特許第6141734号(P6141734)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 富士重工業株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6141734-ステレオ画像処理装置 図000002
  • 特許6141734-ステレオ画像処理装置 図000003
  • 特許6141734-ステレオ画像処理装置 図000004
  • 特許6141734-ステレオ画像処理装置 図000005
  • 特許6141734-ステレオ画像処理装置 図000006
  • 特許6141734-ステレオ画像処理装置 図000007
  • 特許6141734-ステレオ画像処理装置 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6141734
(24)【登録日】2017年5月12日
(45)【発行日】2017年6月7日
(54)【発明の名称】ステレオ画像処理装置
(51)【国際特許分類】
   G01C 3/00 20060101AFI20170529BHJP
   G01C 3/06 20060101ALI20170529BHJP
   G01B 11/00 20060101ALI20170529BHJP
   G06T 1/00 20060101ALI20170529BHJP
   G08G 1/16 20060101ALN20170529BHJP
【FI】
   G01C3/00 120
   G01C3/06 110V
   G01B11/00 H
   G06T1/00 315
   !G08G1/16 C
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-199937(P2013-199937)
(22)【出願日】2013年9月26日
(65)【公開番号】特開2015-68641(P2015-68641A)
(43)【公開日】2015年4月13日
【審査請求日】2016年6月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005348
【氏名又は名称】株式会社SUBARU
(74)【代理人】
【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進
(74)【代理人】
【識別番号】100101661
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 靖
(74)【代理人】
【識別番号】100135932
【弁理士】
【氏名又は名称】篠浦 治
(72)【発明者】
【氏名】中川 亮
【審査官】 ▲うし▼田 真悟
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−058188(JP,A)
【文献】 特開2001−169310(JP,A)
【文献】 特開2008−292278(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01C 3/00− 3/06
G01B 11/00−11/30
G06T 1/00
G08G 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動体に搭載され、該移動体の前方を撮影する左右一対のカメラを有し、該各カメラで撮影した一対の画像データを出力するステレオ撮像手段と、
前記一対の画像データにおける同一対象物の視差に基づいて該対象物までの距離データを算出するステレオ画像処理手段と、
前記ステレオ画像処理手段において2つの異なる測定地点で求めた同一対象の2つの固定物の距離データに基づき、該各測定地点における前記2つの固定物間の間隔の差分を求め、該差分を前記左右一対のカメラの視差ずれと推定して該視差ずれに基づいて学習補正値を算出する視差補正手段と、
前記視差補正手段で算出した前記学習補正値にて視差を学習補正し、学習補正した該視差に基づき前記距離データを補正する位置補正手段と
を備えることを特徴とするステレオ画像処理装置。
【請求項2】
前記視差は前記固定物を撮影した前記一対の画像データの水平方向の視差画素数と画素ピッチとを乗算した値であり、前記視差補正手段は前記視差画素数を前記学習補正値で補正して前記視差を学習補正する
ことを特徴とする請求項1記載のステレオ画像処理装置。
【請求項3】
前記移動体は車両であり、前記視差補正手段は該車両前方の奥側と手前側にある前記2つの固定物を第1測定地点で撮影した際の該2つの固定物間の間隔と、該第1測定地点を通過して所定移動後の第2測定地点で撮影した該2つの固定物間の間隔との差分を前記左右一対のカメラの視差ずれと推定する
ことを特徴とする請求項2記載のステレオ画像処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体に搭載されている左右一対のカメラの視差ずれを推定して学習補正するステレオ画像処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、三次元の距離情報を取得し、この情報に基づいて周囲環境や自己位置を認識する三次元計測装置が知られており、車両やヘリコプタ等の移動体に搭載されて実用化されている。この種の三次元計測装置は、左右一対のカメラ(ステレオカメラ)で撮影した同一対象物の一対の画像の相関を求め、同一物体に対する視差からステレオカメラの取り付け位置や焦点距離等のカメラパラメータを用いて三角測量の原理により対象物までの距離を算出するようにしている。
【0003】
従って、ステレオマッチングの精度(信頼性の高い距離情報)を得るためには、視差以外の位置的なずれがステレオ画像に存在しないことが望ましい。しかし、実際には、取付け時にカメラをネジ締めすること等によりカメラに加わる物理的なストレスやカメラが搭載された装置の振動や熱による歪み等によりカメラの光軸がずれる等して、視差が経時的にずれてしまう場合がある。ステレオカメラに視差ずれが生じると、基準画像と比較画像との視差と物体の実際の距離とが正確に対応しなくなり、ステレオマッチング法による物体の三次元的な位置の割り出しの精度が低下して、対象物までの距離情報の信頼性が損なわれてしまう。
【0004】
これに対処するに、例えば、特許文献1(特許第4803927号公報)では、路面に直線状に敷設されている連続線や破線等の左右一対の区画線の撮像画像に基づいて一対のカメラの各撮像画像中にそれぞれ消失点を算出し、一方の画像で算出した消失点と他方の画像の消失点とのずれ量に基づいて消失点視差を更新する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第4803927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上述した文献に開示されている技術によれば、左右一対のカメラの前方に直線状に延在する一対の区画線等のような、消失点算出の際の基準となる一対の直線状の被写体が存在する環境でなければ消失点視差を更新することが出来ない。又、区画線を認識することのできない環境(雪道)においても消失点視差を更新することが出来ない。その結果、視差ずれを補正する機会が限定され、より高い精度で視差ずれを補正することが出来ない不都合がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑み、移動体の移動中において消失点算出の基準となる対象物が存在しない環境においても視差ずれを補正することができ、視差ずれを補正する機会が増加し、その結果、高い精度で視差ずれを補正することのできるステレオ画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によるステレオ画像処理装置は、移動体に搭載され、該移動体の前方を撮影する左右一対のカメラを有し、該各カメラで撮影した一対の画像データを出力するステレオ撮像手段と、前記一対の画像データにおける同一対象物の視差に基づいて該対象物までの距離データを算出するステレオ画像処理手段と、前記ステレオ画像処理手段において2つの異なる測定地点で求めた同一対象の2つの固定物の距離データに基づき、該各測定地点における前記2つの固定物間の間隔の差分を求め、該差分を前記左右一対のカメラの視差ずれと推定して該視差ずれに基づいて学習補正値を算出する視差補正手段と、前記視差補正手段で算出した前記学習補正値にて視差を学習補正し、学習補正した該視差に基づき前記距離データを補正する位置補正手段とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、2つの異なる測定地点で求めた同一対象の2つの固定物の距離データに基づき、各測定地点における2つの固定物間の間隔の差分を求め、該差分を前記左右一対のカメラの視差ずれと推定し、この視差ずれに基づいて視差を学習補正するようにしたので、移動体の移動中において消失点算出の基準となる対象物が存在しない環境においても視差ずれを補正することができる。又、視差ずれを補正する機会が増加するため、高い精度で視差ずれを学習補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】ステレオ画像処理装置の機能ブロック図
図2】視差補正処理部の機能ブロック図
図3】車載カメラで撮影した自車両前方の画像を示す説明図
図4】自車両前方の2つの固定物の算出方法を示す説明図
図5】2つの固定物までの距離と視差との関係を示す説明図
図6】視差と距離との関係を示す特性図
図7】2つの計測地点で求めた2つの固定物間の間隔の視差ずれを示す説明図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1に示すように、本実施形態によるステレオ画像処理装置1は、自動車等の車両やヘリコプタ等の移動体に搭載されている。尚、以下においては、このステレオ画像処理装置1を、車両に搭載した場合を例示して説明する。
【0012】
ステレオ画像処理装置1は、コンピュータを中心に構成されている画像処理部2を有し、この画像処理部2の入力側に、A/Dコンバータ3,4を介してステレオ撮像手段としてのステレオカメラ5が接続されている。
【0013】
ステレオカメラ5は、CCDやCMOS等のイメージセンサを内蔵するメインカメラ5aとサブカメラ5bとで構成されており、この両カメラ5a,5bは、それぞれ車室内の天井前方であって、車幅方向中央を挟んで左右に等間隔離れた位置に取り付けられ、車外の環境を異なる視点からステレオ撮像を行う。
【0014】
メインカメラ5aは、ステレオ画像処理を行う際に必要な基準画像(右画像)を撮像し、サブカメラ5bは、比較画像(左画像)を撮像する。互いの同期が取れている状態において、カメラ5a,5bから出力された各アナログ画像は、A/Dコンバータ3,4にてデジタル画像に変換されて、画像処理部2に送信される。
【0015】
この画像処理部2は、画像補正部11、ステレオ画像処理手段としてのステレオ画像処理部12、視差補正処理部13、距離データ記憶部14、画像データ記憶部15、画像認識部16を備えている。
【0016】
画像補正部11は、画像データに対して輝度補正や画像の幾何学的な変換等を行う。通常、左右一対のカメラ5a,5bの取付位置に誤差があり、それに起因したずれが左右の画像に生じる。このずれを補正するために、アフィン変換等を用いて、画像の回転や平行移動等の幾何学的な変換を行う。このような画像補正処理により、メインカメラ5aから画像データに基づいて基準画像データが生成され、サブカメラ5bからの画像データに基づいて比較画像データが生成される。
【0017】
この両画像データがステレオ画像処理部12に送信される。ステレオ画像処理部12は、基準画像データと比較画像データとに基づいて、1フレーム相当の撮像画像に関し、同一物体に対する視差Zから三角測量の原理を用いて対象物までの距離(距離データ)Dを、次の(1)式から算出する。
【0018】
D=f・L/Z…(1)
ここで、fは焦点距離、Lは左右カメラ5a,5b間の距離である。尚、Dは焦点距離fの位置から対象物までの距離である。
【0019】
視差Zは、同一対象物を撮影した基準画像データと比較画像データとの水平方向のずれ量であり、視差画素数xと画素ピッチPとを乗算した値で求められる(Z=x・P)。そして、この距離データを視差補正処理部13に送信する。
【0020】
図2に示すように、視差補正処理部13は、視差補正手段としての視差補正部13aと位置補正手段としての位置補正部13bとを備えている。
【0021】
視差補正部13aは、自車両20前方の2つの固定物を特定し、この各固定物を異なる計測地点で撮影し、2つの計測地点で固定物間の計測値の差分から視差ずれを推定し、この視差ずれに基づいて、当該視差ずれを補正する学習補正値Kxを算出する。
【0022】
例えば、図3に示すように、両カメラ5a,5bで撮影した自車両20前方の画像から固定物として、奥側の信号機21と、それよりも手前側に立設されている信号機22を特定し、この2つの信号機21,22(以下、便宜的に奥側の信号機を第1信号機21、手前側の信号機を第2信号機22と称する)の間隔を、走行中の自車両20の異なる計測地点で計測する。
【0023】
すなわち、図4に示すように、先ず、任意の計測地点(以下、「第1計測地点」と称する)Aにおいて、前方の2つの信号機21,22を認識し、自車両20に搭載されているカメラ5a,5bの焦点距離fの位置から第1信号機21及び第2信号機22までの距離DA1,DA2を、上述した(1)式から算出する。そして、この両距離DA1,DA2から両信号機21,22の間隔DALを算出する(DAL=DA1−DA2)。
【0024】
その後、第1計測地点Aを通過して所定移動後の計測地点(以下、「第2計測地点」と称する)Bにおいて、同一の信号機21,22と自車両20に搭載されているカメラ5a,5bの焦点距離fの位置との距離DB1,DB2を、同じく(1)式から求め、この距離DB1,DB2から両信号機21,22の間隔DBLを算出する(DBL=DB1−DB2)。
【0025】
この場合、第1信号機21と第2信号機22とは固定物であるため、視差ずれが無ければ両信号機21,22の間隔DAL,DBLは同じ値を示す筈であるが、視差ずれが生じている場合には、異なる値となる。図6に視差と距離との関係を示す。同図に示すように、視差は近距離ほど大きくなり、遠距離ほど小さくなる。そして、無限遠では視差0に近づく反比例の関係にある。従って、図5に示すように、第1計測地点Aでは、第2信号機22の距離DA2を計測する際に検出した視差ZA2が、第1信号機21の距離DA1を計測する際に検出した視差ZA1のよりも大きく、視差ずれの影響は第2信号機22を検出した距離DA2の方が小さい。
【0026】
又、同じ信号機21,22の距離を算出する場合、第1計測地点Aよりも第2計測地点Bの方が対象物(信号機21,22)により近く、視差が大きいため、計測精度は高なる。従って、両信号機21,22の間隔は、第2計測地点Bで計測した間隔DBLの方がより真値に近い値となる。
【0027】
そのため、本実施形態では、両間隔DAL,DBLが相違している場合、第2計測地点Bで算出した間隔DBLを基準とし、間隔DALとの差分DBL−DAL(本実施形態では、この値を「視差ずれ」と称する)で、視差ずれの影響が大きいと考えられる第1計測地点Aで計測した第1信号機21の視差ZA1を補正する。その結果、図7に示すように、第1計測地点Aの視差ずれDBL−DALが補正され、本来の間隔(真値)に近づく値が算出される。
【0028】
上述したように、視差Z=x・Pであり、視差画素数xに視差ずれが現れる。本実施形態では、距離DA1を差ずれDBL−DALで補正した際の視差画素数x’と補正前の視差画素数xとの差分を学習補正値Kxとして設定する。そして、この学習補正値Kxを、次回以降の演算において、新たな学習補正値Kxが算出されるまで保持する。
【0029】
以下、視差補正部13aで算出する学習補正値Kxの具体例を示す。この場合、ステレオカメラ5の諸元を、f=5[mm]、L=300[mm]、P=0.005[mm]とし、図4に示す第1計測地点A,Bで計測した値を、DA1=105[m]、DA2=70[m]、DB1=50[m]、DB2=20[m]とする。従って、DBL=30[m]、DAL=35[m]となる。
【0030】
第1計測地点Aでの距離DA1=105[m]を求めた際の視差ZA1は、(1)式から
105[m]=5[m]・300[mm]/ZA1
で求められる。一方、距離DA1を視差ずれDBL−DAL=5[m]で補正すると、
100[m]=5[m]・300[mm]/ZA1’
となる。ここで、視差ZA1=x・Pであり、補正後の画素数をx’とすると、視差ZA1’=x’・Pで表される。
【0031】
この場合、P=0.005[mm]であるため、視差ZA1の視差画素数xは、x=約2.857142857となり、又、補正後の視差画素数x’は、x’=3となる。
【0032】
そして、視差画素数x,x’の差分x−x’を学習補正値Kx(=-0.142857143)として登録し、以降の演算において、新たな学習補正値Kxが算出されるまで、視差Zを算出する際の視差画素数xを学習補正値Kxで順次、学習補正する(Z=(x−Kx)・P)。
【0033】
その結果、自車両20の走行中において、2つの固定物の距離を異なる2つの計測地点から計測して、2つの固定物間の間隔の視差ずれを順次算出し、この視差ずれに基づいて視差を学習補正することで、従来のように消失点算出の基準となる対象物が存在しない環境においても、視差ずれを学習補正することができる。従って、視差ずれを学習補正する機会が増加し、学習補正精度が高くなり、精度の高い距離情報を得ることが出来る。
【0034】
この学習補正値Kxは、位置補正部13bで読込まれる。位置補正部13bは、ステレオ画像処理部12で設定した視差Zを学習補正値Kxで学習補正し(Z=(x−Kx)・P)、学習補正後の視差Zに基づいて対象物の距離Dを求める。そして、視差Zを学習補正して求めた距離データ、及び、この距離データに対応する画像データを距離データ記憶部14、画像データ記憶部15にそれぞれ記憶させる。
【0035】
画像認識部16は、画像データ記憶部15に記憶されている画像データを用いて対象物を認識し、距離データ記憶部14に記憶されている距離データに基づいて、当該対象物の三次元的な位置を認識する。
【0036】
この画像認識部16で認識した対象物の三次元的な位置情報は、使用目的に応じて適宜読込まれる。例えば、ステレオ画像処理装置1が移動体としての自動車に搭載されている場合、自車両20が走行する車線の左右を区画する区画線、先行車、信号機等の立体物等が認識すべき対象物となる。又、ステレオ画像処理装置1が移動体としての鉄道車両に搭載されている場合は、鉄道レール、通行車、通行人等が認識すべき対象物となる。更に、ステレオ画像処理装置1が、移動体としてのヘリコプタ等の飛行体に搭載されている場合は地表が認識すべき対象物になる。
【0037】
このように、本実施形態によれば、自車両20の走行中において、特定した2つの固定物間の間隔を異なる2つの計測地点で各々算出し、この間隔のずれを視差ずれと推定し、この視差ずれに基づいて視差を学習補正するようにしたので、従来技術のような消失点算出の基準となる対象物が不要となり、視差ずれを学習補正する機会が増加し、高い精度で視差を学習補正することができ、精度の高い三次元的位置情報を得ることが出来る。
【0038】
尚、本発明は、上述した実施形態に限るものではなく、例えば、固定物は、移動体が自動車車両の場合、信号機等の立体物に限らず、進行方向に断続的に敷設されている破線区画線のエッジ部分であっても良い。又、移動体が鉄道車両の場合、信号機や線路の左右に立設する鉄柱であっても良い。更に、移動体が船艇、或いは飛行体の場合は陸地の鉄塔、建物等であっても良い。
【符号の説明】
【0039】
1…ステレオ画像処理装置、
2…画像処理部、
5…ステレオカメラ、
5a…メインカメラ、
5b…サブカメラ、
11…画像補正部、
12…ステレオ画像処理部、
13…視差補正処理部、
13a 視差補正部、
13b 位置補正部、
14…距離データ記憶部、
15…画像データ記憶部、
16…画像認識部、
20…自車両、
21…第1信号機、
22…第2信号機、
A…第1計測地点、
B…第2測定地点、
D,DA1,DA2,DB1,DB2…距離、
DAL,DBL…間隔、
(DBL−DAL)…差分、
f…焦点距離、
Kx…学習補正値、
P…画素ピッチ、
x,x’…視差画素数、
(x−x’)… 差分、
Z,ZA1,ZA2…視差
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7