(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6162883
(24)【登録日】2017年6月23日
(45)【発行日】2017年7月12日
(54)【発明の名称】数値制御工作機械
(51)【国際特許分類】
B23Q 1/01 20060101AFI20170703BHJP
B23Q 1/62 20060101ALI20170703BHJP
【FI】
B23Q1/01 W
B23Q1/62 C
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-510615(P2016-510615)
(86)(22)【出願日】2014年4月23日
(65)【公表番号】特表2016-516601(P2016-516601A)
(43)【公表日】2016年6月9日
(86)【国際出願番号】KR2014003528
(87)【国際公開番号】WO2014178559
(87)【国際公開日】20141106
【審査請求日】2015年10月23日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0050013
(32)【優先日】2013年5月3日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515295854
【氏名又は名称】ミン,ビョン ドク
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】ミン,ビョン ドク
【審査官】
青山 純
(56)【参考文献】
【文献】
特開2006−021271(JP,A)
【文献】
特開2005−262375(JP,A)
【文献】
特開2000−079528(JP,A)
【文献】
特開昭60−009137(JP,A)
【文献】
特開2006−255859(JP,A)
【文献】
特開2001−30130(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2010/0119319(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23Q 1/00 − 1/76
WPI
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体に第1ポスト部材が左右側方向にスライディング可能に設置される数値制御工作機械において、
前記本体に、第1ポスト部材のスライディング方向に長くそれぞれ設置されて互いに平行に離隔され、前記第1ポスト部材の一の側とそれぞれ結合されて第1ポスト部材のスライディングをガイドする第1、2水平レールと、
前記第1、2水平レールの間にて、前記第1、2水平レールの駆動中心部を結ぶ線分の中心の位置に、第1ポスト部材のスライディング方向に長く設置されて前記第1ポスト部材に結合され、第1ポスト部材をスライディングさせる第1駆動スクリューと、
前記本体に、第1ポスト部材のスライディング方向に長く設置され、前記第1、2水平レールの駆動中心部を互いに連結する線分についての中心を通る垂線の上に位置して前記第1ポスト部材の他の側と結合され、第1ポスト部材のスライディングをガイドする第3水平レールと、を含み、
前記第1、3水平レールの駆動中心部を互いに連結する線分の長さと、第2、3水平レールの駆動中心部を互いに連結する線分の長さとは同じであることを特徴とする数値制御工作機械。
【請求項2】
前記第1ポスト部材に上下方向にスライディング可能に設置される第2ポスト部材と、
前記第2ポスト部材に上下方向に長く設置され、前記第1ポスト部材の3地点と結合されて第1ポスト部材に対して前記第2ポスト部材の昇降をガイドする第1、2、3垂直レールと、を更に含む請求項1に記載の数値制御工作機械。
【請求項3】
前記第1、2垂直レールは前記第2ポスト部材の両側部に互いに対向して設置され、前記第3垂直レールは第2ポスト部材の前面部に設置されることを特徴とする請求項2に記載の数値制御工作機械。
【請求項4】
前記第2ポスト部材の後方の中心には、前記第2ポスト部材の背面部とねじ結合されて第2ポスト部材を上下方向にスライディングする第2駆動スクリューと、第2駆動スクリューを駆動する第2駆動モータとで構成される、第2駆動部が垂直に長く設置され、前記第3垂直レールと第2駆動スクリューは、前記第2ポスト部材を中心に、反対側に平行に配置されることを特徴とする請求項3に記載の数値制御工作機械。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は数値制御工作機械に関するものであり、より詳しくは、被加工物を加工するための加工部材の精密な位置制御が可能な数値制御工作機械に関するものである。
【背景技術】
【0002】
数値制御工作機械とは数値制御装置を使用して運転する工作機械であって、NC工作機械ともいう。数値制御装置は機械に動作を指令する計算機指令器具、機械が果たして指令に従って動いているのか否かを検出する器具、及び目標値と検出値を比較し互いに異なる場合にはそれに応じて訂正動作が自動的に行われる器具などで構成される。
【0003】
工作図面から工作物の模様・寸法、加工条件としての加工順序・切削速度及び切削工具などの種類や大きさなどを特殊な数字の記号に翻訳し、この記号を制御装置に入力すると工作機械に指令が下されて切削工具がその指令通りに作動して自動的に切削する。
【0004】
多重の部品を製造するために製作されたものであって、ミリングマシンによるカム切削やボーリングマシンで穴を開ける位置の自動位置決定などに応用される。現在は旋盤などにも数値制御式が採択されて一般化されている。半導体技術とコンピュータの発展でNC工作機械内にコンピュータを内装したNC工作機械をCNC工作機械という。
【0005】
従来のCNC工作機械の例が特許文献1、特許文献2に開示されている。
【0006】
特許文献1のCNC旋盤によると、被加工材を加工するための主軸スピンドル束が上下左右に移動するように形成されることで被加工材を加工するチャックの位置が自動的に決定される。この際、主軸スピンドル束を左右方向に移動するための一対のガイドが左右方向に長く設置されるが、2つのガイドは上下に離隔設置される。一対のガイドには主軸スピンドル束の背面部がスライディング可能に結合される。
【0007】
このような構造を有する先行文献1のCNC旋盤によると、主軸スピンドル束の背面部のみがガイドによって支持されて前面部は支持されないため、主軸スピンドル束が左右にスライディングされる過程で荷重が前に傾いてスライディングが円滑に行われず、結果的にチャックの正確な位置制御が難しい。
【0008】
特許文献2のCNC工作機械によると、3つの駆動部が上下にスライディングするように形成されることで工作物を加工するカッターの位置が自動的に決定される。この際、3つの駆動部を上下にスライディングするための一対のガイドがポスト部材の前面に上下方向に長く設置される。2つのガイドは上下に離隔設置される。一対のガイドに3つの駆動部を支持するスライディング部材の背面部がスライディング可能に結合される。
【0009】
このような構造を有する特許文献2のCNC工作機械によると、特許文献1と同じくスライディング部材の背面部のみがガイドによって支持されて前面部は支持されない。よって、スライディング部材が上下にスライディングされる過程で荷重が前に傾いてスライディングが円滑に行われず、結果的にカッターの正確な位置制御が難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】大韓民国特許公報第1996−0013171号
【特許文献2】大韓民国特許公報第2009−0032675号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の目的は上述したような従来の問題点を解消するために案出されたものであって、加工部材の位置を制御するためにスライディングされるポスト部材の荷重が一方に傾くことを防止することでポスト部材のスライディングが円滑に行われ、加工部材を正しい位置に正確に位置することができる数値制御工作機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の数値制御工作機械は、本体に左右側方向にスライディング可能に設置される第1ポスト部材と、本体に左右方向に長く設置されて第1ポスト部材の背面部の2地点及び前面部の1地点とそれぞれ結合されて第1ポスト部材のスライディングをガイドする第1、2、3水平レールと、を含む。
【0013】
第1、2水平レールは第1ポスト部材の後方に上下に離隔されて設置され、第3水平レールは第1ポスト部材の前方に設置される。
【0014】
第3水平レールの設置高さは第1、2水平レールの高さの間に位置する。
【0015】
第1、2水平レールの間には第1ポスト部材をスライディングするために第1駆動モータと第1駆動スクリューで構成される第1駆動部が配置されるが、第1駆動スクリューは第1、2水平レールの駆動中心部を結ぶ線分の中心に位置し、第3水平レールは第1、2水平レールの駆動中心部を結ぶ線分の中心に垂直な線の上に位置する。
【0016】
第1、3水平レールの駆動中心部を互いに連結する線分と第2、3水平レールの駆動中心部を互いに連結する線分の長さは同じである。
【0017】
本発明の数値制御工作機械は、第1ポスト部材に上下方向にスライディング可能に設置される第2ポスト部材と、第2ポスト部材に上下方向に長く設置され、第1ポスト部材の3地点と結合されて第1ポスト部材に対する第2ポスト部材の昇降をガイドする第1、2、3垂直レールと、を更に含む。
【0018】
第1、2垂直レールは第2ポスト部材の両側部に互いに対向に設置され、第3垂直レールは第2ポスト部材の前面部に設置される。
【0019】
第2ポスト部材の後方の中心には第2ポスト部材の背面部とねじ結合されて第2ポスト部材を上下方向にスライディングする第2駆動スクリューと第2駆動スクリューを駆動する第2駆動モータで構成される第2駆動部が垂直に長く設置され、前記第3垂直レールと第2駆動スクリューは前記第2ポスト部材を中心に反対側に平行に配置される。
【発明の効果】
【0020】
本発明の数値制御工作機械によると、以下のような効果がある。
【0021】
第一に、左右側方向にスライディングされる第1ポスト部材の背面部の2地点と前面部の1地点が第1、2、3水平レールによってスライディング可能に支持されることで、第1ポスト部材の荷重が第2水平レールによって支持されて第1、2水平レールの誤差によって発生し得る第1ポスト部材の荷重による位置変位を最小化する。
【0022】
特に、第1駆動スクリューが第1、2水平レールの駆動中心部を連結する線分の中心に位置し、第3水平レールが第1、2水平レールの高さの間に位置するが、第1、2水平レールを連結する線分の中心から垂直な線の上に位置することで、第1駆動スクリューが回転する際に第3水平レールによって発生し得る力の不均衡を抑制するため、第1ポスト部材が安定的にスライディングされる。それを介し、被加工物を加工するための加工部材の精密な位置制御が可能になる。
【0023】
第二に、第1ポスト部材に3地点と第2ポスト部材に具備される第1、2、3垂直レールがスライディング可能に結合されることで、第2ポスト部材の位置に応じて第2ポスト部材の左右の動きによって発生する第2ポスト部材の左右前後方向の揺れの誤差を最小化するため、第2ポスト部材が垂直方向に安定的で正確にスライディングされる。
【0024】
特に、第3垂直レールが第2ポスト部材を中心に第2駆動スクリューの反対側に平行に配置されると、第2駆動スクリューが回転する際に第2垂直レールによって第1、2垂直レールによって発生し得る力の不均衡を抑制するため第2ポスト部材が安定的で円滑にスライディングされる。それを介し、被加工物を加工するための加工部材の精密な位置制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本発明の好ましい実施例による数値制御工作機械を示す斜視図である。
【
図2】第1ポスト部材が上部本体に設置されている様子を示す拡大斜視図である。
【
図3】第1ポスト部材と水平レール、そして第1駆動スクリューの関係を示す図である。
【
図4】第1、2、3水平レールと第1駆動スクリューとの配置関係を示す図である。
【
図5】第2ポスト部材が第1ポスト部材に設置されている様子を示す拡大斜視図である。
【
図6】第2ポスト部材と垂直レール、そして第2駆動スクリューの関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の好ましい実施例による数値制御工作機械を添付した図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明の好ましい実施例による数値制御工作機械を示す斜視図である。
【0028】
本発明による数値制御工作機械は、下部本体10、上部本体20、第1ポスト部材30、第1駆動部40、第2ポスト部材50、第2駆動部60及び作業台70を含む。
【0029】
下部本体10は上面が平らな面に形成され、上面に作業台70がレール(図示せず)に沿ってスライディング可能に設置される。
【0030】
上部本体20は、下部本体10の上面に設置されて第1ポスト部材30、第1駆動部40、第2ポスト部材50及び第2駆動部60を支持する。上部本体20は、前後に離隔設置されて前記構成要素を支持する一対の支持台21、22で構成される。前方に位置する前方支持台21の高さは後方に位置する後方支持台22の高さより低く形成される。前方支持台21と後方支持台22は間隔を置いて設置され、その間に第1ポスト部材30が左右側方向にスライディング可能に設置される。
【0031】
第1ポスト部材30は、上部本体20に左右側方向にスライディング可能に設置され、その背面部の2地点と前面部の1地点に上部本体20に設けられた第1、2、3水平レール80、81、82にそれぞれスライディング可能に結合される。
【0032】
第1駆動部40は、上部本体20を構成する2つの支持台21、22のうち後方支持台22の前面部に設置され、駆動時に第1ポスト部材30を側方向に位置移動する。第1駆動部40は、第1駆動モータ41と、第1駆動モータ41に軸結合され、その外側に第1ポスト部材30の背面部に設けられた後述する第1結合部33がねじ結合される第1駆動スクリュー42を含む。
【0033】
第2ポスト部材50は、第1ポスト部材30に上下垂直方向にスライディング可能に設置され、その下端に被加工物を加工するための加工部材(図示せず)が装着される。
【0034】
第2駆動部60は第1ポスト部材30の背面部に設置され、駆動時に第2ポスト部材50を垂直方向に位置移動する。
【0035】
作業台70は下部本体10の上面に設置され、その上面に被加工物が置かれて加工されるものであって、第3駆動部(図示せず)によって前後方向にスライディング可能に設置される。
【0036】
図2は第1ポスト部材が上部本体に設置されている様子を示す拡大斜視図であり、
図3は第1ポスト部材と水平レール、そして第1駆動スクリューの関係を示す図であり、
図4は第1、2、3水平レールと第1駆動スクリューとの配置関係を示す図である。
【0037】
上部本体20を構成する2つの支持台21、22に、第1ポスト部材30のスライディングをガイドする第1、2、3水平レール80、81、82が、左右方向に長く設置される。上述したように、後方支持台22の上面の高さは前方支持台21の上面の高さより高く形成される。
【0038】
第1水平レール80は後方支持台22の上面に設置され、その上面が上を向いている。第2水平レール81は、後方支持台22の前面に第1水平レール80と距離を置いて設置され、その上面が前方を向いている。第2水平レール81は第2水平レール80に比べ前に突出された位置に形成される。第3水平レール82は前方支持台21の上面に設置され、その上面が上向いている。
【0039】
第1ポスト部材30の背面部の2地点と前面部の1地点には、各水平レール80、81、82とそれぞれスライディング可能に噛み合うスライディング部31がそれぞれ具備される。
【0040】
第3水平レール82とそれに噛み合うスライディング部31は、第1ポスト部材30の前面部に傾く荷重を支持することで、第1ポスト部材30の安定的な位置を確保する。
【0041】
第1駆動スクリュー42の設置位置は、第1水平レール80の駆動中心部と第2水平レール81の駆動中心部とを連結する仮想の線分L1の中心に位置する。そして、第3水平レール82の位置は、第1、2水平レール80、81の高さの間に位置するが、第1、2水平レール80、81を連結する線分L1の中心と垂直を成す線の上に位置することが好ましい。そして、第1、3水平レール80、82の駆動中心部を連結する仮想の線分L2と、第2、3水平レール81、82の駆動中心部と、を連結する仮想の線分L3は、同じ高さに形成されることが好ましい。よって、水平レール80、81、82の駆動中心部を連結する線L1、L2、L3によって形成される三角形は二等辺三角形を形成する。これは、第1駆動スクリュー42が回転する際に第3水平レール82によって発生するモーメントのために、第1、2水平レール80、81に伝達される力の不均衡を解消して安定的にスライディングされるようにするためである。これを介し、被加工物を加工するための加工部材の精密な位置制御が可能になる。
【0042】
第1駆動スクリュー42は第1駆動モータ41に軸結合され、その外側に第1ポスト部材30の背面部に設けられた第1結合部32がねじ結合される。よって、第1駆動モータ41を駆動すると第1駆動スクリュー42が回転する際に、第1ポスト部材30は回転が防止された状態で側方向にスライディングされる。
【0043】
図5は第2ポスト部材が第1ポスト部材に設置されている様子を示す拡大斜視図であり、
図6は第2ポスト部材と垂直レール、そして第2駆動スクリューの関係を示す図である。
【0044】
第1ポスト部材30には第2ポスト部材50が上下に貫通設置されるように設置空間が設けられる。設置空間の内側には後述する第1、2、3垂直レール90、91、92とそれぞれスライディング可能に噛み合う複数個のスライディングガイド33が設置される。
【0045】
第2ポスト部材50は平面から見ると中空であり、背面部が平面状に形成され、前面部及び両側部が曲面に形成される。
【0046】
第2ポスト部材50の両側部と前面部には、第2ポスト部材50が垂直方向にスライディングされるようにガイドする垂直レール90、91、92がそれぞれ上下方向に長く設置される。
【0047】
第1、2垂直レール90、91は、第2ポスト部材50の両側部に互いに対向に設置される。これは、第1ポスト部材30の水平方向の動きによって発生する第2ポスト部材50の垂直高さの変化による左右揺れを防止するためである。
【0048】
第3垂直レール92は第2ポスト部材50の前面部の中心に設置される。これは、第2ポスト部材50が垂直方向にスライディングする際に発生する第2ポスト部材50の重心の変化による前後揺れを防止するためである。
【0049】
第2駆動部60は第2ポスト部材50の後方の中心に設置される。このような第2駆動部60は第2駆動モータ61と、第2駆動モータ61に軸結合されてその外側に第2ポスト部材50の背面部に設けられた第2結合部51がねじ結合される第2駆動スクリュー62を含む。この際、第2駆動スクリュー62は第2ポスト部材50の方向の中心に位置し、第3垂直レール92は第2ポスト部材50の前面部の中央に位置し、第3垂直レール92と第2駆動スクリュー62は第2ポスト部材50を中心に反対側に平行に配置される。
【0050】
このように、第3垂直レール92が第2駆動スクリュー62と反対側に平行に配置されると、第2駆動スクリュー62が回転する際に第3垂直レール92によって発生するモーメントのために第1、2垂直レール90、91に伝達される力の不均衡を解消するため、第2ポスト部材50が安定的で円滑にスライディングされる。それを介し、被加工物を加工するための加工部材の精密な位置制御が可能になる。
【0051】
これまで本発明の数値制御工作機械を好ましい実施例に基づいて説明したが、本発明が特定実施例に限定されることはなく、該当分野の通常の知識を有する者が特許請求の範囲に記載された範疇内で自由に変更してもよい。
【符号の説明】
【0052】
10:下部本体 20:上部本体
21:前方支持台 22:後方支持台
30:第1ポスト部材 31:スライディング部
32:第1結合部 32:スライディングガイド
40:第1駆動部 41:第2駆動モータ
42:第1駆動スクリュー 50:第2ポスト部材
51:第2結合部 60:第2駆動部
61:第2駆動モータ 63:第2駆動スクリュー
70:作業台 80:第1水平レール
81:第2水平レール 82:第3水平レール
90:第1垂直レール 91:第2垂直レール
92:第3垂直レール