(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記対応情報群では、前記複数種類の信号のそれぞれについて、前記信号識別情報と、前記種類情報と、に加えて、当該信号が分類されるべきグループを示すグループ情報をさらに対応付けており、
前記制御部は、前記対応情報群に含まれる1個以上のグループ情報のうちの1個以上の対象グループ情報のそれぞれについて、前記メモリ内に記憶された前記複数個の信号情報のうちから、当該グループ情報に対応する信号識別情報を含む各信号情報を特定し、特定された当該各信号情報を用いて第2種の出力データを生成し、生成された前記第2種の出力データを出力する、
請求項1の信号情報収集装置。
前記グループは、信号の種類、信号の波形、信号が表すデータの種類、及び、信号が表すデータが加算可能であるか否か、のうちの少なくとも1つに基づいて決められている、
請求項2の信号情報収集装置。
前記特定の場合は、前記特定の遊技関連機器が新たにシリアル通信可能に接続され、前記制御部が、前記特定の遊技関連機器からシリアル通信を利用して出力された前記特定種類の信号を新たに受信する場合である、
請求項1から3のいずれか一項の信号情報収集装置。
前記制御部は、前記特定の場合に、ユーザに対して、前記特定種類の信号について、前記特定の信号識別情報と、前記特定の信号識別情報に対応付けられるべき前記特定の種類情報と、の入力を要求し、
前記ユーザによって入力された前記特定の信号識別情報及び前記特定の種類情報を利用して、前記特定の処理を実行する、
請求項1から4のいずれか一項の信号情報収集装置。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
【0013】
(特徴1)対応情報群では、複数種類の信号のそれぞれについて、信号識別情報と、種類情報と、に加えて、当該信号が分類されるべきグループを示すグループ情報をさらに対応付けていることが好ましい。制御部は、さらに、対応情報群に含まれる1個以上のグループ情報のうちの1個以上の対象グループ情報のそれぞれについて、メモリ内に記憶された複数個の信号情報のうちから、当該グループ情報に対応する信号識別情報を含む各信号情報を特定し、特定された当該各信号情報を用いて第2種の出力データを生成し、生成された前記第2種の出力データを出力することが好ましい。
【0014】
この構成によると、信号情報収集装置は、グループ毎に第2種の出力データを生成して出力することができる。互いに関係する信号同士を同じグループに分類しておけば、ユーザは、第2種の出力データを見ることで、互いに関係する信号に関するデータを一度に見ることができる。
【0015】
(特徴2)グループは、信号の種類、信号の波形、信号が表すデータが数値であるか否か、及び、信号が表すデータが加算可能であるか否か、のうちの少なくとも1つに基づいて決められていることが好ましい。
【0016】
この構成によると、遊技関連機器から出力される複数種類の信号を適切にグループ分けし得る。「信号の種類」は、例えば、アウト信号、セーフ信号、図柄変動信号、特賞信号等の各種類を含む。「信号の波形」は、例えば、パルス型、ステート型の各波形を含む。「信号が表すデータの種類」は、例えば、数値(0又は1)と、数値以外のデータ(例えば、会員ID(数字、アルファベット、記号等の組合せ))と、を含む。また、例えば、アウト信号、セーフ信号等のように、信号が表すデータが数値である場合には、信号が表すデータ自体を加算可能である。ただし、カード信号のように、信号が表すデータが数値以外のデータである場合も、カード信号の出力回数を加算することは可能である。これらのいずれの場合も、「信号が表すデータが加算可能である場合」に含まれる。ただし、信号が表すデータが数値以外のデータである場合は、信号が表すデータの内容自体を加算することはできない。この場合は、「信号が表すデータが加算可能でない場合」に該当する。
【0017】
(特徴3)特定の場合は、特定の遊技関連機器が新たにシリアル通信可能に接続され、制御部が、特定の遊技関連機器からシリアル通信を利用して出力された特定種類の信号を新たに受信する場合であることが好ましい。
【0018】
この構成によると、信号情報収集装置は、特定の遊技関連機器を接続し、特定の遊技関連機器を稼働させ、特定の遊技関連機器からシリアル通信を利用して特定種類の信号が新たに出力されるタイミングで、特定の処理を実行することができる。
【0019】
(特徴4)制御部は、特定の場合に、ユーザに対して、特定種類の信号について、特定の信号識別情報と、特定の信号識別情報に対応付けられるべき特定の種類情報と、の入力を要求し、ユーザによって入力された特定の信号識別情報及び特定の種類情報を利用して、特定の処理を実行することが好ましい。
【0020】
この構成によると、信号情報収集装置は、ユーザによって入力された特定の信号識別情報及び特定の種類情報を利用して、特定の処理を実行する。即ち、信号情報収集装置は、ユーザの指示に従って、対応情報群の更新を実行することができる。
【0021】
(第1実施例)
(システムの概要:
図1)
図1に示す管理システム2は、パチンコ店等の遊技店において、遊技機毎、及び、ユーザ毎の遊技状況を管理するためのシステムである。
図1に示すように、本実施例の管理システム2は、管理装置70と、島ユニット(
図1の「SU」)202と、台ユニット(
図1の「DU」)204と、遊技店内に多数設けられている遊技機10と、島毎に設けられているカードユニット20と、計数機30と、景品POS40とを備えている。
図1に示すように、各遊技機10には、アウトメータ11が内蔵されているとともに、呼出ランプ14、及び、サンド18が併設されている。サンド18と遊技機10は、シリアル通信可能に接続されている。また、本実施例では、サンド18と台ユニット204も、シリアル通信可能に接続されている。また、呼出ランプ14と台ユニット204も、シリアル通信可能に接続されている。また、台ユニット204と島ユニット202も、シリアル通信可能に接続されている。
【0022】
遊技店内の管理装置70、各島ユニット202、景品POS40、及び、計数機30は、LAN50に接続されている。管理装置70、各島ユニット202、景品POS40、及び、計数機30は、LAN50を介して互いに通信(シリアル通信)可能である。
【0023】
(遊技機10の構成)
遊技機10は、パチンコ玉を遊技媒体とするパチンコ機である。他の例では、遊技機10は、メダルを遊技媒体とするスロットマシンとすることもできる。上記の通り、各遊技機10は、対応するサンド18とシリアル通信可能に接続されている。各遊技機10には、遊技機ID(例えば、
図4の「001」、「002」等)が付与されている。各遊技機10は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。各遊技機10の制御部は、自機に付与されている遊技機IDと、自機の遊技状態を示す各種信号(セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、エラー信号等)を、自機が接続されているサンド18に送信している(
図3参照)。
【0024】
セーフ信号は、遊技機10から遊技媒体が払い出されたことを示す信号である。本実施例では、遊技機10は、遊技媒体が入賞した入賞口の位置に応じて、複数種類のセーフ信号を出力する場合がある。特賞信号は、遊技機10が特賞状態に切り換えられたこと又は遊技機10の特賞状態が終了したことを示す信号である。本実施例では、遊技機10は、特賞状態の内容に応じて、複数種類の特賞信号を出力する場合がある。図柄変動信号は、遊技機10において図柄変動が行われたことを示す信号である。本実施例では、遊技機10は、図柄変動のパターンに応じて、複数種類の図柄変動信号を出力する場合がある。エラー信号は、例えば、遊技機10において玉詰まりや前扉開放等のエラー状態が発生したことを示す信号である。本実施例では、遊技機10は、発生するエラー状態の内容に応じて、複数種類のエラー信号を出力する場合がある。
【0025】
アウトメータ11は、各遊技機10の下部に内蔵されている装置である。各アウトメータ11には、対応する遊技機10の遊技機IDと同じ遊技機IDが付与されている。アウトメータ11は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。
【0026】
アウトメータ11の制御部は、遊技機10に遊技媒体が投入される場合に、遊技機IDとアウト信号とを、自機を内蔵する遊技機10が接続されているサンド18に送信する(
図3参照)。アウト信号は、遊技機10に遊技媒体が投入されたことを示す信号である。以下、本明細書では、アウトメータ11がサンド18にアウト信号を送信する場合も、「遊技機10がアウト信号をサンド18に送信する」と表現する。本実施例では、遊技機10が出力するアウト信号の種類は1種類のみであるが、他の例では、遊技機10は、アウトのパターンに応じて2種類以上のアウト信号を出力してもよい。
【0027】
(呼出ランプ14の構成)
呼出ランプ14は、各遊技機10の上部に備えられている装置である。呼出ランプ14は、対応する台ユニット204と通信可能に接続されている。本実施例では、各呼出ランプ14には、対応する遊技機10の遊技機IDと同じ遊技機IDが付与されている。呼出ランプ14は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。
【0028】
また、呼出ランプ14は、呼出ボタン14aを有している。呼出ボタン14aは、遊技機10で遊技中のユーザが、遊技店の係員を呼出すために操作するボタンである。なお、呼出ランプ14は、照明部を備える。照明部は、呼出ボタン14aが操作されると点灯する。点灯した照明部は、その呼出ランプ14のもとに赴いた係員が所定の操作(点灯解除操作)を行うことにより消灯する。呼出ランプ14は、対応する台ユニット204から、信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号)を受信する(図示省略)。呼出ランプ14は、さらに表示部を備える。呼出ランプ14は、ユーザの操作に応じて、受信した各信号が示す情報を表示部に表示させる。
【0029】
(サンド18の構成)
サンド18は、各遊技機10の間に備えられている。サンド18は、遊技媒体(例えばパチンコ玉)の貸出しや、会員カード処理、ビジターカード処理等、ユーザに様々なサービスを提供するための端末装置である。上記の通り、サンド18は、対応する遊技機10とシリアル通信可能に接続されているとともに、対応する台ユニット204ともシリアル通信可能に接続されている。各サンド18にも、対応する遊技機10の遊技機IDと同じ遊技機IDが付与されている。なお、以下では、遊技機10と、当該遊技機10に対応する呼出ランプ14及びサンド18との組合せを「遊技機類80」と呼んで説明する場合がある。
【0030】
本実施例のサンド18は、タッチパネル18a、カード処理部18b、及び、紙幣処理部18cを備える。タッチパネル18aは、様々な情報を表示するためのディスプレイと、ユーザがディスプレイに触れることによって様々な指示をサンド18に入力できる操作部とを有している。カード処理部18bは、ビジターカードの排出、読み取り、回収等、ビジターカードに関係する各種処理、及び、会員カードの発行、排出、読み取り、回収等、会員カードに関係する各種処理を実行する。紙幣処理部18cは、ユーザが投入した紙幣を受け付けて各種処理を実行する。
【0031】
ビジターカードは、サンド18内に予め収納されている情報記録用カードである。ビジターカードは、サンド18内に予め複数枚収納されている。各ビジターカードにはビジターカードIDが付与されている。ビジターカードには、ユーザが紙幣処理部18cに投入した金額に関する情報が記録される。一方、会員カードは、ユーザが、タッチパネル18aを操作して所定の会員登録処理を行うことで発行されるカードである。会員カードには、会員登録済のユーザ(以下、「会員」と呼ぶ場合がある)を示す会員IDが記録されている。
【0032】
なお、サンド18は、さらに、玉貸し部、制御部、及び、メモリ(図示省略)を備える。玉貸し部は、ユーザの操作に従って、ユーザにパチンコ玉の貸し出しを行う。制御部は、図示しないプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。サンド18の制御部は、自機に付与されている遊技機IDと、遊技機10からシリアル通信を利用して取得した各信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号)を、自機が接続されている台ユニット204に送信している(
図3参照)。また、サンド18の制御部は、自機に付与されている遊技機IDと、サンド18が出力する信号(入金信号、玉貸し信号、カード信号)を、自機が接続されている台ユニット204に送信している(
図3参照)。カード信号は、ビジターカードID、会員ID等を含む。
【0033】
(カードユニット20の構成)
カードユニット20は、遊技媒体(パチンコ玉)の貸出しに用いるためのビジターカードを販売するための装置である。従って、ユーザは、サンド18の紙幣処理部18cに紙幣を直接投入して遊技を行うことができるほか、カードユニット20に紙幣を投入してビジターカードを購入し、購入したビジターカードをサンド18のカード処理部18bに挿入して遊技を行うこともできる。カードユニット20も、対応する台ユニット204と通信可能に接続されている。カードユニット20は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。
【0034】
(計数機30の構成)
計数機30は、遊技媒体(パチンコ玉)を計数するための装置である。上記の通り、計数機30も、LAN50と通信可能に接続されている。計数機30は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。
【0035】
(景品POS40の構成)
景品POS40は、遊技媒体と交換可能な景品を管理するための端末装置である。景品POS40は、遊技店内の景品カウンタに設置され、主に遊技店内の係員によって操作される端末装置である。景品POS40は、LAN50に接続されている。景品POS40は、LAN50を介して管理装置70と直接通信することができる。景品POS40も、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。
【0036】
(台ユニット204の構成)
台ユニット204は、4台の遊技機10に対して1台ずつ設けられている情報処理装置である。各台ユニット204は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。上記の通り、台ユニット204は、対応する4台の遊技機10のそれぞれに対応するサンド18と、4台の遊技機10のそれぞれに対応する呼出ランプ14とシリアル通信可能に接続されている。なお、
図1では、1台の台ユニット204に対応する4台の遊技機10のうちの1台のみを図示している。また、台ユニット204は、対応する島ユニット202とシリアル通信可能に接続されている。台ユニット204の制御部は、対応する4台のサンド18から出力される各種信号(例えば、アウト信号、セーフ信号、特賞信号、入金信号、玉貸し信号、等)を取得し、対応する島ユニット202に転送する(
図3参照)。また、上記の通り、一部の台ユニット204は、カードユニット20及び計数機30とシリアル通信可能に接続されている。
【0037】
(島ユニット202の構成)
本実施例の島ユニット202は、対応する島に設けられている情報処理装置である。各島ユニット202は、LAN50に接続されている。各島ユニット202は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。島ユニット202の制御部は、台ユニット204から各種信号を取得し、取得された各種信号を、管理装置70に送信する(
図3参照)。
【0038】
(管理装置70の構成)
管理装置70は、遊技店が設置する管理用サーバである。管理装置70は、遊技店内の各種情報を管理する。
図1では図示しないが、管理装置70は、ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバの各装置に分かれて構成されている。ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバは、互いに通信可能である。本明細書では、ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバの各装置の詳しい説明は省略する。
図1に示すように、管理装置70は、制御部72と、操作部74と、表示部76と、メモリ78とを備える。制御部72は、メモリ78に記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。操作部74は、キーボード及びマウスを備える。管理装置70の利用者(遊技店の管理者)は、操作部74を操作して様々な指示を管理装置70に与えることができる。表示部76は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。メモリ78は、各種プログラムを格納する。
【0039】
さらに、メモリ78は、信号定義テーブル100(
図2参照)と、信号情報群102とを格納する。信号情報群102は、遊技店内の各遊技機10の信号情報を示す。信号定義テーブル100は、各遊技機類80からシリアル通信を利用して出力される各種信号のそれぞれについて、当該信号を識別するための信号コードと、当該信号の名称である信号名と、当該信号が属するべきグループを示すグループ名とを対応付けて記憶するテーブルである(
図2参照)。また、制御部72は、ユーザの指示に従って後述の追加処理(
図5参照)を実行することによって、信号定義テーブル100に信号コード、信号名、及び、グループ名の組合せ情報を追加することもできる(
図6参照)。信号定義テーブル100の内容、及び、追加処理の内容については後で詳しく説明する。
【0040】
管理装置70の制御部72は、各島ユニット202から各種信号を取得する。制御部72は、各島ユニット202から信号を取得すると、取得された信号に関する信号情報をメモリ78に格納する。この結果、メモリ78内に上記の信号情報群102が格納される(
図3参照)。また、制御部72は、ユーザの指示に従って、信号定義テーブル100(
図2参照)に含まれるグループ名、又は、信号名、又は、それらの組合せに対応する信号コードを含む信号情報を特定し、特定された信号情報を用いて出力データを生成し、生成された出力データを表示部76に表示させる(
図3参照)。
【0041】
(信号定義テーブル100:
図2)
図2は、メモリ78に格納されている信号定義テーブル100を示す。上記の通り、信号定義テーブル100は、各遊技機類80からシリアル通信を利用して出力される各種信号のそれぞれについて、当該信号を識別するための信号コードと、当該信号の名称である信号名と、当該信号が属するべきグループを示すグループ名とを対応付けて記憶するテーブルである。本実施例では、
図2に示す信号定義テーブル100に含まれる信号コード、信号名、及び、グループ名の組合せ情報は、いずれも、管理装置70の出荷時点で予めメモリ78に記憶されている。上記の通り、制御部72は、ユーザの指示に従って追加処理(
図5参照)を実行することによって、信号定義テーブル100に信号コード、信号名、及び、グループ名の組合せ情報を追加することができる(
図6参照)。なお、他の例では、
図2に示す信号定義テーブル100に含まれる各組合せ情報は、ユーザが管理装置70を購入した後最初に起動させた際に、ユーザによって入力されたものであってもよい。なお、制御部72は、ユーザの指示に従って、信号定義テーブル100の内容を表示部76に表示させることもできる。ユーザは、その表示部76を見ることにより、信号定義テーブル100の内容を確認することができる。
【0042】
信号コードは、遊技機類80から出力される複数種類の信号のそれぞれに固有のコードである。本実施例では、信号コードは2桁の数字(例えば、「01」等)である。他の例では、信号コードは、数字、アルファベット、記号等の組合せであれば、任意とすることができる。
【0043】
信号名は、遊技機類80から出力される複数種類の信号のそれぞれの名称(例えば、「特賞01」等)である。本実施例では、
図2に含まれる各信号名は、管理装置70の出荷時点で予め入力されたものである。
【0044】
グループ名は、遊技機類80から出力される複数種類のそれぞれが属するべきグループの名称(例えば、「G1」等)である。本実施例では、
図2に含まれる各グループ名は、管理装置70の出荷時点で予め入力されたものである。本実施例では、各グループは、信号の波形、信号が表すデータの種類、信号が表すデータが加算可能であるか否か、等に基づいて決められている。言い換えると、本実施例では、互いに関係性の強い信号同士が同じグループに分類されている。ここで、「信号の波形」は、例えば、パルス型、ステート型の各波形を含む。「信号が表すデータの種類」は、例えば、数値(0又は1)と、数値以外のデータ(例えば、会員ID)と、を含む。また、例えば、アウト信号、セーフ信号等のように、信号が表すデータが数値である場合には、信号が表すデータ自体を加算可能である。ただし、カード信号のように、信号が表すデータが数値以外のデータである場合も、カード信号の出力回数を加算することは可能である。これらのいずれの場合も、「信号が表すデータが加算可能である場合」に含まれる。ただし、信号が表すデータが数値以外のデータである場合は、信号が表すデータの内容自体を加算することはできない。この場合は、「信号が表すデータが加算可能でない場合」に該当する。
【0045】
図2中の信号コード「01」、「02」、「03」は、それぞれ、信号名「特賞01」、「特賞02」、「特賞03」に対応付けられている。また、信号コード「01」、「02」、「03」は、いずれもグループ名「G1」に対応付けられている。グルーブ名「G1」は、特賞信号に対応するグループである。即ち、信号コード「01」、「02」、「03」に対応する3種類の信号は、いずれも、遊技機10が出力する特賞信号であるが、それぞれ、異なる内容の特賞状態に対応する信号である。
【0046】
図2中の信号コード「11」は、信号名「アウト」に対応付けられている。
図2の例では、信号コード「11」に対応する信号は、遊技機10が出力するアウト信号に対応する。信号コード「12」は、信号名「セーフ01」に対応付けられている。
図2の例では、信号コード「12」に対応する信号は、遊技機10が出力するセーフ信号に対応する。信号コード「13」は、信号名「図柄変動01」に対応付けられている。
図2の例では、信号コード「13」に対応する信号は、遊技機10が出力する図柄変動信号に対応する。信号コード「11」、「12」、「13」は、いずれもグループ名「G2」に対応付けられている。グループ名「G2」は、アウト信号、セーフ信号、図柄変動信号に対応するグループである。
【0047】
図2中の信号コード「21」、「22」は、それぞれ、信号名「エラー01」、「エラー02」に対応付けられている。また、信号コード「21」、「22」は、いずれもグループ名「G3」に対応付けられている。グループ名「G3」は、エラー信号に対応するグループである。即ち、信号コード「21」、「22」に対応する2種類の信号は、いずれも、遊技機10が出力するエラー信号であるが、それぞれ、異なる内容のエラーに対応する信号である。
【0048】
図2中の信号コード「31」は、信号名「カード01」、グループ名「G4」に対応付けられている。信号コード「31」は、サンド18が出力するカード信号に対応する信号である。グループ名「G4」は、カード信号に対応するグループである。
【0049】
図2中の信号コード「41」は、信号名「玉貸し01」に対応付けられている。
図2の例では、信号コード「41」に対応する信号は、サンド18が出力する玉貸し信号に対応する。信号コード「42」は、信号名「入金01」に対応付けられている。
図2の例では、信号コード「42」に対応する信号は、サンド18が出力する入金信号に対応する。信号コード「41」、「42」は、いずれもグループ名「G5」に対応付けられている。グループ名「G5」は、玉貸し信号、入金信号に対応するグループである。
【0050】
(管理システム2の各構成要素の動作:
図3)
続いて、
図3を参照して、管理システム2の各構成要素の動作を説明する。併せて、管理システム2の各構成要素間の各種信号等の流れを説明する。
【0051】
遊技機10の制御部は、遊技機10で行われる遊技の進行に応じて、自機の遊技機IDに対応付けて、各種信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、エラー信号等)を、シリアル通信を利用してサンド18に送信する。
【0052】
遊技機10の制御部が送信する各信号は、信号コードとデータ値とを含む。信号コードは、信号の種類毎に予め定められている。例えば、アウト信号は、信号コード「11」を含む。また、データ値は、「0」又は「1」の値を含む。
【0053】
サンド18の制御部は、対応する遊技機10から送信された各種信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、エラー信号等)を、遊技機IDと対応付けて取得する。サンド18の制御部は、シリアル通信を利用して、取得された各種信号を、対応する台ユニット204に送信する。また、サンド18の制御部は、ユーザの操作に応じて、自機の遊技機IDに対応付けて、各種信号(入金信号、玉貸し信号、カード信号等)を、シリアル通信を利用して対応する台ユニット204に送信する。サンド18の制御部が送信する各信号も、信号コードとデータ値とを含む。ただしサンド18の制御部が送信する各種信号のうち、カード信号のデータ値は、「0」又は「1」ではなく、会員ID(又はビジターカードID)を含む。上記の通り、会員ID又はビジターカードIDは、所定桁数の数字、アルファベット、記号等の組合せである。
【0054】
台ユニット204の制御部は、対応するサンド18から送信された各種信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、エラー信号、カード信号、玉貸し信号、入金信号等)を、取得する。台ユニット204の制御部は、取得された各種信号を、シリアル通信を利用して、対応する島ユニット202に送信する。
【0055】
島ユニット202の制御部は、対応する台ユニット204から送信された各種信号を取得する。島ユニット202の制御部は、取得された各種信号を、LAN50を介して管理装置70に送信する。
【0056】
管理装置70の制御部72は、各島ユニット202から各種信号を取得する。制御部72は、遊技機ID毎に、取得された各種信号に関する信号情報を収集し、メモリ78に記憶させる。信号情報は、各信号の信号コード、データ値、データサイズ等を含む。この結果、メモリ78内に上記の信号情報群102(
図1参照)が格納される。
【0057】
また、制御部72は、ユーザの指示に従って、信号定義テーブル100(
図2参照)に含まれるグループ名(又は信号名)に対応する信号コードを含む信号情報を特定し、特定された信号情報を用いて出力データを生成し、生成された出力データを表示部76に表示させる(
図4参照)。
【0058】
(出力データの表示例:
図4)
上記の通り、管理装置70の制御部72は、ユーザの指示に従って、信号定義テーブル100(
図2参照)に含まれるグループ名、信号名、又は、それらの組合せに対応する信号コードを含む信号情報を特定し、特定された信号情報を用いて出力データを生成し、生成された出力データを表示部76に表示させる。以下、
図4の例を参照しながら、ユーザの指示に従って出力データが表示部76に表示されるまでの制御部72の処理の流れを説明する。
【0059】
ユーザが操作部74を操作して所定の表示指示を入力すると、制御部72は、ユーザが表示を希望する出力データの検索条件を入力する条件入力画面を表示部76に表示させる。ユーザは、操作部74を操作して、所望の条件(グループ名、信号名、又は、それらの組合せ)を入力することができる。ユーザは、所望の条件として、複数のグループ名や複数の信号名を入力することもできる。ここでは、ユーザが、条件として、
図2の信号定義テーブル100中のグループ名「G2」を入力した場合を例として説明する。
【0060】
ユーザが条件(グループ名「G2」)を入力すると、続いて、制御部72は、信号定義テーブル100(
図2)を参照し、グループ名「G2」に対応付けられている信号コード「11」、「12」、「13」と、信号名「アウト」、「セーフ01」、「図柄変動01」と、を特定する。次いで、制御部72は、信号情報群102を参照し、信号コード「11」、「12」、「13」を含む信号情報を特定する。制御部72は、遊技機ID毎に、信号コード「11」、「12」、「13」を含む信号情報の数をカウントし、カウントされた数を用いて出力データを生成する。制御部72は、生成された出力データに従った画面を表示部76に表示させる。その結果、表示部76には、
図4に示す表が表示される。
【0061】
図4の表は、遊技機ID(「001」、「002」等)毎に、信号名「アウト」、「セーフ01」、「図柄変動01」の各信号が出力された回数を示す。例えば、遊技機ID「001」に対応する遊技機では、所定期間内に、「アウト」の信号が3300回、「セーフ01」の信号が5000回、「図柄変動01」の信号が330回出力されたことを示す。
【0062】
上記のように、本実施例では、管理装置70は、ユーザが指定した所望の条件(グループ名、信号名、それらの組合せ等)について、メモリ78に記憶された信号情報群102に含まれる複数個の信号情報のうちから、当該条件に対応する信号コードを含む信号情報を特定し、特定された信号情報を用いて出力データを生成し、生成された出力データに従った画面を表示部76に表示させることができる。
【0063】
(追加処理:
図5)
続いて、
図5を参照して、管理装置70の制御部72が実行する追加処理の内容を説明する。追加処理は、ユーザの指示に従って、信号定義テーブル100(
図2参照)に信号コード、信号名、及び、グループ名の組合せ情報を新たに追加するための処理である。追加処理は、例えば、
図1の一部の遊技機10に代えて、新たに遊技機10aを導入する場合のように、新たな種類の信号を出力する遊技機10aがサンド18にシリアル通信可能に接続されるべき場合に実行される。
【0064】
管理装置70の電源がONされると、S10において、制御部72は、所定の信号追加操作が入力されることを監視する。ユーザは、操作部74を操作して、所定の信号追加操作を入力する。信号追加操作が入力されると、制御部72は、S10でYESと判断し、S12に進む。
【0065】
S12では、制御部72では、新たに追加する信号コード、信号名、及び、グループ名の組合せ情報を入力するための入力画面を表示部76に表示させる。続くS14では、制御部72は、ユーザによって組合せ情報が入力されることを監視する。ユーザは、操作部74を操作して、新たに追加する信号コード、信号名、及び、グループ名の組合せ情報(例えば、
図6の組合せ情報110、112等)を入力する。
【0066】
例えば、
図1の一部の遊技機10に代えて、新たに遊技機10aを導入する場合には、ユーザは、遊技機10aの仕様書等を参照することにより、遊技機10aが出力する複数種類の信号の中に、信号定義テーブル100に信号コード、信号名、及び、グループ名が含まれていない新たな種類の信号(以下、「特定種類の信号」と呼ぶ)が存在するか否かを知ることができる。ユーザは、遊技機10aが出力する信号の中に特定種類の信号が存在する場合、その仕様書等を参照して、当該特定種類の信号の信号コード(以下、「特定の信号コード」と呼ぶ)を特定する。ユーザは、特定の信号コードに対応付けるべき信号名(以下、「特定の信号名」と呼ぶ)と、特定の信号コードに対応付けるべきグループ名(以下、「特定のグループ名」)を決める。ユーザは、所望の特定の信号名及び特定のグループ名を選択できる。ユーザは、特定の信号コード、特定の信号名、及び、特定のグループ名の組合せ情報を入力画面に入力する。複数個の特定種類の信号が存在する場合には、ユーザは、複数個の組合せ情報を入力画面に入力する。特定の信号コード、特定の信号名、及び、特定のグループ名の組合せ情報が入力されると、制御部72は、S14でYESと判断し、S16に進む。
【0067】
S16では、制御部72は、ユーザによって入力された組合せ情報を信号定義テーブル100に追加し、信号定義テーブル100を更新する(
図6参照)。S16を終えると、制御部72は、
図5の追加処理を終了する。追加処理が終了すると、その後、遊技機10aが稼働し、実際に特定種類の信号を出力する場合に、制御部72は、特定の信号コードを含む信号情報をメモリ78に記憶させることができる。さらに、制御部72は、特定種類の信号を示す特定の信号名に対応する信号情報を用いて出力データを生成し、出力データに対応する画面を表示部76に表示させることができる。
【0068】
(追加処理後の信号定義テーブルの例:
図6)
図6を参照して、
図5の追加処理が実行された後の信号定義テーブル100の具体例について説明する。
図6の信号定義テーブル100は、
図2の信号定義テーブル100に組合せ情報110、112が追加されたものである。組合せ情報110、112は、新たにサンド18に接続された遊技機10a(
図1参照)が新たに出力する特定種類の信号の信号コード、信号名、及び、グループ名を表す。
【0069】
組合せ情報110は、信号コード「04」、信号名「特賞04」、及び、グループ名「G1」が対応付けられている。即ち、信号コード「04」に対応する信号は、遊技機10aが出力する特賞信号であるが、信号コード「01」、「02」、「03」に対応する3種類の特賞信号とは異なる内容の特賞状態に対応する信号である。
【0070】
また、組合せ情報112は、信号コード「14」、信号名「セーフ02」、及び、グループ名「G2」が対応付けられている。即ち、信号コード「14」に対応する信号は、遊技機10aが出力するセーフ信号であるが、信号コード「12」に対応するセーフ信号とは異なるセーフ信号である。
【0071】
(追加処理後の出力データの表示例:
図7)
続いて、
図5の追加処理が実行された後の出力データの表示例について、
図7を参照して説明する。ここでは、
図5の追加処理が実行されたことにより、
図6に示すように信号定義テーブル100が更新された場合の例について説明する。ユーザが操作部74を操作して所定の操作を行うと、制御部72は、ユーザが表示を希望する出力データの検索条件を入力する条件入力画面を表示部76に表示させる。ユーザは、操作部74を操作して、所望の条件(グループ名、信号名、それらの組合せ等)を入力することができる。ここでは、ユーザが、条件として、
図6の信号定義テーブル100中のグループ名「G2」を入力した場合を例として説明する。
【0072】
次いで、制御部72は、信号定義テーブル100(
図6)を参照し、グループ名「G2」に対応付けられている信号コード「11」、「12」、「13」、「14」と、信号名「アウト」、「セーフ01」、「図柄変動01」、「セーフ02」と、を特定する。次いで、制御部72は、信号情報群102を参照し、信号コード「11」、「12」、「13」、「14」を含む信号情報を特定する。制御部72は、遊技機ID毎に、信号コード「11」、「12」、「13」、「14」を含む信号情報の数をカウントし、カウントされた数を用いて出力データを生成する。制御部72は、生成された出力データに従った画面を表示部76に表示させる。その結果、表示部76には、
図7に示す表が表示される。
【0073】
図7の表の内容は、その大部分が
図4の表の内容と共通する。ただし、
図7の表では、遊技機ID(「001」、「002」等)毎に、信号名「セーフ02」の信号が出力された回数を示す欄が追加されている点が
図4の表とは異なる。このように、本実施例では、管理装置70は、追加処理(
図5)を行うことにより、遊技機10aから新たに出力される特定種類の信号に対応付けられたグループ名、信号名(
図6の組合せ情報110、112参照)に対応する信号情報を用いて出力データを生成し、出力することができる。
【0074】
(本実施例の作用効果)
以上、本実施例の管理システム2について説明した。本実施例では、
図1に示すように、遊技機10とサンド18がそれぞれシリアル通信可能に接続されている。そのため、従来のような、台ユニットが遊技機10から出力される信号の種類の数と同じ数の情報入力端子を備える必要があった構成とは異なり、遊技機10と接続される機器(本実施例ではサンド18)が、遊技機10から出力される信号の種類の数と同じ数の情報入力端子を備える必要がない。また、本実施例の管理装置70は、新たな種類の信号を出力する遊技機10aがサンド18にシリアル通信可能に接続されるべき場合に、ユーザの指示に従って追加処理(
図5)を実行し、特定種類の信号について、特定の信号コードと、特定の信号名と、特定のグループ名と、を対応付けて信号定義テーブルに新たに記憶させる(
図6参照)。その後、管理装置70は、特定種類の信号に対応付けられたグループ名、信号名(
図6の組合せ情報110、112参照)に対応する信号情報を用いて出力データを生成し、出力することができる(
図7参照)。即ち、上記の管理装置70によると、新たに遊技機10aから特定種類の信号が出力されるべき場合において、追加処理(
図5)を実行することにより、サンド18の情報入力端子を増やしたり、接続を変更したりすることなく、特定種類の信号の信号情報を適切に収集することができる。従って、上記の管理装置70によると、遊技機10aから新たに特定種類の信号が出力されるべき場合において、その特定種類の信号に関する信号情報を従来よりも簡易に収集することができる。
【0075】
上記の通り、本実施例では、管理装置70は、ユーザが指定したグループ名(例えば、
図2、
図6の「G2」)について、メモリ78に記憶された信号情報群102に含まれる複数個の信号情報のうちから、当該条件に対応する信号コードを含む信号情報を特定し、特定された信号情報を用いて出力データを生成し、生成された出力データに従った画面を表示部76に表示させることができる(
図4、
図7参照)。ユーザは、表示部76を見ることにより、グループ名「G2」に対応する信号に関するデータを一度に見ることができる。本実施例では、グループ名「G2」に対応する信号は、アウト信号、セーフ信号、図柄変動信号を含んでおり、互いに関係している。従って、ユーザは、表示部76を見ることで、互いに関係する信号に関するデータを一度に見ることができる。
【0076】
上記の通り、追加処理(
図5)では、S16に示すように、管理装置70の制御部72は、ユーザによって入力された組合せ情報を信号定義テーブル100に追加し、信号定義テーブル100を更新している。そのため、管理装置70は、ユーザが希望する信号名、グループ名を用いて信号定義テーブル100を更新することができる(
図6参照)。即ち、本実施例の管理装置70は、ユーザの指示に従って信号定義テーブル100の更新を実行することができる。
【0077】
なお、本実施例では、遊技機10とサンド18がそれぞれシリアル通信可能に接続され、サンド18の制御部は、対応する遊技機10から送信された各種信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、エラー信号等)を、遊技機IDと対応付けて取得する。サンド18の制御部は、シリアル通信を利用して、取得された各種信号を、対応する台ユニット204に送信する。他の例では、遊技機10から送信された各種信号を取得するのは、サンド18に限らず、他の機器であってもよい。従って、例えば、従来の構成のように、台ユニット204であってもよい。その場合、遊技機10と台ユニット204とがシリアル通信可能に接続されていてもよい。その場合、サンド18と台ユニット204も、シリアル通信可能に接続されていてもよい。遊技機10及びサンド18は、シリアル通信を利用して、各種信号を台ユニット204に出力するようにしてもよい。台ユニット204は、遊技機10及びサンド18が出力する各種信号を、遊技機IDと対応付けて取得してもよい。
【0078】
(対応関係)
遊技機類80(遊技機10、呼出ランプ14、サンド18)が「遊技関連機器」の一例である。サンド18と台ユニット204と島ユニット202と管理装置70との組合せが「信号情報収集装置」の一例である。信号コード、信号名、グループ名が、それぞれ、「信号識別情報」、「種類情報」、「グループ情報」の一例である。信号定義テーブル100が、「対応情報群」の一例である。ユーザが、条件入力画面において、信号定義テーブル100に含まれるいずれかの信号名を条件として入力した場合に、その信号名に対応する信号コードを含む信号情報を用いて生成された出力データが、「第1種の出力データ」の一例である。また、その際に入力された信号名が「1種類以上の対象種類情報」の一例である。ユーザが、条件入力画面において、信号定義テーブル100に含まれるいずれかのグループ名を条件として入力した場合に、そのグループ名に対応する信号コードを含む信号情報を用いて生成された出力データが、「第2種の出力データ」の一例である。また、その際に入力されたグループ名が「1個以上の対象グループ情報」の一例である。また、遊技機10aが「特定の遊技関連機器」の一例である。特定の信号コード、特定の信号名、特定のグループ名が、それぞれ、「特定の信号識別情報」、「特定の種類情報」、「特定のグループ情報」の一例である。また、
図5のS10でYESの場合が、「特定の場合」の一例である。
【0079】
(第2実施例)
第2実施例について、
図8を参照して、第1実施例とは異なる点を中心に説明する。本実施例の管理システム2も、その基本的な構成態様は第1実施例の管理システム2と共通する。本実施例では、追加処理の一部が第1実施例とは異なる。第1実施例では、管理装置70の電源がONされると、制御部72は、所定の信号追加操作が入力されることを監視し(
図5のS10)、ユーザによって信号追加操作が入力される場合に、
図5のS10でYESと判断して、S12以降の各処理を実行している。これに代えて、本実施例では、
図8に示すように、管理装置70の電源がONされると、S30において、制御部72は、特定種類の信号が受信されることを監視する。具体的には、制御部72は、信号を受信すると、受信された信号に含まれる信号コードが、信号定義テーブル100に含まれているか否かを判断する。受信された信号に含まれる信号コードが、信号定義テーブル100に含まれていれば、制御部72は、S30でNOと判断する。一方、受信された信号に含まれる信号コードが、信号定義テーブル100に含まれていなければ、制御部72は、S30でYESと判断する。例えば、新たに遊技機10aがサンド18とシリアル通信可能に接続され、遊技機10aが稼働され、実際に特定種類の信号が出力されると、制御部72は、S30でYESと判断する。S30でYESの場合、S32に進む。S32、S34、S36の各処理は、
図5のS12、S14、S16の各処理と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
【0080】
上記の通り、本実施例では、新たに接続された遊技機10aから特定種類の信号が受信される場合に、
図8のS32以降の各処理が実行される。そのため、本実施例では、管理装置70は、新たに遊技機10aがサンド18とシリアル通信可能に接続され、遊技機10aが稼働され、実際に特定種類の信号が出力されるタイミングで、信号定義テーブル100の更新を実行することができる。即ち、実際に遊技機10aを設置して稼働させた後でも、信号定義テーブル100の更新を実行することができる。本実施例の
図8のS30でYESの場合が、「特定の場合」の一例である。
【0081】
(第3実施例)
第3実施例について、上記の各実施例と異なる点を中心に説明する。上記の各実施例では、追加処理(
図5、
図8)では、制御部72は、入力画面を表示部76に表示し(
図5のS12、
図8のS32)、ユーザに、信号定義テーブル100に追加することを希望する組合せ情報の入力を要求し、ユーザによって入力された組合せ情報を用いて信号定義テーブルを更新している(
図5のS16、
図8のS36)。これに代えて、本実施例では、遊技機10aが新たにサンド18とシリアル通信可能に接続される場合に、遊技機10aの制御部が、自機から出力される複数種類の信号のそれぞれについて、信号コード、信号名、グループ名を対応付けた組合せ情報を、サンド18に自動的に送信する。サンド18の制御部は、台ユニット204、島ユニット202を介して、各組合せ情報を管理装置70に送信する。管理装置70の制御部は、取得した複数の組合せ情報の中に、信号定義テーブル100に含まれていない特定の信号コードに対応付けられている組合せ情報が存在する場合に、その組合せ情報を信号定義テーブル100に追加する。
【0082】
本実施例の管理システム2によると、信号定義テーブル100に追加することを希望する組合せ情報の入力を要求することなく、自動的に、特定種類の信号の組合せ情報を信号定義テーブル100に追加することができる。ユーザが組合せ情報を入力せずに済むため、ユーザの作業負担を軽減することができる。この場合、遊技機10aが新たにサンド18とシリアル通信可能に接続される場合が「特定の場合」の一例である。
【0083】
以上、各実施例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
【0084】
(変形例1)上記の第1、第2実施例では、ユーザによって信号追加操作が入力される場合(
図5のS10でYESの場合:第1実施例)、又は、特定種類の信号が受信される場合(
図8のS30でYESの場合:第2実施例)に、制御部72は、表示部76に入力画面を表示させている。これに限られず、制御部72は、遊技機10aが新たにサンド18とシリアル通信可能に接続される場合に、自動的に、表示部76に入力画面を表示させるようにしてもよい。
【0085】
(変形例2)上記の第1、第2実施例では、表示部76に入力画面が表示されている場合、ユーザは、信号定義テーブル100に追加することを希望する組合せ情報を入力することができる。これに限られず、表示部76に入力画面が表示されている間、ユーザは、信号定義テーブル100内の各信号名やグループ名を変更(編集)できるようにしてもよい。この変形例によると、ユーザは、信号定義テーブル100の内容を任意に変更することができる。
【0086】
(変形例3)信号定義テーブル100に含まれる各信号コード、信号名、及び、グループ名は、遊技機の機種毎に異なっていてもよい。本変形例では、管理装置70のメモリ78には、遊技機の機種を示す機種ID毎に信号定義テーブル100が格納されている。また、遊技機類80は、信号を出力する際に、遊技機IDに加えて、遊技機の機種を示す機種IDをさらに対応付けて出力する。管理装置70の制御部72は、機種毎に出力データを生成し、生成された出力データが表す画面を表示部76に表示させることができる。ユーザは、表示部76を見ることで、機種毎のデータを見ることができる。
【0087】
(変形例4)上記の各実施例では、管理装置70の制御部72は、ユーザの指示に従って出力データを生成すると、生成された出力データが表す画面を表示部76に表示させている。これに限られず、管理装置70の制御部72は、生成された出力データを他の形式で出力してもよい。例えば、制御部72は、管理装置70とインターネット(図示しない)を介して接続されている外部サーバ(図示しない)に、出力データを送信してもよい。また、制御部72は、管理装置70に接続されている印刷装置に出力データを出力し、印刷装置に出力データが表す画像を印刷させてもよい。
【0088】
(変形例5)遊技機10及びサンド18から出力される信号の種類は、上記したものには限られない。従って、遊技機10、サンド18、呼出ランプ14、カードユニット20、計数機30、景品POS40、台ユニット204、島ユニット202のいずれかが、上記以外の種類の信号を出力してもよい。その場合も、各種類の信号は特有の信号コードを含んでいる。また、遊技機10、サンド18、呼出ランプ14、カードユニット20、計数機30、景品POS40、台ユニット204、島ユニット202の接続状態も、上記したものには限られない。
【0089】
(変形例6)上記の各実施例では、ユーザの指示に従って、管理装置70の制御部72が、出力データを生成している。しかしながら、出力データを生成するのは、管理装置70の制御部72には限られず、サンド18の制御部、台ユニット204の制御部、島ユニット202の制御部、等のいずれであってもよい。また、信号定義テーブル100や信号情報群102も、管理装置70のメモリ78に限らず、他の装置(例えば、サンド18、台ユニット204、島ユニット202)に設けられたメモリに記憶されていてもよい。この変形例も、「信号情報収集装置の制御部」、「信号情報収集装置のメモリ」の一例である。
【0090】
(変形例7)上記の各実施例では、遊技機10とサンド18がそれぞれシリアル通信可能に接続され、サンド18の制御部が、対応する遊技機10から送信された各種信号を取得している。これに限られず、遊技機10から送信された各種信号を他の機器によって取得してもよい。従って、例えば、遊技機10と台ユニット204とをシリアル通信可能に接続するとともに、サンド18と台ユニット204をシリアル通信可能に接続し、遊技機10及びサンド18は、シリアル通信を利用して、各種信号を台ユニット204に出力するようにしてもよい。台ユニット204は、遊技機10及びサンド18が出力する各種信号を、遊技機IDと対応付けて取得してもよい。
【0091】
(変形例8)上記の各実施例及び上記の各変形例は、遊技媒体が遊技機10の外側に払い出される方式の遊技店の管理システム2を想定して説明している。しかしながら、上記の各実施例及び上記の各変形例は、遊技媒体が遊技機10の外側に払い出されない方式(いわゆる封入式)の遊技店の管理システムにも適用することができる。
【0092】
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。