特許第6159488号(P6159488)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6159488無線LANにおけるSSIDの配信方法、装置、プログラム及び記録媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6159488
(24)【登録日】2017年6月16日
(45)【発行日】2017年7月5日
(54)【発明の名称】無線LANにおけるSSIDの配信方法、装置、プログラム及び記録媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 48/10 20090101AFI20170626BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20170626BHJP
   H04W 24/08 20090101ALI20170626BHJP
【FI】
   H04W48/10
   H04W84/12
   H04W24/08
【請求項の数】12
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2016-554796(P2016-554796)
(86)(22)【出願日】2015年3月24日
(65)【公表番号】特表2017-504278(P2017-504278A)
(43)【公表日】2017年2月2日
(86)【国際出願番号】CN2015074942
(87)【国際公開番号】WO2016062001
(87)【国際公開日】20160428
【審査請求日】2015年5月21日
(31)【優先権主張番号】201410570720.1
(32)【優先日】2014年10月22日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513224180
【氏名又は名称】小米科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Xiaomi Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲鵬▼▲飛▼
(72)【発明者】
【氏名】王 益冬
(72)【発明者】
【氏名】彭 川
【審査官】 久慈 渉
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2013/0201980(US,A1)
【文献】 特開2009−089004(JP,A)
【文献】 米国特許第9608891(US,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線LANにおけるSSIDの配信方法であって、
プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成し、
無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストすることを含み、
生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて、前記SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスの統計を行い、
各SSIDコードに対応する統計データを併合して、併合し得た統計データを、前記SSIDに対応する統計データとすることを更に含むことを特徴する無線LANにおけるSSIDの配信方法。
【請求項2】
前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化する前に、
設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断することを更に含み、
前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化することは、
設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、前記SSIDを符号化することを含むことを特徴する請求項1に記載の無線LANにおけるSSIDの配信方法。
【請求項3】
前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームは、Windowsシステムのプラットフォームと、汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含む場合、前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成することは、
Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用して前記SSIDを符号化して、Windowsシステムのプラットフォームに適用する第一のSSIDコード及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する第二のSSIDコードを生成することを更に含むことを特徴する請求項1に記載の無線LANにおけるSSIDの配信方法。
【請求項4】
前記プリセットの統計パラメータは、アクセスデバイスの数及び/或はデータ流量を含むことを特徴する請求項に記載のSSIDの配信方法。
【請求項5】
前記無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストすることは、
無線LANにおいて、前記SSIDコード及び前記SSIDコードに対応の文字符号化方式をブロードキャストすることで、ブロードキャストされた前記SSIDコードに対応の文字符号化方式に基づいてローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを端末デバイスが選択して表示を行うことを含むことを特徴する請求項1に記載の無線LANにおけるSSIDの配信方法。
【請求項6】
プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成する符号化モジュールと、
無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストするブロードキャストモジュールとを備え
生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて前記SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスに対して統計を行う統計モジュールと、
各SSIDコードに対応する統計データを併合して、併合し得た統計データを前記SSIDに対応する統計データとする併合モジュールとを更に備えることを特徴する無線LANにおけるSSIDの配信装置。
【請求項7】
前記符号化モジュールがプリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化する前に、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断する判断モジュールを更に備え、
前記符号化モジュールは、
設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、前記SSIDを符号化する第一の符号化サブモジュールを備えることを特徴する請求項に記載の無線LANにおけるSSIDの配信装置。
【請求項8】
前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームがWindowsシステムのプラットフォーム及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含む場合、前記符号化モジュールは、
Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用して前記SSIDを符号化して、Windowsシステムのプラットフォームに適用する第一のSSIDコード、及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する第二のSSIDコードを生成する第二の符号化サブモジュールを備えることを特徴する請求項に記載の無線LANにおけるSSIDの配信装置。
【請求項9】
前記ブロードキャストモジュールは、
無線LANにおいて、前記SSIDコード及び前記SSIDコードに対応の文字符号化方式をブロードキャストすることで、ブロードキャストされた前記SSIDコードに対応の文字符号化方式に基づいてローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを端末デバイスが選択して表示を行うブロードキャストサブモジュールを備えることを特徴する請求項に記載の無線LANにおけるSSIDの配信装置。
【請求項10】
プロセッサと、
プロセッサが実行可能なコマンドを記憶するメモリとを備え、
前記プロセッサは、
プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成し、
無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストし、
生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて、前記SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスの統計を行い、
各SSIDコードに対応する統計データを併合して、併合し得た統計データを、前記SSIDに対応する統計データとするように構成されることを特徴とする無線LANにおけるSSIDの配信装置。
【請求項11】
プロセッサに実行されることにより、請求項1から請求項のいずれかに記載の配信方法を実現することを特徴とするプログラム。
【請求項12】
請求項11に記載のプログラムが記録された記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【相互参照】
【0001】
本願は、出願番号がCN201410570720.1であり、出願日が2014年10月22日である中国特許出願に基づき提出し、該中国特許出願の優先権を主張する。ここで、該中国特許出願の全ての内容は、本願に組み込まれて参考とする。
【技術分野】
【0002】
本発明は、通信技術分野に関するものであり、特に無線LAN(Wireless Local Area Network)におけるSSID(サービスセット識別子)の配信方法装置、プログラム及び記録媒体に関するものである。
【背景技術】
【0003】
SSID(サービスセット識別子、Service Set Identifier)技術は、一つの無線LANを、異なる身分認証を必要とする複数のサブネットワークに分け、各サブネットワークには独立の身分認証が要求され、身分認証が確認できたユーザのみが、対応のサブネットワークにアクセスできるため、ネットワークの仮想的な隔離を実現でき、許可されていないユーザがネットワークに侵入することを防止することができる。関連技術においては、ネットワークにおいて、通信デバイスがSSIDをブロードキャストし、端末デバイスがSSIDを受信した後、該SSIDをネットワーク名称としてネットワークリストにおいて表示を行う。現在、設定したSSIDの多くのはアルファベットや数字で組み合わせてなり、ユーザは、黙認の名称、例えば、D−Link、Linksys、DD−WRTをSSIDと使用慣れていることで、同一の区域において同じ名称のネットワークが増加している。従って、あるユーザが中文文字を使用してSSIDを設定する。これによって、同一の区域においてネットワークの名称重複の蓋然率を低下することができるが、端末デバイスにおいて中文文字が含まれたSSIDを表示する場合、表示されたSSIDが文字化けを有する現象が生じてしまう。
【発明の概要】
【0004】
関連技術に存在の問題を克服するために、本発明の実施例は、端末デバイスにおいて正常のSSIDを表示する蓋然率を増大できる無線LANにおけるSSIDの配信方法装置、プログラム及び記録媒体を提供した。
【0005】
本発明の実施例の第一の局面によれば、無線LANにおけるSSIDの配信方法を提供した。該方法は、
プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成し、
無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストすることを含む。
【0006】
ある実施例において、前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化する前に、
設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断することを更に含み、
前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化することは、
設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、前記SSIDを符号化することを含む。
【0007】
ある実施例において、前記方法は、
生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて前記SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスの統計を行い、
各SSIDコードに対応する統計データを併合して、併合し得た統計データを前記SSIDに対応する統計データとすることを更に含む。
【0008】
ある実施例において、前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームは、Windowsシステムのプラットフォームと、汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含む場合、前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成することは、
Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用して前記SSIDを符号化して、Windowsシステムのプラットフォームに適用する第一のSSIDコード及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する第二のSSIDコードを生成することを更に含む。
【0009】
ある実施例において、前記プリセットの統計パラメータは、アクセスデバイスの数及び/或はデータ流量を含む。
【0010】
ある実施例において、前記無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストすることは、
無線LANにおいて、端末デバイスがブロードキャストされた前記SSIDコードに対応の文字符号化方式に基づいてローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを選択して表示を行うように、前記SSIDコード及び前記SSIDコードに対応の文字符号化方式をブロードキャストすることを含む。
【0011】
本発明の実施例の第二の局面によれば、無線LANにおけるSSIDの配信装置を提供した。該装置は、
プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成する符号化モジュールと、
無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストするブロードキャストモジュールとを備える。
【0012】
ある実施例において、該装置は、
前記符号化モジュールがプリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化する前に、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断する判断モジュールを更に備え、
前記符号化モジュールは、
設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、前記SSIDを符号化する第一の符号化サブモジュールを備える。
【0013】
ある実施例において、該装置は、
生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて前記SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスに対して統計を行う統計モジュールと、
各SSIDコードに対応する統計データを併合して、併合し得た統計データを前記SSIDに対応する統計データとする併合モジュールとを更に備える。
【0014】
ある実施例において、前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームがWindowsシステムのプラットフォーム及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含む場合、前記符号化モジュールは、
Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用して前記SSIDを符号化して、Windowsシステムのプラットフォームに適用する第一のSSIDコード、及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する第二のSSIDコードを生成する第二の符号化サブモジュールを備える。
【0015】
ある実施例において、前記ブロードキャストモジュールは、
無線LANにおいて、ブロードキャストされた前記SSIDコードに対応の文字符号化方式に基づいてローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを端末デバイスが選択して表示を行うように、前記SSIDコード及び前記SSIDコードに対応の文字符号化方式をブロードキャストするブロードキャストサブモジュールを備える。
【0016】
本発明の実施例の第三の局面によれば、無線LANにおけるSSIDの配信装置を提供した。該装置は、プロセッサと、プロセッサが実行可能なコマンドを記憶するメモリとを備え、
前記プロセッサは、
プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成し、
無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストするように構成される。
【0017】
本発明のその他の局面は、
プロセッサに実行されることにより、前記方法を実現することを特徴とするプログラムを提供する。
【0018】
本発明のその他の局面は、
前記プログラムが記録された記録媒体を提供する。
【0019】
本発明の実施例が提供した技術案は、以下の有益効果を奏する。即ち、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、無線LANにおいて、生成されたSSIDコードをブロードキャストすることによって、端末デバイスが受信されたSSIDコードにおいてローカルデバイスが正常表示可能なSSIDコードを有する蓋然率を増大させるすることができ、端末デバイスにおいて正常のSSIDを表示する蓋然率を増大できる。
【0020】
上記の説明および後述の詳細な説明は、単なる例示のみであり、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
ここでの図面は明細書に組み込まれて明細書の一部を構成し、本発明に適合する実施例を示し、明細書と共に本発明の原理の解釈に用いられる。
【0022】
図1】例示的な実施例で示す、無線LANにおけるSSIDの配信方法のフローチャートである。
【0023】
図2】例示的な実施例で示す、その他の無線LANにおけるSSIDの配信方法のフローチャートである。
【0024】
図3】例示的な実施例で示す、その他の無線LANにおけるSSIDの配信方法のフローチャートである。
【0025】
図4】例示的な実施例で示す、無線LANにおけるSSIDの配信方法のフローチャートである。
【0026】
図5】例示的な実施例で示す、無線LANにおけるSSIDの配信装置のブロック図である。
【0027】
図6】例示的な実施例で示す、その他の無線LANにおけるSSIDの配信装置のブロック図である。
【0028】
図7】例示的な実施例で示す、その他の無線LANにおけるSSIDの配信装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
ここで、図面に示された例示的な実施例を詳細に説明する。以下の記載において、図面を言及するとき、特に説明しない限り、異なる図面における同じ番号が同一または同等の要素を示す。以下の例示的な実施例に記載の実施の形態は、本発明と一致するあらゆる実施の形態を代表するわけではない。逆に、それらは、添付された特許請求の範囲に詳細に記載される、本発明の一部の局面と一致する装置及び方法の例にすぎない
【0030】
図1は、例示的な実施例で示す、無線LANにおけるSSIDの配信方法のフローチャートである。図1に示すように、該無線LANにおけるSSIDの配信方法は、例えば、ルータ、無線アクセスポイント及び無線制御器のような通信デバイスに応用され、以下のステップS101−S102を含む。
【0031】
ステップS101において、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化(エンコード)して、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成する。
【0032】
ステップS102において、無線LANにおいて、生成された、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストする。
【0033】
ある実施例において、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームがWindowsシステムのプラットフォーム及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含む。例えば、マイクロソフト社が生産した端末デバイスにおいて、Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式を使用し、その他のアンドロイド(Android)システムのプラットフォーム及びアップルシステムのプラットフォームにおいて汎用文字符号化方式を使用している。
【0034】
上述のステップS101は、Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用してSSIDを符号化して、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを生成する。第一のSSIDコードがWindowsシステムのプラットフォームに適用するが、第二のSSIDコードが汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する。即ち、第二のSSIDコードは、アップルシステムのプラットフォーム及びアンドロイドシステムのプラットフォームに適用する。
【0035】
上述ステップS102において、無線LANにおいて第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードをブロードキャストする。端末デバイスは、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを受信した後に表示を行う。端末デバイスがWindowsシステムのプラットフォームを使用するデバイスである場合、第一のSSIDコードを正常に表示できるが、端末デバイスがアップルシステムのプラットフォーム或はアンドロイドシステムのプラットフォームを使用するデバイスである場合、第二のSSIDコードを正常に表示できる。このように、端末デバイスにおいて常にSSIDを正常に表示できる。
【0036】
ある実施例において、ステップS102は、無線LANにおいて、ブロードキャストされたSSIDコードに対応の文字符号化方式に基づいてローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを端末デバイスが選択して表示を行うように、生成されたSSIDコード及び該SSIDコードに対応の文字符号化方式をブロードキャストする。
【0037】
例を挙げて説明する。ステップS101において、Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式コードSSIDをそれぞれ使用して、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを生成する。第一のSSIDコードが、Windowsシステムのプラットフォームに適用し、第二のSSIDコードが、汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する。
【0038】
ステップS102において、第一のSSIDコード及び対応のWindowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式と、第二のSSIDコード及び対応の汎用文字符号化方式とをブロードキャストする。例えば、実現の時、SSIDコードをブロードキャストするメッセージにおいて区域を増加して、増加の区域においてSSIDコードに対応の文字符号化方式を追加しても良い。
【0039】
このように、端末デバイスがSSIDコードに対応の文字符号化方式を受信した後、ブロードキャストされた文字符号化方式に基づいて、ローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを選択して表示を行うことができる。例えば、端末デバイスがアンドロイドシステムのプラットフォームを使用する場合、端末デバイスは、汎用文字符号化方式に対応の第二のSSIDコードを選択して表示を行い、第一のSSIDコードを表示しないため、端末において文字化けを有するSSIDの表示を回避できる。
【0040】
本実施例が提供した技術案は、以下の有益効果を奏する。即ち、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、無線LANにおいて、生成されたSSIDコードをブロードキャストすることによって、端末デバイスが受信したSSIDコードにおいてローカルデバイスが正常に表示可能なSSIDコードを有する蓋然率を増大させることによって、端末デバイスにおいて正常のSSIDを表示する蓋然率を増大できる。
【0041】
図2は、例示的な実施例で示す、その他の無線LANにおけるSSIDの配信方法のフローチャートである。図2に示すように、該無線LANにおけるSSIDの配信方法は、例えば、ルータ、無線アクセスポイント及び無線制御器のよな通信デバイスに応用でき、以下のステップS201−S203を含む。
【0042】
ステップS201において、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断する。
【0043】
ステップS202において、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従ってSSIDを符号化して、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成する。
【0044】
ステップS203においては、無線LANにおいて、生成された、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストする。
【0045】
ステップS202及びステップS203の示例性の説明については、上述ステップS101及びステップS102における説明を参照すれば良いので、ここでその説明を省略した。
【0046】
本実施例が提供した技術案は、以下の有益効果を奏する。大多数の場合、端末デバイスにおいてSSIDを表示する時に文字化けの発生の原因は、SSIDにおいて中文文字が含まれていることである。本実施例において、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれたことを判断した場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、無線LANにおいて生成されたSSIDコードをブロードキャストする。これによって、端末デバイスにおいて正常にSSIDを表示する蓋然率を増大することができると共に、SSIDにおいて中文文字が含まれていない場合、複数SSIDコードのブロードキャストを回避でき、ネットワークリソースも節約できる。
【0047】
図3は、例示的な実施例で示す、その他の無線LANにおけるSSIDの配信方法のフローチャートである。図3に示すように、該無線LANにおけるSSIDの配信方法は、例えばルータ、無線アクセスポイント及び無線制御器のような通信デバイスに用いされ、以下のステップS301−S304を含む。
【0048】
ステップS301において、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成する。
【0049】
ステップS302においては、無線LANにおいて、生成された、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストする。
【0050】
ステップS301及びステップS302の示例性の説明については、上述ステップS101及びステップS102における説明を参照すれば良いので、ここでその説明を省略した。
【0051】
ステップS303において、生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて該SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスに対して統計を行う。
【0052】
ここで、プリセットの統計パラメータは、アクセスデバイスの数及びデータ流量を含む。
【0053】
ステップS304において、各SSIDコードに対応する統計データを併合して、併合し得た統計データをSSIDに対応の統計データとする。
【0054】
例を挙げて説明する。ステップS301において、Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式コードSSIDをそれぞれ使用して、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを生成する。ここで、第一のSSIDコードがWindowsシステムのプラットフォームに適用するが、第二のSSIDコードが汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する。ステップS303において、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスの数及びデータ流量をそれぞれ統計する。ステップS304において、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードに対応のデバイスの数を併合して、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードに対応のデータ流量を併合する。ステップS304において、併合後のデバイスの数をSSIDに対応のネットワークにアクセスするデバイスの数とし、併合後のデータ流量をSSIDに対応のデータ流量とする。
【0055】
本実施例が提供した技術案は、以下の有益効果を奏する。各SSIDコードに対してそれぞれ統計し、統計データを併合することによって、SSIDに対応のサブネットワークにおける統計データを正確的に獲得でき、後継操作において統計データを用いてサブネットワークを制御するのに便利となる。
【0056】
図4は、例示的な実施例で示す、無線LANにおけるSSIDの配信方法のフローチャートである。実施例において、その方法は、以下のシーンに応用される。即ち、ルータが無線LANにおいてユーザによって設定したSSIDをブロードキャストし、SSIDが「我的WIFI」であり、中文文字が含まれており、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームは、Windowsシステムのプラットフォーム及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含み、統計パラメータをデータ流量とプリセットする。図4に示すように、実施例における方法は、以下のステップを含む。
【0057】
ステップS401において、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断する。
【0058】
例えば、SSID「我的WIFI」において中文文字が含まれていることを判断した。
【0059】
ステップS402において、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用してSSIDを符号化して、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを生成する。
【0060】
ここで、第一のSSIDコードがWindowsシステムのプラットフォームに適用するが、第二のSSIDコードが汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する。
【0061】
ステップS403においては、無線LANにおいて、生成された第一のSSIDコード及び対応のWindowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式と、第二のSSIDコード及び対応の汎用文字符号化方式をブロードキャストする。
【0062】
このように、端末デバイスAは、Windowsシステムのプラットフォームを使用し、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを受信し、使用された文字符号化方式がローカルデバイスの使用する文字符号化方式と同じである第一のSSIDコードを選択して表示を行う。端末デバイスAにおいて表示される第一のSSIDコードが正常で文字化けはない。端末デバイスBは、アンドロイドシステムのプラットフォームを使用し、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを受信し、使用された文字符号化方式がローカルデバイスの使用する文字符号化方式と同じである第二のSSIDコードを選択して表示を行う。端末デバイスBにおいて表示される第二のSSIDコードが正常で文字化けはない。
【0063】
ステップS404において、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスのデータ流量をそれぞれ統計する。
【0064】
ステップS405において、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードに対応のデータ流量を併合し、併合し得たデータ流量をSSIDに対応のデータ流量とする。
【0065】
例えば、端末デバイスAは、第一のSSIDコードを使用して無線LANにアクセスし、端末デバイスBは、第二のSSIDコードを使用して無線LANから受信する。端末デバイスAのデータ流量に対して統計を行い、端末デバイスBのデータ流量に対して統計を行い、端末デバイスA及び端末デバイスBのデータ流量を併合して、併合後のデータ流量をSSIDに対応のデータ流量とする。
【0066】
本実施例が提供した技術案は、以下の有益効果を奏する。即ち、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、無線LANにおいて、生成されたSSIDコードをブロードキャストすることにより、端末デバイスが受信したSSIDコードにおいてローカルデバイスが正常に表示できるSSIDコードを有する蓋然率を増大できる。これによって、端末デバイスにおいて正常のSSIDを表示する蓋然率を増大できる。各SSIDコードに対してそれぞれ統計を行い、統計データを併合することにより、SSIDに対応のサブネットワークにおける統計データを正確的に獲得でき、後継操作において統計データを用いてサブネットワークを制御するのに便利となる。
【0067】
図5は、例示的な実施例で示す、無線LANにおけるSSIDの配信装置のブロック図である。図5に示すように、該無線LANにおけるSSIDの配信装置は、例えばルータ、無線アクセスポイント及び無線制御器のような通信デバイスに応用され、符号化モジュール51と、ブロードキャストモジュール52とを備える。
【0068】
符号化モジュール51は、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成する。
【0069】
ブロードキャストモジュール52は、無線LANにおいて、生成された、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストする。
【0070】
ある実施例において、図6に示すように、該装置は、
符号化モジュール51がプリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化する前、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断する判断モジュール61を更に備えても良い。
【0071】
符号化モジュール51は、
設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、SSIDを符号化する第一の符号化サブモジュール62を備えても良い。
【0072】
実施例において、図7に示すように、装置は、
生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて、SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスに対して統計を行う統計モジュール71と、
各SSIDコードに対応する統計データを併合し、併合し得た統計データをSSIDに対応の統計データとする併合モジュール72とを更に備えても良い。
【0073】
ある実施例において、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームは、Windowsシステムのプラットフォーム及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含む場合、符号化モジュールは、
Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用してSSIDを符号化して、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを生成する第二の符号化サブモジュールを備えて良い。
【0074】
ここで、第一のSSIDコードがWindowsシステムのプラットフォームに適用し、第二のSSIDコードが汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する。
【0075】
ある実施例において、プリセットの統計パラメータは、アクセスデバイスの数及び/或はデータ流量を含む。
【0076】
ある実施例において、ブロードキャストモジュールは、
無線LANにおいて、SSIDコード及びSSIDコードに対応の文字符号化方式をブロードキャストすることで、端末デバイスがブロードキャストされたSSIDコードに対応の文字符号化方式に基づいて、ローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを選択して表示を行う、ブロードキャストサブモジュールを備えて良い。
【0077】
本発明の実施例が提供した技術案は、以下の有益効果を奏する。即ち、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、無線LANにおいて、生成されたSSIDコードをブロードキャストすることによって、端末デバイスが受信したSSIDコードにおいてローカルデバイスが正常に表示できるSSIDコードを有する蓋然率を増大できる。これによって、端末デバイスにおいて正常のSSIDを表示する蓋然率を増大できる。
【0078】
上述実施例における装置について、各モジュールの操作実行の具体方式が該方法の実施例において詳細に描写したので、ここで、詳細な記載を説明しない。
【0079】
無線LANにおけるSSIDの配信装置は、プロセッサと、プロセッサが実行可能なコマンドを記憶するメモリとを備え、プロセッサは、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成し、無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストする。
【0080】
該プロセッサは、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化する前、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断し、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、前記SSIDを符号化するように構成される。
【0081】
該プロセッサは、生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて前記SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスの統計を行い、各SSIDコードに対応する統計データを併合して、併合し得た統計データを前記SSIDに対応する統計データとするように構成される。
【0082】
該プロセッサは、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームがWindowsシステムのプラットフォーム及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含む場合、Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用して前記SSIDを符号化して、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを生成し、前記第一のSSIDコードがWindowsシステムのプラットフォームに適用し、前記第二のSSIDコードが汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用するように構成される。
【0083】
該プロセッサは、無線LANにおいて、端末デバイスがブロードキャストされた前記SSIDコードに対応の文字符号化方式に基づいてローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを選択して表示を行うように、前記SSIDコード及び前記SSIDコードに対応の文字符号化方式をブロードキャストする。
【0084】
非揮発的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体について、前記記憶媒体におけるコマンドがルータのプロセッサによって実行される場合、ルータに無線LANにおけるSSIDの配信方法を実行できるようにする。前記方法は、
プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成し、
無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストすることを含む。
【0085】
前記方法は、前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化する前に、設定したSSIDにおいて中文文字が含まれているかを判断することをさらに含み、
前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化することは、
設定したSSIDにおいて中文文字が含まれている場合、プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、前記SSIDを符号化することを含む。
【0086】
前記方法は、生成されたSSIDコードが複数である場合、SSIDコード毎に、プリセットの統計パラメータに基づいて、前記SSIDコードを使用して無線LANにアクセスするデバイスに対して統計を行い、
各SSIDコードに対応するの統計データを併合して、併合し得た統計データを前記SSIDに対応する統計データとすることを含む。
【0087】
前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームは、Windowsシステムのプラットフォーム及び汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームを含む。
【0088】
前記プリセットの複数種類のシステムのプラットフォームの文字符号化方式に従って、設定したSSIDを符号化して、前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードを生成することは、
Windowsシステムのプラットフォームの文字符号化方式及び汎用文字符号化方式をそれぞれ使用して前記SSIDを符号化して、第一のSSIDコード及び第二のSSIDコードを生成することを含み、
ここで、前記第一のSSIDコードがWindowsシステムのプラットフォームに適用し、前記第二のSSIDコードが汎用文字符号化方式を使用するシステムのプラットフォームに適用する。
【0089】
前記プリセットの統計パラメータは、アクセスデバイスの数及び/或はデータ流量を含んで良い。
【0090】
前記無線LANにおいて、生成された前記複数種類のシステムのプラットフォームに適用するSSIDコードをブロードキャストすることは、
無線LANにおいて、前記SSIDコード及び前記SSIDコードに対応の文字符号化方式をブロードキャストすることで、端末デバイスがブロードキャストされた前記SSIDコードに対応の文字符号化方式に基づいてローカル文字符号化方式に対応のSSIDコードを選択して表示を行うことを含む。
【0091】
当業者は、本明細書に開示された発明の詳細を考慮し、実施することにより、本発明の他の実施案を容易に想到できる。本出願は、本発明のいかなる変形、用途、又は適応的な変化を含むことを目的としており、いかなる変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般原理に基づいて、且つ本開示において公開されていない本技術分野においての公知常識又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は、例示的なものを開示しており、本発明の保護範囲と主旨は、特許請求の範囲に記述される。
【0092】
本発明は、上記において開示された構成又は図面に示した構造に限定されるものではなく、本発明の範囲内であれば、様々な補正又は変更を行うことができると理解すべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲により制限される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7