹拌した。室温に冷ました後、水酸化アンモニウム(320μL、2.03mmol)を加え、反応混合物を30分間撹拌し、次に、蒸発させた。クロマトグラフィー(逆相HPLC)により精製して、標記化合物(58mg、74%)を白色の固体として得た。MS:m/e=364.1[M+H]
+
【0242】
実施例49
(6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)メタノン
【化59】
【0243】
実施例43cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに2−オキサ−6−アゾニア−スピロ[3.3]ヘプタンシュウ酸塩を使用して、6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.203mmol)を変換して、クロマトグラフィー(逆相HPLC)により精製した後、標記化合物(50mg、55%)を白色の固体として得た。MS:m/e=446.2[M+H]
+
【0244】
実施例50
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(3−メチルオキセタン−3−イル)ニコチンアミド
【化60】
【0245】
実施例43cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりにメチル−3−オキセタンアミンを使用して、6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.203mmol)を変換して、クロマトグラフィー(逆相HPLC)により精製した後、標記化合物(70mg、80%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=434.3[M+H]
+
【0246】
実施例51
6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)−N−モルホリノニコチンアミド
【化61】
【0247】
実施例43cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりに4−アミノモルホリンを使用して、6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.203mmol)を変換して、クロマトグラフィー(逆相HPLC、次に、シリカ、酢酸エチル)により精製した後、標記化合物(56mg、62%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=449.2[M+H]
+
【0248】
実施例52
N−シクロプロピル−6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化62】
【0249】
実施例43cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりにシクロプロピルアミンを使用して、6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.203mmol)を変換して、クロマトグラフィー(逆相HPLC、次に、シリカ、酢酸エチル)により精製した後、標記化合物(42mg、51%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=404.4[M+H]
+
【0250】
実施例53
N−(シクロプロピルメチル)−6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1Hイミダゾール−1−イル)ニコチンアミド
【化63】
【0251】
実施例43cに記載のようにして、イソプロピルアミンの代わりにアミノメチルシクロプロパンを使用して、6−(4−(1−(2−フルオロフェニル)−4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル)−1H−イミダゾール−1−イル)ニコチン酸(74mg、0.203mmol)を変換して、クロマトグラフィー(逆相HPLC)により精製した後、標記化合物(40mg、47%)を白色の泡状物として得た。MS:m/e=418.3[M+H]
+
【0252】
生化学アッセイ
GABA A 受容体サブタイプに結合する本発明の化合物の能力は、組成α1β2/3γ2、α2β3γ2、α3β3γ2及びα5β3γ2の、ラット(安定的にトランスフェクトされた)又はヒト(一過性にトランスフェクトされた)受容体を発現するHEK293細胞に結合する[
3H]フルマゼニル(85Ci/mmol;Roche)と化合物の競合により測定した。
【0253】
膜調製
細胞ペレットを、クレブス−トリスバッファー(4.8mM KCl、1.2mM CaCl
2、1.2mM MgCl
2、120mM NaCl、15mMトリス;pH7.5;結合アッセイバッファー)に懸濁し、ポリトロン(polytron)を用いて、氷上で約20秒間ホモジナイズして、4℃で60分間遠心分離した(50000g;Sorvall、ローター:SM24=20000rpm)。細胞ペレットを、クレブス−トリスバッファーに再懸濁して、ポリトロンを用いて、氷上で約15秒間ホモジナイズした。タンパク質を測定し(Bradford法、Bio-Rad)、1mLのアリコートを調製し、−80℃で保存した。
【0254】
放射性リガンド結合アッセイ
放射性リガンド結合アッセイを、100mLの細胞膜、[
3H]フルマゼニル(α1、α2及びα3サブユニットに対して1nMの濃度、α5サブユニットに対して0.5nMの濃度)、及び10−10
−3×10
−6Mの範囲の試験化合物を含有する容量200mL(96ウェルプレート)で実施した。非特異的な結合は10
−5Mジアゼパムにより規定され、典型的には、全結合の5%未満に相当した。アッセイ液を4℃で1時間インキュベートして平衡化し、GF/Cユニフィルター(Packard)上で、Packardハーベスターを用いて濾過し、氷冷洗浄バッファー(50mMトリス;pH7.5)で洗浄することにより回収した。乾燥後、フィルターの保持放射活性を、液体シンチレーション計測で測定した。
【0255】
データの算出
Ki値を、Excel-Fit(Microsoft)を使用して算出したが、これは、2つの測定値の平均である。
【0256】
添付の実施例の化合物を、上記アッセイにより試験し、特定の化合物において、ラットGABA A受容体のα5サブユニットを[
3H]フルマゼニルに置換するKi値が、100nM以下であることが見出された。特定の実施態様は、35nM以下のKiを有する化合物を包含する。特定の実施態様においては、本発明の化合物は、α1、α2及びα3サブユニットに比べ、α5サブユニットと選択的に結合する。
【0257】
ヒト(h)受容体を発現するHEK293細胞に対する結合親和度を測定する上記アッセイにより得られた代表的な試験結果を以下の表1に示す。
【0258】
【表1】