特許第6160613号(P6160613)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6160613
(24)【登録日】2017年6月23日
(45)【発行日】2017年7月12日
(54)【発明の名称】Trk阻害化合物
(51)【国際特許分類】
   C07D 417/14 20060101AFI20170703BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20170703BHJP
   A61K 31/444 20060101ALI20170703BHJP
   A61K 31/55 20060101ALI20170703BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20170703BHJP
   C07D 417/12 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 25/04 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 17/04 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 13/02 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 11/06 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 11/02 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 37/08 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 1/04 20060101ALI20170703BHJP
   A61P 33/02 20060101ALI20170703BHJP
【FI】
   C07D417/14CSP
   A61K31/506
   A61K31/444
   A61K31/55
   A61K31/5377
   C07D417/12
   A61P43/00 123
   A61P43/00 111
   A61P25/04
   A61P17/04
   A61P13/02
   A61P11/06
   A61P11/02
   A61P37/08
   A61P1/04
   A61P33/02
【請求項の数】15
【全頁数】189
(21)【出願番号】特願2014-512670(P2014-512670)
(86)(22)【出願日】2013年4月25日
(86)【国際出願番号】JP2013062158
(87)【国際公開番号】WO2013161919
(87)【国際公開日】20131031
【審査請求日】2016年4月22日
(31)【優先権主張番号】特願2012-101211(P2012-101211)
(32)【優先日】2012年4月26日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000185983
【氏名又は名称】小野薬品工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000796
【氏名又は名称】特許業務法人三枝国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】竹内 淳
(72)【発明者】
【氏名】井倉 誠泰
(72)【発明者】
【氏名】東野 勝人
(72)【発明者】
【氏名】岩橋 摩紀
(72)【発明者】
【氏名】橋村 計哉
【審査官】 伊佐地 公美
(56)【参考文献】
【文献】 特表2008−528585(JP,A)
【文献】 特表2009−518298(JP,A)
【文献】 特表2011−502160(JP,A)
【文献】 国際公開第2003/068228(WO,A1)
【文献】 国際公開第2007/076473(WO,A2)
【文献】 国際公開第2008/131276(WO,A1)
【文献】 国際公開第2008/131227(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
A61K
A61P
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
【化1】

(式中、
環Cyは、C3〜10の単環式炭素環もしくは二環式炭素環、または4〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環を表し、
は、
(1)ハロゲン、
(2)ハロゲンもしくはオキソ基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基、
(3)ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基、
(4)ハロゲンもしくはオキソ基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、または
(5)ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基を表し、
は、
(1)(i)ハロゲン、
(ii)水酸基、
(iii)−NH(C1〜3アルキル)、
(iv)−N(C1〜3アルキル)
(v)アミノ基、
(vi)シアノ基、
(vii)ニトロ基、
(viii)C1〜4アルキルスルホニル基、
(ix)スルホンアミド基、
(x)C1〜4アルキルスルホンアミド基、
(xi)オキソ基、
(xii)カルボキシル基、
(xiii)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、
(xiv)ホスホノオキシ基、
(xv)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)
(xvi)カルバモイル基、
(xvii)C1〜4アルキルアミド基、および
(xviii)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよい、C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基、
(2)水素原子、
(3)水酸基、
(4)カルボキシル基、
(5)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、
(6)ホスホノオキシ基、
(7)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)
(8)アミノ基、
(9)シアノ基、
(10)ニトロ基、
(11)C1〜4アルキルスルホニル基、
(12)スルホンアミド基、
(13)C1〜4アルキルスルホンアミド基、
(14)オキソ基、
(15)カルバモイル基、
(16)C1〜4アルキルアミド基、
(17)C1〜4アルキルカーバメート基、または
(18)
【化2】

を表し、
矢印aは、環Cyと結合することを表し、
Xは、結合手、酸素原子、C=O、またはNHを表し、
環Cyは、C3〜10の単環式炭素環もしくは二環式炭素環、または4〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環を表し、
は、
(1)(i)ハロゲン、
(ii)水酸基、
(iii)オキソ基、
(iv)−NH(C1〜3アルキル)、
(v)−N(C1〜3アルキル)
(vi)C1〜6のアルコキシ基、
(vii)アミノ基、
(viii)シアノ基、
(ix)ニトロ基、
(x)C1〜4アルキルスルホニル基、
(xi)スルホンアミド基、
(xii)C1〜4アルキルスルホンアミド基、
(xiii)カルボキシル基、
(xiv)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、
(xv)ホスホノオキシ基、
(xvi)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)
(xvii)カルバモイル基、
(xviii)C1〜4アルキルアミド基、および
(xix)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよい、C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基、
(2)ハロゲン、
(3)C1〜4のアルコキシ基、
(4)ホスホノオキシ基、
(5)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)
(6)スルホンアミド基、
(7)オキソ基、
(8)−NH(C1〜3アルキル)、
(9)−N(C1〜3アルキル)
(10)カルボキシル基、
(11)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、
(12)カルバモイル基、
(13)C1〜4アルキルアミド基、
(14)水酸基、
(15)アミノ基、
(16)シアノ基、
(17)ニトロ基、
(18)C1〜4アルキルスルホニル基、
(19)C1〜4アルキルスルホンアミド基、または
(20)C1〜4アルキルカーバメート基を表し、
およびAは、それぞれ独立して、=CR−、=CH−、または=N−を表し、
、A、A、およびAは、それぞれ独立して、=CR−または=N−を表し、
は、
(1)ハロゲン、または
(2)ハロゲンで置換されていてもよい、C1〜3のアルキル基もしくはC1〜3のアルコキシ基を表し、
は、
(1)ハロゲン、
(2)ハロゲンで置換されていてもよい、C1〜3のアルキル基もしくはC1〜3のアルコキシ基、または
(3)水素原子を表し、
Yは、酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原子、メチレン基、またはC=Oを表し、
Zは、
【化3】

、または
【化4】

の環を形成する炭素原子が酸素原子で置き換わった基を表し、
は、ハロゲン、水酸基、または水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基を表し、
は、それぞれ独立して、
(1)(i)ハロゲン、
(ii)C3〜6のシクロアルキル基、
(iii)水酸基、
(iv)オキソ基、および
(v)4〜6員の単環式複素環からなる群から選択される置換基で置換されていてもよい、C1〜6のアルキル基、C3〜6のシクロアルキル基、C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、または
(2)水素原子を表し、
矢印b、c、d、およびeはチアゾール環と結合することを表し、
pは0〜5の整数を表し、
qは0〜7の整数を表し、
rは0〜2の整数を表し、
wは1〜5の整数を表し、
uは0〜2の整数を表す。
ただし、p、q、r、およびuがそれぞれ2以上の整数を表す場合、R、R、R、およびRはそれぞれ独立して同一でも異なっていてもよい。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、またはれらの溶媒和物。
【請求項2】
一般式(I)が、
【化5】

(式中、すべての記号は請求項1記載の記号と同じ意味を表す。)
で示される請求項1記載の化合物。
【請求項3】
一般式(I−1)が、
【化6】

(式中、すべての記号は請求項1記載の記号と同じ意味を表す。)
で示される請求項2記載の化合物。
【請求項4】
環Cy1が、ベンゼン環または5〜6員の単環式芳香族複素環である請求項2または請求項3記載の化合物。
【請求項5】
A1およびA2は、どちらか一方が=N−であり、他方が=CH−であるか、または両方とも=N−であり、A3、A4、A5、およびA6は=CH−である請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
一般式(I)が、
【化7】

または
【化8】

(式中、paは0〜4の整数を表し、pbは0〜3の整数を表し、その他の記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。ただし、paおよびpbがそれぞれ2以上の整数を表す場合、Rは同一でも異なっていてもよい。)
で示される請求項1記載の化合物。
【請求項7】
およびAは、どちらか一方が=N−であり、他方が=CH−であるか、または両方とも=N−であり、A、A、A、およびAは=CH−である請求項6記載の化合物。
【請求項8】
一般式(I)が、
【化9】

(式中、すべての記号は請求項1および請求項6記載の記号と同じ意味を表す。)
で示される請求項1記載の化合物。
【請求項9】
およびAは、どちらか一方が=N−であり、他方が=CH−であるか、または両方とも=N−であり、A、A、A、およびAは=CH−である請求項8記載の化合物。
【請求項10】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、またはれらの溶媒和物を有効成分として含有してなる医薬組成物。
【請求項11】
Trk阻害剤である請求項10記載の医薬組成物。
【請求項12】
疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病の予防および/または治療剤である請求項10記載の医薬組成物。
【請求項13】
疼痛が、変形性関節症に伴う疼痛、癌性疼痛、慢性腰痛症、骨粗鬆症に伴う腰痛、骨折痛、関節リウマチに伴う痛み、神経障害性疼痛、帯状疱疹後疼痛、糖尿病性神経障害に伴う疼痛、線維筋痛症、膵炎に伴う疼痛、間質性膀胱炎に伴う疼痛、子宮内膜症に伴う痛み、過敏性腸症候群に伴う疼痛、片頭痛、または歯髄炎に伴う痛みである請求項12記載の医薬組成物。
【請求項14】
請求項1記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、またはれらの溶媒和物と、アセトアミノフェン,非ステロイド性抗炎症薬、オピオイド薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、N−メチル−D−アスパラギン酸拮抗薬、筋弛緩薬、抗不整脈薬、ステロイド薬、およびビスホスホネート薬から選ばれる少なくとも1種以上と組み合わせてなる医薬。
【請求項15】
疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病の予防および/または治療のための、請求項1記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、またはれらの溶媒和物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Trk阻害化合物またはその塩、およびそれらを有効成分として含有する医薬に関する。詳しくは、一般式(I)
【0002】
【化1】
【0003】
(式中、全ての記号は後記と同じ意味を表わす。)で示される、Trk阻害化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグ(以下、これらを総称して本発明化合物という。)、およびそれらを有効成分として含有する医薬に関する。
【背景技術】
【0004】
Tropomiosin receptor kinase(以下、Trkと略す。)ファミリーは、受容体型チロシンキナーゼに属し、神経成長因子(以下、NGFと略す。)の高親和性受容体であるTrkA、脳由来栄養因子(BDNF)およびニューロトロフィン(以下、NTと略す。)−4/5の高親和性受容体であるTrkB、ならびにNT−3の高親和性受容体であるTrkCに分類される。いずれのTrk受容体も、神経組織に高発現し、神経細胞の分化や機能維持に関与している(非特許文献1参照)。一方、NGFにより末梢神経のTrkAが活性化されると、痛覚過敏が惹起されることが知られており(非特許文献2参照)、抗NGF抗体を用いた臨床および非臨床試験結果、あるいは低分子Trk阻害剤を用いた非臨床試験の結果より、変形性関節症、慢性腰痛症、関節リウマチ、骨折、間質性膀胱炎、および慢性膵炎などに伴う侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、ならびにその両方の痛みを併せ持つがん性疼痛などの痛みにTrkAの関与が報告されている(非特許文献3〜10参照)。更に、Trk受容体は神経芽腫、前立腺がん、および膵がんなどのがん細胞、肥満細胞や好酸球などの炎症細胞、T細胞やB細胞などの免疫担当細胞、ならびにケラチノサイトなどにも発現しており、がん細胞の増殖、遊走、および転移、潰瘍性大腸炎およびクローン病などの炎症性疾患、喘息、鼻炎、およびアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患、ならびに乾癬などの疾患に関与する可能性も報告されている(非特許文献11〜15参照)。そのため、Trk阻害活性を有する化合物は、侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、およびその両方の痛みを併せ持つ疼痛、がん、炎症性疾患、アレルギー性疾患、ならびに乾癬などの治療に応用できる可能性がある。
【0005】
これらのことから、Trkを阻害する薬剤が創製できれば、Trk阻害剤は、これまでに無い新しいタイプの疼痛などの予防剤および/または治療剤になる可能性があると期待されている。
【0006】
一方、特許文献1には、チロシンキナーゼによって調節されるヒトまたは他の哺乳類の病気を処置または予防するための方法であって、それを必要とするヒトまたは他の哺乳類へ、下記式(Ia)の化合物、その塩、その異性体、またはその化合物のプロドラッグを投与することを含む方法が記載されている。
【0007】
一般式(Ia)は、
【0008】
【化2】
【0009】
(式中、Aaは、次の(i)ないし(iii)などの群から選ばれ;
(i)任意にRa、ORa、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換されたフェニル;
(ii)任意にRa、ORa、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換されたナフチル;
(iii)任意にRa、ORa、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換された、O、N、およびSよりなる群から独立に選ばれた1〜3のヘテロ原子を持っている5および6員単環ヘテロアリール基;
Baは、次の(i)ないし(iii)などの群から選ばれ;
(i)任意に−La−Ma、C−C直鎖もしくは分岐アルキル、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換されたフェニル;
(ii)任意に−La−Ma、C−C直鎖もしくは分岐アルキル、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換されたナフチル;
(iii)任意に−La−Ma、C−C直鎖もしくは分岐アルキル、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換された、O、N、およびSよりなる群から独立に選ばれた1〜3のヘテロ原子を持っている5および6員単環ヘテロアリール基;
Laは、−(CHma−O−(CHla−、−(CHma−C(O)−(CHla−などの群から選ばれ、ここで変数maおよびlaは独立に0〜4から選ばれた整数であり;
Maは、次の(i)ないし(iii)などの群から選ばれ;
(i)任意にRa、ORa、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換されたフェニル;
(ii)任意にRa、ORa、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換されたナフチル;
(iii)任意にRa、ORa、ハロゲンなどの群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換された、O、N、およびSよりなる群から独立に選ばれた1〜3のヘテロ原子を持っている5および6員単環ヘテロアリール基;
ここでRaは、(a)水素、(b)C−Cアルキル、(c)フェニル、(d)O、N、およびSよりなる群から選ばれた1〜4のヘテロ原子を有する5〜6員の単環ヘテロアリールまたは8〜10員の二環ヘテロアリール、(e)C−Cアルキル−フェニル、および(f)O、N、およびSよりなる群から選ばれた1〜4のヘテロ原子を有するアルキル−ヘテロアリール、よりなる群から独立に選ばれ;Raは、水素でない時、任意にC−C直鎖、分岐もしくは環状アルキル、C−Cアルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、C−Cアルキルアミノ、C−Cジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノ、およびニトロよりなる群から独立に選ばれた1〜3の置換基で置換されている。(基の定義を一部抜粋した。))である。
【0010】
この特許文献1の化合物がKDRを阻害することでVEGF誘発信号形質導入経路によって仲介されるヒトまたは他の哺乳類の疾病、特に網膜症または未熟児網膜症を処置する方法に使用されることが記載されているが、該特許に記載されている化合物がTrk阻害活性を有することは記載も示唆もされていないし、本発明化合物についても該特許に具体的に記載されていない。
【0011】
また、特許文献2には、一般式(Ib)
【0012】
【化3】
【0013】
(式中、
QbおよびQbはそれぞれ個々におよび独立に、NおよびCHからなる群から選択され、QbおよびQbの少なくとも1つがNであり;
各Dbは、個々に、C、CH、C−Rb20、N−Zb、N、O、およびSからなる群から選択され、生じる環は、ピラゾリル、トリアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、およびチアジアゾリルからなる群から選択され;
Ebは、フェニル、ピリジル、およびピリミジニルからなる群から選択され;
Xbは、−O−、−S(CHnb−、−N(Rb)(CHnb−、−(CHpb−からなる群から選択され;
QbおよびQbの一方のみがNであるとき、環Abは場合により置換基ZbおよびRbなどで置換されていてもよいシクロペンチル、シクロヘキシル、Gb、Gb、Gb、およびGbからなる群から選択され;
Gbは、ピロリル、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、およびピラゾリルなどの群から選択されるヘテロアリールであり;
Gbは、フェニル、ナフチル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、ピリジニル、およびピリミジニルからなる群から選択され;
Zbはアリール、C1−C6アルキル、C3−C8シクロアルキル、および分枝状C3−C7アルキルなどの群から選択され;
Rbは置換アリール、置換Gb、置換Gb、およびハロゲンなどの群から選択される;基の定義を一部抜粋した。)で示される化合物、その化合物の立体異性体、位置異性体および互変異性体が、Abl阻害活性、c−Met阻害活性、b−Raf阻害活性、およびc−Kit阻害活性を有することが記載されているが、Trk阻害活性を有することは記載も示唆もされていない。また、この特許文献2で本発明化合物について全く記載されていない。
【0014】
さらに、特許文献3には、一般式(Ic)
【0015】
【化4】
【0016】
(式中、
それぞれのDcは、個々に、得られる環がピラゾールであるようにC、CH、C−Rc20、N−Zc、及びNからなる群から選ばれ;
Ecは、フェニル、ピリジル、及びピリミジニルからなる群から選択され;
Xcは、−O−、−S(CHnc−、−N(Rc)(CHnc−、−(CHpc−からなる群から選択され;
Acは、場合により置換基ZcおよびRcなどで置換されていてもよいフェニル、ナフチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、Gc、Gc、及びGcからなる群から選択される環系であり;
Gcは、ピロリル、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、およびピラゾリルなどの群から選ばれるヘテロアリールであり;
Gcは、インドリル、インドリニル、およびイソインドリルなどの群から選ばれる縮合二環式ヘテロアリールであり;
Gcは、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、およびピロリジニルなどの群から選ばれるヘテロシクリルであり;
Zcはアリール、C1−C6アルキル、C3−C8シクロアルキル、および分枝状C3−C7アルキルなどの群から選択され;
RcはC1−C6アルキル、分枝状C3−C8アルキル、およびハロゲンなどの群から選択される;基の定義を一部抜粋した。)で示される化合物、その化合物の立体異性体、位置異性体および互変異性体が、Abl阻害活性、c−Met阻害活性、およびc−Kit阻害活性であることが記載されているが、Trk阻害活性を有することは記載も示唆もされていない。また、この特許文献3で本発明化合物について全く記載されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0017】
【特許文献1】国際公開第2003/068228号パンフレット
【特許文献2】国際公開第2008/131276号パンフレット
【特許文献3】国際公開第2008/131227号パンフレット
【非特許文献】
【0018】
【非特許文献1】Annual Review of Biochemistry、第72巻、609−642頁、2003年
【非特許文献2】Trends in Pharmacological Sciences、第27巻、85−91頁、2006年
【非特許文献3】New England Journal of Medicine、第363巻、1521−1531頁、2010年
【非特許文献4】Pain、第152巻、2248−2258頁、2011年
【非特許文献5】Journal of Urology、第185巻、1716−1721頁、2011年
【非特許文献6】Pain、第116巻、8−16頁、2005年
【非特許文献7】Bone、第48巻、389−398頁、2010年
【非特許文献8】Molecular Pain、第7巻、87頁、2010年
【非特許文献9】Journal Pharmacological Experimental Therapeutics、第322巻、282−287頁、2007年
【非特許文献10】Gastroenterology、第141巻、370−377頁、2011年
【非特許文献11】Expert Opinion Therapeutic Patents、第19巻、305−315頁、2009年
【非特許文献12】Gut、第46巻、670−679頁、2000年
【非特許文献13】Current Opinion in Allergy and Clinical Immunology、第10巻、8−13頁、2010年
【非特許文献14】Inflammation and Allergy Drug Targets、第9巻、173−180頁、2010年
【非特許文献15】Journal of Investigative Dermatology、第126巻、1719−1727頁、2006年
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
本発明の課題は、Trkに対して選択的に阻害活性を有する化合物を創製し、疼痛を代表とする種々の疾患の予防および/または治療薬として有用である化合物を見出すことである。
【課題を解決するための手段】
【0020】
本発明者らは、Trkに対して選択的に阻害活性を有し、疼痛を代表とする種々の疾患の安全な予防および/または治療薬となり得る化合物を見出すべく鋭意研究した結果、後述の一般式(I)で示される化合物が、Trk阻害作用を有すること、優れたキナーゼ選択性を有すること、さらにin vivo試験であるNGF血管透過性亢進を持続的に抑制することを見出し、本発明を完成した。
【0021】
すなわち、本発明は、
〔1〕 一般式(I)
【0022】
【化5】
【0023】
(式中、
環Cyは、C3〜10の単環式炭素環もしくは二環式炭素環、または4〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環を表し、
は、
(1)ハロゲン、
(2)ハロゲンもしくはオキソ基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基、
(3)ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基、
(4)ハロゲンもしくはオキソ基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、または
(5)ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基を表し、
は、
(1)(i)ハロゲン、
(ii)水酸基、
(iii)−NH(C1〜3アルキル)、
(iv)−N(C1〜3アルキル)
(v)アミノ基、
(vi)シアノ基、
(vii)ニトロ基、
(viii)C1〜4アルキルスルホニル基、
(ix)スルホンアミド基、
(x)C1〜4アルキルスルホンアミド基、
(xi)オキソ基、
(xii)カルボキシル基、
(xiii)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、
(xiv)ホスホノオキシ基、
(xv)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)
(xvi)カルバモイル基、
(xvii)C1〜4アルキルアミド基、および
(xviii)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよい、C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基、
(2)水素原子、
(3)水酸基、
(4)カルボキシル基、
(5)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、
(6)ホスホノオキシ基、
(7)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)
(8)アミノ基、
(9)シアノ基、
(10)ニトロ基、
(11)C1〜4アルキルスルホニル基、
(12)スルホンアミド基、
(13)C1〜4アルキルスルホンアミド基、
(14)オキソ基、
(15)カルバモイル基、
(16)C1〜4アルキルアミド基、
(17)C1〜4アルキルカーバメート基、または
(18)
【0024】
【化6】
【0025】
を表し、
矢印aは、環Cyと結合することを表し、
Xは、結合手、酸素原子、C=O、またはNHを表し、
環Cyは、C3〜10の単環式炭素環もしくは二環式炭素環、または4〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環を表し、
は、
(1)(i)ハロゲン、
(ii)水酸基、
(iii)オキソ基、
(iv)−NH(C1〜3アルキル)、
(v)−N(C1〜3アルキル)
(vi)C1〜6のアルコキシ基、
(vii)アミノ基、
(viii)シアノ基、
(ix)ニトロ基、
(x)C1〜4アルキルスルホニル基、
(xi)スルホンアミド基、
(xii)C1〜4アルキルスルホンアミド基、
(xiii)カルボキシル基、
(xiv)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、
(xv)ホスホノオキシ基、
(xvi)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)
(xvii)カルバモイル基、
(xviii)C1〜4アルキルアミド基、および
(xix)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよい、C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基、
(2)ハロゲン、
(3)C1〜4のアルコキシ基、
(4)ホスホノオキシ基、
(5)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)
(6)スルホンアミド基、
(7)オキソ基、
(8)−NH(C1〜3アルキル)、
(9)−N(C1〜3アルキル)
(10)カルボキシル基、
(11)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、
(12)カルバモイル基、
(13)C1〜4アルキルアミド基、
(14)水酸基、
(15)アミノ基、
(16)シアノ基、
(17)ニトロ基、
(18)C1〜4アルキルスルホニル基、
(19)C1〜4アルキルスルホンアミド基、または
(20)C1〜4アルキルカーバメート基を表し、
およびAは、それぞれ独立して、=CR−、=CH−、または=N−を表し、
、A、A、およびAは、それぞれ独立して、=CR−または=N−を表し、
は、
(1)ハロゲン、または
(2)ハロゲンで置換されていてもよい、C1〜3のアルキル基もしくはC1〜3のアルコキシ基を表し、
は、
(1)ハロゲン、
(2)ハロゲンで置換されていてもよい、C1〜3のアルキル基もしくはC1〜3のアルコキシ基、または
(3)水素原子を表し、
Yは、酸素原子、酸化されていてもよい硫黄原子、メチレン基、またはC=Oを表し、
Zは、
【0026】
【化7】
【0027】
、または
【0028】
【化8】
【0029】
の環を形成する炭素原子が酸素原子で置き換わった基を表し、
は、ハロゲン、水酸基、または水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基を表し、
は、それぞれ独立して、
(1)(i)ハロゲン、
(ii)C3〜6のシクロアルキル基、
(iii)水酸基、
(iv)オキソ基、および
(v)4〜6員の単環式複素環からなる群から選択される置換基で置換されていてもよい、C1〜6のアルキル基、C3〜6のシクロアルキル基、C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、または
(2)水素原子を表し、
矢印b、c、d、およびeはチアゾール環と結合することを表し、
pは0〜5の整数を表し、
qは0〜7の整数を表し、
rは0〜2の整数を表し、
wは1〜5の整数を表し、
uは0〜2の整数を表す。
ただし、p、q、r、およびuがそれぞれ2以上の整数を表す場合、R、R、R、およびRはそれぞれ独立して同一でも異なっていてもよい。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグ、
〔2〕 一般式(I)が、
【0030】
【化9】
【0031】
(式中、すべての記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)
で示される前記〔1〕記載の化合物、
〔3〕 一般式(I−1)が、
【0032】
【化10】
【0033】
(式中、すべての記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)
で示される前記〔2〕記載の化合物、
〔4〕 環Cyが、ベンゼン環または5〜6員の単環式芳香族複素環である前記〔2〕または前記〔3〕記載の化合物、
〔5〕 AおよびAは、どちらか一方が=N−であり、他方が=CH−であるか、または両方とも=N−であり、A、A、A、およびAは=CH−である前記〔1〕〜〔4〕のいずれか一項に記載の化合物、
〔6〕 一般式(I)が、
【0034】
【化11】
【0035】
または
【0036】
【化12】
【0037】
(式中、paは0〜4の整数を表し、pbは0〜3の整数を表し、その他の記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。ただし、paおよびpbがそれぞれ2以上の整数を表す場合、Rは同一でも異なっていてもよい。)
で示される前記〔1〕記載の化合物、
〔7〕 AおよびAは、どちらか一方が=N−であり、他方が=CH−であるか、または両方とも=N−であり、A、A、A、およびAは=CH−である前記〔6〕記載の化合物、
〔8〕 一般式(I)が、
【0038】
【化13】
【0039】
(式中、すべての記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)
で示される前記〔1〕記載の化合物、
〔9〕 AおよびAは、どちらか一方が=N−であり、他方が=CH−であるか、または両方とも=N−であり、A、A、A、およびAは=CH−である前記〔8〕記載の化合物、
〔10〕 前記〔1〕記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグを有効成分として含有してなる医薬組成物、
〔11〕 Trk阻害剤である前記〔10〕記載の医薬組成物、
〔12〕 疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病の予防および/または治療剤である前記〔10〕記載の医薬組成物、
〔13〕 疼痛が、変形性関節症に伴う疼痛、癌性疼痛、慢性腰痛症、骨粗鬆症に伴う腰痛、骨折痛、関節リウマチに伴う痛み、神経障害性疼痛、帯状疱疹後疼痛、糖尿病性神経障害に伴う疼痛、線維筋痛症、膵炎に伴う疼痛、間質性膀胱炎に伴う疼痛、子宮内膜症に伴う痛み、過敏性腸症候群に伴う疼痛、片頭痛、または歯髄炎に伴う痛みである前記〔12〕記載の医薬組成物、
〔14〕 前記〔1〕記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグと、アセトアミノフェン,非ステロイド性抗炎症薬、オピオイド薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、N−メチル−D−アスパラギン酸拮抗薬、筋弛緩薬、抗不整脈薬、ステロイド薬、およびビスホスホネート薬から選ばれる少なくとも1種以上と組み合わせてなる医薬、
〔15〕 前記〔1〕記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグの有効量を患者に投与することを特徴とする疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病の予防および/または治療方法、
〔16〕 疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病の予防および/または治療のための、前記〔1〕記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグ、
〔17〕 前記〔1〕記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグの有効量を患者に投与することを特徴とするTrk阻害方法、
〔18〕 疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病の予防および/または治療剤を製造するための前記〔1〕記載の一般式(I)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグの使用に関する。
【発明の効果】
【0040】
本発明化合物は、Trk阻害活性を有する。さらに、本発明化合物は、優れたキナーゼ選択性を有する。また、本発明化合物は、in vivo試験であるNGF血管透過性亢進を持続的に抑制することから、Trkが関与する疾患、例えば、疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病などの疾患に対して安全な予防および/または治療薬となる。
【発明を実施するための形態】
【0041】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0042】
本発明において、環Cyで示される「C3〜10の単環式炭素環もしくは二環式炭素環」とは、例えば、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、シクロノナン、シクロデカン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、シクロペンタジエン、シクロヘキサジエン、シクロヘプタジエン、シクロオクタジエン、ベンゼン、ペンタレン、パーヒドロペンタレン、アズレン、パーヒドロアズレン、インデン、パーヒドロインデン、インダン、ナフタレン、ジヒドロナフタレン、テトラヒドロナフタレン、およびパーヒドロナフタレン環などである。
【0043】
本発明において、環Cyで示される「4〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環」とは、例えば、オキセタン、アゼチジン、ピロール、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピラゾール、ピリジン、ピぺリジン、ピぺラジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、アゼピン、ジアゼピン、フラン、ピラン、オキセピン、チオフェン、チオピラン、チエピン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラザン、オキサジアゾール、オキサジン、オキサジアジン、オキサゼピン、オキサジアゼピン、チアジアゾール、チアジン、チアジアジン、チアゼピン、チアジアゼピン、インドール、イソインドール、インドリジン、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、ベンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、インダゾール、キノリン、イソキノリン、キノリジン、プリン、フタラジン、プテリジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾジオキソ−ル、ベンゾオキサチオール、クロメン、ベンゾフラザン、ベンゾチアジアゾール、ベンゾトリアゾール、ピロリン、ピロリジン、イミダゾリン、イミダゾリジン、トリアゾリン、トリアゾリジン、テトラゾリン、テトラゾリジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、ピペリジン、ジヒドロピラジン、テトラヒドロピラジン、ピペラジン、ジヒドロピリミジン、テトラヒドロピリミジン、パーヒドロピリミジン、ジヒドロピリダジン、テトラヒドロピリダジン、パーヒドロピリダジン、ジヒドロアゼピン、テトラヒドロアゼピン、パーヒドロアゼピン、ジヒドロジアゼピン、テトラヒドロジアゼピン、パーヒドロジアゼピン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、ジヒドロピラン、テトラヒドロピラン、ジヒドロオキセピン、テトラヒドロオキセピン、パーヒドロオキセピン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、ジヒドロチオピラン、テトラヒドロチオピラン、ジヒドロチエピン、テトラヒドロチエピン、パーヒドロチエピン、ジヒドロオキサゾール、テトラヒドロオキサゾール(オキサゾリジン)、ジヒドロイソオキサゾール、テトラヒドロイソオキサゾール(イソオキサゾリジン)、ジヒドロチアゾール、テトラヒドロチアゾール(チアゾリジン)、ジヒドロイソチアゾール、テトラヒドロイソチアゾール(イソチアゾリジン)、ジヒドロフラザン、テトラヒドロフラザン、ジヒドロオキサジアゾール、テトラヒドロオキサジアゾール(オキサジアゾリジン)、ジヒドロオキサジン、テトラヒドロオキサジン、ジヒドロオキサジアジン、テトラヒドロオキサジアジン、ジヒドロオキサゼピン、テトラヒドロオキサゼピン、パーヒドロオキサゼピン、ジヒドロオキサジアゼピン、テトラヒドロオキサジアゼピン、パーヒドロオキサジアゼピン、ジヒドロチアジアゾール、テトラヒドロチアジアゾール(チアジアゾリジン)、ジヒドロチアジン、テトラヒドロチアジン、ジヒドロチアジアジン、テトラヒドロチアジアジン、ジヒドロチアゼピン、テトラヒドロチアゼピン、パーヒドロチアゼピン、ジヒドロチアジアゼピン、テトラヒドロチアジアゼピン、パーヒドロチアジアゼピン、モルホリン、チオモルホリン、オキサチアン、インドリン、イソインドリン、ジヒドロベンゾフラン、パーヒドロベンゾフラン、ジヒドロイソベンゾフラン、パーヒドロイソベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、パーヒドロベンゾチオフェン、ジヒドロイソベンゾチオフェン、パーヒドロイソベンゾチオフェン、ジヒドロインダゾール、パーヒドロインダゾール、ジヒドロキノリン、テトラヒドロキノリン、パーヒドロキノリン、ジヒドロイソキノリン、テトラヒドロイソキノリン、パーヒドロイソキノリン、ジヒドロフタラジン、テトラヒドロフタラジン、パーヒドロフタラジン、ジヒドロナフチリジン、テトラヒドロナフチリジン、パーヒドロナフチリジン、ジヒドロキノキサリン、テトラヒドロキノキサリン、パーヒドロキノキサリン、ジヒドロキナゾリン、テトラヒドロキナゾリン、パーヒドロキナゾリン、ジヒドロシンノリン、テトラヒドロシンノリン、パーヒドロシンノリン、ベンゾオキサチアン、ジヒドロベンゾオキサジン、ジヒドロベンゾチアジン、ピラジノモルホリン、ジヒドロベンゾオキサゾール、パーヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、パーヒドロベンゾチアゾール、ジヒドロベンゾイミダゾール、パーヒドロベンゾイミダゾール、ジオキソラン、ジオキサン、ジオキサインダン、ベンゾジオキサン、チオクロマン、ジヒドロベンゾジオキシン、ジヒドロベンゾオキサチイン、およびクロマン環などである。
【0044】
本発明において、Rで示される「ハロゲンもしくはオキソ基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基」における「C1〜6のアルキル基」とは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、2,2−ジメチルプロピル、ヘキシル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、1−メチル−1−エチルプロピル、2−メチル−2−エチルプロピル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、および1,1−ジメチルペンチル基などである。
【0045】
本発明において、Rで示される「ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基」における「C3〜6のシクロアルキル基」とは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、およびシクロヘキシル基である。
【0046】
本発明において、Rで示される「ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基」における「C1〜3のアルキル基」とは、メチル、エチル、n−プロピル、およびイソプロピル基である。
【0047】
本発明において、Rで示される「ハロゲンもしくはオキソ基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」における「C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」とは、当該C1〜6のアルキル基の1個のメチレン基(−CH−)が酸素原子(−O−)で置き換わった基であり、例えば、水酸基、メトキシ、ヒドロキシメチル、エトキシ、メトキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、イソプロポキシ、1−メチル−2−ヒドロキシエチル、1−メトキシエチル、1−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、1−ヒドロキシ−1−メチルプロピル、2−ヒドロキシ−1−メチルプロピル、および2−ヒドロキシ2−メチルプロピル基などである。
【0048】
本発明において、Rで示される「ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」とは、ハロゲン、C1〜3のアルキル基、もしくはC1〜3のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基を表す。
【0049】
ここで、「C3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」とは、当該C3〜6のシクロアルキル基の1個のメチレン基(−CH−)が酸素原子(−O−)で置き換わった基であり、例えば、オキシラニル、1−オキセタニル、2−オキセタニル、1−テトラヒドロフラニル、2−テトラヒドロフラニル、1−テトラヒドロ−2H−ピラニル、2−テトラヒドロ−2H−ピラニル、および3−テトラヒドロ−2H−ピラニル基などである。
【0050】
また、「C1〜3のアルキル基」とは、メチル、エチル、n−プロピル、およびイソプロピル基である。
【0051】
また、「C1〜3のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」とは、当該C1〜3のアルキル基の1個のメチレン基(−CH−)が酸素原子(−O−)で置き換わった基であり、例えば、水酸基、メトキシ、ヒドロキシメチル、エトキシ、メトキシメチル、2−ヒドロキシエチル、および1−ヒドロキシエチル基などである。
【0052】
本発明において、Rで示される「(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)−NH(C1〜3アルキル)、(iv)−N(C1〜3アルキル)、(v)アミノ基、(vi)シアノ基、(vii)ニトロ基、(viii)C1〜4アルキルスルホニル基、(ix)スルホンアミド基、(x)C1〜4アルキルスルホンアミド基、(xi)オキソ基、(xii)カルボキシル基、(xiii)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、(xiv)ホスホノオキシ基、(xv)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)、(xvi)カルバモイル基、(xvii)C1〜4アルキルアミド基、および(xviii)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基」における「C1〜6のアルキル基」とは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、2,2−ジメチルプロピル、ヘキシル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、1−メチル−1−エチルプロピル、2−メチル−2−エチルプロピル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、および1,1−ジメチルペンチル基などである。
【0053】
本発明において、Rで示される「(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)−NH(C1〜3アルキル)、(iv)−N(C1〜3アルキル)、(v)アミノ基、(vi)シアノ基、(vii)ニトロ基、(viii)C1〜4アルキルスルホニル基、(ix)スルホンアミド基、(x)C1〜4アルキルスルホンアミド基、(xi)オキソ基、(xii)カルボキシル基、(xiii)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、(xiv)ホスホノオキシ基、(xv)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)、(xvi)カルバモイル基、(xvii)C1〜4アルキルアミド基、および(xviii)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC2〜6のアルケニル基」における「C2〜6のアルケニル基」とは、ビニル、1−プロぺニル、2−プロぺニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、3−メチル−1−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、1−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、および5−ヘキセニル基などである。
【0054】
本発明において、Rで示される「(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)−NH(C1〜3アルキル)、(iv)−N(C1〜3アルキル)、(v)アミノ基、(vi)シアノ基、(vii)ニトロ基、(viii)C1〜4アルキルスルホニル基、(ix)スルホンアミド基、(x)C1〜4アルキルスルホンアミド基、(xi)オキソ基、(xii)カルボキシル基、(xiii)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、(xiv)ホスホノオキシ基、(xv)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)、(xvi)カルバモイル基、(xvii)C1〜4アルキルアミド基、および(xviii)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC2〜6のアルキニル基」における「C2〜6のアルキニル基」とは、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、3−メチル−1−ブチニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、および5−ヘキシニル基などである。
【0055】
本発明において、Rで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(iii)−NH(C1〜3アルキル)および(iv)−N(C1〜3アルキル)」における「C1〜3アルキル」とは、メチル、エチル、n−プロピル、およびイソプロピル基である。なお、−N(C1〜3アルキル)の場合、各々の「C1〜3アルキル」は同一でも、異なっていてもよい。
【0056】
本発明において、Rで示される「(11)C1〜4アルキルスルホニル基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(viii)C1〜4アルキルスルホニル基」における「C1〜4アルキルスルホニル基」とは、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、n−プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、n−ブチルスルホニル基、sec−ブチルスルホニル基、tert−ブチルスルホニル基、およびイソブチルスルホニル基である。
【0057】
本発明において、Rで示される「(12)スルホンアミド基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(ix)スルホンアミド基」における「スルホンアミド基」とは、−SONH基である。
【0058】
本発明において、Rで示される「(13)C1〜4アルキルスルホンアミド基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(x)C1〜4アルキルスルホンアミド基」における「C1〜4アルキルスルホンアミド基」とは、−SONH(C1〜4アルキル)、−SON(C1〜4アルキル)、−NHSO(C1〜4アルキル)、−N(C1〜4アルキル)SO(C1〜4アルキル)、および−N(SO(C1〜4アルキル))を表し、「C1〜4アルキルスルホンアミド基」における「C1〜4アルキル」とは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、およびイソブチル基である。なお、−SON(C1〜4アルキル)、−N(C1〜4アルキル)SO(C1〜4アルキル)、および−N(SO(C1〜4アルキル))の場合、各々の「C1〜4アルキル」は同一でも、異なっていてもよい。
【0059】
本発明において、Rで示される「(5)−C(O)(O−C1〜4アルキル)」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(xiii)−C(O)(O−C1〜4アルキル)」における「−C(O)(O−C1〜4アルキル)」とは、カルボン酸のエステル基を表し、具体的には、例えば、メチルエステル、エチルエステル、n−プロピルエステル、イソプロピルエステル、n−ブチルエステル、sec−ブチルエステル、tert−ブチルエステル、およびイソブチルエステル基である。
【0060】
本発明において、Rで示される「(6)ホスホノオキシ基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(xiv)ホスホノオキシ基」における「ホスホノオキシ基」とは、−OP(O)(OH)基である。
【0061】
本発明において、Rで示される「(7)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(xv)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)」における「−OP(O)(O−C1〜4アルキル)」とは、ホスホン酸のエステル基を表し、「−OP(O)(O−C1〜4アルキル)」における「C1〜4アルキル」とは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、およびイソブチル基であり、各々の「C1〜4アルキル」は同一でも、異なっていてもよい。
【0062】
本発明において、Rで示される「(15)カルバモイル基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(xvi)カルバモイル基」における「カルバモイル基」とは、−C(O)NH基である。
【0063】
本発明において、Rで示される「(16)C1〜4アルキルアミド基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(xvii)C1〜4アルキルアミド基」における「C1〜4アルキルアミド基」とは、−C(O)NH(C1〜4アルキル)、−C(O)N(C1〜4アルキル)、−NHC(O)(C1〜4アルキル)、−N(C1〜4アルキル)C(O)(C1〜4アルキル)、および−N(C(O)(C1〜4アルキル))を表し、「C1〜4アルキルアミド基」における「C1〜4アルキル」とは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、およびイソブチル基である。なお、−C(O)N(C1〜4アルキル)、−N(C1〜4アルキル)C(O)(C1〜4アルキル)、および−N(C(O)(C1〜4アルキル))の場合、各々の「C1〜4アルキル」は同一でも、異なっていてもよい。
【0064】
本発明において、Rで示される「(17)C1〜4アルキルカーバメート基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、もしくはC2〜6のアルキニル基」の置換基である「(xviii)C1〜4アルキルカーバメート基」における「C1〜4アルキルカーバメート基」とは、−NHC(O)O(C1〜4アルキル)、−N(C1〜4アルキル)C(O)O(C1〜4アルキル)、および−N(C(O)O(C1〜4アルキル))を表し、「C1〜4アルキルカーバメート基」における「C1〜4アルキル」とは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、およびイソブチル基である。なお、−N(C1〜4アルキル)C(O)O(C1〜4アルキル)および−N(C(O)O(C1〜4アルキル))の場合、各々の「C1〜4アルキル」は同一でも、異なっていてもよい。
【0065】
本発明において、環Cyで示される「C3〜10の単環式炭素環もしくは二環式炭素環」とは、例えば、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、シクロノナン、シクロデカン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、シクロペンタジエン、シクロヘキサジエン、シクロヘプタジエン、シクロオクタジエン、ベンゼン、ペンタレン、パーヒドロペンタレン、アズレン、パーヒドロアズレン、インデン、パーヒドロインデン、インダン、ナフタレン、ジヒドロナフタレン、テトラヒドロナフタレン、およびパーヒドロナフタレン環などである。
【0066】
本発明において、環Cyで示される「4〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環」とは、例えば、オキセタン、アゼチジン、ピロール、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピラゾール、ピリジン、ピぺリジン、ピぺラジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、アゼピン、ジアゼピン、フラン、ピラン、オキセピン、チオフェン、チオピラン、チエピン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラザン、オキサジアゾール、オキサジン、オキサジアジン、オキサゼピン、オキサジアゼピン、チアジアゾール、チアジン、チアジアジン、チアゼピン、チアジアゼピン、インドール、イソインドール、インドリジン、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、ベンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、インダゾール、キノリン、イソキノリン、キノリジン、プリン、フタラジン、プテリジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾジオキソ−ル、ベンゾオキサチオール、クロメン、ベンゾフラザン、ベンゾチアジアゾール、ベンゾトリアゾール、ピロリン、ピロリジン、イミダゾリン、イミダゾリジン、トリアゾリン、トリアゾリジン、テトラゾリン、テトラゾリジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、ピペリジン、ジヒドロピラジン、テトラヒドロピラジン、ピペラジン、ジヒドロピリミジン、テトラヒドロピリミジン、パーヒドロピリミジン、ジヒドロピリダジン、テトラヒドロピリダジン、パーヒドロピリダジン、ジヒドロアゼピン、テトラヒドロアゼピン、パーヒドロアゼピン、ジヒドロジアゼピン、テトラヒドロジアゼピン、パーヒドロジアゼピン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、ジヒドロピラン、テトラヒドロピラン、ジヒドロオキセピン、テトラヒドロオキセピン、パーヒドロオキセピン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、ジヒドロチオピラン、テトラヒドロチオピラン、ジヒドロチエピン、テトラヒドロチエピン、パーヒドロチエピン、ジヒドロオキサゾール、テトラヒドロオキサゾール(オキサゾリジン)、ジヒドロイソオキサゾール、テトラヒドロイソオキサゾール(イソオキサゾリジン)、ジヒドロチアゾール、テトラヒドロチアゾール(チアゾリジン)、ジヒドロイソチアゾール、テトラヒドロイソチアゾール(イソチアゾリジン)、ジヒドロフラザン、テトラヒドロフラザン、ジヒドロオキサジアゾール、テトラヒドロオキサジアゾール(オキサジアゾリジン)、ジヒドロオキサジン、テトラヒドロオキサジン、ジヒドロオキサジアジン、テトラヒドロオキサジアジン、ジヒドロオキサゼピン、テトラヒドロオキサゼピン、パーヒドロオキサゼピン、ジヒドロオキサジアゼピン、テトラヒドロオキサジアゼピン、パーヒドロオキサジアゼピン、ジヒドロチアジアゾール、テトラヒドロチアジアゾール(チアジアゾリジン)、ジヒドロチアジン、テトラヒドロチアジン、ジヒドロチアジアジン、テトラヒドロチアジアジン、ジヒドロチアゼピン、テトラヒドロチアゼピン、パーヒドロチアゼピン、ジヒドロチアジアゼピン、テトラヒドロチアジアゼピン、パーヒドロチアジアゼピン、モルホリン、チオモルホリン、オキサチアン、インドリン、イソインドリン、ジヒドロベンゾフラン、パーヒドロベンゾフラン、ジヒドロイソベンゾフラン、パーヒドロイソベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、パーヒドロベンゾチオフェン、ジヒドロイソベンゾチオフェン、パーヒドロイソベンゾチオフェン、ジヒドロインダゾール、パーヒドロインダゾール、ジヒドロキノリン、テトラヒドロキノリン、パーヒドロキノリン、ジヒドロイソキノリン、テトラヒドロイソキノリン、パーヒドロイソキノリン、ジヒドロフタラジン、テトラヒドロフタラジン、パーヒドロフタラジン、ジヒドロナフチリジン、テトラヒドロナフチリジン、パーヒドロナフチリジン、ジヒドロキノキサリン、テトラヒドロキノキサリン、パーヒドロキノキサリン、ジヒドロキナゾリン、テトラヒドロキナゾリン、パーヒドロキナゾリン、ジヒドロシンノリン、テトラヒドロシンノリン、パーヒドロシンノリン、ベンゾオキサチアン、ジヒドロベンゾオキサジン、ジヒドロベンゾチアジン、ピラジノモルホリン、ジヒドロベンゾオキサゾール、パーヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、パーヒドロベンゾチアゾール、ジヒドロベンゾイミダゾール、パーヒドロベンゾイミダゾール、ジオキソラン、ジオキサン、ジオキサインダン、ベンゾジオキサン、チオクロマン、ジヒドロベンゾジオキシン、ジヒドロベンゾオキサチイン、ピリドン、およびクロマン環などである。
【0067】
本発明において、Rで示される「(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)オキソ基、(iv)−NH(C1〜3アルキル)、(v)−N(C1〜3アルキル)、(vi)C1〜6のアルコキシ基、(vii)アミノ基、(viii)シアノ基、(ix)ニトロ基、(x)C1〜4アルキルスルホニル基、(xi)スルホンアミド基、(xii)C1〜4アルキルスルホンアミド基、(xiii)カルボキシル基、(xiv)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、(xv)ホスホノオキシ基、(xvi)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)、(xvii)カルバモイル基、(xviii)C1〜4アルキルアミド基、および(xix)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基」における「C1〜6のアルキル基」とは、前記のRで示される「ハロゲンもしくはオキソ基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基」における「C1〜6のアルキル基」と同じ意味である。
【0068】
本発明において、Rで示される「(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)オキソ基、(iv)−NH(C1〜3アルキル)、(v)−N(C1〜3アルキル)、(vi)C1〜6のアルコキシ基、(vii)アミノ基、(viii)シアノ基、(ix)ニトロ基、(x)C1〜4アルキルスルホニル基、(xi)スルホンアミド基、(xii)C1〜4アルキルスルホンアミド基、(xiii)カルボキシル基、(xiv)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、(xv)ホスホノオキシ基、(xvi)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)、(xvii)カルバモイル基、(xviii)C1〜4アルキルアミド基、および(xix)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC2〜6のアルケニル基」における「C2〜6のアルケニル基」とは、前記のRで示される「C2〜6のアルケニル基」と同じ意味である。
【0069】
本発明において、本発明において、Rで示される「(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)オキソ基、(iv)−NH(C1〜3アルキル)、(v)−N(C1〜3アルキル)、(vi)C1〜6のアルコキシ基、(vii)アミノ基、(viii)シアノ基、(ix)ニトロ基、(x)C1〜4アルキルスルホニル基、(xi)スルホンアミド基、(xii)C1〜4アルキルスルホンアミド基、(xiii)カルボキシル基、(xiv)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、(xv)ホスホノオキシ基、(xvi)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)、(xvii)カルバモイル基、(xviii)C1〜4アルキルアミド基、および(xix)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC2〜6のアルキニル基」における「C2〜6のアルキニル基」とは、前記のRで示される「C2〜6のアルキニル基」と同じ意味である。
【0070】
本発明において、Rで示される「(i)ハロゲン、(ii)水酸基、(iii)オキソ基、(iv)−NH(C1〜3アルキル)、(v)−N(C1〜3アルキル)、(vi)C1〜6のアルコキシ基、(vii)アミノ基、(viii)シアノ基、(ix)ニトロ基、(x)C1〜4アルキルスルホニル基、(xi)スルホンアミド基、(xii)C1〜4アルキルスルホンアミド基、(xiii)カルボキシル基、(xiv)−C(O)(O−C1〜4アルキル)、(xv)ホスホノオキシ基、(xvi)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)、(xvii)カルバモイル基、(xviii)C1〜4アルキルアミド基、および(xix)C1〜4アルキルカーバメート基からなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基」における「C3〜6のシクロアルキル基」とは、前記のRで示される「ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基」における「C3〜6のシクロアルキル基」と同じ意味である。
【0071】
本発明において、Rで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(iv)−NH(C1〜3アルキル)および(v)−N(C1〜3アルキル)」ならびにRで示される「(8)−NH(C1〜3アルキル)および(9)−N(C1〜3アルキル)」における「−NH(C1〜3アルキル)および−N(C1〜3アルキル)」の「C1〜3アルキル」とは、メチル、エチル、n−プロピル、およびイソプロピル基である。なお、−N(C1〜3アルキル)の場合、各々の「C1〜3アルキル」は同一でも、異なっていてもよい。
【0072】
本発明において、Rで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(vi)C1〜6のアルコキシ基」における「C1〜6のアルコキシ基」とは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、1−メチルプロポキシ、tert−ブトキシ、イソブトキシ、ペンチルオキシ、1−メチルブトキシ、2−メチルブトキシ、3−メチルブトキシ、1,1−ジメチルプロポキシ、1,2−ジメチルプロポキシ、2,2−ジメチルプロポキシ、ヘキシルオキシ、1−メチルペンチルオキシ、2−メチルペンチルオキシ、3−メチルペンチルオキシ、4−メチルペンチルオキシ、1,1−ジメチルブトキシ、1,2−ジメチルブトキシ、1,3−ジメチルブトキシ、1−メチル−1−エチルプロポキシ、1−メチル−2−エチルプロポキシ、1,2−ジメチルブトキシ、2,2−ジメチルブトキシ、1−エチル−2−メチルプロポキシ、2−エチル−2−メチルプロポキシ、および1−エチルブトキシ基などである。
【0073】
本発明において、Rで示される「(18)C1〜4アルキルスルホニル基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(x)C1〜4アルキルスルホニル基」における「C1〜4アルキルスルホニル基」とは、前記のRで示される「(11)C1〜4アルキルスルホニル基」における「C1〜4アルキルスルホニル基」と同じ意味である。
【0074】
本発明において、Rで示される「(19)C1〜4アルキルスルホンアミド基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(xii)C1〜4アルキルスルホンアミド基」における「C1〜4アルキルスルホンアミド基」とは、前記のRで示される「(13)C1〜4アルキルスルホンアミド基」における「C1〜4アルキルスルホンアミド基」と同じ意味である。
【0075】
本発明において、Rで示される「(11)−C(O)(O−C1〜4アルキル)」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(xiv)−C(O)(O−C1〜4アルキル)」における「−C(O)(O−C1〜4アルキル)」とは、前記のRで示される「(5)−C(O)(O−C1〜4アルキル)」における「−C(O)(O−C1〜4アルキル)」と同じ意味である。
【0076】
本発明において、Rで示される「(12)カルバモイル基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(xvii)カルバモイル基」における「カルバモイル基」とは、−C(O)NH基である。
【0077】
本発明において、Rで示される「(13)C1〜4アルキルアミド基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(xviii)C1〜4アルキルアミド基」における「C1〜4アルキルアミド基」とは、前記のRで示される「(16)C1〜4のアルキルアミド基」における「C1〜4のアルキルアミド基」と同じ意味である。
【0078】
本発明において、Rで示される「(20)C1〜4アルキルカーバメート基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(xix)C1〜4アルキルカーバメート基」における「C1〜4アルキルカーバメート基」とは、前記のRで示される「(17)C1〜4アルキルカーバメート基」における「C1〜4アルキルカーバメート基」と同じ意味である。
【0079】
本発明において、Rで示される「(3)C1〜4のアルコキシ基」における「C1〜4のアルコキシ基」とは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、1−メチルプロポキシ、tert−ブトキシ、イソブトキシなどである。
【0080】
本発明において、Rで示される「(4)ホスホノオキシ基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(xv)ホスホノオキシ基」における「ホスホノオキシ基」とは、−OP(O)(OH)基である。
【0081】
本発明において、Rで示される「(5)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(xvi)−OP(O)(O−C1〜4アルキル)」における「−OP(O)(O−C1〜4アルキル)」とは、ホスホン酸のエステル基を表し、「−OP(O)(O−C1〜4アルキル)」における「C1〜4アルキル」とは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、およびイソブチル基であり、各々の「C1〜4アルキル」は同一でも、異なっていてもよい。
【0082】
本発明において、Rで示される「(6)スルホンアミド基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C2〜6のアルケニル基、C2〜6のアルキニル基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基」の置換基である「(xi)スルホンアミド基」における「スルホンアミド基」とは、−SONH基である。
【0083】
本発明において、Rで示される「ハロゲンで置換されていてもよいC1〜3のアルキル基」における「C1〜3のアルキル基」とは、前記のRで示される「ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基」における「C1〜3のアルキル基」と同じ意味である。
【0084】
本発明において、Rで示される「ハロゲンで置換されていてもよいC1〜3のアルコキシ基」における「C1〜3のアルコキシ基」とは、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、およびイソプロポキシ基である。
【0085】
本発明において、Rで示される「ハロゲンで置換されていてもよいC1〜3のアルキル基」における「C1〜3のアルキル基」とは、前記のRで示される「ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基」における「C1〜3のアルキル基」と同じ意味である。
【0086】
本発明において、Rで示される「ハロゲンで置換されていてもよいC1〜3のアルコキシ基」における「C1〜3のアルコキシ基」とは、前記のRで示される「ハロゲンで置換されていてもよいC1〜3のアルコキシ基」における「C1〜3のアルコキシ基」と同じ意味である。
【0087】
本発明において、Yで示される「酸化されていてもよい硫黄原子」とは、「硫黄原子」および「酸化されている硫黄原子」を表し、「酸化されている硫黄原子」とは、スルホキシド基(−SO−)およびスルホニル基(−SO−)を表す。
【0088】
本発明において、Zで示される、「
【0089】
【化14】
【0090】
の環を形成する炭素原子が酸素原子で置き換わった基」とは、当該環を形成する1個のメチレン基(−CH−)が酸素原子(−O−)で置き換わった基であり、例えば、
【0091】
【化15】
【0092】
環などである。
【0093】
本発明において、Rで示される「水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基」における「C1〜4のアルキル基」とは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、およびイソブチル基である。
【0094】
本発明において、Rで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C3〜6のシクロアルキル基、C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」における「C1〜6のアルキル基」とは、前記のRで示される「ハロゲンもしくはオキソ基で置換されていてもよいC1〜6のアルキル基」における「C1〜6のアルキル基」と同じ意味である。
【0095】
本発明において、Rで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C3〜6のシクロアルキル基、C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」における「C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」とは、当該C1〜6のアルキル基の1個のメチレン基(−CH−)が酸素原子(−O−)で置き換わった基であり、例えば、水酸基、メトキシ、ヒドロキシメチル、エトキシ、メトキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、イソプロポキシ、1−メチル−2−ヒドロキシエチル、1−メトキシエチル、1−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、ブトキシ、プロポキシメチル、2−エトキシエチル、3−メトキシプロピル、1−エトキシエチル、1−メトキシプロパン−2−イル、sec−ブトキシ、2−メトキシプロピル、イソブトキシ、イソプロポキシメチル、1−ヒドロキシ−1−メチルプロピル、2−ヒドロキシ−1−メチルプロピル、および2−ヒドロキシ2−メチルプロピル基などである。
【0096】
本発明において、Rで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C3〜6のシクロアルキル基、C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」およびRで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C3〜6のシクロアルキル基、C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」の置換基である「(ii)C3〜6のシクロアルキル基」における「C3〜6のシクロアルキル基」とは、前記のRで示される「ハロゲンもしくはC1〜3のアルキル基で置換されていてもよいC3〜6のシクロアルキル基」における「C3〜6のシクロアルキル基」と同じ意味である。
【0097】
本発明において、Rで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C3〜6のシクロアルキル基、C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」における「C3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」とは、例えば、当該C3〜6のシクロアルキル基の1個のメチレン基(−CH−)が酸素原子(−O−)で置き換わった基であり、オキシラニル、1−オキセタニル、2−オキセタニル、1−テトラヒドロフラニル、2−テトラヒドロフラニル、1−テトラヒドロ−2H−ピラニル、2−テトラヒドロ−2H−ピラニル、および3−テトラヒドロ−2H−ピラニル基などである。
【0098】
本発明において、Rで示される「(1)C1〜6のアルキル基、C3〜6のシクロアルキル基、C1〜6のアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基、もしくはC3〜6のシクロアルキル基の炭素原子が酸素原子で置き換わった基」の置換基である「(v)4〜6員の単環式複素環」における「4〜6員の単環式複素環」とは、オキセタン、チエタン、アゼチジン、ピロール、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピラゾール、ピリジン、ピぺリジン、ピぺラジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、フラン、ピラン、チオフェン、チオピラン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラザン、オキサジアゾール、オキサジン、オキサジアジン、チアジアゾール、チアジン、チアジアジン、ピロリン、ピロリジン、イミダゾリン、イミダゾリジン、トリアゾリン、トリアゾリジン、テトラゾリン、テトラゾリジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、ジヒドロピリジン、テトラヒドロピリジン、ジヒドロピラジン、テトラヒドロピラジン、ジヒドロピリミジン、テトラヒドロピリミジン、パーヒドロピリミジン、ジヒドロピリダジン、テトラヒドロピリダジン、パーヒドロピリダジン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、ジヒドロピラン、テトラヒドロピラン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、ジヒドロチオピラン、テトラヒドロチオピラン、ジヒドロオキサゾール、テトラヒドロオキサゾール(オキサゾリジン)、ジヒドロイソオキサゾール、テトラヒドロイソオキサゾール(イソオキサゾリジン)、ジヒドロチアゾール、テトラヒドロチアゾール(チアゾリジン)、ジヒドロイソチアゾール、テトラヒドロイソチアゾール(イソチアゾリジン)、ジヒドロフラザン、テトラヒドロフラザン、ジヒドロオキサジアゾール、テトラヒドロオキサジアゾール(オキサジアゾリジン)、ジヒドロオキサジン、テトラヒドロオキサジン、ジヒドロオキサジアジン、テトラヒドロオキサジアジン、ジヒドロチアジアゾール、テトラヒドロチアジアゾール(チアジアゾリジン)、ジヒドロチアジン、テトラヒドロチアジン、ジヒドロチアジアジン、テトラヒドロチアジアジン、モルホリン、チオモルホリン、シクロオキサブタン、およびオキサチアン環などである。
【0099】
本発明において、「ハロゲン」とは、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素である。
【0100】
本発明において、環Cyで示される「5〜6員の単環式芳香族複素環」とは、例えば、フラン、チオフェン、ピロール、イソオキサゾール、オキサゾール、イソチアゾール、チアゾール、ピラゾール、イミダゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、1,2,4−トリアジン、および1,2,3−トリアジン環などである。
【0101】
本発明において、「置換されていてもよい」とは、無置換または任意の個数の置換基で置換されていることを示す。任意の置換基の個数として、好ましくは1〜10個であり、より好ましくは1〜8個であり、さらに好ましくは1〜6個である。
【0102】
本発明において、環Cyとして好ましくは、ベンゼン、ナフタレン、シクロヘキサン、ピぺリジン、および5〜10員の単環式芳香族複素環または二環式芳香族複素環であり、より好ましくは、ベンゼン、シクロヘキサン、ピぺリジン、および5〜6員の単環式芳香族複素環であり、なお好ましくは、ベンゼンおよび5〜6員の単環式芳香族複素環であり、さらに好ましくは、ベンゼン、フラン、チオフェン、ピロール、イソオキサゾール、オキサゾール、イソチアゾール、チアゾール、ピラゾール、イミダゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、またはピラジンであり、特に好ましくはベンゼン、ピリジン、またはピラゾールであり、最も好ましくは、ベンゼンまたはピリジンである。
【0103】
本発明において、Rとして好ましくは、(1)ハロゲン、(2)C1−4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1−4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、または(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、より好ましくは、ハロゲン、メチル、トリフルオロメチル、tert−ブチル、1,1−ジフルオロエチル、イソプロピル、シクロプロピル、オキセタニル、またはジフルオロメチル基であり、さらに好ましくはハロゲン、メチル、またはトリフルオロメチルであり、特に好ましくはトリフルオロメチルである。
【0104】
本発明において、Rとして好ましくは、イソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル(−SOCH)、メチルスルホンアミド(−SONHCH)、ジメチルスルホンアミド(−SON(CH)基、または
【0105】
【化16】
【0106】
(式中、Xaは結合手または酸素原子を表し、その他の記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)であり、より好ましくはイソプロピル、メチルスルホニル、メチルスルホンアミド、ジメチルスルホンアミド基、または
【0107】
【化17】
【0108】
(式中、Xaは結合手または酸素原子を表し、その他の記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)であり、さらに好ましくは、
【0109】
【化18】
【0110】
(式中、Xaは結合手または酸素原子を表し、その他の記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)である。
【0111】
本発明において、Xとして好ましくは結合手または酸素原子であり、より好ましくは結合手である。
【0112】
本発明において、Xaとして好ましくは結合手である。
【0113】
本発明において、環Cyとして好ましくは、C3〜10の単環式炭素環、または5〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環であり、より好ましくはシクロプロパン、ベンゼン、シクロヘキサン、インダン、テトラヒドロナフタレン、ピラン、フラン、チオフェン、ピロール、イソオキサゾール、オキサゾール、イソチアゾール、チアゾール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピリジン、ピリドン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、ピぺリジン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒドロピリジン、ベンゾジオキサン、ピぺラジン、パーヒドロインデン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、インドリン、ベンゾジオキソ−ル、ベンゾオキサチオール、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、クロマン、チオクロマン、テトラヒドロキノリン、ジヒドロベンゾジオキシン、ジヒドロベンゾオキサチイン、ジヒドロベンゾオキサジン、インドール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インダゾール、またはテトラヒドロナフタレンであり、さらに好ましくはベンゼン、シクロヘキサン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、またはピリジンであり、特に好ましくはベンゼン、ピリジン、ピラゾール、イミダゾール、またはトリアゾールであり、最も好ましくはベンゼンまたはピリジンである。
【0114】
本発明において、Rとして好ましくは、ハロゲン、水酸基、C1〜4のアルキル、ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、C3〜6のシクロアルキル、C1〜4のアルコキシ、カルボキシル、−CO(C1〜4のアルキル)、アセチルアミド基(−NHCOCH)、ホスホノオキシ基、およびまたはスルホンアミド基であり、より好ましくは、フッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、イソブトキシ、1−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシエチル、ヒドロキシメチル、カルボキシル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、アセチルアミド基、ホスホノオキシ基、またはスルホンアミド基であり、さらに好ましくは、フッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ、ヒドロキシメチル、メトキシカルボニル、アセチルアミド基、ホスホノオキシ基、またはスルホンアミド基であり、特に好ましくはフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、またはヒドロキシメチルであり、最も好ましくはフッ素、塩素、メチル、またはトリフルオロメチルである。
【0115】
本発明において、Rとして好ましくは、フッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、またはメトキシ基であり、さらに好ましくはフッ素である。
【0116】
本発明において、Rとして好ましくは、水素、フッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、またはメトキシ基であり、より好ましくは、水素、フッ素、塩素、またはメトキシ基であり、さらに好ましくは水素またはフッ素である。
【0117】
本発明において、Yとして好ましくは酸素原子である。
【0118】
本発明において、Zとして好ましくは、
【0119】
【化19】
【0120】
であり、
より好ましくは
【0121】
【化20】
【0122】
(式中、すべての記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)である。
【0123】
本発明において、Rとして好ましくは、水酸基またはヒドロキシメチル基である。
【0124】
本発明において、Rとして好ましくは、C1〜6のアルキルであり、より好ましくは、エチル、n−プロピル、イソプロピル、またはtert−ブチル基であり、さらに好ましくは、n−プロピル基である。
【0125】
本発明において、pとして好ましくは、0〜2の整数である。
【0126】
本発明において、qとして好ましくは、0〜2の整数である。
【0127】
本発明において、rとして好ましくは、0〜2の整数である。
【0128】
本発明において、wとして好ましくは、2〜4の整数である。
【0129】
本発明において、uとして好ましくは、0〜1の整数である。
【0130】
本発明において、paとして好ましくは、0〜2の整数である。
【0131】
本発明において、pbとして好ましくは、0〜2の整数である。
【0132】
本発明において、後記のpcとして好ましくは、0〜1の整数である。
【0133】
本発明において、後記のraとして好ましくは、0〜1の整数である。
【0134】
本発明において、後記のtとして好ましくは、0〜2の整数である。
【0135】
本発明において、一般式(I)として好ましくは、前記の環Cy、R、R、X、環Cy、R、R、R、Y、Z、R、R、p、q、r、w、u、pa、pb、pc、ra、およびtの各々の好ましい定義の組み合わせであり、より好ましくは、
【0136】
【化21】
【0137】
(式中、すべての記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0138】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−1−a)で示される化合物としてさらに好ましくは、下記の一般式(I−1−a−1)または一般式(I−1−a−2)
【0139】
【化22】
【0140】
(式中、raは0〜3の整数を表し、tは0〜4の整数を表し、その他の記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0141】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−1−a−1)で示される化合物または一般式(I−1−a−2)で示される化合物として特に好ましくは、下記の一般式(I−1−a−1−i)、一般式(I−1−a−1−ii)、一般式(I−1−a−1−iii)、一般式(I−1−a−2−i)、一般式(I−1−a−2−ii)、または一般式(I−1−a−2−iii)
【0142】
【化23】
【0143】
(式中、raは0〜3の整数を表し、tは0〜4の整数を表し、pcは0〜2の整数を表し、その他の記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0144】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−1−a−1−i)で示される化合物、一般式(I−1−a−1−ii)で示される化合物、一般式(I−1−a−1−iii)で示される化合物、一般式(I−1−a−2−i)で示される化合物、一般式(I−1−a−2−ii)で示される化合物、または一般式(I−1−a−2−iii)で示される化合物として好ましくは、これらの一般式の環CyがC3〜10の単環式炭素環、または5〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環であり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが水酸基およびヒドロキシメチル基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、pcが0〜1の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、より好ましくはこれらの一般式の環Cyがシクロプロパン、ベンゼン、シクロヘキサン、インダン、テトラヒドロナフタレン、ピラン、フラン、チオフェン、ピロール、イソオキサゾール、オキサゾール、イソチアゾール、チアゾール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピリジン、ピリドン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、ピぺリジン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒドロピリジン、ベンゾジオキサン、ピぺラジン、パーヒドロインデン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、インドリン、ベンゾジオキソ−ル、ベンゾオキサチオール、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、クロマン、チオクロマン、テトラヒドロキノリン、ジヒドロベンゾジオキシン、ジヒドロベンゾオキサチイン、ジヒドロベンゾオキサジン、インドール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インダゾール、およびテトラヒドロナフタレンであり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが水酸基およびヒドロキシメチル基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、pcが0〜1の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくはこれらの一般式の環Cyがベンゼン、ピリジン、ピラゾール、イミダゾール、およびトリアゾールであり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが水酸基およびヒドロキシメチル基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、pcが0〜1の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0145】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−1−a−1)で示される化合物または一般式(I−1−a−2)で示される化合物として最も好ましくは、
(1) 1−[5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(2) 1−[5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(3) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(4) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(5) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(6) 1−[2−(2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(7) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(8) 1−[2−(2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(9) 1−[2−(4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(10) 1−[2−(3−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(11) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−アゼパニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(12) 1−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(13) 1−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(14) 1−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(15) 1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(16) 1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(17) 1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(18) 1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{3−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(19) 1−(2−{2−クロロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]ウレア、
(20) 1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−アゼパニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(21) 1−{1−[3−(ヒドロキシメチル)−4−メチルフェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(22) 1−{1−[4−(ヒドロキシメチル)−3−メチルフェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(23) 1−{3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(24) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[3,4,5−トリメチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(25) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[3,4,5−トリメチルフェニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(26) 1−[1−(4−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(27) 1−[1−(4−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(28) 1−{3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(29) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(30) 1−[1−(4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(31) 1−[1−メシチル−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(32) 1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(33) 1−[1−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(34) 1−[1−(2,3−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(35) 1−[1−(4−メトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(36) 1−[1−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(37) 1−[1−(2−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(38) 1−[1−(2−フルオロ−3−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(39) 1−[1−(3−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(40) 1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(41) メチル 3−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−5−{[(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル]ベンゾエート、
(42) N−{4−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−5−{[(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル]フェニル}アセトアミド、
(43) 1−[1−(1,3−ベンゾジオキソ−ル−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(44) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(45) 1−[1−(2,3−ジメトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(46) 1−[1−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(47) 1−{1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(48) 1−[1−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(49) 1−[1−(2,5−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(50) 1−[1−(2−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(51) 1−[1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(52) 1−[1−(4−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(53) 1−[1−(3−ブトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(54) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(4−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(55) 1−[1−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(56) 1−{3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(57) 1−[1−(4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(58) 1−[1−(3−メトキシ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(59) 1−[1−(3−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(60) 1−[1−(3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−6−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(61) 1−{1−[4−(3−ヒドロキシプロピル)フェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(62) 1−[1−(3−メトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(63) 1−[1−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(64) 1−[1−(2,5−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(65) 1−{1−[3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(66) 1−[1−(3,5−ジメチル−4−プロポキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(67) 1−[1−(3−イソプロピルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(68) 1−[1−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(69) 1−[1−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(70) 1−[1−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(71) 1−[1−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(72) 1−[1−(2−エチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(73) 1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−アゼパニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(74) 1−[1−(2−クロロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(75) 1−{3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(76) 1−[1−(3−エチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(77) 1−[1−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(78) 1−[1−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(79) 1−[1−(3−メトキシ−2,4−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(80) 1−[1−(2−メトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(81) 1−[1−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(82) 1−[1−(2−クロロ−5−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(83) 1−[1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(84) 1−[1−(3−フルオロ−2,4−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(85) 1−[1−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(86) 4−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−5−{[(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル]ベンゼンスルホンアミド、
(87) 1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(88) 1−(5−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]ウレア、
(89) 1−[1−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(90) 1−[1−(1−メチル−1H−インダゾール−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(91) 1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(92) 1−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(93) 1−[3−(1,1−ジフルオロエチル)−1−(2−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(94) 1−[1−(4−フルオロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(95) 1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(96) 1−[3−(1,1−ジフルオロエチル)−1−(2−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(97) 1−(3−シクロプロピル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(98) 1−(3−イソプロピル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(99) 1−[1−(6−メトキシ−3−ピリジニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(100) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(6−メチル−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(101) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(102) 1−[1−(6−イソプロポキシ−3−ピリジニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(103) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(6−メチル−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(104) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(105) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(106) 1−[2−(4−モルホリニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(107) 1−[2−(4−メチル−1−ピぺラジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(108) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(109) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(110) 1−[1−シクロヘキシル−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(111) 1−[2−シクロヘキシル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(112) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(113) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(114) 1−(3−イソプロピル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(115) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(116) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(117) 1−[6’−メチル−5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(118) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(119) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(120) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,4’−ビピリジン−3−イル]ウレア、
(121) 1−[2−(4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(122) 1−[2−(6−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(123) 1−[1−オキシド−2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(124) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−{5−(トリフルオロメチル)−2−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]フェニル}ウレア、
(125) 1−[2−(6−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(126) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]ウレア、
(127) 1−[2−(6−メトキシ−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(128) 1−[2−(3−ヒドロキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(129) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]ウレア、
(130) 1−[2−(1−オキシド−4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(131) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[4−(トリフルオロメチル)−2−ビフェニルイル]ウレア、
(132) 1−[2−(4−ヒドロキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(133) 1−[2−(1−オキシド−4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(134) 1−[2−(1−オキシド−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(135) 1−[2−(1−オキシド−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(136) 1−[2−(2−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(137) 1−[2−(3−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(138) 1−[2−(2−ヒドロキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(139) 1−(1−オキシド−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(140) 1−[2−(4−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(141) 1−[2−シクロヘキシル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(142) 1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(143) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(144) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(145) 1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(146) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,4’−ビピリジン−3−イル]ウレア、
(147) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(148) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]ウレア、
(149) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(150) 1−[2−(6−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(151) リン酸二水素3−[3−{[(2{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]フェニル、
(152) 1−[6−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−3−ピリジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(153) 1−[2−(4−{2−[(4S)−4−ヒドロキシ−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(154) 1−(2−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(155) 1−(2−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(156) 1−[2−(1−オキシド−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(157) 1−[2−(1−オキシド−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(158) 1−(6−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(159) 1−(6−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(160) 1−[2−(2−メチル−4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(161) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4−ピぺリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(162) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(163) 1−(4−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(164) 1−(4−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(165) 1−[2−(1−メチル−4−ピぺリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(166) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(167) 1−(2−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(168) 1−(2−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(169) 1−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(170) 1−(2−{4−[2−(2−メチル−5−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(171) 1−(2−{4−[2−(2−メチル−5−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(172) 1−[5−(2−メチル−2−プロパニル)−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(173) 1−(5−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(174) 1−(5−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(175) 1−[2−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(176) 1−[2−(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(177) 1−[5−(3−オキセタニル)−2−フェニル−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(178) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(179) 1−[5−(3−オキセタニル)−2−(3−ピリジニル)フェニル−]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(180) 1−(2−{3−メチル−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(181) 1−[2−(4−{2−[4−(ヒドロキシメチル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(182) 1−[2−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(183) 1−[2−(3−オキセタニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(184) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(185) 1−[5−フルオロ−2−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(186) 1−[2−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(187) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(188) 1−[2−(4−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(189) 1−[2−(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(190) 1−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−[2−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−5−ピリミジニル]ウレア、
(191) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(192) 1−[6’−メチル−5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(193) 1−[2−(4−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(194) 1−[5−フルオロ−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(195) 1−(5−メトキシ−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(196) 1−[2−(2−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(197) 1−[2−(4−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(198) 1−(5−フルオロ−2,3’−ビピリジン−3−イル)−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(199) 1−[2−(5−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(200) 1−[5−フルオロ−2−(4−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(201) 1−[2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(202) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,2’−ビピリジン−3−イル]ウレア、
(203) 1−[5−フルオロ−2−(2−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、または
(204) 1−[2−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0146】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−2−a)で示される化合物としてさらに好ましくは、下記の一般式(I−2−a−1)または一般式(I−2−a−2)
【0147】
【化24】
【0148】
(式中、raは0〜3の整数で表し、tは0〜4の整数で表し、その他の記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0149】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−2−b)で示される化合物としてさらに好ましくは、下記の一般式(I−2−b−1)または一般式(I−2−b−2)
【0150】
【化25】
【0151】
(式中、raは0〜3の整数で表し、tは0〜4の整数で表し、その他の記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0152】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−2−a−1)で示される化合物、一般式(I−2−a−2)で示される化合物、一般式(I−2−b−1)で示される化合物、または一般式(I−2−b−2)で示される化合物として好ましくは、これらの一般式の環CyがC3〜10の単環式炭素環、または5〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環であり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、RがC1〜6のアルキルであり、Xが結合手または酸素原子であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、およびtが0〜2の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、より好ましくはこれらの一般式の環Cyがシクロプロパン、ベンゼン、シクロヘキサン、インダン、テトラヒドロナフタレン、ピラン、フラン、チオフェン、ピロール、イソオキサゾール、オキサゾール、イソチアゾール、チアゾール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピリジン、ピリドン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、ピぺリジン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒドロピリジン、ベンゾジオキサン、ピぺラジン、パーヒドロインデン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、インドリン、ベンゾジオキソ−ル、ベンゾオキサチオール、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、クロマン、チオクロマン、テトラヒドロキノリン、ジヒドロベンゾジオキシン、ジヒドロベンゾオキサチイン、ジヒドロベンゾオキサジン、インドール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インダゾール、およびテトラヒドロナフタレンであり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、RがC1〜6のアルキルであり、Xが結合手または酸素原子であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、およびtが0〜2の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくはこれらの一般式の環Cyがベンゼン、ピリジン、ピラゾール、イミダゾール、およびトリアゾールであり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、RがC1〜6のアルキルであり、Xが結合手または酸素原子であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、およびtが0〜2の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0153】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−2−a)で示される化合物または一般式(I−2−b)で示される化合物として最も好ましくは、
(1) 1−[5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(2) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(3) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(イソプロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(4) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(5) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(6) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(7) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−[2−(4−{2−[(2−メチル−2−プロパニル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]ウレア、
(8) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(9) 1−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(10) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル}ウレア、
(11) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]ウレア、
(12) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−[2−(4−{2−[(2−エトキシエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]ウレア、
(13) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(14) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(15) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェノキシ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(16) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(6−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(17) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(18) 1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(19) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(20) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(21) 1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(22) 1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(23) 1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(24) 1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−{5−(トリフルオロメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]フェニル}ウレア、
(25) 1−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(26) 1−[2−(3−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(27) 1−[2−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(28) 1−[2−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(29) 1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(30) 1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(31) 1−[5−クロロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(32) 1−[5−クロロ−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(33) 1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(34) 1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−{5−(トリフルオロメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]フェニル}ウレア、
(35) 1−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(36) 1−[2−(3−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(37) 1−[2−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(38) 1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(39) 1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(40) 1−[5−クロロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(41) 1−[5−クロロ−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(42) 1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(43) 1−[5−クロロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(44) 1−[5−クロロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(45) 1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(46) 1−[5−クロロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(47) 1−[5−クロロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(48) 1−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−[2−(4−{2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]ウレア、または
(49) 1−{2−[3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−5−(トリフルオロメチル)フェニル}−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0154】
一般式(I)で示される化合物のうち、より好ましくは、下記の一般式(I−3−a)または一般式(I−3−b)
【0155】
【化26】
【0156】
(式中、すべての記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0157】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−3−a)で示される化合物または一般式(I−3−b)で示される化合物としてさらに好ましくは、下記の一般式(I−3−a−1)、一般式(I−3−a−2)、一般式(I−3−b−1)、または一般式(I−3−b−2)
【0158】
【化27】
【0159】
(式中、raは0〜3の整数で表し、tは0〜4の整数で表し、その他の記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0160】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−3−a−1)で示される化合物、一般式(I−3−a−2)で示される化合物、一般式(I−3−b−1)で示される化合物、または一般式(I−3−b−2)で示される化合物として好ましくは、これらの一般式のRが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、RがC1〜6のアルキルであり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、およびtが0〜2の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、より好ましくはこれらの一般式のRがハロゲン、メチル、トリフルオロメチル、tert−ブチル、1,1−ジフルオロエチル、イソプロピル、シクロプロピル、オキセタニル、およびジフルオロメチル基であり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、RがC1〜6のアルキルであり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、およびtが0〜2の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくはこれらの一般式のRがハロゲン、メチル、およびトリフルオロメチルであり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、RがC1〜6のアルキルであり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、およびtが0〜2の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0161】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−3−a)で示される化合物または一般式(I−3−b)で示される化合物として、最も好ましくは、
(1) 1−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(2) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(3) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−イソプロピル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(4) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(5) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(6) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(7) 1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(8) 1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(9) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(10) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(11) 1−[2−(4−{2−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(12) 1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(13) 1−[2−(4−{2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(14) 1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(15) 1−{2−[4−(2−{[2−(4−モルホリニル)エチル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)フェノキシ]−5−ピリミジニル}−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(16) 1−[2−(4−{2−[(2−ヒドロキシプロピル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(17) 1−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(18) 1−(3−アセチルフェニル)−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(19) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(3−フルオロフェニル)ウレア、
(20) 1−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(21) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(22) 1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(23) 1−(2−{4−[2−(メチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(24) 1−(2−{4−[2−(イソプロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(25) 1−(2−{4−[2−(イソブチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(26) 1−(3−クロロフェニル)−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(27) 1−(2,5−ジクロロフェニル)−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(28) 1−[2−(4−{2−[(シクロプロピルメチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(29) 1−(2−{4−[2−(シクロブチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(30) 1−(2−{4−[2−(シクロペンチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(31) 1−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(32) 1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(33) 1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(34) 1−(2−{4−[2−(テトラヒドロ−3−フラニルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(35) 1−(2−{4−[2−(3−オキセタニルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(36) 1−{2−[4−(2−{[2−(3−オキセタニル)エチル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)フェノキシ]−5−ピリミジニル}−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(37) 1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(38) 1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(39) 1−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(40) 1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(41) 1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(42) 1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(43) 1−[2−(4−{2−[(2−メトキシエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(44) 1−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(45) 1−[2−(4−{2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(46) 1−[6−(4−{2−[(2−メトキシエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−3−ピリジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(47) 1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(48) 1−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(49) 1−(2,5−ジクロロフェニル)−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(50) 1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(51) 1−(2,5−ジフルオロフェニル)−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(52) 1−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(53) 1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(54) 1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(55) 1−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(56) 1−(2,5−ジクロロフェニル)−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(57) 1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(58) 1−(2,5−ジフルオロフェニル)−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(59) 1−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(60) 1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(61) 1−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(62) N,N−ジメチル−2−{[(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド、または
(63) 1−[2−(メチルスルホニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0162】
一般式(I)で示される化合物のうち、より好ましくは、下記の一般式(I−4−a)
【0163】
【化28】
【0164】
(式中、すべての記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくは、下記の一般式(I−4−a−1)または一般式(I−4−a−2)
【0165】
【化29】
【0166】
(式中、raは0〜3の整数で表し、tは0〜4の整数で表し、その他の記号は前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、特に好ましくは、下記の一般式(I−4−a−1−i)、一般式(I−4−a−1−ii)、一般式(I−4−a−2−i)、または一般式(I−4−a−2−ii)
【0167】
【化30】
【0168】
(式中、raは0〜3の整数を表し、tは0〜4の整数を表し、その他の記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0169】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−4−a−1−i)で示される化合物、一般式(I−4−a−1−ii)で示される化合物、一般式(I−4−a−2−i)で示される化合物、または一般式(I−4−a−2−ii)で示される化合物として好ましくは、これらの一般式の環CyがC3〜10の単環式炭素環、または5〜10員の単環式複素環もしくは二環式複素環であり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが水酸基およびヒドロキシメチル基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、より好ましくはこれらの一般式の環Cyがシクロプロパン、ベンゼン、シクロヘキサン、インダン、テトラヒドロナフタレン、ピラン、フラン、チオフェン、ピロール、イソオキサゾール、オキサゾール、イソチアゾール、チアゾール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピリジン、ピリドン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、ピぺリジン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒドロピリジン、ベンゾジオキサン、ピぺラジン、パーヒドロインデン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロベンゾチオフェン、インドリン、ベンゾジオキソ−ル、ベンゾオキサチオール、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾチアゾール、クロマン、チオクロマン、テトラヒドロキノリン、ジヒドロベンゾジオキシン、ジヒドロベンゾオキサチイン、ジヒドロベンゾオキサジン、インドール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インダゾール、およびテトラヒドロナフタレンであり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが水酸基およびヒドロキシメチル基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくはこれらの一般式の環Cyがベンゼン、ピリジン、ピラゾール、イミダゾール、およびトリアゾールであり、Rが(1)ハロゲン、(2)C1−4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1−4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rが水酸基およびヒドロキシメチル基であり、Rが(1)ハロゲン、(2)水酸基、(3)C1〜4のアルキル、(4)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(5)水酸基で置換されたC1〜4のアルキル、(6)C3〜6のシクロアルキル、(7)C1〜4のアルコキシ、(8)カルボキシル、(9)−CO(C1〜4のアルキル)、(10)アセチルアミド基、(11)ホスホノオキシ基、および(12)スルホンアミド基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、qが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0170】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−4−a−1)で示される化合物または一般式(I−4−a−2)で示される化合物として最も好ましくは、
(1) 1−[2−(4−{2−[2−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(2) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(3) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(4) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−フェニル−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジニル]ウレア、
(5) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、または
(6) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0171】
一般式(I)で示される化合物のうち、より好ましくは、下記の一般式(I−5−a)または一般式(I−5−b)
【0172】
【化31】
【0173】
(式中、すべての記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくは、下記の一般式(I−5−a−1)、一般式(I−5−a−2)、一般式(I−5−b−1)、または一般式(I−5−b−2)
【0174】
【化32】
【0175】
(式中、raは0〜3の整数で表し、tは0〜4の整数で表し、その他の記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0176】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−5−a−1)で示される化合物、一般式(I−5−a−2)で示される化合物、一般式(I−5−b−1)で示される化合物、または一般式(I−5−b−2)で示される化合物として好ましくは、これらの一般式のRが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがハロゲン、水酸基、または水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、より好ましくはこれらの一般式のRがハロゲン、メチル、トリフルオロメチル、tert−ブチル、1,1−ジフルオロエチル、イソプロピル、シクロプロピル、オキセタニル、およびジフルオロメチル基であり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがハロゲン、水酸基、または水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくはこれらの一般式のRがハロゲン、メチル、およびトリフルオロメチルであり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがハロゲン、水酸基、または水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0177】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−5−a)で示される化合物または一般式(I−5−b)で示される化合物として最も好ましくは、
(1) 1−[2−(4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(2) 1−(6−{4−[2−(1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(3) 1−(6−{4−[2−(1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(4) 1−(2−{4−[2−(1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(5) 1−(2−{4−[2−(1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(6) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(7) 1−(2−{4−[2−(3−ヒドロキシ−1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(8) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,6−ジフルオロフェニル)ウレア、
(9) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,4−ジフルオロフェニル)ウレア、
(10) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(3,5−ジフルオロフェニル)ウレア、
(11) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(12) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(13) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(14) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,5−ジフルオロフェニル)ウレア、
(15) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(3,4−ジフルオロフェニル)ウレア、
(16) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2−フルオロフェニル)ウレア、
(17) 1−(2−{4−[2−(3−ヒドロキシ−3−メチル−1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(18) 1−(2−{4−[2−(3,3−ジフルオロ−1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(19) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(4−フルオロフェニル)ウレア、
(20) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(21) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,3,5−トリフルオロフェニル)ウレア、
(22) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(23) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ウレア、
(24) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(25) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,3−ジフルオロフェニル)ウレア、
(26) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,4,5−トリフルオロフェニル)ウレア、
(27) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,3,4−トリフルオロフェニル)ウレア、
(28) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)ウレア、
(29) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、または
(30) 1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジニル]ウレア、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0178】
一般式(I)で示される化合物のうち、より好ましくは、下記の一般式(I−6−a)または一般式(I−6−b)
【0179】
【化33】
【0180】
(式中、すべての記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくは、下記の一般式(I−6−a−1)、一般式(I−6−a−2)、一般式(I−6−b−1)、または一般式(I−6−b−2)
【0181】
【化34】
【0182】
(式中、raは0〜3の整数で表し、tは0〜4の整数で表し、その他の記号は前記〔1〕および〔6〕記載の記号と同じ意味を表す。)で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0183】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−6−a−1)で示される化合物、一般式(I−6−a−2)で示される化合物、一般式(I−6−b−1)で示される化合物、または一般式(I−6−b−2)で示される化合物として好ましくは、これらの一般式のRが(1)ハロゲン、(2)C1〜4のアルキル、(3)ハロゲンで置換されたC1〜4のアルキル、(4)シクロプロピル、(5)シクロブチル、(6)ハロゲンで置換されたシクロプロピル、(7)ハロゲンで置換されたシクロブチル、(8)オキセタニル、および(9)メチル基で置換されたオキセタニル基であり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがハロゲン、水酸基、または水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、より好ましくはこれらの一般式のRがハロゲン、メチル、トリフルオロメチル、tert−ブチル、1,1−ジフルオロエチル、イソプロピル、シクロプロピル、オキセタニル、およびジフルオロメチル基であり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがハロゲン、水酸基、または水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグであり、さらに好ましくはこれらの一般式のRがハロゲン、メチル、およびトリフルオロメチルであり、Rがイソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、水素原子、水酸基、カルボキシル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチニル、メチルスルホニル基、メチルスルホンアミド基、およびジメチルスルホンアミド基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがフッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、およびメトキシ基であり、Rがハロゲン、水酸基、または水酸基で置換されていてもよいC1〜4のアルキル基であり、paが0〜2の整数であり、pbが0〜2の整数であり、raが0〜1の整数であり、tが0〜2の整数であり、uが0〜1の整数であり、およびwが2〜4の整数で示される化合物、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0184】
一般式(I)で示される化合物のうち、一般式(I−6−a)で示される化合物または一般式(I−6−b)で示される化合物として最も好ましくは、
(1) 1−[2−イソプロピル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(2) 1−[2−イソプロピル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(3) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(4) 1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(5) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア、
(6) 1−[3−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(7) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]ウレア、
(8) 2−{[(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−4−(トリフルオロメチル)安息香酸、
(9) 1−[2−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(10) 1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(11) 1−[2−(3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(12) 1−[2−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(13) 1−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(14) 1−(2−{3−メチル−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(15) 1−[2−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(16) 1−[2−(4−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(17) 1−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(18) 1−[3−(1,1−ジフルオロエチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、または
(19) 1−[2−(4−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−(メチルスルホニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0185】
一般式(I)で示される化合物のうち、その他の好ましい化合物としては、
(1) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]ウレア、
(2) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]ウレア、
(3) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]ウレア、
(4) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(3−ピリジニルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(5) N−エチル−N−[5−(4−{[5−({[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]カルバモイル}アミノ)−2−ピリジニル]オキシ}フェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]プロパンアミド、
(6) 1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(7) 1−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(8) 1−[2−(シクロプロピルカルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(9) 1−(2−{4−[2−(3−オキソ−4−モルホリニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(10) 1−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(11) 1−(6−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(12) 1−(2−{4−[2−(ジエチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(13) 1−(6−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(14) 1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、
(15) 1−{2−[4−(2−アミノ−1,3−チアゾール−5−イル)フェノキシ]−5−ピリミジニル}−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(16) 1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア、
(17) 1−(2−{4−[2−(ジプロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(18) 1−[2−(4−{2−[エチル(メチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(19) 1−[6−(4−{2−[(シクロプロピルメチル)(メチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−3−ピリジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(20) 1−(2−{4−[2−(4−モルホリニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(21) 1−[6−(4−{2−[(シクロプロピルメチル)(メチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−3−ピリジニル]−3−[3’,4’−ジメチル−4−(トリフルオロメチル)−2−ビフェニルイル]ウレア、
(22) 1−[6−(4−{2−[エチル(メチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−3−ピリジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(23) 1−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア、
(24) 1−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、または
(25) 1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア、その塩、そのN−オキシド体、その溶媒和物、またはそれらのプロドラッグである。
【0186】
本発明においては、特に指示しない限り異性体はこれをすべて包含する。例えば、アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、およびアルキレン基などには直鎖のものおよび分枝鎖のものが含まれる。さらに、二重結合、環、縮合環における異性体(E、Z、シス、トランス体)、不斉炭素の存在などによる異性体(R、S体、α、β体、エナンチオマー、ジアステレオマー)、旋光性を有する光学活性体(D、L、d、l体)、クロマトグラフ分離による極性体(高極性体、低極性体)、平衡化合物、回転異性体、これらの任意の割合の混合物、ラセミ混合物は、すべて本発明に含まれる。また、本発明においては、互変異性による異性体をもすべて包含する。
【0187】
本発明においては、特に断わらない限り、当業者にとって明らかなように記号
【0188】
【化35】
【0189】
は紙面の向こう側(すなわちα−配置)に結合していることを表し、記号
【0190】
【化36】
【0191】
は紙面の手前側(すなわちβ−配置)に結合していることを表し、記号
【0192】
【化37】
【0193】
はα−配置またはβ−配置であることを表し、記号
【0194】
【化38】
【0195】
は、α−配置とβ−配置の混合物であることを表す。
[塩]
一般式(I)で示される化合物は、公知の方法で塩に変換される。
【0196】
塩としては薬学的に許容される塩が好ましい。
【0197】
塩は、水溶性のものが好ましい。
【0198】
塩としては、例えば、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、または酸付加塩などが挙げられる。
【0199】
アルカリ金属塩としては、例えば、カリウムおよびナトリウムなどが挙げられる。
【0200】
アルカリ土類金属塩としては、例えば、カルシウムおよびマグネシウムなどが挙げられる。
【0201】
アンモニウム塩としては、例えば、テトラメチルアンモニウムなどが挙げられる。
【0202】
アミン塩としては、例えば、トリエチルアミン、メチルアミン、ジメチルアミン、シクロペンチルアミン、ベンジルアミン、フェネチルアミン、ピペリジン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、リジン、アルギニン、およびN−メチル−D−グルカミンなどが挙げられる。
【0203】
酸付加塩としては、例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩のような無機酸塩、または酢酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、安息香酸塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、トリフルオロ酢酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、イセチオン酸塩、グルクロン酸塩、またはグルコン酸塩のような有機酸塩が挙げられる。
【0204】
また、本発明化合物は、任意の方法でN−オキシド体にすることができる。N−オキシド体とは、一般式(I)で示される化合物の窒素原子が、酸化されたものを表し、例えば、一般式(I)で示される化合物のA、A、A、A、A、またはAが、それぞれ独立して=N−である場合に、その窒素原子が酸化されたものを表す。または、CyおよびCyが、それぞれ独立して含窒素複素環である場合に、その窒素原子が酸化されたものを表す。さらには、R基およびR基が、それぞれ独立して、−NH(C1〜3アルキル)および−N(C1〜3アルキル)の基を有する場合、その窒素原子が酸化されたものを表す。また、Z基の窒素原子およびチアゾール環の窒素原子が酸化されたものを表す。
【0205】
一般式(I)で示される化合物およびその塩は、溶媒和物に変換することもできる。
【0206】
溶媒和物は非毒性かつ水溶性であることが好ましい。適当な溶媒和物としては、例えば、水、またはアルコール系の溶媒(例えば、エタノールなど)のような溶媒和物が挙げられる。
[プロドラッグ]
一般式(I)で示される化合物のプロドラッグとは、生体内において酵素や胃酸などによる反応により一般式(I)で示される化合物に変換される化合物をいう。一般式(I)で示される化合物のプロドラッグとしては、例えば、一般式(I)で示される化合物がアミノ基を有する場合、該アミノ基がアシル化、アルキル化、リン酸化された化合物(例えば、一般式(I)で示される化合物のアミノ基がエイコサノイル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、アセトキシメチル化、tert−ブチル化された化合物など);一般式(I)で示される化合物が水酸基を有する場合、該水酸基がアシル化、アルキル化、リン酸化、ホウ酸化された化合物(例えば、一般式(I)で示される化合物の水酸基がアセチル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、サクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチルアミノメチルカルボニル化された化合物など)が挙げられ;一般式(I)で示される化合物がカルボキシ基を有する場合、該カルボキシ基がエステル化、アミド化された化合物(例えば、一般式(I)で示される化合物のカルボキシ基がエチルエステル化、フェニルエステル化、カルボキシメチルエステル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピバロイルオキシメチルエステル化、1−{(エトキシカルボニル)オキシ}エチルエステル化、フタリジルエステル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルエステル化、1−{[(シクロヘキシルオキシ)カルボニル]オキシ}エチルエステル化、メチルアミド化された化合物など)などが挙げられる。これらの化合物はそれ自体公知の方法によって製造することができる。また、一般式(I)で示される化合物のプロドラッグは水和物および非水和物のいずれであってもよい。また、一般式(I)で示される化合物のプロドラッグは、廣川書店1990年刊「医薬品の開発」第7巻「分子設計」163〜198頁に記載されているような、生理的条件で一般式(I)で示される化合物に変化するものであってもよい。
【0207】
さらに、一般式(I)で示される化合物を構成する各原子は、その同位元素(例えば、H、H、13C、14C、15N、16N、17O、18O、35S、125Iなど)などで置換されていてもよい。
[本発明化合物の製造方法]
一般式(I)で示される本発明化合物は、公知の方法、例えば以下に示す方法、これらに準ずる方法または実施例に示す方法に従って製造することができる。なお、以下の各製造方法において、原料化合物は塩として用いてよい。このような塩としては、一般式(I)の薬学的に許容される塩として記載されたものが用いられる。
【0208】
一般式(I)におけるYが酸素原子または酸化されていてもよい硫黄原子である本発明化合物は、例えば、以下の反応工程式1に示す方法で製造することができる。
【0209】
【化39】
【0210】
(式中、L-aはハロゲンを表し、M-aはハロゲン、ボロン酸基(−B(OH))、またはボロン酸エステル基(−B(ORi)(ORii)(式中、RiおよびRiiはC1〜3のアルキル基を表し、RiおよびRiiは、一緒になって環を形成してもよい)、例えば、4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イルなど)を表し、Y-aは、酸素原子または硫黄原子を表し、Y-bは、酸素原子、硫黄原子、または酸化されている硫黄原子を表し、L-bはハロゲンまたは水素原子を表し、その他の記号は、前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)
なお、一般式(VI)で示される化合物におけるY-bが酸化されている硫黄原子である化合物は、上記の反応工程式1において、Y-aが硫黄原子であり、エーテル化反応後に得られた化合物を公知の方法にて酸化して製造することができる。
【0211】
また、カルボキシル基、ホスホノオキシ基、水酸基、およびアミノ基を有する本発明化合物は、必要に応じて、これらの基に対して汎用される保護基、例えば、「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations 2nd Edition(Richard C. Larock, John Wiley & Sons Inc, 1999)」に記載された保護基で保護された化合物を用いて、上記の反応工程式1に記載されたウレア化反応までの反応を行った後、公知の脱保護反応、あるいは、例えば、「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations 2nd Edition(Richard C. Larock, John Wiley & Sons Inc, 1999)」に記載された脱保護反応を行って製造することができる。
【0212】
反応工程式1中、一般式(II)で示される化合物から一般式(III)で示される化合物を製造する反応工程(カルバメート化反応)は、公知の方法である。この反応により得られる一般式(III)で示される化合物は、例えば、一般式(II)で示される化合物および2,2,2−トリクロロエトキシカルボニルクロライドを用いて、有機溶媒(例えば、ピリジン、酢酸エチル、塩化メチレン、ジオキサン、ジエチルエーテル、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、塩基(例えば、4−ジメチルアミノピリジン、ピリジン、トリエチルアミン、炭酸水素ナトリウムなど)存在下または非存在下、約−20℃〜80℃の温度で反応させることにより製造される。
【0213】
反応工程式1中、一般式(IV)で示される化合物から一般式(VI)で示される化合物を製造する反応工程(エーテル化反応、還元反応)は、公知の方法である。この反応により得られる一般式(VI)で示される化合物は、例えば、一般式(IV)で示される化合物および一般式(V)で示される化合物を用いて、有機溶媒(例えば、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、メタノール、アセトニトリル、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、塩基(例えば、フッ化カリウム、炭酸カリウム、リン酸三カリウム、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウムなど)存在下、約0℃〜120℃の温度で反応させることにより得られた化合物を、水素雰囲気下、有機溶媒(例えば、メタノール、エタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、酢酸、1,2−ジメトキシエタン、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、触媒(例えば、銀触媒(例えば、酢酸銀など)、白金触媒(例えば、白金−カーボン、酸化白金など)、ロジウム触媒(例えば、ロジウム−カーボンなど)、鉄触媒(例えば、酢酸鉄など)、ルテニウム触媒(例えば、ルテニウム−カーボンなど)、パラジウム触媒(例えば、パラジウム−カーボンなど)、亜鉛触媒(臭化亜鉛、ヨウ化亜鉛、酢酸亜鉛など)、ラネーニッケル、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など)存在下、室温〜約80℃の温度で反応させるか、または有機溶媒(例えば、酢酸、塩酸、エタノール、メタノール、ジメチルホルムアミド、トルエン、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、触媒(例えば、鉄触媒(例えば、鉄、塩化鉄、鉄−塩化アンモニウムなど)、亜鉛触媒(例えば、亜鉛など)、ニッケル触媒(例えば、塩化ニッケルなど)、インジウム触媒(例えば、インジウムなど)、スズ触媒(例えば、スズ、塩化スズなど)、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など)存在下、室温〜約80℃の温度で反応させることにより製造される。
【0214】
反応工程式1中、一般式(VI)で示される化合物から一般式(VIII)で示される化合物を製造する反応工程(アリール化反応)は、公知の方法である。この反応により得られる一般式(VIII)で示される化合物は、例えば、一般式(VI)で示される化合物および一般式(VII)で示される化合物を用いて、有機溶媒(例えば、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、アルコール(例えば、メタノール、エタノールなど)、ジエチルカルボネート、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、トルエン、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、塩基(例えば、炭酸セシウム、酢酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、リチウム−t−ブトキシド、炭酸銀、リン酸三カリウム、トリエチルアミン、またはこれらの塩基を適宜混合した塩基など)存在下または非存在下、触媒(例えば、パラジウム触媒(例えば、水酸化パラジウム、酢酸パラジウム、ビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム、パラジウム(0)テトラキス(トリフェニルホスフィン)、ビス(トリフェニルホスフィン)ジクロロパラジウム(II)、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など))中、室温〜約120℃の温度で反応させることにより製造される。
【0215】
反応工程式1中、一般式(VIII)で示される化合物から一般式(I’)で示される本発明化合物を製造する反応工程(ウレア化反応)は、一般式(VIII)で示される化合物および一般式(III)で示される化合物を用いて行われる反応であり、本明細書中に記載された実施例の条件、または公知の条件下で行うことができる。
【0216】
反応工程式1中、出発原料として用いる一般式(II)、(IV)、(V)および(VII)で示される化合物は公知であるか、あるいは公知の方法、例えば、「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations 2nd Edition(Richard C. Larock, John Wiley & Sons Inc, 1999)」に記載された方法を用いることにより容易に製造することができる。
【0217】
また、一般式(I)におけるYが酸素原子または酸化されていてもよい硫黄原子である本発明化合物は、例えば、別法として、上記の反応工程式1中の一般式(VIII)で示される化合物および2,2,2−トリクロロエトキシカルボニルクロライドを用いて製造された2,2,2−トリクロロエチルカルバメート誘導体を用いて、一般式(II)で示される化合物とウレア化反応を行うことでも製造することができる。
【0218】
さらに、一般式(I)におけるYがメチレン基である本発明化合物は、例えば、上記の反応工程式1における一般式(VI)で示される化合物の代わりに以下の反応工程式2における一般式(XI)で示される化合物を用いて、反応工程式1と同様の反応工程を経ることで製造することができる。
【0219】
【化40】
【0220】
(式中、L-cは脱離基(例えば、ハロゲン、メシラート、またはトリフラートなど)を表し、M-bはハロゲンを表し、W-bは、ボロン酸基(−B(OH))、またはボロン酸エステル基(−B(ORi)(ORii)(式中、RiおよびRiiはC1〜3のアルキル基を表し、RiおよびRiiは、一緒になって環を形成してもよい)、例えば、4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イルなど)、またはアルキルスタニル基(例えば、トリブチルスタニルなど)を表し、その他の記号は、前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)
反応工程式2中、一般式(IX)で示される化合物から一般式(XI)で示される化合物を製造する反応工程(カップリング反応、還元反応)は、公知の方法である。この反応により得られる一般式(XI)で示される化合物は、例えば、一般式(IX)で示される化合物および一般式(X)で示される化合物を用いて、有機溶媒(例えば、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、アルコール(例えば、メタノール、エタノールなど)、ジエチルカルボネート、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、アセトン、アセトニトリル、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、塩基(例えば、炭酸セシウム、酢酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、リチウム−t−ブトキシド、炭酸銀、リン酸三カリウム、トリエチルアミン、またはこれらの塩基を適宜混合した塩基など)存在下または非存在下、触媒(例えば、パラジウム触媒(例えば、水酸化パラジウム、酢酸パラジウム、ビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム、パラジウム(0)テトラキス(トリフェニルホスフィン)、ビス(トリフェニルホスフィン)ジクロロパラジウム(II)、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など))中、室温〜約120℃の温度で反応させることにより得られた化合物を、水素雰囲気下、有機溶媒(例えば、メタノール、エタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、酢酸、1,2−ジメトキシエタン、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、触媒(例えば、銀触媒(例えば、酢酸銀など)、白金触媒(例えば、白金−カーボン、酸化白金など)、ロジウム触媒(例えば、ロジウム−カーボンなど)、鉄触媒(例えば、酢酸鉄など)、ルテニウム触媒(例えば、ルテニウム−カーボンなど)、パラジウム触媒(例えば、パラジウム−カーボンなど)、亜鉛触媒(臭化亜鉛、ヨウ化亜鉛、酢酸亜鉛など)、ラネーニッケル、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など)存在下、室温〜約80℃の温度で反応させるか、または有機溶媒(例えば、酢酸、塩酸、エタノール、メタノール、ジメチルホルムアミド、トルエン、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、触媒(例えば、鉄触媒(例えば、鉄、塩化鉄、鉄−塩化アンモニウムなど)、亜鉛触媒(例えば、亜鉛など)、ニッケル触媒(例えば、塩化ニッケルなど)、インジウム触媒(例えば、インジウムなど)、スズ触媒(例えば、スズ、塩化スズなど)、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など)存在下、室温〜約80℃の温度で反応させることにより製造される。
【0221】
反応工程式2中、出発原料として用いる一般式(IX)および(X)で示される化合物は公知であるか、あるいは公知の方法、例えば、「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations 2nd Edition(Richard C. Larock, John Wiley & Sons Inc, 1999)」に記載された方法を用いることにより容易に製造することができる。
【0222】
また、一般式(I)におけるYがC=Oである本発明化合物は、例えば、上記の反応工程式1における一般式(VI)で示される化合物の代わりに以下の反応工程式3における一般式(XIV)で示される化合物を用いて、反応工程式1と同様の反応工程を経ることで製造することができる。
【0223】
【化41】
【0224】
(式中、M-cはハロゲンを表し、その他の記号は、前記〔1〕記載の記号と同じ意味を表す。)
反応工程式3中、一般式(XII)で示される化合物から一般式(XIV)で示される化合物を製造する反応工程(フリーデル・クラフツ反応、還元反応)は、公知の方法である。この反応により得られる一般式(XIV)で示される化合物は、例えば、一般式(XII)で示される化合物および一般式(XIII)で示される化合物を用いて、有機溶媒(例えば、ジクロロエタン、トリフルオロメタンスルホン酸、ニトロメタンなど)または無溶媒中、触媒(例えば、塩化アルミニウム、硫酸鉄、ハフニウムトリフラート、ビスマストリフラート、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など)中、室温〜約150℃の温度で反応させることにより得られた化合物を、水素雰囲気下、有機溶媒(例えば、メタノール、エタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、酢酸、1,2−ジメトキシエタン、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、触媒(例えば、銀触媒(例えば、酢酸銀など)、白金触媒(例えば、白金−カーボン、酸化白金など)、ロジウム触媒(例えば、ロジウム−カーボンなど)、鉄触媒(例えば、酢酸鉄など)、ルテニウム触媒(例えば、ルテニウム−カーボンなど)、パラジウム触媒(例えば、パラジウム−カーボンなど)、亜鉛触媒(臭化亜鉛、ヨウ化亜鉛、酢酸亜鉛など)、ラネーニッケル、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など)存在下、室温〜約80℃の温度で反応させるか、または有機溶媒(例えば、酢酸、塩酸、エタノール、メタノール、ジメチルホルムアミド、トルエン、またはこれらの有機溶媒を適宜混合した溶媒など)またはこれらの有機溶媒と水の混合溶媒中、触媒(例えば、鉄触媒(例えば、鉄、塩化鉄、鉄−塩化アンモニウムなど)、亜鉛触媒(例えば、亜鉛など)、ニッケル触媒(例えば、塩化ニッケルなど)、インジウム触媒(例えば、インジウムなど)、スズ触媒(例えば、スズ、塩化スズなど)、またはこれらの触媒を適宜混合した触媒など)存在下、室温〜約80℃の温度で反応させることにより製造される。
【0225】
反応工程式3中、出発原料として用いる一般式(XII)および(XIII)で示される化合物は公知であるか、あるいは公知の方法、例えば、「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations 2nd Edition(Richard C. Larock, John Wiley & Sons Inc, 1999)」に記載された方法を用いることにより容易に製造することができる。
【0226】
一般式(I)で示される本発明化合物のうち、上記に示した以外の化合物については、本明細書中に記載された実施例、あるいは公知の方法、例えば、「Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations 2nd Edition (Richard C. Larock, John Wiley & Sons Inc, 1999)」に記載された方法を組み合わせて用いることで製造することができる。
【0227】
本明細書中の各反応において、加熱を伴う反応は、当業者にとって明らかなように、水浴、油浴、砂浴、またはマイクロウェーブを用いて行なうことができる。
【0228】
本明細書中の各反応において、適宜、高分子ポリマー(例えば、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリプロピレン、ポリエチレングリコールなど)に担持させた固相担持試薬を用いてもよい。
【0229】
本明細書中の各反応において、反応生成物は通常の精製手段、例えば、常圧下または減圧下における蒸留、シリカゲルまたはケイ酸マグネシウムを用いた高速液体クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、イオン交換樹脂、スカベンジャー樹脂あるいはカラムクロマトグラフィーまたは洗浄、再結晶などの方法により精製することができる。精製は各反応ごとに行なってもよいし、いくつかの反応終了後に行なってもよい。
[毒性]
本発明化合物の毒性は十分に低い。本発明化合物は、例えば、肝毒性および消化管障害などを呈さず、脳移行性が低い化合物である。よって、本発明化合物は医薬品として安全に使用することができる。
[医薬品への適用]
本発明化合物は、Trk阻害活性を示すため、Trk阻害介在性疾患、例えば、疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病などの予防および/または治療剤として有用である。
【0230】
より具体的には、疼痛として、例えば、変形性関節症に伴う疼痛、癌性疼痛、慢性腰痛症、骨粗鬆症に伴う腰痛、骨折痛、関節リウマチに伴う痛み、神経障害性疼痛、帯状疱疹後疼痛、糖尿病性神経障害に伴う疼痛、線維筋痛症、膵炎に伴う疼痛、間質性膀胱炎に伴う疼痛、子宮内膜症に伴う痛み、過敏性腸症候群に伴う疼痛、片頭痛、歯髄炎に伴う痛みなどが挙げられる。掻痒症として、全身性皮膚掻痒症、限局性皮膚掻痒症、老人性皮膚掻痒症、妊娠掻痒症、肛門掻痒症、外陰掻痒症などが挙げられる。炎症性腸疾患として、例えば、潰瘍性大腸炎、クローン病などが挙げられる。
【0231】
本発明化合物は、特に、疼痛の予防および/または治療剤として有用である。
【0232】
本発明化合物は、
1)その化合物の予防および/または治療効果の補完および/または増強、
2)その化合物の動態・吸収改善、投与量の低減、および/または
3)その化合物の副作用の軽減のために他の薬剤と組み合わせて、併用剤として投与してもよい。
【0233】
本発明化合物と他の薬剤の併用剤は、1つの製剤中に両成分を配合した配合剤の形態で投与してもよく、また別々の製剤にして投与する形態をとってもよい。この別々の製剤にして投与する場合には、同時投与および時間差による投与が含まれる。また、時間差による投与は、本発明化合物を先に投与し、他の薬剤を後に投与してもよいし、他の薬剤を先に投与し、本発明化合物を後に投与してもよい。それぞれの投与方法は同じでも異なっていてもよい。
【0234】
上記併用剤により、予防および/または治療効果を奏する疾患は特に限定されず、本発明化合物の予防および/または治療効果を補完および/または増強する疾患であればよい。
【0235】
本発明化合物の疼痛に対する予防および/または治療効果の補完および/または増強のための他の薬剤としては、例えば、アセトアミノフェン,非ステロイド性抗炎症薬、オピオイド薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、N−メチル−D−アスパラギン酸拮抗薬、筋弛緩薬、抗不整脈薬、ステロイド薬、およびビスホスホネート薬などが挙げられる。
【0236】
非ステロイド系抗炎症薬としては、例えば、サザピリン、サリチル酸ナトリウム、アスピリン、アスピリン・ダイアルミネート配合などのアスピリン製剤、ジフルニサル、インドメタシン、スプロフェン、ウフェナマート、ジメチルイソプロピルアズレン、ブフェキサマク、フェルビナク、ジクロフェナク、トルメチンナトリウム、クリノリル、フェンブフェン、ナプメトン、プログルメタシン、インドメタシンファルネシル、アセメタシン、マレイン酸プログルメタシン、アンフェナクナトリウム、モフェゾラク、エトドラク、イブプロフェン、イブプロフェンピコノール、ナプロキセン、フルルビプロフェン、フルルビプロフェンアキセチル、ケトプロフェン、フェノプロフェンカルシウム、チアプロフェン、オキサプロジン、プラノプロフェン、ロキソプロフェンナトリウム、アルミノプロフェン、ザルトプロフェン、メフェナム酸、メフェナム酸アルミニウム、トルフェナム酸、フロクタフェニン、ケトフェニルブタゾン、オキシフェンブタゾン、ピロキシカム、テノキシカム、アンピロキシカム、ナパゲルン軟膏、エピリゾール、塩酸チアラミド、塩酸チノリジン、エモルファゾン、スルピリン、ミグレニン、サリドン、セデスG、アミピロ−N、ソルボン、ピリン系感冒薬、アセトアミノフェン、フェナセチン、メシル酸ジメトチアジン、メロキシカム、セレコキシブ、ロフェコキシブ、バルデコキシブ、シメトリド配合剤、および非ピリン系感冒薬などが挙げられる。
【0237】
オピオイド薬としては、例えば、コデイン、フェンタニル、ヒドロモルホン、レボルファノール、メペリジン、メサドン、モルヒネ、オキシコドン、オキシモルホン、およびプロポキシフェンなどが挙げられる。
【0238】
抗うつ薬としては、例えば三環系抗うつ薬(例えば、塩酸アミトリプチリン、塩酸イミプラミン、塩酸クロミプラミン、塩酸ドスレピン、塩酸ノルトリプチリン、塩酸ロフェプラミン、マレイン酸トリミプラミン、アモキサピンなど)、四環系抗うつ薬(例えば、塩酸マプロチリン、塩酸ミアンセリン、マレイン酸セチプチリンなど)、モノアミンオキシダーゼ(MAO)阻害薬(塩酸サフラジン)、セロトニンおよびノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)(例えば、塩酸ミルナシプラン、塩酸ベンラファキシンなど)、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)(例えば、マレイン酸フルボキサミン、塩酸パロキセチン、塩酸フルオキセチン、塩酸シタロプラムなど)、およびセロトニン再取り込み阻害薬(例えば、塩酸トラゾドンなど)などが挙げられる。
【0239】
抗てんかん薬としては、例えば、フェノバールビタール、プリドミン、フェニトイン、エトサクシミド、ゾニサミド、ニトラゼパム、クロナゼバム、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウム、アセタゾラミド、およびスルチアムなどが挙げられる。
【0240】
N−メチル−D−アスパラギン酸拮抗薬としては、例えば、塩酸ケタミン、塩酸アマンダジン、塩酸メマンチン、デキストロメトルファン、メサドンなどが挙げられる。
【0241】
筋弛緩薬としては、例えば、スクシニルコリン、スキサメトニウム、臭化ベクロニウム、臭化バンクロニウム、およびダントロレンナトリウムなどが挙げられる。
【0242】
抗不整脈薬としては、例えば、プロカインアミド、ジソピラミド、シベンゾリン、ピルメノール、リドカイン、メキシレチン、アプリンジン、ピルジカイニド、フレカイニド、プロパフェノン、プロプラノロール、アテノロール、ビソプロロール、アミオダロン、ソタロール、ベラパミル、ジルチアゼム、およびベプリジルなどが挙げられる。
【0243】
ステロイド薬としては、例えば、外用薬として、プロピオン酸クロベタゾール、酢酸ジフロラゾン、フルオシノニド、フランカルボン酸モメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酪酸プロピオン酸ベタメタゾン、吉草酸ベタメタゾン、ジフルプレドナート、プデソニド、吉草酸ジフルコルトロン、アムシノニド、ハルシノニド、デキサメタゾン、プロピオン酸デキサメタゾン、吉草酸デキサメタゾン、酢酸デキサメタゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、酪酸ヒドロコルチゾン、酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン、プロピオン酸デプロドン、吉草酸酢酸プレドニゾロン、フルオシノロンアセトニド、プロピオン酸ベクロメタゾン、トリアムシノロンアセトニド、ピバル酸フルメタゾン、プロピオン酸アルクロメタゾン、酪酸クロベタゾン、プレドニゾロン、プロピオン酸ペクロメタゾン、およびフルドロキシコルチドなどが挙げられる。
【0244】
内服薬または注射薬としては、酢酸コルチゾン、ヒドロコルチゾン、リン酸ヒドロコルチゾンナトリウム、コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム、酢酸フルドロコルチゾン、プレドニゾロン、酢酸プレドニゾロン、コハク酸プレドニゾロンナトリウム、ブチル酢酸プレドニゾロン、リン酸プレドニゾロンナトリウム、酢酸ハロプレドン、メチルプレドニゾロン、酢酸メチルプレドニゾロン、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム、トリアムシノロン、酢酸トリアムシノロン、トリアムシノロンアセトニド、デキサメサゾン、酢酸デキサメタゾン、リン酸デキサメタゾンナトリウム、パルミチン酸デキサメタゾン、酢酸パラメサゾン、およびベタメタゾンなどが挙げられる。
【0245】
吸入薬としては、プロピオン酸ベクロメタゾン、プロピオン酸フルチカゾン、ブデソニド、フルニソリド、トリアムシノロン、ST−126P、シクレソニド、デキサメタゾンパロミチオネート、モメタゾンフランカルボネート、プラステロンスルホネート、デフラザコート、メチルプレドニゾロンスレプタネート、およびメチルプレドニゾロンナトリウムスクシネートなどが挙げられる。
【0246】
ビスホスホネート薬としては、例えば、エチドロネート、バミドロネート、アレンドロネート、リセドロネート、ゾレドロネート、およびミノドロネートなどが挙げられる。
【0247】
本発明化合物と他の薬剤の質量比は特に限定されない。
【0248】
他の薬剤は、任意の2種以上を組み合わせて投与してもよい。
【0249】
また、本発明化合物の予防および/または治療効果を補完および/または増強する他の薬剤には、上記したメカニズムに基づいて、現在までに見出されているものだけでなく今後見出されるものも含まれる。
【0250】
本発明化合物、または本発明化合物と他の薬剤の併用剤を上記の目的で用いるには、通常、全身的または局所的に、経口または非経口の形で投与される。
【0251】
投与量は、年齢、体重、症状、治療効果、投与方法、処理時間などにより異なるが、通常、成人一人あたり、1回につき、1mgから1000mgの範囲で、1日1回から数回経口投与されるか、または成人一人あたり、1回につき、0.1mgから100mgの範囲で、1日1回から数回非経口投与されるか、または1日1時間から24時間の範囲で静脈内に持続投与される。
【0252】
もちろん前記したように、投与量は、種々の条件によって変動するので、上記投与量より少ない量で十分な場合もあるし、また範囲を越えて必要な場合もある。
【0253】
本発明化合物、または本発明化合物と他の薬剤の併用剤を投与する際には、経口投与のための内服用固形剤、内服用液剤、および非経口投与のための注射剤、外用剤、坐剤、点眼剤、吸入剤などとして用いられる。
【0254】
経口投与のための内服用固形剤には、錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤などが含まれる。カプセル剤には、ハードカプセルおよびソフトカプセルが含まれる。また錠剤には舌下錠、口腔内貼付錠、口腔内速崩壊錠などが含まれる。
【0255】
このような内服用固形剤においては、ひとつまたはそれ以上の活性物質はそのままか、または賦形剤(ラクトース、マンニトール、グルコース、微結晶セルロース、デンプンなど)、結合剤(ヒドロキシルプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムなど)、崩壊剤(繊維素グリコール酸カルシウムなど)、滑沢剤(ステアリン酸マグネシウムなど)、安定剤、溶解補助剤(グルタミン酸、アスパラギン酸など)などと混合され、常法に従って製剤化して用いられる。また、必要によりコーティング剤(白糖、ゼラチン、ヒドロキシルプロピルセルロース、ヒドロキシルプロピルメチルセルロースフタレートなど)で被覆していてもよいし、また2以上の層で被覆していてもよい。さらにゼラチンのような吸収されうる物質のカプセルも包含される。
【0256】
経口投与のための内服用液剤は、薬剤的に許容される水剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、エリキシル剤などを含む。このような液剤においては、ひとつまたはそれ以上の活性物質が、一般的に用いられる希釈剤(精製水、エタノールまたはそれらの混液など)に溶解、懸濁または乳化される。さらにこの液剤は、湿潤剤、懸濁化剤、乳化剤、甘味剤、風味剤、芳香剤、保存剤、緩衝剤などを含有していてもよい。
【0257】
非経口投与のための外用剤の剤形には、例えば、軟膏剤、ゲル剤、クリーム剤、湿布剤、貼付剤、リニメント剤、噴霧剤、吸入剤、スプレー剤、エアゾル剤、点眼剤、および点鼻剤などが含まれる。これらはひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、公知の方法または通常使用されている処方により調製される。
【0258】
噴霧剤、吸入剤およびスプレー剤は、一般的に用いられる希釈剤以外に亜硫酸水素ナトリウムのような安定剤と等張性を与えるような緩衝剤、例えば塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウムあるいはクエン酸のような等張剤を含有していてもよい。スプレー剤の製造方法は、例えば米国特許第 2,868,691号および同第3,095,355号に詳しく記載されている。
【0259】
非経口投与のための注射剤としては、溶液、懸濁液、乳濁液および用時溶剤に溶解または懸濁して用いる固形の注射剤を包含する。注射剤は、ひとつまたはそれ以上の活性物質を溶剤に溶解、懸濁または乳化させて用いられる。溶剤として、例えば注射用蒸留水、生理食塩水、植物油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エタノールのようなアルコール類などおよびそれらの組み合わせが用いられる。さらにこの注射剤は、安定剤、溶解補助剤(グルタミン酸、アスパラギン酸、ポリソルベート80(登録商標)など)、懸濁化剤、乳化剤、無痛化剤、緩衝剤、保存剤などを含んでいてもよい。これらは最終工程において滅菌するか無菌操作法によって製造される。また無菌の固形剤、例えば凍結乾燥品を製造し、その使用前に無菌化または無菌の注射用蒸留水または他の溶剤に溶解して使用することもできる。
【0260】
非経口投与のためその他の組成物としては、ひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、常法により処方される直腸内投与のための坐剤および腟内投与のためのペッサリーなどが含まれる。
【0261】
なお、本明細書に記載された文献は参照により引用される。
【実施例】
【0262】
以下、実施例によって本発明を詳述するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0263】
クロマトグラフィーによる分離の箇所およびTLCに示されるカッコ内の溶媒は、使用した溶出溶媒または展開溶媒を示し、割合は体積比を表わす。
【0264】
NMRの箇所に示されているカッコ内の溶媒は、測定に使用した溶媒を示している。
【0265】
UPLC−MS/ELSDは、下記条件で実施した。
カラム:Waters ACQUITY C18(粒子径:1.7 x 10-6m;カラム長:30 x 2.1 mm I.D.);
流速:1.0mL/min;
カラム温度:40℃;
移動相(A):0.1%トリフルオロ酢酸水溶液;移動相(B):0.1%トリフルオロ酢酸−アセトニトリル溶液;
グラジエント(移動相(A):移動相(B)の比率を記載):[0分]95:5;[0.1分]95:5;[1.2分]5:95;[1.4分]5:95;[1.41分]95:5;[1.5分]95:5;
検出器:UV(PDA)、ELSD、MS。
【0266】
本明細書中に用いた化合物名は、一般的にIUPACの規則に準じて命名を行なうコンピュータプログラムを用いるか、ACD/Name(登録商標)を用いるか、またはChemdraw Ultra(バージョン12.0、Cambridge Soft社製)を用いて命名したものである。
【0267】
実施例1:5−ブロモ−N−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ペンタンアミド
5−ブロモチアゾール−2−アミン臭素酸塩(1g)の塩化メチレン(12mL)溶液にピリジン(0.68mL)および5−ブロモペンタノイル クロリド(0.54mL)の塩化メチレン(0.7mL)溶液を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物にメタノール(0.7mL)を加え、減圧下濃縮した。得られた残渣に1N塩酸(13mL)を加えた。得られた固体をtert−ブチルメチルエーテルで洗浄後、乾燥することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.06g)を得た。
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)。
【0268】
実施例2:1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピぺリジン−2−オン
実施例1で製造した化合物(1.06g)のジメチルホルムアミド(3.5mL)溶液に、氷冷下で炭酸カリウム(860mg)を加えた。反応混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物に水(60mL)を加えて17時間撹拌した。析出した固体を水(14mL)で洗浄後、乾燥することにより、以下の物性値を有する標題化合物(830mg)を得た。
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)。
【0269】
実施例3:1−(5−(4−ヒドロキシフェニル)チアゾール−2−イル)ピぺリジン−2−オン
アルゴン雰囲気下、実施例2で製造された化合物(700mg)を、テトラヒドロフランと1,4−ジオキサンの混合溶液(1:1, 14mL)に溶解させた。反応混合物に、(4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸(440mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(150mg)、リン酸三カリウム水溶液(2mol/L, 2.7mL)を加え、90℃で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、析出した固体をろ取した。得られた固体をメタノールで洗浄後、乾燥することにより、以下の物性値を有する標題化合物(511mg)を得た。
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)。
【0270】
実施例4:1−(5−(4−((5−ニトロピリミジン−2−イル)オキシ)フェニル)チアゾール−2−イル)ピぺリジン−2−オン
水素化ナトリウム(81mg)をジメチルホルムアミド(1.3mL)に懸濁させた。その溶液を0℃に冷却した。その溶液に実施例3で製造した化合物(530mg)のジメチルホルムアミド(3.3mL)溶液を加えた。反応混合物を30分間撹拌した。2−クロロ−5−ニトロピリミジンのジメチルホルムアミド(0.7mL)溶液を加え、15分間撹拌した。反応混合物に水を加え、析出した固体をろ取し、乾燥することにより、以下の物性値を有する標題化合物(698mg)を得た。
TLC:0.42(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)。
【0271】
実施例5:1−(5−(4−((5−アミノピリミジン−2−イル)オキシ)フェニル)チアゾール−2−イル)ピぺリジン−2−オン
亜鉛(380mg)を水(1.9mL)に懸濁させ、塩化アンモニウム(310mg)および実施例4で製造した化合物(580mg)のジメチルホルムアミド(5.8mL)溶液を加え、室温で4時間撹拌した。反応混合物に水を加え、セライト(登録商標)でろ過後、ろ液を酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(280mg)を得た。
TLC:Rf 0.21(ヘキサン:酢酸エチル=1:4)。
【0272】
実施例6:3−ニトロ−5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン
アルゴン雰囲気下、2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(1g)の1,4−ジオキサン(15mL)溶液に、(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(925mg)、トリシクロへキシルホスフィンの15%トルエン溶液(2.0mL)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(2.02g)、リン酸三カリウム水溶液(2mol/L, 5.9mL)を加え、90℃で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、セライト(登録商標)でろ過後、ろ液を酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=85:15)で単離精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.15g)を得た。
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)。
【0273】
実施例7:5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−3−アミン
実施例4で製造した化合物の代わりに実施例6で製造した化合物を用いて、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0274】
実施例8:2,2,2−トリクロロエチル(5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−3−イル)カルバメート
実施例7で製造した化合物(863mg)のテトラヒドロフラン(9.4mL)溶液に、炭酸水素ナトリウム(708mg)、クロロぎ酸2,2,2−トリクロロエチル(378μL)を加え、終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で単離精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.15g)を得た。
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0275】
実施例9:1−[5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0276】
【化42】
【0277】
実施例8で製造した化合物(170mg)のジメチルスルホキシド(1.2mL)溶液に、実施例5で製造した化合物(120mg)、1−メチルピロリジン(10μL)を加え、80℃で終夜撹拌した。反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=1:1)で単離精製することにより、以下の物性値を有する本発明化合物(77.5mg)を得た。
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.82-1.99 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.10 (d, 1 H), 8.38-8.41 (m, 1 H), 8.67-8.82 (m, 5 H), 9.05 (s, 1 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0278】
実施例10:tert−ブチル チアゾール−2−イルカルバメート
チアゾール−2−アミン(200mg)のN−メチルピロリドン(2.3mL)溶液に、二炭酸ジ−tert−ブチル(480mg)を加え、反応混合物を室温で17時間撹拌した。反応混合物に水(10mL)を加えた。析出した固体をろ取した。その固体を洗浄後、乾燥することにより、以下の物性値を有する標題化合物(390mg)を得た。
TLC:Rf 0.52(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0279】
実施例11:tert−ブチル エチル(チアゾール−2−イル)カルバメート
実施例10で製造した化合物(200mg)のN−メチルピロリドン(1mL)溶液に、リン酸三カリウム(212mg)およびヨードエタン(172mg)を加えた。反応混合物を室温で17時間撹拌した。反応混合物に水(15mL)を加え、tert−ブチルメチルエーテル(15mL)で抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(211mg)を得た。
TLC:Rf 0.69(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0280】
実施例12:2−(4−ブロモフェノキシ)−5−ニトロピリミジン
4−ブロモフェノール(200mg)のテトラヒドロフラン溶液に、トリエチルアミン(193μL)および2−クロロ−5−ニトロピリミジン(204mg)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)に加え、酢酸エチル(20mL)で抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下濃縮することにより、以下の物性値を有する標題化合物(294mg)を得た。
TLC:Rf 0.44(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0281】
実施例13:2−(4−ブロモフェノキシ)ピリミジン−5−アミン
アルゴン雰囲気下、2−(4−ブロモフェノキシ)−5−ニトロピリミジン(400mg)のテトラヒドロフラン(20mL)/メタノール(20mL)溶液に、3%プラチナ−カーボン(200mg)を加えた。この反応混合物を、水素雰囲気下、室温で3時間撹拌した。反応混合物をセライト(登録商標)でろ過することにより、以下の物性値を有する標題化合物(363mg)を得た。
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)。
【0282】
実施例14:tert−ブチル(5−(4−((5−アミノピリミジン−2−イル)オキシ)フェニル)チアゾール−2−イル)(エチル)カルバメート
アルゴン雰囲気下、2−(4−ブロモフェノキシ)ピリミジン−5−アミン(233mg)のジメチルアセトアミド(3mL)溶液に、実施例11で製造した化合物(1g)、ピバリル酸(54mg)、炭酸カリウム(363mg)、およびトリシクロヘキシルホスホニウム テトラフルオロボレート(64mg)を加えた。反応混合物に酢酸パラジウム(20mg)を加えた。マイクロウェーブで反応混合物を120℃で1時間撹拌した。反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で単離精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(173mg)を得た。
TLC:Rf 0.51(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0283】
実施例15:1−[5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0284】
【化43】
【0285】
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例14で製造された化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って得られた化合物(138mg)の塩化メチレン(1.8mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(0.4mL)を加えた。反応混合物を室温で6時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣を塩化メチレンで洗浄することにより、以下の物性値を有する本発明化合物(96mg)を得た。
TLC:Rf 0.22(酢酸エチル:ヘキサン=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.26 (m, 2 H), 7.13 (d, 2 H), 7.43-7.46 (m, 3 H), 7.72 (t, 1 H), 8.11 (d, 1 H), 8.40 (dd, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.72 (s, 1 H), 8.79 (d, 1 H), 8.83 (d, 1 H), 9.06 (d, 1 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0286】
実施例16:2,2,2−トリクロロエチル(2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに(3,4−ジメチルフェニル)ボロン酸を用いて、実施例6→実施例5→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.62(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0287】
実施例17:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例16で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.23(酢酸エチル:ヘキサン=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 2.30 (s, 3 H), 2.30 (s, 3 H), 3.26 (m, 2 H), 7.13 (d, 2 H), 7.30-7.46 (m, 6 H), 7.72 (t, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.66 (s, 1 H), 8.78 (s, 1 H), 9.50 (s, 1 H)。
【0288】
実施例18:tert−ブチル (5−ブロモチアゾール−2−イル)(イソプロピル)カルバメート
ヨードエタンの代わりに2−ヨードプロパンを用いて、実施例11と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)。
【0289】
実施例19:1−(2−(4−ブロモフェノキシ)ピリミジン−5−イル)−3−(2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例16で製造した化合物を用いて、実施例7で製造した化合物の代わりに実施例13で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)。
【0290】
実施例20:1−(2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−3−(2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)ピリミジン−5−イル)ウレア
アルゴン雰囲気下、実施例19で製造した化合物(270mg)のジメチルスルホキシド(1.6mL)溶液に、ビス(ピナコラト)ジボロン(160mg)、酢酸カリウム(240mg)、および1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリド−ジクロロメタン錯体(20mg)を加え、80℃で3時間撹拌した。反応混合物に水を加えて、セライト(登録商標)でろ過し、ろ液を酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルで洗浄することにより、以下の物性値を有する標題化合物(213mg)を得た。
TLC:Rf 0.40(クロロホルム:酢酸エチル=9:1)。
【0291】
実施例21:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(イソプロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
アルゴン雰囲気下、実施例20で製造した化合物(200mg)の1,4−ジオキサン(1.1mL)溶液に、実施例18で製造した化合物(127mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(19mg)、およびリン酸三カリウム水溶液(2mol/L, 660μL)を加え、80℃で1.5時間撹拌した。反応混合物に水を加えて、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で単離精製することにより、tert−ブチル(5−(4−((5−(3−(2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ウレイド)ピリミジン−2−イル)オキシ)フェニル)チアゾール−2−イル)(イソプロピル)カルバメート(134mg)を得た。このカルバメート化合物(134mg)の塩化メチレン(2mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(2mL)を加え、1.5時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に、反応混合物を加え、析出した固体をろ取した。得られた固体を、水及び酢酸エチルで洗浄後、乾燥することにより、以下の物性値を有する本発明化合物(41.3mg)を得た。
TLC:Rf 0.27(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.18 (d, 6 H), 2.31 (s, 6 H), 3.80 (m, 1 H), 7.13 (d, 2 H), 7.30-7.45 (m, 6 H), 7.64 (d, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.68 (s, 1 H), 8.78 (s, 1 H), 9.50 (s, 1 H)。
【0292】
実施例22:2,2,2−トリクロロエチル(2−(p−トリル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに(4−メチルフェニル)ボロン酸を用いて、実施例6→実施例5→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.61(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0293】
実施例23:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例22で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 2.40 (s, 3 H), 3.25 (m, 2 H), 7.13 (d, 2 H), 7.37 (d, 2 H), 7.43-7.47 (m, 3 H), 7.54 (d, 2 H), 7.72 (t, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.68 (s, 1 H), 8.75 (s, 1 H), 9.46 (s, 1 H)。
【0294】
実施例24:2,2,2−トリクロロエチル(2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりにフェニルボロン酸を用いて、実施例6→実施例5→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0295】
実施例25:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例24で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.27(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.25 (m, 2 H), 7.12 (d, 2 H), 7.42-7.45 (m, 3 H), 7.52-7.58 (m, 3 H), 7.64-7.66 (m, 2 H), 7.71 (t, 1 H), 8.41 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.72 (s, 1 H), 8.75 (s, 1 H), 9.44 (s, 1 H)。
【0296】
実施例26:2,2,2−トリクロロエチル(2−(m−トリル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりにm−トリルボロン酸を用いて、実施例6→実施例5→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0297】
実施例27:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例26で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.45(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 2.40 (s, 3 H), 3.25 (m, 2 H), 7.12 (d, 2 H), 7.33-7.45 (m, 7 H), 7.71 (t, 1 H), 8.36 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.69 (s, 1 H), 8.76 (s, 1 H), 9.48 (s, 1 H)。
【0298】
実施例28:5−(4−((5−アミノピリミジン−2−イル)オキシ)フェニル)−N−(tert−ブチル)チアゾール−2−アミン
実施例11で製造した化合物の代わりにN−(tert−ブチル)チアゾール−2−アミンを用いて、実施例14と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:2)。
【0299】
実施例29:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−[2−(4−{2−[(2−メチル−2−プロパニル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]ウレア
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例28で製造した化合物を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに実施例16で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.60(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.37 (s, 9 H), 2.31 (s, 6 H), 7.12 (dd, 2 H), 7.30-7.43 (m, 6 H), 7.49 (s, 1 H), 8.33 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.67 (s, 1 H), 8.77 (dd, 1 H), 9.49 (s, 1 H)。
【0300】
実施例30:tert−ブチル(5−ブロモチアゾール−2−イル)(エチル)カルバメート
チアゾール−2−アミンの代わりに5−ブロモチアゾール−2−アミン臭化水素酸塩を用いて、実施例10→実施例11と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.45(ヘキサン:酢酸エチル=19:1)。
【0301】
実施例31:tert−ブチル エチル(5−(4−ヒドロキシフェニル)チアゾール−2−イル)カルバメート
アルゴン雰囲気下、実施例30で製造された化合物(280mg)を、テトラヒドロフランとエタノールの混合溶液(1:1, 3mL)に溶解させた。この溶液に、(4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸(140mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(53mg)、およびリン酸三カリウム水溶液(2mol/L, 140mL)を加え、75℃で3時間撹拌した。反応混合物に、(4−ヒドロキシフェニル)ボロン酸(12mg)およびテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(21mg)を追加し、さらに1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→3:1)で単離精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(211mg)を得た。
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)。
【0302】
実施例32:tert−ブチル エチル(5−(4−((5−ニトロピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)チアゾール−2−イル)カルバメート
実施例31で製造した化合物(741mg)のジメチルホルムアミド(8mL)溶液に、2−クロロ−5−ニトロピリジン(385mg)および炭酸カリウム(480mg)を加え、90℃で1.5時間撹拌した。反応混合物に水を加え、析出した固体をろ取し、乾燥することにより、以下の物性値を有する標題化合物(1.04g)を得た。
TLC:Rf 0.58(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)。
【0303】
実施例33:tert−ブチル (5−(4−((5−アミノピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)チアゾール−2−イル)(エチル)カルバメート
実施例4で製造した化合物の代わりに実施例32で製造した化合物を用いて、実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.20(ヘキサン:酢酸エチル=3:2)。
【0304】
実施例34:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
【0305】
【化44】
【0306】
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例33で製造した化合物を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに実施例16で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.47(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.29 (t, 3 H), 2.25 (s, 3 H), 2.26 (s, 3 H), 3.22-3.37 (m, 2 H), 5.24 (br s, 1 H), 6.89 (s, 1 H), 7.07 (s, 2 H), 7.13-7.20 (m, 4 H), 7.23-7.27 (m, 1 H), 7.39 (d, 3 H), 7.82-7.95 (m, 2 H), 8.56 (d, 1 H), 8.92 (d, 1 H)。
【0307】
実施例35:1−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例33で製造した化合物を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに実施例24で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
H−NMR(CDCl):δ 1.31 (t, 3 H), 3.24-3.40 (m, 2 H), 5.47 (br s, 1 H), 6.85-7.00 (m, 3 H), 7.08 (d, 2 H), 7.24 (s, 1 H), 7.42 (d, 2 H), 7.45-7.53 (m, 5 H), 7.86 (dd, 1 H), 7.93 (d, 1 H), 8.61 (s, 1 H), 8.94 (s, 1 H)。
【0308】
実施例36:2,2,2−トリクロロエチル(2−(3−(ヒドロキシメチル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに(3−(ヒドロキシメチル)フェニル)ボロン酸を用いて、2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンの代わりに2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミンを用いて、実施例6→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.57(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)。
【0309】
実施例37:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−{2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル}ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例36で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.45(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.25 (m, 2 H), 4.60 (d, 2 H), 5.30 (t, 1 H), 7.13 (d, 2 H), 7.42-7.52 (m, 6 H), 7.59 (s, 1 H), 7.72 (t, 1 H), 8.39 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.71 (s, 1 H), 8.76 (s, 1 H), 9.45 (s, 1 H)。
【0310】
実施例38:2,2,2−トリクロロエチル(5−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−3−イル)カルバメート
(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりにピリジン−3−イルボロン酸を用いて、2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンの代わりに2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミンを用いて、実施例6→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.67(酢酸エチル)。
【0311】
実施例39:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例38で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.60(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.25 (m, 2 H), 7.13 (d, 2 H), 7.42-7.46 (m, 3 H), 7.59 (dd, 1 H), 7.17 (t, 1 H), 8.07-8.09 (m, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.72-8.78 (m, 3 H), 8.85 (s, 1 H), 9.33 (s, 1 H)。
【0312】
実施例40:tert−ブチル(5−ブロモチアゾール−2−イル)(2−エトキシエチル)カルバメート
チアゾール−2−アミンの代わりに5−ブロモチアゾール−2−アミン臭化水素酸塩を用いて、ヨードエタンの代わりに1−ブロモ−2−エトキシエタンを用いて、実施例10→実施例11と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.44(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)。
【0313】
実施例41:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−[2−(4−{2−[(2−エトキシエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]ウレア
実施例18で製造した化合物の代わりに実施例40で製造した化合物を用いて、実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.12 (t, 3 H), 2.32 (s, 6 H), 3.40-3.54 (m, 6 H), 7.13 (d, 2 H), 7.30-7.63 (m, 6 H), 7.82 (t, 1 H), 7.37 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 8.66 (s, 1 H), 8.78 (s, 1 H), 9.50 (s, 1 H)。
【0314】
実施例42:tert−ブチル(5−ブロモチアゾール−2−イル)(プロピル)カルバメート
チアゾール−2−アミンの代わりに5−ブロモチアゾール−2−アミン臭化水素酸塩を用いて、ヨードエタンの代わりに1−ヨードプロパンを用いて、実施例10→実施例11と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.41(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0315】
実施例43:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例18で製造した化合物の代わりに実施例42で製造した化合物を用いて、実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.55(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.57 (m, 2 H), 2.34 (s, 6 H), 3.18 (m, 2 H), 7.13 (d, 2 H), 7.30-7.46 (m, 6 H), 7.76 (t, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 8.66 (s, 1 H), 8.77 (d, 1 H), 9.50 (s, 1 H)。
【0316】
実施例44:2,2,2−トリクロロエチル(2−(o−トリル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりにo−トリルボロン酸を用いて、実施例6→実施例5→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.67(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0317】
実施例45:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例44で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.55(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3H), 2.06 (s, 3H), 3.20-3.30 (m, 2H), 7.12 (d, 2H), 7.28 (d, 1H), 7.34-7.50 (m, 6H), 7.71 (t, 1H), 7.97 (s, 1H), 8.63 (s, 2H), 8.66-8.70 (m, 1H), 8.86-8.90 (m, 1H), 9.50 (s, 1H)。
【0318】
実施例46:3−ニトロ−2−フェノキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン
2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(1280mg)のジメチルホルムアミド(18mL)溶液にフェノール(800mg)と炭酸セシウム(5530mg)を加えた。反応混合物を60℃で3時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水と飽和食塩水で洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:19)で精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(370mg)を得た。
TLC:Rf 0.41(酢酸エチル:ヘキサン=1:19)。
【0319】
実施例47:2,2,2−トリクロロエチル(2−フェノキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
実施例4で製造した化合物の代わりに実施例46で製造した化合物を用いて、実施例5→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.60(酢酸エチル:ヘキサン=1:9)。
【0320】
実施例48:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェノキシ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
【0321】
【化45】
【0322】
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例47で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例15と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.20(酢酸エチル:ヘキサン=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.21-3.30 (m, 2 H), 7.13-7.17 (m, 2 H), 7.24-7.32 (m, 3 H), 7.43-7.51 (m, 5 H), 7.72 (t, 1 H), 8.08-8.12 (m, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 8.83 (d, 1 H), 9.20 (s, 1 H), 9.59 (s, 1 H)。
【0323】
実施例49:1−(5−(4−((5−アミノピリミジン−2−イル)オキシ)フェニル)チアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オン
5−ブロモペンタノイルクロライドの代わりに4−ブロモブタノイルクロライドを用いて、実施例1→実施例2→実施例3→実施例4→実施例5と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.52(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1)。
【0324】
実施例50:1−[5,6’−ビス(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0325】
【化46】
【0326】
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例49で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.57(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.10 (d, 1 H), 8.36-8.42 (m, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.71 (s, 1 H), 8.78 (s, 1 H), 8.82 (s, 1 H), 9.04 (s, 1 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0327】
実施例50−1:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例49で製造した化合物を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに実施例16で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.62(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.31 (s, 6 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.30-7.38 (m, 2 H), 7.41 (s, 1 H), 7.67 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.35 (s, 1 H), 8.67 (s, 3 H), 8.77 (s, 1 H), 9.51 (s, 1 H)。
【0328】
実施例51:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例16で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.58(塩化メチレン:酢酸エチル=4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.80-2.00 (m, 4 H), 2.31 (s, 6 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.30-7.40 (m, 2 H), 7.41 (s, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.35 (s, 1 H), 8.67 (m, 3 H), 8.77 (s, 1 H), 9.51 (s, 1 H)。
【0329】
実施例52:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例24で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.75-1.98 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.50-7.64 (m, 3 H), 7.64-7.67 (m, 4 H), 7.90 (s, 1 H), 8.41 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.72 (s, 1 H), 8.75 (s, 1 H), 9.46 (s, 1 H)。
【0330】
実施例53:1−[2−(2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例44で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.77-1.98 (m, 4 H), 2.07 (s, 3 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.27-7.50 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 7.98 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.68 (s, 1 H), 8.88 (s, 1 H), 9.51 (s, 1 H)。
【0331】
実施例54:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
【0332】
【化47】
【0333】
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例49で製造した化合物を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに実施例24で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.26(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.54-7.67 (m, 7 H), 7.88 (s, 1 H), 8.41 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.71 (s, 1 H), 8.75 (s, 1 H), 9.45 (s, 1 H)。
【0334】
実施例55:1−[2−(2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例49で製造した化合物を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに実施例44で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.28(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.06 (s, 3 H), 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.20 (d, 2 H), 7.26-7.45 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.67 (s, 1 H), 8.87 (s, 1 H), 9.51 (s, 1 H)。
【0335】
実施例56:1−[2−(4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例49で製造した化合物を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに実施例22で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.27(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.17 (q, 2 H), 2.04 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.37 (d, 2 H), 7.55 (d, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.70 (s, 1 H), 8.76 (s, 1 H), 9.48 (s, 1 H)。
【0336】
実施例57:1−[2−(3−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例5で製造した化合物の代わりに実施例49で製造した化合物を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに実施例26で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.40 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.30-7.45 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.69 (s, 1 H), 8.76 (s, 1 H), 9.49 (s, 1 H)。
【0337】
実施例58:1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)アゼパン−2−オン
5−ブロモペンタノイルクロライドの代わりに6−ブロモヘキサイルクロライドを用いて、実施例1→実施例2と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.56(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)。
【0338】
実施例59:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−アゼパニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0339】
【化48】
【0340】
実施例18で製造した化合物の代わりに実施例58で製造した化合物を用いて、実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.82(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.74 (m, 6 H), 2.32 (s, 6 H), 2.83 (m, 2 H), 4.46 (m, 2 H), 7.25 (d, 2 H), 7.35 (m, 3 H), 7.42 (s, 1 H), 7.65 (d, 2 H), 7.87 (s, 1 H), 8.35 (s, 1 H) 8.67 (s, 2 H), 8.78 (s, 1 H), 9.51 (s, 1 H)。
【0341】
実施例60:2,2,2−トリクロロエチル(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロン−2−イル)−1H−ピラゾールを用いて、2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンの代わりに2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミンを用いて、実施例6→実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.70(酢酸エチル)。
【0342】
実施例61:1−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例60で製造した化合物を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.63(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.75-1.98 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 3.93 (s, 3 H), 4.07 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.02 (s, 1 H), 8.35 (s, 1 H), 8.43 (s, 1 H), 8.58 (s, 1 H), 8.67 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.45 (s, 1 H)。
【0343】
実施例62:3−(tert−ブチル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミン
ピバロイルアセトニトリル(400mg)のトルエン(10mL)溶液に、3,4−ジメチルフェニルヒドラジン塩酸塩(520mg)およびトリエチルアミン(0.4mL)を加え、5時間加熱還流した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製することにより,以下の物性値を有する標題化合物(490mg)を得た。
TLC:Rf 0.41(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0344】
実施例63:2,2,2−トリクロロエチル(3−(tert−ブチル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル)カルバメート
実施例7で製造した化合物の代わりに実施例62で製造した化合物を用いて、実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.58(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)。
【0345】
実施例64:1−(3−(tert−ブチル)−1−(3,4−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−3−(2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)ピリミジン−5−イル)ウレア
実施例8で製造した化合物の代わりに実施例63で製造した化合物を用いて、実施例5で製造した化合物の代わりに実施例13で製造した化合物を用いて、実施例9→実施例20と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.56(塩化メチレン:酢酸エチル=4:1)。
【0346】
実施例65
実施例20で製造した化合物の代わりに実施例64で製造した化合物を用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに相当する5−ブロモチアゾール誘導体を用いて、実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0347】
実施例65−1:1−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0348】
【化49】
【0349】
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=3:7);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.27 (s, 6 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.15-7.28 (m, 5 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.54 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0350】
実施例65−2:1−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.76-2.00 (m, 4 H), 2.27 (s, 6 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.16-7.29 (m, 5 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.54 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0351】
実施例66
(3,4−ジメチルフェニル)ヒドラジン塩酸塩の代わりに相当するヒドラジン誘導体を用いて、4−ブロモフェノールまたは4−ブロモフェノールの代わりに相当する4−ブロモフェノール誘導体もしくは6−ブロモピリジン−3−オールを用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに相当する5−ブロモチアゾール誘導体を用いて、実施例62→実施例63→実施例12→実施例13→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0352】
実施例66−1:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.58(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s. 9 H), 2.00-2.22 (m, 4 H), 2.64 (t, 2 H), 2.84-2.97 (m, 4 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.16-7.26 (m, 3 H), 7.27-7.36 (m, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0353】
実施例66−2:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0354】
【化50】
【0355】
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.06 (t, 2 H), 2.14 (t, 2 H), 2.65 (t, 2 H), 2.89 (t, 2 H), 2.91 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.21 (dd, 1 H), 7.32-7.46 (m, 4 H), 7.73 (dd, 1 H), 7.99 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0356】
実施例66−3:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.82 (m, 2 H), 1.93 (m, 2 H), 2.06 (m, 2 H), 2.61 (t, 2 H), 2.91 (m, 4 H), 4.06 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.21 (d, 3 H), 7.32 (m, 2 H), 7.65 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0357】
実施例66−4:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{3−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.33(メタノール:酢酸エチル=1:9);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.06 (m, 2 H), 2.17 (m, 2 H), 2.65 (t, 2 H), 2.90 (tt, 4 H), 4.06 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.11 (dd, 1 H), 7.22 (dd, 1 H), 7.32 (m, 3 H), 7.81 (t, 1 H), 7.95 (s, 1 H), 8.58 (s, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0358】
実施例66−5:1−(2−{2−クロロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]ウレア
TLC:Rf 0.70(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.06 (m, 2 H), 2.17 (m, 2 H), 2.65 (t, 2 H), 2.90 (m, 4 H), 4.06 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.21 (d, 1 H), 7.32-7.41 (m, 3 H) 7.63 (d, 1 H), 7.90 (s, 1 H), 8.01 (s, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0359】
実施例66−6:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−アゼパニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.80(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.73 (m, 6 H), 2.06 (m, 2 H), 2.81-2.94 (m, 6 H), 4.45 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.21 (d, 3 H), 7.32-7.47 (m, 2 H), 7.64 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0360】
実施例66−7:1−{1−[3−(ヒドロキシメチル)−4−メチルフェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0361】
【化51】
【0362】
TLC:Rf 0.57(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.16 (m, 2 H), 2.26 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 4.53 (d, 2 H), 5.24 (t, 1 H), 6.33 (s, 1 H), 7.20-7.25 (m, 4 H), 7.48 (s, 1 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0363】
実施例66−8:1−{1−[4−(ヒドロキシメチル)−3−メチルフェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.60(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.16 (m, 2 H), 2.28 (s. 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 4.53 (d, 2 H), 5.20 (t, 1 H), 6.34 (s, 1 H), 7.20-7.29 (m, 4 H), 7.48 (d, 1 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.21 (s, 1 H)。
【0364】
実施例66−9:1−{3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.59(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.49 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.37 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.54-7.80 (m, 5 H), 7.89 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 8.69 (s, 1 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0365】
実施例66−10:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(3,4,5−トリメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.73(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.83-2.00 (m, 4 H), 2.17 (s, 3 H), 2.30 (s, 6 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.10 (s, 2 H), 7.20 (d, 2 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H) 8.51 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0366】
実施例66−11:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(3,4,5−トリメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.80(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.16 (m, 5 H), 2.29 (s, 6 H), 2.63 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.32 (s, 1 H), 7.10 (s, 2 H), 7.20 (d, 2 H), 7.65 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H) 8.51 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0367】
実施例66−12:1−[1−(4−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.51(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.35 (t, 2 H), 7.54 (dd, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.62 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0368】
実施例66−13:1−[1−(4−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.51(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.27 (s, 6 H), 2.64 (t, 2 H), 3.69 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 5.75 (s, 1 H), 6.33 (s, 1 H), 7.14 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0369】
実施例66−14:1−{3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.58(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.28 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.41 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.78 (d, 2 H), 7.70-7.82 (m, 3 H), 8.66 (s, 2 H), 8.80 (s, 1 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0370】
実施例66−15:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.51(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.35-7.43 (m, 1 H), 7.47-7.53 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.64 (s, 3 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0371】
実施例66−16:1−[1−(4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.49(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.35 (s, 3 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 6.32 (s, 1 H), 7.19 (d, 2 H), 7.29 (d, 2 H), 7.36 (d, 2 H), 7.65 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0372】
実施例66−17:1−[1−メシチル−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.51(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.87 (s, 6 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.32 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.04 (s, 2 H), 7.20 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.28 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.03 (s, 1 H)。
【0373】
実施例66−18:1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.51(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.99 (s, 3 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.28-7.44 (m, 4 H), 7.65 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 9.06 (s, 1 H)。
【0374】
実施例66−19:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0375】
【化52】
【0376】
TLC:Rf 0.50(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.23 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 4.59 (t, 2 H), 6.31 (s, 1 H), 6.86 (d, 1 H), 7.31-7.14 (m, 4 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.50 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0377】
実施例66−20:1−[1−(2,3−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.47(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.82 (s, 3 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.32 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.12-7.28 (m, 4 H), 7.30-7.36 (m, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.32 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 9.06 (s, 1 H)。
【0378】
実施例66−21:1−[1−(4−メトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.44(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.80 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.31 (s, 1 H), 7.05 (d, 2 H), 7.20 (d, 2 H), 7.39 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.52 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0379】
実施例66−22:1−[1−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.55(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.97 (s, 3 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 6.32 (s, 1 H), 7.14-7.24 (m, 3 H), 7.26-7.33 (m, 1 H), 7.35-7.42 (m, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.40 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 9.00 (s, 1 H)。
【0380】
実施例66−23:1−[1−(2−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.62(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.32-7.60 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.61 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.04 (s, 1 H)。
【0381】
実施例66−24:1−[1−(2−フルオロ−3−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.63(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.32-2.36 (m, 3 H), 2.66 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 7.18-7.28 (m, 3 H), 7.30-7.37 (m, 1 H), 7.40-7.48 (m, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.04 (s, 1 H)。
【0382】
実施例66−25:1−[1−(3−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.64(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.38 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.36-7.44 (m, 2 H), 7.48-7.70 (m, 4 H), 7.89 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 8.72 (s, 1 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0383】
実施例66−26:1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.33(酢酸エチル:ヘキサン=2:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.83 (m, 2 H), 1.93 (m, 2 H), 1.99 (s, 3 H), 2.61 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.30-7.44 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.39 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.06 (s, 1 H)。
【0384】
実施例66−27:メチル 3−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−5−{[(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル]ベンゾエート
【0385】
【化53】
【0386】
TLC:Rf 0.46(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.28 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.86 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.38 (s, 1 H), 7.18-7.25 (m, 2 H), 7.62-7.70 (m, 3 H), 7.82 (d, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 7.94 (d, 1 H), 8.07 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.73 (s, 1 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0387】
実施例66−28:N−{4−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−5−{[(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル]フェニル}アセトアミド
【0388】
【化54】
【0389】
TLC:Rf 0.24(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.05 (s, 3 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.29 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.41 (d, 2 H), 7.60-7.75 (m, 4 H), 7.88 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.07 (br s, 1 H), 9.71 (br s, 1 H), 10.09 (s, 1 H)。
【0390】
実施例66−29:1−[1−(1,3−ベンゾジオキソ−ル−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0391】
【化55】
【0392】
TLC:Rf 0.39(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.10 (s, 2 H), 6.31 (s, 1 H), 6.52 (s, 1 H), 6.93 (dd, 1 H), 7.05 (t, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0393】
実施例66−30:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 1.75-1.99 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (s, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.35-7.40 (m, 1 H), 7.40-7.55 (m, 4 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.65 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0394】
実施例66−31:1−[1−(2,3−ジメトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.51(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.52 (s, 3 H), 3.87 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 6.93-7.00 (m, 1 H), 7.17-7.26 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.32 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0395】
実施例66−32:1−[1−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.51(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.84 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 6.90-6.96 (m, 1 H), 7.05-7.15 (m, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.43 (t, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.03 (s, 1 H)。
【0396】
実施例66−33:1−{1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
H−NMR(CDCl):δ 1.30-1.38 (m, 9 H), 1.83-2.07 (m, 4 H), 2.55 (t, 2 H), 4.18 (t, 2 H), 6.42 (s, 1 H), 7.15 (d, 2 H), 7.19-7.28 (m, 1 H), 7.38-7.61 (m, 5 H), 7.64 (s, 1 H), 7.68 (s, 1 H), 8.60 (s, 2 H)。
【0397】
実施例66−34:1−[1−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.35(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
H−NMR(CDCl):δ 1.35 (s, 9 H), 1.88-2.07 (m, 4 H), 2.35 (s, 3 H), 2.68 (t, 2 H), 4.17 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 6.43 (s, 1 H), 7.03 (br s, 1 H), 7.12-7.21 (m, 3 H), 7.26-7.33 (m, 2 H), 7.58 (d, 2 H), 7.63 (s, 1 H), 8.55 (s, 2 H)。
【0398】
実施例66−35:1−[1−(2,5−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.68(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.77-1.88 (m, 2 H), 1.93 (s, 3 H), 2.33 (s, 3 H), 2.35-2.45 (m, 2 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.12-7.32 (m, 5 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.08 (s, 1 H)。
【0399】
実施例66−36:1−[1−(2−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.58(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.77-2.00 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.33-7.60 (m, 4 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.61 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.04 (s, 1 H)。
【0400】
実施例66−37:1−[1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.61(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.77-2.00 (m, 4 H), 2.40 (s, 3 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.16-7.25 (m, 3 H), 7.30 (d, 1 H), 7.39 (t, 1 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.05 (s, 1 H)。
【0401】
実施例66−38:1−[1−(4−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.68(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 1.77-2.00 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.35 (t, 2 H), 7.50-7.59 (m, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.62 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0402】
実施例66−39:1−[1−(3−ブトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
H−NMR(CDCl):δ 0.88-0.98 (m, 3 H), 1.35 (s, 9 H), 1.43 (dd, 2 H), 1.64-1.77 (m, 2 H), 1.83-2.05 (m, 4 H), 2.53 (t, 2 H), 3.91 (t, 1 H), 4.16 (t, 2 H), 6.43 (s, 1 H), 6.82-6.87 (m, 1 H), 6.98-7.04 (m, 2 H), 7.10 (s, 1 H), 7.17 (d, 2 H), 7.22-7.30 (m, 2 H), 7.47 (s, 1 H), 7.53 (d, 2 H), 7.65 (s, 1 H), 8.61 (s, 2 H)。
【0403】
実施例66−40:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(4−プロピルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.67(ヘキサン:酢酸エチル=1:3);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.94 (t, 3 H), 1.36 (s, 9 H), 1.57-1.69 (m, 2 H), 1.86-2.07 (m, 4 H), 2.54-2.69 (m, 4 H), 4.17 (t, 2 H), 6.37 (s, 1 H), 6.53 (s, 1 H), 6.88 (br s, 1 H), 7.19 (d, 2 H), 7.24 (br s, 2 H), 7.35-7.41 (m, 2 H), 7.59 (d, 2 H), 7.65 (s, 1 H), 8.56 (s, 2 H)。
【0404】
実施例66−41:1−[1−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.33(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.77-1.98 (m, 4 H), 2.36 (s, 3 H), 2.60 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.38-7.43 (m, 1H), 7.45-7.50 (m, 1H), 7.55-7.58 (m, 1H), 7.64 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.66 (s, 1 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0405】
実施例66−42:1−{3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.12(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.29 (s, 9 H), 1.83 (m, 2 H), 1.92 (m, 2 H), 2.61 (t, 2 H), 4.67 (t, 2 H), 6.41 (s, 1 H), 7.19 (d, 2 H), 7.65 (d, 2 H), 7.77 (d, 2 H), 7.87 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.79 (s, 1 H), 9.21 (s, 1 H)。
【0406】
実施例66−43:1−[1−(4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.23(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.83 (m, 2 H), 1.92 (m, 2 H), 2.42 (s, 3 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.20 (dd, 2 H), 7.30 (d, 2 H), 7.37 (d, 2 H), 7.65 (dd, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0407】
実施例66−44:1−[1−(3−メトキシ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.71(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 1.85 (m, 2 H), 1.93 (m, 2 H), 2.19 (s, 3 H), 2.61 (t, 2 H), 3.80 (s, 3 H), 4.07 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 6.97 (d, 1 H), 7.03 (s, 1 H) 7.20 (d, 2 H), 7.26 (d, 1 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0408】
実施例66−45:1−[1−(3−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.63(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 1.83 (m, 2 H), 1.93 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.20 (d, 3 H), 7.28 (m, 2 H) 7.39 (t, 1 H), 7.67 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.61 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0409】
実施例66−46:1−[1−(3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−6−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0410】
【化56】
【0411】
TLC:Rf 0.39(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.13 (s, 9 H), 1.71-1.85 (m, 6 H), 2.49 (t, 2 H), 2.65 (t, 2 H), 3.95 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.19 (s, 1 H), 6.73 (d, 1 H), 7.04 (m, 2 H), 7.09 (d, 2 H) 7.54 (d, 2 H), 7.79 (s, 1 H), 8.39 (s, 1 H), 8.53 (s, 2 H), 9.06 (s, 1 H)。
【0412】
実施例66−47:1−{1−[4−(3−ヒドロキシプロピル)フェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.50(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 1.70-1.93 (m, 6 H), 2.59-2.72 (m, 4 H), 3.39 (q, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 4.47 (t, 1 H), 6.35 (s, 1 H), 7.22 (m, 3 H), 7.32 (m, 2 H), 7.41 (t, 1 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.61 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.21 (s, 1 H)。
【0413】
実施例66−48:1−[1−(3−メトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.51(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 1.83-1.94 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 3.79 (s, 3 H), 4.07 (t, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 6.97 (dd, 1 H), 7.08 (d, 2 H), 7.20 (d, 2 H), 7.41 (t, 1 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.63 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0414】
実施例66−49:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0415】
【化57】
【0416】
TLC:Rf 0.49(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.80-2.00 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.14 (t, 2 H), 4.28 (s, 4 H), 6.31 (s, 1 H), 6.96 (m, 3 H), 7.21 (d, 2 H), 7.63 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.61 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0417】
実施例66−50:1−[1−(2,5−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.70(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 1.93 (s, 3 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.33 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.12-7.30 (m, 5 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.36 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.07 (s, 1 H)。
【0418】
実施例66−51:1−{1−[3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.50(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 1.77-2.00 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 2.78 (t, 2 H), 3.55-3.68 (m, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 4.65 (t, 1 H), 6.35 (s, 1 H), 7.17-7.27 (m, 3 H), 7.28-7.44 (m, 3 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.60 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0419】
実施例66−52:1−[1−(3,5−ジメチル−4−プロポキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.80(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.04 (t, 3 H), 1.25 (s, 9 H), 1.70-2.00 (m, 6 H), 2.26 (s, 6 H), 2.61 (t, 2 H), 3.73 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.13 (s, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0420】
実施例66−53:1−[1−(3−イソプロピルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.78(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.20 (d, 6 H), 1.27 (s, 9 H), 1.78-2.00 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 2.75-3.00 (m, 1 H), 4.07 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.24-7.46 (m, 4 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0421】
実施例66−54:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0422】
【化58】
【0423】
TLC:Rf 0.65(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.78-2.00 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 3.23 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 4.59 (t, 2 H), 6.31 (s, 1 H), 6.86 (d, 1 H), 7.13-7.26 (m, 3 H), 7.28-7.34 (m, 1 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.50 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0424】
実施例66−55:1−[1−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.22(メタノール:クロロホルム=1:19);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.97 (s, 3 H), 2.10-2.22 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 7.17-7.23 (m, 2 H), 7.38-7.56 (m, 3 H), 7.63-7.68 (m, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.45 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.93 (s, 1 H)。
【0425】
実施例66−56:1−[1−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.32(メタノール:クロロホルム=1:19);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.91 (d, 3 H), 2.11-2.21 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.17-7.24 (m, 3 H), 7.31-7.45 (m, 2 H), 7.63-7.69 (m, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.46 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.01 (s, 1 H)。
【0426】
実施例66−57:1−[1−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.40(メタノール:クロロホルム=1:19);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.96 (s, 3 H), 2.10-2.21 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.17-7.23 (m, 2 H), 7.26-7.34 (m, 2 H), 7.40-7.47 (m, 1 H), 7.63-7.68 (m, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.47 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.03 (s, 1 H)。
【0427】
実施例66−58:1−[1−(2−エチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.40(メタノール:クロロホルム=1:19);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.00 (t, 3 H), 1.25 (s, 9 H), 2.11-2.22 (m, 2 H), 2.31 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.18-7.23 (m, 2 H), 7.28-7.51 (m, 4 H), 7.62-7.68 (m, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.36 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 9.07 (s, 1 H)。
【0428】
実施例66−59:1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−アゼパニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.79(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.73 (m, 6 H), 1.99 (s, 3 H), 2.83 (m, 2 H), 4.45 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.28-7.41 (m, 4 H), 7.64 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H) 8.38 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.06 (s, 1 H)。
【0429】
実施例66−60:1−[1−(2−クロロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.78-1.98 (m, 4 H), 2.60 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.51-7.72 (m, 6 H), 7.90 (s, 1 H), 8.51 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 8.99 (s, 1 H)。
【0430】
実施例66−61:1−{3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−イル}−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.38(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.28 (s, 9 H), 1.77-1.98 (m, 4 H), 2.60 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 6.38 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.65 (d, 2 H), 7.70-7.76 (m, 2 H), 7.82-7.89 (m, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.61 (s, 2 H), 8.74 (s, 1 H), 9.22 (s, 1 H)。
【0431】
実施例66−62:1−[1−(3−エチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.39(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.18 (t, 3 H), 1.26 (s, 9 H), 1.77-1.98 (m, 4 H), 2.56-2.72 (m, 4 H), 4.06 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.17-7.45 (m, 6 H), 7.64 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0432】
実施例66−63:1−[1−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.65(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.37-7.47 (m, 1 H), 7.60-7.70 (m, 3 H), 7.71-7.78 (m, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.93 (s, 1 H)。
【0433】
実施例66−64:1−[1−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.61(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.99 (s, 3 H), 2.16 (t, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.33-7.45 (m, 2 H), 7.50-7.56 (m, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.44 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.00 (s, 1 H)。
【0434】
実施例66−65:1−[1−(3−メトキシ−2,4−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.59(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.85 (s, 3 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.31 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 3.71 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.02 (d, 1 H), 7.15-7.26 (m, 3 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.06 (s, 1 H)。
【0435】
実施例66−66:1−[1−(2−メトキシフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.53(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.79 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.32 (s, 1 H), 7.09 (td, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.26 (d, 1 H), 7.32 (dd, 1 H), 7.49 (td, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.17 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0436】
実施例66−67:1−[1−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.61(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.35 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.31-7.37 (m, 3 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.04 (s, 1 H)。
【0437】
実施例66−68:1−[1−(2−クロロ−5−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.60(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.35-7.43 (m, 2 H), 7.54-7.60 (m, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.49 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.00 (s, 1 H)。
【0438】
実施例66−69:1−[1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.60(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.40 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.35 (s, 1 H), 7.15-7.25 (m, 3 H), 7.25-7.35 (m, 1 H), 7.39 (t, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.05 (s, 1 H)。
【0439】
実施例66−70:1−[1−(3−フルオロ−2,4−ジメチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.62(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.87 (d, 3 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.30 (d, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.10 (d, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.27 (t, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.40 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.01 (s, 1 H)。
【0440】
実施例66−71:1−[1−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.61(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.40 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.30-7.36 (m, 1 H), 7.42 (d, 1 H), 7.53 (s, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.46 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.01 (s, 1 H)。
【0441】
実施例66−72:4−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−5−{[(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル]ベンゼンスルホンアミド
【0442】
【化59】
【0443】
TLC:Rf 0.48(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.28 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.40 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.45 (s, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.73 (d, 2 H), 7.88-7.96 (m, 3 H), 8.66 (s, 2 H), 8.79 (s, 1 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0444】
実施例67−1,2
(3,4−ジメチルフェニル)ヒドラジン塩酸塩の代わりに(2−メチルフェニル)ヒドラジン塩酸塩を用いて、2−クロロ−5−ニトロピリミジンの代わりに2−クロロ−5−ニトロピリジンもしくは2−クロロ−3−メチル−5−ニトロピリジンを用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オンを用いて、実施例62→実施例63→実施例12→実施例13→実施例9→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0445】
実施例67−1:1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.49(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.99 (s, 3 H), 2.16 (m, 2 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 7.01 (d, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.31-7.44 (m, 4 H), 7.63 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 7.95 (dd, 1 H), 8.09 (d, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 9.00 (s, 1 H)。
【0446】
実施例67−2:1−(5−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]ウレア
TLC:Rf 0.53(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.99 (s, 3 H), 2.16 (m, 2 H), 2.25 (s, 3 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 7.06 (d, 2 H), 7.31-7.44 (m, 4 H), 7.61 (d, 2 H), 7.84 (s, 1 H), 7.86 (s, 1 H), 7.88 (s, 1 H), 8.22 (s, 1 H), 8.94 (s, 1 H)。
【0447】
実施例68:3−(tert−ブチル)−1−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)−1H−ピラゾール−5−アミン
ジメチルホルムアミド(8mL)およびピリジン(0.47mL)の混合溶媒に3−アミノ−5−tert−ブチルピラゾール(810mg)、N−メチルインドール−5−ボロン酸(780mg)、酢酸銅(II)(790mg)、およびモレキュラーシーブス(400mg)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物に10%アンモニア水を加え、反応混合物をセライト(登録商標)にてろ過した。ろ液に酢酸エチルを加え、分液した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=7:3→1:1→1:4)で精製することにより、以下の物性値を有する標題化合物(577mg)を得た。
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)。
【0448】
実施例69:2,2,2−トリクロロエチル (3−(tert−ブチル)−1−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)−1H−ピラゾール−5−イル)カルバメート
実施例7で製造した化合物の代わりに実施例68で製造した化合物を用いて、実施例8と同様の操作を行って、以下の物性値を有する標題化合物を得た。
TLC:Rf 0.43(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)。
【0449】
実施例70:1−[1−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例16で製造した化合物の代わりに実施例69で製造した化合物を用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オンを用いて、実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0450】
【化60】
【0451】
TLC:Rf 0.50(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 2.12-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.83 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.34 (s, 1 H), 6.52 (d, 1 H), 7.17-7.24 (m, 3 H), 7.44 (d, 1 H), 7.56 (d, 1 H), 7.61 (d, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.47 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0452】
実施例71:1−[1−(1−メチル−1H−インダゾール−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
(1−メチル−1H−インドール−5−イル)ボロン酸の代わりに(1−メチル−1H−インダゾール−5−イル)ボロン酸を用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オンを用いて、実施例68→実施例69→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0453】
【化61】
【0454】
TLC:Rf 0.41(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 9.14 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 8.57 (s, 1 H), 8.14 (d, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 7.86 (d, 1 H), 7.78 (d, 1H), 7.62-7.70 (m, 2 H), 7.49 (dd, 1 H), 7.16-7.25 (m, 2 H), 6.37 (s, 1 H), 4.10 (s, 3 H), 4.01-4.09 (m, 2 H), 2.60-2.69 (m, 2H), 2.10-2.24 (m, 2H), 1.29 (s, 9H)。
【0455】
実施例72
ピバロイルアセトニトリルの代わりに相当するニトリル誘導体を用いて、(3,4−ジメチルフェニル)ヒドラジン塩酸塩もしくは(3,4−ジメチルフェニル)ヒドラジン塩酸塩の代わりに相当するヒドラジン誘導体を用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに相当する5−ブロモチアゾール誘導体を用いて、実施例62→実施例63→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0456】
実施例72−1:1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0457】
【化62】
【0458】
TLC:Rf 0.53(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.01 (s, 3 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 6.85 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.40-7.57 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 8.82 (s, 1 H), 9.13 (s, 1 H)。
【0459】
実施例72−2:1−[1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.54(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.30 (s, 6 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.85 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.25-7.40 (m, 3 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.91 (s, 1 H), 9.27 (s, 1 H)。
【0460】
実施例72−3:1−[3−(1,1−ジフルオロエチル)−1−(2−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0461】
【化63】
【0462】
TLC:Rf 0.51(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.97 (t, 3 H), 2.00 (s, 3 H), 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 6.64 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.36-7.54 (m, 4 H), 7.65 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 8.65 (s, 1 H), 9.09 (s, 1 H)。
【0463】
実施例72−4:1−[1−(4−フルオロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.59(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.88 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.45 (t, 2 H), 7.60-7.72 (m, 4 H), 7.89 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.97 (s, 1 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0464】
実施例72−5:1−[1−(2−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.83-1.99 (m, 4 H), 2.01 (s, 3 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.85 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.43-7.64 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.21 (s, 1 H), 9.13 (s, 1 H)。
【0465】
実施例72−6:1−[3−(1,1−ジフルオロエチル)−1−(2−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.34(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.83-2.04 (m, 10 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.65 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.30-7.50 (m, 4 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 8.66 (s, 1 H), 9.11 (s, 1 H)。
【0466】
実施例72−7:1−(3−シクロプロピル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0467】
【化64】
【0468】
TLC:Rf 0.56(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.65-0.75 (m, 2 H), 0.85-0.95 (m, 2 H), 1.80-1.95 (m, 1 H), 2.10-2.25 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.16 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.34-7.44 (m, 1 H), 7.45-7.55 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.60-8.70 (m, 3 H), 9.15 (s, 1 H)。
【0469】
実施例73
(3,4−ジメチルフェニル)ヒドラジン塩酸塩の代わりに相当するヒドラジン誘導体を用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに相当する5−ブロモチアゾール誘導体を用いて、実施例62→実施例63→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0470】
実施例73−1:1−[1−(6−メトキシ−3−ピリジニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0471】
【化65】
【0472】
TLC:Rf 0.50(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.90 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 6.97 (d, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.82 (dd, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 8.29 (d, 1 H), 8.65 (s, 3 H), 9.14 (s, 1 H)。
【0473】
実施例73−2:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(6−メチル−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.34(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.50 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.37 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.40 (d, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.81 (dd, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 8.58 (d, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.70 (s, 1 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0474】
実施例73−3:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.46(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.28 (s, 9 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.40 (s, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.56 (dd, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 7.92-8.00 (m, 1 H), 8.57 (d, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.74-8.82 (m, 2 H), 9.22 (s, 1 H)。
【0475】
実施例73−4:1−[1−(6−イソプロポキシ−3−ピリジニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.40(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.32-1.29 (m, 15 H), 2.16 (q, 2 H), 2.63 (t, 2 H), 4.05 (t, 2H), 5.26 (m, 1 H), 6.35 (s, 1 H), 6.87 (d, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.78 (dd, 1 H), 7.88 (s, 1 H), 8.25 (d, 1 H), 8.64 (m, 3 H), 9.13 (s, 1 H)。
【0476】
実施例73−5:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(6−メチル−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.63(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(CDOD):δ 1.35 (s, 9 H), 1.86-2.11 (m, 4 H), 2.60 (s, 3 H), 2.69 (t, 2 H), 4.16 (t, 2 H), 6.42 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.46 (d, 1 H), 7.65 (d, 2 H), 7.75 (s, 1 H), 7.89 (dd, 1 H), 8.60 (d, 1 H), 8.62 (s, 2 H)。
【0477】
実施例73−6:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.21(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.28 (s, 9 H), 1.83 (m, 2 H), 1.93 (m, 2 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 6.40 (s, 1 H), 7.20 (dd, 2 H), 7.55 (dd, 1 H) 7.64 (dd, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 7.94 (m, 1 H), 8.56 (dd, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.75 (d, 1 H), 8.78 (s, 1 H), 9.21 (s, 1 H)。
【0478】
実施例74:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
実施例7で製造した化合物の代わりに2−(ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)アニリンを用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オンを用いて、実施例8→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.27(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.46-7.56 (m, 4 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 8.38 (s, 1H), 8.64 (s, 2 H), 8.72 (d, 2 H), 9.25 (s, 1 H)。
【0479】
実施例75:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(6−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンの代わりに2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)アニリンを用いて、(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに6−メチルピリジン−3−ボロン酸を用いて、実施例18で製造された化合物の代わりにtert−ブチル(5−ブロモチアゾール−2−イル)(エチル)カルバメートを用いて、実施例6→実施例5→実施例8→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0480】
【化66】
【0481】
TLC:Rf 0.66(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 2.55 (s, 3 H), 3.25 (m, 2 H), 7.12 (d, 2 H), 7.40-7.50 (m, 6 H), 7.71-7.77 (m, 2 H), 8.17 (s, 1 H), 8.40 (s, 1 H), 8.49 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0482】
実施例76:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンの代わりに2−ブロモ−5−メチル−3−ニトロピリジンを用いて、(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに3,4−ジメチルフェニルボロン酸を用いて、実施例18で製造された化合物の代わりにtert−ブチル(5−ブロモチアゾール−2−イル)(エチル)カルバメートを用いて、実施例6→実施例5→実施例8→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0483】
【化67】
【0484】
TLC:Rf 0.52(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 2.24 (s, 6 H), 2.32 (s, 3 H), 3.26 (m, 2 H), 7.12 (d, 2 H), 7.25 (s, 2 H), 7.33 (s, 1 H), 7.42 (s, 1 H), 7.43 (d, 2 H), 7.71 (t, 1 H), 8.01 (s, 1 H), 8.13 (s, 1 H), 8.17 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0485】
実施例77:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンの代わりに2−ブロモ−3−ニトロピリジンを用いて、(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに3,4−ジメチルフェニルボロン酸を用いて、実施例18で製造された化合物の代わりにtert−ブチル(5−ブロモチアゾール−2−イル)(エチル)カルバメートを用いて、実施例6→実施例5→実施例8→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0486】
【化68】
【0487】
TLC:Rf 0.55(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 2.29 (s, 6 H), 3.24-3.32 (m, 2 H), 7.12 (d, 2 H), 7.27-7.34 (m, 4 H), 7.42 (s, 1 H), 7.44 (d, 2 H), 7.71 (t, 1 H), 8.06 (s, 1 H), 8.27 (dd, 1 H), 8.33 (dd, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0488】
実施例78:1−[2−(4−モルホリニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例7で製造した化合物の代わりに3−アミノ−4−(4−モルホリノ)ベンゾトリフルオロライドを用いて、実施例8→実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.31(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.75-2.00 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 3.80-3.90(m, 4 H), 4.80-4.90 (m, 4 H), 4.07(t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.24-7.36 (m, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.42 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.86 (s, 1 H)。
【0489】
実施例79:1−[2−(4−メチル−1−ピぺラジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例7で製造した化合物の代わりに2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)アニリンを用いて、実施例8→実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.68(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.80-1.99 (m, 4 H), 2.28 (s, 3 H), 2.55-2.70 (m, 6 H), 3.80-3.90 (m, 4 H), 4.07 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.30-7.40 (m, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.24 (s, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.89 (s, 1 H)。
【0490】
実施例80
(3,4−ジメチルフェニル)ヒドラジン塩酸塩の代わりに相当するヒドラジン誘導体を用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オンを用いて、実施例62→実施例63→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0491】
実施例80−1:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0492】
【化69】
【0493】
TLC:Rf 0.64(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.22 (s, 9 H), 2.00-2.25 (m, 4 H), 2.64 (t, 2 H), 2.88-3.04 (m, 3 H), 3.16-3.22 (m, 1 H), 4.05 (t, 2 H), 4.38 (m, 1 H), 6.08 (s, 1 H), 7.08-7.13 (m, 4 H), 7.21 (d, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 8.71 (s, 1 H), 9.01 (s, 1 H)。
【0494】
実施例80−2:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0495】
【化70】
【0496】
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.21 (s, 9 H), 1.76 (m, 2 H), 2.01 (m, 2 H), 2.16 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.40 (m, 2 H), 3.95 (m, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 4.20 (m, 1 H), 6.03 (s, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.68 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.65 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 9.06 (s, 1 H)。
【0497】
実施例80−3:1−[1−シクロヘキシル−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0498】
【化71】
【0499】
TLC:Rf 0.63(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.20 (s, 9 H), 1.15-1.40 (m, 4 H), 1.57-1.88 (m, 6 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.86-4.00 (m, 1 H), 4.05 (t, 2 H), 6.01 (s, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.60 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.03 (s, 1 H)。
【0500】
実施例81:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
実施例7で製造した化合物の代わりに2−(ピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)アニリンを用いて、実施例18で製造した化合物の代わりにtert−ブチル(5−ブロモチアゾール−2−イル)(エチル)カルバメートを用いて、実施例8→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0501】
【化72】
【0502】
TLC:Rf 0.54(酢酸エチル:ヘキサン=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.26 (m, 2 H), 7.13 (d, 2 H), 7.42-7.58 (m, 6 H), 7.72 (t, 1 H), 7.89 (dt, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 8.65 (dd, 1 H), 8.68 (dd, 1 H), 9.22 (s, 1 H)。
【0503】
実施例82:1−[2−シクロヘキシル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
実施例7で製造した化合物の代わりに2−シクロヘキシル−5−(トリフルオロメチル)−ピリジン−3−アミンを用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オンを用いて、実施例8→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0504】
【化73】
【0505】
TLC:Rf 0.60(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.20-1.70 (m, 6 H), 1.70-1.90 (m, 4 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 2.95-3.07 (m, 1 H), 4.05 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.68 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.51 (s, 1 H), 8.61 (s, 2 H), 8.75 (s, 2 H), 9.33 (s, 1 H)。
【0506】
実施例83:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−メチル−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
2−クロロ−3−ニトロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンの代わりに2−ブロモ−5−メチル−3−ニトロピリジンを用いて、(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸の代わりに3,4−ジメチルフェニルボロン酸を用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに1−(5−ブロモチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オンを用いて、実施例6→実施例5→実施例8→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
TLC:Rf 0.53(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.14 (m, 2 H), 2.28 (s, 3 H), 2.32 (s, 6 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.20-7.33 (m, 5 H), 7.65 (dd, 2 H), 7.89 (d, 1 H), 8.02 (s, 1 H), 8.13 (s, 1 H), 8.18 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 9.32 (s, 1 H)。
【0507】
実施例84
実施例7で製造した化合物の代わりに相当するアミン誘導体を用いて、実施例18で製造した化合物の代わりに相当する5−ブロモチアゾール誘導体を用いて、2−クロロ−5−ニトロピリミジンまたは2−クロロ−5−ニトロピリミジンの代わりに2−クロロ−5−ニトロピリジンを用いて、4−ブロモフェノールまたは4−ブロモフェノールの代わりに6−ブロモピリジン−3−オールを用いて、実施例8→実施例12→実施例13→実施例19→実施例20→実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0508】
実施例84−1:1−[2−(3,4−ジメチルフェニル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.69(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.12 (m, 2 H), 2.28 (s, 6 H), 2.60 (t, 2 H), 4.03 (t, 2 H), 7.17 (d, 2 H), 7.23-7.32 (m, 4 H), 7.62 (d, 2 H), 7.85 (d, 1 H), 8.03 (s, 1 H), 8.24 (d, 1 H), 8.29 (d, 1 H), 8.62 (s, 2 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0509】
実施例84−2:1−(3−イソプロピル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0510】
【化74】
【0511】
TLC:Rf 0.55(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.22 (d, 6 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 2.80-2.95 (m, 1 H), 4.05 (t, 2 H), 6.31 (s, 1 H), 7.20 (d, 2 H), 7.34-7.44 (m, 1 H), 7.46-7.54 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.62-8.68 (m, 3 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0512】
実施例84−3:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.26(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.61 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.46-7.57 (m, 3 H), 7.66 (d, 2 H), 7.82-7.92 (m, 2 H), 8.23 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.63-8.68 (m, 4 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0513】
実施例84−4:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.17(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.02 (d, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.46-7.54 (m, 4 H), 7.64 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 7.98 (dd, 1 H), 8.09-8.10 (m, 2 H), 8.42 (s, 1 H), 8.72 (d, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0514】
実施例84−5:1−[6’−メチル−5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
【0515】
【化75】
【0516】
TLC:Rf 0.35(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.60 (s, 3 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.04 (d, 1 H), 7.12 (d, 2 H), 7.45 (d, 1 H), 7.64 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 7.96 (dd, 1 H), 8.01 (dd, 1 H), 8.12 (d, 1 H), 8.42 (d, 1 H), 8.68-8.76 (m, 2 H), 8.78 (s, 1 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0517】
実施例84−6:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.23(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.02 (d, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.44-7.52 (m, 2 H), 7.56 (dd, 1 H), 7.64 (d, 2 H), 7.86-7.91 (2 H), 7.98 (dd, 1 H), 8.08-8.09 (m, 2 H), 8.42 (s, 1 H), 8.65 (d, 1 H), 8.68 (dd, 1 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0518】
実施例84−7:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.58(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (s, 2 H), 7.04 (d, 1 H), 7.12 (d, 2 H), 7.55-7.67 (m, 7 H), 7.87 (s, 1 H), 8.01 (dd, 1 H), 8.12 (d, 1 H), 8.29 (s, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 8.79 (s, 1 H), 9.40 (s, 1 H)。
【0519】
実施例84−8:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,4’−ビピリジン−3−イル]ウレア
TLC:Rf 0.11(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (t, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.04 (d, 1 H), 7.12 (d, 2 H), 7.63-7.68 (m, 4 H), 7.87 (s, 1 H), 8.00 (dd, 1 H), 8.11 (d, 1 H), 8.42 (s, 1 H), 8.76 (m, 4 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0520】
実施例84−9:1−[2−(4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.72(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.40 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.03 (t, 2 H), 7.04 (d, 1 H), 7.12 (d, 2 H), 7.38 (d, 2 H), 7.54 (d, 2 H), 7.64 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.02 (dd, 1 H), 8.11 (d, 1 H), 8.26 (s, 1 H), 8.67 (s, 1 H), 8.79 (s, 1 H), 9.42 (s, 1 H)。
【0521】
実施例84−10:1−[2−(6−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.28(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.55 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.02 (d, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.41-7.48 (m, 3 H), 7.64 (d, 2 H), 7.77 (dd, 1 H), 7.86 (s, 1 H), 8.11 (dd, 1 H), 8.06 (s, 1 H), 8.09 (d, 1 H), 8.44 (s, 1 H), 8.50 (d, 1 H), 9.21 (s, 1 H)。
【0522】
実施例84−11:1−[1−オキシド−2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0523】
【化76】
【0524】
TLC:Rf 0.20(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.18 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.42-7.44 (m, 2 H), 7.57-7.59 (m, 3 H), 7.66 (d, 2 H), 7.86-7.89 (m, 2 H), 8.43 (s, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.61 (s, 2 H), 9.55 (s, 1 H)。
【0525】
実施例84−12:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−{5−(トリフルオロメチル)−2−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]フェニル}ウレア
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (t, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.00 (d, 1 H), 7.10 (d, 2 H), 7.54 (s, 2 H), 7.63 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 7.96 (dd, 1 H), 8.06 (m, 2 H), 8.20 (m, 2 H), 8.41 (s, 1 H), 8.85 (d, 1 H), 9.04 (s, 1 H)。
【0526】
実施例84−13:1−[2−(6−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.24(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.53 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.41-7.52 (m, 3 H), 7.67 (d, 2 H), 7.76 (dd, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 8.41 (s, 1 H), 8.50 (d, 1H), 8.65 (s, 2 H), 9.27 (s, 1 H)。
【0527】
実施例84−14:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]ウレア
TLC:Rf 0.15(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.03 (d, 1 H), 7.12 (d, 2 H), 7.57-7.66 (m, 3 H), 7.98 (s, 1 H), 8.00 (dd, 1 H), 8.06-8.12 (m, 2 H), 8.45 (s, 1 H), 8.72 (dd, 1 H), 8.76 (s, 1 H), 8.78 (s, 1 H), 8.85 (s, 1 H), 9.28 (s, 1 H)。
【0528】
実施例84−15:1−[2−(6−メトキシ−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (t, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.92 (s, 3 H), 4.04 (t, 2 H), 6.98 (d, 1 H), 7.03 (d, 1 H), 7.13 (d, 2 H), 7.43 (d, 2 H), 7.63 (d, 2 H), 7.78 (dd, 1 H), 7.86 (s, 1 H), 8.00 (m, 2 H), 8.10 (d, 1 H), 8.23 (d, 1 H), 8.45 (s, 1 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0529】
実施例84−16:1−[2−(3−ヒドロキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.31(メタノール:クロロホルム=1:19);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.22 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.01-4.08 (m, 2H), 6.88-6.94 (m, 1 H), 6.97-7.06 (m, 2 H), 7.19-7.24 (m, 2 H), 7.35 (t, 1 H), 7.63-7.69 (m, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.36 (s, 1 H), 8.66-8.70 (m, 3 H), 8.73-8.77 (m, 1 H), 9.53 (s, 1 H), 9.72 (s, 1 H)。
【0530】
実施例84−17:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]ウレア
TLC:Rf 0.41(酢酸エチル:メタノール=4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.56-7.60 (m, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.04-8.10 (m, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.72 (dd, 1 H), 8.74-8.79 (m, 2 H), 8.83-8.84 (m, 1 H), 9.34 (s, 1 H)。
【0531】
実施例84−18:1−[2−(1−オキシド−4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.59(クロロホルム:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.03 (d, 1 H), 7.12 (d, 2 H), 7.56-7.53 (m, 4 H), 7.64 (d, 2 H), 7.87 (s, 1 H), 8.00 (dd, 1 H), 8.11-8.15 (m, 2 H), 8.32-8.41 (m, 3 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0532】
実施例84−19:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[4−(トリフルオロメチル)−2−ビフェニルイル]ウレア
TLC:Rf 0.60(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.02 (d, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.39-7.56 (m, 7 H), 7.64 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 7.95 (s, 1 H), 8.00 (dd, 1 H), 8.10 (d, 1 H), 8.43 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0533】
実施例84−20:1−[2−(4−ヒドロキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.68(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.92 (d, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.50 (d, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.65 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.71 (s, 1 H), 9.49 (s, 1 H), 9.88 (s, 1 H)。
【0534】
実施例84−21:1−[2−(1−オキシド−4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.42(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.50-7.52 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.27 (s, 1 H), 8.32-8.36 (m, 3 H), 8.66 (s, 2 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0535】
実施例84−22:1−[2−(1−オキシド−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.38(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.03 (d, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.38 (d, 1 H), 7.49-7.58 (m, 3 H), 7.64 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 8.00 (dd, 1 H), 8.11 (d, 1 H), 8.14 (s, 1 H), 8.30-8.33 (m, 2 H), 8.44 (s, 1 H), 9.15 (s, 1 H)。
【0536】
実施例84−23:1−[2−(1−オキシド−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.36-7.39 (m, 1 H), 7.51-7.57 (m, 3 H), 7.67 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.28-8.33 (m, 3 H), 8.41 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0537】
実施例84−24:1−[2−(2−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.54(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (t, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.75 (s, 3H), 4.05 (t, 2 H), 7.14 (t, 1 H), 7.21 (m, 3 H), 7.37 (dd, 1 H), 7.55 (dt, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 2 H), 8.67 (s, 3 H), 8.77 (d, 1 H), 9.61 (s, 1 H)。
【0538】
実施例84−25:1−[2−(3−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.43(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (t, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.81 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 7.08 (d, 1 H), 7.19 (m, 4 H), 7.48 (t, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.71 (s, 1 H), 8.79 (s, 1 H), 9.52 (s, 1 H)。
【0539】
実施例84−26:1−[2−(2−ヒドロキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.53(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (t, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.00 (m, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.30-7.34 (m, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.04 (br, 1 H), 8.65 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.76 (d, 1 H), 9.75 (s, 1 H), 10.2 (br s, 1 H)。
【0540】
実施例84−27:1−(1−オキシド−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
【0541】
【化77】
【0542】
TLC:Rf 0.44(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.15 (q, 2 H), 2.63 (t, 2 H), 4.02 (t, 2 H), 6.93 (d, 2 H), 7.27 (dd, 1 H), 7.35 (d, 1 H), 7.55-7.69 (m, 7 H), 7.84 (s, 1 H), 8.47 (s, 1 H), 8.66 (d, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 8.75 (s, 1 H), 9.73 (s, 1 H)。
【0543】
実施例84−28:1−[2−(4−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.56(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.15 (q, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.80 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 7.11 (d, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.60-7.69 (m, 4 H), 7.90 (s, 1 H), 8.41 (s, 1 H), 8.68-8.73 (m, 4 H), 9.47 (s, 1 H)。
【0544】
実施例84−29:1−[2−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.20(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.19 (t, 2 H), 2.35 (t, 2 H), 4.14 (t, 2 H), 7.26 (d, 1 H), 7.30 (m, 3 H), 7.52 (dd, 1 H), 7.58-7.62 (m, 2 H), 7.75 (s, 1 H), 7.81 (s, 1 H), 8.21 (d, 1 H), 8.39 (s, 1 H), 8.60 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.84 (s, 1 H)。
【0545】
実施例84−30:1−[2−シクロヘキシル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.64(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.20-1.99 (m, 14 H), 2.61 (t, 2 H), 3.00 (m, 1 H), 4.07 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.49-8.50 (m, 1 H), 8.60 (s, 2 H), 8.74 (s, 2 H), 9.33 (s, 1 H)。
【0546】
実施例84−31:1−[1−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(4−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}フェニル)ウレア
【0547】
【化78】
【0548】
TLC:Rf 0.56(ヘキサン:酢酸エチル=4:6);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 9 H), 1.78-1.98 (m, 4 H), 2.06(q, 2 H), 2.59 (t, 2 H), 2.85-2.95 (m, 4 H), 4.05 (t, 2 H), 6.33 (s, 1 H), 6.94-7.02 (m, 4 H), 7.19-7.24 (m, 1 H), 7.29-7.38 (m, 2 H), 7.41 (d, 2 H), 7.58 (d, 2 H), 7.83 (s, 1 H), 8.29 (s, 1 H), 9.02 (s, 1 H)。
【0549】
実施例84−32:1−[3−(2−メチル−2−プロパニル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.59(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (s, 9 H), 1.82-1.95 (m, 4 H), 2.60 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 6.36 (s, 1 H), 7.01 (d, 1 H), 7.10 (dd, 2 H), 7.29 (m, 1 H), 7.51 (dd, 4 H), 7.62 (dd, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 7.95 (dd, 1 H), 8.12 (d, 1 H), 8.49 (s, 1 H), 9.12 (s, 1 H)。
【0550】
実施例84−33:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.65(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.82-1.95 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.04 (d, 1 H), 7.12 (d, 2 H), 7.53-7.67 (m, 7 H), 7.88 (s, 1 H), 8.00 (dd, 1 H), 8.10 (d, 1 H), 8.29 (s, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 8.79 (s, 1 H), 9.40 (s, 1 H)。
【0551】
実施例84−34:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.27(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.82-1.98 (m, 4 H), 2.60 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 7.02 (d, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.48-7.50 (m, 4 H), 7.63 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 7.98 (dd, 1 H), 8.09-8.11 (m, 2 H), 8.42 (s, 1 H), 8.72 (d, 2 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0552】
実施例84−35:1−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.51(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.81-2.00 (m, 4 H), 2.60 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 7.01 (d, 1 H), 7.10 (d, 2 H), 7.40-7.50 (m, 2 H), 7.56 (dd, 1 H), 7.62 (d, 2 H), 7.87-7.90 (m, 2 H), 7.97 (dd, 1 H), 8.08 (d, 1 H), 8.11 (s, 1 H), 8.41 (s, 1 H), 8.63-8.67 (m, 2 H), 9.21 (s, 1 H)。
【0553】
実施例84−36:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,4’−ビピリジン−3−イル]ウレア
TLC:Rf 0.19(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.82-1.98 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.67 (m, 4 H), 7.91 (s, 1 H), 8.65 (br s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.76 (m, 4 H), 9.35 (br s, 1 H)。
【0554】
実施例84−37:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.53(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.80-2.00 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.47-7.58 (m, 3 H), 7.66 (d, 2 H), 7.82-7.91 (m, 2 H), 8.24 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.64-8.68 (m, 4 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0555】
実施例84−38:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]ウレア
TLC:Rf 0.16(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.82-1.94 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.57 (dd, 1 H), 7.65 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.08 (d, 1 H), 8.61 (br s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.71 (dd, 1 H), 8.76 (d, 2 H), 8.85 (d, 1 H), 9.35 (br s, 1 H)。
【0556】
実施例84−39:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.32(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.80-1.98 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.46-7.56 (m, 4 H), 7.66 (d, 2 H), 7.91 (s, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.72 (d, 2 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0557】
実施例84−40:1−[2−(6−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.66(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.75-2.00 (m, 4 H), 2.55 (s, 3 H), 2.61 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.41-7.52 (m, 3 H), 7.66 (d, 2 H), 7.75-7.78 (m, 1 H), 7.91 (s, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 8.41 (s, 1 H), 8.50 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.27 (s, 1 H)。
【0558】
実施例84−41:1−[2−イソプロピル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0559】
【化79】
【0560】
TLC:Rf 0.59(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.23 (d, 6 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.30-3.45 (m, 1 H), 4.05 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.68 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.52-8.56 (m, 1 H), 8.63 (d, 2 H), 8.74 (s, 2 H), 9.34 (s, 1 H)。
【0561】
実施例84−42:1−[2−イソプロピル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.24 (d, 6 H), 1.83-1.98 (m, 4 H), 2.61 (t, 2 H), 3.34 (m, 1 H), 4.07 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.92 (s, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.62 (s, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 8.74 (s, 2 H), 9.43 (s, 1 H)。
【0562】
実施例85
実施例5で製造した化合物の代わりに相当するアミン誘導体を用いて、実施例8で製造した化合物の代わりに相当するカルバメート誘導体を用いて、実施例9と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。あるいは実施例18で製造した化合物の代わりに相当する5−ブロモチアゾール誘導体を用いて、実施例20で製造した化合物の代わりに相当するボロン酸エステル誘導体を用いて、実施例21と同様の操作を行って、以下の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0563】
実施例85−1:リン酸二水素3−[3−{[(2{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]フェニル
【0564】
【化80】
【0565】
TLC:Rf 0.23(酢酸エチル:酢酸:水=6:1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.21 (m, 2 H), 2.61-2.67 (m, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.19-7.25 (m, 2 H), 7.28-7.33 (m, 1 H), 7.41-7.57 (m, 3 H), 7.64-7.70 (m, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.49 (s, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 8.72-8.78 (m, 2 H), 9.45 (s, 1 H)。
【0566】
実施例85−2:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0567】
【化81】
【0568】
TLC:Rf 0.26(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.33 (dd, 1 H), 7.51 (t, 1 H), 7.62 (dd, 1 H), 7.68 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 8.98 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0569】
実施例85−3:1−[6−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−3−ピリジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.66(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.13-2.27 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.19 (d, 1 H), 7.53-7.67 (m, 6 H), 7.98 (d, 1 H), 8.04 (dd, 1 H), 8.09 (d, 1 H), 8.15 (s, 1 H), 8.29 (s, 1 H), 8.37 (d, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 8.78 (s, 1 H), 9.42 (s, 1 H)。
【0570】
実施例85−4:1−[2−(4−{2−[(4S)−4−ヒドロキシ−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
【0571】
【化82】
【0572】
TLC:Rf 0.20(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.38-2.50 (m, 1 H), 2.99 (dd, 1 H), 3.95 (d, 1 H), 4.14 (dd, 1 H), 4.45-4.53 (m, 1 H), 5.49 (d, 1 H), 7.19-7.25 (m, 2 H), 7.49-7.60 (m, 3 H), 7.63-7.70 (m, 4 H), 7.89 (s, 1 H), 8.42 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.71-8.78 (m, 2 H), 9.47 (s, 1 H)。
【0573】
実施例85−5:1−(2−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.50(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.09 (t, 2 H), 7.40-7.67 (m, 7 H), 7.75 (dd, 1 H), 7.99 (s, 1 H), 8.43 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.72 (d, 1 H), 8.74 (d, 1 H), 9.47 (s, 1 H)。
【0574】
実施例85−6:1−(2−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.43(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.09 (t, 2 H), 7.37-7.51 (m, 5 H), 7.56 (dd, 1 H), 7.79 (dd, 1 H), 7.90 (dt, 1 H), 7.99 (s, 1 H), 8.25 (s, 1 H), 8.39 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.67 (dd, 1 H), 9.25 (s, 1 H)。
【0575】
実施例85−7:1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.68 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.49 (s, 1 H), 8.77 (s, 2 H), 8.87 (s, 1 H), 8.95 (d, 1 H), 9.78 (s, 1 H)。
【0576】
実施例85−8:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
【0577】
【化83】
【0578】
TLC:Rf 0.54(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.68 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.39 (s, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 8.82 (d, 1 H), 9.20 (s, 1 H), 9.53 (s, 1 H)。
【0579】
実施例85−9:1−[3−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0580】
【化84】
【0581】
TLC:Rf 0.79(酢酸エチル:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (quint, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.65 (s, 1 H), 7.16-7.31 (m, 4 H), 7.62-7.71 (m, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.89 (s, 1 H), 9.20 (s, 1 H), 10.1 (s, 1 H)。
【0582】
実施例85−10:1−[2−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0583】
【化85】
【0584】
TLC:Rf 0.43(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.08 (t, 4 H), 2.12-2.23 (m, 2 H), 2.27-2.30 (m, 1 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.68 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.48 (d, 2 H), 8.74 (s, 2 H), 8.91 (s, 1 H), 9.37 (s, 1 H)。
【0585】
実施例85−11:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.42(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.39 (dd, 1 H), 7.68 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 7.99 (s, 1 H), 8.54 (d, 1 H), 8.78 (s, 2 H), 9.90 (s, 1 H), 9.94 (s, 1 H)。
【0586】
実施例85−12:1−[2−(1−オキシド−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
【0587】
【化86】
【0588】
TLC:Rf 0.32(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.20 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.05 (d, 1 H), 7.12 (d, 2 H), 7.57-7.66 (m, 4 H), 7.87 (s, 1 H), 8.00 (dd, 1 H), 8.13 (d, 1 H), 8.35-8.37 (m, 1 H), 8.48 (s, 2 H), 8.74 (s, 1 H), 8.80 (s, 1 H), 9.27 (s, 1 H)。
【0589】
実施例85−13:1−[2−(1−オキシド−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.18(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.25 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.57-7.60 (m, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.34-8.37 (m, 1 H), 8.48 (s, 1 H), 8.62 (s, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 8.77-8.78 (m, 2 H), 9.34 (s, 1 H)。
【0590】
実施例85−14:1−(6−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.50(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.11 (d, 1 H), 7.31 (t, 1 H), 7.45 (dd, 1 H), 7.53-7.60 (m, 3 H), 7.64 (dd, 1 H), 7.70 (dd, 2 H), 7.98 (s, 1 H), 8.02-8.08 (m, 2 H), 8.29 (s, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 8.78 (s, 1 H), 9.38 (s, 1 H)。
【0591】
実施例85−15:1−(6−{2−フルオロ−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.46(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.22 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.10 (d, 1 H), 7.30 (t, 1 H), 7.46 (dd, 1 H), 7.48 (s, 2 H), 7.56 (dd, 1 H), 7.71 (dd, 1 H), 7.88 (dt, 1 H), 7.98 (d, 2 H), 8.02 (d, 1 H), 8.09 (s, 1 H), 8.42 (s, 1 H), 8.64 (d, 1 H), 8.68 (d, 1 H), 9.15 (s, 1 H)。
【0592】
実施例85−16:1−[2−(4−{2−[2−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
【0593】
【化87】
【0594】
TLC:Rf 0.35(クロロホルム:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.94 (s, 6 H), 1.56-1.72 (m, 1 H), 1.83-2.16 (m, 3 H), 3.35-3.54 (m, 2 H), 3.65 (t, 1 H), 7.09-7.15 (m, 2 H), 7.21 (s, 1 H), 7.35-7.50 (m, 5 H), 7.58-7.64 (m, 3 H), 8.61-8.68 (m, 4 H), 8.86 (d, 1 H), 8.90 (s, 1 H)。
【0595】
実施例85−17:1−[2−(2−メチル−4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.47(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.22 (m, 2 H), 2.54 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.27 (d, 1 H), 7.35 (s, 1 H), 7.44-7.52 (m, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.17 (s, 1 H), 8.42 (s, 1 H), 8.59 (d, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0596】
実施例85−18:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4−ピぺリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0597】
【化88】
【0598】
TLC:Rf 0.19(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.40-1.70 (m, 4 H), 2.10-2.20 (m, 2 H), 2.61-2.75 (m, 4 H), 2.85-3.10 (m, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.39-7.48 (m, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.05 (s, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.40 (s, 1 H)。
【0599】
実施例85−19:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1,2,3,6−テトラヒドロ−4−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.29(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.14-2.20 (m, 4 H), 2.64 (t, 2 H), 2.94-2.99 (m, 2 H), 3.38 (s, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 5.83 (s, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.25-7.40 (m, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.09 (s, 1 H), 8.30 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.60 (s, 1 H)。
【0600】
実施例85−20:1−(4−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.51(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.23 (m, 5 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.96 (s, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.52-7.57 (m, 3 H), 7.66 (d, 3 H), 7.69 (dd, 1 H), 7.86 (s, 1 H), 8.24 (s, 1 H), 8.52 (s, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H)。
【0601】
実施例85−21:1−(4−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.46(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.24 (m, 2 H), 2.17 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.94 (s, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.49 (s, 2 H), 7.56 (dd, 1 H), 7.64 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 7.90 (dd, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 8.30 (d, 2 H), 8.37 (s, 1 H), 8.67 (d, 2 H)。
【0602】
実施例85−22:1−[2−(1−メチル−4−ピぺリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.21(酢酸エチル:メタノール:アンモニア水=9:1:0.5);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.60-1.80 (m, 4 H), 1.98-2.20 (m, 7 H), 2.60-2.90 (m, 5 H), 4.05 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.41 (d, 1 H), 7.50 (d, 1 H), 7.68 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.05 (s, 1 H), 8.44 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.28 (s, 1 H)。
【0603】
実施例85−23:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0604】
【化89】
【0605】
TLC:Rf 0.19(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.23-2.32 (m, 2 H), 2.71 (s, 2 H), 4.18 (t, 2 H), 5.95 (d, 1 H), 7.16 (d, 2 H), 7.26 (s, 2 H), 7.40 (d, 2 H), 7.52-7.60 (m, 3 H), 7.89 (s, 1 H), 8.55 (s, 2 H), 8.85 (s, 1 H), 9.29 (d, 1 H)。
【0606】
実施例85−24:1−(2−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.35(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.13-2.22 (m, 5 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 6.84 (d, 1 H), 7.10 (d, 2 H), 7.49 (s, 2 H), 7.57 (dd, 1 H), 7.62 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 7.89-7.93 (m, 1 H), 8.01 (d, 1 H), 8.32 (s, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.41 (s, 1 H), 8.66-8.68 (m, 2 H)。
【0607】
実施例85−25:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]ウレア
TLC:Rf 0.41(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.08-2.05 (m, 9 H), 2.16 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.55 (m, 1 H), 4.05 (t, 2 H), 6.43 (d, 1 H), 7.19 (d, 2 H), 7.65 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.56 (s, 1 H), 8.62 (s, 2 H)。
【0608】
実施例85−26:2−{[(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−4−(トリフルオロメチル)安息香酸
【0609】
【化90】
【0610】
TLC:Rf 0.48(酢酸エチル:メタノール:酢酸=9:1:0.1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.40 (d, 1 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.14 (d, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 8.80 (s, 1 H), 10.3 (s, 1 H), 10.7 (s, 1 H), 14.1 (s, 1 H)。
【0611】
実施例85−27:1−[2−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0612】
【化91】
【0613】
TLC:Rf 0.54(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.57 (s, 6 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.21 (s, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.29 (d, 1 H), 7.47 (d, 1 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.36 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.88 (s, 1 H), 10.0 (s, 1 H)。
【0614】
実施例85−28:1−(2−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.70(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.25 (m, 5 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.86 (d, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.55-7.71 (m, 7 H), 7.87 (s, 1 H), 8.06 (d, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.63 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H)。
【0615】
実施例85−29:1−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.19 (d, 2 H), 7.23 (s, 1 H), 7.49 (s, 1 H), 7.54 (s, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.32 (s, 1 H), 8.50 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 9.42 (s, 1 H)。
【0616】
実施例85−30:1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.54(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.22 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.62-7.72 (m, 3 H), 7.90 (s, 1 H), 8.14 (s, 2 H), 8.72 (s, 2 H), 9.20 (s, 1 H), 9.66 (s, 1 H)。
【0617】
実施例85−31:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]ウレア
TLC:Rf 0.62(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.34-1.87 (m, 8 H), 2.10-2.25 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.85-4.00 (m, 1 H), 4.05 (t, 2 H), 6.22 (d, 1 H), 7.11-7.20 (m, 3 H), 7.22-7.34 (m, 4 H), 7.64 (d, 2 H), 7.88 (s, 1 H), 8.45 (s, 1 H), 8.51 (s, 2 H)。
【0618】
実施例85−32:1−(2−{4−[2−(2−メチル−5−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.54(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.41 (d, 3 H), 1.77-1.88 (m, 1 H), 2.29-2.58 (m, 2 H), 2.81-2.90 (m, 1 H), 4.60-4.71 (m, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.52-7.60 (m, 3 H), 7.63-7.70 (m, 4 H), 7.90 (s, 1 H), 8.43 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.71-8.78 (m, 2 H), 9.47 (s, 1 H)。
【0619】
実施例85−33:1−(2−{4−[2−(2−メチル−5−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0620】
【化92】
【0621】
TLC:Rf 0.14(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.42 (d, 3 H), 1.76-1.91 (m, 1 H), 2.32-2.58 (m, 2 H), 2.78-2.93 (m, 1 H), 4.60-4.70 (m, 1 H), 7.19-7.25 (m, 2 H), 7.47-7.58 (m, 3 H), 7.64-7.69 (m, 2 H), 7.86-7.92 (m, 2 H), 8.24 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.62-8.72 (m, 4 H), 9.25 (s, 1 H)。
【0622】
実施例85−34:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]ウレア
TLC:Rf 0.74(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.38-2.21 (m, 8 H), 2.11-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.92-4.03 (m, 1 H), 4.05 (t, 2 H), 6.34 (d, 1 H), 7.17 (d, 2 H), 7.30 (dd, 1 H), 7.58-7.70 (m, 3 H), 7.89 (s, 1 H), 8.37 (dd, 1 H), 8.45 (s, 2 H), 8.50 (s, 2 H)。
【0623】
実施例85−35:1−[5−(2−メチル−2−プロパニル)−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0624】
【化93】
【0625】
TLC:Rf 0.27(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.31 (s, 9 H), 2.11-2.21 (m, 2 H), 2.66 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.19-7.28 (m, 4 H), 7.48 (dd, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.79-7.85 (m, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.06 (s, 1 H), 8.56-8.60 (m, 4 H), 9.03 (s, 1 H)。
【0626】
実施例85−36:1−(5−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.61(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.28 (m, 5 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.07 (d, 2 H), 7.54-7.66 (m, 7 H), 7.85-7.93 (m, 3 H), 8.27 (s, 1 H), 8.69 (s, 1 H), 8.79 (s, 1 H), 9.39 (s, 1 H)。
【0627】
実施例85−37:1−(5−メチル−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.56(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.27 (m, 5 H), 2.63 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.06 (d, 2 H), 7.47-7.62 (m, 5 H), 7.84-7.93 (m, 4 H), 8.07 (s, 1 H), 8.43 (s, 1 H), 8.63-8.68 (m, 2 H), 9.11 (s, 1 H)。
【0628】
実施例85−38:1−[2−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0629】
【化94】
【0630】
TLC:Rf 0.65(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.21 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.49 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 6.53 (d, 1 H), 7.23 (d, 2 H), 7.44 (d, 2 H), 7.47 (dd, 1 H), 7.67 (dd, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 7.95 (d, 1 H), 8.25 (s, 1 H), 8.43 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0631】
実施例85−39:1−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0632】
【化95】
【0633】
TLC:Rf 0.75(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.20-3.32 (m, 2 H), 6.99-7.06 (m, 3 H), 7.30 (d, 1 H), 7.39-7.59 (m, 5 H), 7.69 (t, 1 H), 7.97-8.01 (m, 2 H), 8.18 (d, 1 H), 8.88 (s, 1 H), 9.14 (s, 1 H)。
【0634】
実施例85−40:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.48(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.20-3.30 (m, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.42-7.55 (m, 4 H), 7.62 (d, 1 H), 7.72 (t, 1 H), 8.97 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 9.03 (s, 1 H), 9.35 (s, 1 H)。
【0635】
実施例85−41:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(3−ピリジニルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0636】
【化96】
【0637】
TLC:Rf 0.44(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.99 (s, 1 H), 7.23 (d, 2 H), 7.36 (s, 1 H), 7.47 (dd, 1 H), 7.56 (dt, 1 H), 7.64-7.70 (m, 3 H), 7.90 (s, 1 H), 8.42-8.50 (m, 2 H), 8.68 (s, 2 H), 8.98 (s, 1 H), 9.43 (s, 1 H)。
【0638】
実施例85−42:1−[2−(3−ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0639】
【化97】
【0640】
TLC:Rf 0.45(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.55 (s, 6 H), 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 5.72 (s, 1 H), 7.23 (d, 2 H), 7.67 (dd, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.47 (s, 1 H), 8.59 (d, 1 H), 8.68 (d, 1 H), 8.74 (s, 2 H), 9.89 (s, 1 H)。
【0641】
実施例85−43:1−[2−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.54(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.58 (s, 6 H), 2.11-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.44 (s, 1 H), 7.23 (d, 2 H), 7.68 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.50 (d, 1 H), 8.74 (s, 2 H), 8.78 (d, 1 H), 10.0 (s, 1 H), 10.2 (s, 1 H)。
【0642】
実施例85−44:N−エチル−N−[5−(4−{[5−({[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]カルバモイル}アミノ)−2−ピリジニル]オキシ}フェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]プロパンアミド
【0643】
【化98】
【0644】
TLC:Rf 0.29(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 1.28 (t, 3 H), 2.75 (q, 2 H), 4.19 (q, 2 H), 7.04 (d, 1 H), 7.13 (d, 2 H), 7.53-7.67 (m, 7 H), 7.86 (s, 1 H), 8.01 (dd, 1 H), 8.11 (d, 1 H), 8.29 (s, 1 H), 8.70 (d, 1 H), 8.79 (s, 1 H), 9.40 (s, 1 H)。
【0645】
実施例85−45:1−[2−(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.23(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.22 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.46 (d, 1 H), 7.23 (d, 2 H), 7.46 (s, 1 H), 7.48 (dd, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 9.33 (s, 1 H), 11.9 (s, 1 H)。
【0646】
実施例85−46:1−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0647】
【化99】
【0648】
TLC:Rf 0.56(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.21 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.49 (s, 3 H), 4.06 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.67 (dd, 2 H), 7.90 (s, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 8.66 (d, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 8.84 (s, 1 H), 9.61 (s, 1 H)。
【0649】
実施例85−47:1−[5−(3−オキセタニル)−2−フェニル−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0650】
【化100】
【0651】
TLC:Rf 0.35(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.13-2.24 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 4.33 (m, 1 H), 4.65 (t, 2 H), 4.98 (dd, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.44-7.53 (m, 3 H), 7.60 (dd, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.21 (s, 1 H), 8.39 (d, 2 H), 8.66 (s, 2 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0652】
実施例85−48:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0653】
【化101】
【0654】
TLC:Rf 0.24(クロロホルム:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.24-3.27 (m, 2 H), 3.87 (t, 2 H), 7.20-7.25 (m, 2 H), 7.47-7.58 (m, 3 H), 7.63-7.69 (m, 2 H), 7.85 (s, 1 H), 7.89 (dt, 1 H), 8.24 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.62-8.68 (m, 4 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0655】
実施例85−49:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−イソプロピル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
【0656】
【化102】
【0657】
TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.14-1.25 (m, 9 H), 3.20-3.40 (m, 3 H), 7.14 (d, 2 H), 7.43-7.46 (m, 3 H), 7.72 (t, 1 H), 8.54 (s, 1 H), 8.61 (s, 1 H), 8.65 (s, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 9.33 (s, 1 H)。
【0658】
実施例85−50:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.56(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.01 (d, 1 H), 7.23 (d, 2 H), 7.32 (dd, 1 H), 7.49 (dd, 1 H), 7.64 (dd, 1 H), 7.68 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.47 (d, 1 H), 8.54 (d, 1 H), 8.65 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.02 (s, 1 H), 9.48 (s, 1 H)。
【0659】
実施例85−51:1−[5−(3−オキセタニル)−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.52(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.09-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 4.25-4.34 (m, 1 H), 4.63 (t, 2 H), 4.97 (dd, 2 H), 7.20 (d, 2 H), 7.27 (s, 2 H), 7.49 (dd, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.81 (d, 1 H), 7.88 (s, 2 H), 8.08 (s, 1 H), 8.58 (s, 2 H), 8.62 (s, 2 H), 9.08 (s, 1 H)。
【0660】
実施例85−52:1−(2−{3−メチル−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.24 (m, 2 H), 2.37 (s, 3 H), 2.63 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 7.05 (dd, 1 H), 7.14 (d, 1 H), 7.40 (d, 1 H), 7.50 (d, 2 H), 7.55-7.60 (m, 3 H), 7.89 (dd, 1 H), 8.24 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.67 (dd, 1 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0661】
実施例85−53:1−(2−{3−メチル−4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.35(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.23 (m, 2 H), 2.38 (s, 3 H), 2.63 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 7.05 (dd, 1 H), 7.16 (d, 1 H), 7.32 (dd, 1 H), 7.42 (d, 1 H), 7.51 (t, 1 H), 7.57 (s, 1 H), 7.60 (dd, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.98 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0662】
実施例85−54:1−[2−(4−{2−[4−(ヒドロキシメチル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0663】
【化103】
【0664】
TLC:Rf 0.29(クロロホルム:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.40-2.52 (m, 1 H), 2.59-2.81 (m, 2 H), 3.41-3.54 (m, 2 H), 3.85 (dd, 1 H), 4.08-4.14 (m, 1 H), 4.92 (t, 1 H), 7.18-7.25 (m, 2 H), 7.47-7.58 (m, 3 H), 7.63-7.69 (m, 2 H), 7.87-7.91 (m, 2 H), 8.23 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.63-8.68 (m, 4 H), 9.24 (s, 1 H)。
【0665】
実施例85−55:1−[2−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.43(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.52 (t, 1 H), 7.61 (d, 1 H), 7.75 (dd, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.03 (d, 1 H), 8.18 (s, 1 H), 8.46 (d, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.01 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0666】
実施例85−56:1−[2−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.36(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.46-7.60 (m, 3 H), 7.73 (dd, 1 H), 7.87-7.93 (m, 1 H), 8.02 (d, 1 H), 8.17 (s, 1 H), 8.24 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.44 (d, 1 H), 8.63-8.74 (m, 4 H), 9.26 (s, 1 H)。
【0667】
実施例85−57:1−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0668】
【化104】
【0669】
TLC:Rf 0.44(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.07 (s, 6 H), 7.15 (d, 2 H), 7.31 (d, 1 H), 7.45-7.66 (m, 5 H), 7.96 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.28 (s, 1 H)。
【0670】
実施例85−58:1−[2−(シクロプロピルカルボニイル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0671】
【化105】
【0672】
TLC:Rf 0.59(酢酸エチル);
H−NMR(CDCl):δ 1.25 (d, 4 H), 2.30 (m, 2 H), 2.75 (t, 2 H), 3.74 (m, 1 H), 4.20 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.31 (s, 1 H), 7.58 (s, 1 H), 7.62 (d, 2 H), 8.59 (s, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.28 (s, 1 H), 11.5 (s, 1 H)。
【0673】
実施例85−59:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.29(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 2.36 (s, 3 H), 3.20-3.32 (m, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.33 (d, 1 H), 7.41-7.48 (m, 3 H), 7.51-7.56 (m, 1 H), 7.72 (t, 1 H), 7.87-7.90 (m, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.94 (s, 1 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0674】
実施例85−60:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0675】
【化106】
【0676】
TLC:Rf 0.18(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.21-3.34 (m, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.42-7.49 (m, 3 H), 7.60-7.75 (m, 5 H), 8.71 (s, 2 H), 9.12 (s, 1 H), 9.49 (s, 1 H)。
【0677】
実施例85−61:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.16(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.21-3.31 (m, 2 H), 7.12-7.18 (m, 2 H), 7.22-7.28 (m, 1 H), 7.42-7.49 (m, 3 H), 7.59-7.66 (m, 1 H), 7.68-7.75 (m, 2 H), 8.70 (s, 2 H), 9.10 (s, 1 H), 9.52 (s, 1 H)。
【0678】
実施例85−62:1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.16(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.22-3.34 (m, 2 H), 7.12-7.18 (m, 2 H), 7.36-7.48 (m, 4 H), 7.67-7.76 (m, 2 H), 8.55 (d, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 8.83 (s, 1 H), 9.81 (s, 1 H)。
【0679】
実施例85−63:1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.18(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.20-3.34 (m, 2 H), 7.12-7.18 (m, 2 H), 7.42-7.48 (m, 3 H), 7.65-7.76 (m, 2 H), 7.86-7.90 (m, 1 H), 8.42 (d, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 8.80 (s, 1 H), 9.80 (s, 1 H)。
【0680】
実施例85−64:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.24(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.20-3.34 (m, 2 H), 7.12-7.18 (m, 2 H), 7.32-7.48 (m, 5 H), 7.72 (t, 1 H), 8.33-8.40 (m, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 9.03 (s, 1 H), 9.28 (s, 1 H)。
【0681】
実施例85−65:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.24(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.20-3.34 (m, 2 H), 7.11-7.18 (m, 2 H), 7.34-7.54 (m, 5 H), 7.72 (t, 1 H), 8.50-8.55 (m, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.14 (s, 1 H), 9.43 (s, 1 H)。
【0682】
実施例85−66:1−[2−(3−オキセタニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0683】
【化107】
【0684】
TLC:Rf 0.64(酢酸エチル:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.20 (m, 2 H), 2.49-2.64 (m, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 4.40-4.60 (m, 1 H), 4.64 (t, 2 H), 4.96 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.52 (d, 1 H), 7.65-7.72 (m, 3 H), 7.89 (s, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0685】
実施例85−67:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.73 (t, 1 H), 7.23 (d, 2 H), 7.52 (dd, 1 H), 7.67 (d, 2 H), 7.75 (d, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 7.95 (d, 1 H), 8.41 (d, 1 H), 8.57-8.61 (m, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 9.70 (s, 1 H), 9.96 (s, 1 H)。
【0686】
実施例85−68:1−[5−フルオロ−2−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.33(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.17 (t, 2 H), 2.62-2.68 (m, 2 H), 4.06 (t, 2 H), 6.99-7.38 (m, 6 H), 7.67 (d, 2 H), 7.75-7.90 (m, 2 H), 7.99-8.10 (m, 2 H), 8.65 (s, 2 H), 9.43 (s, 1 H)。
【0687】
実施例85−69:1−(2−{4−[2−(3−オキソ−4−モルホリニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0688】
【化108】
【0689】
TLC:Rf 0.68(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 4.04-4.14 (m, 4 H), 4.41 (s, 2 H), 7.21-7.27 (m, 2 H), 7.29-7.34 (m, 1 H), 7.51 (t, 1 H), 7.58-7.64 (m, 1 H), 7.66-7.72 (m, 2 H), 7.94-7.98 (m, 2 H), 8.71 (s, 2 H), 9.06 (s, 1 H), 9.38 (s, 1 H)。
【0690】
実施例85−70:1−[2−(4−{2−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0691】
【化109】
【0692】
TLC:Rf 0.51(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.91 (m, 2 H), 3.34 (t, 2 H), 4.17 (t, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.31 (d, 1 H), 7.43 (s, 1 H), 7.44 (d, 2 H), 7.53 (t, 1 H), 7.60 (d, 1 H), 7.80 (t, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.22 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0693】
実施例85−71:1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.68(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (m, 3 H), 1.58 (m, 2 H), 3.19 (q, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.41-7.57 (m, 4 H), 7.61 (d, 1 H), 7.75 (t, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0694】
実施例85−72:1−[2−(4−{2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.35(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.28-3.38 (m, 2 H), 3.55 (q, 2 H), 4.76 (t, 1 H), 7.14 (d, 2 H), 7.31 (d, 1 H), 7.41-7.56 (m, 4 H), 7.61 (d, 1 H), 7.75 (t, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.28 (s, 1 H)。
【0695】
実施例85−73:1−(2−{4−[2−(ブチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.80(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.90 (t, 3 H), 1.36 (m, 2 H), 1.54 (m, 2 H), 3.24 (q, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.31 (d, 1 H), 7.41-7.57 (m, 4 H), 7.60 (d, 1 H), 7.72 (t, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0696】
実施例85−74:1−{2−[4−(2−{[2−(4−モルホリニル)エチル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)フェノキシ]−5−ピリミジニル}−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0697】
【化110】
【0698】
TLC:Rf 0.57(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.49 (m, 6 H), 3.39 (q, 2 H), 3.57 (t, 4 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.40-7.55 (m, 4 H), 7.58-7.73 (m, 2 H), 7.96 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0699】
実施例85−75:1−[2−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.38(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (m, 2 H), 2.20 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.04 (t, 2 H), 7.16 (s, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.46-7.55 (m, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.81 (s, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 8.33 (s, 1 H), 8.51 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 9.43 (s, 1 H)。
【0700】
実施例85−76:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.54(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.16 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.22 (d, 2 H), 7.58-7.78 (m, 4 H), 7.89 (s, 1 H), 8.09 (s, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.64-8.75 (m, 4 H), 9.64 (s, 1 H)。
【0701】
実施例85−77:1−[2−(4−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.51(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(CDCl):δ 1.29 (s, 3 H), 1.35 (s, 3 H), 1.99-2.14 (m, 1 H), 2.33-2.46 (m, 1 H), 2.93 (t, 1 H), 3.85-4.02 (m, 2 H), 4.21-4.33 (m, 1 H), 7.14-7.25 (m, 3 H), 7.36-7.47 (m, 3 H), 7.51-7.63 (m, 3 H), 7.78-7.84 (m, 1 H), 8.21-8.26 (m, 1 H), 8.43 (s, 1 H), 8.57 (s, 2 H), 8.68 (s, 1 H), 8.90 (s, 1 H)。
【0702】
実施例85−78:1−[2−(4−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.17(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(CDCl+CDOD):δ 1.26 (s, 3 H), 1.30 (s, 3 H), 1.95-2.13 (m, 1 H), 2.30-2.42 (m, 1 H), 2.89 (t, 1 H), 3.87-3.97 (m, 1 H), 4.15-4.25 (m, 1 H), 7.14-7.27 (m, 3 H), 7.37 (t, 1 H), 7.52-7.66 (m, 5 H), 8.64 (s, 2 H)。
【0703】
実施例85−79:1−[2−(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.45(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.12 (s, 3 H), 2.16 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.04 (d, 1 H), 7.20-7.29 (m, 3 H), 7.46-7.57 (m, 2 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 8.64 (s, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 9.48 (s, 1 H)。
【0704】
実施例85−80:1−[2−(4−{2−[(2−ヒドロキシプロピル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0705】
【化111】
【0706】
TLC:Rf 0.54(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.08 (d, 3 H), 3.18 (t, 2 H), 3.81 (m, 1 H), 4.78 (d, 1 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.42 (s, 1 H), 7.45 (d, 2 H), 7.53 (t, 1 H), 7.62 (d, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.98 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0707】
実施例85−81:1−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0708】
【化112】
【0709】
TLC:Rf 0.30(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.12-2.21 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.81-7.24 (m, 4 H), 7.41 (t, 1 H), 7.51 (d, 1 H), 7.64-7.69 (m, 2 H), 7.77 (s, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.90 (s, 1 H), 9.16 (s, 1 H)。
【0710】
実施例85−82:1−[3−(1,1−ジフルオロエチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0711】
【化113】
【0712】
TLC:Rf 0.30(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.93 (t, 3 H), 2.11-2.21 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.15 (d, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.38 (t, 1 H), 7.49 (d, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.72 (s, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.89 (s, 1 H), 9.13 (s, 1 H)。
【0713】
実施例85−83:1−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.56 (酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.21-3.27 (m, 2 H), 6.81-7.18 (m, 4 H), 7.39-7.53 (m, 5 H), 7.72 (t, 1 H), 7.77 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.89 (s, 1 H), 9.15 (s, 1 H)。
【0714】
実施例85−84:1−(3−アセチルフェニル)−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0715】
【化114】
【0716】
TLC:Rf 0.52 (酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.18 (t, 3 H), 2.56 (s, 3 H), 3.22-3.30 (m, 2 H), 7.13-7.17 (m, 2 H), 7.42-7.47 (m, 4 H), 7.59-7.63 (m, 1 H), 7.74-7.68 (m, 2 H), 8.03 (t, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.89 (s, 1 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0717】
実施例85−85:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(3−フルオロフェニル)ウレア
【0718】
【化115】
【0719】
TLC:Rf 0.32(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.21-3.32 (m, 2 H), 6.79 (td, 1 H), 7.11-7.17 (m, 3 H), 7.26-7.34 (m, 1 H), 7.42-7.49 (m, 4 H), 7.72 (t, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.90 (s, 1 H), 9.16 (s, 1 H)。
【0720】
実施例85−86:1−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.29(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.20-3.32 (m, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.41-7.48 (m, 3 H), 7.59-7.74 (m, 3 H), 8.04-8.08 (m, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 9.03 (s, 1 H), 9.43 (s, 1 H)。
【0721】
実施例85−87:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.29(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 2.34 (s, 3 H), 3.20-3.32 (m, 2 H), 7.10-7.18 (m, 2 H), 7.24-7.30 (m, 1 H), 7.36-7.48 (m, 4 H), 7.68-7.76 (m, 1 H), 8.20 (s, 1 H), 8.74 (s, 2 H), 9.17 (s, 1 H), 10.4 (s, 1 H)。
【0722】
実施例85−88:1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.32(クロロホルム:メタノール=10:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.20-3.33 (m, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.38-7.49 (m, 4 H), 7.67-7.76 (m, 1 H), 7.84 (s, 2 H), 8.70 (s, 2 H), 9.35 (s, 1 H), 9.67 (s, 1 H)。
【0723】
実施例85−89:1−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−[2−({6−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]−3−ピリジニル}オキシ)−5−ピリミジニル]ウレア
TLC:Rf 0.44(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.15 (quint, 2 H), 2.63 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.18 (s, 1 H), 7.46-7.56 (m, 3 H), 7.72-7.77 (m, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.01 (d, 1 H), 8.17 (s, 1 H), 8.32 (s, 1 H), 8.43-8.47 (m, 1 H), 8.48 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 9.44 (s, 1 H)。
【0724】
実施例85−90:1−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.30(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.08 (s, 6 H), 7.14 (d, 2 H), 7.46-7.60 (m, 6 H), 7.87-7.93 (m, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.36 (s, 1 H), 8.61-8.74 (m, 4 H), 9.34 (s, 1 H)。
【0725】
実施例85−91:1−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−[2−(4−{2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]ウレア
【0726】
【化116】
【0727】
TLC:Rf 0.30(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.14-1.23 (m, 2 H), 1.62 (d, 2 H), 1.84 (m, 1 H), 3.13 (t, 2 H), 3.21-3.30 (m, 2 H), 3.85 (dd, 2 H), 7.12 (d, 2 H), 7.38-7.60 (m, 6 H), 7.82 (t, 1 H), 7.86-7.92 (m, 1 H), 8.22 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.60-8.70 (m, 4 H), 9.21 (s, 1 H)。
【0728】
実施例85−92:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.60(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.24 (q, 2 H), 7.10 (s, 1 H), 7.11 (d, 2 H), 7.39-7.56 (m, 6 H), 7.72 (br s, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.29 (s, 1 H), 8.42 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 10.0 (br s, 1 H)。
【0729】
実施例85−93:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.40(酢酸エチル);
H−NMR(CDCl):δ 2.30 (m, 2 H), 2.74 (t, 2 H), 4.20 (t, 2 H), 7.23 (d, 2 H), 7.59-7.77 (m, 5 H), 7.91 (d, 1 H), 8.16 (s, 1 H), 8.44 (s, 1 H), 8.54 (s, 1 H), 8.80 (s, 2 H), 9.42 (s, 1 H)。
【0730】
実施例85−94:1−(6−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.28 (ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.06 (s, 6 H), 6.99-7.08 (m, 3 H), 7.30 (d, 1 H), 7.44-7.64 (m, 5 H), 7.97-8.01 (m, 2 H), 8.18 (d, 1 H), 8.87 (s, 1 H), 9.12 (s, 1 H)。
【0731】
実施例85−95:1−(2−{4−[2−(ジエチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.22(クロロホルム:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.18 (t, 6 H), 3.47 (q, 4 H), 7.12-7.18 (m, 2 H), 7.30-7.35 (m, 1 H), 7.45-7.54 (m, 4 H), 7.59-7.64 (m, 1 H), 7.95-7.99 (m, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.97 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0732】
実施例85−96:1−(6−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.61 (酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.06 (s, 6 H), 6.98 (d, 1 H), 7.02-7.06 (m, 2 H), 7.42-7.48 (m, 4 H), 7.51 (s, 1 H), 7.53-7.58 (m, 1 H), 7.86-7.90 (m, 1 H), 7.96 (dd, 1 H), 8.06-8.07 (m, 2 H), 8.41 (s, 1 H), 8.63-8.68 (m, 2 H), 9.15 (s, 1 H)。
【0733】
実施例85−97:1−[2−(4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0734】
【化117】
【0735】
TLC:Rf 0.31(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.48 (m, 1 H), 1.93 (m, 1 H), 2.11 (br s, 1 H), 3.32-3.50 (m, 3 H), 3.58-3.79 (m, 2 H), 4.03 (dd, 1 H), 4.80 (s, 1 H), 7.17 (d, 1 H), 7.24 (s, 1 H), 7.30 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.50 (t, 2 H), 7.62 (d, 1 H), 7.98 (s, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 9.43 (s, 1 H), 9.70 (s, 1 H)。
【0736】
実施例85−98:1−(2−{4−[2−(メチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.51(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.84 (d, 3 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.45 (d, 1 H), 7.50 (d, 2 H), 7.50-7.67 (m, 3 H), 7.97 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.97 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0737】
実施例85−99:1−(2−{4−[2−(イソプロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.69(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.18 (d, 6 H), 3.80 (m, 1 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.41 (s, 1 H), 7.45 (d, 2 H), 7.51 (t, 1 H), 7.61 (s, 1 H), 7.66 (d, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 8.96 (s, 1 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0738】
実施例85−100:1−(2−{4−[2−(イソブチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.75(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.90 (d, 6 H), 1.88 (m, 1 H), 3.06 (t, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.41 (s, 1 H), 7.45 (d, 2 H), 7.51 (t, 1 H), 7.61 (d, 1 H), 7.80 (t, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 8.97 (s, 1 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0739】
実施例85−101:1−(3−クロロフェニル)−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.80(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.21-3.34 (m, 2 H), 7.00-7.07 (m, 1 H), 7.11-7.17 (m, 2 H), 7.27-7.33 (m, 2 H), 7.41-7.48 (m, 3 H), 7.65-7.75 (m, 2 H), 8.69 (s, 2 H), 9.05 (s, 1 H), 9.25 (s, 1 H)。
【0740】
実施例85−102:1−(2,5−ジクロロフェニル)−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0741】
【化118】
【0742】
TLC:Rf 0.76(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.21-3.34 (m, 2 H), 7.10-7.18 (m, 3 H), 7.42-7.52 (m, 4 H), 7.72 (t, 1 H), 8.25 (d, 1 H), 8.65 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.69 (s, 1 H)。
【0743】
実施例85−103:1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.30 (ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.07 (s, 6 H), 7.16 (d, 2 H), 7.39 (dd, 1 H), 7.49 (d, 2 H), 7.55 (s, 1 H), 7.72 (d, 1 H), 8.56 (d, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 8.77 (s, 1 H), 9.69 (s, 1 H)。
【0744】
実施例85−104:1−{2−[4−(2−アミノ−1,3−チアゾール−5−イル)フェノキシ]−5−ピリミジニル}−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0745】
【化119】
【0746】
TLC:Rf 0.66 (酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(CDCl):δ 7.10-7.14 (m, 2 H), 7.23 (s, 1 H), 7.45-7.62 (m, 5 H), 7.93-7.97 (m, 1 H), 8.54 (s, 1 H), 8.60-8.63 (m, 4 H)。
【0747】
実施例85−105:1−[2−(4−{2−[(シクロプロピルメチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0748】
【化120】
【0749】
TLC:Rf 0.79(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.22 (q, 2 H), 0.46 (q, 2 H), 1.07 (m, 1 H), 3.13 (t, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.41 (s, 1 H), 7.45 (d, 2 H), 7.50 (t, 1 H), 7.61 (d, 1 H), 7.84 (t, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0750】
実施例85−106:1−(2−{4−[2−(シクロブチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.79(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.68 (m, 2 H), 1.94 (m, 2 H), 2.31 (m, 2 H), 4.06 (m, 1 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.42 (s, 1 H), 7.45 (d, 2 H), 7.50 (t, 1 H), 7.61 (d, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.03 (d, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0751】
実施例85−107:1−(2−{4−[2−(シクロペンチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.79 (酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.52 (m, 4 H), 1.67 (m, 2 H), 1.93 (m, 2 H), 3.94 (m, 1 H), 4.06 (m, 1 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.42 (s, 1 H), 7.45 (d, 2 H), 7.50 (t, 1 H), 7.61 (d, 1 H), 7.76 (d, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0752】
実施例85−108:1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.48 (ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.06 (s, 6 H), 7.03 (s, 1 H), 7.05-7.10 (m, 2 H), 7.45-7.49 (m, 2 H), 7.53 (s, 1 H), 7.68 (dd, 1 H), 7.87 (d, 1 H), 8.02 (dd, 1 H), 8.20 (d, 1 H), 8.44 (d, 1 H), 8.67 (s, 1 H), 9.68 (s, 1 H)。
【0753】
実施例85−109:1−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.60(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.23-3.27 (m, 2 H), 7.00-7.07 (m, 3 H), 7.36-7.39 (m, 5 H), 7.66-7.76 (m, 1 H), 8.03 (dd, 1 H), 8.17 (d, 1 H), 8.56 (d, 1 H), 8.97 (s, 1 H), 9.25 (s, 1 H)。
【0754】
実施例85−110:1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.62(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.21-3.27 (m, 2 H), 7.01-7.08 (m, 3 H), 7.36-7.45 (m, 4 H), 7.68-7.73 (m, 2 H), 8.04 (dd, 1 H), 8.17 (d, 1 H), 8.60 (s, 1 H), 8.66 (s, 1 H), 9.63 (s, 1 H)。
【0755】
実施例85−111:1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
TLC:Rf 0.64(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.21-3.27 (m, 2 H), 7.02-7.08 (m, 3 H), 7.40-7.44 (m, 3 H), 7.66-7.71 (m, 2 H), 7.87 (s, 1 H), 8.02 (d, 1 H), 8.19 (d, 1 H), 8.45 (d, 1 H), 8.67 (s, 1 H), 9.68 (s, 1 H)。
【0756】
実施例85−112:1−(2−{4−[2−(テトラヒドロ−3−フラニルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0757】
【化121】
【0758】
TLC:Rf 0.22(クロロホルム:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.79-1.90 (m, 1 H), 2.11-2.24 (m, 1 H), 3.61 (dd, 1 H), 3.67-3.86 (m, 3 H), 4.21-4.31 (m, 1 H), 7.12-7.18 (m, 2 H), 7.30-7.35 (m, 1 H), 7.43-7.54 (m, 4 H), 7.58-7.64 (m, 1 H), 7.95-8.01 (m, 2 H), 8.70 (s, 2 H), 8.98 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0759】
実施例85−113:1−(2−{4−[2−(3−オキセタニルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.17(クロロホルム:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.36-3.56 (m, 2 H), 3.70 (dd, 1 H), 3.91 (t, 1 H), 4.34-4.45 (m, 1 H), 4.78 (t, 1 H), 7.13-7.19 (m, 2 H), 7.30-7.38 (m, 3 H), 7.47-7.55 (m, 2 H), 7.58-7.64 (m, 1 H), 7.95-8.00 (m, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.98 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0760】
実施例85−114:1−[6’−メチル−5−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−3−イル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.58(酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.57 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.44 (d, 1 H), 7.67 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 7.95 (dd, 1 H), 8.54 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.71 (dd, 1 H), 8.75 (s, 2 H), 9.35 (s, 1 H)。
【0761】
実施例85−115:1−(2−{4−[2−(ジプロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.80(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.89 (t, 6 H), 1.55-1.75 (m, 4 H), 3.25-3.50 (m, 4 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.46 (d, 2 H), 7.49 (s, 1 H), 7.50 (t, 1 H), 7.59 (d, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0762】
実施例85−116:1−{2−[4−(2−{[2−(3−オキセタニル)エチル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−イル)フェノキシ]−5−ピリミジニル}−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.33(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.92 (q, 2 H), 2.95-3.10 (m, 1 H), 3.19 (q, 2 H), 4.27 (t, 2 H), 4.64 (dd, 2 H), 7.14 (dd, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.43 (s, 1 H), 7.45 (d, 2 H), 7.51 (t, 1 H), 7.62 (d, 1 H), 7.73 (t, 1 H), 7.97 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0763】
実施例85−117:1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0764】
【化122】
【0765】
TLC:Rf 0.56 (酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.23 (m, 2 H), 7.13-7.17 (m, 2 H), 7.38-7.48 (m, 4 H), 7.71-7.78 (m, 2 H), 8.56 (d, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 8.77 (s, 1 H), 9.69 (s, 1 H)。
【0766】
実施例85−118:1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.73 (酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.23 (m, 2 H), 7.13-7.17 (m, 2 H), 7.42-7.48 (m, 3 H), 7.68 (dd, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 7.88 (d, 1 H), 8.42 (d, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 8.79 (s, 1 H), 9.75 (s, 1 H)。
【0767】
実施例85−119:1−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.56 (酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 2.36 (d, 3 H), 3.16-3.23 (m, 2 H), 7.12-7.17 (m, 2 H), 7.33 (d, 1 H), 7.42-7.47 (m, 3 H), 7.53 (dd, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 7.88 (d, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.90 (s, 1 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0768】
実施例85−120:1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.40 (酢酸エチル:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.23 (m, 2 H), 7.10-7.15 (m, 2 H), 7.41-7.57 (m, 6 H), 7.75 (t, 1 H), 7.87-7.91 (m, 1 H), 8.22 (s, 1 H), 8.38 (s, 1 H), 8.62-8.68 (m, 4 H), 9.22 (s, 1 H)。
【0769】
実施例85−121:1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.10(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.21 (m, 2 H), 6.96-7.04 (m, 3 H), 7.38-7.60 (m, 6 H), 7.73 (s, 1 H), 7.92 (d, 1 H), 7.96 (d, 1 H), 8.09 (d, 1 H), 8.37-8.50 (m, 2 H), 8.63-8.66 (m, 2 H), 9.46 (s, 1 H)。
【0770】
実施例85−122:1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.48(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.53-1.60 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.99-7.07 (m, 3 H), 7.28-7.57 (m, 6 H), 7.72-7.75 (m, 1 H), 7.98-8.01 (m, 2 H), 8.19 (d, 1 H), 8.91 (s, 1 H), 9.16 (s, 1 H)。
【0771】
実施例85−123:1−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.43 (ジクロロメタン:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.21-3.29 (m, 2 H), 7.12-7.17 (m, 2 H), 7.43-7.47 (m, 3 H), 7.72 (t, 1 H), 8.38 (t, 1 H), 8.58 (d, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.82 (d, 1 H), 9.18 (s, 1 H), 9.52 (s, 1 H)。
【0772】
実施例85−124:1−[2−(4−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.28(クロロホルム:メタノール=19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.25 (s, 3 H), 1.28 (s, 3 H), 2.20-2.29 (m, 2 H), 2.78 (t, 1 H), 3.84-3.94 (m, 1 H), 3.98-4.08 (m, 1 H), 4.65 (s, 1 H), 7.20-7.26 (m, 2 H), 7.49-7.60 (m, 3 H), 7.64-7.70 (m, 4 H), 7.89 (s, 1 H), 8.42 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 8.71-8.78 (m, 2 H), 9.47 (s, 1 H)。
【0773】
実施例85−125:1−(6−{4−[2−(1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.12(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.96-2.00 (m, 4 H), 3.38-3.42 (m, 4 H), 7.00-7.07 (m, 3 H), 7.29-7.60 (m, 6 H), 7.98-8.01 (m, 2 H), 8.19 (d, 1 H), 8.88 (s, 1 H), 9.13 (s, 1 H)。
【0774】
実施例85−126:1−(6−{4−[2−(1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.46(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.55-1.65 (s, 6 H), 3.44 (s, 4 H), 7.00-7.08 (m, 3 H), 7.30 (d, 1 H), 7.45-7.60 (m, 5 H), 7.98-8.02 (m, 2 H), 8.19 (d, 1 H), 8.88 (s, 1 H), 9.13 (s, 1 H)。
【0775】
実施例85−127:1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.48 (ジクロロメタン:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.16 (t, 3 H), 3.21-3.29 (m, 2 H), 7.15 (d, 2 H), 7.43-7.47 (m, 3 H), 7.72 (t, 1 H), 8.48 (d, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 8.88 (d, 1 H), 8.95 (s, 1 H), 9.77 (s, 1 H)。
【0776】
実施例85−128:1−[2−(4−{2−[エチル(メチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.32 (ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.15 (t, 3 H), 3.03 (s, 3 H), 3.47-3.54 (m, 2 H), 7.13-7.17 (m, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.46-7.53 (m, 4 H), 7.61 (d, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0777】
実施例85−129:1−[2−(4−{2−[(2−メトキシエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0778】
【化123】
【0779】
TLC:Rf 0.58 (ジクロロメタン:メタノール=9:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.27 (s, 3 H), 3.41-3.51 (m, 4 H), 7.12-7.16 (m, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.41-7.59 (m, 4 H), 7.61 (d, 1 H), 7.82 (t, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0780】
実施例85−130:1−[5−フルオロ−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.23 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.01 (dt, 1 H), 7.21 (d, 2 H), 7.29 (dd, 1 H), 7.51 (dd, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.80 (m, 3 H), 8.10 (s, 1 H), 8.55-8.68 (m, 4 H), 9.22 (s, 1 H)。
【0781】
実施例85−131:1−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−(2−{4−[2−(エチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.75(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.17 (t, 3 H), 3.22-3.30 (m, 2 H), 6.82 (dt, 1 H), 7.12-7.25 (m , 4 H), 7.42-7.47 (m, 3 H), 7.72 (t, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 9.01 (s, 1 H), 9.35 (s, 1 H)。
【0782】
実施例85−132:1−[6−(4−{2−[(シクロプロピルメチル)(メチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−3−ピリジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.49 (ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.27-0.32 (m, 2H), 0.46-0.51 (m, 2H), 1.03-1.16 (m, 1H), 3.10 (s, 3H), 3.35 (d, 2H), 7.00-7.09 (m, 3H), 7.30 (d, 1H), 7.44-7.53 (m, 4H), 7.59 (d, 1H), 7.98 (d, 1H), 8.01 (d, 1H), 8.19 (d, 1H), 8.87 (s, 1H), 9.13 (s, 1H)。
【0783】
実施例85−133:1−(5−メトキシ−6−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
【0784】
【化124】
【0785】
TLC:Rf 0.67(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.21 (m, 2 H), 2.63 (t, 2 H), 3.84 (s, 3 H), 4.04 (t, 2 H), 7.01-7.07 (m, 2 H), 7.51-7.68 (m, 8 H), 7.78 (d, 1 H), 7.84 (s, 1 H), 8.30 (s, 1 H), 8.69-8.73 (m, 1 H), 8.78-8.83 (m, 1 H), 9.46 (s, 1 H)。
【0786】
実施例85−134:1−[2−(4−{2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.49(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.14-1.23 (m, 2 H), 1.62 (d, 2 H), 1.75-1.95 (m, 1 H), 3.14 (t, 2 H), 3.25 (dd, 2 H), 3.85 (dd, 2 H), 7.14 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.41-7.55 (m, 4 H), 7.61 (d, 1 H), 7.82 (t, 1 H), 7.96 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0787】
実施例85−135:1−[2−(2−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.21 (m, 2 H), 2.24 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.15 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.35-7.43 (m, 2 H), 7.47 (d, 1 H), 7.62 (dd, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 7.89 (s, 1 H), 8.52 (s, 1 H), 8.59 (dd, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.28 (s, 1 H)。
【0788】
実施例85−136:1−[2−(4−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.34(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.07 (s, 3 H), 2.10-2.21 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.15 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.38 (d, 1 H), 7.43 (d, 1 H), 7.48 (dd, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 7.90 (s, 1 H), 8.36 (s, 1 H), 8.50 (s, 1 H), 8.56 (d, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.26 (s, 1 H)。
【0789】
実施例85−137:1−(2−{4−[2−(1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0790】
【化125】
【0791】
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.92-2.03 (m, 4 H), 3.36-3.48 (m, 4 H), 7.15 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.47-7.63 (m, 5 H), 7.97 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 9.00 (s, 1 H), 9.32 (s, 1 H)。
【0792】
実施例85−138:1−(2−{4−[2−(1−ピぺリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.52-1.67 (m, 6 H), 3.40-3.50 (m, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.31 (d, 1 H), 7.47-7.62 (m, 5 H), 7.96 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0793】
実施例85−139:1−(2−{4−[2−(4−モルホリニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.14(ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.37-3.45 (m, 4 H), 3.67-3.76 (m, 4H), 7.18 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.51-7.65 (m, 5 H), 7.97 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.97 (s, 1 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0794】
実施例85−140:1−(5−フルオロ−2,3’−ビピリジン−3−イル)−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.19(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.20 (m, 2 H), 2.65 (t, 2 H), 4.07 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.54 (dd, 1 H), 7.66 (d, 2 H), 7.86 (s, 1 H), 7.97-8.00 (m, 1 H), 8.31 (dd, 1 H), 8.42 (d, 1 H), 8.46 (s, 1 H), 8.66-8.67 (m, 3 H), 8.76 (d, 1 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0795】
実施例85−141:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.64(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.39-2.44 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.32 (d, 1 H), 7.48-7.63 (m, 5 H), 7.97 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0796】
実施例85−142:1−[6−(4−{2−[(シクロプロピルメチル)(メチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−3−ピリジニル]−3−[3’,4’−ジメチル−4−(トリフルオロメチル)−2−ビフェニルイル]ウレア
TLC:Rf 0.45 (ヘキサン:酢酸エチル=1:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.27-0.32 (m, 2 H), 0.46-0.52 (m, 2 H), 1.03-1.16 (m, 1 H), 2.29 (s, 6 H), 3.10 (s, 3 H), 3.35 (d, 2 H), 6.97-7.06 (m, 3 H), 7.14 (dd, 1 H), 7.20 (s, 1 H), 7.29-7.50 (m, 6 H), 7.88 (s, 1 H), 7.99 (dd, 1 H), 8.08 (d, 1 H), 8.47 (s, 1 H), 9.35 (s, 1 H)。
【0797】
実施例85−143:1−[2−(5−メチル−3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.35(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.22 (m, 2 H), 2.38 (s, 3 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.21 (d, 2 H), 7.42-7.52 (m, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.70 (s, 1 H), 7.88 (s, 1 H), 8.18 (s, 1 H), 8.42 (dd, 2 H), 8.51 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.27 (s, 1 H)。
【0798】
実施例85−144:1−[6−(4−{2−[エチル(メチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−3−ピリジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.49(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.15 (t, 3 H), 3.03 (s, 3 H), 3.49 (q, 2 H), 7.01 (d, 1 H), 7.06 (d, 2 H), 7.29 (d, 1 H), 7.45-7.70 (m, 5 H), 7.97 (s, 1 H), 8.01 (d, 1 H), 8.18 (d, 1 H), 8.87 (s, 1 H), 9.12 (s, 1 H)。
【0799】
実施例85−145:1−[6−(4−{2−[(2−メトキシエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−3−ピリジニル]−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.49(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.27 (s, 3 H), 3.40-3.50 (m, 4 H), 6.98 (d, 1 H), 7.04 (d, 2 H), 7.26 (d, 1 H), 7.38 (s, 1 H), 7.44 (d, 2 H), 7.47 (t, 1 H), 7.65 (d, 1 H), 7.79 (t, 1 H), 7.97-8.05 (m, 2 H), 8.24 (d, 1 H), 8.42 (s, 1 H), 10.3 (br s, 1 H)。
【0800】
実施例85−146:1−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.62(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.07 (s, 6 H), 6.67 (t, 1 H), 7.15 (d, 2 H), 7.45-7.55 (m, 4 H), 7.75 (d, 1 H), 7.95 (d, 1 H), 8.41 (d, 1 H), 8.58 (d, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 9.69 (s, 1 H), 9.94 (s, 1 H)。
【0801】
実施例85−147:1−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.35(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.07 (s, 6H), 6.81 (tt, 1H), 7.12-7.24 (m, 4H), 7.49 (d, 2H), 7.55 (s, 1H), 8.69 (s, 2H), 9.01 (s, 1H), 9.34 (s, 1H)。
【0802】
実施例85−148:1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.27 (ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.07 (s, 6 H), 7.17 (d, 2 H), 7.50 (d, 2 H), 7.55 (s, 1 H), 7.69 (dd, 1 H), 7.89 (d, 1 H), 8.42 (d, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 8.79 (s, 1 H), 9.75 (s, 1 H)。
【0803】
実施例85−149:1−[5−フルオロ−2−(4−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.35(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.11-2.22 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.03 (tt, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.31 (dd, 1 H), 7.44 (d, 2 H), 7.66 (d, 2 H), 7.83-7.91 (m, 2 H), 8.13 (s, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 8.66-8.72 (m, 2H), 9.23 (s, 1 H)。
【0804】
実施例85−150:1−(2−{4−[2−(3−ヒドロキシ−1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0805】
【化126】
【0806】
TLC:Rf 0.37(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 3.77-3.81 (m, 2 H), 4.21-4.25 (m, 2 H), 4.55-4.70 (m, 1 H), 5.83 (d, 1 H), 7.16 (d, 2 H), 7.31 (d, 1 H), 7.48-7.62 (m, 4 H), 7.96 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.29 (s, 1 H)。
【0807】
実施例85−151:1−[2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.44(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.22 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 3.80 (s, 3 H), 4.05 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.68 (d, 2 H), 7.89 (s, 1 H), 7.97 (d, 2 H), 8.49 (d, 1 H), 8.76 (s, 2 H), 8.93 (d, 1 H), 10.1 (s, 1 H), 12.0 (s, 1 H)。
【0808】
実施例85−152:1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−2,2’−ビピリジン−3−イル]ウレア
TLC:Rf 0.18(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.20 (m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 7.24 (d, 2 H), 7.61-7.69 (m, 3 H), 7.90 (s, 1 H), 8.08-8.14 (m, 1 H), 8.57 (d, 1 H), 8.70-8.80 (m, 4 H), 9.12-9.17 (m, 1 H), 10.2 (s, 1 H), 12.8 (s, 1 H)。
【0809】
実施例85−153:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,6−ジフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.69(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.36-2.58 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.16 (m, 4 H), 7.25-7.40 (m, 1 H), 7.48 (d, 2 H), 7.53 (s, 1 H), 8.40 (s, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 9.16 (s, 1 H)。
【0810】
実施例85−154:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,4−ジフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.75(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.36-2.58 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.04 (dt, 1 H), 7.16 (d, 2 H), 7.31 (dt, 1 H), 7.49 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.92-8.02 (m, 1 H), 8.70 (s, 3 H), 9.14 (s, 1 H)。
【0811】
実施例85−155:1−[5−フルオロ−2−(2−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.67(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.10-2.22(m, 2 H), 2.64 (t, 2 H), 4.05 (t, 2 H), 6.85-7.02 (m, 1 H), 7.22 (d, 2 H), 7.45-7.50 (m, 1 H), 7.68 (d, 2 H), 7.80-8.05 (m, 4 H), 8.11 (dd, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.71 (d, 1 H), 9.88 (s, 1 H), 11.7 (s, 1 H)。
【0812】
実施例85−156:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(3,5−ジフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.73(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.39-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 6.81 (t, 1 H), 7.15-7.21 (m, 4 H), 7.48-7.54 (m, 3 H), 8.69 (s, 2 H), 9.02 (s, 1 H), 9.35 (s, 1 H)。
【0813】
実施例85−157:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.69(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.37-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.25 (d, 1 H), 7.49-7.70 (m, 5 H), 8.70 (s, 2 H), 9.09 (s, 1 H), 9.50 (s, 1 H)。
【0814】
実施例85−158:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.69(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.36-2.49 (m, 5 H), 4.03 (t, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.34 (d, 1 H), 7.48-7.54 (m, 4 H), 7.88 (s, 1 H), 8.69 (d, 2 H), 8.91 (s, 1 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0815】
実施例85−159:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.67(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.39-2.44 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.17 (d, 2 H), 7.47-7.54 (m, 3 H), 7.65-7.75 (m, 1 H), 7.88 (s, 1 H), 8.41-8.43 (m, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 9.04 (br s, 1 H), 9.60 (br s, 1 H)。
【0816】
実施例85−160:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,5−ジフルオロフェニル)ウレア
【0817】
【化127】
【0818】
TLC:Rf 0.60(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.42 (quin, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 6.79-6.90 (m, 1 H), 7.17 (d, 2 H), 7.29 (ddd, 1 H), 7.50 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.96 (ddd, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.95 (s, 1 H), 9.25 (s, 1 H)。
【0819】
実施例85−161:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(3,4−ジフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.50(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.42 (quin, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.10-7.20 (m, 3 H), 7.31 (dd, 1 H), 7.49 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.63 (ddd, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 8.95-9.60 (br s, 2 H)。
【0820】
実施例85−162:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2−フルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.62(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.42 (quin, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 6.98-7.08 (m, 1 H), 7.10-7.30 (m, 4 H), 7.50 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 8.06 (dt, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.73 (s, 1 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0821】
実施例85−163:1−(2−{4−[2−(3−ヒドロキシ−3−メチル−1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.52(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.44 (s, 3 H), 3.87-3.93 (m, 4 H), 5.77 (s, 1 H), 7.16 (d, 2 H), 7.31 (d, 1 H), 7.49-7.65 (m, 5 H), 7.97 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.22 (s, 1 H), 9.53 (s, 1 H)。
【0822】
実施例85−164:1−(2−{4−[2−(3,3−ジフルオロ−1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 4.52 (t, 4 H), 7.18 (d, 2 H), 7.30 (d, 1 H), 7.47-7.64 (m, 5 H), 7.94-7.97 (m, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.99 (s, 1 H), 9.31 (s, 1 H)。
【0823】
実施例85−165:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(4−フルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.63(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.38-2.54 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.06-7.19 (m, 4 H), 7.41-7.58 (m, 4 H), 8.65 (s, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.86 (s, 1 H), 8.94 (s, 1 H)。
【0824】
実施例85−166:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.45(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.40-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.14 (d, 2 H), 7.47-7.66 (m, 8 H), 8.41 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.72 (s, 1 H), 8.75 (s, 1 H), 9.44 (s, 1 H)。
【0825】
実施例85−167:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[1−(2−メチルフェニル)−3−(2−メチル−2−プロパニル)−1H−ピラゾール−5−イル]ウレア
【0826】
【化128】
【0827】
TLC:Rf 0.44(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.26 (t, 9 H), 1.99 (s, 3 H), 2.40-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 6.33 (s, 1 H), 7.13 (d, 2 H), 7.28-7.53 (m, 7 H), 8.37 (s, 1 H), 8.61 (s, 2 H), 9.04 (s, 1 H)。
【0828】
実施例85−168:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.58(酢酸エチル:メタノール:19:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.40-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.14 (d, 2 H), 7.47-7.57 (m, 6 H), 7.87-7.89 (m, 1 H), 8.22 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.62-8.67 (m, 4 H), 9.22 (s, 1 H)。
【0829】
実施例85−169:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.44(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.40-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 6.99 (s, 1 H), 7.14-7.18 (m, 3 H), 7.38-7.54 (m, 5 H), 7.76 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.89 (s, 1 H), 9.15 (s, 1 H)。
【0830】
実施例85−170:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,3,5−トリフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.59(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.40-2.49 (m, 2 H), 4.13 (t, 4 H), 7.15-7.22 (m, 3 H), 7.54 (d, 2 H), 7.69 (s, 1 H), 7.78-7.85 (m, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.22 (s, 1 H), 9.41 (s, 1 H)。
【0831】
実施例85−171:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.40-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.37-7.40 (m, 1 H), 7.48-7.54 (m, 3 H), 7.72 (d, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 8.80 (s, 1 H), 9.70 (s, 1 H)。
【0832】
実施例85−172:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.49(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.35-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.14 (d, 2 H), 7.26 (t, 2 H), 7.48 (d, 2 H), 7.53 (s, 1 H), 8.40 (s, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0833】
実施例85−173:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.50(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.35-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.38-7.54 (m, 5 H), 8.52 (d, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 9.19 (s, 2 H)。
【0834】
実施例85−174:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,3−ジフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.57(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.38-2.50 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.02-7.21 (m, 4 H), 7.49 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.86 (t, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.94 (s, 1 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0835】
実施例85−175:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,4,5−トリフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.37-2.50 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.51 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.59-7.70 (m, 1 H), 8.00-8.17 (m, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.91 (s, 1 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0836】
実施例85−176:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[5−フェニル−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.65(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.40-2.49 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.15 (d, 2 H), 7.50-7.60 (m, 8 H), 8.42 (s, 2 H), 8.65 (s, 2 H), 8.74 (s, 1 H), 9.71 (s, 1 H)。
【0837】
実施例85−177:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,3,4−トリフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.37-2.50 (m, 2 H), 4.03 (t 4 H), 7.15 (dd, 2 H), 7.22-7.34 (m, 1 H), 7.50 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.73-7.90 (m, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.89 (s, 1 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0838】
実施例85−178:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−(2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)ウレア
TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.37-2.50 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.15 (d, 2 H), 7.50 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.70-7.90 (m, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 8.87 (s, 1 H), 9.30 (s, 1 H)。
【0839】
実施例85−179:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.52(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.37-2.51 (m, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 7.15 (dd, 2 H), 7.50 (d, 2 H), 7.54 (s, 1 H), 7.61 (d, 1 H), 7.74 (d, 1 H), 8.10 (d, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 8.68-8.73 (m, 2 H), 9.64 (s, 1 H)。
【0840】
実施例85−180:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.61(塩化メチレン:酢酸エチル:メタノール=8:4:1);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.42 (quin, 2 H), 4.03 (t, 4 H), 6.67 (t, 1 H), 7.16 (d, 2 H), 7.48-7.56 (m, 4 H), 7.75 (d, 1 H), 7.95 (d, 1 H), 8.41 (d, 1 H), 8.58 (d, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 9.70 (s, 1 H), 9.95 (s, 1 H)。
【0841】
実施例85−181:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
TLC:Rf 0.28(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.32-2.49 (m, 5 H), 4.03 (t, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.29 (d, 1 H), 7.41 (d, 1 H), 7.49-7.54 (m, 3 H), 8.27 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 9.32 (s, 1 H)。
【0842】
実施例85−182:1−(2−{4−[2−(1−アゼチジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジニル]ウレア
TLC:Rf 0.60(ヘキサン:酢酸エチル=1:4);
H−NMR(DMSO−d):δ 2.37-2.49 (m, 2 H), 4.06 (t, 4 H), 7.16 (d, 2 H), 7.48-7.63 (m, 4 H), 8.02 (s, 1 H), 8.52 (d, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.23 (s, 1 H), 9.82 (s, 1 H)。
【0843】
実施例85−183:1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.91分);
MASS(ESI,Pos.):581(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.66-6.68 (m, 1 H), 7.11-7.15 (m, 2 H), 7.41-7.45 (m, 3 H), 7.51 (dd, 1 H), 7.73-7.78 (m, 2 H), 7.95 (d, 1 H), 8.44 (d, 1 H), 8.58 (dd, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 9.69 (s, 1 H), 9.94 (s, 1 H)。
【0844】
実施例85−184:1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−{5−(トリフルオロメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]フェニル}ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):97%(保持時間:0.97分);
MASS(ESI,Pos.):649(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.10-7.15 (m, 3 H), 7.41-7.46 (m, 3 H), 7.57 (dd, 1 H), 7.70 (d, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 8.46-8.47 (m, 2 H), 8.57 (s, 1 H), 8.63 (s, 2 H), 9.45 (s, 1 H)。
【0845】
実施例85−185:1−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.89分);
MASS(ESI,Pos.):595(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 3.65 (s, 3 H), 6.45 (d, 1 H), 7.10-7.15 (m, 2 H), 7.42-7.51 (m, 5 H), 7.62 (d, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 8.08 (s, 1 H), 8.55 (s, 1 H), 8.65 (s, 2 H), 9.45 (s, 1 H)。
【0846】
実施例85−186:1−[2−(3−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):96%(保持時間:0.94分);
MASS(ESI,Pos.):595(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.45 (d, 1 H), 7.11-7.16 (m, 2 H), 7.42-7.50 (m, 4 H), 7.69 (d, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 8.28 (d, 1 H), 8.56 (d, 1 H), 8.67 (s, 2 H), 9.80 (s, 1 H), 9.91 (s, 1 H)。
【0847】
実施例85−187:1−[2−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.96分);
MASS(ESI,Pos.):595(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 2.14 (s, 3 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.11-7.16 (m, 2 H), 7.42-7.51 (m, 4 H), 7.70 (d, 1 H), 7.74-7.78 (m, 2 H), 8.18 (s, 1 H), 8.57 (d, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 9.82 (s, 1 H), 9.95 (s, 1 H)。
【0848】
実施例85−188:1−[2−(4−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.86分);
MASS(ESI,Pos.):596(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 2.38 (d, 3 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.11-7.16 (m, 2 H), 7.42-7.46 (m, 3 H), 7.59 (dd, 1 H), 7.69 (d, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 8.39 (d, 1 H), 8.64 (d, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.75 (s, 1 H), 9.68 (s, 1 H)。
【0849】
実施例85−189:1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0850】
【化129】
【0851】
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.93分);
MASS(ESI,Pos.):581(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.65 (t, 1 H), 7.12-7.16 (m, 2 H), 7.41-7.46 (m, 3 H), 7.72-7.78 (m, 2 H), 7.82 (d, 1 H), 7.93 (d, 1 H), 8.40-8.43 (m, 2 H), 8.67 (s, 2 H), 9.55 (s, 1 H), 9.95 (s, 1 H)。
【0852】
実施例85−190:1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):92%(保持時間:0.81分);
MASS(ESI,Pos.):592(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.11-7.15 (m, 2 H), 7.41-7.45 (m, 3 H), 7.53-7.57 (m, 2 H), 7.74-7.78 (m, 2 H), 7.88-7.92 (m, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 8.27 (d, 1 H), 8.63-8.69 (m, 4 H), 9.27 (s, 1 H)。
【0853】
実施例85−191:1−[5−クロロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.88分);
MASS(ESI,Pos.):547(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.61-6.63 (m, 1 H), 7.11-7.16 (m, 2 H), 7.22 (dd, 1 H), 7.42-7.46 (m, 3 H), 7.51 (d, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 7.89-7.90 (m, 1 H), 8.25-8.28 (m, 2 H), 8.66 (s, 2 H), 9.37 (s, 1 H), 9.88 (s, 1 H)。
【0854】
実施例85−192:1−[5−クロロ−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):76%(保持時間:0.74分);
MASS(ESI,Pos.):558(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.10-7.16 (m, 2 H), 7.22-7.28 (m, 2 H), 7.41-7.55 (m, 4 H), 7.74-7.85 (m, 2 H), 8.08 (d, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 8.56-8.62 (m, 4 H), 9.18 (s, 1 H)。
【0855】
実施例85−193:1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.95分);
MASS(ESI,Pos.):580(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.66-6.68 (m, 1 H), 6.98-7.06 (m, 3 H), 7.39-7.44 (m, 3 H), 7.50 (dd, 1 H), 7.71-7.76 (m, 2 H), 7.94 (d, 1 H), 7.99 (dd, 1 H), 8.15 (d, 1 H), 8.40 (d, 1 H), 8.60 (s, 1 H), 9.54 (s, 1 H), 9.80 (s, 1 H)。
【0856】
実施例85−194:1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−{5−(トリフルオロメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]フェニル}ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:1.02分);
MASS(ESI,Pos.):648(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.98-7.05 (m, 3 H), 7.13 (d, 1 H), 7.39-7.43 (m, 3 H), 7.55 (dd, 1 H), 7.68 (d, 1 H), 7.74 (t, 1 H), 7.96 (dd, 1 H), 8.10 (d, 1 H), 8.43 (s, 1 H), 8.46-8.48 (m, 1 H), 8.52 (d, 1 H), 9.38 (s, 1 H)。
【0857】
実施例85−195:1−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.93分);
MASS(ESI,Pos.):594(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 3.65 (s, 3 H), 6.45 (d, 1 H), 6.98-7.06 (m, 3 H), 7.39-7.50 (m, 5 H), 7.62 (d, 1 H), 7.74 (t, 1 H), 7.96-8.01 (m, 2 H), 8.10 (d, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 9.41 (s, 1 H)。
【0858】
実施例85−196:1−[2−(3−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.99分);
MASS(ESI,Pos.):594(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 2.36 (s, 3 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.45 (d, 1 H), 6.99-7.06 (m, 3 H), 7.39-7.48 (m, 4 H), 7.68 (d, 1 H), 7.74 (t, 1 H), 7.97 (dd, 1 H), 8.16 (d, 1 H), 8.26 (d, 1 H), 8.58 (s, 1 H), 9.66 (s, 1 H), 9.76 (s, 1 H)。
【0859】
実施例85−197:1−[2−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:1.01分);
MASS(ESI,Pos.):594(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 2.14 (s, 3 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.98-7.06 (m, 3 H), 7.39-7.49 (m, 4 H), 7.68 (d, 1 H), 7.72-7.77 (m, 2 H), 7.99 (dd, 1 H), 8.15-8.17 (m, 2 H), 8.59 (s, 1 H), 9.67 (s, 1 H), 9.81 (s, 1 H)。
【0860】
実施例85−198:1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):98%(保持時間:0.97分);
MASS(ESI,Pos.):580(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.65 (t, 1H), 6.99-7.07 (m, 3 H), 7.39-7.45 (m, 3 H), 7.72-7.75 (m, 2 H), 7.81 (d, 1 H), 7.92 (d, 1 H), 7.96 (dd, 1 H), 8.17 (d, 1 H), 8.41-8.44 (m, 2 H), 9.40 (s, 1 H), 9.81 (s, 1 H)。
【0861】
実施例85−199:1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(3−ピリジニル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):96%(保持時間:0.87分);
MASS(ESI,Pos.):591(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.97-7.06 (m, 3 H), 7.39-7.44 (m, 3 H), 7.53-7.58 (m, 2 H), 7.72-7.76 (m, 2 H), 7.88-7.96 (m, 2 H), 8.09-8.10 (m, 2 H), 8.29 (d, 1 H), 8.64-8.69 (m, 2 H), 9.19 (s, 1 H)。
【0862】
実施例85−200:1−[5−クロロ−2−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):97%(保持時間:0.93分);
MASS(ESI,Pos.):547(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.61-6.62 (m, 1 H), 6.98-7.07 (m, 3 H), 7.20 (dd, 1 H), 7.39-7.43 (m, 3 H), 7.49 (d, 1 H), 7.74 (t, 1 H), 7.89 (d, 1 H), 7.96 (dd, 1 H), 8.15 (d, 1 H), 8.26-8.29 (m, 2 H), 9.21 (s, 1 H), 9.73 (s, 1 H)。
【0863】
実施例85−201:1−[5−クロロ−2−(3−ピリジニル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):98%(保持時間:0.81分);
MASS(ESI,Pos.):557(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.97-7.06 (m, 3 H), 7.19-7.28 (m, 2 H), 7.38-7.43 (m, 3 H), 7.54 (dd, 1 H), 7.74 (t, 1 H), 7.81-7.85 (m, 1 H), 7.92-7.97 (m, 2 H), 8.08 (d, 1 H), 8.10 (d, 1 H), 8.59 (dd, 1 H), 8.64 (dd, 1 H), 9.11 (s, 1 H)。
【0864】
実施例85−202:1−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.93分);
MASS(ESI,Pos.):582(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.12-7.16 (m, 2 H), 7.41-7.46 (m, 3 H), 7.58 (dd, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 8.06 (d, 1 H), 8.32 (s, 2 H), 8.65-8.69 (m, 3 H), 9.66 (s, 1 H), 10.0 (s, 1 H)。
【0865】
実施例85−203:1−[5−クロロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.80分);
MASS(ESI,Pos.):548(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.11-7.15 (m, 2 H), 7.32 (dd, 1 H), 7.42-7.52 (m, 4 H), 7.76 (t, 1 H), 8.06 (d, 1 H), 8.27 (d, 1 H), 8.49 (s, 1 H), 8.59 (d, 1 H), 8.64 (s, 2 H), 9.57 (s, 1 H)。
【0866】
実施例85−204:1−[5−クロロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.90分);
MASS(ESI,Pos.):548(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.12-7.16 (m, 2 H), 7.28 (dd, 1 H), 7.42-7.46 (m, 3 H), 7.74-7.81 (m, 2 H), 8.26 (s, 2 H), 8.32 (d, 1 H), 8.68 (s, 2 H), 9.35 (s, 1 H), 9.91 (s, 1 H)。
【0867】
実施例85−205:1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0868】
【化130】
【0869】
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.89分);
MASS(ESI,Pos.):533(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.12-7.16 (m, 2 H), 7.38-7.53 (m, 5 H), 7.76 (t, 1 H), 8.52 (dd, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 9.09 (s, 1 H), 9.28 (s, 1 H)。
【0870】
実施例85−206:1−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.48(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 2.32 (s, 3 H), 3.16-3.23 (m, 2 H), 7.12-7.16 (m, 2 H), 7.29 (d, 1 H), 7.40-7.46 (m, 4 H), 7.76 (t, 1 H), 8.26 (s, 1 H), 8.37 (s, 1 H), 8.72 (s, 2 H), 9.32 (s, 1 H)。
【0871】
実施例85−207:1−(2,5−ジクロロフェニル)−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.89分);
MASS(ESI,Pos.):515(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.13-3.23 (m, 2 H), 7.10-7.18 (m, 2 H), 7.36-7.47 (m, 4 H), 7.63 (d, 1 H), 7.71-7.81 (m, 1 H), 8.14 (d, 1 H), 8.59 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 9.58 (s, 1 H)。
【0872】
実施例85−208:1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.90分);
MASS(ESI,Pos.):515(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.23 (m, 2 H), 7.11-7.16 (m, 2 H), 7.36-7.47 (m, 4 H), 7.63 (d, 1 H), 7.76 (t, 1 H), 8.13 (d, 1 H), 8.57 (s, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 9.57 (s, 1 H)。
【0873】
実施例85−209:1−(2,5−ジフルオロフェニル)−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):98%(保持時間:0.81分);
MASS(ESI,Pos.):483(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.80-6.89 (m, 1 H), 7.12-7.16 (m, 2 H), 7.26-7.34 (m, 1 H), 7.39-7.46 (m, 3 H), 7.76 (t, 1 H), 7.93-8.00 (m, 1 H), 8.70 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 9.26 (s, 1 H)。
【0874】
実施例85−210:1−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.77分);
MASS(ESI,Pos.):497(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.23 (m, 2 H), 6.81-7.18 (m, 4 H), 7.39-7.53 (m, 5 H), 7.74-7.76 (m, 2 H), 8.70 (s, 2 H), 8.91 (s, 1 H), 9.17 (s, 1 H)。
【0875】
実施例85−211:1−[2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.98分);
MASS(ESI,Pos.):548(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.01-7.08 (m, 3 H), 7.36-7.44 (m, 4 H), 7.70-7.76 (m, 2 H), 8.04 (dd, 1 H), 8.17 (d, 1 H), 8.60 (d, 1 H), 8.66 (s, 1 H), 9.63 (s, 1 H)。
【0876】
実施例85−212:1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.94分);
MASS(ESI,Pos.):532(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 7.01-7.07 (m, 3 H), 7.39-7.52 (m, 5 H), 7.74 (t, 1 H), 8.03 (dd, 1 H), 8.16 (d, 1 H), 8.56 (dd, 1 H), 8.95 (d, 1 H), 9.23 (s, 1 H)。
【0877】
実施例85−213:1−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):98%(保持時間:0.95分);
MASS(ESI,Pos.):528(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 2.31 (s, 3 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 7.00-7.07 (m, 3 H), 7.26 (d, 1 H), 7.39-7.44 (m, 4 H), 7.74 (t, 1 H), 8.04 (dd, 1 H), 8.16 (d, 1 H), 8.23 (s, 1 H), 8.31 (s, 1 H), 9.26 (s, 1 H)。
【0878】
実施例85−214:1−(2,5−ジクロロフェニル)−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.96分);
MASS(ESI,Pos.):514(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 7.01-7.11 (m, 4 H), 7.39-7.48 (m, 4 H), 7.74 (t, 1 H), 8.01 (dd, 1 H), 8.17 (d, 1 H), 8.29 (d, 1 H), 8.51 (s, 1 H), 9.59 (s, 1 H)。
【0879】
実施例85−215:1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.93分);
MASS(ESI,Pos.):514(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 7.00-7.07 (m, 3 H), 7.36-7.44 (m, 4 H), 7.62 (d, 1 H), 7.74 (t, 1 H), 8.00 (dd, 1 H), 8.17-8.18 (m, 2 H), 8.44 (s, 1 H), 9.51 (s, 1 H)。
【0880】
実施例85−216:1−(2,5−ジフルオロフェニル)−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.88分);
MASS(ESI,Pos.):482(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.78-6.86 (m, 1 H), 7.01-7.07 (m, 3 H), 7.24-7.33 (m, 1 H), 7.39-7.44 (m, 3 H), 7.74 (t, 1 H), 7.96-8.03 (m, 2 H), 8.16 (d, 1 H), 8.82 (s, 1 H), 9.20 (s, 1 H)。
【0881】
実施例85−217:1−[3−(ジフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.82分);
MASS(ESI,Pos.):496(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.81-7.18 (m, 5 H), 7.39-7.51 (m, 5 H), 7.72-7.77 (m, 2 H), 7.90 (dd, 1 H), 8.19 (dd, 1 H), 8.81 (s, 1 H), 8.99 (s, 1 H)。
【0882】
実施例85−218:1−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:1.00分);
MASS(ESI,Pos.):548(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 7.02-7.09 (m, 3 H), 7.39-7.44 (m, 3 H), 7.68 (dd, 1 H), 7.74 (t, 1 H), 7.87 (d, 1 H), 8.02 (dd, 1 H), 8.19 (d, 1 H), 8.44 (d, 1 H), 8.67 (s, 1 H), 9.68 (s, 1 H)。
【0883】
実施例85−219:1−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)−3−[2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.98分);
MASS(ESI,Pos.):581(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 7.00-7.07 (m, 3 H), 7.39-7.44 (m, 3 H), 7.56 (dd, 1 H), 7.74 (t, 1 H), 7.99-8.06 (m, 2 H), 8.16 (d, 1 H), 8.32 (s, 2 H), 8.67 (s, 1 H), 9.54 (s, 1 H), 9.87 (s, 1 H)。
【0884】
実施例85−220:1−[5−クロロ−2−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):99%(保持時間:0.86分);
MASS(ESI,Pos.):547(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.90 (t, 3 H), 1.50-1.62 (m, 2 H), 3.15-3.21 (m, 2 H), 6.97-7.05 (m, 3 H), 7.29 (dd, 1 H), 7.38-7.49 (m, 4 H), 7.73 (t, 1 H), 7.94 (dd, 1 H), 8.05 (d, 1 H), 8.10 (d, 1 H), 8.28 (d, 1 H), 8.34 (s, 1 H), 8.58 (d, 1 H), 9.47 (s, 1 H)。
【0885】
実施例85−221:1−[5−クロロ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル]−3−(6−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−3−ピリジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.93分);
MASS(ESI,Pos.):547(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.15-3.22 (m, 2 H), 6.99-7.10 (m, 3 H), 7.27 (dd, 1 H), 7.39-7.45 (m, 3 H), 7.72-7.79 (m, 2 H), 7.98 (dd, 1 H), 8.15 (d, 1 H), 8.25 (s, 2 H), 8.33 (d, 1 H), 9.24 (s, 1 H), 9.77 (s, 1 H)。
【0886】
実施例85−222:1−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
純度(UPLC−MS/ELSD):100%(保持時間:0.80分);
MASS(ESI,Pos.):483(M+H)
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.77-6.86 (m, 1 H), 7.13-7.20 (m, 4 H), 7.42-7.46 (m, 3 H), 7.76 (t, 1 H), 8.69 (s, 2 H), 9.01 (s, 1 H), 9.35 (s, 1 H)。
【0887】
実施例85−223:1−{2−[3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−5−(トリフルオロメチル)フェニル}−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
TLC:Rf 0.79(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H),1.52-1.62 (m, 2 H), 3.16-3.22 (m, 2 H), 6.93 (d, 1 H), 6.99 (dd, 1 H), 7.13 (d, 2 H), 7.43 (d, 2 H), 7.43 (s, 1 H), 7.50 (dd, 1 H), 7.71-7.78 (m, 2 H), 8.44 (d, 1 H), 8.54 (d, 1 H), 8.66 (s, 2 H), 8.94 (s, 1 H), 9.65 (s, 1 H)。
【0888】
実施例85−224:1−[2−(4−{2−[3−(2−ヒドロキシ−2−プロパニル)−2−オキソ−1−ピロリジニル]−1,3−チアゾール−5−イル}フェノキシ)−5−ピリミジニル]−3−[2−(メチルスルホニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
【0889】
【化131】
【0890】
TLC:Rf 0.30(メタノール:クロロホルム=1:19);
H−NMR(DMSO−d):δ 1.27 (d, 6 H),2.20-2.28 (m, 2 H), 2.28 (t, 1 H), 3.84-4.07 (m, 2 H), 4.65 (s, 1 H), 7.20-7.27 (m, 2 H), 7.61-7.70 (m, 3 H), 7.90 (s, 1 H), 8.06 (d, 1 H), 8.61-8.63 (m, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 10.3 (s, 1 H)。
【0891】
実施例85−225:N,N−ジメチル−2−{[(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)カルバモイル]アミノ}−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド
【0892】
【化132】
【0893】
TLC:Rf 0.79(酢酸エチル);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.90 (t, 3 H), 1.51-1.65 (m, 2 H), 2.75 (s, 6 H), 3.15-3.24 (m, 2 H), 7.12-7.18 (m, 2 H), 7.41-7.50 (m, 3 H), 7.56-7.64 (m, 1 H), 7.77 (t, 1 H), 7.94 (d, 1 H), 8.60 (s, 1 H), 8.71 (s, 2 H), 8.98 (s, 1 H), 10.3 (s, 1 H)。
【0894】
実施例85−226:1−[2−(メチルスルホニル)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(2−{4−[2−(プロピルアミノ)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)ウレア
【0895】
【化133】
【0896】
TLC:Rf 0.23(ヘキサン:酢酸エチル=1:2);
H−NMR(DMSO−d):δ 0.91 (t, 3 H), 1.51-1.63 (m, 2 H), 3.16-3.23 (m, 2 H), 3.38 (s, 3 H), 7.11-7.18 (m, 2 H), 7.41-7.48 (m, 3 H), 7.64 (dd, 1 H), 7.77 (t, 1 H), 8.07 (d, 1 H), 8.63 (d, 1 H), 8.73 (s, 2 H), 8.96 (s, 1 H), 10.3 (s, 1 H)。
【0897】
薬理実験例:
薬理実験例1:TrkA酵素阻害活性の測定(in vitro試験)
TrkAに対する阻害活性の測定は、LanthaScreenTMキナーゼアッセイ試薬(Invitrogen社;Fluorescein-Poly GT、LanthaScreenTMTb−PY20、及びTR-FRET Dilution Buffer)、TrkA(Invitrogen社)、ATP(シグマ−アルドリッチ社)、キナーゼ反応緩衝液(0.01%Brij35(シグマ−アルドリッチ社)、10mM MgCl(シグマ−アルドリッチ社)、1mM EGTA(シグマ−アルドリッチ社)を含む50mM HEPES緩衝液(シグマ−アルドリッチ社)(pH7.5))、および0.5M EDTA(pH8.0)(Invitrogen社)を用い、以下の方法にて実施した。
【0898】
本発明化合物をジメチルスルホキシド(以下、DMSOと略す。)で溶解し、10mM溶液を調製した。96ウェルプレートに10mMの被験化合物を分注後、DMSOで段階希釈し、3倍公比の希釈系列を調製した。その希釈系列(DMSO溶液)をキナーゼ反応緩衝液で20倍希釈し、5倍濃度の本発明化合物溶液(DMSO濃度5%)を調製した。TrkAはキナーゼ反応緩衝液で希釈し、38.5ng/mLの溶液(酵素溶液)を調製した。アデノシントリホスファート(以下、ATPと略す)は、あらかじめ蒸留水で希釈し、10mM溶液を調製後、分注して−20℃で保存した。10mM ATP溶液およびFluorescein−Poly GTをキナーゼ反応緩衝液で希釈し、375mM ATPおよび500nM Fluorescein−Poly GTを含む溶液(ATP−基質溶液)を調製した。0.5M EDTA(pH8.0)、およびLanthaScreenTMTb−PY20をTR−FRET Dilution Bufferで希釈し、20mM EDTAおよび4nM LanthaScreenTMTb−PY20を含む溶液(検出用緩衝液)を調製した。
【0899】
96−ハーフウェルアッセイプレートに、本発明化合物溶液(5μL/ウェル)、および酵素溶液(10μL/ウェル)を添加し、そのプレートを、室温で10分間、プレート撹拌機(IKATM MTS2/4デジタルマイクロプレート、IKAジャパン株式会社)を用いて撹拌させた。対照及びブランクには、本発明化合物溶液の代わりに5%DMSOを含むキナーゼ反応緩衝液(5μL/ウェル)を添加した。また、ブランクには、酵素溶液の代わりにキナーゼ反応緩衝液(10μL/ウェル)を添加した。その後、プレートにATP−基質溶液(10μL/ウェル)を添加してキナーゼ反応を開始させ、そのプレートを遮光下、室温で1時間、プレート撹拌機を用いて撹拌させた(TrkA終濃度:15.4ng/mL、基質終濃度:200nM、およびATP終濃度:150μM)。プレートに検出用緩衝液(25μL/ウェル)を添加することでキナーゼ反応を停止させ、そのプレートを遮光下、室温で30分間、プレート撹拌機を用いて撹拌させた。Analyst GT(モレキュラーデバイスジャパン株式会社)を用いて、340nmの励起光を各ウェルに照射し、520nmおよび495nmの蛍光強度を測定した。各ウェルの520nmの蛍光強度を495nmの蛍光強度で除算して、時間分解蛍光共鳴エネルギー転移(TR−FRET)比を算出した。
【0900】
本発明化合物の阻害率(%)は、以下の数式1を用いて算出した。
【0901】
【数1】
【0902】
:本発明化合物添加時のTR−FRET比
:ブランクのTR−FRET比
:対照のTR−FRET比
本発明化合物の50%阻害率の値(IC50値)は、本発明化合物の各濃度における阻害率に基づく阻害曲線から算出した。
【0903】
その結果、本発明化合物のIC50値は0.5μM以下であり、本発明化合物はTrkA酵素阻害活性を有することが分かった。例えば、いくつかの本発明化合物のIC50値は、下記の表1に示したとおりであった。
【0904】
【表1】
【0905】
薬理実験例2:Trk以外の他のキナーゼに対する酵素阻害活性試験(選択性実験)
被験物質(本発明化合物および比較化合物)をジメチルスルホキシドに溶解し、さらにジメチルスルホキシドにて希釈して、3μMの試験濃度の100倍濃度の溶液を調整した。その溶液をさらにアッセイバッファー(20mMHEPES, 0.01%TritonX−100, 2mMDTT, pH7.5)にて25倍希釈して被験物質溶液とした。陽性対照物質もこれと同様にして陽性対照物質溶液を調整した。
【0906】
アッセイバッファーにて調整した5μLの4倍濃度被験物質溶液、5μLの4倍濃度基質/ATP/金属溶液(Mg)および10μLの2倍濃度キナーゼ溶液をポリプロピレン製384ウェルプレートのウェル内で混合し、室温にて1時間反応させた。60μLのTermination Buffer(QuickScout Screening Assist MSA; Carna Biosciences)を添加して反応を停止させた。反応溶液中の基質ペプチドとリン酸化ペプチドを分離、定量した。キナーゼ反応は基質ペプチドピーク高さ(S)とリン酸化ペプチドピーク高さ(P)から計算される生成物比(P/(P+S))にて評価した。他のキナーゼとして、例えば、Abl、c−Met、b−Raf、c−Kit、およびKDRのキナーゼを用いてキナーゼ選択性実験を行った。以下の表2に各々のキナーゼ酵素阻害活性試験に使用した基質、基質濃度、ATP濃度、および陽性対照物質を示した。
【0907】
【表2】
【0908】
全ての反応コンポーネントを含むコントロールウェルの平均シグナルを0%阻害、バックグランドウェル(酵素非添加)の平均シグナルを100%阻害とし、各被験物質試験ウェルの平均シグナルから阻害率を計算した。その結果、3μMの濃度における本発明化合物の各キナーゼに対する阻害率は以下の表3に示すとおりであった。
【0909】
【表3】
【0910】
この結果から、本発明化合物は、TrkA以外の他のキナーゼ、例えば、Abl、c−Met、b−Raf、c−Kit、およびKDRのキナーゼに対する阻害は弱く、TrkAに対して強く阻害することが分かった。言い換えると、本発明化合物は、薬理実施例1の結果からTrkA阻害に対するIC50が0.5μM以下と非常に強力であり、一方で、薬理実施例2の結果からTrkA以外の上記のキナーゼについては、3μMの濃度における化合物であっても0%〜約30%程度しか阻害しない。したがって、本発明化合物はTrkA阻害に対する選択性が高く、優れたキナーゼ選択性を有することが分かった。
【0911】
薬理実験例3:ヒトTrkA発現細胞を用いたTrkAキナーゼ阻害活性の測定
細胞系でのTrkAキナーゼに対する阻害活性について、ヒトTrkA、及びNFAT−blaを発現させたCHO−K1細胞(CellSenserTM TrkA−NFAT−bla CHO−K1細胞、Invitrogen社)を用いて実施した。
【0912】
アッセイの前日、CellSenserTM TrkA−NFAT−bla CHO−K1細胞をアッセイ培地(0.5%透析処理済みウシ胎児血清(Invitrogen社)、0.1mM nonessential amino acids(Invitrogen社)、1mM sodium pyruvate(Invitrogen社)、及び抗生物質(100U/mL penicillin、及び100μg/mL streptomycin(Invitrogen社))を含むOpti−MEM1 Reduced Serum Medium(Invitrogen社))に懸濁し、2.4×10細胞/40μL/ウェルの密度で、96ウェルクリアボトムプレート(Corning、品番:3882)に播種した。また、一部のウェルにはアッセイ培地のみを40μL/ウェル添加した(セルフリー)。アッセイ当日、96ウェルプレート(Costar社、品番:3363)に10mMの本発明化合物(DMSO溶液)を分注後、DMSOで段階希釈し、3倍公比の希釈系列を調製した。その希釈系列をアッセイ培地で100倍希釈し、10倍濃度の本発明化合物溶液(DMSO濃度1%)を調製した。細胞を播種したプレートに本発明化合物を5μL/ウェル添加し、5%CO、95%Air、37℃のCOインキュベーター内で30分間インキュベーションした。対照及びブランクは、本発明化合物溶液の代わりに1%DMSOを含むアッセイ培地を5μL/ウェル添加した。その後、プレートにNGF(マウス2.5s、天然型、Invitrogen社)を含むアッセイ培地を5μL/ウェル添加(NGFの終濃度:50ng/ml)し、5%CO、95%Air、37℃のCOインキュベーター内で5時間インキュベーションした。ブランク群には、NGFの代わりにアッセイ培地を5μL/ウェル添加した。プレートにレポーターアッセイ検出用試薬を10μL/ウェル添加した後、遮光下、室温で120分間、インキュベーションした。なお、レポーターアッセイ検出用試薬はLiveBLAzerTM−FRET B/G Loading Kit(Invitrogen社)で調製した。Analyst GT(モレキュラーデバイスジャパン株式会社)を用いて、405nmの励起光を各ウェルに掃射し、460nmおよび530nmの蛍光強度を測定した。各ウェルの時間分解蛍光共鳴エネルギー転移(TR−FRET)比は下記の数式2を用いて算出した。
【0913】
【数2】
【0914】
460X:本発明化合物、対照あるいはブランクの460nmの蛍光強度
460F:セルフリーの460nmの蛍光強度
530X:本発明化合物、対照あるいはブランクの530nmの蛍光強度
530F:セルフリーの530nmの蛍光強度
本発明化合物のTR−FRET阻害率(%)は、下記の数式3を用いて算出した。
【0915】
【数3】
【0916】
:本発明化合物添加時のTR−FRET比
:ブランクのTR−FRET比
:対照のTR−FRET比
本発明化合物のIC50値は、本発明化合物の各濃度における阻害率に基づく阻害曲線から算出した。
【0917】
その結果、本発明化合物のIC50値は0.5μM以下であり、本発明化合物はTrkA阻害活性を有することが分かった。例えば、いくつかの本発明化合物のIC50値は、下記の表4に示したとおりであった。
【0918】
【表4】
【0919】
薬理実験例4:ラットNGF惹起血管透過性亢進に対する抑制作用(in vivo試験)
本発明化合物のin vivoにおけるTrkAに対する阻害活性を評価した。背部を毛剃りした雄性CD(SD)IGSラット(7〜9週齢、日本チャールス・リバー社)に媒体に溶解させた本発明化合物を経口投与した(投与容量:5mL/kg)。対照群及び正常群には媒体を経口投与した(投与容量:5mL/kg)。投与6もしくは12時間後、ハロタン麻酔下において、0.1%BSA(シグマ−アルドリッチ社)含有生理食塩液を用いて調製した3μg/mLのNGF(マウス2.5s、天然型、Invitrogen社)溶液を、背部の3カ所に皮内投与(投与容量;50μL/site)した。正常群には0.1%BSA含有生理食塩液を、背部の3カ所に皮内投与(投与容量;50μL/site)した。皮内投与直後に生理食塩液で溶解させた1%エバンスブルー(東京化成株式会社)を尾静脈内投与した(投与容量:3mL/kg)。投与10分後、腹部大動脈を切断し、放血致死させた。背部皮膚の皮内投与部位(3カ所)を切り取り、その皮膚サンプルを48ウェルプレート(旭硝子社)の各ウェルに1サンプルずつ移した。プレートにホルムアミドを0.8mL/ウェルずつ加え、蓋をした後、60℃で一晩、インキュベーションした。200μLのホルムアミドの抽出液を96ウェルプレートに移し、ホルムアミド中に抽出されたエバンスブルーの吸光度(波長:620nm)を吸光マイクロプレートリーダー(SpectraMAX190、モレキュラーデバイスジャパン株式会社)を用いて測定した。同時に、ホルムアミドに溶解させたエバンスブルーの標品(0、0.78、1.56、3.13、6.25、12.5、25、および50μg/mL)の吸光度(波長:620nm)を測定し、検量線を作成した。その検量線と各サンプルの吸光度から、各サンプルのエバンスブルー濃度を算出した。同一個体から採取した3カ所の皮膚サンプルのエバンスブルー濃度の平均値を算出し、その個体の値とした。本発明化合物のラットNGF惹起血管透過性亢進抑制率は以下の数式4を用いて算出した。
【0920】
【数4】
【0921】
:被験化合物のエバンスブルー濃度(同一個体の3サンプルの平均値)
:正常群のエバンスブルー濃度(同一個体の3サンプルの平均値)
:対照群のエバンスブルー濃度(同一個体の3サンプルの平均値)
その結果、本発明化合物(3mg/kg;投与6時間後)のラットNGF惹起血管透過性亢進抑制率はおよそ70%であった。
【0922】
例えば、いくつかの本発明化合物の(1mg/kg;投与12時間後)のラットNGF惹起血管透過性亢進抑制率は以下の表5に示すとおりであり、本発明化合物はTrk阻害活性に基づくin vivo活性が強い化合物で、持続的な活性を有する化合物であることが分かった。
【0923】
一方で、特許文献3記載の実施例42のラットNGF惹起血管透過性亢進抑制率は21%(1mg/kg;投与12時間後)であり、Trk阻害活性に基づくin vivo活性について非常に弱い化合物であることが分かった。
【0924】
【表5】
【0925】
[製剤例]
製剤例1
以下の各成分を常法により混合した後打錠して、一錠中に10mgの活性成分を含有する錠剤1万錠を得た。
・1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア …… 100g
・カルボキシメチルセルロースカルシウム(崩壊剤) …… 20g
・ステアリン酸マグネシウム(潤滑剤) …… 10g
・微結晶セルロース …… 870g
製剤例2
以下の各成分を常法により混合した後、除塵フィルターでろ過し、5mlずつアンプルに充填し、オートクレーブで加熱滅菌して、1アンプル中20mgの活性成分を含有するアンプル1万本を得た。
・1−(2−{4−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−1,3−チアゾール−5−イル]フェノキシ}−5−ピリミジニル)−3−[2−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]ウレア
…… 200g
・マンニトール …… 20g
・蒸留水 …… 50L
【産業上の利用可能性】
【0926】
本発明の化合物は、Trk阻害活性を有し、Trkが関与する疾患、例えば、疼痛、掻痒症、下部尿路障害、喘息、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、またはシャーガス病などの疾患の予防および/または治療に有効である。