特許第6144546号(P6144546)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6144546-ドームハウス 図000002
  • 特許6144546-ドームハウス 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6144546
(24)【登録日】2017年5月19日
(45)【発行日】2017年6月7日
(54)【発明の名称】ドームハウス
(51)【国際特許分類】
   E04B 1/32 20060101AFI20170529BHJP
   E04B 1/58 20060101ALI20170529BHJP
【FI】
   E04B1/32 102B
   E04B1/58 505L
【請求項の数】2
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2013-126079(P2013-126079)
(22)【出願日】2013年5月30日
(65)【公開番号】特開2014-234701(P2014-234701A)
(43)【公開日】2014年12月15日
【審査請求日】2016年1月12日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】513150797
【氏名又は名称】北村 淳
(72)【発明者】
【氏名】北村 淳
【審査官】 佐藤 美紗子
(56)【参考文献】
【文献】 特許第2601725(JP,B2)
【文献】 特開2001−207537(JP,A)
【文献】 特開平6−316963(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 1/00−1/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
金物のリングの外側のフレームとなる間伐材に対して、前記金物のリングの内側に位置する平板金物にビスを通して前記間伐材の端面に固定されたドームハウス。
【請求項2】
金物のリングの輪をまたいで、平板金物を間伐材の端面で固定することにより、フレームとなる前記間伐材どうしが、前記金物のリングにより接続されたドームハウス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドームハウスを組立てるための接合部に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ドームハウスを組立てるには接合部に専用接続金物が必要で、フレームとなる間伐材も製材所にて加工が必要であったため、材料コストや手間がかかり、容易にドームハウスを組立てることが難しかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
間伐材が産出される現場で、容易にドームハウスをつくれるようにすること。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ドームハウス建設現場まで建設資材を容易に運べ、現場で産出された間伐材を製材所に運ばずとも簡単に加工でき、その現場で組み立てできる工法である。
【発明の効果】
【0005】
通常はあまり有効利用されることの少ない間伐材を産出現場で手軽にドームハウスに組み立て出来ることによって、人々の活動スペースをつくることが出来る。このことによって間伐材の有効利用が進み、森林の整備にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】接合部分詳細図
図2】ドームハウス例
【発明を実施するための形態】
【0007】
林業関係のNPOや個人の山主などの人たちがこの手法を使ってセルフビルドによってドームハウスを組立てる。また、キット販売により一般の人もドームハウスを組み立てることができる。
図1
図2