(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る誤送信防止プログラム130を実行する送信コンピュータ100およびその周辺構成を示す図である。送信コンピュータ100は、ユーザが電子メールを送信するために用いるコンピュータである。メールサーバ200は、送信コンピュータ100が送信した電子メールを受け取って保存するサーバコンピュータである。受信コンピュータ300は、送信コンピュータ100が送信した電子メールの送信先アドレスを所有するユーザがその電子メールをメールサーバ200から受信するために用いるコンピュータである。
【0011】
送信コンピュータ100は、CPU(Central Processing Unit)110、電子メールクライアント120、誤送信防止プログラム130、記憶部140を備える。電子メールクライアント120と誤送信防止プログラム130は別個の機能部として構成することもできるし、これらを一体的に構成することもできる。例えば誤送信防止プログラム130は電子メールクライアント120のアドオンプログラムとして構成することもできる。
【0012】
CPU110は、電子メールクライアント120と誤送信防止プログラム130を実行する。以下では記載の便宜上、これらプログラムを動作主体として説明する場合があるが実際にこれらプログラムを実行するのはCPU110であることを付言しておく。
【0013】
電子メールクライアント120は、ユーザが電子メールの送信先アドレス、電子メールのタイトルおよび本文などを入力するために用いるプログラムである。誤送信防止プログラム130は、電子メールクライアント120が電子メールを送信先アドレスに対して送信する際に誤送信が生じないようにするプログラムである。誤送信防止プログラム130の詳細動作については後述する。
【0014】
記憶部140は、ハードディスク装置などの記憶装置であり、アドレス管理データ141と送信履歴データ142を格納する。これらデータの構成およびデータ例については後述の
図2〜
図3で説明する。
【0015】
図2は、アドレス管理データ141の構成とデータ例を示す図である。アドレス管理データ141は、電子メールクライアント120のユーザと、当該ユーザが電子メールを送信する送信先アドレスの所有者との間の人的関係を記述したデータである。アドレス管理データ141は、電子メールクライアント120のユーザやシステム管理者が作成してあらかじめ記憶部140内に格納しておく。
【0016】
アドレス管理データ141は、送信先アドレスフィールド1411、氏名フィールド1412、組織名フィールド1413、関係フィールド1414、有効期間フィールド1415を有する。
【0017】
送信先アドレスフィールド1411は、電子メールクライアント120のユーザが電子メールを送信する送信先アドレスを保持する。氏名フィールド1412は、送信先アドレスフィールド1411が記述しているアドレス所有者の氏名を保持する。組織名フィールド1413は、送信先アドレスフィールド1411が記述しているアドレス所有者が所属する組織名を保持する。関係フィールド1414は、送信先アドレスフィールド1411が記述しているアドレス所有者と、電子メールクライアント120のユーザとの間の人的関係を表す情報を保持する。有効期間フィールド1415は、アドレス管理データ141が保持する各レコードの有効期間を保持する。
【0018】
図3は、送信履歴データ142の構成とデータ例を示す図である。送信履歴データ142は、電子メールクライアント120が過去に送信した電子メールの履歴を保持するデータである。電子メールクライアント120は、メールサーバ200に対して電子メールを送信する毎に、送信履歴データ142に新たなレコードを追加する。
【0019】
送信履歴データ142は、送信先アドレスフィールド1421、送信日時フィールド1422を有する。送信先アドレスフィールド1421は、電子メールクライアント120が送信した電子メールの送信先アドレスを保持する。送信日時フィールド1422は、送信先アドレスフィールド1411が記述しているアドレスに対して電子メールクライアント120が電子メールを送信した日時を保持する。これらフィールドの他、個別の電子メールを識別するために必要な情報(例えば各電子メールのシリアル番号など)を保持するようにしてもよい。
【0020】
図4は、誤送信防止プログラム130の動作を説明するフローチャートである。以下、
図4の各ステップについて説明する。
【0021】
(
図4:ステップS400)
電子メールクライアント120のユーザが電子メールクライアント120に対して電子メールを送信するよう指示すると、誤送信防止プログラム130がその旨を検出し、または電子メールクライアント120が誤送信防止プログラム130を起動することにより、本フローチャートが開始する。
【0022】
(
図4:ステップS401)
誤送信防止プログラム130は、アドレス管理データ141と送信履歴データ142を記憶部140から読み取り、ステップS400において電子メールクライアント120が送信するよう指示された電子メールの送信先アドレスに合致するレコードを、各データから取得する。
【0023】
(
図4:ステップS402)
誤送信防止プログラム130は、ステップS401においてアドレス管理データ141と送信履歴データ142それぞれから取得したレコードに基づき、当該電子メールを送信してよいか否か確認するメッセージを、送信コンピュータ100のディスプレイ上に画面表示する。本ステップにおいて画面表示するメッセージの例については後述の
図5で改めて説明する。
【0024】
(
図4:ステップS403)
誤送信防止プログラム130は、ステップS402において画面表示した確認メッセージに対するユーザの応答を取得する。送信許可する旨の応答を受け取った場合はステップS404に進み、送信許可しない旨の応答を受け取った場合はステップS405へ進む。
【0025】
(
図4:ステップS404)
誤送信防止プログラム130は、ステップS400におけるユーザの指示にしたがって電子メールを送信するように電子メールクライアント120に対して指示する。電子メールクライアント120は、当該電子メールをメールサーバ200に対して送信するとともに、送信履歴レコードを送信履歴データ142内に追加する。
【0026】
(
図4:ステップS405)
誤送信防止プログラム130は、ステップS400におけるユーザの指示をキャンセルするように電子メールクライアント120に対して指示する。電子メールクライアント120は、当該電子メールを送信する処理をキャンセルする。誤送信防止プログラム130または電子メールクライアント120は、電子メール送信をキャンセルした旨のメッセージを画面表示する。
【0027】
図5は、ステップS402において誤送信防止プログラム130が画面表示する確認メッセージの画面イメージ例を示す図である。誤送信防止プログラム130は、アドレス管理データ141から取得した送信先アドレスに対応するレコードの内容と、送信履歴データ142から取得した送信先アドレスの過去の送信履歴とを、確認メッセージとして画面表示する。送信履歴データ142の内容については、必ずしも過去の全ての送信履歴を画面表示する必要はなく、例えば当該送信先アドレスに対する過去の送信回数と前回の送信日時を画面表示するようにすることができる。
【0028】
図5に示す画面イメージ例によれば、電子メールクライアント120のユーザは、送信先アドレス欄に入力したアドレス所有者との間の関係をメッセージによって確認することを促される。さらに、アドレス管理データ141上において有効期間フィールド1415が指定する有効期限を超過した送信先アドレスに対して電子メールを送信しようとしている場合は、その旨を注意喚起することができる。
【0029】
<実施の形態1:まとめ>
以上のように、本実施形態1に係る誤送信防止プログラム130は、送信先アドレス所有者と送信者との間の人的関係、および当該送信先アドレスに対する電子メール送信履歴とともに、当該電子メールを送信することを許可するか否か確認するメッセージを画面表示する。これにより、電子メールクライアント120のユーザは送信先アドレス所有者との間の人的関係がどの程度緊密であるかを電子メール送信前に確認することを促される。したがって、例えば取引関係が少ない送信先アドレスに対して重要な電子メールを誤送信してしまうような人為的ミスを抑制することができる。
【0030】
<実施の形態2>
実施形態1においては、アドレス管理データ141と送信履歴データ142の記述にしたがって、電子メールを送信する前に確認メッセージを画面表示することを説明した。本発明の実施形態2では、電子メールに添付ファイルを添付する場合において、その添付ファイルの属性に応じて確認メッセージを画面表示する構成例について説明する。
【0031】
図6は、本実施形態2に係る誤送信防止プログラム130を実行する送信コンピュータ100およびその周辺構成を示す図である。送信コンピュータ100は、実施形態1で説明した構成に加えて、新たに記憶部140内に文書属性データ143を格納している。その他の構成は各プログラムの動作を除いて実施形態1と概ね同様であるため、以下では差異点を中心に説明する。
【0032】
図7は、文書属性データ143の構成とデータ例を示す図である。文書属性データ143は、文書ファイル(文書以外のデータファイルであってもよい)の属性と、その文書ファイルを電子メールに添付して送信するときのルールとの間の対応関係を記述したデータである。文書属性データ143は、電子メールクライアント120のユーザやシステム管理者が作成してあらかじめ記憶部140内に格納しておく。
【0033】
文書属性データ143は、文書属性フィールド1431、属性文字列フィールド1432、送信ルールフィールド1433を有する。文書属性フィールド1431は、文書ファイルの属性を列挙するフィールドである。属性文字列フィールド1432は、文書属性フィールド1431が指定する文書属性を有する文書ファイルがファイル名内に含んでいる文字列を保持する。送信ルールフィールド1433は、文書属性フィールド1431が指定する文書属性を有する文書ファイルを電子メールに添付して送信するときのルールを記述している。
【0034】
属性文字列1432は、文書ファイルのファイル名内に含まれている文字列を記述することを説明したが、これは説明の簡易のためのものであり、必ずしもこれに限られるものではない。例えば文書属性フィールド1431が「契約書」である文書ファイルの本文内に文字列「契約書」が多く登場する場合は、ファイル名に代えて(または併用して)ファイル本文内に含まれている文字列を属性文字列フィールド1432に記述することができる。以下では説明の簡易のため、ファイル名内に含まれている文字列を属性文字列フィールド1432として記述することを前提とする。
【0035】
図7に示すデータ例においては、文書属性フィールド1431と属性文字列フィールド1432が同じ文字列であるデータ例を示したが、これらフィールドの値は必ずしも同一でなくともよい。例えば、ファイル名または文書ファイル本文内に文字列「非公開」が多く登場する文書については、文書属性フィールド1431が「社外秘情報」であるとみなすことができる。この文書ファイルについては、文書属性フィールド1431が「社外秘情報」となり、属性文字列フィールド1432が「非公開」となる。
【0036】
図8は、本実施形態2における誤送信防止プログラム130の動作フローを説明するフローチャートである。本フローチャートは、実施形態1で説明した
図4に加えて、ステップS400とS401の間にステップS801〜S802を有する。以下これらステップおよび実施形態1とは異なるステップについて説明する。ステップS801〜S802はステップS402の前に実施すればよく、必ずしもこの順番に限られるものではない。
【0037】
(
図8:ステップS801)
誤送信防止プログラム130は、電子メールクライアント120が送信しようとしている電子メールに添付された添付ファイルのファイル名を取得する。
【0038】
(
図8:ステップS802)
誤送信防止プログラム130は、文書属性データ143を読み取る。送信防止プログラム130は、ステップS801で取得した添付ファイルのファイル名内に、属性文字列フィールド1432が記述している文字列が含まれているか否かを判定する。含まれている場合は、さらにその文字列に対応する送信ルールフィールド1433を読み取る。
【0039】
(
図8:ステップS402)
誤送信防止プログラム130は、ステップS802において文書属性データ143から取得したレコード、およびステップS401においてアドレス管理データ141と送信履歴データ142それぞれから取得したレコードに基づき、当該電子メールを送信してよいか否か確認するメッセージを、送信コンピュータ100のディスプレイ上に画面表示する。ただし送信ルールフィールド1433の記述によって送信不可であることが指定されている場合は、その旨のメッセージを表示する。本ステップにおいて画面表示するメッセージの例については後述の
図9〜
図10で改めて説明する。
【0040】
(
図8:ステップS402:補足)
本ステップにおいて、送信ルールフィールド1433の記述によって一律に電子メール添付することが禁止されている文書属性については、誤送信防止プログラム130はその添付ファイルが添付された電子メールを送信することを一律に禁止すればよい。条件付きで送信禁止する添付ファイルについては、その条件を別の手段によって特定した上で、送信可否を判断すればよい。例えば社外送付禁止である添付ファイルについては、送信先アドレスと送信元アドレスが同じドメインに属しているか否かに基づき、社外送信しようとしているか否かを判定することができる。
【0041】
(
図8:ステップS403)
誤送信防止プログラム130は、ステップS402において送信許可する旨の応答を受け取った場合はステップS404に進み、送信許可しない旨の応答を受け取った場合または送信ルールフィールド1433の記述によって送信不可であることが指定されている場合はステップS405へ進む。
【0042】
図9は、ステップS402において誤送信防止プログラム130が画面表示する確認メッセージの画面イメージ例を示す図である。ここでは送信ルールフィールド1433の記述によって送信不可であることが指定されていない場合のメッセージ例を示した。誤送信防止プログラム130は、実施形態1の
図5で説明したメッセージ例に加えて、ステップS802において取得した添付ファイルの文書属性を、確認メッセージ内に追加する。
【0043】
図10は、ステップS402において誤送信防止プログラム130が画面表示する別の確認メッセージの画面イメージ例を示す図である。ここでは送信ルールフィールド1433の記述によって送信不可であることが指定されている場合のメッセージ例を示した。誤送信防止プログラム130は、送信ルールフィールド1433の記述によって送信不可であることが指定されている場合は、送信確認メッセージに代えて送信を中止する旨のメッセージを画面表示する。その他のメッセージ(アドレス管理データ141などから取得した情報)については
図9と同様でよい。
【0044】
<実施の形態2:まとめ>
以上のように、本実施形態2に係る誤送信防止プログラム130は、添付ファイルのファイル名内に含まれている文字列に基づき当該添付ファイルの文書属性を特定し、その文書属性を送信確認メッセージとともに画面表示する。これにより電子メールクライアント120のユーザは、添付ファイルを送信する送信先として当該送信先アドレスが適切であるか否かを、電子メール送信前に確認することを促される。したがって、添付ファイルを不適切な送信先アドレスに対して誤送信することを抑制することができる。
【0045】
また、本実施形態2に係る誤送信防止プログラム130は、送信ルールフィールド1433の記述によって送信不可であることが指定されている添付ファイルを送信しようとした場合は、その旨のメッセージを画面表示するとともに、電子メール送信をキャンセルする。これにより、電子メールに添付して送信することを禁止されている文書ファイルを誤って電子メール送信してしまうことを抑制することができる。
【0046】
<実施の形態3>
実施形態1〜2において、誤送信防止プログラム130は、ステップS402において画面表示するメッセージをユーザが編集する機能を提供することもできる。この場合誤送信防止プログラム130は、そのメッセージを編集するための入力画面を表示し、入力されたメッセージを記憶部140内に格納する。複数のメッセージが入力されている場合はいずれのメッセージを画面表示するかを指定する指定画面を別途提供し、その指定画面における選択結果を記憶部140内に格納する。誤送信防止プログラム130は、格納されているメッセージおよびその選択結果にしたがって、確認メッセージを画面表示する。
【0047】
さらに、画面表示するメッセージと、そのメッセージを表示する際のルールとをユーザに編集させることもできる。例えば当該送信先アドレスに対して過去に送信した電子メールの件数に応じて確認メッセージの内容を変えるようにすることができる。
【0048】
<実施の形態4>
本発明の実施形態4では、実施形態1〜3で説明した事項について、具体的な実装例を説明する。特に言及しない限り、各機能部などの構成は実施形態1〜3と同様である。
【0049】
図11は、アドレス管理データ141を編集するための画面例を示す図である。誤送信防止プログラム130は、適当なメニュー選択などによるユーザの指示にしたがって、送信コンピュータ100のディスプレイ上に、
図11に例示するような画面を表示する。
【0050】
誤送信防止プログラム130は、アドレス管理データ141内に既存のレコードが存在する場合はまず先頭レコードを画面表示し、ユーザ操作にしたがって次レコードや前レコードを表示する。ユーザは同画面上で既存のレコードを更新や削除し、さらには新規レコードを作成することもできる。組織名フィールド1413については、直接入力することもできるし、
図12で説明する画面上で作成した組織名のなかからいずれかを選択することもできる。さらに、アドレス管理データ141の新たなフィールドを追加することもできる。誤送信防止プログラム130は、編集内容をアドレス管理データ141に対して反映する。
【0051】
図12は、組織名を編集するための画面例を示す図である。誤送信防止プログラム130は、適当なメニュー選択などによるユーザの指示にしたがって、送信コンピュータ100のディスプレイ上に、
図12に例示するような画面を表示する。
【0052】
アドレス管理データ141の組織名フィールド1413は、
図11に示す「組織名」欄に対して直接入力することによって編集することもできるし、
図12に示す画面を用いて編集することもできる。
図12の画面においては、組織名をツリー構造の階層関係として記述している。ユーザはツリーノードを追加削除し、ノード名を入力することにより、組織名を編集することができる。
【0053】
誤送信防止プログラム130は、ユーザが
図12の画面上で編集した組織名を、そのツリー構造を表現するデータとして記憶部140内に格納しておく。
図11の画面上でユーザが「組織名」ボタンを押下した場合、誤送信防止プログラム130は
図12と同様の画面を表示し、いずれかの組織名をユーザに選択させる。誤送信防止プログラム130は、選択結果を記述したデータを記憶部140に格納する。ユーザが「組織名」ボタンを押下したときはそのデータを読み出す。
【0054】
図12においては、記載の便宜上、組織名フィールド1413に対応する値のみをツリー構造のノード名として設定する例を示したが、関係フィールド1414に対応する値を併せて設定することもできる。この場合は例えば「/」で組織名と関係を区切って記述すればよい。
【0055】
図13は、文書属性データ143を編集するための画面例を示す図である。誤送信防止プログラム130は、適当なメニュー選択などによるユーザの指示にしたがって、送信コンピュータ100のディスプレイ上に、
図13に例示するような画面を表示する。
【0056】
ユーザは
図13の画面上において、文書属性データ143の各レコードを追加・削除・更新することができる。送信ルールフィールド1433は、例えば既定の選択肢のなかからいずれかのルールを選択できるようにする。その他、添付ファイルのファイル名のなかに属性文字列が含まれていれば対応する送信ルールフィールド1433を適用することとしてもよいし、ファイル名のうち所定の開始区切り文字と終了区切り文字の間に属性文字列が含まれる場合に限って同ルールを適用することとしてもよい。この開始区切り文字と終了区切り文字は
図13の画面上で設定できるようにしてもよい。誤送信防止プログラム130は、編集結果を文書属性データ143に対して反映する。
【0057】
図14は、文書属性データ143が記述している文書属性と送信ルールを各組織に対して割り当てる画面例を示す図である。誤送信防止プログラム130は、適当なメニュー選択などによるユーザの指示にしたがって、送信コンピュータ100のディスプレイ上に、
図14に例示するような画面を表示する。
【0058】
文書属性データ143が記述している文書属性と送信ルールは、一律に適用することもできるし、各組織に対して個別に適用することもできる。各組織に対して個別に適用する場合は、ユーザは
図14に示す画面上で各組織についていずれの文書属性と送信ルールを適用するかを選択する。チェックボックスがチェックされている文書属性と送信ルールはその組織に対して適用されることを示す。
【0059】
誤送信防止プログラム130は、
図14の画面上で設定された文書属性と送信ルールの割り当てを、記憶部140内に適当なデータフォーマットで格納しておく。誤送信防止プログラム130は、ステップS402において当該電子メールを送信してよいか否か確認するメッセージを表示する際に、
図14の画面上で設定された組織名と送信ルールの対応関係を確認し、当該組織名に対して送信ルールが対応付けられている場合は確認メッセージを表示する際にこれを反映する。
【0060】
図14においては、各組織名に対して送信ルールを割り当てる例を示したが、
図12において説明したように、組織名と関係の組み合わせが設定されている場合は、その組み合わせに対して送信ルールを割り当てるようにしてもよい。
【0061】
さらには、組織名フィールド1413に対応する送信ルールを割り当てることに代えて、関係フィールド1414に対して送信ルールを割り当てるようにすることもできる。この場合は、関係フィールド1414と各送信ルールとの間の対応関係を設定する画面を設け、設定結果を記憶部140に格納し、ステップS402において当該電子メールを送信してよいか否か確認するメッセージを表示する際に、当該関係フィールド1414に対して送信ルールが対応付けられている場合は確認メッセージを表示する際にこれを反映する。
【0062】
<実施の形態4:まとめ>
以上、本実施形態4においては、実施形態1〜3の具体的な実装例について、画面イメージと併せて説明した。