特許6152322IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ICチップ供給装置及び錠剤製造装置に関するもので、より具体的には、ICチップの入った錠剤を製造するための装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、錠剤の中にICチップを埋め込んだICチップ入り錠剤が考えられている。ICチップ入りの錠剤は、当該ICチップの外周囲に薬剤が存在しているため、このICチップを核錠に見立て、上述した従来の装置を用いてICチップを錠剤の中心に位置するように供給することを想定する。すると、実際には以下に示す理由から、適切に充填されている粉末内の中央に精度良く供給することは困難であった。 すなわち、例えば特許文献1の段落[0023]の最終文に「……核錠Cを前記臼穴4内に充填された薬剤粉末第1層P1の上に落とし込まれる」や、段落[0024]に「落とし込み機構自体には障害が発生する恐れが少なく、核錠Cの落とし込み位置の精度、再現性が高くなる。」等と記載されているように、核錠は落下して薬剤粉末に供給される。よって、核錠をICチップに置き換えると、スムーズに落下せず中心からずれた位置に落下するおそれがある。 また、例えば埋め込むICチップの形態が、矩形状のチップ本体を単体のまま構成するのではなく当該チップ本体を所定形状のフィルムに実装したものとすると、落下時に係るフィルムが受ける抵抗が大きく水平状態を維持しながら落下せずに傾斜した状態で薬剤粉末の表面に設置してしまうおそれもある。また、そのようにフィルムを備えたタイプのICチップの場合、薬剤粉末の表面の中心に正しく落下したとしても、その後の移動中などにおいて薬剤粉末の表面を滑って位置ズレを生じるおそれもある。 また、のようにフィルムを備えるタイプの場合、外形寸法が大きくなり、錠剤の寸法との差が少なくなる。すると、薬剤粉末への供給位置が少しでもずると、ICチップが錠剤からはみ出てしまうおそれがある。より高い供給位置精度が要求されるという課題がある。 また、特許文献1に開示された回転式有核錠剤製造機は、薬剤粉末を計量して所望量を臼に入れ、当該臼に入れた薬剤粉末を上下から加圧して所定形状の錠剤の形状をつくる打錠機と、薬剤粉末に対して核錠を供給する核錠供給装置を一体化し、臼が実装される回転板の上方に、当該回転板の回転と一緒に回転する核錠供給装置を配置した構成を採っている。これに対し、例えば打錠機とは別に核錠供給装置を設けるようにした場合、打錠機の薬剤粉末が入れられた臼の中にICチップを供給することができる領域が限られてしま売る。その結果、狭い空間を利用して適切にICチップを供給する必要があり、しかも、ICチップが薬剤粉末の中心に位置しているか否かの検査を行う検査装置を実装する空間が確保できないおそれがあり、係る場合には、より精度良く中心位置に供給する必要があるという課題も生じる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

上述した課題を解決するために、本発明のICチップ供給装置は、(1)臼穴の中に充填された薬剤粉末の上にICチップを供給し、さらにICチップの上から薬剤粉末を充填し、これらの薬剤粉末とICチップを上下から圧縮してICチップ入り錠剤を製造する錠剤製造装置におけるICチップ供給装置であって、上下に貫通する貫通孔内で前記ICチップを保持する位置決めガイドと、その位置決めガイドの上方に配置され、前記IC・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、位置決めガイドに設けた複数の突起により、ICチップが所望の位置に保持され、その状態のまま臼穴内に供給されるため、精度良く所望の位置に供給することができ、位置ずれすることが抑制される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る錠剤製造装置の好適な一実施形態を示す正面図である。

【図2】その平面図である。

【図3】ロボットの図示を省略した平面図である。

【図4】供給対象のICチップを説明する図である。

【図5】収納テープ開封部13並びにICチップ取出し装置20を示す図で、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図である。

【図6】収納テープ開封部13並びにICチップ取出し装置20を示す拡大正面図である。

【図7】作用を説明する図で、(a)は収納テープ7からのICチップ4の取出し、(b)は反転したICチップの受け渡しを説明する図である。

【図8】(a)は図7(a)の要部拡大図、(b)は図7(b)の要部拡大図である。

【図9】(a)は搬送装置21を側面図、(b)はその正面図である。

【図10】(a)第二吸着保持部材から搬送装置へICチップの受け渡しを説明する図、(b)搬送装置から第三吸引ノズル部へICチップの受け渡しを説明する図である。

【図11】(a)は打錠機を示す平面図、(b)はその正面図である。

【図12】ICチップ供給装置74の要部を示す拡大図である。

【図13】(a)は位置決めガイド61を示す平面図、(b)はその正面図、(c)はその底面図である。

【図14】ICチップ供給装置74の動作を説明する図である。

【図15】(a)は図14(a)の要部拡大図、(b)は図14(b)の要部拡大図、(c)は図14(c)の要部拡大図、(d)は図14(d)の要部拡大図である。

【図16】打錠機本体76の機能を説明する図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

2 打錠機   3 供給装置   4 ICチップ   5 ベースフィルム   6 チップ本体   13 収納テープ開封部   20 ICチップ取出し装置   21 搬送装置   22 第一吸着保持部材   23 第二吸着保持部材   40 筒状ガイド   61 位置決めガイド   75 ICチップ供給装置

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります