【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る本発明は、
演算装置の種類に応じた設定情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された設定情報に従って前記演算装置による演算を行うよう制御する演算制御手段と、
を有し、
前記記憶手段は、設定情報として、予め定められた画像処理を行う異なる複数のプログラムのうちいずれのプログラムに従って前記演算装置による演算を行うかを指定する情報を記憶し、
前記演算制御手段は、前記記憶手段により記憶された設定情報で指定されたプログラムに基づいて演算を行うよう制御し、
前記複数のプログラムごとの前記演算装置による演算速度について測定する測定手段をさらに有し、
前記記憶手段は、前記測定手段により測定された演算速度に基づいて選択されたプログラムを前記演算装置に対して用いるプログラムとして指定する情報
を記憶し、
前記測定
手段は、使用者による使用の用に供していない環境下において、予め定められた時期に自動的に前記演算装置による演算速度について測定する
画像処理装置である。
【0007】
請求項2に係る本発明は、前記複数のプログラムは、画像処理の際に使用する前記演算装置における記憶領域の大きさ又は画像処理の処理手順が異なる請求項1記載の画像処理装置である。
【0009】
請求項
3に係る本発明は、前記測定手段は、複数種の画像入力により測定するもので、前記記憶手段は、測定された演算速度に基づいて選択されたプログラムを前記演算装置に対して用いるプログラムとして指定する情報を画像入力の種類ごとに記憶する請求項
1又は2記載の画像処理装置である。
【0010】
請求項
4に係る本発明は、前記記憶手段は、演算の実施時期に応じた設定情報を記憶し、前記演算制御手段は、前記記憶手段により記憶された
設定情報のうち演算の実施時期に応じた設定情報に従って前記演算装置による演算を行うよう制御する請求項
1又は2記載の画像処理装置である。
【0011】
請求項
5に係る本発明は、前記記憶手段は、さらに、前記演算装置における処理条件を定めた設定値を設定情報として記憶する請求項1乃至
4いずれか記載の画像処理装置である。
【0012】
請求項6に係る本発明は、
演算装置の種類に応じた設定情報を記憶する記憶ステップと、
記憶された設定情報に従って前記演算装置による演算を行うよう制御する演算制御ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記記憶ステップは、設定情報として、予め定められた画像処理を行う異なる複数のプログラムのうちいずれのプログラムに従って前記演算装置による演算を行うかを指定する情報を記憶し、
前記演算制御ステップは、記憶された設定情報で指定されたプログラムに基づいて演算を行うよう制御し、
前記複数のプログラムごとの前記演算装置による演算速度について測定する測定ステップをコンピュータにさらに実行させ、
前記記憶ステップは、前記測定ステップにより測定された演算速度に基づいて選択されたプログラムを前記演算装置に対して用いるプログラムとして指定する情報
を記憶し、
前記測定ステップは、使用者による使用の用に供していない環境下において、予め定められた時期に自動的に前記演算装置による演算速度について測定する
制御プログラムである。
請求項7に係る本発明は、
演算装置の種類に応じた設定情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された設定情報に従って前記演算装置による演算を行うよう制御する演算制御手段と、
を有し、
前記記憶手段は、設定情報として、予め定められた画像処理を行う異なる複数のプログラムのうちいずれのプログラムに従って前記演算装置による演算を行うかを指定する情報を記憶し、
前記演算制御手段は、前記記憶手段により記憶された設定情報で指定されたプログラムに基づいて演算を行うよう制御し、
前記複数のプログラムごとの前記演算装置による演算速度について測定する測定手段をさらに有し、
前記記憶手段は、前記測定手段により測定された演算速度に基づいて選択されたプログラムを前記演算装置に対して用いるプログラムとして指定する情報
を記憶し、
前記測定
手段は、通常のジョブで画像処理が指定された画像に対して、前記演算装置による演算速度について測定する
画像処理装置である。
請求項8に係る本発明は、
演算装置の種類に応じた設定情報を記憶する記憶ステップと、
前記記憶
ステップにより記憶された設定情報に従って前記演算装置による演算を行うよう制御する演算制御ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記記憶ステップは、設定情報として、予め定められた画像処理を行う異なる複数のプログラムのうちいずれのプログラムに従って前記演算装置による演算を行うかを指定する情報を記憶し、
前記演算制御ステップは、前記記憶ステップにより記憶された設定情報で指定されたプログラムに基づいて演算を行うよう制御し、
前記複数のプログラムごとの前記演算装置による演算速度について測定する測定ステップをコンピュータにさらに実行させ、
前記記憶ステップは、前記測定ステップにより測定された演算速度に基づいて選択されたプログラムを前記演算装置に対して用いるプログラムとして指定する情報
を記憶し、
前記測定ステップは、通常のジョブで画像処理が指定された画像に対して、前記演算装置による演算速度について測定する
制御プログラムである。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に係る本発明によれば、演算装置を用いた画像処理を、本構成を有しない場合に比較して効率的に行うことができ、
使用する演算装置が変更された場合であっても、変更後の演算装置において本構成を有しない場合に比較して効率的に画像処理を行うことができ、使用者の使用に供する環境下において測定を実行する技術と比較して、使用者が画像処理装置を使用する際の装置の負荷を低減することができ、使用者による指示があった場合に測定を行う技術とは異なり、使用者による指示を不要にすることができる画像処理装置を提供することができる。
【0014】
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加え、画像処理の際に使用する記憶領域の大きさ又は画像処理の処理手順によって処理速度が変化する場合であっても、当該演算装置に適した設定により処理の効率化を行うことができる画像処理装置を提供することができる。
【0016】
請求項
3に係る本発明によれば、請求項
1又は2に係る本発明の効果に加え、処理する画像入力の種類により効果が異なる場合でも、効率的に画像処理を行うことができる画像処理装置を提供することができる。
【0017】
請求項
4に係る本発明によれば、請求項
1又は2に係る本発明の効果に加え、本構成を有しない場合に比較して、実際の使用環境下において時期に応じて適した設定条件が異なる場合であっても、本構成を有しない場合に比較して効率的に画像処理を行うことができる画像処理装置を提供することができる。
【0018】
請求項
5に係る本発明
によれば、請求項1乃至
4いずれかに係る本発明の効果に加え、画像処理の際の処理条件を定めるパラメータに応じて処理速度が変化する場合であっても、本構成を有しない場合に比較して効率的に画像処理を行うことができる画像処理装置を提供することができる。
【0019】
請求項6に係る本発明によれば、演算装置を用いた画像処理を、本構成を有しない場合に比較して効率的に行うことができ、使用する演算装置が変更された場合であっても、変更後の演算装置において本構成を有しない場合に比較して効率的に画像処理を行うことができ、使用者の使用に供する環境下において測定を実行する技術と比較して、使用者が画像形成処理装置を使用する際の装置の負荷を低減することができ、使用者による指示があった場合に測定を行う技術とは異なり、使用者による指示を不要にすることができる制御プログラムを提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、演算装置を用いた画像処理を、本構成を有しない場合に比較して効率的に行うことができ、使用する演算装置が変更された場合であっても、変更後の演算装置において本構成を有しない場合に比較して効率的に画像処理を行うことができ
る。
請求項8に係る本発明によれば、演算装置を用いた画像処理を、本構成を有しない場合に比較して効率的に行うことができ、使用する演算装置が変更された場合であっても、変更後の演算装置において本構成を有しない場合に比較して効率的に画像処理を行うことができ
る。