(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6139688
(24)【登録日】2017年5月12日
(45)【発行日】2017年5月31日
(54)【発明の名称】自己発電ユニットを有する機能水生成装置
(51)【国際特許分類】
C02F 1/46 20060101AFI20170522BHJP
H02K 35/02 20060101ALI20170522BHJP
【FI】
C02F1/46 A
H02K35/02
【請求項の数】6
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2015-534390(P2015-534390)
(86)(22)【出願日】2013年9月26日
(65)【公表番号】特表2015-533103(P2015-533103A)
(43)【公表日】2015年11月19日
(86)【国際出願番号】KR2013008633
(87)【国際公開番号】WO2014051354
(87)【国際公開日】20140403
【審査請求日】2015年3月27日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0108493
(32)【優先日】2012年9月28日
(33)【優先権主張国】KR
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】515085059
【氏名又は名称】パイノ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】キム,ジョン テ
(72)【発明者】
【氏名】リー,クン キュ
(72)【発明者】
【氏名】ナ,キ ソク
(72)【発明者】
【氏名】ナ,ヨン セ
(72)【発明者】
【氏名】キム,ジョン ソク
【審査官】
金 公彦
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−110539(JP,A)
【文献】
国際公開第2011/145805(WO,A1)
【文献】
特開2005−094832(JP,A)
【文献】
特開2006−296144(JP,A)
【文献】
特開2011−092883(JP,A)
【文献】
特開2011−172428(JP,A)
【文献】
特開2011−050245(JP,A)
【文献】
韓国公開特許第10−2011−0121201(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C02F 1/46− 1/48
C25B 1/00− 9/04
13/00−15/08
H02K 35/02
DWPI(Thomson Innovation)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に水道水、浄水された水、蒸溜水及び付加物が含まれた水のうちいずれか一つの水を収容する水貯留チャンバーと、
前記水貯留チャンバーの下側に結合して底面を形成して、正極及び負極のうちいずれか一つの電極が露出する電極部と、
前記電極部下側に配置されて前記電極部に電源を供給して、ユーザーによって付加される運動エネルギーを電気エネルギーに変換させて電気を生産する電源供給部とを含み、
前記電極部は、
前記水貯留チャンバーの径と対応する径を有する電極モジュールを含み、
前記電極モジュールは、
第1及び第2のフレームと、
前記第1及び第2のフレームの間に介在する互いに異なる極性の電源が連結される第1及び第2の電極と、
前記第1及び第2の電極の間に介在する固体高分子電解質膜とを含み、
前記電源供給部は、
前記電極部の下側に配置されて、前記第1及び第2の電極と通電可能に連結され、蓄電池部を含む制御モジュール部と、
前記制御モジュール部の下側に配置され、前記制御モジュール部と通電可能に連結されて、ユーザーの運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電部と、
底面に着脱可能なカバー部材を含み、
前記発電部は、
前記電源供給部の内部に固定設置されるコアブロックと、
前記コアブロックに巻線されるコイルと、
前記コアブロックと同芯になるように前記電源供給部の長手方向に配置されるガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って動くマグネットと、
ガイドレールの両終端に設置されて、前記マグネットの往復移動時に前記マグネットと衝突する球形状の一対の弾性部材とを含み、
前記制御モジュール部は、
前記第1及び第2の電極に印加される電源をオン/オフ制御するスイッチングユニットをさらに含み、
前記スイッチングユニットは、
前記第1及び第2の電極に印加される電源の極性を切り替える機能をさらに備え、
前記電極部は、
前記水貯留チャンバーに収容された水に水素イオンを含ませる場合には負極電極を前記水貯留チャンバーに収容された水と対向する面の内側底面に向かうように形成し、前記水にオゾンを含ませる場合には正極電極を前記水貯留チャンバーに収容された水と対向する面の内側底面に向かうように形成して、前記水貯留チャンバーに収容された水を機能水に変換させ、
前記弾性部材は、
ゴム、シリコン、ウレタンのうちいずれか一つの材質で形成されて前記マグネットと最初接触時に点接触し、
前記カバー部材により前記電源供給部は着脱可能であることを特徴とする自己発電ユニットを有する機能水生成装置。
【請求項2】
前記マグネットは、
中央に前記ガイドレールの径と対応する形状の通孔を有し、
前記コアブロックの内部空間の径より小さく形成されることを特徴とする請求項1に記載の自己発電ユニットを有する機能水生成装置。
【請求項3】
前記第1及び第2の電極と制御モジュール部との間には、シーリング部材が介在して前記水貯留チャンバーに収容された水が前記制御モジュール部に流入するのを遮断することを特徴とする請求項1に記載の自己発電ユニットを有する機能水生成装置。
【請求項4】
前記水貯留チャンバーは、
上側に微細液滴噴射ユニット及び蓋部材のうちいずれか一つを着脱可能に結合することを特徴とする請求項1に記載の自己発電ユニットを有する機能水生成装置。
【請求項5】
前記微細液滴噴射ユニットは、
水貯留チャンバーの上側開口部にねじ結合する密閉カバー部材と、
前記密閉カバー部材の中央に固定結合するポンピングユニットと、
前記ポンピングユニットの中央に連結されて、前記水貯留チャンバーの内部の機能水を前記ポンピングユニットに供給するパイプ部材と、
前記ポンピングユニットを保護するキャップ部材とを含むことを特徴とする請求項4に記載の自己発電ユニットを有する機能水生成装置。
【請求項6】
前記電源供給部は、
前記機能水生成装置の長手方向に往復移動時電気を生成することを特徴とする請求項1に記載の自己発電ユニットを有する機能水生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、美容及び健康用品に適用できる機能水生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近健康と美容に対する関心が高まり、室内暖房装置の稼動及び野外活動によって乾燥した皮膚に保湿のために水分を供給したり、お手洗い使用または食事前後に手を殺菌できるポータブル装置が種々開発されている。
【0003】
前者の場合、ミストなどと称されて女性の間で多く用いられるが、ミストの場合、密閉容器の内部に水分補充のための水以外に様々な化粧水成分などを追加して、皮膚保湿を助けている。
【0004】
最近では、このようなミストの機能と殺菌水への機能を同時に与えるポータブル美容水殺菌器などが開発されて、例えば特許文献1には水中放電を介して前処理美容水から殺菌美容水を生成できる装置が開示された。
【0005】
しかし、前記ポータブル美容水殺菌器は、別途のバッテリー電源(AAAタイプ2個)を一定周期毎に交換しなければならない煩わしさがある。また、水道水以外の水を使う場合、電気分解が成り立たないため、蒸溜水やR/O浄水された水を使用できなく、電気分解時塩素及び臭いが発生して不快感を与える。特に、生成された水は美容用と殺菌用の区分をせず用いられるため、塩素を利用した美容及び殺菌による副作用があり得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1080227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、水道水以外に浄水された水も使用でき、電気分解フィルター作動のための自己発電ユニットを有する機能水生成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る自己発電ユニットを有する機能水生成装置は、内部に水道水、浄水された水、蒸溜水及び付加物が含まれた水のうちいずれか一つの水を収容する水貯留チャンバーと、前記水貯留チャンバーの下側に結合して底面を形成して、正極及び負極のうちいずれか一つの電極が露出する電極部と、前記電極部下側に配置されて前記電極部に電源を供給して、ユーザーによって付加される運動エネルギーを電気エネルギーに変換させて電気を生産する電源供給部とを含み、前記電極部は、前記水貯留チャンバーの径と対応する径を有する電極モジュールを含み、前記電極モジュールは、第1及び第2のフレームと、前記第1及び第2のフレームの間に介在する互いに異なる極性の電源が連結される第1及び第2の電極と、前記第1及び第2の電極の間に介在する固体高分子電解質膜
とを含み
、前記電源供給部は、前記電極部の下側に配置されて、前記第1及び第2の電極と通電可能に連結され
、蓄電池部を含む制御モジュール部と、
前記制御モジュール部の下側に配置され、前記制御モジュール部と通電可能に連結されて、ユーザーの運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電部と、底面に着脱可能なカバー部材を含み、前記発電部は、前記電源供給部の内部に固定設置されるコアブロックと、前記コアブロックに巻線されるコイルと、前記コアブロックと同芯になるように前記電源供給部の長手方向に配置されるガイドレールと、前記ガイドレールに沿って動くマグネットと
、ガイドレールの両終端に設置されて、前記マグネットの往復移動時に前記マグネットと衝突する球形状の一対の弾性部材とを含み、前記制御モジュール部は、前記第1及び第2の電極に印加される電源をオン/オフ制御するスイッチングユニットをさらに含み、前記スイッチングユニットは、前記第1及び第2の電極に印加される電源の極性を切り替える機能をさらに備え、前記電極部は、前記水貯留チャンバーに収容された水に水素イオンを含ませる場合には負極電極を前記水貯留チャンバーに収容された水と対向する面の内側底面に向かうように形成し、前記水にオゾンを含ませる場合には正極電極を前記水貯留チャンバーに収容された水と対向する面の内側底面に向かうように形成して、前記水貯留チャンバーに収容された水を機能水に変換させ
、前記弾性部材は、ゴム、シリコン、ウレタンのうちいずれか一つの材質で形成されて前記マグネットと最初接触時に点接触し、前記カバー部材により前記電源供給部は着脱可能であることを特徴とする。
【0011】
前記マグネットは、中央に前記ガイドレールの径と対応する形状の通孔を有し、前記コアブロックの内部空間の径より小さく形成されてもよい。
【0012】
前記発電部は、前記ガイドレールの両終端に設置されて、前記マグネットの往復移動時前記マグネットと衝突する一対の弾性部材をさらに含んでもよい。
【0013】
この時、前記弾性部材は、ゴム、シリコン、ウレタンのうちいずれか一つの材質で形成された球形状で備えられて前記マグネットと最初接触時に点接触してもよく、前記マグネットとの衝突時発生する衝撃によって形態が変形されるコイルスプリング及び板スプリングのうちいずれか一つで形成されてもよい。
【0014】
前記第1及び第2の電極と制御モジュール部との間には、シーリング部材が介在されて前記水貯留チャンバーに収容された水が前記制御モジュール部に流入するのを遮断することができる。
【0015】
前記水貯留チャンバーは、上側に微細液滴噴射ユニット及び蓋部材のうちいずれか一つを着脱可能に結合してもよい。
【0016】
前記微細液滴噴射ユニットは、水貯留チャンバーの上側開口部にねじ結合する密閉カバー部材と、前記密閉カバー部材の中央に固定結合するポンピングユニットと、前記ポンピングユニットの中央に連結されて、前記水貯留チャンバー内部の機能水を前記ポンピングユニットに供給するパイプ部材と、前記ポンピングユニットを保護するキャップ部材とを含んでもよい。
【0017】
前記電源供給部は、前記機能水生成装置の長手方向に往復移動時に電気を生成することができる。
【発明の効果】
【0019】
原水の水質に関係なく電気分解が可能であるため、水道水以外にも浄水された水や蒸溜水などユーザーの望む原水を自由に交換して使うことができる。
【0020】
乾電池交換や充電式バッテリーの充電などの煩わしいメンテナンスなしに使用直前ユーザーが5〜10回程度振ると使用に必要な電気を生産できるため、既存の製品対比半永久的に用いることができ、低容量電源を用いるので安全である。
【0021】
小型で製作し易いため、軽くて携帯性が高く、安価で生産することができる。
電極の位置を変更して、必要に応じて水素が含まれた機能水を生成して美容に用いることもでき、オゾンを含むSPI(Super Plasma Ion)を生産できて、殺菌水として使用可能な機能水を生成して、ユーザーが望む水を区分生産できるので、ユーザー便宜性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明の一実施形態に係る自己発電ユニットを有する機能水生成装置を図示した斜視図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係る電極モジュールの動作により水素とオゾンが形成される状態を概略的に図示した図面である。
【
図5】本発明の一実施形態に係る電源供給部の概略的な構成を図示した図面である。
【
図6】本発明の他の実施形態に係る自己発電ユニットを有する機能水生成装置を図示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自己発電ユニットを有する機能水生成装置を図示した斜視図、
図2は、
図1の分解斜視図、
図3は、
図1の概略的な断面図、
図4及び
図5は、本発明の一実施形態に係る機能水生成装置の電極を図示した平面図及び側面図、
図6は、本発明の一実施形態に係る電源供給部の概略的な構成を図示した図面である。
【0024】
本発明の一実施形態に係る自己発電ユニットを有する機能水生成装置は、ハウジング内部に水貯留チャンバー110、電極部120及び電源供給部130を含んでもよい。この時、前記水貯留チャンバー110、電極部120及び電源供給部130は、一つの本体で構成されてもよいが、本発明の一実施形態によると、前記構成要素は、互いに個別部品で備えられて着脱可能に構成されてもよい。
【0025】
水貯留チャンバー110は、
図1及び
図2に示したように、円筒形状で備えられ、内部空間部に水が貯留される。前記水は、水道水、R/Oフィルターユニットなどを利用して浄水された水、蒸溜水、または、所定の工程を経た後処理された水のうちいずれか一つを選択して用いることができる。本発明の特徴の一つは、既存の電気分解を利用して機能水を生成する装置が、水道水のみを利用できるのとは異なって、ユーザーの望むいかなる種類の水でも使用できる点において差がある。
【0026】
電極部120は、前記水貯留チャンバー110の下側に配置されて、その内部に設置される後述する電極モジュール200が、前記水貯留チャンバー110の底面を形成するように配置される。この時、前記電極部120は、前記水貯留チャンバー110と連結される上下開口された円筒形状で備えられてもよい。
【0027】
前記電極モジュール200は、第1及び第2のフレーム201、202と前記第1及び第2のフレーム201、202との間に介在する第1電極210と第2電極220、及び前記第1及び第2の電極210、220の間に介在する固体高分子電解質膜230を含んでもよい。このような電極モジュール200の構造は、韓国登録特許第10−564654号に記載されている装置で備えられてもよい。前記登録特許の構成によると、前記電極モジュール200は、水中で電気分解反応を起こす正極電極として第1電極210が構成され、前記正極電極として構成される第1電極210を対向配置して水中で電気分解反応を起こす負極電極として第2電極220が構成されてもよい。前記固体高分子電解質膜230は、前記正極電極と負極電極として備えられる第1及び第2の電極210、220の間で電気分解反応で生成される水素イオンを伝達することができる。一方、
図4に示したように、前記負極電極として備えられる第2電極220と固体高分子電解質膜230との間には、図示しない補助電極が備えられてもよい。前記補助電極は、前記正極電極の第1電極210から発生する水素イオンを前記負極電極に通過させて、前記負極電極の第2電極220から発生するOH-イオンが陽イオン2価イオンと反応して生成されるスケールを表面に生成させて、前記負極電極表面におけるスケール生成を減少させることができる。
【0028】
一方、本発明の好ましい一実施形態によると、前記のように固体高分子電解質膜230を利用して水を電気分解するので、低電力を利用してオゾンまたは水素を発生させることができるために、小型バッテリーなどを利用しなくても水を電気分解することができる。一般に、乾電池などを利用する場合、最大3〜5W程度の電力を生産して、これを利用して電気分解する装置が既に公開されているが、本発明の場合には、前記固体高分子電解質膜230により、相対的に1W未満の環境でも電気分解ができる。これによって、従来と比べて簡単な構造で電源供給部130を構成することができる。
【0029】
従って、前記水貯留チャンバー110に貯留された水に水素イオンを含ませる場合には、負極電極を前記水貯留チャンバー110に貯留された水と対向する面である内側底面に向かうように形成して、前記水にオゾンを含ませようとする場合には、正極電極を前記水貯留チャンバー110に貯留された水と対向する面である内側底面に向かうように形成することができる。
【0030】
このような構成により、水貯留チャンバー110に貯留された水に水素(H
2)が含まれると、皮膚の老化防止、活性酸素除去、シワ改善効果、皮膚保湿効果、にきびなど皮膚トラブル改善などの効果を期待できる機能水を生成することができる。また、前記水にオゾン(O
3)が含まれると、大腸菌などを殺菌できる表面殺菌効果を有する殺菌水を形成でき、ポータブル手消毒用途水などとして用いられ、脱臭効果をも期待できる機能水を生成することができる。
【0031】
電源供給部130は、前記電極部120の下側に配置されて、前記電極部120に備えられた前記電極モジュール200に電源を供給する。前記電源供給部130は、
図3に示したように、カバー部材131、制御モジュール部132及び発電部133を含んでもよい。
【0032】
カバー部材131は、前記電源供給部130は底面に着脱可能に設置されて、必要な場合、前記電源供給部130の内部を露出してメンテナンスが可能に構成されてもよい。
【0033】
制御モジュール部132は、
図5に示したように直流変換部132a、コンデンサー部132b及び蓄電池部132cを含んでもよい。
【0034】
前記直流変換部132aは、複数のダイオードを利用して、後述する発電部133で生成された交流電源を直流に変換して、前記コンデンサー部132bで蓄電を進めて、一定大きさの電源を前記蓄電池部132cに貯留することができる。本発明の一実施形態によると、好ましくは前記蓄電池部132cに貯留される電気は、直流5V/200mAである。
【0035】
一方、前記制御モジュール部132には、図示はしないが、別途のスイッチ部材を備えて、このスイッチ部材の切り替え動作によって、前記蓄電池部132cに貯留された電源をオン/オフ制御することができる。また、前記スイッチ部材の極性切り替えを通して、前記第1及び第2の電極210、220に印加される電源の極性を正極にするか、負極にするかを決めて、ユーザーの必要に応じて機能水の種類を変更することができる。
【0036】
例えば、殺菌のためにオゾンが含まれたSPI(Super Plasma Ion)機能水を生成する場合には、前記水貯留チャンバー110の底面に露出する電極は正極になり、美容のために水素が含まれた機能水を生成する場合には、前記水貯留チャンバー110の底面に露出する電極は負極になるのが好ましい。
【0037】
このような電極の変化は、未図示したスイッチングユニットによって行われてもよく、前記第1及び第2の電極210、220を物理的に分離して、方向を切り替えて極性の位置を調節してもよい。
【0038】
一方、前記制御モジュール部132と前記第1及び第2の電極210、220は、通電可能に連結される必要があって、前記第1及び第2の電極210、220の周辺には、未図示したシーリング部材が設置されて、前記水貯留チャンバー110の内部の水が前記制御モジュール部132側に漏れないように配置される必要がある。
【0039】
発電部133は、別途の外部バッテリー電源の代わりに、必要な場合毎にユーザーが電気を直接生産できるように備えられたもので、
図5に示したように前記電源供給部130の内部に固定設置されるコアブロック133a、前記コアブロック133aに巻線されるコイル133b、前記コアブロック133aと同芯になるように、前記電源供給部130の長手方向に配置されるガイドレール133c、前記ガイドレール133cに沿って動くマグネット133d及び弾性部材133eを含んでもよい。
【0040】
コアブロック133aは、図示したように内部に空間部を形成する円筒形状で備えられて、その外周面に前記コイル133bが一定回数で巻線されてもよい。前記コイル133bの巻線回数は、2000〜4000回の間で形成されるが、巻線回数は、装置の大きさ及び必要とする電気の大きさにより可変されてもよい。一方、前記コアブロック133aの内部に形成された空間部は、略円筒形状を有するように構成された方が良いが、前記空間部の大きさは、前記マグネット133dよりは大きい径を有するように備えられてもよい。
【0041】
ガイドレール133cは、前記コアブロック133aの中心と同芯になるように配置された方が良いが、本発明の一実施形態によると、一端は前記電極部120の下側に配置される前記制御モジュール部132の下側に固定されて、他端は前記カバー部材131により固定されてもよい。
【0042】
マグネット133dは、中央に前記ガイドレール133cの径と対応する形状の通孔が形成されて、この通孔を介して前記マグネット133dが前記ガイドレール133cに沿って動くことができる。前記マグネット133dは、前記コアブロック133aの内部空間の径より小さい径を有する円筒形状で備えられ、好ましくは前記コアブロック133aの内周面と干渉されない大きさを有する。前記マグネット133dは、前記ガイドレール133cに沿って動くことができるように配置されるので、ユーザーが本発明による機能水生成装置を振ると、
図5の矢印方向に往復移動しながら、交流電源を発生させることができる。
【0043】
弾性部材133eは、前記ガイドレール133cの両終端に設置され、前記マグネット133dの往復移動時、前記マグネット133dが内側壁面と衝突する以前に先に衝突して、衝突によって発生される衝撃を吸収する役割を果たすことができる。
【0044】
本発明の一実施形態によると、前記弾性部材133eは、ゴム、シリコン、ウレタンのうちいずれか一つの材質で形成された球形状で備えられて、前記マグネット133dと最初接触時に点接触することができるが、これに限定するのではなく、必要に応じて円筒形状はもちろん様々な形状で形成されてもよい。
【0045】
本発明の他の実施形態によると、図示はしないが、前記弾性部材133eは、前記マグネット133dとの衝突時に発生する衝撃によって形態が変形されるコイルスプリング及び板スプリングのうちいずれか一つで形成されてもよい。
【0046】
一方、前記のように本発明の一実施形態に係る電源供給部130は、別途の交替型バッテリーを用いたり、充電式バッテリーは使う煩わしさを解決できるように、半永久的使用が可能なファラデー原理を利用したマグネット蓄電方式の自己発電式蓄電器を用いるのを一例にしたが、これに限定するのではなく、必要に応じて太陽熱を利用した蓄電方式でも、前記のように上下に振る構成でなく回転レバーなどを連結して軸方向に回転可能なローターなどを備えるなど、様々な形態の自己発電が可能な電源供給装置であればいずれも使用できる。即ち、電源供給部130の内側壁に固定された形態のコイルが巻き取られたステーターを形成して、前記ステーターの中央に形成された通孔には前記ステーターに巻線されたコイルと干渉されないように回転可能な構成のローターを備えて、前記回転レバーを利用してローターを回転させて電気を得ることも可能である。
【0047】
一方、
図1及び
図2に示したように、本発明の一実施形態に他の機能水生成装置は、ミスト形態で生産された機能水を供給できるが、このために、前記水貯留チャンバー110の上側にはポンピング動作を通して機能水を微細な水粒子で噴射できる微細液滴噴射ユニット300を備えてもよい。
【0048】
前記微細液滴噴射ユニット300は、一般に多く用いられる構成で、前記水貯留チャンバー110の上側開口部にねじ結合する密閉カバー部材310、前記密閉カバー部材310の中央に固定結合するポンピングユニット320、前記ポンピングユニット320の中央に連結されて、前記水貯留チャンバー110の内部の機能水を前記ポンピングユニット320に供給するパイプ部材321及び前記ポンピングユニット320を保護するキャップ部材330を含んでもよい。
【0049】
一方、本発明の他の実施形態によると、
図6に示したように、ミストのように微細液滴に噴射する必要がなく、生成された機能水をその場合毎に用いることができるように水筒用途として本装置を用いる場合には、前記微細液滴噴射ユニット300の代わりに一般的な蓋部材400に代替されてもよい。
【0050】
以上の本発明によると、バッテリー電源のように一定期間だけ使用可能な電源を用いる代わりに、半永久的に使用できる自己発電方式で電源供給部を形成して、使用直前5〜10回程度振る動作だけで使用に十分な電気を生産できて、バッテリー交換や充電などの煩わしいことなく使用することができる。
【0051】
また、簡単なスイッチング動作を通して電極を変更して、殺菌水が必要な場合には、オゾンが発生する電極が水と接するようにして、皮膚美容のための水素が含まれた機能水を生成する場合には、水素が発生する電極が水と接するようにすることができて、一つの機器で二つの互いに異なる機能を有する機能水を生産することができる。
【0052】
特に、水道水以外に蒸溜水、浄水された水など様々な原水使用が可能であるため、ユーザーがより手軽に機能水生成装置を使うことができる。
【0053】
前記で説明され、図面に示された本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を限定するものと解釈されてはいけない。本発明の保護範囲は、特許請求の範囲に記載された事項によって制限されて、本発明の技術分野で通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想を多様な形態で改良変更することができる。従って、このような改良及び変更は、通常の知識を有する者に自明なことである限り本発明の保護範囲に属する。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明は、化粧水などに適用可能な機能水生成装置関連技術に適用可能である。