【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様においては、本開示の実施形態は、1つ又は複数の運動センサ及び無線インターフェイスを含むモバイル通信装置の運動を追跡及び記録するシステムを提供している。システムは、モバイル通信装置と通信する通信ネットワークと、モバイル通信装置から動作の際に供給されるデータを処理する演算ハードウェアと、を含む。モバイル通信装置は、例えば、センサデータの形態のセンサ信号をシステムに伝達し、センサ信号は、モバイル通信装置がそのユーザによって取り組まれている活動と関連付けられた運動を示している。
【0007】
特定の実施形態においては、演算ハードウェアは、センサ信号を分析してセンサ信号を1つ又は複数の時間ゾーンに分類すると共にそれぞれの所与の時間ゾーン内の信号を分析して所与の時間ゾーンと関連付けられた1つ又は複数の最も可能性が高い活動タイプを判定するソフトウェアプロダクトを実行する。演算ハードウェアは、時間ゾーンと関連付けられた最も可能性が高い活動タイプを通知する情報をモバイル通信装置に対して更に送信する。次いで、モバイル通信装置は、時間ゾーンと関連付けられた最も可能性が高い活動タイプを通知する情報が正しい分析を表しているかどうかに関する確認を提供するようにモバイル通信装置のユーザに要求し、且つ、次いで、センサ信号の精度を改善するために、センサ信号の分析を実行するソフトウェアプロダクト内において利用されているパラメータ及び/又はアルゴリズムを修正するべく確認を演算ハードウェアに伝達して戻している。
【0008】
特定の実施形態においては、演算ハードウェアは、センサ信号を分析してセンサ信号を事前分類し、中間データを生成するソフトウェアプロダクトを実行している。その後に、中間データは、センサ信号と関連付けられた可能性が高い活動の通知を生成するべく1つ又は複数のプロセッサ内において処理されている。演算ハードウェアは、センサ信号と関連付けられた1つ又は複数の活動の分析を提供するべく通知の集合体を更に演算し、且つ、次いで、最も可能性が高い活動タイプを通知する情報をモバイル通信装置に対して送信している。
【0009】
プロセッサは、実質的に並行してセンサ信号を処理するように構成されており、プロセッサは、相互に、プロセッサにより特定されている活動に対応した信号の特性の識別を特徴とする。
【0010】
システムは、モバイル通信装置が経験した活動の時間ログを生成し、且つ、活動をタイムラインフォーマットでユーザのグラフィカルユーザインターフェイス上において提示する。
【0011】
モバイル通信装置は、ラップトップなどの携帯型コンピュータ、スマートフォン、手首装用型電話機、ファブレット、携帯電話機、タブレットコンピュータ、携帯型メディア装置、又はユーザによって装用可能であると共にデータの処理及び表示の能力を有する任意のその他の演算装置のうちの少なくとも1つにより、実装されている。更には、モバイル通信装置の1つ又は複数のセンサは、ジャイロスコープ角度センサ、加速度計、GPS位置センサ、セルラー測位センサ、磁力計、マイクロフォン、カメラ、温度センサのうちの少なくとも1つを使用することにより、実装されている。セルラー測位センサという用語は、セルラーネットワークと関係した情報並びに無線基地局及びその信号に関係した情報を使用することにより、モバイル通信装置の場所及び運動の判定を導出/分析/計測してもよいことを意味し得る。
【0012】
ソフトウェアプロダクトは、演算ハードウェア上において実行される際に、センサ信号に含まれている情報の分析のために、ニューラルネットワーク、決定フォレスト、及びサポートベクトル機械などの教師付き又は半教師付き分類アルゴリズムを実装するように動作可能である。入力として、教師付き又は半教師付き分類アルゴリズムは、例えば、1つ又は複数のセンサ信号に含まれている情報の周波数成分の振幅を使用することが可能であり、且つ、分類アルゴリズムの出力は、センサ信号を条件とした異なる活動の推定確率である。
【0013】
別の態様においては、モバイル通信装置は、モバイルソフトウェアアプリケーションを実行するデータプロセッサを含み、モバイルソフトウェアアプリケーションは、実行される際に、モバイル通信装置のグラフィカルユーザインターフェイスにタイムラインの形態で演算ハードウェアから提供された分析済みの活動結果を提示させるように動作可能であり、異なる分析済みの活動は、タイムラインとの関係において相互に異なるシンボルによって表されている。
【0014】
更に別の態様においては、本開示の実施形態は、モバイル通信装置の運動を追跡及び記録するシステムを使用する方法を提供している。
更に別の態様においては、本開示の実施形態は、ユーザの運動を追跡及び記録するシステムを実装するモバイル通信装置を提供している。
【0015】
更に別の態様においては、本開示の実施形態は、ソフトウェアプロダクトが、モバイル通信装置の運動を追跡及び記録するシステムを使用する方法を実装するべく演算ハードウェア上において実行可能となるように、非一時的機械可読データ記録媒体上において記録されたソフトウェアプロダクトを提供している。ソフトウェアプロダクトは、ソフトウェアアプリケーションストアからモバイル通信装置にダウンロード可能である。
【0016】
本開示の実施形態は、ユーザのモバイル通信装置の1つ又は複数のセンサから収集されたデータを分析することにより、すべてのタイプのユーザ活動を検知、分析、及び識別している。センサデータは、分類アルゴリズムの独立的なインスタンスの組によって処理されており、且つ、それぞれのインスタンスは、任意選択により、特定のタイプの活動を識別することを特徴とする。分類アルゴリズムインスタンスの組の出力を集計及び分析することにより、モバイル通信装置と関連付けられた最も可能性が高いユーザ活動を生成している。識別された活動は、タイムラインフォーマットでモバイル通信装置のグラフィカルユーザインターフェイス上において表示される。ユーザが識別された活動に不同意/同意した場合に、ユーザは、自身のフィードバックを提供してもよく、且つ、フィードバックは、次回の活動の分析及び識別を改善するべく使用されてもよい。従って、ユーザ活動の分析及び識別の精度が時間に伴って最適化される。
【0017】
或いは、この代わりに、本開示の実施形態は、ユーザのモバイル通信装置の1つ又は複数のセンサから収集されたデータを分析することにより、ユーザ活動を正確に検知、分析、及び識別している。センサデータは、並列プロセッサの組によって処理されており、並列プロセッサは、分類アルゴリズムの並列インスタンスであり、且つ、それぞれのプロセッサは、任意選択により、特定のタイプの活動を識別することを特徴とする。並列プロセッサの組の出力を集計及び分析することにより、モバイル通信装置と関連付けられた最も可能性が高いユーザ活動を生成する。次いで、識別された活動は、タイムラインフォーマットでモバイル通信装置のグラフィカルユーザインターフェイス上において表示される。本開示においては、並列プロセッサとは、ソフトウェアの一部分が異なる中央処理装置(即ち、マイクロプロセッサ)及び/又は分類アルゴリズムの並列インスタンス内において、即ち、並列ソフトウェアプロセスにおいて、実行される実装アーキテクチャを意味し得る。並列とは、実質的に同時に実行される計算プロセスを意味し得るが、このような方法に限定されるものではない。インスタンスの実行は、順番に発生することも可能であり、或いは、実質的に同時に実行されるいくつかのプロセス及び順番に実行されるいくつかのプロセスの組合せとして、発生することもできる。
【0018】
本開示の更なる態様、利点、特徴、及び目的については、添付の請求項との関連において解釈される例示用の実施形態の図面及び詳細な説明から明らかとなろう。
本発明の特徴は、添付の請求項によって定義されている本発明の範囲を逸脱することなしに、様々な組合せにおいて組み合わせられ得ることを理解されたい。
【0019】
本発明による実施形態は、具体的には、方法、記録媒体、及びシステムを対象とした添付の請求項において開示されており、例えば、方法などの1つの請求項カテゴリにおいて言及されている任意の特徴は、例えば、システムなどの別の請求項カテゴリにおいても同様に特許請求され得る。添付の請求項における従属関係又は後方参照は、形式的な理由にのみ起因して選択されたものである。但し、請求項及びその特徴の任意の組合せが開示されると共に添付の請求項において選択された従属関係とは無関係に特許請求され得るように、任意の先行する請求項に対する意図的な後方参照(特に、複数従属関係)から結果的に得られる任意の主題も同様に特許請求され得る。
【0020】
本発明による一実施形態においては、1つ又は複数の運動センサ及び無線インターフェイスを含む少なくとも1つのモバイル通信装置の運動を追跡及び記録するシステムを使用する方法であって、この場合に、システムは、少なくとも1つのモバイル通信装置と通信する通信ネットワークと、少なくとも1つのモバイル通信装置から動作の際に供給されるデータを処理する演算ハードウェアと、を含み、方法は、
1つ又は複数のセンサ信号をシステムに伝達するように少なくとも1つのモバイル通信装置を動作させるステップであって、1つ又は複数のセンサ信号は、少なくとも1つのモバイル通信装置がそのユーザによって取り組まれている活動と関連付けられた運動を通知している、ステップと、
1つ又は複数のセンサ信号を分析する1つ又は複数のソフトウェアプロダクトを実行するようにシステムの演算ハードウェアを動作させるステップであって、演算ハードウェアは、1つ又は複数のセンサ信号を事前分類して中間データを生成するように動作可能であり、且つ、中間データは、その後に、1つ又は複数のセンサ信号と関連付けられた可能性の高い活動の1つ又は複数の通知を生成するべく1つ又は複数のプロセッサ内において処理されており、且つ、演算ハードウェアは、1つ又は複数の信号と関連付けられた1つ又は複数の活動の分析を提供するべく1つ又は複数の通知の集合体を演算するように動作可能である、ステップと、
1つ又は複数の最も可能性が高い活動タイプを通知する情報を少なくとも1つのモバイル通信装置に対して送信するように演算ハードウェアを動作させるステップと、
を含むことを特徴とする。
【0021】
本発明による更なる実施形態においては、方法は、方法が、
1つ又は複数のセンサ信号を分析してセンサ信号を1つ又は複数の時間ゾーン内に分類すると共にそれぞれの所与の時間ゾーン内の1つ又は複数のセンサ信号を分析して所与の時間ゾーンと関連付けられた最も可能性が高い活動タイプを判定する1つ又は複数のソフトウェアプロダクトを実行するようにシステムの演算ハードウェアを動作させるステップと、
1つ又は複数の時間ゾーンと関連付けられた1つ又は複数の最も可能性が高い活動タイプを通知する情報を少なくとも1つのモバイル通信装置に対して送信するように演算ハードウェアを動作させるステップと、
1つ又は複数の時間ゾーンと関連付けられた1つ又は複数の最も可能性が高い活動タイプを通知する情報が正しい分析を表しているかどうかの確認を提供するようにそのユーザに要求し、且つ、センサ信号の精度を改善するために、1つ又は複数のセンサ信号の分析を実行する1つ又は複数のソフトウェアプロダクトにおいて利用されているパラメータ及び/又はアルゴリズムを修正するべく確認を演算ハードウェアに伝達して戻すように、少なくとも1つのモバイル通信装置を動作させるステップと、
を含むことによって特徴付けられ得る。
【0022】
本発明の更なる実施形態においては、方法が、実質的に並行して1つ又は複数のセンサ信号を処理するように1つ又は複数のプロセッサを構成するステップを有するという点において方法は特徴付けることが可能であり、1つ又は複数のプロセッサは、相互に、1つ又は複数のプロセッサにより特定されている1つ又は複数の活動に対応した1つ又は複数の信号の特性の識別を特徴とする。
【0023】
本発明による更なる実施形態においては、方法は、方法が、少なくとも1つのモバイル通信装置が経験した活動の時間ログを生成するようにシステムを動作させるステップを含むという点において特徴付けられ得る。
【0024】
本発明の更なる実施形態においては、方法は、方法が、パーソナルコンピュータ、携帯型メディア装置、スマートフォン、手首装用型電話機、ファブレット、携帯電話機、タブレットコンピュータのうちの少なくとも1つにより、少なくとも1つのモバイル通信装置を実装するステップを含むという点において特徴けられ得る。
【0025】
本発明による更なる実施形態においては、方法が、ジャイロスコープ角度センサ、加速度計、GPS位置センサ、セルラー位置センサ、磁力計、マイクロフォン、カメラ、温度センサのうちの少なくとも1つを使用することにより、少なくとも1つのモバイル通信装置の1つ又は複数のセンサを実装するステップを含むという点において方法は特徴付けられ得る。
【0026】
本発明による更なる実施形態においては、方法は、1つ又は複数のソフトウェアプロダクトが、演算装置上において実行される際に、
1つ又は複数のセンサ信号に含まれている情報の教師付き又は半教師付き分類分析、及び
1つ又は複数のセンサ信号に含まれている情報の発見的分析、
のうちの少なくとも1つを実装するように動作可能であるという点において特徴付けられ得る。
【0027】
本発明による更なる実施形態においては、方法は、教師付き又は半教師付き分類分析が入力として1つ又は複数のセンサ信号に含まれている情報の周波数成分の振幅を使用することが可能であり、且つ、分類アルゴリズムの出力が、センサ信号を条件とした異なる活動の推定確率であるという点において特徴付けられ得る。
【0028】
本発明による更なる実施形態においては、方法は、データプロセッサであって、少なくとも1つのモバイルソフトウェアアプリケーションを実行するデータプロセッサを含むように少なくとも1つのモバイル通信装置を構成するステップを含むという点において特徴付けることが可能であり、少なくとも1つのモバイルソフトウェアアプリケーションは、少なくとも1つのモバイル通信装置のグラフィカルユーザインターフェイスに少なくとも1つのタイムラインの形態で演算ハードウェアから提供された分析済みの活動結果を提示させるように動作可能であり、異なる分析済みの活動は、少なくとも1つのタイムラインとの関係において複数の相互に異なる信号によって表されている。
【0029】
同様に特許請求され得る本発明による更なる実施形態においては、1つ又は複数の運動センサ及び無線インターフェイスを含む少なくとも1つのモバイル通信装置の運動を追跡及び記録するシステムであって、この場合に、システムは、少なくとも1つのモバイル通信装置と通信する通信ネットワークと、少なくとも1つのモバイル通信装置から動作の際に供給されるデータを処理する演算ハードウェアと、を含み、システムは、
少なくとも1つのモバイル通信装置は、1つ又は複数のセンサ信号をシステムに対して伝達するように動作可能であり、1つ又は複数のセンサ信号は、少なくとも1つのモバイル通信装置がそのユーザによって取り組まれた活動と関連付けられた運動を通知しており、
システムの演算ハードウェアは、1つ又は複数のセンサ信号を分析する1つ又は複数のソフトウェアプロダクトを実行するように動作可能であり、演算ハードウェアは、1つ又は複数のセンサ信号を事前分類して中間データを生成するように動作可能であり、且つ、中間データは、その後に、1つ又は複数のセンサ信号と関連付けられた可能性が高い活動の1つ又は複数の通知を生成するべく1つ又は複数のプロセッサにおいて処理され、且つ、演算ハードウェアは、1つ又は複数の信号と関連付けられた1つ又は複数の活動の分析を提供するべく1つ又は複数の通知の集合体を演算するように動作可能であり、且つ、
演算ハードウェアは、1つ又は複数の最も可能性が高い活動タイプを通知する情報を少なくとも1つのモバイル通信装置に対して送信するように動作可能であるという点において特徴付けられ得る。
【0030】
本発明による更なる実施形態においては、システムは、
システムの演算ハードウェアが、1つ又は複数のセンサ信号を分析してセンサ信号を1つ又は複数の時間ゾーン内に分類すると共にそれぞれの所与の時間ゾーン内の1つ又は複数のセンサ信号を分析して所与の時間ゾーンと関連付けられた最も可能性が高い活動タイプを判定する1つ又は複数のソフトウェアプロダクトを実行するように動作可能であり、
演算ハードウェアは、1つ又は複数の時間ゾーンと関連付けられた1つ又は複数の最も可能性が高い活動タイプを通知する情報を少なくとも1つのモバイル通信装置に送信するように動作可能であり、
少なくとも1つのモバイル通信装置は、1つ又は複数の時間ゾーンと関連付けられた1つ又は複数の最も可能性が高い活動タイプを通知する情報が正しい分析を表しているかどうかの確認を提供するように少なくとも1つのモバイル通信装置のユーザに要求し、且つ、センサ信号の精度を改善するために、1つ又は複数のセンサ信号の分析を実行する1つ又は複数のソフトウェアプロダクトにおいて利用されているパラメータ及び/又はアルゴリズムを修正するべく確認を演算ハードウェアに伝達して戻すように動作可能であるという点において更に特徴付けられ得る。
【0031】
本発明による更なる実施形態においては、システムは、1つ又は複数のプロセッサが、実質的に並行して1つ又は複数のセンサ信号を処理するように構成されているという点において更に特徴付けることが可能であり、1つ又は複数のプロセッサは、相互に、1つ又は複数のプロセッサが専用化されている1つ又は複数の活動に対応した1つ又は複数の信号の特性の識別を専門としている。
【0032】
本発明による更なる実施形態においては、システムは、少なくとも1つのモバイル通信装置が経験した活動の時間ログを生成するように動作可能であるという点において更に特徴付けられ得る。
【0033】
本発明による更なる実施形態においては、システムは、少なくとも1つのモバイル通信装置が、パーソナルコンピュータ、携帯型メディア装置、スマートフォン、手首装用型電話機、ファブレット、携帯電話機、タブレットコンピュータのうちの少なくとも1つにより実装されるという点において更に特徴付けられ得る。
【0034】
本発明による更なる実施形態においては、システムは、少なくとも1つのモバイル通信装置の1つ又は複数のセンサが、ジャイロスコープ角度センサ、加速度計、GPS位置センサ、セルラー測位センサ、磁力計、マイクロフォン、カメラ、温度センサのうちの少なくとも1つを使用することにより、実装されているという点において更に特徴付けられ得る。
【0035】
本発明による更なる実施形態においては、システムは、1つ又は複数のソフトウェアプロダクトが、演算ハードウェア上において実行される際に、
1つ又は複数のセンサ信号に含まれている情報の教師付き又は半教師付き分類分析、及び
1つ又は複数のセンサ信号に含まれている情報の発見的分析、
のうちの少なくとも1つを実装するように動作可能であるという点において更に特徴付けられ得る。
【0036】
本発明による更なる実施形態においては、システムは、教師付き又は半教師付き分類アルゴリズムは、1つ又は複数のセンサ信号に含まれている情報の周波数成分の振幅を入力として使用することが可能であり、且つ、分類アルゴリズムの出力は、センサ信号を条件とした異なる活動の推定確率であるという点において更に特徴付けられ得る。
【0037】
本発明による更なる実施形態においては、システムは、少なくとも1つのモバイル通信装置が、データプロセッサであって、少なくとも1つのモバイルソフトウェアアプリケーションを実行するデータプロセッサを含み、少なくとも1つのモバイルソフトウェアアプリケーションは、少なくとも1つのモバイル通信装置のグラフィカルユーザインターフェイスに少なくとも1つのタイムラインの形態で演算ハードウェアから提供された分析済みの活動結果を提示させるように動作可能であり、異なる分析済みの活動は、少なくとも1つのタイムラインとの関係において複数の相互に異なるシンボルによって表されているという点において更に特徴付けられ得る。
【0038】
同様に特許請求され得る本発明の更なる実施形態においては、非一時的機械可読データ記録媒体上に記憶されているソフトウェアプロダクトは、ソフトウェアプロダクトが、本発明による方法又は上述の実施形態のいずれかを実装するべくモバイル通信装置の演算ハードウェア上において実行可能であるという点において特徴付けられ得る。
【0039】
本発明の更なる実施形態においては、ソフトウェアプロダクトは、ソフトウェアプロダクトが、ソフトウェアアプリケーションストアからモバイル通信装置にダウンロード可能であるという点において特徴付けられ得る。
【0040】
同様に特許請求され得る本発明による更なる実施形態は、本発明によるシステム又は上述の実施形態のいずれかを実装する際に使用されるモバイル通信装置であってもよい。
本発明による更なる実施形態は、上述のシステム内において実装されるように構成されると共に上述の方法を実行するために使用されるモバイル通信装置であってもよい。
【0041】
本発明による更なる実施形態においては、1つ又は複数の非一時的コンピュータ可読記録媒体は、実行される際に本発明による方法又は上述の実施形態のいずれかを実行するように動作可能であるソフトウェアを実装している。
【0042】
本発明による更なる実施形態においては、1つ又は複数の運動センサ及び無線インターフェイスを含む少なくとも1つのモバイル通信装置の運動を追跡及び記録するシステムであって、システムは、少なくとも1つのモバイル通信装置と通信する通信ネットワークと、少なくとも1つのモバイル通信装置から動作の際に供給されるデータを処理する演算ハードウェアと、を含み、システムは、1つ又は複数のプロセッサと、プロセッサに結合されると共にプロセッサによって実行可能な命令を有する少なくとも1つのメモリと、を有し、プロセッサは、命令を実行した際に本発明による方法又は上述の実施形態のいずれかを実行するように動作可能である。
【0043】
上述の概要並びに例示用の実施形態に関する以下の詳細な説明は、添付図面との関連において参照された際に十分に理解することができよう。本開示の例示を目的として、添付図面には、本開示の例示用の構造が示されている。但し、本発明は、本明細書に開示されている特定の方法及び手段に限定されるものではない。更には、当業者は、添付図面の縮尺が正確ではないことを理解するであろう。可能な場合には常に、同一の要素が同一の符号によって示されている。