【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成すべく、本発明の第1の観点の統合管理システムは、複数の周辺デバイスと、周辺デバイスに接続された専用ユニットと、周辺デバイスのドライバがインストールされた管理サーバと、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットと、管理サーバとローカルエリアネットワークで接続され、仮想ドライバがインストールされたクライアント端末とで構成される。
【0007】
管理サーバの記憶ユニットには各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられる。
クライアント端末は、特定の周辺デバイスに処理させる場合、仮想ドライバによって、処理データを処理対象の周辺デバイスに対応したディレクトリ下に転送する。
管理サーバは、上記の処理データを処理対象の周辺デバイスに対応したドライバを用いて周辺デバイス出力用ファイルに加工し、加工したファイルを処理対象の周辺デバイスに対応したディレクトリ下に保存する。
専用ユニットは、自ユニットに接続された周辺デバイスに対応したディレクトリ(管理サーバのディレクトリ)をhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、管理サーバからファイルをダウンロードし、ダウンロードしたファイルを周辺デバイスに転送し処理させる。
【0008】
ここで、周辺デバイスとは、プリンタやスキャナーなどコンピュータの周辺デバイスのことであり、1台でプリンタとスキャナー、コピー機、ファクシミリなどの機能を兼ねるといった複数の機能を搭載した複合的な周辺デバイスをMFP(multifunction peripheral)を含む。また、周辺デバイスには、ハードディスクなどの記憶装置、キーボード、マウスをはじめ、デジタルカメラ、通信機器など特定の機能をもった周辺装置も含まれる。
【0009】
専用ユニットの構成について説明する。専用ユニットは、周辺デバイスとの接続およびインターネットとの接続が可能な各インタフェース部を備え、演算ユニット(CPU)、記憶ユニット(内部メモリや外部のUSBメモリ)を少なくとも有する。専用ユニットは、周辺デバイスとのインタフェース機能、インターネットとのインタフェース機能を実現できるOS(Operating
System)が搭載されている。
【0010】
また、管理サーバには、本システム内の全ての周辺デバイスの各種ドライバが予めインストールされ、各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられている。各種ドライバとは、コンピュータに周辺デバイスを新たに接続するときに、それを認識させ使用できるようにするために必要な専用プログラムである。周辺デバイスと専用ユニットとの接続は、ケーブル接続であっても無線接続であってもよい。
【0011】
また、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットは、外部にファイル等のリソースを公開するオープンなネットワークであり、外部にファイル等のリソースを公開しないイントラネットと区別され、TCP/IPと呼ばれる固有のプロトコル(通信規約)体系が通用するネットワークである。
専用ユニットは、管理サーバのディレクトリ、すなわち、管理サーバのURL(Uniform Resource Locator)を予め記憶しており、httpプロトコル又はhttpsプロトコルで管理サーバのディレクトリにアクセスして、ファイルをダウンロードする。
httpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、専用ユニットと管理サーバの間に、様々なゲートウェイが存在した場合でも、容易にファイルをダウンロードすることが可能である。また、httpsプロトコルでアクセスすることにより、よりセキュリティー性を高めることができる。
【0012】
また、管理サーバとクライアント端末を接続するローカルエリアネットワーク(LAN)とは、ケーブルや無線などを使って、同じ建物の中にあるコンピュータや通信機器、プリンタなどを接続しデータをやり取りするネットワークである。同軸ケーブル、光ファイバーなどで接続する有線LAN、電波を用いる無線LANのいずれでもよい。システムでは、管理サーバおよびクライアント端末は1台以上である。
【0013】
また、クライアント端末には、仮想ドライバがインストールされている。仮想ドライバとは、上述のドライバ(コンピュータに周辺デバイスを新たに接続するときに、それを認識させ使用できるようにするために必要な専用プログラム)とは異なり、周辺デバイスの専用プログラムではない。クライアント端末を使用するユーザに、周辺デバイスを意識させ、その周辺デバイスのドライバを選択するプロセスを省くために、周辺デバイスによらず、全ての周辺デバイスのドライバとして振る舞えるように設計されたプログラムである。
【0014】
例えば、印刷処理する場合、文書編集用ソフトウェアなどから印刷ボタンを選択して出力させたいプリンタを選択する(実際はプリンタドライバを選択している)。仮想ドライバの場合、印刷ボタンを選択した際に専用プログラムのドライバと同様に選択候補に挙げられ、仮想ドライバが選択された際は、周辺デバイスに直接アクセスするのではなく、処理データを処理対象の周辺デバイスに対応した管理サーバの所定ディレクトリ下に転送する。
仮想ドライバによって、周辺デバイスの変更があった場合や、周辺デバイスの専用のドライバの変更があった場合でも、仮想ドライバは何ら変更不要である。
【0015】
次に、本発明の統合管理システムの他の観点について説明する。以下に説明する本発明の第2の観点の統合管理システムは、上述の第1の観点のシステムにおいて、クライアント端末が無い場合のシステムである。
すなわち、本発明の第2の観点の統合管理システムは、複数の周辺デバイスと、周辺デバイスに接続された専用ユニットと、周辺デバイスのドライバがインストールされた管理サーバと、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットとで構成される。
【0016】
上述の第1の観点のシステムと同様に、管理サーバの記憶ユニットには各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられる。
上述の第1の観点のシステムと異なり、クライアント端末の代わりに、管理サーバが、特定の周辺デバイスに処理させる場合、処理データを処理対象の周辺デバイスに対応したドライバを用いて周辺デバイス出力用ファイルに加工し、加工したファイルを処理対象の周辺デバイスに対応したディレクトリ下に保存する。
そして、上述の観点のシステムと同様に、専用ユニットは、自ユニットに接続された周辺デバイスに対応したディレクトリ(管理サーバのディレクトリ)をhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、前記ファイルをダウンロードし、前記ファイルを周辺デバイスに転送し処理させる。
【0017】
実際の運用上は、複数のオペレータが存在することが想定されるため、管理サーバとLANで接続されるクライアント端末が複数台あるシステム構成となるが、クライアント端末が無く、1台以上の管理サーバのみが存在してもシステムとして運用が可能である。
【0018】
上述の如く、専用ユニットは、自ユニットに接続された周辺デバイスに対応したディレクトリ(管理サーバのディレクトリであって、当該専用ユニットに接続された周辺デバイスに対応したディレクトリを意味する。)をhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、管理サーバのディレクトリ下のファイルをダウンロードする。
専用ユニットが、自ユニットに接続された周辺デバイスに対応したディレクトリ(管理サーバのディレクトリ)下にファイルが有るか否かを知る方法として幾つか存在する。
【0019】
1つ目の方法は、専用ユニットが周期的に自ユニットに接続された周辺デバイスに対応したディレクトリをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスする方法である。例えば、10秒、15秒、20秒、30秒などのインターバルを置いて、定期的にhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスする。これにより、管理サーバのディレクトリ下のファイルが存在すれば、管理サーバから専用ユニットへファイルがダウンロードされる。一方、管理サーバのディレクトリ下のファイルが存在しなければ、ファイルが見つかりませんといったエラーとなる。
【0020】
2つ目の方法は、管理サーバが周期的に専用ユニットに接続された周辺デバイスに対応するディレクトリ下にファイルが存在するか否かを判別し、ファイルが存在した場合、ファイルが存在するディレクトリに対応する専用ユニットに対して通知する方法である。専用ユニットは、通知を受けた場合、自ユニットに接続された周辺デバイスに対応したディレクトリをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスする。
【0021】
次に、本発明の第3の観点の統合管理システムは、複数の周辺デバイスと、周辺デバイスに接続された専用ユニットと、周辺デバイスのドライバがインストールされた管理サーバと、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットと、管理サーバとローカルエリアネットワークで接続され、仮想ドライバがインストールされたクライアント端末とで構成される。
管理サーバの記憶ユニットには各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられる。
クライアント端末は、特定の周辺デバイスに処理させる場合、仮想ドライバによって、処理データを処理対象の周辺デバイスに対応したディレクトリ下に転送する。
管理サーバは、処理データを処理対象の周辺デバイスに対応したドライバを用いて周辺デバイス出力用ファイルに加工し、加工したファイルを処理対象の周辺デバイスに対応したディレクトリ下に保存し、処理対象の周辺デバイスに接続されている専用ユニットの特定ディレクトリに対して、httpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、ディレクトリ下に保存されたファイルを専用ユニットの特定ディレクトリ下にアップロードする。
そして、専用ユニットは、特定ディレクトリ下にファイルが存在する場合に周辺デバイスにファイルを転送し処理させる。
【0022】
ここで、周辺デバイス、専用ユニットの構成、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネット、管理サーバとクライアント端末を接続するローカルエリアネットワーク(LAN)の説明については、上述の第1の観点のシステムの場合と同様である。
【0023】
本発明の第4の観点の統合管理システムは、上述の第3の観点のシステムにおいて、クライアント端末が無い場合のシステムである。
すなわち、本発明の第4の観点の統合管理システムは、複数の周辺デバイスと、周辺デバイスに接続された専用ユニットと、周辺デバイスのドライバがインストールされた管理サーバと、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットとで構成される。
【0024】
上述の第3の観点のシステムと同様に、管理サーバの記憶ユニットには各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられる。
上述の第3の観点のシステムと異なり、クライアント端末の代わりに、管理サーバが、特定の周辺デバイスに処理させる場合、処理データを処理対象の周辺デバイスに対応したドライバを用いて周辺デバイス出力用ファイルに加工し、加工したファイルを処理対象の周辺デバイスに対応したディレクトリ下に保存する。
そして、上述の第3の観点のシステムと同様に、管理サーバは、処理対象の周辺デバイスに接続されている専用ユニットの特定ディレクトリに対して、httpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、ディレクトリ下に保存されたファイルを専用ユニットの特定ディレクトリ下にアップロードする。
そして、専用ユニットは、特定ディレクトリ下にファイルが存在する場合に周辺デバイスにファイルを転送し処理させる。
【0025】
次に、本発明の第5の観点の統合管理システムは、複数の周辺デバイスと、周辺デバイスに接続された専用ユニットと、周辺デバイスのドライバがインストールされた管理サーバと、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットと、管理サーバとローカルエリアネットワークで接続されたクライアント端末とで構成される。
管理サーバの記憶ユニットには各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられる。
周辺デバイスにイベントが発生した場合、専用ユニットは、周辺デバイスからイベントに伴う処理データを取得しファイルとして特定ディレクトリに保存する。
管理サーバは、上記の特定ディレクトリ(専用ユニットのディレクトリ)をhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、ファイルをダウンロードし、処理対象の周辺デバイスに対応したドライバを用いて周辺デバイス出力用ファイルに加工し、加工したファイルを専用ユニットに対応したディレクトリ(管理サーバのディレクトリ)下に保存する。クライアント端末は、加工されたファイルを管理サーバのディレクトリ下から取得する。
【0026】
ここで、周辺デバイス、専用ユニットの構成、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネット、管理サーバとクライアント端末を接続するローカルエリアネットワーク(LAN)の説明については、上述の第1の観点のシステムの場合と同様である。
また、周辺デバイスに発生するイベントとは、スキャン動作の開始ボタンの押下や、ファクシミリにおけるデータ受信や、カメラ画像取得、紙切れなどのエラー発生などである。
第1及び第2の観点のシステムでは、専用ユニットが管理サーバのディレクトリ下のファイルをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスするのに対して、第5の観点のシステムでは、管理サーバが専用ユニットのディレクトリ下のファイルをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、ファイルをダウンロードする。管理サーバは、専用ユニットのディレクトリ、すなわち、専用ユニットのURL(Uniform Resource Locator)を予め記憶しており、httpプロトコル又はhttpsプロトコルで専用ユニットのディレクトリにアクセスし、ファイルをダウンロードする。
【0027】
次に、本発明の統合管理システムの他の観点について説明する。以下に説明する本発明の第6の観点の統合管理システムは、上述の第5の観点のシステムにおいて、クライアント端末が無い場合のシステムである。
すなわち、本発明の第6の観点の統合管理システムは、複数の周辺デバイスと、周辺デバイスに接続された専用ユニットと、周辺デバイスのドライバがインストールされた管理サーバと、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットとで構成される。
【0028】
上述の第5の観点のシステムと同様に、管理サーバの記憶ユニットには各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられる。また、周辺デバイスにイベントが発生した場合、専用ユニットは、周辺デバイスからイベントに伴う処理データを取得しファイルとして特定ディレクトリに保存する。そして、管理サーバは、専用ユニットの特定ディレクトリをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、ファイルをダウンロードし、処理対象の周辺デバイスに対応したドライバを用いて周辺デバイス出力用ファイルに加工し、加工したファイルを専用ユニットに対応した管理サーバのディレクトリ下に保存する。
【0029】
上述の如く、管理サーバは、専用ユニットのディレクトリをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、専用ユニットのディレクトリ下のファイルをダウンロードする。
管理サーバが、専用ユニットのディレクトリ下にファイルが有るか否かを知る方法として幾つか存在する。
1つ目の方法は、管理サーバが周期的に専用ユニットの特定ディレクトリをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスする方法である。例えば、10秒、15秒、20秒、30秒などのインターバルを置いて、定期的にhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスする。これにより、専用ユニットの特定ディレクトリ下のファイルが存在すれば、専用ユニットから管理サーバへファイルがダウンロードされる。一方、専用ユニットのディレクトリ下のファイルが存在しなければ、ファイルが見つかりませんといったエラーとなる。
【0030】
2つ目の方法は、専用ユニットが周辺デバイスからイベントに伴う処理データを取得しファイルとして特定ディレクトリに保存した場合、管理サーバに対して通知する方法である。管理サーバは、通知を受けた場合、通知を受けた専用ユニットの特定ディレクトリをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスする。
【0031】
次に、本発明の第7の観点の統合管理システムは、複数の周辺デバイスと、周辺デバイスに接続された専用ユニットと、周辺デバイスのドライバがインストールされた管理サーバと、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットと、管理サーバとローカルエリアネットワークで接続されたクライアント端末とで構成される。
管理サーバの記憶ユニットには各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられる。
周辺デバイスにイベントが発生した場合、専用ユニットは、周辺デバイスからイベントに伴う処理データを取得しファイルとして特定ディレクトリに保存し、管理サーバの専用ユニットに対応したディレクトリに対して、httpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、特定ディレクトリ下に保存されたファイルを、管理サーバの専用ユニットに対応したディレクトリ下にアップロードする。
管理サーバは、ファイルを、処理対象の周辺デバイスに対応したドライバを用いて周辺デバイス出力用ファイルに加工し、加工したファイルを専用ユニットに対応したディレクトリ(管理サーバのディレクトリ)下に保存する。
そして、クライアント端末は、加工されたファイルを管理サーバのディレクトリ下から取得する。
【0032】
ここで、周辺デバイス、専用ユニットの構成、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネット、管理サーバとクライアント端末を接続するローカルエリアネットワーク(LAN)の説明については、上述の第1の観点のシステムの場合と同様である。
第5及び第6の観点のシステムでは、管理サーバが専用ユニットのディレクトリ下のファイルをhttpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、ファイルをダウンロードするのに対して、第7の観点のシステムでは、専用ユニットが管理サーバの専用ユニットに対応したディレクトリに対して、httpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、特定ディレクトリ下に保存されたファイルを、管理サーバの専用ユニットに対応したディレクトリ下にアップロードする。専用ユニットは、管理サーバの専用ユニットに対応したディレクトリ、すなわち、管理サーバのURL(Uniform Resource Locator)を予め記憶しており、httpプロトコル又はhttpsプロトコルで管理サーバのディレクトリにアクセスし、ファイルをアップロードする。
【0033】
本発明の第8の観点の統合管理システムは、上述の第7の観点のシステムにおいて、クライアント端末が無い場合のシステムである。
すなわち、本発明の第8の観点の統合管理システムは、複数の周辺デバイスと、周辺デバイスに接続された専用ユニットと、周辺デバイスのドライバがインストールされた管理サーバと、専用ユニットと管理サーバを接続するインターネットとで構成される。
【0034】
上述の第7の観点のシステムと同様に、管理サーバの記憶ユニットには各専用ユニットに対応するディレクトリが設けられる。
上述の第7の観点のシステムと同様に、専用ユニットが管理サーバの専用ユニットに対応したディレクトリに対して、httpプロトコル又はhttpsプロトコルでアクセスすることにより、特定ディレクトリ下に保存されたファイルを、管理サーバの専用ユニットに対応したディレクトリ下にアップロードする。
そして、管理サーバは、ファイルを、処理対象の周辺デバイスに対応したドライバを用いて周辺デバイス出力用ファイルに加工し、加工したファイルを専用ユニットに対応したディレクトリ(管理サーバのディレクトリ)下に保存する。
【0035】
上述の本発明の統合管理システムにおいて、1つの専用ユニットに複数の周辺デバイスが接続されている場合、専用ユニットに対応するディレクトリが、接続されている周辺デバイスの個数分だけ設けられる。1つの専用ユニットに1台のMFPが接続される場合以外に、1つの専用ユニットに複数の周辺デバイスが接続されてもよい。この場合、それぞれの周辺デバイスを区別するため、管理サーバ内には専用ユニットに対応するディレクトリが、接続されている周辺デバイスの個数分だけ設けられる。