特許6146811IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

推定装置、推定方法及びプログラムに関し、特に、消費者が使用した電力使用量から消費者の健康状態を推定する推定装置等

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、電力使用量の変化パターンを得るためには、電力使用量を継続して監視することが必要となる。例えば、特許文献1では、30分以内の間隔で電力使用量を計測し、その変化パターンを調べることが想定されている。また、継続して得られた電力使用量の変化をパターンによって評価するため、その処理は、複雑なものとならざるを得なかった。 そこで、本願発明は、消費者が使用した電力使用量の変化ではなく、電力使用量を利用して、消費者の健康状態を容易に推定することが可能な推定装置等を提案することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明の第1の観点は、消費者が使用した電力使用量から前記消費者の健康状態を推定する推定方法であって、推定手段が、前記電力使用量に応じて前記消費者の健康状態を評価する健康評価値を推定する推定ステップを含むものである。
【発明の効果】
本願発明の各観点によれば、電力使用量の変化パターンではなく、電力使用量を用いて健康評価値を推定することにより、パターンマッチング等の複雑な処理ではなく、例えば、電力使用量や、その平均値等の統計処理値から健康評価値を単純に推定することができる。 従来、消費者の生活パターンは、電力使用量の変化パターンに反映されるとして、時間的な要素を含んだパターンにより評価されてきた。そのため、時間的な要素を捨象した電力使用量と消費者の健康状態との間に関係性があることは、明らかにされてこなかった。 電力使用量の平均値等と健康評価値との間の関連性は、発明者らによって初めて見出されたものである。特に、発明者らは、第3の観点にあるように、電力使用量が、身体から計測される身体計測値についての血中LDL、血中HDL、及び、中性脂肪だけでなく、野菜摂取量をも関連性があることを見出した。電力使用量の統計処理値そのものから消費者の健康状態を推定することは、当業者が予想し得なかった事項である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本願発明の実施の形態に係る健康状態推定システムの構成の一例を示すブロック図である。

【図2】図1の健康状態推定システム1における処理の一例を示すフロー図である。

【図3】平成25年2月における単身世帯の日平均電力使用量と血中HDLの関係についての解析結果を示すグラフである。

【図4】平成25年2月における日平均電力使用量と血中LDLの関係についての解析結果を示すグラフである。

【図5】平成25年2月における日平均電力使用量と中性脂肪の関係についての解析結果を示すグラフである。

【図6】平成25年2月における日平均電力使用量と週平均野菜摂取量の関係についての解析結果を示すグラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 健康状態推定システム、3 居宅、5 電力計測装置、7 推定装置、11 計測部、21 入力部、23 制御部、25 電力使用量記憶部、27 統計処理部、29 推定部

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります