【実施例】
【0046】
次に具体的な数値実施例1−6を示す。諸収差図及び横収差図並びに表中において、d線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差、Sはサジタル、Mはメリディオナル、FNO.はFナンバー、fは全系の焦点距離、Wは半画角(゜)、Yは像高、fB
はバックフォーカス、Lはレンズ全長、Rは曲率半径、dはレンズ厚またはレンズ間隔、N(d)はd線に対する屈折率、ν(d)はd線に対するアッベ数を示す。Fナンバー、焦点距離、半画角、像高、バックフォーカス、レンズ全長及び変倍に伴って間隔が変化するレンズ間隔dは、短焦点距離端−中間焦点距離−長焦点距離端の順に示している。長さの単位は[mm]である。全数値実施例1−6を通じて、非球面レンズは用いていない。
【0047】
[数値実施例1]
図1〜
図6と表1〜表3は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例1を示している。
図1は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図2はその諸収差図、
図3はその横収差図であり、
図4は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図5はその諸収差図、
図6はその横収差図である。表1は面データ、表2は各種データ、表3はレンズ群データである。
【0048】
本数値実施例1のズームレンズ系は、物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ群G1と、正の屈折力の第2レンズ群G2と、負の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4とからなる。第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間に位置する絞りSは、変倍に際して像面Iに対して固定され、防振時にも偏心しない。
【0049】
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ11、両凹負レンズ12、及び物体側に凸の正メニスカスレンズ13からなる。
【0050】
第2レンズ群G2は、物体側から順に、像側に凸の正メニスカスレンズ21、像側に凸の負メニスカスレンズ22、物体側に凸の正メニスカスレンズ23、物体側に凸の負メニスカスレンズ24、及び物体側に凸の正メニスカスレンズ25からなる。正メニスカスレンズ21の像側の面と負メニスカスレンズ22の物体側の面は接合されている。負メニスカスレンズ24の像側の面と正メニスカスレンズ25の物体側の面は接合されている。正メニスカスレンズ21と負メニスカスレンズ22は正の屈折力の第2aレンズ群G2aを構成し、正メニスカスレンズ23は正の屈折力の第2bレンズ群G2bを構成し、負メニスカスレンズ24と正メニスカスレンズ25は第2cレンズ群G2cを構成する。
【0051】
第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側から順に位置する像側に凸の正メニスカスレンズ31と両凹負レンズ32の接合レンズ、及び物体側に凸の正メニスカスレンズ33からなる。
【0052】
第4レンズ群G4は、物体側から順に、像側に凸の正メニスカスレンズ41、両凸正レンズ42、及び像側に凸の負メニスカスレンズ43からなる。
【0053】
(表1)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 97.459 2.50 1.72916 54.7
2 45.551 9.77
3 -397.295 2.50 1.62041 60.3
4 183.591 1.00
5 59.958 5.88 1.80518 25.4
6 93.562 d6
7 -1631.149 6.00 1.80420 46.5
8 -53.043 2.00 1.80518 25.5
9 -126.748 0.10
10 67.633 4.10 1.72916 54.7
11 218.797 3.04
12 70.331 2.00 1.51742 52.4
13 21.848 11.30 1.49700 81.6
14 74.206 d14
15絞 ∞ 2.40
16 -91.789 4.40 1.80610 40.9
17 -41.761 2.00 1.60311 60.7
18 58.975 1.50
19 58.201 4.00 1.69895 30.1
20 85.851 d20
21 -103.960 4.70 1.49700 81.6
22 -50.226 0.10
23 103.369 6.00 1.48749 70.4
24 -65.913 0.80
25 -54.240 2.00 1.80440 39.6
26 -154.466 -
(表2)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 4.6 4.6 4.6
f 82.40 105.00 156.00
W 18.7 14.7 10.0
Y 27.75 27.75 27.75
fB 86.58 93.56 108.84
L 283.16 258.86 238.44
d6 74.07 42.79 7.08
d14 5.00 11.98 27.26
d20 39.42 32.45 17.16
(表3)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -119.61
2 7 69.55
3 16 -97.16
4 21 125.09
【0054】
[数値実施例2]
図7〜
図12と表4〜表6は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例2を示している。
図7は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図8はその諸収差図、
図9はその横収差図であり、
図10は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図11はその諸収差図、
図12はその横収差図である。表4は面データ、表5は各種データ、表6はレンズ群データである。
【0055】
この数値実施例2のレンズ構成は、以下の点を除いて、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(1)第2レンズ群G2の正レンズ21が両凸正レンズである。
【0056】
(表4)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 85.753 2.50 1.72916 54.7
2 45.010 10.00
3 -405.844 2.50 1.62041 60.3
4 138.488 1.59
5 60.732 5.88 1.80518 25.4
6 96.533 d6
7 229.041 6.20 1.80400 46.6
8 -65.056 2.00 1.80518 25.5
9 -200.941 0.10
10 67.270 4.50 1.72916 54.7
11 184.148 0.32
12 111.019 2.00 1.51742 52.4
13 22.407 11.30 1.49700 81.6
14 108.055 d14
15絞 ∞ 2.40
16 -81.228 4.40 1.80440 39.6
17 -39.629 2.00 1.60311 60.7
18 52.451 1.50
19 49.000 4.00 1.78472 25.7
20 60.648 d20
21 -217.120 4.70 1.49700 81.6
22 -54.830 0.10
23 78.887 6.56 1.48749 70.2
24 -59.564 0.22
25 -58.995 2.00 1.80440 39.6
26 -298.804 -
(表5)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 4.6 4.6 4.6
f 82.40 105.00 156.00
W 19.0 14.9 10.1
Y 27.75 27.75 27.75
fB 101.71 108.46 122.71
L 284.37 264.54 249.31
d6 63.11 36.52 7.05
d14 4.98 11.73 25.98
d20 37.80 31.04 16.80
(表6)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -117.29
2 7 69.67
3 16 -75.24
4 21 95.52
【0057】
[数値実施例3]
図13〜
図18と表7〜表9は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例3を示している。
図13は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図14はその諸収差図、
図15はその横収差図であり、
図16は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図17はその諸収差図、
図18はその横収差図である。表7は面データ、表8は各種データ、表9はレンズ群データである。
【0058】
この数値実施例3のレンズ構成は、以下の点を除いて、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(1)第2レンズ群G2の正レンズ21が両凸正レンズである。
(2)第3レンズ群G3が、物体側から順に位置する像側に凸の正メニスカスレンズ31’と両凹負レンズ32’の接合レンズからなる。
(3)第4レンズ群G4の両凸正レンズ42と負メニスカスレンズ43が接合されている。
【0059】
(表7)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 72.454 2.50 1.69680 55.5
2 42.058 10.67
3 -547.949 2.50 1.60311 60.7
4 124.689 1.13
5 54.858 5.88 1.80518 25.4
6 79.855 d6
7 220.609 7.13 1.80440 39.6
8 -46.370 2.00 1.80518 25.5
9 -245.850 0.10
10 59.262 4.50 1.74400 44.9
11 246.738 3.93
12 114.143 2.00 1.54072 47.2
13 21.440 11.30 1.49700 81.6
14 99.781 d14
15絞 ∞ 2.40
16 -73.502 3.92 1.85026 32.3
17 -34.368 2.00 1.62299 58.2
18 70.209 d18
19 -153.438 4.70 1.49700 81.6
20 -52.229 0.10
21 79.355 7.50 1.48749 70.2
22 -50.297 2.00 1.81600 46.6
23 -230.428 -
(表8)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 4.6 4.6 4.6
f 82.40 105.00 156.00
W 18.8 14.8 10.0
Y 27.75 27.75 27.75
fB 86.98 92.67 104.95
L 278.03 251.97 228.03
d6 75.38 43.63 7.41
d14 5.00 10.69 22.97
d18 34.42 28.72 16.45
(表9)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -125.36
2 7 65.52
3 16 -71.76
4 19 102.87
【0060】
[数値実施例4]
図19〜
図24と表10〜表12は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例4を示している。
図19は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図20はその諸収差図、
図21はその横収差図であり、
図22は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図23はその諸収差図、
図24はその横収差図である。表10は面データ、表11は各種データ、表12はレンズ群データである。
【0061】
この数値実施例4のレンズ構成は、以下の点を除いて、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(1)第2レンズ群G2の正レンズ21が両凸正レンズである。
(2)第3レンズ群G3が、物体側から順に、物体側から順に位置する像側に凸の正メニスカスレンズ31”と両凹負レンズ32”の接合レンズ、及び両凹負レンズ33”からなる。
(3)第4レンズ群G4の両凸正レンズ42と負メニスカスレンズ43が接合されている。
【0062】
(表10)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 106.208 2.50 1.69680 55.5
2 46.140 8.99
3 -1818.168 2.50 1.69680 55.5
4 133.948 0.20
5 58.265 5.25 1.80518 25.4
6 96.187 d6
7 100.538 7.83 1.74100 52.7
8 -53.696 2.00 1.80610 33.3
9 -239.970 0.11
10 89.314 3.50 1.69680 55.5
11 119.038 1.85
12 60.103 2.20 1.56732 42.8
13 24.931 11.10 1.49700 81.6
14 907.113 d14
15絞 ∞ 2.40
16 -94.582 3.92 1.84666 23.8
17 -47.023 2.00 1.51823 59.0
18 59.325 3.00
19 -125.000 2.00 1.48749 70.2
20 125.000 d20
21 -160.204 4.70 1.49700 81.6
22 -49.856 0.10
23 76.802 8.00 1.48749 70.2
24 -50.609 2.00 1.80610 40.9
25 -212.723 -
(表11)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.89
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 4.6 4.6 4.6
f 82.40 105.00 156.00
W 18.8 14.8 10.0
Y 27.75 27.75 27.75
fB 94.92 99.64 109.65
L 280.71 255.31 230.70
d6 71.75 41.64 7.02
d14 5.00 9.72 19.73
d20 32.88 28.16 18.15
(表12)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -117.52
2 7 58.34
3 16 -52.48
4 21 91.01
【0063】
[数値実施例5]
図25〜
図30と表13〜表15は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例5を示している。
図25は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図26はその諸収差図、
図27はその横収差図であり、
図28は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図29はその諸収差図、
図30はその横収差図である。表13は面データ、表14は各種データ、表15はレンズ群データである。
【0064】
この数値実施例5のレンズ構成は、以下の点を除いて、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(1)第2レンズ群G2が、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ21’、両凸正レンズ22’、物体側に凸の正メニスカスレンズ23’、物体側に凸の負メニスカスレンズ24’、及び物体側に凸の正メニスカスレンズ25’からなる。負メニスカスレンズ21’の像側の面と両凸正レンズ22’の物体側の面は接合されている。負メニスカスレンズ24’の像側の面と正メニスカスレンズ25’の物体側の面は接合されている。負メニスカスレンズ21’と両凸正レンズ22’は正の屈折力の第2aレンズ群G2aを構成し、正メニスカスレンズ23’は正の屈折力の第2bレンズ群G2bを構成し、負メニスカスレンズ24’と正メニスカスレンズ25’は第2cレンズ群G2cを構成する。
(2)第3レンズ群G3が、物体側から順に位置する像側に凸の正メニスカスレンズ31’と両凹負レンズ32’の接合レンズからなる。
(3)第4レンズ群G4の両凸正レンズ42と負メニスカスレンズ43が接合されている。
【0065】
(表13)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 233.227 2.00 1.77250 49.6
2 55.967 9.31
3 -1741.087 2.00 1.61800 63.4
4 131.615 0.20
5 69.429 5.75 1.80518 25.4
6 150.627 d6
7 179.177 2.00 1.80000 29.9
8 52.811 9.90 1.69680 55.5
9 -143.444 0.10
10 48.133 7.10 1.61800 63.4
11 112.834 5.81
12 45.585 2.00 1.65844 50.9
13 23.718 10.00 1.49700 81.6
14 45.752 d14
15絞 ∞ 10.05
16 -87.532 5.00 1.80610 33.3
17 -24.997 2.00 1.72916 54.7
18 73.310 d18
19 -690.221 4.78 1.49700 81.6
20 -67.844 0.10
21 90.741 7.96 1.61800 63.4
22 -38.978 1.80 1.67300 38.2
23 -1261.634 -
(表14)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.88
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 4.6 4.6 4.6
f 92.70 125.00 174.60
W 16.9 12.5 8.9
Y 27.75 27.75 27.75
fB 94.20 103.74 116.44
L 266.07 251.59 246.95
d6 50.79 26.77 9.43
d14 4.75 14.29 26.99
d18 28.47 18.93 6.23
(表15)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -109.43
2 7 69.01
3 16 -61.27
4 19 79.26
【0066】
[数値実施例6]
図31〜
図36と表16〜表18は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例6を示している。
図31は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図32はその諸収差図、
図33はその横収差図であり、
図34は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、
図35はその諸収差図、
図36はその横収差図である。表16は面データ、表17は各種データ、表18はレンズ群データである。
【0067】
この数値実施例6のレンズ構成は、以下の点を除いて、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(1)第1レンズ群G1において、負レンズ11が両凹負レンズであり、負レンズ12が物体側に凸の負メニスカスレンズである。
(2)第2レンズ群G2が、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ21’、両凸正レンズ22’、物体側に凸の正メニスカスレンズ23’、物体側に凸の負メニスカスレンズ24’、及び物体側に凸の正メニスカスレンズ25’からなる。負メニスカスレンズ21’の像側の面と両凸正レンズ22’の物体側の面は接合されている。負メニスカスレンズ24’の像側の面と正メニスカスレンズ25’の物体側の面は接合されている。負メニスカスレンズ21’と両凸正レンズ22’は正の屈折力の第2aレンズ群G2aを構成し、正メニスカスレンズ23’は正の屈折力の第2bレンズ群G2bを構成し、負メニスカスレンズ24’と正メニスカスレンズ25’は第2cレンズ群G2cを構成する。
(3)第3レンズ群G3が、物体側から順に、物体側から順に位置する像側に凸の正メニスカスレンズ31”と両凹負レンズ32”の接合レンズ、及び両凹負レンズ33”からなる。
(4)第4レンズ群G4において、正レンズ41が両凸正レンズであり、負レンズ43が両凹負レンズであり、両凸正レンズ42と両凹負レンズ43が接合されている。
(5)第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間に絞りSが位置しており、この絞りSは、変倍に際して像面Iに対して固定され、防振時にも偏心しない。
【0068】
(表16)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 -193.648 2.00 1.57099 50.8
2 68.408 6.07
3 713.918 2.00 1.65412 39.7
4 111.431 0.20
5 78.286 6.15 1.80518 25.4
6 371.084 d6
7 129.431 2.00 1.80000 29.9
8 52.718 8.88 1.60311 60.7
9 -185.627 3.99
10 47.652 7.50 1.61800 63.4
11 134.624 10.55
12 64.505 2.00 1.77250 49.6
13 26.895 11.22 1.49700 81.6
14 1101.864 d14
15 -117.571 4.11 1.80518 25.4
16 -43.018 1.80 1.60311 60.7
17 81.085 1.27
18 -1247.411 1.50 1.51633 64.1
19 68.875 2.70
20絞 ∞ d20
21 697.984 3.74 1.49700 81.6
22 -82.282 0.10
23 80.815 11.50 1.60738 56.8
24 -45.830 2.00 1.66998 39.3
25 177.985 -
(表17)
各種データ
ズーム比(変倍比) 1.88
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 4.6 4.6 4.6
f 92.70 125.00 174.60
W 17.1 12.6 8.9
Y 27.75 27.75 27.75
fB 77.40 84.26 94.06
L 277.81 244.76 223.25
d6 77.71 37.80 6.50
d14 9.61 16.46 26.26
d20 21.81 14.95 5.16
(表18)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -126.23
2 7 65.31
3 15 -55.95
4 21 103.07
【0069】
各数値実施例の各条件式に対する値を表19に示す。
(表19)
実施例1 実施例2 実施例3
条件式(1) -1.720 -1.683 -1.913
条件式(2) -0.47 -0.38 -0.47
条件式(3) 0.97 1.30 1.05
条件式(4) 1.80610 1.80440 1.85026
条件式(5) 40.9 39.6 32.3
条件式(6) 1.60311 1.60311 1.62299
条件式(7) 60.7 60.7 58.2
条件式(8)
Ndn2 1.51742 1.51742 1.54072
Ndp2 1.49700 1.49700 1.49700
条件式(9) 81.6 81.6 81.6
条件式(10) 1.23 1.56 1.75
条件式(11) 81.6 81.6 81.6
実施例4 実施例5 実施例6
条件式(1) -2.014 -1.586 -1.933
条件式(2) -0.37 -0.19 -0.26
条件式(3) 0.95 1.63 0.91
条件式(4) 1.84666 1.80610 1.80518
条件式(5) 23.8 33.3 25.4
条件式(6) 1.51823 1.72916 1.60311
条件式(7) 59.0 54.7 60.7
条件式(8)
Ndn2 1.56732 1.65844 1.77250
Ndp2 1.49700 1.49700 1.49700
条件式(9) 81.6 81.6 81.6
条件式(10) 2.24 1.79 2.26
条件式(11) 81.6 81.6 81.6
【0070】
表19から明らかなように、数値実施例1〜数値実施例6は、条件式(1)〜(11)を満足しており、諸収差図及び横収差図から明らかなように諸収差及び横収差は比較的よく補正されている。
【0071】
本発明の特許請求の範囲に含まれるズームレンズ系に、実質的なパワーを有さないレンズまたはレンズ群を追加したとしても、本発明の技術的範囲を回避したことにはならない。