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特許6145512ネットワーキング方法及びネットワーキング装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6145512
(24)【登録日】2017年5月19日
(45)【発行日】2017年6月14日
(54)【発明の名称】ネットワーキング方法及びネットワーキング装置
(51)【国際特許分類】
   H04L 12/917 20130101AFI20170607BHJP
   H04L 12/723 20130101ALI20170607BHJP
   H04L 12/853 20130101ALI20170607BHJP
   H04N 21/647 20110101ALI20170607BHJP
【FI】
   H04L12/917
   H04L12/723
   H04L12/853
   H04N21/647
【請求項の数】14
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2015-540031(P2015-540031)
(86)(22)【出願日】2013年9月22日
(65)【公表番号】特表2016-503603(P2016-503603A)
(43)【公表日】2016年2月4日
(86)【国際出願番号】CN2013083904
(87)【国際公開番号】WO2014067366
(87)【国際公開日】20140508
【審査請求日】2015年6月10日
(31)【優先権主張番号】201210436212.5
(32)【優先日】2012年11月5日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】500266829
【氏名又は名称】中興通訊股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100101454
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 卓二
(74)【代理人】
【識別番号】100081422
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 光雄
(74)【代理人】
【識別番号】100125874
【弁理士】
【氏名又は名称】川端 純市
(74)【代理人】
【識別番号】100189544
【弁理士】
【氏名又は名称】柏原 啓伸
(72)【発明者】
【氏名】梁 建適
(72)【発明者】
【氏名】鄭 発展
(72)【発明者】
【氏名】温 ▲てぃん▼▲てぃん▼
(72)【発明者】
【氏名】孔 ▲き▼
【審査官】 速水 雄太
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2010/125749(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0052401(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0095347(US,A1)
【文献】 特開2009−147795(JP,A)
【文献】 特開2009−100118(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 12/917
H04L 12/723
H04L 12/853
H04N 21/647
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれ、少なくとも1つのサービススイッチに接続されており、及び、少なくとも1つのストリーミングメディアサーバに接続されているネットワーキング装置に応用される、ネットワーキング方法であって、前記方法は、
前記ネットワーキング装置中の構成モジュールを通じて前記少なくとも1つのストリーミングメディアサーバのネットワーキング構成情報を構成するステップと、
前記ネットワーキング装置中の制御モジュールを通じて、前記ネットワーキング構成情報を取得するステップと、
前記制御モジュールが前記ネットワーキング構成情報に応じて、スイッチングモジュールの設定インターフェースを通じて、前記スイッチングモジュールを設定するステップと、を含み、
前記スイッチングモジュールは前記ネットワーキング装置に設けられ、前記ネットワーキング構成情報は、ネットワーキングモード情報と前記ネットワーキング装置中のスイッチングモジュールの、外部インターフェースリストに含まれているM個の外部インターフェースの構成情報を含み、前記Mが1以上の整数である
ネットワーキング方法。
【請求項2】
前記スイッチングモジュールを設定するステップは、前記制御モジュールを通じて、前記スイッチングモジュール中の前記M個の外部インターフェースの属性を設定することであることを特徴とする
請求項に記載のネットワーキング方法。
【請求項3】
前記属性は、外部インターフェース所在仮想ローカルエリアネットワーク(vlan)識別子(id)、タグ(tag)、及びサービス収束属性を含むことを特徴とする
請求項に記載のネットワーキング方法。
【請求項4】
前記制御モジュールが前記ネットワーキング構成情報に応じて、前記スイッチングモジュールの設定インターフェースを通じて前記スイッチングモジュールを設定した後、前記方法は、さらに、
前記ネットワーキング装置中の検出モジュールを通じて、前記スイッチングモジュールの、外部インターフェースリストに含まれているM個の外部インターフェースを検出し、前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定するステップを含むことを特徴とする
請求項1〜のいずれか1項に記載のネットワーキング方法。
【請求項5】
前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定する前に、前記方法は、さらに、
M個の外部インターフェースをP個のグループに分割し、PがM以下であり、前記P個のグループの中で、少なくとも、1つのグループに少なくとも1つの外部インターフェースを含み、且つM個の外部インターフェースを超えていけなく、且つ各外部インターフェースが1つのグループだけに属しなければならないことを含むことを特徴とする
請求項に記載のネットワーキング方法。
【請求項6】
前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定した後、前記方法は、さらに、
前記M個の外部インターフェースにおいて、前記無効状態にある第1外部インターフェースがある場合、前記第1外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートから削除するステップを含むことを特徴とする
請求項に記載のネットワーキング方法。
【請求項7】
前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定した後、前記方法は、さらに、
前記M個の外部インターフェースにおいて、有効状態にある第2外部インターフェースがあって且つ前記第2外部インターフェースが前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに属しない場合、前記第2外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに追加するステップを含むことを特徴とする
請求項に記載のネットワーキング方法。
【請求項8】
前記ネットワーキングモードは、
メディアサービスと記憶サービス混合ネットワーキング、
または、メディアサービスと記憶サービス分離ネットワーキング、
または、ライブテレキャストプライベートネットワーキング、
または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で、記憶サービスとの混合ネットワーキング、
または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で、記憶サービスとの分離ネットワーキング、
または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で且つライブテレキャストプライベートネットワーキングであることを特徴とする
請求項2〜のいずれか1項に記載のネットワーキング方法。
【請求項9】
ネットワーキング装置であって、
少なくとも1つのストリーミングメディアサーバのネットワーキング構成情報を構成するように構成されている構成モジュールと、
それぞれ、少なくとも1つのサービススイッチ、及び、少なくとも1つのストリーミングメディアサーバに接続され、制御モジュールの設定操作を受け付けるように構成されているスイッチングモジュールと、
前記構成モジュール及び前記スイッチングモジュールに接続され、前記構成モジュールから前記ネットワーキング構成情報を取得し、前記ネットワーキング構成情報に応じて、前記スイッチングモジュールの設定インターフェースを通じて、前記スイッチングモジュールを設定するように構成されている制御モジュールと、を含み、
前記ネットワーキング構成情報は、ネットワーキングモード情報と前記スイッチングモジュールの外部インターフェースリストに含まれているM個の外部インターフェースの構成情報を含み、前記Mが1以上の整数である、ネットワーキング装置。
【請求項10】
前記構成モジュールは、
ネットワーキングモード情報を構成するように構成されている第1構成サブモジュールと、
スイッチングモジュール中の外部インターフェースリスト中のM個の外部インターフェースの構成情報を構成するように構成されている第2構成サブモジュールと、を含み、前記Mが1以上の整数である
ことを特徴とする請求項に記載のネットワーキング装置。
【請求項11】
前記制御モジュールは、
スイッチングモジュールの外部インターフェース所在仮想ローカルエリアネットワーク(vlan)識別子(id)、タグ(tag)を設定するように構成されている第1制御サブモジュールと、
サービスの収束属性を設定するように構成されている第2制御サブモジュールと、を含む
ことを特徴とする請求項に記載のネットワーキング装置。
【請求項12】
前記ネットワーキング装置は、さらに、
前記スイッチングモジュールのM個の外部インターフェースを検出し、前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定するように構成されている検出モジュールを含む
ことを特徴とする請求項に記載のネットワーキング装置。
【請求項13】
前記ネットワーキング装置は、さらに、
M個の外部インターフェースをP個のグループに分割し、PがM以下であり、前記P個のグループの中で、少なくとも1つのグループに少なくとも1つの外部インターフェースを含み、且つM個の外部インターフェースを超えてはならず、且つ各外部インターフェースが1つのグループだけに属しなければならないように構成されているグループ化モジュールを含む
ことを特徴とする請求項に記載のネットワーキング装置。
【請求項14】
前記検出モジュールは、
前記M個の外部インターフェースにおいて、前記無効状態にある第1外部インターフェースがある場合、前記第1外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートから削除するように構成されている第1検出サブモジュールと、
前記M個の外部インターフェースにおいて、有効状態にある第2外部インターフェースがあって且つ前記第2外部インターフェースが前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに属しない場合、前記第2外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに追加するように構成されている第2検出サブモジュールと、を含む
ことを特徴とする請求項12に記載のネットワーキング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はネットワーク技術に関し、特にネットワーキング方法及びネットワーキング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ネットワーク技術が絶え間なく発展するに伴い、3ネット融合技術(通信ネットワーク、無線ネットワーク、インターネット)が普通のユーザに深化していき、IPTV技術が3ネット融合技術を用いて普通の家庭に全新なインタラクティブテレビ体験と感覚を提供し、例えば、タイムシフトテレビ、オンデマンドビデオ、高精細テレビ、及び様々な非ビジュアルクラスの付加価値サービスなど、音声、データ、ビデオ、オーディオを融合させ、ユーザに新しいビジュアル感覚の体験をもたらす。
【0003】
IPTVサービスは主に、1.IPTV管理プラットフォーム、2.伝送ネットワーク、3.ユーザ端末、3つの部分に分割されている。
【0004】
IPTV管理プラットフォームは、主に、プログラムに対する採集、保存とサービスの機能を完成させ、プログラム採集は、プログラムの受信(例えば、衛星、ケーブルテレビ、地上波無線およびIPネットワークからなど)、プログラムの圧縮符号化およびトランスコーディングとフォーマット、暗号化とDRM(デジタル著作権管理)パッケージと、EPG(電子番組ガイド)の生成などを含む。プログラム保存とサービスがプログラム採集処理後生成したプログラムマスストレージまたはライブテレキャストサービスを完成する。ライブテレキャストとは、暗号化されたビデオとオーディオのストリーミングプログラムを、IPユニキャストまたはマルチキャストのモードで、メディアストリーミングサーバから認証済みユーザあるいはユーザ端末デバイスにDRM認証/キーを送信して、ユーザが解読と再生することを可能にする。
【0005】
伝送ネットワークは、バックボーン/メトロポリタンエリアネットワークを含み、都市間および市域内でビデオとオーディオのストリーミングファイルの伝送を完成し、ブロードバンドアクセスネットワークがユーザからメトロポリタンエリアネットワークへの接続を完成する。従来のIPTVネットワーキングモードで、ストリーミングメディアサービス上のブレードサーバの各外部インターフェースが全て一本のネットワークケーブルでサービススイッチに接続され、次にサービススイッチからネットワークパケットを別のユーザ端末に配信する。
【0006】
ユーザ端末はIPTVプログラムストリーミングメディアデータ、EPGなど情報の受信、処理と放送を担当し、ユーザ端末の中にIPTVセットトップボックスが装備されており、それは普通のテレビとブロードバンド伝送ネットワークの間のブリッジであり、それは、テレビがライブテレキャストまたはオンデマンドを受信するだけではなく、インターネット、電子ビジネスなどのサービスを楽しむことを可能にする。
【0007】
しかし、本願発明者が本願実施形態中の発明技術的方案を実現する過程で、上記技術に少なくとも次のような技術問題を発見した。
【0008】
ストリーミングメディアサービス上のブレードサーバ数量が増えるに伴い、外部インターフェースの数量も増加を示し、サービススイッチに接続されるネットワークケーブル及び占用されるサービススイッチポートも増え、ネットワークケーブルの増加が原因で、ネットワーキングの複雑度を増加させ、それに外部インターフェースに障害があった場合、障害ポイントを排除することも容易ではない。
【0009】
同時に、ストリーミングメディアデータが増加し続けるため、従来のストリーミングメディアサーバに付いているローカル記憶デバイスが増加し続けるストリーミングメディアデータの記憶を満足させることができない。
【0010】
従来の技術において、ブレードサーバの外部インターフェース機能及びローカルサーバの記憶機能を高めることで、ストリーミングメディアサーバの機能を高めることができるが、ブレードサーバの外部インターフェース機能及びローカルサーバの記憶機能を高める際に、従来の技術を改善させ続ける必要であり、しかし、メディアデータの増加し続けるに伴い、従来の技術の改善が、従来のブレードサーバ外部インターフェース機能不足とローカルサーバ記憶機能不足の欠陥をはるかに満足できない。
【0011】
一方、ブレードサーバ外部インターフェースの機能を高めることだけで、ネットワーキング複雑度の問題を解決できなく、ネットワークに故障があった時にも、故障を効果的にタイムリーに排除できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本願の実施形態は、ネットワーキング方法及びネットワーキング装置を提供することで、従来技術に存在したネットワーキングモードが複雑である技術問題を解決し、ネットワークに対する管理と構成を統一する技術効果を実現できる。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本願の実施形態は、ネットワーキング方法を提供し、前記方法は、それぞれ、少なくとも1つのサービススイッチに接続されており、及び、少なくとも1つのストリーミングメディアサーバに接続されているネットワーキング装置に応用されており、前記方法は、前記ネットワーキング装置中の構成モジュールを通じて前記少なくとも1つのストリーミングメディアサーバのネットワーキング構成情報を構成するステップと、前記ネットワーキング装置中の制御モジュールを通じて、前記ネットワーキング構成情報を取得するステップと、前記制御モジュールが前記ネットワーキング構成情報に応じて、スイッチングモジュールの設定インターフェースを通じて、前記スイッチングモジュールを設定するステップと、を含む。
【0014】
選択可能に、前記ネットワーキング構成情報は、ネットワーキングモード情報と前記ネットワーキング装置中のスイッチングモジュールの、外部インターフェースリストに含まれているM個の外部インターフェースの構成情報を含み、前記Mが1以上の整数である。
【0015】
選択可能に、前記スイッチングモジュールを設定するステップは、前記制御モジュールを通じて、前記スイッチングモジュール中の前記M個の外部インターフェースの属性を設定することである。
【0016】
選択可能に、前記属性は、外部インターフェース所在仮想ローカルエリアネットワーク(vlan)識別子(id)、タグ(tag)、及びサービス収束属性を含む。
【0017】
選択可能に、前記制御モジュールが前記ネットワーキング構成情報に応じて、前記スイッチングモジュールの設定インターフェースを通じて前記スイッチングモジュールを設定した後、前記方法は、さらに、前記ネットワーキング装置中の検出モジュールを通じて、前記スイッチングモジュールの、外部インターフェースリストに含まれているM個の外部インターフェースを検出し、前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定するステップを含む。
【0018】
選択可能に、前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定する前に、前記方法は、さらに、M個の外部インターフェースをP個のグループに分割し、PがM以下であり、前記P個のグループの中で、少なくとも、1つのグループに少なくとも1つの外部インターフェースを含み、且つM個の外部インターフェースを超えていけなく、且つ各外部インターフェースが1つのグループだけに属しなければならないことを含む。
【0019】
選択可能に、前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定した後、前記方法は、さらに、前記M個の外部インターフェースにおいて、前記無効状態にある第1外部インターフェースがある場合、前記第1外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートから削除するステップを含む。
【0020】
選択可能に、前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定した後、前記方法は、さらに、前記M個の外部インターフェースにおいて、有効状態にある第2外部インターフェースがあって且つ前記第2外部インターフェースが前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに属しない場合、前記第2外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに追加するステップを含む。
【0021】
選択可能に、前記ネットワーキングモードは、具体的に、メディアサービスと記憶サービス混合ネットワーキング、または、メディアサービスと記憶サービス分離ネットワーキング、または、ライブテレキャストプライベートネットワーキング、または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で、記憶サービスとの混合ネットワーキング、または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で、記憶サービスとの分離ネットワーキング、または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で且つライブテレキャストプライベートネットワーキングである。
【0022】
本発明の別の実施形態が、ネットワーキング装置を提供し、ネットワーキング装置は、
少なくとも1つのストリーミングメディアサーバのネットワーキング構成情報を構成するように構成されている構成モジュールと、
それぞれ、少なくとも1つのサービススイッチ、及び、少なくとも1つのストリーミングメディアサーバに接続され、制御モジュールの設定操作を受け付けるように構成されているスイッチングモジュールと、
前記構成モジュール及び前記スイッチングモジュールに接続され、前記構成モジュールから前記ネットワーキング構成情報を取得し、前記ネットワーキング構成情報に応じて、前記スイッチングモジュールの設定インターフェースを通じて、前記スイッチングモジュールを設定するように構成されている制御モジュールと、を含む。
【0023】
選択可能に、前記構成モジュールは、ネットワーキングモード情報を構成するように構成されている第1構成サブモジュールと、スイッチングモジュール中の外部インターフェースリスト中のM個の外部インターフェースの構成情報を構成するように構成されている第2構成サブモジュールと、を含み、前記Mが1以上の整数である。
【0024】
選択可能に、前記制御モジュールは、スイッチングモジュールの外部インターフェース所在仮想ローカルエリアネットワーク(vlan)識別子(id)、タグ(tag)を設定するように構成されている第1制御サブモジュールと、サービスの収束属性を設定するように構成されている第2制御サブモジュールと、を含む。
【0025】
選択可能に、前記ネットワーキング装置は、さらに、前記スイッチングモジュールのM個の外部インターフェースを検出し、前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定するように構成されている検出モジュールを含む。
【0026】
選択可能に、前記ネットワーキング装置は、さらに、M個の外部インターフェースをP個のグループに分割し、PがM以下であり、前記P個のグループの中で、少なくとも、1つのグループに少なくとも1つの外部インターフェースを含み、且つM個の外部インターフェースを超えていけなく、且つ各外部インターフェースが1つのグループだけに属しなければならないように構成されているグループ化モジュールを含む。
【0027】
選択可能に、前記検出モジュールは、前記M個の外部インターフェースにおいて、前記無効状態にある第1外部インターフェースがある場合、前記第1外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートから削除するように構成されている第1検出サブモジュールと、前記M個の外部インターフェースにおいて、有効状態にある第2外部インターフェースがあって且つ前記第2外部インターフェースが前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに属しない場合、前記第2外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに追加するように構成されている第2検出サブモジュールと、を含む。
【0028】
本願の実施形態が提供する1つまたは複数の技術的方案は、少なくとも以下のような技術的効果や利点がある。
【0029】
1.ネットワーキング装置において、制御モジュールを通じて構成モジュール中のネットワーキング構成情報を取得してスイッチングモジュールを設定することで、スイッチングモジュールが、サービススイッチをストリーミングメディアサーバと接続させることを可能にする技術的方案を採用するため、従来技術において、過度のケーブルでサービススイッチとストリーミングメディアサーバに接続する時に、ネットワーキング方法が複雑である技術問題を解決し、それによって、ネットワーキング構成情報を改善させ、そしてネットワークに対して管理と構成を統一する技術的効果を実現する。
【0030】
2.構成モジュールでスイッチングモジュールの外部インターフェースの属性を構成する、即ち、外部インターフェースのvlanid、tag、及びサービスの収束ポートを構成するのを採用し、送信パケットのサービスタイプを識別するために使うため、従来技術において、異なるタイプのサービスが異なるケーブルで送信される必要な場合、ケーブルの数量がブレードサーバの数量に伴って増えていくと、ケーブル混乱を起こしやすい技術問題を効果的に解決し、それによって、タグでサービスタイプや送信される目的アドレスを識別するのを実現し、ケーブル数量を減少させる同時に、送信の精度を保証する。
【0031】
3.制御モジュールがスイッチングモジュールを設定した後、ネットワーキング装置中の検出モジュールを通じてスイッチングモジュールの外部インターフェースに対してリアルタイム検出を行う技術的方案を採用するため、従来技術において、ネットワークに故障があった時に、故障ポイントを効果的に排除できない技術的問題を解決し、それによって、ネットワーキング線路に対する効果的モニタリングを行い、及びタイムリーに故障を排除し、ネットワークのフォールトトレランスを向上させる技術的効果を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1図1は、本願実施形態に係るネットワーキング方法のフローチャートである。
図2図2は、本願実施形態に係るネットワーキングモードにおけるメディアサービスと記憶サービス混合ネットワーキングを示す図である。
図3図3は、本願実施形態に係るネットワーキングモードにおけるメディアサービスと記憶サービス分離ネットワーキングを示す図である。
図4図4は、本願実施形態に係るネットワーキングモードにおけるライブテレキャストプライベートネットワーキングを示す図である。
図5図5は、本願実施形態に係るネットワーキング方式におけるメディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離、記憶サービスとの混合ネットワーキングを示す図である。
図6図6は、本願実施形態に係るネットワーキング方式におけるメディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離、記憶サービスとの分離ネットワーキングを示す図である。
図7図7は、本願実施形態に係るネットワーキング方式におけるメディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離、且つライブテレキャストプライベートネットワーキングを示す図である。
図8図8は、本願実施形態に係るネットワーキング装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本願が従来技術におけるネットワーキングモード複雑が原因となる技術的問題を解決するために、ネットワーキング方法及び装置を提供する。
【0034】
本願実施形態における技術的方案が、上記ネットワーキングモード複雑の問題を解決するために、一般的な考えは、次のとおりである。
【0035】
メディアサーバとサービススイッチの間で、ネットワーキング装置を設置し、ネットワーキングの要求に応じて、構成モジュールを通じて、ネットワーキング情報を構成し、次に、制御モジュールがネットワーキング情報を取得し、それに、スイッチングモジュールの外部インターフェースを構成し、スイッチングモジュールの外部インターフェースを構成することで、インバウンドメッセージ(メディアサービスと記憶サービス)に異なったvlan tagが付いている場合、スイッチングモジュールがvlan tagとターゲットメディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)アドレスに応じて、インバウンドメッセージのターゲットストリーミングメディアブレードサーバ決定する。ストリーミングメディアブレードサーバが外部ネットへストリーミングメディアデータを送信する時に、スイッチングモジュールがこれらのストリーミングメディアデータを受信してサービススイッチへアウトバウンドメッセージを出力し、ここのアウトバウンドメッセージに異なったvlan tagが付いており、次に、サービススイッチの連携で、異なったネットワークへ転送し、最後に、検出モジュールがリアルタイムにスイッチングモジュールの外部インターフェースを検出する。
【0036】
上記技術的方案をさらに理解するために、これから説明書付図及び具体的な実施の形態を結合しながら、上記技術的方案を詳細に説明する。
【0037】
図1に示すように、本願実施形態に係るネットワーキング方法のフローチャートであり、この方法がネットワーキング装置に応用され、当該ネットワーキング装置がそれぞれ、少なくとも1つのサービススイッチに接続され、及び、少なくとも1つのストリーミングメディアサーバに接続され、このネットワーキング装置が、IPTV(ネットワークテレビ)に適用し、以下は、IPTVを例として詳細に説明する。
【0038】
ステップS1において、前記ネットワーキング装置中の構成モジュールを通じて、少なくとも1つのストリーミングメディアサーバのネットワーキング構成情報を構成する。
【0039】
ここで、これらの構成モジュールのネットワーキング構成情報は、ネットワーキングモード情報とネットワーキング装置中のスイッチングモジュールの、外部インターフェースリストに含まれているM個の外部インターフェースの構成情報を含み、ここで、Mが1以上の整数である。
【0040】
制御モジュールを通じてスイッチングモジュールを設定することは、スイッチングモジュール中のM個外部インターフェースの属性を設定することである。これらの属性は、具体的に、外部インターフェース所在のvlanid、tag、及びサービスグループの収束属性を含む。
【0041】
まず、IPTVのフロントエンドデバイスにおいて、内容提供者とビデオ採集デバイスがストリーミングメディアサーバにストリーミングメディア資源を提供し、ストリーミングメディアサーバがこれらのストリーミングメディア資源を受信し、端末ユーザが必要とする時に、異なったユーザに転送する。本技術的方案の実施の形態において、ネットワーキング装置中の構成モジュールを通じて、少なくとも1つのストリーミングメディアサーバへネットワーキング構成情報を与え、ストリーミングメディアサーバに複数のブレードサーバが含まれており、1つのブレードサーバに少なくとも1つのメディアサービス外部インターフェース、1つの記憶サービス外部インターフェース、さらに、外部シグナリングサービスを専門に提供するブレードサーバ外部インターフェースを含み、構成モジュールが異なったサービスに応じてスイッチングモジュールの外部インターフェースを構成し、本願実施形態において、構成された外部インターフェース数量は1以上8以下であってよい。
【0042】
ステップS2において、ネットワーキング装置中の制御モジュールを通じて、ネットワーキング構成情報を取得する。
【0043】
ステップS3において、前記制御モジュールが前記ネットワーキング構成情報に応じて、スイッチングモジュールの設定インターフェースを通じて、前記スイッチングモジュールを設定する。
【0044】
以下は、この2つのステップを結合して詳しく説明する。
【0045】
具体的な実施過程において、スイッチングモジュールが構成された外部インターフェース属性によって伝送されたストリーミングメディアデータが具体的にどのサービスに属するのを識別でき、次に、異なったサービスに応じて、異なったユーザ端末に転送する。例えば、IPTVにおいて、ストリーミングメディアサーバから送信されたサービスがライブテレキャスト放送サービスである場合、ライブテレキャスト放送サービスのtagが付いており、スイッチングモジュールが提供した外部インターフェースにvlanidタグがマークされており、vlanidタグがライブテレキャスト放送サービスをマークするのに用いられ、メディアメッセージのターゲットIPアドレスを結合して、サービススイッチを通じてターゲット外部ネットワークに送信する。
【0046】
同様に、ストリーミングメディアサーバから送信されたサービスがデマンドサービスである場合、デマンドサービスのtagが付いており、スイッチングモジュールが提供する外部インターフェースにvlanidタグがマークされており、vlanidタグ、及びメディアメッセージ中のターゲットIPアドレスによって、サービススイッチを通じて、対応するデマンドサービスを必要とするターゲット外部ネットワークを見つける。
【0047】
もちろん、シグナリングのサービスもあり、ここで言及されるシグナリングは、端末ユーザIPTVセットトップボックスとIPTVストリーミングメディアサービスの間のインタラクションであり、例えば、ユーザがプログラムを視聴している場合、リモンコンでIPTVセットトップボックスへプログラム選択の信号を送信し、IPTVセットトップボックスが送信された信号を識別してIPTVストリーミングメディアサーバと普通のテレビの接続を確立する。だから、シグナリングがユーザにデマンドサービスを提供するだけでなく、ライブテレキャスト放送サービスも提供でき、だから、IPTVセットトップボックスがシグナリングサービスを提供するキーデバイスである。
【0048】
構成モジュールがスイッチングモジュールの外部インターフェースの構成情報を保存しただけでなく、同時にスイッチングモジュールのネットワーキングモード情報も保存し、以下は、ネットワーキングモード情報に対して詳しく説明する。
【0049】
ネットワーキングモード情報は、メディアサービスと記憶サービス混合ネットワーキング、または、メディアサービスと記憶サービス分離ネットワーキング、または、ライブテレキャストプライベートネットワーキング、または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で、記憶サービスとの混合ネットワーキング、または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で、記憶サービスとmp分離ネットワーキング、または、メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離で且つライブテレキャストプライベートネットワーキングであるのを含む。
【0050】
ここで、メディアサービスと記憶サービス混合ネットワーキングは、図2に示すように、メディアサーバ上のブレードサーバの外部インターフェースによってメディアサービス外部インターフェースと記憶サービス外部インターフェースに分けられており、この2つの外部インターフェースを外部インターフェースリストに入れ、且つこの2つのサービスの外部インターフェースが同一ロジックポートに収束する。スイッチングモジュールの外部インターフェースから出てサービススイッチに接続され、対応するスイッチのポートも収束に構成される。ここで、言及された収束は、伝送ラインのバンド幅を増やせるだけでなく、伝送ライン上伝送されるストリーミングメディアデータに対して負荷分散を行うこともでき、即ち、一端の伝送ラインに収束したバンド幅が各ラインに分散的に配分されるようにする。ここのメディアサービスは、インバウンド、アウトバウンドのサービスとシグナリング、ライブテレキャスト、デマンドのサービスを提供している。記憶サービスは、外部記憶デバイスに使われるものであり、例えば、IPTVにおいて、ユーザがデマンドサービスを行う場合、ユーザが選択するビデオは予め外部記憶デバイスに記憶されたものであり、もちろん、ユーザがライブテレキャストのプログラムを見る時間がない場合、ライブテレキャストのプログラムを記録するのを要求できる。これは、外部記憶デバイスに提供される必要な記憶サービスである。だから、記憶サービスは外部記憶デバイスでストリーミングデータの読み書き操作を行うためのプロセスである。同時に、IPTVが提供するのは、インタラクティブなネットワークサービスであり、ユーザがストリーミングメディアサービス側と柔軟にインタラクションを行って、希望のテレビプログラムを得ることができる。だから、シグナリングサービスがインタラクションのためのプラットフォームを提供し、シグナリングサービスがデマンド操作も提供できるし、ライブテレキャスト操作も提供できる。
【0051】
メディアサービスと記憶サービス分離ネットワーキングは、図3に示すように、メディアサービス外部インターフェースと記憶サービス外部インターフェースが、全て外部インターフェースリストにあり、しかし、メディアサービスと記憶サービス外部インターフェースが別々に2つの収束ポートにあり、メディアサービス外部インターフェースがスイッチに接続され、対応するスイッチのポートが収束に構成される。記憶サービスがスイッチを通じて記憶デバイスを外付けでき、直接に記憶デバイスに接続できる。だから、記憶サービス外部インターフェースは、収束であってもよく、収束でなくでもよい。このようなネットワーキングモードは、デマンドサービスもサーポートでき、ライブテレキャストサービスと記憶サービスもサーポートできる。
【0052】
ライブプライベートネットワーキングは、図4に示すように、外部インターフェースリストにメディアサービス外部インターフェースだけが含まれており、同時に、デマンドサービスのインターフェースが含まれていない。メディアサービスの外部インターフェースから出てスイッチに接続され、サービススイッチ上の対応するポートも収束に構成されている。例えば、遠隔ビデオ授業がライブテレキャストプライベートネットワーキングであり、デマンドをサーポートできず、遠隔ビデオに対して一時停止、巻き戻し、早送りなど操作をできず、もちろん、ライブテレキャストサービスが上記言及された遠隔ビデオ授業だけに限定されるものではなく、ほかのリアルタイムに放送されるプログラムもあり、例えば、現場ライブテレキャストされるオリンピック試合などである。
【0053】
メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離、記憶サービスとの混合ネットワーキングは、図5に示すように、外部インターフェースリストが、メディアインバウンドサービス外部インターフェースリスト、メディアアウトバウンドサービスと記憶混合外部インターフェースリストに分けれている。メディアインバウンドサービス外部インターフェースがサービススイッチに接続され、サービススイッチ上の対応するポートが収束に構成されている。メディアアウトバウンドサービスと記憶混合外部インターフェースがサービススイッチに接続され、サービススイッチ上の対応するポートも収束に構成されている。例えば、ストリーミングメディアデータがイントラネットで伝送される場合、同時にエクストラネットの他のIPTVユーザにストリーミングメディアデータを伝送する必要で、すると、メディアインバウンドとメディアアウトバウンドを分離させる必要があり、それによって、内部プライベートネットワークの独立性を保証する。
【0054】
メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離、記憶サービスとの分離ネットワーキングは、図6に示すように、外部インターフェースリストは、メディアインバウンドサービス外部インターフェースリスト、メディアアウトバウンド外部インターフェースリスト、及び記憶サービス外部インターフェースリストに分けられている。メディアインバウンドサービス外部インターフェースがサービススイッチに接続され、サービススイッチ上の対応するポートが収束に構成されている。メディアアウトバウンドサービス外部インターフェースがサービススイッチに接続され、サービススイッチ上の対応するポートが収束に構成されている。記憶サービス外部インターフェースがスイッチに接続されるまたは記憶デバイスに直接接続され、だから、記憶サービス外部インターフェースが収束であってよく、収束ではなくてもよい。
【0055】
メディアインバウンドとメディアアウトバウンド分離、且つライブテレキャストプライベートネットワーキングは、図7に示すように、外部インターフェースリストは、メディアインバウンドサービス外部インターフェースリストとメディアアウトバウンドサービス外部インターフェースリストに分けられている。外部インターフェースがサービススイッチに接続され、スイッチ上の対応するポートが収束に構成されている。
【0056】
制御モジュールがソフトを通じてスイッチングモジュールを設定した後、当該ネットワーキング方法は、さらに、ネットワーキング装置中の検出モジュールを通じてスイッチングモジュールのM個の外部インターフェースを検出し、M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定する。
【0057】
具体的に、M個の外部インターフェースに無効状態にある第1外部インターフェースがあった場合、第1外部インターフェースを外部インターフェースリストの対応する収束ポートから削除する。
【0058】
具体的な実施形態において、データ伝送の1本のライン物理リンクが中断した場合、このラインのポートを収束のtrunkグループから削除し、つまり、このポートでデータをもう伝送しなく、trunkグループに対して、このポートが既にtrunkグループに属しない。収束の属性によって、伝送されたストリーミングメディアデータに対して負荷分散を行い、流量が1つの外部インターフェースに集中することで、他のインターフェースのバンド幅資源を浪費するのを防止する。
【0059】
ここで、ポートリンクの状態は、スイッチングモジュールのlink状態を指し、リンク状態がdownであるのは、実際に、ハードウェアに問題があった状態を指し、例えば、外部インターフェース光モジュールデバイスが壊れ、または光ファイバが破断し、または外部サービススイッチがdownしたなど、全てスイッチングモジュール外部インターフェースの状態が異常となるのを可能にさせることがあり、それによって、外部インターフェースが無効状態にあるようにする。
【0060】
M個の外部インターフェースに有効状態にある第2外部インターフェースがあり、且つ、前記第2外部インターフェースで前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに属しない場合、前記第2外部インターフェースを前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに追加する。
【0061】
具体的な実施形態において、無効なポートがあれば、有効なポートもあり、その中の1つの外部インターフェースが有効である場合、このラインのポートを収束ポートに追加する。つまり、構成された外部インターフェースに無効状態である外部インターフェースがこの時UP状態である場合、このUP状態であるリンクのポートを、収束ポートに追加する。
【0062】
ここで、外部インターフェースが有効状態または無効状態であるかは、構成された外部インターフェースに対して言うものであり、構成されていない外部インターフェースに対して、UP状態であっても、収束ポートに追加されることもない。
【0063】
ストリーミングメディアデータがサービススイッチまで伝送された後、サービススイッチの連携で、伝送されたストリーミングメディアデータにマッチするクライアントを見つけ、ユーザに必要なストリーミングメディアデータをユーザに伝送する。ここでのクライアントは、パソコンであってもよく、普通のテレビとセットトップボックスであってもよく、それに3Gネットワークを受信できる携帯電話であってもよい。
【0064】
もちろん、このネットワーキング方法は、IPTVに運用されるだけでなく、他のネットワーク上でも実現できる。
【0065】
同一発明概念に基づいて、本願の別の実施形態がネットワーキング装置を提供し、当該ネットワーキング装置は、本願ネットワーキング方法を実施するネットワーキング装置である。
【0066】
図8に示すように、当該ネットワーキング装置は、構成モジュール10、スイッチングモジュール20、制御モジュール30を含み、構成モジュール10は、前記少なくとも1つのストリーミングメディアサーバのネットワーキング構成情報を構成するように構成されており、スイッチングモジュール20は、それぞれ、少なくとも1つのサービススイッチ、及び、少なくとも1つのストリーミングメディアサーバに接続され、制御モジュールの設定操作を受け付けるように構成されており、制御モジュール30は、前記構成モジュール及び前記スイッチングモジュールに接続され、前記構成モジュールから前記ネットワーキング構成情報を取得し、前記ネットワーキング構成情報に応じて、前記スイッチングモジュールの設定インターフェースを通じて、前記スイッチングモジュールを設定するように構成されている。
【0067】
構成モジュールは、具体的に、第1構成サブモジュールと第2構成サブモジュールとを含み、第1構成サブモジュールは、ネットワーキングモード情報を構成するように構成されており、第2構成サブモジュールは、スイッチングモジュール中の外部インターフェースリスト中のM個の外部インターフェースの構成情報を構成するように構成されており、ここで、Mが1以上の整数である。
【0068】
制御モジュールは、具体的に、第1制御サブモジュールと第2制御サブモジュールとを含み、第1制御サブモジュールは、スイッチングモジュールの外部インターフェース所在vlanid、tagを設定するように構成されており、第2制御サブモジュールは、サービスの収束属性を設定するように構成されている。
【0069】
当該ネットワーキング装置は、さらに、検出モジュールを含み、検出モジュールは、前記スイッチングモジュールのM個の外部インターフェースを検出し、前記M個の外部インターフェース中の各外部インターフェースが有効状態または無効状態にあるかを確定するように構成されている。
【0070】
当該ネットワーキング装置は、さらに、グループ化モジュールを含み、グループ化モジュールは、M個の外部インターフェースをP個のグループを分け、PがM以下であり、ここで、前記P個のグループの中で、少なくとも、1つのグループに少なくとも1つの外部インターフェースを含み、且つM個の外部インターフェースを超えていけなく、且つ各外部インターフェースが1つのグループだけに属しなければならないように構成されている。
【0071】
当該検出モジュールは、具体的に、第1検出サブモジュールと第2検出サブモジュールとを含み、第1検出サブモジュールは、前記M個の外部インターフェースにおいて、前記無効状態にある第1外部インターフェースがある場合、前記第1外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートから削除するように構成されており、第2検出サブモジュールは、前記M個の外部インターフェースにおいて、有効状態にある第2外部インターフェースがあって且つ前記第2外部インターフェースが前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに属しない場合、前記第2外部インターフェースを、前記外部インターフェースリストに対応する収束ポートに追加するように構成されている。
【0072】
本実施形態で説明したネットワーキング装置は、本願ネットワーキング方法を実施するためのネットワーキング装置であるので、当業者にとって、本願実施形態で説明したネットワーキング方法に基づいて、本実施形態のネットワーキング装置の具体的な実施方式及びそれの様々な変化形式を了解できるので、ここで、このネットワーキング装置について詳しく説明しない。当業者が本願ネットワーキング方法を実施するために適応したネットワーキング装置だけで操作でき、本願が保護しようとする範囲に属する。
【0073】
本願が提供する1つまたは複数の技術的方案は、少なくとも、以下のような技術的効果や利点がある。
【0074】
1.ネットワーキング装置において、制御モジュールを通じて構成モジュール中のネットワーキング構成情報を取得してスイッチングモジュールを設定することで、スイッチングモジュールが、サービススイッチをストリーミングメディアサーバと接続させることを可能にする技術的方案を採用するため、従来技術において、過度のケーブルでサービススイッチとストリーミングメディアサーバに接続する時に、ネットワーキング方法が複雑である技術問題を解決し、それによって、ネットワーキング構成情報を改善させ、そしてネットワークに対して管理と構成を統一する技術的効果を実現する。
【0075】
2.構成モジュールでスイッチングモジュールの外部インターフェースの属性を構成する、即ち、外部インターフェースのvlanid、tag、及びサービスの収束ポートを構成するのを採用し、送信パケットのサービスタイプを識別するために使うため、従来技術において、異なるタイプのサービスが異なるケーブルで送信される必要な場合、ケーブルの数量がブレードサーバの数量に伴って増えていくと、ケーブル混乱を起こしやすい技術問題を効果的に解決し、それによって、タグでサービスタイプや送信される目的アドレスを識別するのを実現し、ケーブル数量を減少させる同時に、送信の精度を保証する。
【0076】
3.制御モジュールがスイッチングモジュールを設定した後、ネットワーキング装置中の検出モジュールを通じてスイッチングモジュールの外部インターフェースに対してリアルタイム検出を行う技術的方案を採用するため、従来技術において、ネットワークに故障があった時に、故障ポイントを効果的に排除できない技術的問題を解決し、それによって、ネットワーキング線路に対する効果的モニタリングを行い、及びタイムリーに故障を排除し、ネットワークのフォールトトレランスを向上させる技術的効果を実現する。
【0077】
本分野の技術者は、本発明の実施形態が方法、システム、あるいはコンピュータプログラム製品として提供されるのがわかるだろう。従って、本発明は、完全ハードウェアの実施形態、完全ソフトウェアの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの実施形態の組み合わせの形式であってもよい。また、本発明は、コンピュータ使用可能プログラム・コードを含むコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクストレージ、CD−ROM、光記憶装置、を含むが、これらに限定されない)で実施するコンピュータプログラム製品の1つや複数の形式を用いることができる。
【0078】
本発明は、本発明実施形態の方法、デバイス(システム)、とコンピュータプログラム製品のフローチャートと/またはブロック図を参照して説明したものである。コンピュータプログラム命令によって、フローチャートと/またはブロック図中の各フローと/またはブロック、及びフローチャートと/またはブロック図中のフローと/またはブロックの組み合わせを実現できるのを理解するだろう。これらのコンピュータプログラム命令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込めプロセッサー、または、他のプログラミング可能なデータ処理デバイスのプロセッサーに提供して1つの器械を生成し、コンピュータまたは他のプログラミング可能なデータ処理デバイスのプロセッサーが命令を実行するによって、フローチャートの1つまたは複数のフローと/またはブロック図の1つまたは複数のブロックで指定する機能を実現するための装置を生成する。
【0079】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラミング可能なデータ処理デバイスを引導して特定方式で動作できるコンピュータ読み取り可能なメモリに記憶されることができ、当該コンピュータ読み取り可能なメモリに記憶される命令が命令装置を含む生産品を生成させ、この命令装置がフローチャートの1つまたは複数のフローと/またはブロック図の1つまたは複数のブロックで指定する機能を実現する。
【0080】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラミング可能なデータ処理デバイスにロードされることもでき、コンピュータまたは他のプログラミング可能なデータ処理デバイスで一連の操作ステップを実行してコンピュータ実現の処理を生成させ、それによって、コンピュータまたは他のプログラミング可能なデータ処理デバイスで実行される命令が、フローチャートの1つまたは複数のフローと/またはブロック図の1つまたは複数のブロックで指定する機能を実現するためのステップを提供する。
【0081】
本発明の好ましい実施形態を説明したが、本分野内の技術者が、基本創造性概念をいったん知ると、これらの実施形態に対して別の変更と改修をできる。従って、添付の特許請求範囲は、好ましい実施形態及び本発明範囲に入る全ての変更と改修を含むと解釈されることを意図する。
【0082】
明らかに、本分野の技術者が本発明に対して様々な変更と変形を行うことができるが、本発明の精神と範囲から脱離しない。すると、本発明のこれらの変更と変化が、本発明の特許請求及びそれに同等する技術の範囲の内に属する場合、これらの改修、同等入れ替わり、改良等が、本発明の保護範囲以内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8