(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6160303
(24)【登録日】2017年6月23日
(45)【発行日】2017年7月12日
(54)【発明の名称】スイッチユニット
(51)【国際特許分類】
H01H 9/04 20060101AFI20170703BHJP
H01H 13/06 20060101ALI20170703BHJP
【FI】
H01H9/04 B
H01H13/06 B
【請求項の数】7
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-135456(P2013-135456)
(22)【出願日】2013年6月27日
(65)【公開番号】特開2015-11830(P2015-11830A)
(43)【公開日】2015年1月19日
【審査請求日】2016年3月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002945
【氏名又は名称】オムロン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100155712
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 尚
(72)【発明者】
【氏名】保住 昭宏
【審査官】
段 吉享
(56)【参考文献】
【文献】
特開2012−150916(JP,A)
【文献】
英国特許出願公開第01220648(GB,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01H 9/04
H01H 13/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部を有し、スイッチを内部に備えるケースと、
一部が、1つの上記開口部から上記ケースの外部に突き出る2つの端子と、
上記開口部をシールするガスケットであって、2つの上記端子がそれぞれ貫通する2つの貫通口を有するガスケットと、
ベース部材と、
2つの上記端子の間に配置される押圧部材とを備え、
上記貫通口は、貫通する上記端子の周囲に密着しており、
上記ガスケットの2つの上記貫通口の間の領域は、上記押圧部材と上記ベース部材とに挟まれて押さえつけられており、
上記ガスケットにおける周辺領域は、上記ケースの内側面と上記ベース部材とに挟まれて押さえつけられていることを特徴とするスイッチユニット。
【請求項2】
上記ガスケットの対向する2つの側面が、上記ケースに押さえつけられていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチユニット。
【請求項3】
上記ガスケットの四方の側面が、上記ケースに押さえつけられていることを特徴とする請求項2に記載のスイッチユニット。
【請求項4】
上記ケースは2つの筐体部材が組み合わせられて構成されており、
上記開口部は2つの上記筐体部材の間に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のスイッチユニット。
【請求項5】
端子ユニットは、2つの上記端子、上記ガスケット、上記ベース部材、および上記押圧部材を含むアセンブリであり、
上記ガスケットは板状の形状を有し、
上記端子ユニットは、上記筐体部材に対して上記ガスケットの平面に平行にスライドさせて組み込まれることを特徴とする請求項4に記載のスイッチユニット。
【請求項6】
上記端子ユニットが配置される上記筐体部材の内部の空間は、少なくとも上記ベース部材と上記ガスケットとが重なる高さを制限することを特徴とする請求項5に記載のスイッチユニット。
【請求項7】
上記押圧部材は突起を有し、
上記ケースの上記開口部の縁が、上記押圧部材の上記突起を上記ガスケット側に押さえつけることを特徴とする請求項5または6に記載のスイッチユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はスイッチユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、スイッチを内蔵するケースと、スイッチの操作に用いられる操作部とを備えるトリガスイッチがある。例えば、操作部(トリガ)が、ケースの内部側に押し込まれることにより、スイッチのON/OFFが切り替えられる。トリガスイッチは、例えば電動工具のモータへの電力供給を制御するスイッチである。トリガスイッチは、リード線によってケースの外部のモータに接続される。リード線を伝う液体の浸入を防ぐために、ケースにはリード線との接続箇所において液密性(液体を浸入させない性質)が求められる。
【0003】
特許文献1には、ケースの防水性を考慮したトリガスイッチが開示されている。特許文献1には、トリガスイッチのケースからリード線を引き出す箇所に、接着剤を充填する構成が記載されている。また、特許文献1には、リード線が接続されるモータ接続端子をパッキンで覆う構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2012−206248号公報(2012年10月25日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の従来技術では、組み立ての工数が多いため作業性が悪いという問題がある。
【0006】
リード線の引き出し箇所に接着剤を充填する構成では、充填または塗布された接着剤が硬化する時間が必要になる。そのため、トリガスイッチの組み立て作業性が悪くなる。また、トリガスイッチに特定のリード線を接着することになるので、モータとの接続方法が限定される。
【0007】
モータ接続端子をパッキンで覆う構成では、リード線をモータ接続端子に接続した後で、パッキンにリード線を通し、パッキンをトリガスイッチに取り付ける必要がある。そのため、トリガスイッチとモータとを組み合わせるための組み立て工数が増える。
【0008】
本発明の目的は、ケースの外部接続端子が位置する箇所において液密性を有し、かつ、組み立て作業性のよいスイッチユニットを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るスイッチユニットは、開口部を有し、スイッチを内部に備えるケースと、一部が、1つの上記開口部から上記ケースの外部に突き出る2つの端子と、上記開口部をシールするガスケットであって、2つの上記端子がそれぞれ貫通する2つの貫通口を有するガスケットと、ベース部材と、2つの上記端子の間に配置される押圧部材とを備え、上記貫通口は、貫通する上記端子の周囲に密着しており、上記ガスケットの2つの上記貫通口の間の領域は、上記押圧部材と上記ベース部材とに挟まれて押さえつけられており、上記ガスケットにおける周辺領域は、上記ケースの内側面と上記ベース部材とに挟まれて押さえつけられていることを特徴としている。
【0010】
上記の構成によれば、ケースから突き出る2つの端子が1つの開口部の中に配置されるので、ケースの設計自由度および組み立て作業性を向上させることができる。ガスケットにおける2つの貫通口の間の領域が押圧部材によって押さえられ、ガスケットにおける周辺領域がケースの内側面によって押さえられる。周辺領域は、2つの貫通口およびその間の領域より外側の領域である。それゆえ、ガスケットの貫通口がそこを貫通する端子に密着した状態を維持することができる。そのため、ケースの1つの開口部の中に離間した2つの端子が配置される場合であっても、ケースの液密性を確保することができる。
【0011】
また、上記ガスケットの対向する2つの側面が、上記ケースに押さえつけられている構成であってもよい。
【0012】
上記の構成によれば、ガスケットの対向する2つの側面がケースに押さえられるので、貫通口が端子に密着する。例えばケースは、ガスケットの横からガスケットの側面をガスケットの中心方向に向かって押さえる。
【0013】
また、上記ガスケットの四方の側面が、上記ケースに押さえつけられている構成であってもよい。
【0014】
また、上記ケースは2つの筐体部材が組み合わせられて構成されており、上記開口部は2つの上記筐体部材の間に形成されている構成であってもよい。
【0015】
また、端子ユニットは、2つの上記端子、上記ガスケット、上記ベース部材、および上記押圧部材を含むアセンブリであり、上記ガスケットは板状の形状を有し、上記端子ユニットは、上記筐体部材に対して上記ガスケットの平面に平行にスライドさせて組み込まれる構成であってもよい。
【0016】
上記の構成によれば、組み立てられた端子ユニットを筐体部材に対してスライドさせて組み込むことができるので、組み立て作業性を向上させることができる。
【0017】
また、上記端子ユニットが配置される上記筐体部材の内部の空間は、少なくとも上記ベース部材と上記ガスケットとが重なる高さを制限する構成であってもよい。
【0018】
上記の構成によれば、上記ベース部材と上記ガスケットとが重なる高さが制限されるので、筐体部材に端子ユニットをスライドさせて配置することで、ガスケットが押さえつけられる。
【0019】
また、上記押圧部材は突起を有し、上記ケースの上記開口部の縁が、上記押圧部材の上記突起を上記ガスケット側に押さえつける構成であってもよい。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、組み立て作業性を向上させ、ケースの液密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の一実施形態に係るトリガスイッチの構成を示す斜視図である。
【
図2】上記トリガスイッチの構成を示す正面図である。
【
図3】上記トリガスイッチの端子ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【
図4】上記端子ユニットの組み立て手順を示す斜視図である。
【
図5】上記端子ユニットの組み立て手順を示す斜視図である。
【
図6】上記トリガスイッチの構成を示す側面図である。
【
図9】上記トリガスイッチのガスケットの構成を示す上面図である。
【
図10】上記トリガスイッチから押圧部材およびナットだけを除いたアセンブリを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
(トリガスイッチの構成)
図1は、本実施形態のトリガスイッチ1の構成を示す斜視図である。
図2は、本実施形態のトリガスイッチ1の構成を示す正面図である。トリガスイッチ1(スイッチユニット)は、スイッチおよびスイッチに接続された配線基板を内蔵するケース2と、端子ユニット3、およびケース2の外側からスイッチのON/OFFを切り換えるための操作部6(トリガ)とを備える。トリガスイッチ1は、例えば電動工具に組み込まれるスイッチユニットとして構成されている。ケース2は、2つの筐体部材2a・2bが組み合わせられて構成されている。
【0024】
端子ユニット3は、外部端子4a・4bと、押圧部材5とを備える。外部端子4a・4bは、例えば電動工具のモータに接続するリード線が接続される端子であり、ケース2の外部に突き出している。なお、外部端子4bは、押圧部材5に関して外部端子4aと対称の位置にある。なお、外部端子4a・4bは、ケース2の内部においてスイッチまたは配線基板等の電気部品に接続されている。
【0025】
例えば雨の中で電動工具を使用する場合、モータに接続されたリード線を伝ってトリガスイッチ1の外部端子に液体(水)が到達することがあり得る。そのため、ケース2から外部に突出した外部端子4a・4bから、ケース2内部への液体の浸入を防ぐことが求められる。なお、スイッチユニットは電動工具に限らず、他の電気装置のスイッチとして使用することもできる。
【0026】
(端子ユニットの構成)
図3は、端子ユニット3の構成を示す分解斜視図である。端子ユニット3は、2つの外部端子4a・4b、ベース部材7、ガスケット8、押圧部材5、および2つのナット9が組み合わせられたアセンブリである。
【0027】
外部端子4a・4bはそれぞれ、リード線を接続する板形状の部分にボルトが通る穴4d・4eを有する。外部端子4aは、さらにベース部材7に接する箇所に位置決めのための穴4cを有する。外部端子4a・4bは、導電性を有し、例えば金属で構成される。ここでは、外部端子4a・4bは、板金を曲げることにより作られている。
【0028】
ベース部材7は、外部端子4bが通る穴7bと、位置決めのためのピン7cとを有する。ピン7cは、円柱の側面に押圧部材5を一時的に固定するための溝を有する。ベース部材7は、絶縁性を有し、例えばプラスティックで構成される。
【0029】
ガスケット8は、平板状の形状を有し、ゴム等の弾性材料で構成される絶縁性のシール部材(パッキン)である。ガスケット8は、外部端子4aが貫通する貫通口8aと、外部端子4bが貫通する貫通口8bとを有する。貫通口8a・8bは、貫通する外部端子4a・4bの断面形状に合うように、長方形の形状を有する。ガスケット8は、さらに2つの貫通口8a・8bの間に位置決めのための穴8cを有する。
【0030】
押圧部材5は、絶縁性を有するブロックであり、例えばプラスティックで構成される。押圧部材5は、両側面のそれぞれにナット9が収まる凹部5aを有する。押圧部材5は、ガスケット8の中央部分を押さえるために、下側に平らな面を有する。また押圧部材5は、筐体部材2a・2bと組み合わせるための突起5cを有する。
【0031】
図3〜5を参照して端子ユニット3の組み立てについて説明する。
図4および
図5は、端子ユニット3の組み立て手順を示す斜視図である。
図4はベース部材7を上方から見た斜視図であり、
図5はベース部材7を下方から見た斜視図である。まずベース部材7の下側から外部端子4bをベース部材7の穴7bに通し、外部端子4bとベース部材7とを組み合わせる(
図4の(b)、
図5の(b))。ベース部材7のピン7cが外部端子4aの穴4cを通るように、ベース部材7の上側に外部端子4aを配置する(
図4の(c)、
図5の(c))。ガスケット8の2つの貫通口8a・8bのそれぞれに外部端子4a・4bが通るように、ガスケット8を外部端子4a・4bおよびベース部材7に被せる(
図4の(d)、
図5の(d))。両側面の凹部5aにナット9が組み込まれた押圧部材5を、2つの外部端子4a・4bの間かつガスケット8の上面に配置する(
図4の(e)、
図5の(e))。押圧部材5は、下面に切り欠きを有する。溝が形成されたピン7cがこの切り欠きに嵌ることにより、押圧部材5はベース部材7に対して一時的に固定される。そのため、組み立てられた端子ユニット3は分解されてしまうことがなく、端子ユニット3を1つのユニットとして扱うことができる。それゆえ、端子ユニット3は、トリガスイッチ1の組み立てを容易にする。外部端子4a・4bの穴4cの裏側にナット9が位置するので、リード線の丸形端子をボルトによって外部端子4a・4bに固定することができる。
【0032】
(端子ユニットとケースのアセンブリ)
図6は、トリガスイッチ1の構成を示す側面図である。
図7は、
図6に示す線A−Aにおける断面図である。筐体部材2bの側面から筐体部材2b(または筐体部材2a)の開口部2cに端子ユニット3をスライドさせて挿入することにより、筐体部材2bに端子ユニット3を取り付ける。筐体部材2bおよび端子ユニット3に対してもう1つの筐体部材2aをスライドさせて組み合わせることで、ケース2と端子ユニット3とを組み立てることができる。
【0033】
各筐体部材2a・2bは、押圧部材5の突起5cに噛み合う突起2e(開口部の縁)を有する。筐体部材2a・2bの内部の空間(端子ユニット3が配置される空間)は、内部に配置される端子ユニット3の高さを制限するように設定されている。少なくともベース部材7とガスケット8とが重なる高さが制限される。具体的には、ベース部材7、外部端子4a、ガスケット8、および押圧部材5の突起5cが重なる高さが制限される。そのため、筐体部材2a・2bの突起2eが押圧部材5の突起5cを下方(ガスケット8側)に押さえる。これにより、筐体部材2a・2b(ケース2)によって、押圧部材5がガスケット8に押さえつけられる。なお、筐体部材2a・2bの突起2eが押圧部材5の溝に合うように、端子ユニット3をスライドさせて筐体部材2bに組み合わせる。
【0034】
図8は、
図6に示す線B−Bにおける断面図である。
図8は、ガスケット8が位置する断面を示す。ガスケットの対向する2つの側面がケース2によって中心方向に押さえつけられると、ガスケット8の貫通口8a・8bはそれぞれ、そこを貫通する外部端子4a・4bに密着する。ここでは、ガスケット8の四方の側面は、筐体部材2a・2b(ケース2)によって周囲からガスケット8の中心方向に押さえつけられている。そのため、ガスケット8の貫通口8a・8bはそれぞれ、そこを貫通する外部端子4a・4bに四方から密着する。それゆえ、外部端子4a・4bを伝う液体がガスケット8の貫通口8a・8bを通ってケース2の内部に浸入することを防ぐことができる。なお、ガスケット8の穴8cも、そこを貫通するピン7cに四方から密着する。
【0035】
また、ガスケット8が変形して中央部分が浮いてしまわないように、押圧部材5の平坦な下面がガスケット8の上面の中央部分を押さえつけている。さらに、ガスケット8の上面における2つの貫通口8a・8bの外側の領域は、筐体部材2a・2b(ケース2)によって押さえつけられる。
【0036】
図9は、ガスケット8の構成を示す上面図である。端子ユニット3がケース2に組み込まれたとき、2つの貫通口8a・8bの間の領域8dは、押圧部材5の平坦な下面に押さえつけられる。また、2つの貫通口8a・8bの外側の領域を含む、ガスケット8の上面における周辺領域8eは、筐体部材2a・2b(ケース2)の内側面に押さえつけられる。ガスケット8における貫通口8a・8bの周囲が押圧部材5およびケース2によって押圧されているので、外部端子4a・4bを伝う液体は、ガスケット8の表面を伝うこともできない。
【0037】
図10は、開口部2cを説明するために、トリガスイッチ1から押圧部材5およびナット9だけを除いた(非表示にした)アセンブリを示す斜視図である。開口部2cは、2つの筐体部材2a・2bの間に形成されている。トリガスイッチ1を組み立てた状態において、2つの外部端子4a・4bの一部は、1つの開口部2cからケース2の外部に突き出している。そのため、2つの外部端子4a・4bの間には筐体部材2a・2bの壁は存在しない。それゆえ、本実施形態のように開口部2c全体をガスケット8でシールする必要がある。
【0038】
なお、2つの外部端子4a・4bの位置、および開口部2cの形状は、トリガスイッチ1が接続されるモータ等との関係によって、または成型品の組み立てのために、制限され得る。そのため、ケースに外部端子の断面形状に合う2つの開口部を設けることはできないことがある。
【0039】
本実施形態のように、1つの開口部2cの中に2つの外部端子4a・4bが配置されるようにすれば、1つのユニット部品として組み立てられた端子ユニット3を筐体部材2a・2bに対して板状のガスケット8の上面(平面)に平行にスライドさせて組み込むことができる。そのため、組み立ての手順を簡単にし、組み立ての作業性を向上することができる。そして、ガスケット8上における2つの外部端子4a・4bの間を押圧部材5で押さえることにより、ガスケット8の貫通口8a・8bと外部端子4a・4bとの隙間をなくすことができる。これにより、ケースの外部端子4a・4bが位置する箇所において液密性を確保することができる。よって、本実施形態のトリガスイッチ1は、外部端子4a・4bが位置する箇所の液密性と、良好な組み立て作業性とを両立させることができる。
【0040】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、電動工具のトリガスイッチに利用することができる。
【符号の説明】
【0042】
1 トリガスイッチ(スイッチユニット)
2 ケース
2a・2b 筐体部材
2c 開口部
2e 突起(縁)
3 端子ユニット
4a・4b 外部端子(端子)
5 押圧部材
5c 突起
6 操作部
7 ベース部材
7c ピン
8 ガスケット
8a・8b 貫通口