特許第6139102号(P6139102)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6139102直進カット補助テープ付ピロー包装袋及びその製法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6139102
(24)【登録日】2017年5月12日
(45)【発行日】2017年5月31日
(54)【発明の名称】直進カット補助テープ付ピロー包装袋及びその製法
(51)【国際特許分類】
   B65D 33/00 20060101AFI20170522BHJP
   B31B 70/74 20170101ALI20170522BHJP
【FI】
   B65D33/00 C
   B31B19/90
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-241782(P2012-241782)
(22)【出願日】2012年11月1日
(65)【公開番号】特開2014-91546(P2014-91546A)
(43)【公開日】2014年5月19日
【審査請求日】2015年10月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000237787
【氏名又は名称】富士特殊紙業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100067091
【弁理士】
【氏名又は名称】大橋 弘
(72)【発明者】
【氏名】川合 信行
(72)【発明者】
【氏名】日比野 恵里
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 貴史
【審査官】 家城 雅美
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−362635(JP,A)
【文献】 特開2012−136259(JP,A)
【文献】 特開平09−066947(JP,A)
【文献】 特開2011−121615(JP,A)
【文献】 特開2002−104440(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D30/00−33/38
B31B70/74
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
袋本体の合掌張シール部分を袋本体の裏面においてその中央に位置させると共にこの合掌張シール部分の先端縁の一部に沿って易開封手段を形成したこと、
前記合掌張シール部分を一方に倒して袋本体の外面フィルムの全面もしくは、前記易開封手段を間においてこの上下部分又は前記易開封手段部分をシールしてポイントシール部を形成したこと、
前記合掌張シール部分が倒された方向の袋本体の側端部分に袋本体の表と裏を溶着してサイドシール部を形成し、このサイドシール部に前記易開封手段に向けて引き裂き手段を形成して成るピロー包装袋であって、
前記合掌張シール部分を通り、かつ前記サイドシール部分からこの反対側の側端に至る長さを有し、一枚のテープを半折して山形に形成した直進カット補助テープを袋本体内に取り付けたこと、
前記直進カット補助テープには、その長手方向に向けて直進カット性を付与したこと、
を特徴とする直進カット補助テープ付ピロー包装袋。
【請求項2】
前記直進カット補助テープには、シール部と未シール部を交互に形成したストライ状の直進カット性が付与されていること、を特徴とする請求項1に記載の直進カット補助テープ付ピロー包装袋。
【請求項3】
前記直進カット補助テープ部分と、この直進カット補助テープが付着している袋本体部分には、ストライプ部分を横断する方向に向けて断面波形の凹凸が形成されていること、を特徴とする請求項2に記載の直進カット補助テープ付ピロー包装袋。
【請求項4】
a.ピロー包装袋を製造するための原反フィルムをロールから繰り出し、この繰り出した原反フィルムの内面の中央に袋本体の内巾にその長さがカットされ、かつ直進カット性が付与された一枚のフィルムを半折して山形に形成した直進カット補助テープを仮り止めする、
b.前記原反フィルムの両端を引き寄せて合掌張シールを行うことにより原反フィルムを円筒状に形成する、
c.前記合掌張シール部の端縁の長手方向の一部に易開封手段を設けたのち、合掌張シール部を倒して前記易開封手段の上下部又はこの易開封手段部分をポイントシールする、
d.前記直進カット補助テープを袋本体の内面において表と裏フィルムにそれぞれヒートシールする、
e.前記易開封手段と対向する袋本体の側端の表と裏フィルムの一部をシールしてサイドシール部を形成し、このサイドシール部に引き裂き手段を設ける、
f.前記直進カット補助テープを挿入した位置の上部において袋本体を横一直線状にトップシールする、
g.前記トップシールの上部を横一直線状にカットして開放部を形成し、ここのカットした部分を袋本体の内容物の充填口とする、
h.ことを特徴とする直進カット補助テープ付ピロー包装袋の製法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、合掌張シール部分を横断して横方向に一直線状に開封を行うことができる直進カット補助テープ付ピロー包装袋及びその製法に関する。
【背景技術】
【0002】
ピロー包装袋の場合、袋の背面の中央に合掌張シール部分が存在するため、袋を横方向から引き裂いて開封しようとしても、この合掌張シール部分で引き裂きが止ってしまい、全開封することはできない。
【0003】
この問題を解決するため、本件出願人は、特許第4338175号において、合掌張シール部分を横断しながら横方向に一直線状に引き裂いて全開封できる手段を提供した。
【0004】
しかし、この特許発明の場合、袋本体フィルムの構成自体に横方向の引き裂き性を有するフィルムの場合は問題ないが、この横方向直進カット性のないフィルムが使用されていると、サイドノッチから引き裂きを開始しても途中でその引き裂き方向が例えばボーイング現象の存在などにより定まらず、引き裂き目が奇麗にならないばかりか、合掌張シール部に設けた易開封手段から引き裂き目が外れてしまうと、合掌張シール部分で止ってしまい、全開封ができないという問題がある。
【0005】
そこで、従来は袋本体フィルムに横方向に延伸加工を施したフィルムを使用しているが、このような延伸フィルムの場合、延伸加工を施さないフィルムに比較して高価になる。
【0006】
また、延伸フィルムの場合であって、特に食品用等の場合、酸素不透過性や紫外線カット性に問題があり、食品の保存性を阻害することから、使用できるフィルムの材質構成は大きく制限されてしまう。
【0007】
また、ジッパーテープを装着したピロー包装袋においても同様の問題があることから、本件出願人は特願2011−167215号において、ジッパーテープ自体に直進カット性を付与し、袋の開放をこのジッパーテープにかかる位置において行うというピロー包装袋を提案している。
【0008】
しかし、この場合でも袋本体フィルム自体に直進カット性を付与したフィルムの場合ほど良好な直進カット性は得られない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は叙上の如き問題に鑑みて提供されるものであって、その目的は、袋本体フィルムには延伸のかからない安価なフィルムを使用することができると共にそれでも直進カット性に優れたピロー包装袋とその製法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、請求項1に記載のピロー包装袋は、袋本体の合掌張シール部分を袋本体の裏面においてその中央に位置させると共にこの合掌張シール部分の先端縁の一部に沿って易開封手段を形成したこと、前記合掌張シール部分を一方に倒して袋本体の外面フィルムの全面もしくは、前記易開封手段を間においてこの上下部分又は前記易開封手段部分をシールしてポイントシール部を形成したこと、前記合掌張シール部分が倒された方向の袋本体の側端部分に袋本体の表と裏を溶着してサイドシール部を形成し、このサイドシール部に前記易開封手段に向けて引き裂き手段を形成して成るピロー包装袋であって、前記合掌張シール部分を通り、かつ前記サイドシール部分からこの反対側の側端に至る長さを有し、一枚のテープを半折して山形に形成した直進カット補助テープを袋本体内に取り付けたこと、前記直進カット補助テープには、その長手方向に向けて直進カット性を付与したこと、を特徴とするものである。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のピロー包装袋において、前記直進カット補助テープには、シール部と未シール部を交互に形成したストライ状の直進カット性が付与されていること、を特徴とするものである。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のピロー包装袋において、前記直進カット補助テープ部分と、この直進カット補助テープが付着している袋本体部分には、ストライプ部分を横断する方向に向けて断面波形の凹凸が形成されていること、を特徴とするものである。
【0013】
また、請求項4に記載のピロー包装袋の製法は、a.ピロー包装袋を製造するための原反フィルムをロールから繰り出し、この繰り出した原反フィルムの内面の中央に袋本体の内巾にその長さがカットされ、かつ直進カット性が付与された一枚のフィルムを半折して山形に形成した直進カット補助テープを仮り止めする、b.前記原反フィルムの両端を引き寄せて合掌張シールを行うことにより原反フィルムを円筒状に形成する、c.前記合掌張シール部の端縁の長手方向の一部に易開封手段を設けたのち、合掌張シール部を倒して前記易開封手段の上下部又はこの易開封手段部分をポイントシールする、d.前記直進カット補助テープを袋本体の内面において表と裏フィルムにそれぞれヒートシールする、e.前記易開封手段と対向する袋本体の側端の表と裏フィルムの一部をシールしてサイドシール部を形成し、このサイドシール部に引き裂き手段を設ける、f.前記直進カット補助テープを挿入した位置の上部において袋本体を横一直線状にトップシールする、g.前記トップシールの上部を横一直線状にカットして開放部を形成し、ここのカットした部分を袋本体の内容物の充填口とする、ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明は以上のように、ピロー包装袋において、直進カット補助テープをその開封位置に挿入し、この直進カット補助テープに付与した直進性又は直進カット補助テープにおけるヒートシール部のストライ状未シール部又は凹凸形状又は波形形状を利用して袋本体を直線的にカットすることができるように構成したことにより、袋本体フィルムに高価な延伸フィルムを用いなくても横一直線状に奇麗に引き裂いて開封できる。
また、請求項3に記載の発明によると、直進カット補助フィルム付ピロー包装袋を効率良く生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係る直進カット補助テープを挿入したピロー包装袋を示すもので、(A)は裏面図、(B)は正面図、(C)は断面図である。
図2】直進カット補助テープを示すもので、(A)は帯状シール用のヒートシールバーの説明図、(B)は帯状ヒートシールラインと未ヒートシールラインの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図である。
図3】実施例2の説明図であって、(A)はヒートシールバーの説明図、(B)は直進カット補助テープの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図である。
図4】実施例3の説明図であって、(A)はヒートシールバーの説明図、(B)は直進カット補助テープの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図である。
図5】実施例4の説明図であって、(A)はヒートシールバーの説明図、(B)は直進カット補助テープの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図である。
図6】実施例5の説明図であって、(A)はヒートシールバーの説明図、(B)は直進カット補助テープの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図である。
図7】直進カット補助テープを2つ折りに形成した実施例であって、(A)はこの2つ折りの補助テープを挿入したピロー包装袋の背面図、(B)は正面図、(C)は断面図である。
図8】実施例6の直進カット補助テープを挿入したピロー包装袋の製造法の説明図である。
図9】2枚のテープを用いた直進カット補助テープの説明図である。
図10】1枚の原反フィルムを中央でカットして2枚のテープに加工した直進カット補助テープの説明図である。
図11】1枚の原反フィルムを2つ折りにした直進カット補助テープの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例1】
【0016】
本発明は、袋本体のフィルム側に延伸のかけていないものが使用されている場合でも常に一直線状にカットして開封できるピロー包装袋とその製法に関するもので、先ずピロー包装袋の実施例1を図1(A)〜(C)に基づいて詳細に説明する。
【0017】
符号の1は、袋本体、2は合掌張シール部、3はこの合掌張シール部2において、その先端縁の一部に形成された易開封手段(傷痕、Vノッチ、Iノッチ等)、4、5は合掌張シール部2を倒して袋本体1の裏面に対し、前記易開封手段3を間においてヒートシールしたポイントシールである。なお。このポイントシール4、5と共に易開封手段3の部分も併せてヒートシールしても良い。実施例1において、前記ポイントシール4、5部分はホットメルトが用いられているが、これ以外の接着材の使用でも良く、あるいは直接ヒートシールできるフィルムの場合はホットメルトなどの接着材を用いないでヒートシールしても良い。
【0018】
6は、合掌張シール部2がたおされた方向であって前記易開封手段3と対向する位置において、袋本体1の表と裏フィルムをヒートシールして形成した開封ノッチ形成部としてのサイドシール部であって、このサイドシール部6には、易開封手段3方向に向けてV又はIノッチあるいは傷跡等の開封手段7(切り裂き手段)が設けられている。
【0019】
8は、前記開封手段7から易開封手段3を経由して袋本体1の反対側まで横一直線に挿
入(ヒートシール)された直進カット補助テープであって、この直進カット補助テープ8が袋本体1の内面にヒートシールされた形態は、図1(A)〜(C)に示す様に帯状ヒートシール部9と未シール部10が交互に設けられた形態であって、本実施例1において帯状ヒートシール部9は等間隔で4列形成され、未シール部10は前記帯状ヒートシール部9でセパレートされて3列に形成されている。
【0020】
上記構成のピロー包装袋に内容物を入れ、ボトムシール11aを行って包装された袋は、開封手段7から引き裂きを開始すると、引き裂き目(カットライン)は、直進カット補助テープ8に形成された未シール部10内を進行し、合掌張シール部2では易開封手段3から引き裂き目が進入し、この合掌張シール部2を横断し、やがて袋本体1の端に至り、全開封することができる。
【0021】
図2において、(A)は、帯状ヒートシール部9と未シール部10を形成するシールバー12を示し、このシールバー12の一方のシール面には帯状シール部9形成用の凸条シールリブ13が形成され、このリブ13間には未シール部10形成用の凹部14が形成されていて、このシールバー12を使用することにより、直進カット補助テープ8には図2(C)に示すように袋本体1の内面にヒートシールされたとき、直進カット領域として帯状のヒートシール部10が形成される。
【0022】
以上に説明した本発明に係るピロー包装袋について、それぞれのフィルム構成等の仕様の一例を次に説明する。
【0023】
(1)袋本体フィルム構成
OPP#25/印刷/接着剤/CPP#30
OPP:フタムラ化学株式会社製 FOR−AQ
印刷インキ:東洋インキ株式会社製 ファインスター
接着剤:東洋モートン株式会社製 ドライラミネート用接着剤 TM314
CPP#30:フタムラ化学株式会社製 FHK2
(2)直進カット補助テープの構成
一軸延伸PPフィルム
CPP#40/接着剤/一軸延伸PP#25/接着剤/CPP#40
CPP#40:フタムラ化学株式会社製 FHK2
接着剤:東洋モートン株式会社製 ドライラミネート用接着剤 TM250
一軸延伸PP#25:フタムラ化学株式会社製 MCMD−AS−2
接着剤:東洋モートン株式会社製 ドライラミネート用接着剤 TM250
CPP#40:フタムラ化学株式会社製 FHK―L
【実施例2】
【0024】
本実施例2は、図3(A)〜(C)に示すように直進カット補助テープ8を袋本体1にヒートシールする際に、シールバー12のシール面を波形に形成し、帯状ヒートシール部9と未ヒートシール部10を形成する際に同時に波形を形成し、この波形で直進カット性がより強化される。
【実施例3】
【0025】
本実施例3は、図4(A)に示すようにヒートシールバー12を波状の重ね合せた形状とした実施例である。この形状のシールバー12がフィルム全面に接触することにより全面シールとなる。この時シールバー12が波形形状のため、ヒートシールされたフィルムの断面は図4(C)に示すように立体的な波形となり、ヒートシール面に開封方向の山谷が形成されて、この山谷により直進カット性が付与されている。
【実施例4】
【0026】
本実施例4は、図5(A)に示すように、シールバー12のヒートシール部13、14が互いにずれた形状となっていることにより、図5(C)に示すようにヒートシール面には凹凸と帯状シール部9と未シール部10が形成され、この凹凸により未シール部10の直進カット性がより強化される。
【実施例5】
【0027】
本実施例5は、図6に示すようにヒートシールバー12のシール面は噛み合うように凹凸状に形成されたシール部13、14が形成され、図6(C)に示すような凹凸形状シール面となり、直進カット補助テープ8のヒートシール面には凹凸が形成され、この凹凸で直進カット性が付与されている。
【実施例6】
【0028】
本実施例6は、図7(A)に示すように直進カット補助テープ8を2枚に分けるのではなく、1枚のテープを逆U字状(山形)の2つ折りに形成した例であって、袋本体1に対するシール方法は、実施例1〜5のいずれかから選択される。
【0029】
以上の実施例1〜6は、直進カット補助テープ8と袋本体1側とのヒートシール形態及び形状で直進カット性を直進カット補助テープ8に付与しているが、直進カット補助テープ8に軸延伸加工を施すことにより、この延伸の作用で直進カット性が付与されていれば、実施例1〜6の直進カット性付与手段が不要となることは勿論である。
【実施例7】
【0030】
本実施例7は、直進カット補助テープ8を挿入したピロー包装袋の製法に関するもので、図8に示すように、ロール状に巻かれた原反20を途中で二つ折り(半折り)に形成したのち、袋本体1の内幅にカットすることにより、直進カット補助テープ8を形成し、これを袋本体1の原反フィルム21の中央に仮り止めしたのち、原反フィルム21の両端を引き寄せて合掌張シールを行うことにより円筒状に形成する。
【0031】
次に、合掌張シール部2の先端縁の一部に易開封手段3を設け、次に合掌張シール部2を倒して易開封手段3の上下部分を袋本体1の裏面にポイントシール4、5を行うと共に直進カット補助テープ8を袋本体1の内面にヒートシールする。
【0032】
この直進カット補助テープ8のヒートシールは、袋本体1の内面と直進カット補助テープ8の外面間の融点より、直進カット補助テープ8同士の融点を、例えば10℃以上に設定しておくことにより、袋本体1の表と裏側からヒートシールバーを当てることにより、直進カット補助テープ8を袋本体1の内面にそれぞれヒートシールすることが可能である。
【0033】
なお、前記ポイントシール4、5と直進カット補助テープ8をヒートシールする工程は、どちらが先になっても良い。
【0034】
次に、易開封手段3と対向する袋本体1の端において表と裏フィルムをヒートシールしてサイドシール部6を形成し、ここにV又はI又は傷痕からなる開封手段7を設ける。
【0035】
次にトップシール11を行い、このトップシール11の直近の上に沿ってカット22を行うことにより、図1(A)〜(C)のピロー包装袋を製造する。
【実施例8】
【0036】
本実施例8は、直進カット補助テープ8の形成手段を示すもので、図8(A)は2枚の
テープを重ねて直進カット補助テープ8に用いる場合、(B)は1枚の原反フィルム20を中央にスリット23を入れながら2枚のテープに形成する場合、(C)は一枚の原反フィルム20を半折りしながら図7(C)に示すような直進カット補助テープ8を形成する例である。
【符号の説明】
【0037】
1 袋本体
2 合掌張シール部
3 易開封手段
4 ポイントシール
5 ポイントシール
6 サイドシール
7 開封手段
8 直進カット補助テープ
9 帯状ヒートシール部(ストライ部)
10 未シール部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11