(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
空間を時間貸しする提供者側に設けられた提供者端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該提供者端末と該利用者端末との間で該空間の情報を仲介して該空間の予約をあっせんするホスト装置とを備える予約システムにおいて、
前記提供者端末は、
前記空間の状態を取得する空間情報取得部と、
前記空間情報取得部により取得した前記空間の状態を前記ホスト装置に送信する空間情報送信部と、
前記利用者端末から送信された予約情報に基づいて予約を実行する予約実行部と
を備え、
前記ホスト装置は、
前記提供者端末から送信された前記空間の状態を保存する空間状態保存部と、
前記空間状態保存部に保存された前記空間の状態から、該空間の予約画面を生成する予約画面生成処理部を備え、
前記利用者端末は、
ホスト装置からダウンロードした予約プログラムに従って予約処理を実行する予約処理部を備え、
前記ホスト装置は、前記利用者端末からの前記空間の利用希望に応じて、前記空間状態保存部に保存された前記空間の状態から該空間の予約画面を生成すると共に、前記空間状態保存部に保存された該空間に関連する別空間の状態から該別空間の予約画面を生成し、
前記予約処理部は、前記ホスト装置の前記予約画面生成処理部により生成された前記予約画面から、前記利用者の前記空間の予約に応じた予約情報を前記提供者端末に送信する、
予約システムであって、
前記ホスト装置は、前記利用者端末からの前記空間の利用希望に際して、該利用者端末から送信された該利用者端末の位置情報から、該空間に関連する別空間として、距離的に該空間よりも近い別空間の予約画面または、該空間の前記提供者の登録情報から、該空間に関連する別空間として、該提供者の系列の別空間の予約画面を生成すると共に、該利用者端末の位置情報から、該位置情報と該空間および該別空間との距離を算出し、算出した該距離が所定の距離判定閾値の範囲内である場合に、生成した該予約画面上において該空間および該別空間の予約を可能にすることを特徴とする予約システム。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図1に示すように、本実施形態の予約システムは、ホスト装置1と、提供者端末2と、利用者端末3とを備え、これらは、インターネット等のネットワークNWで接続されている。
【0026】
ホスト装置1は、空間を時間貸しする提供者側に設けられた提供者端末2と、空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末3との間で空間の利用をあっせんする。
【0027】
ここで、空間としては、例えば、ホテルの客室、飲食店の個室や座席、興行における客席のほか、美容院や英会話教室などにおける予約等など、予約により一定の空間を一定時間占有するものをすべて包含する概念である。
【0028】
まず、ホスト装置1は、第1記憶部DB1と、第2記憶部DB2と、第3記憶部DB3と、認証コード生成部11と、予約画面生成処理部12とを備える。
【0029】
第1記憶部DB1は、利用者端末3にダウンロード可能とする予約プログラムを記憶するデータベースである。
【0030】
第2記憶部DB2は、提供者端末2から送信された、空間の状態を含む空間情報を記憶するデータベースであり、本発明の空間状態保存部に相当する。
【0031】
第3記憶部DB3は、認証済み利用者端末3のIDを記憶するデータベースであり、本発明の利用者端末ID保存処理部に相当する。
【0032】
認証コード生成部11は、利用者端末3との間で、利用者端末3のIDの認証と併せて、認証コードを発行する。これにより、IDが認証済みの利用者端末3からのアクセスであるか否かを判定可能とする。
【0033】
予約画面生成処理部12は、第2記憶部DB2に記憶された空間情報に基づいて、該空間の予約画面を生成する。
【0034】
提供者端末2は、例えば、ホテルなどの宿泊施設のおけるフロントコンピュータ20に接続され、その客室(部屋番号により管理される客室)である空間を管理する端末装置であって、空間情報取得部21と、空間情報送信部22と、予約実行部23と、管理部24とを備える。
【0035】
なお、提供者端末2とフロントコンピュータ20とは、客室である空間の情報(例えば、各客室の『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等の情報)のデータが直接やり取りされることが好ましいが、データの外部出力のない旧式のフロントコンピュータ20では、詳細を
図10〜
図12で後述するように、ビデオキャプチャーボード等を介して、フロントコンピュータ20の画面を提供者端末2に取り込むことにより、その画面上の『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等の色分けされた領域の色彩情報をステータス情報に変換して、客室である空間の情報を提供者端末が取得するようにしてもよい。
【0036】
空間情報取得部21は、例えば、フロントコンピュータ20から、客室である空間の現在の情報(例えば、各客室の『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等の情報)を取得する。
【0037】
空間情報送信部22は、空間情報取得部21により取得された空間の状態の変更および空間に付随する情報の変化をホスト装置1に送信する。
【0038】
予約実行部23は、利用者端末から送信された予約情報に基づいて予約を実行する。
【0039】
管理部24は、詳細は後述するが、空間情報取得部により取得した空間の状態の変化を監視することにより、予約の状況を管理する。
【0040】
利用者端末3は、例えば、ホテルなどの客室である空間を利用するユーザのスマートフォンやタブレット等のユーザ端末であって、予約処理部31と、認証部32とを備える。
【0041】
予約処理部31は、ホスト装置1からダウンロードした予約プログラムに従って予約処理を実行する。
【0042】
認証部32は、予約処理部31による予約処理の実行に際して、利用者端末3との間で、利用者端末3のIDによる認証および認証コード生成部11により生成された認証コードによる認証を行う。
【0043】
以上が本実施形態の予約システムの構成である。なお、以上の構成において、予約システムのホスト装置1、提供者端末2および利用者端末3は、それぞれ例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアにより構成され、各処理部11〜12、21〜24,31,32による処理を実行するプログラムをメモリ(不図示)に記憶保持し、そのプログラムを実行することにより、上記制御処理を実行するための演算装置(シーケンサ)として機能する。
【0044】
次に、
図2〜
図9を参照して、以上のように構成された予約システムの予約処理内容について説明する。
【0045】
図2に示すように、まず、提供者端末2において、空間情報取得部21が客室である空間の現在の状態(例えば、各客室の『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等の情報)を取得する(STEP21/
図2)。
【0046】
次に、提供者端末2の空間情報送信部22が、STEP21で取得した空間の情報の変更および空間に付随する情報の変化をホスト装置1に送信する(STEP22/
図2)。
【0047】
図4に、STEP22の空間情報送信処理の具体的な処理内容を示す。
【0048】
まず、空間情報送信部22は、STEP21で取得した空間の現在の状態に変更があるか判定する(STEP221/
図4)。
【0049】
そして、空間の現在の状態に変更がある場合には(STEP221でYES/
図4)、変更がある状態パラメータをホスト装置1に送信する(STEP222/
図4)。
【0050】
なお、ここでは、空間情報取得部21により取得された空間の情報(各客室の『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等の情報)を適宜、変更した上で、状態パラメータをホスト装置1に送信する。例えば、『清掃』を『在室』に変更した上で、予約画面を生成することで、利用者にとって予約に不要な情報を削除することができる。
【0051】
次に、部屋番号であるROOMパラメータに変化があるか判定する(STEP223/
図4)。
【0052】
そして、例えば、改装等で部屋番号が変更されるなど、ROOMパラメータに変化がある場合には(STEP223でYES/
図4)、ROOMパラメータをホスト装置1に送信する(STEP224/
図4)。
【0053】
次に、料金パラメータに変化があるか判定する(STEP225/
図4)。
【0054】
そして、例えば、料金改定等で利用料金が変更されるなど、料金パラメータに変化がある場合には(STEP225でYES/
図4)、料金パラメータをホスト装置1に送信する(STEP226/
図4)。
【0055】
次に、店舗(ホテル)の登録情報(名称・住所・電話番号、緯度・経度等)である店舗パラメータに変化があるか判定する(STEP227/
図4)。
【0056】
そして、店舗パラメータに変化がある場合には(STEP227でYES/
図4)、店舗パラメータをホスト装置1に送信する(STEP228/
図4)。
【0057】
以上の空間情報送信処理の詳細であり、空間情報送信部22は、以上の一連の処理を一定の処理周期で繰り返し実行する。
【0058】
次に、
図2に戻って、ホスト装置1は、提供者端末2から送信された空間情報(付随情報を含む)を取得する(STEP101/
図2)。
【0059】
そして、ホスト装置1は、取得した空間情報(付随情報を含む)を第2記憶部DB2に記憶し保存する(STEP102/
図2)。
【0060】
ここで、利用者が空間の利用のためにホスト装置1にアクセス等して、空間の利用(予約)を希望すると(STEP30/
図2)、予約に先だって、ホスト装置1の第1記憶部DB1に記憶された予約プログラムが当該利用者端末3に送信される(STEP100/
図2)。
【0061】
次いで、当該利用者端末3により予約プログラムが実行されることにより、利用者端末3に予約処理部31が生成されると共に、予約処理部31により当該予約プログラムに従った予約処理が開始される(STEP31/
図2)。
【0062】
次に、
図3を参照して、予約処理部31による予約処理の詳細について説明する。
【0063】
まず、予約処理部31は、予約処理の実行に先だって、利用者端末3のIDである電話番号の認証を行う(STEP310/
図3)。
【0064】
IDである電話番号の認証は、利用者端末3とホスト装置1との間で、第3記憶部DB3に記憶された認証済みID(電話番号)であるか否かにより判定される。
【0065】
すなわち、まず、発信者である利用者端末3のIDが第3記憶部DB3に記憶された認証済みID(電話番号)と整合するか否かに加えて、利用者端末3からのID(電話番号)の入力が認証済みID(電話番号)と整合するかに否かにより、いずれも整合する場合に認証が完了する。
【0066】
次いで、STEP310の認証が完了すると、ホスト装置1の認証コード生成部11により、認証コードが当該利用者端末3に発行される(STEP110/
図3)。
【0067】
ここで、認証コードは、例えば、4桁の数字等で構成され、かかる認証コードは、音声ガイダンスによる読み上げやSMSによる送信により利用者端末へ向けて発行される。
【0068】
次に、認証コードの発行を受けた利用者端末3は、認証コードの認証を行う(STEP320/
図3)。具体的に、認証コードの発行を受けた利用者端末3は、認証コードの入力待ち状態となり、利用者が認証コードを入力することにより、認証コードとの整合は判定される。
【0069】
次いで、ID(電話番号)に加えて、認証コードが整合することを条件として、予約処理部31による予約処理が具体的に実行される(STEP330/
図3)。
【0070】
ここでは、まず、利用者が希望する希望利用店舗、すなわち、希望する空間のリクエストが、利用者端末3からホスト装置1へ送信される。なお、ここでの利用希望(リクエスト)の送信では、利用者が希望する店舗(正確には店舗コード)のほか、利用者端末3の位置情報(GPS情報)が併せて、ホスト装置1へ送信される。
【0071】
なお、ここでの利用希望は、STEP30の利用者が空間の利用のためにホスト装置1にアクセス等して空間の利用(予約)の希望を行う処理と同一として、省略してもよい。
【0072】
次に、利用者からの利用希望に基づいて、ホスト装置1の予約画面生成処理部12が予約画面の生成処理を行う(STEP120/
図3)。
【0073】
図5に、STEP120の予約画面生成処理の具体的処理内容を示す。
【0074】
まず、予約画面生成処理部12は、利用者端末3から送信された利用希望を取得する(STEP121/
図5)。
【0075】
次に、予約画面生成処理部12は、取得した利用希望情報(店舗コード)から、利用者が利用を希望する店舗を特定する(STEP122/
図5)。
【0076】
ここでは、利用を希望する店舗の登録情報(名称・住所・電話番号、緯度・経度、系列店舗関係情報等)を取得する。
【0077】
次に、予約画面生成処理部12は、STEP122で特定した店舗に関連する店舗(本発明の別空間に相当する)の特定を行う(STEP123/
図5)。
【0078】
ここで、関連する店舗としては、登録情報の緯度・経度に基づいて、STEP122で特定した店舗よりも距離的に利用者端末3の位置に近い店舗を特定する。
【0079】
また、関連する店舗として、登録情報の系列店舗情報に基づいて、例えば、同一オーナーや資本関係があるなどの系列店舗を特定する。
【0080】
次に、予約画面生成処理部12は、STEP122で特定した店舗およびSTEP123で特定した関連店舗の予約画面を生成する(STEP124/
図5)。
【0081】
ここで、予約画面生成処理部12は、予約画面の生成と併せて、
図6に示す、予約可能可否判定を行う。
【0082】
具体的には、
図6に示すように、予約画面生成処理部12は、まず、利用者端末3の位置情報(LA,LO)を取得する(STEP131/
図6)。なお、ここで取得する位置情報は、利用者端末3に内蔵されたGPSにより特定される緯度,経度による位置情報である。
【0083】
次いで、予約画面生成処理部12は、STEP131で取得した利用者端末3の位置と、STEP122およびSTEP123で特定した店舗および関連店舗(空間および別区間)の位置(HoLA,HoLO)との2点間距離を算出する(STEP132/
図6)。
【0084】
なお、ここでの2点間の距離の算出方法は、種々の算出方法が採用され得るが、例えば、球面三角形に余弦法則した換算式を適用することができる。
【0085】
次に、予約画面生成処理部12は、STEP132で算出した2点間距離が、距離判定閾値である予約可能範囲以内であるか判定する(STEP133/
図6)。
【0086】
予約可能範囲は、任意設定することができるが、遠方など距離的に予約を実現することが不可能な利用を排除するように設定される。
【0087】
そして、予約画面生成処理部12は、2点間距離が、距離判定閾値である予約可能範囲以内でない場合には(STEP133でNO/
図6)、当該予約可能可否の判定処理を終了する。
【0088】
一方、予約画面生成処理部12は、2点間距離が、距離判定閾値である予約可能範囲以内である場合には(STEP133でYES/
図6)、STEP132で算出した2点間距離が、距離判定閾値である敷地範囲以上であるか判定する(STEP134/
図6)。
【0089】
ここでの敷地範囲も任意に設定することができるが、既に、空間である宿泊施設を利用している場合を排除するように設定される。
【0090】
そして、予約画面生成処理部12は、2点間距離が、距離判定閾値である敷地範囲以上でない場合には(STEP134でNO/
図6)、当該予約可能可否の判定処理を終了する。
【0091】
一方、予約画面生成処理部12は、2点間距離が、距離判定閾値である敷地範囲以上である場合に(STEP134でYES/
図6)、
図7および
図8で後述するように、当該空間である宿泊施設の空室に対して予約ボタンを表示し、当該宿泊施設の予約を可能とする(STEP135/
図6)。
【0092】
このように本実施形態の予約システムにおける予約方法によれば、利用者端末3と空間との距離に応じて予約の可否を決定することで、遠方など距離的に予約を実現することが不可能な利用を排除して、利用者端末3から簡易かつ確実に予約を行うことができる。
【0093】
さらに、遠方の場合を排除するように、利用者と空間との距離判定閾値を一定の距離範囲内に制限する場合のほか、既に、空間を利用している場合を排除するように、利用者と空間との距離判定閾値を一定の距離範囲外に制限することもできる。
【0094】
このように、利用者と空間との距離に着目することにより利用者端末から予約の可否を簡易かつ確実に判断することができる。
【0095】
なお、距離に応じた予約の制限については、本実施形態のように、予約ボタンの表示の有無による場合のほか、予約ボタンを表示した上で、ボタンを押せない状態とする場合や予約ボタンを表示したままで、ボタンを押した際に、警報を発する等の制限により、予約の可否を実現するようにしてもよい。
【0096】
次に、
図5戻って、予約画面生成処理部12は、STEP124で生成した特定店舗およびその関連店舗の予約画面の並べ替えを行い(STEP125/
図5)、並べ替えられた予約画面は、利用者端末3に送信される(STEP126/
図5)。
【0097】
予約画面の並べ替えは、初期設定にもよるが、STEP123で特定した距離的に利用者端末3に近い複数の関連店舗を、(STEP122で特定した特定店舗も含めて)利用者端末3に近い順番に並べ替えを行う。
【0098】
このほか、予約画面の並べ替えは、STEP123で関連店舗として特定した系列店舗を、STEP122で特定した店舗から近い順に並べ替えるようにしてもよい。
【0099】
図7および
図8に、STEP124で生成した予約画面およびSTEP125で並び変えを行った予約画面の例を示す。
【0100】
図7では、上述のように、STEP122で特定した店舗およびSTEP123で特定した関連店舗の予約画面を、利用者端末3に近い順番に並べ替えた場合である。
【0101】
図7では、上から1頁目に利用者端末3にもっとも近い店舗の予約画面が表示され、2頁目に次に近い店舗の予約画面が表示されている。以下、利用者端末からの距離の近い順に頁が構成されている。
【0102】
図8では、STEP123で関連店舗として特定した系列店舗を、STEP122で特定した店舗から近い順に並べ替えたものである。
【0103】
図8Aでは、上から1頁目にSTEP122で特定された店舗(Aホテル)の予約画面が表示され、2頁目にAホテルに近い系列店舗(Bホテル)の予約画面が表示される。
【0104】
そして、
図8Bに示すように、AホテルとBホテルとは、表示が相互に切り替え可能となっている。
【0105】
なお、補足説明すると、
図8Aおよび
図8Bでは、一覧表示された予約画面を頁区切りし、前頁と後頁とを切り替え可能にしているが、これに限定されるものではなく、各頁の下にタブを表示し、タブを介して切り替え可能に構成してもよい。
【0106】
ここで、
図7および
図8では、利用者端末3との店舗と距離に基づく予約可能可否判定の結果により、空室に対して予約ボタンが表示され、当該宿泊施設の予約が可能となっている。
【0107】
以上が、予約画面生成処理部12による予約画面の生成処理の詳細である。
【0108】
次に、
図3に戻って、予約画面生成処理部12により生成された予約画面が利用者端末3に送信されると、予約処理部31により予約画面が利用者端末3に表示される(STEP340/
図3)。
【0109】
かかる予約画面に従って、利用者がかかる予約ボタンによる予約を行うと、予約リクエストが提供者端末2に送信され、当該予約リクエストを提供者端末2が受信する(STEP23/
図3)。
【0110】
予約リクエストには、少なくとも、利用者端末3のIDである電話番号のほか、予約ボタンが操作された部屋番号が含まれる。
【0111】
次いで、STEP23で予約リクエストを提供者端末2が受信すると、提供者端末2の予約実行部23により、予約実行処理が開始される。
【0112】
具体的に、予約実行部23は、(必要に応じて、ホスト装置1のサーバを介したアクセスであるかを認証した上で)、予約リクエストに含まれる利用者端末3のIDである電話番号の認証をホスト装置1との間で行う(STEP24/
図3)。
【0113】
ここでの認証は、予約リクエストに含まれるIDが、ホスト装置1の第3記憶部DB3に記憶された認証済みID(電話番号)と整合するか否かにより判定される。
【0114】
次に、STEP24の認証がされると、予約実行部23は、空間情報を再取得する(STEP25/
図3)。
【0115】
ここで、予約実行部23が、空間情報を再取得するのは、利用者端末3による予約処理(STEP31(STEP310〜330))の実行中に、当該空間が利用不可能となっている場合に予約登録がされることを防止するためである。
【0116】
そして、予約実行部23は、STEP25による再取得後の空間情報でも予約可能な場合には、予約リクエストに基づく予約情報を当該提供者端末2に登録する(STEP26)。
【0117】
次に、予約実行部23は、予約操作の実行を行う(STEP27)。具体的に、予約操作の実行は、例えば、自動対応可能である場合には、フロントコンピュータ20に対して、予約を実行する。一方、自動対応となっていない場合には、フロント担当者に対して、音声ガイダンスまたは画面アシストにより、フロントコンピュータ20に予約の操作を促す。
【0118】
そして、予約実行部23は、STEP26の予約操作の実行が完了すると、予約結果を利用者端末3に送信する。
【0119】
これにより、利用者端末3は、予約結果を受信し、予約結果を利用者に報知する(STEP350/
図3)。
【0120】
なお、ここでの予約結果は、STEP26で予約操作の実行が完了した場合のほか、STEP24〜26でエラーが発生して予約が失敗した場合の予約失敗通知の場合もあり得る。
【0121】
以上が、本実施形態の予約システムにおける予約処理の内容である。
【0122】
かかる本実施形態の予約システムによれば、例えば、宿泊施設等の店舗である提供者端末2側で客室(空間)の予約画面を個別に生成する場合には、利用者端末3からの利用希望に際して、関連する店舗の別客室(別空間)の情報を一括してホスト装置1から利用者端末3に一括して情報提供することが困難であるところ、本予約システムでは、利用者端末3からの客室(空間)の利用希望の時点で、客室(空間)の予約画面を生成すると共に、その店舗に関連する店舗の別客室(別空間)の予約画面を生成することで、利用者が希望する客室(空間)に加えて関連する店舗の別客室(別空間)の情報をリアルタイムに生成して提供することができる。
【0123】
次に、
図9を参照して、かかる予約処理に付随して、提供者端末2の管理部24により実行される空間である客室の管理方法について説明する。なお、管理部24は、一定の処理周期で、以下の処理を繰り返し実行する。
【0124】
まず、管理部24は、利用者端末3から提供者端末2に送信された予約リクエストが受信後に、未処理になっているかチェックする(STEP40/
図9)。
【0125】
かかる予約リクエストの未処理は、空間情報取得部21により取得される空間である客室の状態を監視することにより、例えば、空室から予約済みへの変更が一定時間内に完了しないことにより判定してもよく、一定時間内に予約結果を提供者端末2から利用者端末3に送信が完了しているか否かにより判定されてもよい。
【0126】
そして、予約リクエストが未処理の場合には(STEP40でYES/
図9)、提供者端末2から警報発信する(STEP41/
図9)。
【0127】
これにより、例えば、予約操作の実行(STEP27/
図3)が、手動の場合に、フロント担当者に対して、フロントコンピュータ20に予約の操作を促すことができる。また、万一、提供者端末2に不具合が生じている場合にもこれをフロント担当者に早期に報知することができる。
【0128】
一方、予約リクエストが未処理でない場合には(STEP40でNO/
図9)、来店待ち時間を経過したかチェックする(STEP42/
図9)。
【0129】
かかる来店待ち時間の経過の有無は、予約処理(STEP340で予約操作/
図3)から、予め設定または指定された来店までの時間(例えば40分)の経過により判定される。
【0130】
そして、来店待ち時間が経過している場合には(STEP42でYES/
図9)、警報を発信して(STEP43/
図9)、フロント担当者に来店待ち時間が経過していることを報知すると共に、予約の取り消しを行うかをフロント担当者に選択させる(STEP44/
図9)。
【0131】
ここで、予約の取り消しをフロント担当者が選択すると(STEP44でYES/
図9)、取消通知を提供者端末2から利用者端末3に送信して(STEP47/
図9)、予約をクリアして初期化する(STEP50/
図9)。
【0132】
一方、予約の取り消しをフロント担当者が選択しない場合には(STEP44でNO/
図9)、来店待ち時間を延長する(STEP45/
図9)。
【0133】
次に、(STEP45で来店待ち時間が延長された場合を含めて)来店待ち時間が経過していない場合には(STEP42でNO/
図9)、管理部24は、来店確認のチェックを行う(STEP46/
図9)。
【0134】
来店確認は、空間情報取得部21により取得される空間である客室の状態を監視することにより、例えば、利用者が来店して入室することにより状態が予約済みから在室に変更されたか否かにより判定される。
【0135】
そして、来店確認のチェックにより来店が確認されない場合には(STEP46でNO/
図9)、来店が確認されるまで、上記処理STEP40にリターンしてSTEP40〜46の処理を繰り返し実行する。
【0136】
一方、来店確認のチェックにより来店が確認されると(STEP46でYES/
図9)、来店済みフラグを立てた上で(STEP48/
図9)、退室確認のチェックを行う(STEP49/
図9)。
【0137】
退室確認は、空間情報取得部21により取得される空間である客室の状態を監視することにより、例えば、利用者が来店して在室になっている状態から清掃中に変更された否かにより判定される。
【0138】
そして、退室確認のチェックにより退室が確認されない場合には(STEP49でNO/
図9)、退室が確認されるまで、当該処理を繰り返し実行する。
【0139】
一方、退室確認のチェックにより退室が確認された場合には(STEP49でYES/
図9)、当該予約による空間である客室の利用が終了したものとして、予約をクリアする(STEP50/
図9)。
【0140】
以上が、予約処理に付随して、提供者端末2の管理部24により実行される空間である客室の管理方法の詳細である。
【0141】
かかる管理部24により、提供者端末2の空間情報取得部21により取得した空間の状態を監視することで、予約実行が完了したかにより予約の実行を監視することができる。さらに、予約通りに空間が利用されているか監視することで、予約に基づく利用状況を監視することができる。
【0142】
これにより、利用者の特定により利用者端末3から簡易かつ確実に空間の予約を行うことができるにとどまらず、確実な予約の実行および予約に基づく適切な利用を実現することができる予約システムを提供することができる。
【0143】
最後に、
図10〜
図12を参照して、説明を後回しにした、データの外部出力のない旧式のフロントコンピュータ20に対して、提供者端末2が備えるステータス判定システムとしての機能について説明する。
【0144】
モニタ画面上のステータス情報を取得するステータス判定システムは、
前記モニタ画面をキャプチャして画像として連続的に取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得された前記画像に対して、該画像がステータス情報を取得すべき画像であるか判定する画像判定手段と、
前記画像判定手段により前記画像がステータス情報を取得すべき画像と判定された場合に、該画像の特定ポイントの色彩情報を取得する色彩情報取得手段と、
前記色彩情報取得手段により取得された前記特定ポイントの色彩情報をステータス情報に変換するステータス変換手段と
を備え、
前記ステータス変換手段は、前記特定ポイントの色彩情報が前記連続的に取得した画像間で同一の場合に、前記色彩情報取得手段により取得された前記特定ポイントの色彩情報をステータス情報に変換する。
【0145】
具体的には、
図10に示すように、ステータス判定システムは、モニタ20X画面上のステータス情報を取得するシステムであって、画像取得手段210と、画像処理手段215と、画像判定手段220と、色彩情報取得手段230と、ステータス変換手段240と、ステータス情報送信手段250とを備える。
【0146】
なお、ステータス情報送信手段250は、外部サーバ等にステータス情報を送信する場合に使用されるが、提供者端末2自体が備える通信機能によりこれを省略してもよい。
【0147】
判定対象となるモニタ20Xの画面は、例えば、宿泊施設におけるフロントコンピュータ20Yの画面であって、例えば、画面上には、部屋毎に区画された領域に『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等が色分けして表示される(
図12参照)。
【0148】
画像取得手段210は、アダプタ装置20Wを介して、モニタ20X上の画面をキャプチャして取得する。アダプタ装置20Wは、フロントコンピュータ20Yとそのモニタ20Xとを接続するモニタケーブル(VGAケーブル)20Zのアナログ画像信号を一定の周期でサンプリングした画像データとしてステータス判定システムに出力する。
【0149】
アダプタ装置20Wは、例えば、VGAビデオキャプチャーボードのほか、ビデオキャプチャーボードと併せてVGA分配ケーブルとしての機能を備えていてもよい。また、アダプタ装置20Wは、VGAケーブルからのビデオキャプチャーに限られるものではなく、ビデオ(S-Video方式またはcomposite方式)入出力ケーブルからキャプチャを行うビデオキャプチャーボード、デジタルディスプレイ用のDVIキャプチャーボード、業務用ビデオや防犯カメラ用のSDIキャプチャーボード、映像機器一般のHDMI(登録商標)キャプチャーボード等であってもよい。
【0150】
画像処理手段215は、アダプタ装置20Wを介して取得したキャプチャ画像(実際には、所定の周期で出力される各キャプチャ画像)に対して、フィルタ処理を施す。
【0151】
フィルタ処理は、例えば、RGBA変換であって、キャプチャ画像を特定の色数による画像に変換する。なお、フィルタ処理は、RGBA変換の他、色数の少ないPNG変換等であってもよい。
【0152】
画像判定手段220は、画像処理手段215によりフィルタ処理が施されたキャプチャ画像がステータス情報を取得すべき画面であるか判定する。
【0153】
具体的に、画像判定手段220は、フィルタ処理が施されたキャプチャ画像上の特定除外ポイントの色彩情報に基づいて、当該キャプチャ画像がステータス情報を取得すべき画像であるかを判定する。
【0154】
なお、特定除外ポイントは、画像上の座標位置(X,Y)として予め設定可能であって、かかる座標位置の色彩情報(RGBデータ)を画像判定手段220が取得し、かかる色彩情報(RGBデータ)が除外色(特定範囲のRGB成分)である場合には、ステータス情報を取得すべき画像でないと判定される。
【0155】
色彩情報取得手段230は、画像判定手段220によりキャプチャ画像がステータス情報を取得すべき画像と判定された場合に、当該キャプチャ画像の特定ポイントの色彩情報を取得する。
【0156】
なお、色彩情報取得手段230による(キャプチャ画像上の)特定ポイントの色彩情報の取得手法については、詳細を後述する。
【0157】
ステータス変換手段240は、色彩情報取得手段230により取得された特定ポイントの色彩情報(RGBデータ)を変換テーブル等によりステータス情報(『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等)に変換する。
【0158】
なお、ステータス変換手段240による色彩データからステータス情報への変換は、ステータスのコード情報への変換であってもよい。
【0159】
ステータス情報送信手段250は、ステータス変換手段240により変換されたステータス情報(『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等)をインターネット等のネットワークNWを介して外部サーバ等に送信する。
【0160】
以上の構成において、ステータス判定システムは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアにより構成され、上記処理手段210〜250による処理を実行するプログラムをメモリ(不図示)に記憶保持し、そのプログラムを実行することにより、上記制御処理を実行するための演算装置(シーケンサ)として機能する。
【0161】
次に、
図11を参照して、以上のように構成されたステータス判定システムによるステータス情報の取得処理方法について説明する。
【0162】
まず、ステータス判定システムは、画像取得手段210により、アダプタ装置20Wを介して、モニタ20X上の画面をキャプチャした画像(実際には、一定周期でキャプチャした連続画像)として取得する(STEP210/
図11)。
【0163】
次に、ステータス判定システムは、画像処理手段215により、STEP210で取得したキャプチャ画像に対してフィルタ処理を施し、キャプチャ画像を特定色数のRGBデータへ変換する(STEP215/
図11)。
【0164】
次いで、ステータス判定システムは、画像判定手段220により、STEP215でフィルタ処理を施したキャプチャ画像(RGBAデータ変換済み)に対して、そのキャプチャ画像(正確には、連続するキャプチャ画像の1つのフレーム画像)がステータス情報を取得すべき画面であるか判定する(STEP220/
図11)。
【0165】
具体的に、画像判定手段220は、
図12Aおよび
図12Bに示す、特定除外ポイント(III)の色彩情報を取得し、取得した色彩情報(RGBデータ)が、除外色(特定範囲のRGB成分)であるか判定し、除外色(特定範囲のRGB成分)でない場合には、ステータス情報を取得すべき画面であると判定する(STEP220でYES/
図11)。
【0166】
例えば、
図12Aの場合には、特定除外ポイント(III)の色彩情報には、他の操作画面等に特徴的な除外色がないため、ステータス情報を取得すべき画面であると判定される。
【0167】
一方、画像判定手段220は、特定除外ポイント(III)の色彩情報(RGBデータ)が、除外色(特定範囲のRGB成分)である場合には、ステータス情報を取得すべき画像ではないと判定する(STEP220でNO/
図11)。
【0168】
例えば、
図12Bの場合には、特定除外ポイント(III)の色彩情報には、他の操作画面等に特徴的な除外色が含まれるため、ステータス情報を取得すべき画像でないと判定される。
【0169】
このように、特定除外ポイントの色彩情報に基づいて、当該モニタ画面の画像がステータス情報を取得すべき画像であるか判定することで、ステータス判定を行うべき画像を簡易かつ確実に特定することができる。
【0170】
なお、特定除外ポイントは、画像上の座標位置(X,Y)として予め設定可能であるが、特定除外ポイントは、1点であってもよいが、判定精度を向上させるためには、複数の特定除外ポイントを設定し、複数の特定除外ポイントに色彩情報に基づいて、ステータス情報を取得すべき画像であるか判定することが好ましい。
【0171】
これにより、例えば、複数の特定ポイントの色彩情報の1部に除外色が含まれていればこれをステータス情報を取得すべき画像ではないと判定することができ、他の操作画面が画像上の一部に重畳的に表示されている場合にも、これを確実に除外することができる。
【0172】
次に、画像判定手段220により、キャプチャ画像がステータス情報を取得すべき画面であると判定された場合には(STEP220でYES/
図11)、色彩情報取得手段230により、キャプチャ画像の特定ポイントの色彩情報を取得する(STEP230/
図11)。例えば、
図12Aの場合には、特定ポイント(I),(II)の色彩情報を取得する。
【0173】
一方で、画像判定手段220により、キャプチャ画像がステータス情報を取得すべき画面でないと判定された場合には(STEP220でNO/
図11)、STEP210にリターンする。
【0174】
ここで、色彩情報取得手段230は、予め201号室および202号室に対応する特定ポイント(I)および(II)として設定された画像上の座標位置(X,Y)の画素(ピクセル)の色彩情報(RGBデータ)に加えて、その周囲の画素の色彩情報(RGBデータ)を取得する。
【0175】
例えば、色彩情報取得手段230は、特定ポイントの座標位置(Xn,Yn)の色彩情報に加えて、これを取り囲む(Xn−1,Yn−1)、(Xn,Yn−1)、(Xn+1,Yn−1),(Xn−1,Yn),(Xn+1,Yn)、(Xn−1,Yn+1)、(Xn,Yn+1)、(Xn+1,Yn+1)の8点の画素の色彩情報(RGBデータ)も取得する。
【0176】
次に、色彩情報取得手段230は、取得した特定ポイントおよびその周囲の色彩情報(RGBデータ)に対して、色彩情報処理を施す(STEP235/
図11)。
【0177】
ここでの色彩情報処理は、取得した特定ポイントおよびその周囲の色彩情報(RGBデータ)から、その特定ポイントの色彩(RGB)を総合的に決定するものである。
【0178】
例えば、STEP230で、特定ポイントの座標位置(Xn,Yn)の色彩情報に加えて、これを取り囲む(Xn−1,Yn−1)、(Xn,Yn−1)、(Xn+1,Yn−1),(Xn−1,Yn),(Xn+1,Yn)、(Xn−1,Yn+1)、(Xn,Yn+1)、(Xn+1,Yn+1)の8点の画素の周辺色彩情報(RGBデータ)を取得している場合には、これら9点の色彩情報(RGBデータ)を平均化した平均色(RGB)を算出する。
【0179】
このように、予め設定した特定ポイントの座標位置の特定色彩情報のみならず、これを取り囲む周辺座標の周辺色彩情報を取得して、特定色彩情報と周辺色彩情報とに基づいて次のステータス情報への変換を行うことで、例えばアナログ画面等で生じる色にじみがあっても、周辺色彩情報で補完して確実にステータス情報への変換を行うことができる。
【0180】
次に、ステータス変換手段240は、STEP235で色彩情報処理が施された特定ポイントの色彩情報(RGBデータ)をステータス情報(『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等)に変換する(STEP240/
図11)。
【0181】
具体的に色彩情報(RGBデータ)からステータス情報への変換は、変換テーブルにより実行される。
【0182】
例えば、変換テーブルは、色彩情報(RGBデータ)に応じて、赤色の場合には宿泊、黄色の場合には休憩、青色の場合には空室、緑色の場合には清掃中、水色の場合には清掃待ち、桃色の場合は誘導・会計のように対応関係が形成されている。
【0183】
さらに、変換テーブルは、上述のように1段階の変換テーブルでもよいが、一旦変換したステータスを2段階で再変換するようにしてもよい。例えば、2段階の再変換テーブルは、宿泊と休憩との場合は併せて在室、清掃中と清掃待ちとの場合は併せて清掃中のように対応関係が形成される。
【0184】
これにより、ステータスの種類を少なくすることができ、外部送信する際にその種類を限定することができる。
【0185】
例えば、
図12Aの場合には、かかる変換テーブルにより、201号室に対応する特定ポイント(I)については、(画像上緑色の領域であり)、対応するステータスとして『清掃』またはそのコード情報に変換される。同様に、202号室に対応する特定ポイント(II)については、(画像上赤色の領域であり)、対応するステータスとして『在室』またはそのコード情報に変換される。
【0186】
なお、ステータス変換手段240は、そのキャプチャ画像(正確には、連続するキャプチャ画像の1つのフレーム画像)に対してステータス情報への変換を行ってもよいが、ステータス情報がフレーム周期で生成されることから、連続するキャプチャ画像(例えば10フレーム)の特定ポイント(I),(II)が同一の場合にのみ、ステータス変換処理を実行するようにすることが好ましい。
【0187】
また、本実施形態では、特定色彩(赤色、黄色、青色、・・)から変換テーブルにより対応するステータスへ変換を行ったが、これに限定されるものではなく、色値の差による比較検査方法を適用してよい。
【0188】
この場合、色のバラツキ成分(255段階)で認める閾値をAとし、判定用テーブルのRGBの各成分をRC・RG・RBとし、取得したRGB値の各成分をR・G・Bとする。
【0189】
そして、
(R+A) < RC
(R-A) > RC
(G+A) < GC
(G-A) > GC
(B+A) < BC
(B-A) > BC
の6個の条件がすべて真の場合に、取得したRGBは判定用テーブルRGBに一致すると判定して変換を行うようにしてもよい。これにより、論理式の演算のみであるため、処理を高速化させることができる。
【0190】
最後に、ステータス情報送信手段250は、STEP240により変換されたステータス情報(『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等)またはそのコード情報を特定ポイント(201号室、202号室)と関連付けてインターネット等のネットワークNWを介して外部サーバ等に送信し(STEP250/
図11)、STEP210にリターンする。
【0191】
以上がステータス判定システムによるステータス情報の取得処理方法の詳細であり、かかるステータス判定システムによれば、モニタ20X画面からその画面上のステータス情報を簡易かつ確実に取得することができる。
【0192】
なお、本実施形態では、予約画面生成処理部12により、予約画面の生成と併せて、
図6に示す予約可能可否判定を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、利用者端末3の予約処理部31により、ホスト装置1から利用者端末3に送信された予約画面を利用者端末3に表示する際に、予約処理部31が予約可能可否の判定処理を行い、予約ボタンの表示の可否を決定するようにしてもよい。
【0193】
さらに、本実施形態では、予約プログラムは、予約システムのホスト装置1の第1記憶部DB1に記憶され、ホスト装置1からダウンロードする場合について説明したがこれに限定されるものではなく、提供者端末2にデータベースを設け、提供者端末2からダウンロード可能に構成してもよい。
【0194】
また、本実施形態において、利用者端末3のIDが電話番号である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、利用者端末3の個体識別番号であれば、利用者端末(スマートフォン等の情報端末)に割り当てられた個別ビーコン識別番号等であってもよい。
【0195】
さらに、本実施形態では、判定対象となるモニタ20Xの画面として、宿泊施設におけるフロントコンピュータ20Yの画面の例について説明したが、これに限定されるものではない。
【0196】
例えば、各種制御システムにおけるモニタ画面や、駐車場の駐車区画やホール内の座席を撮影したカメラの撮像画像等に適用することができる。
【0197】
また、本実施形態では、STEP235で特定ポイントおよびその周囲の色彩情報(RGBデータ)に対して色彩情報処理を施す場合について説明したが、これに限定されるものではなく、画像処理手段215により、(1)STEP215のフィルタ処理を施すと共に、(2)フィルタ処理後の画像に対して、予め(i)特定ポイントおよびその周囲の色彩情報に加えて、(ii)特定除外ポイントおよびその周囲の色彩情報を取得し、それぞれについて色彩情報処理を施すようにしてもよい。
【0198】
この場合、STEP235の色彩情報処理を画像処理手段215によるフィルタ処理と併せて一括して行うことになり、処理効率を向上させることができると共に、特定除外ポイントによるSTEP220のステータス情報を取得すべき画面であるか否かの判定精度を向上させることができる。
【解決手段】予約システムは、ホスト装置1の予約画面生成処理部12により、利用者端末3からの空間の利用希望に応じて、第2記憶部DB2に保存された空間の状態から該空間の予約画面を生成すると共に、第2記憶部DB2に保存された該空間に関連する別空間の状態から該別空間の予約画面を生成することを特徴とする。