(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6139675
(24)【登録日】2017年5月12日
(45)【発行日】2017年5月31日
(54)【発明の名称】改良シャシーを有する農業機械
(51)【国際特許分類】
A01B 59/042 20060101AFI20170522BHJP
A01B 73/04 20060101ALI20170522BHJP
【FI】
A01B59/042 A
A01B73/04
【請求項の数】13
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-517830(P2015-517830)
(86)(22)【出願日】2013年6月20日
(65)【公表番号】特表2015-522262(P2015-522262A)
(43)【公表日】2015年8月6日
(86)【国際出願番号】FR2013051440
(87)【国際公開番号】WO2013190242
(87)【国際公開日】20131227
【審査請求日】2016年6月17日
(31)【優先権主張番号】1255913
(32)【優先日】2012年6月22日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】591090851
【氏名又は名称】クーン ソシエテ アノニム
【氏名又は名称原語表記】KUHN SOCIETE ANONYME
(74)【代理人】
【識別番号】100092277
【弁理士】
【氏名又は名称】越場 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100155446
【弁理士】
【氏名又は名称】越場 洋
(72)【発明者】
【氏名】オディジ, ジャン−シャルル
【審査官】
木村 隆一
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2004/0050563(US,A1)
【文献】
国際公開第2011/114049(WO,A1)
【文献】
特開平11−225515(JP,A)
【文献】
特開2010−200664(JP,A)
【文献】
米国特許第05921325(US,A)
【文献】
米国特許第04364581(US,A)
【文献】
米国特許第04336846(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01B 3/00−25/00
A01B 51/00−61/04
A01B 63/14−67/00
A01B 71/00−79/02
A01C 7/00−9/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
牽引されたシャシー(2)と、横方向ビーム(4)にわたって配置された作業要素(3)を備え、上記横方向ビーム(4)は車輪(6)を備えた中央部分(5)と2つの側部部分(7)とを有し、2つの側部部分(7)は作業時に中央部分(5)の両側に延在し、中央部分(5)の両端側は車輪(6)を介して地面に当接する、土地耕作または播種用の農業機械(1)において、
各側部部分(7)が伸縮アーム(9)と中間アーム(10)とから成り、伸縮アーム(9)は実質的に水平な軸を有する水平関節継手(11)を介して中間アーム(10)に連結されて作業時に進行方向を向き、各中間アーム(10)は垂直関節継手(8)を介してシャシー(2)に連結され且つ少なくとも一つの作業要素(3)を支持することを特徴とする農業機械(1)。
【請求項2】
各中間アーム(10)に支持された少なくとも一つの作業要素(3)の土地追従の基準が上記中央部分(5)である請求項1に記載の農業機械。
【請求項3】
作業時の背面図で、中間アーム(10)に支持された少なくとも一つの作業要素(3)が中央部分(5)の端部を通る第1垂直面(12)と、上記水平関節継手(11)を通る第2垂直面(13)との間に延在する請求項1または2に記載の農業機械。
【請求項4】
側部部分(7)の他の作業要素(3)が伸縮アーム(9)に取り付けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項5】
伸縮アーム(9)の作業要素(3)の一つが実質的に水平関節継手(11)の下側に延在する請求項1〜4のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項6】
中間アーム(10)の作業要素(3)と伸縮アーム(9)の作業要素(3)との間に、互いに隣接する2つの作業要素(3)の間の規定間隔に対応する自由空間を配置する請求項1〜4のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項7】
中間アーム(10)の各作業要素(3)がそれぞれの支持体(14)を介して中間アーム(10)に取り付けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項8】
中間アーム(10)の各作業要素(3)を単一の支持体(14)で支持する請求項1〜6のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項9】
水平関節継手(11)を中心に伸縮アーム(9)が回動するときに上記支持体(14)が伸縮アーム(9)を案内する請求項7に記載の農業機械。
【請求項10】
中間アーム(10)に取り付けられた少なくとも一つの作業要素(3)が、中央部分(5)の端縁部に配置された車輪(6)と隣接している請求項1〜9のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項11】
中間アーム(10)が単一の作業要素(3)を支持する請求項1〜10のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項12】
シーダーである請求項1〜11のいずれか一項に記載の農業機械。
【請求項13】
農業用の土地耕作機械である請求項1〜11のいずれか一項に記載の農業機械。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は農業機械の技術分野に関するものであり、特に、土地の耕作または播種用の農業機械に関するものである。本発明の農業機械は牽引シャシーと、横方向ビーム上に配置された作業要素とを備え、上記横方向ビームは車輪を備えた中央部分と、作業時にこの中央部分の両側に延在する2つの側部部分とを有し、この側部部分の両側端は車輪を介して地面に当接している。
【背景技術】
【0002】
シーダー(sommoir、種蒔機)の形に作られた農業機械は特許文献1(フランス国特許第FR 2 957 221号公報)で公知である。このシーダーは横方向ビームを備えた牽引シャシーを有し、横方向ビームには作業要素、例えばシーダー要素が配置されている。横方向ビームは車輪を備えた中央固定部分と、この中央部分の両側に延在する2つの側部部分とを備えている。各側部部分は作業時に進行方向を向く2つの水平関節継手を介して中央部分に関節接合されている。各関節継手は連結ロッドで連結されている。各側部部分は2つの車輪を介して地面に当接する。
【0003】
上記の水平関節継手があることによって、各側部部分は土地の傾斜に沿うように中央部分とは独立してオリエンテーション(所定の向きを向くこと)ができる。すなわち、側部部分は土地に追従して上昇および/または下方移動ができる。従って、土地に追従するために側部部分が関節継手の一つを中心に回動した時には、中央部分に最も近いシーダー要素が中央部分の端縁部にある部品に接近することになる。この現象は側部部分の外側端が中央部分のより低い位置に来た時に特に大きく現れ、場合によっては、側部部分の傾きが大きくなって、シーダー要素および/または設備の部品を劣化させることもある。この種の農業機械ではシーダー要素または設備の部品が損傷した場合、シーダーでの作業不可能とみなされる。また、修理コストは高くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】フランス国特許第FR 2 957 221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上記の欠点の解決策を見出し、農業機械を損傷させる危険を全く無しにして、土地に正確に追従する幅の広い農業機械を提供することにある
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の土地耕作用農業機械は、側部部分の各々が伸縮アームと中間アームとから成り、伸縮アームは実質的に水平な軸を有する水平関節継手を介して中間アームに連結されて作業時に進行方向を向き、各中間アームは垂直関節継手を介してシャシーに連結され且つ少なくとも一つの作業要素を支持することを特徴とする。この特徴によって、各作業位置でシャシーに対して、また、中央部分に対して中間アームに連結された作業要素は相対運動をしなくなる。従って、農業機械を傾斜した土地で使用した時に農業機械が作業できなくなるリスクが無くなる。
上記以外の本発明の特徴および利点は添付図面を参照した以下の本発明の実施例の説明からよりよく理解できよう。しかし、本発明が下記実施例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】作業位置にある本発明の土地耕作(soil-working)用農業機械の斜視図。
【
図2】平らな土地で作業している時の農業機械の側部部分の背面図。
【
図3】左に傾斜した土地で作業している時の農業機械の側部部分のバーの背面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の土地耕作または播種用の農業機械(1)は牽引されたシャシー(2)と、複数の部分(section)から成る横方向ビーム(4)とを備え、この横方向ビーム(4)には作業要素(3)が備えられていて、少なくとも12メートルの広い作業帯をこの農業機械(1)で作業できるようになっている。横方向ビーム(4)は車輪(6)を備えた中央部分(5)と、2つの側部部分(7)とから成り、作業時には2つの側部部分(7)は上記中央部分(5)の両側に延在する。作業幅が上記のような広いため、道路および小道の上を移動する際に側部部分(7)を折り畳んで、農業機械(1)の幅を減らす必要がある。道路上を輸送する際の幅寸法を減らすために、各垂直関節継手(8)を中心にしてジャッキで側部部分(7)を回動させて側部部分(7)を前方へ折り畳むことができる。輸送中、側部部分(7)はシャシー(2)に対して実質的に平行に位置決めされる。大抵の国の道路法では道路網を使用する際のロードクリアランスの順守を課している。例えばフランスでは輸送時の機械の最大幅は3.50メートル以下にしなければならない。農業機械(1)の高さおよび長さに関しても最大限度は存在する。変形例では輸送幅を制限するために側部部分(7)を後方へ折り畳む。
【0009】
[
図1]は農業機械(1)を後方上から見た時の斜視図である。シャシー(2)はトラクタ(図示せず)の連結システムに連結するための連結装置を前部に備えた長手方向バーの形に作られている。トラクタは農業機械(1)を矢印(A)で示す進行方向に移動、駆動させる。作業位置では全ての部分(5、7)が互いに整合し、一つの延長線上に位置し、部分(5、7)は進行方向(A)にたいして実質的に横方向に延びる。シャシー(2)、特に中央部分(5)は車輪(6)を介して地面に当接する。車輪(6)は作業時の作業要素(3)の作業深さを調整する役目をする。また、中央部分(5)に固定された車輪(6)は農業機械(1)の輸送中、路面に当接する。従って、中央部分(5)に連結された車輪(6)は作業中および輸送中の両方で使用される。車輪(6)は中央部分(5)の両側にロードクリアランスの範囲内となるように配置される。農業機械(1)の使用時の良好な安定性を保証するために、中央部分(5)の端部の近くに少なくとも一つの車輪(6)を配置する。車輪(6)を有する中央部分(5)の幅寸法はロードクリアランスの許容範囲内にする。図示した実施例では、中央部分(5)は4つの車輪(6)を介して地面に当接している。
【0010】
作業要素(3)は一定の間隔で横方向ビーム(4)上に規則的に固定されている。これらの作業要素(3)は地面に対して所定の作業、例えば土地の耕作または土中へ種蒔きする役目をする。作業要素(3)の間隔は調整可能で、これらは農業機械(1)の垂直中心面に対して対称的に配置される。全ての作業要素(3)が図示されているわけではない。横方向ビーム(4)の全長にわたって均一な作業深さを保証するために、全ての作業要素(3)はその土地に正確に追従することが重要である。
【0011】
本発明の重要な特徴は、各側部部分(7)が伸縮アーム(9)と中間アーム(10)とから成り、伸縮アーム(9)は実質的に水平な軸を有する水平関節継手(11)を介して中間アーム(10)に連結されて作業時に進行方向(A)を向き、各中間アーム(10)は垂直関節継手(8)を介してシャシー(2)に連結され且つ少なくとも一つの作業要素(3)を支持している点にある。この特徴によって中間アーム(10)の作業要素(3)はシャシー(2)に対して固定された位置を維持でき、しかも、伸縮アーム(9)の作業要素(3)は水平関節継手(11)を中心に回動でき、それによって土地のプロフィル(形状)に沿うことができる。作業要素(3)を中間アーム(10)に取付けることによって、農業機械(1)の要素の一つが破損して、傾斜した土地での使用中に作業ができなくなるリスクが無くなる。
【0012】
すなわち、中間アーム(10)は作業位置においてシャシー(2)に対して相対運動しない。垂直関節継手(8)は垂直面内での中間アーム(10)の運動を可能にしない。中間アーム(10)の少なくとも一つの作業要素(3)の土地追従の基準は中央部分(5)、特に中央部分(5)の車輪(6)である。中間アーム(10)の作業要素(3)の作業深さの調整は中央部分(5)の作業要素(3)のの作業深さの調整と同じである。各伸縮アーム(9)は少なくとも一つの車輪(6)を有し、この車輪(6)によって側部部分(7)は地面上に支持され、作業要素(3)の深さの制御ができる。上記の少なくとも一つの車輪(6)は水平関節継手(11)とは実質的に逆の側に延在しているのが好ましい。この車輪(6)によって伸縮アーム(9)は土地に追従でき、伸縮アーム(9)は土地のプロフィルに対して実質的に平行になる。
【0013】
[
図2]は農業機械(1)の一部、特に進行方向(A)において左側部分の背面図である。この図は側部部分(7)が平らな土地での作業位置にある時を示している。側部部分(7)は中央部分(5)と実質的に整合している。従って、[
図2]に示す各種の作業要素(3)は実質的に整合している。
[
図3]は、中央部分(5)の車輪(6)が走行する平らな土地の部分と、伸縮アーム(9)の作業要素が走行移動する傾斜した土地の部分とを示す[
図2]と同様な図である。
【0014】
各図の実施例で、中間アーム(10)は単一の作業要素(3)を支持している。伸縮アーム(9)は側部部分(7)の他の作業要素(3)を支持している。側部部分(7)全ての作業要素(3)が同じ基準に従うことはない。伸縮アーム(9)の作業要素(3)は、伸縮アーム(9)の端部に取り付けられた車輪(6)によって土地に追従する。土地に正確に追従するために、車輪(6)は伸縮アーム(9)の少なくとも最外側半分内に延在している。中間アーム(10)の作業要素(3)は中央部分(5)の車輪(6)によって土地に追従する。
【0015】
[
図2]および[
図3]では、上記中間アーム(10)の少なくとも一つの作業要素(3)が中央部分(5)の端部を通る第1垂直面(12)と、水平関節継手(11)が通る第2垂直面(13)との間に延在している。中央部分(5)の長さは両側の第1垂直面(12)がロードクリアランスの幅限界値を規定するようになっている。第1垂直面(12)および第2垂直面(13)は農業機械(1)の垂直中心面に対して実質的に平行である。垂直関節継手(8)の軸も農業機械(1)の垂直中心面に対して実質的に平行である。
【0016】
さらに、中間アーム(10)に取り付けられた作業要素(3)は中央部分(5)の端縁部に配置された車輪(6)と隣接している。作業中および移動中の安定性を改良するために、少なくとも一つの車輪(6)は中央部分(5)の各端部に取り付けられる。中間アーム(10)の作業要素(3)と伸縮アーム(9)に取り付けられた他の作業要素(3)との間には構造要素が存在しない空間がある点に注目されたい。この自由空間は[
図3]の作業位置では小さくなるが、この自由空間を設けることで伸縮アーム(9)が水平関節継手(11)を中心に回動した時の衝突を避けることができる。この空間の幅は2つの作業要素(3)の間の調整間隔に実質的に対応する。この自由空間を設けることによって各伸縮アーム(9)の水平関節継手(11)の周りの垂直面内での変位の自由度が大きくなる。水平関節継手(11)は作業要素(3)の実質的に上側に延在している。図示した実施例では、伸縮アーム(9)の作業要素(3)は水平関節継手(11)の実質的に下側に延在している。従って、伸縮アーム(9)が回動したときの水平関節継手(11)から最も遠く離れた作業要素の位置は中央部分(5)に最も近付くが、この作業要素と中間アーム(10)の関連作業要素との間に上記自由空間が存在することによって、農業機械(1)の部品を損傷させる危険はない。従って、伸縮アーム(9)、特にその作業要素(3)が農業機械(1)の部品(作業要素、車輪)を損傷させることなく、正確に土地に追従できる。
【0017】
さらに、中間アーム(10)の作業要素(3)は支持体(14)を介して中間アーム(10)に取り付けられている。この支持体(14)は例えば作業要素(3)を受けるレールに固定された実質的に垂直なチューブの形をしている。この支持体(14)は水平関節継手(11)を中心に回動するときの伸縮アーム(9)の案内部材を構成する。この案内部材によって伸縮アーム(9)の前方および後方移動、特に後方移動を制限することができる。これらの移動は伸縮アーム(9)の端部の水平関節継手(11)の所に大きな力を生じさせる。上記の案内部材は水平関節継手(11)への付加を軽くするための伸縮アーム(10)上の滑り支持体(appui deporte)である。一変形例では、単一支持体(14)が中間アーム(10)の複数の作業要素(3)を支持する。
【0018】
[
図1]に示す農業機械(1)は播種機であり、特に、精密種蒔き機またはシングルシーダーである。作業要素(3)は一定の間隔で播種ラインに種を一つずつ分配し、植え付ける要素である。従って、作業要素(3)はホッパ、分配装置、ベリング(burying)要素および深さ制御要素を有するシーダーエレメントである。このシーダーエレメントは押込み(rappuyage)要素および/または覆い(recouverement)要素をさらに有することができる。横方向ビーム(4)にシーダーエレメントは変形可能な平行四辺形装置を用いて取り付けられる。この変形可能な平行四辺形装置を用いることでシーダーエレメントは地面の凸凹とは独立して地面に対して平行に移動できる。中央ホッパを備えたシーダーの場合は、シーダーエレメントはリレーホッパともよばれる容量の小さいホッパを有する。[
図1]に示すシャシー(2)はシーダーによって分配される製品(種子または肥やしの形の肥料にすることができる)を貯蔵するための貯蔵器(図示せず)を支持できる。
【0019】
シーダーの場合、種子が播かれる種子ラインが圧縮されないようにするために、土壌と当接する車輪(6)は2つの作業要素(3)の間に配置しけなければならない。種子ラインの間隔を一定に保つために、作業要素(3)は車輪(6)の横側に配置する。そうすることで作業要素(3)は車輪(6)と水平関節継手(11)との間に配置する。車輪(6)に隣接した作業要素(3)は中間アーム(10)に固定する。狭い間隔ではあるが、中央部分(5)に対して相対運動しない作業要素(3)と伸縮アーム(9)の作業要素とが干渉するリスクは抑えられる。異なる種類の種をまくことができるように、各作業要素(3)の間隔は調整可能である。
【0020】
農業機械(1)が土地を耕す機械の場合には、作業要素(3)は歯またはディスクである。作業要素(3)を複数の工具から成るモジュールにすることもできる。
本発明が添付図面に示し、上述した実施例に限定されないことは明らかである。請求の範囲で規定される保護範囲から逸脱することなしに、変更、特に様々な機素の構成や数又は技術的な均等物への置換が可能である。