特許第6144217号(P6144217)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6144217
(24)【登録日】2017年5月19日
(45)【発行日】2017年6月7日
(54)【発明の名称】ラベルプリンタ
(51)【国際特許分類】
   B41J 15/04 20060101AFI20170529BHJP
   B65C 11/02 20060101ALI20170529BHJP
   B65H 41/00 20060101ALI20170529BHJP
【FI】
   B41J15/04
   B65C11/02
   B65H41/00 C
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-35112(P2014-35112)
(22)【出願日】2014年2月26日
(65)【公開番号】特開2015-160323(P2015-160323A)
(43)【公開日】2015年9月7日
【審査請求日】2016年4月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000235
【氏名又は名称】特許業務法人 天城国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】根岸 文雄
【審査官】 西本 浩司
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭60−110360(JP,U)
【文献】 特開2006−168193(JP,A)
【文献】 特開2010−168058(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 15/00 − 15/24
B65C 1/00 − 11/06
B65H 41/00,5/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のラベルを貼付け巻回状となっている台紙を上流側から下流側に向けて搬送するフィードローラと、
前記ラベルに印字をおこなう印字ヘッドと、
前記ラベルを前記台紙から剥離させる剥離板と、
前記剥離板の前記台紙搬送方向下流側に設けられ、前記ラベルが前記台紙より剥離された後の台紙をさらに下流側に搬送する、第1の径の部分とこの第1の径の部分に対して小径である第2の径の部分が交互に設けられたローラを有す台紙搬送部と、
を備え
前記台紙搬送部が有するローラは、前記第1の径の部分のラベルの幅方向と、前記第2の径の部分のラベルの幅方向と、の幅がどちらも2mmから3mmの間である、
ラベルプリンタ。
【請求項2】
前記ラベルは、前記台紙の一方の面にのみ貼付けられており、前記第1の径の部分とこの第1の径の部分に対して小径である第2の径の部分が交互に設けられたローラは、前記ラベルが貼付けられている面に接触するローラである請求項1記載のラベルプリンタ。
【請求項3】
前記台紙搬送部の前記第1の径の部分と前記第2の径の部分が交互に設けられたローラにおける前記第2の径の位置と、前記台紙に貼付けられている前記ラベルのラベル搬送方向側端部は一致している請求項1または請求項2記載のラベルプリンタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施態様は、ラベル用紙に所定の内容を印字して発行するラベルプリンタに関する。
【背景技術】
【0002】
複数のラベルを貼付けた長尺状の台紙の上のラベルに対し、所定の内容を印字しその後発行するラベルプリンタがある。また台紙なし用紙と呼ばれる台紙を存在させないラベルに所定の内容を印字し、その後発行する台紙なしプリンタも知られている。一台のプリンタでこれら双方の用紙を用いた場合、台紙上に設けられているラベルを剥離させる為に設けられているラベル剥離体に台紙なし用紙の裏面に設けられている糊面が貼り付き搬送不良を起こす場合がある。この為、ラベル剥離体に台紙なし用紙の裏面に設けられている糊面の貼り付き防止のためのコーティング膜を設ける事も知られている。
【0003】
複数のラベルを貼付けた長尺状の台紙の上のラベルを発行する場合、ラベルプリンタには、ラベル剥離体と共にラベル発行後に不要となった台紙を搬送させる機構が必要となる。しかしながら台紙にはラベルの裏面に設けられていた糊がわずかであるが付着している場合が多く、この糊が少しずつ台紙搬送のローラ表面に付着することで台紙がたわみ台紙とラベルとの剥離不良が発生する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−53315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、ラベル発行後に不要となった台紙を搬送させるローラへのラベル糊面の付着の影響を低下させ、台紙とラベルとの剥離不良を防止するラベルプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を達成するために、複数のラベルを貼付け巻回状となっている台紙を上流側から下流側に向けて搬送するフィードローラと、ラベルに印字をおこなう印字ヘッドと、ラベルを台紙から剥離させる剥離板と、剥離板の台紙搬送方向下流側に設けられ、ラベルが台紙より剥離された後の台紙をさらに下流側に搬送する、第1の径の部分とこの第1の径の部分に対して小径である第2の径の部分が交互に設けられたローラを有す台紙搬送部とをラベルプリンタに備え、台紙搬送部が有するローラは、第1の径の部分のラベルの幅方向と、第2の径の部分のラベルの幅方向と、の幅がどちらも2mmから3mmの間である、ことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1の実施形態に係るラベルプリンタの要部構成図。
図2】第1の実施形態に係るラベルプリンタの制御回路構成を説明するブロック図。
図3】第1の実施形態に係る台紙搬送部のローラの要部構成図。
図4】第1の実施形態に係る台紙搬送部のローラの表面拡大図。
図5】第2の実施形態に係る台紙搬送部のローラとラベルの位置関係説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の一実施形態に係るラベルプリンタを、図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
図1はラベルプリンタ10の要部構成を示している。なお、このプリンタでは、図の右側から左側に向けて複数のラベル12を貼付けた長尺状の台紙11が搬送されるので、以下の説明においては、図中右側を上流側、左側を下流側とする。図中符号11は巻軸13に巻回された長尺状の台紙11であり、巻軸13はラベルプリンタ10に回転自在に支持されている。なおラベル12であるが、台紙11のラベル貼付面11A側に貼り付けられており、ラベル貼付面11Aの裏面であるラベル非貼付面11B側にはラベル12は貼り付けられていない。
【0011】
巻回された台紙11の下流側にはアイドラローラ14が回転自在に支持され、さらにアイドラローラ14の下流には、下面搬送ガイド15と、この下面搬送ガイド15の上方に上面搬送ガイド16が設けられており、この下面搬送ガイド15と上面搬送ガイド16の間を台紙搬送路17としてラベル12を貼付けてある台紙11は搬送される。
【0012】
またアイドラローラ14の下流には、図示しないモータによって回転可能とされたフィードローラ18と、このフィードローラ18に対して台紙搬送路17を挟んで対向配置されたアイドラローラ19とが配置されており、フィードローラ18とアイドラローラ19とで挟持されたラベル12を貼付けてある台紙11を下流方向に搬送する。なおフィードローラ18とアイドラローラ19とは台紙搬送路17に沿って複数設けられている。
【0013】
またアイドラローラ14の下流には、図示しないモータによって回転可能とされたプラテンローラ20と、このプラテンローラ20に対して台紙搬送路17を挟んで対向配置されたサーマル印字ヘッド21とが配置されており、これらプラテンローラ20とサーマル印字ヘッド21とで印字部22を構成している。
【0014】
サーマル印字ヘッド21は、台紙11が台紙搬送路17上を下流側に向け搬送される際、台紙11の搬送に合わせ、台紙11上に貼付けてあるラベル12に1行ずつ印字をするようになっている。
【0015】
ラベル12の表面には加熱することで発色する感熱層が設けられており、サーマル印字ヘッド21が発熱することでラベル12の表面に所定の印字をおこなう。なお感熱層が設けられていないラベル12を使用する場合は、ラベル12とサーマル印字ヘッド21の間に、加熱すると加熱した部分が溶融しラベル12表面に転写されるインクリボンを設ける必要がある。
【0016】
サーマル印字ヘッド21は、プラテンローラ20に押圧され、サーマル印字ヘッド21とプラテンローラ20との摩擦によって台紙11およびラベル12を下流側に送るようになっている。
【0017】
印字部22の搬送方向下流側には剥離板23が配置されている。この剥離板23によって台紙11からこの台紙11に貼付けられているラベル12が剥離される。剥離されたラベル12はラベル排出口24より外部に排出され、台紙11はその搬送方向を変えさらに下流側に搬送される。
【0018】
剥離板23の搬送方向下流側には、台紙搬送ローラA25、剥離ローラ26および台紙搬送ローラB27が順次設けられており、台紙搬送ローラA25、剥離ローラ26、台紙搬送ローラB27にて台紙搬送部28を構成している。ラベル12が剥離された台紙11は、台紙搬送ローラA25と剥離ローラ26との挟持、剥離ローラ26と台紙搬送ローラB27との挟持により台紙11を下流側に搬送し、台紙搬送部28にて搬送された台紙11を台紙排出口29より外部に排出する。
【0019】
またラベル排出口24の上方には、ラベル12が貼り付けてある台紙11の紙詰りやラベル切れ等を表示する表示器30が設けられている。
【0020】
図2に、ラベルプリンタ10の制御部50を示す。この制御部50は、台紙およびラベルの搬送、印刷、ラベルの排出、台紙の搬送、プリンタの状況表示の各制御をおこなう手段を有している。
【0021】
この制御部50は、ホストコンピュータ51との連係および各種の制御の実行をおこなう、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。制御部50の中央処理装置(CPU)52は、プログラムに従って台紙およびラベルの搬送制御、印刷制御、ラベル排出制御、台紙の搬送制御、プリンタの状況表示制御等の各種制御や演算をおこなう。またこのCPU52は、時間設定および時間制御をおこなう手段としてタイマ53を備えている。
【0022】
このCPU52で実行する制御プログラムや制御または演算途上のデータ等を格納する主記憶手段としてROM54およびRAM55が設置されている。ROM54は制御プログラム等を持つ読出し専用メモリであり、RAM55は演算途上のデータ等を格納する随時書込みメモリである。
【0023】
また、この制御部50には、ホストコンピュータ51からの各種の入力データの取込みや、ホストコンピュータ51への制御部50の制御出力の取出しをおこなう入出力ユニット(I/O)56が設けられている。このI/O56は、CPU52、ROM54およびRAM55とをバスを通じて連係されている。
【0024】
また、このI/O56には、制御出力を取り出す為の手段として、第1、第2、第3、および第4のドライバ57、58、59、60が接続されている。
【0025】
ドライバ57は印字部22へ必要な駆動出力を供給する。ドライバ58はフィードローラ18への駆動出力を供給する。ドライバ59は台紙搬送部28に駆動出力を供給する。ドライバ60は表示器30に、各種表示をおこなわせる表示駆動出力を供給する。
【0026】
次に、ラベルプリンタ10の動作を説明する。制御部50はROM54に記憶されているプログラムに則ってラベル12が貼付けられている台紙11の搬送ならびにラベル12への印字動作をおこなう。
【0027】
まず、ラベル12が貼付けられている台紙11を引き出し、アイドラローラ14を経由後、台紙搬送路17を経由し、その後剥離板23の鋭角の面に沿わせ、その後その先端を台紙搬送ローラA25と剥離ローラ26で挟持させる。
【0028】
なお最初に台紙11および台紙11に貼り付けられているラベル12をラベルプリンタ10にセットする場合、先頭部分に貼付けられているラベル12は無駄となってしまう。この為、ラベルプリンタ10にラベル12が貼付けられている台紙11をセットする際、印字部22から剥離板23を経由して台紙搬送ローラA25と剥離ローラ26で挟持する位置に到達する距離程度はラベル12を台紙11の先頭部分に貼付けないことが望ましい。
【0029】
この状態でホストコンピュータ51からの印字要求が入力されると、制御部50は、フィードローラ18および台紙搬送部28を駆動させ、ラベル12が貼付けられた台紙11を下流側へ搬送する。その後印字部22にてラベル12に所定の印字をおこない、サーマル印字ヘッド21とプラテンローラ20の協働によりラベル12が貼付けられている台紙11は下流方法へ搬送される。
【0030】
その後、ラベル12が貼付けられている台紙11は、剥離板23の鋭角の面に沿って搬送される。
【0031】
ラベル12が貼付けられている台紙11がこの剥離板23の鋭角の面に沿って搬送される際、ラベル12はそのコシによって、搬送方向を変える台紙11には従わず台紙11から剥離され、ラベル排出口24よりラベルプリンタ10の外部に排出されラベルとして発行される。
【0032】
台紙11はその後台紙搬送ローラA25と剥離ローラ26との挟持、剥離ローラ26と台紙搬送ローラB27との挟持により搬送方向下流側に搬送され台紙排出口29よりラベルプリンタ10の外部へと排出される。
【0033】
ラベル12は台紙11のラベル貼付面11A側に貼り付けられている。ラベル12は剥離板23によって台紙11より剥離されるが、剥離した際ラベル貼付面11Aにはラベル12の裏面に設けられていた糊がわずかに付着したままになっている事が多い。この糊の付着した台紙11を搬送し続けるとラベルの発行枚数と共に台紙搬送部28に糊が少しづつ蓄積されていく。特にラベル貼付面11Aが接触する台紙搬送ローラA25および台紙搬送ローラB27の表面には糊が付着するため、蓄積された糊は台紙11の搬送の際の台紙11の弛みとなってしまう。台紙11の弛みはラベル12の台紙11からの剥離不良の原因となってしまう。
【0034】
本実施の形態では、台紙搬送部28に設けられているローラの内、少なくともラベル貼付面11Aに接触するローラである台紙搬送ローラA25の表面を、図3および図4に一例として示す様に、第1の径Xとこの第1の径に対して小径である第2の径Yが交互に設けられた形状としている。この様な形状にすることにより、台紙11と台紙搬送ローラA25の表面との接触面積を減らすことが出来、糊付着が減少出来る。また積層した糊gは図4に示す様に凹部Cに入る事で糊は台紙11との接触を減らすこととなり、台紙11の搬送の負荷を低減させる事が出来る。これにより台紙11の弛みの発生を減少させる事が可能となり台紙11の搬送不良によるラベル12の剥離不良を減少させる事が可能となる。なお本実施の形態では台紙搬送ローラA25の形状を第1の径Xとこの第1の径に対して小径である第2の径Yが交互に設けられた形状として説明したがこれに限定する必要はなく、剥離ローラ26や台紙搬送ローラB27の形状を同様にしてもよい。
【0035】
なお台紙11の弛みの発生を減少させラベル12の剥離不良を減少させるには、ラベル貼付面11Aに接触していないローラよりも、ラベル貼付面11Aに接触するローラを本実施の形態で示す形状を採用した方がより望ましい。
【0036】
なお台紙搬送部28のローラであるが、材料はPOMと呼ばれるポリアセタール製が望ましく、また第1の径Xはφ6からφ8mm程度、第2の径Yは第1の径Xに対してφとして2mm程度小径が望ましい。また第1の径Xを有している部分のラベル12の幅方向Pおよび第2の径Yを有している部分のラベル12の幅方向Qはどちらも2から3mm程度が望ましい。
【0037】
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。図5に示すように第2の実施形態は、台紙搬送部の第1の径Xとこの第1の径に対して小径である第2の径Yが交互に設けられた台紙搬送ローラA25における第2の径Yの位置と、台紙11に貼付けられているラベル12のラベル搬送方向側端部延長線であるLの位置を一致させるというものである。
【0038】
ラベル12は剥離板23によって台紙11より剥離されるが、剥離した際ラベル貼付面11Aにはラベル12の裏面に設けられている糊がわずかに付着したままになっている事が多い。この糊は特に図5に示す、台紙11におけるラベル12の搬送方向側端部延長線であるLの近傍に付着している事が多い。このため第2の実施形態では、台紙搬送部28の第1の径Xとこの第1の径に対して小径である第2の径Yが交互に設けられた台紙搬送ローラA25における第2の径Yの位置と、台紙11に貼付けられているラベル12のラベル搬送方向側端部延長線であるLの位置を一致させるというものである。
【0039】
台紙11のサイズおよびラベル12のサイズはあらかじめ把握している事が多い。このため台紙11におけるラベル12のラベル搬送方向側端部延長線であるLの位置を把握することは可能である。このLの位置と、第1の径Xに対して小径である第2の径Yの径を有している台紙搬送ローラA25の凹部Cとが一致するように台紙搬送ローラA25を設ける。これにより積層した糊gはより凹部Cに入りやすくなり、台紙11との接触を減らすこととなり台紙11の搬送の負荷を低減させる事が出来る。これにより台紙11の弛みの発生を減少させる事が可能となり台紙11の搬送不良によるラベル12の剥離不良をより減少させる事が可能となる。
【0040】
なお本実施の形態では台紙搬送部の第1の径Xとこの第1の径に対して小径である第2の径Yが交互に設けられた台紙搬送ローラA25における第2の径Yの位置と、台紙11に貼付けられているラベル12のラベル搬送方向側端部延長線であるLを一致させているとして説明したがこれに限定する必要はなく、剥離ローラ26や台紙搬送ローラB27の凹部Cの位置を同様にしてもよい。なお台紙11の弛みの発生を減少させラベル12の剥離不良を減少させるには、ラベル貼付面11Aに接触していないローラよりも、ラベル貼付面11Aに接触するローラを本実施の形態で示す形状を採用した方がより望ましい。
【0041】
なお本実施の形態では第1の実施の形態、第2の実施の形態のいずれにおいても第1の径Xの部分とこの第1の径に対して小径である第2の径Yの部分が交互に設けられた台紙搬送ローラにて説明しているが必ずしもこれに限定する必要はなく、たとえば第1の径の部分とこの第1の径の部分に対して小径の部分である第2の径Yの部分を設けるのみならず、第1の径の部分とこの第1の径の部分に対して小径かつ第2の径Yの部分と異なる径の部分が設けられた台紙搬送ローラであってもよい。
【0042】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更をおこなうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0043】
10:ラベルプリンタ
11:台紙
12:ラベル
18:フィードローラ
20:プラテンローラ
21:サーマル印字ヘッド
23:剥離板
25:台紙搬送ローラA
26:剥離ローラ
27:台紙搬送ローラB
図1
図2
図3
図4
図5