特許第6139499号(P6139499)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6139499
(24)【登録日】2017年5月12日
(45)【発行日】2017年5月31日
(54)【発明の名称】カート式液体散布装置
(51)【国際特許分類】
   A01M 7/00 20060101AFI20170522BHJP
   B62B 1/10 20060101ALI20170522BHJP
   A01G 25/09 20060101ALI20170522BHJP
【FI】
   A01M7/00 J
   B62B1/10
   A01G25/09 Z
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-257194(P2014-257194)
(22)【出願日】2014年12月19日
(65)【公開番号】特開2016-116458(P2016-116458A)
(43)【公開日】2016年6月30日
【審査請求日】2016年1月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】397002360
【氏名又は名称】ヤマホ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100130513
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 直也
(74)【代理人】
【識別番号】100074206
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 文二
(74)【代理人】
【識別番号】100130177
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 弥一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100112575
【弁理士】
【氏名又は名称】田川 孝由
(72)【発明者】
【氏名】今川 良成
【審査官】 坂田 誠
(56)【参考文献】
【文献】 実開平6−70515(JP,U)
【文献】 実開平6−11861(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 1/00 − 99/00
A01G 25/09
B62B 1/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
作物列に沿って移動させるカート(2)と、そのカートの機枠(3)上に立設された支持フレーム(9)と、その支持フレームの上端側において側方に張り出させて当該支持フレームで支えた支持アーム(10)と、作物を跨がせて自己が備えるノズル(12b)から液体を噴出させる門型の噴管(12)と、その噴管を前記支持アーム(10)に連結する連結具(13)を具備し、前記噴管(12)を前記連結具(13)を介して前記支持アーム(10)で吊下状態に支えたカート式液体散布装置であって、
前記連結具(13)に、水平、かつ、前記噴管の長手方向に対して直角な軸を支点にし
て回転可能な可動部材(18)と、その可動部材(18)の動きをガイドして当該可動部材(18)の回転量を規制するガイド機構(19)が含まれ、
前記ガイド機構(19)は、前記可動部材(18)に固定されたガイドピン(19a)と、そのガイドピン(19a)を遊嵌した前記可動部材(18)の回転中心の軸と同心の円上に設けられた長孔のガイド孔(19b)を組み合わせた機構であり、
回転中心が噴管の重心よりも上に配置された前記可動部材(18)に前記噴管(12)の長手方向の重量均衡点が固定されたカート式液体散布装置。
【請求項2】
前記連結具(13)に、液体供給用ホースを前記噴管(12)に接続する管継手(17
)が含まれ、軸心の向きを水平かつ前記噴管(12)の長手方向に対して直角にしたその
管継手(17)の外周に前記可動部材(18)が取り付けられた請求項1に記載のカート
式液体散布装置。
【請求項3】
前記管継手(17)が軸心を中心にして回転可能に支持され、その管継手(17)に前
記可動部材(18)が固定されてその可動部材(18)の回転が管継手(17)と一緒に
なされるように構成された請求項2に記載のカート式液体散布装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、高設栽培や土耕栽培される野菜や果物、例えば、イチゴやねぎなどに薬剤などを散布する、門型の噴管を備えたカート式の液体散布装置、詳しくは、カートの傾きに起因した噴管の傾きが防止されて作物に対する薬剤などの散布が常に安定してなされるようにした液体散布装置に関する。
【背景技術】
【0002】
カート式液体散布装置の従来例としては、例えば、下記特許文献1、2に記載されたものがある。これ等の文献に記載されたカート式液体散布装置は、カートの機枠上に起立した支持フレームを有する。
【0003】
その支持フレームに、上下方向へのスライドが許容される支持アームと、その支持アームの高さ位置をハンドルの回転操作によって変動させる昇降機構が設けられている。そして、さらに、薬剤などの液体を散布する噴管が前記支持アームに支持されて設けられている。
【0004】
前記噴管には液体を供給するホースが接続され、そのホース経由でポンプから送り出される液体が噴管に設けられたノズルから作物に向けて散布される。
【0005】
なお、特許文献1,2に記載されたカート式液体散布装置は、横長のストレートな噴管を備えるものになっているが、そのストレートな噴管に代えて高設栽培の作物を跨ぐ門型の噴管を支持アームの左右に吊下状態に取り付けた図5に示すような製品も、本出願人によって市場に提供されている。
【0006】
図5の2は、車輪5を有するカート、9はそのカートの機枠3上に立設された支持フレーム、10はその支持フレーム9に上下動可能に支持された支持アーム、11は支持フレーム9の左右に張り出させた支持アーム10の高さ位置を調整するための昇降機構、12は支持アーム10の両端近くに吊下状態に取り付けられた門型の噴管である。
【0007】
図示の噴管12は、支持アーム10による支持点から左右に伸び出す横行き部Hgと、各横行き部の先端から下向きに延びる下端の閉塞された垂下部Hpを有し、左右の横行き部Hgと左右(両側)の垂下部Hpに噴口となるノズル12bが取り付けられている。
【0008】
この門型の噴管12は、高設栽培の架台30上の培地31に植えられた作物32に対して薬剤を散布する際などに利用されるものであって、培地31と作物32に対してこの門型の噴管12を跨がせ、この状態でカート2を作物列に沿って移動させて散布作業を進める。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2014−103931号公報
【特許文献2】特開2014−193887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本出願人が市販している従来の門型の噴管を備えるカート式液体散布装置は、図5に示すように、噴管12が連結具13Aを用いて支持アーム10に固定されている。連結具13Aは、図6に示すように、支持アーム10に外嵌される保持具14と、その保持具を支持アーム10に固定するロックねじ15と、保持具14に固定された倒立L形の取付金具16Aと、液体供給用のホース(図示せず)を噴管12につなぐ管継手17を組み合わせたものであって、取付金具16Aの垂下部に管継手17が固定され、その管継手17に噴管12が固定されている。
このような構造であるので、支持アーム10が傾くと噴管12も傾く。
【0011】
作物を跨がせた門型の噴管から薬剤などを噴出させる液体散布装置は、作物の両側に配置される噴管12の左右の垂下部Hp、Hpにそれぞれ設けられたノズル12bを対向させ、その左右の垂下部のノズル12bから作物32までの距離を極力均等に保ちながら培地31に沿って噴管12を並行移動させることが均一散布の面で重要である。
【0012】
ところが、カート式液体散布装置は、カートを走行させる地面の凹凸などの影響を受けて走行中にカートが不可避的に傾く。そのカートの傾きにより、従来の門型噴管を備えたカート式液体散布装置においては、機枠3上の支持フレーム9と、その支持フレームに支持された支持アーム10と、その支持アームに固定された噴管12が図5の鎖線のように共に傾き、噴管12の左右の垂下部Hpに設けられたノズル12bと作物32との位置関係が変動して薬剤などの液体の散布ムラが生じる。
【0013】
カート2の左右にそれぞれ門型の噴管12が設けられた図5のような複数列同時散布型の液体散布装置では、単列散布型の液体散布装置に比べてカートの傾きに起因した噴管12の左右の垂下部のノズル12bと作物32との位置関係の変動量が特に大きくなり、作物列の長手方向各部における散布状況に大きな差が生じる。
【0014】
そこで、この発明は、門型の噴管を備えるカート式液体散布装置を、カートの傾きに起因した噴管の傾きが防止されて作物に対する薬剤などの散布が常に安定してムラ無くなされるものにすることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記の課題を解決するため、この発明においては、作物列に沿って移動させるカートと、そのカートの機枠上に立設された支持フレームと、その支持フレームの側方に好ましくは左右対称に張り出させて支持フレームで支えた支持アームと、作物を跨がせて自己が備えるノズルから液体を噴出させる門型の噴管と、その噴管を前記支持アームに連結する連結具を具備し、前記噴管を前記連結具を介して前記支持アームで吊下状態に支えたカート式液体散布装置に以下の構成を付加した。
【0016】
即ち、前記連結具に、水平、かつ、前記噴管の長手方向に対して直角な軸を支点にして回転可能な可動部材を含ませ、回転中心が噴管の重心よりも上に配置されたその可動部材に前記噴管の長手方向の重量均衡点(長手方向中間点)を固定した。
【0017】
前記可動部材は、板状のものでもよい。その可動部材は、前記連結具に、液体供給用ホースを噴管に接続する管継手を含ませ、軸心の向きを水平かつ噴管の長手方向に対して直角にしたその管継手の外周に取り付けると好ましい。
【0018】
また、前記可動部材の動きを安定させるガイドピンとガイド孔を組み合わせたガイド機構を前記連結具に含ませるのも好ましい。
【発明の効果】
【0019】
この発明のカート式液体散布装置は、噴管の長手方向中間点(左右の重量均衡点)が水平、かつ、噴管の長手方向に対して直角な軸を支点にして回転できる可動部材によって支持されている。そのために、噴管は可動部材の回転中心を支点にして可動部材と共に回転することができる。
【0020】
その噴管は、回転中心が噴管の重心よりも上にある。このために、連結具の可動部材保持部が傾いたときにその可動部材保持部に対して可動部材と共に相対回転を生じて左右の重量が均衡する姿勢を維持する。
【0021】
これにより、カートが傾いても噴管は常に元の姿勢(左右の垂下部の高さが揃う水平姿勢)を保持し、噴管の左右の垂下部に設けられたノズルと散布相手の作物の相対位置の変動が防止される。
【0022】
なお、前記連結具に管継手を含ませてその管継手の外周に前記可動部材を回転可能に取り付けたものは、液体供給用ホースの接続が噴管の長手方向中間点の一箇所でなされるため、装置が複雑にならず、噴管の重量バランスの確保も容易である。
【0023】
また、前記ガイド機構を備えるものは、そのガイド機構で可動部材の動き(回転)を安定させて噴管のぐらつきを抑制することができ、そのガイド機構を利用して可動部材の連結具からの外れを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】この発明に係るカート式液体散布装置の一例を示す正面図である。
図2図1のイ部の拡大図である。
図3図2のIII−III線に沿った断面図である。
図4図1のカート式液体散布装置が傾いた状態の一例を示す正面図である。
図5】改善する前のカート式液体散布装置の一例を示す正面図である。
図6】改善する前のカート式液体散布装置に設けられた連結具の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1図4に示したカート式液体散布装置1は、イチゴなどの高設栽培での防除に利用されるものであって、作業者が移動させるカート2と、そのカートの機枠3上に立設された支持フレーム9と、その支持フレームに上下動可能に支持された支持アーム10と、その支持アームを昇降させる手動式の昇降機構11と、作物を跨がせる門型の噴管12と、その噴管を支持アーム10に連結する連結具13を組み合わせて構成されている。
【0026】
図示のカート2は、機枠3と、その機枠で支持した逆向き配置の2本の車軸4、4と、各車軸に取り付けた車輪5,5と、車軸と車輪に緩衝機能を与える懸架装置6と、作業者が操作する操舵用のハンドル7と、カートの起立状態を保持するスタンド8を組み合わせたものになっている。
【0027】
このカート1は、ハンドル7の形状を除いて前掲の特許文献2に記載されたものと同じであるので、ここでの詳細説明は省く。なお、この発明の液体散布装置に採用するカートは二輪車に限定されない。また、図示の装置のカートは手動式であるが、電動式カートであってもよいし、車軸、車輪の緩衝機能の無いものであってもよい。
【0028】
機枠3上に立設された支持フレーム9、その支持フレームの側方に左右対称に張り出させた支持アーム10、支持アーム10の高さ位置を調整する昇降機構11も特許文献2に記載されたものであるので、詳細説明を省く。
【0029】
なお、支持アーム10の高さ位置は、作業者が手作業で支持アーム10を上下させて止めネジなどで調整後の位置に固定することも可能である。従って、昇降機構11を設置することや支持アーム10を支持フレームで上下動可能に支持することは好ましい形態に過ぎない。
【0030】
噴管12は、両端が閉塞された門型パイプ12aの所定箇所に噴口となるノズル12bを設けたものである。図示の噴管12は、門型パイプの横行き部Hgの両端に下向きに屈曲する垂下部Hpを連ならせたものであって、門型パイプの横行き部Hgの中央付近と垂下部Hpの長手途中及び下端近くにノズル12bを備えた形状になっているが、散布対象の作物の種類によっては、円弧状に湾曲した門型パイプにノズルを取り付けたものが用いられることもある。
この噴管12も既に市販品に採用されているものであって、新規なものではない。
【0031】
なお、図示のカート式液体散布装置1は、支持アーム10の左右への張り出し部にそれぞれ門型の噴管12が設けられた散布効率の良い2列同時散布型であるが、支持アーム12の左右の張り出し部のどちらか片方のみに噴管12を設けた単列散布型の装置もこの発明の適用対象に含まれる。
【0032】
連結具13は、図2図3に詳細を示したように、保持具14、ロックねじ15、取付金具16、管継手17、可動部材18及びガイド機構19を組み合わせたものが設けられている。
【0033】
保持具14は、支持アーム10に外嵌され、回転操作部(つまみ)付きのロックねじ15によって支持アーム10に固定される。
【0034】
取付金具16は、水平部16aの先端に垂下部16bを連ならせた倒立L形状の金具であり、水平部16aが保持具14の下部に固定されている。
【0035】
管継手17は、液体供給用のホース(図示せず)を噴管12につなぐための継手である。この管継手17の軸心は、水平(支持フレーム9が直立状態のときに水平)でカートの進行方向に延びている。噴管12は、この管継手17に連通させて直交する向きに接続されている。
【0036】
可動部材18は、板状の部材であって、管継手17の外周に嵌められて管継手17に固定されている。また、取付金具16の垂下部16bは平板にしてあり、その垂下部16bに形成した取付穴16cに管継手17が挿通され、取付穴16cを貫通したその管継手17の外周にナット20が螺合されて取付穴16cからの管継手17の抜け出しが防止されている。
【0037】
ナット20の締め付けは、可動部材18と取付金具の垂下部16bとの間の摩擦抵抗が十分に小さくなるように行われている。そのために、可動部材18は、左右の重量のバランスが崩れたときに管継手17を支点にしてその管継手と共に回転することができる。
【0038】
噴管12は、左右の荷重のバランス点である横行き部Hgの長手方向中間部が管継手17に固定されており、その固定点よりも下方にこの噴管12の重心がある。
【0039】
ガイド機構19は、可動部材18の動き(回転)を安定させるための機構であって、例
示の液体散布装置に対しては、ガイドピン19aを可動部材18に固定し、そのガイドピ
ン19aを取付金具の垂下部16bに設けたガイド孔19bに遊嵌してそのガイド孔で案
内するものが設けられている。
【0040】
また、ガイド孔19bは、管継手17の軸心と同心の円上に設けられた長孔であり、その孔の両端が可動部材18の回転量を規制するストッパとして働く。
【0041】
図3の21は、管継手17に袋ナット22を用いて連結したニップル(図のそれは竹の子ニップル)である。このニップル21は、管継手17と一緒に回転することができ、このニップル21に、噴管12に連通させる液体供給用のホース23が接続される。
【0042】
なお、ホース23は、ニップル21への接続部から離れた箇所がカートの支持フレーム9に固定される。図示の液体散布装置は、ホース23のニップル21への接続部が僅かにねじれることで可動部材18を伴った管継手17の回転が許容されるが、ロータリー管継手を用いてホース23をねじれさせずに管継手17を回転させることも可能である。
【0043】
以上の通りに構成された例示のカート式液体散布装置1は、噴管12が、自身の重心が可動部材18による支持点よりも下にあり、なおかつ、上記支持点が自身の左右の重量均衡点にあるために常に支持点を境にして左右の重量が均衡する水平姿勢を保とうとする。
【0044】
その噴管12は、管継手17を支点にして回転できる可動部材18に支持されており、そのために、カート2が図4に示すように傾いたときには可動部材18が取付金具16の垂下部16bに対して管継手17と一緒に相対回転し、これにより、噴管12の水平姿勢が維持される。
【0045】
カート2が図4の傾き方向とは反対側に傾いた場合にも、同じ理屈によって噴管12の水平姿勢が維持され、これにより、噴管のノズル12bと作物32の位置関係の変動が抑制され、薬剤などがムラ無く散布される。
【0046】
このように、この発明によれば、カート式液体散布装置に含ませた門型の噴管が回転可能な可動部材に支持されて常時水平姿勢を保てるようになっている。従って、カートが走行中に左右のどちらに傾いても作物と噴管のノズルの相対位置が適正な状態に保たれ、カートの傾きに起因した薬剤などの散布ムラが抑制される。
【0047】
なお、支持アーム10に吊下げる門型の噴管12の大きさ次第では、その噴管を支持アーム10の支持フレーム9からの左右への張り出し部の各々に対してそれぞれ複数、かつ、同数(例えば、右側の張り出し部と左側の張り出し部に各2個)具備させることも可能である。
【符号の説明】
【0048】
1 カート式液体散布装置
2 カート
3 機枠
4 車軸
5 車輪
6 懸架装置
7 ハンドル
8 スタンド
9 支持フレーム
10 支持アーム
11 昇降機構
12 噴管
12a 門型パイプ
Hg 横行き部
Hp 垂下部
12b ノズル
13 連結具
14 保持具
15 ロックねじ
16 取付金具
16a 水平部
16b 垂下部
16c 取付穴
17 管継手
18 可動部材
19 ガイド機構
19a ガイドピン
19b ガイド孔
20 ナット
21 ニップル
22 袋ナット
23 ホース
30 架台
31 培地
32 作物
図1
図2
図3
図4
図5
図6